JP2017129630A - 表示装置、表示方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイと利用者との距離に応じて、ディスプレイの大きさに相応しい適切な視野角で表示制御する表示装置、表示方法およびプログラムを提供する。【解決手段】表示装置100は、タッチパネル110と、画像を表示する画像表示部120と、画像表示部120が表示する画像の視野角を変更する視野角変更部130と、タッチパネル110と対象物との間の距離を測定する近接センサ140と、表示装置100内のメモリ等にあらかじめ記憶されているサイズ情報が示す画像表示部120のサイズに基づいて閾値を取得し、取得した閾値と近接センサ140が測定した距離とに基づいて、視野角変更部130へ視野角の変更を指示する制御部150とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像の表示を行う表示装置、表示方法およびプログラムに関する。
近年、タッチパネル技術の向上により、利用者が公共の場所でタッチパネルを操作する機会が増加している。利用者がタッチパネルを操作して情報を入力している際、周囲の人にその操作内容を見られてしまい、プライバシーが守られない状況がある。例えば、タッチパネルに表示された地図情報に基づいて入力した行き先や、タッチパネルに表示されたショッピングサイトに入力した購入希望商品、公共の手続きで入力したマイナンバー等の個人情報が他人に覗き見されてしまうおそれがある。
このような状況への対策として、タッチパネルに視野角の狭いLCD(Liquid Crystal Display)パネルを使用することが挙げられる。しかしながら、このような視野角の狭いLCDパネルは、広告や案内など広い視野角で多くの人に情報を提供する場合に適していない。
また、他の対策として、視野角を電気的に制御できる液晶ディスプレイの利用が挙げられる。例えば、電圧をかけることで液晶分子の配向を制御することができるベールビュー液晶の利用が考えられる。このような液晶ディスプレイは、通常は一般的な液晶ディスプレイと同様、広い視野角で表示できるが、必要に応じて、光をパネルの正面方向にのみに透過させ、左右方向への光を遮断することができる。つまり、利用者の操作で、視野角を、通常の広視野角モードと視野角の狭い狭視野角モードとのいずれか一方から他方へ切り替えることができる。狭視野角モードが設定された状態で液晶パネルの横側から画面を覗くと、画面が暗くて見えない状態となっている。しかしながら、表示される画像に応じてその都度、視野角を切り替えるための操作を行うことは利用者にとって手間がかかってしまい、また視野角を切り替えるための操作を忘れてしまうおそれがある。
また、表示されるコンテンツに応じて自動的に視野角を切り替える技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、コンテンツに視野角決定情報を関連付ける必要があり、コンテンツ作成に手間がかかってしまう。また、タッチパネル操作が行われない場合でも、コンテンツによっては視野角が制御されて狭くなり、地図や案内表示など広い視野角で多くの人に情報を提供することができなくなってしまう。
そこで、表示装置からあらかじめ設定された距離(以下、視野角変更閾値と称する)内に観察者がいることを検出した場合、視野角を狭い表示を行う技術が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2008−052058号公報 特開2004−286978号公報
一般的に大きなサイズのディスプレイに情報が表示される場合、その情報は、小さなサイズのディスプレイに表示される場合よりも大きく表示される。そのため、ディスプレイと利用者との距離が、小さなサイズのディスプレイにて設定された視野角変更閾値になったときに視野角を狭くしても、それまでに、利用者が操作しようとしている対象の情報が予想されてしまい、覗き見されたものと同じ結果となってしまうおそれがある。つまり、ディスプレイの大きさに応じた適切な視野角の制御を行うことができないという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する表示システム、表示装置、表示方法およびプログラムを提供することである。
本発明の表示装置は、
タッチパネルと、
画像を表示する画像表示部と、
前記画像表示部が表示する画像の視野角を変更する視野角変更部と、
前記タッチパネルと対象物との間の距離を測定する近接センサと、
あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像表示部のサイズに基づいて閾値を取得し、該取得した閾値と前記近接センサが測定した距離とに基づいて、前記視野角変更部へ視野角の変更を指示する制御部とを有する。
また、本発明の表示装置は、
タッチパネルと、
画像を表示する画像表示部と、
前記画像表示部が表示する画像の視野角を変更する視野角変更部と、
前記タッチパネルへの対象物の近接を検出する近接センサと、
あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像表示部のサイズに基づいて感度情報を取得し、該取得した感度情報が示す感度を前記近接センサが前記近接を検出するための感度として前記近接センサに設定し、前記感度が設定された近接センサが前記タッチパネルへの前記対象物の近接を検出したか否かに応じて、前記視野角変更部へ視野角の変更を指示する制御部とを有する。
また、本発明の表示方法は、
画像を表示する処理と、
あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像を表示するディスプレイのサイズに応じた閾値を取得する処理と、
タッチパネルと対象物との間の距離を測定する処理と、
前記取得した閾値と、前記測定した距離とに基づいて、前記表示する画像の視野角を変更する処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
画像を表示する手順と、
あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像を表示するディスプレイのサイズに応じた閾値を取得する処理と、
タッチパネルと対象物との間の距離を測定する手順と、
前記取得した閾値と、前記測定した距離とに基づいて、前記表示する画像の視野角を変更する手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、ディスプレイの大きさに応じた適切な視野角の制御を行うことができる。
本発明の表示装置の第1の実施の形態を示す図である。 利用者が表示装置を操作するときの様子の一例を示す図である。 利用者が表示装置のタッチパネルに指を近づけたときの様子の一例を示す図である。 図1に示した表示装置における表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の表示装置の外観の一例を示す図である。 本発明の表示装置の第2の実施の形態を示す図である。 図6に示した記憶装置にあらかじめ記憶された画像を表示する画像表示部のサイズと、距離の閾値との対応付けの一例を示す図である。 図6に示した表示装置における表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の表示装置の第3の実施の形態を示す図である。 利用者が表示装置を操作するときの様子の一例を示す図である。 利用者が表示装置の近接センサ内蔵タッチパネルに指を近づけたときの様子の一例を示す図である。 図9に示した表示装置における表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の表示装置の第4の実施の形態を示す図である。 利用者が表示装置を操作するときの様子の一例を示す図である。 利用者が表示装置のタッチパネルに指を近づけたときの様子の一例を示す図である。 図13に示した表示装置における表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。 あらかじめ記憶された画像を表示する画像表示部のサイズと、近接センサに設定する感度との対応付けの一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の表示装置の第1の実施の形態を示す図である。
本形態における表示装置100は図1に示すように、タッチパネル110と、画像表示部120と、視野角変更部130と、近接センサ140と、制御部150と、画像処理部160と、位置検出部170とを有する。
タッチパネル110は、指やペン等の対象物の接触や近接を検知し、その結果を位置検出部170へ出力する。タッチパネル110は、一般的なタッチパネルであっても良い。
画像表示部120は、画像処理部160から出力されてきた画像を表示するディスプレイである。
視野角変更部130は、制御部150からの指示に基づいて、画像表示部120が表示する画像の視野角を変更する。ここで、画像の視野角は、画像表示部120が表示する画像を、利用者が認識することができる画像表示部120の前面方向の範囲である。例えば、画像の視野角は、画像表示部120からの広がり(角度)の範囲であっても良い。
近接センサ140は、タッチパネル110と対象物との間の距離を測定し、測定した距離を示す距離情報を制御部150へ出力する。近接センサ140は、赤外線または超音波を用いたものであっても良い。また、近接センサ140は、タッチパネル110の周囲に設けられている。
制御部150は、表示装置100内のメモリ等にあらかじめ記憶されているディスプレイ情報であるEDID(Extended Display Identification Data)などに格納された画像表示部120のサイズ情報を取得する。制御部150は、取得した画像表示部120のサイズ情報が示す画像表示部120のサイズに基づいて、所定の演算を用いて閾値を算出して取得する。このとき、制御部150は、画像表示部120のサイズ情報が示す画像表示部120のサイズが大きければ大きいほど、閾値が大きな値になるような演算を用いる。制御部150は、取得した閾値と、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離とに基づいて、視野角変更部130へ視野角の変更を指示する。このとき、制御部150は、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値よりも短い場合、視野角変更部130へ視野角を狭いものへ変更するように指示する。
画像処理部160は、表示装置100と接続されたコンピュータ200から送信されてきた画像信号に対して所定の画像処理を行い、画像処理を行った画像(画像信号)を画像表示部120へ出力する。この画像処理は、一般的なものであっても良い。
位置検出部170は、タッチパネル110から出力されてきた検知結果に基づいて、指やペン等の対象物の接触・近接が行われたタッチパネル110上の位置を検出する。この位置検出は、一般的なものであっても良い。
表示装置100と接続されたコンピュータ200は、一般的なPC(Personal Computer)であっても良く、画像を表示させる信号を出力するものであれば良い。
図2は、利用者が表示装置100を操作するときの様子の一例を示す図である。図2に示すように、表示装置100に具備されたタッチパネル110と、画像表示部120と、視野角変更部130とが、画像表示部120が表示する画像を閲覧する利用者A側からタッチパネル110、視野角変更部130、画像表示部120の順で積層されている。図2に示した2本の一点鎖線の間の範囲が視野角となる。また、近接センサ140が、タッチパネル110と利用者Aとの間の距離を測定する。また、破線で示した閾値が表示装置100に設定されている。この閾値は、表示装置100が、図1に示した制御部150が取得した、タッチパネルからの距離である。図2に示した状態では、タッチパネル110から利用者Aまでの距離が閾値よりも遠いため、近接センサ140が測定するタッチパネル110と対象物との距離が閾値よりも長い距離となる。そのため、視野角変更部130が制御される視野角が一点鎖線の間の範囲となり、利用者Aのほか、周囲の人までもが画像表示部120が表示する画像を閲覧可能となる。
図3は、利用者が表示装置100のタッチパネル110に指を近づけたときの様子の一例を示す図である。図3に示すように、利用者Aが表示装置100のタッチパネル110に指を近づけると、タッチパネル110から対象物である利用者Aの指までの距離が閾値よりも短くなり、近接センサ140が測定するタッチパネル110と対象物との距離が閾値よりも短い距離となる。そのため、視野角変更部130が制御される視野角が狭くなり、一点鎖線の間の範囲となり、利用者Aのみが画像表示部120が表示する画像を閲覧可能となる。つまり、この状態では、周囲の人は、画像表示部120が表示する画像を閲覧(認識)することはできない。
以下に、図1に示した表示装置100における表示方法について説明する。図4は、図1に示した表示装置100における表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、画像処理部160から出力されてきた画像信号に基づいて、画像表示部120が画像を表示する(ステップS1)。制御部150は、画像表示部120のサイズ情報を取得し、取得したサイズ情報が示すサイズに基づいて閾値を算出して取得する(ステップS2)。続いて、近接センサ140がタッチパネル110と対象物との間の距離の測定を開始する(ステップS3)。近接センサ140は、測定した距離を示す距離情報を制御部150へ随時出力する。すると、制御部150は、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値よりも短いかどうかを判定する(ステップS4)。
制御部150が、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値よりも短くはないと判定した場合、再度、ステップS4の処理が行われる。一方、制御部150が、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値よりも短いと判定した場合、制御部150は、視野角変更部130へ視野角を狭いものへ変更するように指示する(ステップS5)。
その後、引き続き、近接センサ140がタッチパネル110と対象物との間の距離の測定を継続する(ステップS6)。近接センサ140は、測定した距離を示す距離情報を制御部150へ随時出力する。すると、制御部150は、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値以上かどうかを判定する(ステップS7)。
制御部150が、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値以上ではないと判定した場合、再度、ステップS7の処理が行われる。一方、制御部150が、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値以上であると判定した場合、制御部150は、視野角変更部130へ視野角を元へ戻す(視野角を広くする)ように指示する(ステップS8)。
このように、タッチパネル110から指等の対象物までの間の距離に応じて、視野角を変更することで、利用者の周囲にいる人がタッチパネル操作を予想することができず、利用者のプライバシーを守ることができる。また、画像表示部120のサイズが大きいほど、表示画面上のタッチ操作部も大きくなり、周囲の人からタッチパネル操作範囲を予想されるおそれがあるが、制御部150が画像表示部120のサイズに応じた閾値を設定することで、これを避けることができる。
図5は、本発明の表示装置の外観の一例を示す図である。図5に示した表示装置101のように、複数の近接センサ141−1〜141−4それぞれをタッチパネル110の4辺の近傍に具備させても良い。近接センサ141−1〜141−4で測定された距離を示す距離情報は制御部(不図示)へ出力され、それぞれの距離情報が示す距離のうち対象物との距離が最も短い距離を制御部が検出値として判定する。そうすることで、タッチパネル画面上のボタンが画面上のいかなる場所に表示されても、指等の対象物とタッチパネルとの間の適切な距離を検出し、視野角制限をかけることができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の表示装置の第2の実施の形態を示す図である。
本形態における表示装置102は図6に示すように、外部に記憶装置300が接続されている。記憶装置300は、画像を表示する画像表示部のサイズと、距離の閾値との対応付けをあらかじめ記憶する。記憶装置300は、表示装置102と接続されたハードディスク装置や、メモリであっても良いし、記憶された情報が表示装置102から読み取り可能なフロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、Blu−ray(登録商標) Discなどの移設可能な記録媒体であっても良い。
図7は、図6に示した記憶装置300にあらかじめ記憶された画像を表示する画像表示部のサイズと、距離の閾値との対応付けの一例を示す図である。図6に示した記憶装置300には図7に示すように、ディスプレイサイズと閾値とが対応付けられて記憶されている。ディスプレイサイズは、様々な表示装置に具備された画像を表示する画像表示部(ディスプレイ)のサイズである。図7においては、一般的な画面の大きさを示すときに使用されている対角線の長さ「インチ」で示す。閾値は、距離の閾値である。この閾値は、表示装置102の操作を行う利用者のタッチパネル操作が予測できない、タッチパネルと操作者との間の最短の距離としてあらかじめ算出されているものである。また、この対応付けは、ディスプレイサイズが大きいほど、大きな値の閾値と対応付けたものである。また、図7には、記憶装置300が3つの対応付けを記憶している例を示したが、対応付けの数やそれぞれの数値はこれに限らない。
表示装置102は、タッチパネル110と、画像表示部120と、視野角変更部130と、近接センサ140と、制御部151と、画像処理部160と、位置検出部170とを有する。
タッチパネル110、画像表示部120、視野角変更部130、近接センサ140、画像処理部160および位置検出部170は、第1の実施の形態におけるものと同じものである。
制御部151は、表示装置102内のメモリ等にあらかじめ記憶されているディスプレイ情報であるEDIDなどに格納された画像表示部120のサイズ情報を取得する。制御部151は、取得した画像表示部120のサイズ情報が示す画像表示部120のサイズに基づいて、当該サイズと対応付けられた閾値を記憶装置300から読み出す。制御部151は、記憶装置300から読み出した閾値と、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離とに基づいて、視野角変更部130へ視野角の変更を指示する。このとき、制御部151は、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、記憶装置300から読み出した閾値よりも短い場合、視野角変更部130へ視野角を狭いものへ変更するように指示する。
以下に、図6に示した表示装置102における表示方法について説明する。図8は、図6に示した表示装置102における表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、画像処理部160から出力されてきた画像信号に基づいて、画像表示部120が画像を表示する(ステップS11)。制御部151は、画像表示部120のサイズ情報を取得し、取得したサイズ情報が示すサイズと対応付けられた閾値を、記憶装置300から読み出す(ステップS12)。続いて、近接センサ140がタッチパネル110と対象物との間の距離の測定を開始する(ステップS13)。近接センサ140は、測定した距離を示す距離情報を制御部151へ随時出力する。すると、制御部151は、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、記憶装置300から読み出した閾値よりも短いかどうかを判定する(ステップS14)。
制御部151が、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、記憶装置300から読み出した閾値よりも短くはないと判定した場合、再度、ステップS14の処理が行われる。一方、制御部151が、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、記憶装置300から読み出した閾値よりも短いと判定した場合、制御部151は、視野角変更部130へ視野角を狭いものへ変更するように指示する(ステップS15)。
その後、引き続き、近接センサ140がタッチパネル110と対象物との間の距離の測定を継続する(ステップS16)。近接センサ140は、測定した距離を示す距離情報を制御部151へ随時出力する。すると、制御部151は、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、記憶装置300から読み出した閾値以上かどうかを判定する(ステップS17)。
制御部151が、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、記憶装置300から読み出した閾値以上ではないと判定した場合、再度、ステップS17の処理が行われる。一方、制御部151が、近接センサ140から出力されてきた距離情報が示す距離が、記憶装置300から読み出した閾値以上であると判定した場合、制御部151は、視野角変更部130へ視野角を元へ戻す(視野角を広くする)ように指示する(ステップS18)。
このように、タッチパネル110から指等の対象物までの間の距離に応じて、視野角を変更することで、利用者の周囲にいる人がタッチパネル操作を予想することができず、利用者のプライバシーを守ることができる。また、画像表示部120のサイズが大きいほど、表示画面上のタッチ操作部も大きくなり、周囲の人からタッチパネル操作範囲を予想されるおそれがあるが、制御部151が画像表示部120のサイズに応じた閾値を設定することで、これを避けることができる。
(第3の実施の形態)
図9は、本発明の表示装置の第3の実施の形態を示す図である。
本形態における表示装置103は図9に示すように、近接センサ内蔵タッチパネル111と、画像表示部120と、視野角変更部130と、制御部152と、画像処理部160と、位置検出部171とを有する。
画像表示部120、視野角変更部130および画像処理部160は、第1の実施の形態におけるものと同じものである。
近接センサ内蔵タッチパネル111は、図1に示したタッチパネル110と近接センサ140とが一体となったものである。また。近接センサ内蔵タッチパネル111は、静電容量の変化または電界の変化を検出して、近接センサ内蔵タッチパネル111と対象物との間の距離を測定し、測定した距離を示す距離情報を、位置検出部171を介して制御部152へ出力する。
制御部152は、表示装置103内のメモリ等にあらかじめ記憶されているディスプレイ情報であるEDIDなどに格納された画像表示部120のサイズ情報を取得する。制御部152は、取得した画像表示部120のサイズ情報が示す画像表示部120のサイズに基づいて、所定の演算を用いて閾値を算出して取得する。このとき、制御部152は、画像表示部120のサイズ情報が示す画像表示部120のサイズが大きければ大きいほど、閾値が大きな値になるような演算を用いる。制御部152は、取得した閾値と、近接センサ内蔵タッチパネル111から位置検出部171を介して出力されてきた距離情報が示す距離とに基づいて、視野角変更部130へ視野角の変更を指示する。このとき、制御部152は、近接センサ内蔵タッチパネル111から位置検出部171を介して出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値よりも短い場合、視野角変更部130へ視野角を狭いものへ変更するように指示する。
位置検出部171は、近接センサ内蔵タッチパネル111から出力されてきた検知結果に基づいて、指やペン等の対象物の接触・近接が行われた近接センサ内蔵タッチパネル111上の位置を検出する。この位置検出は、一般的なものであっても良い。また、位置検出部171は、近接センサ内蔵タッチパネル111から出力されてきた距離情報を制御部152へ出力する。
図10は、利用者が表示装置103を操作するときの様子の一例を示す図である。図10に示すように、表示装置103に具備された近接センサ内蔵タッチパネル111と、画像表示部120と、視野角変更部130とが、画像表示部120が表示する画像を閲覧する利用者A側から近接センサ内蔵タッチパネル111、視野角変更部130、画像表示部120の順で積層されている。図10に示した2本の一点鎖線の間の範囲が視野角となる。また、近接センサ内蔵タッチパネル111が、近接センサ内蔵タッチパネル111と利用者Aとの間の距離を測定する。また、破線で示した閾値が表示装置103に設定されている。この閾値は、表示装置103が、図9に示した制御部152が取得した、近接センサ内蔵タッチパネル111からの距離である。図10に示した状態では、近接センサ内蔵タッチパネル111から利用者Aまでの距離が閾値よりも遠いため、近接センサ内蔵タッチパネル111が測定する近接センサ内蔵タッチパネル111と対象物との距離が閾値よりも長い距離となる。そのため、視野角変更部130が制御される視野角が一点鎖線の間の範囲となり、利用者Aのほか、周囲の人までもが画像表示部120が表示する画像を閲覧可能となる。
図11は、利用者が表示装置103の近接センサ内蔵タッチパネル111に指を近づけたときの様子の一例を示す図である。図11に示すように、利用者Aが表示装置103の近接センサ内蔵タッチパネル111に指を近づけると、近接センサ内蔵タッチパネル111から対象物である利用者Aの指までの距離が閾値よりも短くなり、近接センサ内蔵タッチパネル111が測定する近接センサ内蔵タッチパネル111と対象物との距離が閾値よりも短い距離となる。そのため、視野角変更部130が制御される視野角が狭くなり、一点鎖線の間の範囲となり、利用者Aのみが画像表示部120が表示する画像を閲覧可能となる。つまり、この状態では、周囲の人は、画像表示部120が表示する画像を閲覧(認識)することはできない。
以下に、図9に示した表示装置103における表示方法について説明する。図12は、図9に示した表示装置103における表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、画像処理部160から出力されてきた画像信号に基づいて、画像表示部120が画像を表示する(ステップS21)。制御部152は、画像表示部120のサイズ情報を取得し、取得したサイズ情報が示すサイズに基づいて閾値を算出して取得する(ステップS22)。続いて、近接センサ内蔵タッチパネル111が近接センサ内蔵タッチパネル111と対象物との間の距離の測定を開始する(ステップS23)。近接センサ内蔵タッチパネル111は、測定した距離を示す距離情報を、位置検出部171を介して制御部152へ随時出力する。すると、制御部152は、近接センサ内蔵タッチパネル111から位置検出部171を介して出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値よりも短いかどうかを判定する(ステップS24)。
制御部152が、近接センサ内蔵タッチパネル111から位置検出部171を介して出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値よりも短くはないと判定した場合、再度、ステップS24の処理が行われる。一方、制御部152が、近接センサ内蔵タッチパネル111から位置検出部171を介して出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値よりも短いと判定した場合、制御部152は、視野角変更部130へ視野角を狭いものへ変更するように指示する(ステップS25)。
その後、引き続き、近接センサ内蔵タッチパネル111が近接センサ内蔵タッチパネル111と対象物との間の距離の測定を継続する(ステップS26)。近接センサ内蔵タッチパネル111は、測定した距離を示す距離情報を、位置検出部171を介して制御部152へ随時出力する。すると、制御部152は、近接センサ内蔵タッチパネル111から位置検出部171を介して出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値以上かどうかを判定する(ステップS27)。
制御部152が、近接センサ内蔵タッチパネル111から位置検出部171を介して出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値以上ではないと判定した場合、再度、ステップS27の処理が行われる。一方、制御部152が、近接センサ内蔵タッチパネル111から位置検出部171を介して出力されてきた距離情報が示す距離が、取得した閾値以上であると判定した場合、制御部152は、視野角変更部130へ視野角を元へ戻す(視野角を広くする)ように指示する(ステップS28)。
このように、近接センサ内蔵タッチパネル111から指等の対象物までの間の距離に応じて、視野角を変更することで、利用者の周囲にいる人がタッチパネル操作を予想することができず、利用者のプライバシーを守ることができる。また、画像表示部120のサイズが大きいほど、表示画面上のタッチ操作部も大きくなり、周囲の人からタッチパネル操作範囲を予想されるおそれがあるが、制御部152が画像表示部120のサイズに応じた閾値を設定することで、これを避けることができる。
(第4の実施の形態)
図13は、本発明の表示装置の第4の実施の形態を示す図である。
本形態における表示装置104は図13に示すように、タッチパネル110と、画像表示部120と、視野角変更部130と、近接センサ142と、制御部153と、画像処理部160と、位置検出部170とを有する。
タッチパネル110、画像表示部120、視野角変更部130、画像処理部160および位置検出部170は、第1の実施の形態におけるものと同じものである。
近接センサ142は、タッチパネル110への対象物の近接を検出する。近接センサ142は、タッチパネル110への対象物の近接を検出したか否かを制御部153へ通知する。なお、近接センサ142は、感度を変更可能なセンサである。つまり、近接センサ142は、感度を弱いものに設定されると、対象物がタッチパネル110の近い位置に存在するときにその対象物を検出する。一方、近接センサ142は、感度を強いものに設定されると、対象物がタッチパネル110から遠い位置に存在するときであってもその対象物を検出する。近接センサ142は、赤外線または超音波を用いたものであっても良い。また、近接センサ142は、タッチパネル110の周囲に設けられている。
制御部153は、表示装置104内のメモリ等にあらかじめ記憶されているディスプレイ情報であるEDIDなどに格納された画像表示部120のサイズ情報を取得する。制御部153は、取得した画像表示部120のサイズ情報が示す画像表示部120のサイズに基づいて、所定の演算を用いて感度を算出して取得する。このとき、制御部153は、画像表示部120のサイズ情報が示す画像表示部120のサイズが大きければ大きいほど、感度が強い値になるような演算を用いる。制御部153は、取得した感度を近接センサ142に設定する。制御部153は、近接センサ142からの、タッチパネル110への対象物の近接を検出したか否かを示す通知に基づいて、視野角変更部130へ視野角の変更を指示する。このとき、制御部153は、タッチパネル110への対象物の近接を検出したという通知を近接センサ142から受けると、視野角変更部130へ視野角を狭いものへ変更するように指示する。一方、制御部153は、タッチパネル110への対象物の近接を検出しなくなったという通知を近接センサ142から受けると、視野角変更部130へ視野角を元に戻す(広いものへ変更する)ように指示する。
表示装置100と接続されたコンピュータ200は、一般的なPCであっても良く、画像を表示させる信号を出力するものであれば良い。
図14は、利用者が表示装置104を操作するときの様子の一例を示す図である。図14に示すように、表示装置104に具備されたタッチパネル110と、画像表示部120と、視野角変更部130とが、画像表示部120が表示する画像を閲覧する利用者A側からタッチパネル110、視野角変更部130、画像表示部120の順で積層されている。図14に示した2本の一点鎖線の間の範囲が視野角となる。また、近接センサ142が、タッチパネル110への利用者Aの近接を検出する。また、画像表示部120のサイズに応じた感度が近接センサ142に設定されており、感度に応じたタッチパネル110からの距離となる位置を破線で示す。図14に示した状態では、タッチパネル110から利用者Aまでの距離が閾値よりも遠いため、近接センサ142が利用者Aの近接を検出できない。そのため、視野角変更部130が制御される視野角が一点鎖線の間の範囲となり、利用者Aのほか、周囲の人までもが画像表示部120が表示する画像を閲覧可能となる。
図15は、利用者が表示装置104のタッチパネル110に指を近づけたときの様子の一例を示す図である。図15に示すように、利用者Aが表示装置104のタッチパネル110に指を近づけると、タッチパネル110から対象物である利用者Aの指までの距離が閾値よりも短くなり、近接センサ140が利用者Aの近接を検出する。そのため、視野角変更部130が制御される視野角が狭くなり、一点鎖線の間の範囲となり、利用者Aのみが画像表示部120が表示する画像を閲覧可能となる。つまり、この状態では、周囲の人は、画像表示部120が表示する画像を閲覧(認識)することはできない。
以下に、図13に示した表示装置104における表示方法について説明する。図16は、図13に示した表示装置104における表示方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、画像処理部160から出力されてきた画像信号に基づいて、画像表示部120が画像を表示する(ステップS31)。制御部153は、画像表示部120のサイズ情報を取得し、取得したサイズ情報が示すサイズに基づいて感度を算出して取得する(ステップS32)。制御部153は、取得した感度を近接センサ142に設定する(ステップS33)。その後、感度が設定された近接センサ142は、タッチパネル110への指やペン等の対象物の近接を検出したかどうかを判定する(ステップS34)。近接センサ142は、判定した結果を制御部153へ通知する。
近接センサ142から通知されてきた判定結果が、対象物を検出していないことを示すものである場合、再度、ステップS34の処理が行われる。一方、近接センサ142から通知されてきた判定結果が、対象物を検出したことを示すものである場合、制御部153は、視野角変更部130へ視野角を狭いものへ変更するように指示する(ステップS35)。
その後、引き続き、近接センサ142は、タッチパネル110への指やペン等の対象物の近接を検出したかどうかを判定する(ステップS36)。近接センサ142は、判定した結果を制御部153へ通知する。
近接センサ142から通知されてきた判定結果が、対象物を検出したことを示すものである場合、再度、ステップS36の処理が行われる。一方、近接センサ142から通知されてきた判定結果が、対象物を検出しなくなったことを示すものである場合、制御部153は、視野角変更部130へ視野角を元に戻す(広いものへ変更する)するように指示する(ステップS37)。
このように、近接センサ142がタッチパネル110への対象物の近接を検出したか否かに応じて、視野角を変更することで、利用者の周囲にいる人がタッチパネル操作を予想することができず、利用者のプライバシーを守ることができる。また、画像表示部120のサイズが大きいほど、表示画面上のタッチ操作部も大きくなり、周囲の人からタッチパネル操作範囲を予想されるおそれがあるが、制御部153が画像表示部120のサイズに応じた近接センサ142の検出感度を設定することで、これを避けることができる。
また、ディスプレイのサイズと、感度を示す感度情報とをあらかじめ対応付けて記憶しておき、その対応付けを用いるものであっても良い。図17は、あらかじめ記憶された画像を表示する画像表示部のサイズと、近接センサに設定する感度との対応付けの一例を示す図である。この対応付けは、例えば、図6に示したような記憶装置300に記憶されているものであっても良い。ディスプレイサイズは、様々な表示装置に具備された画像を表示する画像表示部(ディスプレイ)のサイズである。図17においては、一般的な画面の大きさを示すときに使用されている対角線の長さ「インチ」で示す。感度は近接センサの感度である。図17においては、感度を「A」、「B」および「C」で表しているが、実際の感度の強弱を表す数値が記憶されているもので良い。図17の例では、感度の強弱はA<B<Cである。この感度は、表示装置104の操作を行う利用者のタッチパネル操作が予測できない、タッチパネルと操作者との間の最短の距離で近接センサ142が対象物の近接を検出する感度としてあらかじめ算出されているものである。また、この対応付けは、ディスプレイサイズが大きいほど、強い感度と対応付けたものである。また、図17には、3つの対応付けが記憶されている例を示したが、対応付けの数やそれぞれの数値はこれに限らない。
本発明の表示装置は、以上のようにタッチパネルと近接センサとを有する視野角可変型の表示装置であって、対象物とタッチパネルとの間の距離に基づいて視野角を制御する視野角制御手段を備えている。したがって、本発明の表示装置によれば、近接センサが、利用者がタッチパネル操作のためにタッチパネルに近づけた指を検出し、視野角制御手段がタッチパネル操作時に画像表示部の視野角を自動的に狭くすることで、利用者の手を煩わせることなく周囲の人からタッチパネル操作を覗き見されることを防止し、プライバシーを守ることができる。さらに、ディスプレイの大きさに応じて視野角を制御する閾値を変更することで、ディスプレイの大きさに応じた適切な視野角の制御を行うことができる。
上述した表示装置100〜104それぞれに設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を表示装置100〜104それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを表示装置100〜104それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。表示装置100〜104それぞれにて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、Blu−ray Discなどの移設可能な記録媒体の他、表示装置100〜104それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disc Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、表示装置100〜104それぞれに設けられた制御部やCPU(Central Processing Unit)にて読み込まれ、制御部やCPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、制御部やCPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)タッチパネルと、
画像を表示する画像表示部と、
前記画像表示部が表示する画像の視野角を変更する視野角変更部と、
前記タッチパネルと対象物との間の距離を測定する近接センサと、
あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像表示部のサイズに基づいて閾値を取得し、該取得した閾値と前記近接センサが測定した距離とに基づいて、前記視野角変更部へ視野角の変更を指示する制御部とを有する表示装置。
(付記2)前記制御部は、前記近接センサが測定した距離が前記閾値よりも短い場合、前記視野角変更部へ前記視野角を狭いものへ変更するように指示する、付記1に記載の表示システム。
(付記3)前記制御部は、前記画像表示部のサイズに基づいて、所定の演算を用いて前記閾値を算出して取得する、付記1または付記2に記載の表示装置。
(付記4)前記制御部は、前記画像表示部のサイズと前記閾値との対応付けを記憶する記憶装置から、前記画像表示部のサイズに基づいて前記閾値を読み出して取得する、付記1または付記2に記載の表示装置。
(付記5)前記近接センサは、赤外線または超音波を用いたものである、付記1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
(付記6)前記タッチパネルと前記近接センサとが一体となった構成であり、静電容量の変化または電界の変化を検出して前記距離を測定する、付記1から4のいずれか1項に記載の表示装置。
(付記7)タッチパネルと、
画像を表示する画像表示部と、
前記画像表示部が表示する画像の視野角を変更する視野角変更部と、
前記タッチパネルへの対象物の近接を検出する近接センサと、
あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像表示部のサイズに基づいて感度情報を取得し、該取得した感度情報が示す感度を前記近接センサが前記近接を検出するための感度として前記近接センサに設定し、前記感度が設定された近接センサが前記タッチパネルへの前記対象物の近接を検出したか否かに応じて、前記視野角変更部へ視野角の変更を指示する制御部とを有する表示装置。
(付記8)画像を表示する処理と、
あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像を表示するディスプレイのサイズに応じた閾値を取得する処理と、
タッチパネルと対象物との間の距離を測定する処理と、
前記取得した閾値と、前記測定した距離とに基づいて、前記表示する画像の視野角を変更する処理とを行う表示方法。
(付記9)コンピュータに、
画像を表示する手順と、
あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像を表示するディスプレイのサイズに応じた閾値を取得する処理と、
タッチパネルと対象物との間の距離を測定する手順と、
前記取得した閾値と、前記測定した距離とに基づいて、前記表示する画像の視野角を変更する手順とを実行させるためのプログラム。
100,101,102,103,104 表示装置
110 タッチパネル
111 近接センサ内蔵タッチパネル
120 画像表示部
130 視野角変更部
140,141−1〜141−4,142 近接センサ
150,151,152,153 制御部
160 画像処理部
170,171 位置検出部
200 コンピュータ
300 記憶装置

Claims (9)

  1. タッチパネルと、
    画像を表示する画像表示部と、
    前記画像表示部が表示する画像の視野角を変更する視野角変更部と、
    前記タッチパネルと対象物との間の距離を測定する近接センサと、
    あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像表示部のサイズに基づいて閾値を取得し、該取得した閾値と前記近接センサが測定した距離とに基づいて、前記視野角変更部へ視野角の変更を指示する制御部とを有する表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示システムにおいて、
    前記制御部は、前記近接センサが測定した距離が前記閾値よりも短い場合、前記視野角変更部へ前記視野角を狭いものへ変更するように指示する表示システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
    前記制御部は、前記画像表示部のサイズに基づいて、所定の演算を用いて前記閾値を算出して取得する表示装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の表示装置において、
    前記制御部は、前記画像表示部のサイズと前記閾値との対応付けを記憶する記憶装置から、前記画像表示部のサイズに基づいて前記閾値を読み出して取得する表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記近接センサは、赤外線または超音波を用いたものである表示装置。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記タッチパネルと前記近接センサとが一体となった構成であり、静電容量の変化または電界の変化を検出して前記距離を測定する表示装置。
  7. タッチパネルと、
    画像を表示する画像表示部と、
    前記画像表示部が表示する画像の視野角を変更する視野角変更部と、
    前記タッチパネルへの対象物の近接を検出する近接センサと、
    あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像表示部のサイズに基づいて感度情報を取得し、該取得した感度情報が示す感度を前記近接センサが前記近接を検出するための感度として前記近接センサに設定し、前記感度が設定された近接センサが前記タッチパネルへの前記対象物の近接を検出したか否かに応じて、前記視野角変更部へ視野角の変更を指示する制御部とを有する表示装置。
  8. 画像を表示する処理と、
    あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像を表示するディスプレイのサイズに応じた閾値を取得する処理と、
    タッチパネルと対象物との間の距離を測定する処理と、
    前記取得した閾値と、前記測定した距離とに基づいて、前記表示する画像の視野角を変更する処理とを行う表示方法。
  9. コンピュータに、
    画像を表示する手順と、
    あらかじめ記憶されているサイズ情報が示す前記画像を表示するディスプレイのサイズに応じた閾値を取得する処理と、
    タッチパネルと対象物との間の距離を測定する手順と、
    前記取得した閾値と、前記測定した距離とに基づいて、前記表示する画像の視野角を変更する手順とを実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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