JP2017129515A - 加速度処理方法、加速度処理装置及び加速度処理プログラム - Google Patents

加速度処理方法、加速度処理装置及び加速度処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】3軸加速度センサを用いて加速度を一層精度よく検知する。【解決手段】加速度処理装置10は、車両12に取り付けられる3軸加速度センサ22を有し、ノイズ除去部44により、3軸加速度センサ22から取得した信号値Sを、所定の時定数の一時遅れフィルタに通して一時遅れ値Lを算出及び記憶する。また、加速度処理装置10は、定常成分除去部46において今回の一時遅れ値Lと、所定時間前の一時遅れ値Lbeforeとに基づき今回の変動値Fnを算出し、さらに合成値算出部48により今回の変動値Fnから加速度合成値Aを算出する。【選択図】図2

Description

本発明は、3軸加速度センサにより移動体の加速度を検知する加速度処理方法、加速度処理装置及び加速度処理プログラムに関する。
車両の走行時には、障害物の発見や進入、他の車両の割込等により、止むを得ず急減速する(急ブレーキをかける)場合がある。この際、車両の後を走行する他の車両は、急減速が直ちに伝達されてこの急減速を認識できれば、前の車両との衝突を回避し易くなる。
そのため、従来から車両の急減速を検知する様々な技術が開発されている。例えば、特許文献1には、車輪の回転変化率に基づき急減速を判定する第1の急減速判定手段と、ブレーキ操作情報に基づき急減速を判定する第2の急減速判定手段とを併用した装置が提案されている。
国際公開第2013/057837号パンフレット
ところで、車両の急減速を検知する技術としては、3軸加速度センサを車両に取り付け、この3軸加速度センサが検出する加速度を利用することも考えられる。しかしながら、3軸加速度センサの取付状態によっては、姿勢や位置がずれたり、車両が走行する道路の勾配が変化したりしたとき等に、加速度のゼロ点の変化や信号の処理波形が歪む等の不都合が生じる可能性がある。この場合は、急減速を精度よく検出することができなくなるという問題が発生する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、3軸加速度センサを用いても、加速度を一層精度よく検知することができる加速度処理方法、加速度処理装置及び加速度処理プログラムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る加速度処理方法は、移動体に取り付けられた3軸加速度センサの3軸それぞれの信号値を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された前記信号値を、所定の時定数の一時遅れフィルタに通して一時遅れ値を算出及び記憶する一時遅れステップと、前記一時遅れステップが算出した今回の一時遅れ値と、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値とに基づき、今回の変動値を算出する変動値算出ステップと、前記変動値算出ステップが算出した前記今回の変動値から加速度合成値を算出する加速度合成ステップと、を備えることを特徴とする。
上記によれば、加速度処理方法では、変動値算出ステップにおいて、今回の一時遅れ値と、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値とに基づき、今回の変動値を算出することで、3軸加速度センサが検出した加速度を良好に加工処理することができる。すなわち、3軸加速度センサの姿勢や位置がずれる、車両が走行する道路の勾配が変化する等の原因により、急減速時の一時遅れ値(信号値)に含まれる定常成分が変化したとしても、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値を用いて処理することで、その定常成分を除去することが可能となる。その結果、処理した加速度合成値が実際の加速度に充分に近似することになり、加速度を一層精度よく検知することができる。
この場合、加速度処理方法は、前記加速度合成値に基づいて前記移動体の急減速の発生を判定する急減速判定ステップを備えることが好ましい。
このように、加速度処理方法は、急減速判定ステップを備えることで、移動体にかかる加速度を高精度に検知した情報を用いて、急減速の発生を判定することができ、急減速の報知等を良好に行うことができる。
また、前記変動値算出ステップでは、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値を用いて前記今回の一時遅れ値に含まれる定常成分値を算出し、前記今回の一時遅れ値から前記定常成分値を減算して前記今回の変動値を算出するとよい。
このように、加速度処理方法では、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値を用いて定常成分値を算出することで、一時遅れ値(信号値)に含まれる定常成分を容易に除去することができる。
さらに、前記信号値及び前記一時遅れ値は、前記移動体から急減速を受けることにより立ち上がるものであり、前記変動値算出ステップでは、前記一時遅れ値が立ち上がるよりも前に算出された一時遅れ値を使用して、前記定常成分値を算出するとよい。
このように一時遅れ値が立ち上がるよりも前に算出された一時遅れ値を使用することで、急減速により一時遅れ値が立ち上がった後の値を使用することがなくなり、3軸加速度センサにかかる定常成分値をより確実に除去することが可能となる。
また、前記の目的を達成するために、本発明に係る加速度処理装置は、移動体に取り付けられる3軸加速度センサと、前記3軸加速度センサの3軸それぞれの信号値を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記信号値を、所定の時定数の一時遅れフィルタに通して一時遅れ値を算出及び記憶する一時遅れ手段と、前記一時遅れ手段が算出した今回の一時遅れ値と、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値とに基づき、今回の変動値を算出する変動値算出手段と、前記変動値算出手段が算出した前記今回の変動値から加速度合成値を算出する加速度合成算出手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、前記加速度処理装置は、前記加速度合成値に基づいて、前記移動体の急減速の発生を判定する急減速判定手段を備えることが好ましい。
またさらに、前記変動値算出手段は、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値を用いて前記今回の一時遅れ値に含まれる定常成分値を算出し、前記今回の一時遅れ値から前記定常成分値を減算して前記今回の変動値を算出するとよい。
さらにまた、前記信号値及び前記一時遅れ値は、前記移動体から急減速を受けることにより立ち上がるものであり、前記変動値算出手段は、前記一時遅れ値が立ち上がるよりも前に算出された一時遅れ値を使用して、前記定常成分値を算出するとよい。
さらに、前記の目的を達成するために、本発明に係る加速度処理プログラムは、移動体に取り付けられる3軸加速度センサを有する加速度処理装置に、前記3軸加速度センサの3軸それぞれの信号値を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された前記信号値を、所定の時定数の一時遅れフィルタに通して一時遅れ値を算出及び記憶する一時遅れステップと、前記一時遅れステップが算出した今回の一時遅れ値と、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値とに基づき、今回の変動値を算出する変動値算出ステップと、前記変動値算出ステップが算出した前記今回の変動値から加速度合成値を算出する加速度合成ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、加速度処理方法、加速度処理装置及び加速度処理プログラムは、3軸加速度センサを用いて加速度を一層精度よく検知することができる。
本発明の一実施形態に係る情報通信装置を搭載した車両が急減速を行った状態を概略的に示す説明図である。 図2Aは、情報通信装置の構成を示すブロック図であり、図2Bは、図2Aの算出部の内部機能部を示すブロック図である。 図3Aは、挙動情報取得部が取得する3軸の信号値について時間と加速度の関係で示すグラフであり、図3Bは、ノイズ除去部が算出する3軸の一時遅れ値について時間と加速度の関係で示すグラフである。 図4Aは、定常成分除去部において一時遅れ値の処理内容を説明するためのグラフであり、図4Bは、定常成分除去部が算出する3軸の変動値について時間と加速度の関係で示すグラフである。 本実施形態に係る加速度処理方法の処理フローを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る加速度処理方法、加速度処理装置及び加速度処理プログラムについて好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る加速度処理装置10は、図1に示すように、ユーザが運転する車両12(移動体:以下、自車12aともいう)に取り付けられ、自車12aで生じたイベント情報IFを自車12aの外部に送信する装置として構成されている。よって以下では、加速度処理装置10を情報通信装置10ともいう。イベント情報IFは、自車12aの近くを走行する他の車両12(移動体:以下、他車12b、12cという)に受信されて安全運転に役立てられる。
情報通信装置10が送信するイベント情報IFは、特に限定されないが、例えば、急減速(急ブレーキ)の作動、急加速(急発進)の作動、車両12の旋回方向(左右ウィンカのON情報)、車両12のカメラが検出する障害物の情報等があげられる。特に、情報通信装置10は、自車12aに生じた急減速を検知し、その急減速情報SBを自車12aに後続する他車12b、12cに迅速に送信するように構成されている。これにより、急減速に基づく車両12同士の衝突を低減することが可能となる。
上記の機能を実現するため、情報通信装置10は、車両12に取付可能な筐体14を有し、車内の所定箇所(例えば、グローブボックスの内部)に取り付けられる。情報通信装置10の筐体14内には、センサ群16、制御部18(制御回路)及び無線通信モジュール20が設けられている。
センサ群16は、車両12のイベント情報IFを取得するため、車両12の状態を検出する複数種類のセンサから構成されている。具体的には、図2Aに示すように、3軸加速度センサ22、GPSユニット24が含まれる。なお、センサ群16は、この他にも、速度センサや角速度センサ、地磁気センサ(共に図示せず)等を有していてもよい。センサ群16は、車両12に搭載されている各種のセンサに情報通信装置10が信号伝達可能に接続されることで、車両12のセンサを適用することもできる。
3軸加速度センサ22は、情報通信装置10にかかる複数方向(3次元)の加速度を検出する。以下の説明では、自車12aの車幅方向にかかる加速度をX軸方向の加速度、自車12aの前後方向にかかる加速度をY軸方向の加速度、自車12aの重力方向にかかる加速度をZ軸方向の加速度という(図1も参照)。3軸加速度センサ22は、3軸(X軸、Y軸及びZ軸)の加速度を信号値Sとして個別に出力する。そして、本実施形態に係る情報通信装置10は、3軸加速度センサ22の各信号値Sに基づき、自車12aの急減速の作動を検出するように構成されている。
GPSユニット24は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を検出するGPSアンテナと、GPSアンテナの検出値に基づき端末装置の現在位置を算出する算出部とを有する(共に図示せず)。また、算出部は、現在位置の変化時の微分やドップラー効果を利用して、自車12aの速度及び進行方向(ベクトル)を検出する。すなわち、GPSユニット24は、現在位置P、自車12aの速度V、自車12aの進行方向を出力可能に構成されている。なお、算出部は制御部18のプロセッサが担ってもよい。
制御部18は、ハードウェアとして図示しない入出力インタフェース、プロセッサ及びメモリを有する周知のコンピュータ(マイクロコントローラを含む)として構成されている。制御部18は、メモリに記憶されている加速度処理プログラム18a(図1参照)を読み出して実行処理することにより、加速度を検知し、急減速の情報を外部に送信する。
無線通信モジュール20は、電波によって、情報通信装置10の外部に情報を送信し、また外部から情報を受信する機能を有する。この無線通信モジュール20は、通信インフラとして設けられている基地局等の遠距離に情報通信可能、且つ自車12a内及び自車12aから所定範囲までの近距離に情報通信可能に構成されることが好ましい。
例えば遠距離無線通信のため、無線通信モジュール20は、周知の通信規格である「3G」(第3世代移動通信方式)、「4G」(第4世代移動通信方式)、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等を採用した機構を備えるとよい。また近距離無線通信のため、無線通信モジュール20は、周知の通信規格であるIEEE802.11x標準規格に準拠する通信(WiFiを含む)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、Bluetooth(登録商標)等を採用した機構を備えるとよい。図1に示すように、自車12aから後続する他車12b、12cにイベント情報IFを送信する際には、WiFi(無線LAN)を使用している。
自車12aのユーザは、車両12の走行中に前方に障害物を検出した際等に、フットブレーキ26aを強く踏む等してブレーキ機構26を作動させ、自車12aの急減速を行う。情報通信装置10は、内蔵する3軸加速度センサ22によりこの際の加速度を検出して急減速の発生を判定すると、イベント情報IF(急減速情報SB)を無線送信する。他車12b、12cの端末装置は、この急減速情報SBを自動的に受信して内部で処理することで、他車12b、12cの前方の車両が急減速した旨を、画像又は音により報知する。
図2Aに示すように、情報通信装置10の制御部18は、上記自車12aの急減速発生を判定するための機能部として、加速度検知部30、急減速判定部32(急減速判定手段)、送信制御部34を構築する。
加速度検知部30は、3軸加速度センサ22から出力される3軸(X軸、Y軸、Z軸)の信号値Sをそれぞれ受信して、情報通信装置10にかかる加速度を統合的に検知する。この加速度検知部30内には、3軸加速度センサ22の信号値Sを受信してメモリに記憶する挙動情報取得部36(取得手段)と、取得された信号値Sを適宜加工及び処理して加速度合成値A(統合した加速度)を算出する算出部40が設けられる。
算出部40は、加速度合成値Aを算出するため、図2Bに示すように、情報読出部42、ノイズ除去部44(一時遅れ手段)、定常成分除去部46(変動値算出手段)、合成値算出部48(加速度合成算出手段)及びGPS加速度除去部50を備える。情報読出部42は、ノイズ除去部44、定常成分除去部46、合成値算出部48等の指示に基づき、メモリに記憶されている信号値S、又は算出部40における算出過程の値(一時遅れ値L、変動値F)等を読み出して各構成部に提供する。また、情報読出部42は、車両12が停車状態から発進した際等の適宜のタイミングで、メモリに保持されている信号値Sや算出過程の値を消去する。
算出部40のノイズ除去部44は、3軸加速度センサ22の3軸の信号値Sに含まれるノイズ成分を除去する演算部である。すなわち、3軸加速度センサ22の3軸の信号値Sは、図3Aに示すように、種々の要因により時間軸上において小幅な振動をランダムに繰り返している。なお、図3A中において、点線で示す波形はX軸の信号値S(x)であり、実線で示す波形はY軸の信号値S(y)であり、1点鎖線で示す波形はZ軸の信号値S(z)である。この振動は、信号値S(x)、S(y)、S(z)を処理する際に、高い値(頂部)や低い値(谷部)をとることで、検出異常を生じさせる要因となる。
そのため、ノイズ除去部44は、3軸加速度センサ22の信号値Sを所定の時定数の一時遅れフィルタに通すことで、信号値Sのノイズ成分を除去する。例えば、ノイズ除去では以下の式(1)を用いて、一時遅れ値Lを得るように構成されている。
n=Ln-1×α+Sn×(1−α) …(1)
ここで、上記の式(1)のLnは、今回の一時遅れ値であり、Ln-1は、前回の一時遅れ値であり、Snは、ノイズ除去部44に今回入力(読出)された信号値である。また、αは、一時遅れフィルタの要素であり、信号値Sの取得周期T及び時定数τを用いて、以下の式(2)で算出され得る。
α=exp(−T/τ) …(2)
ノイズ除去部44は、上記の式(1)、(2)により信号値Sからノイズを除去した一時遅れ値Lを算出してメモリに記憶する。時定数τは、3軸加速度センサ22の信号値Sの取得周期Tにもよるが、例えば0.4秒があげられる。図3Aに示す信号値S(x)、S(y)、S(z)は、このノイズ除去により図3Bに示す一時遅れ値L(x)、L(y)、L(z)のように、その振幅が滑らかになる。
算出部40の定常成分除去部46は、3軸それぞれの一時遅れ値L(x)、L(y)、L(z)から定常成分を除去する演算部である。すなわち、3軸加速度センサ22が出力する3軸の信号値S(x)、S(y)、S(z)には、急減速による加速度の他に、種々の要素の加速度(主に定常成分)が含まれている。その最も大きな要素は、重力成分である。
例えば、定常成分の除去において、定常成分除去部46は、一時遅れ値Lを入力値とし、以下の式(3)、(4)を用いて一時遅れ値Lから定常成分を除去して、最終的に変動値Fを算出する。
STn=STn-1×α+Lbefore×(1−α) …(3)
n=Ln−STn …(4)
ここで、上記の式(3)のSTnは、今回の定常成分値であり、STn-1は、前回の定常成分値であり、αは、式(2)で算出される定数であり、Lbeforeは、所定時間前の一時遅れ値である。また、式(4)のFnは、今回の変動値であり、Lnは今回の一時遅れ値である。
上記の式(3)から分かるように、定常成分除去部46は、今回の定常成分値STnを算出する際に、メモリに記憶されている所定時間前の一時遅れ値Lbeforeを読み出して使用する構成となっている。所定時間前の一時遅れ値Lbeforeとは、今回の一時遅れ値Lnの1回前(前回)に算出された一時遅れ値Ln-1よりも前の時間に算出されたものであり、本実施形態では10秒前の一時遅れ値Lを用いる。この場合の一時遅れ値Lbeforeは、急減速により信号値S(一時遅れ値L)が立ち上がるよりも前に算出されたものにあたる。
以下、この所定時間前(10秒前)の一時遅れ値Lbeforeを適用する意義について説明する。自車12aが急減速を行うと、基本的には、自車12aの前方向に向かって大きな加速度が生じる。ところで、情報通信装置10は、車両12の振動や物体の接触等の影響を受けることで、車両12に対する取付箇所の位置や姿勢がずれる場合がある。このように姿勢や位置がずれた情報通信装置10の3軸加速度センサ22は、初期設定される各軸の加速度のゼロ点がずれてしまう。また車両12は、走行する道路の勾配が変化した場合等でも、同様にゼロ点をずらしてしまう。つまり、3軸加速度センサ22がX軸、Y軸、Z軸それぞれの加速度を個別に検出したとしても、他の軸方向の加速度成分も一緒に検出することになる。
例えば、急減速において車両12の前方向にかかる加速度は、情報通信装置10のY軸方向の信号値S(y)として概ね出力されるが、センサの姿勢や位置のずれにより、Y軸の信号値S(y)には初期設定と異なる定常成分がかかる。その結果、図3A及び図3Bに示すように、Y軸の一時遅れ値L(y)は、速度が不変の場合でも(加速度がかかっていなくても)、ゼロ点からずれた状態となる。また、一時遅れ値L(y)は、急減速の加速度がかかっても、定常成分の影響により加速度が比較的緩やかに上昇して、最大値付近の時間が短くなる可能性がある。
よって仮に、所定時間前の一時遅れ値Lbeforeではなく、前回の一時遅れ値Ln-1を使用して今回の定常成分値STnを算出すると、今回の定常成分値STnが大きくなるように計算がなされて、小さな変動値Fnが算出される。後述するように、急減速の発生の判定では、所定値(例えば0.6G)以上の加速度が所定時間(例えば1.4秒)以上継続したことを条件としている。このため、変動値Fnが小さくなると、急減速を検出し難くなる。
具体例として図4Aに示すように、自車12aが急ブレーキをかけた時点t0から3秒後の時点t+3の一時遅れ値Lは、急減速を検出するには充分に高い値と言える。しかしながら例えば、前回の一時遅れ値Ln-1が時点t0から2秒後の時点t+2であった場合、時点t+2の一時遅れ値Lnとの差分は小さくなる。このため、所定時間前の一時遅れ値Lbeforeに代えて前回の一時遅れ値Ln-1を用いて、式(3)により今回の定常成分値STnを求めるとその値が大きくなる。換言すれば、実際よりも大きな定常成分を含むような値を算出してしまう。その結果、図4Bの細線で示すように、最終的に算出する変動値F(y)’は、波形の最大値が小さくなり、また最大値付近の時間も短いものとなる。
そこで、本実施形態に係る定常成分除去部46は、10秒前の時点t-7の一時遅れ値Lbeforeを適用することにより、急減速がかかるよりも充分に前の一時遅れ値Lbeforeから今回(時点t+3)の定常成分値STnを算出する。この場合、今回の定常成分値STnには、急減速前の比較的安定している一時遅れ値Lが加味されることになり、所定時間前の一時遅れ値Lbeforeから実際の定常成分に近い今回の定常成分値STnを算出することができる。その結果、図4Bの実線で示すように、最終的に算出する変動値F(y)は、ゼロ点付近から急峻に立ち上がって、波形の最大値が大きくなり、また最大値付近の時間も長いものとなる。
以上のように、定常成分除去部46は、上記の式(3)、(4)により、3軸の一時遅れ値L(x)、L(y)、L(z)それぞれの定常成分を除去することで、図4Bに示すような3軸の変動値F(x)、F(y)、F(z)を算出する。詳細には、X軸の変動値F(x)及びZ軸の変動値F(z)は、10秒前の一時遅れ値Lbeforeに基づき0G付近で振動した状態を呈し、Y軸の変動値F(y)のみが、0G付近から大きな加速度(水平加速度)で突出した状態を呈する。なお、算出に使用する所定時間前の一時遅れ値Lbeforeは、10秒前に限定されないことは勿論であり、例えば、一時遅れ値Lが若干立ち上がった2秒前の値でもよい。より好適には、急減速により一時遅れ値Lが立ち上がる前のものであると、検知精度が高まる。
図2Bに戻り、算出部40の合成値算出部48は、定常成分除去部46が算出した3軸の変動値F(x)、F(y)、F(z)から加速度合成値Aを算出する。この加速度合成値Aは、上述したようにY軸の変動値F(y)のみが大きな値を示すことから、Y軸方向に大きなベクトル量を有するベクトルとして算出され得る。
また、算出部40のGPS加速度除去部50は、GPSユニット24が算出する自車12aの速度を用いて今回の定常成分値STnに、実際の急減速に基づく加速度が含まれることを防止する。例えば、GPS加速度除去部50は、GPSユニット24から提供された速度を微分することで自車12aの進行方向の加速度を補正するための補正値を算出し定常成分除去部46に送る。定常成分除去部46は、今回の定常成分値STnの算出時又は算出後に補正値に基づく演算を行い、今回の定常成分値STnを補正することで、より精度が高い変動値を算出することが可能となる。
図2Aに示すように、制御部18の急減速判定部32は、加速度検知部30が算出した加速度合成値Aに基づき、イベント情報IFとして自車12aの急減速が発生したか否かを判定する。この急減速判定部32は、急減速の判定において、加速度合成値Aの他に、GPSユニット24が算出する自車12aの速度Vを用いて総合的に判定を行う。
具体的に、急減速判定部32は、以下にあげる条件(a)〜(c)が全て成立している場合に、急減速の発生を判定している。
(a)自車12aの速度Vが50km/h以上
(b)加速度合成値Aが0.6G以上となる時間が1.4秒以上継続
(c)(b)の検出後3秒以内に速度Vが3m/s(10.8km/h)以上低下
そして、急減速判定部32は、急減速を判定すると、急減速情報SBを外部に発信する旨の指示を送信制御部34に与える。送信制御部34は、急減速判定部32の判定結果に基づき、急減速情報SBを生成し、無線通信モジュール20により急減速情報SBを外部に送信させる。急減速情報SBには、急減速が発生した情報の他に、GPSユニット24が検出した現在位置Pの情報が付加されるとよい。これにより、急減速情報SBを受け取った他車12b、12cの端末装置は、急減速の発生を地図情報上に表示することができ、ユーザは急減速の発生位置を容易に認識することが可能となる。
本実施形態に係る情報通信装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下、制御部18が行う処理フローを説明すると共に、その効果について述べていく。
情報通信装置10は、自車12aの駆動時(イグニッションON等)に起動され、センサ群16及び制御部18を動作させる。自車12aの走行中に、3軸加速度センサ22は、自車12aの挙動に伴い情報通信装置10にかかる加速度を検出し、信号値Sを所定周期毎に出力している。また、GPSユニット24は、自車12aの現在位置Pを定期的に検出し、走行中に現在位置Pに基づき自車12aの速度V及び進行方向Dを算出する。
そして自車12aの走行中には、必要に応じて自車12aのユーザがブレーキ機構26を作動させる等して、自車12aに急減速を生じさせることがある。急減速が生じた場合、3軸加速度センサ22は大きな加速度を検出する。
制御部18は、図2Aに示すように、加速度検知部30、急減速判定部32及び送信制御部34を構築し、3軸加速度センサ22の信号値Sから急減速を判定する処理(加速度処理方法)を実施している。詳細には、加速度検知部30の挙動情報取得部36は、3軸加速度センサ22から出力される3軸の信号値S(x)、S(y)、S(z)を取得して、メモリに記憶する(ステップS10:取得ステップ)。
次に、加速度検知部30の算出部40(ノイズ除去部44)は、情報読出部42を動作させて、取得した信号値S(x)、S(y)、S(z)のノイズ除去を行う(ステップS11:一時遅れステップ)。信号値S(x)、S(y)、S(z)のノイズ除去において、ノイズ除去部44は、上述した式(1)を用いて一時遅れ値L(x)、L(y)、L(z)を算出してメモリに記憶する。すなわち、図3Aに示す信号値S(x)、S(y)、S(z)の振幅がノイズ除去部44の一時遅れフィルタを通ることで、図3Bに示すような平滑化された振幅の一時遅れ値L(x)、L(y)、L(z)となる。
次に、算出部40の定常成分除去部46は、ノイズ除去部44で算出した一時遅れ値L(x)、L(y)、L(z)の定常成分除去を行う(ステップS12:変動値算出ステップ)。一時遅れ値L(x)、L(y)、L(z)の定常成分除去において、定常成分除去部46は、上述した式(3)、(4)を用いて変動値F(x)、F(y)、F(z)を算出する。この際、情報読出部42により所定時間(10秒)前の一時遅れ値Lbefore(x)、Lbefore(y)、Lbefore(z)をメモリから読み出して、変動値F(x)、F(y)、F(z)を算出するための定常成分値STnを算出する。また定常成分値STnの算出においてはGPS加速度除去部50を動作して加速度の補正を行う。この常成分除去により、例えば、図3Bに示す一時遅れ値L(x)、L(y)、L(z)は、図4Bに示すような波形の変動値F(x)、F(y)、F(z)となる。
その後、算出部40の合成値算出部48は、定常成分除去部46で算出した変動値F(x)、F(y)、F(z)に基づき、3軸の値が合成された加速度合成値Aを算出し、メモリに記憶する(ステップS13:加速度合成ステップ)。算出部40は、このステップS10〜S13までの処理を繰り返すことで、加速度(加速度合成値A)の連続的な変化を得ることができる。
また、制御部18の急減速判定部32は、算出部40により算出された加速度合成値Aと、GPSユニット24が算出した速度Vを継続的に監視して、自車12aに急減速が発生したか否かを判定する(ステップS14:急減速判定ステップ)。そして、自車12aに急減速が発生した場合(ステップS14:YES)には、ステップS15に進む。一方、自車12aに急減速が発生していない場合(ステップS14:NO)には、ステップS15を飛ばして処理フローを終了し、新たな処理フローを開始する。
ステップS15において、制御部18の送信制御部34は、急減速情報SBを生成して、無線通信モジュール20により車外に急減速情報SBを発信する。これにより、自車12aに後続する他車12b、12cは、急減速情報SBを受信して、前方の急減速への対処を容易に図ることができる。一方、自車12aの制御部18は、ステップS15後、処理フローを終了し、新たな処理フローを開始する。
以上のように、本実施形態に係る加速度処理方法、加速度処理装置10及び加速度処理プログラム18aによれば、ステップS12において、今回の一時遅れ値Lnと、所定時間前の一時遅れ値Lbeforeとに基づき今回の変動値Fnを算出する。これにより、3軸加速度センサ22の姿勢や位置がずれる、車両12が走行する道路の勾配が変化する等の原因により、急減速時の一時遅れ値L(信号値S)に含まれる定常成分が変化したとしても、その定常成分を除去することが可能となる。その結果、処理した加速度合成値Aが実際の加速度に充分に近似することになり、加速度を一層精度よく検知することができる。
さらに、処理フローでは、急減速判定ステップを備えることで、自車12aにかかる加速度を高精度に検知して急減速の発生を判定することが可能となり、急減速の報知等を良好に行うことができる。また、所定時間前の一時遅れ値Lbeforeは、急減速により立ち上がるよりも前に算出されたものであり、この一時遅れ値Lbeforeを使用することで、3軸加速度センサ22にかかる定常成分値STnをより確実に除去することが可能となる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。
10…加速度処理装置、情報通信装置 12…車両
12a…自車 12b、12c…他車
22…3軸加速度センサ 24…GPSユニット
30…加速度検知部 32…急減速判定部
34…送信制御部 36…挙動情報取得部
40…算出部 44…ノイズ除去部
46…定常成分除去部 48…合成値算出部
A…加速度合成値 F…変動値
L…一時遅れ値 S…信号値
SB…急減速情報

Claims (9)

  1. 移動体に取り付けられた3軸加速度センサの3軸それぞれの信号値を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記信号値を、所定の時定数の一時遅れフィルタに通して一時遅れ値を算出及び記憶する一時遅れステップと、
    前記一時遅れステップが算出した今回の一時遅れ値と、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値とに基づき、今回の変動値を算出する変動値算出ステップと、
    前記変動値算出ステップが算出した前記今回の変動値から加速度合成値を算出する加速度合成ステップと、を備える
    ことを特徴とする加速度処理方法。
  2. 請求項1記載の加速度処理方法において、
    前記加速度合成値に基づいて前記移動体の急減速の発生を判定する急減速判定ステップを備える
    ことを特徴とする加速度処理方法。
  3. 請求項1又は2記載の加速度処理方法において、
    前記変動値算出ステップでは、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値を用いて前記今回の一時遅れ値に含まれる定常成分値を算出し、前記今回の一時遅れ値から前記定常成分値を減算して前記今回の変動値を算出する
    ことを特徴とする加速度処理方法。
  4. 請求項3記載の加速度処理方法において、
    前記信号値及び前記一時遅れ値は、前記移動体から急減速を受けることにより立ち上がるものであり、
    前記変動値算出ステップでは、前記一時遅れ値が立ち上がるよりも前に算出された一時遅れ値を使用して、前記定常成分値を算出する
    ことを特徴とする加速度処理方法。
  5. 移動体に取り付けられる3軸加速度センサと、
    前記3軸加速度センサの3軸それぞれの信号値を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記信号値を、所定の時定数の一時遅れフィルタに通して一時遅れ値を算出及び記憶する一時遅れ手段と、
    前記一時遅れ手段が算出した今回の一時遅れ値と、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値とに基づき、今回の変動値を算出する変動値算出手段と、
    前記変動値算出手段が算出した前記今回の変動値から加速度合成値を算出する加速度合成算出手段と、を備える
    ことを特徴とする加速度処理装置。
  6. 請求項5記載の加速度処理装置において、
    前記加速度処理装置は、前記加速度合成値に基づいて、前記移動体の急減速の発生を判定する急減速判定手段を備える
    ことを特徴とする加速度処理装置。
  7. 請求項5又は6記載の加速度処理装置において、
    前記変動値算出手段は、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値を用いて前記今回の一時遅れ値に含まれる定常成分値を算出し、前記今回の一時遅れ値から前記定常成分値を減算して前記今回の変動値を算出する
    ことを特徴とする加速度処理装置。
  8. 請求項7記載の加速度処理装置において、
    前記信号値及び前記一時遅れ値は、前記移動体から急減速を受けることにより立ち上がるものであり、
    前記変動値算出手段は、前記一時遅れ値が立ち上がるよりも前に算出された一時遅れ値を使用して、前記定常成分値を算出する
    ことを特徴とする加速度処理装置。
  9. 移動体に取り付けられる3軸加速度センサを有する加速度処理装置に、
    前記3軸加速度センサの3軸それぞれの信号値を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記信号値を、所定の時定数の一時遅れフィルタに通して一時遅れ値を算出及び記憶する一時遅れステップと、
    前記一時遅れステップが算出した今回の一時遅れ値と、前回算出された一時遅れ値よりも前の一時遅れ値とに基づき、今回の変動値を算出する変動値算出ステップと、
    前記変動値算出ステップが算出した前記今回の変動値から加速度合成値を算出する加速度合成ステップと、を実行させる
    ことを特徴とする加速度処理プログラム。
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