JP2017128548A - 短鎖脂肪酸産生抑制剤 - Google Patents

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【課題】皮膚常在菌であるスタフィロコッカス属を殺菌することなく、体臭の有力な原因物質のひとつである短鎖脂肪酸の産生を持続的に抑制できる特定の化合物を含む短鎖脂肪酸産生抑制剤を提供する。【解決手段】皮膚常在菌であるスタフィロコッカス カプティス(Staphylococcus captis)またはスタフィロコッカス ワネリ(Staphylococcus warneri)を殺菌することなく、これらの皮膚常在菌が産生する体臭成分である短鎖脂肪酸、特にイソ吉草酸の産生を抑制する、メトキシ基構造を有する化合物を有効成分とする短鎖脂肪酸産生抑制剤。【選択図】なし

Description

本発明は、ヒトの体臭の不快な有効成分である短鎖脂肪酸産生抑制剤に関する。詳細には、メトキシ基構造を持つ化合物が、皮膚常在菌の一種であるスタフィロコッカス属が産生する短鎖脂肪酸の産生を、スタフィロコッカス属を殺菌することなく該当常在菌による短鎖脂肪酸の産生抑制効果に関する。
近年、清潔志向が高まりつつあり、自分や他人の体臭を気にするヒトが増える傾向がある。体臭は、腋窩部、頭部、体幹部、足指部、足裏部などの各部位から発生する複数のにおいが混じり合ったものである。これらの部位のなかでも、例えば、腋窩部及び頭部は、汗の分泌量が多い部位であるが、汗が蒸発しにくく、皮膚常在微生物が繁殖しやすい環境となっている。かかる腋窩部及び頭部では、汗中に含まれる成分が皮脂、垢などとともに皮膚常在微生物によって分解されることにより、強いにおいを発する物質が産生される。そのため、腋窩部のにおい(以下、「腋臭」という)及び頭部のにおい(以下、「頭部臭」という)は、強く、しかも他人に感知されやすい。
従来、汗臭や腋臭などの体臭や頭部臭を防止する方法としては、消臭技術やマスキング技術が主流であった。近年では、体臭の原因物質を作り出す原因菌を殺菌する殺菌技術により、体臭の発生を抑制する方法が実用化されている。(例えば、非特許文献1参照)
一方、皮膚常在菌叢を形成するスタフィロコッカス属は、汗臭や足臭の原因臭となる酢酸やイソ吉草酸などの短鎖脂肪酸産生に関与されていることが報告されているが(非特許文献1)、汗臭や足臭の原因臭となる物質を生成する一方で、外部からの病原体などの侵入を防ぐバリア機能を有しているため、体臭抑制目的で殺菌剤を用いることにより、皮膚のバリア機能を低下させ(非特許文献2)、敏感肌や乾燥肌を誘発するという問題点があった。
上記問題に鑑み、近年に至っては、皮膚常在菌を殺菌せずに体臭の発生を抑制する技術が提案されている。皮膚常在菌の代謝においては、例えば、酢酸やイソ吉草酸といった短鎖脂肪酸などの体臭の原因物質が産生する。前記技術は、皮膚常在菌の代謝酵素を阻害することにより、体臭の原因物質の産生を抑制し、体臭の発生を抑制するものである。しかしながらこれらの技術においては、消臭技術やマスキング技術は効果の程度や持続性の点において満足のいくレベルではない(特許文献1)。
特開2005−132825号公報
澤野清仁著「体臭(<総説特集>)I体臭1)」、味と匂学会誌、2000年、第7巻、第1号、p.3−10 武田克之著「皮膚防御機能の温故知新− アクネス菌、 エピデルミディス菌の常在細菌としての役割− 」、日本香粧品科学会誌、2003年、第27巻, 第1号、p.29−32
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、皮膚常在菌であるスタフィロコッカス属を殺菌することなく、体臭の有力な原因物質のひとつである短鎖脂肪酸の産生を持続的に抑制できる特定の化合物を含む短鎖脂肪酸産生抑制剤を提供することにある。
本発明者らは上記問題点を鋭意研究した結果、メトキシベンゼンや1,2−ジメトキシベンゼンが、皮膚常在菌を殺菌することなく、体臭や足臭の原因臭のひとつである短鎖脂肪酸の産生を持続的に抑制することを見出し、本発明を完成した。
第一の発明は、メトキシ基構造を有する化合物を有効成分とする短鎖脂肪酸産生抑制剤。
第二の発明は、前記短鎖脂肪酸産生抑制剤が皮膚常在菌に対して殺菌作用を示さないことを特徴とする請求項1に記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤。
第三の発明は、前記短鎖脂肪酸が、酢酸またはイソ吉草酸であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤。
第四の発明は、前記皮膚常在菌がスタフィロコッカス カプティス(Staphylococcus captis)またはスタフィロコッカス ワネリ(Staphylococcus warneri)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤。
第五の発明は、メトキシ基構造を持つ化合物がメトキシベンゼンまたは1,2−ジメトキシベンゼンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤。
第六の発明は、請求項1〜5の記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤を含有することを特徴とする化粧料、皮膚外用材、飲食品、医薬品、または医薬部外品用組成物。
本発明によれば、皮膚常在菌を殺菌することなく、皮膚常在菌が産生する体臭の有力な原因物質である短鎖脂肪酸を持続的な抑制効果に優れた短鎖脂肪酸産生抑制剤であり、本発明の皮膚常在菌を殺菌しない短鎖脂肪酸産生抑制剤を添加成分として使用することにより、体臭発生の抑制効果を有する化粧料、皮膚外用材、飲食品、医薬品、または医薬部外品用組成物から選ばれる製剤を提供することができる。
以下、本発明の短鎖脂肪酸産生抑制剤について詳細に説明する。
本発明で用いるメトキシ基構造を持つ化合物は、構造中にメトキシ基を有する化合物であり、塩基存在下においてヒドロキシル基にヨードメタンや硫酸ジメチルなどのメチル化剤を反応させることでメトキシ基構造を有する化合物を化学合成することができる。他方、天然にもメトキシ基を有する化合物は多く、ミカン科植物であるキハダの主成分であるベルベリンやパルマチン、ダイダイの主成分であるヘスペリジン、また、サトイモ科植物であるショウブの精油成分中にはアサロンやオイゲノールなどが含まれており、香料成分中にもバニリンやその誘導体やアニス酸やそのエステル誘導体が挙げられる。
本発明で用いるメトキシ基構造を持つ化合物としては、前記化合物の共通構造といえるベンゼン環にメトキシ基が結合したメトキシベンゼンならびに1,2−ジメトキシベンゼン
であればよいが、メトキシベンゼンならびに1,2−ジメトキシベンゼンに限定されるものではない。メトキシベンゼンならびに1,2−ジメトキシベンゼンは市販品(東京化成工業株式会社)を用いても、公知の方法に基づき製造したものを用いてもよい。メトキシベンゼンはアニソールとして知られアニス様の芳香を呈することが知られており、また1,2−ジメトキシベンゼンはバニラ様の芳香を呈することが知られており香料素材として使用されている。
また、メトキシ基構造を持つ化合物の短鎖脂肪酸の産生抑制効果は、皮膚常在菌の一種であるスタフィロコッカス カプティス(Staphylococcus captis)またはスタフィロコッカス ワネリ(Staphylococcus warneri)を用いた短鎖脂肪酸産生系において80%以上を有することが好ましい。
本発明の組成物は所望の剤型に応じて公知の製造技術、処方に基づき製造することができ、必要に応じて界面活性剤、油脂類、炭化水素類、ロウ類、高分子化合物、粘度調整剤、防腐剤、キレート剤、安定化剤、顔料、香料などの成分を配合することができる。
本発明の短鎖脂肪酸産生抑制剤は、皮膚化粧料、毛髪化粧料、トイレタリー製品などに配合して用いることができる。皮膚化粧料としては洗顔料、ボディシャンプーなどの身体洗浄剤、メイク製品、フェイスケア製品、ボディケア製品などを挙げることができ、毛髪化粧料としては、シャンプーなどの毛髪洗浄剤、リンス、コンディショナー、スタイリング剤などを挙げることができる。本発明の組成物の剤型としては好ましくは毛髪化粧料、皮膚化粧料であり、好ましくは毛髪洗浄剤、洗顔料、ボディシャンプーである。
本発明における短鎖脂肪酸産生抑制剤の化粧品等への配合量は特に限定されるものではないが、化粧料等の組成物中に0.001%〜10質量%、好ましくは0.01%〜5質量%、更に好ましくは0.1%〜1質量%配合するのが好ましい。
次に本発明の短鎖脂肪酸産生抑制剤について、実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではない。まず、実施例に用いた評価方法、及び評価基準を示す。
実施例1〜8及び比較例1〜4
表1及び表2に示す条件にて、表1および表2に記載の各皮膚常在菌を培養した。 短鎖脂肪酸生成抑制スコアおよび生菌数評価の結果は表1及び表2に併せて示した。
1リットルの純水に、MgSO4・7H2O 0.5g、KH2PO4 1.0g、CaCl2 1.11mg、酵母抽出物 0.1g、ペプトン 5.0g、及びグリセロール 4.0gを添加、溶解させた後、pHを7.5に調整して、基礎培地とした。
1リットルの純水に、NaCl 9.0g、乳酸 1.73g、尿素 1.07g、カザミノ酸 0.20g、NH4Cl 0.18g、クレアチニン 0.02g、及び尿酸 0.015gを添加、溶解させた後、pHを7.5に調整して、人工汗培地とした。
トリオレイン40.0重量%、オレイン酸40.0重量%、スクワレン18.5重量%、コレステロール1.5%を混合して、人工皮脂培地とした。
滅菌したガーゼに基礎培地 740ml、人工汗培地 230ml、人工皮脂培地20mlを加え測定用培地とした。 当該測定用培地に、Staphylococcus captisまたはStaphylococcus warneriを表1に記載の菌数を播
種し、エタノールで希釈したメトキシベンゼンまたは1,2−ジメトキシベンゼンを、表1の終濃度となるように測定溶媒地に添加して、35℃湿度90%条件下で72時間培養し、表1および表2の各評価を実施した。
培養後のガーゼは、基礎培地にて懸濁、希釈して培養することで生菌数を測定した。生菌数において、102ユニットオーダー以上の減少については殺菌効果を有すると判断した。
ガーゼを5L容テドラバックに保存し、Tenax TA(ゲステル株式会社)を60分間で吸引することでヘッドスペースガスを回収した。回収したヘッドスペースガスをガスクロマトグラフィーを用い、下記条件にて短鎖脂肪酸量を測定した。
<GC−MS分析条件>
機器:GC−6890(アジレントテクノロジー株式会社製)
カラム:DB−WAX 60m×0.25mm×0.25um(ジーエルサイエンス株式会社製)
検出機器:MSD−5973(アジレントテクノロジー株式会社製)
Figure 2017128548
Figure 2017128548
表1および表2の条件により各皮膚常在菌種を培養し、短鎖脂肪酸生成抑制スコアおよび生菌数を測定したところ、表1に記載の実施例は、表2に記載の各比較例に対し、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
本発明の短鎖脂肪酸抑制剤は、化粧料、皮膚外用材、飲食品、医薬品、または医薬部外品用組成物として使用することができる。

Claims (6)

  1. メトキシ基構造を有する化合物を有効成分とする短鎖脂肪酸産生抑制剤。
  2. 前記短鎖脂肪酸産生抑制剤が皮膚常在菌に対して殺菌作用を示さないことを特徴とする請求項1に記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤。
  3. 前記短鎖脂肪酸が、酢酸またはイソ吉草酸であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤。
  4. 前記皮膚常在菌がスタフィロコッカス カプティス(Staphylococcus captis)またはスタフィロコッカス ワネリ(Staphylococcus warneri)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤。
  5. メトキシ基構造を持つ化合物がメトキシベンゼンまたは1,2−ジメトキシベンゼンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤。
  6. 請求項1〜5の記載の短鎖脂肪酸産生抑制剤を含有することを特徴とする化粧料、皮膚外用材、飲食品、医薬品、または医薬部外品用組成物。
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