JP2017127166A - フィードバック制御回路 - Google Patents
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Abstract
Description
商用電源からの交流電圧を整流する整流回路と、前記整流された電圧をオンオフ動作することで電圧値を調整するスイッチング回路と、フライバック方式のトランスを備えた絶縁型のスイッチング電源装置において、前記トランス二次側の電流値を前記トランス一次側にフィードバック制御信号として伝送するためのフィードバック制御回路であって、
前記フィードバック制御回路は、前記スイッチング電源装置の負荷への実際の電流値を検出する検出手段と、前記負荷への適正な電流値と同等の基準電流を生成する基準電源手段と、該基準電源手段による基準電流値と前記検出手段で検出された電流値を比較する比較手段と、該比較手段によって比較された結果をトランス一次側へ伝送するためのフォトカプラ−と、を備え、
前記検出手段による電流は、前記比較手段に入力される第1アナログ信号であって、
前記基準電源手段による基準電流は、前記比較手段に入力される第2アナログ信号であって、
前記比較手段は、前記第1アナログ信号と第2アナログ信号とを比較することで得られた比較結果を1ビットのデジタル信号、または比較結果を50倍以上の値に増幅し、該増幅された値に前記第2アナログ信号を加えた第3アナログ信号に変換して出力し、前記フォトカプラ−を介して前記トランス一次側の前記スイッチング回路へ伝送し、
前記スイッチング回路は、前記1ビットのデジタル信号または前記第3アナログ信号に応じてオンオフ動作のオン幅を調整して前記スイッチング電源装置の負荷への電流を一定に保つことを特徴とする。
前記Low信号がスイッチング回路に入力されると、該スイッチング回路はオンオフ動作のオン幅を大きくし、
前記High信号がスイッチング回路に入力されると、該スイッチング回路はオンオフ動作のオン幅を小さくすることで前記負荷への電流を一定に保つことを特徴とする。
前記オペアンプ回路の増幅率は、100倍〜10000倍に設定されることを特徴とする。
商用電源からの交流電圧を整流する整流回路と、該整流回路で整流された電圧をオンオフ動作することで電圧値を調整するスイッチング回路と、フライバック方式のトランスと、前記トランスによって調整された電圧を平滑しLED素子へ直流電圧を供給する平滑回路と、前記トランス二次側の電流値を前記トランス一次側にフィードバック制御信号として伝送するためのフィードバック制御回路と、を備えた絶縁型のLED電源装置であって、
前記フィードバック制御回路は、上述した何れかのフィードバック制御回路であることを特徴とする。
前記スイッチング回路は演算手段を備え、
前記演算手段は、前記フィードバック制御回路から伝送される出力信号に応じた比例制御を行うことにより、前記LED素子への供給電力を安定させることを特徴とする。
<第1実施形態>
整流回路14は、ダイオード・ブリッジDBと平滑用のコンデンサC1を備えている。商用電源12により交流の商用電圧(AC100VやAC200Vなど)を印加すると、商用電圧はダイオード・ブリッジDBに到達する。ダイオード・ブリッジDBは、ダイオード素子などで構成されているが、同じ機能を果たせれば他の半導体素子や他のどのような素子でも良い。ダイオード・ブリッジDBによって全波整流(交流電流の正・負両波とも整流し、流れの向きを同じにすること)された電圧(脈流電圧とも呼ぶ)は、平滑用のコンデンサC1によって大まかな直流電圧に平滑される。
ここで、フィードバック制御回路24の動作について図1を用いて詳しく説明する。
フィードバック制御回路24は、LED素子22の実際の電流値を検出する抵抗器R3と、LED素子22への適正な電流値と同等の電流を生成する基準電源28と、LED素子22への実際の電流値と基準電源28による基準電流値を比較するコンパレータ26と、該コンパレータ26からの出力信号をトランス一次側へ伝送するためのフォトカプラ−30を備えている。また、抵抗器R3で検出される電流および基準電源28による基準電流は、LED素子22の実際の電流値には限られず、あらかじめ設定したLED素子22の実際の電流値と比例関係にある電流値、およびあらかじめ設定したLED素子22の実際の電流値と比例関係にある基準電流値でも構わない。
次に、スイッチング回路18について詳しく説明する。
スイッチング回路18は、抵抗器R1と、ドライブ回路34へ駆動信号としての駆動電圧を供給するMCU32と、スイッチング素子Q1を駆動させるドライブ回路34と、該ドライブ回路34からの動作電圧によりオンオフ動作することでトランス一次巻線Tlaへ電圧を供給するスイッチング素子Q1を備えている。フィードバック制御回路24が備えるフォトカプラ−30から伝送された1ビットのデジタル出力信号は、抵抗器R1を経由してMCU32へと到達する。本実施形態におけるMCU32はマイコンであるが、フィードバック制御回路24からの出力信号を入力してドライブ回路34へ駆動信号を伝送出来れば他の演算装置でも構わない。
図2に本発明の第1実施形態に係るLED電源装置におけるスイッチング回路が備えるMCU32の動作フローチャートを示す。図2に示すように、はじめに、MCU32はフィードバック制御回路24からの1ビットのデジタル出力信号が図1のP1点において「High」なのか「Low」なのかを判別する動作を行う。例えば、デジタル出力信号が「Low」であった場合は基準電流値に対してLED素子22における実際の電流値が小さい時のデジタル出力信号であることから、スイッチング素子Q1をオンオフ動作する際のオン幅PWをΔP幅だけ大きくする指令を行う。また、デジタル出力信号が「High」であった場合は、基準電流値に対してLED素子22における実際の電流値が大きい時のデジタル出力信号であることから、スイッチング素子Q1のオン幅PWをΔP幅だけ小さくする指令を行う。この時のΔP幅(オン幅の増分またはオン幅の減分)は、オン幅PWに対して非常に小さい微小オン幅とする。そしてあらかじめ定められた待ち時間経過後(待ち時間処理後)に、オン幅PWがPW+ΔP(Lowの時)またはPW−ΔP(Highの時)に調整されたLED素子22の電流値を再びフィードバック制御回路24が備える抵抗器R3で検出し、この検出された電流値により再度フィードバック制御が行われる。
<第2実施形態>
オペアンプ回路136の出力 = 基準電圧値 + (差分電圧×増幅率)
また、比較手段としてオペアンプ回路を利用し、該オペアンプ回路の増幅率を50倍以上に設定し、入力されたアナログ信号同士の差の値(比較結果)を極端に大きくする(増幅する)とともに前記比較結果を増幅した電流値に基準電流値を加えたアナログ出力信号に変換してフォトカプラ−に入力することで、フォトカプラ−の電流伝達率(CTR)が変化しても、フィードバック制御への影響が極端に少なくなり、良好なフィードバック制御が実現出来る。
12 112 商用電源
14 114 整流回路
16 116 アクティブフィルタ回路
18 118 スイッチング回路
20 120 平滑回路
22 122 LED素子
24 124 フィードバック制御回路
26 126 コンパレータ
28 128 基準電源
30 130 フォトカプラ−
32 132 MCU
34 134 ドライブ回路
136 オペアンプ回路
Q1 138 スイッチング素子
C1〜C4 コンデンサ
R1〜R6 抵抗器
DB ダイオード・ブリッジ
D1 ダイオード
Tl フライバックトランス
Tla 一次巻線
Tlb 二次巻線
Claims (6)
- 商用電源からの交流電圧を整流する整流回路と、前記整流された電圧をオンオフ動作することで電圧値を調整するスイッチング回路と、フライバック方式のトランスを備えた絶縁型のスイッチング電源装置において、前記トランス二次側の電流値を前記トランス一次側にフィードバック制御信号として伝送するためのフィードバック制御回路であって、
前記フィードバック制御回路は、前記スイッチング電源装置の負荷への実際の電流値を検出する検出手段と、前記負荷への適正な電流値と同等の基準電流を生成する基準電源手段と、該基準電源手段による基準電流値と前記検出手段で検出された電流値を比較する比較手段と、該比較手段によって比較された結果をトランス一次側へ伝送するためのフォトカプラ−と、を備え、
前記検出手段による電流は、前記比較手段に入力される第1アナログ信号であって、
前記基準電源手段による基準電流は、前記比較手段に入力される第2アナログ信号であって、
前記比較手段は、前記第1アナログ信号と第2アナログ信号とを比較することで得られた比較結果を1ビットのデジタル信号、または比較結果を50倍以上の値に増幅し、該増幅された値に前記第2アナログ信号を加えた第3アナログ信号に変換して出力し、前記フォトカプラ−を介して前記トランス一次側の前記スイッチング回路へ伝送し、
前記スイッチング回路は、前記1ビットのデジタル信号または前記第3アナログ信号に応じてオンオフ動作のオン幅を調整して前記スイッチング電源装置の負荷への電流を一定に保つことを特徴とするフィードバック制御回路。 - 請求項1に記載のフィードバック制御回路であって、
前記1ビットのデジタル信号は、基準電流値に対して負荷への実際の電流値が低い場合はLow信号であり、基準電流値に対して負荷への実際の電流値が高い場合にはHigh信号であって、
前記Low信号がスイッチング回路に入力されると、該スイッチング回路はオンオフ動作のオン幅を大きくし、
前記High信号がスイッチング回路に入力されると、該スイッチング回路はオンオフ動作のオン幅を小さくすることで前記負荷への電流を一定に保つことを特徴とするフィードバック制御回路。 - 請求項1に記載のフィードバック制御回路であって、
前記比較手段は、オペアンプ回路を含み、
前記オペアンプ回路の増幅率は、100倍〜10000倍に設定されることを特徴とするフィードバック制御回路。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載のフィードバック制御回路であって、
前記基準電源手段は、前記基準電流が生成される際の温度誤差を補正するための温度補正手段を備えることを特徴とするフィードバック制御回路。 - 商用電源からの交流電圧を整流する整流回路と、該整流回路で整流された電圧をオンオフ動作することで電圧値を調整するスイッチング回路と、フライバック方式のトランスと、前記トランスによって調整された電圧を平滑しLED素子へ直流電圧を供給する平滑回路と、前記トランス二次側の電流値を前記トランス一次側にフィードバック制御信号として伝送するためのフィードバック制御回路と、を備えた絶縁型のLED電源装置であって、
前記フィードバック制御回路は、請求項1から請求項4の何れかに記載されたフィードバック制御回路であることを特徴とするLED電源装置。 - 請求項5に記載のLED電源装置であって、
前記スイッチング回路は演算手段を備え、
前記演算手段は、前記フィードバック制御回路から伝送される出力信号に応じた比例制御を行うことにより、前記LED素子への供給電力を安定させることを特徴とするLED電源装置。
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JP2019033182A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 新日本無線株式会社 | Led駆動回路 |
JP2021506183A (ja) * | 2018-03-08 | 2021-02-18 | ジン−ジン エレクトリック テクノロジーズ カンパニー リミテッド | モータコントローラのigbt駆動回路及びモータコントローラ |
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JP7006866B2 (ja) | 2017-08-08 | 2022-01-24 | 新日本無線株式会社 | Led駆動回路 |
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JP7072066B2 (ja) | 2018-03-08 | 2022-05-19 | ジン-ジン エレクトリック テクノロジーズ カンパニー リミテッド | モータコントローラのigbt駆動回路及びモータコントローラ |
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