JP2017126212A - パスウェイ解析プログラム、パスウェイ解析方法、及び、情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、1つの遺伝子発現量情報に対して発現変動遺伝子を同定することを目的とする。【解決手段】 上記課題は、複数の患者夫々の遺伝子の発現量を示す患者遺伝子情報を記憶した患者情報記憶部を参照して、該複数の患者を、選択された対象患者に係る遺伝子の発現量を示す対象遺伝子情報に類似する類似群と、該対象遺伝子情報に非類似する非類似群とに分割し、前記類似群と前記非類似群との患者遺伝子情報を比較して判定した各遺伝子の発現量の変化の有無を検定し、検定結果に基づいて該発現量の変化の有る発現変動遺伝子を同定し、特定した前記発現変動遺伝子を多く含む順にパスウェイを特定するパスウェイ解析を行う処理をコンピュータに行わせるプログラムにより達成される。【選択図】 図3

Description

本発明は、パスウェイ解析プログラム、パスウェイ解析方法、及び、情報処理装置に関する。
近年、ゲノム研究、新薬開発等の分野において、遺伝子やタンパク質の相互作用を経路図として表したパスウェイを用いて、条件刺激に対して発現が増加又は減少する発現変動遺伝子群を多く含むパスウェイを調べるパスウェイ解析が行われている。
検体から遺伝子を採取してその発現量を測定し、測定した遺伝子のうち1以上を選択し、選択した遺伝子について多変量解析を行い、その結果に基づいて、遺伝子の発現パターンが類似する群ごとに検体を分類した分類結果から、癌の状態を予測する技術等が提案されている。
国際公開第2002/072828号パンフレット 特開2014−75995号公報
多変量解析は、病変部位における複数のサンプルから得られた遺伝子発現量情報を用いて、遺伝子の発現状態と疾病との関係を解析する統計的技法の一つである。癌組織と通常組織とを含む複数のサンプルに対して、遺伝子発現量を得ることにより、遺伝子の発現状態と癌の発生又は再発との相関関係を解析する場合等に、多変量解析が用いられている。また、多変量解析を含め、種々の統計的検定方法が用いられている。
上述したような技術では、患者個人が1つのサンプルとその遺伝子発現量情報しか持たない場合、患者個人の複数のサンプルを用いた統計的検定が行えず発現変動遺伝子を同定することが困難である。即ち、この場合、パスウェイ解析が行えない。
したがって、1つの側面では、本発明は、1つの遺伝子発現量情報に対して発現変動遺伝子を同定することを目的とする。
一態様によれば、複数の患者夫々の遺伝子の発現量を示す患者遺伝子情報を記憶した患者情報記憶部を参照して、該複数の患者を、選択された対象患者に係る遺伝子の発現量を示す対象遺伝子情報に類似する類似群と、該対象遺伝子情報に非類似する非類似群とに分割し、前記類似群と前記非類似群との患者遺伝子情報を比較して判定した各遺伝子の発現量の変化の有無を検定し、検定結果に基づいて該発現量の変化の有る発現変動遺伝子を同定し、特定した前記発現変動遺伝子を多く含む順にパスウェイを特定するパスウェイ解析を行う処理をコンピュータに行わせるパスウェイ解析プログラムが提供される。
また、上記課題を解決するための手段として、上記プログラムに従って実行される処理をコンピュータが行うパスウェイ解析方法、及び該処理を行う情報処理装置とすることもできる。
1つの遺伝子発現量情報に対して発現変動遺伝子を同定することができる。
第一実施例におけるシステムの概要を説明するための図である。 第一実施例におけるハードウェア構成例を示す図である。 第一実施例におけるサーバの機能構成例を示す図である。 第一実施例におけるサーバでの処理を説明するためのフローチャート図である。 第一実施例におけるユーザが対象指定情報を入力する入力画面例を示す図である。 第一実施例における類似度計算処理例を示す図である。 第一実施例における症例分割処理を説明するための図である。 第一実施例における遺伝子の発現量の有無を判定する方法について説明するための図である 第一実施例における検定結果のデータ例を示す図である。 第一実施例におけるパスウェイ情報データベースの一部のデータ例を示す図である。 第一実施例におけるマトリクスのデータ例を示す図である。 第一実施例におけるパスウェイ解析結果例を示す図である。 第一実施例における解析結果画面例を示す図である。 第二実施例におけるサーバの機能構成例を示す図である。 第二実施例におけるサーバでの処理を説明するためのフローチャート図である。 第二実施例における薬剤データベースのデータ例を示す図である。 第二実施例における解析結果画面例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、第一実施例におけるシステムの概要を説明するための図である。
図1に示すシステム1000では、少なくともサーバ100と、パスウェイ情報データベース200と、1又は複数の端末300とを有する。サーバ100は、ネットワーク2を介してパスウェイ情報データベース200と接続可能であり、各端末300は、ネットワーク2を介してサーバ100に接続される。
サーバ100は、1人の患者の1つの対象遺伝子情報4tに対してもパスウェイ解析を可能とするサーバであり、発現変動遺伝子同定部140と、パスウェイ解析部150と、患者データベース131とを有する。サーバ100の詳細な機能構成については後述される。
発現変動遺伝子同定部140は、端末300から受信した対象指定情報4aによって特定された1の対象遺伝子情報4tと、複数の他の患者の遺伝子情報4gとの相関に基づいて、発現変動遺伝子(DEG:Differentially Expressed Genes)を同定する処理部である。同定した発現変動遺伝子によりパスウェイ解析が可能となる。
対象指定情報4aは、パスウェイ解析の対象となる対象遺伝子情報4tを含んでもよい。或いは、対象指定情報4aは、サーバ100に既に保持されている1以上の対象遺伝子情報4tの1つを指定してもよい。この場合、対象遺伝子情報4tは、患者ID等で指定されればよい。
パスウェイ解析部150は、パスウェイ解析によって、発現変動遺伝子同定部140によって同定された発現変動遺伝子を多く有する1又は複数のパスウェイ候補を求め、1又は複数のパスウェイ候補を示すパスウェイ候補一覧5pwを作成する処理部である。
パスウェイ候補一覧5pwは、対象指定情報4aに対する返信として端末300に送信される。
患者データベース131は、既に、複数の患者の遺伝子情報4gを記憶し管理するデータベースである。患者データベース131は、患者を識別する患者ID毎に、少なくとも1以上の遺伝子情報4gを有し、患者の既往歴等の情報を含んでもよい。
パスウェイ情報データベース200は、公共データベースに相当し、システム1000において、任意に選択された公共データベースであればよい。
端末300は、システム1000のユーザによって利用される端末である。ユーザは、医師、遺伝子に関する研究者、新薬開発者等である。
図2は、第一実施例におけるハードウェア構成例を示す図である。図2において、サーバ100は、コンピュータによって制御される情報処理装置であって、CPU(Central Processing Unit)111と、主記憶装置112と、補助記憶装置113と、入力装置114と、表示装置115と、通信I/F(インターフェース)117と、ドライブ装置118とを有し、バスB1に接続される。
CPU111は、主記憶装置112に格納されたプログラムに従ってサーバ100を制御するプロセッサに相当する。主記憶装置112には、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU111にて実行されるプログラム、CPU111での処理に必要なデータ、CPU111での処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。
補助記憶装置113には、HDD(Hard Disk Drive)等が用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置113に格納されているプログラムの一部が主記憶装置112にロードされ、CPU111に実行されることによって、各種処理が実現される。記憶部130は、主記憶装置112と補助記憶装置113とに相当する。
入力装置114は、マウス、キーボード等を有し、システム1000の管理者がサーバ100による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置115は、CPU111の制御のもとに必要な各種情報を表示する。
通信I/F117は、有線又は無線などのネットワークを通じて通信を行う。通信I/F117による通信は無線又は有線に限定されるものではない。
サーバ100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体119によってサーバ100に提供される。
ドライブ装置118は、ドライブ装置118にセットされた記憶媒体119(例えば、CD−ROM等)とサーバ100とのインターフェースを行う。
また、記憶媒体119に、後述される本実施の形態に係る種々の処理を実現するプログラムを格納し、この記憶媒体119に格納されたプログラムは、ドライブ装置118を介してサーバ100にインストールされる。インストールされたプログラムは、サーバ100により実行可能となる。
尚、プログラムを格納する記憶媒体119はCD−ROMに限定されず、コンピュータが読み取り可能な、構造(structure)を有する1つ以上の非一時的(non-transitory)な、有形(tangible)な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
端末300は、コンピュータによって制御される情報処理端末であって、CPU(Central Processing Unit)311と、主記憶装置312と、補助記憶装置313と、入力装置314と、表示装置315と、通信I/F(インターフェース)317と、ドライブ装置318とを有し、バスB3に接続される。
CPU311は、主記憶装置312に格納されたプログラムに従ってサーバ100を制御するプロセッサに相当する。主記憶装置312には、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等が用いられ、CPU311にて実行されるプログラム、CPU311での処理に必要なデータ、CPU311での処理にて得られたデータ等を記憶又は一時保存する。
補助記憶装置313には、HDD(Hard Disk Drive)等が用いられ、各種処理を実行するためのプログラム等のデータを格納する。補助記憶装置313に格納されているプログラムの一部が主記憶装置312にロードされ、CPU311に実行されることによって、各種処理が実現される。記憶部330は、主記憶装置312と補助記憶装置313とに相当する。
入力装置314は、マウス、キーボード等を有し、システム1000の管理者がサーバ100による処理に必要な各種情報を入力するために用いられる。表示装置315は、CPU311の制御のもとに必要な各種情報を表示する。入力装置314と表示装置315とは、一体化したタッチパネル等によるユーザインタフェースであってもよい。
通信I/F317は、有線又は無線などのネットワークを通じて通信を行う。通信I/F317による通信は無線又は有線に限定されるものではない。
サーバ100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体319によってサーバ100に提供される。
ドライブ装置318は、ドライブ装置318にセットされた記憶媒体319(例えば、CD−ROM等)とサーバ100とのインターフェースを行う。
また、記憶媒体319に、後述される本実施の形態に係る種々の処理を実現するプログラムを格納し、この記憶媒体319に格納されたプログラムは、ドライブ装置318を介して端末300にインストールされる。インストールされたプログラムは、端末300により実行可能となる。
尚、プログラムを格納する記憶媒体319はCD−ROMに限定されず、コンピュータが読み取り可能な、構造(structure)を有する1つ以上の非一時的(non-transitory)な、有形(tangible)な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
図3は、第一実施例におけるサーバの機能構成例を示す図である。図3において、サーバ100は、上述したように、主に、発現変動遺伝子同定部140と、パスウェイ解析部150とを有する。発現変動遺伝子同定部140とパスウェイ解析部150とは、サーバ100のCPU111が、夫々に対応するプログラムを実行することによって実現される。
また、記憶部130は、患者データベース131、対象遺伝子情報4t、類似度計算結果132、類似症例群テーブル133a及び非類似症例群テーブル133b、検定結果134、発現変動遺伝子リスト135、パスウェイ候補一覧5pw等を記憶する。
発現変動遺伝子同定部140は、1の患者の1つのサンプルから得られた1の対象遺伝子情報4tと、複数の他の患者の遺伝子情報4gとの遺伝子の発現量の違いに基づいて、発現変動遺伝子を同定する。1の対象遺伝子情報4tは、1つのDNAプローブから得られた各遺伝子の発現量を示す情報である。
発現変動遺伝子同定部140は、遺伝子情報取得部141と、類似度計算部142と、症例分割部143と、検定部144とを有する。
遺伝子情報取得部141は、通信I/F317を介して受信した対象指定情報4aによって、対象遺伝子情報4tを取得する。対象指定情報4aが患者IDを指定している場合は、患者データベース131から対象遺伝子情報4tを取得する。対象遺伝子情報4tが対象指定情報4aに含まれいる場合には、受信した対象指定情報4aから対象遺伝子情報4tを取得し、記憶部130に記憶する。対象指定情報4aで指定された、患者ID又は対象遺伝子情報4tの患者を、以下、対象患者又は選択患者という。
類似度計算部142は、対象遺伝子情報4tの対象患者と、患者データベース131に記憶されている、対象患者以外の他の患者の遺伝子情報4gとの類似度を計算する。類似度計算結果132が記憶部130に記憶される。
症例分割部143は、類似度計算部142による類似度計算結果132を用いて、与えられ得た類似度閾値7th(図7)によって、患者データベース131に登録されている、対象患者の症例と比較した患者を、類似症例群又は非類似症例群のいずれかに分類する。類似症例群テーブル133aは、類似症例群に分類された患者の患者IDの一覧を示す。非類似症例群テーブル133bは、非類似症例群に分類された患者の患者IDの一覧を示す。類似度閾値7thは、ユーザによって設定可能としてもよい。
検定部144は、類似症例群の患者の遺伝子情報4gと、非類似症例群の患者の遺伝子情報4gとを比較して、各遺伝子の発現の変化の有無を取得し、二群検定を行う。二群検定の一例として、ケースコントロールスタディを用いればよい。
そして、検定部144は、検定部144による検定結果134に対して、検定閾値9th(図9)を用いて、対象遺伝子情報4tにおける発現変動遺伝子を同定する。同定された発現変動遺伝子の遺伝子名を一覧にした発現変動遺伝子リスト135が記憶部130に記憶される。検定閾値9thは、遺伝子の発現が変動したことを判定するための基準となるP値であり、ユーザによって設定可能としてもよい。
パスウェイ解析部150は、記憶部130に記憶された発現変動遺伝子リスト135を入力として、パスウェイ情報データベース200を検索し、発現変動遺伝子リスト135で示される遺伝子名を多く含むパスウェイ候補を取得する。パスウェイ解析部150が取得したパスウェイ候補を示すパスウェイ候補一覧5pwが、対象指定情報4aの送信元の端末300に送信される。
図4は、第一実施例におけるサーバでの処理を説明するためのフローチャート図である。図4において、サーバ100では、遺伝子情報取得部141が、端末300から対象指定情報4aを取得すると、対象遺伝子情報4tを取得する(ステップS201)。
対象指定情報4aが対象遺伝子情報4tを含む場合、遺伝子情報取得部141は、対象指定情報4aから対象遺伝子情報4tを取得して、記憶部130の作業領域に記憶する。対象指定情報4aが患者IDを指定している場合、遺伝子情報取得部141は、患者データベース131から対象遺伝子情報4tを取得して、記憶部130の作業領域に記憶する。
そして、類似度計算部142が、対象遺伝子情報4tと、患者データベース131に保持される、対象患者以外の他の患者の遺伝子情報4gとの1対Nで、類似度を計算する類似度計算処理を行う(ステップS202)。
類似度計算部142から類似度計算結果132が記憶部130に出力されると、症例分割部143は、類似度計算結果132を参照して、類似度閾値7thに基づいて、他の患者を類似症例群又は非類似症例群のいずれかに分類して、他の患者を2つのグループに分割する症例分割処理を行う(ステップS203)。類似症例群に属する患者が患者IDの一覧で示された類似症例群テーブル133aと、非類似症例群に属する患者が患者IDの一覧で示された非類似症例群テーブル133bとが作成される。
次に、検定部144が、類似症例群の患者の遺伝子情報4gと、非類似症例群の患者の遺伝子情報4gとを比較して、遺伝子毎の発現の変化の有無を判定し、二群検定を行って、発現変動遺伝子を同定する(ステップS204)。
検定部144は、類似症例群テーブル133aにリストされた患者IDaを順に1つ選択し、選択した患者IDaを用いて、患者データベース131から遺伝子情報4gを取得する。次に、検定部144は、非類似症例群テーブル133bにリストされた患者IDbを順に1つ選択し、選択した患者IDbを用いて、患者データベース131から遺伝子情報4gを取得する。患者IDaと患者IDbの2つの遺伝子情報4gを比較して、各遺伝子の発現の変化の有無を判定する。
類似症例群テーブル133aにリストされた患者IDaの各々と、非類似症例群テーブル133bに属する各患者IDbに対して、各遺伝子の発現の変化の有無の判定が行われる。このようにして得られた判定結果を用いて、二群検定を行う。二群検定の一例として、ケースコントロールスタディを用いればよい。
検定部144は、二群検定で得られた、遺伝子毎のP値を低い値から高い値へと並べ替えて、検定閾値9thより小さい値を持つ遺伝子を、発現変動遺伝子として同定する。検定閾値9thは、30〜40の発現変動遺伝子を同定できる程度の値であればよい。
検定部144は、同定した複数の発現変動遺伝子の遺伝子名を示す発現変動遺伝子リスト35を作成し、記憶部130に記憶する。
そして、発現変動遺伝子リスト135が、パスウェイ解析部150に入力されると、パスウェイ解析部150は、パスウェイ解析を行ってパスウェイ候補一覧5pwを作成し、対象指定情報4aの送信元の端末300へパスウェイ候補一覧5pwを送信する(ステップS205)。その後、第一実施例におけるサーバでの処理は終了する。
図5は、第一実施例におけるユーザが対象指定情報を入力する入力画面例を示す図である。図5において、入力画面G51は、サーバ100から提供されて端末300に表示される、対象指定情報4aを入力する画面であり、患者ID又は対象遺伝子情報4tを入力する入力領域51aと、類似度閾値7thを入力する入力領域51bと、検定閾値9thを入力する入力領域51cと、送信ボタン51dと、キャンセルボタン51eとを有する。
入力領域51aは、患者ID又は対象遺伝子情報4tのファイルを指定する領域である。入力画面G51から、サーバ100の患者データベース131が管理している項目のうち少なくとも患者IDを参照可能とし、ユーザにより1つの患者IDを選択可能としてもよい。その際、サーバ100は、対象遺伝子情報4tを1つのみ保持する患者のIDのリストを提供し、ユーザに患者IDを選択させてもよい。又は、端末300の記憶部330に記憶されている対象遺伝子情報4tのファイルを指定してもよい。
患者ID又は対象遺伝子情報4tのファイルは、患者固有の情報であるため、いずれかを指定することは、ユーザにより、1人の患者が選択されたことに相当する。
類似度閾値7thを入力する入力領域51bは、ユーザが選択した対象遺伝子情報4tと類似する遺伝子情報4gと、非類似の遺伝子情報4gとを分ける基準値である。類似度は、「1」に近い程類似し、「0」に近い程、非類似であることを示す。類似度閾値7thには、「1」に近い値が設定される。類似度閾値7thの入力は任意であり、省略可能である。省略された場合、デフォルト値が採用される。
検定閾値9thを入力する入力領域51cは、検定による遺伝子の発現変動の有りの仮説の確からしさを示すP値に対する基準値である。P値が「0」に近い場合、発現変動の有りの仮説が確からしいことを示し、即ち、検定した遺伝子は発現変動遺伝子であると見なせることを示す。P値が「1」に近い場合、発現変動の有りの仮説は破棄されることを示し、即ち、検定した遺伝子を発現変動遺伝子とは見なされないと判断する。従って、入力領域51cには、「0」に近い値が設定される。検定閾値9thの入力は任意であり、省略可能である。省略された場合、デフォルト値が採用される。
送信ボタン51dは、対象指定情報4aをサーバ100へ送信するためのボタンである。対象指定情報4aには、少なくとも患者ID又は対象遺伝子情報4tが含まれる。対象指定情報4aには、ユーザの入力があった場合、更に、類似度閾値7th、検定閾値9th等を含む。
キャンセルボタン51eは、入力画面G51へのユーザの入力を全てキャンセルするためのボタンである。
端末300にて、ユーザが、少なくとも患者ID又は対象遺伝子情報4tを入力画面G51にて入力し、送信ボタン51dを押下すると、対象指定情報4aがサーバ100に送信される。
この例では、対象患者が患者ID「Pxxxx」で指定され、類似度閾値「0.95」が指定され、検定閾値「0.05」が指定されている。患者ID「Pxxxx」、類似度閾値「0.95」、検定閾値「0.05」等を指定した対象指定情報4aが、サーバ100へ送信される。
サーバ100では、通信I/F117を介して対象指定情報4aを受信すると、発現変動遺伝子同定部140の遺伝子情報取得部141は、対象指定情報4aによって、パスウェイ解析を行うための発現変動遺伝子を同定する、対象遺伝子情報4tを取得する。
そして、類似度計算部142による類似度計算処理(ステップS202)が行われる。類似度計算処理について説明する。図6は、第一実施例における類似度計算処理例を示す図である。図6において、患者ID「Pxxxx」で特定される患者を対象患者Ptで示し、患者ID「Pxxxx」で特定される対象遺伝子情報4tの例を示している。
また、患者データベース131で管理されている、各患者ID「P0001」、・・・、「P0005」、・・・毎の遺伝子情報4gの例を示している。対象遺伝子情報4t及び遺伝子情報4gともに、遺伝子名「gene_1」、・・・、「gene_9」、・・・の順に各遺伝子の発現量が示される。
類似度計算部142による類似度計算処理では、一つの対象遺伝子情報4tに対して、対象患者Pt以外の他の複数の患者の各対象遺伝子情報4tとを比較して、類似度を算出する。類似度計算結果132が記憶部130に出力され記憶される。
次に、症例分割部143による症例分割処理について説明する。図7は、第一実施例における症例分割処理を説明するための図である。図7において、類似度計算結果132は、患者毎の類似度を示すテーブルであり、患者ID、類似度等の項目を有する。
症例分割部143は、記憶部130に記憶された類似度計算結果132を類似度の高い順にソートする。図7では、ソート後の類似度計算結果132のデータ例を示している。先頭の患者ID「P0001」は類似度「0.983」を示し、最も対象患者Ptに類似していることを示している。そして、類似度「0.979」の患者ID「P1023」、類似度「0.977」の患者ID「P0205」、・・・の患者が、順に対象患者Ptに類似している。
症例分割部143は、類似度計算結果132から類似度閾値7th以上の患者IDを抽出して、類似症例群テーブル133aを記憶部130に作成する。また、症例分割部143は、類似度計算結果132から類似度閾値7th未満の患者IDを抽出して、非類似症例群テーブル133bを記憶部130に作成する。
類似度閾値7thは、対象指定情報4aで指定された値を優先して使用する。類似度閾値7thが対象指定情報4aで指定されていない場合、予め設定されたデフォルト値を採用する。
類似症例群テーブル133aによって類似症例群が特定され、非類似症例群テーブル133bによって非類似症例群が特定される。類似症例群テーブル133a及び非類似症例群テーブル133bと、患者データベース131とは、患者IDにより関連付けられる。類似症例群テーブル133aに含まれる患者IDを用いて患者データベース131から得られる遺伝子情報4gが、対象患者Ptのための複数の遺伝子情報4gとして参照される。
類似症例群テーブル133a及び非類似症例群テーブル133bが作成されると、検定部144が、各遺伝子の発現状態を検定する。検定部144による検定処理例を説明する。
図7において、検定部144は、類似症例群テーブル133aから患者IDを選択し、選択した患者IDの遺伝子情報4gと、非類似症例群テーブル133bで示される各患者IDの遺伝子情報4gとを、患者データベース131から取得して、各遺伝子の発現量に変化が有るか否かを判定する。遺伝子の発現量の有無の判定について説明する。
図8は、第一実施例における遺伝子の発現量の有無を判定する方法について説明するための図である。検定部144は、類似症候群テーブル133aと非類似症例群テーブル133bとに基づいて、遺伝子情報4gから遺伝子毎に、類似症例群からなる発現量のデータ集合mと非類似症例群からなる発現量のデータ集合nを取得し、発現量に変化が有るか否かを判定する。
図8の例では、遺伝子毎のデータ集合mとデータ集合nとを対比させた対比テーブル8rの例を示している。検定部144は、対比テーブル8rを用いて、遺伝子毎にケースコントロールスタディ等による検定を行い、P値を算出する。遺伝子「gene_1」に対してP値「0.927」を得る。他遺伝子についてもP値を得る。従って、検定結果134が、記憶部130に出力される。
図9は、第一実施例における検定結果のデータ例を示す図である。図9では、検定部144が検定結果134を、P値の小さい順でソートした状態で示している。
検定部144は、検定結果134から検定閾値9th以上の遺伝子名を抽出して、発現変動遺伝子リスト135を記憶部130に作成する。検定閾値9thは、対象指定情報4aで指定された値を優先して使用する。検定閾値9thが対象指定情報4aで指定されていない場合、予め設定されたデフォルト値を採用する。
この例では、検定結果134から遺伝子名「gene_pp」、「gene_efg」、「gene_8」等が抽出されることにより、発現変動遺伝子リスト135が作成される。第一実施例において作成された発現変動遺伝子リスト135は、対象患者Ptに関して、発現量に変動があった可能性の高い遺伝子を示している。
このようにして発現変動遺伝子リスト135が作成されたことにより、対象患者Ptに対して一つの対象遺伝子情報4tしか存在しない場合であっても、複数の発現変動遺伝子を特定できるため、パスウェイ解析を行うことができる。
パスウェイ解析部150によるパスウェイ解析処理を説明する前に、パスウェイ情報データベース200から得られる、第一実施例に係る部分についてデータ例を図10に示す。
図10は、第一実施例におけるパスウェイ情報データベースの一部のデータ例を示す図である。図10において、パスウェイ情報データベース200は、パスウェイ毎に、パスウェイに出現する遺伝子を示したデータベースであり、パスウェイ名、遺伝子名等の項目を有する。
この例において、パスウェイ名「PW_0001」で特定される生命現象を制御している経路では、遺伝子名を参照することにより、遺伝子「g001」、「g005」、「g103」、「g145」、「g167」、「g172」等が出現する。
パスウェイ名「PW_0002」で特定される生命現象を制御している経路では、遺伝子名を参照することにより、遺伝子「g021」、「g053」、「g142」、「g148」、「g151」、「g152」等が出現する。
パスウェイ解析部150は、パスウェイ情報データベース200から、発現変動遺伝子リスト135で示される遺伝子名を多く含むパスウェイを特定する。即ち、パスウェイ解析部150は、解析対象とするパスウェイを特定するパスウェイ名を複数取得する。
解析対象のパスウェイ毎に、類似症候群と非類似症候群とのぞれぞれにおけるパスウェイ存在の有無の統計情報を得る。統計情報は、図11に示すような、パスウェイ毎に、パスウェイの存在有無と症例群とによるマトリクスで表せる。
図11は、第一実施例におけるマトリクスのデータ例を示す図である。図11において、各マトリクス91は、類似症例群において、パスウェイが存在する遺伝子情報4gの数と、パスウェイが存在しない遺伝子情報4gの数とが示される。また、非類似症例群においても、同様に、パスウェイが存在する遺伝子情報4gの数と、パスウェイが存在しない遺伝子情報4gの数とが示される。遺伝子情報4gの数は、即ち、患者数を示す。
この例では、患者総数「1000」に対して、類似症例群に属する患者数「970」、非類似症例群に属する患者数「30」であったと仮定する。類似症例群に属する患者数は、類似症例群テーブル133aのレコード数に相当し、非類似症例群に属する患者数は、非類似症例群テーブル133bのレコード数に相当する。
パスウェイ「PW_0001」に関して、類似症例群では、25人の患者にパスウェイ「PW_0001」が存在する可能性があると判断され、945人の患者にパスウェイ「PW_0001」が存在しない可能性があると判断されている。
一方、非類似症例群では、25人の患者にパスウェイ「PW_0001」が存在する可能性があると判断され、5人の患者にパスウェイ「PW_0001」が存在しない可能性があると判断されている。解析対象とする各パスウェイに関して、同様のマトリクス91で夫々の統計情報が示される。
パスウェイ解析部150は、各パスウェイ毎のマトリクス91を用いて、類似症候群と非類似症候群との間でパスウェイの存在有無に有意差が有るか否かを、t検定、カイ2乗検定等により判定する。各パスウェイのP値を得る。パスウェイ毎にP値を対応させたパスウェイ解析結果例を図12に示す。
図12は、第一実施例におけるパスウェイ解析結果例を示す図である。図12に示すパスウェイ解析結果92は、パスウェイ毎にP値を示したリストである。パスウェイ解析結果92は、パスウェイ解析部150によって、P値の低い順にソートされている。
このデータ例において、最もP値の小さいパスウェイは「PW_06021」であり、このパスウェイのP値は「0.001」である。続いて、パスウェイ「PW_13704」はP値「0.003」を示し、次のパスウェイ「PW_00093」はP値「0.025」を示す。P値の値順に、パスウェイが示される。
パスウェイ解析結果92は、予め定めたP値の基準値以下を示す、パスウェイ「PW_06021」、「PW_13704」、「PW_00093」等を特定し、パスウェイ候補一覧5pwを記憶部130に作成する。
パスウェイ解析結果92は、作成したパスウェイ候補一覧5pwを端末300に送信する。端末300は、受信したパスウェイ候補一覧5pwを表示装置315に表示させる。
ここで、単に、パスウェイ候補一覧5pwを端末300に提供してもよいが、対象患者Ptの対象遺伝子情報4tに関して予測される発現変動遺伝子を合せて送信してもよい。
パスウェイ解析結果92は、パスウェイ候補一覧5pwの各パスウェイ名で、パスウェイ情報データベース200から遺伝子名のリストを取得し、対象患者Ptに係る発現変動遺伝子リスト135と比較することで、パスウェイに含まれる遺伝子を特定する。
図13に示すような、パスウェイ、P値、及び発現変動遺伝子とを対応付けた、対象患者Ptのパスウェイ解析結果53rを示す解析結果画面G53を端末300に送信してもよい。
図13は、第一実施例における解析結果画面例を示す図である。図13において、端末300の表示装置315に表示される解析結果画面G53は、患者を特定する患者特定情報53a、パスウェイ解析結果53r等を表示する。
患者特定情報53aは、対象患者Ptの患者ID及び/又は患者氏名を示す。パスウェイ解析結果53rは、パスウェイ候補一覧5pwに発現変動遺伝子を追加したテーブルである。
このように、ユーザは、端末300から一つの対象遺伝子情報4tを有する患者の患者ID、又は、一つの対象遺伝子情報4tの実体を指定するのみで、対象患者Ptの病状に係るパスウェイ候補を知ることができる。
パスウェイ解析結果53rでは、パスウェイ毎にP値が示されることで、各パスウェイ候補が、どの程度、対象患者Ptの病症と相関があるかを示すことができる。ユーザは、最も相関性の高いパスウェイ候補と、他のパスウェイ候補との相関の強さの違いを把握できるため、対象患者Ptの病状をより精度良く推測できる。
この例では、パスウェイ候補一覧5pwに示される複数のパスウェイ候補の中では、P値が最も小さいパスウェイ「PW_0021」が、対象患者Ptの病状との相関性が強いと考えられる。そして、P値「0.023」のパスウェイ「PW_1034」、P値「0.027」のパスウェイ「PW_0809」、・・・の順であることが示されている。
パスウェイ「PW_0021」のP値「0.001」に対して、次のパスウェイ「PW_1034」のP値「0.023」とでは、「0.022」の差がある。パスウェイ「PW_1034」のP値「0.023」と、その次のパスウェイ「PW_0809」のP値「0.027」とでは、「0.001」の差がある。
このことから、P値「0.001」のパスウェイ「PW_0021」が、他のパスウェイ候補と比べても、対象患者Ptの病状を最も表していると考えられる。このように、第一実施例では、対象患者Ptの症例と類似する症例群と類似しない非症例群の遺伝子情報4gを利用することで、対象患者Ptに対してパスウェイ解析を実行でき、対象患者Ptの病状に係るパスウェイ候補を得ることができる。
次に、パスウェイ候補毎に1以上の薬剤候補を対応付けた薬剤候補一覧5md(図14)を端末300に提供する第二実施例について説明する。第二実施例におけるシステムの構成は、第一実施例のシステム1000と同様であるので、その説明を省略する。また、第二実施例におけるハードウェア構成も、第一実施例と同様であるので、その説明を省略する。第二実施例において、第一実施例の同様の構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図14は、第二実施例におけるサーバの機能構成例を示す図である。図14において、サーバ102は、上述したように、主に、発現変動遺伝子同定部140と、パスウェイ解析部150と、薬剤候補一覧作成部160とを有する。発現変動遺伝子同定部140と、パスウェイ解析部150と、薬剤候補一覧作成部160とは、CPU111が、夫々に対応するプログラムを実行することによって実現される。
第二実施例におけるサーバ102は、第一実施例の機能構成に加えて、薬剤候補一覧作成部160を更に有する点において、第一実施例のサーバ100とは異なっている。
また、記憶部130は、患者データベース131、対象遺伝子情報4t、類似度計算結果132、類似症例群テーブル133a及び非類似症例群テーブル133b、検定結果134、発現変動遺伝子リスト135、薬剤データベース171、パスウェイ候補一覧5pw、薬剤候補一覧5md等を記憶する。第二実施例では、記憶部130は、更に、薬剤データベース171と薬剤候補一覧5mdとを記憶する点で、第一実施例とは異なっている。
薬剤候補一覧作成部160は、薬剤データベース171を参照して、パスウェイ解析部150が作成したパスウェイ候補一覧5pwのパスウェイ毎に、薬剤候補を対応付けた薬剤候補一覧5mdを作成し、端末300へ送信する。
薬剤データベース171は、パスウェイ毎に、1以上の病名と、各病名に適応される薬剤とを記憶したデータベースである。
薬剤候補一覧5mdは、パスウェイ候補一覧5pwのパスウェイ毎に、適応される薬剤候補を示したテーブルである。第二実施例において、薬剤候補は、対象患者Ptと類似する症例に基づいて選択された薬剤名に相当する。
図15は、第二実施例におけるサーバでの処理を説明するためのフローチャート図である。図15において、ステップS201からS204までの処理は、第一実施例と同様であるので、その説明を省略する。
対象患者Ptの発現変動遺伝子が同定されると、発現変動遺伝子リスト135がパスウェイ解析部150に入力され、パスウェイ解析部150によるパスウェイ解析が行われ、パスウェイ候補一覧5pwが作成される(ステップS205−2)。
第二実施例では、更に、薬剤候補一覧作成部160による薬剤候補一覧作成処理が行われる。薬剤候補一覧作成部160は、薬剤データベース171を参照して、パスウェイ候補一覧5pwに対して、各パスウェイに対応する薬剤名を追加した薬剤候補一覧5mdを作成し、対象指定情報4aの送信元である端末300に送信する(ステップS206)。その後、サーバ102での処理を終了する。
図16は、第二実施例における薬剤データベースのデータ例を示す図である。図16において、薬剤データベース171は、パスウェイ毎に、薬剤名を対応付けて記憶したデータベースであり、パスウェイ、薬剤名等の項目を有する。
パスウェイは、パスウェイを特定するパスウェイ名等を示す。パスウェイ名は、パスウェイ情報データベース200に登録された名称であればよい。薬剤名は、薬剤を特定する名称を示す。
薬剤データベース171を参照して得られた薬剤候補一覧5mdは、端末300の表示装置315に、図17に示すような解析結果画面G59内に表示される。
図17は、第二実施例における解析結果画面例を示す図である。図17において、端末300の表示装置315に表示される解析結果画面G59は、患者を特定する患者特定情報59a、パスウェイ解析結果59r等を表示する。
患者特定情報59aは、対象患者Ptの患者ID及び/又は患者氏名を示す。パスウェイ解析結果59rは、パスウェイ候補一覧5pwに薬剤候補を追加したテーブルである。
このように、ユーザは、端末300から一つの対象遺伝子情報4tを有する患者の患者ID、又は、一つの対象遺伝子情報4tの実体を指定するのみで、対象患者Ptの病状に係るパスウェイ候補を知ることができる。
パスウェイ解析結果53rでは、パスウェイ毎にP値が示されることで、各パスウェイ候補が、どの程度、対象患者Ptの病症と相関があるかを示すことができる。ユーザは、最も相関性の高いパスウェイ候補と、他のパスウェイ候補との相関の強さの違いを把握できるため、対象患者Ptの病状をより精度良く推測できる。
パスウェイ候補一覧5pwの例では、第一実施例と同様に、P値「0.001」のパスウェイ「PW_0021」が、他のパスウェイ候補と比べても、対象患者Ptの病状を最も表していると考えられる。このように、第二実施例においても、対象患者Ptの症例と類似する症例群と類似しない非症例群の遺伝子情報4gを利用することで、対象患者Ptに対してパスウェイ解析を実行でき、対象患者Ptの病状に係るパスウェイ候補を得ることができる。
更に、第二実施例におけるパスウェイ解析結果53rでは、パスウェイ候補毎に1以上の薬剤候補が対応付けられるため、ユーザは、対象患者Ptの病状あった適切な薬剤を選択することができる。
上述した第一実施例及び第二実施例において、端末300のユーザから、対象患者Ptに対して予測した病名を取得し、予測した病名が対象指定情報4aで指定されるようにすればよい。対象指定情報4aで指定された病名に基づいて、患者データベース131を参照して、遺伝子情報取得部141によって絞り込んだ患者を母集団として、類似症例群テーブル133aと、非類似症例群テーブル133bとを作成すればよい。このようにすることで、発現変動遺伝子同定部140の処理負荷を軽減させることができる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、主々の変形や変更が可能である。
以上の第一、第二実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の患者夫々の遺伝子の発現量を示す患者遺伝子情報を記憶した患者情報記憶部を参照して、該複数の患者を、選択された対象患者に係る遺伝子の発現量を示す対象遺伝子情報に類似する類似群と、該対象遺伝子情報に非類似する非類似群とに分割し、
前記類似群と前記非類似群との患者遺伝子情報を比較して判定した各遺伝子の発現量の変化の有無を検定し、検定結果に基づいて該発現量の変化の有る発現変動遺伝子を同定し、
特定した前記発現変動遺伝子を多く含む順にパスウェイを特定するパスウェイ解析を行う
処理をコンピュータに行わせるパスウェイ解析プログラム。
(付記2)
前記コンピュータに、
前記パスウェイ解析によって特定した1以上のパスウェイ毎に、同定した前記発現変動遺伝子を1以上示したパスウェイ解析結果を表示装置に表示させる
処理を行わせる付記1記載のパスウェイ解析プログラム。
(付記3)
前記コンピュータに、
パスウェイ毎に1以上の薬剤を示した薬剤情報記憶部を参照して、前記パスウェイ解析によって特定した前記パスウェイ毎に、1以上の薬剤を示したパスウェイ解析結果を表示装置に表示させる
処理を行わせる付記1記載のパスウェイ解析プログラム。
(付記4)
複数の患者夫々の遺伝子の発現量を示す患者遺伝子情報を記憶した患者情報記憶部を参照して、該複数の患者を、選択された対象患者に係る遺伝子の発現量を示す対象遺伝子情報に類似する類似群と、該対象遺伝子情報に非類似する非類似群とに分割し、
前記類似群と前記非類似群との患者遺伝子情報を比較して判定した各遺伝子の発現量の変化の有無を検定し、検定結果に基づいて該発現量の変化の有る発現変動遺伝子を同定し、
特定した前記発現変動遺伝子を多く含む順にパスウェイを特定するパスウェイ解析を行う
処理をコンピュータが行うパスウェイ解析方法。
(付記5)
前記コンピュータは、
各遺伝子の発現量の変化の有無を、二群検定により判定することを特徴とする付記4記載のパスウェイ解析方法。
(付記6)
複数の患者夫々の遺伝子の発現量を示す患者遺伝子情報を記憶した患者情報記憶部を参照して、該複数の患者を、選択された対象患者に係る遺伝子の発現量を示す対象遺伝子情報に類似する類似群と、該対象遺伝子情報に非類似する非類似群とに分割する分割部と、
前記類似群と前記非類似群との患者遺伝子情報を比較して判定した各遺伝子の発現量の変化の有無を検定し、検定結果に基づいて該発現量の変化の有る発現変動遺伝子を同定する検定部と、
特定した前記発現変動遺伝子を多く含む順にパスウェイを特定するパスウェイ解析を行う解析部と
を有する情報処理装置。
2 ネットワーク
4a 対象指定情報
4g 遺伝子情報
4t 対象遺伝子情報
5pw パスウェイ候補一覧
100、102 サーバ
131 患者データベース
132 類似度計算結果
133a 類似症例群テーブル、 133b 非類似症例群テーブル
134 検定結果、 135 発現変動遺伝子リスト
140 発現変動遺伝子同定部
141 遺伝子情報取得部、 142 類似度計算部
143 症例分割部、 144 検定部
150 パスウェイ解析部
160 薬剤候補一覧作成部
200 パスウェイ情報データベース
300 端末
1000 システム

Claims (5)

  1. 複数の患者夫々の遺伝子の発現量を示す患者遺伝子情報を記憶した患者情報記憶部を参照して、該複数の患者を、選択された対象患者に係る遺伝子の発現量を示す対象遺伝子情報に類似する類似群と、該対象遺伝子情報に非類似する非類似群とに分割し、
    前記類似群と前記非類似群との患者遺伝子情報を比較して判定した各遺伝子の発現量の変化の有無を検定し、検定結果に基づいて該発現量の変化の有る発現変動遺伝子を同定し、
    特定した前記発現変動遺伝子を多く含む順にパスウェイを特定するパスウェイ解析を行う
    処理をコンピュータに行わせるパスウェイ解析プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記パスウェイ解析によって特定した1以上のパスウェイ毎に、同定した前記発現変動遺伝子を1以上示したパスウェイ解析結果を表示装置に表示させる
    処理を行わせる請求項1記載のパスウェイ解析プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    パスウェイ毎に1以上の薬剤を示した薬剤情報記憶部を参照して、前記パスウェイ解析によって特定した前記パスウェイ毎に、1以上の薬剤を示したパスウェイ解析結果を表示装置に表示させる
    処理を行わせる請求項1記載のパスウェイ解析プログラム。
  4. 複数の患者夫々の遺伝子の発現量を示す患者遺伝子情報を記憶した患者情報記憶部を参照して、該複数の患者を、選択された対象患者に係る遺伝子の発現量を示す対象遺伝子情報に類似する類似群と、該対象遺伝子情報に非類似する非類似群とに分割し、
    前記類似群と前記非類似群との患者遺伝子情報を比較して判定した各遺伝子の発現量の変化の有無を検定し、検定結果に基づいて該発現量の変化の有る発現変動遺伝子を同定し、
    特定した前記発現変動遺伝子を多く含む順にパスウェイを特定するパスウェイ解析を行う
    処理をコンピュータが行うパスウェイ解析方法。
  5. 複数の患者夫々の遺伝子の発現量を示す患者遺伝子情報を記憶した患者情報記憶部を参照して、該複数の患者を、選択された対象患者に係る遺伝子の発現量を示す対象遺伝子情報に類似する類似群と、該対象遺伝子情報に非類似する非類似群とに分割する分割部と、
    前記類似群と前記非類似群との患者遺伝子情報を比較して判定した各遺伝子の発現量の変化の有無を検定し、検定結果に基づいて該発現量の変化の有る発現変動遺伝子を同定する検定部と、
    特定した前記発現変動遺伝子を多く含む順にパスウェイを特定するパスウェイ解析を行う解析部と
    を有する情報処理装置。
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