JP2017121585A5

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Publication number: JP2017121585A5
Application number: JP2017081852A
Authority: JP
Filing date: 2017-04-18
Publication date: 2017-12-07
Anticipated expiration: 2033-02-27

Claims

治療薬を投与するための涙点プラグであって、
眼の下又は上涙小管内に挿入するのに適した寸法及び形状を有し、空洞を備える涙点プラグ本体と、
涙点プラグ本体上に配置され前記空洞を密封する密封蓋と、
前記涙点プラグ本体の空洞内に配置されたエネルギー源と、
前記密封蓋上に、薬剤を収容するように構成された収容セルのアレイと、
前記収容セルのアレイおよびエネルギー源と論理的および電気的に連絡し、前記収容セルの1つに電流を加えて選択的に前記治療薬を放出するように構成された制御部と、
を備え、
前記制御部は、振動子と、計数器と、多重変換装置とを備え、前記振動子は前記計数器の値を増加させ、前記計数器は前記多重変換装置に計数を出力し、前記多重変換装置は前記計数を前記収容セルのアドレスにデコードするように構成され、
前記収容セルのアレイのそれぞれの収容セルは、電流が印加されるとその収容セルの内容物を露出させる可溶性のカバーを含む、涙点プラグ。
請求項１に記載の涙点プラグであって、
前記制御部は、前記収容セルを規定時に起動するように構成されている、涙点プラグ。
請求項１に記載の涙点プラグであって、
電流を前記制御部によって選択された収容セル送るように構成された相互接続回路を更に備える、涙点プラグ。
請求項１に記載の涙点プラグであって、
前記相互接続回路は、それぞれへのアドレス可能な接続を定義する複数のワード線とビット線を備える、涙点プラグ。
請求項１に記載の涙点プラグであって、
それぞれの前記可溶性カバーは、前記収容セルの上に密封シールを形成する、涙点プラグ。
請求項１に記載の涙点プラグであって、
前記制御部はパルス型薬剤送達を行うように構成されている、涙点プラグ。
請求項１に記載の涙点プラグであって、
前記エネルギー源は電池である、涙点プラグ。
治療薬を投与するための涙点プラグであって、
眼の下又は上涙小管内に挿入するのに適した寸法及び形状を有し、空洞を備える涙点プラグ本体と、
前記涙点プラグ本体に前記空洞を密封するために取り付けられた頂部と、
前記空洞内に配置されたエネルギー源と、
前記頂部内に形成された収容セルのアレイであって、それぞれの収容セルは薬剤を収容し、起動信号を受信すると薬剤を放出するように構成された、前記収容セルのアレイと、
前記エネルギー源と電気的に連絡する制御部であって、前記起動信号を前記収容セルへ経路づける論理的指示を与えるように構成されている前記制御部と、
を備える、涙点プラグ。
請求項８に記載の涙点プラグであって、
前記涙点プラグが眼の中にあることを認識できるように構成されたセンサーをさらに備える、涙点プラグ。
請求項９に記載の涙点プラグであって、
前記センサーは、涙点プラグが眼の中に挿入されたことを検知すると前記制御部を起動する、涙点プラグ。
治療薬を持続的に投与するための涙点プラグの製造方法であって、
薬剤を収容するように構成された収容セルのアレイを形成することと、
眼の下又は上涙小管内に挿入するのに適した寸法及び形状を有し、空洞を備える涙点プラグ本体を形成することと、
前記涙点プラグ本体の空洞内にエネルギー源を組み込むことと、
前記収容セルのアレイが前記エネルギー源に電気的に連絡するように前記収容セルのアレイを前記涙点プラグ本体に取り付けることと、を含む涙点プラグの製造方法。
請求項１１に記載の製造方法であって、
前記収容セルのアレイを前記涙点プラグ本体に取り付けることは、前記空洞内に前記エネルギー源を封止することを含む、製造方法。
請求項１１に記載の製造方法であって、
前記収容セルのアレイを形成することは、
ワード線とビット線から形成される電気配線の格子を半導体基板上に形成することと、
前記ワード線とビット線の交点の付近において前記半導体基板に収容セルをエッチングすることと、
前記収容セルに薬剤を充填することと、
前記収容セルを可溶性の材料でカバーすることと、
を含む、製造方法。
請求項１１に記載の製造方法であって、
前記エネルギー源と前記収容セルのアレイとの間に電気接続を形成すること、をさらに含む、製造方法。
請求項１４に記載の製造方法であって、
前記電気接続を形成することは、前記収容セルへの電流の印加とタイミングを制御する制御部を組み込むことをさらに含む、製造方法。
請求項１５に記載の製造方法であって、
電気接続を形成することは、前記涙点プラグが眼の中にあることを認識できるように構成されたセンサーを組み込むことをさらに含む、製造方法。
請求項１６に記載の製造方法であって、
前記センサーは、涙点プラグが眼の中に挿入されたことを検知すると前記制御部を起動する、製造方法。
請求項１１に記載の製造方法であって、
前記エネルギー源を組み込むことは、
前記空洞内に陽極を配置することと、
前記空洞内に電解液を配置することと、
前記空洞内に陰極を配置することと、
を含む、製造方法。