JP2017121003A - 情報提供システムおよびプログラム - Google Patents

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隆一郎 八尾
隆博 前田
Takahiro Maeda
隆博 前田
哲郎 諏佐
Tetsuro Susa
哲郎 諏佐
良和 中瀬
Yoshikazu Nakase
良和 中瀬
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Abstract

【課題】集まった人々に複数の情報を取得させることのできる情報提供システムを提供する。【解決手段】複数の登録情報Irに個別に対応して複数の識別情報Diを設定する制御装置12と、識別情報Diを符号化した発信信号Sdを発信する発信機11と、を備える情報提供システム10である。制御装置12は、いずれか1つの識別情報Diを発信させる発信指令Cdを発信機11へ向けて出力し、発信機11は、入力された発信指令Cdが示す識別情報Diを発信信号Sdに符号化し、先に符号化した発信信号Sdに替えて新たに符号化した発信信号Sdを発信する。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の情報を提供する情報提供システムおよびプログラムに関する。
例えば、演劇では、様々な趣向を凝らして観客を楽しませることが考えられている(例えば、特許文献1参照)。このような演劇を楽しむ観客には、楽しみの一環として登場する演者が装着している装飾品等を入手したいと考えるものが少なからず存在する。他方、演劇を提供する側としては、上記した装飾品等の購入を観客に促したいと考えている。
特開2008−161290号公報
ここで、演劇を提供する側は、近年のインターネットの普及により、ウェブサイト等に上記した装飾品等の演者等に関連する情報を載せることで、装飾品等の購入を容易なものにできる。しかしながら、ウェブサイト等に情報を載せるだけでは、観客が演劇を楽しんだ後に自ら当該ウェブサイト等を検索する必要があるので、鑑賞した観客の中の一部のみが実行するに留まる。また、提供する側としては、観客が印象に残った物のみを検索することから、演劇中の他の様々な装飾品等の情報の提供の機会を逃すこととなる。このため、演劇のように多くの人が集まる場所において、集まった人々の好みに応じた複数の情報を各人に取得させることが求められる。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、集まった人々に複数の情報を取得させることのできる情報提供システムを提供することにある。
請求項1に記載の情報提供システムは、複数の登録情報に個別に対応して複数の識別情報を設定する制御装置と、前記識別情報を符号化した発信信号を発信する発信機と、を備え、前記制御装置は、いずれか1つの前記識別情報を発信させる発信指令を前記発信機へ向けて出力し、前記発信機は、入力された前記発信指令が示す前記識別情報を前記発信信号に符号化し、先に符号化した前記発信信号に替えて新たに符号化した前記発信信号を発信する。
本発明の情報提供システムでは、集まった人々に複数の情報を取得させることができる。
本発明の情報提供システムの一実施形態に係る実施例の情報提供システム10の概要を示す説明図である。 情報提供システム10の構成をブロック図で示す説明図である。 一例としての構成データDcを示す説明図である。 演算制御部31で実行される一例としての生成処理を示すフローチャートである。 操作機表示部44に表示される操作画面Po1を示す説明図である。 操作機表示部44に表示される操作画面Po2を示す説明図である。 操作機表示部44に表示される操作画面Po3を示す説明図である。 操作機制御部41で実行される一例としての実行処理を示すフローチャートである。 発信制御部21で実行される一例としての切替発信処理を示すフローチャートである。 端末制御部51で実行される一例としての識別情報取得処理を示すフローチャートである。 端末制御部51で実行される一例としての登録情報取得処理を示すフローチャートである。 端末表示部54に表示される情報選択画面Pi1を示す説明図である。 端末表示部54に表示される情報選択画面Pi2を示す説明図である。 端末表示部54に表示される登録情報Ir(アドレス情報A)のウェブサイトWsの一例を示す説明図である。 端末表示部54に表示される登録情報Ir(アドレス情報A)のウェブサイトWsの他の一例を示す説明図である。
以下に、本願発明に係る情報提供システムおよびプログラムの実施例について図面を参照しつつ説明する。
本発明に係る情報提供システムおよびプログラムの一実施例としての情報提供システム10(そこで用いるプログラム(アプリケーション))の概略的な構成を、図1から図15を用いて説明する。なお、図1では、情報提供システム10の構成の理解を容易とすべく劇場Thを簡略化して示す。また、図3では、構成データDcの理解を容易とすべく、演劇Drに出演する演者P、用いる装飾品Tや物品G、演劇Drにおける幕Acの数を簡略化して示す。
まず、情報提供システム10の概要を、図1および図2を用いて説明する。情報提供システム10は、多くの人が集まる場所において、集まった人々の好みに応じた複数の情報を各人に取得させることを可能とする。その多くの人が集まる場所としては、例えば、劇場や文化的複合施設や商業施設等の建物(その敷地等を含めてもよい)があり、図1では劇場Thに用いた一例を示す。この情報提供システム10では、発信機11から発信信号Sd(図2参照)を発信し、その発信信号Sdを各観客Auが持つ各受信端末機13に受信させる。情報提供システム10では、単一の発信機11からは一度(同時刻)に1種類の発信信号Sdのみの発信が可能であり、制御装置12(図2参照)が発信機11から発信させる発信信号Sdを切り替えることで、各受信端末機13に複数の情報を受信させる。
情報提供システム10は、発信機11と制御装置12(図2参照)と受信端末機13とを備える。その発信機11は、多くの人が集まる場所(この例では演劇Drを行う劇場Th)に設けられ、後述する識別情報Diを発信信号Sdに符号化し、その発信信号Sdを発信(出力)する(図2参照)。発信機11は、Wi−Fi(ワイファイ(登録商標))やNFC(NEAR Field Communication(登録商標))やブルートゥース(登録商標))や音響(そこに信号を重畳させたもの)等の近距離無線通信を利用して発信信号Sdを発信するものであり、その発信信号Sdを各受信端末機13に取得させる。この発信信号Sdは、受信端末機13との間で予め設定した通信方式に従い識別情報Diを符号化したものであり、本実施例ではブルートゥースロウエナジー(Bluetooth Low Energy(登録商標))の無線通信方式でビーコン(Beacon)の管理フレームを用いるものとする。発信機11は、制御装置12(その後述する制御操作機40)から出力された識別情報Diを発信信号Sdに符号化し、その発信信号Sdを発信することが可能な任意の情報処理装置である。発信機11は、連続的か間欠的かを問わず電波を発信するものであり、本実施例では、間欠的に電波を発信するすなわち所定のタイミングで定期的にかつ繰り返して電波を発信するもの(所謂ビーコン端末)とし、当該電波として発信信号Sdを発信する。このような発信機11は、例えば、専用の端末機、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、およびタッチパッド等で形成でき、本実施例では、小型のパーソナルコンピュータで形成する。
この発信機11は、図2に示すように、発信制御部21と発信通信部22と発信出力部23と発信記憶部24とを有する。その発信制御部21は、次の各処理を、発信記憶部24もしくは内蔵する内部メモリ21aに記憶されたプログラムにより統括的に行う。その各処理としては、発信通信部22による後述する発信指令Cdの取得処理や、その発信指令Cdが示す識別情報Diを発信信号Sdに符号化する符号化処理や、発信出力部23から発信信号Sdを発信(出力)させる発信処理等がある。
発信通信部22は、制御装置12(その後述する制御操作機40(操作機通信部43))からの後述する発信指令Cdを取得するものであり、本実施例ではワイファイ(Wi−Fi(登録商標))の無線通信方式を用いる。発信出力部23は、発信制御部21によりブルートゥースロウエナジーの無線通信方式でビーコンの管理フレームを用いて生成された発信信号Sdを出力する。この発信通信部22と発信出力部23とは、本実施例では、USB(Universal Serial Bus(登録商標))タイプの通信端末で一体的に形成され、発信機11を構成する小型のパーソナルコンピュータの本体に接続されて設けられる。
発信記憶部24は、発信制御部21の制御下で、その各処理のためのプログラムを記憶するとともに、発信通信部22で取得した発信指令Cdや、発信制御部21で生成した発信信号Sdを適宜記憶しそれらの読み出しを可能とする。また、発信記憶部24は、本実施例では、発信機11を制御装置12および各受信端末機13と協働して情報提供システム10を構成させるプログラムを記憶(保存)する。そして、発信記憶部24は、本実施例では、上述した発信指令Cdの取得(取得処理)、発信信号Sdの生成(生成処理)、発信信号Sdの発信(発信処理)を行う切替発信処理のためのアプリケーションを記憶(保存)する。
制御装置12は、発信機11が発信(出力)する発信信号Sd(それが示す識別情報Di)を切り替えさせる。この制御装置12は、複数の登録情報Irに対応して複数の識別情報Diを設定し、その設定した中のいずれか1つの識別情報Diを発信させるための発信指令Cdを発信機11へ向けて出力する。その登録情報Irは、図3に示すように、各シナリオSrにおいて各シーンSnで提供する任意の情報であり、本実施例ではウェブサイトWs(図14、図15参照)の所在を示すアドレス情報Aとする。そのシナリオSrとは、各登録情報Irの提供先とする対象者が来場する目的の種別を示し、例えば、劇場Thで行われる演劇Dr(その演目名)や、会場で行われるコンサートおよびイベント(そのコンサート名およびイベント名)や、買い物等で訪れる商業施設(その施設名)をいう。また、シーンSnとは、対象者に提供する情報の種類を切り替えるための区分であり、1つのシーンSnに対して1つの登録情報Ir(アドレス情報A)を対応付ける。このため、各シナリオSrでは、複数のシーンSnが設定され、その各シーンSnに1つの登録情報Ir(アドレス情報A)が対応付けられることで、複数の情報の提供を可能とする。この各シーンSnでは、時系列で見た順番と継続時間tcとが設定され、対応付けられた登録情報Ir(アドレス情報A)すなわちそれを示す識別情報Diを提供する時機の判別が可能とされる。なお、順番および継続時間tcに替えて開始時刻および終了時刻を設定して、時機の判別を可能としてもよい。この各シナリオSr、各シーンSnおよび各登録情報Ir(アドレス情報A)の設定については後述する。
制御装置12は、図2に示すように、識別情報Diを設定し登録情報Ir(アドレス情報A)を対応付けて記憶する中央制御機30と、発信指令Cdを発信機11へ向けて出力する制御操作機40と、を有する。その中央制御機30は、複数の登録情報Ir(アドレス情報A)を各シーンSnに対応付けて記憶し、その各登録情報Irに個別に対応して複数の識別情報Diを設定しかつそれらを対応付けて記憶し、その各識別情報Diを順に発信させる発信プログラムPdを生成する。その発信プログラムPdは、登録情報Ir(アドレス情報A)を提供する順番に並べられた各シーンSnが示す時機となると、当該シーンSnの登録情報Ir(アドレス情報A)に対応付けられた識別情報Diを発信させる発信指令Cdを出力させるべく生成される。中央制御機30は、生成した発信プログラムPdを制御操作機40へと出力する。
その制御操作機40は、中央制御機30からの発信プログラムPdを取得する。制御操作機40は、その発信プログラムPdに従い、設定された時機(シーンSn)となると対応付けされた識別情報Diを発信させる発信指令Cdを生成し、その発信指令Cdを発信機11へと出力する。その発信プログラムPd(制御操作機40)では、設定された時機(シーンSn)ではなくても、後述する発信操作Odが為されると、その発信操作Odが対応する識別情報Diを発信させる発信指令Cdを生成して発信機11へと出力する(図8参照)。
その中央制御機30は、演算制御部31と中央操作部32と中央通信部33と中央表示部34と中央記憶部35とを有する。この中央制御機30は、本実施例では、中央記憶部35にプログラムを記憶させたコンピュータで形成する。なお、そのプログラムは、演算制御部31の内部メモリ31aに記憶してもよい。
その演算制御部31は、次の各処理を、中央記憶部35もしくは内蔵する内部メモリ31aに記憶されたプログラムにより統括的に行う。その各処理としては、中央操作部32に為された操作に基づく設定処理および実行処理や、中央通信部33を介するデータの取得処理および出力処理や、中央表示部34の駆動制御処理や、各識別情報Diの設定処理や、生成した各識別情報Diを用いた発信プログラムPdの生成処理等がある。また、演算制御部31は、中央操作部32による各種設定や実行のための画面を中央表示部34に表示させる機能を有する。演算制御部31は、中央操作部32への操作に基づき、あるいは中央記憶部35(内部メモリ31a)に記憶されたプログラムに従い、上述した各動作(制御)を適宜実行する。
中央操作部32は、各登録情報Ir(アドレス情報A)の入力や、その各登録情報Ir(アドレス情報A)の発信の時機(各シーンSn)の入力や、生成した発信プログラムPdの制御操作機40への出力のための操作を行う箇所である。この中央操作部32は、本実施例では、コンピュータに接続されたキーボードや、マウス等のポインティングデバイスで構成する。なお、中央操作部32は、中央表示部34をタッチパネルの機能を搭載するものとして、その中央表示部34により構成してもよい。
中央通信部33は、中央制御機30に接続された外部機器や、中央制御機30が内蔵する内部機器や、ネットワーク接続されたサーバ等から適宜データの取得を可能とする。その取得するデータとしては、発信プログラムPdの生成の為のデータ(後述する構成データDc(図3参照))があり、外部機器や内部機器としては、CD等の記録媒体に記録されたデータを読み取るデータ取得機構がある。また、中央通信部33は、後述する操作機通信部43を介して制御操作機40(その後述する操作機制御部41)とのデータの遣り取りを可能とする。その遣り取りするデータとしては、生成した発信プログラムPdがある。さらに、中央通信部33は、後述する端末通信部55を介して受信端末機13(その後述する端末制御部51)のデータの遣り取りを可能とする。その遣り取りするデータとしては、識別情報Diや登録情報Ir(アドレス情報A)がある。
中央表示部34は、液晶ディスプレイで形成され、演算制御部31の制御下で、後述する発信プログラムPdを示す画面(生成のための画面も含む)等を表示する。中央記憶部35は、演算制御部31の制御下で、各種データやプログラムを記憶するとともに、それらの読み出しを可能とする。この中央記憶部35は、本実施例では、制御装置12を発信機11および各受信端末機13と協働して情報提供システム10を構成させるプログラムを記憶(保存)する。また、中央記憶部35は、各識別情報Diの設定処理や、発信プログラムPdの生成処理のためのアプリケーションを記憶(保存)する。そして、中央記憶部35は、各識別情報Diを各登録情報Irに対応付けて適宜記憶(保存)するとともに、生成した発信プログラムPdを適宜記憶(保存)する。
制御操作機40は、操作機制御部41と操作機操作部42と操作機通信部43と操作機表示部44と操作機記憶部45とを有する。この制御操作機40は、操作機記憶部45にプログラムを記憶させたコンピュータで形成し、本実施例では、スマートフォンで形成する。なお、そのプログラムは、操作機制御部41の内部メモリ41aに記憶してもよい。
その操作機制御部41は、次の各処理を、操作機記憶部45もしくは内蔵する内部メモリ41aに記憶されたプログラムにより統括的に行う。その各処理としては、操作機操作部42に為された操作に基づく設定処理および実行処理や、操作機通信部43を介するデータの取得処理や、操作機通信部43を介するデータの出力処理や、操作機表示部44の駆動制御処理や、取得した発信プログラムPdの実行処理(その際の発信指令Cdの生成および出力処理)等がある。また、操作機制御部41は、操作機操作部42による各種設定や発信プログラムPdの実行のための画面を操作機表示部44に表示させる機能を有する。そして、操作機制御部41は、後述する送信ボタンB3に発信操作Odが為されると、その発信操作Odが対応する識別情報Diを示す発信指令Cdを発信機11へ向けて出力する機能を有する(図8参照)。操作機制御部41は、操作機操作部42への操作に基づき、あるいは操作機記憶部45(内部メモリ41a)に記憶されたプログラムに従い、上述した各動作(制御)を適宜実行する。
操作機操作部42は、中央制御機30で生成された発信プログラムPdの実行のための操作を行う箇所である。この操作機操作部42は、本実施例では、操作機表示部44をタッチパネルの機能を搭載するものとして、その操作機表示部44により構成する。なお、操作機操作部42は、接続されたキーボードや、マウス等のポインティングデバイスで構成してもよい。
操作機通信部43は、中央通信部33を介して中央制御機30(その演算制御部31)とのデータの遣り取りを可能とする。その遣り取りするデータとしては、生成された発信プログラムPdがある。また、操作機通信部43は、発信通信部22を介して発信機11(その発信制御部21)へのデータの出力を可能とし、本実施例ではワイファイの無線通信方式を用いてデータを出力する。その出力するデータとしては、操作機制御部41が発信プログラムPdに基づいて生成した発信指令Cdがある。
操作機表示部44は、液晶ディスプレイで形成され、任意の画面や中央制御機30で生成された発信プログラムPdを実行するための後述する各操作画面Po(図5から図7参照)を表示する。操作機記憶部45は、操作機制御部41の制御下で、各種データやプログラムを記憶するとともに、それらの読み出しを可能とする。この操作機記憶部45は、本実施例では、制御装置12を発信機11および各受信端末機13と協働して情報提供システム10を構成させるプログラムや、発信プログラムPdの実行処理のためのアプリケーションを記憶(保存)する。また、操作機記憶部45は、取得した発信プログラムPdを適宜記憶(保存)する。
この制御操作機40(操作機制御部41)は、発信プログラムPdに従い、操作機通信部43を介して、発信機11(発信制御部21)へと発信指令Cdを出力する。その発信機11(発信制御部21)は、発信通信部22を介して発信指令Cdを取得すると、その発信指令Cdに基づく識別情報Diを発信信号Sdに符号化し、その発信信号Sdを発信出力部23から発信(出力)させる。そして、情報提供システム10では、発信機11から発信された発信信号Sdを、集まった人々(図1の例では各観客Au)が持つ各受信端末機13で受信可能とする。
その受信端末機13は、発信信号Sdを取得可能であり、その発信信号Sdを識別情報Diに復号することができ、その識別情報Diに対応付けられた登録情報Irとしてのアドレス情報Aが所在を示すウェブサイトWs(図14、図15参照)や中央制御機30(その演算制御部31)へのアクセスが可能な任意の情報処理装置である。受信端末機13は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、タッチパッド、ゲーム用コンソールおよび電子書籍リーダー等で形成され、本実施例では、スマートフォンとする。
この受信端末機13は、端末制御部51と受信部52と端末入力部53と端末表示部54と端末通信部55と端末記憶部56とを有する。この端末制御部51は、その端末記憶部56もしくは内蔵する内部メモリ51aに記憶されたプログラムにより受信端末機13を統括的に制御する。端末制御部51は、後述するように受信部52から発信信号Sdを取得すると、その発信信号Sdを識別情報Diに復号する機能や、端末表示部54に為された操作に応じて中央制御機30(その演算制御部31)から識別情報Diに対応付けられた登録情報Ir(アドレス情報A)を取得する機能を有する。
受信部52は、発信機11の発信出力部23から発信された発信信号Sdを受信するものであり、本実施例ではブルートゥースロウエナジーの無線通信方式でビーコンの管理フレームを用いて生成された発信信号Sdの受信を可能とする。この受信部52は、取得した発信信号Sdを端末制御部51に出力する。
端末入力部53は、種々の操作が可能とされ、各識別情報Diに対応付けされた各登録情報Irを取得する操作や、その各登録情報Irとしての各アドレス情報Aが示すウェブサイトWs(図14、図15参照)へのアクセスの操作が行われる。その端末入力部53は、本実施例では、端末表示部54をタッチパネルの機能を搭載するものとして、その端末表示部54により構成する。なお、端末入力部53は、接続されたキーボードや、マウス等のポインティングデバイスで構成してもよい。
端末表示部54は、端末制御部51の制御下で、各識別情報Diおよび各登録情報Ir(アドレス情報A)の選択のための後述する各情報選択画面Pi(図12、図13参照)や、アクセスしたウェブサイトWsで設定された各種の画像(図14、図15参照)を表示する。端末通信部55は、外部ネットワークとの通信を可能とし、端末制御部51の制御下において、各情報を適宜受信して端末記憶部56に記憶し、かつ端末記憶部56に記憶された各情報を適宜送信する。本実施例では、受信端末機13がスマートフォンであるので、端末通信部55は無線通信が可能であり、中央通信部33を介して中央制御機30(その演算制御部31)とデータの遣り取りを可能とする。
端末記憶部56は、端末制御部51の制御下で、各種データやプログラムを記憶し、かつそれらの読み出しを可能とする。この端末記憶部56は、本実施例では、この受信端末機13を発信機11および制御装置12と協働して情報提供システム10を構成させるプログラムを記憶(保存)する。また、端末記憶部56は、発信信号Sdを受信し、その受信した発信信号Sdを識別情報Diに復号し、その識別情報Diを端末記憶部56に記憶(保存)する識別情報取得処理や、その識別情報Diに対応付けられた登録情報Ir(アドレス情報A)を中央制御機30(その演算制御部31)から取得し、その操作のための画面を端末表示部54に表示させる登録情報取得処理のためのアプリケーションを記憶(保存)する。
このため、受信端末機13では、当該アプリケーションを起動することで、発信機11から発信された発信信号Sdの受信や、その発信信号Sdを復号した識別情報Diの取得や、その識別情報Diに対応付けられた登録情報Ir(アドレス情報A)の取得およびその表示が可能である。そして、端末記憶部56は、当該アプリケーションにより取得した識別情報Diや登録情報Ir(アドレス情報A)を適宜記憶(保存)する。
次に、取得させる複数の情報を任意に設定する様子の一例を、図3の構成データDcを用いて説明する。その構成データDcでは、対象とするシナリオSrを図1に示す演劇Drとし、その演劇Drの構成として、幕Ac毎に、登場する各演者Pと、その各演者Pが装着する装飾品Tおよび用いた物品Gと、舞台のセットとして用いた物品Gと、を示す。また、構成データDcでは、演劇Drの構成に基づいて設定した一例としての各シーンSnや登録情報Ir(アドレス情報A)や識別情報DiやタイトルTiを示す。さらに、構成データDcでは、各シーンSnを演劇Drの構成に合わせて上から順に時系列で並べて記載しており、表の中ではその継続時間tcも併せて示す。なお、幕Ac、演者P、装飾品T、物品G、シーンSn、継続時間tc、登録情報Ir(アドレス情報A)、識別情報DiおよびタイトルTiは、それぞれ複数存在することから、以下では個別に示す際には各符号の末尾にn(nは自然数)を付して示す。
構成データDcでは、以下のことを示す。まず、演劇Drでは、2つの幕Acと、その間に休憩時間tbと、が設定される。その第1幕Ac1では、演者P1が装飾品T1を装着しつつ物品G1を用いて登場し、演者P2が装飾品T2を装着して登場し、舞台のセットとして物品G2を用いる。同様に、第2幕Ac2では、演者P1が装飾品T3を装着して登場し、演者P2が装飾品T2を装着して登場し、演者P3が装飾品T4を装着しつつ物品G3を用いて登場し、舞台のセットとして物品G4および物品G5を用いる。この例では、基本的に、各装飾品Tや各物品Gの情報を提供すべく演劇Drの構成に基づき各シーンSnを設定する。
詳細には、第1幕Ac1において、そこで登場する装飾品T1、物品G1、装飾品T2および物品G2の情報を提供するウェブサイトWs(図14、図15参照)の所在を示す各アドレス情報A(以下では、単に対象物(装飾品Tや物品G)のアドレス情報Aともいう)を提供すべく各シーンSnを設定する。その情報を提供するウェブサイトWsとは、それぞれの対象物の提供者が作成するものであり、例えば、対象物を個別に紹介(購入を可能とするものを含む)するものや(図14、図15参照)、対象物を含めた多数の商品を紹介するものがある。ここで、情報提供システム10では、上述したように発信機11が発信する発信信号Sdを切り替えることで複数の情報の提供を可能とするので、上記した4つの情報の提供の順序を決めて各シーンSnを設定し、そのタイトルTiも併せて設定する。そのタイトルTiとは、各シーンSnを見分けるものであり、文字列や画像(アイコン等)を用いて形成する。タイトルTiは、例えば、各シーンSnを連想させるものとしたり、各シーンSnに対応付けられた登録情報Ir(アドレス情報A)の内容を連想させるものとしたりする。
この例では、装飾品T1、物品G1、装飾品T2および物品G2の順で情報を提供するものとし、それぞれ順にシーンSn1、Sn2、Sn3、Sn4およびタイトルTi1、Ti2、Ti3、Ti4とする。そして、シーンSn1で提供する装飾品T1のアドレス情報A1を登録情報Ir1とし、シーンSn2で提供する物品G1のアドレス情報A2を登録情報Ir2とし、シーンSn3で提供する装飾品T2のアドレス情報A3を登録情報Ir3とし、シーンSn4で提供する物品G2のアドレス情報A4を登録情報Ir4とする。そして、中央制御機30(その演算制御部31)により、登録情報Ir1に識別情報Di1が、登録情報Ir2に識別情報Di2が、登録情報Ir3に識別情報Di3が、登録情報Ir4に識別情報Di4が、それぞれ対応付けて設定される。このとき、中央制御機30(演算制御部31)は、各識別情報Diと各登録情報Irとを対応付けて中央記憶部35で記憶(保存)する。
また、この例では、休憩時間tbにおいて、自由に設定した情報を提供するウェブサイトWsの所在を示す各アドレス情報A5を提供すべくシーンSn5を設定する。その自由に設定した情報とは、例えば、演劇Drの内容や、当該演劇Drに関わる劇団の情報や、その劇団員の情報や、当該演劇Drを行う劇場Thの情報や、その劇場Thの周辺の店舗の情報(クーポン等を含む)や、当該演劇Drの後援者のコマーシャルや、演劇Drや劇場Thとは関わりのない企業等のコマーシャル等、を自由に設定すればよい。この例では、劇場Thの周辺の店舗の情報を提供すべくシーンSn5とそのタイトルTi5とを設定して当該情報のアドレス情報A5を登録情報Ir5としており、それに対応付けて識別情報Di5が設定される。また、この例では、シーンSn5を、休憩時間tbの開始時刻よりも早めに開始し、かつ休憩時間tbの終了時刻よりも遅めに終了させるように設定する。これにより、休憩時間tbに席を外していた観客Auの受信端末機13に対しても情報を提供できる。
さらに、この例では、第2幕Ac2において、そこで新たに登場する装飾品T3、装飾品T4、物品G3、物品G4および物品G5のウェブサイトWsを、その順に提供すべくシーンSn6、Sn7、Sn8、Sn9、Sn10と、そのタイトルTi6、Ti7、Ti8、Ti9、Ti10とを設定する。そして、構成データDcでは、シーンSn6に提供する装飾品T3のアドレス情報A6を登録情報Ir6とし、シーンSn7に提供する装飾品T4のアドレス情報A7を登録情報Ir7とし、シーンSn8に提供する物品G3のアドレス情報A8を登録情報Ir8とし、シーンSn9に提供する物品G4のアドレス情報A9を登録情報Ir9とし、シーンSn10に提供する物品G5のアドレス情報A10を登録情報Ir10とする。そして、構成データDcでは、登録情報Ir6、Ir7、Ir8、Ir9、Ir10に対応付けて識別情報Di6、Di7、Di8、Di9、Di10が設定される。
なお、この例では、各幕Acに合わせて各シーンSnや提供する情報の種類を設定していたが、各シーンSnや提供する情報の種類は適宜設定すればよく、この例に限定されない。また、この例では、演劇Drが開始してから終了するまでの間に休みなく各シーンSnを設定(情報を提供)していたが、情報の提供を停止する時間を設けたり、演劇Drの開始前や終了後にも各シーンSnを設定(情報を提供)したりしてもよく、本実施例に限定されない。さらに、この例では、図1に示す演劇DrをシナリオSrとしていたが、上述したようにシナリオSrを、例えば、会場でのコンサートおよびイベントや商業施設等として、それらに合わせて各シーンSn(各登録情報Ir)を設定してもよい。その各登録情報Irは、例えば、会場でのコンサートやイベントの場合には、それらに関連するグッズや情報や後援者の情報とすることが考えられ、商業施設とした場合には、その中の店舗の情報(クーポン等を含む)や開催されるイベントの情報とすることが考えられる。
このように設定したシナリオSr(その各シーンSn)に基づいて、中央制御機30の演算制御部31が発信プログラムPdを生成する。その演算制御部31は、基本的に、各シーンSnにおける登録情報Irに個別に対応させて識別情報Diを設定し、その識別情報DiとシーンSn(その継続時間tc)とそのタイトルTiとを個別に対応付けて発信プログラムPdを生成する。演算制御部31は、生成した発信プログラムPdと、各識別情報DiにシナリオSrと各登録情報Irと各シーンSnと各タイトルTiとを対応付けたデータと、を中央記憶部35に記憶(保存)するとともに、その発信プログラムPdを中央通信部33および操作機通信部43を介して制御操作機40(その操作機制御部41)に送信する。
次に、この情報提供システム10の制御装置12の中央制御機30の演算制御部31で実行される発信プログラムPdの生成処理(そのアプリケーション)について図4を用いて説明する。演算制御部31は、対象とするシナリオSrで設定された各シーンSn(各登録情報IrおよびタイトルTi)を取得することで生成処理を実行できる。それらの取得は、上記したような構成データDcとして中央通信部33を介して中央記憶部35や内部メモリ31aに纏めて入力されてもよく、中央操作部32により個別に入力されてもよい。図4の例では、中央操作部32により個別に入力する。なお、構成データDcとして纏めて入力される場合でも、行う処理は基本的に同じであり、後述する中央操作部32での入力を待つステップ(S2、S3)を、中央記憶部35や内部メモリ31aからの取得に替えればよい。その図4は、本実施例の演算制御部31(制御装置12)で実行される一例としての生成処理を示すフローチャートであり、以下ではその各ステップについて説明する。このフローチャートは、上記したアプリケーションが起動されることで開始する。
ステップS1では、シナリオSrを設定して、ステップS2へ進む。このステップS1では、中央操作部32を介して入力された名称をシナリオSr(その題名)として設定する。例えば、上記した演劇Drを例とすると、その演目名をシナリオSr(その題名)として設定する。
ステップS2では、ステップS1でのシナリオSrの設定、あるいは、ステップS6での発信プログラムPdの生成が終了していないとの判断に続き、登録情報Irが入力されたか否かを判断し、Yesの場合はステップS3へ進み、Noの場合はステップS2を繰り返す。このステップS2では、中央操作部32により登録情報Irが入力されたか否かを判断する。その入力は、中央操作部32での直接の打ち込みでもよく、中央操作部32への操作により中央通信部33や中央記憶部35から取得してもよい。また、ステップS2では、登録情報Irが入力されたと判断すると、シーンSnの設定を促す画面を中央表示部34に表示させる。
ステップS3では、ステップS2での登録情報Irが入力されたとの判断に続き、その登録情報IrのシーンSnが設定されたか否かを判断し、Yesの場合はステップS4へ進み、Noの場合はステップS3を繰り返す。このステップS3では、入力された登録情報IrをいずれのシーンSnとするか、すなわち登録情報Irの提供を開始する順番とその継続時間tcとが設定されたか否かを判断する。また、ステップS3では、シーンSnのタイトルTiも併せて設定されたか否かを判断する。この各設定は、中央操作部32での直接の打ち込みでもよく、中央操作部32への操作により中央通信部33や中央記憶部35から取得してもよい。
ステップS4では、ステップS3でのシーンSnが設定されたとの判断に続き、そのシーンSnの登録情報Irに対応させて識別情報Diを設定して、ステップS5へ進む。このステップS4では、ステップS2で入力された登録情報Irに個別に対応させて1つの識別情報Diを設定し、その登録情報Irと識別情報Diとを対応付けて中央記憶部35に記憶させる。
ステップS5では、ステップS4での識別情報Diの設定に続き、その識別情報DiにシーンSnを対応付けて、ステップS6へ進む。このステップS5では、ステップS4で設定した識別情報Diを、それに対応付けた登録情報IrのシーンSnに対応付けて中央記憶部35に記憶させる。また、ステップS5では、そのシーンSnとして設定された順番に基づき、既に中央記憶部35に記憶された他のシーンSnとの間での順序を設定する。
ステップS6では、ステップS5でのシーンSnの対応付けに続き、発信プログラムPdの生成が終了したか否かを判断し、Yesの場合はステップS7へ進み、Noの場合はステップS2へ戻る。このステップS6では、中央操作部32に発信プログラムPdの生成を終了する旨の操作が為されたか否かを判断する。なお、ステップS6は、構成データDcとして纏めて入力されるものとする場合には、その構成データDcに登録された全ての登録情報Irに対してシーンSnや識別情報Diを設定したか否かを判断する。
ステップS7では、ステップS6での発信プログラムPdの生成が終了したとの判断に続き、シナリオSrに対応付けた発信プログラムPdとして中央記憶部35に記憶して、この生成処理を終了する。このステップS7では、ステップS5で早い順に並べ替えた各シーンSnを、ステップS1で設定したシナリオSrにおける発信プログラムPdとして中央記憶部35に記憶する。
この図4に示す生成処理により、演算制御部31は、識別情報DiとシーンSnとそのタイトルTiとを個別に対応付けて発信プログラムPdを生成し、その発信プログラムPdにおける各識別情報Diが個別に対応する登録情報Irを中央記憶部35に記憶する。なお、このような発信プログラムPdを生成するものであれば、図4とは異なる生成処理でもよく、本実施例に限定されない。演算制御部31は、生成した発信プログラムPdを制御操作機40(その操作機制御部41)に送信する。その制御操作機40(操作機制御部41)は、受信した発信プログラムPdを操作機記憶部45に記憶する。
そして、制御操作機40(操作機制御部41)では、本実施例では、図5から図7に示すように、発信プログラムPdの実行のための各操作画面Poを操作機表示部44に適宜表示させる。操作機表示部44では、図5に示すように、シナリオSrを選択するための操作画面Po1が表示される。その操作画面Po1では、操作機記憶部45に記憶された各発信プログラムPdに対応する各シナリオSrを選択可能に表示し、図5の例では4つのシナリオSr(発信プログラムPd)を表示する。その操作画面Po1でいずれか1つのシナリオSrが選択されると、操作機表示部44では、図6に示すように、当該シナリオSrの各シーンSnを示す操作画面Po2が表示される。その操作画面Po2では、上部に当該発信プログラムPd(シナリオSr)を開始するための開始ボタンB1と、開始している発信プログラムPdを停止するための停止ボタンB2と、が表示され、かつその下に当該シナリオSrにおける各シーンSn(図6ではSn1からSn3の3つ)が上から時系列で帯状に表示される。
その開始ボタンB1が操作されると、操作機制御部41が発信プログラムPdを開始する。このとき、操作画面Po2では、現時点が該当するシーンSn、すなわち出力している発信指令Cdが示す識別情報Diに対応付けされたシーンSnがいずれであるのかの認識を可能とし、本実施例では該当シーンSnを示す帯状の区画の色を他の区画と異なるものとする。また、停止ボタンB2が操作されると、操作機制御部41が開始した発信プログラムPdの実行を停止する。このため、停止ボタンB2は、設定された継続時間tcよりも識別情報Diを発信させるタイミングを遅らせることを可能とする。
加えて、操作画面Po2では、各シーンSnを示す帯状の区画に、それぞれ送信ボタンB3が表示される。その送信ボタンB3は、操作されると、その時点で実行しているシーンSnの種類やその継続時間tcに拘わらず、当該送信ボタンB3が表示された帯状の区画が示すシーンSnに対応付けされた識別情報Diを発信させる発信指令Cdを、直ちに発信機11へと出力する。このため、各送信ボタンB3は、設定された継続時間tcよりも識別情報Diを発信させる時機(タイミング)を早めることを可能とする。これにより、各送信ボタンB3に為された操作が発信操作Odとなり、その各送信ボタンB3が発信操作部として機能する。
そして、操作画面Po2でいずれか1つのシーンSnが選択されると、操作機表示部44では、図7に示すように、当該シーンSnの詳細な情報を示す操作画面Po3が表示される。その操作画面Po3では、上から順に、当該シーンSnのタイトルTi(Ti1)と、当該シーンSnの継続時間tc(tc1)と、当該シーンSnの詳細な情報の情報記載欄Ciと、が表示される。その情報記載欄Ciは、当該シーンSnに対応付けされた登録情報Irの概要の把握を可能とする情報が記載され、例えば、登録情報Ir(アドレス情報A)や、そこへのアクセスのためのアイコン等が記載される。なお、上記した各操作画面Poは、発信プログラムPdの実行のために操作機表示部44に表示されるものであれば、使い勝手等に応じて適宜設定すればよく、本実施例の構成に限定されない。
次に、その操作機制御部41で実行される発信プログラムPdの実行処理(そのアプリケーション)について説明する。この実行処理は、上述したように、発信プログラムPdに基づいて識別情報Diを発信するものであり、図8を用いて説明する。その図8は、本実施例の操作機制御部41(制御操作機40)で実行される一例としての実行処理を示すフローチャートであり、以下ではその各ステップについて説明する。このフローチャートは、上記したアプリケーションが起動されているとともに、いずれかのシナリオSrが選択されて操作機表示部44に表示された操作画面Po2において開始ボタンB1への操作により選択された発信プログラムPdが開始されることで開始する。
ステップS11では、変数mを1(m=1)として、ステップS2へ進む。この変数mは、現時点が該当するシーンSnが何番目の順番とされたものであるのかをカウントするために用いるものであり、ステップS11では当該変数mを1とする。
ステップS12では、ステップS11での変数mを1とすること、あるいは、ステップS18でのすべてのシーンSnが終了していないとの判断に続き、m番目のシーンSnとなったか否かを判断し、Yesの場合はステップS13へ進み、Noの場合はステップS15へ進む。このステップS12では、m番目に設定されたシーンSnとなったか否か、すなわちm−1番目のシーンSnとなってからそこに設定された継続時間tcが経過したか否かを判断する。このため、この発信プログラムPdが開始されて最初のステップS12では、1番目のシーンSnとなるのでYesと判断してステップS13へ進む。
ステップS13では、ステップS12でのm番目のシーンSnとなったとの判断に続き、m番目のシーンSnの発信指令Cdを出力して、ステップS14へ進む。このステップS13では、m番目のシーンSnに対応付けされた識別情報Diを発信させる発信指令Cdを生成し、その発信指令Cdを操作機通信部43から発信機11へと出力させる。
ステップS14では、ステップS13での発信指令Cdの出力に続き、m+1を新たな変数mとして、ステップS18へ進む。このステップS14では、ステップS13で発信指令Cdを出力したので、次の順番のシーンSnの発信指令Cdを出力すべく、変数m(その現状の値)に1を加算して新たな変数m(m=m+1)とする。
ステップS15では、ステップS12でのm番目のシーンSnとなっていないとの判断に続き、発信操作Odが為されたか否かを判断し、Yesの場合はステップS16へ進み、Noの場合はステップS18へ進む。このステップS15では、発信操作Odが為されたか否か、すなわち操作機表示部44に表示された操作画面Po2におけるいずれかの送信ボタンB3(発信操作部)が操作されたか否かを判断する。
ステップS16では、ステップS15でのいずれかの送信ボタンB3が操作されたとの判断に続き、その送信ボタンB3が位置するシーンSnの発信指令Cdを出力して、ステップS17へ進む。このステップS16では、ステップS15で発信操作Odされた送信ボタンB3が表示された帯状の区画が示すシーンSnに対応付けされた識別情報Diを発信させる発信指令Cdを生成し、その発信指令Cdを操作機通信部43から発信機11へと出力させる。このため、送信ボタンB3(発信操作部)が位置するシーンSnに対応付けされた識別情報Diが、発信操作Odが対応する識別情報Diとなる。
ステップS17では、ステップS16での発信指令Cdの出力に続き、その発信指令Cdが示すシーンSnの順番に1を加算した数字を新たな変数mとして、ステップS18へ進む。このステップS17では、ステップS16において、ステップS15で操作された送信ボタンB3が表示された帯状の区画が示すシーンSnが示す識別情報Diに対応付けされた発信指令Cdを出力したので、その次の順番のシーンSnの発信指令Cdを出力すべく、発信指令Cdを出力したシーンSnの順番nに1を加算した数字を新たな変数m(m=n+1)とする。
ステップS18では、ステップS14でのm+1を新たな変数mとすること、あるいは、ステップS15でのいずれの送信ボタンB3も操作されていないとの判断、あるいは、ステップS17でのステップS16で出力した発信指令Cdが示すシーンSnの順番に1を加算した数字を新たな変数mとすることに続き、すべてのシーンSnが終了したか否かを判断し、Yesの場合はステップS19へ進み、Noの場合はステップS12へ戻る。このステップS18では、この発信プログラムPdが示すシナリオSrにおけるすべてのシーンSnが示す識別情報Diに対応付けされた発信指令Cdを出力した後、その最後のシーンSnに設定された継続時間tcが経過したか否かを判断する。
ステップS19では、ステップS18でのすべてのシーンSnが終了したとの判断に続き、発信を停止する指令を発信機11へと出力して実行処理を終了する。
この図8に示す実行処理により、操作機制御部41は、基本的に、最も早い順番に設定された(一番上に表示させた)シーンSnに対応付けされた識別情報Diを発信させる発信指令Cdを発信機11へと出力し、そのシーンSnに設定された継続時間tcが経過すると、次のシーンSnに対応付けされた識別情報Diを発信させる発信指令Cdを発信機11へと出力することを繰り返す。また、その間に、各送信ボタンB3に発信操作Odが為されると、それに対応する識別情報Diを発信させる発信指令Cdを発信機11へと出力する。加えて、操作機制御部41は、停止ボタンB2が操作されると、上記した実行処理を中断する。そして、操作機制御部41は、最後の順番に設定されたシーンSnに対応付けされた識別情報Diを発信させる発信指令Cdを発信機11へと出力して、そのシーンSnに設定された継続時間tcが経過すると発信を停止する指令を発信機11へと出力して発信プログラムPdを終了する。この発信指令Cdにより、発信機11が発信する発信信号Sdを切り替える。
次に、その発信機11の発信制御部21で実行される切替発信処理(そのアプリケーション)について説明する。この切替発信処理は、発信機11(その発信出力部23)が、制御装置12(制御操作機40)からの発信指令Cdに応じて、発信信号Sdを適宜切り替えて発信(出力)するものであり、図9を用いて説明する。その図9は、本実施例の発信制御部21(発信機11)で実行される一例としての切替発信処理を示すフローチャートであり、以下ではその各ステップについて説明する。このフローチャートは、発信機11において切替発信処理のためのアプリケーションが起動されることで開始する。
ステップS21では、発信記憶部24に記憶している発信信号Sdを発信(出力)して、ステップS22へ進む。このステップS21では、現時点で発信記憶部24に記憶している発信信号Sdを発信出力部23から発信(出力)させる(発信処理)。なお、ステップS21では、発信記憶部24に発信信号Sdが記憶されていない場合には、発信出力部23から何も発信(出力)させることなくステップS22へ進む。
ステップS22では、ステップS21での発信信号Sdの発信、あるいはステップS23での発信指令Cdを受信していないとの判断に続き、切替発信処理を終了するか否かを判断し、Yesの場合は切替発信処理を終了し、Noの場合はステップS23へ進む。このステップS22では、実行している切替発信処理を終了するか否かを判断する。本実施例のステップS22では、制御操作機40から発信を停止する指令または切替発信処理を終了する指令を発信通信部22で受信したり、発信機11において駆動を停止する操作や切替発信処理を終了する操作が為されたりすると、終了するものと判断する。
ステップS23では、ステップS22での切替発信処理を終了しないとの判断に続き、発信指令Cdを受信したか否かを判断し、Yesの場合はステップS24へ進み、Noの場合はステップS22へ戻る。このステップS22では、制御操作機40(その操作機通信部43)からの発信指令Cdを、発信通信部22で受信したか否かを判断し、受信した場合にはその発信指令Cdを発信記憶部24に記憶(保存)する(取得処理)。
ステップS24では、ステップS23での発信指令Cdを受信したとの判断に続き、その発信指令Cdから発信信号Sdを生成して、ステップS25へ進む。このステップS24では、発信指令Cdが示す識別情報Diを発信信号Sdに符号化する(符号化処理)。
ステップS25では、ステップS24での発信信号Sdの生成に続き、生成した発信信号Sdを発信記憶部24に記憶(保存)して、ステップS21へ戻る。このステップS25では、ステップS24で生成した発信信号Sdを発信記憶部24に上書きして記憶(保存)、すなわち発信記憶部24の記憶をステップS24で生成した発信信号Sdに書き替える。なお、ステップS25で先の発信信号Sdと新たな発信信号Sdとの双方を記憶し、ステップS21で最新の発信信号Sdを発信させる構成としてもよい。
この図9に示す切替発信処理により、発信出力部23は、操作機制御部41からの発信指令Cdを受けると、その発信指令Cdが示す識別情報Diを発信信号Sdに符号化し、その符号化した発信信号Sdを発信する。これにより、発信出力部23は、発信プログラムPdのシナリオSrとして予め設定された各シーンSnすなわち予め設定された時機となると当該各シーンSn(時期)に設定された識別情報Diを示す発信信号Sdを発信し、かつ制御操作機40の発信操作部(送信ボタンB3)に発信操作Odが為されると当該発信操作Odに対応する識別情報Diを示す発信信号Sdを直ちに発信する。この発信信号Sdは、各受信端末機13により受信される。
次に、その受信端末機13の端末制御部51で実行される識別情報取得処理(そのアプリケーション)について説明する。この識別情報取得処理は、発信機11から発信された発信信号Sdから識別情報Diを取得するものであり、図10を用いて説明する。その図10は、本実施例の端末制御部51(受信端末機13)で実行される一例としての識別情報取得処理を示すフローチャートであり、以下ではその各ステップについて説明する。このフローチャートは、受信端末機13において識別情報取得処理のためのアプリケーションが起動されることで開始する。
ステップS31では、発信信号Sdを受信したか否かを判断し、Yesの場合はステップS32へ進み、Noの場合はステップS31を繰り返す。このステップS31では、受信端末機13の受信部52で発信信号Sdを受信したかを判断する。
ステップS32では、ステップS31での発信信号Sdの受信に続き、その受信した発信信号Sdが示す識別情報Diを端末記憶部56に記憶(保存)してステップS33へ進む。このステップS33では、受信した発信信号Sdを識別情報Diに復号し、その識別情報Diを端末記憶部56に記憶(保存)する。なお、ステップS32では、ステップS31で受信した発信信号Sdが既に端末記憶部56に記憶されている場合には、端末記憶部56に記憶させない。また、記憶させないことに替えて、ステップS31で発信信号Sdにおいて受信を行わせないものでもよい。
ステップS33では、ステップS32での識別情報Diの記憶(保存)に続き、識別情報取得処理を終了するか否かを判断し、Yesの場合は識別情報取得処理を終了し、Noの場合はステップS31へ戻る。このステップS33では、識別情報取得処理のためのアプリケーションが続行されると識別情報Diの取得を継続すべくステップS31へ戻り、そのアプリケーションが終了されると識別情報Diの取得を終了する。そのアプリケーションの続行は、当該アプリケーションを終了させる操作が為されていないことや、続行の有無を確認させることにより判断する。
この図10に示す識別情報取得処理により、各受信端末機13(端末制御部51)では、発信機11から発信された複数の発信信号Sdが示す複数の識別情報Diを取得して端末記憶部56に記憶する。その各受信端末機13(端末制御部51)では、端末記憶部56に記憶した各識別情報Diを用いて対応する各登録情報Irを取得する。
次に、その受信端末機13の端末制御部51で実行される登録情報取得処理(そのアプリケーション)について説明する。この登録情報取得処理は、取得した各識別情報Diに対応付けられた登録情報Ir(アドレス情報A)を中央制御機30(その演算制御部31)から取得するものであり、図11を用いて説明する。その図11は、本実施例の端末制御部51(受信端末機13)で実行される一例としての登録情報取得処理を示すフローチャートであり、以下ではその各ステップについて説明する。このフローチャートは、登録情報取得処理のためのアプリケーションが起動されるとともに上記した識別情報取得処理により少なくとも1つ以上の識別情報Diが端末記憶部56に記憶(保存)されていることで開始する。なお、アプリケーションの起動は、上記した識別情報取得処理から連続して起動されていてもよく、一度終了した後に起動されてもよい。
ステップS41では、識別情報Diを受信している旨を通知して、ステップS42へ進む。このステップS41では、少なくとも1つの識別情報Diが端末記憶部56に記憶(保存)されていることを示す通知を行う。その通知は、端末表示部54にその旨を示す文字やアイコン等を表示してもよく、振動や音を出力するものでもよい。本実施例のステップS41では、受信した識別情報Di毎に受信していることを示すアイコンを表示し、各アイコン(識別情報Di)の選択を可能とする。この際、端末記憶部56で複数の識別情報Diを記憶している場合には、それらを並べて端末表示部54に表示させてもよく、いずれか1つを切り替え可能に端末表示部54に表示させてもよい。
ステップS42では、ステップS41での識別情報Diを受信している旨の通知、あるいは、ステップS44での識別情報Diを受信している旨を通知する状態に戻るとの判断に続き、いずれか1つの識別情報Diが選択されたか否かを判断し、Yesの場合はステップS43へ進み、Noの場合はステップS42を繰り返す。このステップS42では、端末入力部53への操作により、端末表示部54に表示した各通知が示す識別情報Diのうちのいずれか1つが選択されたか否かを判断し、選択された場合には当該識別情報Diが対応付けされた登録情報Irを取得すべくステップS43に進む。
ステップS43では、ステップS42での識別情報Diが選択されたとの判断に続き、その識別情報Diが対応付けされた登録情報Irを取得して、ステップS44へ進む。このステップS43では、端末通信部55を介して制御装置12の制御操作機40の操作機制御部41にアクセスし、その操作機制御部41から選択された識別情報Diに対応付けされた登録情報Ir(アドレス情報A)とシナリオSrとシーンSnとタイトルTiとを取得し、それらを対応付けて端末記憶部56に記憶(保存)する。そして、ステップS43では、ウェブブラウザを起動し、取得したアドレス情報Aが示すURL(Uniform Resource Locator)を当該ウェブブラウザに渡して当該URLにアクセスし、そのURLが示すウェブサイトWsを端末表示部54に表示させる。なお、ステップS43では、ウェブサイトWsへのアクセスは行わなくても良い。
ステップS44では、ステップS43での登録情報Irの取得、あるいは、ステップS45での登録情報取得処理を終了しないとの判断に続き、識別情報Diを受信している旨を通知する状態に戻るか否かを判断し、Yesの場合はステップS42へ戻り、Noの場合はステップS45へ進む。このステップS44では、識別情報Diを受信している旨を通知する状態に戻る旨の操作(例えば、前の画面に戻る操作)が為されたか否かを判断する。
ステップS45では、ステップS44での識別情報Diを受信している旨を通知する状態に戻らないとの判断に続き、登録情報取得処理を終了するか否かを判断し、Yesの場合は登録情報取得処理を終了し、Noの場合はステップS44へ戻る。このステップS45では、識別情報Diを受信している旨を通知する状態に戻らない場面であることから、各識別情報Diに対応付けされた登録情報Irの取得を終了する旨の操作(例えば、当該アプリケーションを終了させる操作)が為されたか否かを判断する。
この図11に示す登録情報取得処理により、各受信端末機13(端末制御部51)では、発信プログラムPdのシナリオSrとして予め設定された各シーンSnにおいて発信機11から発信された各識別情報Diに対応する登録情報Ir(アドレス情報A)を取得できる。そして、本実施例の各受信端末機13(端末制御部51)では、図12および図13に示すように、取得した登録情報Ir(アドレス情報A)を選択して表示させるための各情報選択画面Piを端末表示部54に適宜表示させる。端末表示部54では、図12に示すように、取得した登録情報Ir(アドレス情報A)を選択するための情報選択画面Pi1が表示される。その情報選択画面Pi1では、各登録情報Irに対応付けて端末記憶部56に記憶されたシナリオSrを、選択可能に表示し、図12の例では2つのシナリオSrを表示する。その情報選択画面Pi1でいずれか1つのシナリオSrが選択されると、端末表示部54では、図13に示すように、当該シナリオSrにおいて取得している各登録情報Ir(アドレス情報A)の選択のための情報選択画面Pi2が表示される。その情報選択画面Pi2では、各登録情報Irに対応付けて端末記憶部56に記憶されたシーンSnのタイトルTiが、上から時系列で帯状に表示され、図13の例では3つのタイトルTi(シーンSn)が表示される。
その情報選択画面Pi2でいずれか1つのシーンSn(タイトルTi)が選択されると、その選択されたシーンSnに対応付けされた登録情報Ir(アドレス情報A)が所在を示すウェブサイトWsにアクセスして、端末表示部54に表示させる。すると、例えば、選択したものが上述した演者P1の装着する装飾品T1のアドレス情報A1(登録情報Ir1)である場合、図14に示すように、装飾品T1の情報を示すウェブサイトWs1にアクセスできる。本実施例では、当該ウェブサイトWs1において、装飾品T1の画像とともに、それを装着していた演者P1と、登場した第1幕Ac1と、このウェブサイトWs1の所在を示すアドレス情報A1´と、表示する商品(装飾品T1)の購入のための購入アイコンIbと、を表示する。これにより、各観客Auは、演者P1が第1幕Ac1で装着した装飾品T1の情報を取得でき、その詳細な情報も容易に取得でき、かつその装飾品T1を容易に購入できる。このことは、他の装飾品Tや物品Gであっても同様である。
また、選択したものが上述した休憩時間tbに設定されたシーンSn5におけるアドレス情報A1(登録情報Ir1)である場合、図15に示すように、劇場Thの周辺にある店舗の情報を示すウェブサイトWs5にアクセスできる。この図15では、当該店舗の一押しのソファSfの画像とともに、当該店舗で利用可能なクーポンCoと、当該店舗の名称Shと、この店舗のウェブサイトWs5の所在を示すアドレス情報A5´と、表示している商品(ソファSf)の購入のための購入アイコンIbと、を表示する。このため、当該店舗は、演劇Drを観に来ていた各観客Auに宣伝できる。
次に、この情報提供システム10を用いて、対象とするシナリオSrである演劇Drを観に劇場Thを訪れた各観客Auに複数の情報を提供するまでの動作の一例を説明する。この情報提供システム10では、各観客Auに対して、各自が持つ受信端末機13において当該システムに対応するアプリケーションを起動するように報知する。ここで、例えば、このアプリケーションを劇場Thの入り口等で取得可能とすることにより、各観客Auの受信端末機13における当該アプリケーションの搭載率を高められる。情報提供システム10では、中央制御機30の演算制御部31が生成処理(図4のフローチャート)で生成した発信プログラムPdを制御操作機40の操作機制御部41が実行処理(図8のフローチャート)を実行する。すると、情報提供システム10では、発信機11の発信制御部21が切替発信処理(図9のフローチャート)を実行し、受信端末機13の端末制御部51が識別情報取得処理(図10のフローチャート)を実行する。
すなわち、制御操作機40(操作機制御部41)では、図8のフローチャートのステップS11→S12→S13へと進み、最初のシーンSn1に対応する識別情報Di1の発信指令Cdを出力する。すると、発信機11(発信制御部21)では、図9のフローチャートのステップS21→S22→S23→S24→S25→S21へと進み、発信指令Cdを受信し、それが示す識別情報Di1を符号化した発信信号Sdを発信する。すると、受信端末機13(端末制御部51)では、図10のフローチャートのステップS31により発信された発信信号Sdを受信し、ステップS32へと進んでその発信信号Sdが示す識別情報Di1を端末記憶部56に記憶(保存)する。これにより、情報提供システム10では、最初のシーンSn1として設定された識別情報Di1を各観客Auの受信端末機13に提供できる。
その後、情報提供システム10では、制御操作機40(操作機制御部41)において、シーンSn1の継続時間tcが経過するまで図8のフローチャートのステップS14→S18→S12→S15→S18へと進むことを繰り返し、継続時間tcが経過するとステップS18→S12→S13へと進み、2番目のシーンSn2に対応する識別情報Di2の発信指令Cdを出力する。すると、発信機11(発信制御部21)では、上記したことと同様に、その発信指令Cdを受信し、それが示す識別情報Di2を符号化した発信信号Sdを発信する。そして、受信端末機13(端末制御部51)では、上記したことと同様に、発信された発信信号Sdが示す識別情報Di2を端末記憶部56に記憶(保存)する。これにより、情報提供システム10では、次のシーンSn2として設定された識別情報Di2を各観客Auの受信端末機13に提供できる。
そして、情報提供システム10では、上記のことを繰り返すことで、対象とするシナリオSrである演劇Drにおいて、その進行に合わせてすべてのシーンSnに対応付けて設定された各識別情報Diを各観客Auの受信端末機13に提供できる。また、制御操作機40(操作機制御部41)において、途中で操作画面Po2の送信ボタンB3が操作(発信操作Od)されると、図8のフローチャートのステップS18→S12→S15→S16へと進み、当該送信ボタンB3が表示された帯状の区画が示すシーンSnに対応する識別情報Diの発信指令Cdを出力する。すると、上記したことと同様に、発信機11(発信制御部21)が該当する識別情報Diの発信信号Sdを発信し、受信端末機13(端末制御部51)が該当する識別情報Diを端末記憶部56に記憶(保存)する。これにより、情報提供システム10では、各シーンSnの順番や時機とは関係なく、送信ボタンB3に為された操作(発信操作Od)に対応するシーンSnに設定された識別情報Diを各観客Auの受信端末機13に提供できる。
そして、情報提供システム10では、受信端末機13において、図11のフローチャートのステップS41により、識別情報Diを受信している旨を通知(アイコン)を端末表示部54に表示させる。そして、観客Auが、端末表示部54に表示された各識別情報Di(アドレス情報A)の中からいずれか1つを選択すると、図11のフローチャートにおいて、ステップS42→S43へと進み、その選択したアドレス情報Aが所在を示すウェブサイトWsにアクセスして端末表示部54に表示させる(図14、図15参照)。
上記した構成であるため、本実施例の情報提供システム10では、以下の各作用効果を得られる。その情報提供システム10では、対象とする場所に集まった人々が持つ各受信端末機13に、発信機11からの各発信信号Sdを自動的に受信させて対応する各登録情報Irを取得させることができる。このため、情報提供システム10では、集まった人々に情報の検索をさせることなく、任意の複数の情報を取得させることができるので、各人に積極的に複数の情報を提供でき、従来であれば検索等の迂遠な作業によりウェブサイトWsに訪れなかった人々のような潜在的な客層の開拓にも寄与できる。
また、情報提供システム10では、対象とする場所に対応させて複数の登録情報Irを設定し、その各登録情報Irに対応する識別情報Diから生成した各発信信号Sdを発信機11から発信させる。このため、情報提供システム10では、対象とする場所に応じて各登録情報Irを設定でき、その各登録情報Irを集まった人々(その受信端末機13)に提供できる。これにより、情報提供システム10では、対象とする場所に応じて、集まった人々の好みに応じた複数の情報を各人に取得させることができる。
さらに、情報提供システム10では、発信機11(発信出力部23)が、制御装置12(制御操作機40)からの発信指令Cdに応じて、示す識別情報Diの異なる発信信号Sdを適宜切り替えて発信(出力)する。このため、情報提供システム10では、単一の発信機11を多くの人が集まる場所に設置するだけで、複数の情報(登録情報Ir)を各人に取得させることができる。
情報提供システム10では、演劇Drを対象(シナリオSr)とすることで、その演劇Drを観に来た各観客Auが持つ各受信端末機13が、発信機11から発信された各発信信号Sdを自動的に受信する。このため、情報提供システム10では、各観客Auに各演者P等に関連する情報の検索をさせることなくそれらの情報を取得させることができる。これにより、各観客Auは、何らの作業を行うことなく演劇Drを観ているだけで、例えば演者Pが装着する装飾品Tの情報を取得でき、その装飾品Tの購入が容易となる。このことから、情報提供システム10では、観客Auによる装飾品T等の購入を容易にでき、検索等を敬遠するが興味はある観客Au等の潜在的な客層の開拓にも寄与できる。
情報提供システム10では、対象とするもの(シナリオSr)に応じて、設定した複数の情報(登録情報Ir)を示す発信信号Sdを発信する時機(タイミング(各シーンSn))を設定できる。このため、情報提供システム10では、対象とするものに応じた適切な時機に、適切な情報を各人の受信端末機13に提供でき、各人が興味を持った際に即時に情報を提供できる。これにより、情報提供システム10では、購買意欲が最も高まった時に情報を提供でき、販売のチャンスを広げることができる。
情報提供システム10では、発信操作Odを行うことで、複数の情報(登録情報Ir)を示す発信信号Sdを任意の時機に発信できる。このため、情報提供システム10では、対象とするもの(シナリオSr)が当初の予定通りに進行していない場合等の急遽の変更に対応させて情報を提供できる。特に、情報提供システム10では、停止ボタンB2を操作(停止操作)することで開始した発信プログラムPdの実行を停止できるので、併せて用いることで情報を提供する時機の自由度を確保でき、想定外の状況でも柔軟に対応して複数の情報を各受信端末機13(各観客Au)に提供できる。
情報提供システム10では、制御装置12が、各識別情報Diを設定し各登録情報Irに対応付けて記憶する中央制御機30と、発信指令Cdを発信機11へ向けて出力する制御操作機40と、を有する。このため、情報提供システム10では、中央制御機30で対象とするもの(シナリオSr)の複数の情報(各登録情報Ir)に対応付けて各識別情報Diを設定し、その情報に基づいて制御操作機40が発信指令Cdを出力できる。これにより、情報提供システム10では、単一の中央制御機30で複数の対象とするもの(シナリオSr)を設定し、それぞれの対象とするもの(シナリオSr)に対して制御操作機40を用いることで、異なる場所に存在する複数の対象に対して同時に同一の複数の情報や異なる複数の情報を提供できる。すなわち、情報提供システム10では、対応するアプリケーションを搭載した複数の制御操作機40と複数の発信機11とを用意すれば、単一の中央制御機30で各制御操作機40および各発信機11を同時に異なる場所で様々な情報の提供に用いることができる。
情報提供システム10では、所定の能力を有する情報処理装置に対応するアプリケーションを搭載するだけで制御操作機40として用いることができるので、汎用性を高めることができ、多くの者が簡単に利用することができる。加えて、情報提供システム10では、所定の能力を有する情報処理装置に対応するアプリケーションを搭載するだけで、情報の提供先となる各受信端末機13にできるので、より多くの者に複数の情報を簡易に取得させることができる。
情報提供システム10では、制御操作機40の発信操作部(各送信ボタンB3)で発信操作Odができるので、対象とするそれぞれのもの(シナリオSr)での進行度合いに応じて適宜発信信号Sdを発信させることができ、使い勝手をより向上できる。
情報提供システム10では、中央制御機30が各識別情報Diに対応付けて各登録情報Ir(アドレス情報A)を記憶するので、発信機11から発信させる識別情報Diの情報量や、制御操作機40から出力させる発信指令Cdの情報量を小さくできる。このため、情報提供システム10では、発信機11が、発信指令Cdに応じて、示す識別情報Diの異なる発信信号Sdを適宜切り替えて発信(出力)することを容易にできる。
情報提供システム10では、各受信端末機13が各識別情報Diに基づいて、中央制御機30から対応付けされた各登録情報Ir(アドレス情報A)を取得するので、制御操作機40での各発信指令Cdの生成や各受信端末機13での各識別情報Diの復号を簡易にできる。
情報提供システム10では、発信プログラムPdにおける発信信号Sdを発信する時機(タイミング(各シーンSn))をその順番と継続時間tcとで設定するものとし、かつ制御装置12(制御操作機40)において開始させる操作を行うことで発信プログラムPdを開始する。このため、情報提供システム10では、対象とするもの(シナリオSr)が、演劇Drやコンサートやイベントのように、開始時間が変更されてもその後の進行は予定通りに行われるものの場合での使い勝手を向上できる。
情報提供システム10では、対象(シナリオSr)に応じて提供する複数の情報(登録情報Ir)を任意に設定できるため、演劇Drを対象(シナリオSr)とすることで各演者Pが装着する装飾品Tや用いる物品Gの情報を提供できるので、装飾品Tや物品Gを販売するものにとって大きな利点がある。特に、演劇Drを観るために演劇Drまで足を運ぶ観客Auは、出演する演者P等に対して熱狂的であり、演者Pが装着した装飾品Tや用いた物品Gに対する購買欲が大きい場合が多いのでより利点が大きい。このため、情報提供システム10では、装飾品Tや物品G等の情報を各観客Auに提供する権利を、その装飾品Tや物品G等を販売する者に売ることで、演劇Drの資金集めに利用できる。加えて、本実施例では、演劇Drを行う劇場Thの情報や、劇場Thの周辺の店舗の情報を提供できるため、劇場Thや周辺の店舗にとっても大きな利点があるので、より多くの演劇Drの資金を集めることができる。このため、情報提供システム10では、劇団等が少ない資金で演劇Drを開催することを可能としつつ、装飾品Tや物品Gを販売するもの(本実施例では劇場Thや周辺の店舗も含む)に利益をもたらすことができる。なお、劇団自身が装飾品Tや物品G等を販売する場合であっても、販売数の増加が期待できるので、演劇Drの資金を集めることができる。このような観点から、情報提供システム10では、各観客Auに提供する情報として企業の宣伝等を扱うことで、その権利をより多くのものに売ることができ、より多くの資金を集めることができる。このことは、コンサートやイベントを対象(シナリオSr)とした場合でも同様である。
情報提供システム10では、対象とする場所に対応させて複数の登録情報Irを設定し、その各登録情報Irを任意の時機に当該場所に集まった人々の各受信端末機13に提供できる。このため、情報提供システム10では、対象とする場所に集まった人々の好みに応じた複数の情報を適切な時機に各人に提供できるので、当該場所に集まる人々の時間帯毎の傾向に応じた複数の情報を提供でき、例えば、演劇Drやコンサートやイベントにおいて登場する人(グループ)が時間帯毎で変化したり、商業施設において客層が時間帯毎で変化したりする場合でも、より効率良く複数の情報を各人に提供できる。
したがって、本発明に係る情報提供システム10では、集まった人々に複数の情報を取得させることができる。
なお、上記した実施例では、本発明に係る情報提供システムおよびプログラムについて説明したが、複数の登録情報に個別に対応して複数の識別情報を設定する制御装置と、前記識別情報を符号化した発信信号を発信する発信機と、を備え、前記制御装置は、いずれか1つの前記識別情報を発信させる発信指令を前記発信機へ向けて出力し、前記発信機は、入力された前記発信指令が示す前記識別情報を前記発信信号に符号化し、先に符号化した前記発信信号に替えて新たに符号化した前記発信信号を発信する情報提供システム、または、複数の登録情報に個別に対応して複数の識別情報を設定する制御装置と、前記識別情報を符号化した発信信号を発信する発信機とを備え、前記制御装置がいずれか1つの前記識別情報を発信させる発信指令を前記発信機へ向けて出力する情報提供システムの前記発信機に、入力された前記発信指令が示す前記識別情報を前記発信信号に符号化する機能と、先に符号化した前記発信信号に替えて新たに符号化した前記発信信号を発信する機能と、を実現させるプログラムであればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
また、上記した実施例では、提供する情報を示すウェブサイトWsの一例として、図14、図15に示す各画面を示したが、提供する情報を示すものであれば、他の構成でもよく、上記した実施例に限定されない。この提供する情報を示すウェブサイトWsは、上記したように情報を提供する権利を売る場合、当該権利を買ったものが適宜作成すればよい。
さらに、上記した実施例では、登録情報Irに個別に対応して設定された識別情報Diを発信信号Sdとしているが、発信信号Sdに変換可能な情報量や発信信号Sdとして発信可能な情報量に制限がない場合等には、登録情報Ir(アドレス情報A)を直に発信信号Sdに変換(符号化)してもよく、上記した実施例の構成に限定されない。
上記した実施例では、発信機11から発信する発信信号Sdをブルートゥースロウエナジーの無線通信方式でビーコンの管理フレームを用いたものとしていたが、近距離無線通信を利用して識別情報Diを符号化した発信信号Sdを発信するものであれば、他のビーコンや同様の機能を有するものでもよく、音響(音楽や音声)に重畳させてコードリーダで読み取ることで取り出せるものでもよく、上記した実施例の構成に限定されない。この最後に述べたように音響に重畳させると、音響の出力機器から発信信号Sdを出力できるので、発信信号Sdの出力のためだけの発信機11を設ける必要がなく、より簡易な構成にできる。
上記した実施例では、1つの劇場Th(人が集まる場所)に1つの発信機11を設けるものとしていたが、1つの当該場所(劇場Th)に複数の発信機11を設けるものとしてもよく、上記した実施例の構成に限定されない。このように複数の発信機11を設けると、より多くの発信信号Sdを発信することができ、各受信端末機13が各発信信号Sdを受信可能な領域を広げることができる。また、発信機11での発信信号Sdの切り替えに所定の時間を要する場合には、複数の発信機11を設けることで、異なる発信信号Sdの発信に要する時間を短くできる。
以上、本発明の情報提供システムおよびプログラムを実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。また、構成部材の数、位置、形状等は実施例に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にできる。
10 情報提供システム
11 発信機
12 制御装置
13 受信端末機
30 中央制御機
40 制御操作機
A(A1〜A10) アドレス情報
B3 (発信操作部の一例としての)送信ボタン
Cd 発信指令
Di 識別情報
Ir 登録情報
Od 発信操作
Sd 発信信号

Claims (10)

  1. 複数の登録情報に個別に対応して複数の識別情報を設定する制御装置と、
    前記識別情報を符号化した発信信号を発信する発信機と、を備え、
    前記制御装置は、いずれか1つの前記識別情報を発信させる発信指令を前記発信機へ向けて出力し、
    前記発信機は、入力された前記発信指令が示す前記識別情報を前記発信信号に符号化し、先に符号化した前記発信信号に替えて新たに符号化した前記発信信号を発信することを特徴とする情報提供システム。
  2. 請求項1の情報提供システムであって、
    さらに、前記発信機から発信された前記発信信号を受信して前記識別情報に復号する受信端末機を備えることを特徴とする情報提供システム。
  3. 前記制御装置は、予め設定された時機となると、その時機に設定された前記識別情報を示す前記発信指令を前記発信機へ向けて出力することを特徴とする請求項2に記載の情報提供システム。
  4. 前記発信機は、人が集まる場所に設置され、
    前記各登録情報は、前記発信機が設置された場所に応じて設定可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記制御装置は、発信操作が為されると、前記発信操作が対応する前記識別情報を示す前記発信指令を前記発信機へ向けて出力することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報提供システム。
  6. 前記制御装置は、前記各識別情報を設定し前記各登録情報に対応付けて記憶する中央制御機と、前記発信指令を前記発信機へ向けて出力する制御操作機と、を有し、
    前記制御操作機は、前記発信操作のための発信操作部を有することを特徴とする請求項5に記載の情報提供システム。
  7. 前記中央制御機は、設定した前記各識別情報に対応する前記登録情報の所在を示すアドレス情報を記憶することを特徴とする請求項6に記載の情報提供システム。
  8. 前記受信端末機は、復号した前記識別情報に対応する前記登録情報の所在を示すアドレス情報を前記中央制御機から取得することを特徴とする請求項7に記載の情報提供システム。
  9. 複数の登録情報に個別に対応して複数の識別情報を設定する制御装置と、前記識別情報を符号化した発信信号を発信する発信機とを備え、前記制御装置がいずれか1つの前記識別情報を発信させる発信指令を前記発信機へ向けて出力する情報提供システムの前記発信機に、
    入力された前記発信指令が示す前記識別情報を前記発信信号に符号化する機能と、
    先に符号化した前記発信信号に替えて新たに符号化した前記発信信号を発信する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記制御装置は、予め設定された時機となると、その時機に設定された前記識別情報を示す前記発信指令を前記発信機へ向けて出力し、
    前記発信機は、人が集まる場所に設置され、
    前記各登録情報は、前記発信機が設置された場所に応じて設定可能であることを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
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