JP2017120697A - 放電装置及び空気清浄機 - Google Patents

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篤史 森田
Atsushi Morita
篤史 森田
崇史 高月
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崇史 高月
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Abstract

【課題】 絶縁体を挟んで対向する内電極と外電極の間に交流電圧を印加することによりオゾンを発生させる無声放電方式の放電装置において、外電極に塵等が付着することを防止して、煩雑なメンテナンス作業を不要にする。【解決手段】 放電装置10は、絶縁体からなる内管1と、内管1の内面に沿って配置された内電極2と、内管1の外面に沿って配置された金属メッシュからなる外電極3と、内電極1と外電極3との間に交流電圧を印加する電圧印加手段4と、外電極3を覆って内管1の外側に嵌着された絶縁体からなる外管5と、を備えて構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、無声放電方式の放電装置及び、これを用いた空気清浄機に関する。
従来より、無声放電方式の放電装置により発生されたオゾン及びイオンを利用して、消臭、殺菌等を行う技術が知られている。
特許文献1には、筒状のガラス管を挟んで対向するステンレスメッシュからなる内電極と外電極とを設け、これらの電極間に交流電圧を印加することにより、正イオン、負イオン、及びオゾンを発生させる放電装置を、空気清浄機の空気吹出口の上流側に設けたものが記載されている。
特許文献2には、絶縁体を挟んで対向する一対の電極を設け、両電極間に交流電圧を印加することにより、正イオン、負イオンと、及びオゾンを発生させる放電装置と、脱臭及び/又は集塵を行うフィルタ部とを備え、外部空気の吸込口から吹出口に至る通風路の上流側にフィルタ部を、下流側に放電装置をそれぞれ配置したものが記載されている。
特開2002−58731号公報 特開2002−65836号公報
しかしながら、外電極には、それがメッシュであるが故に空気中の塵等が付着しやすく、塵等が付着すると、電極間の放電不良が起こりオゾン等の発生が妨げられるという問題がある。そのため、当該外電極に付着した塵等を除去するための煩雑なメンテナンス作業が必要とされていた。
本発明の放電装置は、上述した従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、絶縁体からなる内管(1)と、内管(1)の内面に沿って配置された内電極(2)と、内管(1)の外面に沿って内電極(2)と対向するように配置された金属メッシュからなる外電極(3)と、内電極(1)と外電極(3)との間に交流電圧を印加する電圧印加手段(4)と、外電極(3)を覆って内管(1)の外側に嵌着された絶縁体からなる外管(5)と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の空気清浄機は、空気吹出口(11)及び空気吸込口(12)を有する収納箱(13)と、収納箱(13)に収納され、空気吹出口(11)に向けて送風する送風ファン(14)と、送風ファン(14)上に配置された放電装置(10)と、を備え、放電装置(10)により発生されたオゾン及びイオンを空気に乗せて空気吹出口(11)から外部に送出する空気清浄機において、
前記放電装置(10)は、絶縁体からなる内管(1)と、内管(1)の内面に沿って配置された内電極(2)と、内管(1)の外面に沿って内電極(2)と対向して配置された金属メッシュからなる外電極(3)と、内電極(1)と外電極(3)との間に交流電圧を印加する電圧印加手段(4)と、外電極(3)を覆って内管(1)の外側に嵌着された絶縁体からなる外管(5)と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、放電装置の外電極を覆って内管の外側に嵌着された絶縁体からなる外管を設けたことにより、外電極に塵等が付着してオゾン等の発生量が減少するのを防止することができるとともに、塵等を除去するための煩雑なメンテナンス作業を不要にすることができる。
本発明の実施形態における放電装置の平面図及び断面図である。 本発明の実施形態における空気洗浄機の平面図及び断面図である。
本発明の実施形態における放電装置及び空気洗浄機を図1及び図2に基づいて説明する。図1は放電装置を示す図で、図1(a)はその平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線における断面図、図1(c)は図1(a)のB−B線における拡大断面図である。
図示のように放電装置10(放電管)は、絶縁体からなる内管1と、内管1の内面に沿って配置された筒状の内電極2と、内管1の外面に沿って内電極2と対向して配置された金属メッシュからなる筒状の外電極3と、内電極2と外電極3との間に交流高電圧を印加する電圧印加手段4と、外電極3を覆って内管1の外側に嵌着された絶縁体からなる外管5、とを備える。すなわち、内電極2と外電極3とは、絶縁体からなる内管1を挟んで対向しており、これらの電極間に、放電電圧として、交流高電圧が印加されるようになっている。
この場合、内管1及び外管5は、石英管で構成されることが好ましいが、ガラス管でもよい。内電極2及び外電極3は、例えば、ステンレス、スチール、アルミニウム等からなる金属で構成される。外電極3は、放電によるオゾン及びイオンの発生を促進するために金属メッシュ(金属細線からなる金網)で構成されるが、内電極2は、金属メッシュでも金属プレートでもよい。
電圧印加手段4は、内電極2と接地の間に接続された交流電源6を備え、外電極3を接地して構成される。これにより、内電極2と外電極3との間に交流高電圧が印加される。すると、無声放電により発生する電子が空気中の酸素原子に衝突し、この酸素原子がオゾンに変換される。また、衝突電離により正イオンと負イオンも同時に発生する。
放電装置10の本体は上述のように構成されるが、この本体を支持するために、一対の支持管体7,7が設けられ、内管1の両端であって外管5が嵌着されていない部分が、それぞれ支持管体7,7の端部に嵌入される。
この放電装置10によれば、外電極3を覆って内管1の外側に外管5を嵌着したことにより、外管5が保護カバーとして機能して外電極3に塵等が付着することが防止されることから、塵等の付着によるオゾン等の発生量の減少を防止することができるとともに外電極3の塵等を除去するための煩雑なメンテナンス作業を不要にすることができる。
オゾン等の発生量は、内電極2及び外電極3の形状、両電極2,3の対向面積、放電電圧をパラメータとして変化するため、外管5が設けられていない放電装置と同等の発生量を得られるようにこれらのパラメータの中、1つ以上のパラメータを調整することができる。すなわち、放電装置10は、外管5が設けられていない放電装置に比して、これらのパラメータが同一の場合にはオゾン等の発生量は減少するが、例えば、放電電圧(交流電圧)を高く設定するか、両電極2,3の対向面積を増加することなどにより、同等のオゾン等の発生量を得ることができる。
次に、放電装置10を用いた空気清浄機30について説明する。図2は空気清浄機30を示す図で、図2(a)はその平面図、図2(b)は図2(a)のC−C線における断面図である。
図示のように、空気清浄機30は、上面中央部に開口された空気吹出口11、空気吹出口11と同じ面で、これに隣接して、その両側に開口された2個の外部空気の空気吸込口12を有する収納箱13の中に、送風ファン14及び上述の放電装置10を収納し、放電装置10により発生されたオゾンを空気に乗せて空気吹出口11から外部に送出するように構成される。
収納箱13の外側面には、回路基板15が取り付けられる。この回路基板15は、送風ファン14のモータ駆動部と、放電装置10の電圧印加手段4(交流高電圧発生部)を含む。
また、空気吹出口11、空気吸込口12にはそれぞれステンレス、スチール、アルミニウム等からなるメッシュ11a,12aが取り付けられる。この場合、塵等の吸込を軽減するために、空気吸込口12のメッシュ12aは、空気吹出口11のメッシュ11aに比してメッシュの目が細かくなっている。メッシュ11a,12aは金属製又は樹脂製の網である。
送風ファン14は、収納箱13の空気吹出口11に対向する底に収納され、ケーシング16内に収納されたモータ17、モータ17のロータ18に取り付けられた複数の羽根を有するインペラ(羽根車)19を備える。ケーシング16の上面には送風口20が開口されている。
2個の放電装置10は、送風ファン14の上、つまり送風ファン14の空気流の下流に配置される。送風ファン14の送風口20から吹き出した空気は、2個の放電装置10に当たり、放電装置10により発生したオゾン等を乗せて空気吹出口11に向けて送られる。なお、この例では、2個の放電装置10が収納されているが、その個数は任意に増減できる。また、送風ファン14の個数は2個以上であってもよい。
上記のように構成された空気清浄機30を部屋の天井や、壁に取り付け、オゾン及びイオンを含んだ空気流を部屋内に循環させることで、部屋内の空気中を浮遊している細菌類の殺菌や、消臭といった効果を得ることができる。
この場合、空気吹出口11におけるオゾン濃度が異常に上昇するなど、オゾン濃度が安定しないという問題がある。これは、空気吹出口11から空気流に乗せられて吹き出したオゾンの一部が、空気流に乗って空気吹出口11と同じ面で隣接して配置された空気吸込口12から収納箱13の中に吸い込まれ、放電装置10により新たに発生したオゾンと一緒に送風ファン14の空気流に乗って再放出されることになるためである。特に、空気吹出口11と空気吸入口12とが近接して配置される場合には、この現象は顕著になる。
そこで、本発明者は、空気吸込口12のメッシュ12aの表面に、二酸化マンガン等のオゾン分解触媒を蒸着等の方法により被着することにより、この問題を解決できることを見出した。
これは、空気吹出口11から一度吹き出されたオゾンが空気吸入口12から吸入される際に、空気吸入口12に取り付けられたメッシュ12aに被着されたオゾン分解触媒により分解される。これにより、空気吹出口11から吹き出すオゾンは、大部分が放電装置10により新たに発生したオゾンとなり、空気吹出口11におけるオゾン濃度、ひいては部屋内のオゾン濃度をより安定させることができるからである。
なお、空気吸込口12にメッシュ12aとは別にオゾン除去フィルタを設けることも考えられるが、メッシュ12aの表面にオゾン分解触媒を被着する構成の方がより簡便である。
1 内管
2 内電極
3 外電極
4 電圧印加手段
5 外管
6 交流電源
7 支持管体
10 放電装置
11 空気吹出口
11a メッシュ
12 空気吸込口
12a メッシュ
13 収納箱
14 送風ファン
15 回路基板
16 ケーシング
17 モータ
18 ロータ
19 インペラ
20 送風口
30 空気清浄機

Claims (5)

  1. 絶縁体からなる内管(1)と、
    内管(1)の内面に沿って配置された内電極(2)と、
    内管(1)の外面に沿って内電極(2)と対向して配置された金属メッシュからなる外電極(3)と、
    内電極(1)と外電極(3)との間に交流電圧を印加する電圧印加手段(4)と、
    外電極(3)を覆って内管(1)の外側に嵌着された絶縁体からなる外管(5)と、を備えることを特徴とする放電装置。
  2. 前記内管(1)及び前記外管(5)は、石英管であることを特徴とする請求項1に記載の放電装置。
  3. 空気吹出口(11)及び空気吸込口(12)を有する収納箱(13)と、
    収納箱(13)に収納され、空気吹出口(11)に向けて送風する送風ファン(14)と、
    送風ファン(14)上に配置された放電装置(10)と、を備え、放電装置(10)により発生されたオゾンを空気に乗せて空気吹出口(11)から外部に送出する空気清浄機において、
    前記放電装置(10)は、
    絶縁体からなる内管(1)と、
    内管(1)の内面に沿って配置された内電極(2)と、
    内管(1)の外面に沿って内電極(2)と対向するように配置された金属メッシュからなる外電極(3)と、
    内電極(1)と外電極(3)との間に交流電圧を印加する電圧印加手段(4)と、
    外電極(3)を覆って内管(1)の外側に嵌着された絶縁体からなる外管(5)と、を備えることを特徴とする空気清浄機。
  4. 前記空気吸込口(12)に取り付けられ、オゾン分解触媒が被着されたメッシュ(12a)を備えることを特徴とする請求項3に記載の空気清浄機。
  5. 前記内管(1)及び前記外管(5)は、石英管であることを特徴とする請求項3または
    4に記載の空気清浄機。
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