JP2017120470A - 受診案内システム及び受診案内方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外来患者に診療科受付端末に対する受診の受け付けを案内することができる。【解決手段】監視部43の監視の結果、再診受付端末10より再診の受け付け後、所定時間内に診療科受付端末20に対する受診を受け付けない場合、案内通知処理部44は、携帯端末50に診療科への受診の受け付け案内を通知させる。これにより、外来患者は、再診受付端末10に対して再診受付を行った後に、携帯端末50を通じて診療科での受診受付を要することが視認することができ、確実に、診療科受付端末20で、診療科の受診受付を行うことができるようになる。【選択図】図1

Description

本発明は、受診案内システム及び受診案内方法に関する。
大学病院、総合病院等の大病院では、1つの病院内に、整形外科、外科、呼吸器内科、循環器内科、耳鼻科、産婦人科等の複数の診療科を抱えている。このような大病院では、外来患者がある診療科を再び受診する(再診する)場合には、再診受付端末に外来患者の診察券を受け付けると、再診受付端末は当該診察券から読み取った診察券番号(患者ID(IDentification))を電子カルテシステムに通知する。その後、外来患者は、受診する診療科に移動し、当該診療科にて、例えば、診療科受付端末にて受診の手続きを行うと、診療科受付端末は、外来患者の診察券から読み取った患者IDに基づき、外来患者が診療科まで来たことを電子カルテシステムに通知する。
また、このような大病院では、外来患者が多いために混雑しがちであり、受診までに外来患者を待たせてしまい、外来患者に大きな負担となっていた。そこで、例えば、外来患者の診療種別ごとの診療時間に基づき、外来患者の待ち時間を案内するような方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−141628号公報
ところで、大病院の受診の受け付けのように、外来患者は再診受付端末で再診を受け付けた後に、診療科受付端末で診療科の受診の受け付けを行うような場合には、次のような問題が生じるおそれがある。外来患者は、再診受付端末で再診の受け付け後、例えば、再診受付端末で全ての受け付けが完了したと思ってしまい、診療科受付端末での受診の受け付けを忘れてしまう場合がある。この場合には、外来患者は、いつまでたっても受診のために呼ばれることがなく、いつまでも待ち続けることになってしまい、大きな負担となってしまう。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、外来患者に診療科受付端末に対する受診の受け付けを案内することができる受診案内システム及び受診案内方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、外来患者から再診を受け付ける再診受付端末と、前記再診の受け付け後に前記外来患者から診療科に対する受診を受け付ける診療科受付端末と、前記外来患者の所持する携帯端末と、前記再診受付端末にて前記再診を受け付けてから所定時間内に、前記診療科受付端末にて前記受診を受け付けない場合に、前記携帯端末に前記診療科への前記受診の受け付け案内をプッシュ通知により実行させる患者情報管理サーバと、を備える受診案内システムが提供される。
また、本発明の一観点によれば、上記受診案内システムで実行される受診案内方法が提供される。
開示の技術によれば、外来患者の診療科に対する受診の受け付けの漏れを防止することができる。
第1の実施の形態の受診案内システムを説明するための図である。 第2の実施の形態の受診案内システムの一例を示す図である。 第2の実施の形態の再診受付端末及び診療科受付端末のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態の携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバにより実現される機能ブロックを示す図である。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバが保持する患者情報テーブルの一例を示す図である。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバが保持する設定ファイルの一例を示す図である。 第2の実施の形態の携帯端末で実行される患者ID登録処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の携帯端末の表示画面の一例を示す図である。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される患者ID登録処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の再診受付端末で実行される再診受付処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される再診受付処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の診療科受付端末で実行される診療科受付処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される診療科受付処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される受診案内処理を示すフローチャート(その1)である。 第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される受診案内処理を示すフローチャート(その2)である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態の受診案内システムについて、図1を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態の受診案内システムを説明するための図である。
受診案内システム1は、再診受付端末10と、診療科受付端末20と、プッシュ通知サーバ30と、患者情報管理サーバ40とがネットワーク(図示を省略)を介してそれぞれ接続されている。
このような受診案内システム1は、大学病院、総合病院等の大病院に設置されるものである。
再診受付端末10は、例えば、病院内の外来受診受付に設置されており、外来患者から再診を受け付けるものである。このような再診受付端末10は、外来患者の診察券から当該外来患者を識別する患者識別情報を読み取って、外来患者の再診を受け付ける。
診療科受付端末20は、例えば、整形外科、外科、呼吸器内科、循環器内科、耳鼻科、産婦人科等といった診療科にそれぞれ設置されて、当該診療科に対する受診を受け付けるものである。このような診療科受付端末20は、再診受付端末10による再診の受け付け後に、外来患者から受け付けた診察券から患者識別情報を読み取って、診療科に対する外来患者の受診を受け付ける。
なお、再診受付端末10と、診療科受付端末20とは、電子カルテシステム(図示を省略)にネットワークを介して接続されている。再診受付端末10は、診察券から読み取った患者識別情報を電子カルテシステムに通知する。また、診療科受付端末20は、外来患者の診察券から読み取った患者識別情報に基づき、外来患者が診療科まで来たことを電子カルテシステムに通知する。
プッシュ通知サーバ30は、外来患者の携帯端末50に対して、プッシュ通知を行う。プッシュ通知の内容については後述する。なお、プッシュ通知サーバ30は、後述する患者情報管理サーバ40外に備えることに限らず、患者情報管理サーバ40内に、例えば、案内通知処理部44からの要求を受けてプッシュ通知を行うプッシュ通知部として、備えることも可能である。
患者情報管理サーバ40は、患者情報保持部41と、受信部42と、監視部43と、案内通知処理部44とを有する。
患者情報保持部41は、外来患者に関する情報を保持する。このような情報として、例えば、患者識別情報、再診を受け付けた再診受付日時を表す再診受付日時情報、診療科に対する受診を受け付けた診療科受付日時を表す診療科受付日時情報等である。
受信部42は、再診受付端末10から、患者識別情報と患者識別情報を読み取った再診受付日時を表す再診受付日時情報とを受け付けて患者情報保持部41に保持させる。さらに、受信部42は、診療科受付端末20から、患者識別情報と患者識別情報を読み取った診療科受付日時を表す診療科受付日時情報とを受け付けて患者情報保持部41に保持させる。
監視部43は、患者情報保持部41に対して、再診受付日時から所定時間内に診療科受付日時の有無を監視する。
案内通知処理部44は、監視部43の監視結果に応じて、プッシュ通知サーバ30から携帯端末50に診療科への受診の受け付け案内をプッシュ通知により実行させる。
なお、患者情報管理サーバ40の受信部42と監視部43と案内通知処理部44とは患者情報管理サーバ40が備える図示しないCPU(Central Processing Unit)によって所定のプログラムが実行されることにより、その処理機能が実現される。
このような受診案内システム1で実行される受診案内方法について説明する。
外来患者は、まず、再診受付端末10に対して、診察券を受け付ける。これにより、再診受付端末10は、診察券から患者識別情報を読み取り、当該患者識別情報と、患者識別情報を読み取った再診受付日時を表す再診受付日時情報とを患者情報管理サーバ40に通知する。
ところで、外来患者は、再診受付端末10に対する再診の受け付けを行うことで、再診の受け付けが全て完了したと思い、診療科受付を行わないものとする。
この際、患者情報管理サーバ40では、受信部42が、再診受付端末10から、患者識別情報と再診を受け付けた再診受付日時を表す再診受付日時情報とを受け付けて患者情報保持部41に保持させる。
監視部43は、受信部42が再診受付日時情報を受け付けると時間の計測を開始して、患者情報保持部41に対して、再診受付日時から所定時間内に診療科受付端末20に対する受診を受け付けた診療科受付日時の有無を監視する。
監視部43の監視の結果、再診受付日時から所定時間内に診療科受付日時がない。すなわち、再診受付端末10に対する再診の受け付け後に、診療科受付端末20に対する受診の受け付けが行われていないことが考えられる。これにより、案内通知処理部44は、プッシュ通知サーバ30に、外来患者の携帯端末50に診療科への受診の受け付け案内を通知させる。案内の内容としては、例えば、図1に示されるように、「受診される診療科で受け付けを行ってください。」といった、外来患者に診療科での受け付けを促すような案内を通知させる。
これにより、外来患者は、再診受付端末10に対して再診の受け付けを行った後に、携帯端末50を通じて診療科での受診の受け付けを要することが視認でき、確実に、診療科受付端末20で、診療科の受診の受け付けを行うことができるようになる。
また、プッシュ通知ではなく、仮に、携帯端末50のメールアドレス宛てに、このような案内の通知を行う場合には、携帯端末50を管轄する通信会社のフィルタ機能により、携帯端末50に確実に案内が通知されない場合がある。一方、受診案内システム1では、携帯端末50への案内の通知にプッシュ通知を利用しているために、携帯端末50に、診療科受付端末20での受診案内を確実に通知することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、第1の実施の形態の受診案内システムについて、より具体的に説明する。
第2の実施の形態の受診案内システムについて、図2を用いて説明する。
図2は、第2の実施の形態の受診案内システムの一例を示す図である。
受診案内システム100は、図2に示されるように、病院内に構築された病院内システム200と、プッシュ通知サーバ700とがネットワーク110を介して通信可能に接続されている。
病院内システム200には、再診受付端末300と、診療科受付端末400と、電子カルテシステム500と、患者情報管理サーバ600とがネットワーク210を介して通信可能に接続されている。
再診受付端末300は、病院内の外来受診受付に設置されており、外来患者から再診を受け付けるものである。このような再診受付端末300は、外来患者の診察券から当該外来患者を識別する診察券番号(患者ID)を読み取って、外来患者の再診を受け付ける。再診受付端末300は、読み取った患者IDを、電子カルテシステム500に通知し、また、当該患者IDと、患者IDを読み取った再診受付日時の情報とを患者情報管理サーバ600に通知する。
診療科受付端末400は、例えば、整形外科、外科、呼吸器内科、循環器内科、耳鼻科、産婦人科等といった診療科にそれぞれ設置されて、当該診療科に対する受診を受け付けるものである。このような診療科受付端末400は、再診受付端末300による再診の受け付け後に、外来患者から受け付けた診察券から患者IDを読み取って、診療科に対する外来患者の受診を受け付ける。診療科受付端末400は、読み取った患者IDを、電子カルテシステム500に通知し、また、当該患者IDと、患者IDを読み取った診療科受診日時の情報とを患者情報管理サーバ600に通知する。
電子カルテシステム500は、患者のカルテを管理するものである。このような電子カルテシステム500は、再診受付端末300からの患者IDを受診することで、外来患者が来院したことを特定し、診療科受付端末400からの患者IDを受診することで、外来患者が診療科まで来たことを特定する。また、電子カルテシステム500は、例えば、診察室内のパーソナルコンピュータから医師の操作に基づき、指定されたカルテをパーソナルコンピュータのモニタに表示させ、また、当該カルテに対する医師による診断等の入力を保存する。
プッシュ通知サーバ700は、病院内システム200からの要求に基づき、外来患者の携帯端末800に対して、プッシュ通知を行う。なお、プッシュ通知サーバ700は、通知先の携帯端末800のOS(Operation System)が、Android(登録商標)であればGCM(Google Cloud Messaging (Google:登録商標))が、iOSであれば、APNS(Apple Push Notification Service (Apple:登録商標))がそれぞれ適用される。
また、外来患者は、診察券(図示を省略)と携帯端末800とを保持している。
診察券は、医療機関コード、患者ID、外来患者の生年月日、外来患者の性別、外来患者の血液型等の情報が少なくとも記録されている磁気ストライプ、または、IC(Integrated Circuit)チップ等の記録媒体が取り付けられている。
携帯端末800は、Android、または、iOSがOSであるスマートフォンである。
次に、受診案内システム100の再診受付端末300と、診療科受付端末400と、患者情報管理サーバ600とのハードウェア構成について説明する。
まず、再診受付端末300と、診療科受付端末400とのハードウェア構成について、図3を用いて説明する。
図3は、第2の実施の形態の再診受付端末及び診療科受付端末のハードウェア構成例を示す図である。
なお、再診受付端末300と診療科受付端末400とは同様のハードウェア構成を備えている。図3では、それらを併記しており、以下の説明でも、それらの構成を併記して説明する。
再診受付端末300/診療科受付端末400は、制御ユニット310/410と、表示ユニット320/420と、診察券処理ユニット330/430と、印刷処理ユニット340/440とを有する。
制御ユニット310/410は、再診受付端末300/診療科受付端末400全体を制御するものである。このような制御ユニット310/410は、CPU311/411と、RAM(Random Access Memory)312/412と、HDD(Hard Disk Drive)313/413と、グラフィック処理部314/414と、通信制御部315/415と、入出力インタフェース316/416とがバス317/417を介して通信可能に接続されている。
CPU311/411は、RAM312/412及びHDD313/413といった記録媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、再診受付端末300/診療科受付端末400全体を統括的に制御する。
RAM312/412は、CPU311/411によって実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に格納する。また、RAM312/412は、CPU311/411による処理に必要な各種データを格納する。
HDD313/413は、OSやアプリケーションプログラムを格納する。
グラフィック処理部314/414は、表示ユニット320/420のディスプレイ321/421が接続されている。グラフィック処理部314/414は、CPU311/411の制御の下に、各種の情報をディスプレイ321/421の画面に表示させる。
通信制御部315/415は、ネットワーク210(図2)に接続され、例えば、電子カルテシステム500、患者情報管理サーバ600との間でデータ(各種の情報、電文、通知等)の送受信を行う。
なお、CPU311/411によって実行されるOSのプログラムやアプリケーションプログラムは、図示しない外部装置から、ネットワーク210及び通信制御部315/415を介して、例えばRAM312/412に格納されて、CPU311/411によって実行されてもよい。
入出力インタフェース316/416には、表示ユニット320/420のタッチパネル322/422と、診察券処理ユニット330/430と、印刷処理ユニット340/440とが接続されている。
診察券処理ユニット330/430は、診察券から診察券の記録媒体に記録された情報を読み取り、または、診察券の記録媒体に対して情報を記録させる。
印刷処理ユニット340/440は、受け付けた旨を印字して出力し、または、待ち人数を印字して出力することができる。
なお、再診受付端末300/診療科受付端末400において、制御ユニット310/410は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processor)等のモジュールを含む構成とすることもできる。この場合、制御ユニット310/410は、不揮発性メモリ(例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、フラッシュメモリ型メモリカード等)を含み、モジュールのファームウェアを記憶する。不揮発性メモリには、通信制御部315/415を介してファームウェアを書き込むことができる。このように制御ユニット310/410は、不揮発性メモリに記憶されているファームウェアを書き換えることにより、ファームウェアの更新をすることもできる。
次に、受診案内システム100の患者情報管理サーバ600とのハードウェア構成について図4を用いて説明する。
図4は、第2の実施の形態の患者情報管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。
患者情報管理サーバ600は、少なくとも、制御ユニット610を有し、必要に応じて、表示ユニット620をさらに備える。
なお、制御ユニット610と表示ユニット620とは、図3で説明した制御ユニット310/410と、表示ユニット320/420と同じ構成を成しているために、これらの詳細な説明については省略する。
次に、外来患者が保持する携帯端末800のハードウェア構成について図5を用いて説明する。
図5は、第2の実施の形態の携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。
携帯端末800は、制御ユニット810と、表示ユニット820とを有し、無線通信部830をさらに備える。
なお、制御ユニット810と表示ユニット820とは、図3で説明した制御ユニット310/410と、表示ユニット320/420と同じ構成を成しているために、これらの詳細な説明については省略する。
無線通信部830には、通信制御部816とバス817を介して接続されており、携帯端末800間の情報の送受信、ネットワーク110を介してプッシュ通知サーバ700、病院内システム200(患者情報管理サーバ600)との情報の送受信を行う。
次に、図4で説明した構成を有する患者情報管理サーバ600で実現される機能について、図6を用いて説明する。
図6は、第2の実施の形態の患者情報管理サーバにより実現される機能ブロックを示す図である。
患者情報管理サーバ600は、図6に示されるように、患者情報データベース(DB)601と、再診受付受信部602と、診療科受付受信部603と、受診監視処理部604と、患者情報登録部605とを有する。
患者情報DB601は、患者情報テーブル、設定ファイル等の外来患者に関する情報を保持する。患者情報テーブル、設定ファイルの詳細については後述する。
再診受付受信部602は、再診受付端末300が診察券から読み取った患者ID、患者IDを読み取った再診受付日時に関する情報等を再診受付端末300から受信して、患者情報DB601の患者IDごとに患者情報テーブルに保持させる。
診療科受付受信部603は、診療科受付端末400が診察券から読み取った患者ID,患者IDを読み取った診療科受付日時に関する情報等を診療科受付端末400から受信して、患者情報DB601の患者IDごとに患者情報テーブルに保持させる。
受診監視処理部604は、患者情報DB601において再診受付状況、診療科受付状況等を監視する。また、受診監視処理部604は、監視結果に基づいて、プッシュ通知サーバ700から携帯端末800に対してプッシュ通知を実行させる。なお、受診監視処理部604は、プッシュ通知サーバ700からプッシュ通知を実行させると、プッシュ通知を実行させたプッシュ通知送信日時を患者情報DB601に保持させる。また、受診監視処理部604は、プッシュ通知サーバ700からプッシュ通知を実行させるごとに、プッシュ通知回数を計数して、当該回数を患者情報DB601に保持させる。
患者情報登録部605は、携帯端末800から、患者ID、携帯端末800のOS種別、トークン等の患者情報を受け付けて、患者情報DB601の患者情報テーブルに登録する。これにより、患者情報DB601には、患者IDごとに、患者情報テーブルが生成される。
次に、患者情報DB601で保持されている患者情報テーブルと設定ファイルとについて、図7及び図8を用いて説明する。
図7は、第2の実施の形態の患者情報管理サーバが保持する患者情報テーブルの一例を示す図である。
図8は、第2の実施の形態の患者情報管理サーバが保持する設定ファイルの一例を示す図である。
患者情報テーブル601aには、図7に示されるように、「患者ID」、「携帯端末OS種別」、「トークン」、「再診受付日時」、「診療科受付日時」、「プッシュ通知送信日時」、「プッシュ通知回数」、「メール送信フラグ」、「プッシュ通知フラグ」に関する情報が保持されている。
なお、「携帯端末OS種別」は、患者IDに対応する外来患者が保持する携帯端末800のOSの種別である。例えば、OSがiOSであれば、「1」が、Androidであれば「0」がそれぞれセットされる。
「トークン」は、携帯端末800ごとに設定されており、後述するようにプッシュ通知サーバ700がGCMか、APNSかを識別するための識別子である。
「メール送信フラグ」は、後述するように、プッシュ通知により外来患者の携帯端末800に診療科への受診の受け付け案内を送信しても、受け付けに来ない場合に、管理者として、例えば、病院スタッフに対してメールでその旨を送付した場合にセットされるフラグである。例えば、メールが送信されている場合には、フラグとして「1」が、送信されていない場合には、「0」がそれぞれセットされる。
「プッシュ通知フラグ」は、後述するように、外来患者の携帯端末800に対するプッシュ通知の受信を受け付ける場合にセットされるフラグである。例えば、プッシュ通知の受信が許可されている場合には、フラグとして「1」が、許可されていない場合には、「0」がそれぞれセットされる。
このような患者情報テーブル601aが、患者IDごとに生成されて、患者情報DB601内に保持される。
また、設定ファイル601bは、図8に示されるように、「診療科受付待ち時間」、「プッシュ再送間隔」、「プッシュ通知再送最大回数」、「病院スタッフメールアドレス」、「チェック待機時間」に関する情報が保持されている。なお、これらの項目は、あらかじめ設定されるものである。
なお、「診療科受付待ち時間」は、再診受付端末300に再診の受け付けを行ってから診療科受付端末400に対して受診の受け付けが行われるまでの待ち時間である。再診受付端末300に再診の受け付けが行われた後、診療科の受診の受け付けが行われずに、診療科受付待ち時間が経過すると、プッシュ通知が実行される。
「プッシュ再送間隔」は、プッシュ通知後、再び、プッシュ通知を実行するための時間間隔である。
「プッシュ通知再送最大回数」は、プッシュ通知を再送する最大の回数である。プッシュ通知再送の回数が、当該最大回数を超過すると、病院スタッフに対してメールを送信する処理が実行される。
「病院スタッフメールアドレス」は、病院スタッフのメールアドレスである。
「チェック待機時間」は、後述する処理中における処理の待機時間である。
このような設定ファイル601bの各値は、ユーザにより適宜設定される。
次に、受診案内システム100で実行される受診案内処理を行うための事前処理について、説明する。
まず、外来患者が受診案内処理を行うために、携帯端末800により患者ID登録処理について図9及び図10を用いて説明する。
図9は、第2の実施の形態の携帯端末で実行される患者ID登録処理を示すフローチャートである。
図10は、第2の実施の形態の携帯端末の表示画面の一例を示す図である。
なお、図10(A)は、携帯端末800の患者IDの登録画面例であって、図10(B)は、携帯端末800の受診案内アプリの実行確認画面例である。
携帯端末800には、あらかじめ、受診案内システム100で実行される受診案内処理を行うための受診案内アプリが導入されている。
外来患者が、携帯端末800において受診案内アプリを起動させると、以下の処理が実行される。
[ステップS11] 携帯端末800では、受診案内アプリが初めて起動されたか否かを判定する。
受診案内アプリが初めて起動された場合には、ステップS12の処理が実行され、受診案内アプリが初めて起動されたものではない場合には、患者ID登録処理が終了される。
[ステップS12] 携帯端末800は、例えば、図10(A)に示されるような、ディスプレイ821に患者IDの登録画面を表示する。
図10(A)に示す画面例では、患者IDが入力される領域821aが設けられている。また、図10(A)に示す画面例では、患者IDの入力後、登録を受け付けるためのボタン821bが設けられている。
[ステップS13] 携帯端末800は、ステップS12で表示した患者ID登録画面に対する登録受け付けを待ち受ける。
携帯端末800は、図10(A)に示した画面例の登録のためのボタン821bが押下されて患者IDが登録されると、ステップS14の処理を実行する。
[ステップS14] 携帯端末800は、例えば、図10(B)に示されるような、ディスプレイ821にプッシュ通知許可確認画面を表示する。
図10(B)に示す画面例では、プッシュ通知の受信を許可するためのボタン821cと、プッシュ通知の実行を許可しないためのボタン821dとが設けられている。
[ステップS15] 携帯端末800は、ステップS14で表示したプッシュ通知許可確認画面に対するプッシュ通知許可の可否を待ち受ける。
携帯端末800は、図10(B)に示した画面例のプッシュ通知の許可を受け付けるボタン821cが押下されるとステップS16の処理を実行する。一方、携帯端末800は、図10(B)に示した画面例のプッシュ通知の不許可を受け付けるボタン821dが押下されると、患者ID登録処理が終了される。
[ステップS16] 携帯端末800は、ステップS13で登録された患者IDと、携帯端末OS種別と、トークンとを患者情報管理サーバ600に通知する。
以上により、携帯端末800による患者ID登録処理が完了する。
携帯端末800で実行される患者ID登録処理に対して、患者情報管理サーバ600で実行される患者ID登録処理について、図11を用いて説明する。
図11は、第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される患者ID登録処理を示すフローチャートである。
患者情報管理サーバ600の制御ユニット610(CPU611)により以下の処理が実行される。
[ステップS21] 患者情報管理サーバ600(患者情報登録部605)は、携帯端末800から患者IDとトークン(並びに携帯端末OS種別、プッシュ通知フラグ)との受信を待ち受ける。
患者情報管理サーバ600は、携帯端末800から患者ID等を受け付けると、ステップS22の処理を実行する。
[ステップS22] 患者情報管理サーバ600(患者情報登録部605)は、ステップS21で患者ID等を受信すると、患者情報DB601に、当該患者IDに対して患者情報テーブルを生成して、患者情報テーブルに対して、患者IDと、携帯端末OS種別と、トークンとをセットして、登録する。
以上により、患者情報管理サーバ600による患者ID登録処理が完了する。
上記のようにして、携帯端末800と患者情報管理サーバ600とによる患者ID登録処理が事前に行われる。
次に、再診受付端末300に対して診察券が受け付けられた際に、再診受付端末300で実行される再診受付処理について図12を用いて説明する。
図12は、第2の実施の形態の再診受付端末で実行される再診受付処理を示すフローチャートである。
再診受付端末300の制御ユニット310(CPU311)により以下の処理が実行される。
[ステップS31] 再診受付端末300は、診察券処理ユニット330により、外来患者から診察券の受け付けを待ち受ける。
再診受付端末300は、診察券処理ユニット330が診察券を受け付けると、ステップS32の処理を実行する。
[ステップS32] 再診受付端末300は、診察券処理ユニット330を制御して、受け付けた診察券から患者IDを読み取る。
なお、この際、再診受付端末300は、患者IDを読み取った再診受付日時を取得する。
[ステップS33] 再診受付端末300は、ステップS32で読み取った患者IDを電子カルテシステム500に通知する。
[ステップS34] 再診受付端末300は、ステップS32で読み取った患者ID(及び再診受付日時)を患者情報管理サーバ600に通知する。
[ステップS35] 再診受付端末300は、印刷処理ユニット340を制御して、再診を受け付けた旨を受付票に印字して出力する。
以上により、再診受付端末300による再診受付処理が完了する。
再診受付端末300で実行される再診受付処理に対して、患者情報管理サーバ600で実行される再診受付処理について、図13を用いて説明する。
図13は、第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される再診受付処理を示すフローチャートである。
患者情報管理サーバ600の制御ユニット610(CPU611)により以下の処理が実行される。
[ステップS41] 患者情報管理サーバ600(再診受付受信部602)は、再診受付端末300から患者ID(及び再診受付日時)の受信を待ち受ける。
患者情報管理サーバ600(再診受付受信部602)は、再診受付端末300から患者ID(及び再診受付日時)を受信すると、ステップS42の処理を実行する。
[ステップS42] 患者情報管理サーバ600(再診受付受信部602)は、ステップS41で受信した患者ID(及び再診受付日時)を、患者情報DB601に保持されている、受信した患者IDに対応する患者情報テーブル601aに登録する。
以上により、患者情報管理サーバ600による再診受付処理が完了する。
上記のようにして、再診受付端末300と患者情報管理サーバ600とによる再診受付処理が行われる。
次に、診療科受付端末400に診察券が受け付けられた際に、診療科受付端末400で実行される診療科受付処理について図14を用いて説明する。
図14は、第2の実施の形態の診療科受付端末で実行される診療科受付処理を示すフローチャートである。
診療科受付端末400の制御ユニット410(CPU411)により以下の処理が実行される。
[ステップS51] 診療科受付端末400は、診察券処理ユニット430により、診察券の受け付けを待ち受ける。
診療科受付端末400は、診察券処理ユニット430が診察券を受け付けると、ステップS52の処理を実行する。
[ステップS52] 診療科受付端末400は、診察券処理ユニット430を制御して、受け付けた診察券から患者IDを読み取る。
なお、この際、診療科受付端末400は、患者IDを読み取った診療科受付日時を取得する。
[ステップS53] 診療科受付端末400は、ステップS52で読み取った患者IDを電子カルテシステム500に通知する。
[ステップS54] 診療科受付端末400は、ステップS52で読み取った患者ID(及び診療科受付日時)を患者情報管理サーバ600に通知する。
[ステップS55] 診療科受付端末400は、印刷処理ユニット440を制御して、受診を受け付けた旨を受付票に印字して出力する。
以上により、診療科受付端末400による診療科受付処理が完了する。
診療科受付端末400で実行される診療科受付処理に対して、患者情報管理サーバ600で実行される診療科受付処理について、図15を用いて説明する。
図15は、第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される診療科受付処理を示すフローチャートである。
患者情報管理サーバ600の制御ユニット610(CPU611)により以下の処理が実行される。
[ステップS61] 患者情報管理サーバ600(診療科受付受信部603)は、診療科受付端末400から患者ID(及び診療科受付日時)の受信を待ち受ける。
患者情報管理サーバ600(診療科受付受信部603)は、診療科受付端末400から患者ID(及び診療科受付日時)を受け付けると、ステップS62の処理を実行する。
[ステップS62] 患者情報管理サーバ600(診療科受付受信部603)は、ステップS61で受け付けた患者ID(及び診療科受付日時)を、患者情報DB601に保持されている、受信した患者IDに対応する患者情報テーブル601aに登録する。
以上により、患者情報管理サーバ600による診療科受付処理が完了する。
上記のようにして、診療科受付端末400と患者情報管理サーバ600とによる診療科受付処理が行われる。
次に、患者情報管理サーバ600で実行される受診案内処理について図16及び図17を用いて説明する。
図16及び図17は、第2の実施の形態の患者情報管理サーバで実行される受診案内処理を示すフローチャートである。
患者情報管理サーバ600の制御ユニット610(CPU611)により以下の処理が実行される。
[ステップS71] 患者情報管理サーバ600(受診監視処理部604)は、患者情報DB601の設定ファイル601b(図8参照)から、診療科受付待ち時間と、プッシュ再送間隔と、プッシュ通知再送最大回数と、病院スタッフメールアドレスと、チェック待機時間といった情報を取得する。
[ステップS72] 患者情報管理サーバ600(受診監視処理部604)は、現在日時から、ステップS71で取得した診療科受付待ち時間を引いた再診受付チェック日時を算出する。
また、受診監視処理部604は、現在日時から、ステップS71で取得したプッシュ再送間隔を引いたプッシュチェック日時を算出する。
[ステップS73] 受診監視処理部604は、患者情報DB601を参照して、ステップS72で算出した再診受付チェック日時とプッシュチェック日時とに基づく、次の条件を満たす患者情報テーブル601aの選択を実行する。
すなわち、そのような条件は、まず、再診受付日時が再診受付チェック日時よりも前であって、診療科受付日時がセットされていない(すなわち、診療科に対する受診の受け付けがされていない)。さらに、プッシュ通知送信日時がセットされていない(すなわち、プッシュ通知がされていない)、または、プッシュ通知送信日時がプッシュチェック日時よりも前である。
受診監視処理部604は、患者情報DB601からこのような条件を満たす患者情報テーブル601aを選択する。
[ステップS74] 受診監視処理部604は、ステップS73の選択を実行した結果、患者情報DB601に、ステップS73の条件を満たす患者情報テーブル601aがあるか否かを判定する。
受診監視処理部604は、ステップS73の条件を満たす患者情報テーブル601aがある場合にはステップS75の処理を実行する。一方、受診監視処理部604は、ステップS73の条件を満たす患者情報テーブル601aがない場合には、ステップS81の処理(図17)を実行する。
[ステップS75] 受診監視処理部604は、ステップS74で選択した患者情報テーブル601aにおいて、プッシュ通知回数が、プッシュ通知再送最大回数を超えているか否かを判定する。
受診監視処理部604は、プッシュ通知回数が、プッシュ通知再送最大回数を超えていない場合にはステップS76の処理を実行する。一方、受診監視処理部604は、プッシュ通知回数が、プッシュ通知再送最大回数を超えている場合にはステップS82(図17)の処理を実行する。
[ステップS76] 受診監視処理部604は、ステップS73で選択した患者情報テーブル601aに基づいて、携帯端末800のOS種別を判定する。
受診監視処理部604は、携帯端末800のOSがiOSである場合には、ステップS77の処理を実行する。一方、受診監視処理部604は、携帯端末800のOSがAndroidである場合には、ステップS78の処理を実行する。
[ステップS77] 受診監視処理部604は、患者情報テーブル601aのプッシュ通知フラグが「1」であって、プッシュ通知サーバ700(APNS)に患者情報テーブル601aのトークンと、通知される表示文言とを通知する。
なお、表示文言には、診療科での受診を受け付ける旨の文言が記されている。このような通知を受けたプッシュ通知サーバ700(APNS)は、外来患者の携帯端末800にプッシュ通知を行う。携帯端末800は、ディスプレイ821に、通知された表示文言を表示する。これにより、外来患者は、携帯端末800のディスプレイ821を視認することで、診療科受付端末400での診療科の受診の受け付けが促される。
[ステップS78] 受診監視処理部604は、患者情報テーブル601aのプッシュ通知フラグが「1」であって、プッシュ通知サーバ700(GCM)に患者情報テーブル601aのトークンと、通知内容の表示文言とを通知する。
なお、表示文言には、ステップS77と同様に、診療科での受診を受け付ける旨の文言が記されている。このような通知を受けたプッシュ通知サーバ700(GCM)は、外来患者の携帯端末800にプッシュ通知を行う。携帯端末800は、ディスプレイ821に、通知された表示文言を表示する。これにより、外来患者は、携帯端末800のディスプレイ821を視認することで、診療科受付端末400での診療科の受診の受け付けが促される。
[ステップS79] 受診監視処理部604は、ステップS77またはステップS78でプッシュ通知を行わせたプッシュ通知送信日時を、患者情報テーブル601aにセットする。
[ステップS80] 受診監視処理部604は、患者情報テーブル601aのプッシュ通知回数に1を加える。
[ステップS81] 受診監視処理部604は、設定ファイル601bに基づき、チェック待機時間の間待機する。
その後、受診監視処理部604は、再び、ステップS72の処理を実行する。
[ステップS82] 受診監視処理部604は、患者情報テーブル601aのメール送信フラグを参照して、設定ファイル601bに登録してある病院スタッフのメールアドレスに、メールを送信しているか否かを判定する。
受診監視処理部604は、病院スタッフに対してメール送信済み(メール送信フラグ:1)である場合には、ステップS81の処理を実行する。一方、受診監視処理部604は、病院スタッフに対してメール送信していない場合(メール送信フラグ:0)には、ステップS83の処理を実行する。
[ステップS83] 受診監視処理部604は、設定ファイル601bに登録してある病院スタッフのメールアドレスに、メールを送信する。
なお、この際、患者IDと共に、再診受付を行った外来患者が診療科にて受診の受け付けを行っていない旨のメールを送信する。
再診受付を行った外来患者が、診療科での受診の受け付け案内をプッシュ通知で行われたにも関わらず、診療科での受診の受け付けを行わない場合がある。この場合において、ステップS83の処理により、病院スタッフは、患者IDから外来患者を特定し、当該外来患者に診療科での受診の受け付けを行わせることができる。
[ステップS84] 受診監視処理部604は、患者情報テーブル601aのメール送信フラグに、フラグをセット(1)する。
このような受診案内システム100では、患者情報管理サーバ600が、外来患者から再診を受け付けた再診受付端末300から患者IDと再診を受け付けた再診受付日時とを受信する。患者情報管理サーバ600は、次の条件を満たす、患者情報テーブル601aを選択する。そのような条件とは、すなわち、再診受付日時が(現在日時から診療科受付待ち時間を引いた)再診受付チェック日時よりも前であって、診療科受付日時がセットされていない(すなわち、診療科に対する受診の受け付けがされていない)。さらに、プッシュ通知送信日時がセットされていない(すなわち、プッシュ通知がされていない)、または、プッシュ通知送信日時が(現在日時からプッシュ再送間隔を引いた)プッシュチェック日時よりも前である。このような条件を満たす患者情報テーブル601aに対応する外来患者の携帯端末800に対して、診療科に対する受診の受け付けをプッシュ通知により案内する。これにより、外来患者は、再診受付端末300に対して再診受付を行った後に、携帯端末800を通じて診療科での受診受付を要することを視認することができ、診療科受付端末400で、診療科の受診受付を行うことができるようになる。
また、受診案内システム100では、患者情報管理サーバ600が、外来患者の携帯端末800に診療科の受診受付をプッシュ通知で案内したにもかかわらず、外来患者の診療科への受診がない場合には、病院スタッフ宛にメールにてその旨を通知するようにした。これにより、病院スタッフから当該外来患者に診療科での受診の受け付けを行わせることができるようになる。
上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、コンピュータが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記憶媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、HDD(Hard Disk Drive)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD(Compact Disc)−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記憶媒体には、MO(Magneto - Optical disk)等がある。半導体メモリには、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のフラッシュメモリがある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム若しくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、プログラムで記述された処理の一部または全てを、電子回路に置き換えることが可能である。例えば、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現してもよい。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成及び応用例に限定されるものではない。
1 受診案内システム
10 再診受付端末
20 診療科受付端末
30 プッシュ通知サーバ
40 患者情報管理サーバ
41 患者情報保持部
42 受信部
43 監視部
44 案内通知処理部
50 携帯端末

Claims (4)

  1. 外来患者から再診を受け付ける再診受付端末と、
    前記再診の受け付け後に前記外来患者から診療科に対する受診を受け付ける診療科受付端末と、
    前記外来患者の所持する携帯端末と、
    前記再診受付端末にて前記再診を受け付けてから所定時間内に、前記診療科受付端末にて前記受診を受け付けない場合に、前記携帯端末に前記診療科への前記受診の受け付け案内をプッシュ通知により実行させる患者情報管理サーバと、
    を備えることを特徴とする受診案内システム。
  2. 前記患者情報管理サーバは、前記プッシュ通知の実行後、所定時間内に、前記診療科受付端末にて前記受診を受け付けない場合に、再度、前記プッシュ通知を実行させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の受診案内システム。
  3. 前記患者情報管理サーバは、前記プッシュ通知を実行させるごとに、前記プッシュ通知を行った回数を計数して、前記回数が所定回数を超過すると、前記外来患者が前記診療科に対する前記受診を受け付けていないことを管理者に通知する、
    ことを特徴とする請求項2記載の受診案内システム。
  4. 外来患者から再診を受け付ける再診受付端末にて前記再診を受け付けてから所定時間内に、前記再診の受け付け後に前記外来患者から診療科に対する受診を受け付ける診療科受付端末にて前記受診を受け付けない場合に、前記外来患者の携帯端末に前記診療科への前記受診の受け付け案内をプッシュ通知により実行させる、
    ことを特徴とする受診案内方法。
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