JP2017119068A - 化粧料製品を施与するためのアプリケーター - Google Patents

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Abstract

【課題】メイクアップ製品またはケア製品を施与するためのアプリケーターで、十分な施与精度と狭い表面および大きい表面への製品の施与の両方を可能にする。【解決手段】アプリケーター10の硬質枠20は第一の枠部分21および、第一の枠部分21に相対的に移動可能な第二の枠部分22を含み、フィルムヒンジ23によって互いに連結されている。各枠部分21、22は、スポンジ部分30をその周囲の一部で部分的に囲み内側空洞40を画定する。【選択図】図4

Description

本発明は、化粧料製品、特にメイクアップ製品またはケア製品を施与するためのアプリケーター、およびアプリケーターと上記アプリケーターを保管するための容器とを含む包装および/またはアプリケーターデバイスに関する。
化粧料製品は好ましくは、液体、クリーム、エマルジョン、ゲルまたはフォームである。あるいは、粉末またはキャスト組成物であり得る。化粧料製品は、例えば、まぶた、口唇または顔の皮膚のための着色製品、またはケア製品である。
より一般的に、「化粧料製品」は、化粧料製品に関する、2009年11月30日付の欧州議会および理事会の規則EC1223/2009において規定された製品である。
メイクアップ製品を施与するために、硬質コアまたは支持体によって保持され得る発泡体アプリケーター要素を備えたアプリケーターを使用することが知られている。上記コアは、発泡体を補強し得る。
米国特許出願公開第2008/0019758号明細書は、使用してない間は直立に置くために適合されたリップアプリケーターを開示している。
仏国特許出願公開第2979207号明細書は、細長い形状の施与表面を有するアプリケーターを開示している。
国際公開第2012/059923号パンフレットは、物質を吸収しそしてその漏れを防止するように構成された、硬質のプラクチックの土台上にスポンジを有する化粧料アプリケーターを開示している。
欧州特許出願公開第1314373号明細書は、ビーズなどの複数の物体を収納する内部空間を有するアプリケーターを開示している。上記物体を含む内部空間は、液体が上記内部空間に流れそして上記物体間に毛細管現象によって保持されることを可能にする透過性壁によって少なくとも部分的に境界を定められる。
米国特許第6,619,298号明細書は、口唇をメイクアップするための、変形可能な中空アプリケーターを開示している。
国際公開第2009/146413号パンフレットは、化粧料コンパクトにペンシルを保持するアプリケーターホルダーを組み入れた化粧料コンパクトを開示している。
欧州特許出願公開第1330968号明細書では、2のアプリケーターが化粧料コンパクトの底部に固定されている。
国際公開第2005/039350号パンフレットは、フロック加工された化粧料アプリケーターを開示している。
欧州特許出願公開第2016856号明細書は、枠(armature)上に製品のブロックを含むリップスティックアプリケーターを開示している。
十分な施与精度と狭い表面および大きい表面への製品の施与の両方を可能にすることが要求されている。
美学、衛生学および人間工学の分野において新しい機会を提供するアプリケーターから利益を得ることの要求がある。また、化粧料製品を施与するための新しいジェスチャーのための要求がある。
アプリケーター
本発明は、これらの要求のいくつかまたは全てを満たすことを目的とし、その局面の1によれば、変形可能なスポンジ部分を含む、化粧料製品を施与するためのアプリケーターに関する。上記スポンジ部分は、内側空洞を画定する。そのようなアプリケーターは、後述するもののように、硬質枠を何ら与えられていなくてもよい。
本発明の別の局面では、本発明は、化粧料製品を施与するためのアプリケーターに関する。上記アプリケーターは、
硬質枠、および
上記硬質枠によって保持された変形可能なスポンジ部分
を含み、上記スポンジ部分は、内側空洞を画定する。
「変形可能な」によって、スポンジ部分が、一貫した体積変化を支持し得ると理解される。スポンジ部分は、少なくとも20%、さらには少なくとも30%、さらには少なくとも40%、好ましくは少なくとも50%、さらに好ましくは少なくとも60%の体積変化を支持し得る。スポンジ部分の体積変化は、アプリケーターの保管中に起こり得る。1実施態様では、アプリケーターの通常の使用中、すなわち少なくとも施与中にスポンジ部分の体積の一貫した変化がない。
「硬質」によって、アプリケーターの通常の使用または通常の保管中に、スポンジ部分が変形されるときに、硬質の枠は実質的に変形しないと理解され得る。硬質枠は、アプリケーターの容易かつきれいな取り扱いを可能にし得る。さらに、硬質枠は、アプリケーターの全体の剛性を改善し得る。
「内側空洞」によって、内側空洞が少なくとも部分的に、好ましくは完全にスポンジ部分によって囲まれていることが理解され得る。ただし、スポンジ部分を横切る1または複数の貫通口が例外としてありうる。内側空洞は、スポンジ部分によって、50%超まで、さらには60%超、好ましくは70%超、さらに好ましくは80%超まで囲まれる。特定の実施形態では、内側空洞が、スポンジ部分によって、90%超まで、さらには95%超まで囲まれる。囲む割合は、内側空洞の周囲表面、すなわち内側空洞を画定するスポンジ部分の内表面に関して規定される。
上記内側空洞は、スポンジ部分の変形、特にスポンジ部分の形状および/または体積の変化を可能にする。
内側空洞は、全体的にスポンジ部分によって画定され得る。1実施態様では、内側空洞は、硬質枠によって画定されない。
内側空洞は、アプリケーターの総体積の少なくとも30%、好ましくは少なくとも40%、さらに好ましくは少なくとも50%である内体積を有し得る。アプリケーターの総体積は、アプリケーター全体の、すなわち少なくとも硬質枠およびスポンジ部分の両方の外体積であり、スポンジ部分の内体積、すなわち内側空洞の体積を含む。上記で規定された体積は、「変形なしの体積」として理解され得る。
内側空洞の体積は、2〜15mL、好ましくは3〜12mL、さらに好ましくは4〜10mLの範囲であり得、例えば7mLのオーダーである。
アプリケーターの総体積は、3〜30mL、好ましくは4〜20mL、さらに好ましくは5〜15mLの範囲であり得、例えば9mLのオーダーである。
内側空洞は、空であり得、空気のみで満たされ得る。内側空洞は、特に、硬質支持体部分を与えられていなくてもよい。1実施態様では、内側空洞が、化粧料製品で含浸され得る多孔性の含浸部材を収容する。
硬質枠は、第一の枠部分および、上記第一の枠部分に相対的に移動可能な第二の枠部分を含み得、第一および第二の枠部分は互いに、特にヒンジによって、例えばフィルムヒンジによって連結される。硬質枠の接合は、アプリケーターを開けることおよび内側空洞にアクセスすることを可能にし、それによって、例えばアプリケーターに製品を再装填することを可能にする。
スポンジ部分
スポンジ部分は、第一のスポンジ部分および、上記第一のスポンジ部分に相対的に移動可能な第二のスポンジ部分を含み、第一および第二のスポンジ部分は、硬質枠によって互いに連結されている。
特定の実施態様では、第一と第二のスポンジ部分の間の閉鎖が、両方のスポンジ部分が接触しているとき、漏出防止性である。アプリケーターは、内側空洞の密閉された閉鎖を提供するように構成されていてもよい。密閉された閉鎖は、空気または他の気体に関する気密性、および液密性の両方において確実にされ得る。硬質枠を完全に開くことは、アプリケーター製品の装填または再装填を可能にし得る。
さらに、硬質枠の存在は、使用者が、スポンジ部分に触れる必要なしに、容易かつ人間工学的やり方で、硬質枠によってアプリケーターを掴むことを可能し得る。その結果、使用者の手および指が、施与の間、きれいに保たれ得る。
スポンジ部分は水密性であり得る。両方のスポンジ部分が水密性であってもよい。
スポンジ部分は、少なくとも部分的に多孔性であり得る。多孔性部分は、化粧料製品の施与のために、および皮膚に接触するために適切であり得る。
特定の実施態様では、スポンジ部分が、水密性であり得る第一のスポンジ部分、および多孔性であり得る第二のスポンジ部分を含む。水密性の第一のスポンジ部分の存在は、アプリケーターの使用中ですら、第一のスポンジ部分をきれいに保つこと、したがって施与の快適さを改善することを可能にし得る。
アプリケーターは、第一のスポンジ部分を第二のスポンジ部分上にしっかり固定するための閉鎖クリップ(closure clip)を含み得る。
スポンジ部分は、空気放出口を含み得る。上記口は、スポンジ部分が圧縮されるときにアプリケーターの体積減少を容易にし得、したがって、スポンジ部分が圧縮されるときにアプリケーターの総体積を減少させ、それによって、例えば容器のハウジングにおけるその保管を容易にする。アプリケーターが上記ハウジングから取り出されるときには、この空気放出口が、内側空洞への空気の引き入れおよびアプリケーターの通常の条件での使用を可能にし得る。
スポンジ部分は、凸状の外表面を画定し得る。第一スポンジ部分は、凸状の外表面を画定し得る。第二スポンジ部分は、凸状の外表面を画定し得る。スポンジ部分の外表面は、セルラー(cellular)物質によって画定され得る。
1変形の実施態様では、スポンジ部分が、少なくとも1の凹状ゾーンおよび凸状ゾーンを有する外表面を画定し得る。第一スポンジ部分は、少なくとも1の凹状ゾーンおよび凸状ゾーンを画定し得る。第二スポンジ部分は、少なくとも1の凹状ゾーンおよび凸状ゾーンを画定し得る。
スポンジ部分は、各々異なる形状を有する少なくとも2のレリーフを画定し得る。レリーフは、くぼみ、エンボスまたは突出部であり得る。それらのレリーフは、使用者が、化粧料製品を、皮膚、例えば顔、のアクセスが困難であり得る種々のゾーンに施与することを可能にし得る。レリーフは、1実施態様では、互いに対称でない。アプリケーターは、対称面Pを有し得、対称面Pに垂直な面Qに関して非対称であり得る。対称面Pは、第一と第二のスポンジ部分の間の接合面であり得る。
スポンジ部分は、セルラー物質であり得る。スポンジ部分は、開いたセルまたは閉じたセルまたは両方を有し得る。
スポンジ部分は、形状記憶を有し得る。スポンジ部分は、変形後に、その初期の形状を回復し得る。スポンジ部分の物質は、それに従って選択され得る。
スポンジ部分は、セルラー物質、特に射出されたフォーム、例えばポリアミドフォーム(Nylon)、ポリウレタン(PU)フォーム、ポリアクリロニトリル(PAN)フォーム、ポリエチレン(PE)フォーム、(EVA)フォーム、PVCフォーム、含浸されたPUフォーム、熱可塑性エラストマー、セルラーEPDMゴム、セルラーネオプレンゴム、セルラーニトリルゴム(NBR/PVC)、コンパクトネオプレンゴム、硬質EPDMゴム、ソリッド(solid)SBRゴム、コンパクトニトリルゴム、スポンジ様ゴム(EPDM、ネオプレン、シリコーン)、ポリエーテルおよび/またはポリエステル、を含み得、特にそれらから成る。
セルラー物質は、開いたセルの物質であり得る。スポンジ部分の物質が、開いたセル物質である場合には、スポンジ部分が、切断または穴あけによって製造された貫通口(through−orifice)を何ら有しないことが可能である。
1変形では、セルラー物質が、閉じたセルの物質である。そのとき、スポンジ部分は、それを通る1以上の貫通口を有し、上記貫通口は、例えばレーザー切断により製造される。
スポンジ部分は、単層または多層であり得る。スポンジ部分は、異なる多孔性を有する物質の複数の層を含み得る。
開いたセルを有していてもいなくても、スポンジ部分は、少なくとも1の貫通口、または複数の貫通口さえも有し得る。貫通口は各々、円形、または非円形、特に多角形の横断面を有し得る。貫通口は、その厚さにわたって、一定のまたは一定でない横断面を有し得る。貫通口は、穴あけおよび/または切断によって、特にレーザー切断によって製造され得る。
スポンジ部分は、少なくとも1の内側空洞を有し、また、複数の内側空洞を有し得る。上記空洞は、例えば切断、穴あけまたは研削によって、特にレーザー切断によって製造され得る。
スポンジ部分は、変形可能な物質で作られた第一のスポンジ部分を有し得る。上記変形可能な物質は、網羅的でない下記リスト:熱可塑性エラストマー、シリコーン、射出されたフォームから選択され得る。
スポンジ部分は、多孔性物質で作られた第二のスポンジ部分を有し得る。上記多孔性物質は、網羅的でない下記リスト:ポリアミド(Nylon)、ポリウレタン、ポリアクリロニトリル PAN、ミクロ穴を伴って射出されたスポンジから選択され得る。第一および第二のスポンジ部分は、硬質枠上に射出され、二色成形され(bi−injected)または成形され得る。
1変形の実施態様では、第一および第二のスポンジ部分が共に、同一であり得る。
本発明に従うアプリケーターは、特に、皮膚、例えば顔の皮膚に化粧料製品を施与するために設計されている。上記アプリケーターによって施与され得る化粧料製品は、ファンデ―ション、アイシャドウまたはほお紅であり得る。
いくつかの実施態様では、化粧料製品が液体であり、内側空洞が、化粧料製品で含浸された多孔性含浸部材を収容し得る。他の実施態様では、化粧料製品が、ペーストまたは粉末形態である。
硬質枠は、平らなベアリング部分を含み得る。硬質枠の平らなベアリング部分は、アプリケーターが、平坦な表面上に立つことを可能にする。ここで、上記アプリケーターは、第一のスポンジ部分または第二のスポンジ部分が、平坦な表面に接触することなく、その平らなベアリング部分上にとどまるように構成され、その結果、スポンジ部分がきれいであることを確実にする。
包装および/またはアプリケーターデバイス
本発明はまた、上記で定義されたアプリケーターと上記アプリケーターを保管する容器とを含む包装および/またはアプリケーターデバイスに関する。
1実施態様では、本発明は、化粧料製品を施与するためのアプリケーターと、上記アプリケーターを保管する容器とを含む包装および/またはアプリケーターデバイスに関し、上記アプリケーターは、内側空洞を画定する変形可能なスポンジ部分を含む。
化粧料製品は、上記容器内に保管され得る。
アプリケーターのスポンジ部分は、上記容器が閉じられるとき、上記容器の中へと押し込まれ得る。内側空洞の存在は、スポンジ部分が押し込まれるのを改善することを可能にする。この押し込み故に、アプリケーターの保管がよりコンパクトであり、より小さい容器が使用され得る。スポンジ部分は、容器がいったん開けられると、および/またはアプリケーターが容器から取り出された後に、その初期の形状を回復することができるために、形状記憶を有する。
上記デバイスは、容器の内壁にスポンジ部分が接触することなく、容器の適所にアプリケーターを保持するための支持体を含み得る。容器は、そのようなものとして、アプリケーターを受け入れ、そしてアプリケーターの保存をきれいにかつ保護されることを可能にするように構成され得る。容器は、アプリケーターを受け入れるためのハウジングを含み得、ここで上記アプリケーターは、上記ハウジングの内表面と接触することなくこのハウジング内に保持される。
アプリケーターの硬質枠は、容器の支持体と協働するためのくぼみを含み得る。この協働は、アプリケーターを、容器の内表面に接触することなく容器内の適所に、支持体上で保持することを可能にする。
本発明はまた、コンパクト型の化粧料容器に向けられる。「コンパクト型の化粧料容器」とは、上記容器が、基部、蓋および、化粧料製品を収容する実質的に平らな容器を有する平らなケースを一般的に含むと理解されるべきである。
化粧料製品は、例えば、ファンデーション、アイシャドウ、または他の適する化粧料製品である。
本発明は、その非限定的な実施態様の下記の説明を読み、そして添付する図面を検討することにより、より良好に理解され得る。
図1は、本発明に従うアプリケーターの使用を示す透視図である。 図2aは、図1のアプリケーターの透視図である。 図2bは、図1のアプリケーターの透視図である。 図3aは、矢印Aに沿った図である。 図3bは、矢印Bに沿った図である。 図4は、図1のアプリケーターの開いた構成における透視図である。 図5aは、同じアプリケーターの矢印A−Aに沿った断面図である。 図5bは、同じアプリケーターの矢印B−Bに沿った断面図である。 図5cは、同じアプリケーターの矢印C−Cに沿った断面図である。 図5dは、同じアプリケーターの矢印D−Dに沿った断面図である。 図5eは、同じアプリケーターの矢印E−Eに沿った断面図である。 図6は、図1のアプリケーターの開いた構成における透視図である。 図7aは、図1のアプリケーターの圧縮された構成における透視図である。 図7bは、図1のアプリケーターの圧縮された構成における透視図である。 図7cは、図7bの矢印Cに沿った図である。 図7dは、図7bの矢印D−Dに沿った断面図である。 図8aは、本発明に従う別の実施態様の透視図である。 図8bは、図8aの実施態様の別の透視図である。 図8cは、図8aの実施態様の別の透視図である。 図9aは、本発明に従う別の実施態様の透視図である。 図9bは、図9aの実施態様の別の透視図である。 図9cは、図9aの実施態様の別の透視図である。 図10aは、本発明に従う別の実施態様の透視図である。 図10bは、図10aの実施態様の別の透視図である。 図10cは、図10aの実施態様の別の透視図である。 図11は、本発明に従う別の実施態様の透視図である。 図12は、本発明に従う別の実施態様の透視図である。 図13aは、図1のアプリケーターを含む、包装およびアプリケーターデバイスのA−Aに沿った透視断面図である。 図13bは、図1のアプリケーターを含む、包装およびアプリケーターデバイスのB−Bに沿った透視断面図である。 図13cは、図13aのデバイスの矢印Cに沿った図である。 図13dは、図13bのデバイスの矢印Dに沿った図である。 図14aは、図13aおよび13bのデバイスの、閉じている間の透視図である。 図14bは、図13aおよび13bのデバイスの、閉じている間の透視図である。 図14cは、図13aおよび13bのデバイスの、閉じている間の透視図である。 図15aは、包装およびアプリケーターデバイスの別の実施態様の透視図である。 図15bは、図15aのデバイスの詳細な断面図である。 図16は、包装およびアプリケーターデバイスの別の実施態様の透視図である。 図17aは、包装およびアプリケーターデバイスの別の実施態様の透視図である。 図17bは、図17aのデバイスの開いた構成における透視図である。
図1は、化粧料製品を顔に施与するための本発明に従うアプリケーター10の使用を示す。アプリケーター10は、図2a〜7dに分離した図で示されており、硬質枠20および、上記硬質枠20によって保持された変形可能なスポンジ部分30を含む。図1に示されるように、アプリケーターは好ましくは、硬質枠20によって使用者によって掴まれ得る。
硬質枠20は、開示された実施態様では、第一の枠部分21および、第一の枠部分21に相対的に移動可能な第二の枠部分22を含む。第一および第二の枠部分21、22は、図4に示されるように、フィルムヒンジ23によって互いに連結されている。この実施態様では、両方の枠部分21、22が、アプリケーター10の対称面に関して互いに対称である。各枠部分21、22は、スポンジ部分30をその周囲の一部で部分的に囲む、円弧の形状を有する。図2a〜7dの実施態様では、硬質枠20が、スポンジ部分30を、その周囲の側面上で囲み、その周囲の約半分より多くの上に延在し、その周囲の約60%の上に延在する。
図8a〜8cの実施態様では、硬質枠20が、スポンジ部分30の周りで、その周囲の全体の上に延在する。
図10a〜10cの実施態様では、硬質枠20が、スポンジ部分30の周りで、その周囲の2の接合していない部分上に延在し、その両側で単に使用者がアプリケーターを掴むことを可能にする。
さらに、図2a〜7dの実施態様の硬質枠20は、平らなベアリング部分25を含み、それは、図3bおよび5eに示されるように、アプリケーター10が平らな表面上に立つことを可能にする。
図9a〜9cの実施態様では、硬質枠20が、図2a〜7dの実施態様と同様に、スポンジ部分30の周りに延在するが、平らなベアリング部分がない。
変形可能なスポンジ部分30は、第一のスポンジ部分31および、第一のスポンジ部分31に相対的に移動可能な第二のスポンジ部分32を含む。第一および第二のスポンジ部分31、32は、図4に示されるように、硬質枠20によって互いに連結されている。
第一のスポンジ部分31は、変形可能な物質で作られ、上記物質は、以下のリスト:熱可塑性エラストマー、シリコーン、射出されたフォームから選択され得る。
第二のスポンジ部分32は、多孔性物質で作られ、上記物質は、以下のリスト:ナイロン、ポリウレタン、ポリアクリロニトリル PAN、ミクロ孔を伴って射出されたスポンジから選択され得る。そのようなものとして、スポンジ部分は、少なくとも部分的に多孔性であり得る。
さらに、スポンジ部分30は、凸状の外表面を画定する。第一および第二のスポンジ部分31、32の各々は、凸形状である。それらは、図3bおよび5eの平面である、アプリケーター10の対称面Pに関して互いに対称である。アプリケーターはまた、対称面Pに対して垂直である平面Qに関して非対称である。平面Qは、図5cの断面である。対称面Pは、第一と第二のスポンジ部分の間の接合面である。
スポンジ部分は、各々異なる形状を有する少なくとも2のレリーフを画定する。この実施態様では、スポンジ部分30が、異なる形状の2の突出部38、39、すなわち、硬質枠と向かいあうスポンジ部分の端における第一の突出部38および硬質枠の近くの第二の突出部39を画定する。
別の実施態様では、第一および第二のスポンジ部分31、32の一方または両方が、部分的に凹形状であり得、例えばくぼみおよび突出部を有する。
上述した実施態様では、スポンジ部分30が、卵の一般形状を有する。
スポンジ部分は、本発明から逸脱することなく、別の形状を有し得る。例として、図11のアプリケーターは、円形状を有し、図12のアプリケーターは、平行六面体の形状を有する。
スポンジ部分30は、内側空洞40を画定する。内側空洞40は、図4および5a〜5eに示されるように、空である。
しかし、図17aおよび17bに示される実施態様では、内側空洞が、化粧料製品で含浸されたまたはされていない多孔性含浸部材40を収容し得る。
図2a〜7dの実施態様では、内側空洞が、アプリケーターの総体積の実質的に少なくとも80%である内体積を有する。アプリケーターの総体積は、アプリケーター全体の、すなわち少なくとも硬質枠とスポンジ部分の両方の外体積であり、スポンジ部分の内体積、すなわち内側空洞の体積を包含する。
内側空洞40は、この実施態様では、スポンジ部分によって完全に囲まれている。
上記内側空洞40は、図6および7a〜7dに示されるように、スポンジ部分の変形、特にスポンジ部分の形状および/または体積の変化を可能にする。スポンジ部分は、図7aに見られるように、少なくとも60%の体積変化を支持する。ここで、アプリケーター10の変形前の体積がEで示される。
図13a〜13dおよび14a〜14cに示されるように、スポンジ部分の体積変化は、アプリケーターの保管中に起こり得る。スポンジ部分は、形状記憶を有し、変形後にその初期の形状を回復し得る。
図13a〜13dおよび14a〜14cは、図2a〜7dのアプリケーター10および、アプリケーター10を保管する容器50を含む、包装および/またはアプリケーターデバイス100を示す。容器50は一般に、基部53、蓋54および、化粧料製品Mを収容する実質的に平らなリザーバ55を含む。
容器は、アプリケーター10を保持するためのカップ56を含む。カップ56は、容器に付けられたヒンジ57によって蓋54に取り付けられ、使用者によって上げられると、化粧料組成物へのアクセスを可能にする。
図14a〜14cに示されるように、アプリケーター10のスポンジ部分30は、容器50が閉じられるとき、容器50の中へと押し込まれる。内側空洞の押し込み故に、アプリケーターの保管はよりコンパクトであり、より小さい容器が使用され得る。スポンジ部分は、いったん容器が開けられ、および/またはアプリケーターが容器から取り出された後にその初期の形状を回復することが可能であるために、形状記憶を有する。
この実施態様では、デバイスが有利にコンパクトである。
別の実施態様では、図15aおよび15bに示されるように、容器50が閉じられるときにアプリケーター10のスポンジ部分30が容器50の中へと押し込まれないようにデバイス110が構成されている。
この実施態様では、デバイス110が、スポンジ部分が容器50の内壁と接触することなくアプリケーター10を容器50内の適所に保持するための支持体120を含む。硬質枠20が支持体120によって支持され、硬質枠20は支持体120のくぼみに受け入れられる。
図16の実施態様では、硬質枠20が、容器の支持体120と協働するくぼみ130を含む。この協働は、容器50の内壁と接触することなくアプリケーターを支持体上で容器内の適所に保持することを可能にする。
本発明は、示された実施態様に限定されない。特に、上記アプリケーターおよび上記デバイスは、本発明の範囲から逸脱することなく異なり得る。

Claims (20)

  1. 化粧料製品(M)を施与するためのアプリケーターであって、下記:
    硬質枠(20)、および
    上記硬質枠によって保持された変形可能なスポンジ部分(30)
    を含み、上記スポンジ部分は、内側空洞(40)を画定する、
    ところの上記アプリケーター。
  2. スポンジ部分(30)が、少なくとも20%、さらには少なくとも30%の体積変化を支持する、請求項1に記載のアプリケーター。
  3. 内側空洞(40)が、上記アプリケーターの総体積の少なくとも30%、好ましくは少なくとも40%、さらに好ましくは少なくとも50%である内体積を有する、請求項1または2に記載のアプリケーター。
  4. 内側空洞(40)が空である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  5. 硬質枠(20)が、第一の枠部分(21)および、上記第一の枠部分に相対的に移動可能な第二の枠部分(22)を含み、該第一および第二の枠部分(21、22)が互いに、特にヒンジ(23)によって、連結されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  6. スポンジ部分(30)が、第一のスポンジ部分(31)および、上記第一のスポンジ部分(31)に相対的に移動可能な第二のスポンジ部分(32)を含み、該第一および第二のスポンジ部分(31、32)が、該硬質枠(20)によって互いに連結されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  7. スポンジ部分(30)が水密性である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  8. スポンジ部分(30)が少なくとも部分的に多孔性である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  9. スポンジ部分(30)が空気放出口を含む、請求項1〜8いずれか1項に記載のアプリケーター。
  10. スポンジ部分(30)が、凸状の外表面を画定する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  11. スポンジ部分(30)が、各々異なる形状を有する少なくとも2のレリーフ(38、39)を画定する、請求項1〜10のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  12. スポンジ部分(30)が、変形可能な物質で作られた第一のスポンジ部分(31)を有し、上記変形可能な物質が、熱可塑性エラストマー、シリコーンおよび射出されたフォームから選択され得る、請求項1〜11のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  13. スポンジ部分(30)が、多孔性物質で作られた第二のスポンジ部分(32)を有し、上記多孔性物質が、ナイロン、ポリウレタン、ポリアクリロニトリル PAN、ミクロ穴を伴って射出されたスポンジから選択され得る、請求項1〜12のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  14. 硬質枠(20)が、平らなベアリング部分(25)を含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載のアプリケーター。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のアプリケーター(10)と上記アプリケーターを保管する容器(50)とを含む、包装および/またはアプリケーターデバイス(100)。
  16. 化粧料製品(M)を施与するためのアプリケーター(10)と、上記アプリケーターを保管する容器(50)とを含む包装および/またはアプリケーターデバイス(100)であって、上記アプリケーターが、内側空洞(40)を画定する変形可能なスポンジ部分(30)を含む、上記包装および/またはアプリケーターデバイス(100)。
  17. 化粧料製品(M)が容器(50)内に保管されている、請求項15または16に記載のデバイス。
  18. アプリケーターのスポンジ部分(30)が、容器(50)が閉じられるときに容器(50)の中へと押し込まれる、請求項15〜17のいずれか1項に記載のデバイス。
  19. 容器(50)の内壁に接触することなく容器(50)内の適所にアプリケーター(10)を保持するための支持体(120)を含む、請求項15〜17のいずれか1項に記載のデバイス。
  20. 硬質枠(20)が、容器(50)の支持体(120)と協働するくぼみ(130)を含む、請求項19に記載のデバイス。

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