JP2017117616A - コネクタ - Google Patents

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JP2017117616A
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昭彦 竹村
Akihiko Takemura
昭彦 竹村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】ボルトのねじ付けに伴ってナットが回転することを規制しつつ、端子保持部が破損してしまうことを回避できるコネクタを提供する。
【解決手段】モータ用コネクタ1は、コネクタ端子10と、ナット20と、固定ボルトBと、コネクタハウジング30とを備えている。コネクタハウジング30は、コネクタ端子10を保持する端子保持部33と、端子保持部33に配置されてナット20を保持するナット収容部37とを有している。ナット20は、ナット孔21を有し、ナット孔21が開口する開口面22と、この開口面22に対して垂直な第1側面23Aと第2側面23Bとを有している。コネクタ端子10は、第1側面23Aに当接する第1回り止め壁16と、第2側面23Bに当接する第2回り止め壁17とを有している。ナット収容部37は、第1回り止め壁16が当接する第1規制壁38Aと、第2回り止め壁17が当接する第2規制壁38Bとを有している。
【選択図】図4

Description

本明細書によって開示される技術は、コネクタに関する。
電気自動車やハイブリッド車に搭載されるモータ等の機器は、機器ケースに収容され、機器ケースには、他の機器との接続のためのコネクタが組み付けられている。コネクタは、機器から延びるバスバーと接続されるコネクタ端子と、バスバーをコネクタ端子に固定するためのボルトがねじ付けられるナットと、コネクタ端子とナットとを保持する端子台座部とを備えている。ナットは、端子台座部に配置されたナット収容部に収容されている(特許文献1参照)。
特開2011−187933号公報
上記の構成のコネクタでは、ボルトをねじ付ける際に、ナットがボルトの回転につられて回転してしまうことがある。そこで、回転を抑制するために、ナットの側面がナット収容部の内壁に当接するようにされている。しかし、このような構成では、ナット収容部の内壁に負荷がかかり、端子台が破損してしまうことが懸念される。
本明細書によって開示されるコネクタは、端子金具と、ナット孔を有し、前記端子金具を相手側端子に固定するためのナットと、前記ナットにねじ付けられるボルトと、前記端子金具を保持する端子保持部と、前記端子保持部に配置されて前記ナットを保持するナット保持部とを有するコネクタハウジングとを備え、前記ナットが、前記ナット孔が開口する開口面と、前記開口面に対して垂直な側面とを有し、前記端子金具が、前記側面に当接する回り止め壁を備え、前記ナット保持部が、前記回り止め壁に当接する規制壁を有している。
上記の構成によれば、ボルトをナットにねじ付ける際に、ナットの回転を回り止め壁と規制壁とで規制することができる。加えて、コネクタハウジングの規制壁とナットとの間に回り止め壁が介在しているので、ナットからの押圧力によって端子保持部が破損してしまうことを回避できる。
上記の構成において、前記ナットが、互いに平行に配置される一対の前記側壁を備え、前記端子金具が、前記一対の側壁のそれぞれに当接する一対の前記回り止め壁を備え、前記ナット保持部が、一対の前記回り止め壁のそれぞれに当接する一対の前記規制壁を有していてもよい。
上記の構成によれば、回り止め壁と規制壁とが一対ずつ配置されていることによって、ナットの回転を効果的に規制することができる。
本明細書によって開示される技術によれば、ボルトのねじ付けに伴ってナットが回転することを規制しつつ、端子保持部が破損してしまうことを回避できる。
実施形態のコネクタの正面図 実施形態のコネクタの側面図 実施形態のコネクタの底面図 図1のA−A線断面図
実施形態を図1〜図4を参照しつつ説明する。本実施形態のコネクタは、図4に示すように、内部にモータ(図示せず)を収容するモータケース60に取り付けられるモータ用コネクタ1(以下、「コネクタ1」と略記することがある)である。モータケース60の内部には、モータと接続された3つの機器端子61が配置されている。各機器端子61は、ボルト挿通孔62を有している。
コネクタ1は、3つのコネクタ端子10(端子金具に該当)および3つのナット20と、これらのコネクタ端子10およびナット20を保持するコネクタハウジング30(以下、「ハウジング30」と略記することがある)と、コネクタハウジング30を保持してモータケースに固定されるブラケット50とを備えている。
[コネクタ端子10]
3つのコネクタ端子10のそれぞれは、図4に示すように、細長い金属製の部材であって、一端部が丸棒状の丸ピン11となっており、他端部が接続部13となっており、丸ピン11と接続部13との間の中央部分が、両者をつなぐ連結部12となっている。
接続部13は、矩形の平板状の接続部本体14と、ボルト挿通孔15と、2つの回り止め壁(第1回り止め壁16、第2回り止め壁17)とを有している。ボルト挿通孔15は、コネクタ端子10を機器端子61に固定するための固定ボルトB(ボルトに該当)を挿通するための孔であって、接続部本体14の一面から他面まで貫通している。
第1回り止め壁16は、接続部本体14において連結部12とは反対側の端縁から、接続部本体14に対して垂直に延びる板片状の部分である。第2回り止め壁17は、接続部13の一部を切り起こすことによって形成された板片状の部分であって、第1回り止め壁16と向かい合って配置されている。具体的には、第2回り止め壁17は、接続部本体14にU字状のスリットを形成し、このスリットに囲まれた部分を、第1回り止め壁16と向かい合うように切り起こすことにより形成されている。
[ナット20]
ナット20は、直方体状で、ナット孔21を有する四角ナットである。ナット20は、図4に示すように、互いに平行に配置される2つの正方形の開口面22と、2つの開口面22間を繋ぐ4つの長方形の側面とを有している。4つの側面は、開口面22に対して垂直であり、そのうちの2つの側面(第1側面23A、第2側面23B)は互いに平行に配置されている。
[コネクタハウジング30]
コネクタハウジング30は、合成樹脂製であって、図2に示すように、ハウジング本体31と、脱落防止板41とを備えている。
ハウジング本体31は、図1および図4に示すように、嵌合筒部32と、端子保持部33と、フランジ部39とを備えている。
嵌合筒部32は、図4に示すように、長円形の底板部32Bと、底板部の周縁から底板部32Bに対して垂直に延びる筒状のフード部32Hとを有する有底筒状の部分である。フード部32Hの内部には、相手側である電線側コネクタが嵌合可能となっている。
端子保持部33は、本体部34と、端子台36とを備えている。
本体部34は、図4に示すように、底板部32Bから、フード部32Hと反対側に、底板部32Bに対して垂直に延びる、ブロック状の部分である。本体部34は、3つの端子挿通孔35を有している。各端子挿通孔35は、嵌合筒部32の底板部32Bから、本体部34において嵌合筒部32とは反対側の端面まで貫通する孔である。3つの端子挿通孔35は、等間隔に並んで配置されている。
端子台36は、本体部34から延びる、厚みのある板状の部分である。
端子台36は、3つのナット収容部37(ナット保持部に該当)を有している。3つのナット収容部37のそれぞれは、端子台36の一面から他面まで貫通する孔部である。各ナット収容部37の内壁は、互いに向かい合って配置される2つの規制壁(第1規制壁38A、第2規制壁38B)を有している。2つの規制壁38A、38B間の距離は、ナット20の向かい合う一対の側面23A、23B間の距離と、2つの回り止め壁16、17の厚さとの合計に等しくなっている。
複数のコネクタ端子10は、コネクタハウジング30の内部にインサート成形により埋設されており、図1に示すように、一列に並んで配置されている。各コネクタ端子10は、図4に示すように、連結部12が端子挿通孔35の内部に収容され、丸ピン11が底板部32Bから突出してフード部32Hの内部に配置され、接続部本体14が端子台36の一面に重なって配置されている。2つの回り止め壁16、17はナット収容部37の内部に収容されており、第1回り止め壁16が第1規制壁38Aに当接しており、第2回り止め壁17が第2規制壁38Bに当接している。
3つのナット20のそれぞれは、図4に示すように、各ナット収容部37の内部に収容されており、第1側面23Aが第1回り止め壁16に当接し、第2側面23Bが第2回り止め壁17に当接している。
フランジ部39は、図4に示すように、フード部32Hの外周面から外側に向かって突出する鍔状の部分である。
脱落防止板41は、ナット収容部37からのナット20の脱落を防止するための部材であって、3つのナット収容部37に収容された3つのナットを揃って覆うことが可能な板状であり、端子台36の他面(接続部本体14が重なっている面とは反対側の面)を覆うようにハウジング本体31に組み付けられている。
[ブラケット50]
ブラケット50は、アルミダイキャスト製であって、ハウジング保持部51と、複数の取付部52と、締結部54とを備えている。ハウジング保持部51は、図4に示すように、フード部32Hの一部とフランジ部39とを囲む筒状の部分である。複数の取付部52は、図3に示すように、ハウジング保持部51の外周面から外側に向かって延びる板状の部分であって、各取付部52は、ブラケット50をモータケースに取り付けるためのボルト(図示せず)を挿通するボルト挿通孔53を有している。締結部54は、図2および図3に示すように、ハウジング保持部51の外周面から外側に向かって延びる、厚板状の部分であって、図4に示すように、コネクタハウジング30と嵌合される電線側コネクタに装着されたシールドシェル(図示せず)との締結のためのボルト(図示せず)がねじ付けられるねじ孔55を有している。
[コネクタ1のモータケース60への組み付け]
コネクタ1がモータケース60に組み付けられた状態では、図4に示すように、各機器端子61が各コネクタ端子10の接続部13に重ねられる。この状態で、固定ボルトBをボルト挿通孔15、62に挿通して、ナット20にねじ付けることにより、機器端子61とコネクタ端子10とが接続される。
上記したように、ナット20の第1側面23Aが第1回り止め壁16に当接し、第1回り止め壁16が第1規制壁38Aに当接している。また、第2側面23Bが第2回り止め壁17に当接しており、第2回り止め壁17が第2規制壁38Bに当接している。これにより、ナット20が固定ボルトBの回転につられて回転することを規制できる。また、ナット20の第1側面23と第1規制壁38Aとの間には、第1回り止め壁16が存在しており、ナット20の第2側面23と第2規制壁38Bとの間には、第2回り止め壁17が介在しているから、ナット20が規制壁38A、38Bに直接当接している場合と比較して、端子台36が破損されにくくなる。
[まとめ]
以上のように本実施形態によれば、モータ用コネクタ1は、コネクタ端子10と、ナット20と、ナット20にねじ付けられる固定ボルトBと、コネクタハウジング30とを備えている。コネクタハウジング30は、コネクタ端子10を保持する端子保持部33と、端子保持部33に配置されてナット20を保持するナット収容部37とを有している。ナット20は、コネクタ端子10を機器端子61に固定するための部材であって、ナット孔21を有するとともに、ナット孔21が開口する開口面22と、この開口面22に対して垂直な第1側面23Aと第2側面23Bとを有している。コネクタ端子10は、第1側面23Aに当接する第1回り止め壁16と、第2側面23Bに当接する第2回り止め壁17とを有している。ナット収容部37は、第1回り止め壁16が当接する第1規制壁38Aと、第2回り止め壁17が当接する第2規制壁38Bとを有している。
上記の構成によれば、固定ボルトBをナット20にねじ付ける際に、ナット20の回転を回り止め壁16、17と規制壁38A、38Bとで規制することができる。加えて、各規制壁38A、38Bとナット20との間にそれぞれ回り止め壁16、17が介在しているので、ナット20が回転しようとする力によって端子保持部33が破損してしまうことを回避できる。
また、ナット20の互いに平行な一対の側面(第1側面23Aと第2側面)が、回り止め壁16、17と規制壁38A、38Bとによって規制されているから、ナット20の回転を効果的に規制することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、ナット20として四角ナットを用いたが、ナットは、回り止め壁に当接する側面を有している多角形のナットであればよく、例えば、六角ナットをであっても構わない。
(2)上記実施形態では、回り止め壁16、17と規制壁38A、38Bとが一対ずつ備えられていたが、回り止め壁と規制壁とは2対以上でも良く、1つずつでも構わない。
(3)上記実施形態では、第1回り止め壁16が、接続部本体14から延びる板片状の部分であり、第2回り止め壁17は、接続部13の一部を切り起こすことによって形成された板片状の部分であったが、回り止め壁の構成は上記実施形態の限りではなく、例えば端子金具の一部を階段状に折り曲げることによって形成した段差部であっても構わない。
(4)上記実施形態では、コネクタがモータケース60に組み付けられるモータ用コネクタ1であったが、他の用途のコネクタであっても構わない。
1…モータ用コネクタ(コネクタ)
10…コネクタ端子(端子金具)
16…第1回り止め壁(回り止め壁)
17…第2回り止め壁(回り止め壁)
20…ナット
21…ナット孔
22…開口面
23A…第1側面(側面)
23B…第2側面(側面)
30…コネクタハウジング
33…端子保持部
36…ナット収容部(ナット保持部)
38A…第1規制壁(規制壁)
38B…第2規制壁(規制壁)
B…固定ボルト(ボルト)

Claims (2)

  1. 端子金具と、
    ナット孔を有し、前記端子金具を相手側端子に固定するためのナットと、
    前記ナットにねじ付けられるボルトと、
    前記端子金具を保持する端子保持部と、前記端子保持部に配置されて前記ナットを保持するナット保持部とを有するコネクタハウジングとを備え、
    前記ナットが、前記ナット孔が開口する開口面と、前記開口面に対して垂直な側面とを有し、
    前記端子金具が、前記側面に当接する回り止め壁を備え、
    前記ナット保持部が、前記回り止め壁に当接する規制壁を有しているコネクタ。
  2. 前記ナットが、互いに平行に配置される一対の前記側壁を備え、
    前記端子金具が、前記一対の側壁のそれぞれに当接する一対の前記回り止め壁を備え、
    前記ナット保持部が、一対の前記回り止め壁のそれぞれに当接する一対の前記規制壁を有している、請求項1に記載のコネクタ。
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