JP2017116978A - アプリケーション実行画面生成システム及びアプリケーション実行画面生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションを変更することなく、アプリケーション実行画面について、利用者の操作に応じたレイアウトの項目間の連動や複雑なレイアウト定義を可能にする。
【解決手段】アプリケーションの実行画面を表示するクライアント端末100と、アプリケーションの実行画面を構成するためのレイアウト情報及び制御情報を格納したデータベースを有するデータベースサーバ140とを備える。クライアント端末100は、レイアウト関連情報及び制御フロー関連情報を保持し、アプリケーションを実行する際に、保持したレイアウト関連情報に基づいて、データベースより取得したレイアウト情報に修正を施して、実行画面を生成する。さらに、クライアント端末100は、データベースより取得した制御情報に対して、制御フロー関連情報に基づいて実行画面中の制御フローの条件判断を修正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーション実行画面生成システム及びアプリケーション実行画面生成方法に関する。
産業用として製造管理などに使用されるアプリケーションプログラムの実行画面は、通常、アプリケーションプログラムで規定された内容の画面であり、利用者は画面の表示内容を簡単に変更することができない。
これに対して、例えば特許文献1に記載されるように、システム構成を変更することなく検索項目などを変更可能にするために、画面の表示項目を定義する機能を持たせることが知られている。特許文献1に記載の技術では、実行画面のレイアウトを変更する場合には、画面の表示項目を設定するための情報をデータベースに登録する。そして、アプリケーションプログラムの実行画面表示時に、端末がデータベースの設定内容を読み込み、設定内容に基づいてレイアウトを自動生成する。この特許文献1に記載の技術を用いることにより、レイアウトを自由に変更することが可能になる。
特開2015−1950号公報
しかしながら、特許文献1に記載される方法で、実行画面のレイアウトを生成するだけでは、例えば単票形式における表示項目間のレイアウトの連動や、帳票形式における各項目の表示レイアウトを定義するなどの複雑な処理ができないという問題がある。
また、従来の実行画面のレイアウト変更処理では、予め決められた運用パターンに対してパラメータを設定して制御するため、複雑な条件判定式を新たに構築することが困難であり、複雑な画面変更はプログラムの修正が必要になるという問題があった。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、アプリケーションプログラムを変更することなく、アプリケーション実行画面について、利用者の操作に応じたレイアウトの項目間の連動や複雑なレイアウト定義を可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならは、ネットワークに接続され、アプリケーションプログラムの実行画面を表示するクライアント端末と、ネットワークに接続され、クライアント端末でのアプリケーションプログラムの実行に必要な情報を格納したデータベースを有するデータベースサーバとを備えたアプリケーション実行画面生成システムに適用される。
クライアント端末は、アプリケーションプログラムの実行画面の修正を指示するレイアウト関連情報を記憶するレイアウト関連情報記憶部と、アプリケーションプログラムの制御フローの修正を指示する制御フロー関連情報を記憶する制御フロー関連情報記憶部と、レイアウト関連情報記憶部が記憶したレイアウト関連情報により修正されたアプリケーションプログラムにより実行画面を生成するレイアウト生成部と、制御フロー関連情報保持部が記憶した制御フロー関連情報により修正されたアプリケーションプログラムにより実行画面に制御フローを配置する制御フロー生成部と、制御フロー生成部により生成された制御フローで示された手順を実行する制御フロー実行部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、データベースが保持したアプリケーションプログラムのシステム構成及び運用パターンを変更することなく、クライアント端末での変更操作のみで、アプリケーションプログラムを適切に修正できるようになる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるシステム全体を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による画面のレイアウト構成の概念図である。 本発明の一実施の形態例によるプログラム構造のデータベースへの登録例を示す構造図である。 本発明の一実施の形態例によるレイアウトを自動生成する制御フローの例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による制御フロー関連情報を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御フロー関連情報定義におけるテーブル関連の構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御コンポーネントの定義例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例によるデータ変換における型変換一覧及びデータ変換における引数の一覧の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御コンポーネントのうちの条件分岐に関するコンポーネントの定義内容と定義例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御コンポーネントのうちのプロンプトに関する定義内容と定義例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御コンポーネントのうちのデータベース操作コンポーネントの定義内容を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例によるデータベース操作コンポーネントに関する実装例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御コンポーネントのうちの繰り返しコンポーネントの定義内容の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御コンポーネントのうちの繰り返しコンポーネントの定義状態の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による制御コンポーネントのうち、画面遷移コンポーネントの定義内容の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例によるレイアウト情報の編集時の画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例によるエリア分割定義情報の選択画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例によるレイアウトコンポーネント定義情報の選択画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例によるレイアウトコンポーネント属性の選択画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例による属性定義情報の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例による定義画面の遷移手順の例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による処理手順情報の表示例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例による分岐条件設定画面の例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態の例(以下、「本例」と称する。)を、図1〜図23を参照して説明する。
[1.システム構成]
図1は、本例のシステム構成の全体を示す構成図である。
本例のシステムは、産業用として製造管理などに使用されるデータベースアプリケーションシステムであり、アプリケーションプログラムを実行するクライアント端末100と、そのクライアント端末100がアクセス可能なデータベースサーバ140とを備える。クライアント端末100とデータベースサーバ140とは、所定のネットワークを介して接続され、相互にデータ転送が可能である。
クライアント端末100とデータベースサーバ140は、それぞれコンピュータ装置として構成され、クライアント端末100又はデータベースサーバ140として作動させるためのプログラムとそのプログラムを実行する処理部がそれぞれの機器に実装されている。
クライアント端末100は、CPU(Central Processing Unit)110、メモリ130、及び入出力インターフェース120を備える。メモリ130としては、半導体素子で構成されたメモリの他、ハードディスクドライブなどの各種記憶部が適用可能である。
メモリ130は、アプリケーションプログラムに関連した情報が記憶される記憶部131〜133(詳細は後述する)を備えると共に、このクライアント端末100が実行するアプリケーションプログラムであるシステムプログラムが記憶されるシステムプログラム記憶部134を備える。
CPU110は、メモリ130に記憶された各情報を読み出して、制御処理やアプリケーションの実行画面の生成処理を行うための処理部(制御部,生成部,実行部)111〜115を備える。
入出力インターフェース120には、管理者操作部180と作業者操作部190とが接続されている。管理者操作部180と作業者操作部190は、キーボードなどの入力装置と表示装置(いずれも不図示)で構成され、それぞれ表示を確認しながら管理者又は作業者が操作を行う。
管理者操作部180は管理者権限を有する者が操作する操作部であり、レイアウト情報編集部181と制御情報編集部182とを備える。
作業者操作部190は作業者権限を有する者が操作する操作部であり、画面表示部191と処理実行部192とを備える。
なお、図1では管理者操作部180と作業者操作部190は個別の操作部として示すが、共通の操作部であってもよい。また、管理者操作部180及び作業者操作部190は、図1ではクライアント端末100に接続した構成としたが、クライアント端末100そのものが管理者操作部180や作業者操作部190を内蔵してもよい。
クライアント端末100のCPU110は、メモリ130に格納された定義情報に従って処理を実行し、例えば、処理要求を生成し、その処理要求をデータベースサーバ140に送る。処理要求を受信したデータベースサーバ140は、格納されたデータベースの情報をクライアント端末100に送る。
データベースサーバ140は、このデータベースアプリケーションシステムを構成するための情報を格納する記憶装置として構成され、データベース入出力エンジン141とデータベース142とを備える。データベース入出力エンジン141は、クライアント端末100からの指示で、データベース142が格納した情報を読み出してクライアント端末100に送る処理を行う。
データベース142には、クライアント端末100が実行するアプリケーションに関連する情報がアプリケーション情報記憶部142cに格納される。アプリケーション情報記憶部142cには、例えば顧客情報などのアプリケーションの実行時に必要な顧客情報などの業務情報が格納される。
また、データベース142には、そのアプリケーションプログラムを実行する際のレイアウト関連情報がレイアウト関連情報記憶部142aに記憶される。さらに、アプリケーションプログラムを実行する際の制御フローに関連した情報が、制御フロー関連情報記憶部142bに記憶される。これらのレイアウト関連情報や制御フロー関連情報は、クライアント端末100から送られる情報である。
次に、図1のシステム構成にて、管理者及び作業者がクライアント端末100の管理者操作部180又は作業者操作部190を使用して行う、アプリケーションプログラムについての操作について説明する。
レイアウト情報編集部181での管理者によるレイアウト情報の編集操作があると、CPU110のレイアウト関連情報制御部111は、データベース142内のレイアウト関連情報記憶部142aに記憶された情報を編集し、データベース142に反映する。
また、制御情報編集部182での管理者による制御情報の編集操作があると、CPU110の制御フロー関連情報制御部112は、データベース142内の制御フロー関連情報記憶部142bに記憶された情報を編集し、データベース142に反映する。
これらのデータベースサーバ140のデータベース142に記憶された情報は、クライアント端末100がアプリケーションプログラムを実行する際(又はアプリケーションプログラムを実装する際)に、メモリ130に読み出される。すなわち、データベース142から読み出したレイアウト関連情報が、メモリ130のレイアウト関連情報記憶部131に記憶され、データベース142から読み出した制御フロー関連情報が、制御フロー関連情報記憶部132に記憶される。また、メモリ130のアプリケーション情報記憶部133には、データベース142から読み出したアプリケーション関連情報が記憶される。
そして、レイアウト生成部113が、レイアウト関連情報記憶部131に記憶された情報を参照して修正又は更新しながら、システムプログラム情報記憶部134に記憶されたアプリケーションプログラムを使って、実行画面のレイアウトを自動生成する。このようにして生成された実行画面が、作業者操作部190の画面表示部191に表示される。
また、クライアント端末100が実行画面を自動生成する際には、CPU110の制御フロー生成部114が、メモリ130の制御フロー関連情報記憶部132に記憶される制御フロー関連情報を使って、制御フローを修正又は更新する。そして、制御フロー生成部114は、修正又は更新された制御フローを、制御フロー実行部115に実行させる。
[2.レイアウト情報の構成例]
次に、クライアント端末100に接続されている管理者操作部180からの指示に基づいて、アプリケーションプログラムの実行画面を修正する処理について説明する。
図2は、アプリケーションの実行画面のレイアウト構成の概念を示す。
図2に示すように、表示される実行画面のレイアウト201は、垂直方向と水平方向に分割されている。図2では、水平方向の分割範囲202a,202b,202cと、水平方向の分割範囲203a,203b,203cを示す。
これらの水平の分割範囲202a〜202c及び垂直の分割範囲203a〜203cで区切られる各エリア(以下、「セル」と称する。)204は、さらに分割することができる。例えば、図2に示すように、セル(エリア)204を、複数のセルに分割することができる。
また、セルの中に表示項目のコンポーネント、例えばボタン205などが配置される。このようなセルを配置する構造は、一般的にスライス構造と呼ばれ、スライス構造を多重に定義することで複雑なレイアウトの構築が可能になる。
本例のアプリケーションプログラムは、セル構造化されたレイアウト情報を、表形式でデータベースに登録する。以下の説明では、データベースに登録された表形式をテーブルと称する。
図3は、レイアウト情報をデータベースに登録するためのテーブルの構成を示す。
図3に示す各テーブルの項目(以下、「フィールド」と称する)のうち、[k]を付与したフィールドはキーフィールドであり、1つのテーブルに複数のキーフィールドが有る場合は、全てのキーフィールドで一意となる。
レイアウト情報テーブル311には、実行画面のサイズや初期化処理の紐付けなどの情報が格納される。画面表示時の読込処理は、初期化処理ID311aを定義して実行する。エリア分割情報テーブル313には、レイアウトの分割方法に関する情報が格納され、エリア情報テーブル312には、分割したセルに対するエリアの定義情報が格納される。また、レイアウトコンポーネント情報テーブル314には、表示項目のコンポーネントの情報が格納される。
ここでは、エリア情報テーブル312は、定義対象のエリアNo.312aに対する親エリアNo.312bを持つことで、多重スライス構造を表現することができる。エリア分割情報テーブル313の分割方法313aについては、分割した幅もしくは高さを固定とするか、又は可変とするかの分割方法の定義の情報を持つ。この場合、分割方法を可変とする場合は、さらに分割方法の定義として、内部に保有するエリアもしくはコンポーネントのサイズに依存させるか、又は他分割領域との比率を維持するかの定義の情報を持つ。
さらに、エリア情報テーブル312は、分割したセルに対するエリアもしくはコンポーネントの配置位置とセルの結合サイズを、エリア情報テーブル312の配置セル位置312cとセル結合サイズ312dを持つことで、細かいレイアウト定義が可能となる。同様に、レイアウトコンポーネント情報テーブル314についても、配置セル位置314aとセル結合サイズ314bを持つことで、細かいレイアウト定義が可能となる。各コンポーネントの属性情報は、レイアウトコンポーネント属性情報テーブル315に格納される。コンポーネントの特定の属性、例えばボタン押下を判定する属性などに関しては、操作に対応する処理を処理ID315aとして定義する。
図4は、クライアント端末100の制御フロー生成部114が、レイアウト情報テーブル311を使って、アプリケーションの実行画面のレイアウトを自動生成する処理を示すフローチャートである。
制御フロー生成部114は、各画面で一意のレイアウトIDを基に、レイアウト情報テーブル311、エリア情報テーブル312、エリア分割情報テーブル313、及びレイアウトコンポーネント情報テーブル314からデータを取得する。そして、制御フロー生成部114は、取得したデータ(レイアウト情報)から、サイズ関連情報を設定する(ステップS11)。このときには、制御フロー生成部114は、画面全体を初期エリア(エリアNo.=0)として(ステップS12)、以下の処理を実行する。
まず、制御フロー生成部114は、エリア分割情報から現エリアの分割方法を設定する(ステップS13)。ここで、現エリアに対して、コンポーネント情報が定義されている場合、制御フロー生成部114は、コンポーネントを追加して(ステップS14)、その追加されたコンポーネントに対してさらに現エリアの分割方法を設定する処理を実行する(ステップR11)。
そして、現エリアに対して、更にエリアが定義してある場合(例えばエリア情報テーブル312の親エリアNo.が現エリアのエリアNo.のデータがある場合)、制御フロー生成部114は、更にエリアを追加する(ステップS15)。エリアを追加したとき、制御フロー生成部114は、その追加したエリアに対して、ステップS13からの処理を繰り返す。ステップS15でのエリアの追加処理は、エリア数だけ繰り返し実行される(ステップR12)。
[3.制御フロー情報の構成例]
図5は、制御フロー生成部114が制御フローを生成する際に使用する、制御フロー関連情報の全体構成を示す。
図5に示すように、特定の処理501は、少なくとも1つ以上の手順(ここでは手順502a,502b)を保持し、各手順502a,502bは制御コンポーネント504の内の1つに属する。制御コンポーネント504は、データの定義、変換等を管理するコンポーネント504a、条件の判定や手順の分岐を管理するコンポーネント504b、メッセージの表示や、問合せメッセージによる分岐を管理するコンポーネント504cを備える。また、制御コンポーネント504は、データベースとの情報の授受を管理するコンポーネント504d、特定の条件の繰り返し処理を管理するコンポーネント504e、他画面への遷移を管理するコンポーネント504fを備える。
また、各手順502a,502bは、少なくとも1つ以上の内部処理を保持する。例えば、No.1の手順502aは、処理順1の条件503aと、処理順2の条件503bとを含む。また、No.2の手順502bは、処理順1の条件503cと、処理順2の条件503dとを含む。
図6は、制御関連情報定義をデータベースに登録するためのテーブルの構成を示す。ここで定義される各処理は、制御ユニット情報テーブル613により、処理IDをキー情報として管理される。処理IDは、レイアウト情報テーブル611の初期化処理ID611a及びレイアウトコンポーネント属性情報テーブル612の処理ID612aから呼び出される。初期化処理ID611aは、画面表示時に初回のみ呼び出され、レイアウトコンポーネント属性に対する処理ID612aは、対象の属性が処理を呼び出すトリガーの場合、例えばボタンのクリック判定などの場合に呼び出される。
処理手順情報テーブル614は、各処理IDに対する処理の手順を管理する。
処理手順情報テーブル614内の各手順では、制御コンポーネント614aを定義するか、あるいは呼び出し処理ID614bとして、他の処理IDの呼び出しを定義する。処理の各手順の詳細の定義情報は、処理手順定義情報テーブル615で管理される。処理手順定義情報テーブル615の定義名615aは、制御コンポーネント毎に設定可能また設定必須な定義名が定義されている。
各処理で定義され、一連の処理で保持される一時的なデータは、一連の処理における全てのコンポーネントで参照可能である。但し、内部構成非公開フラグ613aを「非公開」としたコンポーネントでは、外部のデータを直接編集することはできず、また、内部で作成したデータは、外部で参照することもできないように制御される。内部構成が非公開のコンポーネントと呼び出し側コンポーネントの間におけるデータの授受に関する情報は、コンポーネント入出力情報616で定義される。内部構成非公開コンポーネントを呼び出す場合は、コンポーネント呼出情報テーブル617で授受に関する入出力データが管理される。
次に、各制御コンポーネントの処理手順定義情報について説明する。
図7は、制御コンポーネントのうち、データ定義/変換コンポーネントに関する定義情報とその例を示す。
データ定義/変換コンポーネントでは、データの定義、演算・変換、代入等を実施する。
図7Aに示すように、格納先データ名701aは、定義値や変換結果を格納する先のデータ名称を表す。この格納する先のデータ名称は、図7Bに示す実装例702a,702b,702cで示す定義式の左辺に相当する。
ソースデータ名701bは、計算済みのデータを代入する場合に参照するデータ名称を表す。このソースデータ名701bは、図7Bに示す実装例702eの定義式の右辺に相当する。
定義データ型701cは、データを新規に定義する際のデータの型を表す。図7Bに示す実装例702aは、この定義データ型701cの定義式の例を示す。
データ値701dは、文字列や数値等の定数値を表す。参照データ名701eは、定義済みデータを参照する場合のデータの名称を表す。変換区分701fは、参照データに対する変換の区分を表す。
これらのデータが、図7Cに示すように処理順及び定義順に格納される。変換区分703bに基づき参照データ名703aを変換する場合、図8Aに示す型変換一覧811が参照される。
図8は、データ変換における型変換一覧(図8A)と、データ変換における引数の一覧(図8B)を示す。
図7に示す変換区分703bに基づき参照データ703aを変換する場合、制御フロー生成部114は、図8Aに示す型変換一覧811から、変換コード811a、変換位置811b、引数有無811c、及び戻り値有無811dを取得する。そして、制御フロー生成部114は、変換コード811aに基づき、変換処理を呼び出す。
変換位置811bが“前方”の変換は、システムとして予め組み込まれている汎用処理であり、変換位置811bが“後方”の変換は、型に応じて動的に処理を呼び出すため、システム構築後に任意に追加することができる処理である。引数有無811cが“有”の場合は、図8Bに示す引数の一覧812のデータ型及び変換コードから、引数の数812a及び引数の型812bを取得し、引数の数に応じて、参照する定義順を増加させる。戻り値811dが“有”の場合は、算出結果を保持し、次の変換に移行する。戻り値811dが“無”の場合は、処理を実行して、次の処理順へ移行する。
図9は、制御コンポーネントの内で、条件分岐に関するコンポーネントの定義内容(図9A)、実装例(図9B)、及び定義例(図9C)を示す。条件分岐コンポーネントでは、条件判定を実施し、指定した手順への分岐を実行する。
図9Aに示すように、条件判定した結果分岐する先の手順名を分岐先手順名901として定義する。また、条件評価式で判定するデータの名称を示す被判定データ名902と判定基準値を、判定値903もしくは他データ参照を行う判定データ名904として定義する。さらに、判定における値比較方法905と評価値の演算方法を定義する。演算方法は、二値の評価値(真/偽)によるブール演算を前提とすると、全ての評価式は、図9Bに示すように、積和形式もしくは和積形式の評価式910で表現することができる。積和形式及び和積形式を表現するために、評価式910の演算方法は、前方積和区分又は後方積和区分として定義する。
これらのデータが、図9Cに示すように処理順及び定義順に格納される。
図10は、制御コンポーネントの内で、プロンプトに関する定義内容(図10A)と定義例(図10B)を示す。プロンプロコンポーネントでは、メッセージ/エラーメッセージの表示及びユーザへ分岐の選択を要求する。プロンプトで表示するメッセージ内容1001、メッセージのモード1002(警告、問合せ等)、及び問合せ時の操作ボタンのモード1003(OKボタン、はい/いいえボタン等)を定義する。さらに、操作ボタンによる分岐先を、肯定分岐先手順名1004、否定分岐先手順名1005、取消分岐先手順名1006として定義する。
図10Bは、定義例を示す。図10Aに示す各定義内容1001,1002,・・・,1006が、処理順及び定義順に格納される。
図11は、制御コンポーネントのうちのデータベース操作コンポーネントの定義内容である。
データベース操作コンポーネントでは、データベース105からデータを取得し、また取得し編集したデータのデータベース105への反映を管理する。
図11Aに示すように、データベース105から取得したデータを表形式で保存する格納先のデータ名称1101、もしくはデータベース105に反映するための表形式のデータを保持した更新元データ名称1102を定義する。また、データを取得する際は、取得するための問い合わせデータ(SQL:Structured Query Language)を定義したSQLID1103を指定する。SQLを定義してデータを取得する際は、必要なパラメータの名称1104、設定データ名称1105、及び設定値1106を定義する。
SQLの定義は、基本情報1110(図11B)、選択項目1120(図11C)、結合項目1130(図11D)、条件項目1140(図11E)で構成される。
基本情報1110(図11B)では、情報を取得するテーブルの名称1111及びグルーピングの有無1112が設定される。
選択項目1120(図11C)では、選択するフィールドのテーブル名称1121とフィールド名称1122をキー情報として、必要に応じて、最大値や最小値等の演算区分1123及びエイリアス1124が設定される。
結合項目1130(図11D)では、複数テーブルの結合における結合元と結合先のフィールド情報1131〜1134及び内部結合/外部結合等の結合方法1135が定義される。
条件項目1140(図11E)では、条件を設定する対象のフィールドのテーブル名称1141及びフィールド名称1142が定義され、評価するための値をパラメータとする場合はパラメータ名称1143を設定し、固定値とする場合は条件値1144を設定する。また、条件の判定における値の比較方法1145を設定し、複数の条件を設定する際は、前方積和区分1146及び後方積和区分1147を設定する。前方積和区分1146及び後方積和区分1147は、条件分岐コンポーネントの定義と同様の概念に基づく。
ソート情報1150(図11F)では、ソートするフィールド名称1151及び昇順/降順のソート方法1152が定義される。
図12は、データベース操作コンポーネントに関する実装例である。制御ロジック1211(図12A)に対しては、手順定義1221(図12B)とSQL定義1231(図12C)に関する定義、具体的には図12D、図12E、図12F、及び図12Gに示す定義1241、1251、1261、1271を設定する。
図13及び図14は、それぞれ制御コンポーネントのうちの繰り返しコンポーネントの定義内容と定義例である。
繰り返しコンポーネントの定義内容としては、図13に示すように、ループ条件を構成するカウンタデータ名1301、ループ初期値1302、カウンタのステップ数1303、及びカウンタの継続判定の基準値のデータ名称1304を定義する。さらに、繰り返しコンポーネントの定義内容として、継続判定方法1305、継続判定基準値1306、継続判定基準データ名1307、継続判定タイミング1308、及び実行する処理の処理ID1309を定義する。
図14A,図14B,図14Cに示す実装例1(1401〜1403)の場合、ループ条件を構成するカウンタデータ名1301、ループ初期値1302、カウンタのステップ数1303、及びカウンタの継続判定の基準値のデータ名称1307を定義し、実行する処理の処理ID1309を定義する。
図14D,図14E,図14Fに示す実装例2(1404〜1406)の場合、ループ条件を構成する継続判定のデータ名称1304、継続判定基準値(固定値)1306もしくは継続判定基準データ名1307、不等号などの継続判定方法1305を定義し、実行する処理の処理ID1309を定義する。さらに、継続可否を判定するタイミング1308(実行前/実行後)を定義する。
図15は、制御コンポーネントのうち、画面遷移コンポーネントの定義内容である。画面遷移コンポーネントでは、遷移先画面のレイアウトID1501、遷移先画面の初期化処理で必要な引数データ名1502、及び引数に設定する参照データ1503が定義される。レイアウト情報からレイアウトID1501を基に初期化処理ID611a(図6)を取得して、コンポーネント入出力情報616(図6)から設定が必要なデータ名を取得する。
[4.実行画面のレイアウト,制御フローの変更例]
次に、図16〜図23を参照して、アプリケーションプログラムの実行画面のレイアウトの変更、及び制御フローの変更を行う際における、具体的な操作画面例について説明する。この操作画面は、例えば図1に示す管理者操作部180のレイアウト情報編集部181又は制御情報編集部182で管理者が編集を行う際に、管理者操作部180が備える表示部(不図示)に表示される。
図16〜図20は、管理者操作部180のレイアウト情報編集部181を使用して実行画面のレイアウト編集を行う際の管理画面の例である。
表示エリアの設定を行う際には、図16に示すように、設定されるエリアに対応した枠状のエリアを画面中に表示し、管理者による画面上でのユーザインターフェース操作(UI操作)によって、そのエリアの追加、削除、定義などの編集作業が行われる。
例えば、画面上の垂直方向に配置したボタン1601a〜1601cの押下で指定箇所に行情報が追加され、画面上の水平方向に配置したボタン1602a〜1602cの押下で指定箇所に列情報が追加される。
また、ボタン1603a〜1603bの押下で指定の行情報が削除され、ボタン1604a〜1604bの押下で指定の列情報が削除される。
また、ボタン1605a〜1605bの押下で指定の行情報が編集され、ボタン1606a〜1606bの押下で指定の列情報が編集される。
行及び列の追加/編集が指示された際には、図17に示すエリア分割定義画面が作業画面に表示される。この図17に示すエリア分割定義画面では、編集行/列によるエリアの分割モードが固定値モード1701a、比率設定モード1701b、コンテンツに合わせたモード1701cのいずれかが選択される。このとき、分割値の限界値1702a〜1702bを必要に応じて設定する。
また、図16に示す編集画面で、各エリアを指示するボタン1607a〜1607dの押下で、それぞれのエリアに対してレイアウトコンポーネントが追加される。レイアウトコンポーネントは、図16に示すように、一覧1608aとして編集画面に表示され、各コンポーネントを編集する場合は、管理者が一覧1608a内のボタン1608b〜1608dを押下する。ボタン1607a〜1607dの押下によりコンポーネントを追加する場合、及びボタン1608bの押下によりコンポーネントを編集する場合は、レイアウトコンポーネント定義画面(図18)が編集画面に表示される。
図18に示すレイアウトコンポーネント定義画面では、レイアウトコンポーネントの配置情報(行及び列の位置1801a〜1801b、行及び列の結合数1802a〜1802b)、コンポーネントの種別1803aと名称1803bが設定される。こられのレイアウトコンポーネント定義画面により、レイアウトコンポーネント情報テーブル314(図3)が管理される。なお、図16のコンポーネント一覧中のボタン1608cは、コンポーネントの削除を指示するボタンである。また、コンポーネントの種別が“エリア”の場合には、コンポーネント一覧中のボタン1608dの押下で、新しいレイアウト定義画面(図17)においてエリア分割が定義される。コンポーネントの種別が“エリア”でない場合には、ボタン1608dの押下で、レイアウトコンポーネント属性選択画面(図19)が編集画面に表示され、コンポーネントごとに定義する属性を選択する操作に移る。
図19に示すレイアウトコンポーネント属性選択画面では、予めシステムに登録されたコンポーネント属性一覧テーブルを基に、非選択属性一覧1901及び選択属性一覧1903を表示する。この非選択属性一覧1901及び選択属性一覧1903で示される選択可能な属性は、コンポーネントの種別1803a(図18)で定義可能な属性である。
そして、レイアウトコンポーネント属性選択画面により属性を選択した状態でボタン1902が押下されることで、編集画面は、属性情報を定義するレイアウトコンポーネント属性定義画面(図20)の表示に遷移する。
図20に示すレイアウトコンポーネント属性定義画面では、属性の定義方法の種別2001a〜2001dが表示される。すなわち、定義値として固定値2001a、他コンポーネントの属性にリンク2001b、画面制御属性にリンク2001c、及び親コンポーネントにリンク2001dの4つの種別が表示され、いずれかの定義方法が選択される。
この定義方法の選択時には、各定義方法に応じて、必要な定義を行うボタン2002a又は一覧表示2002b〜2002fを使った詳細定義の設定が行われる。属性の型情報は予めシステムに登録されている。
他コンポーネントの属性にリンク2001b、画面制御属性にリンク2001c、及び親コンポーネントにリンク2001dの3つが選ぶ場合には、リンク値変換器の一覧表示2003を使って、リンク先属性からリンク元属性への型変換を行うことが可能である。
図21は、ここまで説明したレイアウト定義画面の遷移例を示すフローチャートである。
レイアウト情報編集部181を使用して実行画面のレイアウト編集を行う際には、最初にレイアウト定義画面(図16)が表示される(ステップS21)。そして、これらのレイアウト定義画面での管理者操作部180での操作に基づいて、図17、図18、図19に示す各定義画面表示に移る。すなわち、管理者操作部180での操作に基づいて、エリア分割定義画面(図17)の表示(ステップS22)、レイアウトコンポーネント定義画面(図18)の表示(ステップS23)、レイアウト属性選択画面(図19)の表示(ステップS24)のいずれかに遷移する。
また、レイアウト属性選択画面を表示した状態では、さらにレイアウトコンポーネント属性定義画面(図20)の表示(ステップS25)に遷移する。なお、図17〜図20の各定義画面での選択が終了すると、図16のレイアウト定義画面の表示に戻る。
このようにして、アプリケーションプログラムの実行画面のレイアウトの編集作業を行うことができる。すなわち、レイアウト関連情報を生成させて、そのレイアウト関連情報をデータベースに記憶させるレイアウト関連情報記憶工程が行われ、記憶されたレイアウト関連情報に基づいてレイアウト生成工程が行われ、実行画面のレイアウトを適切に修正できるようになる。
図16〜図20は、管理者操作部180の制御情報編集部182を使用して実行画面の制御フロー編集を行う際の画面の例である。このときには、画面上での制御フローの編集に連動して、アプリケーションプログラムが実行する制御手順の定義についても対応して変化する。
図22は、制御フローの制御手順を定義する画面の例であり、図23は、処理手順の分岐条件を設定する画面の例である。制御フローの各処理の手順は、図22の処理手順情報の画面で、図形化されたフローチャート2201として表示し、制御コンポーネントの追加ボタン2202及びグループ化した処理の追加ボタン2203を設ける。
これらの追加ボタン2202又は2203の押下により追加が指示されたとき、制御コンポーネントの追加の処理が行われる。ここで追加される制御コンポーネントは、図5などで既に説明した制御コンポーネントである。
表示されたフローチャート2201内の修正箇所に表示されたボタン2204の押下により、各手順のコンポーネントの詳細を定義する画面に遷移する。
図23は、条件分岐コンポーネントの定義画面例である。分岐条件設定画面では、条件一覧2301とその詳細条件2304、各詳細条件の評価式2305a〜2305d等を表示する。条件一覧2301としては、処理順ごとの条件と分岐先を表示し、選択した条件の詳細情報2304と分岐先の手順2302を表示する。分岐先手順2302は、現在定義中の手順と同じ深さ、もしくはそれより浅い手順を選択することができる。手順の深さは、別の処理IDを呼び出すごとに深くなる。
条件の詳細設定では、条件の表現形式2303を積和形式/和積形式から選択する。積和形式を選択した場合、条件詳細2304の評価/項を基に評価式は、{(項1の評価1)且つ(項1の評価2)且つ・・・}もしくは{(項2の評価1)且つ(項2の評価2)且つ・・・}もしくは・・・となる。和積形式を選択した場合、評価式は、{(項1の評価1)もしくは(項1の評価2)もしくは・・・}且つ{(項2の評価1)もしくは(項2の評価2)もしくは・・・}且つ・・・となる。
各項各評価の定義では、被判定データ名902(図9)をリスト2305aから選択し、値比較方法905(図9)をリスト2305bから選択する。値判定方法のリスト2305bは、予めシステムに登録しておく。判定値903を定義する場合は、定数値2305dを設定し、判定データ名を定義する場合はリスト2305cから選択する。被判定データ名のリスト2305a及び判定データ名のリスト2305cは、現在定義中の手順と同じ深さもしくはそれより浅い処理のうち、先に処理される手順で定義されたデータを抽出したものである。
このようにして、アプリケーションプログラムの実行画面に表示される制御フローの編集作業を行うことができる。すなわち、制御フロー関連情報を生成させて、その制御フロー関連情報をデータベースに記憶させる制御フロー関連情報記憶工程が行われ、記憶された制御フロー関連情報に基づいて制御フロー生成工程が行われ、制御フローを適切に修正できるようになる。このように実行画面に表示される制御フローの編集が行われることで、実際にアプリケーションプログラムが実行される際の処理手順についても、対応した手順に変更される。
以上説明したように、本例のシステムでは、クライアント端末100に接続された管理者操作部180を使って、アプリケーションプログラムの実行画面の編集操作を行うことが可能になる。編集した情報は、データベース142にレイアウト関連情報記憶142aとして記憶され、アプリケーションプログラムの実行時には、クライアント端末100のメモリ130のレイアウト関連情報記憶部131に読み出され、反映した実行画面が生成される。したがって、アプリケーションプログラムを全く修正することなく、個々の利用者の利用形態に合わせた実行画面とすることができるようになる。
また、クライアント端末100に接続された管理者操作部180を使って、アプリケーションプログラムの処理手順を示す制御フローについても編集操作を行うことが可能になる。編集した情報は、データベース142に制御フロー情報記憶142bとして記憶され、アプリケーションプログラムの実行時には、クライアント端末100のメモリ130の制御フロー関連情報記憶部132に読み出され、反映した制御フローが生成される。したがって、制御フローについても、アプリケーションプログラムを全く修正することなく、個々の利用者の利用形態に合わせた手順とすることができるようになる。
また、本例のシステムの場合には、データベースサーバ140が持つデータベース142が、レイアウト関連情報や制御フロー関連情報を記憶するようにしたため、同じアプリケーションプログラムを他のクライアント端末100に適用することも可能になる。例えば、同じ製造ラインを管理するクライアント端末100が多数存在する場合に、1台のクライアント端末100でレイアウトや制御フローなどの修正を行えば、他のクライアント端末100に対して同じ修正を施すことが容易にできるようになる。
[変形例]
なお、上述した実施の形態例では、クライアント端末100の管理者操作部180を使用して、実行画面や制御フローを修正して、そのクライアント端末100が使用する利用者の利用形態に合わせたものとするようにした。これに対して、クライアント端末100でアプリケーションプログラムを実行させる運用を開始した後に、利用者などからの要望で、管理者操作部180を使用して、実行画面や制御フローの更新を、同様の処理で行うようにしてもよい。
また、図1に示す構成では、データベースサーバ140がレイアウト関連情報や制御フロー関連情報を記憶するようにしたが、クライアント端末100だけがレイアウト関連情報や制御フロー関連情報を記憶するようにしてもよい。
また、本発明は上記した実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100…クライアント端末、110…CPU、111…レイアウト関連情報制御部、112…制御フロー関連情報制御部、113…レイアウト生成部、114…制御フロー生成部、115…制御フロー実行部、120…入出力インターフェース、130…メモリ、131…レイアウト関連情報記憶部、132…制御フロー関連情報記憶部、133…アプリケーション情報記憶部、134…システムプログラム情報記憶部、140…データベースサーバ、141…データベース入出力エンジン、142…データベース、142a…レイアウト関連情報、142b…制御フロー関連情報、142c…アプリケーション情報、180…管理者操作部、181…レイアウト情報編集部、182…制御情報編集部、190…作業者操作部、191…画面表示部、192…処理実行部

Claims (6)

  1. ネットワークに接続され、アプリケーションプログラムの実行画面を表示するクライアント端末と、前記ネットワークに接続され、前記クライアント端末での前記アプリケーションプログラムの実行に必要な情報を格納したデータベースを有するデータベースサーバとを備えたアプリケーション実行画面生成システムであり、
    前記クライアント端末は、
    前記アプリケーションプログラムの実行画面の修正を指示するレイアウト関連情報を記憶するレイアウト関連情報記憶部と、
    前記アプリケーションプログラムの制御フローの修正を指示する制御フロー関連情報を記憶する制御フロー関連情報記憶部と、
    前記レイアウト関連情報記憶部が記憶した前記レイアウト関連情報により修正された前記アプリケーションプログラムにより前記実行画面を生成するレイアウト生成部と、
    前記制御フロー関連情報記憶部が記憶した前記制御フロー関連情報により修正された前記アプリケーションプログラムにより前記実行画面に制御フローを配置する制御フロー生成部と、
    前記制御フロー生成部により生成された制御フローで示された手順を実行する制御フロー実行部とを備えた
    アプリケーション実行画面生成システム。
  2. 前記レイアウト関連情報及び前記制御フロー関連情報は、前記クライアント端末での管理者権限を有する管理者の操作により生成されるようした
    請求項1に記載のアプリケーション実行画面生成システム。
  3. 前記データベースサーバは、前記クライアント端末から受信した前記レイアウト関連情報及び前記制御フロー関連情報を記憶し、
    前記データベースサーバが記憶した前記レイアウト関連情報及び前記制御フロー関連情報を前記クライアント端末に送るようにした
    請求項2に記載のアプリケーション実行画面生成システム。
  4. ネットワークに接続され、アプリケーションプログラムの実行画面を表示するクライアント端末と、前記ネットワークに接続され、前記クライアント端末での前記アプリケーションプログラムの実行に必要な情報を格納したデータベースを有するデータベースサーバとを含むシステムに適用されるアプリケーション実行画面生成方法であり、
    前記アプリケーションプログラムの実行画面の修正を指示するレイアウト関連情報を記憶するレイアウト関連情報記憶工程と、
    前記アプリケーションプログラムの制御フローの修正を指示する制御フロー関連情報を記憶する制御フロー関連情報記憶工程と、
    前記レイアウト関連情報記憶工程により記憶した前記レイアウト関連情報により修正された前記アプリケーションプログラムにより前記実行画面を生成するレイアウト生成工程と、
    前記制御フロー関連情報記憶工程により記憶した前記制御フロー関連情報により修正された前記アプリケーションプログラムにより前記実行画面に制御フローを配置する制御フロー生成工程と、
    前記制御フロー生成工程により生成された制御フローで示された手順を実行する制御フロー実行工程とを含む
    アプリケーション実行画面生成方法。
  5. 前記レイアウト関連情報及び前記制御フロー関連情報は、前記クライアント端末での管理者権限を有する管理者の操作により生成されるようした
    請求項4に記載のアプリケーション実行画面生成方法。
  6. 前記データベースサーバは、前記クライアント端末から受信した前記レイアウト関連情報及び前記制御フロー関連情報を記憶し、
    前記データベースサーバが記憶した前記レイアウト関連情報及び前記制御フロー関連情報を前記クライアント端末に送るようにした
    請求項5に記載のアプリケーション実行画面生成方法。
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