JP2017116561A - コンクリート製養殖池の水質評価方法および水質検査表 - Google Patents

コンクリート製養殖池の水質評価方法および水質検査表 Download PDF

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Abstract

【課題】鯉の養殖における水質を評価する際の指標として酸化還元電位を活用し、鯉の健康を維持するために有効なコンクリート製養殖池の水質評価方法および水質検査表を提供する。
【解決手段】鯉の養殖のための水質評価方法であって、コンクリート製養殖池から採取した水と新鮮な水の酸化還元電位を測定し、養殖池から採取した水の酸化還元電位と新鮮な水の酸化還元電位と比べ、養殖池から採取した水の酸化還元電位の方が大きい値である場合に、養殖池の水質が低下していると判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に鯉の養殖における水質を評価する際の指標として、酸化還元電位(ORP)を活用するコンクリート製養殖池の水質評価方法および水質検査表に関する。
鯉の養殖のためのコンクリート製養殖池の水質が悪くなる原因は、主に鯉の排泄物や餌の食べ残し等のゴミである。これに加え、排泄物や餌の食べ残しが腐敗するなどして発生するアンモニアや、地下水等に含まれる硝酸態窒素等の濃度が増えることにより、多くの有害物質が溜まってコンクリート製養殖池の水は汚染されている。
土に囲まれた天然の池では、様々なバクテリアやプランクトン等の微生物の連鎖によって、浮遊するゴミだけでなく水に溶解した有害物質も徐々に分解されて水は浄化される。しかし、コンクリート製の養殖池では、これらの有害物質を除去する手段がなく、放っておけば有害物質の濃度は増え続け、鯉が蝕まれる。
従来より、鯉の養殖業界では、コンクリート製養殖池の水質改善のために、ろ過装置が用いられている。ろ過装置とは一般的に、鯉の排泄物や餌の食べ残し等のゴミをフィルターによって取り除くものであるが、水に溶解した有害物質は取り除くことができない。よって、コンクリート製養殖池の水はろ過装置によって目に見えるゴミが取り除かれ、綺麗になったように見えるが、実際は鯉の健康を害する多くの有害物質が水に溶解して存在している。特に現代においては、大気汚染や水質汚染の影響により有害物質が蔓延っている。それにも関わらず、鯉を養殖する者の多くは、一昔前と変わらず、ろ過装置を使用しただけで、このような有害物質を取り除くことができると過信している。
また、冬季に約半年間餌止めする方法は、鯉の養殖業界で広く行われているが、鯉の免疫力が極度に衰え致命的となる。水温を10℃以上とし、微量の給餌を行うことで健全な免疫力を保つことができるが、これを正しく理解している者は少ない。
このような誤った方法で養殖されている鯉は全て、病気になってしまっており、健全な免疫力を有する鯉はいないという現状がある。
近年では、SSB(Second Sun Beam)と呼ばれるエネルギーを用いて空気や水、土壌の浄化を行う方法がある。このSSBには4種類あり、用途に応じて利用することが可能である。しかし、これらのSSBを発生させるには特殊なSSBエネルギー供与装置が必要であり、広大なコンクリート製養殖池に適用するには膨大な経費が必要となるため、現実的ではない。
水に含まれる有害物質を検出するために、さまざまな水質検査キットや測定器が販売されている。鯉にとって最も致命的と考えられる硝酸態窒素の濃度も検査パックによって容易に測定可能である。しかし、検出する対象物質によって用いる測定器等はそれぞれ異なるため、コンクリート製養殖池に含まれると考えられる数千種類を超える有害物質を全て測定するには膨大な費用が掛かり、現実的ではない。鯉を養殖する者で、これらの検査手段を活用している者はいない。
このように、鯉を養殖する者の多くは、コンクリート製養殖池の水質を保つために、適切な対策を行っていない。人の見た目には綺麗に保たれていても、特に鋭い臭覚を有する鯉にとって、有害物質の溜まった養殖池は耐え難いものである。
本発明は、上記実情を鑑みたものであり、鯉の養殖における水質を評価する際の指標として酸化還元電位(ORP)を活用することにより、全ての有害物質(酸化物質、イオン等)を総合的に見定め、鯉の健康を維持するために有効なコンクリート製養殖池の水質評価方法および水質検査表を提供することを目的とする。
本発明のコンクリート製養殖池の水質評価方法は、鯉を養殖しているコンクリート製養殖池から採取した水と新鮮な水の酸化還元電位を測定し、養殖池から採取した水の酸化還元電位と新鮮な水の酸化還元電位と比べ、養殖池から採取した水の酸化還元電位の方が大きい値である場合に、養殖池の水質が低下していると判断することを特徴とする。
本発明のコンクリート製養殖池の水質検査表は、帯グラフと、模式図表示部と、例示部と、を備え、帯グラフは、0を基準にプラスとマイナスの酸化還元電位を帯状に示し、マイナスの数値側に水に水素分子が加わっている旨の表示を備え、プラスの数値側に水に有害物質が加わっている旨の表示を備え、模式図表示部は、帯グラフのマイナスの数値に対応する位置に水素分子の模式図の表示を備え、帯グラフの0に対応する位置に水分子の模式図の表示を備え、帯グラフのプラスの数値に対応する位置に有害物質の模式図の表示を備え、例示部には、水を採取した場所および/または水を含む物質の名称と、それに対応する酸化還元電位が表示してあることを特徴とする。
本発明の水質評価方法によれば、コンクリート製養殖池から採取した水と新鮮な水の酸化還元電位を測定し、養殖池から採取した水の酸化還元電位と新鮮な水の酸化還元電位と比べることによって、養殖池の水質の良し悪しを判断することができる。これによって、水質を改善するための適切な対策を講じることが可能となり、誤った対策で鯉の健康を損なうおそれがない。また、本発明の水質評価方法により、コンクリート製養殖池のORP値が常に適切な値となるよう管理することにより、鯉の健全な免疫力を高く保つことができる。
また、本発明の水質検査表によれば、酸化還元電位を示す帯グラフによって、水質の良し悪しが視覚的に判断できる。鯉のコンクリート製養殖池の水質を管理するのに様々な有害物質を個々に測定する必要がなく、全ての有害物質(酸化物質、イオン等)を総合的に見定めることができるので、経済的かつ実用的である。
また、酸化還元電位を示す帯グラフに対応する位置に、模式図表示部を備えることにより、水と酸化還元反応や、フリーラジカル等の有害物質についての理解が深まるため、鯉の養殖だけでなく、人間や動物等の健康にも役立てることができる。
本発明に係る水質検査表の実施形態を示す図である。 活性酸素とフリーラジカルの説明図である。
以下、本発明による水質検査表の実施の形態を、図1を用いて詳細に説明する。この水質検査表1は、模式図表示部2と、帯グラフ3と、例示部4とから構成されている。
模式図表示部2は、帯グラフ3のマイナスの数値に対応する位置に水素分子の模式図の表示を備え、帯グラフ3のゼロに対応する位置に水分子の模式図の表示を備え、帯グラフ3のプラスの数値の上方にフリーラジカル等の有害物質の模式図の表示を備える。酸化還元反応とフリーラジカルの関係について、一般的にはよく知られていないため、本発明の水質検査表1を活用することによって、鯉の養殖だけでなく、人間や動物等の健康に関する正しい知識として役立てることができる。
帯グラフ3は、ゼロを基準にプラスとマイナスの酸化還元電位(ORP)を帯状に示し、マイナスの数値側に水に水素分子が加わっている旨の表示を備え、プラスの数値側に水に有害物質が加わっている旨の表示を備える。但し、原理として水素や電子が与えられる還元反応は自然界でも起こり得るが、人為的にこれを行い実用化することは困難である。
例示部4には、水を採取した場所および/または水を含む物質の名称と、それに対応するORP値が表示してある。例示部に表示するものは、特に限定されることはなく、使用者の生活に馴染み深い食べ物や地域の川や地下水のORP値を表示しておくことで、水質検査表1を用いて水質を判断する際の参考にすることができる。
ここで、酸化還元反応について説明する。酸化の定義は複数あるが、原則として、原子又は分子が電子を奪われる反応であり、原子又は分子が水素を失う又は酸素を得る反応である。還元も同様に複数の定義があり、原則として、原子又は分子が電子を得る反応であり、原子又は分子が水素を得る又は酸素を失う反応である。自然界においても、さまざまな条件下で酸化還元が行われている。例えば、模式図表示部2の右端に示すように、水素が多く含まれる水は、純水よりも還元された状態であり、水中にフリーラジカル等が取り込まれると、純水よりも酸化された状態にある。
ここで、酸化還元電位について説明する。酸化還元電位はORP(Oxdation−Reduction Potential)とも呼ばれ、酸化還元反応において発生する電極電位であり、酸化還元電位(ORP)がプラスの値であれば酸化力が強く、マイナスの値であれば還元力が強いことを示す。pHと対比すると、pHは水素イオン濃度をもとに酸性・アルカリ性を示すものであるのに対し、ORPは水素イオンを含むあらゆる原子や分子をもとに、すべてのイオンを総合して酸化力・還元力を示すものである。従って、コンクリート製養殖池の水のように、さまざまな原子や分子が溶け込んでいる水の酸化還元電位(ORP)を測定することにより、複数の原子や分子の酸化力と還元力を総合的なバランスとして把握し、総合的に有害物質を見定めることができるので、実用的である。
原子又は分子が電子を奪われ不安定化したものをフリーラジカルという。自然界においては、例えば紫外線によって原子又は分子の電子が奪われる。フリーラジカルは有害なものであり、6千種類を超えて存在する。
一方、活性酸素とは、酸素分子Oにエネルギーが加えられて反応性の高い原子又は分子に変化したものを言い、一般的には、一重項酸素、スーパーオキシドラジカル、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素の4種類がある。活性酸素は、生体内における毒性が指摘されており、体内に多量に存在すると、細胞を酸化させ、様々な障害を引き起こすおそれがある。
図2に示すように、6千種類を超えるフリーラジカルの中でも、酸素と係わる活性酸素種であるのはスーパーオキシドラジカルとヒドロキシルラジカルの二つである。
スーパーオキシドラジカルは、フリーラジカル種の中で最も多く発生するものであり、生体内では細胞にダメージを与える。スーパーオキシドラジカルは、SOD(Super Oxide Dismutase)という、一種の抗酸化酵素によって生体内で代謝されて無害化されるため、SODは人間や動物等の健康を維持していると言える。SODは体内で作り出される酵素であるが、老化とともにSODの生産能力は低下してしまうものである。
スーパーオキシドラジカルは、放置するとヒドロキシラジカルに変化する。ヒドロキシルラジカルは、スーパーオキシドラジカルよりも非常に酸化力が高い。生体内でさまざまな物質と反応して、細胞を破壊するおそれがあるため、ヒドロキシラジカルを発生させるスーパーオキシドラジカルを放っておくことは危険である。
このような、活性酸素とフリーラジカルの関係について、一般的にはよく認識されていないため、本発明の水質検査表1を活用することによって、鯉の養殖だけでなく、人間や動物等の健康に役立てることができる。
次に、本発明の水質検査表1の利用方法を以下に説明する。水質検査表1は、鯉の養殖のためのコンクリート製養殖池の水質を調べるために用いる。まず、鯉の養殖をしているコンクリート製養殖池から採取した水と新鮮な水の酸化還元電位(ORP)を測定する。測定によって得られたORP値を水質検査表1の帯グラフ3の値と例示部4のさまざまな物質のORP値と照らし合わせる。このとき、必要に応じて水質検査表1に書き込むなどして記録をつけてもよい。コンクリート製養殖池から採取した水よりも新鮮な水のORP値が大きい場合は、コンクリート製養殖池の水質が低下していると判断して、新鮮な水を足して有害物質の濃度を薄くする等の対策を講じる必要がある。
なお、基準とするのは新鮮な水のORP値に限らず、鯉の養殖のために適した水のORP値を基準値として定め、この値から日々採取したコンクリート製養殖池のORP値が大きくずれている場合に水質が悪化していると判断してもよい。
コンクリート製養殖池の水質の改善のために、アオコを利用することも効果的である。アオコとは、植物プランクトンの一種である。アオコが発生すると池の透明度が失われるため、鯉養殖業界では、アオコを除去し発生を防ぐために殺菌等の対策が行われており、アオコは忌避される存在である。しかし、土に囲まれた天然の池だけでなく、コンクリート製養殖池でも、微生物等の発生により連鎖の営みが整えば、自然にアオコが発生し、アオコが発生するとコンクリート製養殖池中の生物等にとって致命的な硝酸態窒素が消失したという複数の検証結果も現実に存在する。アオコは水質改善に有用であるにも関わらず、鯉養殖業界ではアオコを邪魔者扱いして排除している。これはアオコの有益な働きを理解していない故の誤った方法である。アオコや微生物等の自然の尊い計らいを大切にし、コンクリート製養殖池においてアオコと鯉を共存させることにより、鯉の健全な免疫力を保つことが期待できる。
そして、ORP値を鯉のコンクリート製養殖池の日々の管理に活用するだけでなく、新たに鯉を養殖する際に、その土地の水が鯉の養殖に適した水質かどうかを判断するための指標としてもよい。
さらに水質検査表1は、鯉の養殖に活用するだけでなく、家庭で目に付きやすい場所に貼りつけておくことで、酸化還元反応とフリーラジカルの関係を正しく理解し、人間や動物等の健康のために活用することもできる。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。例えば、水質検査表の帯グラフの外周側には、模式図表示部及び例示部の他に、日々のORP測定値を記録するための記録部を設けてもよい。また、鯉のコンクリート製養殖池の水質が低下していると判断された場合に講じるべき対策や、鯉の活性を上げるための情報を記載してもよい。例えば、水質を上げるためには新鮮な水を足すことが必要であるが、養殖池の水温を考慮して、冷たい地下水ではなく流量の多い川水が良いこと、流量の多い川水は有害物質が少ない点からも養殖池の水として適当であること、健康で活性の高い鯉であれば、10℃以上の水温の養殖池において、冬場に餌を絶つ必要はないこと、等である。さらに、水質検査表は人間や動物等の健康意識を保つために有用な情報を記載するものとしてもよい。
1 水質検査表
2 模式図表示部
3 帯グラフ
4 例示部

Claims (2)

  1. 鯉の養殖のための水質評価方法であって、
    鯉を養殖しているコンクリート製養殖池から採取した水と新鮮な水の酸化還元電位を測定し、
    養殖池から採取した水の酸化還元電位と新鮮な水の酸化還元電位と比べ、養殖池から採取した水の酸化還元電位の方が大きい値である場合に、養殖池の水質が低下していると判断することを特徴とするコンクリート製養殖池の水質評価方法。
  2. 鯉の養殖のための水質検査表であって、
    帯グラフと、模式図表示部と、例示部と、を備え、
    帯グラフは、0を基準にプラスとマイナスの酸化還元電位を帯状に示し、マイナスの数値側に水に水素分子が加わっている旨の表示を備え、プラスの数値側に水に有害物質が加わっている旨の表示を備え、
    模式図表示部は、帯グラフのマイナスの数値に対応する位置に水素分子の模式図の表示を備え、帯グラフの0に対応する位置に水分子の模式図の表示を備え、帯グラフのプラスの数値に対応する位置に有害物質の模式図の表示を備え、
    例示部には、水を採取した場所および水を含む物質の名称と、それに対応する酸化還元電位の値が表示してあることを特徴とするコンクリート製養殖池の水質検査表。

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