JP2017116354A - 交通情報出力システム及び交通情報出力方法 - Google Patents

交通情報出力システム及び交通情報出力方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017116354A
JP2017116354A JP2015250673A JP2015250673A JP2017116354A JP 2017116354 A JP2017116354 A JP 2017116354A JP 2015250673 A JP2015250673 A JP 2015250673A JP 2015250673 A JP2015250673 A JP 2015250673A JP 2017116354 A JP2017116354 A JP 2017116354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference time
change
traffic information
time
route
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015250673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6529429B2 (ja
Inventor
村田 聡
Satoshi Murata
聡 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2015250673A priority Critical patent/JP6529429B2/ja
Priority to US15/384,915 priority patent/US10222223B2/en
Publication of JP2017116354A publication Critical patent/JP2017116354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6529429B2 publication Critical patent/JP6529429B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/3453Special cost functions, i.e. other than distance or default speed limit of road segments
    • G01C21/3492Special cost functions, i.e. other than distance or default speed limit of road segments employing speed data or traffic data, e.g. real-time or historical
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers
    • G01C21/3667Display of a road map
    • G01C21/3676Overview of the route on the road map
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers
    • G01C21/3691Retrieval, searching and output of information related to real-time traffic, weather, or environmental conditions
    • G01C21/3694Output thereof on a road map
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/01Detecting movement of traffic to be counted or controlled
    • G08G1/0104Measuring and analyzing of parameters relative to traffic conditions
    • G08G1/0125Traffic data processing
    • G08G1/0129Traffic data processing for creating historical data or processing based on historical data
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/09Arrangements for giving variable traffic instructions
    • G08G1/0962Arrangements for giving variable traffic instructions having an indicator mounted inside the vehicle, e.g. giving voice messages
    • G08G1/0968Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle
    • G08G1/096833Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle where different aspects are considered when computing the route
    • G08G1/096838Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle where different aspects are considered when computing the route where the user preferences are taken into account or the user selects one route out of a plurality

Abstract

【課題】
探索された経路とその経路における交通情報とを出力する際に、ユーザに与えられる煩わしさを軽減または解消することが出来る交通情報出力システムを提供する。
【解決手段】
交通情報出力システムは、変化パターンに示される基準時刻に応じた経路の移動コストを予測する移動コスト予測部213と、予測された移動コスト及び基準時刻を指定の時間ずらした変更後基準時刻に応じて予測される移動コストである予測移動コストを出力させるための変更時刻インターフェースP27,P28を前記出力装置に出力する移動コスト出力制御部214を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、交通情報出力システム及び交通情報出力方法に関し、より詳しくは、探索された経路とその経路における交通情報とを出力する装置に関する。
交通情報出力システムとして、操作者(車両の運転手)によって指定された出発時刻を含む情報に基づいて経路の探索を行い、車両が探索された経路を走行した場合の旅行予測時間と、渋滞がなかった場合に車両が当該探索された経路を走行した場合の移動コストとを算出し、当該探索された経路と、旅行予測時間と移動コストとの差である移動コスト差を表示部に表示するナビゲーション装置が提案されている(特許文献1参照)。
このナビゲーション装置によれば、当該表示部に表示された移動コスト差を表示することにより、操作者に渋滞の影響によって増減した旅行時間を知覚させることが出来る。ひいては、操作者に、渋滞を避けるための別な経路を探索する機会を与えることが出来る。
特開2007−86087号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、経路を再探索する場合、操作者が出発時刻を入力することにより、出発時刻を指定しなければならず、操作者に煩わしさを覚えさせるおそれがあった。
そこで、本発明は、探索された経路とその経路における交通情報とを出力する際に、ユーザに与えられる煩わしさを軽減または解消することが出来る交通情報出力システム及び交通情報出力方法を提供することを目的とする。
本発明の交通情報出力システムは、
入力装置と、出力装置と、
各時間帯における移動コストの変化パターンを記憶する記憶部と、
前記入力装置を介して入力された基準時刻と経路を特定するための経路特定情報とを認識する入力情報認識部と、
前記変化パターンに示される前記基準時刻に応じた前記経路の移動コストを予測する移動コスト予測部と、
前記予測された移動コスト及び前記基準時刻を指定の時間ずらした変更後基準時刻に応じて予測される移動コストである予測移動コストを出力させるための変更時刻インターフェースを前記出力装置に出力する移動コスト出力制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の交通情報出力システムによれば、交通情報出力システムのユーザは、変更時刻インターフェースを介して基準時刻を指定の時間ずらすという簡易な手法により、変更後基準時刻に応じて予測される移動コストを認識することが出来る。このため、探索された経路とその経路における移動コストとを出力する際に、ユーザに与えられる煩わしさが軽減または解消される。
本発明の交通情報出力システムにおいて、
前記移動コスト予測部は、前記変化パターンに基づいて、当該経路の一部または全部の区域における予測移動コストの増減の最大値が所定の第1閾値以上となるように、変更間隔を求め、
前記基準時刻の前記変更間隔前又は後の時刻を前記変更後基準時刻として認識することが好ましい。
当該構成の情報出力システムによれば、予測移動コストの増減の最大値が所定の第1閾値以上となるように変更間隔が求められ、基準時刻の変更間隔前又は後の時刻が変更後基準時刻として認識される。これにより、移動コストにほとんど変化がないような変更間隔が選択されることが避けられうる。
本発明の交通情報出力システムにおいて、
前記移動コスト予測部は、前記変化パターンに基づいて、当該経路の一部または全部の区域における予測された移動コストである予測移動コストの増減の最大値が所定の第2閾値以下となるように、変更間隔を求め、
前記基準時刻の前記変更間隔前又は後の時刻を前記変更後基準時刻として認識することが好ましい。
当該構成の情報出力システムによれば、予測移動コストの増減の最大値が第2閾値以下となるように変更間隔が求められ、基準時刻の変更間隔前又は後の時刻が変更後基準時刻として認識される。これにより、予測移動コストが激しく変動するような変更間隔が選択されることが避けられうる。
当該構成の交通情報出力システムにおいて、
前記移動コスト予測部は、当該経路の一部または全部の区域における予測移動コストに所定の変化がある時刻のうち、前記基準時刻に最も近い基準時刻を変更後基準時刻として認識するように構成されていることが好ましい。
ユーザが基準時刻を変更しようとする場合、ユーザは移動コストの変化を求めていると推察される。当該構成の交通情報出力システムによれば、前記変化パターンに基づいて前記経路の移動コストに所定の変化がある時刻が変更後基準時刻として認識される。ユーザがこの変更後基準時刻に応じた変更時刻インターフェースを介して基準時刻を変更後基準時刻に変更することにより、当該変更後基準時刻に応じた移動コストが表示される。この変更後基準時刻に応じた移動コストは当初の基準時刻に応じた移動コストから所定の変化がある移動コストであるので、ユーザの意図に沿っている蓋然性が高い。
また、このような移動コストの変化がある中でも最も基準時刻に近い時刻が変更後基準時刻として選択される。これにより、ユーザが指定した基準時刻からのかい離が大きい時刻が変更後基準時刻として選択されることが防止されるので、ユーザに与えられる違和感が軽減または解消される。
当該構成の交通情報出力システムにおいて、
前記移動コスト予測部は、前記変化パターンに基づいて当該経路の一部または全部の区域における予測移動コストが所定の第3閾値以下となるような時刻のうち前記基準時刻に最も近い時刻を前記変更後基準時刻として選択することが好ましい。
当該構成の交通情報出力システムによれば、予測移動コストが第3閾値以下となる変化を希望しているユーザの希望に沿った基準時刻の変更が可能となる。
当該構成の交通情報出力システムにおいて、
前記移動コスト予測部は、当該経路の一部または全部の区域における予測移動コストが所定の第4閾値以上短縮される時刻のうち前記基準時刻に最も近い時刻を前記変更後基準時刻として選択することが好ましい。
当該構成の交通情報出力システムによれば、所定の予測移動コストの削減を希望しているユーザの希望に沿った基準時刻の変更が可能となる。
交通情報出力システムの全体構成図。 交通情報取得処理のフローチャート。 交通情報出力処理のフローチャート。 図4Aは、経路検索情報入力画面の構成を示す図で、図4Bは、交通情報表示画面の構成を示す図。 第1実施形態の変更後基準時刻認識処理のフローチャート。 図6Aは、第1実施形態における変更後基準時刻認識処理の補足をする図で、図6Bは、第2実施形態における変更後基準時刻認識処理の補足をする図で、図6Cは、第3実施形態における変更後基準時刻認識処理の補足をする図。 第2実施形態の変更後基準時刻認識処理のフローチャート。 第3実施形態の変更後基準時刻認識処理のフローチャート。
図1〜図6Aを参照して、本発明の交通情報出力システムの第1実施形態を説明する。
(経路探索システムの構成)
図1に示されるように、交通情報出力システムは、ネットワークを介して相互に接続された、サーバ10と、移動体2に搭載されたクライアント20とを備える。
(サーバの構成)
サーバ10は、サーバ演算処理要素11と、データベース14と、サーバ通信装置15とを備えている。なお、サーバ10を構成するコンピュータの一部または全部が、クライアント20を構成するコンピュータにより構成されていてもよい。たとえば、移動局としての一または複数のクライアント20により、サーバ10の一部または全部が構成されていてもよい。
サーバ演算処理要素11は、例えばCPU等のプロセッサにより構成されている。サーバ演算処理要素11は、メモリまたはハードディスク等の記憶装置から読み込んだ所定のプログラムを実行することにより、後述する演算処理を実行する交通情報配信部111として機能する。サーバ演算処理要素11は、一のプロセッサにより構成されてもよく、相互通信可能な複数のプロセッサにより構成されてもよい。
データベース14は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成されている。データベース14は、サーバ演算処理要素11の演算結果、又はサーバ演算処理要素11がサーバ通信装置15を介して受信したデータを記憶するように構成されている。
データベース14は、各区域の各時刻における移動コストに関する交通情報141を記憶している。本実施形態では、区域を通過するための所要時間を移動コストとして説明するが、これに代えてまたは加えて、料金、燃費、又は電費であってもよい。
サーバ通信装置15は、ネットワークとしての公衆通信網(例えばインターネット)に接続され、外部の端末(例えばクライアント20)と通信する通信装置により構成されている。
(クライアントの構成)
クライアント20は、タブレット型端末またはスマホなど、ユーザによる携帯が可能なようにサイズ、形状および重量が設計されている情報端末(たとえば携帯電話)により構成されている。クライアント20は、クライアント20のユーザが搭乗する移動体2に搭載可能なようにサイズ等が設計されている情報端末(例えば、ナビゲーション装置)であってもよい。また、例えば、通信機能を有する携帯電話通信機能並びに入力機能及び出力機能を有するナビゲーション装置等、互いに異なる機能を有する複数の情報端末が協働することにより、クライアント20が構成されてもよい。
クライアント20は、クライアント演算処理装置21、クライアント入力装置22、クライアント出力装置23およびクライアント記憶部24とクライアント通信装置25を備えている。
クライアント演算処理装置21は、CPU等のプロセッサにより構成されている。クライアント演算処理装置21には、経路探索を行う交通情報出力アプリがインストールされている。交通情報出力アプリが起動されることにより、クライアント演算処理装置21は、後述の演算処理を実行する交通情報記憶制御部211、入力情報認識部212、移動コスト予測部213及び移動コスト出力制御部214として機能するように構成されている。クライアント演算処理装置21は、一のプロセッサにより構成されてもよく、相互通信可能な複数のプロセッサにより構成されてもよい。
クライアント演算処理装置21は、タッチパネルにおけるユーザのタッチジェスチャの態様の別に応じて、タッチパネルにおける表示コンテンツを調節する等、ユーザインターフェースマネージャ(UIM)としての機能を果たす。タッチジェスチャには、タップ(シングルタップ、ダブルタップおよびロングタップ)、フリック(上フリック、下フリック、左フリックおよび右フリック)、スワイプ、ピンチ(ピンチインおよびピンチアウト)またはマルチタッチなどが含まれる。
クライアント入力装置22はタッチパッドのような位置入力装置により構成され、クライアント出力装置23は液晶パネルのような表示装置により構成され、両装置が組み合わせられてタッチパネルが構成されている。すなわち、タッチパネルは、入力インターフェースおよび出力インターフェースのそれぞれとして機能しうる。タッチパネルには、クライアント20にインストールされているアプリ(アプリケーションソフトウェア)の機能に応じた機能画像が表示される。
クライアント入力装置22が、代替的または付加的に、音声入力装置(マイク)または撮像装置などの非接触方式でユーザの入力操作(発話内容またはジェスチャ)の態様を検知する検知装置により構成されていてもよい。クライアント出力装置23が付加的に音声出力装置(スピーカ)により構成されていてもよい。クライアント入力装置22が撮像装置など、非接触方式でユーザのジェスチャ(表情の動き、指先または腕などの身体部分の動き)を識別しうる場合、当該ジェスチャの態様が入力操作の態様としてクライアント演算処理装置21により検知されうる。
クライアント記憶部24は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により構成されている。クライアント記憶部24には、地図情報241、変化パターン242、及び表示情報243が記憶されている。なお、本実施形態のクライアント記憶部24が、本発明の「記憶部」に相当する。
地図情報241は、複数のリンクを含む一般的な地図情報である。
変化パターン242は、後述する交通情報取得処理により更新される、各地点の過去の移動コストの変化パターンに関する情報である。
表示情報243は、クライアント出力装置23に表示される画面を構成するための情報である。
クライアント通信装置25は、WiFi(登録商標)等の遠距離での無線通信に適した通信規格にしたがってネットワークとしての公衆通信網(例えばインターネット)を介してサーバ10などの外部端末と相互通信するよう構成されている。
また、クライアント20は、移動体2と接続され、移動体2からGPS等の測位装置により測定された位置情報を受信できるように構成されている。これに代えてまたは加えて、クライアント20がGPS等の利用による自己位置測定機能を有していてもよい。
(交通情報取得処理)
図2を参照して、交通情報取得処理を説明する。
サーバ10の交通情報配信部111は、一定の時間間隔で、各地点における最新の交通情報141をクライアント20に配信する(図2/STEP102)。
クライアント20の交通情報記憶制御部211は、クライアント通信装置25を介して、サーバ10から交通情報141を受信したか否かを判定する(図2/STEP202)。当該判定結果が否定的である場合(図2/STEP202‥NO)、交通情報記憶制御部211は、再度図2/STEP202の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図2/STEP202‥YES)、交通情報記憶制御部211は、受信した交通情報141をクライアント出力装置23に出力する(図2/STEP204)。
交通情報記憶制御部211は、受信した交通情報141から特定される移動コストの変化パターンをクライアント記憶部24に記憶された移動コストの変化パターン242に追加して記憶する(図2/STEP206)。
以上のような処理により、変化パターン242が蓄積される。
なお、交通情報取得処理に加えてまたは代えて、CD−ROM等から変化パターン242が読み込まれ、又は、移動体2により交通情報が収集されることにより、変化パターン242が蓄積されてもよい。
(交通情報出力処理)
次に、図3を参照して、交通情報出力処理を説明する。
交通情報出力アプリが起動すると、クライアント20の入力情報認識部212は、クライアント記憶部24の表示情報243を参照することにより、図4Aに示される経路探索情報入力画面P1を出力する(図3/STEP210)。
経路探索情報入力画面P1は、出発地点入力ボックスP11と、目的地点入力ボックスP12と、経由地点入力ボックスP13と、基準時刻入力ボックスP14と、探索ボタンP16とを含む。
出発地点入力ボックスP11は、、出発地点を示す情報(例えば住所又は建物名等の出発地点を特定できる情報)の入力を受け付けるためのボックスであり、デフォルトで「現在地」という値が入っており、背景色が入力無効を示す灰色となっている。入力情報認識部212は、出発地点入力ボックスP11に入力操作が検知された場合、出発地点入力ボックスP11の背景色を入力有効であることを示す白色とし、出発地点を示す情報の入力を受け付ける。
目的地点入力ボックスP12は、目的地点を示す情報(例えば住所又は建物名等の目的地点を特定できる情報)の入力を受け付けるためのボックスであり、背景色が入力有効であることを示す白色となっている。
経由地点入力ボックスP13は、目的地点を示す情報(例えば住所又は建物名等の目的地点を特定できる情報)の入力を受け付けるためのボックスであり、背景色が入力有効であることを示す白色となっている。
基準時刻入力ボックスP14は、基準時刻(出発時刻又は到着時刻)を示す情報の入力を受け付けるためのボックスであり、背景色が入力有効であることを示す白色となっている。
探索ボタンP16は、入力された条件で経路探索を開始するためのボタンである。
入力情報認識部212は、クライアント入力装置22において探索ボタンP16に対する押圧操作が検知されたか否かを判定する(図3/STEP212)。
当該判定結果が否定的である場合(図3/STEP212‥NO)、入力情報認識部212は、再度図3/STEP212の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP212‥YES)、入力情報認識部212は、目的地点入力ボックスP12及び経由地点入力ボックスP13に入力された値を経路特定情報として認識するとともに、基準時刻入力ボックスP14に入力された値を基準時刻として認識する(図3/STEP214)。
なお、以下説明を簡単にするために、基準時刻として出発時刻が入力された場合について説明するが、到着時刻が入力された場合でも、ほぼ同様の処理が適用できる。また、最初に入力された基準時刻を、以下適宜「当初基準時刻」と称する。
移動コスト予測部213は、図3/STEP214で認識された経路特定情報に基づいて、距離が短くなるような複数の経路を探索する(図3/STEP216)。
移動コスト予測部213は、記憶部に記憶された変化パターン242を参照することにより、基準時刻に応じた各経路の各区域の移動コストを予測する(図3/STEP218)。
例えば、移動コスト予測部213は、探索された各経路を所定距離ごとに複数の区域に分割する。そして、移動コスト予測部213は、記憶部に記憶された変化パターン242を参照することにより、各区域について、基準時刻から予測される通過時刻と、当該通過時刻における当該区域の平均的な移動コストを予測移動コストとして予測する。
移動コスト予測部213は、認識された移動コストに基づいて、各経路から渋滞区域を抽出する(図3/STEP220)。
例えば、移動コスト予測部213は、平均的な移動コストが第1渋滞閾値以上である区域又は通過時の平均速度が第2渋滞閾値以下である区域を渋滞区域として抽出する。第1渋滞閾値及び第2渋滞閾値は、あらかじめ定められた値であってもよいし、実験により求められた値であってもよい。
移動コスト予測部213は、後述する変更後基準時刻認識処理により、渋滞区域について、移動コストが変化するような変更後基準時刻を認識する(図3/STEP222)。
移動コスト出力制御部214は、クライアント記憶部24の表示情報243を参照することにより、図4Bに示すように、各径路について予測された移動コストを示す情報と変更時刻インターフェースP27,P28とを含む交通情報表示画面P2を出力する(図3/STEP224)。
ここで、交通情報表示画面P2は、地点表示P21と、経路表示P22と、経路詳細表示P23と、他経路選択ボタンP24、P25と、時刻表示P26と、変更時刻インターフェースP27,P28とを含む。
地点表示P21は、ユーザにより指定された出発地点、経由地点及び目的地点を示す表示である。経由地点が指定されていなかった場合、当該地点表示P21には経由地点は表示されない。
経路表示P22は、地図上の出発地点の表示である出発地点表示SPと、地図上の目的地点の表示である目的地点表示GPと、出発地点と目的地点とを結ぶ経路の表示である経路表示R1〜R3とを含む。
各径路表示R1〜R3には、渋滞区域表示T1〜T4が重畳して表示されている。渋滞区域表示T1〜T4は、赤色など、経路上の他の区域とは異なり且つ目立つような表示となっている。
また、経路表示R1〜R3のうち一つの経路表示が選択されている場合、例えば図4の経路表示R2に示されるように、当該経路表示の色を他の経路と異なる色で表示する等、当該経路表示は目立つように表示される。
また、初期においては、予測された移動コスト(予測移動コスト)が最小となる経路の経路表示が選択された状態で表示される。
経路詳細表示P23は、経路名(たとえば、通過する通り名など)の表示と、経路全体の予測移動コストの表示とを含む。
他経路選択ボタンP24、P25は、夫々他の経路の一に対応付けられたボタンである。移動コスト予測部213は、クライアント入力装置22を介して他経路選択ボタンP24又はP25の押圧操作を検知すると、当該ボタンに対応する経路表示を強調表示し、当該ボタンに対応する経路名及び経路全体の予測移動コストを経路詳細表示P23に表示する。
時刻表示P26は、基準時刻の表示である。
変更時刻インターフェースP27,P28は、図3/STEP222で認識された変更後基準時刻を示す情報の表示であり、図4では、変更時刻インターフェースP27は、当初基準時刻から15分前の時刻を示す表示であり、変更時刻インターフェースP28は、当初基準時刻から15分後の時刻を示す表示である。
入力情報認識部212は、クライアント入力装置22を介して変更時刻インターフェースP27又はP28の押圧操作が検知されたか否かを判定する(図3/STEP226)。
当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP226‥YES)、入力情報認識部212は、当該押圧された変更時刻インターフェースP27又はP28に対応する基準時刻を認識する(図3/STEP228)。認識された基準時刻に基づいて、移動コスト予測部213は、図3/STEP218以下の処理を実行する。
当該判定結果が否定的である場合(図3/STEP226‥NO)、例えば、クライアント入力装置22を介して交通情報出力アプリを終了させる操作が行われた場合、クライアント演算処理装置21は、交通情報出力処理を終了する。
(変更後基準時刻認識処理)
図5及び図6Aを参照して、図3/STEP222の変更後基準時刻認識処理を説明する。
移動コスト予測部213は、探索された各径路についてループし、図5/STEP234及び図5/STEP236の処理を実行する(図5/STEP232)。
図5/STEP234において、移動コスト予測部213は、対象の経路に含まれる渋滞区域を抽出する。渋滞区域の抽出処理は、図3/STEP220と同様の処理である。
図5/STEP236において、移動コスト予測部213は、クライアント記憶部24に記憶された変化パターン242を参照することにより、各時刻hにおける各渋滞区域の予測移動コストt(h)(たとえば平均値または中央値)を認識する。これにより、例えば、各時刻h1,h2・・・における図6Aに右斜線で示されるような渋滞区域の予測移動コストt(h1)、t(h2)のグラフが得られる。
なお、図6Aは、横軸が時刻hであり、縦軸が対象の渋滞区間の予測移動コストt(h)(又はその増減dt(h))であるグラフであり、右斜線のグラフが渋滞区域を通過するための予測移動コストt(h)であり、左斜線のグラフが渋滞区域を通過するための予測移動コストの増減dt(h)である。
図5/STEP232のループの終了後、移動コスト予測部213は、基準時刻の変更間隔候補dhについてループし、図5/STEP240及び図5/STEP242の処理を実行する(図5/STEP238)。ここで、「変更間隔候補」とは、図4Bに示される「15分前」又は「15分後」等の基準時刻の変更間隔の候補である。また、「変更間隔候補についてループする」とは、所定の開始値(例えば5分)から、所定の単位時間(例えば2分)を増加または減少させ、所定の条件が成立するか、所定の終了値に到達するまで処理を繰り返すことを言う。
図5/STEP240において、移動コスト予測部213は、対象の変更間隔候補dhに対し、各時刻hにおける各渋滞区域の予測移動コストt(h)の増減dt(h)を算出する。たとえば、移動コスト予測部213は、ある時刻hにおけるある渋滞区域の予測移動コストt(h)と、次の時刻h+dhにおけるある渋滞区域の予測移動コストt(h+dh)との差である増減dt(h)を算出する。これにより、各時刻h1,h2・・・における図6Aに左斜線で示されるようなある渋滞区域の予測移動コストの増減dt(h)のグラフが得られる。
図5/STEP242において、移動コスト予測部213は、対象の変更間隔候補dhに対し、予測移動コストの増減t(h)の最大値を求める。たとえば、図6Aにおいて、hkにおいて予測移動コストの増減dt(hk)が最大値Mdt(h)となる。
図5/STEP238のループの終了後、移動コスト予測部213は、すべての渋滞区間においてその予測移動コストの増減の最大値Mdt(h)が所定の範囲内(T1≦Mt≦T2、T1は第1閾値及びT2は第2閾値)となるような変更間隔候補dhを求める(図5/STEP244)。第1閾値T1及び第2閾値T2は、あらかじめ定められた値であってもよいし、ユーザによって指定された値であってもよい。
移動コスト予測部213は、当初基準時刻から、求めた変更間隔候補dh前又は後の時刻を変更後基準時刻として認識する(図5/STEP246)。
(第1実施形態の作用効果)
第1実施形態の交通情報出力システムによれば、交通情報出力システムのユーザは、変更時刻インターフェースP27,P28を介して基準時刻を指定の時間ずらすという簡易な手法により、変更後基準時刻に応じて予測される移動コストを認識することが出来る。このため、探索された経路とその経路における移動コストとを出力する際に、ユーザに与えられる煩わしさが軽減または解消される。
また、当該構成の情報出力システムによれば、予測移動コストの増減dt(h)の最大値Mdt(h)が第1閾値T1以上となるように変更間隔が求められ、基準時刻の変更間隔前又は後の時刻が変更後基準時刻として認識される。これにより、移動コストにほとんど変化がないような変更間隔が選択されることが避けられうる。
当該構成の情報出力システムによれば、予測移動コストの増減dt(h)の最大値Mdt(h)が第2閾値T2以下となるように変更間隔が求められ、基準時刻の変更間隔前又は後の時刻が変更後基準時刻として認識される。これにより、予測移動コストt(h)が激しく変動するような変更間隔が選択されることが避けられうる。
(第2実施形態)
図6B及び図7を参照して、本発明の交通情報出力システムの第2実施形態について説明する。第2実施形態の交通情報出力システムは、変更後基準時刻認識処理の一部で第1実施形態の交通情報出力システムと相違するが、他の構成及び処理は同一である。なお、第2実施形態の交通情報出力システムにおいて、第1実施形態の交通情報出力システムと同一の構成及び処理は、同一の符号を付して説明を省略する。
(変更後基準時刻認識処理)
移動コスト予測部213は、探索された各径路についてループし、図7/STEP234及び図7/STEP236の処理を実行する(図7/STEP232)。図7/STEP234及び図7/STEP236の処理は、第1実施形態の図5/STEP234及び図5/STEP236の処理と同一の処理である。
移動コスト予測部213は、各径路の各時刻の各渋滞区間の予測移動コストに基づいて、いずれかの経路において渋滞区域の予測移動コストが第3閾値以下となるような時刻のうち、当初基準時刻に最も近い時刻を変更後基準時刻として選択する(図7/STEP250)。
ここで、第3閾値は、あらかじめ定められた閾値であってもよいし、ユーザによって指定された閾値であってもよい。
なお、移動コスト予測部213は、一の変更後基準時刻を求めることに変えて、当初基準時刻よりも前の時刻において当初基準時刻に最も近い時刻と、当初基準時刻よりも後の時刻において当初基準時刻に最も近い時刻とを変更後基準時刻として選択してもよい。
図6Bを参照して、図7/STEP250の処理を一の渋滞区域の場合を例にとって説明する。図6Bは、横軸が時刻hであり、縦軸が予測移動コストt(h)(又はその増減dt(h))であるグラフであり、右斜線のグラフが渋滞区域を通過するための予測移動コストt(h)である。図6Bにおいて、hn1は当初基準時刻であり、T3は、第3閾値である。
移動コスト予測部213は、各時刻の対象の渋滞区間の予測移動コストt(h)を示す図6Bのグラフに基づいて、当該渋滞区域の予測移動コストt(h)が第3閾値T3以下となるような基準時刻のうち、当初基準時刻に最も近い時刻hc1、hc2を求める。
移動コスト予測部213は、このようにして、各渋滞区間ごとに、当該渋滞区域の予測移動コストが第3閾値以下となるような基準時刻のうち、当初基準時刻に最も近い時刻を求める。移動コスト予測部213は、すべての渋滞区間において求められた時刻のうち、当初基準時刻に最も近い時刻を変更後基準時刻として選択する。
(第2実施形態の作用効果)
当該構成の交通情報出力システムによれば、予測移動コストが第3閾値以下となる変化を希望しているユーザの希望に沿った基準時刻の変更が可能となる。
(第3実施形態)
図6C及び図8を参照して、本発明の交通情報出力システムの第3実施形態について説明する。第3実施形態の交通情報出力システムは、変更後基準時刻認識処理の一部で第1実施形態及び第2実施形態の交通情報出力システムと相違するが、他の構成及び処理は同一である。なお、第3実施形態の交通情報出力システムにおいて、第1実施形態の交通情報出力システムと同一の構成及び処理は、同一の符号を付して説明を省略する。
(変更後基準時刻認識処理)
移動コスト予測部213は、探索された各径路についてループし、図8/STEP234及び図8/STEP236の処理を実行する(図8/STEP232)。図8/STEP234及び図8/STEP236の処理は、第1実施形態の図5/STEP234及び図5/STEP236の処理と同一の処理である。
移動コスト予測部213は、当初基準時刻において、いずれかの経路の渋滞区域の予測移動コストのうち最小の予測移動コストから第4閾値を引いた予測移動コスト以下となる経路がある時刻を変更後基準時刻として選択する(図8/STEP260)。なお、移動コスト予測部213は、一の変更後基準時刻を求めることに変えて、当初基準時刻よりも前の時刻において当初基準時刻に最も近い時刻と、当初基準時刻よりも後の時刻において当初基準時刻に最も近い時刻とを変更後基準時刻として選択してもよい。
ここで、第4閾値は、あらかじめ定められた閾値であってもよいし、ユーザによって指定された閾値であってもよい。
図6Cを参照して、図8/STEP260の処理を当初基準時刻hn2において最小の予測移動コストの渋滞区域の場合を例にとって説明する。図6Cは、横軸が時刻hであり、縦軸が予測移動コストt(h)(又はその増減dt(h))であるグラフであり、右斜線のグラフが渋滞区域を通過するための予測移動コストt(h)である。図6Cにおいて、Dは第4閾値である。
移動コスト予測部213は、当該渋滞区間について、当初基準時刻hn2の最小予測移動コストt(hn2)から第4閾値Dを引いた予測移動コストt(hn2)−D以下となる時刻hc3、hc4を求める。
移動コスト予測部213は、各渋滞区間について、当初基準時刻hn2の最小予測移動コストt(hn2)から第4閾値Dを引いた予測移動コストt(hn2)−D以下となる時刻を全て求める。
移動コスト予測部213は、すべての渋滞区間において求められた時刻のうち、当初基準時刻に最も近い時刻を変更後基準時刻として選択する。
(第3実施形態の作用効果)
当該構成の交通情報出力システムによれば、時間短縮を希望しているユーザの希望に沿った基準時刻の変更が可能となる。
(変形態様)
第1実施形態〜第3実施形態では渋滞区間の予測移動コストまたは予測移動コストの増減を基に変更後の時刻を選択したが、これに代えて、経路の全区間の予測移動コストまたは予測移動コストの増減を基に変更後の時刻を選択してもよい。
本実施形態では、クライアント20のクライアント演算処理装置21が入力情報認識部212、移動コスト予測部213及び移動コスト出力制御部214として機能したが、サーバ10のサーバ演算処理要素11が所定のプログラムを実行し、適宜クライアント20と通信することにより、入力情報認識部212、移動コスト予測部213及び移動コスト出力制御部214の一部または全部として機能してもよい。この場合、必要に応じて、地図情報241、変化パターン242、及び表示情報243の一部または全部がデータベース14に記憶されてもよい。
また、図5/STEP232〜STEP242、図7/STEP232〜STEP236、及び図8/STEP232〜STEP236の処理については、過去の処理結果が記憶されている場合、当該処理結果が読み込まれることにより、図5/STEP232〜STEP242、図7/STEP232〜STEP236、及び図8/STEP232〜STEP236の処理が省略されてもよい。
第1実施形態〜第3実施形態では、変更時刻インターフェースP27,P28が画像で表示され、当該変更時刻インターフェースP27、P28が押下されることにより、変更後基準時刻における移動コストが表示された。これに代えてまたは加えて、移動コスト出力制御部214は、スピーカ又はマイクを変更時刻インターフェースとして機能させてもよい。より詳しくは、移動コスト出力制御部214は、一又は複数の変更後基準時刻をスピーカを介して出力し、クライアント入力装置22のマイクを介して検知した音声に基づいて変更後基準時刻における移動コストを出力するように構成されていてもよい。
22‥クライアント入力装置(入力装置)、23‥クラインと出力装置(出力装置)、24‥クライアント記憶部(記憶部)、212‥入力情報認識部、213‥移動コスト予測部、214‥移動コスト出力制御部、P27‥変更時刻インターフェース、P28‥変更時刻インターフェース

Claims (7)

  1. 入力装置と、出力装置と、
    各時間帯における移動コストの変化パターンを記憶する記憶部と、
    前記入力装置を介して入力された基準時刻と経路を特定するための経路特定情報とを認識する入力情報認識部と、
    前記変化パターンに示される前記基準時刻に応じた前記経路の移動コストを予測する移動コスト予測部と、
    前記予測された移動コスト及び前記基準時刻を指定の時間ずらした変更後基準時刻に応じて予測される移動コストである予測移動コストを出力させるための変更時刻インターフェースを前記出力装置に出力する移動コスト出力制御部とを備えることを特徴とする交通情報出力システム。
  2. 請求項1記載の交通情報出力システムにおいて、
    前記移動コスト予測部は、前記変化パターンに基づいて、当該経路の一部または全部の区域における予測移動コストの増減の最大値が所定の第1閾値以上となるように、変更間隔を求め、
    前記基準時刻の前記変更間隔前又は後の時刻を前記変更後基準時刻として認識することを特徴とする交通情報出力システム。
  3. 請求項1又は2記載の交通情報出力システムにおいて、
    前記移動コスト予測部は、前記変化パターンに基づいて、当該経路の一部または全部の区域における予測された移動コストである予測移動コストの増減の最大値が所定の第2閾値以下となるように、変更間隔を求め、
    前記基準時刻の前記変更間隔前又は後の時刻を前記変更後基準時刻として認識することを特徴とする交通情報出力システム。
  4. 請求項1記載の交通情報出力システムにおいて、
    前記移動コスト予測部は、当該経路の一部または全部の区域における予測移動コストに所定の変化がある時刻のうち、前記基準時刻に最も近い基準時刻を変更後基準時刻として認識するように構成されていることを特徴とする交通情報出力システム。
  5. 請求項4記載の交通情報出力システムにおいて、
    前記移動コスト予測部は、前記変化パターンに基づいて当該経路の一部または全部の区域における予測移動コストが所定の第3閾値以下となるような時刻のうち前記基準時刻に最も近い時刻を前記変更後基準時刻として選択することを特徴とする交通情報出力システム。
  6. 請求項4記載の交通情報出力システムにおいて、
    前記移動コスト予測部は、当該経路の一部または全部の区域における予測移動コストが所定の第4閾値以上短縮される時刻のうち前記基準時刻に最も近い時刻を前記変更後基準時刻として選択することを特徴とする交通情報出力システム。
  7. 入力装置と、出力装置と、
    各時間帯における移動コストの変化パターンを記憶する記憶部とを備える交通情報出力システムが実行する方法であって、
    前記入力装置を介して入力された基準時刻と経路を特定するための経路特定情報とを認識する入力情報認識ステップと、
    前記変化パターンに示される前記基準時刻に応じた前記経路の移動コストを予測する移動コスト予測ステップと、
    前記予測された移動コスト及び前記基準時刻を指定の時間ずらした変更後基準時刻に応じて予測される移動コストである予測移動コストを出力させるための変更時刻インターフェースを前記出力装置に出力する移動コスト出力制御ステップとを備えることを特徴とする交通情報出力方法。
JP2015250673A 2015-12-22 2015-12-22 交通情報出力システム及び交通情報出力方法 Expired - Fee Related JP6529429B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015250673A JP6529429B2 (ja) 2015-12-22 2015-12-22 交通情報出力システム及び交通情報出力方法
US15/384,915 US10222223B2 (en) 2015-12-22 2016-12-20 Traffic information output system and traffic information output method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015250673A JP6529429B2 (ja) 2015-12-22 2015-12-22 交通情報出力システム及び交通情報出力方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017116354A true JP2017116354A (ja) 2017-06-29
JP6529429B2 JP6529429B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=59064216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015250673A Expired - Fee Related JP6529429B2 (ja) 2015-12-22 2015-12-22 交通情報出力システム及び交通情報出力方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10222223B2 (ja)
JP (1) JP6529429B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11313692B2 (en) * 2015-09-01 2022-04-26 Honda Motor Co., Ltd. Navigation server and navigation system
JP7147178B2 (ja) * 2018-02-27 2022-10-05 トヨタ自動車株式会社 行動支援装置、行動支援方法、プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208040A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Aisin Aw Co Ltd 予測渋滞情報表示方法及びナビゲーション装置
JP2007183109A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Xanavi Informatics Corp 交通情報表示方法及びナビゲーションシステム
JP2009192356A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Navitime Japan Co Ltd 経路探索システム、経路探索サーバおよび端末装置ならびに経路探索方法
JP2010197063A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Toyota Mapmaster:Kk ナビゲーションシステム、経路案内方法、経路案内を行うためのコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP2013525769A (ja) * 2010-04-23 2013-06-20 トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ 経路計算の時間依存に関するナビゲーション装置及び方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6317686B1 (en) * 2000-07-21 2001-11-13 Bin Ran Method of providing travel time
JP4561139B2 (ja) * 2004-03-22 2010-10-13 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ナビゲーションシステム
US7289904B2 (en) * 2004-04-06 2007-10-30 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle navigation system and methods for incorporating user preferences into same
US7176813B2 (en) * 2004-09-10 2007-02-13 Xanavi Informatics Corporation System and method for processing and displaying traffic information in an automotive navigation system
US20060247954A1 (en) * 2005-04-29 2006-11-02 Us Airways, Inc. Method and system for scheduling travel ltineraries through an online interface
JP4682865B2 (ja) * 2006-02-17 2011-05-11 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 経路探索システム、経路案内システムにおける経路案内方法、及びナビゲーション装置
US7739040B2 (en) * 2006-06-30 2010-06-15 Microsoft Corporation Computation of travel routes, durations, and plans over multiple contexts
JP2007086087A (ja) 2006-12-01 2007-04-05 Aisin Aw Co Ltd 情報表示システム
JP4596073B2 (ja) * 2009-01-13 2010-12-08 株式会社デンソー 動力発生源制御装置
WO2010081836A1 (en) * 2009-01-16 2010-07-22 Tele Atlas B.V. Method for computing an energy efficient route
JP6076611B2 (ja) * 2012-04-11 2017-02-08 古野電気株式会社 航路計画装置及び航路計画検証方法
EP2827322A1 (en) * 2013-07-17 2015-01-21 Harman Becker Automotive Systems GmbH Method of Displaying a Map View and Navigation Device
JP5895926B2 (ja) * 2013-12-09 2016-03-30 トヨタ自動車株式会社 移動案内装置及び移動案内方法
JP6090226B2 (ja) * 2014-04-22 2017-03-08 トヨタ自動車株式会社 経路生成装置および経路生成方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208040A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Aisin Aw Co Ltd 予測渋滞情報表示方法及びナビゲーション装置
JP2007183109A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Xanavi Informatics Corp 交通情報表示方法及びナビゲーションシステム
JP2009192356A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Navitime Japan Co Ltd 経路探索システム、経路探索サーバおよび端末装置ならびに経路探索方法
JP2010197063A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Toyota Mapmaster:Kk ナビゲーションシステム、経路案内方法、経路案内を行うためのコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP2013525769A (ja) * 2010-04-23 2013-06-20 トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ 経路計算の時間依存に関するナビゲーション装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20170176203A1 (en) 2017-06-22
JP6529429B2 (ja) 2019-06-12
US10222223B2 (en) 2019-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11782595B2 (en) User terminal device and control method thereof
US10634512B2 (en) Route navigation method and system, terminal, and server
US9435656B2 (en) Method, apparatus and computer program product for collaborative presentation of travel route information
US20150192426A1 (en) Input/Output Functions Related To A Portable Device In An Automotive Environment
US20140371955A1 (en) System And Method For Incorporating Gesture And Voice Recognition Into A Single System
WO2014151155A4 (en) User interface for displaying predicted destinations
US20200201926A1 (en) Method and device for providing user-customized information
CN105354003B (zh) 一种基于移动终端和车载终端互联的显示方法及装置
JPWO2014041646A1 (ja) 携帯端末装置、車載装置、及び車載システム
US11209930B2 (en) Method of controlling device using various input types and device for performing the method
CN107003132B (zh) 一种基于航位推算技术的校准方法和便携式电子设备
US20150088524A1 (en) Apparatus and method for generating an event by voice recognition
WO2013124530A1 (en) Method and apparatus for interpreting a gesture
JP6529429B2 (ja) 交通情報出力システム及び交通情報出力方法
KR101307349B1 (ko) 모바일 단말기의 지도 디스플레이 장치 및 방법
KR101746503B1 (ko) 이동단말기 및 그 제어방법
US20140181651A1 (en) User specific help
JP6467138B2 (ja) 地図表示システム及び地図表示プログラム
WO2014049399A1 (en) Determining a route
JP2015142321A (ja) 携帯電子機器、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP7076766B2 (ja) 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
CN113959454A (zh) 信息处理装置、信息处理方法和信息处理系统
KR101840597B1 (ko) 복수의 사용자들이 모이기 위한 장소를 추천하는 어플리케이션의 동작 방법
JP6694921B2 (ja) 経路案内装置、経路案内方法、およびコンピュータプログラム
JP6374473B2 (ja) 経路決定装置、経路決定方法、ナビゲーション装置、ナビゲーション装置の制御方法およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6529429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees