JP2017113143A - バルーン、バルーン取り付け器具、及びバルーンの取り付け方法 - Google Patents

バルーン、バルーン取り付け器具、及びバルーンの取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バルーンを超音波内視鏡の先端に取り付ける際の取り付け操作が簡単なバルーン、バルーン取り付け器具、及びバルーンの取り付け方法を提供する。【解決手段】バルーン取り付け器具によって超音波内視鏡の先端に取り付けられるバルーン1であって、バルーン取り付け器具で把持する位置を示す指標5を備える。超音波内視鏡の先端に、両端にバルーンバンド3,4を有するバルーン1を取り付けるバルーン取り付け器具であって、操作の入力に応じて開閉可能な先端部であって、先端部でバルーン1を把持し、先端部を覆うようにバルーン1を裏返した場合に、バルーンバンド3,4を係止する係止部が外周面に形成されている先端部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、バルーン、バルーン取り付け器具、及びバルーンの取り付け方法に関する。
従来、被検体内に挿入する挿入部の先端に超音波振動子を有する超音波内視鏡において、超音波振動子の外周を覆うように取り付けられたバルーン内に脱気水を注入し、消化管等の観察部位に密着させて観察する方法が知られている。この超音波内視鏡では、超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける際に、バルーン取り付け器具を用いる場合がある(例えば、特許文献1、2参照)。
図17は、従来のバルーン取り付け器具の構成を表す側面図である。図17に示すバルーン取り付け器具110は、バルーンを把持する平板状の先端部111と、ユーザが押圧することにより先端部111を開かせる操作部112と、を備える。一方、バルーンは、両端にそれぞれ超音波内視鏡のバルーン溝に嵌まるバルーンバンドを備える。
このバルーン取り付け器具110を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける方法を説明する。まず、先端部111でバルーンを把持し、バルーンの把持された部分と反対側からバルーン取り付け器具110の先端を覆うようにバルーンを裏返す。次に、操作部112を押すことにより先端部111を開いて先端部111の間に超音波内視鏡の先端を挿入する。さらに、この状態で裏返したバルーンを戻して片方のバルーンバンドを超音波内視鏡の基端側のバルーン溝に嵌める。最後に、他方のバルーンバンドを先端側のバルーン溝に嵌めてバルーンの取り付けが終了する。
特開2009−131398号公報 特開2010−017485号公報
しかしながら、バルーン取り付け器具110を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける際に、バルーン取り付け器具110にバルーンを適切に取り付けることができない、取り付け作業中にバルーンがバルーン取り付け器具110から外れてしまう等の事例があり、取り付け時の操作が煩雑であるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バルーンを超音波内視鏡の先端に取り付ける際の取り付け操作が簡単なバルーン、バルーン取り付け器具、及びバルーンの取り付け方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るバルーンは、バルーン取り付け器具によって超音波内視鏡の先端に取り付けられるバルーンであって、前記バルーン取り付け器具で把持する位置を示す指標を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るバルーンは、前記指標は、マーカ、色分けされた領域の境界、凸部、又は凹部のいずれか1つであることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るバルーン取り付け器具は、超音波内視鏡の先端に、両端にバルーンバンドを有するバルーンを取り付けるバルーン取り付け器具であって、操作の入力に応じて開閉可能な先端部であって、該先端部で前記バルーンを把持し、該先端部を覆うように前記バルーンを裏返した場合に、前記バルーンバンドを係止する係止部が外周面に形成されている先端部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るバルーン取り付け器具は、前記係止部は、溝、段差部、突起部、又は凹部のいずれか1つであることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るバルーンの取り付け方法は、バルーン取り付け器具を用いて、超音波内視鏡の先端に両端にバルーンバンドを有するバルーンを取り付けるバルーンの取り付け方法であって、前記バルーンに設けられた指標に前記バルーン取り付け器具の先端を合わせて、前記バルーン取り付け器具で前記バルーンを把持する把持工程と、前記把持した前記バルーンを前記把持していない側の端部が前記バルーン取り付け器具の前記先端を覆うように裏返し、前記バルーン取り付け器具に設けられた前記バルーンバンドを係止する係止部に前記バルーンバンドを係止させる係止工程と、前記バルーン取り付け器具の前記先端部を開き、開いた前記先端部の内側に前記超音波内視鏡の先端を挿入した状態で、裏返した前記バルーンを戻して前記バルーンバンドを前記超音波振動子の基端側に設けられたバルーン溝に嵌め込む第1嵌め込み工程と、前記バルーンバンドを前記超音波振動子の先端側に設けられたバルーン溝に嵌め込む第2嵌め込み工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、バルーンを超音波内視鏡の先端に取り付ける際の取り付け操作が簡単なバルーン、バルーン取り付け器具、及びバルーンの取り付け方法を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るバルーンの構成を表す図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係るバルーン取り付け器具の構成を示す側面図である。 図3は、図2のA矢視図である。 図4は、バルーンを取り付ける超音波内視鏡の先端の構成を表す斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係るバルーンの取り付け方法を示すフローチャートである。 図6は、バルーン取り付け器具を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける様子を表す図である。 図7は、バルーン取り付け器具を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける様子を表す図である。 図8は、バルーン取り付け器具を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける様子を表す図である。 図9は、バルーン取り付け器具を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける様子を表す図である。 図10は、バルーン取り付け器具を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける様子を表す図である。 図11は、バルーン取り付け器具を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける様子を表す図である。 図12は、本発明の実施の形態1の変形例1に係るバルーンの構成を表す図である。 図13は、本発明の実施の形態1の変形例2に係るバルーンの構成を表す図である。 図14は、本発明の実施の形態1の変形例3に係るバルーン取り付け器具の構成を表す側面図である。 図15は、本発明の実施の形態1の変形例4に係るバルーン取り付け器具の構成を表す側面図である。 図16は、本発明の実施の形態1の変形例5に係るバルーン取り付け器具の構成を表す上面図である。 図17は、従来のバルーン取り付け器具の構成を表す側面図である。
以下に、図面を参照して本発明に係るバルーン、バルーン取り付け器具、及びバルーンの取り付け方法の実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。以下の実施の形態においては、両端にバルーンバンドを備えるバルーンを例示して説明するが、本発明は、例えば一端のみにバルーンバンドを備えるバルーンにも適用することができ、バルーン一般に適用することができる。
また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るバルーンの構成を表す図である。図1に示すように、本実施の形態1に係るバルーン1は、本体2と、本体2の両端に設けられたバルーンバンド3及びバルーンバンド4と、バルーン1が最も膨らんでいる位置に設けられている指標であるマーカ5と、を備える。ただし、バルーン1が最も膨らんでいる位置とマーカ5の位置とが一致していない場合もある。
バルーン1は、シリコーン、ゴム、合成樹脂等の弾性部材からなる。バルーン1は、超音波内視鏡の先端に取り付けられ、生理用食塩水等の液体を充填されて膨らむ。バルーン1は、図1に破線で示したように、本体2が中空の袋状の形状であり、バルーンバンド3及びバルーンバンド4の内側が開口している。バルーンバンド3及びバルーンバンド4は、超音波内視鏡の先端に形成された後述するバルーン溝に嵌まり、バルーン1が膨らむ際に内部の液体を外に漏らさないようにする。マーカ5は、後述するバルーン取り付け器具でバルーン1を把持する際の目印となる。マーカ5は、バルーン1の表面にプリント等により形成されている。
ここで、バルーン1は、マーカ5を備える。このため、バルーン1では、バルーン取り付け器具でバルーン1を把持する際に、バルーン1の適切な位置を把持しないことにより、バルーン取り付け器具にバルーン1を適切に取り付けることができない、取り付け作業中にバルーン1がバルーン取り付け器具から外れてしまう等の事態が生じることが防止されている。従って、バルーン1は、バルーンを超音波内視鏡の先端に取り付ける際の取り付け操作が簡単なバルーンである。
図2は、本発明の実施の形態1に係るバルーン取り付け器具の構成を示す側面図である。図3は、図2のA矢視図である。バルーン取り付け器具10は、開閉可能な平板状の先端部11と、先端部11を開閉させるためのユーザの操作を受け付ける2つの操作部12と、を備える。バルーン取り付け器具10は、各種金属等からなるピンセット状の器具である。
先端部11は、材料の弾性により先端部11が閉じる方向に付勢されているため、ユーザが操作を加えない状態では閉じた状態となる。一方、先端部11は、ユーザが操作部12に操作を加えると、ユーザの操作に応じて開いた状態となる。また、先端部11の外周面のうち、平板状の先端部11が対向する方向(図2の紙面に沿って上下方向)の外側の面には、バルーンバンド4を係止する係止部としての溝11aが形成されている。溝11aには、バルーンバンド4が嵌まる。なお、溝11aは、バルーン取り付け器具10の先端から、バルーン1のマーカ5とバルーンバンド4との間の長さ以上離れていない位置に設けられる。これは、バルーン取り付け器具10にバルーン1を把持させてバルーンバンド4側を裏返す場合に、溝11aにバルーンバンド4を嵌めやすくするためである。また、溝11aは、先端部11の片側のみに設けられていてもよい。
ユーザが操作部12を互いに近づけるように内側に押圧する(図2の紙面に沿って上下両方向から押す)と、先端部11が開き、一対の操作部12が当接する。操作部12が当接した状態では、先端部11の開口幅を所定の幅に維持することができる。
ここで、バルーン取り付け器具10は、先端部11に溝11aが形成されている。このため、バルーン取り付け器具10では、バルーン取り付け器具10で把持したバルーン1のバルーンバンド4側を裏返して、バルーンバンド4を溝11aに嵌めることにより、作業中にバルーン1がバルーン取り付け器具10から外れてしまうことが防止されている。従って、バルーン取り付け器具10は、バルーンを超音波内視鏡の先端に取り付ける際の取り付け操作が簡単なバルーン取り付け器具である。
なお、バルーン取り付け器具10の先端部11は、例えば平板状の先端部11が対向する方向の内側の面に指標を有していてもよい。この指標により、指標を有しないバルーンを把持する際に、先端部11の指標にバルーンの一端を合わせることで、取り付け時の操作を簡単に行うことができる。
図4は、バルーンを取り付ける超音波内視鏡の先端の構成を表す斜視図である。超音波内視鏡20の先端は、観測対象へ超音波を送信し、該観測対象で反射された超音波を受信する超音波振動子21と、超音波振動子21の先端側に形成されたバルーン溝22と、超音波振動子21の基端側に形成されたバルーン溝23と、を備える。なお、以下に記載する「先端」は、超音波内視鏡20の先端側に位置する端部を意味する。また、以下に記載する「基端」は、超音波内視鏡20の先端から離間する側に位置する端部を意味する。
超音波振動子21は、複数の圧電素子が曲面状に配列されたコンベックス側の超音波探触子である。ただし、超音波振動子21は、ラジアル型やリニア型の超音波探触子であってもよい。バルーン溝22には、バルーンバンド3が嵌合され、バルーン溝23には、バルーンバンド4が嵌合される。バルーン溝22にバルーンバンド3が嵌合され、バルーン溝23にバルーンバンド4が嵌合された状態で不図示の送気送水口からバルーン1内に液体を注入すると、超音波振動子21と観察対象の間が液体で満たされ、超音波が伝導しやすい状態となる。
次に、バルーン取り付け器具10を用いて超音波内視鏡20の先端にバルーン1を取り付けるバルーン1の取り付け方法を説明する。図5は、本発明の実施の形態1に係るバルーンの取り付け方法を示すフローチャートである。図6〜図11は、バルーン取り付け器具を用いて超音波内視鏡の先端にバルーンを取り付ける様子を表す図である。
まず、工程S1の把持工程として、ユーザはバルーン取り付け器具10にバルーン1を把持させる。具体的には、図6に示すように、ユーザは手袋を着用した手Hでバルーン1のバルーンバンド4側を把持する。そして、ユーザはバルーン1を把持した手Hの反対側の手(不図示)でバルーン取り付け器具10を持つ。さらに、ユーザは、バルーン1のバルーンバンド3側からバルーン1に設けられたマーカ5にバルーン取り付け器具10の先端を合わせて、バルーン取り付け器具10にバルーン1のバルーンバンド3側を把持させる。このとき、マーカ5に合わせてバルーン1を把持するため、例えばユーザがバルーン1のバルーンバンド4に近い位置を把持してしまい、バルーン取り付け器具10にバルーン1を適切に取り付けることができなくなることが防止されている。
続いて、工程S2の係止工程として、バルーン1のバルーンバンド4をバルーン取り付け器具10の溝11aに嵌める。具体的には、図7に示すように、ユーザはバルーン取り付け器具10で把持したバルーン1を、把持されていない側(バルーンバンド4側)の端部がバルーン取り付け器具10の先端を覆うように裏返し、バルーン取り付け器具10に設けられた溝11aにバルーンバンド4を嵌める。さらに、図8に示すように、ユーザはバルーン取り付け器具10の操作部12を一対の操作部12が当接するまで押圧してバルーン取り付け器具10の先端部11を開く。一対の操作部12を当接させることで、先端部11の開口幅を一定の状態に維持することができ、作業を行いやすくするためである。このとき、バルーンバンド4が溝11aに嵌まっているため、作業中にバルーン取り付け器具10からバルーン1が外れてしまうことが防止されている。
そして、工程S3の第1嵌め込み工程として、バルーン1のバルーンバンド4を超音波振動子21の基端側に設けられたバルーン溝23に嵌め込む。具体的には、図8に示すように、ユーザは開いた先端部11の内側に超音波内視鏡20の先端を挿入する。さらに、図9のように先端部11の内側に超音波内視鏡20が位置する状態で、ユーザは裏返したバルーン1を戻してバルーンバンド4を超音波振動子21のバルーン溝23に嵌め込む。同時にバルーン1が外されたバルーン取り付け器具10を超音波振動子21に極力接触しないように超音波内視鏡20から離す。なお、バルーン溝23に嵌まったバルーンバンド4をバルーン取り付け器具10の先端部11と反対側の端部で押圧し、さらにしっかりと嵌め込むことが好ましい。
その後、工程S4の第2嵌め込み工程として、バルーン1のバルーンバンド3を超音波振動子21の先端側に設けられたバルーン溝22に嵌め込む。具体的には、まず、図10のようにバルーンバンド3がバルーン溝22に嵌まる前の状態で、バルーン1内を液体で満たして内部の空気をバルーンバンド3の内側の開口から送出して完全に取り除く。その後に、図11に示すように、バルーンバンド3を超音波振動子21のバルーン溝22に嵌め込み、バルーン1の取り付けが終了する。取り付け終了後、バルーン1から液体が漏れていないか確認することが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態1に係るバルーンの取り付け方法では、バルーン1がマーカ5を備え、バルーン取り付け器具10が溝11aを備えることにより、取り付け時の操作が簡単である。
(変形例1)
図12は、本発明の実施の形態1の変形例1に係るバルーンの構成を表す図である。図12は、バルーン1Aの領域5Aaと領域5Abとのいずれか一方のみが着色されている、又は領域5Aaと領域5Abとが互いに異なる色で色分けして着色されていることを表す。そして、色分けされた領域5Aaと領域5Abとの境界5Aが指標として機能する。さらに、指標はこれに限られず、色や図形等によってバルーンの把持する位置を視覚的に認識できる構成であればよい。
(変形例2)
図13は、本発明の実施の形態1の変形例2に係るバルーンの構成を表す図である。図13に示すように、バルーン1Bは、バルーン1Bが最も膨らんでいる位置に指標としての凸部5Bを備える。このように、指標は形状の変化によりバルーンの把持する位置を視覚的に認識できる構成でもよく、例えば凸部や凹部でよい。
(変形例3)
図14は、本発明の実施の形態1の変形例3に係るバルーン取り付け器具の構成を表す側面図である。図14に示すように、バルーン取り付け器具10Aの先端部11Aの外周面のうち、平板状の先端部11Aが対向する方向の外側の面には、係止部としての段差部11Aaが形成されている。
(変形例4)
図15は、本発明の実施の形態1の変形例4に係るバルーン取り付け器具の構成を表す側面図である。図15に示すように、バルーン取り付け器具10Bの先端部11Bの外周面のうち、平板状の先端部11Bが対向する方向の外側の面には、係止部としての突起部11Baが形成されている。
(変形例5)
図16は、本発明の実施の形態1の変形例5に係るバルーン取り付け器具の構成を表す上面図である。図16に示すように、バルーン取り付け器具10Cの先端部11Cの外周面のうち、平板状の先端部11Cが対向する方向と直交する方向の両側面には、係止部としての凹部11Caが形成されている。
以上説明した変形例のように、係止部は、バルーンバンド4を係止できる構成であれば、その形状は限定されない。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付のクレーム及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1、1A、1B バルーン
2 本体
3、4 バルーンバンド
5 マーカ
5A 境界
5B 凸部
5Aa、5Ab 領域
10、10A、10B、10C、110 バルーン取り付け器具
11、11A、11B、11C、111 先端部
11a 溝
11Aa 段差部
11Ba 突起部
11Ca 凹部
12、112 操作部
20 超音波内視鏡
21 超音波振動子
22、23 バルーン溝
H 手

Claims (5)

  1. バルーン取り付け器具によって超音波内視鏡の先端に取り付けられるバルーンであって、
    前記バルーン取り付け器具で把持する位置を示す指標を備えることを特徴とするバルーン。
  2. 前記指標は、マーカ、色分けされた領域の境界、凸部、又は凹部のいずれか1つであることを特徴とする請求項1に記載のバルーン。
  3. 超音波内視鏡の先端に、両端にバルーンバンドを有するバルーンを取り付けるバルーン取り付け器具であって、
    操作の入力に応じて開閉可能な先端部であって、該先端部で前記バルーンを把持し、該先端部を覆うように前記バルーンを裏返した場合に、前記バルーンバンドを係止する係止部が外周面に形成されている先端部を備えることを特徴とするバルーン取り付け器具。
  4. 前記係止部は、溝、段差部、突起部、又は凹部のいずれか1つであることを特徴とする請求項3に記載のバルーン取り付け器具。
  5. バルーン取り付け器具を用いて、超音波内視鏡の先端に両端にバルーンバンドを有するバルーンを取り付けるバルーンの取り付け方法であって、
    前記バルーンに設けられた指標に前記バルーン取り付け器具の先端を合わせて、前記バルーン取り付け器具で前記バルーンを把持する把持工程と、
    前記把持した前記バルーンを前記把持していない側の端部が前記バルーン取り付け器具の前記先端を覆うように裏返し、前記バルーン取り付け器具に設けられた前記バルーンバンドを係止する係止部に前記バルーンバンドを係止させる係止工程と、
    前記バルーン取り付け器具の前記先端部を開き、開いた前記先端部の内側に前記超音波内視鏡の先端を挿入した状態で、裏返した前記バルーンを戻して前記バルーンバンドを前記超音波振動子の基端側に設けられたバルーン溝に嵌め込む第1嵌め込み工程と、
    前記バルーンバンドを前記超音波振動子の先端側に設けられたバルーン溝に嵌め込む第2嵌め込み工程と、
    を含むことを特徴とするバルーンの取り付け方法。
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