JP2017111755A - 医療面接支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラム - Google Patents

医療面接支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医療面接により得られる面接結果情報を体系的に蓄積する医療面接支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】医療面接支援装置は、医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、指定された数までの症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、医療面接の質問と、質問に対する選択肢をそれぞれ表示する表示部と、質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得する情報取得部と、取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する医療用語データ取得部と、患者の識別情報と前記取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する生成部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療面接支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラムに関する。
医療面接支援システムの一例が特許文献1に記載されている。特許文献1の医療面接支援システムは、患者が入力した問診票の申告内容に基づいて行う医療面接を支援するものである。患者は、タブレット端末を操作して問診票の入力を行うことができる。入力された問診情報は、サーバ装置に送信され、患者番号に紐付けられて登録される。診察室端末は、患者の問診情報に基づいて、医療面接の支援情報を表示する。面接支援情報としては、たとえば、診療時の注意事項と、追加問診情報が含まれる。追加問診情報は、医療面接において、患者からヒアリングすべき事項や具体的な質問事項が含まれる。追加問診情報は、診察室端末の画面上に順序立てて掲載され、さらに、問診すべき事項毎に、詳細な解説情報も表示させて閲覧できる。
特開2015−1876号公報
しかしながら、上述した医療面接支援システムは、従来の形式のまま、タブレット端末で患者等が入力する形態で問診を行い、その結果を元に、医師に患者との医療面接のノウハウを提示することで、医療面接が滞りなく行えるように支援する。このシステムで得られる問診情報は、患者により入力された内容を示す情報であり、医療面接によって得られた面接結果情報を体系的に蓄積することは想定されていない。すなわち、上述のシステムで得られる問診情報は、体系化されておらず、同じ意味の申告であっても、患者の表現手法に依存して異なるデータとなる。たとえば、同じ問診結果であったとしても、患者毎に、「おなかが痛い」、「腹が痛む」、「腹痛」、「胃のあたりがキリキリする」等、異なるデータとして問診情報が得られることになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、医療面接により得られる面接結果情報を体系的に蓄積する医療面接支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の各側面では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第一の側面は、医療面接支援装置に関する。
第一の側面に係る医療面接支援装置は、
医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、
指定された数までの前記症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、前記医療面接の質問と、前記質問に対する選択肢をそれぞれ表示する表示手段と、
前記質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する医療用語データ取得手段と、
患者の識別情報と前記取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する生成手段と、
を有する。
第二の側面は、少なくとも1つのコンピュータにより実行されるデータ処理方法に関する。
第二の側面に係るデータ処理方法は、
医療面接支援装置が、
医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、
指定された数までの前記症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、前記医療面接の質問と、前記質問に対する選択肢をそれぞれ表示し、
前記質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得し、
前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得し、
患者の識別情報と前記取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する、
ことを含む。
なお、本発明の他の側面としては、上記第二の側面の方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、医療面接支援装置上で、そのデータ処理方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラム、データ構造などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
上記各側面によれば、医療面接により得られる面接結果情報を体系的に蓄積する医療面接支援装置、そのデータ処理方法、およびプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置の論理的な構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る医療システムのシステム構成を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置を実現するコンピュータの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る医療用語データの構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置の論理的な構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態の医療面接支援装置の出力部が出力する画面の例を示す図である。 本実施形態の医療面接支援装置において医療面接の選択肢に紐付けられる医療用語データの例を示す図である。 本実施形態の医療面接支援装置の出力部が出力する同一内容に対する異なる表現の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置の論理的な構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態の医療面接支援装置の医療用語データの例を示す図である。 本実施形態の医療面接支援装置における検索処理時の検索キーの指定画面の例を示す図である。 本実施形態の医療面接支援装置における検索処理を説明するための図である。 本発明の実施例における、ユーザ端末で症状を選択する画面の例を示す図である。 本発明の実施例における、ユーザ端末で症状の詳細な内容を質問する画面の例を示す図である。 本発明の実施例における、ユーザ端末で症状の詳細な内容の質問に対する選択肢と、医療用語データの関係を説明するための図である。 本発明の実施例における、ユーザ端末で症状の詳細な内容の質問に対する選択肢と、医療用語データの関係を説明するための図である。 本発明の実施例における、ユーザ端末で症状の詳細な内容の質問に対する選択肢と、医療用語データの関係を説明するための図である。 本発明の実施例において、生成された面接結果情報の例を示す図である。 紙の問診票の一例を示す図である。 本発明の実施例において、生成された面接結果情報の一例を示す図である。 比較例において、得られた患者の問診結果情報の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る医療面接支援装置、データ処理方法およびプログラムについて、以下説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置100の構成を論理的に示す機能ブロック図である。
医療面接支援装置100は、医療面接用の第1の画面(たとえば、図14(a)の画面410)に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、指定された数までの症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面(たとえば、図7の画面210、画面220、画面230等)に、前記医療面接の質問と、前記質問に対する選択肢をそれぞれ表示する表示部106と、質問に対する選択肢を互いに医療面接の質問に対する複数の選択肢を識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得するID取得部102(識別情報取得部)と、取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得するキーワード取得部103(医療用語データ取得部)と、患者の識別情報と取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する生成部104と、を備える。
患者は、初診の際には、診察前に問診票に症状などを記入する。問診票では、図20に示すように、質問内容は、大まかで、選択肢も少ないことが多い。問診票が、診察前に医師が必要とする最低限の情報を得るために用いられていることが多いからである。近年、インフォームドコンセント等を代表とする医師と患者の間の双方向のコミュニケーションが重視されるようになった。医師と患者が良好な人間関係を築くことを主目的として、両者が対等な関係でコミュニケーションできるようになることが望まれており、「問診」の代わりに「医療面接」と表現されるようになってきている。本実施形態における医療面接支援装置は、「医療面接」に限りなく近い形で、医師とあたかも対面して会話しているかのような対話形式で患者から必要な情報を自動的に取得することで、医療面接を支援し、効率よく体系的に面接結果情報を蓄積する。本明細書では、「医療面接」は、医師と直接対面してコミュニケーションすることを意味するだけでなく、医療面接支援装置が患者から診察前等に情報を取得することも意味する。
患者ユーザとは、医療機関において診察を受ける患者本人、または患者の代理人を指す。すなわち、医療面接支援装置から質問文やその選択肢の提示を受ける者や、その選択肢を直接選択する者は、患者本人でなくてもよく、保護者、介護者、介助者等、患者の代理を行う者であってもよい。患者が幼い子どもであったり、介護または介助が必要な人であったりする場合には、患者自身が医療面接支援装置を操作できない場合もあるからである。また、医療用語データと関連付けられる患者の識別情報(以下、患者IDとも呼ぶ)とは、患者本人の識別情報となる。医療用語データの詳細については後述する。
図2は、本発明の実施の形態に係る医療システム1のシステム構成を概念的に示す図である。
本発明の医療システム1は、サーバ装置10と、サーバ装置10に接続されるデータベース(図中、「DB(DataBase)」と示す)20と、患者ユーザが利用するユーザ端末30(図2の例では、スマートフォン30aと、パーソナルコンピュータ30bを含む。特に、区別する必要がない場合は、ユーザ端末30と示す。)と、を備える。サーバ装置10とユーザ端末30間は、有線および無線の少なくともいずれか一方で接続することができる。接続手段は特に限定されるものではなく、ユーザ端末30の種類や、ユーザ端末30を利用する場所等に応じて、様々な形態が考えられる。また、図2は、ユーザ端末30の台数を限定するものではない。
データベース20は、サーバ装置10が取得した面接結果情報を蓄積する。
本発明のユーザ端末30は、たとえば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)などであり、特に限定されない。また、ユーザ端末30は、ユーザの所有物であってもよいし、医療機関に設置されているもの、または、ユーザに貸与されるものであってもよい。
たとえば、ユーザ端末30がスマートフォンやタブレット端末の場合、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の公衆回線網(不図示)を介してネットワーク3に接続してサーバ装置10と通信してもよいし、無線LAN(Local Area Network)で所定のアクセスポイント(不図示)にアクセスし、ネットワーク3に接続してサーバ装置10と通信してもよい。
本実施形態では、ユーザ端末30がサーバ装置10と通信した状態で、本医療面接サービスをオンラインで利用する形態について説明するが、オフラインでの利用形態も排除されない。たとえば、ユーザ端末30上で患者ユーザが入力した情報を、記録媒体を経由してサーバ装置10に受け渡す形態も考えられる。
本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置100は、サーバ装置10によりその機能が実現される。
具体的には、患者ユーザは、ユーザ端末30を用いて、ネットワーク3に接続し、サーバ装置10、もしくは、ウェブサーバ(不図示)にアクセスして、本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置100が提供する医療面接サービスを利用する。
ユーザ端末30を用いた本医療面接サービスの利用形態は、様々考えられる。たとえば、ユーザ端末30が、ブラウザ経由で所定のURL(Uniform Resource Locator)にアクセスして、ウェブサイト上で、本医療面接サービスを利用してもよい。あるいは、ユーザ端末30は、本医療面接サービスを利用するためのアプリケーションをユーザ端末30にインストールして、アプリケーションを利用して本医療面接サービスを利用してもよい。
たとえば、医療面接サービスの利用に際しては、患者ユーザとシステム側で、事前にユーザ登録などの手続きが行われる。また、ユーザ端末30とサーバ装置10との間の通信は、セキュリティが確保された状態で行われることが望ましい。本実施形態において、医療面接サービスは、患者ユーザがユーザ端末30を用いて、医療機関に来る前に自宅や外出先で利用することもできるし、医療機関で診察前等に待合室等で利用することもできる。
図3は、医療面接支援装置100を実現するコンピュータ60の構成例を示すブロック図である。
コンピュータ60は、CPU(Central Processing Unit)62、メモリ64、メモリ64にロードされた図1の構成要素を実現するプログラム70、そのプログラム70を格納するハードディスクなどのストレージ66、ネットワーク接続用インタフェース(I/O(Input/Output)68)を備える。メモリ64、ストレージ66、およびI/O68は、バス69を介して互いに接続され、CPU62により各要素とともにコンピュータ60全体が制御される。
図1の本実施形態の医療面接支援装置100の各構成要素は、図3のコンピュータ60のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各実施形態の医療面接支援装置を示す機能ブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。図3のコンピュータ60のCPU62が、ストレージ66に記憶されるプログラム70をメモリ64に読み出して実行することにより、医療面接支援装置100の図1の各ユニットの各機能を実現することができる。
本発明の実施の形態に係るユーザ端末30は、任意のコンピュータ(不図示)のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。コンピュータは、図示されない、CPU、メモリ、メモリにロードされたアプリケーションを含むプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを備える。
図1に戻り、キーワード取得部103が取得する医療用語データについて説明する。
医療用語データは、医療テキストと、医療テキストを補足する補足テキストを含む文字列データである。医療用語データが示す医療用語は、医者等の医療従事者により用いられる医療専門用語である。医療用語データは、症状、既往歴、薬剤歴、社会歴、海外渡航歴、およびアレルギー情報の少なくとも一つを示す。また、後述する実施形態で詳細に説明するように、医療テキストと補足テキストからなる医療検索用語(メディカルキーワード)に一意に付与され、医療検索用語を識別する識別コードを含めて、医療用語データとしてもよい。
医療テキストは、患者に関する、症状、既往歴、薬剤歴、社会歴(職業歴)、海外渡航歴、およびアレルギー情報の少なくとも一つを示す用語で表現される。特に、症状や薬剤歴は、各種症状や薬剤を示す医療専門用語で表現される。さらに、医療テキストは、家族歴、生活歴、動物飼育歴を含んでもよい。医療専門用語で医療テキストを表現することで、蓄積された面接結果情報を検索する際に、医療専門用語を検索キーに用いて、医師が適切な情報を効率よく取得できるようになる。
本実施形態において患者ユーザに提示される、医療面接における質問文と、その質問文に対する複数の選択肢は、患者ユーザが理解しやすい平易な文章で表現されることが望ましい。たとえば、「からだの具合はどうですか?」との質問文と、その質問文に対する選択肢として、第1の選択肢「なんとなくだるい」、第2の選択肢「非常にだるくて動けない」、および第3の選択肢「特に異常はない」の3つが患者ユーザに提示される。このように、本実施形態では、患者ユーザの回答結果を医療用語データとして体系化するために、質問の回答が基本的には選択肢で選べるように提示される。
そして、ID取得部102が、医療面接の質問に対する複数の選択肢を識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得する。
医療用語データは、各選択肢の内容に対応する専門医療用語で表現される医療テキストと、その医療テキストの内容を補足説明する補足テキストと、を含む文字列データである。
各選択肢の識別情報に、その選択肢の内容に該当する医療用語データが対応付けられている。医療用語データは、たとえば、症状を示す専門医療用語で表現する医療テキストと、症状の程度などの補足情報を示す補足テキストとを含む。補足テキストは、たとえば、症状の有無、症状の程度、症状が発症した日時、症状の部位、症状の持続時間、症状の性質、症状が発症した状況、症状の誘因等に関する情報を示す文字列データである。
既往歴、薬剤歴、社会歴(職業歴)、海外渡航歴、アレルギー情報、家族歴、生活歴、動物飼育歴の医療用語データの場合は、特定の病気の既往歴の有無、特定薬剤の服用または使用の有無、海外渡航歴の有無、アレルギーの有無、家族の特定疾患の有無、たばこや飲酒の生活習慣の有無や程度、動物飼育歴の有無の情報を、医療テキストと補足テキストで示してもよい。
たとえば、「以下に当てはまるものがありますか?」との質問文に対して、「家族に若いときに突然死した人・心臓病の人がいる」との選択肢が患者ユーザにより選択された場合、キーワード取得部103は、その選択肢の識別情報に対応付けられている医療テキスト「家族歴」+補足テキスト「家族に若いときに突然死した人・心臓病の人がいる」を含む医療用語データを取得する。
図4は、本発明の実施の形態に係る医療用語データを説明するための図である。
図4(a)は、質問文112と、その質問文112に対する回答となる選択肢114の例を示す。
図4(b)は、選択肢114に紐付けられる医療用語データ120の例を示す。図4(b)の例では、医療用語データ120を構成する医療テキスト116を「ヘッダ」と呼び、補足テキスト118を「ボディ」と呼ぶ。たとえば、第1の選択肢114a「なんとなくだるい」には、その内容に該当する2つの医療用語データ120a「全身倦怠感+あり」と、医療用語データ120b「全身倦怠感+軽度」が紐付けられており、その内容に該当しない医療用語データ(たとえば、「腹痛+あり」)は紐付けられていない。第2の選択肢114b「非常にだるくて動けない」には、2つの医療用語データ120a「全身倦怠感+あり」と、医療用語データ120c「全身倦怠感+重度」が紐付けられている。第3の選択肢114c「特に異常はない」には、その内容に該当する医療用語データがないため、医療用語データは紐付けられていない。
ただし、たとえば、質問文「以下の症状がありますか?」との問いに対する回答で、第1の選択肢文が「なんとなくだるい」、第2の選択肢文が「非常にだるくて動けない」、第3の選択肢文が「特になし」である場合等には、第3の選択肢文「特になし」に対して、医療用語データ「全身倦怠感+なし」が紐付けられてもよい。この例については、後述する。
図4(c)は、生成部104が生成する面接結果情報130の構造の一例を示す図である。
この例では、患者ユーザが第1の選択肢114aを選択した例が示されている。生成部104が、患者の識別情報(患者ID)132に、第1の選択肢114aに対応する2つの医療用語データ120a、120bを関連付けて、面接結果情報130を生成する。
面接結果情報130は、情報の取得日時、または患者ユーザが回答した日時等の情報をさらに含んでもよい。
選択肢には、それぞれ識別情報が付与されている。また、質問文にも識別情報が付与されてもよい。たとえば、1つの質問文(または、質問文の識別情報)に、複数の選択肢の識別情報が紐付けられてもよい。また、図4では、医療用語データがメディカルキーワードのみで構成され、識別コードを含まない例を示している。しかし、後述するように、医療用語データが、メディカルキーワードに識別コードを付与した形態である場合、図4(b)、図4(c)のそれぞれにおいて、メディカルキーワードをメディカルキーワードの識別コードに替えた形態でもよい。たとえば、図4(b)では、選択肢114の識別情報に、医療用語データの識別コードを紐付けてもよい。図4(c)では、患者IDに、医療用語データの識別コードを紐付けて面接結果情報130としてもよい。
キーワード取得部103は、各選択肢の識別情報と、各選択肢の内容に対応する医療用語データとが、複数の質問に関してそれぞれ紐付けられている関係情報を参照して、取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する。
関係情報は、図4(b)のようなテーブル形式でもよいし、他の形態、たとえば、少なくとも1つのプログラムコードにより記述され、選択肢の識別情報を受け付け、受け付けた選択肢の識別情報に対応する医療用語データを出力する形態であってもよい。たとえば、図4(b)の選択肢114cが選択された場合は、医療用語データ120を取得しないことをプログラムで記述してもよい。複数のテーブルを組み合わせてもよい。テーブルとプログラムを組み合わせてもよい。
関係情報は、一の質問に関し、異なる数の医療用語データに紐付けられた第1および第2の選択肢の識別情報を含んでもよい。
このように、キーワード取得部103は、一選択肢の識別情報に対応する、少なくとも2つの医療用語データ(選択肢:医療用語データ=1:n(nは自然数))を取得する。たとえば、キーワード取得部103は、患者ユーザにより第1の選択肢(図4(b)の例では、第1の選択肢114aまたは第2の選択肢114bが相当)が選択された場合と、第2の選択肢(図4(b)の例では、第3の選択肢114cに相当)が選択された場合とで、異なる数の医療用語データを取得する。選択肢によっては、その内容に該当する医療用語データの数が異なるからである。たとえば、或る選択肢が選ばれた場合に考えられる症状は複数存在するのに対して、他の選択肢で考えられる症状は一つである場合もあり得る。図4(b)の例では、第1の選択肢114aまたは第2の選択肢114bが選択された場合は、2つの医療用語データをそれぞれ取得し、第3の選択肢114cが選択された場合は、0個の医療用語データを取得する、つまり、医療用語データは取得されない。本実施形態では、「特に異常はない」が選択された場合、図4(c)の面接結果情報130にその情報は含まれないが、別途、「特に異常はない」が選択されたことを示す情報を記憶し、医師が診察時に参照できてもよい。
生成部104により生成される面接結果情報130は、患者ID132に対し、少なくとも以下のいずれか1つの形態で医療用語データ120を紐付けることができる。面接結果情報130の形態は以下に限定されず、他の形態も排除されない。
(a1)医療用語データ120の識別コード(不図示)を、患者ID132に紐付ける。
(a2)医療用語データ120の医療テキスト(ヘッダ116)を、患者ID132に紐付ける。
(a3)医療用語データ120の医療テキスト(ヘッダ116)と補足テキスト(ボディ118)を、患者ID132に紐付ける。
(a4)医療用語データ120の識別コード(不図示)と医療テキスト(ヘッダ116)を、患者ID132に紐付ける。
(a5)医療用語データ120の識別コード(不図示)と医療テキスト(ヘッダ116)と補足テキスト(ボディ118)を、患者ID132に紐付ける。
本実施形態のコンピュータプログラム70は、医療面接支援装置100を実現させるためのコンピュータ60に、医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示する手順、指定された数までの症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、医療面接の質問と、質問に対する選択肢をそれぞれ表示す手順、質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得する手順、取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する手順、患者の識別情報(患者ID)と取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する手順、を実行させるように記述されている。
本実施形態のコンピュータプログラム70は、コンピュータ60で読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。記録媒体は特に限定されず、様々な形態のものが考えられる。また、プログラム70は、記録媒体からコンピュータ60のメモリ64にロードされてもよいし、ネットワークを通じてコンピュータ60にダウンロードされ、メモリ64にロードされてもよい。
コンピュータプログラム70を記録する記録媒体は、非一時的な有形のコンピュータ60が使用可能な媒体を含み、その媒体に、コンピュータ60が読み取り可能なプログラムコードが埋め込まれる。
コンピュータプログラム70が、コンピュータ60上で実行されたとき、コンピュータ60に、医療面接支援装置100を実現する以下のデータ処理方法を実行させる。
上述のような構成において、本実施の形態の医療面接支援装置100によるデータ処理方法を以下に説明する。
図5は、本実施形態の医療面接支援装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係るデータ処理方法は、医療面接支援装置100のデータ処理方法であり、医療面接支援装置100を実現するコンピュータ60により実行されるデータ処理方法である。
本実施形態のデータ処理方法は、医療面接支援装置100が、医療面接用の第1の画面(たとえば、図14(a)の画面410)に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、指定された数までの症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面(たとえば、図7の画面210、画面220、画面230等)に、医療面接の質問と、質問に対する選択肢をそれぞれ表示し、質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得し(ステップS103)、取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する医療用語データを取得し(ステップS105)、患者IDと取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する(ステップS107)ことを含む。
より詳細には、まず、ユーザ端末30において、表示部106が、医療面接用の第1の画面(たとえば、図14の画面140)に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、指定された数までの症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面(たとえば、図7の画面210、画面220、画面230等)に、医療面接の質問と、質問に対する選択肢をそれぞれ表示する(不図示)。
患者ユーザの操作により、提示される、医療面接における質問文およびその質問文に対する複数の選択肢文から、選択肢が選択された時(ステップS101のYES)、本フローが開始する。そして、ID取得部102が、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得する(ステップS103)。そして、キーワード取得部103が、取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する(ステップS105)。
たとえば、図4(a)の質問文112の例に対し、第2の選択肢114b「非常にだるくて動けない」が選択されたとすると、キーワード取得部103は、図4(b)に示す第2の選択肢114bに紐付けられている、2つの医療用語データ120a「全身倦怠感+あり」と、医療用語データ120b「全身倦怠感+重度」を取得する。
そして、生成部104が、患者ID132と取得された医療用語データ120a、120bとを関連付けた面接結果情報130を生成する(ステップS107)。
さらに、図示されない他の質問文に対する選択肢が選択される毎に、ステップS103とステップS107を繰り返し(不図示)、面接結果情報130が生成される。
生成された面接結果情報130は、たとえば、データベース20に蓄積される。
以上説明したように、本実施形態の医療面接支援装置100において、ID取得部102により、医療面接の質問に対する複数の選択肢を識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報が取得され、キーワード取得部103により、選択肢の識別情報に対する医療用語データが取得され、生成部104により、患者IDと取得された医療用語データが関連付けた面接結果情報が生成される。
本実施形態の医療面接支援装置100によれば、医療面接における面接結果情報を患者毎に専門医療用語で示される医療用語データで体系的に蓄積することができる。また、患者ユーザに対しては、平易な文章で質問し、選択肢の中からその回答を選択させるだけで、面接結果情報を効率よく蓄積できる。
このように面接結果情報を適切な内容で考慮よく体系的に蓄積することで、問診または医療面接で得られる情報を、患者の診察、診断、および治療に利用するだけでなく、様々な症例について、将来の医療技術の発展に役立てることができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る医療面接支援装置200の論理的な構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の医療面接支援装置200は、上記実施形態の医療面接支援装置100とは、医療面接における質問文と、質問文に対する複数の選択肢文を出力する構成を有する点で相違する。
本実施形態の医療面接支援装置200は、医療面接における質問文およびその質問文に対する複数の選択肢文を出力する出力部202をさらに備える。出力部202は、第一および第二の患者ユーザの各属性に基づいて、同一内容の質問に対する同一内容の選択肢を異なる表現で、各患者ユーザに向けてそれぞれ出力する。
出力部202は、患者ユーザに、画面表示または音声出力により質問文と、その質問文に対する複数の選択肢を出力する。
医療面接支援装置200は、さらに、出力部202が出力する質問文と選択肢文に関する情報を記憶する医療面接情報記憶部204を備える。医療面接情報記憶部204は、医療面接における質問文とおよびその質問文に対する複数の選択肢文を画面出力または音声出力するための情報と、選択肢に対応する、医療用語データの情報と、を記憶する。
質問文と、選択肢文は、医師が必要とする情報が得られるように組み合わされている。
好ましくは、症状を示す選択肢の数および質問に対する選択肢の数は、ともに3である。また、好ましくは、表示部106は、画面に、選択された症状毎に3つの質問を表示する。
本実施形態では、一症状に対し、3つの質問文が患者ユーザに提示されるが、一症状に対する質問文の数は3つに限定されない。さらに、1つの質問文に対し、3つの選択肢文がそれぞれ対応付けられるが、1つの質問文に対応付けられる選択肢の数は3つに限定されない。
ID取得部102は、患者ユーザの操作により選択される選択肢の識別情報(選択肢IDとも呼ぶ)を取得し、さらに、キーワード取得部103は、選択肢IDに対応する医療用語データを、医療面接情報記憶部204を参照して取得することができる。
たとえば、本実施形態の医療面接支援装置200において、出力部202により出力される画面は、たとえば、図2のユーザ端末30の表示部(不図示)に出力される。そして、ユーザ端末30の操作部(不図示)を用いた患者ユーザの操作により、選択肢の選択を受け付けてもよい。
本実施形態の医療面接支援装置200は、上述したように、ユーザ端末30によって実現されてもよい。タブレット端末等のユーザ端末30を構成するコンピュータに、本実施形態の医療面接支援装置200の出力部202の機能を実現するアプリケーションプログラムをインストールし、実行させてもよい。
図7は、本実施形態の医療面接支援装置200の出力部202が出力する画面の例を示す図である。
図7は、「むくみがある」患者ユーザに対する3つの質問文と、各質問文に対する3つの選択肢の画面表示例を、それぞれ示す。
図7(a)の画面210では、症状の発症の日時を問う第1の質問文212「いつからむくみがありましたか?」と、その回答として、3つの選択肢214「1週間以内」、「1ヶ月以内」、および「1ヶ月以上前から」が表示される。
図7(b)の画面220では、症状の部位を問う第2の質問文222「むくみの場所は?」と、その回答として、3つの選択肢224「両足、もしくは全身」、「片足、もしくは片腕のみで怪我をしたり、熱感がある」、「片足、もしくは片腕のみで、怪我や熱感はない」が表示される。
図7(c)の画面230では、症状の性質を問う第3の質問文232「以下に当てはまるものがありますか?」と、その回答として、3つの選択肢234「息苦しい、横になると苦しくて寝れない、尿量が少ない、この1週間で体重が2kg以上増えた、心臓・肝臓・腎臓の病気といわれている。」、「おなかの手術をしたことがある、最近長時間の移動を伴う旅行をした、甲状腺の病気といわれている、夜になるとむくみがひどい。」、「特にない。」が表示される。
図8は、本実施形態の医療面接支援装置200において医療面接の選択肢に紐付けられる医療用語データの例を示す図である。
図8に示すように、各選択肢には、医療用語データがそれぞれ紐付けられる。キーワード取得部103は、患者ユーザが選択した選択肢に紐付けられている医療用語データを取得する。上述したように、選択肢の内容によっては、医療用語データが紐付けられていないものもあり、その場合は、キーワード取得部103は医療用語データを取得しない。また、選択肢によって、キーワード取得部103が取得する医療用語データの数は異なる。
図8では、選択肢に医療用語データ(本実施形態では、識別コードを含まない、医療検索用語)が直接紐付けられているように示されているが、選択肢および医療用語データのそれぞれに識別情報を付与し、少なくともいずれか一方を識別情報を用いて互いを紐付けてもよい。
本実施形態において、ID取得部102は、同一内容の質問に対して異なる表現でそれぞれ出力された同一内容の選択肢が、第一および第二の患者ユーザによりそれぞれ選択された場合に、異なる表現の同一内容の各選択肢の識別情報をそれぞれ取得する。そして、キーワード取得部103は、第一および第二の患者ユーザに関し、異なる表現の同一内容の各選択肢の識別情報に紐付けられた、同一の前記医療用語データをそれぞれ取得する。
患者の属性とは、たとえば、成人か子どもか老人か等の年代、性別等である。
本実施形態において、出力部202は、患者の属性に応じて提示される、同一内容で異なる表現の質問文および複数の選択肢文を出力する。
図9は、本実施形態の医療面接支援装置200の出力部202が出力する同一内容に対する異なる表現の例を示す図である。
図9(a)は、患者が成人で本人が回答する場合と、患者が子どもで保護者や家族等が本人の代わりに回答する場合で、質問Qと選択肢(A1〜A3)の表現が異なる例を示している。
図9(b)は、患者の性別が異なる場合に、たとえば、女性専用の質問が存在し、男性には対応する質問がない例を示している。
本実施形態の医療面接支援装置200において、出力部202により、医療面接における質問文およびその質問文に対する複数の選択肢文を患者ユーザに画面表示または音声出力して提示し、キーワード取得部103により、患者ユーザが選択した選択肢に対応する医療用語データを取得する。そして、生成部104により、提示された複数の選択肢の中から患者ユーザが選択した選択肢に対応する医療用語データを患者の識別情報に関連付けて面接結果情報が生成される。
本実施形態の医療面接支援装置200によれば、患者ユーザに対して、平易な文章で質問を提示し、選択肢の中からその回答を選択させるだけで、面接結果情報を効率よく蓄積できる。
(第3の実施の形態)
図10は、本発明の実施の形態に係る医療面接支援装置300の論理的な構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の医療面接支援装置300は、図1の上記実施形態の医療面接支援装置100とは、データベース20から文字列を検索キーとして用いて検索される医療用語データに関連付けられた患者IDを抽出する構成を有する点で相違する。
本実施形態の医療面接支援装置300は、図6の上記実施形態の医療面接支援装置200の構成も含むことができる。あるいは、医療面接支援装置300の検索部302のみを含む端末装置と、医療面接支援装置100または医療面接支援装置200とを組み合わせて実現されてもよい。
検索部302は、生成部104により生成された面接結果情報が蓄積されたデータベース20から、文字列を検索キーとして用いて、医療用語データに紐付けられた患者IDを抽出する。
データベース20は、生成部104により生成された面接結果情報を蓄積しているが、さらに、患者の属性情報(年齢、性別)も患者情報テーブル(不図示)に記憶しているものとする。
たとえば、検索部302によって抽出された患者の属性情報をさらに取得することで、検索キーによって抽出された患者を属性情報で分類でき、検索結果の分析に利用できる。
生成部104は、患者IDと、第1の医療テキストの示す症状が有ることを示す第1の医療用語データと、第1の医療テキストが示す症状が無いことを示す第2の医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成と、患者IDと、第2の医療テキストの示す症状が有ることを示す第3の医療用語データと、第2の医療テキストが示す症状が無いことを示す第4の医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する。
本実施形態において、キーワード取得部103は、関係情報を参照することにより、ID取得部102により取得された選択肢の識別情報に紐付けられた、或る症状が有ることを示す第1の医療用語データと、当該或る症状が無いことを示す第2の医療用語データとを取得する。
生成部104は、患者IDと、取得された第1の医療用語データとともに第2の医療用語データとを関連付けて面接結果情報を生成する。
本実施形態において、たとえば、気になる症状として、患者ユーザにより選択された「全身倦怠感」について、第1の医療用語データ「全身倦怠感(医療テキスト)+あり(補足テキスト)」が患者IDに関連付けられるとともに、さらに、第2の医療用語データ「全身倦怠感(医療テキスト)+なし(補足テキスト)」が患者IDに関連付けられる。
第2の医療用語データ「全身倦怠感(医療テキスト)+なし(補足テキスト)」は、「全身倦怠感」の症状がないことを意味する。この第2の医療用語データは、検索部302により、「全身倦怠感」の症状がない患者を抽出するときに利用する。
検索部302は、複数の検索キーの論理積(AND)を求めて該当する医療用語データに関連付けられている患者IDを抽出する。複数の検索キーの中に、上述した第2の医療用語データ(たとえば、「全身倦怠感なし」)が含まれている場合、第2の医療用語データは、「全身倦怠感あり」でない患者IDの集合を求めるために、「全身倦怠感なし」の第2の医療用語データに関連付けられている患者IDの集合に対応する要素を差し引く演算処理を行う。
図11は、本実施形態の医療面接支援装置300の医療用語データの例を示す図である。
医療用語データ320は、医療テキスト324(ヘッダ)と補足テキスト326(ボディ)からなる医療検索用語に加え、さらに、医療検索用語を識別する識別コード322(コード)を含む。
本実施形態では、各医療検索用語に、一意のコード322をそれぞれ付与する。図11の例では、上述した、「全身倦怠感+あり」と「全身倦怠感+なし」の各医療用語データを識別するために、同じ数字に記号「^(ハット)」を付与してコード322としている。本実施形態では、記号「^」を利用しているが、各医療用語データが区別できれば、記号の種類は限定されない。また、記号を付与するのではなく、異なる識別番号(数字)を付与してもよい。本実施形態では、同じ識別番号(数字)を用いて、記号で区別することで、その医療用語データが、検索処理のために患者IDに関連付けられたものであることが認識できるようにしている。
また、検索キーに、医療テキストや補足テキストを用いずに、コード322を用いてもよい。
検索キーとして直接、コードを指定してもよいし、あるいは、検索キーの文字列を含む医療用語データのコードを取得して検索キーとしてもよい。
また、症状がある患者の患者IDに紐付けられるこの「症状がない」ことを示す第2の医療用語データとは別に、医療面接で、「症状がない」と回答した患者ユーザについても、「症状がない」ことを示す第3の医療用語データを患者IDに紐付けてもよい。
「症状がある」患者IDに対して紐付けられる「症状がない」ことを示す第2の医療用語データと、医療面接により「症状がない」と回答した患者ユーザについて、患者IDに紐付けられる「症状がない」ことを示す第3の医療用語データとは、異なるコードを付与したり、補足テキストに識別情報を含めたりすることで、区別できるようにするのが好ましい。その理由は、後述するように、第2の医療用語データと第3の医療用語データに対する検索時の処理内容が異なるからである。
上述したように、第2の医療用語データは、第1の医療用語データと対であることが分かるようなコード体系で識別情報が付与される。したがって、この識別情報に基づいて、検索キーの文字列が第2の医療用語データに含まれるものか否かを、検索部302が判別できる。本実施形態では、検索部302は、検索キーの文字列が第2の医療用語データに含まれると判別した場合に、他の検索キーから抽出された集合から、第2の医療用語データに関連付けられた患者IDの集合に含まれる要素を差し引く処理を行う。
医療面接において、患者の症状を問う場合に、「症状がない」という情報は、症状を限定して質問しない限り取得することはできない(たとえば、「おなかは痛くないですか?」等)。考えられる全ての症状について、「ない」という情報を取得するのは無理があり、また、あまり意味がないとも言える。理論上は、或る症状がない患者(たとえば、腹痛はない患者)というのは、或る症状がある患者(たとえば、腹痛がある患者)以外(補集合)となるが、患者のサンプル数が多くなればなる程、対象患者を特定するための処理の負荷が高くなってしまうため好ましくない。
そこで、本発明では、或る症状がある患者以外を特定するための工夫をしている。以下に、この方法の詳細を説明する。
図12は、本実施形態の医療面接支援装置300における検索処理時の検索キーの指定画面の例を示す図である。
画面330には、検索キー入力欄332と、検索ボタン334とが含まれる。
本図では、検索キー入力欄332は、テキスト入力を受け付けるテキストボックスを示しているが、他の例では、医療テキストと補足テキストの少なくともいずれか一方に含まれる、少なくとも一部の文字列をリスト表示し、リストの中から選択できるリストボックスや、テキストボックスとリストボックスを組み合わせたコンボボックス等でもよく、様々なインタフェースを用いることができる。
また、医療テキストと補足テキストを区別しない形態で検索キーを受け付ける例を示しているが、それぞれを指定して検索キーとして受け付ける形態も考えられる。たとえば、医療テキストの検索キーとして「全身倦怠感」、補足テキストの検索キーとして「重度」をそれぞれ受け付けてもよい。
ここで、ユーザにより、検索キー入力欄332に「頭痛なし」と「高血圧あり」が入力され、検索ボタン324が操作された時、検索部302は、検索キー入力欄332された「頭痛なし」と「高血圧あり」のテキストデータを検索キーとして受け付ける。
これらの検索キーを用いて検索処理を行う動作について以下に説明する。
図13は、本実施形態の医療面接支援装置300における検索処理を説明するための図である。
図13(a)は、医療用語データ「頭痛(医療テキスト)+あり(補足テキスト)」が関連付けられている患者IDの集合310を示している。すなわち、「頭痛あり」の患者IDの集合が、図13(a)の集合310となる。一方、仮に、本実施形態とは異なり、「頭痛+なし」の第2の医療用語データがない形態を考えると、上記で指定された検索キー「頭痛なし」に対応する患者IDの集合は、医療用語データ「頭痛(医療テキスト)+あり(補足テキスト)」に関連付けられていない患者IDの集合となり、図中、斜線部分で示される。すなわち、患者のサンプル数が多くなると、医療用語データ「頭痛(医療テキスト)+あり(補足テキスト)」に関連付けられていない患者IDの集合、すなわち、「頭痛なし」に対応する患者IDの集合に含まれる要素の数が多くなり過ぎるため、特定するための処理の負荷が高くなり過ぎてしまう。
そこで、本実施形態の医療面接支援装置300では、「頭痛なし」の検索キーが指定された場合に、たとえば、「頭痛なし」を含む医療用語データのコードに「^」が付いていることから、検索部302は、第2の医療用語データであることを判別する。そして、検索部302は、この「頭痛なし」の検索キーで検索される集についてマイナス処理を行うことを認識する。
したがって、「高血圧あり」かつ「頭痛なし」の患者IDを抽出する場合には、検索部302は、医療用語データ「高血圧(医療テキスト)+あり(補足テキスト)」が関連付けられている患者IDの集合314から、医療用語データ「頭痛(医療テキスト)+なし(補足テキスト)」が関連付けられている患者IDの集合316(=医療用語データ「頭痛(医療テキスト)+あり(補足テキスト)」が関連付けられている患者IDの集合310)に含まれる要素を差し引いた差集合(図13(b)の斜線部分)を求めることで、目的の患者IDを抽出する。
この場合、本実施形態の医療面接支援装置300では、検索部302は、検索キーとして「頭痛なし」が指定された場合に、「或る症状(頭痛)がない患者」を「或る症状(頭痛)がある患者以外」に変換することなく、検索キーが示す、第1の医療用語データが示す症状(頭痛)がある患者IDに関連付けられている第2の医療用語データ「頭痛+なし」をそのまま用いて、「高血圧がある」患者IDとの差集合を求めることができる。
また、医療説明による結果で「症状がない」との回答が得られた場合に患者IDに関連付けられる第3の医療用語データ(頭痛+なし)を検索キーに指定できてもよい。第2の医療用語データと第3の医療用語データが混在する場合には、検索キーがどちらの患者IDに関連付けられている医療用語データを指すのか、さらに指定画面330で指定できるのが好ましい。
この第3の医療用語データを検索する場合には、検索部302は、図13(c)に示すように、「高血圧あり」かつ「頭痛なし」の患者IDの集合は、第3の医療用語データ「頭痛(医療テキスト)+なし(補足テキスト)」が関連付けられている患者IDの集合318と医療用語データ「高血圧(医療テキスト)+あり(補足テキスト)」が関連付けられている患者IDの集合314の共通部分(斜線部分)として特定して抽出する。
本実施形態において、検索部302は、検索キーとして、第1の医療テキスト「高血圧」と、第1の医療テキスト「高血圧」の示す内容が有ることを示す補足テキスト「あり」を含む第1の文字列「高血圧あり」と、第2の医療テキスト「頭痛」と、第2の医療テキスト「頭痛」の示す内容がないことを示す補足テキスト「なし」を含む第2の文字列「頭痛なし」とを受け付け、第1の文字列「高血圧あり」により抽出される第1の医療用語データ「高血圧+あり」に関連付けられた患者IDの集合(図13(b)の集合314)から、第2の文字列「頭痛なし」により抽出される第2の医療用語データ「頭痛+なし」に関連付けられた患者IDの集合(図13(b)の集合316)を差し引いて、該当する患者IDを抽出する。
以上説明したように、本実施形態では、患者ユーザにより、或る症状があると選択された場合に、その症状があることを示す第1の医療用語データを関連付けるとともに、さらに、その症状がないことを示す第2の医療用語データを患者IDに関連付けることで、検索処理の負荷を低減することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
(実施例1)
本実施例の医療面接支援装置は、第2の実施の形態の医療面接支援装置200の構成に第3の実施の形態の医療面接支援装置300の検索部302を含む構成を有するものとする。
患者ユーザは、たとえば、本医療面接サービスの利用の申し込み、ユーザ登録を行い、ユーザIDと、パスワード等のユーザ情報を登録する。本医療面接サービス利用時には、ユーザ情報に基づいて、ログインする。すると、本医療面接サービスのメインメニュー画面(不図示)が表示される。
ユーザ情報は、たとえば、患者の医療機関の診察券番号をユーザIDとして、患者の生年月日をパスワードとすることで、事前のユーザ情報の登録なしで本サービスにログインできる構成とすることもできる。
図14は、本発明の実施例1において、ユーザ端末30で症状を選択する画面の例を示す図である。
図14(a)において、画面410では、患者ユーザは気になる症状を3つまで選択する。画面410では、人間の絵の患部に対応する位置に、それぞれ操作ボタンが配置されている。たとえば、体がだるい場合、「全身状態」の操作ボタン412を操作する。「全身状態」の操作ボタン412が操作されると、図14(b)に示すように、さらに詳細な症状を選択するウインドウ画面414が表示される。たとえば、熱がある場合、「発熱」の操作ボタン416を操作する。
このとき、キーワード取得部103は、患者ユーザが選択した症状の「発熱」を医療テキストとし、発熱があることを示す補足テキスト「あり」を含む、医療用語データ「発熱+あり」を取得する。さらに、キーワード取得部103は、医療用語データ「発熱+なし」を取得する。生成部104は、2つの医療用語データを、患者IDに紐付けて面接結果情報130を生成し、データベース20に記憶する。
患者ユーザが、閉じるボタン418を操作して、ウインドウ画面414を閉じて、次の症状を画面410で選択できる。
たとえば、顔色が悪い場合、「顔・頭」の操作ボタン420を操作する。「顔・頭」の操作ボタン420が操作されると、図示されない、「顔・頭」の詳細な症状を選択するウインドウ画面が表示される。そこで、「顔色が悪い」の操作ボタン(不図示)を操作する。
このとき、キーワード取得部103は、患者ユーザが選択した症状の「顔色が悪い」を医療テキストとし、顔色が悪いことを示す補足テキスト「あり」を含む、医療用語データ「顔色が悪い+あり」とともに、医療用語データ「顔色が悪い+なし」を取得する。
そして、生成部104により、図19(a)に示すような、面接結果情報130が生成される。図19(a)の例では、コードA001110(「顔色が悪い+あり」)とコードA001110^(「顔色が悪い+なし」)の2つの医療用語データが患者IDと紐付けられた面接結果情報130が生成された例を示している。
患者ユーザは、気になる症状をすべて選択し終わった後、次へボタン422を操作する。すると、図15の画面430が表示される。画面430では、気になる症状について、それぞれ3の質問文432が表示される。患者ユーザは各質問を操作すると、各質問文に対する複数の選択肢文を選択するリスト画面が展開されて、それぞれ表示される。図16(a)、図17(a)、および図18(a)が各質問文に対する選択肢文のリスト画面の例を示している。
まず、図16(a)のリスト画面440の例では、「いつからですか?」と、発症の日時を問う質問文442に対する3つの選択肢文444が一覧表示される。図16(b)は、「顔色が悪い」という症状に関連する医療用語データのうち、症状の発症の日時に関する医療用語データの例を示す。
図16(c)は、図16(a)の各選択肢文444と、紐付けられている医療用語データを示している。たとえば、コードQ001111の選択肢文には、コードA001111の医療用語データが紐付けられている。この例では、1つの選択肢文に1つの医療用語データが紐付けられているが、1つの選択肢文には、複数の医療用語データが紐付けられてもよい。そのような例については、後述する。
たとえば、患者ユーザが、「数日前から急激に」の選択肢文444を選択したとすると、患者IDに、さらにコードA001111の医療用語データが紐付けられた面接結果情報130が生成され、データベース20に記憶される。このように選択肢文444が選択されると、リスト画面440は閉じて、画面430に戻る。
図17(a)のリスト画面450の例では、「顔色はどのように悪いですか?」と、症状の性質を問う質問文452に対する3つの選択肢文454が一覧表示される。図17(b)は、「顔色が悪い」に関連する医療用語データのうち、症状の性質に関する医療用語データの例を示す。
図17(c)は、図17(a)の各選択肢文454と、紐付けられている医療用語データを示している。たとえば、コードQ001211の選択肢文には、コードA001211とコードA001212の2つの医療用語データが紐付けられている。また、コードQ001213の選択肢文「なんとなく。」には、医療用語データは紐付けられていない。
たとえば、患者ユーザが、「唇が紫・顔が真っ白。」の選択肢文454を選択したとすると、患者IDに、さらにコードA001211とコードA001212の2つの医療用語データが紐付けられた面接結果情報130が生成され、データベース20に記憶される。このように選択肢文454が選択されると、リスト画面450は閉じて、画面430に戻る。
図18(a)のリスト画面460の例では、「体の具合はどうですか?」と、その他の症状を問う質問文462に対応する3つの選択肢文464が一覧表示される。図18(b)は、図18(a)の各選択肢文464と、紐付けられている医療用語データを示している。たとえば、コードQ001311の選択肢文には、5つの医療用語データが紐付けられている。コードQ001312の選択肢文には、3つの医療用語データが紐付けられている。コードQ001313の選択肢文「特に異常はない」には、医療用語データは紐付けられていない。
たとえば、患者ユーザが、「何となくだるいが生活に支障はない、健診で異常を指摘されたことがある。」の選択肢文464を選択したとすると、患者IDに、さらに対応する3つの医療用語データが紐付けられた面接結果情報130が生成され、データベース20に記憶される。このように選択肢文464が選択されると、リスト画面460は閉じて、画面430に戻る。これで、「顔色が悪い」という症状に関する質問は終了する。他に選択した症状があれば、その症状に関する詳細な質問文の画面が表示され、さらに、患者ユーザは回答していくことになる。
このようにして、図19(b)に示すように、患者IDに、各質問について回答された選択肢に対応する複数の医療用語データが紐付けられて、面接結果情報130として生成され、データベース20に記憶される。
(実施例2)
本実施例2は、比較例1の患者が、本医療説明サービスを利用して、医療面接を受けた場合を例に説明する。
本実施例において、医療面接支援装置のキーワード取得部103は、図21に示すような複数の医療用語データを取得することができる。症状として、「頭痛」と「目の痛み」が選択され、各症状について、詳細な症状の情報が取得される。症状が発症した日時、症状の部位、症状の性質、症状が発症した状況、症状の誘因等に関する質問に対する患者ユーザの回答に基づいて、医療用語データがそれぞれ取得される。
本実施例では、「全身状態」という症状に関する詳細な症状に関する情報として、特定の症状がないことが患者ユーザによって選択された場合、図21の面接結果情報130には、その情報は含まれない。しかし、医療面接サービスとしては、これらの情報も記録され、医師は参照できてもよい。
医師もより多くの適切な情報に基づいて、患者が「帯状疱疹」なのではないかと仮説を立てた上で、診察に臨むことができる。
(比較例1)
図20の紙の問診票を利用して、男性成人の患者が問診を受けた場合を比較例として以下に説明する。
図22に示すように、問診票で取得できる情報は、症状として、頭痛と、目の痛みがあり、既往歴はないことが取得できる。
医師は、この情報に基づいて、診察を行うことになるので、実施例2のような仮説は立てることはできず、診察にて診断を行うことになる。
このように、実施例1に比較して実施例2の方が、より多くの情報が収集できる。実施例2では、情報が多いだけではなく、症状や患者の属性に応じて、必要な情報に絞られているので、適切な情報が取得できる。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明において利用者(たとえば、患者)に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 医療面接支援装置が、
医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、
指定された数までの前記症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、前記医療面接の質問と、前記質問に対する選択肢をそれぞれ表示し、
前記質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得し、
前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得し、
患者の識別情報と前記取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する、
医療面接支援装置のデータ処理方法。
2. 前記医療面接支援装置が、
前記医療用語データを取得する際、
各選択肢の識別情報と、前記各選択肢の内容に対応する前記医療用語データとが、複数の質問に関してそれぞれ紐付けられている関係情報を参照して、前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する、
1.に記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
3. 前記関係情報は、一の質問に関し、異なる数の前記医療用語データに紐付けられた第1および第2の選択肢の識別情報を含み、
前記医療面接支援装置が、
前記医療用語データを取得する際、
一選択肢の識別情報に対応する、少なくとも2つの前記医療用語データを取得する、
2.に記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
4. 前記医療面接支援装置が、さらに、
第一および第二の患者ユーザの各属性に基づいて、同一内容の質問に対する同一内容の選択肢を異なる表現で、各患者ユーザに向けてそれぞれ出力し、
前記識別情報を取得する際、同一内容の質問に対して異なる表現でそれぞれ出力された同一内容の選択肢が、前記第一および第二の患者ユーザによりそれぞれ選択された場合に、異なる表現の同一内容の各選択肢の識別情報をそれぞれ取得し、
前記医療用語データを取得する際、前記第一および第二の患者ユーザに関し、異なる表現の同一内容の各選択肢の識別情報に紐付けられた、同一の医療用語データをそれぞれ取得する、
1.から3.いずれか1つに記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
5. 前記症状を示す選択肢の数および前記質問に対する選択肢の数は、ともに3である1.から4.いずれか一つに記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
6. 前記医療面接支援装置が、
前記第2の画面に、前記選択された症状毎に3つの質問を表示する1.から5.いずれか一つに記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
7. 前記医療用語データは、症状、既往歴、薬剤歴、社会歴、海外渡航歴、およびアレルギー情報の少なくとも一つを示す、
1.から6.のいずれか1つに記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
8. 前記医療用語データは、各選択肢の内容に対応する専門医療用語で表現される医療テキストと、その医療テキストの内容を補足説明する補足テキストと、を含む文字列データである、
1.から7.いずれか1つに記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
9. 前記医療面接支援装置が、
前記医療用語データを取得する際、各選択肢の識別情報と、前記各選択肢の内容に対応する前記医療用語データとが、複数の質問に関してそれぞれ紐付けられている関係情報を参照することにより、取得された選択肢の識別情報に紐付けられた、或る症状が有ることを示す第1の医療用語データと、前記症状が無いことを示す第2の医療用語データとを取得し、
前記患者の前記識別情報と、前記取得された第1の医療用語データとともに第2の医療用語データとを関連付けて前記面接結果情報を生成する、
8.に記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
10.前記医療面接支援装置が、さらに、
生成された前記面接結果情報が蓄積されたデータベースから、文字列を検索キーとして用いて、医療用語データに紐付けられた患者の識別情報を抽出し、
患者の識別情報と、第1の医療テキストの示す症状が有ることを示す第1の医療用語データと、前記第1の医療テキストが示す症状が無いことを示す第2の医療用語データとを関連付けた前記面接結果情報を生成し、
患者の識別情報と、第2の医療テキストの示す症状が有ることを示す第3の医療用語データと、前記第2の医療テキストが示す症状が無いことを示す第4の医療用語データとを関連付けた前記面接結果情報を生成し、
前記検索キーとして、前記第1の医療テキストと、前記第1の医療テキストの示す症状が有ることを示す補足テキストを含む第1の文字列と、前記第2の医療テキストと、前記第2の医療テキストの示す症状がないことを示す補足テキストを含む第2の文字列とを受け付けた場合、
前記第1の文字列により抽出される前記第1の医療用語データに関連付けられた患者の前記識別情報の集合から、前記第2の文字列により抽出される前記第4の医療用語データに関連付けられた患者の前記識別情報の集合を差し引いて、該当する患者の識別情報を抽出する、
9.に記載の医療面接支援装置のデータ処理方法。
11. コンピュータに、
医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示する手順、
指定された数までの前記症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、前記医療面接の質問と、前記質問に対する選択肢をそれぞれ表示する手順、
前記質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得する手順、
前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する手順、
患者の識別情報と前記取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する手順、
を実行させるためのプログラム。
12. 前記医療用語データを取得する手順において、
各選択肢の識別情報と、前記各選択肢の内容に対応する前記医療用語データとが、複数の質問に関してそれぞれ紐付けられている関係情報を参照して、前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する手順をコンピュータに実行させるための、
11.に記載のプログラム。
13. 前記関係情報は、一の質問に関し、異なる数の前記医療用語データに紐付けられた第1および第2の選択肢の識別情報を含み、
前記医療用語データを取得する手順において、一選択肢の識別情報に対応する、少なくとも2つの前記医療用語データを取得する手順をコンピュータに実行させるための、
12.に記載のプログラム。
14. 第一および第二の患者ユーザの各属性に基づいて、同一内容の質問に対する同一内容の選択肢を異なる表現で、各患者ユーザに向けてそれぞれ出力する手順、
同一内容の質問に対して異なる表現でそれぞれ出力された同一内容の選択肢が、前記第一および第二の患者ユーザによりそれぞれ選択された場合に、異なる表現の同一内容の各選択肢の識別情報をそれぞれ取得する手順、
前記第一および第二の患者ユーザに関し、異なる表現の同一内容の各選択肢の識別情報に紐付けられた、同一の医療用語データをそれぞれ取得する手順、をさらにコンピュータに実行させるための、
11.から13.いずれか1つに記載のプログラム。
15. 前記症状を示す選択肢の数および前記質問に対する選択肢の数は、ともに3である11.から14.いずれか一つに記載のプログラム。
16. 前記第2の画面に、前記選択された症状毎に3つの質問を表示する手順をコンピュータに実行させるための、11.から15.いずれか一つに記載のプログラム。
17. 前記医療用語データは、症状、既往歴、薬剤歴、社会歴、海外渡航歴、およびアレルギー情報の少なくとも一つを示す、
11.から16.のいずれか1つに記載のプログラム。
18. 前記医療用語データは、各選択肢の内容に対応する専門医療用語で表現される医療テキストと、その医療テキストの内容を補足説明する補足テキストと、を含む文字列データである、
11.から17.いずれか1つに記載のプログラム。
19. 各選択肢の識別情報と、前記各選択肢の内容に対応する前記医療用語データとが、複数の質問に関してそれぞれ紐付けられている関係情報を参照することにより、取得された前記選択肢の前記識別情報に紐付けられた、或る症状が有ることを示す第1の医療用語データと、前記症状が無いことを示す第2の医療用語データとを取得いる手順、
前記患者の前記識別情報と、前記取得された第1の医療用語データとともに第2の医療用語データとを関連付けて前記面接結果情報を生成する手順、をさらにコンピュータに実行させるための、
18.に記載のプログラム。
20. 生成された前記面接結果情報が蓄積されたデータベースから、文字列を検索キーとして用いて、医療用語データに紐付けられた患者の識別情報を抽出する手順、
患者の識別情報と、第1の医療テキストの示す症状が有ることを示す第1の医療用語データと、前記第1の医療テキストが示す症状が無いことを示す第2の医療用語データとを関連付けた前記面接結果情報を生成する手順、
患者の識別情報と、第2の医療テキストの示す症状が有ることを示す第3の医療用語データと、前記第2の医療テキストが示す症状が無いことを示す第4の医療用語データとを関連付けた前記面接結果情報を生成する手順、
前記検索キーとして、前記第1の医療テキストと、前記第1の医療テキストの示す症状が有ることを示す補足テキストを含む第1の文字列と、前記第2の医療テキストと、前記第2の医療テキストの示す症状がないことを示す補足テキストを含む第2の文字列とを受け付けた場合、
前記第1の文字列により抽出される前記第1の医療用語データに関連付けられた患者の前記識別情報の集合から、前記第2の文字列により抽出される前記第4の医療用語データに関連付けられた患者の前記識別情報の集合を差し引いて、該当する患者の識別情報を抽出する手順、をさらにコンピュータに実行させるための、19.に記載のプログラム。
1 医療システム
3 ネットワーク
10 サーバ装置
20 データベース
30 ユーザ端末
60 コンピュータ
62 CPU
64 メモリ
66 ストレージ
68 I/O
69 バス
70 プログラム
100 医療面接支援装置
102 ID取得部
103 キーワード取得部
104 生成部
106 表示部
112 質問文
114 選択肢
116 医療テキスト
118 補足テキスト
120 医療用語データ
130 面接結果情報
200 医療面接支援装置
202 出力部
204 医療面接情報記憶部
300 医療面接支援装置
302 検索部
320 医療用語データ
322 識別情報
322 コード
324 医療テキスト
326 補足テキスト

Claims (12)

  1. 医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、
    指定された数までの前記症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、前記医療面接の質問と、前記質問に対する選択肢をそれぞれ表示する表示手段と、
    前記質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する医療用語データ取得手段と、
    患者の識別情報と前記取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する生成手段と、
    を備える医療面接支援装置。
  2. 前記医療用語データ取得手段は、
    各選択肢の識別情報と、前記各選択肢の内容に対応する前記医療用語データとが、複数の質問に関してそれぞれ紐付けられている関係情報を参照して、前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する、
    請求項1に記載の医療面接支援装置。
  3. 前記関係情報は、一の質問に関し、異なる数の前記医療用語データに紐付けられた第1および第2の選択肢の識別情報を含み、
    前記医療用語データ取得手段は、一選択肢の識別情報に対応する、少なくとも2つの前記医療用語データを取得する、
    請求項2に記載の医療面接支援装置。
  4. 第一および第二の患者ユーザの各属性に基づいて、同一内容の質問に対する同一内容の選択肢を異なる表現で、各患者ユーザに向けてそれぞれ出力する出力手段、
    をさらに備え、
    前記識別情報取得手段は、同一内容の質問に対して異なる表現でそれぞれ出力された同一内容の選択肢が、前記第一および第二の患者ユーザによりそれぞれ選択された場合に、異なる表現の同一内容の各選択肢の識別情報をそれぞれ取得し、
    前記医療用語データ取得手段は、前記第一および第二の患者ユーザに関し、異なる表現の同一内容の各選択肢の識別情報に紐付けられた、同一の医療用語データをそれぞれ取得する、
    請求項1から3いずれか1項に記載の医療面接支援装置。
  5. 前記症状を示す選択肢の数および前記質問に対する選択肢の数は、ともに3である請求項1から4いずれか一項に記載の医療面接支援装置。
  6. 前記表示手段は、前記第2の画面に、前記選択された症状毎に3つの質問を表示する請求項1から5いずれか一項に記載の医療面接支援装置。
  7. 前記医療用語データは、症状、既往歴、薬剤歴、社会歴、海外渡航歴、およびアレルギー情報の少なくとも一つを示す、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の医療面接支援装置。
  8. 前記医療用語データは、各選択肢の内容に対応する専門医療用語で表現される医療テキストと、その医療テキストの内容を補足説明する補足テキストと、を含む文字列データである、
    請求項1から7いずれか1項に記載の医療面接支援装置。
  9. 前記医療用語データ取得手段は、各選択肢の識別情報と、前記各選択肢の内容に対応する前記医療用語データとが、複数の質問に関してそれぞれ紐付けられている関係情報を参照することにより、前記識別情報取得手段により取得された選択肢の識別情報に紐付けられた、或る症状が有ることを示す第1の医療用語データと、前記症状が無いことを示す第2の医療用語データとを取得し、
    前記生成手段は、前記患者の前記識別情報と、前記取得された第1の医療用語データとともに第2の医療用語データとを関連付けて前記面接結果情報を生成する、
    請求項8に記載の医療面接支援装置。
  10. 前記生成手段により生成された前記面接結果情報が蓄積されたデータベースから、文字列を検索キーとして用いて、医療用語データに紐付けられた患者の識別情報を抽出する検索手段をさらに備え、
    前記生成手段は、
    患者の識別情報と、第1の医療テキストの示す症状が有ることを示す第1の医療用語データと、前記第1の医療テキストが示す症状が無いことを示す第2の医療用語データとを関連付けた前記面接結果情報を生成し、
    患者の識別情報と、第2の医療テキストの示す症状が有ることを示す第3の医療用語データと、前記第2の医療テキストが示す症状が無いことを示す第4の医療用語データとを関連付けた前記面接結果情報を生成し、
    前記検索手段は、
    前記検索キーとして、前記第1の医療テキストと、前記第1の医療テキストの示す症状が有ることを示す補足テキストを含む第1の文字列と、前記第2の医療テキストと、前記第2の医療テキストの示す症状がないことを示す補足テキストを含む第2の文字列とを受け付けた場合、
    前記第1の文字列により抽出される前記第1の医療用語データに関連付けられた患者の前記識別情報の集合から、前記第2の文字列により抽出される前記第4の医療用語データに関連付けられた患者の前記識別情報の集合を差し引いて、該当する患者の識別情報を抽出する、
    請求項9に記載の医療面接支援装置。
  11. 医療面接支援装置が、
    医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、
    指定された数までの前記症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、前記医療面接の質問と、前記質問に対する選択肢をそれぞれ表示し、
    前記質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得し、
    前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得し、
    患者の識別情報と前記取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する、
    医療面接支援装置のデータ処理方法。
  12. コンピュータに、
    医療面接用の第1の画面に、それぞれが症状を示す選択肢を、選択すべき選択肢の数とともに表示し、
    指定された数までの前記症状の選択肢が選択されたときに、選択された症状毎の第2の画面に、前記医療面接の質問と、前記質問に対する選択肢をそれぞれ表示する手順、
    前記質問に対する選択肢を互いに識別する複数の識別情報の中から、患者ユーザにより選択された選択肢の識別情報を取得する手順、
    前記取得された選択肢の識別情報に対応する医療用語データを取得する手順、
    患者の識別情報と前記取得された医療用語データとを関連付けた面接結果情報を生成する手順、
    を実行させるためのプログラム。
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