JP2014211717A - 医療情報処理装置及び医療情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の臨床項目と各臨床項目の状態指標とを含む補助診断票の内容を、漏洩なくかつ容易に、他の医療システムに伝達可能とする。【解決手段】医療情報処理装置は、複数の臨床項目と、各臨床項目における患者の状態に適合する状態指標とを含む補助診断票を表す画面を表示部に表示させる表示制御部と、当該補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、各臨床項目についての状態指標をそれぞれ示す、複数の状態指標データを保持するデータ保持部と、データ保持部で保持されるいずれか複数の臨床項目に対応する複数の状態指標データを符号化することにより、文字列データの診断票内容コードを生成するコード生成部と、コード生成部により生成された診断票内容コードを指定方法で出力する出力処理部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、問診結果、検査結果、診察結果等のような医師による診断を補助する各種情報を管理する技術に関する。
医療現場において、患者の病状は、問診結果、検査結果、診察結果等のような様々な情報に基づいて、診断される。以降、このような医療診断を補助する情報は、診断補助情報とも表記される。診断補助情報は、様々な診察過程において、様々な種類の疾患に対して利用される。例えば、診断補助情報は、問診票を用いて患者により入力される。また、問診票の内容、血液検査等の検査結果、及び、医師による診断結果が、全てまとめられて1つの票として利用される場合もある。
以降、このような診断補助情報をまとめた票を補助診断票と表記する。このため、補助診断票には、問診票、血液検査票等のような、医療現場で利用される各種票が含まれる。また、この補助診断票に含まれる項目を臨床項目と表記し、各臨床項目で示される患者の状態に適合する指標を状態指標と表記する。臨床項目は、例えば、問診票の各設問であり、血液検査やレントゲン検査等の各種検査の項目であり、医師の診察項目である。状態指標は、例えば、問診票の各設問に対する回答であり、各検査項目の結果であり、各診察項目の結果である。
下記特許文献1は、自動問診システムを提案する。この自動問診システムは、患部領域ごとの質問文と複数の回答とを同一画面に表示し、患者による選択された回答を集計し、作成された問診データを医療システムに転送する。
特開2007−102743号公報
上述の提案手法では、自動問診システムで生成された問診データを電子カルテシステム等のような他の医療システムで利用するためには、自動問診システムと他の医療システムとの間に、専用データベース等のような専用のデータインタフェースが必要となる。例えば、電子カルテに当該問診データを反映させるためには、当該問診データに含まれる複数の質問項目と各質問項目に対する回答との対応関係を格納又は表示し得るフィールドを電子カルテシステムに設ける必要がある。
一方、問診票の内容のような診断補助情報は、プライバシー性の高い情報である。よって、システム間連携時においても、当該診断補助情報が、第3者に容易に漏洩することを防ぐことが望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数の臨床項目と各臨床項目の状態指標とを含む補助診断票の内容を、漏洩なくかつ容易に、他の医療システムに伝達可能とする技術を提供することにある。
本発明の各側面では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の側面は、医療情報処理装置に関する。第1の側面に係る医療情報処理装置は、複数の臨床項目と、各臨床項目における患者の状態に適合する状態指標とを含む補助診断票を表す画面を表示部に表示させる表示制御部と、当該補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、各臨床項目についての状態指標をそれぞれ示す、複数の状態指標データを保持するデータ保持部と、データ保持部で保持されるいずれか複数の臨床項目に対応する複数の状態指標データを符号化することにより、文字列データの診断票内容コードを生成するコード生成部と、コード生成部により生成された診断票内容コードを指定方法で出力する出力処理部と、を有する。
第2の側面は、少なくとも1つのコンピュータに実行される医療情報処理方法に関する。第2の側面に係る医療情報処理方法は、複数の臨床項目と、各臨床項目における患者の状態に適合する状態指標とを含む補助診断票を表す画面を表示部に表示させ、当該補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、各臨床項目についての状態指標をそれぞれ示す、複数の状態指標データを保持し、保持されるいずれか複数の臨床項目に対応する複数の状態指標データを符号化することにより、文字列データの診断票内容コードを生成し、生成された診断票内容コードを指定方法で出力する、ことを含む。
なお、本発明の他の側面としては、上記第2の側面の方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
上記各側面によれば、複数の臨床項目と各臨床項目の状態指標とを含む補助診断票の内容を、漏洩なくかつ容易に、他の医療システムに伝達可能とすることができる。
本発明の実施の形態に係る医療情報処理装置の構成例を概念的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る医療情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 第1実施例における診断支援システムのハードウェア構成例を概念的に示す図である。 第1実施例における問診用端末の処理構成例を概念的に示す図である。 問診票画面の具体例を示す図である。 回答を含む問診票画面の具体例を示す図である。 第1実施例における診察用端末の処理構成例を概念的に示す図である。 診断票画面の具体例を示す図である。 データ生成部により生成されるテキストデータの例を示す図である。 第1実施例における支援サーバの処理構成例を概念的に示す図である。 問診用端末が利用される場面での、第1実施例における診断支援システムの動作例を示すフローチャートである。 診察用端末で問診票画面が利用される場面での、第1実施例における診断支援システムの動作例を示すフローチャートである。 診察用端末で診断票画面が利用される場面での、第1実施例における診断支援システムの動作例を示すフローチャートである。 第2実施例における問診用端末の処理構成例を概念的に示す図である。 問診票及びQRコード(登録商標)画像の印刷イメージの例を示す図である。 第2実施例における診察用端末の処理構成例を概念的に示す図である。 第2実施例における支援サーバの処理構成例を概念的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
[実施形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る医療情報処理装置100の構成例を概念的に示す図である。図1に示されるように、医療情報処理装置100は、表示制御部101、データ保持部102、コード生成部103、及び、出力処理部104を有する。医療情報処理装置100は、例えば、後述する詳細実施形態(各実施例)における問診用端末10と同様のハードウェア構成を有し(図3参照)、その問診用端末10と同様にプログラムが処理されることで、上述の各処理部が実現される。但し、医療情報処理装置100は、図3に例示される支援サーバ50から画面データを提供されることなく、医療情報処理装置100自身で保持するデータで、補助診断票を表す画面を表示させるようにしてもよい。
次に、本発明の実施の形態に係る医療情報処理方法について図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る医療情報処理装置100の動作例を示すフローチャートである。但し、医療情報処理装置100により実行される各工程は、図2に示される順番に制限されず、内容的に支障のない範囲でその順番は変更され得る。また、以下の説明では、医療情報処理装置100の各処理部が当該医療情報処理方法の実行主体となるが、少なくとも1つのコンピュータが実行主体となってもよい。
表示制御部101は、補助診断票を表す画面を表示部に表示させる(S101)。補助診断票は、上述したように、医療診断を補助する情報をまとめた票であり、複数の臨床項目と、各臨床項目における患者の状態に適合する状態指標とを含む。本実施形態は、補助診断票に含まれる臨床項目自体及び状態指標自体を制限しないし、各臨床項目の状態指標の取得方法についても制限しない。各状態指標は、患者により入力されてもよいし、医師により入力されてもよいし、医療事務等の他の者により入力されてもよい。
続いて、データ保持部102は、当該補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、それら各臨床項目についての状態指標をそれぞれ示す、複数の状態指標データを保持する(S102)。このとき、補助診断票に含まれる全ての臨床項目に対応する複数の状態指標データが保持されてもよいし、当該全ての臨床項目の中のいずれか複数の臨床項目に対応する複数の状態指標データが保持されてもよい。
コード生成部103は、データ保持部102に保持される当該いずれか複数の臨床項目に対応する複数の状態指標データを符号化することにより、文字列データの診断票内容コードを生成する(S103)。
出力処理部104は、コード生成部103により生成された診断票内容コードを指定方法で出力する(S104)。ここで指定方法には、表示、印刷、送信等のような出力方法、診断票内容コードの複数次元コード画像化等のような出力形態等を含む。指定方法は、予め指定されていてもよいし、医師等のユーザによりGUI(Graphical User Interface)を介して指定されてもよい。
また、本発明の実施形態は、上述の医療情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。
〔実施形態における作用及び効果〕
このように、本実施形態では、複数の臨床項目からなる補助診断票の内容が文字列データという汎用的なデータ形式に変換され、文字列データである診断票内容コードが出力される。出力された診断票内容コードは、医師や医療事務等のユーザにより手動で、電子カルテシステム等の他の医療システムに入力されてよいし、汎用OS(Operating System)のクリップボード機能等のような汎用アプリケーションの機能を用いて当該他の医療システムに取り込まれてもよいし、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やソケット通信等を用いて電文により伝送され、自動で当該他の医療システムに取り込まれてもよい。つまり、電子カルテシステム等の他の医療システムは、テキスト型のデータフィールドさえあれば、そのデータフィールドに、補助診断票の内容を含む診断票内容コードを取り込んで利用することができる。
従って、本実施形態によれば、専用データベース等のような専用のデータインタフェースを用いることなく、容易に、複数の臨床項目と各臨床項目の状態指標とを含む補助診断票の内容を他の医療システムに伝達することができる。
更に、本実施形態では、診断票内容コードは、複数の臨床項目に対応する複数の状態指標データが符号化されたデータである。従って、医療情報処理装置100から他の医療システムへ送られる間に、診断票内容コードがユーザに視認されたとしても、その視認したユーザは、補助診断票の内容を把握することはできない。即ち、本実施形態によれば、補助診断票の内容の漏洩を防ぐことができる。
以下、上述の実施形態について更に詳細を説明する。以下には、詳細実施形態として各実施例が例示される。以下の各実施例は、上述の実施形態(医療情報処理装置100、医療情報処理方法等)を診断支援システムに適用した場合の例である。但し、上述の実施形態は、問診票のみを管理対象とする問診システム等のように、医療現場で利用される様々なシステムに適用可能である。以下の各実施例の説明では、上述の実施形態と異なる内容が中心に説明され、上述の実施形態と同様の内容については適宜省略される。
[第1実施例]
第1実施例における診断支援システムは、上述のような補助診断票に関する入力支援、閲覧支援、データ管理、外部インタフェース処理等を行う。第1実施例では、補助診断票として、リウマチ性疾患の評価に利用されるHAQ(Health Assessment Questionnaire)、DASH(Disabilities of the Arm, Shoulder and Hand)、Hand20、PREE(Patient-rated Elbow Evaluation)日本語版、DAS(Disease Activity Score)28が例示される。これらの補助診断票における臨床項目及び選択肢並びにスコア算定手法は、世界的に標準化されている。第1実施例における診断支援システムは、このような複数種の補助診断票をサポートし、患者の症状に応じて各種の補助診断票の使い分けを可能とする。
これら補助診断票の中のDAS28以外は、問診票と呼ぶことができ、DAS28は、医師による問診結果、血液検査の結果、及び、医師による診断結果が含まれるため、単なる問診票と呼ぶことは難しい。以降、DAS28以外を問診票と表記し、DAS28を診断票と表記することで、補助診断票を必要に応じて問診票と診断票とに区別して表記することとする。
〔システム構成〕
図3は、第1実施例における診断支援システム1のハードウェア構成例を概念的に示す図である。第1実施例における診断支援システム1は、問診用端末10、診察用端末30、支援サーバ50等を有する。問診用端末10、診察用端末30及び支援サーバ50は、通信網9を介して相互に通信可能に接続される。また、診断支援システム1は、その通信網9を介して、他の医療システムと通信可能に接続される。
図3では、他の医療システムとして、電子カルテシステム80及び検査システム90が例示されている。電子カルテシステム80は、電子カルテを実現する一般的な仕組みを持つシステムである。検査システム90は、血液検査、レントゲン検査等のような各種検査の結果のデータを管理するシステムである。第1実施例における診断支援システム1は、電子カルテシステム80及び検査システム90のような他の医療システムに補助診断票の内容を提供する。本実施例は、他の医療システム自体を制限しない。
通信網9は、無線通信網及び有線通信網の少なくとも1つにより形成される。また、通信網9は、インターネット、キャリア網等のような公衆網を含んでもよいし、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)等により実現されてもよい。本実施例では、各ノード間の通信形態は制限されない。
問診用端末10は、患者や医療事務等により操作され、補助診断票の中の問診票に対して患者の状態に適合する回答(状態指標)を入力するためのコンピュータである。以降、問診用端末10のユーザを問診回答ユーザと表記する。
診察用端末30は、医師により診断を行う際に利用されるコンピュータである。診察用端末30は、電子カルテシステム80、検査システム90等の各種医療システムにアクセスする。例えば、診察用端末30は、電子カルテシステム80から提供される電子カルテの閲覧及び編集を可能とする。また、診察用端末30は、検査システム90から提供される検査結果を取得する。また、診察用端末30は、支援サーバ50から提供される診断票に対する状態指標の入力や内容の閲覧等を可能とする。
支援サーバ50は、補助診断票に対して入力された状態指標のデータを管理し、補助診断票を表す画面の表示のための画面データを問診用端末10や診察用端末30に提供するサーバコンピュータである。
〔装置構成〕
問診用端末10は、いわゆるコンピュータであり、例えば、バスで相互に接続される、CPU(Central Processing Unit)2、メモリ3、通信装置4、入出力インタフェース(I/F)5等を有する。メモリ3は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク等である。通信装置4は、通信網9を介して支援サーバ50と通信を行う。入出力I/F5は、表示装置6や入力装置7のようなユーザインタフェース装置や、印刷装置(図示せず)、可搬型記録媒体などと接続され得る。
入力装置7は、キーボード、マウス等のようなユーザ操作の入力を受け付ける装置である。表示装置6は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどである。但し、表示装置6及び入力装置7は、タッチパネルユニットとして実現されてもよい。問診用端末10は、モバイル端末であってもよいし、デスクトップ型端末であってもよい。
診察用端末30及び支援サーバ50もいわゆるコンピュータであり、問診用端末10と同様のハードウェア構成を有する。本実施例は、問診用端末10、診察用端末30及び支援サーバ50のハードウェア構成を制限しない。
〔処理構成〕
《問診用端末》
図4は、第1実施例における問診用端末10の処理構成例を概念的に示す図である。第1実施例における問診用端末10は、表示制御部11、データ保持部12、スコア算出部13、コード生成部14、出力処理部16等を有する。これら各処理部は、例えば、CPU2によりメモリ3に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。また、当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)、メモリカード等のような可搬型記録媒体や、通信網9を介して支援サーバ50等の他のコンピュータからインストールされ、メモリ3に格納されてもよい。
表示制御部11は、支援サーバ50から提供される画面データに基づいて、問診票を表す画面(問診票画面)を表示装置6に表示させる。このとき、問診票画面には、問診票の種別(HAQ、DASH等)に応じて決められている、問診票の設問や、各設問の選択肢などが含まれる。更に、問診票画面には、患者を識別するための患者番号を入力するためのフィールド、及び、記入日時を入力するためのフィールドも含まれる。表示制御部11は、記入日時を自動で設定するようにしてもよい。
図5は、問診票画面の具体例を示す図である。図5の例では、HAQの問診票画面が例示される。図5の例に示されるように、問診票画面には、複数の設問及び各設問の選択肢が含まれ、更に、医療スコアを表示するフィールドF1、患者番号を表示するフィールドF2、記入日時を表示するフィールドF3、診断票内容コード(HAQ−Codeと表記)を表示するフィールドF4が含まれる。
また、図5の例に示されるように、補助診断票の状態指標のデータ形式は、臨床項目に応じて異なる場合がある。設問(臨床項目)Q1、Q2、Q3及びQ4の状態指標は、4つの選択肢の中の1つに対応し、1桁の4進数数値で示される。一方、設問(臨床項目)Q5及びQ6は、YES又はNOの2つの選択肢を持つ複数の内部項目を含む。具体的には、設問Q5は7つの内部項目を含み、設問Q6は4つの内部項目を含む。よって、設問Q5の状態指標は、7桁の2進数数値で示され、設問Q6の状態指標は、4桁の2進数数値で示される。各桁が、各内部項目にそれぞれ対応付けられる。
表示制御部11は、問診票画面に対する問診回答ユーザによる入力操作に応じて、入力された回答を示す状態指標データや、入力された患者番号データや、入力された記入日データを取得し、これらデータをデータ保持部12に保持させる。また、表示制御部11は、問診票画面に含まれる機能ボタンに対する問診回答ユーザによる入力操作を検出する。
図6は、回答を含む問診票画面の具体例を示す図である。図6の例に示されるように、表示制御部11は、各設問及び各内部項目の選択肢のうち、患者の状態に適合する状態指標として選択された選択肢に所定マーク(図6ではチェックマーク)を付す。図6の例では、表示制御部11は、設問Q1の状態指標データ「1」を、設問Q2の状態指標データ「2」を、設問Q3の状態指標データ「3」を、設問Q4の状態指標データ「2」をデータ保持部12に保持させる。また、表示制御部11は、設問Q5の状態指標データ「0100011」を、設問Q6の状態指標データ「0010」をデータ保持部12に保持させる。
データ保持部12は、問診回答ユーザにより入力された各設問(臨床項目)についての回答(状態指標)をそれぞれ示す、複数の状態指標データを保持する。
スコア算出部13は、問診票に含まれるいずれか複数の設問に対応し、かつ、データ保持部12に保持される、いずれか複数の状態指標データから医療スコアデータを算出する。具体的には、スコア算出部13は、問診票の種別を判定し、その種別に対応する計算方法を選択し、その計算方法で必要となる複数の状態指標データをデータ保持部12から取得し、取得された複数の状態指標データをその選択された計算方法に適用する。スコア算出部13は、問診票の種別ごとに計算ロジックを予め持っている。
スコア算出部13により算出された医療スコアデータは、表示制御部11により問診票画面に反映される。これにより、図5及び図6に示されるフィールドF1に、スコア算出部13により算出された医療スコアが表示される。スコア算出部13は、表示制御部11が問診票画面に含まれる計算ボタンB1が押下されたことを検出することで、処理を開始するようにしてもよい。
コード生成部14は、データ保持部12で保持されるいずれか複数の臨床項目に対応する複数の状態指標データを符号化することにより、文字列データの診断票内容コードを生成する。具体的には、コード生成部14は、問診票の種別を判定し、その種別に対応する設問の構成及び状態指標のデータ形式を認識し、各設問の状態指標に対応するデータ形式に基づく並び順で、複数の状態指標データをソートし、ソートされたデータ列を符号化することで、診断票内容コードを生成する。本実施例は、複数種別の問診票(補助診断票)をサポートしているため、コード生成部14は、対応する補助診断票の種別を示す種別データを診断票内容コードに含ませる。
以下、診断票内容コードの具体的生成方法について説明する。ここで、問診票が次のような設問の構成及び状態指標データを持つと仮定する。
Q1=四択設問、状態指標データ「3」
Q2=四択設問、状態指標データ「2」
Q3=四択設問、状態指標データ「0」
Q4=二択の内部項目を7つ持つ設問、状態指標データ「0110001」
Q5=四択設問、状態指標データ「1」
Q6=二択の内部項目を4つ持つ設問、状態指標データ「0110」
コード生成部14は、まず、同じデータ形式の設問毎に、設問の並び順で状態指標データを並べる。
Q1、Q2、Q3及びQ5=「3201」
Q4及びQ6=「01100010110」
次に、コード生成部14は、それぞれの数値列を2進数に変換し、ハイフン「−」を挟んで合わせる。
「11100001−01100010110」
続いて、コード生成部14は、上記2進数を36進数に変換する。
「69−LY」
コード生成部14は、更に、チェックデジット「D」、及び、問診票の種別を示す種別データ「HAQ」を追加する。
「HAQ69−LY−D」
最後に、コード生成部14は、上記データを文字列データ(文字コード)に変換し、得られた文字列データを診断票内容データとする。但し、本実施例は、診断票内容データから、回答を含む問診票を復元することができるのであれば、診断票内容データの生成方法を、上述のような方法に制限しない。コード生成部14は、表示制御部11が問診票画面に含まれる計算ボタンB1が押下されたことを検出することで、処理を開始するようにしてもよい。
出力処理部16は、コード生成部14により生成された診断票内容コードを指定方法で出力する。具体的には、出力処理部16は、コード生成部14により生成された診断票内容コードを問診票画面に反映させるように表示制御部11に指示する。これにより、図5及び図6に示されるフィールドF4に、その診断票内容コードが表示される。更に、出力処理部16は、その診断票内容コードを、患者番号データ及び記入日時データと共に支援サーバ50に送信する。
《診察用端末》
図7は、第1実施例における診察用端末30の処理構成例を概念的に示す図である。第1実施例における診察用端末30は、表示制御部31、データ保持部32、スコア算出部33、コード生成部34、データ生成部35、出力処理部36等を有する。これら各処理部は、例えば、CPU2によりメモリ3に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。また、当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)、メモリカード等のような可搬型記録媒体や、通信網9を介して支援サーバ50等の他のコンピュータからインストールされ、メモリ3に格納されてもよい。
表示制御部31は、上述の表示制御部11と同様に、問診票画面を診察用端末30の表示装置6に表示させる。表示制御部31は、その問診票画面に対して入力された患者番号データを取得し、その患者番号データを含むデータ要求を支援サーバ50に送り、支援サーバ50からのそのデータ要求の応答に基づいて、既に問診回答ユーザにより入力された回答を含む問診票画面を表示させる。医師は、問診票画面のフィールドF2に対象患者の患者番号を入力することで、全ての患者の問診票の内容を閲覧することができる。
更に、表示制御部31は、医師の指定に応じて、支援サーバ50から対応する画面データを取得し、この画面データに基づいて、診断票(DAS28)を表す画面(診断票画面)を診察用端末30の表示装置6に表示させることもできる。医師は、患者の病状に応じて、DAS28の票を選択的に表示させることができる。
図8は、診断票画面の具体例を示す図である。図8の例では、DAS28の票画面が例示される。診断票画面には、問診票画面と同様に、患者番号を表示するフィールドF11、記入日時を表示するフィールドF12、診断票内容コード(DAS28−Codeと表記)を表示するフィールドF13が含まれる。また、図8に示されるように、DAS28の診断票には、所定の複数の関節の中から疼痛関節及び腫脹関節をそれぞれ指定する2つの臨床項目(フィールドI1及びI2)と、指定された疼痛関節の数を示す臨床項目(フィールドI3)と、指定された腫脹関節の数を示す臨床項目(フィールドI4)とが含まれる。更に、DAS28の診断票には、血液検査の結果が状態指標となる臨床項目I5及びI6、及び、医師による問診や診察の結果が状態指標となる臨床項目I7、I8及びI9が含まれる。また、診断票画面のフィールドF15、F16、F17及びF18には、いずれか複数の臨床項目の状態指標から算出される医療スコアが設定される。
表示制御部31は、診断票画面に対する医師による入力操作に応じて、入力された状態指標を示す状態指標データや、入力された患者番号データや、入力された記入日時データを取得し、これらデータをデータ保持部32に保持させる。図8の例では、臨床項目I1及びI2の状態指標データは、所定の関節の数に対応する桁の2進数数値となる。表示制御部31は、臨床項目I1及びI2で指定された関節数の合計を臨床項目I3及びI4に自動設定することもできる。臨床項目I3からI9の状態指標データは、整数又は実数の数値となる。
また、表示制御部31は、診断票画面に含まれる機能ボタンに対する医師による入力操作を検出する。表示制御部31は、参照ボタンB12及びB13の押下を検出すると、後述するデータ取得部37により取得された検査結果データを臨床項目I5及びI6の状態指標データとして診断票画面に設定すると共に、当該検査結果を状態指標データとしてデータ保持部32に保持させる。
更に、表示制御部31は、補助診断票画面に含まれる復元ボタン(図5及び図6の復活ボタンB5又は図8の復活ボタンB15)の押下を検出すると、フィールドF4又はフィールドF13に設定されている診断票内容コードと共に、復元要求を支援サーバ50に送信する。表示制御部31は、その復元要求に応じて、診断票内容コードから復元された補助診断票画面のための画面データを支援サーバ50から取得し、その画面データに基づいて補助診断票画面を更新する。これにより、診断票内容コードに符号化されている補助診断票の内容が表示されることになる。
データ取得部37は、検査システム90で管理される検査結果の中の、診断票の臨床項目に対応する検査結果を示す、検査結果データを検査システム90から取得する。データ取得部37は、図8の例で示される参照ボタンB12及びB13の押下が検出されることを契機に、対応する検査結果データを取得するようにしてもよい。
データ保持部32は、上述のデータ保持部12と同様に、問診票に関する複数の状態指標データを保持する。更に、データ保持部32は、上述のような診断票画面に対し設定された複数の状態指標データを保持する。上述したように、データ保持部32により保持される状態指標データには、データ取得部37により取得された検査結果データが含まれる。
スコア算出部33は、上述のスコア算出部13と同様に、問診票に関する医療スコアデータを算出する。更に、スコア算出部33は、上述のような診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、データ保持部32に保持される、いずれか複数の状態指標データから医療スコアデータを算出する。図8の例によれば、スコア算出部33は、補助診断票の種別としてDAS28を特定し、DAS28に対応する計算方法で必要となる複数の状態指標データをデータ保持部12から取得し、取得された複数の状態指標データをその計算方法に適用する。
スコア算出部33により算出された医療スコアデータは、表示制御部31により診断票画面に反映される。これにより、図8に示されるフィールドF15からF18に、スコア算出部33により算出された各医療スコアがそれぞれ表示される。スコア算出部33は、表示制御部31が診断票画面に含まれる計算ボタンB11が押下されたことを検出することで、処理を開始するようにしてもよい。
コード生成部34は、上述のコード生成部14と同様に、問診票及び診断票に対する診断票内容コードを生成する。診断票に関する診断票内容コードの生成方法は、上述の問診票における方法と同様である。よって、診断票に関する診断票内容コードは、診断票の全ての内容、及び、診断票の種別(例えば、DAS28)を示す種別データを含み、診断票の全ての内容を復元可能に生成される。例えば、図8の例に示されるDAS28に関する診断票内容コードには、臨床項目I1及びI2で指定された疼痛関節及び腫脹関節に関する情報、及び、データ取得部37により取得された検査結果データも含まれる。コード生成部34は、医師により指定された種別の補助診断票に関する診断票内容コードを生成する。
データ生成部35は、コード生成部34により生成された診断票内容コードから復元される補助診断票(問診票及び診断票)を表す画面の画面データを支援サーバ50に送信させるための指定子データ、当該診断票内容コード、及び、スコア算出部33により算出された医療スコアデータを含むテキストデータを生成する。データ生成部35は、指定された種別の補助診断票に対応するテキストデータを生成する。なお、データ生成部35は、患者番号や記入日時などのような他の情報を当該テキストデータに含めてもよいし、診断票内容コードのみ、又は、医療スコアデータのみを当該テキストデータに含めてもよい。
図9は、データ生成部35により生成されるテキストデータの例を示す図である。図9の例によれば、当該テキストデータには、対応する補助診断票の種別(HAQ)、記入日時、医療スコア、詳細内容が含まれる。詳細内容は、診断票内容コードの復元を支援サーバ50に実行させるためのURL(Uniform Resource Locator)(指定子データ)と、そのURLのパラメータとしての診断票内容コードとを含む。但し、テキストデータに含められる指定子データは、URLのみに制限されない。
出力処理部36は、上述の出力処理部16と同様に、コード生成部34により生成された診断票内容コードを問診票画面又は診断票画面に反映させるように表示制御部31に指示する。また、出力処理部36は、診断票内容コードを、患者番号データ及び記入日時データと共に支援サーバ50に送信することもできる。
更に、出力処理部36は、データ生成部35により生成された上記テキストデータを指定方法で出力する。指定出力方法として、出力処理部36は、当該テキストデータを診察用端末30のOSのクリップボードへコピーしてもよいし、当該テキストデータを電子カルテシステム80に送信してもよい。また、出力処理部36は、当該テキストデータを診察用端末30の表示装置6に表示させてもよいし、印刷装置に印刷させてもよい。
診察用端末30は、図7には図示されていない他の処理部を用いて、電子カルテシステム80にアクセスすることにより、対象患者の電子カルテを表示し、かつ、その電子カルテの編集を可能とする。このように、診察用端末30は、診断支援システム1及び電子カルテシステム80の両方にアクセスできる場合、診察用端末30のOSのクリップボード機能を用いて、データ生成部35により生成されたテキストデータを電子カルテに取り込むことができる。これは、診断支援システム1及び電子カルテシステム80の両方が、当該テキストデータの送信及び受信の機能を持つ場合にも、当該テキストデータを電子カルテに取り込むことができる。
《支援サーバ》
図10は、第1実施例における支援サーバ50の処理構成例を概念的に示す図である。第1実施例における支援サーバ50は、画面処理部51、受信部52、コードデータベース(DB)53、復元部54等を有する。これら各処理部は、例えば、CPU2によりメモリ3に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。また、当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)、メモリカード等のような可搬型記録媒体や、他のコンピュータからインストールされ、メモリ3に格納されてもよい。
画面処理部51は、問診用端末10及び診察用端末30から指定された種別の補助診断票を表す画面を表示するための画面データを問診用端末10及び診察用端末30に送信する。この画面データには、補助診断票の各臨床項目に関する状態指標データが含まれてもよい。また、画面処理部51は、診断票内容コードから復元部54により復元された、補助診断票の内容を示す複数の状態指標データを含む画面データを診察用端末30に送信する。
受信部52は、問診用端末10又は診察用端末30から送信される、診断票内容コード、データ要求、復元要求等を受信する。
コードDB53は、診断票内容コードを患者番号データ及び記入日時データ等と関連付けて格納する。診断票内容コードには種別データが含まれるため、その種別データにより、診断票内容コードに対応する補助診断票の種別は特定され得る。
復元部54は、受信部52で受信された復元要求に基づいて、復元要求と共に受信された診断票内容コードを入力として、対応する補助診断票の内容を復元する。また、復元部54は、受信部52でデータ要求が受信された場合、そのデータ要求と共に受信された患者番号データに関連付けられて格納される診断票内容コードをコードDB53から抽出し、この抽出された診断票内容コードを入力として、対応する補助診断票の内容を復元する。ここでの復元とは、診断票内容コードから複数の状態指標データを抽出し、対応する補助診断票の各臨床項目と、抽出された各状態指標データとの対応関係を特定することを意味する。この復元において、抽出された状態指標データに基づいて、対応する補助診断票の医療スコアデータが算出されてもよい。例えば、復元部54は、次のように補助診断票の内容を復元する。
復元部54は、まず、診断票内容コードから種別データを抽出し、この種別データに基づいて、診断票内容コードに対応する補助診断票の種別を特定する。これにより、復元部54は、特定された補助診断票の種別に対応する、臨床項目の構成及び各臨床項目の状態指標のデータ形式を特定することができる。復元部54は、診断票内容コード内の種別データ以外の文字列データを復号することで、複数の状態指標データを抽出する。復元部54は、特定された臨床項目の構成及び各臨床項目の状態指標のデータ形式に基づいて、各臨床項目と各状態指標データとの対応関係を特定する。結果、復元部54による復元により、画面処理部51は、各臨床項目に各状態指標が設定された補助診断票を表す画面の画面データを生成することができる。
〔動作例〕
以下、第1実施例における診断支援システム1の動作例に基づいて、第1実施例における医療情報処理方法を説明する。以下の説明では、問診用端末10、診察用端末30又は支援サーバ50が各方法の実行主体となるが、各方法の実行主体は、制限されず、診断支援システム1を構成する少なくとも1つのコンピュータであればよい。
《問診票に関する医療情報処理方法》
図11は、問診用端末10が利用される場面での、第1実施例における診断支援システム1の動作例を示すフローチャートである。問診用端末10が利用される場面とは、患者や医療事務担当者等の医師以外の者が問診票に入力する場面である。
問診用端末10は、支援サーバ50から提供される画面データに基づいて、問診票画面を問診用端末10の表示装置6に表示させる(S111)。問診票画面は、図5で示されるHAQ票、DASH票、Hand20票、PREE日本語版票等である。問診用端末10は、例えば、予め指定された種別の問診票画面の画面データを支援サーバ50に要求することで、所定の問診票画面を表示させる。但し、本実施例では、問診票の具体的内容は制限されない。
問診回答ユーザは、問診用端末10の入力装置7(タッチパネル、マウス等)を操作することにより、問診票画面に対し、患者番号及び記入日時を入力する。同様に、問診回答ユーザは、当該問診票画面に表示される各設問(各臨床項目)に回答(状態指標)を入力していく。問診用端末10は、問診票画面に入力された回答を示す複数の状態指標データを逐次保持する(S112)。このとき、問診用端末10は、当該複数の状態指標データを支援サーバ50に別途送信するようにしてもよい。
問診用端末10は、図6の計算ボタンB1に対する操作等のような問診回答ユーザによるコード生成操作を検出すると(S113;YES)、(S112)で保持される複数の状態指標データの中の、対象となる複数の状態指標データを符号化することにより、問診票に関する診断票内容コードを生成する(S115)。このとき、問診用端末10は、診断支援システム1で複数種の補助診断票をサポートしている場合、診断票内容コードに、問診票の種別を示す種別データを含める。
問診用端末10は、患者番号、記入日時、及び、(S115)で生成された診断票内容コードを支援サーバ50に送信する。
支援サーバ50は、問診用端末10から、患者番号データ、記入日時データ及び診断票内容コードを受信し、それらデータを相互に関連付けてコードDB53に格納する(S116)。
第1実施例における問診票に関する医療情報処理方法は、図11に示される方法に限定されない。例えば、問診用端末10は、所定操作の検出を契機に、(S112)で保持される複数の状態指標データの中の、対象となるいずれか複数の状態指標データを用いて、問診票に関する医療スコアデータを算出するようにしてもよい。この場合、問診用端末10は、算出された医療スコアデータを問診票画面に反映させ、更に、診断票内容コードと共にその医療スコアデータを支援サーバ50に送信するようにしてもよい。この場合、支援サーバ50は、患者番号データ、記入日時データ、診断票内容コード及び医療スコアデータを格納する。また、コード生成操作は、問診票の全ての設問の回答が入力される前に実行されてもよい。この場合、問診用端末10は、回答なしの設問については、値無し(例えば、NULL)を示す状態指標データに基づいて、診断票内容コードを生成すればよい。
図12は、診察用端末30で問診票画面が利用される場面での、第1実施例における診断支援システム1の動作例を示すフローチャートである。診察用端末30で問診票画面が利用される場面とは、医師が診断する際に問診票を利用する場面である。
診察用端末30は、図11の(S111)と同様に、問診票画面を診察用端末30の表示装置6に表示させる。医師は、診察用端末30の入力装置7を操作することにより、問診票画面の所定フィールド(図5のフィールドF2)に対象患者の患者番号を入力し、データ要求操作を行う。診察用端末30は、データ要求操作を検出すると(S121;YES)、入力された患者番号データと共にデータ要求を支援サーバ50に送信する(S122)。
支援サーバ50は、診察用端末30からデータ要求及び患者番号データを受信すると、その患者番号データに対応する診断票内容コード、記入日時データなどをコードDB53から抽出する(S123)。このとき、受信された患者番号データに対応する診断票内容コードが複数格納されている場合には、支援サーバ50は、最も新しい記入日時データに対応する診断票内容コードを抽出してもよいし、診察用端末30から指定された記入日時又は問診票種別に対応する診断票内容コードを抽出してもよい。問診票種別は、診断票内容コードに含まれている種別データにより特定され得る。
続いて、支援サーバ50は、抽出された診断票内容コードを復号することにより、問診票の内容を復元する(S124)。この復元処理の内容は、復元部54の処理として上述したとおりである。支援サーバ50は、復元された問診票の内容を表す問診票画面のための画面データを診察用端末30に送信する。
診察用端末30は、支援サーバ50から送られる画面データに基づいて、復元された問診票の内容を表す問診票画面を診察用端末30の表示装置6に表示させる(S125)。これにより、問診用端末10で問診回答ユーザにより入力された回答、患者番号、及び、記入日時を含む問診票画面が表示されることになる。このとき、支援サーバ50で診断票内容コードと共に医療スコアデータが格納されている場合、表示される問診票画面には、医療スコアが設定されていてもよい。また、診察用端末30は、支援サーバ50から送られる画面データに医療スコアが含まれていない場合には、問診票画面に含まれる回答に基づいて医療スコアデータを自動で算出し、問診票画面に設定するようにしてもよい。
診察用端末30は、問診票画面に対する出力操作を検出すると(S126;YES)、出力用テキストデータを生成する(S127)。この出力用テキストデータには、図9で示されるように、問診票の種別、記入日時、医療スコア、指定子データ及び診断票内容コード等が含まれる。指定子データは、支援サーバ50に、診断票内容コードの復元を実行させ、かつ、復元された問診票画面のための画面データを提供させるためのデータであり、その指定子のパラメータとして、診断票内容コードが設定される。
続いて、診察用端末30は、その出力用テキストデータが電子カルテシステム80の電子カルテに取り込まれるように、生成された出力用テキストデータを指定方法で出力する(S128)。診察用端末30は、診察用端末30のOSのクリップボード機能を利用して、当該出力用テキストデータの内容をコピーしてもよいし、当該出力用テキストデータを診察用端末30の表示装置6に表示させてもよいし、当該出力用テキストデータを電子メールやHTTP等の所定通信プロトコルを用いて、電子カルテシステム80に送信してもよい。
例えば、医師は、電子カルテシステム80にアクセスすることにより、診察用端末30に対象患者の電子カルテを表す画面を表示させ、クリップボードにコピーされている上記出力用テキストデータの内容を電子カルテにペーストすることができる。また、医師は、上記出力用テキストデータの表示を見ながら、電子カルテの画面に必要な問診票の内容を入力してもよい。当該出力用テキストデータの内容が自動で電子カルテシステム80に取り込まれている場合には、医師は、電子カルテの画面を表示させることで、問診票の内容を確認することができる。
《診断票に関する医療情報処理方法》
図13は、診察用端末30で診断票画面が利用される場面での、第1実施例における診断支援システム1の動作例を示すフローチャートである。診察用端末30で診断票画面が利用される場面とは、医師が診断する際に診断票を利用する場面である。
診察用端末30は、支援サーバ50から提供される画面データに基づいて、診断票画面を診察用端末30の表示装置6に表示させる(S131)。診断票画面は、図8で示されるDAS28票等である。診察用端末30は、例えば、予め指定された種別の診断票画面の画面データを支援サーバ50に要求することで、所定の診断票画面を表示させる。但し、本実施例では、診断票の具体的内容は制限されない。
医師は、診察用端末30の入力装置7(タッチパネル、マウス等)を操作することにより、診断票画面に対し、患者番号及び記入日時を入力する。同様に、医師は、視診、触診などの診察により、当該診断票画面に表示される各臨床項目に状態指標を入力していく。診察用端末30は、診断票画面に入力された状態指標を示す複数の状態指標データを逐次保持する(S132)。このとき、診察用端末30は、当該複数の状態指標データを支援サーバ50に別途送信するようにしてもよい。
診察用端末30は、図8の参照ボタンB12及びB13に対する操作等のような医師による他システムのデータを要求する操作を検出すると(S133;YES)、他システムから、対象の臨床項目に関する状態指標データを取得する(S134)。例えば、診察用端末30は、対象の臨床項目を指定するデータを含むデータ要求を、対象の臨床項目に対応する他のシステムに送信し、そのデータ要求の応答として、当該他のシステムから、対象の臨床項目に関する状態指標データを取得する。図8のDAS28票の例では、診察用端末30は、臨床項目I5(CRP(C-Reactive Protein))及びI6(ESR(Erythrocyte Sedimentation Rate))に関する検査結果を検査システム90から取得する。
診察用端末30は、他システムから取得された状態指標データを診断票画面に反映する(S135)。これにより、診察用端末30は、他システムから取得された状態指標データも保持することになる(S132)。
一方、診察用端末30は、図8の計算ボタンB11に対する操作等のようなコード生成操作を検出すると(S136;YES)、(S132)で保持される複数の状態指標データの中の、対象となる複数の状態指標データを符号化することにより、診断票に関する診断票内容コードを生成する(S137)。このとき、診察用端末30は、診断支援システム1で複数種の補助診断票をサポートしている場合、診断票内容コードに、診断票の種別を示す種別データを含める。
診察用端末30は、診断票画面に対する出力操作を検出すると(S138;YES)、出力用テキストデータを生成する(S139)。出力用テキストデータの内容は、図12の(S127)における説明と同様である。以降、診察用端末30は、図12の(S128)と同様に、その出力用テキストデータが電子カルテシステム80の電子カルテに取り込まれるように、生成された出力用テキストデータを指定方法で出力する(S140)。これにより、医師は、問診票の内容のみでなく、診断票内の必要な内容についても電子カルテにとりこむことができる。
第1実施例における診断票に関する医療情報処理方法は、図13に示される方法に限定されない。例えば、診察用端末30は、所定操作の検出を契機に、(S132)で保持される複数の状態指標データの中の、対象となるいずれか複数の状態指標データを用いて、診断票に関する医療スコアデータを算出するようにしてもよい。この場合、診察用端末30は、算出された医療スコアデータを診断票画面に反映させる。また、コード生成操作は、診断票の全ての臨床項目の状態指標が入力される前に実行されてもよい。この場合、診察用端末30は、状態指標の入力がない臨床項目については、値無し(例えば、NULL)を示す状態指標データに基づいて、診断票内容コードを生成すればよい。
〔第1実施例における作用及び効果〕
第1実施例における診断支援システム1は、上述の実施形態における作用及び効果に加えて、次のような作用及び効果を奏する。
第1実施例では、各種問診票、各種診断票等のような複数種の補助診断票を表す複数の補助診断票画面(問診票画面、診断票画面)のいずれか1つが、問診用端末10及び診察用端末30に選択的に表示される。そして、各補助診断票について、その補助診断票の種別を示す種別データを含む診断票内容コードがそれぞれ生成される。これにより、診断票内容コードのみで、対応する種別の補助診断票の内容を完全に復元することができる。
従って、第1実施例によれば、支援サーバ50のコードDB53のような、各患者の各種補助診断票の内容を格納するデータベースを簡易な構成とすることができ、更に、そのデータベースのデータ容量を抑制することができる。
また、上述のような診断票内容コードは、復元に他の情報を必要とせず、かつ、補助診断票の内容の漏洩を防ぐことができるため、あらゆる場面で使い易くかつ管理し易いデータ形態である。よって、当該診断票内容コードは、医療現場で利用されるあらゆるデータに適用でき、医療現場での汎用的なデータ管理形態となり得る。例えば、支援サーバ50の復元部54のような復元を行う処理部をライブラリのように部品化することで、電子カルテシステム80や検査システム90のような他の医療システムにおいても、簡単な改造で当該診断票内容コードを利用することができる。また、診断票内容コードは、患者番号等のような個人を識別し得るデータを含まないため、補助診断票の内容に関する匿名大量データの統計処理にも使われ易い。
また、第1実施例では、各臨床項目の状態指標データのデータ形式に基づくソート、及び、ソートされたデータ列の2進数化、36進数化及び文字列化といった処理で、診断票内容コードが生成される。従って、第1実施例によれば、診断票内容コードの生成及び復元に係る処理時間を低減することができる。
更に、第1実施例では、補助診断票に含まれる複数の臨床項目の中の、対象となる臨床項目の状態指標データに基づいて、補助診断票の種別に対応する医療スコアデータが算出される。また、第1実施例では、補助診断票画面内の機能ボタンの操作により、検査システム90等の他の医療システムで管理される状態指標データが当該他の医療システムから取得される。結果、算出された医療スコアデータ及び取得された状態指標データがそれぞれ補助診断票画面に反映される。従って、第1実施例によれば、補助診断票画面に対する操作のみで、補助診断票を完成させることができるため、医療関係者の労力を軽減することができる。
更に、第1実施例では、診断票内容コードからの補助診断票の内容の復元、及び、復元された補助診断票の内容を表す画面の画面データの提供を支援サーバ50に実行させるための指定子データ、診断票内容コード、及び、医療スコアデータを含むテキストデータが生成され、電子カルテシステム80等のような他の医療システムに取り込まれ得るようにそのテキストデータが出力される。これにより、第1実施例によれば、容易に、補助診断票の内容を他の医療システムに伝達することができる。また、当該テキストデータが電子カルテに取り込まれることにより、以降、医師は、電子カルテから、診断票内容コードをパラメータとして指定子データを実行することで、容易に、補助診断票の内容を表す画面を閲覧することができる。
[第2実施例]
上述のように、第1実施例では、診断票内容コードの出力方法として、表示、クリップボードへのコピー、及び、支援サーバ50又は他の医療システムへの電文送信が例示された。以下、診断票内容コードが印刷出力される形態を第2実施例として説明する。以下、第2実施例における診断支援システム1について、第1実施例と異なる内容を中心に説明する。以下の説明では、第1実施例と同様の内容については適宜省略する。
〔処理構成〕
《問診用端末》
図14は、第2実施例における問診用端末10の処理構成例を概念的に示す図である。第2実施例における問診用端末10は、第1実施例の構成に加えて、画像生成部18を更に有する。画像生成部18についても、例えば、CPU2によりメモリ3に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。
画像生成部18は、診断票内容コードを含む複数次元コード画像を生成する。複数次元コード画像とは、QRコード(登録商標)のような2次元コードの画像、カラーコードのような3次元コードの画像などである。但し、複数次元コード画像の具体的生成方法については、周知の手法が利用されればよい。また、複数次元コード画像は、診断票内容コードのみでなく、医療スコアデータやURL情報等の他の情報を含んでもよい。
出力処理部16は、問診票画面により表わされる問診票、及び、画像生成部18により生成される複数次元コード画像を問診用端末10の入出力I/F5又は通信装置4に接続される印刷装置(図示せず)に印刷させる。第2実施例では、出力処理部16は、診断票内容コードを支援サーバ50に送信しなくてもよい。
図15は、問診票及びQRコード(登録商標)画像の印刷イメージの例を示す図である。図15に示される印刷イメージでは、QRコード(登録商標)画像と共に、複数の設問、各設問の回答、医療スコア、患者番号、記入日時及び診断票内容コードが含まれる。
《診察用端末》
図16は、第2実施例における診察用端末30の処理構成例を概念的に示す図である。第2実施例における診察用端末30は、第1実施例の構成に加えて、画像生成部38を更に有する。画像生成部38についても、例えば、CPU2によりメモリ3に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。
画像生成部38は、上述の画像生成部18と同様である。
出力処理部36は、診断票画面により表わされる診断票、及び、画像生成部38により生成される複数次元コード画像を診察用端末30の入出力I/F5又は通信装置4に接続される印刷装置(図示せず)に印刷させる。
第2実施例では、問診用端末10、診察用端末30又は他の端末が、上述のように出力された印刷媒体をスキャナ装置(図示せず)に読み取らせ、読み取られた画像データを他の医療システムに送る。これにより、複数次元コード画像を含み、かつ、問診票の内容及び診断票の内容を示す画像データが他の医療システムで参照可能となる。
《支援サーバ》
図17は、第2実施例における支援サーバ50の処理構成例を概念的に示す図である。第2実施例における支援サーバ50は、第1実施例の構成と異なり、コードDB53を持たなくてもよい。上述のように、補助診断票の内容が印刷媒体により医師に伝えられ、かつ、補助診断票の内容が画像データとして他の医療システムに伝達されるからである。
〔第2実施例における作用及び効果〕
第2実施例では、補助診断票の内容及び診断票内容コード、並びにその診断票内容コードを含む複数次元コード画像が、印刷出力され、出力された印刷媒体から読み取られた画像データとして、他の医療システムに伝達される。従って、第2実施例によれば、OSのクリップボード機能や電文を用いた通信を利用できない環境においても、補助診断票の内容を他の医療システムに印刷媒体を介して伝達することができる。更に、第2実施例では、複数次元コード画像のリーダアプリケーションを用いれば、スキャナ装置を用いることなく、診断票内容コードや指定子データ等を他の医療システムに取り込むこともできる。
[第1実施例及び第2実施例の補足]
上述の第1実施例では、診察用端末30は、患者番号データと共にデータ要求を支援サーバ50に送信することで、その患者番号データに対応する患者の補助診断票を表す画面を表示させることができた。これは、支援サーバ50において、患者番号データと診断票内容コードとの対応関係が格納されているからである。
しかしながら、第2実施例のように、支援サーバ50に、患者番号データと診断票内容コードとの対応関係が格納されていない形態においても、指定された診断票内容コードに対応する補助診断票画面を表示させることはできる。例えば、医師は、診察用端末30に表示される補助診断票画面に診断票内容コードを入力し、復活ボタンB5を押下することにより、その入力された診断票内容コードから復元された補助診断票を表す画面を閲覧することができる。この場合、診察用端末30は、診断票内容コードと共にデータ要求を支援サーバ50に送信することで、支援サーバ50に、診断票内容コードから補助診断票の内容を復元させる。そして、診察用端末30は、支援サーバ50から提供される画面データに基づいて、復元された補助診断票の内容を表す補助診断票画面を表示させる。更に、問診用端末10、診察用端末30又は他の端末は、テキストデータとして出力される指定子データ及び診断票内容コードを、WEBブラウザやコマンドインタプリタ等のような汎用コンピュータが持つ汎用的なアプリケーションに与えることで、その診断票内容コードに対応する補助診断票画面を表示させることはできる。例えば、医師は、WEBブラウザに、診断票内容コードをパラメータとしてURL(指定子データ)を入力することで復元された補助診断票の内容を表す補助診断票画面を閲覧することができる。
このように、上述の各実施例によれば、患者番号、診断票内容コード、及び、指定子データ及び診断票内容コードのペアというように、補助診断票の内容を他の医療システムに伝達するための複数の手段を提供することができる。
上述の各実施例では、補助診断票として、リウマチ性疾患の評価に利用される標準化された票が例示されたが、各実施例は、あらゆる補助診断票に適用可能である。補助診断票は、前立腺肥大症の評価のためのIPSS(International Prostate Symptom Score)であってもよいし、健康診断票であってもよい。
[変形例]
上述の各実施例では、問診用端末10又は診察用端末30が、スコア算出部13、スコア算出部33、コード生成部14、コード生成部34を有していたが、支援サーバ50がそれら処理部を有していてもよい。この場合、問診用端末10及び診察用端末30は、支援サーバ50に、医療スコアデータの算出及び診断票内容データの生成を指示すればよい。また、支援サーバ50(画面処理部51)は、Java(登録商標)アプレットのようなクライアントサイドで動作するプログラムを含む画面データを問診用端末10及び診察用端末30に送信するようにしてもよい。この場合、問診用端末10及び診察用端末30が有する上述の処理部の一部は、画面データに含まれるプログラムにより実現されてもよい。
また、支援サーバ50を持たない実施形態もあり得る。この場合、問診用端末10及び診察用端末30が、各種の補助診断票画面を独自に表示させればよく、更に、復元部54をそれぞれ有していればよい。この場合、診察用端末30は、患者番号を指定することによる補助診断票画面の表示をすることはできないが、診断票内容コードの指定及び指定子データを用いた補助診断票画面の表示をすることはできる。
なお、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施例では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の実施形態及び各実施例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の各実施形態及び各変形例の一部又は全部は、以下の付記のようにも特定され得る。但し、各実施形態及び各変形例が以下の記載に限定されるものではない。
(付記9)
少なくとも1つのコンピュータに実行される医療情報処理方法において、
複数の臨床項目と、各臨床項目における患者の状態に適合する状態指標とを含む補助診断票を表す画面を表示部に表示させ、
前記補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、該各臨床項目についての前記状態指標をそれぞれ示す、複数の状態指標データを保持し、
前記保持されるいずれか複数の臨床項目に対応する前記複数の状態指標データを符号化することにより、文字列データの診断票内容コードを生成し、
前記生成された診断票内容コードを指定方法で出力する、
ことを含む医療情報処理方法。
(付記10)
前記表示部に表示される画面は、少なくとも1つの臨床項目が相互に異なる複数種の補助診断票を表す複数の補助診断票画面の中のいずれか1つであり、
前記診断票内容コードの生成は、対応する補助診断票の種別を示す種別データを含む前記診断票内容コードを生成する、
付記9に記載の医療情報処理方法。
(付記11)
前記診断票内容コードの生成は、
前記各臨床項目の状態指標に対応するデータ形式に基づく並び順で、前記複数の状態指標データをソートすることを含み、
前記ソートされたデータ列を符号化することで前記診断票内容コードを生成する、
付記9又は10に記載の医療情報処理方法。
(付記12)
前記診断票内容コードを含む複数次元コード画像を生成し、
前記生成された前記複数次元コード画像を指定方法により出力する、
ことを更に含む付記9から11のいずれか1つに記載の医療情報処理方法。
(付記13)
前記補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、前記保持されるいずれか複数の状態指標データから医療スコアデータを算出し、
前記診断票内容コードから復元される前記補助診断票を表す画面の画面データをサーバ装置に送信させるための指定子データ、前記診断票内容コード、及び、前記医療スコアデータを含むテキストデータを生成し、
前記生成されたテキストデータを指定方法で出力する、
ことを更に含む付記9から12のいずれか1つに記載の医療情報処理方法。
(付記14)
前記補助診断票は、問診票であり、
前記臨床項目は、前記問診票の設問であり、
前記診断票内容コードを含む複数次元コード画像を生成し、
前記問診票に含まれるいずれか複数の設問に対応し、かつ、前記保持されるいずれか複数の状態指標データから医療スコアデータを算出し、
前記算出された医療スコアデータを前記問診票を表す画面に反映し、
前記画面により表わされる前記問診票、及び、前記生成された複数次元コード画像を印刷装置に印刷させる、
ことを更に含む付記9から13のいずれか1つに記載の医療情報処理方法。
(付記15)
検査システムで管理される検査結果データを取得し、
前記取得された検査結果データを含む、前記保持されるいずれか複数の状態指標データから、医療スコアデータを算出し、
前記取得された検査結果データを、対応する臨床項目の状態指標として、前記補助診断票を表す画面に反映し、
前記算出された医療スコアデータを前記画面に反映する、
ことを更に含む付記9から14のいずれか1つに記載の医療情報処理方法。
(付記16)
前記診断票内容コードを復号することにより、複数の状態指標データを取得し、
前記復号により取得された複数の状態指標データが反映された前記補助診断票を表す画面を前記表示部に表示させる、
ことを更に含む付記9から15のいずれか1つに記載の医療情報処理方法。
(付記17)
付記9から15のいずれか1つに記載の医療情報処理方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラム。
1 診断支援システム
2 CPU
3 メモリ
10 問診用端末
11、31、101 表示制御部
12、32、102 データ保持部
13、33 スコア算出部
14、34、103 コード生成部
16、36、104 出力処理部
18、38 画像生成部
30 診察用端末
35 データ生成部
37 データ取得部
50 支援サーバ
51 画面処理部
52 受信部
53 コードDB
54 復元部
80 電子カルテシステム
90 検査システム
100 医療情報処理装置

Claims (10)

  1. 複数の臨床項目と、各臨床項目における患者の状態に適合する状態指標とを含む補助診断票を表す画面を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、該各臨床項目についての前記状態指標をそれぞれ示す、複数の状態指標データを保持するデータ保持部と、
    前記データ保持部で保持される前記いずれか複数の臨床項目に対応する前記複数の状態指標データを符号化することにより、文字列データの診断票内容コードを生成するコード生成部と、
    前記コード生成部により生成された前記診断票内容コードを指定方法で出力する出力処理部と、
    を備える医療情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、少なくとも1つの臨床項目が相互に異なる複数種の補助診断票を表す複数の補助診断票画面の中のいずれか1つを前記表示部に表示させ、
    前記コード生成部は、対応する補助診断票の種別を示す種別データを含む前記診断票内容コードを生成する、
    請求項1に記載の医療情報処理装置。
  3. 前記コード生成部は、前記各臨床項目の状態指標に対応するデータ形式に基づく並び順で、前記複数の状態指標データをソートし、ソートされたデータ列を符号化することで、前記診断票内容コードを生成する、
    請求項1又は2に記載の医療情報処理装置。
  4. 前記診断票内容コードを含む複数次元コード画像を生成する画像生成部、
    を更に備え、
    前記出力処理部は、前記画像生成部により生成された前記複数次元コード画像を指定方法により出力する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の医療情報処理装置。
  5. 前記補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、前記データ保持部で保持される、前記いずれか複数の状態指標データから医療スコアデータを算出するスコア算出部と、
    前記診断票内容コードから復元される前記補助診断票を表す画面の画面データをサーバ装置に送信させるための指定子データ、前記診断票内容コード、及び、前記スコア算出部により算出された前記医療スコアデータを含むテキストデータを生成するデータ生成部と、
    を更に備え、
    前記出力処理部は、前記データ生成部により生成された前記テキストデータを指定方法で出力する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の医療情報処理装置。
  6. 前記補助診断票は、問診票であり、
    前記臨床項目は、前記問診票の設問であり、
    前記診断票内容コードを含む複数次元コード画像を生成する画像生成部と、
    前記問診票に含まれるいずれか複数の設問に対応し、かつ、前記データ保持部で保持される、前記いずれか複数の状態指標データから医療スコアデータを算出するスコア算出部と、
    を更に備え、
    前記表示制御部は、前記スコア算出部により算出された前記医療スコアデータを前記問診票を表す画面に反映し、
    前記出力処理部は、前記画面により表わされる前記問診票、及び、前記画像生成部により生成される前記複数次元コード画像を印刷装置に印刷させる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の医療情報処理装置。
  7. 検査システムで管理される検査結果データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部により取得された前記検査結果データを含む、前記データ保持部で保持される前記いずれか複数の状態指標データから、医療スコアデータを算出するスコア算出部と、
    を更に備え、
    前記表示制御部は、前記データ取得部で取得された前記検査結果データを、対応する臨床項目の状態指標として、前記補助診断票を表す画面に反映し、かつ、前記スコア算出部により算出された前記医療スコアデータを該画面に反映する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の医療情報処理装置。
  8. 前記診断票内容コードを復号することにより、複数の状態指標データを取得する復元部、
    を更に備え、
    前記表示制御部は、前記復元部により取得される前記複数の状態指標データが反映された前記補助診断票を表す画面を前記表示部に表示させる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の医療情報処理装置。
  9. 少なくとも1つのコンピュータに実行される医療情報処理方法において、
    複数の臨床項目と、各臨床項目における患者の状態に適合する状態指標とを含む補助診断票を表す画面を表示部に表示させ、
    前記補助診断票に含まれるいずれか複数の臨床項目に対応し、かつ、該各臨床項目についての前記状態指標をそれぞれ示す、複数の状態指標データを保持し、
    前記保持されるいずれか複数の臨床項目に対応する前記複数の状態指標データを符号化することにより、文字列データの診断票内容コードを生成し、
    前記生成された診断票内容コードを指定方法で出力する、
    ことを含む医療情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の医療情報処理方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラム。
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