JP2017109911A - 車載表示装置用カバーガラス - Google Patents

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順也 森下
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信幸 後藤
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【課題】車両の乗員の操作性と視認性とを両立させるために異形形状を呈する表示装置に適した、車載表示装置用のカバーガラスを提供する。【解決手段】上辺20と、上辺20に対向する下辺40と、上辺20と下辺40とに隣接する2つの側辺30a,30bとを有し、下辺40は、上辺20からの距離L1を有する第一下辺部41a,41bと、上辺20からの距離がL1よりも大きい距離L2を有する第二下辺部42と、第一下辺部41a,41bと第二下辺部42との間に介在する下辺側部45a,45bとを備え、下辺40の第一下辺部41a,41bと第二下辺部42との間に設けられた凹状の第一曲部43の曲率半径が0.5〜10mmである車載表示装置用カバーガラス1。【選択図】図1

Description

本発明は、車載表示装置用カバーガラスに関し、特に、異形形状を呈する表示装置に適したカバーガラスに関する。
従来から、液晶パネル等を有する表示装置の表示パネルを保護するために、表示パネルの表示面(表示領域)を覆う透明な保護部材が用いられている。このように表示装置を保護するための保護部材として、例えば、特許文献1には、表面に粘着層が形成された粘着層付き透明面材が記載されている。
自動車等の車両には、カーナビゲーション装置などの車載表示装置が搭載されている。
車載表示装置のタイプとしては、例えば、ダッシュボードの外部に立設されたスタンディングタイプ、ダッシュボードに埋め込まれた埋め込みタイプ等が挙げられる。
このような車載表示装置においても、表示パネル保護の観点からアクリルやポリカーボネート等からなる透明な保護部材が使用されているが、近年では優れた質感が得られることから、ガラスの保護部材(カバーガラス)の使用が望まれている。
国際公開第2013/179882号
車載表示装置では、乗員の操作性や視認性を快適にするため、表示画面上における適切な位置に表示内容を表示させることが求められる。例えば、エアコンディショナ等の操作を表示装置のタッチパネル機能で行うにあたっては、エアコンディショナにかかわる表示は表示画面の周縁、特に下周縁が好ましい。
さらに、このような操作用の表示内容は、ナビゲーション表示を阻害しないように、次のように表示画面に工夫がなされることがある。すなわち、表示領域がおおよそ矩形を呈しつつ、表示領域の外形の一部が突出させるような異形形状にする工夫である。このような工夫により、例えば、ほぼ厳密な矩形部分から一部突出した部分に操作用の表示をさせることで、ナビゲーション表示を阻害しない表示装置を実現できる。
このような表示装置に対し、カバーガラスも表示領域の形状にあわせた形状を備えることが求められる。一般的には、カバーガラスのコーナーはある程度の曲がった形状の曲部を有する。この場合、曲部はカバーガラスの外周に対し凸状に形成されている。一方、先に述べた外形の一部が突出している場合、この突出部分には、一般的に逆Rと呼ばれる、カバーガラスの外周に対し凹状の曲部が形成される。
このように、乗員の視認性と操作性とを両立させるための表示装置(表示領域)の異形形状は、カバーガラスに逆Rを形成させる要因となる。この逆Rは、次に示すような様々な不具合の要因になる。すなわち、(1)表示装置本体フレームとカバーガラスとの間の隙間を大きくする要因、(2)表示領域のうちの、外周側に突出した突出部分の表示領域から突出部分でない表示領域に向けて、乗員が表示装置の操作域を移動させる際の、操作性を阻害する要因、等である。
(1)の要因は、次のように生じる。表示装置本体フレームが、通常金属のプレス加工により成形されている。そのため、コーナー部の絞り加工が不充分となりやすい。これに対しカバーガラスの外形は寸法精度よく形成できる。そのため、両者の設計寸法に対する誤差に差が生じることにより、大きな隙間の要因となる。
(2)の要因は、先に述べたように突出部分に好ましく設定されるエアコンディショナ等の操作にかかわる表示領域から、ナビゲーション表示の表示領域に乗員が指等を表示画面に沿わせながら移動させる際に、逆Rの部分でつっかえることで生じる。
本発明は、以上の点を鑑みてなされたものであり、車両の乗員の操作性と視認性とを両立させるために異形形状を呈する表示装置に適した、カバーガラスを提供することを目的とする。
本発明は、略矩形状を呈する2つの主面と、該2つの主面の間に介在する端面と、を有するガラス板を備えた、車載表示装置用カバーガラスであって、前記主面は、車載表示装置に装着された状態における上辺と、上辺に対向する下辺と、前記上辺と下辺とに隣接する2つの側辺とを有し、前記下辺は、前記側辺に隣接する2つの第一下辺部と、該2つの第一下辺部の間に介在するとともに前記主面の外周側に突出または前記主面の内周側に没入した第二下辺部とを備え、第一下辺部と第二下辺部との間には、前記主面の外周に対し凹状の第一曲部が設けられており、第一曲部の曲率半径が0.5〜10mmであることを特徴とする、車載表示装置用カバーガラスを提供する。
本発明の車載表示装置用カバーガラスにおいて、第二下辺部の第一下辺部からの突出距離αまたは没入距離βが、1.0〜30mmである、ことが好ましい。
本発明の車載表示装置用カバーガラスにおいて、第二下辺部は、水平部と第一下辺部からの突出側部または没入側部とを有し、前記突出側部と水平部との間または前記没入側部と第一下辺部との間には、前記主面の外周に対し凸状の第二曲部が設けられており、第二曲部の曲率半径が0.1〜10mmである、ことが好ましい。
本発明の車載表示装置用カバーガラスにおいて、前記ガラス板が化学強化ガラス板である、ことが好ましい。
本発明の車載表示装置用カバーガラスにおいて、前記上辺の長さが前記側辺の長さよりも大きい、ことが好ましい。
本発明の車載表示装置用カバーガラスは、タッチパネル機能を有することが好ましい。
本発明によれば、車両の乗員の操作性と視認性とを両立させるために異形形状を呈する表示装置に適した、車載表示装置用のカバーガラスを提供する。
本発明の車載表示装置用カバーガラスの第一実施形態を示す概略正面図(a)、概略断面図(b)である。 本発明の車載表示装置用カバーガラスの第二実施形態を示す概略正面図(a)、概略断面図(b)である。 本発明の車載表示装置用カバーガラスの第三実施形態を示す概略正面図(a)、概略断面図(b)である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の車載表示装置用カバーガラスの第一実施形態を示す概略正面図(a)、概略断面図(b)である。図示の概略正面図(a)の例は左右対称であるが、本発明の車載表示装置用カバーガラスは左右非対象であってもよい。
車載表示装置用カバーガラス1は、略矩形状を呈する2つの主面10(a,b)と、2つの主面10(a,b)の間に介在する端面11と、を有するガラス板からなる。
主面10は、車載表示装置に装着された状態における上辺20と、上辺20に対向する下辺40と、上辺20と下辺40とに隣接する2つの側辺30(a,b)とを有する。本例では、上辺20の長さは側辺30の長さよりも大きい。
下辺40は、2つの側辺30(a,b)にそれぞれ隣接し上辺20からの距離L1を有する第一下辺部41(a,b)と、上辺20からの距離がL1よりも大きい距離L2を有する第二下辺部42と、第一下辺部41(a,b)と第二下辺部42との間に介在する下辺側部45(a,b)とを備える。
第二下辺部42の上辺20からの距離L2は、第一下辺部41の上辺からの距離L1よりも大きく、第二下辺部42は第一下辺部41に対し主面10の外周側に突出している。L2とL1との差、すなわち第二下辺部の突出距離αは、1.0〜30mmであることが好ましい。突出距離αが1.0mm以上であることで、視認性を重視した表示領域を確保しつつ、操作性を重視した表示領域を確実に確保できる。突出距離αが30mm以下であることで、カバーガラスの搬送時や表示装置への組付け時における、突出部分の破損を低減できる。
第一下辺部41と第二下辺部42との間には、主面10の外周に対し凹状の第一曲部43が設けられている。第一曲部43の曲率半径は、0.5〜10mmである。第一曲部43の曲率半径が0.5mm以上であることで、乗員の操作性が阻害されにくくなる。操作性とは、表示領域のうちの、外周側に突出した第二下辺部42と下辺側部45とで区画された突出部分の表示領域から突出部分でない表示領域に向けて、乗員が表示装置の操作域を移動させる際の操作性である。第一曲部43の曲率半径が10mm以下であることで、表示装置本体フレームとカバーガラスとの隙間が、過度に大きくなることを防止できる。この結果、フレームとカバーガラスとの間へのゴミの侵入等を防止できる。
第二下辺部42と下辺側部45との間には、主面の外周に対し凸状の第二曲部44が設けられている。第二曲部44の曲率半径は、0.1〜10mmであることが好ましい。第二曲部44の曲率半径が0.1mm以上であることで、乗員の表示装置の操作性をより向上させることができる。第二曲部44の曲率半径が10mm以下であることで、表示装置本体フレームとカバーガラスとの隙間が、過度に大きくなることを防止できる。この結果、フレームとカバーガラスとの間へのゴミの侵入等を防止できる。
図2は、本発明の車載表示装置用カバーガラスの第二実施形態を示す概略正面図(a)、概略断面図(b)である。図示の概略正面図(a)の例は左右対称であるが、本発明の車載表示装置用カバーガラスは左右非対象であってもよい。
車載表示装置用カバーガラス1'は、略矩形状を呈する2つの主面10(a,b)と、2つの主面10(a,b)の間に介在する端面11と、を有するガラス板からなる。
主面10は、車載表示装置に装着された状態における上辺20と、上辺20に対向する下辺50と、上辺20と下辺50とに隣接する2つの側辺30(a,b)とを有する。本例では、上辺20の長さは側辺30の長さよりも大きい。
下辺50は、2つの側辺30(a,b)にそれぞれ隣接し上辺20からの距離L2を有する第二下辺部52(a,b)と、上辺20からの距離がL2よりも小さい距離L1を有する第一下辺部51と、第一下辺部51と第二下辺部52(a,b)との間に介在する下辺側部55(a,b)とを備える。
第二下辺部52の上辺20からの距離L2は、第一下辺部51の上辺からの距離L1よりも大きく、第二下辺部52は第一下辺部51に対し主面10の外周側に突出している。L2とL1との差、すなわち第二下辺部の突出距離αは、1.0〜30mmであることが好ましい。突出距離αが1.0mm以上であることで、視認性を重視した表示領域を確保しつつ、操作性を重視した表示領域を確実に確保できる。突出距離αが30mm以下であることで、カバーガラスの搬送時や表示装置への組付け時における、突出部分の破損を低減できる。
第一下辺部51と第二下辺部52との間には、主面10の外周に対し凹状の第一曲部53が設けられている。第一曲部53の曲率半径は、0.5〜10mmである。第一曲部53の曲率半径が0.5mm以上であることで、乗員の操作性が阻害されにくくなる。操作性とは、表示領域のうちの、外周側に突出した第二下辺部52と下辺側部55とで区画された突出部分の表示領域から突出部分でない表示領域に向けて、乗員が表示装置の操作域を移動させる際の操作性である。第一曲部53の曲率半径が10mm以下であることで、表示装置本体フレームとカバーガラスとの隙間が、過度に大きくなることを防止できる。この結果、フレームとカバーガラスとの間へのゴミの侵入等を防止できる。
第二下辺部52と下辺側部55との間には、主面の外周に対し凸状の第二曲部54が設けられている。第二曲部54の曲率半径は、0.1〜10mmであることが好ましい。第二曲部54の曲率半径が0.1mm以上であることで、乗員の表示装置の操作性をより向上させることができる。第二曲部54の曲率半径が10mm以下であることで、表示装置本体フレームとカバーガラスとの隙間が、過度に大きくなることを防止できる。この結果、フレームとカバーガラスとの間へのゴミの侵入等を防止できる。
図3は、本発明の車載表示装置用カバーガラスの第三実施形態を示す概略正面図(a)、概略断面図(b)である。
車載表示装置用カバーガラス1"は、略矩形状を呈する2つの主面10(a,b)と、2つの主面10(a,b)の間に介在する端面11と、を有するガラス板からなる。
主面10は、車載表示装置に装着された状態における上辺20と、上辺20に対向する下辺60と、上辺20と下辺60とに隣接する2つの側辺30(a,b)とを有する。本例では、上辺20の長さは側辺30の長さよりも大きい。
下辺60は、一方の側辺30aに隣接し上辺20からの距離L1を有する第一下辺部61と、もう一方の側辺30bに隣接し上辺20からの距離がL1よりも大きい距離L2を有する第二下辺部62と、第一下辺部61と第二下辺部62との間に介在する下辺側部65とを備える。
第二下辺部62の上辺20からの距離L2は、第一下辺部61の上辺からの距離L1よりも大きく、第二下辺部62は第一下辺部61に対し主面10の外周側に突出している。L2とL1との差、すなわち第二下辺部の突出距離αは、1.0〜30mmであることが好ましい。突出距離αが1.0mm以上であることで、視認性を重視した表示領域を確保しつつ、操作性を重視した表示領域を確実に確保できる。突出距離αが30mm以下であることで、カバーガラスの搬送時や表示装置への組付け時における、突出部分の破損を低減できる。
第一下辺部61と第二下辺部62との間には、主面10の外周に対し凹状の第一曲部63が設けられている。第一曲部63の曲率半径は、0.5〜10mmである。第一曲部63の曲率半径が0.5mm以上であることで、乗員の操作性が阻害されにくくなる。操作性とは、表示領域のうちの、外周側に突出した第二下辺部62と下辺側部65とで区画された突出部分の表示領域から突出部分でない表示領域に向けて、乗員が表示装置の操作域を移動させる際の操作性である。第一曲部63の曲率半径が10mm以下であることで、表示装置本体フレームとカバーガラスとの隙間が、過度に大きくなることを防止できる。この結果、フレームとカバーガラスとの間へのゴミの侵入等を防止できる。
第二下辺部62と下辺側部65との間には、主面の外周に対し凸状の第二曲部64が設けられている。第二曲部64の曲率半径は、0.1〜10mmであることが好ましい。第二曲部64の曲率半径が0.1mm以上であることで、乗員の表示装置の操作性をより向上させることができる。第二曲部64の曲率半径が10mm以下であることで、表示装置本体フレームとカバーガラスとの隙間が、過度に大きくなることを防止できる。この結果、フレームとカバーガラスとの間へのゴミの侵入等を防止できる。
本発明のカバーガラスとしては、化学強化ガラス、物理強化ガラス等の強化ガラスが用いられ、なかでも、強度、デザイン性、コスト等の観点から、化学強化ガラスが好ましい。
なお、カバーガラスのガラス種としては、例えば、ソーダライムガラス、アルミノシリケートガラス(SiO−Al−NaO系ガラス)等が挙げられるが、なかでも、強度の観点からは、アルミノシリケートガラスが好ましい。
強化ガラスであるカバーガラス1の表面には、圧縮応力層が形成される。圧縮応力層の厚さは10μm以上であり、好ましくは15μm以上、より好ましくは25μm以上、さらに好ましくは30μm以上である。
また、強化ガラスであるカバーガラス1の圧縮応力層における表面圧縮応力は、650MPa以上であり、750MPa以上であることが好ましい。
このようなカバーガラスとしては、例えば、化学強化処理に特に適したアルミノシリケートガラス(例えば「ドラゴントレイル(登録商標)」)に強化処理を施した強化ガラスが好ましく挙げられる。
なお、カバーガラスを構成するガラス材料としては、例えば、モル%表示で、SiOを50〜80%、Alを1〜20%、NaOを6〜20%、KOを0〜11%、MgOを0〜15%、CaOを0〜6%およびZrOを0〜5%含有するガラス材料が挙げられる。
ガラスに化学強化処理を施して強化ガラス(化学強化ガラス)を得る方法は、典型的には、ガラスをKNO溶融塩に浸漬し、イオン交換処理した後、室温付近まで冷却する方法が挙げられる。KNO溶融塩の温度や浸漬時間などの処理条件は、表面圧縮応力及び圧縮応力層の厚さが所望の値となるように設定すればよい。
カバーガラス1の板厚は、0.5〜2.5mmである。板厚が0.5mm未満であると、カバーガラス1自体の強度が不十分となり耐衝撃性が低下するおそれがある。一方、板厚が2.5mm超であると、厚くなりすぎてしまい、設計上の観点から車載表示装置用途には不向きとなる。
カバーガラスの板厚は、0.7〜2.0mmが好ましく、1.3〜2.0mmがより好ましい。カバーガラスの大きさの一例としては、例えば、上辺:100〜800mm、側辺:40〜300mmがあげられる。
表示装置側に対向する主面10bの周縁には、着色層が設けられていてもよい。また、主面10bの側には、タッチパネル機能を付与するための導電膜等が設けられていてもよい。視認者側に面する主面10aには、防眩機能、反射防止機能、防汚機能を付与する構造や薄膜が設けられていてもよい。
表示像は、カバーガラスの全面(着色層が設けられている場合には周縁を除く)にわたり視認されるものでも、一部、例えば突出部分を除く全面であってもよい。突出部分においても表示像を視認できたり操作ができることは、本発明のカバーガラスを好適に使用できる点で好ましい。
本発明は、車両の乗員の操作性と視認性とを両立させるために異形形状を呈する表示装置用のカバーガラスに、好適に利用できる。
1、1'、1" 車載表示装置用カバーガラス
10 主面
11 端面
20 上辺
30 側辺
40、50、60 下辺
41、51、61 第一下辺部
42、52、62 第二下辺部
43、53、63 第一曲部
44、54、64 第二曲部
45、55、65 下辺側部

Claims (8)

  1. 略矩形状を呈する2つの主面と、該2つの主面の間に介在する端面と、を有するガラス板を備えた、車載表示装置用カバーガラスであって、
    前記主面は、車載表示装置に装着された状態における上辺と、上辺に対向する下辺と、前記上辺と下辺とに隣接する2つの側辺とを有し、
    前記下辺は、前記上辺からの距離L1を有する第一下辺部と、前記上辺からの距離がL1よりも大きい距離L2を有する第二下辺部と、第一下辺部と第二下辺部との間に介在する下辺側部とを備え、
    第一下辺部と前記下辺側部との間には、前記主面の外周に対し凹状の第一曲部が設けられており、第一曲部の曲率半径が0.5〜10mmであることを特徴とする、車載表示装置用カバーガラス。
  2. L2とL1との差が、1.0〜30mmである、請求項1に記載の車載表示装置用カバーガラス。
  3. 第二下辺部と前記下辺側部との間には、前記主面の外周に対し凸状の第二曲部が設けられており、第二曲部の曲率半径が0.1〜10mmである、請求項1または2に記載の車載表示装置用カバーガラス。
  4. 前記ガラス板が化学強化ガラス板である、請求項1〜3のいづれかに記載の車載表示装置用カバーガラス。
  5. 前記上辺の長さが前記側辺の長さよりも大きい、請求項1〜4のいづれかに記載の車載表示装置用カバーガラス。
  6. 第一下辺部は前記2つの側辺に隣接する2つの第一下辺部からなり、前記下辺側部は前記2つの第一下辺部のそれぞれと第二下辺部との間に介在する2つの下辺側部からなる、請求項1〜5のいづれかに記載の車載表示装置用カバーガラス。
  7. 第二下辺部は前記2つの側辺に隣接する2つの第二下辺部からなり、前記下辺側部は第一下辺部と前記2つの第二下辺部のそれぞれとの間に介在する2つの下辺側部からなる、請求項1〜5のいづれかに記載の車載表示装置用カバーガラス。
  8. 請求項1〜7のいづれかに記載の、タッチパネル機能を有する車載表示装置用カバーガラス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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