JP2017109539A - 運搬用車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬用車両において、ホイストシリンダを下げ固定状態に保持する動作の応答性を高めること。
【解決手段】運搬用車両において、油圧ポンプ(30)またはパイロットポンプ(31)からの圧油を供給することにより蓄圧するアキュムレータ(50)と、ホイストシリンダ(9)の縮小側油室(9B)及びアキュムレータを繋ぐ油圧管路(52)と、油圧管路を開閉する開閉弁(54)と、ベッセルが車体フレームに着座したことを検出する着座検出器(13)と、を備え、着座検出器によりベッセルが車体フレームに着座していることが検出されたことに基づいて、コントローラ(23)は、アキュムレータにて蓄圧されていた圧油を縮小側油室に供給するために開閉弁に対して開動作の指令を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、鉱山で稼働する大型ダンプトラック等の運搬用車両に関するものである。
運搬用車両として、例えば鉱山で稼働する大型のダンプトラックは、車輪を装着した車体フレームに、前方側の位置には運転室が設けられ、この運転室の後部側に鉱石や岩石、土砂等を積載するベッセル(荷台)が装着されている。ベッセルは車体フレームの後端側の位置において、連結ピンにより連結されている。
車体フレームとベッセルとの間にはホイストシリンダが設けられ、このホイストシリンダを駆動することにより、ベッセルは連結ピンを中心として後方に向けて傾動可能な構成としている。従って、ベッセルの姿勢は、このホイストシリンダの伸縮動作によって、ベッセルは車体フレームに着座して概略水平状態となった積込姿勢と、車体フレームに対して起立した状態の積降姿勢とに制御される。
ダンプトラックは、例えば鉱山において、鉱石や土砂等の運搬手段として利用される。鉱山において、掘削現場となる位置には油圧ショベル等の掘削機構が位置している。この掘削現場がダンプトラックの積込場所である。一方、鉱山における所定の位置に土砂の廃棄場所と鉱石の集積場所とが設定されており、ダンプトラックは掘削現場において、掘削機構の稼働により掘削物がベッセル内に投入されて、土砂の廃棄場所または鉱石の集積場所からなる積降場所にまでこの掘削物を搬送するように稼働する。
ダンプトラックは積込場所ではベッセルを概略水平状態の積込姿勢とした状態で積込が行われて、積降場所まで積込姿勢を保ったままで走行する。積降場所では、ホイストシリンダが駆動されて、ベッセルが上方に向けて傾動することになる。この動作がベッセルの上げ動作であり、この間に積荷(掘削物)がベッセルから排出される。積み降ろし作業が完了すると、ホイストシリンダを駆動して、ベッセルを車体フレームに対して概略水平状態の積込姿勢に復帰させる。そして、ダンプトラックは積込場所に復帰するように走行する。
このように、ダンプトラックは積込場所と積降場所との間を往復走行するものであるが、鉱山を稼働フィールドとすることから、その走行路は不整地であって、しかも岩石等の障害物が周囲に散乱していることもある。従って、ダンプトラックの走行時には車両全体に大きな振動が発生することになる。
このために、ダンプトラックの走行時における振動がこのベッセルと車体フレームとの間の連結部に作用することになり、連結ピン及びこの連結ピンのベッセル側及び車体フレーム側との連結部には過大な衝撃荷重が繰り返し作用することになる。ベッセルはその後端側の位置で車体フレームに連結されて、所謂片持ち状態となっており、積込姿勢のときには、ベッセルは車体フレームに設けた台座部に当接させるように着座させ、もって安定性を確保するように構成している。
通常、ベッセルを積込姿勢で安定的に保持するために、台座部への押圧力を作用させるが、この押圧力はベッセルの自重により得られる。ただし、前述した振動が大きくなると、ベッセルが跳ね上がるおそれがある。ベッセルに積荷が満載されている状態では、台座部への押圧力も大きくなり、振動があってもベッセルは台座部に対して安定的に保持される。ただし、積降場所から積込場所に移動する復路を走行している間には、ベッセルが空荷状態となっているので、台座部に対する押圧力が不足して安定性が損なわれることになる。
ベッセルの下げ位置(即ち、積込姿勢)において、ホイストシリンダを利用してベッセルを台座部に押し付ける方向に油圧力を作用させることによって、このベッセルの安定性を確保するように構成したものが特許文献1に開示されている。
国際公開第2008/099691号
前述した特許文献1では、ベッセルを台座部上に保持するための押圧力を油圧ポンプによる圧油により得られるように構成している。このためには、油圧ポンプを作動させる必要があるが、ホイストシリンダへの供給圧が所定の設定圧を超えないようにするために、リリーフ弁が設けられる。従って、油圧ポンプをホイストシリンダに圧力の供給を継続的に行うと、エネルギロスが大きくなる等の問題点がある。
そこで、特許文献1にあっては、このエネルギロスを最小限に抑制し、またリリーフ弁の作動による油温の上昇を抑制するために、ホイストシリンダを縮小状態に保持する(下げ固定状態に保持する)のは限定された条件下とし、それ以外ではホイストシリンダにおけるボトム側及びロッド側の両油室を実質的にタンク圧(作動油タンクと等しい圧力)とした浮き状態となるように設定している。つまり、ホイストシリンダに油圧保持力を持たせるのは、車両が走行中であって、ベッセルが大きく振動する場合に限定するようにしている。
以上のように構成すれば、油圧ポンプにおけるエネルギロスを抑制することができて、エンジンの燃費の上昇を抑制し、しかも必要以上にリリーフ弁が開閉して、油温が上昇するのを抑制できるという利点はある。しかし、特許文献1の構成にあっても、ベッセルの振動を検出して、振動が開始した後にホイストシリンダを下げ固定状態とすることから、応答性の点で課題が残る。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、運搬用車両において、ホイストシリンダを下げ固定状態に保持する動作の応答性を高めることにある。
前述した目的を達成するために、代表的な本発明は、車輪が取り付けられた車体フレームと、前記車体フレームに傾動可能に取り付けられたベッセルと、前記車体フレームと前記ベッセルとの間に設けられ、前記ベッセルを傾動させるホイストシリンダと、前記ホイストシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプと前記ホイストシリンダとの間に設けられ、圧油の流路を切り換えて前記ホイストシリンダの動作を制御する制御弁と、前記制御弁にパイロット圧を供給するパイロットポンプと、前記油圧ポンプ及び前記パイロットポンプを駆動するエンジンと、コントローラと、を備えた運搬用車両において、前記油圧ポンプまたは前記パイロットポンプからの圧油を供給することにより蓄圧するアキュムレータと、前記ホイストシリンダのヘッド側とロッド側の油室のうち前記ホイストシリンダが縮小動作する際に圧油が供給される側の油室である縮小側油室及び前記アキュムレータを繋ぐ油圧管路と、前記油圧管路を開閉する開閉弁と、前記ベッセルが前記車体フレームに着座したことを検出する着座検出器と、を備え、前記着座検出器により前記ベッセルが前記車体フレームに着座していることが検出されたことに基づいて、前記コントローラは、前記アキュムレータにて蓄圧されていた圧油を前記縮小側油室に供給するために前記開閉弁に対して開動作の指令を出力することを特徴とする。
本発明によれば、アキュムレータの静圧をホイストシリンダに導くことができるため、ホイストシリンダを下げ固定状態に保持する動作の応答性が高まる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
運搬用車両の一例を示す鉱山用のダンプトラックの側面図である。 ダンプトラックの作動制御機構を示す構成説明図である。 ダンプトラックの油圧回路図である。 ダンプトラックの油圧回路の変形例を示す図である。 ベッセルの台座部への押圧力を作用させる際の動作説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1に運搬用車両の一例として、鉱山用のダンプトラック1の構成を示す。なお、運搬用車両としては、これ以外であっても、車体フレームに各種の積載物を収容するベッセルを傾動(起伏動作)可能に設けたもの一般に適用することができる。
ダンプトラック1は車体フレーム2を有するものであり、この車体フレーム2には走行手段としての車輪、つまり左右の前輪3及び後輪4が取り付けられている。動力源としてはエンジン5が用いられ、このエンジン5は車体フレーム2に装着されている。6はこのダンプトラック1を操作するオペレータが搭乗する運転室であり、この運転室6は車体フレーム2の上部の前方位置に設けられている。
車体フレーム2には、荷台を構成するベッセル7が設けられている。ベッセル7は、その後端側の部位が連結ピン8によって車体フレーム2に連結されており、この車体フレーム2に対しては、図中に矢印で示したように、連結ピン8を中心として上下方向に回動可能となっている。これによって、ベッセル7は車体フレーム2と概略平行な積込姿勢から後方に向けて傾動して、所定角度傾斜した積降姿勢となるまで変位可能となっている。このように、ベッセル7を傾動駆動するために、車体フレーム2とベッセル7との間にはホイストシリンダ9が介装されている。ホイストシリンダ9は左右一対設けられており、このホイストシリンダ9を伸長させると、ベッセル7は上げ動作を行い、縮小させると、ベッセル7は下げ動作を行うことになる。
ベッセル7は土砂や砕石等が積載されるようになっており、このために上方が開放した容器である。また、ベッセル7の前側端部にはヘッドガード7aが連設されており、ベッセル7が下がった積込姿勢になると、このヘッドガード7aは運転室6の上部を覆うようにして、この運転室6内で操作するオペレータ等の安全保護が図られる。また、ベッセル7が積込姿勢となっていると、車体フレーム2に設けた台座部10上に当接するように着座することになる。さらに、図中において、11はサスペンションシリンダである。
図2に基づいてベッセル7の姿勢制御を行う機構について説明する。ベッセル7は、運転室6内に設けた操作装置20により操作される。操作装置20は操作レバー21を有し、この操作レバー21操作することによって、ベッセル7を車体フレーム2に対して連結ピン8を中心とした傾動動作が行われる。操作レバー21は、4つのポジションがあり、第1のポジションはベッセル下げ位置PD、第2のポジションは浮き位置FL,第3のポジションは中立位置NP,さらに第4のポジションはベッセル上げ位置PUである。
前述したように、ベッセル7を傾動変位させるのはホイストシリンダ9であって、このホイストシリンダ9は、図3に示されているように、一般のシリンダと同様、シリンダチューブ9aの内部にピストンロッド9bに連結したピストン9cが摺動可能に設けられており、このピストン9cによって、シリンダチューブ9aの内部は2つの油室A,Bに区画形成されている。ヘッド側の油室A内に圧油を導くとともに、ボトム側の油室Bをタンク圧にすると、ホイストシリンダ9は伸長することになり、従ってヘッド側の油室Aは伸長側油室である。一方、ボトム側の油室B内に圧油を導き、ヘッド側の油室Aをタンク圧にすると、ホイストシリンダ9は縮小することになる。従って、ボトム側の油室Bは縮小側油室である。
操作レバー21の第4のポジションであるベッセル上げ位置PUでは、ホイストシリンダ9の油室Aに圧力を導入し、油室Bがタンク圧に保持される結果、ホイストシリンダ9は伸長する。また、第1のポジションであるベッセル下げ位置PDでは、油室Bに圧力が供給され、油室Aはタンク圧に保持されて、ホイストシリンダ9は縮小する。また、第2のポジションの浮き位置FLでは実質的に油室Aも、油室Bもタンク圧に保持され、ベッセル7はその自重により台座部10に着座した状態に保持される。さらに、第3のポジションである中立位置NPになると、油室Aも、また油室Bもロックされた状態に保持されることになる。
操作装置20における操作レバー21による以上の操作は出力部22を介してコントローラ23に制御信号として入力されて、このコントローラ23の出力信号に基づいてホイストシリンダ9の駆動制御が行われることになる。
次に、図3にホイストシリンダ9を駆動するための油圧回路の構成を示す。図中において、30はホイストシリンダ9に圧油を供給するための油圧ポンプである。また、油圧ポンプ30は他の油圧回路に向けて圧油を供給するパイロットポンプ31等と共にエンジン5により駆動される。油圧ポンプ30及び作動油タンク32とホイストシリンダ9との間には2連の制御弁33,34が介装されている。これら制御弁33,34は、ホイストシリンダ9への圧油の供給を切り換えてホイストシリンダ9の作動を制御するためのものであり、その切り換え操作はコントローラ23からの信号に基づいて行われる。
図示した油圧回路においては、制御弁33,34はそれぞれ3位置を有するものであって、常時には、つまり操作レバー21が中立位置NPにあるときには、これら制御弁33,34は中央の中立位置に保持され、操作レバー21を中立位置から傾動操作すると、制御弁33,34は油圧パイロット信号により左右のいずれかの切換位置への切り換え動作が行われる。コントローラ23の出力信号は電気信号である。パイロットポンプ31と制御弁33,34のパイロット部とを繋ぐ流路には電磁比例弁ユニット35が取り付けられており、コントローラ23からの電気信号を受けて電磁比例弁ユニット35が作動することにより、パイロットポンプ31からのパイロット圧が各パイロット部に給排される。なお、パイロットポンプ31からのパイロット圧は、後述する減圧弁(圧力調整装置)53によって調整されている。
電磁比例弁ユニット35は3個の電磁比例弁35PD,35FL及び35PUから構成されており、常時においては、つまり操作レバー21が中立位置にあるときには、各電磁比例弁35PD,35FL及び35PUの出力側は作動油タンク32と接続されており、コントローラ23からの制御信号が入力されると、電磁比例弁35PD,35FLまたは35PUのいずれかが切換位置に切り換わり、制御弁33,34の左右いずれかのパイロット部にパイロット圧が供給されて、制御弁33,34が中立位置から左右いずれかの切換位置に切り換わるようになる。
中立位置にある操作レバー21を右方に傾動させると、ベッセル上げ位置PUとなる。これにより、電磁比例弁35PUが切り換わって、制御弁33,34の図中左側のパイロット部にパイロット圧を供給して、中立位置にある制御弁33,34が左側の切換位置に切り換わることになる。これによって、ホイストシリンダ9の伸長側の油室Aが油圧ポンプ30と接続され、縮小側の油室Bは作動油タンク32に接続される。その結果、ホイストシリンダ9が伸長することになり、ベッセル7が上げ動作をする。なお、図3において、36は制御弁33,34に過大な圧力が作用しないように保護するためのリリーフ弁である。また、37,38はメイクアップ用のチェック弁である。
操作レバー21を左側に傾動させて、浮き位置FLを経てベッセル下げ位置PDにまで操作されると、電磁比例弁35PDが切り換わることになり、制御弁34が中立位置から右側の切換位置に切り換わる。これによって、ホイストシリンダ9が縮小する側の油室Bに油圧ポンプ30の圧力が作用することになり、伸長する側の油室Aは作動油タンク32と接続される。その結果、ホイストシリンダ9が縮小することになり、ベッセル7は下げ動作を行う。なお、このときには、制御弁33は中立位置に保持されることになる。
操作レバー21が中立位置NPとベッセル下げ位置PDとの中間の浮き位置FLとなるように操作したときには、電磁比例弁35FLが切り換わることになる。この場合、制御弁33のみが図中右側の切換位置に切り換わることになる結果、ホイストシリンダ9の両油室A,Bが共に作動油タンク32に接続されるようになって、油圧ポンプ30からの圧油は作動油タンク32に還流し、ホイストシリンダ9は、ベッセル7の自重により縮小され、ベッセル7を台座部10に着座させて、安定的に保持する。
次に操作レバー21を鉛直状態の中立位置NPに切り換えると、ホイストシリンダ9を駆動するための制御を行う制御弁33,34は中立位置に戻り、ホイストシリンダ9は、ベッセル7の自重により縮小状態で安定的に保持される。この状態がベッセル7の積込姿勢であり、ホイストシリンダ9に負荷をかけることなくダンプトラック1に土砂等の積載物の積載が可能となり、積込場所で鉱石や土砂等の採鉱が行われて、ダンプトラック1のベッセル7に積載される。
ダンプトラック1への積載が完了すると、このダンプトラック1を走行させて、鉱石集積場所等の積降場所にまで搬送されるが、このときにもベッセル7は積込姿勢に保たれる。
ダンプトラック1が積降場所における所定の位置にまで搬入されると、操作装置20における操作レバー21を操作して、コントローラ23からの制御信号に基づいて電磁比例弁35PUを切り換えて油圧ポンプ30からの圧力を制御弁33,34の左側の油圧パイロット部にパイロット圧を供給する。その結果、制御弁33,34が切り換って、ホイストシリンダ9の油室Aに油圧ポンプ30からの圧油が供給され、油室Bは作動油タンク32に接続されるので、ホイストシリンダ9が伸長することになる。従って、ベッセル7は連結ピン8を中心として、後方に向けて傾動する積降姿勢になり、ベッセル7内の積載物が後方に向けて排出される。
操作レバー21がベッセル上げ位置PUを維持している限りは、ホイストシリンダ9の伸長動作が継続し、ベッセル7は上方に傾動し続けるが、ダンプトラック1全体の重心が後方に移動することになり、転倒のおそれが生じることになる。従って、安全確保のために、例えばストッパを設ける等により最高上げ位置が規制される。
ベッセル7から積載物が完全に排出されると、操作レバー21をベッセル上げ位置PUから浮き位置FLに切り換える。その結果、制御弁33の右側の切換位置に切り換わることになる。また、制御弁34は中立位置に復帰する。従って、ホイストシリンダ9の油室A側、及び油室B側が作動油タンク32に接続されて、ホイストシリンダ9が縮小し、ベッセル7は水平状態となる方向に傾動変位する。
操作レバー21がベッセル上げ位置PUまたは浮き位置FLとすることによって、ベッセル7が上げ方向または下げ方向に動作している間に、操作レバー21を中立位置NPに切り換えると、制御弁33,34は中立位置に切り換わる。この中立位置では、ホイストシリンダ9の油室A,Bは共に油圧ポンプ30からも作動油タンク32からも遮断されて、ロック状態となり、ベッセル7はその位置に保持される。
以上のように構成することによって、ベッセル7の姿勢制御がおこなわれる。操作レバー21を浮き位置FLとすることによって、ベッセル7は自重で台座部10に着座して、積込姿勢の状態に保持することができる。これによって、油圧ショベルで掘削が行われて、掘削物がベッセル7に投入される。これがダンプトラック1への積込動作である。
所定量の土砂または鉱石がダンプトラック1のベッセル7に投入されて、満杯状態になると、ベッセル7は積込姿勢が保たれたままでダンプトラック1は積降場所まで走行する。ダンプトラック1が積降場所における所定の位置に配置されると、ベッセル7から土砂の積み下ろし動作が行われる。この土砂の積み下ろし作業は、操作レバー21をベッセル上げ位置PUまで傾動させることにより行われる。その結果、ホイストシリンダ9が伸長して、ベッセル7が連結ピン8を中心として、上方に向けて傾動して、ベッセル7内の土砂が後方に向けて排出される。なお、このときにはダンプトラック1を前進させることによって、ベッセル7からの積載物の排出を促進することができる。また、このベッセル上げ状態の途中で、操作レバー21を中立位置NPに切り換えることによって、ベッセル7は所望の角度位置に保持される。これによって、ベッセル7からの土砂の排出速度を調整することができる。
ベッセル7から土砂の排出が完了すると、操作レバー21を浮き位置FLに傾動操作することによりベッセル7は自重の作用でホイストシリンダ9を縮小させて、ベッセル7が下がることになる。これによって、ベッセル7の底面が車体フレーム2に設けた台座部10に当接した着座状態に復帰する。このように、後方位置において連結ピン8により車体フレーム2に連結されているベッセル7の重心位置は下方に向けて作用する状態となることから、ベッセル7は重力の作用で水平状態に復帰する。
以上のようにして、操作レバー21を操作することによって、ベッセル7の上げ下げ操作が行われるが、ベッセル7が上げ下げ動作するのは、原則的には、積載物の積降作業時だけであり、それ以外のときには、ダンプトラック1の走行中を含めて、ベッセル7は台座部10上に着座した状態に保持される。ベッセル7は後方側の位置で連結ピン8に連結されており、前方側の重量が大きいので、重心位置は連結ピン8への連結位置より前方に位置する。従って、操作レバー21を浮き位置FLとしていても、ベッセル7に格別の外力が作用しない限り、台座部10に着座し当接した状態に保持される。また、操作レバー21をベッセル下げ位置PDとすれば、ベッセル7は台座部10に押圧されることから、より安定する。
ところで、油圧ポンプ30からの高圧油路40には制御弁33より下流側の位置にリリーフ弁36が設けられており、リリーフ設定圧以上になると、圧力を作動油タンク32に開放するリリーフ機能を発揮するものである。このリリーフ弁36はベッセル7の上げ動作の際にも、また下げ動作の際にも機能するが、ベッセル上げ動作時には高い設定圧となり、ベッセル下げ動作時には低い設定圧となるように調整されている。
今、操作レバー21をベッセル下げ位置PDとすると、制御弁34が図中の左方の切換位置に切り換わり、油圧ポンプ30からの圧力はホイストシリンダ9の油室Bに供給されることによって、このホイストシリンダ9は縮小することになり、ベッセル7は下げ動作が行われる。そして、ベッセル7が台座部10に当接した後には、それ以上ホイストシリンダ9が縮小動作を行うことはない。その後も操作レバー21がベッセル下げ位置PDを保持していると、リリーフ弁36が開いて、油圧ポンプ30からの圧力が作動油タンク32に還流する。ここで、ベッセル下げ時にはリリーフ弁36の設定圧は低い状態となっているが、操作レバー21をベッセル下げ位置PDのままでは、油圧ポンプ30はリリーフ弁36の設定圧に相当する負荷が作用した状態に保持されることになる。このために、ベッセル7が台座部10に着座すると、速やかに操作レバー21を中立位置NPに一旦戻すように操作することが望ましい。
ベッセル7の上げ下ろし動作を行う際以外では、操作レバー21を浮き位置FLとする。その結果、油圧ポンプ30はリリーフ弁を介することなく作動油タンク32に接続することになる。これによって、油圧ポンプ30は無負荷状態となるので、消費エネルギを節約することができ、かつリリーフ弁36も作動しないので、作動油温の上昇が抑制される。
ここで、ダンプトラック1が走行するのは、鉱山等といった不整地であることから、走行時には車両全体に大きな振動が発生する。ベッセル7は連結ピン8により車体フレーム2に対して片持ち状態で連結されていることから、車両全体の振動によりベッセル7が上下にバウンドすると、台座部10と繰り返し激しい衝突を繰り返すことになる。その結果、ベッセル7及び連結ピン8、さらには連結ピン8の取付ブラケット12に損傷をきたすおそれがある。これを防止するためには、ベッセル7を台座部10に常に当接し、車両の振動時にもベッセル7が台座部10から離間しないように安定させる必要がある。
ベッセル7に土砂等が搭載された積荷状態では、この搭載物の重量でベッセル7は台座部10に押圧されることから、ダンプトラック1が不整地を走行している間は積荷の重量でベッセル7は台座部10に当接した状態に保持されて、着座状態で安定的に保持される。しかしながら、土砂等の積載物が排出されて、空荷状態となりベッセル7が軽量化すると、ベッセル7の台座部10への押圧力が低下して安定性が失われ、ダンプトラック1が走行中に大きな振動が発生すると、ベッセル7は台座部10に接離して、衝撃が繰り返し発生することになる。
ホイストシリンダ9の油圧力を利用して、ベッセル7を台座部10に押し付けることができれば、ダンプトラック1の不整地走行時に振動が発生しても、ベッセル7が台座部10にみだりに衝突を繰り返す事態が発生することはない。そこで、操作レバー21をベッセル下げ位置PDに保持すれば、ベッセル7を台座部10に密着させることができる。ただし、前述したように、消費エネルギの低減及び作動油温の上昇防止の観点からは、ベッセル7の上げ下げ動作時以外では、操作レバー21をベッセル下げ位置PDに保持するのは好ましくはない。
ところで、図3の油圧回路においては、アキュムレータ50が設けられている。このアキュムレータ50は、油圧配管51によってパイロットポンプ31と接続されており、このパイロットポンプ31からの圧油が供給されることで、その内部に所定の圧力を蓄圧する。なお、油圧配管51はアキュムレータ50の下流側に設けられた油圧機器等にも接続されている。本実施形態では、このアキュムレータ50の圧力をホイストシリンダ9に導くことによって、ホイストシリンダ9を縮小状態に保持して、ベッセル7が台座部10に着座した状態を保つようにしている。
このために、油圧配管51のアキュムレータ50への接続部より上流側、つまりパイロットポンプ31への接続側の位置から分岐してホイストシリンダ9のロッド側の油室Bと接続する圧力供給配管52が設けられており、この圧力供給配管52には減圧弁53及び電磁開閉弁(開閉弁)54が設けられている。従って、ホイストシリンダ9を縮小方向に油圧力を作用させてベッセル7を台座部10に押圧する際に、アキュムレータ50に蓄えられた圧力は、減圧弁53により減圧されて、ダンプトラック1の不整地走行中において、ベッセル7の安定性を得るのに必要な押圧力を作用させるように、圧力調整がなされる。なお、パイロットポンプ31の代わりに油圧ポンプ30からの圧油をアキュムレータ50にて蓄圧する構成としても良い。
ここで、ホイストシリンダ9に作用させる油圧力はアキュムレータ50の圧力が減圧弁53で減圧されていることから、この減圧弁53の下流側は実質的に静圧状態となる。つまり、通常の状態では、ホイストシリンダ9を所定の圧力状態を維持するために、パイロットポンプ31を常時駆動状態に設定しておく必要がない。
図3においては、油圧配管51と圧力供給配管52との間の接続位置は、アキュムレータ50の接続部より上流側、つまりパイロットポンプ31とアキュムレータ50との間の位置としたが、図4に示したように、アキュムレータ50の下流側に接続することもできる。いずれの位置が望ましいかについては、アキュムレータ50の前後いずれ方が圧力の変動が大きいか等を考慮して、回路設計を行えば良い。なお、パイロットポンプ31は電磁比例弁ユニット35を構成する各電磁比例弁35PD,35PU,35FLへの圧力供給を行うものであるから、この電磁比例弁ユニット35への接続側の減圧弁53Aとホイストシリンダ9に接続されている電磁開閉弁54への接続側の減圧弁53Bとに分けるようにするのが望ましい。
圧力供給配管52には電磁開閉弁54が設けられており、この電磁開閉弁54が閉じた状態となっていると、この圧力供給配管52を介してホイストシリンダ9には保持力を発揮するための圧力が供給されることはない。そして、電磁開閉弁54を開くとホイストシリンダ9に圧力が供給されて、この圧力によりベッセル7を台座部10に押圧させて安定したベッセル着座状態とする。このベッセル着座状態が必要となるのは、ベッセル7が空荷状態等、軽い自重状態でダンプトラック1が走行しているときである。これ以外ではホイストシリンダ9にアキュムレータ50による保持力を作用させない。しかも、電磁開閉弁54の開閉は、マニュアル操作によりこのベッセル保持状態とするのではなく、自動的に制御される。
ここで、ダンプトラック1には、図2にあるようにコントローラ23を備えており、このコントローラ23からの信号に基づいて電磁開閉弁54の開閉動作が行われる。このために、ベッセル7が台座部10に当接しているか否かを検出する着座センサ(着座検出器)13が車体フレーム2とベッセル7との間に介装されており、またサスペンションシリンダ11にはベッセル7の重量を検出する圧力センサ(状態検出器)14を備えている。さらに、後輪4にはピックアップセンサ(速度検出器)15が備えられている。
以上のように構成することによって、コントローラ23においては、図5に示したように、操作装置20を構成する操作レバー21が浮き位置FLとなっているか否かが判定される(ステップ1)。操作レバー21が浮き位置FLとなっている状態で、着座センサ13がオン状態となっておれば(ステップ2)、ベッセル7は水平状態で、台座部10に着座していることが検出されたことになる。この状態で、サスペンションシリンダ11に設けた圧力センサ14が所定の基準値より低いか否かの判定がなされる(ステップ3)。
ベッセル7の重量はその積荷の有無及び積荷量により変化するものであり、ベッセル7の重量が大きい状態であれば、その自重により台座部10に安定的に着座する状態に保持されている。従って、ダンプトラック1が不整地等を走行している間でも、ベッセル7は台座部10に確実に着座している。ベッセル7が空荷状態乃至空荷に近い状態であれば、ベッセル7の重量が小さいために、不安定になり、台座部10への着座が安定しない。
さらに、ピックアップセンサ15からの信号に基づいて、ダンプトラック1が走行しているか否かの判定がなされる(ステップ4)。なお、ピックアップセンサ15においては、ダンプトラック1が走行しているか否かではなく、所定の設定速度で走行しているか否かを判断するようにすることもできる。つまり、走行速度が遅い場合には、車体における振動が大きくないから、電磁開閉弁54を開く必要がないことも考えられる。ベッセル7が空荷状態であっても、ダンプトラック1が停止している間は振動等が発生することはない。
以上の各条件が満たされていると、ベッセル7の安定性に問題があるとして、コントローラ23から電磁開閉弁54に開動作指令を出力し、電磁開閉弁54を開いて(ステップ5)、ホイストシリンダ9の油室Bにアキュムレータ50の圧力を作用させて、このベッセル7の台座部10への押圧力を作用させることによりベッセル7を安定させる。ここで、ホイストシリンダ9による押圧力を作用させるに当って、アキュムレータ50の圧力という実質的に静圧を作用させることによって、ホイストシリンダ9を安定的に保持される。アキュムレータ50の静圧をホイストシリンダ9に作用させることができるため、ベッセル7を短時間で台座部10に安定的に保持することができる。つまり、本実施形態によれば、ホイストシリンダ9を下げ固定状態に保持する動作の応答性が高い。また、パイロットポンプ31を常時駆動しておく必要がないため、エネルギロスを抑制でき、もってエンジン5の燃費効率の向上にも寄与することとなる。
一方、前述した各条件のうち、一つでも欠いている場合には、電磁開閉弁54が閉じた状態に保持される(ステップ6)。これによって、パイロットポンプ31に余分な負担をかけることがない状態に保持される。
なお、上記実施形態の構成に加えて、ダンプトラック1の傾斜角度を検出するための傾斜角度センサを設けておき、車体フレーム2の傾斜角度により電磁開閉弁54の開動作の制御を行うようにしても良い。このようにすると、路面状況に応じて、ベッセル7をより安定的に台座部10に保持することができる。
1 ダンプトラック
2 車体フレーム
5 エンジン
7 ベッセル
8 連結ピン
9 ホイストシリンダ
10 台座部
11 サスペンションシリンダ
13 着座センサ(着座検出器)
14 圧力センサ(状態検出器)
15 ピックアップセンサ(速度検出器)
23 コントローラ
30 油圧ポンプ
31 パイロットポンプ
50 アキュムレータ
52 圧力供給配管(油圧管路)
53,53A,53B 減圧弁(圧力調整弁)
54 電磁開閉弁(開閉弁)
A ヘッド側油室
B ボトム側油室(縮小側油室)

Claims (4)

  1. 車輪が取り付けられた車体フレームと、前記車体フレームに傾動可能に取り付けられたベッセルと、前記車体フレームと前記ベッセルとの間に設けられ、前記ベッセルを傾動させるホイストシリンダと、前記ホイストシリンダに圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプと前記ホイストシリンダとの間に設けられ、圧油の流路を切り換えて前記ホイストシリンダの動作を制御する制御弁と、前記制御弁にパイロット圧を供給するパイロットポンプと、前記油圧ポンプ及び前記パイロットポンプを駆動するエンジンと、コントローラと、を備えた運搬用車両において、
    前記油圧ポンプまたは前記パイロットポンプからの圧油を供給することにより蓄圧するアキュムレータと、
    前記ホイストシリンダのヘッド側とロッド側の油室のうち前記ホイストシリンダが縮小動作する際に圧油が供給される側の油室である縮小側油室及び前記アキュムレータを繋ぐ油圧管路と、
    前記油圧管路を開閉する開閉弁と、
    前記ベッセルが前記車体フレームに着座したことを検出する着座検出器と、を備え、
    前記着座検出器により前記ベッセルが前記車体フレームに着座していることが検出されたことに基づいて、前記コントローラは、前記アキュムレータにて蓄圧されていた圧油を前記縮小側油室に供給するために前記開閉弁に対して開動作の指令を出力することを特徴とする運搬用車両。
  2. 請求項1において、
    前記油圧管路に設けられ、前記アキュムレータから前記縮小側油室に供給する圧油の圧力を調整する圧力調整弁を更に備えたことを特徴とする運搬用車両。
  3. 請求項1または2において、
    前記ベッセルの積荷状態を検出するための状態検出器を更に備え、
    前記状態検出器により前記ベッセルが空荷状態であることが検出されたことに基づいて、前記コントローラは、前記開閉弁に対して開動作の指令を出力することを特徴とする運搬用車両。
  4. 請求項1または2において、
    前記車輪の速度を検出する速度検出器を更に備え、
    前記コントローラは、前記速度検出器により検出された前記車輪の速度が所定速度である場合に、前記開閉弁に対して開動作の指令を出力することを特徴とする運搬用車両。
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