JP2017109415A - 竪型射出成形機の型厚調整装置と型厚調整方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】現状よりも型厚を広げる際に、型厚調整モータにかかる負荷を軽減して、大きなモータを使用することなく型厚調整作業の高速化を実現できる。
【解決手段】竪型射出成形機1は、上部に可動盤5を固定した複数のタイバー4の下部にエンドプレート6を連結し、一体に上下動させて可動盤5と固定盤3に設けた金型30、31の開閉動作を行う。型厚調整手段34は、型厚のより大きな金型30、31に対応した型開き位置で可動盤5と各タイバー4を、可動盤5に連結した鋸歯状の係止部44を配列した係止部材43にストッパー45の係止ロッドを係止させて保持し、荷重を受ける。エンドプレート6に回転可能に設けた調整ナット8をタイバー4と螺合させ、型厚調整モータ40の駆動で調整ナット8を介してエンドプレート6を下方に移動させることで型厚の大きい金型に対応して型締め可能な位置に設定して型締め調整を行う。
【選択図】図1
【解決手段】竪型射出成形機1は、上部に可動盤5を固定した複数のタイバー4の下部にエンドプレート6を連結し、一体に上下動させて可動盤5と固定盤3に設けた金型30、31の開閉動作を行う。型厚調整手段34は、型厚のより大きな金型30、31に対応した型開き位置で可動盤5と各タイバー4を、可動盤5に連結した鋸歯状の係止部44を配列した係止部材43にストッパー45の係止ロッドを係止させて保持し、荷重を受ける。エンドプレート6に回転可能に設けた調整ナット8をタイバー4と螺合させ、型厚調整モータ40の駆動で調整ナット8を介してエンドプレート6を下方に移動させることで型厚の大きい金型に対応して型締め可能な位置に設定して型締め調整を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、竪型射出成形機においてタイバーに対するエンドプレートの固定位置を金型の厚さに応じて調整することができる型厚調整装置と型厚調整方法に関する。
トグル式金型開閉装置を有する射出成形機は搭載する金型の厚さの違いに合わせて型締め完了時の金型取付盤(可動盤と固定盤)間の距離を調整する型厚調整作業が必要である。このような型厚調整装置として例えば特許文献1及び2に記載されたものが提案されている。
これらの竪型射出成形機では、一般的に下金型が取り付けられた固定盤の下部にトグルリンクを介してエンドプレートが接続されている。エンドプレートから固定盤を貫通して上方に延びた複数本のタイバーの上端には上金型が取り付けられた可動盤が固定されている。可動盤の上部には射出ユニットが搭載されている。
これらの竪型射出成形機では、一般的に下金型が取り付けられた固定盤の下部にトグルリンクを介してエンドプレートが接続されている。エンドプレートから固定盤を貫通して上方に延びた複数本のタイバーの上端には上金型が取り付けられた可動盤が固定されている。可動盤の上部には射出ユニットが搭載されている。
エンドプレートにはタイバーと同軸に調整ナットが回転可能に取り付けられており、調整ナットの内面に形成された雌ねじ部とタイバーの外面の雄ねじ部が螺合している。調整ナットは型厚調整モータによってチェーンを介して同期して回転駆動させられる。調整ナットの回転駆動によってエンドプレートが上下動することでタイバーと可動盤と射出ユニットが一体に上下動する。これによって固定盤に対して可動盤が上下動して金型の型厚調整を行うことになる。
ところで、型厚調整モータによって型厚調整動作する際、現状より金型の型厚を狭める場合には調整ナットの回転によってタイバーと可動盤と射出ユニットを下方に移動させる。この場合にはタイバーと可動盤と射出ユニット等からなる移動部の質量と調整ナットの摩擦トルクとの差分だけの出力があれば移動できるため、型厚調整モータの出力は小さくて済む。
しかしながら、型厚調整モータによって型厚を広げる場合には、調整ナットの回転によってタイバーと可動盤と射出ユニットを上方に移動させる必要があり、更に調整ナットの摩擦トルクを加えた出力が必要になってしまう。型厚調整モータでこのような大きな出力をだすためには大出力の型厚調整モータが必要であった。
しかも、実際には型厚調整モータに減速機を取り付けることで出力トルクを上げる機構を採用しているため、型厚調整速度を速くすることができず型厚調整作業に時間がかかるという不具合があった。
しかも、実際には型厚調整モータに減速機を取り付けることで出力トルクを上げる機構を採用しているため、型厚調整速度を速くすることができず型厚調整作業に時間がかかるという不具合があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、現状よりも型厚を広げる際に、型厚調整モータにかかる負荷を軽減して、大きなモータを使用することなく型厚調整作業の高速化を実現できるようにした竪型射出成形機の型厚調整装置と型厚調整方法を提供することを目的とする。
本発明に係る竪型射出成形機の型厚調整装置は、上部に可動盤が固定された複数のタイバーの下部にエンドプレートが連結されていて一体に上下動させることで可動盤と固定盤に設けた金型の開閉動作を行う型開閉手段と、金型の型厚に対応した型開き位置にある可動盤を係止させて前記可動盤とタイバーの荷重を受ける可動盤落下防止手段と、型厚調整モータの駆動によりエンドプレートを可動盤に対して下方移動させることで金型に対応した型締め可能な位置に設定する型厚調整手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、金型を現状よりも大きな厚さのものに交換する場合、型開閉手段によって可動盤と固定盤を型開き状態にして金型の型厚に応じた高さで可動盤落下防止手段によって可動盤を保持させ、可動盤とタイバー、更には可動盤の上に設けた射出ユニットの荷重を可動盤落下防止手段で受ける。この状態で、型厚調整手段の型厚調整モータを駆動させてエンドプレートをタイバーに沿って下方移動させることで、より大きな型厚の金型に対応して正しく型締めできる位置に設定できるため、型厚調整モータはエンドプレートを下方移動させるための負荷を負担すればよく、小型のモータで高速作動できて段取り時間を短縮できる。
なお、型厚調整手段では、エンドプレートに回転可能に装着された調整部のねじ部をタイバーのねじ部に螺合させ、型厚調整モータの駆動を伝達部材を介して調整部に伝達してエンドプレートを移動させる。
本発明によれば、金型を現状よりも大きな厚さのものに交換する場合、型開閉手段によって可動盤と固定盤を型開き状態にして金型の型厚に応じた高さで可動盤落下防止手段によって可動盤を保持させ、可動盤とタイバー、更には可動盤の上に設けた射出ユニットの荷重を可動盤落下防止手段で受ける。この状態で、型厚調整手段の型厚調整モータを駆動させてエンドプレートをタイバーに沿って下方移動させることで、より大きな型厚の金型に対応して正しく型締めできる位置に設定できるため、型厚調整モータはエンドプレートを下方移動させるための負荷を負担すればよく、小型のモータで高速作動できて段取り時間を短縮できる。
なお、型厚調整手段では、エンドプレートに回転可能に装着された調整部のねじ部をタイバーのねじ部に螺合させ、型厚調整モータの駆動を伝達部材を介して調整部に伝達してエンドプレートを移動させる。
本発明による竪型射出成形機の型厚調整方法は、上部に可動盤が固定された複数のタイバーの下部にエンドプレートが連結されていて一体に上下動させることで可動盤と固定盤に設けた金型の開閉動作を行う竪型射出成形機の型厚調整方法において、可動盤とタイバーとエンドプレートを上方移動させて金型の型厚に対応した型開き位置に保持する工程と、型開き位置にある可動盤を可動盤落下防止手段によって係止させて可動盤とタイバーの荷重を支えるようにした工程と、可動盤を係止した状態でエンドプレートを型締めできる位置に下方移動させる工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明による竪型射出成形機の型厚調整方法は、上部に可動盤が固定された複数のタイバーの下部にエンドプレートが連結されていて一体に上下動させることで可動盤と固定盤に設けた金型の開閉動作を行う竪型射出成形機の型厚調整方法において、可動盤とタイバーとエンドプレートを上方移動させて型開き状態に保持する工程と、可動盤と固定盤の間に金型を設置し、可動盤を金型に当接する型開き位置に保持して可動盤とタイバーの荷重を支えるようにした工程と、可動盤を型開き位置に保持した状態でエンドプレートを型締めできる位置に下方移動させる工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、金型をより大きな型厚のものに交換する場合、型開閉手段によって可動盤と固定盤を型開き状態にして固定盤と可動盤の間により大きな型厚の金型を設置し、型締めを行うとこの金型で可動盤を受け止めることができて、可動盤とタイバー、更には可動盤の上に設けた射出ユニットの荷重を金型で受けることができる。そして、型厚調整モータを駆動させてエンドプレートを下方移動させることで大きな厚さの金型に対応して正しく型締めできる位置に設定でき、型厚調整モータはエンドプレートを移動させる荷重を負担すればよく小型のモータで高速作動できて段取り時間を短縮できる。
本発明によれば、金型をより大きな型厚のものに交換する場合、型開閉手段によって可動盤と固定盤を型開き状態にして固定盤と可動盤の間により大きな型厚の金型を設置し、型締めを行うとこの金型で可動盤を受け止めることができて、可動盤とタイバー、更には可動盤の上に設けた射出ユニットの荷重を金型で受けることができる。そして、型厚調整モータを駆動させてエンドプレートを下方移動させることで大きな厚さの金型に対応して正しく型締めできる位置に設定でき、型厚調整モータはエンドプレートを移動させる荷重を負担すればよく小型のモータで高速作動できて段取り時間を短縮できる。
本発明に係る竪型射出成形機の型厚調整装置と型厚調整方法によれば、金型を型厚のより大きいものに交換する場合、型開き状態で可動盤を可動盤落下防止手段または金型で支持することで可動盤とタイバーの荷重を支えることができ、エンドプレートを下降させて型締めできる位置を設定する際に、型厚調整モータにはエンドプレートを下げる方向の荷重のみが作用するため大きなトルクは必要なく小型のモータで駆動できる。そのため、低コストである上に型厚調整作業の高速化を実現できて段取り時間を短縮できる。
以下、本発明の実施の形態による竪型射出成形機の型厚調整装置と型厚調整方法について図1乃至図5に基づいて説明する。
図1乃至図3は第一実施形態による竪型射出成形機1の型厚調整装置を示すものである。図1に示す竪型射出成形機1は、マシンボディ2に固定された固定盤3には複数のタイバー4が貫通して上下方向に延びている。複数のタイバー4の上端には固定盤3に対向する位置に可動盤5が固定され、タイバー4の下端にはエンドプレート6が取り付けられている。タイバー4は通常、所定間隔で3〜4本程度設置されている。
固定盤3には下金型30が取り付けられ、可動盤5には上金型31が取り付けられている。可動盤5の上部には図3で示す射出ユニット7が設置されている。
図1乃至図3は第一実施形態による竪型射出成形機1の型厚調整装置を示すものである。図1に示す竪型射出成形機1は、マシンボディ2に固定された固定盤3には複数のタイバー4が貫通して上下方向に延びている。複数のタイバー4の上端には固定盤3に対向する位置に可動盤5が固定され、タイバー4の下端にはエンドプレート6が取り付けられている。タイバー4は通常、所定間隔で3〜4本程度設置されている。
固定盤3には下金型30が取り付けられ、可動盤5には上金型31が取り付けられている。可動盤5の上部には図3で示す射出ユニット7が設置されている。
エンドプレート6は各タイバー4を貫通して保持すると共に、タイバー4と同軸に略筒状の調整ナット8が調整部として回転可能に設置されている。調整ナット8の外面には段部が形成され、内面に設けた雌ねじ部8aはタイバー4の外面に設けた雄ねじ部4aと互いに螺合している。複数のタイバー4で連結された可動盤5とエンドプレート6は固定盤3に対して上下動可能なトグル式の型開閉手段を構成しており、固定盤3とエンドプレート6の間には複数組のトグル機構9が連結されている。
各トグル機構9は、固定盤3の下部に枢軸10を中心に上下方向に回動可能とされたトグルリンク11と、エンドプレート6の上面に設けた枢軸12で上下方向に回動可能に設けられ且つ他端をトグルリンク11に連結したトグルピン13と連結されたトグルリンク14とを備えている。更に、トグル機構9は、取付軸16で上下方向に回転可能に軸支されたトグルピース17をトグルリンク14の他端に連結ピン18で連結したクロスヘッド20を備えており、このクロスヘッド20は内面に雌ねじが形成されたナット構造を有している。
クロスヘッド20内に挿入されて鉛直方向に延びる長軸のねじ軸21は外面に雄ねじが形成されていてクロスヘッド20の雌ねじと螺合しており、左右2組のトグル機構9の間に設置されている。ねじ軸21の下端部はマシンボディ2に設けた軸受22に支持され、上端部は固定盤3に設けた軸受23に支持されており、軸方向の移動は阻止されて軸回りに回転可能とされている。ねじ軸21は好ましくはボールねじ軸またはローラねじ軸とされている。
クロスヘッド20は固定盤3またはマシンボディ2に鉛直に固定された複数の案内棒25に案内されてねじ軸21に螺合されている。ねじ軸21を回転させることでクロスヘッド20は案内棒25に沿って上下方向に移動可能とされている。クロスヘッド20はねじ軸21の種類にあわせてボールナット、ローラナット等を採用できる。
そして、ねじ軸21の上部に固定した従動プーリ26とマシンボディ2に固定されたサーボモータ等の駆動モータ27に固定した駆動プーリ28とは、タイミングベルト33で接続されている。駆動プーリ28と従動プーリ26とタイミングベルト33は駆動モータ27の回転をねじ軸21に伝達する伝動機構を構成しているが、伝動機構は各プーリとタイミングベルトに代えて歯車等を噛合させて構成してもよい。
そして、ねじ軸21の上部に固定した従動プーリ26とマシンボディ2に固定されたサーボモータ等の駆動モータ27に固定した駆動プーリ28とは、タイミングベルト33で接続されている。駆動プーリ28と従動プーリ26とタイミングベルト33は駆動モータ27の回転をねじ軸21に伝達する伝動機構を構成しているが、伝動機構は各プーリとタイミングベルトに代えて歯車等を噛合させて構成してもよい。
次に型厚調整手段34について説明する。
エンドプレート6に設けた各タイバー4と同軸の各調整ナット8は図2に示すようにその下端部がエンドプレート6から下方に突出しており、そのテーパ状の外周面にスプロケット35が嵌合されている。スプロケット35と調整ナット8の下面には押えプレート36が設置され、スプロケット35は押えプレート36と調整ナット8の間で固定ボルト37によって固定されている。
エンドプレート6の外周側端部には型厚調整モータ40が固定され、その出力軸はエンドプレート6を貫通して下方に突出してスプロケット39を固定している。型厚調整モータ40のスプロケット39に巻き付けられた無端状のチェーン41は複数の調整ナット8に設けたスプロケット35にも巻き付けられている。これら型厚調整モータ40、調整ナット8、各スプロケット35、39、チェーン41等は型厚調整手段34を構成する。
そして、型厚調整モータ40を正逆回転することで、回転するスプロケット35及び調整ナット8を介してエンドプレート6をタイバー4に沿って可動盤5に対して上下動させることができる。
これらの型厚調整のための作動は型厚調整手段34を備えた制御手段53によって電気的に制御される。
エンドプレート6に設けた各タイバー4と同軸の各調整ナット8は図2に示すようにその下端部がエンドプレート6から下方に突出しており、そのテーパ状の外周面にスプロケット35が嵌合されている。スプロケット35と調整ナット8の下面には押えプレート36が設置され、スプロケット35は押えプレート36と調整ナット8の間で固定ボルト37によって固定されている。
エンドプレート6の外周側端部には型厚調整モータ40が固定され、その出力軸はエンドプレート6を貫通して下方に突出してスプロケット39を固定している。型厚調整モータ40のスプロケット39に巻き付けられた無端状のチェーン41は複数の調整ナット8に設けたスプロケット35にも巻き付けられている。これら型厚調整モータ40、調整ナット8、各スプロケット35、39、チェーン41等は型厚調整手段34を構成する。
そして、型厚調整モータ40を正逆回転することで、回転するスプロケット35及び調整ナット8を介してエンドプレート6をタイバー4に沿って可動盤5に対して上下動させることができる。
これらの型厚調整のための作動は型厚調整手段34を備えた制御手段53によって電気的に制御される。
次に可動盤落下防止手段42について説明する。
図1に示す竪型射出成形機1において、可動盤5の一端部には鉛直方向下方に延びる鋸刃状の係止部材43が取り付けられている。係止部材43の一面にはその長手方向に複数の係止部44が所定間隔で配列され、各係止部44はテーパ状のテーパ面44aと略水平状の当接面44bとで鋸歯状に形成されている。係止部材43はマシンボディ2に形成した貫通孔2aを通してその下側に進退可能に延びている。
マシンボディ2上で係止部材43の各係止部44に対向する位置にストッパー45が固定されている。ストッパー45は例えば油圧シリンダ等の駆動源46と駆動源46のON、OFFで進退可能な係止ロッド47とを備えている。なお、ストッパー45の駆動源46は油圧シリンダ等に限定されることなく駆動モータ等で係止ロッド47を係止部44に進出させて係止させてもよいし、手動で係止ロッド47を進退させてもよい。また、ストッパー45で係止させる係止部材43の係止部44の位置は、新たに取り付ける金型の型厚(高さ)の大きさに応じた型開き位置に可動盤5が位置するように適宜の高さに調整できる。
図1に示す竪型射出成形機1において、可動盤5の一端部には鉛直方向下方に延びる鋸刃状の係止部材43が取り付けられている。係止部材43の一面にはその長手方向に複数の係止部44が所定間隔で配列され、各係止部44はテーパ状のテーパ面44aと略水平状の当接面44bとで鋸歯状に形成されている。係止部材43はマシンボディ2に形成した貫通孔2aを通してその下側に進退可能に延びている。
マシンボディ2上で係止部材43の各係止部44に対向する位置にストッパー45が固定されている。ストッパー45は例えば油圧シリンダ等の駆動源46と駆動源46のON、OFFで進退可能な係止ロッド47とを備えている。なお、ストッパー45の駆動源46は油圧シリンダ等に限定されることなく駆動モータ等で係止ロッド47を係止部44に進出させて係止させてもよいし、手動で係止ロッド47を進退させてもよい。また、ストッパー45で係止させる係止部材43の係止部44の位置は、新たに取り付ける金型の型厚(高さ)の大きさに応じた型開き位置に可動盤5が位置するように適宜の高さに調整できる。
そのため、ストッパー45の係止ロッド47が係止部材43における適宜の係止部44の当接面44bの下部に進出して係止させた状態で、タイバー4と可動盤5と射出ユニット7の荷重は係止部材43とストッパー45の係止ロッド47で受け止めてマシンボディ2で支持される。
この状態で型厚調整モータ40を駆動してスプロケット39の回転をチェーン41に伝達して調整ナット8を回転させてねじ軸21に対してエンドプレート6を上下動させると、型厚調整モータ40にはエンドプレート6の質量を昇降させる方向の荷重と調整ナット8及びねじ軸21間の摩擦が作用するが、エンドプレート6に連結されたタイバー4と可動盤5と射出ユニット7の荷重は作用しないため、大きなトルクはかからない。
また、本実施形態による制御手段53では、取り付ける金型30,31の型厚(高さ)が不明の場合を考慮して可動盤5を最大型厚高さにまで広げた状態に保持して金型30、31を取り付け、可動盤5を当該金型30,31の高さに降下させる。可動盤5の最大高さ位置から金型30,31に当接するまで降下させた高さを新たな金型30、31の型厚と設定し、この型厚設定位置で制御手段53によってストッパー45を作動制御してもよい。
この状態で型厚調整モータ40を駆動してスプロケット39の回転をチェーン41に伝達して調整ナット8を回転させてねじ軸21に対してエンドプレート6を上下動させると、型厚調整モータ40にはエンドプレート6の質量を昇降させる方向の荷重と調整ナット8及びねじ軸21間の摩擦が作用するが、エンドプレート6に連結されたタイバー4と可動盤5と射出ユニット7の荷重は作用しないため、大きなトルクはかからない。
また、本実施形態による制御手段53では、取り付ける金型30,31の型厚(高さ)が不明の場合を考慮して可動盤5を最大型厚高さにまで広げた状態に保持して金型30、31を取り付け、可動盤5を当該金型30,31の高さに降下させる。可動盤5の最大高さ位置から金型30,31に当接するまで降下させた高さを新たな金型30、31の型厚と設定し、この型厚設定位置で制御手段53によってストッパー45を作動制御してもよい。
本実施形態による竪型射出成形機1の型厚調整装置は上述した構成を備えており、その型締め型開き動作について説明する。
図1において、その左側に示す可動盤5と上金型31の型開き状態から駆動モータ27を駆動させると、駆動プーリ28、タイミングベルト33、従動プーリ26を介してねじ軸21が回転する。ねじ軸21の回転によって上側に位置するクロスヘッド20が降下してエンドプレート6が一体に降下するため、トグル機構9のトグルリンク11,14が屈曲状態から上下方向に回転して伸長し、これと同時に各タイバー4と可動盤5とその上部の射出ユニット7が降下して型締め移動する。
そして、図1の右側に示すように、トグルリンク11,14が直線状に伸長した位置で固定盤3に設けた下金型30と可動盤5に設けた上金型31が当接して型締めを完了する。
図1において、その左側に示す可動盤5と上金型31の型開き状態から駆動モータ27を駆動させると、駆動プーリ28、タイミングベルト33、従動プーリ26を介してねじ軸21が回転する。ねじ軸21の回転によって上側に位置するクロスヘッド20が降下してエンドプレート6が一体に降下するため、トグル機構9のトグルリンク11,14が屈曲状態から上下方向に回転して伸長し、これと同時に各タイバー4と可動盤5とその上部の射出ユニット7が降下して型締め移動する。
そして、図1の右側に示すように、トグルリンク11,14が直線状に伸長した位置で固定盤3に設けた下金型30と可動盤5に設けた上金型31が当接して型締めを完了する。
また、型締め状態から駆動モータ27を逆回転させると、ねじ軸21を逆方向に回転させてトグルリンク11,14が外側に屈曲してエンドプレート6を上昇させるのでタイバー4と可動盤5が一体に上昇して上金型31が下金型30から離間して型開き状態になる。
次に、異なる製品を成形するために現状の金型から型厚のより大きな(高さのより大きい)金型30,31に交換する型厚調整方法について図3及び図4により説明するが、これらの図では竪型射出成形機1の一部の構成を省略している。図3(a)は型締め状態であり、先の下金型30と上金型31は固定盤3と可動盤5から取り外されている。
この状態で図3(b)に示すように、制御手段53により、駆動モータ27を駆動させることでエンドプレート6と可動盤5とタイバー4を固定盤3に対して上昇させ、トグル機構9のトグルリンク11,14を屈曲させるように外側に回動させて可動盤5を最大型厚(高さ)にまで広げた型開き状態に保持する。そして、可動盤5の高さが新たな型厚の金型30,31の予め知られた高さに対応するように型開き位置を上下方向に移動させて調整する。
なお、金型30,31の高さが不明な場合には、金型30,31を設置した後で可動盤5を最大高さから金型30,31に当接するまで降下させる。
この状態で図3(b)に示すように、制御手段53により、駆動モータ27を駆動させることでエンドプレート6と可動盤5とタイバー4を固定盤3に対して上昇させ、トグル機構9のトグルリンク11,14を屈曲させるように外側に回動させて可動盤5を最大型厚(高さ)にまで広げた型開き状態に保持する。そして、可動盤5の高さが新たな型厚の金型30,31の予め知られた高さに対応するように型開き位置を上下方向に移動させて調整する。
なお、金型30,31の高さが不明な場合には、金型30,31を設置した後で可動盤5を最大高さから金型30,31に当接するまで降下させる。
次に、図4(c)に示すように、ストッパー45の駆動源46をONさせて係止ロッド47を前方に進出させ、その先端を係止部材43の一の係止部44の当接面44bの下面に係合させる。これによって、タイバー4と可動盤5と射出ユニット7の荷重は係止部材43とストッパー45を介してマシンボディ2で受け止める。そして、駆動モータ27をフリーにする。
そして、制御手段53により、型厚調整手段34の型厚調整モータ40を駆動させてそのスプロケット39を回転させ、周回運動するチェーン41を介して各調整ナット8を回転させる。これによって調整ナット8とエンドプレート6を各タイバー4に沿って一体に降下させ、トグルリンク11,14を伸長させる。そして、各タイバー4に対するエンドプレート6の固定位置を新しい金型30、31の厚さに合わせて正しく型締めできる位置に設置することができる。こうして型厚調整動作が完了し、係止ロッド47を係止部材43から外す。
なお、金型30,31の型厚がより小さいものに交換する場合には、駆動モータ27によって従来技術と同様にエンドプレート6とタイバー4と可動盤5を下方移動させる動作を行えばよい。
そして、制御手段53により、型厚調整手段34の型厚調整モータ40を駆動させてそのスプロケット39を回転させ、周回運動するチェーン41を介して各調整ナット8を回転させる。これによって調整ナット8とエンドプレート6を各タイバー4に沿って一体に降下させ、トグルリンク11,14を伸長させる。そして、各タイバー4に対するエンドプレート6の固定位置を新しい金型30、31の厚さに合わせて正しく型締めできる位置に設置することができる。こうして型厚調整動作が完了し、係止ロッド47を係止部材43から外す。
なお、金型30,31の型厚がより小さいものに交換する場合には、駆動モータ27によって従来技術と同様にエンドプレート6とタイバー4と可動盤5を下方移動させる動作を行えばよい。
上述のように本実施形態による竪型射出成形機1の型厚調整装置と型厚調整方法によれば、金型30,31の型厚を広げる場合に型開き状態で可動盤5を所要の高さで保持するように可動盤落下防止手段42の係止部材43をストッパー45の係止ロッド47で係止して支持することで可動盤5と射出ユニット7と各タイバー4の荷重を支えることができる。そのため、エンドプレート6を下降させて可動盤5との距離を大きくする際に、型厚調整モータ40にはエンドプレート6を下げる方向の負荷のみが作用するため大きなトルクは必要なく小型のモータで駆動できる。そのため、低コストである上に型厚調整作業の高速化を実現できて段取り時間を短縮できる。
また、次に搭載するより型厚の大きい金型30,31が準備できていない段階でも可動盤5とエンドプレート6の設定を変更できる。
また、次に搭載するより型厚の大きい金型30,31が準備できていない段階でも可動盤5とエンドプレート6の設定を変更できる。
なお、本発明による竪型射出成形機1の型厚調整装置は、上述した実施形態によるものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。以下に、本発明の他の実施形態や変形例について説明するが、上述した実施形態による竪型射出成形機1の型厚調整装置と同一または同様な部材、部品には同一の符号を用いて説明する。
図5は本発明の第二実施形態による竪型射出成形機1Aの型厚調整装置を示すものである。
本実施形態による竪型射出成形機1Aは基本構造を第一実施形態による竪型射出成形機1と同一構成としているが、係止部材43とストッパー45を備えた型厚調整手段34は設置されていないが、機械式安全装置として設置してもよい。本第二実施形態では、図5(a)〜(d)に示すように、型開き状態で固定盤3と可動盤5の間に交換対象となるより大きな型厚(より高さの大きい型厚)を有する下金型51と上金型52が設置される。
本実施形態による竪型射出成形機1Aは基本構造を第一実施形態による竪型射出成形機1と同一構成としているが、係止部材43とストッパー45を備えた型厚調整手段34は設置されていないが、機械式安全装置として設置してもよい。本第二実施形態では、図5(a)〜(d)に示すように、型開き状態で固定盤3と可動盤5の間に交換対象となるより大きな型厚(より高さの大きい型厚)を有する下金型51と上金型52が設置される。
本第二実施形態による竪型射出成形機1Aの型厚調整装置による型厚調整方法について説明する。
図5に示す、異なる製品を成形するために厚さ(高さ)のより大きい金型51,52に交換する型厚調整方法では、竪型射出成形機1Aの一部の構成を省略している。図5(a)は型締め状態であり、先に使用した下金型と上金型は固定盤3と可動盤5から取り外されている。この状態で図5(b)に示すように、可動盤5とタイバー4とエンドプレート6を固定盤3に対して最大型厚高さに上昇させた後に、所定の金型型厚まで下方に降下させてトグル機構9のトグルリンク11,14を屈曲させるように外側に回動させ、型開き状態に保持する。
この状態で、可動盤5と固定盤3との間に厚さのより大きい下金型51、上金型52を重ねて固定盤3上に載置し、下金型51を固定盤3に固定する。
図5に示す、異なる製品を成形するために厚さ(高さ)のより大きい金型51,52に交換する型厚調整方法では、竪型射出成形機1Aの一部の構成を省略している。図5(a)は型締め状態であり、先に使用した下金型と上金型は固定盤3と可動盤5から取り外されている。この状態で図5(b)に示すように、可動盤5とタイバー4とエンドプレート6を固定盤3に対して最大型厚高さに上昇させた後に、所定の金型型厚まで下方に降下させてトグル機構9のトグルリンク11,14を屈曲させるように外側に回動させ、型開き状態に保持する。
この状態で、可動盤5と固定盤3との間に厚さのより大きい下金型51、上金型52を重ねて固定盤3上に載置し、下金型51を固定盤3に固定する。
次に、図5(c)に示すように、駆動モータ27を駆動させてエンドプレート6、タイバー4、可動盤5及び射出ユニット7を降下させてトグル機構9が伸びきらない状態で可動盤5を上金型52に当接させる。この状態で、タイバー4、可動盤5及び射出ユニット7はその荷重が上金型52及び下金型51と固定盤3を介してマシンボディ2で受け止められる。しかも、型締め完了時の固定盤3と可動盤5の距離が設定される。
そして、駆動モータ27をフリーにし、型厚調整モータ40を駆動することで、そのスプロケット39を回転させ、周回運動するチェーン41によって各調整ナット8を回転させる。これによって調整ナット8とエンドプレート6をタイバー4に沿って降下させ、トグルリンク11,14を伸長させる。こうして各タイバー4に対するエンドプレート6の固定位置を新しい金型51、52の厚さに合わせて正しく型締めできる位置に設置できる。
これらの型厚調整のための作動は型厚調整手段50に備えた制御手段53によって電気的に制御される。
そして、駆動モータ27をフリーにし、型厚調整モータ40を駆動することで、そのスプロケット39を回転させ、周回運動するチェーン41によって各調整ナット8を回転させる。これによって調整ナット8とエンドプレート6をタイバー4に沿って降下させ、トグルリンク11,14を伸長させる。こうして各タイバー4に対するエンドプレート6の固定位置を新しい金型51、52の厚さに合わせて正しく型締めできる位置に設置できる。
これらの型厚調整のための作動は型厚調整手段50に備えた制御手段53によって電気的に制御される。
本第二実施形態による竪型射出成形機1Aの型厚調整装置によれば、型厚調整のために係止部材43とストッパー45を設置しなくてよいため、第一実施形態によるものと比較してより構成が簡単で低コストになる。
また、上述した各実施形態における竪型射出成形機1,1Aの型厚調整装置において、型厚調整モータ40のスプロケット39、チェーン41、各タイバー4に設けたスプロケット35は、型厚調整モータ40の動力を各タイバー4の調整ナット8に伝達する伝達部材を構成する。また、射出ユニット7は別部材によって支持と制御を行ってもよく、本発明において射出ユニット7を可動盤5に設置しなくてもよい。
なお、本発明の各実施形態において、新たな金型30,31の型厚高さがわかっている場合には可動盤5を一旦最大型厚まで広げることなく、当該金型30,31の高さ位置に可動盤5を設置してもよい。
また、上述した各実施形態における竪型射出成形機1,1Aの型厚調整装置において、型厚調整モータ40のスプロケット39、チェーン41、各タイバー4に設けたスプロケット35は、型厚調整モータ40の動力を各タイバー4の調整ナット8に伝達する伝達部材を構成する。また、射出ユニット7は別部材によって支持と制御を行ってもよく、本発明において射出ユニット7を可動盤5に設置しなくてもよい。
なお、本発明の各実施形態において、新たな金型30,31の型厚高さがわかっている場合には可動盤5を一旦最大型厚まで広げることなく、当該金型30,31の高さ位置に可動盤5を設置してもよい。
1、1A 竪型射出成形機
2 マシンボディ
3 固定盤
4 タイバー
5 可動盤
6 エンドプレート
9 トグル機構
27 駆動モータ
30、51 下金型
31、52 上金型
34、50 型厚調整手段
40 型厚調整モータ
43 係止部材
45 ストッパー
2 マシンボディ
3 固定盤
4 タイバー
5 可動盤
6 エンドプレート
9 トグル機構
27 駆動モータ
30、51 下金型
31、52 上金型
34、50 型厚調整手段
40 型厚調整モータ
43 係止部材
45 ストッパー
Claims (3)
- 上部に可動盤が固定された複数のタイバーの下部にエンドプレートが連結されていて一体に上下動させることで前記可動盤と固定盤に設けた金型の開閉動作を行う型開閉手段と、
前記金型の型厚に対応した型開き位置にある前記可動盤を係止させて前記可動盤とタイバーの荷重を受ける可動盤落下防止手段と、
型厚調整モータの駆動により前記エンドプレートを前記可動盤に対して下方移動させることで前記金型に対応した型締め可能な位置に設定する型厚調整手段と、
を備えたことを特徴とする竪型射出成形機の型厚調整装置。 - 上部に可動盤が固定された複数のタイバーの下部にエンドプレートが連結されていて一体に上下動させることで前記可動盤と固定盤に設けた金型の開閉動作を行う竪型射出成形機の型厚調整方法において、
前記可動盤とタイバーとエンドプレートを上方移動させて前記金型の型厚に対応した型開き位置に保持する工程と、
前記型開き位置にある前記可動盤を可動盤落下防止手段によって係止させて前記可動盤とタイバーの荷重を支えるようにした工程と、
前記可動盤を係止した状態で前記エンドプレートを型締めできる位置に下方移動させる工程と、
を備えたことを特徴とする竪型射出成形機の型厚調整方法。 - 上部に可動盤が固定された複数のタイバーの下部にエンドプレートが連結されていて一体に上下動させることで前記可動盤と固定盤に設けた金型の開閉動作を行う竪型射出成形機の型厚調整方法において、
前記可動盤とタイバーとエンドプレートを上方移動させて型開き状態に保持する工程と、
前記可動盤と固定盤の間に前記金型を設置し、前記可動盤を前記金型に当接する型開き位置に保持して前記可動盤とタイバーの荷重を支えるようにした工程と、
前記可動盤を型開き位置に保持した状態で前記エンドプレートを型締めできる位置に下方移動させる工程と、
を備えたことを特徴とする竪型射出成形機の型厚調整方法。
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JP2015246603A JP2017109415A (ja) | 2015-12-17 | 2015-12-17 | 竪型射出成形機の型厚調整装置と型厚調整方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019217753A (ja) * | 2018-06-14 | 2019-12-26 | 日精樹脂工業株式会社 | 型締装置及び射出成形装置 |
AT522911A3 (de) * | 2019-09-12 | 2022-04-15 | Nissei Plastics Ind Co | Gusswerkzeug-Spannvorrichtung mit einer Halbmutter und Spritzgießvorrichtung |
CN115275495A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-11-01 | 江苏正力新能电池技术有限公司 | 一种端板、电池组及电池包 |
CN114274579B (zh) * | 2021-12-23 | 2024-03-29 | 苏州勤德金属制品有限公司 | 一种便于废料回收的成型模具 |
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2015
- 2015-12-17 JP JP2015246603A patent/JP2017109415A/ja active Pending
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AT522911B1 (de) * | 2019-09-12 | 2022-07-15 | Nissei Plastics Ind Co | Gusswerkzeug-Spannvorrichtung mit einer Halbmutter und Spritzgießvorrichtung |
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