JP2017109160A - 太陽電池パネルの洗浄装置 - Google Patents

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拓史 三保谷
彰人 近藤
Akihito Kondo
彰人 近藤
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Abstract

【課題】洗浄装置における消費電力が小さい、太陽電池パネルの洗浄装置を実現する。【解決手段】洗浄装置(10)は、洗浄液を収容する洗浄液タンク(16)と、被洗浄面に洗浄液を供給する配管(18)およびノズル(19)と、圧縮気体を収容し、洗浄液タンクに圧縮気体を供給する圧縮気体タンク(51)とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は太陽電池パネルの洗浄装置に関する。
太陽電池パネルは、太陽光により発電するため、表面に枯れ葉やほこり等の汚れが付着すると、発電する電力量が低下する。特に、砂漠/乾燥地帯などの降雨量の少ない地域、火山灰、黄砂、雪などの堆積物が多い地域では、年間を通して効率よく発電するために太陽電池パネル表面の汚れを清掃する必要があるとして、清掃作業が行われている。
特許文献1に記載の洗浄システムでは、ポンプが洗浄剤タンクに圧縮空気を送る。洗浄剤タンクは噴出ノズルに接続されており、噴出ノズルから洗浄液が噴出される。
特開2014-232795号公報(2014年12月11日公開)
特許文献1の技術では、ポンプ(エアポンプ)を動作させるための動力源(電源)が必要になる。そのため、例えば洗浄を行う装置に、容量の大きいバッテリーを搭載する必要がある。そのため、装置の重量が大きくなり、また、消費電力が大きいためバッテリーの充電の頻度も多くなる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗浄装置における消費電力が小さい、太陽電池パネルの洗浄装置を実現することにある。
本発明に係る太陽電池パネルの洗浄装置は、洗浄液を収容する洗浄液タンクと、被洗浄面に上記洗浄液を供給する洗浄液供給部と、圧縮気体を収容し、上記洗浄液タンクに上記圧縮気体を供給する圧縮気体タンクとを備えている構成である。
本発明によれば、洗浄装置における消費電力を小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係る洗浄装置の概略構成を示す平面図である。 太陽電池アレイの設置の状態を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る洗浄装置の概略構成を示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係る洗浄装置の概略構成を示す側面図である。 上記洗浄装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る洗浄装置の概略構成を示す側面図である。 上記洗浄装置のスライド部の概略構成を示す図である。 上記洗浄装置に洗浄液タンクを取り付ける様子を示す平面図である。 参考例の洗浄装置を用いた太陽電池アレイの洗浄方法を示す図である。 本発明のさらに他の実施形態の洗浄装置を用いた太陽電池アレイの洗浄方法を示す図である。
〔実施形態1〕
図2は、太陽電池アレイ100の設置の状態を説明する図である。図2の(a)は、太陽電池アレイ100の一部を示す正面図であり、図2の(b)は、太陽電池アレイ100の側面図である。太陽電池アレイ100は、複数の太陽電池パネル101と、太陽電池パネル101を保持するための架台102と、固定部材103とを備えている。固定部材103は、太陽電池パネル101を架台102に固定する。太陽電池パネル101には、太陽電池パネル101の周辺を保護するためのフレーム104が設けられている。太陽電池パネル101と設置基準面Pとの設置角度および高さは設置状態により適宜選択される。設置角度については、発電量等を考慮して10°から30°程度に設定される。設置基準面P自体は、地面のような水平面以外に、屋根のように傾いている場合もあり得る。大規模太陽光発電施設では、通常、太陽電池アレイ100は、横方向(X方向)に長く延びている。
(洗浄装置10の構成)
図1は、本実施形態に係る洗浄装置10の概略構成を示す平面図である。洗浄装置10は、複数のブレード11、本体12、洗浄液タンク16、複数の配管18、圧縮気体タンク51、エア配管52、レギュレータ53、およびバルブ54を備えている。図示しないが、洗浄装置10は、洗浄装置10が太陽電池パネル101の表面(例えばガラス面)上またはフレーム104上を移動するための車輪、および、フレーム104に対して洗浄装置10の位置ならびに進行方向を安定させるガイド等を備えている。本体12は、各部材を保持するためのフレームまたは筐体である。また、洗浄装置10の進行方向をXとし、太陽電池パネル101の受光面と平行かつX方向と直交する方向をYとする。
ブレード11は、太陽電池パネル101の受光面に接触する。ブレード11の延びる方向は、洗浄装置10の進行方向と垂直な方向Yに対し、わずかに傾いていることが望ましい。本実施形態ではブレード11の延びる方向は、方向Yに対して1〜5°程度傾いている。これにより、洗浄装置10が進行する際、ブレード11が拭き取る太陽電池パネル101上の汚水(液体)を−Y方向に押し出す力が働き、太陽電池パネル101の受光面から汚水をスムーズに排出することができる。ブレード11の材質は、水、汚れの拭き取り性能および耐候性を考慮し、弾性のある材料(弾性部材)を用いることができる。例えば、ブレード11として、EPT(エチレン−プロピレン三量体)ゴム、ウレタンゴムなどを用いたゴムブレードを用いることができる。なお、進行方向前側に位置するブレード11と、進行方向後側に位置するブレード11とは、互いに逆の方向に傾いている。進行方向前側に位置するブレード11は、主に洗浄を行い、進行方向後側に位置するブレード11は、主に仕上げの拭き取りを行う。進行方向が反転すると、これら1対のブレード11の役割は入れ替わる。なお、ブレードの代わりに任意の液体拭取部を設けてもよい。
洗浄液タンク16は、洗浄液(液体)を収容する。洗浄液タンク16は、配管18と接続されている。洗浄液タンク16と配管18との間にはバルブが設けられている。例えば、三方バルブを用いれば、2つの配管18と洗浄液タンク16とを接続することができる。洗浄装置10がX方向に進行するときは、洗浄液タンク16からX方向側(進行方向前側)に位置する配管18に洗浄液を供給する。一方、洗浄装置10が−X方向に進行するときは、洗浄液タンク16から−X方向側(他方側)に位置する配管18に洗浄液を供給する。
配管18は、太陽電池パネル101の受光面(被洗浄面)に洗浄液を供給する複数のノズル19を備えている。なお、配管18に穴を開けて噴射口としても良い。配管18およびノズル19(噴射口)は、被洗浄面に洗浄のための液体(例えば水)を供給する洗浄液供給部である。本実施形態では、洗浄液タンク16の底面は、配管18のノズル19より高い位置に配置されている。ただし、これに限らず、洗浄液タンク16の底面は、配管18のノズル19より低い位置に配置されていてもよい。
なお、洗浄装置10は、一対の配管18および一対のブレード11のうち、片側の配管18および片側のブレード11のみを備えている構成であってもよい。この場合、洗浄装置10は、往復の洗浄ではなく、一方向への洗浄(進行)のみを行う。
図3は、本実施形態に係る洗浄装置10の概略構成を示す側面図である。ここでは、斜めに傾いた太陽電池パネル101に載置された場合を想定して、斜めに配置された洗浄装置10を図示している。図3におけるGは重力方向を示す。図3においては、洗浄液タンク16の一部を透過して液面を図示している。
洗浄液タンク16は、斜めに配置された洗浄装置10の上部側(洗浄装置の長手方向における一端側)に配置される。一方、圧縮気体タンク51は、斜めに配置された洗浄装置10の下部側(他端側)に配置される。これは洗浄装置10の全体の重量バランスをいずれか一方側に偏らせないようにするためである。これにより、洗浄装置31の、姿勢の崩れ、異常な浮き上がり、転倒、または脱落を防止できる。なお、洗浄液タンク16と圧縮気体タンク51との配置はこれに限らず、例えば上部と下部とを入れ替えてもよいし、一方または両方を洗浄装置10の中央に配置してもよい。
圧縮気体タンク51は、酸素ボンベのような、圧縮された気体を収容するタンクである。気体として、例えば空気、窒素、または二酸化炭素等、任意の気体を用いることができる。ここでは、圧縮気体タンク51は、着脱可能に本体12に取り付けられている。圧縮気体タンク51は、エア配管52によって洗浄液タンク16に接続されている。圧縮気体タンク51と洗浄液タンク16との間のエア経路には、レギュレータ53およびバルブ54が設けられている。レギュレータ53は、洗浄液タンク16側へ供給する気体の圧力を、圧縮気体タンク51側の気体の圧力から、所定の圧力に減圧する。圧縮気体タンク51の気体は、レギュレータ53で所定の圧力に減圧されてから、洗浄液タンク16に供給される。所定の圧力は大気圧(0.1MPa)より大きい。そのため、洗浄液タンク16に供給される気体も圧縮されている。洗浄液タンク16への気体の供給を停止するとき(例えば、洗浄液タンク16に洗浄液を補充するとき)、バルブ54は閉じられる。また、圧縮気体タンク51の交換時の気体漏れを防ぐため、圧縮気体タンク51自体もバルブを備えている。
図3に示すように、洗浄液タンク16は、本体側管15に接続される。本体側管15にはバルブ17が設けられている。本体側管15は、配管18に接続されている。洗浄液タンク16は気密になっている。
洗浄を行うとき(各バルブが開いているとき)、洗浄液タンク16の中には圧縮気体タンク51から圧縮気体が供給される。それゆえ、洗浄液タンク16の中の洗浄液は、自重に加えて、圧縮気体の圧力によって本体側管15に流れ込む。本体側管15に流れ込んだ洗浄液は、配管18に供給される。配管18に供給された洗浄液は、ノズル19から噴射される。バルブ17は、手動式でも電動式でもよい。また、バルブ17は、洗浄液の流量を連続的または段階的に調整可能なバルブであってもよい。
本実施形態では、洗浄液タンク16の中に圧縮空気を供給し、洗浄液タンク16の中の気体の圧力を陽圧(一定の圧力)にする。圧縮気体タンク51を用いる場合、洗浄液タンク16の中の圧力を容易に高くすることができる。また、レギュレータ53によって、洗浄液タンク16の中の圧力を安定させることができる。それゆえ、洗浄液タンク16における洗浄液の残量によらず、ノズル19からの洗浄液の吐出量を安定させることができる。また、ノズル19からの洗浄液の吐出速度も速くすることができる。また、圧縮気体タンク51は、あらかじめ圧縮された気体を収容しているので、洗浄液を供給するために圧縮気体タンク51を動作させる動力が必要ない。それゆえ、洗浄装置10においてバッテリーを省略することができる。なお、洗浄装置10が自走式であったりまたは電動バルブを備えている場合は、バッテリーが必要になる。ただしこの場合でも、洗浄液を供給するためにポンプを動作させたりする必要がないため、洗浄装置における消費電力を小さくすることができる。そのため、バッテリーの容量を小さなものとすることができる。
本体12には、圧縮気体タンク51の一部(底部)が収まる形状を有する取付部55(図3参照)が設けられる。圧縮気体タンク51は、取付部55に載置され、バンド等で本体12に固定される。バンドおよびエア配管52を圧縮気体タンク51から外せば、圧縮気体タンク51を取り外すことができる。圧縮気体タンク51の中の圧縮気体が不足した場合、圧縮気体タンク51ごと別の圧縮気体タンク51に交換すればよい。なお、圧縮気体タンク51は、取り外し不可能に本体12に固定されていてもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図4は、本実施形態に係る洗浄装置31の概略構成を示す側面図である。洗浄装置31は、洗浄液タンク16に水位センサー56(圧力または水位を検知するセンサー)を備えている。また、図示しないが、洗浄装置31は、バッテリーおよび制御部を備えている。ここでは、洗浄装置31は駆動機構(駆動車輪に接続されたモーター)を備えている自動走行式の洗浄装置である。バッテリーは、制御部およびモーターに電力を供給する。本実施形態では、バルブ17(流量調整部)は、電気制御可能な電動式の流量調整バルブである。ここでは、洗浄装置31は、エア配管52の経路にレギュレータを備えないが、備えてもよい。
バッテリーとしては任意の電池(鉛蓄電池、リチウムイオン電池、乾電池等)を利用することができる。乾電池を用いる場合、洗浄装置31を大幅に軽量化することができる。
図5は、洗浄装置31の制御部41の構成を示すブロック図である。洗浄装置31は、制御部41、水位センサー56、バルブ17、モーター26、パネルセンサー27、および入力部28を備えている。制御部41は、基板上に形成された回路によって構成されている。制御部41は、走行制御部42、および吐出制御部43(供給制御部)を備えている。
入力部28は、ボタンまたはキー等を備え、ユーザからの指示の入力を受け付ける。入力部28は、ユーザからの入力を走行制御部42に出力する。
パネルセンサー27は、太陽電池パネル101を検出するためのセンサーである。パネルセンサー27は、例えば、赤外線センサ等で構成され、太陽電池パネル101のガラス面を検知することにより、洗浄装置31の下の太陽電池パネル101の有無を検出する。パネルセンサー27は、検出結果を走行制御部42に出力する。
水位センサー56は、洗浄液タンク16の中の洗浄液の水位を検知する。水位センサー56は、検知結果(水位の情報)を吐出制御部43に出力する。
走行制御部42は、入力部28およびパネルセンサー27からの入力を受け付ける。走行制御部42は、入力部28から入力されたユーザの指示に基づいて、走行の要否(開始または終了)を決定する。
また、走行制御部42は、パネルセンサー27からの入力に基づいて、走行の要否を判定する。太陽電池アレイ100において、複数の太陽電池パネル101の間にはフレーム104および隙間の部分がある。このような場所ではパネルセンサー27は、ガラス面を検知しない(太陽電池パネル101を検知しない)。それゆえ、洗浄装置31が正常に走行している間、パネルセンサー27は、所定の時間間隔で、太陽電池パネル101の部分と、太陽電池パネル101ではない部分とを交互に検出する。また、太陽電池アレイ100の端より外側では、太陽電池パネル101ではない部分が続く。走行制御部42は、ある期間以上に太陽電池パネル101の部分が続く場合、または、別の期間以上に太陽電池パネル101ではない部分が続く場合、走行を終了することを決定する。これにより、洗浄装置31が太陽電池アレイ100の端部まで走行したか否かを判定することができる。
走行制御部42は、走行要否の判定結果に基づいて、モーター26の駆動を制御する。モーター26は、車輪を駆動させることにより洗浄装置31を走行させる。走行制御部42は、走行の要否の判定結果を吐出制御部43に出力する。
吐出制御部43は、走行制御部42および水位センサー56からの入力を受け付ける。吐出制御部43は、洗浄液のノズル19からの吐出量を決定する。ここでは、走行時には一定量の洗浄液を被洗浄面に吐出し、停止時には洗浄液を吐出しないとする。例えば、吐出制御部43は、走行の要否の判定結果に基づいて、洗浄液のノズル19からの吐出の要否を判定する。吐出制御部43は、吐出が必要なときには、バルブ17を開くよう制御し、吐出が不要なときには、バルブ17を閉じるよう制御する。なお、吐出制御部43が、入力部28およびパネルセンサー27からの入力に基づいて、走行制御部42と同様に、吐出の要否を判定してもよい。
吐出が必要なとき、吐出制御部43は、洗浄液タンク16の洗浄液の水位に基づき、バルブ17を通る洗浄液の流量が所定の量になるように、流量を調整するバルブ17を制御する。洗浄液の水位が低くなると、配管18中の洗浄液の圧力は低くなる。この場合、吐出制御部43は、バルブ17をより大きく開く。これにより、バルブ17を通る洗浄液の流量が一定になるように、バルブ17を制御することができる。吐出制御部43は、ユーザの指示に基づいて流量を決定してもよい。
なお、水位センサー56が圧力によって水位を検知する場合、洗浄液タンク16に送り込まれた圧縮気体の圧力も水位センサー56が感じる圧力に影響する。洗浄液の圧力に応じて、バルブ17における流量が変化する。そのため、吐出制御部43は、(正確な水位が得られなくとも、)水位センサー56が検知する圧力に応じて、バルブ17を制御してもよい。この場合、吐出制御部43は、洗浄液タンク16における圧縮気体の圧力が変化しても、流量をより正確に制御することができる。
これにより、例えば、洗浄装置31は、走行の開始または終了に同期して洗浄(洗浄液の吐出)の開始または終了を行うことができる。また、洗浄装置31がフレーム104または隙間等に引っかかったり脱落したりすることにより走行を停止する場合に、洗浄装置31は、自動的に吐出の停止を行うことができる。これにより、洗浄液の無駄な使用を防止することができる。また、洗浄装置31は、洗浄液タンク16の洗浄液の残量および圧縮気体の圧力によらず、洗浄液の吐出量を安定させることができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態では、洗浄液タンクが洗浄装置に対して着脱可能である。
図6は、本実施形態に係る洗浄装置32の概略構成を示す側面図である。洗浄液タンク16は、洗浄装置32の本体12に対して、着脱可能に設けられる。具体的には、洗浄装置32は、本体12の上側に、スライド部13、タンク固定具14(図8の(b)参照)、およびストッパー22(位置決め部)を備えている。スライド部13および洗浄液タンク16は、斜めに配置された洗浄装置32の上部側に配置される。洗浄液タンク16は、スライド部13の上に着脱可能に取り付けられる。タンク固定具14は、スライド部13の上に配置された洗浄液タンク16の位置を固定(ロック)する。洗浄液タンク16は、ユーザが運搬するための把持部(取っ手等)を備えている。
洗浄装置32に取り付けられた洗浄液タンク16の接続口は、クイックカップリングのような着脱式のジョイント21によって、本体12側に設けられた本体側管15に接続される。本体側管15にはバルブ17が設けられている。本体側管15は、配管18に接続されている。なお、本体側管15に接続される前に洗浄液が漏れないよう、洗浄液タンク16にもバルブが設けられている。洗浄液タンク16内の洗浄液は、本体側管15に流れ込み、配管18に供給される。これらのバルブは、手動式でも電動式でもよい。
図7は、スライド部13の概略構成を示す図である。図7の(a)は、スライド部13の概略構成を示す側面図である、図7の(b)は、スライド部13の概略構成を示す斜視図である。スライド部13は、レール13aおよびタンク受け部13b(スライダー)を備えている。ここでは、レール13aは、凹型(U字型)のレールであり、タンク受け部13bを案内する。レール13aは、洗浄装置32の走行方向(水平方向)に沿って延びている。タンク受け部13bの底面には、レール13a上をスライドできるよう、複数の車輪13cが設けられている。タンク受け部13bの上部には、洗浄液タンク16の底面と嵌合する嵌合部13d(凸部または凹部)が形成されている。洗浄液タンク16は、嵌合部13dに嵌合することで、Y方向の位置決めがされる。タンク受け部13bは、レール13a上をレール13aが延びる方向に沿ってスライド可能である。なお、タンク受け部13bの脱落防止のため、レール13aの一部がタンク受け部13bを上から押さえる構造であってもよい。ここに示すスライド部13の構成は一例であり、洗浄液タンク16をスライドさせて本体12上に配置することができるもの(スライドガイド等)であればよい。
(洗浄液タンクの取付)
図8は、洗浄装置32に洗浄液タンク16を取り付ける様子を示す平面図である。図8の(a)は、洗浄液タンク16を洗浄装置32の横側に配置した様子を示す。ここでの横側は、−X方向側またはX方向側である。図8の(b)は、洗浄液タンク16をスライドさせ、洗浄装置32に取り付けた様子を示す。まず、ユーザ(作業者)は、洗浄液タンク16をレール13aから横に引き出されたタンク受け部13bに載置する。洗浄液タンク16の底面には、タンク受け部13bの嵌合部13dと嵌合する凹部または凸部が形成されている。そのため、洗浄液タンク16はタンク受け部13bと嵌合する。
次に、ユーザは、洗浄液タンク16を、タンク受け部13bと共にレール13a上をスライドさせる。スライド部13は、洗浄装置32の走行方向(水平方向)に沿って、洗浄液タンク16をスライドさせる。本体12上には、洗浄装置32の走行方向において洗浄液タンク16を位置決めするストッパー22が設けられている。スライドした洗浄液タンク16は、ストッパー22に当たって止まる。その後、洗浄液タンク16に対してストッパー22の反対側に設けられた上記タンク固定具14によって、洗浄液タンク16の位置が固定(ロック)される。これにより、洗浄液タンク16が洗浄装置32の所定の位置に取り付けられる。例えばタンク固定具14は、洗浄液タンク16が所定の位置に配置された後に、起こすように回動することによって、洗浄液タンク16の側面を押さえる留め具であってもよい。なお、洗浄液タンク16を取り外す際は、逆の手順で取り外す。
本体側管15に設けられたジョイント(クイックカップリング)の一方は、洗浄装置32における位置が固定されていてもよい。この場合、洗浄液タンク16が所定の位置にスライドされると、洗浄液タンク16の接続口(図示せず)に設けられたジョイントの他方が、本体側管15のジョイントの一方に自動的に接続される。この構成では、洗浄液タンク16と本体側管15との接続が容易である。
または、本体側管15はフレキシブルな管であり、本体側管15に設けられたジョイントの一方は、洗浄装置32における位置が固定されていなくてもよい。この場合、洗浄液タンク16が所定の位置に配置された後、ユーザは、本体側管15に設けられたジョイントの一方を、洗浄液タンク16の接続口に設けられたジョイントの他方に接続する。この構成では、洗浄液タンク16の位置決め精度は高くなくてもよい。また、この構成では、本体側管15に設けられたジョイントの一方の位置および洗浄液タンク16の接続口の位置を自由に設定することができる。例えば、本体側管15に設けられたジョイントの一方を洗浄液タンク16の下側、±Y方向側(洗浄装置の長手方向側)、または、タンク固定具14側(−X方向側)に配置することができる。洗浄液タンク16を太陽電池アレイ100の上に載せた状態でも、ユーザは、ジョイントの取り外しおよび接続を容易に行うことができる。
このようにして、本実施形態の洗浄装置32では、洗浄液タンク16を横方向からスライドさせて洗浄装置32に取り付けることができる。そのため、ユーザは、洗浄液で満たされた洗浄液タンク16を容易に洗浄装置32に取り付けることができる。なお、ここでは横方向にスライドさせる構成を例示したが、縦方向にスライドさせるようレールが配置されていてもよい。また、例えばストッパー22の代わりに別のタンク固定具14を設けることで、洗浄液タンク16を両側からスライドさせられるようにしてもよい。このようにすることで、ユーザはどちら側からでも洗浄液タンク16を洗浄装置32に着脱することができる。すなわち、太陽電池アレイ100のどちら側の端部に洗浄装置32を配置しても、洗浄液タンク16の着脱を容易に行うことができる。
なお、洗浄液タンク16が洗浄装置32から取り外される場合、圧縮気体の漏れを防ぐために、あらかじめ、バルブ54が閉められ、エア配管52が洗浄液タンク16から取り外される。また、洗浄液タンク16を洗浄装置32に取り付けた後、エア配管52が洗浄液タンク16に接続される。
なお、洗浄液タンク16と圧縮気体タンク51とは一体(圧縮気体タンク51が洗浄液タンク16に固定されている構成)となっていてもよい。この場合も、圧縮気体タンク51と洗浄液タンク16との間のエア経路にバルブが設けられる。洗浄液タンク16と圧縮気体タンク51とが一体である場合、洗浄液タンク16および圧縮気体タンク51をまとめて取り外すまたは取り付けることができる。その際、エア経路のバルブを閉めればよく、圧縮気体タンク51からのエア配管を洗浄液タンク16から取り外す必要がない。また、着脱可能な洗浄液タンク16に上述の実施形態で説明した水位センサーを設けてもよい。水位センサーへの配線は適宜着脱される。
(洗浄方法)
図9は、参考例の洗浄装置106を用いた太陽電池アレイ100の洗浄方法を示す図である。大規模太陽光発電施設では、メンテナンス道路の両側に、複数列の太陽電池アレイ100が設置されている。参考例の洗浄装置106は、着脱式の洗浄液タンク16を備えず、ホース107を備えている。ホース107は、メンテナンス道路に待機するメンテナンス車両105に接続される。メンテナンス車両105は、洗浄液を蓄える大容量タンクを備えている。洗浄液は、ホース107を介して洗浄動作中の洗浄装置106に供給される。なお、洗浄装置106は手動で走行する。効率のため、2つの洗浄装置106を用いて、メンテナンス道路の両側の太陽電池アレイ100を同時に洗浄し得る。
洗浄装置106が自走しない場合、1つの洗浄装置106を手動で走行させるために、一般に2人の作業者50a、50bが必要になる。洗浄装置106を走行させると、ホース107を伸ばすために、ホース107の取り回しを行う作業者50fが必要になる。それに応じて、メンテナンス車両105側でホース107の繰り出しおよび巻き取りを行う作業者50hが必要になる。洗浄装置106がホース107に引っ張られると、洗浄装置106が脱落する可能性があるためである。そのため、たとえ洗浄装置106が自動走行を行う場合であっても、作業者50f、50hは必要になる。別の洗浄装置106に対しても同様に、4人の作業者50c、50d、50g、50iが必要になる。作業者50eは、メンテナンス車両105付近に待機し、作業全体を監督する。
図10は、本実施形態の洗浄装置32を用いた太陽電池アレイ100の洗浄方法を示す図である。洗浄装置32は、太陽電池アレイ100の上に設置される。1つの洗浄装置32に対して、2つの洗浄液タンク16および2つの圧縮気体タンク51が用意されている。一方の洗浄液タンク16および圧縮気体タンク51は、洗浄装置32に取り付けられる。他方の洗浄液タンク16および圧縮気体タンク51は、メンテナンス車両105の付近におかれる。1つの洗浄装置32は、2人の作業者50a、50bによって、太陽電池アレイ100のメンテナンス道路側端から他端へ走行させられる。走行中、洗浄装置32は、洗浄液を太陽電池アレイ100に噴射し、受光面の洗浄を行う。洗浄装置32が、太陽電池アレイ100の他端に達すると、2人の作業者50a、50bは、隣接する第2列の太陽電池アレイ100の他端に洗浄装置32を載せ替える。その後、洗浄装置32は、2人の作業者50a、50bによって、第2列の太陽電池アレイ100の他端からメンテナンス道路側端へ走行させられる。このように、1つの洗浄装置32は、1往復で、2つの列の太陽電池アレイ100を洗浄する。メンテナンス道路の反対側の洗浄装置32についても、作業者50c、50dが同様の作業を行う。
洗浄装置32が第2列の太陽電池アレイ100のメンテナンス道路側端に達すると、2人の作業者50a、50bは、隣接する第3列の太陽電池アレイ100のメンテナンス道路側端に洗浄装置32を載せ替える。そして、2人の作業者50a、50bは、洗浄装置32に載っていた(洗浄液が減った)洗浄液タンク16を、メンテナンス車両105の付近にある洗浄液が補充された洗浄液タンク16と交換する。また、圧縮気体タンク51の圧縮気体が減っている場合、2人の作業者50a、50bは、洗浄装置32に載っていた(圧縮気体が減った)圧縮気体タンク51を、メンテナンス車両105の付近にある圧縮気体が補充された圧縮気体タンク51と交換する。作業者50a、50bは、工具を用いることなく、洗浄液タンク16および圧縮気体タンク51を洗浄装置32に着脱することができる。その後、洗浄装置32は、他端に向かって第3列の太陽電池アレイ100の洗浄を開始する。洗浄装置32が洗浄を行っている間、作業者50eは、洗浄液が減った洗浄液タンク16および圧縮気体タンク51にメンテナンス車両105から洗浄液および圧縮気体を補充することができる。圧縮気体の補充は、エアコンプレッサ等を用いて行うことができる。これに対し、固定式の洗浄液タンクおよび圧縮気体タンクが洗浄装置に搭載されている場合、洗浄液タンクおよび圧縮気体タンクに洗浄液および圧縮気体を補充している間、洗浄装置は洗浄を行わずに待機しておく必要がある。
このように、洗浄液タンク16および圧縮気体タンク51を洗浄装置32に着脱可能にし、洗浄装置32に対して2つの洗浄液タンク16および2つの圧縮気体タンク51を準備することにより、洗浄液の補充のための時間を省略することができる。これにより、洗浄装置32を連続的に効率よく動作させることができる。また、ホース107等でメンテナンス車両105と接続する場合に比べて、本実施形態の洗浄装置32では、ホース107の取り回し、および巻き取りに関わる作業者50f、50g、50h、50iが不要になる。そのため、本実施形態では、少人数で効率的に複数の列の太陽電池アレイ100の洗浄を行うことができる。
また、洗浄液タンク16の容量(または充填される洗浄液の量)を太陽電池アレイ100の1往復分で使用され得る最大量にしておけば、洗浄装置32の重量を必要最小限にすることができる。そのため、太陽電池アレイ100間での洗浄装置32の載せ替えが容易になる。なお、洗浄装置32は1つの列の太陽電池アレイ100を往復洗浄してもよい。なお、圧縮気体は軽いため、洗浄液に比べて、圧縮気体タンク51の圧縮気体の量には余裕を持たせやすい。そのため圧縮気体タンク51の交換頻度は、洗浄液タンク16の交換頻度より低くすることができる。圧縮気体タンク51の交換は、必要に応じて行えばよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御部41の制御ブロック(特に走行制御部42および吐出制御部43)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御部41は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る太陽電池パネルの洗浄装置は、洗浄液を収容する洗浄液タンクと、被洗浄面に上記洗浄液を供給する洗浄液供給部と、圧縮気体を収容し、上記洗浄液タンクに上記圧縮気体を供給する圧縮気体タンクとを備えている構成である。
上記の構成によれば、洗浄液タンクに供給される圧縮気体によって、洗浄液タンクの中の洗浄液を洗浄液供給部に送り出すことができる。それゆえ、電動のポンプ等を使用して洗浄液を洗浄液供給部に送り出す構成に比べて、ポンプを動作させる電力を削減することができる。そのため、洗浄装置における消費電力を小さくすることができる。これにより、例えば、洗浄装置に搭載するバッテリーの容量が小さくて済む、またはバッテリーが不要になる。
本発明の態様2に係る洗浄装置は、上記の態様1において、上記圧縮気体タンクは、上記洗浄装置に対して着脱可能である構成としてもよい。
上記の構成によれば、圧縮気体タンクを別の圧縮気体タンクと交換することができる。そのため、圧縮気体タンクに圧縮気体を補充するために生じる作業時間を短縮することができる。それゆえ、太陽電池パネルの洗浄における作業性を向上することができる。
本発明の態様3に係る洗浄装置は、上記の態様1において、上記洗浄液タンクは、上記洗浄装置に対して着脱可能である構成としてもよい。
上記の構成によれば、洗浄液タンクを洗浄液が補充された別の洗浄液タンクに交換することができる。そのため、洗浄液の補充のために生じる作業時間を短縮することができる。それゆえ、太陽電池パネルの洗浄における作業性を向上することができる。
本発明の態様4に係る洗浄装置は、上記の態様1から3のいずれかにおいて、上記圧縮気体タンクは、上記洗浄液タンクと一体になっており、上記洗浄液タンクおよび上記圧縮気体タンクは、一体のまま上記洗浄装置に対して着脱可能である構成としてもよい。
上記の構成によれば、洗浄液タンクと共に圧縮気体タンクを交換することができる。また、交換時に、洗浄液タンクと圧縮気体タンクとの間のエア配管を取り外す必要がない。
本発明の態様5に係る洗浄装置は、上記の態様1から4のいずれかにおいて、上記洗浄液タンクに、圧力または水位を検知するセンサーを備えている構成としてもよい。
本発明の態様6に係る洗浄装置は、上記の態様5において、上記洗浄液タンクから上記洗浄液供給部へ供給される上記洗浄液の流量を調整する流量調整部と、上記センサーが検知した圧力または水位に応じて、上記流量調整部を制御する供給制御部とを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、洗浄液の残量が変化した場合でも、圧力または水位に応じて、洗浄液供給部へ供給される洗浄液の流量を調整することができる。そのため、洗浄液供給部へ供給される洗浄液の流量を安定させることができる。
本発明の態様7に係る洗浄装置は、上記の態様1から5のいずれかにおいて、上記洗浄装置の走行および停止に応じて、上記洗浄液を被洗浄面へ供給するか否かを制御する供給制御部を備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、洗浄液の無駄な使用を防止することができる。
本発明の態様8に係る洗浄装置は、上記の態様1または2において、上記洗浄液タンクおよび上記圧縮気体タンクのうち、一方は上記洗浄装置の一端側に配置され、他方は上記洗浄装置の他端側に配置される構成としてもよい。
上記の構成によれば、洗浄装置の重量バランスを適切なものとすることができる。それゆえ、太陽電池パネル上において洗浄装置の転倒または脱落等を防止することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
10、31、32 洗浄装置
12 本体
13 スライド部
15 本体側管
16 洗浄液タンク
17、54 バルブ(流量調整部)
18 配管(洗浄液供給部)
19 ノズル(洗浄液供給部)
51 圧縮気体タンク
53 レギュレータ
56 水位センサー(センサー)
100 太陽電池アレイ
101 太陽電池パネル

Claims (5)

  1. 洗浄液を収容する洗浄液タンクと、
    被洗浄面に上記洗浄液を供給する洗浄液供給部と、
    圧縮気体を収容し、上記洗浄液タンクに上記圧縮気体を供給する圧縮気体タンクとを備えていることを特徴とする太陽電池パネルの洗浄装置。
  2. 上記圧縮気体タンクは、上記洗浄装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 上記洗浄液タンクは、上記洗浄装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  4. 上記圧縮気体タンクは、上記洗浄液タンクと一体になっており、
    上記洗浄液タンクおよび上記圧縮気体タンクは、一体のまま上記洗浄装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  5. 上記洗浄液タンクに配置された圧力または水位を検知するセンサーと、
    上記洗浄液タンクから上記洗浄液供給部へ供給される上記洗浄液の流量を調整する流量調整部と、
    上記センサーが検知した圧力または水位に応じて、上記流量調整部を制御する供給制御部とを備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の洗浄装置。
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