JP2017106806A - 物体認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】探査波を照射しても検出点として検出されない箇所が物体上にあっても、同じ物体であると認識する技術を提供する。【解決手段】物体認識装置20の情報取得部22は、車載の検出装置14から探査範囲内のそれぞれの検出方向に照射される探査波により物体の存在を示す検出点が検出されたか否かと、検出点が検出される場合に検出点と車両との距離と、を少なくとも含む検出結果を検出装置14から取得する。存在判定部26は、情報取得部22が取得する今回の検出結果において検出点が検出されなかった検出方向に検出点が存在するか否かを判定する。認識部28は、今回の検出結果において検出点が検出された検出方向に隣接する隣接方向に検出点が検出されず、隣接方向に検出点が存在すると存在判定部が判定する場合、検出方向に今回検出された検出点が示す物体の検出点が隣接方向に存在するものとして物体を認識する。【選択図】図1

Description

本開示は、探査波を照射して物体を認識する技術に関する。
電磁波等の探査波を照射して自車両の周囲に存在する物体を検出する技術が公知である(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の技術では、自車両から照射する電磁波が物体で反射する反射点同士の間隔が第1所定値未満の反射点同士を同一のセグメントに存在すると認識する。
さらに、第1セグメントと第2セグメントとの間隔が第2所定値未満であり、自車両と第1セグメントとの相対速度と自車両と第2セグメントとの相対速度との相関値が第3所定値以上である場合、第1セグメントと第2セグメントとは同一のセグメントと認識される。
特開2009−42087号公報
特許文献1に記載の技術では、例えば同じ物体上で反射点の検出された第1セグメントと第2セグメントとの間の物体の反射面に電磁波の反射強度の低い箇所があり、第1セグメントと第2セグメントとの間の間隔が第2所定値以上になる場合、同一セグメントと認識されない。さらに、反射強度の低い反射面を挟んだ第1セグメントと第2セグメントとの間の間隔は物体によって異なることがある。
検出する物体に応じて第1セグメントと第2セグメントとの間の間隔が第2所定値未満になるように第2所定値を設定できれば、第1セグメントと第2セグメントとを同一のセグメントであると認識できる。しかし、認識前の物体に応じて第2所定値を適切に設定することは困難である。
本開示の一側面は、探査波を照射しても検出点として検出されない箇所が物体上にあっても、同じ物体であると認識する技術を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、情報取得部(22)と、存在判定部(26、S400、S410〜S420、S430〜S440、S450、S452、S460)と、認識部(28、S454〜S458、S462〜S470)と、を備えている。
情報取得部は、車載の検出装置(14)から探査範囲内のそれぞれの検出方向に照射される探査波により物体(110、120、130、140)の存在を示す検出点(200、210、212、212a、220、230)が検出されたか否かと、検出点が検出される場合に検出点と車両(100)との距離と、を少なくとも含む検出結果を検出装置から取得する。存在判定部は、情報取得部が取得する今回の検出結果において検出点が検出されなかった検出方向に検出点が存在するか否かを判定する。
認識部は、今回の検出結果において検出点が検出された検出方向に隣接する隣接方向に検出点が検出されず、隣接方向に検出点が存在すると存在判定部が判定する場合、検出方向に今回検出された検出点が示す物体の検出点が隣接方向に存在するものとして物体を認識する。
この構成において、検出点が存在すると存在判定部が判定する検出方向に、今回の検査結果において検出点が検出されなかった原因は、存在判定部が存在すると判定する検出点と車両との間に探査波に対する反射強度が低い物体が存在するからだと考えられる。反射強度が低いと、検出点として検出されない。
しかし、同じ物体でも、反射強度の低い箇所と高い箇所とが存在し、反射強度の高い箇所は検出点として検出される筈である。
したがって、今回の検出結果において検出点が検出された検出方向の隣接方向に検出点が検出されず、隣接方向に検出点が存在すると判定される場合、検出方向に今回検出された検出点が示す物体の検出点が隣接方向に存在するものとして物体を認識できる。これにより、探査波を照射しても検出点として検出されない箇所が物体上にあっても、同じ物体であると認識できる。
尚、この欄および特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本実施形態による走行制御システムを示すブロック図。 自車両の側方を走行する他車両に対する認識を説明する模式図。 自車両の側方を走行する他車両に対する他の認識を説明する模式図。 自車両の前方を走行する他車両に対する認識を説明する模式図。 自車両の側方を走行する他車両に対する他の認識を説明する模式図。 物体認識処理のメインルーチンを示すフローチャート。 物体認識処理における前処理を示すフローチャート。 物体認識処理における存在判定処理を示すフローチャート。 物体認識処理におけるクラスタリング処理を示すフローチャート。
以下、本発明が適用された実施形態を図に基づいて説明する。
[1.構成]
図1に示す走行制御システム2は、車速センサ10と、ヨーレートセンサ12と、レーザレーダ装置14と、物体認識装置20と、走行制御装置30とを備えている。
車速センサ10は、自車両の車速を検出する。ヨーレートセンサ12自車両のヨーレートを検出する。レーザレーダ装置14は、水平角度範囲と垂直角度範囲とによって規定される自車両の前後左右の探査範囲内に探査波としてレーザを照射し、レーザの反射波に基づいて物体を検出する。
物体認識装置20は、CPU、RAM、ROM、I/Oインタフェース等を備えるコンピュータを搭載しており、情報取得部22と、マップ生成部24と、存在判定部26と、認識部28と、を備えている。物体認識装置20は、ROMまたはフラッシュメモリ等の非遷移的実体的記録媒体に記録されているプログラムを実行することにより、プログラムに対応する物体認識の機能を実行する。
情報取得部22は、レーザレーダ装置14から、探査範囲内の全方向についての検出結果を探査範囲内の探査が終了する毎に取得する。
情報取得部22がレーザレーダ装置14から取得する検出結果は、探査範囲内のそれぞれの検出方向に照射されるレーザにより物体の存在を示す検出点が検出されたか否かと、それぞれの検出方向におけるレーザに対する反射強度と、検出点が検出される場合に検出点と自車両との距離と、検出点と自車両との相対速度と、等である。
マップ生成部24は、情報取得部22がレーザレーダ装置14から取得する検出結果に基づいて、これまで検出された検出点のうち静止物体の検出点を、例えば自車両の前方端の中央部を原点とした水平方向に広がる二次元マップにマッピングする。
これにより、検出点が存在するか否かを表わす存在情報として、自車両の周囲に存在する静止物体のマップ(以下、静止物体マップとも言う。)が生成される。静止物体マップには移動物体はマッピングされない。マップ生成部24は、物体が静止しているか移動しているかを、レーザ照射により測定する物体の自車両に対する相対速度から判定する。
存在判定部26は、情報取得部22がレーザレーダ装置14から今回取得する検出結果において検出点が検出されなかった検出方向に、物体を示す検出点が存在するか否かを判定する。この判定は、例えば、自車両の現在位置から静止物体マップ上の自車両の位置を決定し、静止物体マップ上において、自車両の位置から検出方向に物体を示す検出点が存在するか否かを判定することにより行われる。
静止物体マップ上の自車両の位置は、例えば、車速センサ10から取得する自車両の車速と、ヨーレートセンサ12から取得する自車両のヨーレートとに基づいて算出される自車両の前方端の中央部の走行軌跡から決定される。
ナビゲーション装置を備えている場合には、存在判定部26は、ナビゲーション装置から自車両の現在位置を取得し、取得した現在位置から静止物体マップ上の自車両の位置を決定してもよい。ナビゲーション装置は、GPS衛星等の測位衛星から測位信号を受信して、地図DBの地図情報に基づいて自車両の位置をマッピングすることにより自車両の現在位置を決定する。
存在判定部26は、静止物体マップ以外にも、情報取得部22がレーザレーダ装置14から今回取得する検出結果に基づいて、今回の検出結果において検出点が検出されなかった検出方向に物体を示す検出点が存在するか否かを判定してもよい。例えば、今回の検出結果で路面として検出されている検出点の検出点との間に検出点が検出されていない場合、検出点が検出されていない箇所には路面を示す検出点が存在していると判定できる。
また、ナビゲーション装置を備えている場合、存在判定部26は、ナビゲーション装置から取得する自車両の現在位置と地図DBの地図情報とに基づいて、今回の検出結果において検出点が検出されなかった検出方向に物体を示す検出点が存在するか否かを判定してもよい。
認識部28は、情報取得部22がレーザレーダ装置14から取得する検出結果と、存在判定部26の判定結果と、に基づいて物体を認識する。例えば、図2に示すように、自車両100の右横を他車両110が追い越していく場合に、自車両100の右横方向に水平にレーザを照射したときを例にしてみる。
自車両100から見て他車両110の奥側に壁等の静止物体120が存在する場合、レーザレーダ装置14は、照射するレーザに対する反射波に基づいて、他車両110を示す検出点200と静止物体120を示す検出点210とを検出する。
認識部28は、自車両100と他車両110との距離と、自車両100と静止物体120との距離との差から、他車両110と静止物体120とは異なる物体であると認識できる。
ここで、照射されるレーザに対する反射波の反射強度には強弱がある。例えば、物体の反射面の色、反射面の形状によって反射波の反射強度は変化する。探査波がレーザであれば、白色の方が黒色よりも反射強度は高くなる。また、凹凸のある面の方が凹凸の無い面よりも反射強度は高くなる。
図2において、他車両110の左側の反射面において、前側と後側の反射強度が高い場合、他車両110の左側のうち前側と後側とが検出点200として検出される。これに対し、他車両110の左側の反射面において、中央部の反射強度が前側と後側の反射強度よりも低い場合、検出点200として検出されないことがある。
この場合、他車両110の左側の反射面において、中央部に向けて照射されたレーザに対する検出結果は、物体が存在しないことを表わす。しかし、他車両110が自車両100の後方を走行していたときはレーザが遮られていないので、今回、他車両110の左側の反射面の中央部に向けてレーザを照射した検出方向に、静止物体120が存在することを示す検出点212がマッピングされている。
そして、今回、レーザが照射された検出方向に静止物体120の検出点210が存在するにも関わらず検出点が検出されない原因は、自車両100と静止物体120との間に反射強度の低い物体が存在するためであると考えられる。
そこで、他車両110の左側の反射面において、前側で検出された検出点200と後側で検出された検出点200との間には、他車両110を示す検出点200が存在すると判定できる。したがって、前側で検出された検出点200と後側で検出された検出点200との間の距離に関わらず、前側と後側とで検出された検出点200は同じ物体を示すクラスタ300を構成していると認識できる。
ただし、反射強度の低い物体を挟んだ両側の検出点が同じ物体であると認識できるのは、両側の検出点のそれぞれと自車両との距離の差が、同じ物体であると認識できる所定値以下の場合である。
検出点に基づいて物体を認識していく認識方向において、反射強度の低い物体を挟んだ両側の検出点のそれぞれと自車両との距離の差が所定値よりも大きく、両側の検出点が異なる物体の場合については、後述する
他車両110と静止物体120とは、今回レーザを照射したことにより検出された他車両110の検出点200と自車両100との距離と、静止物体120の検出点210と自車両100との距離との差により、異なる物体であると認識できる。
図3は、自車両100の右横を他車両110が追い越していく場合に、自車両100の右下方向にレーザを照射したときの例を示している。
レーザレーダ装置14が右下方向にレーザを照射することにより、他車両110を示す検出点200と路面130を示す検出点220とが検出される。レーザレーダ装置14が設置されている高さと、レーザの照射角度と、検出点220までの距離とにより、検出点220は路面130を示していると認識できる。
ここで、図2と同様に、他車両110の左側の反射面において、前側と後側とに他車両110を示す検出点200が検出される。これに対し、他車両110の左側の反射面において、中央部には他車両110を示す検出点200は検出されない。したがって、他車両110の左側の反射面において、中央部に向けて照射されたレーザに対する検出結果は、レーザを照射した検出方向には物体が存在しないことを表わす。
しかし、他車両110の前後両側に路面130を示す検出点220が検出されているので、他車両110が遮らなければ、他車両110の前側に検出された検出点220と、他車両110の後側に検出された検出点220との間の円弧222にも、路面130を示す検出点220が検出される筈だと判定できる。
そして、今回、レーザが照射された検出方向に路面130の検出点220が存在するにも関わらず検出点が検出されない原因は、自車両100と路面130との間に反射強度の低い物体が存在するためであると考えられる。
この場合、他車両110の左側の反射面において、前側で検出された検出点200と後側で検出された検出点200との間には、他車両110を示す検出点200が存在すると判定できる。したがって、前側で検出された検出点200と後側で検出された検出点200との距離に関わらず、前側と後側とで検出された検出点200は同じ物体を示すクラスタ300を構成していると認識できる。
他車両110と路面130とは、今回レーザを照射したことにより検出された他車両110の検出点200と自車両100との距離と、路面130の検出点220と自車両100との距離との差により、異なる物体であると認識できる。
図4は、自車両100の前方を他車両110が走行する場合に、自車両100の前方下方向にレーザを照射したときの例を示している。
前述した図3での説明と同様に、今回、他車両110の後側の反射面の中央部に向けてレーザが照射された検出方向に路面130の検出点220が存在するにも関わらず検出点が検出されない原因は、自車両100と路面130との間に反射強度の低い物体が存在するためであると考えられる。
この場合、他車両110の後側の反射面において、左側で検出された検出点200と右側で検出された検出点200との間には、他車両110を示す検出点200が存在すると判定できる。したがって、左側で検出された検出点200と右側で検出された検出点200との間の距離に関わらず、左側と右側とで検出された検出点200は同じ物体を示すクラスタ300であると認識できる。
図5は、3車線の道路において、自車両100の右横を他車両110が追い越していき、他車両110の右後方を他車両140が走行している場合に、自車両100の右横方向に水平にレーザを照射したときの例を示している。
図5では、他車両110の左側のうち前側と後側とが検出点200として検出されている。これに対し、他車両110の左側の反射面において、中央部と後側の端部との反射強度が前側と後側の反射強度よりも低いので、検出点200として検出されていない。他車両110の後側の端部の検出方向には、静止物体120が存在することを示す検出点212aがマッピングされている。
他車両110の中央部については、前述した図2の説明と同様に、前側と後側との検出点200と同じ物体を示すクラスタ300を構成していると認識できる。
検出点に基づいて物体を認識していく認識方向を示す図5の矢印のA方向およびB方向のいずれにおいても、他車両110の後側の端部の両側には、他車両110の検出点200と他車両140の検出点230とが検出されている。
そして、自車両100と検出点200との距離と、自車両100と検出点230との距離の差は、検出点200と検出点230とが同じ物体であることを示す所定値以下ではなく、所定値よりも大きい。したがって、認識部28は、検出点200と検出点230とは異なる物体であると認識する。
検出点200と検出点230との間で検出されていない検出点212aが存在するのは、認識方向において、検出点200と検出点230との間に反射強度の低い物体が存在するためであると考えられる。この場合、検出点200と検出点230との間に存在する反射強度の低い物体が、検出点200と検出点230とのどちらの物体と同じであるかを判定することは困難である。
本実施形態では、物体として異なる検出点200と検出点230との間に存在する反射強度の低い物体は、自車両100からの距離が検出点230よりも近い検出点200と同じ物体であると認識することにする。これは、自車両100との距離が他車両140よりも近い他車両110の方が、例えば、自車両100が衝突回避制御を行う場合に回避対象として重要度が高いからである。
図5では、他車両140よりも自車両100に近い他車両110の後側の端部が反射強度の低い物体であるから、検出点210aを検出点200と同じ物体であると正しく認識できる。
一方、他車両140の前側端部が反射強度の低い物体である場合、他車両140よりも自車両100に近い他車両110の検出点200と、反射強度の低い他車両140の前側端部とを同じ物体であると誤認識することになる。
しかし、自車両100にとって衝突回避制御を実行する対象として、他車両140よりも自車両100に近い他車両110と反射強度の低い物体とを同じ物体であると認識することにより、より安全な衝突回避制御を行うことができる。
また、認識部28は、認識方向において反射強度の低い物体の片側にしか検出された検出点が今回の探査範囲内に存在しない場合、反射強度の低い物体と検出された検出点とを同じ物体であると認識する。
走行制御装置30は、自車両の図示しないパワートレインシステム、ブレーキシステム、ステアリングシステムを制御して、自車両の走行を制御する。例えば、走行制御装置30は、物体認識装置20が認識した物体の移動方向、物体との距離、自車両に対する物体の相対速度等の物体の認識情報を物体認識装置20から取得し、物体との衝突回避、物体に対する追従走行を制御する。
[2.処理]
以下、物体認識装置20が実行する物体認識処理を、図6〜図9のフローチャートに基づいて説明する。図6のフローチャートは所定時間間隔で常時実行される。
尚、図6〜図9のフローチャートが示す処理以外の他の処理で、情報取得部22はレーザレーダ装置14から検出結果を取得し、マップ生成部24は情報取得部22がレーザレーダ装置14から検出結果を取得する毎に静止物体マップを更新して生成している。
(1)メイン処理
図6に示すメイン処理のS400において、物体認識装置20は、物体を認識するための前処理を実行する。S402において、物体認識装置20は、前処理の結果と、レーザレーダ装置14から取得する今回の検出結果とに基づいて、同じ物体を示す検出点に対してクラスタリング処理を行う。S400の前処理とS402のクラスタリング処理とは、図7〜図9で詳細に説明する。
S404において、物体認識装置20は、今回クラスタリングされた物体を表わすデータと、前回クラスタリングされた物体を表わすデータとを比較して、移動の前後において大きさや形状が類似するクラスタを同じ物体を表すものとしてトラッキングする。
(2)前処理
図7に示す前処理のS410において、物体認識装置20は、検出点の存在判定処理を行う。存在判定処理は、存在判定部26が実行する処理であり、今回レーザが照射された探査範囲内の各検出方向に、静止物体を示す検出点が存在するか否かを判定する処理である。存在判定処理の詳細については、図8で説明する。
S410に続くS412〜S418の処理ループが今回の検出結果においてレーザが照射されたすべての検出方向について実行され、S420の判定がYesになると前処理は終了する。
S412において存在判定部26は、図7の処理のループにおいて、今回のS412の判定対象となる検出方向に対し、S410の存在判定処理において設定された存在フラグ1がオンであるか否かを判定する。
存在フラグ1は、S410の存在判定処理において、検出方向に静止物体を示す検出点が存在する場合にオンに設定され、存在しない場合にオフに設定される。S412の判定がNoであり存在フラグ1がオフの場合、処理はS418に移行する。
S412の判定がYesであり、存在フラグ1がオンの場合、S414において存在判定部26は、今回の判定対象の検出方向に実際に検出点が検出されたか否かを判定する。S414の判定がNoであり、今回の判定対象の検出方向に検出点が検出されなかった場合、S416において存在判定部26は、存在フラグ2をオンにし、S420に処理を移行する。
つまり、存在フラグ2がオンであることは、検出方向に静止物体を示す検出点は存在するが、今回レーザを照射しても検出点が検出されなかったことを表わす。
S414の判定がYesであり、今回の判定対象の検出方向に検出点が検出された場合、処理はS418に移行する。S418において存在判定部26は、存在フラグ2をオフにし、S420に処理を移行する。
つまり、存在フラグ2がオフであることは、今回の検出方向に静止物体を示す検出点は存在しないか、あるいは、今回の検出方向に静止物体を示す検出点が存在し、今回レーザを照射したことにより検出点が実際に検出されたことを表わす。
S416またはS418が実行されることにより、本処理において探査範囲内のすべての検出方向について存在フラグ2は設定される。
S420の判定がYesであり、レーザが照射された探査範囲内のすべての検出方向についてS412〜S418の処理が実行されると、本処理は終了する。
(3)存在判定処理
図8に示す存在判定処理は、S440の判定がYesになり、今回の検査結果について探査範囲内のすべての検出方向についてS430〜S438の処理ループが実行されると終了する。
S430において存在判定部26は、マップ生成部24が生成する静止物体マップ、あるいは、情報取得部22がレーザレーダ装置14から取得した今回の検出結果に基づいて、図8の処理のループにおいて、今回の判定対象の検出方向に静止物体を示す検出点が存在するか否かを判定する。S430の判定がNoであり、今回の判定対象の検出方向に静止物体を示す検出点が存在しない場合、処理はS438に移行する。
S430の判定がYesであり、今回の判定対象の検出方向に静止物体を示す検出点が存在する場合、S432において存在判定部26は、検出点と自車両との距離と、検出点の反射強度とを情報取得部22から取得する。
S434において存在判定部26は、検出点の反射強度は所定値以上であるか否かを判定する。所定値は、検出点として検出される最低の反射強度よりも高い値に設定されている。S434の判定がYesであり、検出点の反射強度が所定値以上の場合、S436において存在判定部26は、存在フラグ1をオンに設定し、S440に処理を移行する。
S434の判定がNoであり、検出点の反射強度が所定値未満の場合、処理はS438に移行する。S438において存在判定部26は、存在フラグ1をオフに設定し、S440に処理を移行する。
S436およびS438が実行されることにより、本処理において探査範囲内のすべての検出方向について存在フラグ1は設定される。
ここで、自車両が検出点から離れる方向に移動すると、レーザに対する検出点の反射強度は低下する。また、自車両が検出点に近づく場合であっても、反射角度等によってレーザに対する検出点の反射強度は低下する。
したがって、検出点の反射強度が、検出点として検出される最低の反射強度よりも高いが、この最低の反射強度よりも高い所定値未満の場合、これまで検出されていた検出点が今回のレーザ照射によって検出されなくなる可能性がある。
この場合、これまで検出されていたために静止物体マップには検出点が存在することが示されているが、実際にレーザを照射すると、検出点と自車両との間にレーザを遮る物体が存在しない場合にも、静止物体マップに存在する検出点が検出されないと推定できる。
そこで、前述したようにS434の判定がNoのときにS436で存在フラグ1をオフにすることにより、今回の検出方向に物体は存在しないことにする。これにより、図7の処理において、S412の判定がYes、S414の判定がNoになってS416が実行されることにより、存在フラグ2が誤ってオンに設定されることを抑制できる。
存在フラグ2が誤ってオンに設定されることを抑制することにより、後述する図9のS460の判定がYesになってS466およびS468の処理が誤って実行されることを抑制できる。
(4)クラスタリング処理
図9に示すクラスタリング処理は、S472の判定がYesになり、レーザが照射された探査範囲内のすべての検出方向について図9のS450〜S470の処理が実行されると終了する。
S450において、存在判定部26は、図9の処理のループにおいて、今回の検出方向で検出点が検出されたか否かを判定する。S450の判定がNoであり、今回の検出方向で検出点が検出されなかった場合、処理はS472に移行する。
S450の判定がYesであり、今回の検出方向で検出点が検出された場合、S452において存在判定部26は、今回の検出方向に隣接する隣接方向で検出点が検出されたか否かを判定する。
S452の判定がNoであり、今回の検出方向の隣接方向で検出点が検出されなかった場合、処理はS460に移行する。
S452の判定がYesであり、今回の検出方向の隣接方向で検出点が検出された場合、S454において認識部28は、今回の検出方向の検出点と自車両との距離と、今回の検出方向の隣接方向の検出点と自車両との距離との距離の差を算出する。そして、距離差が、同じ物体の検出点であることを示す所定値以下であるか否かを判定する。
S454の判定がYesであり、今回の検出方向と隣接方向とで検出された検出点が同じ物体を示す距離差の場合、S456において認識部28は、今回の検出方向と隣接方向とで検出された検出点を、同じ物体であることを示す同じクラスタに統合し、S472に処理を移行する。
S454の判定がNoであり、今回の検出方向と隣接方向とで検出された検出点が異なる物体を示す距離差の場合、S458において認識部28は、今回の検出方向と隣接方向とで検出された検出点を、異なる物体であることを示す異なるクラスタに分離し、S472に処理を移行する。
S460において認識部28は、今回の検出方向で検出点が検出されているときに、隣接する隣接方向で存在フラグ2がオンであるか否か、つまり、隣接方向に検出点が存在するか否を判定する。
S460の判定がYesであり、今回の検出方向の隣接方向に検出点は検出されなかったが静止物体マップ等により検出点が存在すると判定される場合、隣接方向に存在する検出点と自車両との間には、反射強度が低いために検出されない物体が存在すると考えられる。
そこで、S460の判定がYesの場合、S462において認識部28は、今回の探査範囲内で検出点に基づいて物体を順次認識していく認識方向において、今回の検出方向で検出された検出点の隣接方向に存在する検出点を挟んで両側に、検出された検出点が存在するか否かを判定する。
S462において、判定する対象となる隣接方向に存在する検出点は、一つでもよいし、連続して存在するのであれば複数でもよい。
S462の判定がNoであり、隣接方向に存在する検出点を挟んで両側に検出された検出点が存在しない場合、処理はS466に移行する。
S462の判定がYesであり、隣接方向に存在する検出点を挟んで両側に検出された検出点が存在する場合、S464において認識部28は、今回の検出方向の検出点の方が、隣接方向に存在する検出点を挟んで反対側の検出点よりも自車両との距離が近いか、あるいは自車両との距離が反対側の検出点と同じであるか否かを判定する。
S464の判定がYesであり、今回の検出方向の検出点の方が、隣接方向に存在する検出点の反対側の検出点よりも自車両との距離が近いか、あるいは自車両との距離が反対側の検出点と同じである場合、処理はS466に移行する。
S464の判定がNoであり、今回の検出方向の検出点よりも、隣接方向に存在する検出点を挟んで反対側の検出点の方が自車両との距離が近い場合、処理はS468に移行する。
S466において認識部28は、今回の検出方向に隣接する隣接方向に、自車両との距離が今回の検出方向の検出点と同じ検出点を設定する。そして、認識部28は、今回の検出方向で検出された検出点と隣接方向に設定された検出点とを、同じ物体であることを示す同じクラスタに統合し、S472に処理を移行する。
S468において認識部28は、今回の検出方向に隣接する隣接方向に、自車両との距離が隣接方向に存在する検出点を挟んで反対側の検出点と同じ検出点を設定する。そして、認識部28は、今回の検出方向で検出された検出点と隣接方向側とを異なるクラスタに分離し、S472に処理を移行する。
S464の判定結果に基づいてS466の処理を実行することにより、図2に示すように、同じ物体において認識方向の途中に反射強度の低い物体が存在する場合、同じ物体であると認識される。
S464の判定結果に基づいてS466またはS468の処理を実行することにより、認識方向において物体の端部に反射強度の低い物体が存在し、反射強度の低い物体を挟んで異なる物体が存在する場合、反射強度の低い物体は、自車両との距離が近い物体と同じ物体であると認識される。
S460の判定がNoであり、今回の検出方向の隣接方向に検出点が検出されなかった場合、これまでも隣接方向には検出点は検出されなかったと考えられる。この場合、S470において認識部28は、今回の検出方向で検出された検出点と隣接方向側とを異なるクラスタに分離し、S472に処理を移行する。
S472の判定がYesであり、レーザが照射された探査範囲内のすべての検出方向に対してS450〜S470の処理が実行されると、本処理は終了する。
上記実施形態において、S400、S410〜S420、S430〜S440、S450、S452、S460が存在判定部26としての処理の一例に相当し、S454〜S458、S462〜S470が認識部28としての処理の一例に相当し、レーザレーダ装置14が検出装置の一例に相当し、マップ生成部24が情報生成部の一例に相当する。
[3.効果]
以上説明した上記実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1)今回の検出結果において検出方向に検出点は検出されないが、これまでのレーザ照射による検出結果、あるいは今回の検出結果に基づいて検出方向に検出点が存在する筈であると判定される場合には、存在する筈の検出点と自車両との間にレーザに対する反射強度が低い物体が存在すると考えられる。
そこで、今回の検出結果において検出方向に検出点が検出され、検出方向に隣接する隣接方向に検出点が検出されないものの、隣接方向に検出点が存在する筈であると判定される場合には、隣接方向に検出方向の検出点と同じ距離の検出点を設定し、検出方向で検出された検出点と隣接方向に設定された検出点とを、同じ物体であることを示す同じクラスタに統合する。
これにより、物体上にレーザを照射しても検出点を検出できない箇所があっても、同じ物体であると認識できる。
(2)認識方向において、反射強度が低いために検出されない物体の両側に検出点が検出される場合、両側の検出点と自車両との距離に基づいて、反射強度の低い物体が、両側の検出点と同じ物体であるか、どちらの物体と同じであるかを認識できる。
(3)今回の検出結果において検出された検出点の反射強度が、検出点として検出される最低の反射強度以上であるが、最低の反射強度よりも高い所定値未満の場合、存在フラグ1をオフに設定し、検出方向に検出点は存在しないことにする。これにより、図7の処理で存在フラグ2が誤ってオンに設定され、図9のS466、S468の処理が誤って実行されることを抑制できる。
図9のS466では、検出点が検出された今回の検出方向の隣接方向に検出点は検出されないが検出点は存在する場合に、今回の検出方向の隣接方向に今回の検出方向の検出点と同じ距離の検出点を設定し、今回の検出方向で検出された検出点と隣接方向に設定された検出点とを、同じ物体であることを示す同じクラスタに統合する。
したがって、存在フラグ2が誤ってオンに設定されることを抑制することにより、今回の検出方向で検出された検出点と隣接方向に設定された検出点とを同じクラスタに統合することを抑制できる。
[4.他の実施形態]
(1)自車両の周囲に探査波を照射して物体を検出する検出装置は、探査波としてレーザを照射するレーザレーダ装置14に限るものではない。探査波としてミリ波等の電波を照射するレーダ、あるいは探査波として超音波を照射する検出装置を使用してもよい。
(2)図8のフローチャートにおいて、S432で反射強度を取得することを止め、S434の反射強度の判定を省略してもよい。これにより、今回の判定対象の検出方向に静止物体を示す検出点が存在する場合に存在フラグ1はオンになり、今回の判定対象の検出方向に静止物体を示す検出点が存在しない場合に存在フラグ1はオフになる。
(3)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。尚、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(4)上述した物体認識装置20の他、当該物体認識装置20を構成要素とする走行制御システム2、当該物体認識装置20としてコンピュータを機能させるための物体認識プログラム、この物体認識プログラムを記録した記録媒体、物体認識方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
2:走行制御システム、14:レーザレーダ装置(検出装置)、20:物体認識装置、22:情報取得部、24:マップ生成部(情報生成部)、26:存在判定部、28:認識部、100:自車両(車両)、110、140:他車両(物体)、120:静止物体(物体)、130:路面(物体)、200、210、212、212a、220、230:検出点、300:クラスタ

Claims (6)

  1. 車載の検出装置(14)から探査範囲内のそれぞれの検出方向に照射される探査波により物体(110、120、130、140)の存在を示す検出点(200、210、212、212a、220、230)が検出されたか否かと、前記検出点が検出される場合に前記検出点と車両(100)との距離と、を少なくとも含む検出結果を前記検出装置から取得する情報取得部(22)と、
    前記情報取得部が取得する今回の前記検出結果において前記検出点が検出されなかった前記検出方向に前記検出点が存在するか否かを判定する存在判定部(26、S400、S410〜S420、S430〜S440、S450、S452、S460)と、
    今回の前記検出結果から前記検出点が検出された前記検出方向に隣接する隣接方向に前記検出点が検出されず、前記隣接方向に前記検出点が存在すると前記存在判定部が判定する場合、前記検出方向に今回検出された前記検出点が示す前記物体の前記検出点が前記隣接方向に存在するものとして前記物体を認識する認識部(28、S454〜S458、S462〜S470)と、
    を備える物体認識装置。
  2. 請求項1に記載の物体認識装置において、
    前記検出結果に基づいて前記検出点が存在するか否かを表わす存在情報を生成する情報生成部(24)をさらに備え、
    前記存在判定部(S430)は、前記情報取得部がこれまで前記検出装置から取得した前記検出結果に基づいて前記情報生成部が生成した前記存在情報に基づいて、前記検出方向に前記検出点が存在するか否かを判定する、
    物体認識装置。
  3. 請求項1または2に記載の物体認識装置において、
    前記存在判定部(S430)は、前記情報取得部が前記検出装置から取得する今回の前記検出結果に基づいて、今回の前記検出結果から前記検出点が検出されなかった前記検出方向に前記検出点が存在するか否かを判定する、
    物体認識装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の物体認識装置において、
    前記情報取得部は、前記検出結果として前記検出方向の前記探査波の反射強度を取得し、
    前記存在判定部(S434、S438)は、前記情報取得部が前記検出装置から取得する前記反射強度に基づいて、これまで前記検出方向に検出されていた前記検出点が検出されなくなると推定される場合には、これまで検出されていた前記検出点が前記検出方向に存在しないと判定する、
    物体認識装置。
  5. 請求項1〜4からのいずれか一項に記載の物体認識装置において、
    前記認識部(S462、S464、S468)は、前記検出点に基づいて前記物体を認識していく方向において、前記隣接方向側に存在する前記検出点を挟んで両側にそれぞれ検出されている前記検出点と前記車両との距離が異なり前記両側の前記検出点が異なる物体であることを示している場合、前記隣接方向側に存在する前記検出点と前記車両との距離を、前記両側の前記検出点のうち前記車両との距離が近い方の前記検出点と前記車両との距離に設定して前記物体を認識する、
    物体認識装置。
  6. 請求項1〜5からのいずれか一項に記載の物体認識装置において、
    前記認識部(S462〜S466)は、前記検出点に基づいて前記物体を認識していく方向において、前記隣接方向側に存在する前記検出点を挟んで両側にそれぞれ検出されている前記検出点と前記車両との距離が同じであり前記両側の前記検出点が同じ物体であることを示している場合、前記隣接方向側に存在する前記検出点と前記車両との距離を、前記検出方向に今回検出された前記検出点と前記車両との距離に設定して前記物体を認識する、
    物体認識装置。
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