JP2017104636A - 口腔ケア具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 口腔のケアを充分に行うことのできる口腔ケア具を提供する。【解決手段】 口腔ケア具1は、袋体10、嵌装部材20、及び嵌装部材30を備えている。袋体10には、口腔用の薬剤が収容されている。袋体10には、嵌装部材20及び嵌装部材30も収容されている。嵌装部材20は、手の親指に嵌装される。嵌装部材20の外面には、歯を磨くための第1の歯磨き部が設けられている。嵌装部材30は、手の人差指に嵌装される。嵌装部材30の外面には、歯を磨くための第2の歯磨き部が設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、口腔のケアに用いられる口腔ケア具に関する。
従来の口腔ケア具としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された口腔ケア具は、洗口液が充填された袋体を備えている。袋体の上部には、洗口液を吸引するための口部が設けられている。
特開2014−30518号公報
上述の口腔ケア具によれば、袋体から吸引した洗口液で口内を洗浄することにより、口腔のケアをすることができる。しかしながら、歯磨きをするには、歯ブラシ等の歯磨き具を別に用意しなければならない。それゆえ、この口腔ケア具だけでは、口腔のケアを充分に行うことができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、口腔のケアを充分に行うことのできる口腔ケア具を提供することを目的とする。
本発明による口腔ケア具は、口腔用の薬剤が収容された袋体と、上記袋体に収容され、手の親指に嵌装される第1の嵌装部材と、上記袋体に収容され、手の人差指に嵌装される第2の嵌装部材と、を備え、上記第1及び第2の嵌装部材の外面には、それぞれ、歯を磨くための第1及び第2の歯磨き部が設けられていることを特徴とする。
この口腔ケア具においては、袋体に、口腔用の薬剤が収容されている。このため、袋体から取り出した薬剤で口内を洗浄することができる。さらに、袋体には、親指に嵌装される第1の嵌装部材と人差指に嵌装される第2の嵌装部材とが収容されている。第1及び第2の嵌装部材の外面には、それぞれ、第1及び第2の歯磨き部が設けられている。このため、第1及び第2の嵌装部材をそれぞれ親指及び人差指に嵌めて第1及び第2の歯磨き部で歯を擦ることにより、歯磨きを行うことができる。このように、本発明の口腔ケア具によれば、薬剤による口内の洗浄だけでなく、歯磨きをも行うことができる。
本発明によれば、口腔のケアを充分に行うことのできる口腔ケア具が実現される。
本発明による口腔ケア具の第1実施形態を示す正面図である。 嵌装部材20を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿った端面図である。 嵌装部材30を示す斜視図である。 図4のV−V線に沿った端面図である。 本発明による口腔ケア具の第2実施形態を示す正面図である。 嵌装部材20を示す斜視図である。 図7のVIII−VIII線に沿った端面図である。 嵌装部材30を示す斜視図である。 図9のX−X線に沿った端面図である。 本発明による口腔ケア具の第3実施形態を示す正面図である。 嵌装部材20及び嵌装部材30を示す斜視図である。 嵌装部材20の一変形例を説明するための図である。 嵌装部材30の一変形例を説明するための図である。 嵌装部材20の他の変形例を説明するための図である。 図15の嵌装部材20が親指に嵌装された状態を示す斜視図である。 嵌装部材30の他の変形例を説明するための図である。 図17の嵌装部材30が人差指に嵌装された状態を示す斜視図である。 一体に設けられた嵌装部材20及び嵌装部材30の変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による口腔ケア具の第1実施形態を示す正面図である。口腔ケア具1は、口腔のケアに用いられる口腔ケア具であって、袋体10、嵌装部材20(第1の嵌装部材)、及び嵌装部材30(第2の嵌装部材)を備えている。袋体10は、正面視で矩形をしている。袋体10の長さd1は、例えば、5〜10cm程度である。また、袋体10の幅d2は、例えば、3〜6cm程度である。ここで、長さd1は、袋体10を平坦にした状態(後述する薬剤及び嵌装部材20,30が収容されていない状態)における上端から下端までの距離として定義される。幅d2も、同様の状態における左端から右端までの距離として定義される。
袋体10には、口腔用の薬剤(図示せず)が収容されている。本実施形態においては、液体状の薬剤(薬液)が収容されている。液体状の薬剤としては、例えば、マウスウォッシュ(洗口液)、液体歯磨き等が挙げられる。袋体10は、薬剤が外に漏れないように密封されている。
袋体10の上端の近傍には、開封予定部12が存在している。開封予定部12は、袋体10を開封する位置の目安となる部分である。開封予定部12は、袋体10の左端から右端まで延在している。開封予定部12の端部には、袋体10の開封を容易にするための切り口13が形成されている。切り口13の延長線上に開封予定部12が存在する。
袋体10は、繰り返し開閉可能である。ここで、繰り返し開閉可能とは、テープやクリップ等の道具を使用することなく、袋体10が開封された状態と密封された状態とを交互に何度も切り替えられることをいう。本実施形態において袋体10は、ジッパー14を有している。ジッパー14は、開封予定部12に沿って、開封予定部12の下側に設けられている。切り口13から袋体10を開封した後も、ジッパー14を閉じることにより、袋体10を再び密封することができる。袋体10の材料としては、例えば、プラスチック又はアルミニウムを用いることができる。
袋体10には、嵌装部材20及び嵌装部材30も収容されている。本実施形態において嵌装部材20及び嵌装部材30は、別体に設けられている。また、各嵌装部材20,30と薬剤とは、袋体10内の同一空間において、別々に収容されている。すなわち、薬剤の少なくとも一部は、嵌装部材20,30から離れた状態で袋体10内に存在している。各嵌装部材20,30は、袋体10の内面に剥離可能に貼着されていてもよい。ここで、剥離可能とは、袋体10又は嵌装部材20,30を損傷することなく、嵌装部材20,30を袋体10から手で容易に剥がせることをいう。
図2は、嵌装部材20を示す斜視図である。嵌装部材20は、手の親指に嵌装される。嵌装部材20は、使用時、先端部20aが閉塞されるとともに後端部20bが開放された筒状をしている。先端部20aは、嵌装部材20の頂点を含む一定面積の領域であり、嵌装部材20が親指に嵌装されているときに当該親指の指先を覆う。後端部20bは、親指の挿入口となる環状の部分である。
嵌装部材20の長さd3は、例えば、3〜6cm程度である。また、嵌装部材20の径d4は、例えば、1.5〜2.5cm程度である。嵌装部材20は、柔軟性を有しており、潰れた状態(嵌装部材20の内面どうしが接触した状態)で袋体10に収容されている。嵌装部材20は、伸縮性も有していることが好ましい。
図3は、図2のIII−III線に沿った端面図である。嵌装部材20は、内面層22(第1の内面層)及び外面層24(第1の外面層)からなる。内面層22は、嵌装部材20の内面を構成する層である。内面層22は、嵌装部材20の内面の全体にわたって設けられている。内面層22は、防水性を有する材料からなり、薬剤を透過させたり吸収したりしない。内面層22の材料としては、例えば、プラスチックを用いることができる。
外面層24は、嵌装部材20の外面を構成する層である。外面層24は、嵌装部材20の外面の全体にわたって設けられている。外面層24は、吸水性を有する材料からなり、薬剤を吸収する。外面層24は、後述するように、歯を磨くための歯磨き部(第1の歯磨き部)として機能する。すなわち、本実施形態においては、嵌装部材20の外面の全体に歯磨き部が設けられている。ただし、歯ブラシと異なり、嵌装部材20にブラシは設けられていない。外面層24の摩擦係数は、嵌装部材20の内面(内面層22)の摩擦係数よりも大きい。外面層24の表面粗さ(Ra)は、嵌装部材20の内面の表面粗さよりも大きい。外面層24には、凹凸が形成されていることが好ましい。また、外面層24は、内面層22よりも柔らかい材料からなることが好ましい。外面層24の材料としては、例えば、不織布、コットン(ガーゼ)、レーヨン、ラテックス、又は合成繊維を用いることができる。合成繊維としては、例えば、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン等が挙げられる。
図4は、嵌装部材30を示す斜視図である。嵌装部材30は、手の人差指に嵌装される。嵌装部材30は、使用時、先端部30aが閉塞されるとともに後端部30bが開放された筒状をしている。先端部30aは、嵌装部材30の頂点を含む一定面積の領域であり、嵌装部材30が人差指に嵌装されているときに当該人差指の指先を覆う。後端部30bは、人差指の挿入口となる環状の部分である。
嵌装部材30の長さd5は、例えば、5〜8cm程度である。嵌装部材30の長さd5は、嵌装部材20の長さd3よりも大きいことが好ましい。また、嵌装部材30の径d6は、例えば、1〜2cm程度である。嵌装部材30の径d6は、嵌装部材20の径d4よりも小さいことが好ましい。嵌装部材30は、柔軟性を有しており、潰れた状態(嵌装部材30の内面どうしが接触した状態)で袋体10に収容されている。嵌装部材30は、伸縮性も有していることが好ましい。
図5は、図4のV−V線に沿った端面図である。嵌装部材30は、内面層32(第2の内面層)及び外面層34(第2の外面層)からなる。内面層32は、嵌装部材30の内面を構成する層である。内面層32は、嵌装部材30の内面の全体にわたって設けられている。内面層32は、防水性を有する材料からなり、薬剤を透過させたり吸収したりしない。内面層32の材料は、内面層22の材料と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
外面層34は、嵌装部材30の外面を構成する層である。外面層34は、嵌装部材30の外面の全体にわたって設けられている。外面層34は、吸水性を有する材料からなり、薬剤を吸収する。外面層34は、後述するように、歯を磨くための歯磨き部(第2の歯磨き部)として機能する。すなわち、本実施形態においては、嵌装部材30の外面の全体に歯磨き部が設けられている。ただし、歯ブラシと異なり、嵌装部材30にブラシは設けられていない。外面層34の摩擦係数は、嵌装部材30の内面(内面層32)の摩擦係数よりも大きい。外面層34の表面粗さ(Ra)は、嵌装部材30の内面の表面粗さよりも大きい。外面層34には、凹凸が形成されていることが好ましい。また、外面層34は、内面層32よりも柔らかい材料からなることが好ましい。外面層34の材料は、外面層24の材料と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
図1に戻って、口腔ケア具1の使用方法の一例を説明する。まず、切り口13から袋体10を開封する。このとき、概ね開封予定部12に沿って袋体10が切断されるようにする。その後、ジッパー14を開けて、袋体10から取り出した薬剤で口をゆすぐ。さらに、袋体10から取り出した嵌装部材20及び嵌装部材30を、それぞれ親指及び人差指に被せる。このように手指に嵌装された嵌装部材20,30の歯磨き部(外面層24,34)で歯を擦ることにより、歯を磨くことができる。
口腔ケア具1の効果を説明する。口腔ケア具1においては、袋体10に、口腔用の薬剤が収容されている。このため、袋体10から取り出した薬剤で口内を洗浄することができる。さらに、袋体10には、親指に嵌装される嵌装部材20と人差指に嵌装される嵌装部材30とが収容されている。嵌装部材20及び嵌装部材30の外面には、それぞれ、第1及び第2の歯磨き部が設けられている。このため、嵌装部材20及び嵌装部材30をそれぞれ親指及び人差指に嵌めて第1及び第2の歯磨き部で歯を擦ることにより、歯磨きを行うことができる。このように、口腔ケア具1によれば、薬剤による口内の洗浄だけでなく、歯磨きをも行うことができる。したがって、口腔のケアを充分に行うことのできる口腔ケア具1が実現されている。かかる口腔ケア具1は、人の歯に限らず、ペット等の動物の歯を磨くのにも好適に使用することができる。
このように口腔ケア具1によれば、歯ブラシ等の歯磨き具を別に用意しなくても、口内の洗浄から歯磨きまでの一連の口腔ケアを実行することができる。それゆえ、口腔ケア具1を携帯していれば、外出先でも充分な口腔ケアを行うことが可能である。例えば、旅行先は勿論、飛行機や列車の中でも口腔ケア具1を用いて口腔ケアを行うことができる。かかる口腔ケア具1は、避難所においても好適に用いることができるため、防災グッズとしても役立つ。
上述のとおり、袋体10には、親指に嵌装される嵌装部材20と人差指に嵌装される嵌装部材30とが対になって収容されている。このため、これらの嵌装部材20及び嵌装部材30を用いて親指と人差指とで挟むようにして歯を磨くこともできるため、歯の表裏を磨きやすくなる。また、2本の指で同時に歯を磨くことができるため、歯磨きを効率良く行うことができる。
嵌装部材30の長さd5が嵌装部材20の長さd3よりも大きい場合、親指及び人差指のそれぞれに対して嵌装部材20及び嵌装部材30をフィットさせやすくなる。すなわち、比較的小さい長さを有する嵌装部材20を比較的短い指である親指に被せる一方で、比較的大きい長さを有する嵌装部材30を比較的長い指である人差指に被せることにより、それぞれの指に嵌装部材20及び嵌装部材30をフィットさせやすくなる。
嵌装部材30の径d6が嵌装部材20の径d4よりも小さい場合、親指及び人差指のそれぞれに対して嵌装部材20及び嵌装部材30をフィットさせやすくなる。すなわち、比較的大きい径を有する嵌装部材20を比較的太い指である親指に被せる一方で、比較的小さい径を有する嵌装部材30を比較的細い指である人差指に被せることにより、それぞれの指に嵌装部材20及び嵌装部材30をフィットさせやすくなる。
嵌装部材20及び嵌装部材30は、別体に設けられている。この場合、嵌装部材20を親指に被せる作業と嵌装部材30を人差指に被せる作業とを互いに独立して行うことができる。このため、各嵌装部材20,30を容易に装着することができる。
各嵌装部材20,30は、筒状をしている。かかる形状の嵌装部材20,30は、手指にフィットさせやすいという利点がある。特に、嵌装部材20の先端部20a及び嵌装部材30の先端部30aは、閉塞されている。これにより、指先が先端部20a,30aで覆われることになる。このため、歯磨き部で歯を磨く際、当該指先が口内に触れるのを防ぐことができ、衛生的である。
各嵌装部材20,30が伸縮性を有する場合、手指に対して嵌装部材20,30を一層フィットさせやすくなる。また、袋体10内に嵌装部材20,30をコンパクトに収容できるという利点もある。
外面層24の摩擦係数は、内面層22の摩擦係数よりも大きい。このように歯磨き部である外面層24の摩擦係数を大きくすることにより、歯磨き効果を高めることができる。ただし、外面層24の摩擦係数を内面層22のそれよりも大きくすることは、必須でない。
外面層24の表面粗さは、内面層22の表面粗さよりも大きい。このように歯磨き部である外面層24の表面粗さを大きくすることによっても、歯磨き効果を高めることができる。ただし、外面層24の表面粗さを内面層22のそれよりも大きくすることは、必須でない。
外面層34の摩擦係数は、内面層32の摩擦係数よりも大きい。このように歯磨き部である外面層34の摩擦係数を大きくすることにより、歯磨き効果を高めることができる。ただし、外面層34の摩擦係数を内面層32のそれよりも大きくすることは、必須でない。
外面層34の表面粗さは、内面層32の表面粗さよりも大きい。このように歯磨き部である外面層34の表面粗さを大きくすることによっても、歯磨き効果を高めることができる。ただし、外面層34の表面粗さを内面層32のそれよりも大きくすることは、必須でない。
各外面層24,34は、吸水性を有する材料からなっている。この場合、歯磨き部である外面層24,34に薬剤が含浸した状態で歯を磨くことができるため、歯磨き効果を高めることができる。ただし、外面層24,34に吸水性をもたせることは、必須でない。
各嵌装部材20,30と薬剤とは、袋体10内の同一空間において、別々に収容されている。このため、袋体10内で歯磨き部(外面層24,34)を薬剤に浸すことができる。これにより、常に充分な量の薬剤を歯磨き部に供給することができる。
嵌装部材20は、内面層22及び外面層24を有している。このように嵌装部材20の内面を構成する層と外面を構成する層とを別々に設けることにより、各層の機能に応じて最適な材料を選択しやすくなる。例えば、内面層22には防水に適した材料を用いる一方で、外面層24には歯磨きに適した材料を用いることができる。
内面層22は、防水性を有する材料からなっている。この場合、嵌装部材20の外面から内面に薬剤が浸透するのを確実に阻止することができる。これにより、歯磨き部で歯を磨く際、嵌装部材20が嵌装された親指に薬剤が付着するのを防ぐことができる。
嵌装部材30は、内面層32及び外面層34を有している。このように嵌装部材30の内面を構成する層と外面を構成する層とを別々に設けることにより、各層の機能に応じて最適な材料を選択しやすくなる。例えば、内面層32には防水に適した材料を用いる一方で、外面層34には歯磨きに適した材料を用いることができる。
内面層32は、防水性を有する材料からなっている。この場合、嵌装部材30の外面から内面に薬剤が浸透するのを確実に阻止することができる。これにより、歯磨き部で歯を磨く際、嵌装部材30が嵌装された人差指に薬剤が付着するのを防ぐことができる。
各嵌装部材20,30が袋体10の内面に剥離可能に貼着されている場合、開封前の袋体10内において嵌装部材20,30を所定の位置に固定しておくことができる。これにより、嵌装部材20,30が袋体10の底部に片寄る等して、袋体10から嵌装部材20,30を取り出しにくくなる事態を防ぐことができる。
袋体10は、繰り返し開閉可能である。これにより、袋体10から嵌装部材20,30を取り出した後も、残りの薬剤を袋体10に密閉状態で保管しておくことが容易となる。特に袋体10は、ジッパー14を有している。これにより、簡易な構造で、繰り返し開閉可能な袋体10を実現することができる。ただし、袋体10が繰り返し開閉可能であることは、必須でない。
(第2実施形態)
図6は、本発明による口腔ケア具の第2実施形態を示す正面図である。口腔ケア具2は、口腔のケアに用いられる口腔ケア具であって、袋体10、嵌装部材20、及び嵌装部材30を備えている。袋体10の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
図7は、嵌装部材20を示す斜視図である。また、図8は、図7のVIII−VIII線に沿った端面図である。嵌装部材20は、内面層22及び外面層24からなる。本実施形態において外面層24は、内面層22の一部にのみ積層されている。このように、第1の歯磨き部(外面層24)は、嵌装部材20の外面の一部にのみ設けられている。
外面層24は、嵌装部材20の後端部20bよりも先端部20a寄りに設けられている。すなわち、外面層24から先端部20aまでの距離の方が、外面層24から後端部20bまでの距離よりも短い。外面層24は、嵌装部材20の先端部20aまで達する一方で、後端部20bには達しないように設けられている。すなわち、外面層24は、後端部20bを避けるようにして、嵌装部材20の外面の一部にのみ設けられている。
嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分には、内面層22が露出している。すなわち、内面層22の一方の面は嵌装部材20の内面を構成し、内面層22の他方の面の一部(外面層24が積層されていない部分)は、外面層24と共に、嵌装部材20の外面を構成している。外面層24の摩擦係数は、嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分(内面層22が露出している部分)の摩擦係数よりも大きい。また、外面層24の表面粗さは、嵌装部材20の外面における上記部分の表面粗さよりも大きい。
図9は、嵌装部材30を示す斜視図である。また、図10は、図9のX−X線に沿った端面図である。嵌装部材30は、内面層32及び外面層34からなる。本実施形態において外面層34は、内面層32の一部にのみ積層されている。このように、第2の歯磨き部(外面層34)は、嵌装部材30の外面の一部にのみ設けられている。
外面層34は、嵌装部材30の後端部30bよりも先端部30a寄りに設けられている。すなわち、外面層34から先端部30aまでの距離の方が、外面層34から後端部30bまでの距離よりも短い。外面層34は、嵌装部材30の先端部30aまで達する一方で、後端部30bには達しないように設けられている。すなわち、外面層34は、後端部30bを避けるようにして、嵌装部材30の外面の一部にのみ設けられている。
嵌装部材30の外面における外面層34以外の部分には、内面層32が露出している。すなわち、内面層32の一方の面は嵌装部材30の内面を構成し、内面層32の他方の面の一部(外面層34が積層されていない部分)は、外面層34と共に、嵌装部材30の外面を構成している。外面層34の摩擦係数は、嵌装部材30の外面における外面層34以外の部分(内面層32が露出している部分)の摩擦係数よりも大きい。また、外面層34の表面粗さは、嵌装部材30の外面における上記部分の表面粗さよりも大きい。口腔ケア具2のその他の構成は、口腔ケア具1と同様である。
口腔ケア具2の効果を説明する。第1の歯磨き部(外面層24)は、嵌装部材20の外面の一部にのみ設けられている。これにより、第1の歯磨き部を触ることなく、嵌装部材20を親指に嵌装しやすくなる。つまり、嵌装部材20を一方の手の親指に被せる際、嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分を他方の手で持つことにより、当該他方の手が第1の歯磨き部に触れてしまうのを回避することができる。このように第1の歯磨き部に手が触れないことは、衛生上の観点から好ましい。
外面層24は、嵌装部材20の後端部20bよりも先端部20a寄りに設けられている。このため、外面層24が後端部20b寄りに設けられている場合に比して、嵌装部材20を口内に浅く入れた状態で歯を磨くことができる。嵌装部材20の後端部20b付近は、嵌装部材20を親指に嵌装する際に手が触れる部分である。それゆえ、衛生上の観点から、嵌装部材20を口内に深く入れすぎないようにすることが好ましい。
外面層24は、嵌装部材20の先端部20aまで達するように設けられている。このため、嵌装部材20の先端部20a付近でも歯を磨くことができる。これにより、嵌装部材20が口内に深く入りすぎるのを一層防ぎやすくなる。
外面層24の摩擦係数は、嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分の摩擦係数よりも大きい。このように歯磨き部である外面層24の摩擦係数を大きくすることにより、歯磨き効果を高めることができる。
外面層24の表面粗さは、嵌装部材20の外面における外面層24以外の部分の表面粗さよりも大きい。このように歯磨き部である外面層24の表面粗さを大きくすることによっても、歯磨き効果を高めることができる。
第2の歯磨き部(外面層34)は、嵌装部材30の外面の一部にのみ設けられている。これにより、第2の歯磨き部を触ることなく、嵌装部材30を人差指に嵌装しやすくなる。つまり、嵌装部材30を一方の手の人差指に被せる際、嵌装部材30の外面における外面層34以外の部分を他方の手で持つことにより、当該他方の手が第2の歯磨き部に触れてしまうのを回避することができる。このように第2の歯磨き部に手が触れないことは、衛生上の観点から好ましい。
外面層34は、嵌装部材30の後端部30bよりも先端部30a寄りに設けられている。このため、外面層34が後端部30b寄りに設けられている場合に比して、嵌装部材30を口内に浅く入れた状態で歯を磨くことができる。嵌装部材30の後端部30b付近は、嵌装部材30を人差指に嵌装する際に手が触れる部分である。それゆえ、衛生上の観点から、嵌装部材30を口内に深く入れすぎないようにすることが好ましい。
外面層34は、嵌装部材30の先端部30aまで達するように設けられている。このため、嵌装部材30の先端部30a付近でも歯を磨くことができる。これにより、嵌装部材30が口内に深く入りすぎるのを一層防ぎやすくなる。
外面層34の摩擦係数は、嵌装部材30の外面における外面層34以外の部分の摩擦係数よりも大きい。このように歯磨き部である外面層34の摩擦係数を大きくすることにより、歯磨き効果を高めることができる。
外面層34の表面粗さは、嵌装部材30の外面における外面層34以外の部分の表面粗さよりも大きい。このように歯磨き部である外面層34の表面粗さを大きくすることによっても、歯磨き効果を高めることができる。口腔ケア具2のその他の効果は、口腔ケア具1と同様である。
(第3実施形態)
図11は、本発明による口腔ケア具の第3実施形態を示す正面図である。口腔ケア具3は、口腔のケアに用いられる口腔ケア具であって、袋体10、嵌装部材20、及び嵌装部材30を備えている。袋体10の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
図12は、嵌装部材20及び嵌装部材30を示す斜視図である。本実施形態において嵌装部材20及び嵌装部材30は、一体に設けられている。嵌装部材20及び嵌装部材30は、後端部を共有している。すなわち、1つの環状部分が、嵌装部材20の後端部20bと嵌装部材30の後端部30bとを兼ねている。これにより、嵌装部材20及び嵌装部材30からなる一体の部材の内部空間は、嵌装部材20と嵌装部材30との境界部分において分岐している。
本実施形態においても、嵌装部材20は内面層22及び外面層24からなるとともに、嵌装部材30は内面層32及び外面層34からなる。内面層22と内面層32とは、連続して設けられている。外面層24及び外面層34は、それぞれ、嵌装部材20及び嵌装部材30の外面の全体に設けられてもよいし、一部にのみ設けられてもよい。前者の場合、外面層24と外面層34とは、連続して設けられる。口腔ケア具3のその他の構成は、口腔ケア具1と同様である。
口腔ケア具3の効果を説明する。嵌装部材20及び嵌装部材30は、一体に設けられている。この場合、嵌装部材20を親指に被せる作業と嵌装部材30を人差指に被せる作業とを同時に行うことができる。このため、嵌装部材20及び嵌装部材30を短時間で装着することができる。
特に嵌装部材20及び嵌装部材30は、後端部を共有している。これにより、嵌装部材20及び嵌装部材30によって親指及び人差指の付け根まで覆うことができる。このため、歯磨き部で歯を磨く際、当該付け根が口内に触れるのを防ぐことができ、衛生的である。また、嵌装部材20と嵌装部材30との境界部分においても歯を磨くことができるため、歯磨きを一層効率良く行うことができる。口腔ケア具3のその他の効果は、口腔ケア具1と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、嵌装部材20の後端部20bが使用前から開放されている場合を例示した。しかし、嵌装部材20は、図13に示すように、使用前は後端部20bが閉塞されており、使用時に後端部20bが開放されるように構成されていてもよい。同図においては、左側が使用前の嵌装部材20を示し、右側が使用時の嵌装部材20を示している。かかる構成の嵌装部材20は、例えば、使用前に後端部20bにおいて嵌装部材20の内面どうしを仮着しておくことにより実現することができる。ここで、仮着とは、嵌装部材を損傷することなく手で容易に剥がせる程度の力で、嵌装部材の内面どうしを貼着することをいう。
このように後端部20bが閉塞されている場合、袋体10内において後端部20bから嵌装部材20の内部に薬剤が入り込むのを阻止することができる。これにより、嵌装部材20が嵌装された親指に薬剤が付着するのを防ぐことができる。
上記実施形態においては、嵌装部材30の後端部30bが使用前から開放されている場合を例示した。しかし、嵌装部材30は、図14に示すように、使用前は後端部30bが閉塞されており、使用時に後端部30bが開放されるように構成されていてもよい。同図においては、左側が使用前の嵌装部材30を示し、右側が使用時の嵌装部材30を示している。かかる構成の嵌装部材30は、例えば、使用前に後端部30bにおいて嵌装部材30の内面どうしを仮着しておくことにより実現することができる。
このように後端部30bが閉塞されている場合、袋体10内において後端部30bから嵌装部材30の内部に薬剤が入り込むのを阻止することができる。これにより、嵌装部材30が嵌装された人差指に薬剤が付着するのを防ぐことができる。
上記実施形態においては、嵌装部材20の先端部20aが閉塞されている場合を例示した。しかし、嵌装部材20は、図15に示すように、先端部20aが開放された筒状をしていてもよい。この場合、図16に示すように、嵌装部材20が嵌装された親指92においては、指先が先端部20aから突出してもよい。
上記実施形態においては、嵌装部材30の先端部30aが閉塞されている場合を例示した。しかし、嵌装部材30は、図17に示すように、先端部30aが開放された筒状をしていてもよい。この場合、図18に示すように、嵌装部材30が嵌装された人差指94においては、指先が先端部30aから突出してもよい。
上記実施形態においては、嵌装部材20及び嵌装部材30が後端部を共有しつつ一体に設けられた場合を例示した(図12参照)。しかし、嵌装部材20及び嵌装部材30は、図19に示すように、後端部を共有せずに一体に設けられてもよい。同図において嵌装部材20及び嵌装部材30は、連結部材40を介して互いに連結されている。連結部材40は、一端が嵌装部材20の後端部20bに接続されるとともに、他端が嵌装部材30の後端部30bに接続されている。連結部材40は、例えば、紐状又は帯状をしている。連結部材40は、柔軟性及び伸縮性を有することが好ましい。
上記実施形態においては、嵌装部材20が複数の層(内面層22及び外面層24)からなる場合を例示した。しかし、嵌装部材20は、単一の層からなっていてもよい。その場合、例えば、嵌装部材20の外面の全体又は一部に表面処理(例えば粗面化処理)を施すことにより、歯磨き部を形成してもよい。嵌装部材20の材料としては、例えば、不織布、コットン、レーヨン、ラテックス又は合成繊維を用いることができる。また、伸縮ネットを用いて嵌装部材20を構成してもよい。嵌装部材30についても、同様である。
上記実施形態においては、口腔用の薬剤と嵌装部材20,30とが別々に袋体10に収容されている場合を例示した。すなわち、薬剤の少なくとも一部は、嵌装部材20,30から離れた状態で袋体10内に存在する場合を例示した。しかし、袋体10に収容された薬剤の全てが、嵌装部材20,30に含浸又は付着した状態で袋体10内に存在していてもよい。
上記実施形態においては、口腔用の薬剤が液体状である場合を例示した。しかし、かかる薬剤は、ペースト状、ジェル状又は粉末状であってもよい。
1 口腔ケア具
2 口腔ケア具
3 口腔ケア具
10 袋体
12 開封予定部
13 切り口
14 ジッパー
20 嵌装部材(第1の嵌装部材)
20a 先端部
20b 後端部
22 内面層
24 外面層(第1の歯磨き部)
30 嵌装部材(第2の嵌装部材)
30a 先端部
30b 後端部
32 内面層
34 外面層(第2の歯磨き部)
40 連結部材
92 親指
94 人差指

Claims (29)

  1. 口腔用の薬剤が収容された袋体と、
    前記袋体に収容され、手の親指に嵌装される第1の嵌装部材と、
    前記袋体に収容され、手の人差指に嵌装される第2の嵌装部材と、を備え、
    前記第1及び第2の嵌装部材の外面には、それぞれ、歯を磨くための第1及び第2の歯磨き部が設けられていることを特徴とする口腔ケア具。
  2. 請求項1に記載の口腔ケア具において、
    前記第2の嵌装部材の長さは、前記第1の嵌装部材の長さよりも大きい口腔ケア具。
  3. 請求項1又は2に記載の口腔ケア具において、
    前記第2の嵌装部材の径は、前記第1の嵌装部材の径よりも小さい口腔ケア具。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の嵌装部材は、一体に設けられている口腔ケア具。
  5. 請求項1乃至3の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の嵌装部材は、別体に設けられている口腔ケア具。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の嵌装部材は、使用時、先端部が閉塞又は開放されるとともに後端部が開放された筒状をしている口腔ケア具。
  7. 請求項6に記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の嵌装部材の前記先端部は、閉塞されている口腔ケア具。
  8. 請求項6又は7に記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の嵌装部材の前記後端部は、使用前、閉塞されている口腔ケア具。
  9. 請求項8に記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の嵌装部材は、使用前、前記後端部において内面どうしが仮着されている口腔ケア具。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の嵌装部材は、伸縮性を有する口腔ケア具。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1の歯磨き部の摩擦係数は、前記第1の嵌装部材の内面の摩擦係数よりも大きい口腔ケア具。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1の歯磨き部の表面粗さは、前記第1の嵌装部材の内面の表面粗さよりも大きい口腔ケア具。
  13. 請求項1乃至12の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第2の歯磨き部の摩擦係数は、前記第2の嵌装部材の内面の摩擦係数よりも大きい口腔ケア具。
  14. 請求項1乃至13の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第2の歯磨き部の表面粗さは、前記第2の嵌装部材の内面の表面粗さよりも大きい口腔ケア具。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1の歯磨き部は、前記第1の嵌装部材の前記外面の一部にのみ設けられている口腔ケア具。
  16. 請求項15に記載の口腔ケア具において、
    前記第1の歯磨き部の摩擦係数は、前記第1の嵌装部材の前記外面における当該第1の歯磨き部以外の部分の摩擦係数よりも大きい口腔ケア具。
  17. 請求項15又は16に記載の口腔ケア具において、
    前記第1の歯磨き部の表面粗さは、前記第1の嵌装部材の前記外面における当該第1の歯磨き部以外の部分の表面粗さよりも大きい口腔ケア具。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第2の歯磨き部は、前記第2の嵌装部材の前記外面の一部にのみ設けられている口腔ケア具。
  19. 請求項18に記載の口腔ケア具において、
    前記第2の歯磨き部の摩擦係数は、前記第2の嵌装部材の前記外面における当該第2の歯磨き部以外の部分の摩擦係数よりも大きい口腔ケア具。
  20. 請求項18又は19に記載の口腔ケア具において、
    前記第2の歯磨き部の表面粗さは、前記第2の嵌装部材の前記外面における当該第2の歯磨き部以外の部分の表面粗さよりも大きい口腔ケア具。
  21. 請求項1乃至20の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の歯磨き部は、吸水性を有する材料からなる口腔ケア具。
  22. 請求項1乃至21の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の歯磨き部は、不織布、コットン、レーヨン、ラテックス又は合成繊維からなる口腔ケア具。
  23. 請求項1乃至22の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1の嵌装部材は、当該第1の嵌装部材の内面を構成する第1の内面層と、当該第1の嵌装部材の前記外面を構成する第1の外面層とを有する口腔ケア具。
  24. 請求項23に記載の口腔ケア具において、
    前記第1の内面層は、防水性を有する材料からなる口腔ケア具。
  25. 請求項1乃至24の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第2の嵌装部材は、当該第2の嵌装部材の内面を構成する第2の内面層と、当該第2の嵌装部材の前記外面を構成する第2の外面層とを有する口腔ケア具。
  26. 請求項25に記載の口腔ケア具において、
    前記第2の内面層は、防水性を有する材料からなる口腔ケア具。
  27. 請求項1乃至26の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記第1及び第2の嵌装部材は、前記袋体の内面に剥離可能に貼着されている口腔ケア具。
  28. 請求項1乃至27の何れかに記載の口腔ケア具において、
    前記袋体は、繰り返し開閉可能である口腔ケア具。
  29. 請求項28に記載の口腔ケア具において、
    前記袋体は、ジッパーを有する口腔ケア具。
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