JP2017104244A - 敷物 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が寝返りをうったときなどの動的な状態でも十分に身体を支持できる敷物を提供する。【解決手段】複数の単位突出部120を含む複合突出部を有する構造体であって、複合突出部は、複数の単位突出部により輪郭が画定され角部172を有する多角形状を有し、複合突出部に含まれる複数の単位突出部によって囲まれる基点160を有し、溝底部140A、140Bが基点から角部に向かって配置される構造体と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、弾性を有する敷物に関する。特に、ベッドの上に載置するマットレスやマットレスの上に載置するマットレストッパーを含む敷物に関する。
従来、マットレスやマットレストッパーなどの寝具は、寝心地が重視されている。このため、仰臥位の耐圧分散性を考量して、マットレスやマットレストッパーの表面に複数の突起部を形成し、突起部の各々で使用者の身体を支持していた。
実用新案登録第3142141号 実開昭64−4162 特開2004−16602 実用新案登録第3123128号
上述したように、従来のマットレスやマットレストッパーでは、仰臥位などの静止した状態での耐圧分散性を考慮していた。このため、使用者が寝返りをうったときなどでは、突起部の間に形成されている溝に身体の一部が嵌まり込むなどし、仰臥位以外の静止状態や寝返りをうったときなどの動的な状態などでは十分に身体を支持することが困難であった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、静的な状態だけでなく、寝返りをうったときなどの動的な状態でも十分に身体を支持できる敷物を提供することにある。
本発明による敷物の実施態様は、
弾性を有する基部と、
前記基部から突出し並設され弾性を有する複数の単位突出部と、
前記基部のうち前記単位突出部が設けられた領域とは異なる領域に形成された溝底部であって、隣り合う前記単位突出部の少なくとも一部の間に介在し前記単位突出部を画定する溝底部と、
複数の前記単位突出部を含む複合突出部を有する構造体であって、前記複合突出部は、複数の前記単位突出部により輪郭が画定され角部を有する多角形状を有し、前記複合突出部に含まれる複数の前記単位突出部によって囲まれる基点を有し、前記溝底部が前記基点から前記角部に向かって配置される構造体と、を備える。
構造体は、複数の単位突出部を含む複合突出部を有する。複合突出部は、多角形状の形状を有し、多角形状は、角部を有するとともに、複数の単位突出部により輪郭が画定される。さらに、構造体は基点を有する。基点は、複合突出部に含まれる複数の単位突出部によって囲まれる。溝底部が基点から角部に向かって配置される。
このように溝底部を基点から角部に向かって配置したので、溝底部を挟んで隣り合う単位突出部が互いに近づくように変形できる空間を確保でき、単位突出部の全体が変形できるようにして、身体の突出部が接触したときにその部分の沈み込みを大きくして、寝返りをうったときなどでも身体の突出部を包み込むように支持することができる。
使用者が寝返りをうったときなどの動的な状態でも十分に身体を支持できる。
第1の実施の形態によるマットレストッパー100の全体を示す斜視図である。 マットレストッパー100の全体を示す平面図である。 図2のA−A’及びB−B’の拡大平面図である。 図3のC−C方向から見た拡大断面図(図4A)と、図3のD−D方向から見た拡大断面図(図4B)とである。 特定の複合突出部170Sを構成する6個の突出部120Sが、接触体Cによって押圧されたときに、突出部120Sが変形する過程を示す斜視図である。 特定の複合突出部170Sを構成する6個の突出部120Sが、接触体Cによって押圧されたときに、突出部120Sが変形する過程を示す断面図である。 図3又は図10のE−E方向から見た拡大断面図であり、特定の複合突出部170Sを構成する6個の突出部120Sが、接触体Cによって押圧されたときに、突出部120Sが変形する過程を示す拡大断面図である。 第2の実施の形態によるマットレストッパー200の全体を示す斜視図である。 マットレストッパー200の全体を示す平面図である。 図9のA−A’及びB−B’の拡大平面図である。 図10のC−C方向から見た拡大断面図(図11A)と、図10のD−D方向から見た拡大断面図(図11B)とである。 特定の複合突出部270Sを構成する6個の突出部220Sが、接触体Cによって押圧されたときに、突出部220Sが変形する過程を示す斜視図である。 その他の実施の形態を示す平面図である。 その他の実施の形態を示す平面図である。
<<<本実施の形態の概要>>>
本実施の形態による敷物は、主に、マットレスやマットレストッパーである。マットレストッパーは、マットレスの上に敷いてクッション性を高める敷物である。なお、本実施の形態の特徴を有して身体を支えるものであれば、マットレスやマットレストッパーなどに限られずソファや座布団などの敷物でもよい。以下では、単にマットレストッパーと称する。
本発明の第1の実施態様によれば、
弾性を有する基部(例えば、後述するベース110など)と、
前記基部から突出し並設され弾性を有する複数の単位突出部(例えば、後述する突出部120及び220など)と、
前記基部のうち前記単位突出部が設けられた領域とは異なる領域に形成された溝底部であって、隣り合う前記単位突出部の少なくとも一部の間に介在し前記単位突出部を画定する溝底部(例えば、後述する溝底部140及び240など)と、
複数の前記単位突出部を含む複合突出部(例えば、後述する複合突出部170及び270など)を有する構造体であって、前記複合突出部は、複数の前記単位突出部により輪郭が画定され角部(例えば、後述する角部172及び272など)を有する多角形状(例えば、六角形など)を有し、前記複合突出部に含まれる複数の前記単位突出部によって囲まれる基点(例えば、後述する基点160及び260など)を有し、前記溝底部が前記基点から前記角部に向かって配置される構造体と、を備える敷物が提供される。
第1の実施態様による敷物は、基部と複数の単位突出部と溝底部と構造体とを備える。基部は、弾性を有し弾性変形することができる。また、基部の形状は平坦な形状にすることができる。
複数の単位突出部は、基部から突出する。複数の単位突出部の各々は、基部に並設されている。複数の単位突出部の各々は弾性を有する。
溝底部は基部に形成されている。溝底部が形成されている領域は、単位突出部が設けられた領域とは異なる領域である。溝底部は、隣り合う単位突出部の少なくとも一部の間に介在する。溝底部によって単位突出部が画定される。
溝底部が、隣り合う単位突出部の間の全てに亘って形成されている場合には、溝底部は連通する。一方、隣り合う単位突出部の間の一部で溝底部が形成されていない場合には、後述する連結部を有する。連結部を有する場合には、溝底部は非連通になる。
構造体は複合突出部を有する。複合突出部は、複数の単位突出部によって構成される。複合突出部は、角部を有する多角形状を有する。多角形状の輪郭は、複数の単位突出部の最外周を結ぶことによって画定される。多角形状の輪郭は、直線によって構成されている場合に限られず曲線によって構成されてもよい。
構造体は基点を有する。基点は、複合突出部の内側に位置する仮想的な点である。基点は、複合突出部に含まれる複数の単位突出部によって囲まれる。具体的には、基点は、複数の単位突出部の全てによって囲まれた点であればよい。例えば、基点は、複合突出部の中心や重心などにすることができる。溝底部が基点から角部に向かって配置される。
溝底部を基点から角部に向かって配置することで、溝底部を挟んで隣り合う単位突出部を離隔することができ、単位突出部が変形できる空間を確保できる。肩や肘などの身体の一部によって単位突出部の一部が押圧されると、単位突出部は圧縮変形し、圧縮変形が単位突出部の他の部分に伝わって、溝底部を挟んで隣り合う単位突出部が互いに近づくように変形する場合がある。単位突出部が互いに近づくように変形することで、圧縮変形に応じて単位突出部の全体が変形でき、肩や肘などの身体の突出部が接触したときにその部分の沈み込みを大きくして、寝返りをうったときなどでも身体の突出部を包み込むように支持することができる。このように、基点から角部に向かって溝底部を配置することで、単位突出部が十分に変形できる空間を確保し、単位突出部の全体を変形させることによって、寝返りをうったときなどでも十分に身体を支持することができる。
なお、本発明の第1の実施態様として、
弾性を有する基部と、
前記基部から突出し並設され弾性を有する複数の単位突出部と、
前記基部のうち前記単位突出部が設けられた領域とは異なる領域に形成された溝底部であって、隣り合う前記単位突出部の少なくとも一部の間に介在し前記単位突出部を画定する溝底部と、
複数の前記単位突出部を含む複合突出部を有する構造体と、を備え、
前記複合突出部は、複数の前記単位突出部により輪郭が画定され角部を有する多角形状を有し、
前記複合突出部に含まれる複数の前記単位突出部によって囲まれる基点を有し、
前記溝底部が前記基点から前記角部に向かって配置される敷物とすることもできる。
本発明の第2の実施態様は、本発明の第1の実施態様において、
前記単位突出部は、前記溝底部に立設された側面部(例えば、後述する側面124及び224など)と前記側面部と所定の角度で接続され平坦な上面部(例えば、後述する上面122、222など)とを有し、
前記単位突出部の変形に応じて前記溝底部と前記側面部となす角度(例えば、後述する角度θ1及びθ2や角度Θ1及びΘ2など)が変化するように構成される。
単位突出部は、側面部と上面部とを有する。側面部は溝底部に立設されている。上面部は、側面部と所定の角度で接続されている。さらに、上面部は平坦な形状を有する。
さらに、単位突出部は、柱状体の形状を有するのが好ましい。柱状体の形状を有する場合に、上面部は、柱状体の2つの底面のうちの一方に対応する。単位突出部は、柱状体に限られず、錐台状の立体的形状などでもよい。上面部は、肩や肘などの身体の一部からの荷重を受ける部分であり、肩や肘などの身体の一部からの荷重を受ける面が形成されていればよい。単位突出部は、肩や肘などの身体の一部からの荷重を受けると弾性変形し、弾性変形したときに身体の一部の沈み込みが大きくなるものが好ましい。
単位突出部の変形に応じて溝底部と側面部となす角度が変化するので、単位突出部の側面部の近くでは剪断変形させやすくできる。身体の一部によって単位突出部が押圧されて生ずる圧縮変形を剪断変形に変換することで、単位突出部の全体を変形させて、寝返りをうったときなどでも十分に身体を支持することができる。
本発明の第3の実施態様は、本発明の第2の実施態様において、
前記溝底部は、
前記基点から前記角部に向かって配置された第1種の溝底部(例えば、後述する第1種の溝底部140A及び240Aなど)と、
前記複合突出部の輪郭に沿って配置された第2種の溝底部(例えば、後述する第2種の溝底部140B及び240Bなど)と、を有し、
前記単位突出部が前記基点を中心に押圧されたときに、
前記第1種の溝底部と前記第1種の溝底部に立設された側面部となす角度(例えば、後述する角度Θ1及びΘ2など)が小さくなり、
前記第2種の溝底部と前記第2種の溝底部に立設された側面部となす角度(例えば、後述する角度θ1及びθ2など)が大きくなるように構成される。
溝底部は、第1種の溝底部と第2種の溝底部とを有する。第1種の溝底部は、溝底部のうち、基点から角部に向かって配置された溝底部である。第1種の溝底部は、基点から角部までに亘って全てに形成されている必要はなく、基点から角部に向かう方向に形成されていればよく、基点から角部に向かう方向の少なくとも一部に溝底部が形成されていればよい。
第2種の溝底部は、溝底部のうち、複合突出部の輪郭に沿って配置された溝底部である。第2種の溝底部は、複合突出部の輪郭の全てに沿って形成されている必要はなく、複合突出部の輪郭に沿った少なくとも一部に溝底部が形成されていればよい。
単位突出部は、肩や肘などの身体の一部によって押圧されると弾性変形する。単位突出部における複合突出部の基点付近が押圧されたときに、第1種の溝底部と第1種の溝底部に立設された側面部となす角度は小さくなる。また、単位突出部における複合突出部の基点付近が押圧されたときに、第2種の溝底部と第2種の溝底部に立設された側面部となす角度は大きくなる。
第1種の溝底部と第1種の溝底部に立設された側面部となす角度が小さくなる第1種の剪断変形と、第2種の溝底部と第2種の溝底部に立設された側面部となす角度が大きくなる第2種の剪断変形との2種類の剪断変形を生じさせることができる。単位突出部が押圧されて生ずる圧縮変形を第1種の剪断変形と第2種の剪断変形とに変換するので、単位突出部の全体を変形させることができ、単位突出部に生じた歪みを十分に吸収することができる。
本発明の第4の実施態様は、本発明の第1の実施態様において、
前記多角形状が六角形であるように構成される。
上面部の形状を三角形にすることで、単位突出部を三角柱状の形状にすることができ、多角形状を六角形にできる。多角形状を六角形とすることで、複合突出部の輪郭は、六角形となる。特に、上面部の形状を正三角形にし、多角形状を正六角形にするのが好ましい。様々な方向から押圧される力に対応して弾性変形することができる。
本発明の第5の実施態様は、本発明の第4の実施態様において、
隣り合う前記単位突出部の一部を連結する連結部(例えば、後述する連結部226など)を有するように構成される。
連結部は、隣り合う単位突出部の一部を連結する。例えば、溝底部の一部に連結部を形成して溝底部を埋めるような形状にすることで隣り合う単位突出部の一部を連結することができる。連結部の存在により、隣り合う単位突出部の領域では、基点から角部までの間に、溝底部が形成された箇所と形成されていない箇所とが存在する。溝底部が形成されていない箇所が連結部である。
上述したように、第1種の溝底部では、基点から角部に向かう方向に溝底部が形成されていればよく、連結部が形成された場合であっても、基点から角部に向かう方向に少なくとも一部の溝底部が形成されていればよい。
以下に、実施の形態について図面に基づいて説明する。
<<<第1の実施の形態>>>
図1は、第1の実施の形態によるマットレストッパー100の全体を示す斜視図である。図2は、マットレストッパー100の全体を示す平面図である。図3は、図2に示したA−A’及びB−B’部分の拡大平面図である。図4は、図3に示したC−Cの拡大断面図(図4A)及びD−Dの拡大断面図(図4B)である。以下では、図1〜図4を参照して、マットレストッパー100の構成を説明する。
マットレストッパー100は、ベッドに設けられるマットレス(図示せず)の上面に載置される。なお、第1の実施の形態によるマットレストッパー100では、3枚のマットレストッパー100をマットレスの上面に並べて置くことでマットレスの全面をマットレストッパー100で覆うことができる。
図1及び図4に示すように、マットレストッパー100は、第1のウレタンフォームU1及び第2のウレタンフォームU2の2種類によって一体的に形成されている。マットレストッパー100の下側が第1のウレタンフォームU1で構成され、マットレストッパー100の上側が第2のウレタンフォームU2で構成されている。
第2のウレタンフォームU2は低反発弾性フォームからなり、第1のウレタンフォームU1は第2のウレタンフォームU2よりも反発弾性率が高い中反発弾性フォームからなる。後述するベース110は第1のウレタンフォームU1で構成される。突出部120は、下部を第1のウレタンフォームU1で構成され、上部を第2のウレタンフォームU2で構成される。
なお、マットレストッパー100の全体を単一種類のウレタンフォームで形成してもよい。また、弾性を有し寝心地をよくする材料であればウレタンフォームに限られない。また、多孔質で熱を透過できるものが好ましい。
<ベース110>
ベース110は、平坦な形状で薄板状の直方体の形状を有する。ベース110は、上面112及び下面114を有する(図4A及び図4B参照)。なお、図4A及び図4Bに示すように、ベース110の上面112を破線で示した。ベース110の上面112は、後述する突出部120と溝底部140とを有する。第1の実施の形態では、溝底部140は、第1のウレタンフォームU1に形成されており、ベース110の上面112は、第1のウレタンフォームU1と第2のウレタンフォームU2との境界面Bとは一致しない。ベース110の下面114は、平坦な形状に形成され、マットレス(図示せず)やベッドの床板などの上面(図示せず)に載せられる。
<突出部120>
図1や図5に示すように、突出部120は、三角柱状の形状を有する。突出部120の高さは低く、突出部120は、全体として、平坦な形状で薄板状の形状を有する。図4に示すように、突出部120は、上面122と側面124とを有する。上面122は正三角形状の形状を有する。突出部120の高さは、正三角形状の上面122の一辺よりも短い。突出部120の高さを短くすることで、変形の程度を抑制して安定して変形させることができる。
図1及び図2に示すように、突出部120は、ベース110の上面112の全面に亘って形成されている。複数の突出部120がベース110に並設されている。ベース110で、突出部120は、複数の列L1〜L8に沿って配置されている。同じ列では、突出部120の底辺から頂点に向かう向きが交互に反転するように、突出部120は配置されている。例えば、図2に示す例では、列L1〜L8の各々の列では、突出部120の底辺から頂点に向かう向きは、上向きと下向きとの交互に反転する。
上述したように、突出部120の下部は、第1のウレタンフォームU1で構成され、上部は第2のウレタンフォームU2で構成される。突出部120が変形するときには、ゆっくりと変形するとともに、ゆっくりと復元することができる。後述するように、突出部120の変形は、主に圧縮変形であるが、圧縮変形に応じて部分的に剪断変形や膨張変形する箇所もある。また、突出部120は、三角柱状の形状に限られず他の多角形状の形状でもよい。
<上面122>
図2及び図3などに示すように、突出部120の上面122は、平坦な面で正三角形の形状を有する。上面122は、正三角形である必要はなく、例えば、二等辺三角形でもよい。また、上面122の各辺は、直線である必要はなく曲線で構成されてもよい。
上面122に力が加えられていないときには、平坦な形状で正三角形の形状を有する。上面122は、力が加えられると変形する。上面122は、押圧されたときに、上面122に接触する物体の形状や押圧する力などに応じて変形する。
上述したように、複数の突出部120が、ベース110の上面112の全面に亘って形成されており、複数の突出部120の上面122によってマットレストッパー100の全体的な上面をなす。上面122は、人の身体を支える面であり、変形したときに身体と接触する面積が大きければ安定的に身体を支えることができる。上面122は、身体の形状に応じて弾性変形し、身体の突出部での沈み込みを大きくできる。
<側面124>
図3などに示すように、側面124は、柱体である突出部120の側面である。突出部120は三角柱状の形状を有し、側面124は3つある。3つの側面124の各々は長方形状の形状を有する。側面124は、平坦な面であり、ベース110に突設(立設)されている。なお、突出部120がおおよそ柱状体の形状であればよく、側面124の各々は、平坦な長方形である場合に限られず湾曲した曲面によって構成されてもよい。
上面122に力が加えられていないときには、突出部120は、自然状態で三角柱状の形状であり、3つの側面124は平坦で長方形状の形状を有する。上面122に力が加えられていない状態では、3つの側面124の各々と上面122とのなす角は直角である。
上面122に力が加えられたときには、3つの側面124は変形する。例えば、上面122が押圧されたときには、突出部120は主に圧縮変形する。上面122に力が加えられたときには、突出部120の変形に応じて、3つの側面124の各々と上面122とのなす角は直角以外の角度になることができる。
<頂点126>
図3に示すように、頂点126は、突出部120の上面122の頂点である。突出部120は三角柱などの多角形柱状の形状を有し、1つの突出部120で隣接する2つの側面124が接する辺(屈曲する部分に沿った辺)が突出部120の頂点となる。頂点126は、1つの突出部120で3つある。
<溝130>
図1、図2、図3及び図4などに示すように、溝130は、細長く長尺な直線状の領域である。溝130は、隣り合って離隔する2つの突出部120の間に形成される領域であり、隣接する2つの突出部120の間に介在する領域である。溝130の外形は、突出部120の形状に応じて規定され、直線状の形状だけでなく曲線状の形状でもよい。溝130は、隣り合う2つの突出部120の側面に挟まれる領域である。
図1及び図2に示すように、溝130は、マットレストッパー100の全体に亘って形成されている。図2に示すように、溝130は、水平方向に沿って形成された溝130aと、水平方向に対して60度をなして形成された溝130bと、水平方向に対して120度をなして形成された溝130cとがある。溝130a、130b及び130cは、形成された向きが異なるだけで構成は同じである。以下では、単に溝130と称する。
溝130の幅は、隣り合う2つの突出部120の側面124の間隙の長さによって定まる。溝130の幅は突出部120の変形によって変化する。突出部120が変形していないときには、自然状態であり、隣り合う突出部120の側面124は平行であり、溝130の幅は一定となる。また、突出部120が変形しているときには、溝130の幅は、変形の状態や度合いに応じて変化する。
溝130の幅は、自然状態で一定である場合に限られず、突出部120の側面124の形状に応じて溝130の幅が異なる形状でもよい。例えば、徐々に広がったり狭まったりする形状でもよい。
溝130の深さは、突出部120の高さである。すなわち、溝130の深さは、突出部120の側面の高さによって定まる。溝130の深さも、突出部120の変形によって変化する。突出部120が変形していないときには、自然状態であり、溝130の深さは、一定である。また、突出部120が変形しているときには、溝130の深さは、変形の状態や度合いに応じて変化する。突出部120が圧縮されると、突出部の側面が収縮し溝の深さは短くなる。
溝130の深さは、自然状態で一定である場合に限られず、突出部120の形状やマットレストッパーに形成された位置などに応じて深さが異なったり徐々に変化したりするようにしてもよい。
図4A及び図4Bに示すように、溝130は、第2のウレタンフォームU2だけでなく、第1のウレタンフォームU1に達するまで形成されている。突出部120の上面122から下面114に向かって第1のウレタンフォームU1と第2のウレタンフォームU2との境界面Bを通過するまで形成されている。溝130の深さは、必ずしも境界面Bを通過する必要はなく、境界面Bまでであってもよく、境界面Bの手前までであってもよい。第1のウレタンフォームU1及び第2のウレタンフォームU2の変形のし易さに応じて溝130の深さを決定すればよい。
溝130は、隣り合う突出部120が、変形する際に互いに近づいたり離れたりし易くするための緩衝領域である。溝130を設けたことにより、身体の形状や体重などに応じて突出部120を十分に変形させることができる。詳しくは、後述する。
溝130の側面は、隣り合う突出部120の側面である。向かい合う2つの側面124によって溝130の側面が構成される。すなわち、隣り合う2つの第1の突出部120及び第2の突出部120の間に介在する溝130の側面は、第1の突出部120の第1の側面124及び第2の突出部120の第2の側面124である。第1の突出部120の第1の側面124と第2の突出部120の第2の側面124との間隔によって溝130の幅が定まる。
<溝底部140>
図4A及び図4Bに示すように、溝底部140は、溝130の底の部分であり、ベース110の一部である。溝底部140は、隣り合う突出部120の側面124によって挟まれたベース110の一部の領域であり、互いに向かい合う側面124の間の領域によって画定される。すなわち、側面124は、溝底部140(ベース110)に突設(立設)される。
突出部120が押圧されたときには、突出部120の変形が伝達して溝底部140も変形する場合がある。溝底部140の変形は、ベース110をなす第1のウレタンフォームU1の変形である。突出部120が圧縮変形されてベース110に変形が伝達された場合には、ベース110も圧縮変形する。
図4A及び図4Bに示すように、溝底部140と側面124とが接触する辺を溝底辺142と称する。突出部120に力が加えられていない自然状態では、溝底部140と側面124とのなす角は直角である。後述するように、突出部120に力が加えられた状態では、側面124が溝底辺142で屈曲し、溝底部140と側面124とのなす角が、直角とは異なる角度になることができる。突出部120が圧縮変形されると、側面124が溝底辺142で屈曲して変形し、溝底部140と側面124との間が広がった場合には、溝底部140と側面124とのなす角は直角よりも大きくなる。また、突出部120が圧縮されて側面124が傾いて、溝底部140と側面124との間が狭まった場合には、溝底部140と側面124とのなす角は直角よりも小さくなる。
<隣り合う突出部120と溝130との関係>
上述したように、第1の実施の形態では、隣り合う突出部120は溝130を介して形成されている。第1の実施の形態の隣り合う突出部120は、全て非連結状態である。言い換えれば、第1の実施の形態では、全ての溝130は連通している。なお、後述するように、第2の実施の形態では、隣り合う突出部120の一部が連結しており、全ての溝130は連通しておらず、非連通の箇所が存在する。
<基点160>
図3に示すように、放射状に広がる6本の溝130(後述する第1種の溝底部140Aに対応)は1つの基点160を中心にして配置される。言い換えれば、放射状に広がる6本の溝130は1つの基点160に向かって配置される。全ての溝130が連通する場合には、放射状に広がる6本の溝の全てが基点160まで到達し交差する。このように、6本の溝130は、基点160を中心にして放射状に広がるように配向する。
<複合突出部170>
上述したように、放射状に広がる6本の溝130は、基点160を中心にして配向する。同様に、放射状に広がる6本の溝の各々を挟む突出部120も基点160を中心に配置されている。基点160を中心に周回する6個の突出部120を一組にして複合突出部170が構成される(図3に示す六角形の破線参照)。
複合突出部170に含まれる6個の突出部120の各々の上面122は正三角形の形状を有し、正三角形の3つの頂点のうちの1つの頂点が基点160に向かう。複合突出部170に含まれる突出部120の上面122の正三角形の3つの辺のうちの基点160から最も離れた外側の辺を辺OLと称する。複合突出部170の輪郭は、複合突出部170に含まれる6個の突出部120の辺OLを仮想的に連結して画定される。複合突出部170は、6つの角部172を有する六角形状の形状を有する。なお、図3では、明確にするために、複合突出部170を示す六角形の破線を、辺OLから離隔して示した。
敷物としての複合突出部170の大きさは、基点160を中心として人の拳が収まる程度の大きさが好ましい。この大きさが、身体の肩や肘、膝などの突出した部分を包み込むように支えるのに最適である。したがって、実施例の複合突出部170の大きさは、対角寸法が100〜200mmが好ましい寸法となっている。
<角部172>
複合突出部170の角部172は、複合突出部170に含まれ隣り合う2つの突出部120の外側の辺OLを仮想的に連結することで生ずる箇所であり、屈曲する箇所である。このように、角部172は仮想的な屈曲点である
複合突出部170の隣り合う2つの突出部120の間に存在する溝130(後述する第1種の溝底部140Aに対応)が基点160から複合突出部170の角部172に向かう。すなわち、複合突出部170に含まれる6本の溝130は、全て、基点160から複合突出部170の角部172に向かう。後述するように、複合突出部170に含まれる6つの突出部120が圧縮変形されたときには、溝底辺142で折れ曲がって突出部120が変形することができる(図7参照)。複合突出部170に含まれる突出部120の数又は溝130の数によって複合突出部170の角部172の数が決定される。
<第1種の溝底部140A及び第2種の溝底部140B>
マットレストッパー100には多数の突出部120が形成され、6個の突出部120からなる複合突出部170も複数の組み合わせがある。図3に示すように、複数の複合突出部170のうちのある1つの複合突出部170(以下、特定の複合突出部170Sと称する。)に着目した場合に、溝底部140を、第1種の溝底部140A及び第2種の溝底部140Bに分類することができる。また、以下では、特定の複合突出部170Sに含まれる6個の突出部120の各々を突出部120Sと称する(図3参照)。
第1種の溝底部140Aは、特定の複合突出部170Sに含まれる基点160(以下、基点160Sと称する。)から角部172(以下、角部172Sと称する。)に向かって配置される溝底部140である。すなわち、第1種の溝底部140Aは、複合突出部170Sの基点160Sから角部172Sに放射状に向かう6本の溝底部140である。
第2種の溝底部140Bは、複合突出部170Sの輪郭に沿って配置される溝底部140である。すなわち、おおよそ六角形状の複合突出部170Sの輪郭に沿って配置された6本の溝底部140である。
<突出部120の変形(マットレストッパー100に身体が載置されたとき)>
図5は、特定の複合突出部170Sを構成する6個の突出部120Sが、接触体Cによって押圧されたときに、突出部120Sが変形する過程を示す斜視図である。図6は、特定の複合突出部170Sを構成する6個の突出部120Sが、接触体Cによって押圧されたときに、突出部120Sが変形する過程を示す断面図である。図7は、特定の複合突出部170Sを構成する6個の突出部120Sが、接触体Cによって押圧されたときに、突出部120Sが変形する過程を示す拡大断面図である。なお、図7は、図3(後述する図10)のE−E方向から見た拡大断面図であり、主に、隣り合う2つの突出部120の外側の辺OLに沿って示す突出部120の拡大断面図である。
図5A及び図5Bにおいて、破線CL1の内側の領域が、複合突出部170Sの内側の領域AIを示し、破線CL1及びCL2に挟まれた領域が、複合突出部170Sの中間の領域AMを示し、破線CL2の外側の領域が、複合突出部170Sの外側の領域AOを示す。
以下では、図5で示すように、特定の複合突出部170Sの基点160Sの直上から接触体Cを押圧した場合について説明する。接触体Cは、身体の一部であり、肩は肘などであるが、これらに限られず、マットレストッパー100を押圧する身体の一部であればよい。
身体がマットレスに載置されたときには、複数の突出部120Sは押圧され変形が生ずる。特定の複合突出部170Sを構成する6個の突出部120Sは、基点160Sを中心に対称的に配置されている。したがって、図5Bに示すように、基点160Sを中心に押圧された場合には、6個の突出部120Sの各々は、基点160Sを中心にして対称的に同様の変形をする。以下では、簡易化のため、基点160Sを中心にして6個の突出部120Sを押圧する場合を説明する。
<押圧されていないとき(変形していないとき)>
突出部120Sは、押圧されていないときには、自然状態で変形していない。したがって、突出部120Sが押圧されていないときには、図5A、図6A及び図7Aに示すように、突出部120Sの上面122は平坦な形状でかつ水平面となる。
<軽く押圧されているとき(小さく変形しているとき)>
図6Bに示すように、まず、接触体C(身体の一部など)によって複合突出部170Sの突出部120Sが軽く押圧された状態では、接触体Cは、内側の領域AIのみに接触する。この状態では、接触体Cが接触している内側の領域AIが、接触体Cの外形に応じて圧縮変形する。この状態では、図6Bに示すように、突出部120S(第2のウレタンフォームU2)のみが圧縮変形し、ベース110(第1のウレタンフォームU1)は変形しない。
また、突出部120Sの外側の領域AOの上面122は、図6Bの白抜きの矢印で示すように、接触体C(基点160S)に向かって水平方向に変位しつつ水平面の状態を維持している。突出部120Sの外側の領域AOは、水平方向に変位しつつ変形(剪断変形)する。突出部120Sの上面122の中間の領域AMは、外側の領域AOから内側の領域AIに向かって緩やかに傾いて変形する。
上述したように、突出部120Sの領域AOは接触体Cに向かって水平方向に変位しつつ剪断変形する。この水平方向の変位や剪断変形により、第2種の溝底部140Bに立設された側面124は、溝底辺142で折れ曲がって、第2種の溝底部140B(水平方向)に対して角度θ1で傾く(図6B参照)。角度θ1は、直角よりも大きい角度である。
図6Bに示したように、接触体Cによって突出部120Sが軽く押圧された状態では、内側の領域AIのみが圧縮変形する。一方、図7Bに示すように、この圧縮変形は、第1種の溝底部140Aを挟んで隣り合う2つの突出部120Sの外側の辺OLを有する側面(以下、外側側面OSと称する。)まで伝達される。圧縮変形が外側側面OSまで伝達されることで、図7Bの白抜きの矢印で示すように、外側側面OSに近い第1種の溝底部140Aに立設された側面124は互いに近づくように水平方向に変位しつつ変形(剪断変形)する。図7Bに示すように、この水平方向の変位や剪断変形により、第1種の溝底部140Aに立設された側面124は、溝底辺142で折れ曲がって、第1種の溝底部140A(水平方向)に対して角度Θ1で傾く。角度Θ1は、直角よりも小さい角度である。
<強く押圧されているとき(大きく変形しているとき)>
図6Cに示すように、接触体Cによって突出部120が強く押圧された状態では、接触体Cは、中間の領域AMと内側の領域AIとの双方の領域まで接触する。この状態では、接触体Cが接触している中間の領域AM及び内側の領域AIの双方の領域が、接触体Cの外形に応じて変形する。図6Cに示すように、強く押圧された状態では、突出部120(第2のウレタンフォームU2)だけでなくベース110(第1のウレタンフォームU1)も圧縮変形する。
図6Cの白抜きの矢印で示すように、突出部120Sの上面122の外側の領域AOは、接触体C(基点160S)に向かってさらに水平方向に変位するとともに、中間の領域AMの変形に応じて傾斜して剪断変形する。外側の領域AOの剪断変位により、第2種の溝底部140Bに立設された側面124は、溝底辺142で折れ曲がって、第2種の溝底部140B(水平方向)に対して角度θ1よりも大きい角度θ2で傾く。接触体Cによる圧縮変形によって溝底辺142で折れ曲がって側面124が傾くので、第2種の溝底部140Bを挟んで隣接する突出部120A(図6C参照)に圧縮変形を伝達しにくくできる。すなわち、特定の複合突出部170Sの弾性変形を、隣接する別の複合突出部170に伝達しにくくできる。このため、特定の複合突出部170Sのみで身体を支持でき、押圧された複合突出部170毎に弾性変形させることで、圧縮変形の連動を妨げて、身体全体が沈み込むことを防止することができるとともに、接触体Cに対応する肩や肘は深く沈みこむ。
また、図6A〜図6Cに示すように、第1種の溝底部140Aの溝130の幅は、接触体Cと接触する過程でほとんど変化しない。このため、身体の一部が突出部120Sと接触する接触面積が変化しても、変化の過程で身体の皮膚が引っ張られたり寄せ集められたりすることがなく、皮膚との接触状態を一定にすることができる。
さらに、図6Cに示したように、接触体Cによって突出部120Sが強く押圧された状態では、中間の領域AMと内側の領域AIとの双方の領域は大きく圧縮変形する。一方、図7Cに示すように、この大きな圧縮変形が2つの外側側面OSまで伝達されることで、外側側面OSに近い第1種の溝底部140Aに立設された2つの側面124は、さらに近づき、水平方向に変位しつつ変形(剪断変形)する。突出部120Sの上部(辺OLの近く)では、第1種の溝底部140Aを挟んで向かい合う2つの突出部120Sが押圧しあう(図7CのPPの箇所)。図7Cに示すように、この水平方向の変位や剪断変形により、第1種の溝底部140Aに立設された側面124は、溝底辺142でさらに折れ曲がり、第1種の溝底部140A(水平方向)に対して角度Θ1よりも小さい角度Θ2で傾く。
複合突出部170Sの基点160Sから角部172Sに放射状に向かう6本の第1種の溝底部140Aが形成されていない場合には、隣り合う2つ突出部120Sは密着して一体的に形成され、2つ突出部120Sが変位したり変形したりするための空間が確保されていない。このため、接触体Cによる圧縮変形が外側の領域AOに伝達されても、圧縮変形に対応して変形できず、圧縮変形で生ずる歪みを十分に吸収することができない。このように、圧縮変形で生ずる歪みを外側の領域AOで十分に吸収できないため、接触体Cが接触している中間の領域AM及び内側の領域AIでは、接触体Cの沈み込みに対する反発が大きくなる。
一方、複合突出部170Sの基点160Sから角部172Sに放射状に向かう6本の第1種の溝底部140Aを形成したことにより、隣り合う2つ突出部120Sが変形するための空間を確保することができる。このため、接触体Cによる圧縮変形を外側の領域AOに伝達することで、圧縮変形で生ずる歪みを十分に吸収することができる。圧縮変形で生ずる歪みを外側の領域AOで吸収できるので、接触体Cが接触している中間の領域AM及び内側の領域AIで、接触体Cの沈み込みに対する反発が小さくすることができる。
このように、第1種の溝底部140Aを形成することで、接触体Cによる圧縮変形によって生ずる歪みを隣り合う2つ突出部120Sの変形で吸収できる。すなわち、図5Bに示すように、中間の領域AM及び内側の領域AIが、接触体Cの形状に応じて圧縮変形するに従って、外側の領域AOは、母線が曲線である錐体の側面の形状のように剪断変形する。このように、外側の領域AOの剪断変形によって接触体Cによる圧縮変形を吸収できるので、中間の領域AM及び内側の領域AIにおいて接触体Cの沈み込みに対する反発を小さくすることができる。接触体Cの沈み込みに対する反発を小さくすることによって、接触体Cを深く沈み込ませ、複合突出部170Sに含まれる6個の突出部120Sによって接触体Cを包み込むようにして安定的に保持することができる。
なお、複合突出部170の基点160の付近が押圧された場合に、接触体Cをより深く沈み込ませることができ、最も好ましいが、内側の領域AIや中間の領域AMが押圧された場合であっても接触体Cを適宜に沈み込ませることができる。
<<<第2の実施の形態>>>
第2の実施の形態によるマットレストッパー200は、後述するように、連結部226を有し、連結部226によって隣り合う突出部220が連結されている。この点を除いて、第2の実施の形態によるマットレストッパー200は、第1の実施の形態によるマットレストッパー100と同様の構成を有する。
第1の実施の形態によるマットレストッパー100では、直線状の溝130が形成され、第2の実施の形態によるマットレストッパー200では、Y字状の溝230が形成されている。これは、連結部226を形成したことによって生ずる相違である。
以下に、第1の実施の形態によるマットレストッパー100と第2の実施の形態によるマットレストッパー200との対応関係を述べる。
ベース110と上面112と下面114とは、第1の実施の形態によるマットレストッパー100と共通する。また、第1のウレタンフォームU1と第2のウレタンフォームU2と内側の領域AIと外側の領域AOと中間の領域AMも第1の実施の形態によるマットレストッパー100と共通する。
一方、突出部220は突出部120に対応し、上面222は上面122に対応し、側面224は側面124に対応し、頂点226は頂点126に対応し、溝230は溝130に対応し、溝底部240は溝底部140に対応し、溝底辺242は溝底辺142に対応し、基点260は基点160に対応し、複合突出部270は複合突出部170に対応し、角部272は角部172に対応する。
図8は、第2の実施の形態によるマットレストッパー200の全体を示す斜視図である。図9は、マットレストッパー200の全体を示す平面図である。図10は、図9に示したA−A’及びB−B’部分の拡大平面図である。図11は、図10に示したC−Cの拡大断面図(図11A)及びD−Dの拡大断面図(図11B)である。以下では、図8〜図11を参照して、マットレストッパー200の構成を説明する。
マットレストッパー200は、第1の実施の形態によるマットレストッパー100と同様に、ベッドに設けられるマットレス(図示せず)の上面に載置される。
図8及び図11に示すように、第1の実施の形態によるマットレストッパー100と同様に、マットレストッパー200は、第1のウレタンフォームU1及び第2のウレタンフォームU2の2種類によって一体的に形成されている。マットレストッパー200の下側が第1のウレタンフォームU1で構成され、マットレストッパー200の上側が第2のウレタンフォームU2で構成されている。
<ベース110>
ベース110は第1のウレタンフォームU1で構成される。ベース110は、第1の実施の形態と同様の構成を有する。また、ベース部110の上面112には第2のウレタンフォームU2と第1のウレタンフォームU1が重ねられて、第1のウレタンフォームU1側がベース110の上面112に貼り合わされてマットレストッパー200は構成されている。
<突出部220>
図8や図12に示すように、突出部220は、おおよそ三角柱状の形状を有する。第1の実施の形態の突出部120と異なり、独立した三角柱状の形状ではなく、後述する連結部226によって、隣り合う突出部220と連結されている。突出部220は、連結部226によって隣り合う突出部220と連結されている点を除いて、第1の実施の形態の突出部120と同様の構成を有する。
図11に示すように、突出部220は上面222と側面224とを有する。図8及び図9に示すように、突出部220は、ベース110の上面112の全面に亘って形成されている。
<上面222>
図9及び図10などに示すように、突出部220の上面222は、平坦な面で、連結部226を除いておおよそ正三角形の形状を有する。上面222は、正三角形である必要はなく、例えば、二等辺三角形でもよい。また、上面222の各辺は、直線である必要はなく曲線で構成されてもよい。
上面222に力が加えられていないときには、平坦な形状でおおよそ正三角形の形状を有する。上面222は、力が加えられると変形する。上面222は、押圧されたときに、上面222を押圧する物体の形状や押圧する力などに応じて変形する。
<側面224>
図10などに示すように、側面224は、柱体である突出部220の側面である。突出部220は、連結部226を除いておおよそ三角柱状の形状を有し、側面224は3つある。3つの側面224の各々は、連結部226の部分を除いて長方形状の形状を有する。
上面222に力が加えられていないときには、突出部220は、自然状態でおおよそ三角柱状の形状であり、3つの側面224は平坦で長方形状の形状を有する。上面222に力が加えられていない状態では、3つの側面224の各々と上面222とのなす角は直角である。
上面222に力が加えられたときには、3つの側面224は変形する。例えば、上面222が押圧されたときには、突出部220は主に圧縮変形する。上面222に力が加えられたときには、突出部220の変形に応じて、3つの側面224の各々と上面222とのなす角は直角以外の角度になることができる。
<連結部226>
図10に示すように、第2の実施の形態によるマットレストッパー200では、第1の実施の形態の頂点126に相当する箇所に連結部226が設けられている。突出部220の上面222の3つの頂点の各々に連結部226が設けられている。
<溝230>
第2の実施の形態によるマットレストッパー200では、Y字状の複数の溝230が形成されている。図8、図9、図10及び図11などに示すように、溝230は、隣り合って離隔する2つの突出部220の間に形成される領域であり、隣接する2つの突出部220の間に介在する領域である。溝230の外形は、突出部220の形状に応じて規定され、直線状の形状だけでなく曲線状の形状でもよい。溝230は、隣り合う2つの突出部220の側面に挟まれる領域である。
図8及び図9に示すように、溝230は、マットレストッパー200の全体に亘って形成されている。図9に示すように、溝230は、水平方向に沿って形成された溝230aと、水平方向に対して60度をなして形成された溝230bと、水平方向に対して120度をなして形成された溝230cとを有する。溝230a、230b及び230cは、形成された向きが異なるだけで構成は同じである。以下では、単に溝230と称する。
溝230の幅は、隣り合う2つの突出部220の側面224の間隙の長さによって定まる。溝230の幅は突出部220の変形によって変化する。突出部220が変形していないときには、自然状態であり、隣り合う突出部220の側面224は平行であり、溝230の幅は一定となる。また、突出部220が変形しているときには、溝230の幅は、変形の状態や度合いに応じて変化する。
溝230の幅は、自然状態で一定である場合に限られず、突出部220の側面224の形状に応じて溝230の幅が異なる形状でもよい。例えば、徐々に広がったり狭まったりする形状でもよい。
溝230の深さは、突出部220の高さである。すなわち、溝230の深さは、突出部220の側面の高さによって定まる。溝230の深さも、突出部220の変形によって変化する。突出部220が変形していないときには、自然状態であり、溝230の深さは、一定である。また、突出部220が変形しているときには、溝230の深さは、変形の状態や度合いに応じて変化する。突出部220が圧縮されると、突出部の側面が収縮し溝の深さは短くなる。
溝230の深さは、自然状態で一定である場合に限られず、突出部220の形状やマットレストッパーに形成された位置などに応じて深さが異なったり徐々に変化したりするようにしてもよい。
図11A及び図11Bに示すように、溝230は、第2のウレタンフォームU2だけでなく、第1のウレタンフォームU1に達するまで形成されている。突出部220の上面222から下面114に向かって第1のウレタンフォームU1と第2のウレタンフォームU2との境界面Bを通過して、第1のウレタンフォームU1同士を貼りあわせた、貼りあわせ面まで形成されている。溝230の深さは、必ずしも境界面Bを通過する必要はなく、境界面Bまでであってもよい。この場合、ベース110の上面112に貼りあわせたウレタンフォームは、第1のウレタンフォームを貼りあわせた構造とせず、第2のウレタンフォームのみで構成すればよい。溝230の深さは、第1のウレタンフォームU1及び第2のウレタンフォームU2の変形のし易さに応じて決定すればよい。
溝230は、隣り合う突出部220が、変形する際に互いに近づいたり離れたりし易くするための緩衝領域である。溝230を設けたことにより、身体の形状や体重などに応じて突出部220を十分に変形させることができる。
溝230の側面は、隣り合う突出部220の側面である。向かい合う2つの側面224によって溝230の側面が構成される。すなわち、隣り合う2つの第1の突出部220及び第2の突出部220の間に介在する溝230の側面は、第1の突出部220の第1の側面224及び第2の突出部220の第2の側面224である。第1の突出部220の第1の側面224と第2の突出部220の第2の側面224との間隔によって溝230の幅が定まる。
<溝底部240>
図11A及び図11Bに示すように、溝底部240は、溝230の底の部分であり、ベース110の一部である。溝底部240は、隣り合う突出部220の側面224によって挟まれたベース110の一部の領域であり、互いに向かい合う側面224の間の領域によって画定される。すなわち、側面224は、溝底部240(ベース110)に突設(立設)される。
突出部220が押圧されたときには、突出部220の変形が伝達して溝底部240も変形する場合がある。溝底部240の変形は、ベース110をなす第1のウレタンフォームU1の変形である。突出部220が圧縮変形されてベース110に変形が伝達された場合には、ベース110も圧縮変形する。
図11A及び図11Bに示すように、溝底部240と側面224とが接触する辺を溝底辺242と称する。突出部220に力が加えられていない自然状態では、溝底部240と側面224とのなす角は直角である。後述するように、突出部220に力が加えられた状態では、側面224が溝底辺242で屈曲し、溝底部240と側面224とのなす角が、直角とは異なる角度になることができる。突出部220が圧縮変形されると、側面224が溝底辺242で屈曲して変形し、溝底部240と側面224との間が広がった場合には、溝底部240と側面224とのなす角は直角よりも大きくなる。また、突出部220が圧縮されて側面224が傾いて、溝底部240と側面224との間が狭まった場合には、溝底部240と側面224とのなす角は直角よりも小さくなる。
<隣り合う突出部220と溝230との関係>
上述したように、第2の実施の形態では、隣り合う突出部220は溝230を介して形成されている。この第2の実施の形態では、隣り合う突出部220の一部が連結部226によって連結されており、全ての溝230は連通しておらず、非連通の箇所が存在する。
<基点260>
第2の実施の形態でも、図10に示すように、放射状に広がる6本の溝230(後述する第1種の溝底部240Aに対応)は1つの基点260を中心にして配置される。言い換えれば、放射状に広がる6本の溝230は1つの基点260に向かって配置される。全ての溝230が連通する場合には、放射状に広がる6本の溝の全てが基点260まで到達し交差する。第2の実施の形態の場合、放射状に広がる6本の溝230の内、3本の溝230が基点260に連通し、残りの3本が基点260付近に設けられた連結部226により基点260に連通しない。このように、6本の溝230は、基点260を中心にして放射状に広がるように配向する。
<複合突出部270>
上述したように、放射状に広がる6本の溝230は、基点260を中心にして配向する。同様に、放射状に広がる6本の溝の各々を挟む突出部220も基点260を中心に配置されている。基点260を中心に周回する6個の突出部220を一組にして複合突出部270が構成される(図10に示す六角形の破線参照)。
複合突出部270に含まれる6個の突出部220の各々の上面222は正三角形の形状を有し、正三角形の3つの頂点のうちの1つの頂点が基点260に向かう。複合突出部270に含まれる突出部220の上面222の正三角形の3つの辺のうちの基点260から最も離れた外側の辺を辺OLと称する。複合突出部270の輪郭は、複合突出部270に含まれる6個の突出部220の辺OLを仮想的に連結して画定される。複合突出部270は、6つの角部272を有する六角形状の形状を有する。なお、図10では、明確にするために、複合突出部270を示す六角形の破線を、辺OLから離隔して示した。
<角部272>
複合突出部270の角部272は、複合突出部270に含まれ隣り合う2つの突出部220の外側の辺OLを仮想的に連結することで生ずる箇所であり、屈曲する箇所である。このように、角部272は仮想的な屈曲点である
複合突出部270の隣り合う2つの突出部220の間に存在する溝230(後述する第1種の溝底部240Aに対応)が基点260から複合突出部270の角部272に向かう。すなわち、複合突出部270に含まれる6本の溝230は、全て、基点260から複合突出部270の角部272に向かう。図7で説明したように、複合突出部270に含まれる6つの突出部22が、基点260を中心に圧縮変形されたときには、溝底辺242で折れ曲がって突出部220が変形することができる。複合突出部270に含まれる突出部220の数又は溝230の数によって複合突出部270の角部272の数が決定される。
<第1種の溝底部240A及び第2種の溝底部240B>
マットレストッパー200には多数の突出部220が形成され、6個の突出部220からなる複合突出部270も複数の組み合わせがある。図10に示すように、複数の複合突出部270のうちのある1つの複合突出部270(以下、特定の複合突出部270Sと称する。)に着目した場合に、溝底部240を、第1種の溝底部240A及び第2種の溝底部240Bに分類することができる。また、以下では、特定の複合突出部270Sに含まれる6個の突出部220の各々を突出部220Sと称する(図10参照)。
第1種の溝底部240Aは、特定の複合突出部270Sに含まれる基点260(以下、基点260Sと称する。)から角部272(以下、角部272Sと称する。)に向かって配置される溝底部240である。すなわち、第1種の溝底部240Aは、複合突出部270Sの基点260Sから角部272Sに放射状に向かう6本の溝底部240である。
第2種の溝底部240Bは、複合突出部270Sの輪郭に沿って配置される溝底部240である。すなわち、おおよそ六角形状の複合突出部270Sの輪郭に沿って配置された6本の溝底部240である。
<突出部220の変形(マットレストッパー200に身体が載置されたとき)>
上述したように、第2の実施の形態によるマットレストッパー200は、連結部226によって隣り合う突出部220が連結されている点を除いて、第1の実施の形態によるマットレストッパー100と同様の構成を有する。
第1の実施の形態によるマットレストッパー100では、直線状の溝130が形成され、第2の実施の形態によるマットレストッパー200では、Y字状の溝230が形成されている。これは、連結部226を形成したことによって生ずる相違である。
このような相違があっても、連結部226は溝230の長さに対して非常に短い範囲としているので、突出部220の変形は、第1の実施の形態によるマットレストッパー100と同様に変形することができる。具体的な変形は、第1の実施の形態の図5、図6及び図7の説明と同様である。
第2の実施の形態によるマットレストッパー200でも、第1種の溝底部240Aを形成することで、接触体Cによる基点260を中心とした圧縮変形によって生ずる歪みを隣り合う2つ突出部220Sの変形で吸収できる。すなわち、図12Bに示すように、中間の領域AM及び内側の領域AIが、接触体Cの形状に応じて圧縮変形するに従って、外側の領域AOは、母線が曲線である錐体の側面の形状のように剪断変形する。このように、外側の領域AOの剪断変形によって接触体Cによる圧縮変形を吸収できるので、中間の領域AM及び内側の領域AIにおいて接触体Cの沈み込みを大きくできる。接触体Cの沈み込みを大きくすることによって、複合突出部270Sに含まれる6個の突出部220Sによって接触体Cを包み込むようにして安定的に保持することができる。
<<<その他の実施の形態>>>
図13及び図14は、その他の実施の形態を示す平面図である。
図13Aに示すように、全ての溝630の中央部に連結部626を形成してもよい。このようにしても基点660及び角部672を画定できる。
さらに、図13Bに示すように、一部の溝630の中央部に連結部626を形成してもよい。また、溝の中央部や端だけでなく、中央部や端からずれた位置に連結部を設けてもよい。
図14Aに示すように、Y字状の溝330に連結部326を形成してもよい。このようにすることで、溝330b及び330cのみを連続に形成し、溝330aのみを分離して形成することができる。
また、図14Bに示すように、Y字状の溝430に連結部426を形成してもよい。このようにすることで、溝430a、430b及び430cの全てを分離して形成することができる。
さらに、図14Cに示すように、溝530a、530b及び530cが平行ではなく、曲面によって溝が構成され、溝530の幅が場所によって異なるように構成してもよい。
100、200 マットレストッパー
110 ベース
112 上面
114 下面
120、220 突出部
122、222 上面
124、224 側面
126 頂点
226 連結部
130、230、330、430、530 溝
140、240 溝底部
140A、240A 第1種の溝底部
140B、240B 第2種の溝底部
142、242 溝底辺
160、260 基点
170、270 複合突出部
172、272 角部
U1 第1のウレタンフォーム
U2 第2のウレタンフォーム
AI 内側の領域
AO 外側の領域
AM 中間の領域

Claims (5)

  1. 弾性を有する基部と、
    前記基部から突出し並設され弾性を有する複数の単位突出部と、
    前記基部のうち前記単位突出部が設けられた領域とは異なる領域に形成された溝底部であって、隣り合う前記単位突出部の少なくとも一部の間に介在し前記単位突出部を画定する溝底部と、
    複数の前記単位突出部を含む複合突出部を有する構造体であって、前記複合突出部は、複数の前記単位突出部により輪郭が画定され角部を有する多角形状を有し、前記複合突出部に含まれる複数の前記単位突出部によって囲まれる基点を有し、前記溝底部が前記基点から前記角部に向かって配置される構造体と、を備える敷物。
  2. 前記単位突出部は、前記溝底部に立設された側面部と前記側面部と所定の角度で接続され平坦な上面部とを有し、
    前記単位突出部の変形に応じて前記溝底部と前記側面部となす角度が変化する請求項1に記載の敷物。
  3. 前記溝底部は、
    前記基点から前記角部に向かって配置された第1種の溝底部と、
    前記複合突出部の輪郭に沿って配置された第2種の溝底部と、を有し、
    前記単位突出部が前記基点を中心に押圧されたときに、
    前記第1種の溝底部と前記第1種の溝底部に立設された側面部となす角度が小さくなり、
    前記第2種の溝底部と前記第2種の溝底部に立設された側面部となす角度が大きくなる請求項2に記載の敷物。
  4. 前記多角形状は、六角形である請求項1に記載の敷物。
  5. 隣り合う前記単位突出部の一部を連結する連結部を有する請求項4に記載の敷物。
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