JP2017102796A - 医事会計システム、医事会計プログラム - Google Patents

医事会計システム、医事会計プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】担当者間の個人差を解消しつつ、効率的に診療内容を入力可能な医事会計システムを提供する。
【解決手段】医事会計システム1の診療情報入力装置10は、電子カルテ・オーダーシステムから送信された電子カルテを参照して、入力インターフェース回路13から、診療情報を信号処理回路11に入力する。信号処理回路11は、算定ナビマスタ151から登録パターンを読出し、入力された診療情報と比較して、パターンに設定された、処理方式,誘導指摘文書を参照して、誘導指摘文書を表示回路16に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医事会計システム及びこのシステムで用いられる医事会計プログラムに関する。
病院、診療所等の医療機関において、医療事務に従事する担当者は、カルテに記録された診療行為及び傷病名等に基づき、日々の診療内容を医事会計システムへ入力する。入力された診療内容に基づいて自己負担請求書及び診療報酬明細書(レセプト)等が作成される。
患者等の被保険者は、診療報酬のうち一部負担金を、自己負担請求書に従い、医療機関へ支払う。一方、医療機関は、レセプトを支払基金及び国保連合会といった審査機関へ提出する。審査機関は、提出されたレセプトの内容を審査し、保険制度上の誤りがなければ、該当する保険者へレセプトを提出する。これにより、医療機関は、残りの診療報酬を保険者から得る。
ところで、実際に実施した医療行為が何らかの理由により請求されないことがある。このような、請求漏れは、医療機関の経営を圧迫する要因となる。医療事務の担当者は、請求漏れをなくすよう、日々の診療内容の医事会計システムへの入力に努めているが、担当者の負担は大きく、また、担当毎に入力内容に差が生じる場合がある。
特許第3316969号
目的は、担当者間の個人差を解消しつつ、効率的に診療内容を入力可能な医事会計システム及びこのシステムで用いられる医事会計プログラムを提供することにある。
実施形態によれば、医事会計システムは、第1乃至第3の記憶部、入力誘導部、及び表示部を具備する。第1の記憶部は、診療情報を、患者を識別する識別情報と関連付けて記憶する。第2の記憶部は、患者基本情報を、前記識別情報と関連付けて記憶する。第3の記憶部は、前記診療情報及び前記患者基本情報が予め設定される条件を満たす場合に算定することが可能である診療行為、医薬品、又は特定器材を規定する類型を複数記憶する。入力誘導部は、入力される識別情報に基づき、前記第1の記憶部から前記診療情報を読み出し、前記第2の記憶部から前記患者基本情報を読み出し、前記診療情報及び前記患者基本情報が、前記類型毎に設定される条件を満たすか否かを判断し、前記条件を満たす類型で規定される診療行為、医薬品、又は特定器材の入力を促す誘導情報を出力する。表示部は、前記誘導情報を表示する。
図1は、本実施形態に係る医事会計システムの構成を示す図である。 図2は、登録されているパターンの一覧を表す表示回路の表示を示す図である。 図3は、図2に示されるパターン番号:「13000001」が付されたパターンについてのパターン詳細設定の画面を示す図である。 図4は、図3に示される基本チェック部を設定する画面を示す図である。 図5は、図3に示される傷病名条件を設定する画面を示す図である。 図6は、図3に示される品目条件1を設定する画面を示す図である。 図7は、条件セット部に登録される併用算定条件を設定する画面を示す図である。 図8は、図1に示される信号処理回路の処理動作を示すフローチャートである。 図9は、図3に示される指摘文章を表示する画面を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る医事会計システム1の構成例を示す図である。医事会計システム1は、例えば、HIS(Hospital Information System)に含まれる。図1に示される医事会計システム1は、診療情報入力装置10及びサーバ20を具備する。診療情報入力装置10及びサーバ20は、LAN(Local Area Network)に接続される。また、LANには、電子カルテ・オーダシステムが接続される。なお、LANへの接続は、有線接続及び無線接続を問わない。また、セキュリティが確保されるのであれば、接続される回線はLANに限定されない。インターネット等、公衆の通信回線に接続するようにしても構わない。
サーバ20は、例えば、ハードディスク等の大容量の記憶装置を備え、医事会計システム1内の情報を電子的に管理する。例えば、サーバ20は、患者基本情報データベース21、診療情報データベース22、及び傷病名データベース23を記憶する。サーバ20は、診療情報入力装置10からの要求に応じ、管理している情報を診療情報入力装置10へ提供する。なお、本実施形態では、サーバ20が患者基本情報データベース21、診療情報データベース22、及び傷病名データベース23を記憶する場合を説明するが、サーバ20以外にもサーバが存在する場合、患者基本情報データベース21、診療情報データベース22、及び傷病名データベース23は、異なるサーバに記憶されてもよい。
患者基本情報データベース21は、患者名、生年月日、性別、年齢、及び保険者情報等を、患者IDと関連付けて記憶するデータの集合体である。
診療情報データベース22は、診療情報を、患者IDと関連付けて記憶するデータの集合体である。診療情報は、診療行為、医薬品、又は特定器材等を表す品番、診療年月、入院外来区分、診療科コード、及び点数等を含む。診療情報は、例えば、電子カルテ・オーダシステムから送信される電子カルテに記載される日付、診療行為、医薬品、特定器材、及び診療科等の情報を参照し、診療情報入力装置10から診療情報データベース22へ入力される。診療情報データベース22は、診療情報入力装置10からの入力される診療情報を格納する。診療情報データベース22に記憶される診療情報に基づき、患者が診療報酬を例えば窓口で支払う際の自己負担請求書、及び、医療機関が審査機関へ月々提出するレセプトが作成される。
傷病名データベース23は、傷病名、診療年月、及び症状に対する医師からのコメント等を、患者IDと関連付けて記憶するデータの集合体である。傷病名は、傷病名に対応する病名コードで表されるのが一般的であるが、傷病名そのもので表されてもよい。傷病名、日付及びコメント等は、例えば、電子カルテ・オーダシステムから送信される電子カルテから抽出され、傷病名データベース23へ格納される。なお、傷病名、日付及びコメント等の電子カルテからの抽出は、自動であってもよいし、手動であってもよい。
診療情報入力装置10は、信号処理回路11、通信インタフェース回路12、入力インタフェース回路13、出力インタフェース回路14及び記憶回路15を備える。
通信インタフェース回路12は、例えば、通信ポート等により実現される。通信インタフェース回路12は、LANとの間の通信のインタフェースとなる。通信インタフェース回路12は、信号処理回路11から出力される信号を予め設定した方式に則って変換し、変換した信号をLANへ出力する。また、通信インタフェース回路12は、LANを介して信号を受信し、受信した信号を予め設定した方式に則って変換する。通信インタフェース回路12は、変換した信号を信号処理回路11へ出力する。
入力インタフェース回路13は、例えば、マウス、キーボード、及び、操作面へ触れることで指示が入力されるタッチパッド等により実現される。入力インタフェース回路13は、信号処理回路11に接続され、操作者から入力される操作指示を電気信号へ変換し、電気信号を信号処理回路11へ出力する。なお、本明細書において入力インタフェース回路13はマウス及びキーボード等の物理的な操作部品を備えるものだけに限られない。例えば、診療情報入力装置10とは別体に設けられた外部の入力機器から入力される操作指示に対応する電気信号を受け取り、この電気信号を信号処理回路11へ出力する電気信号の処理回路も入力インタフェース回路13の例に含まれる。
出力インタフェース回路14は、例えば、HDMI(登録商標)端子、DVI端子及びUSB端子等の接続ポートにより実現される。出力インタフェース回路14は、例えば、表示回路16等と接続される。出力インタフェース回路14は、信号処理回路11から出力される信号を、接続される表示回路16へ出力する。
記憶回路15は、磁気的若しくは光学的記録媒体又は半導体メモリ等の、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体等を有する。記憶回路15は、信号処理回路11が所定の機能を実現するための各種プログラムを記憶する。
また、記憶回路15は、算定ナビマスタ151を記憶する。算定ナビマスタ151では、請求漏れの可能性がある事例に対応するパターンと、このパターンに該当するための条件とが定義される。パターンは、請求漏れの可能性がある診療行為、医薬品、又は特定器材等、言い換えると、所定の条件を満たす場合に算定することが可能であると報告されている診療行為、医薬品、又は特定器材等を規定する。例えば、パターンは、所定の傷病名の診察が下された場合に、既に入力されている診療行為、医薬品、又は特定器材等に対し、併用して算定が可能であると報告されている診療行為、医薬品、又は特定器材等を規定する。また、例えば、パターンは、所定の診療行為等が行われた場合に、この診療行為に対して併用して算定が可能であると報告されている診療行為、医薬品、又は特定器材等を規定する。パターンは、パターン定義マスタにて規定される複数の項目に基づいて定義される。パターン定義マスタにて規定される複数の項目は、パターン毎に設定される識別情報、パターンに該当するか否かを判断するための前提条件に関する情報、パターン毎に設定される誘導情報等に関するものである。以下では、パターンについての定義をパターン定義と称する。パターン定義については後に詳述する。
パターンに該当するための条件は、条件セット定義マスタ、品目定義マスタ、及び病名定義マスタにて規定される複数の項目に基づいて定義される。条件セット定義マスタにて規定される複数の項目は、設定する条件を分類するための情報、分類した条件を定量的に評価するための情報等に関するものである。品目定義マスタにて規定される複数の項目は、条件セット定義により定義される条件において比較対象となる品目に関するものである。病名定義マスタにて規定される複数の項目は、条件セット定義により定義される条件において比較対象となる病名に関するものである。以下では、条件についての定義を条件セット定義、品目定義、及び病名定義と称する。条件セット定義は、パターン定義に対し、nレコード作成できる。品目定義は、条件セット定義に対し、nレコード作成できる。病名定義は、条件セット定義に対し、nレコード作成できる。条件セット定義、品目定義、及び病名定義については後に詳述する。
また、記憶回路15は、患者基本情報データベース21、診療情報データベース22、及び傷病名データベース23から読み出される情報を記憶する。
信号処理回路11は、処理機能を実現するための各プログラムを記憶回路15から読み出して実行するプロセッサである。信号処理回路11は、記憶回路15から読み出したプログラムを実行することで、図1に示される各種機能を実現する。すなわち、信号処理回路11は、マスタ登録機能111、診療内容入力機能112、入力誘導機能113及び表示制御機能114を備える。なお、図1では、単一のプロセッサによってマスタ登録機能111、診療内容入力機能112、入力誘導機能113及び表示制御機能114が実現される場合を説明するが、これに限定されない。例えば、複数の独立したプロセッサを組み合わせて信号処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することによりマスタ登録機能111、診療内容入力機能112、入力誘導機能113及び表示制御機能114を実現しても構わない。
マスタ登録機能111は、算定ナビマスタ151へパターン定義、及びこのパターンに対応する条件についての条件セット定義、品目定義、及び病名定義を登録するための機能である。マスタ登録機能111において、信号処理回路11は、表示回路16に算定ナビマスタ登録画面を表示させる。算定ナビマスタ登録画面には、パターン定義マスタ、条件セット定義マスタ、品目定義マスタ、及び病名定義マスタにて規定される複数の項目に必要事項を入力するための領域が設けられている。操作者が入力インタフェース回路13を介して算定ナビマスタ登録画面における所定の領域に必要事項を入力することで、パターン定義、及びこのパターン定義に対応する条件についての条件セット定義、品目定義、及び病名定義が登録される。
以下に、登録されているパターン定義、及びこのパターン定義に対応する条件についての条件セット定義、品目定義、及び病名定義を具体的に説明する。図2は、登録されているパターンの一覧を表す表示回路16の表示例を示す図である。図2に示される画面には、検索条件エリアF1及び検索結果一覧F2が含まれる。
検索条件エリアF1は、対象月F11、範囲指定F12、パターン番号F13、パターン名称F14、及び点検F15を含む。対象月F11には、デフォルト値としてシステム日付の年月が入力され、範囲指定F12には、対象月F11で入力された年月の「のみ」、「以降」、又は「未満」のいずれかが入力される。図2では、「H25−6」月「以降」と入力されており、「平成25年6月以降」に有効期限が設定されているパターンが検索されることになる。
パターン番号F13には、検索の条件として「パターン番号」が入力される。図2では、パターン番号F13に対する入力はない。パターン名称F14には、検索の条件として「パターン名称」が入力される。図2では、パターン名称F14に対する入力はない。点検F15には、検索の条件として「点検対象」及び「点検対象以外」の選択が入力される。図2では、「点検対象」及び「点検対象以外」の両方にチェックが付されており、パターン定義における「点検対象有無」が「点検対象」と設定されているパターンと、「点検対象外」と設定されているパターンとが検索されることになる。
検索結果一覧F2には、検索条件エリアF1に入力された検索条件により抽出されるパターンが表示される。図2によれば、8つのパターンが提示されている。
検索結果一覧F2における「点検」は、パターン定義における「点検対象有無」が「点検対象」と設定されているか否かを表す。すなわち、「点検」のボックスにチェックが入っている場合、パターン定義における「点検対象有無」が「点検対象」と設定されており、チェックが入っていない場合、「点検対象外」と設定されている。図2においては、上4つのパターンでは、パターン定義における「点検対象有無」が「点検対象」と設定されており、下4つのパターンでは「点検対象外」と設定されている。
「パターン番号」には、パターン定義における「パターン番号」が表示される。図2においては、パターン番号:「13000001」〜「13000004」、「13000101」〜「13000103」、「13000201」のパターンが表示されている。
「パターン名称」には、パターン定義における「パターン名称」が表示される。図2においては、例えば、パターン番号:「13000001」のパターン名称は、「ウィルス疾患指導料1の算定漏れチェック」である。
「表示順」は、パターン定義における「表示優先順」が表示される。表示順の値は0〜9から設定される。高い値が設定されたパターンから順に表示されるようになっている。表示順が重複する場合は、パターン番号の昇順となる。図2においては、例えば、パターン番号:「13000001」の表示順は、「1」である。なお、図2では、点検対象の判断結果を優先して表示しているため、表示順が「9」のパターン(13000101〜13000103)よりも、表示順が「1」のパターン(13000001〜13000004)が上位に表示されている。
「病診」は、パターン定義における「病診区分」が表示され、「全て」、「診療所」、「病院(200床未満)」、又は「病院(200床以上)」のいずれかが表示される。図2においては、例えば、パターン番号:「13000001」の「病診」は、「全て」である。
「入外」は、パターン定義における「入外区分」が表示され、「入外」、「外来」、又は「入院」のいずれかが表示される。図2においては、例えば、パターン番号:「13000001」の入外区分は、「外来」である。
「医歯」は、パターン定義における「医科歯科区分」が表示され、「医科歯科」、「医科」、又は「歯科」のいずれかが表示される。図2においては、例えば、パターン番号:「13000001」の医歯は、「医科」である。
「点検期間」は、パターン定義における「点検期間」が表示され、「該当月のみ」又は「該当月−nヶ月」が表示される。なお、「該当月のみ」は0で表され、「該当月−nヶ月」は12を最大値とするnで表される。図2においては、例えば、パターン番号:「13000001」の点検期間は、「2」、すなわち、「該当月−2ヶ月」である。
「処理方式」は、パターン定義における「処理方式」が表示され、「チェック」、「区切内生成」、「区切外生成」、又は「品目置換」が表示される。なお、「チェック」は、条件に一致する場合は指摘文章メッセージを表示することを表す。「区切内生成」は、条件に一致する場合は指摘文章メッセージを表示し、該当親品目があれば、区切内生成を可能とすることを表す。「区切外生成」は、条件に一致する場合は指摘文章メッセージを表示し、区切外生成を可能とすることを表す。「品目置換」は、条件に一致する場合は指摘文章メッセージを表示し、該当置換品目があれば、品目置換を行うことを表す。図2においては、例えば、パターン番号:「13000001」の処理方式は、「チェック」である。
検索結果一覧F2に記載されるいずれかのパターンを指定すると、指定されたパターンの詳細設定画面が表示される。以下では、図2におけるパターン番号:「13000001」が付されたパターンが指定される場合を例に説明する。図3は、図2に示されるパターン番号:「13000001」が付されたパターンについてのパターン詳細設定の画面の例を示す図である。
図3に示される画面には、共通パターン部F3、基本チェック部F4、条件セット部F5、及び算定ナビ設定F6が含まれる。共通パターン部F3、基本チェック部F4、及び算定ナビ設定F6が含む項目は、パターン定義に関するものである。また、条件セット部F5が含む項目は、条件セット定義、品目定義、及び病名定義に関するものである。共通パターン部F3は、パターン番号F31、有効開始日F32、有効終了日F33、パターン名称F34、点検対象F35、病診区分F36、入外区分F37、医科歯科区分F38、点検期間F39、及び表示順F310を含む。
パターン番号F31では、パターン定義における「パターン番号」が設定される。図3においては、パターン番号:「13000001」が設定されている。
有効開始日F32では、パターン定義における「適用開始日」が設定される。有効終了日F33では、パターン定義における「適用終了日」が設定される。図3においては、「適用開始日」に「H24−4」が設定され、「適用終了日」に「未設定」が設定されている。これにより、有効期限が平成24年4月以降となる。
パターン名称F34では、パターン定義における「パターン名称」が設定される。図3においては、パターン名称:「ウィルス疾患指導料1の算定漏れチェック」が設定されている。
点検対象F35では、パターン定義における「点検対象有無」が、「点検対象」又は「点検対象外」のいずれかから設定される。図3においては、「点検対象」が設定されている。
病診区分F36では、パターン定義における「病診区分」が、「診療所」、「病院(200床未満)」、「病院(200床以上)」、「いずれか2つ」、又は「全て」のいずれかから設定される。図3においては、「診療所」、「病院(200床未満)」、「病院(200床以上)」の全てのボックスにチェックが入っており、「全て」が設定されている。
入外区分F37では、パターン定義における「入外区分」が、「入外」、「外来」、又は「入院」のいずれかから設定される。図3においては、「外来」が設定されている。
医科歯科区分F38では、パターン定義における「医科歯科区分」が、「医科歯科」、「医科」、又は「歯科」のいずれかから設定される。図3においては、「医科」が設定されている。
点検期間F39では、パターン定義における「点検期間」が、0〜12から設定される。図3においては、「2」が設定されている。
表示順F310では、パターン定義における「表示優先順」が、0〜9から設定される。図3においては、「1」が設定されている。
基本チェック部F4は、診療科F41、年齢チェック区分F42、年齢下限F43、年齢上限F44、及び性別F45を含む。基本チェック部F4を指定すると、診療科F41、年齢チェック区分F42、年齢下限F43、年齢上限F44、及び性別F45を設定可能な、図4の画面が表示される。図4は、図3に示される基本チェック部F4を設定する画面の例を示す図である。
図4に示される項目:「診療科」の設定値は、図3に示される診療科F41に相当し、パターン定義では「診療科」に相当する。「診療科」の設定値は、診療科候補の中から複数設定することが可能である。図3及び図4においては、「01,02」が設定されている。
図4に示される項目:「年齢チェック区分」は、図3に示される年齢チェック区分F42に相当し、パターン定義では「年齢チェック区分」に相当する。年齢チェック区分の設定値は、「チェック無し」、「診療月の年齢」又は「日齢」のいずれかが入力される。なお、診療月の年齢とは、算定月の1日の年齢を意味し、日齢とは、算定日の年齢を意味する。図3及び図4においては、「診療月の年齢」が設定されている。
図4に示される項目:「年齢下限」の設定値は、図3に示される年齢下限F43に相当し、パターン定義では「年齢(下限)」に相当する。また、図4に示される項目:「年齢上限」の設定値は、図3に示される年齢上限F44に相当し、パターン定義では「年齢(上限)」に相当する。図3及び図4においては、年齢下限及び年齢上限がそれぞれ「0」及び「15」と設定されている。
図4に示される項目:「性別」の設定値は、図3に示される性別F45に相当し、パターン定義では「性別」に相当する。性別の設定値は、「チェック無し」、「男」、又は「女」のいずれかが入力される。図3及び図4においては、「チェック無し」が設定されている。
算定ナビ設定F6は、誘導方式F61、及び指摘文書F62を含む。誘導方式F61では、パターン定義における「処理方式」が、「チェック」、「区切内生成」、「区切外生成」、又は「品目置換」のいずれかから設定される。図3においては、「チェック」が設定されている。
指摘文書F62では、パターン定義における「誘導指摘文章」が設定される。指摘文書F62には、例えば、誘導情報として『「XXXX」が算定可能ではないですか?』との文章が設定される。「XXXX」には、算定を誘導する対象となる品目名が入力される。算定を誘導する対象となる品目名は、条件セット定義、品目定義、及び病名定義により規定される条件を満たした場合に、算定が可能であると報告されている診療行為、医薬品、又は特定器材等である。図3においては、『「ウィルス疾患指導料1」が算定可能ではないですか?』と設定されている。
以上により、パターン定義に含まれる複数の項目に必要事項が入力されることになる。すなわち、図3に示される例によれば、「パターン番号:13000001」、「適用開始日:H24−4」、「適用終了日:未設定」、「パターン名称:ウィルス疾患指導料1の算定漏れチェック」、「点検対象有無:点検対象」、「表示優先順:1」、「病診区分:全て」、「入外区分:外来」、「医科歯科区分:医科」、「点検期間:該当月−2ヶ月」、「診療科:01,02」、「年齢チェック区分:診療月の年齢」、「年齢(下限):0」、「年齢(上限):15」、「性別:チェック無し」、「処理方式:チェック」、及び「誘導指摘文章:「ウィルス疾患指導料1」が算定可能ではないですか?」と設定され、パターン定義が登録されることになる。
条件セット部F5は、複数の条件タブを含む。条件には、「併用算定条件」、「併用不可条件」、及び「傷病名条件」の分類があり、これらの分類は、条件セット定義における「チェック区分」で規定される。「併用算定条件」、又は「併用不可条件」に対応する条件タブ毎に、条件セット定義及び品目定義が登録される。また、「傷病名条件」に対応する条件タブ毎に、条件セット定義及び病名定義が登録される。図3に示される条件セット部F5は、3つの条件タブ、すなわち、傷病名条件F51、品目条件1F52、及び品目条件2F53を含む。なお、図3では、条件セット部F5に「傷病名条件」が1つ、及び「併用不可条件」が1つ登録されている場合を例に示しているが、「併用算定条件」、「併用不可条件」、及び「傷病名条件」は、パターン定義毎にそれぞれ複数登録することができる。
傷病名条件F51は、病名点検方法F511、主病名チェックF512、チェック方式F513、及び品番指定F514を含む。タブT1を選択すると、病名点検方法F511、主病名チェックF512、チェック方式F513、及び品番指定F514を設定可能な、図5の画面が表示される。図5は、図3に示される傷病名条件F51を設定する画面の例を示す図である。
図5に示される設定画面には、傷病名条件F51についての条件指定F7、及び品番指定F8が含まれる。条件指定F7は、品番指定F8において指定される病名の算定条件を指定する。品番指定F8は、傷病名データベース23から読み出される傷病名に含まれているか否かを確認する対象となる病名を指定する。
図5の条件指定F7に示される項目:「チェック方式」の設定値は、図3に示されるチェック方式F513に相当し、条件セット定義における「チェック方式」に相当する。「チェック方式」の設定値は、「AND」又は「OR」のいずれかが設定される。「AND」は、指定された項目が全て存在する場合に条件を満たすことを意味し、「OR」は、指定された項目が存在する場合に条件を満たすことを意味する。図3及び図5においては、「OR」が設定されている。
図5の条件指定F7に示される項目:「病名チェック方式」の設定値は、図3に示される病名点検方法F511に相当し、条件セット定義における「病名チェック方法」に相当する。「病名チェック方式」は、傷病名データベース23から読み出される傷病名を、品番指定8にて指定される病名と比較する際の、傷病名の方式を表す。「病名チェック方式」の設定値は、「名称」、「病名コード」、又は「ICD10」のいずれかが設定される。図3及び図5においては、「病名コード」が設定されている。
図5の条件指定F7に示される項目:「主病名」の設定値は、図3に示される主病名チェックF512に相当し、条件セット定義における「主病名チェック」に相当する。「主病名」は、主病名と疑い病名とのいずれを比較の対象とするかを表す。「主病名」の設定値は、「全て」、又は「主病名のみ」のいずれかが設定される。「全て」は、主病名と疑い病名の両方がチェックの対象になることを表す。図3においては、「主病名」についてのボックスと、「疑い病名」についてのボックスとにチェックが入っており、図5においては、「全て」が設定されている。すなわち、図3及び図5においては、主病名及び疑い病名の両方が判定対象となる。
図5の品番指定F8で示される、「No」、「病名」、及び「ICD」についての入力値は、図3に示される品番指定F514に相当し、病名定義における「病名コード」に相当する。「No」、「病名」、及び「ICD」についての入力値は、傷病名が対象となる。図3及び図5においては、例えば、「No:1」、「病名:A型劇症肝炎」、及び「ICD:B150」が設定されている。
傷病名条件F51における複数の項目に必要事項を入力することにより、条件セット定義及び病名定義が登録されることになる。すなわち、図3に示される例によれば、「パターン番号:13000001」、「チェック区分:傷病名条件」、「チェック方式:OR」、「病名チェック方法:病名コード」、及び「主病名チェック:全て」と設定され、条件セット定義が登録されることになる。また、図3に示される例によれば、「パターン番号:13000001」、「病名コード1:B150」、「病名コード2:B159」、・・・、「病名コード8:B169」と設定され、病名定義が登録されることになる。
品目条件1F52は、算定点検方法F521、区分F522、期間F523、期間F524,F525、個数F526、数量F527,F528、包括F529、チェック方式5210、及び品番指定F5211を含む。品目条件1F52では、算定点検方法F521が「併用不可条件」として設定されている。併用不可条件では、同一日又は同一月・前月・全期間に併算できない医薬品、診療行為、及び特定器材等が定められた指導料及び管理料が指定される。タブT2を選択すると、併用不可条件についての区分F522、期間F523、期間F524,F525、個数F526、数量F527,F528、包括F529、チェック方式5210、及び品番指定F5211を設定可能な、図6の画面が表示される。図6は、図3に示される品目条件1F52を設定する画面の例を示す図である。
図6に示される設定画面には、「併用不可条件」を表す品目条件1F52についての条件指定F9、及び品番指定F10が含まれる。条件指定F9は、品番指定F10において指定される品番の算定条件を指定する。品番指定F10は、診療情報データベース22から読み出される診療行為、医薬品、又は特定器材等に含まれているか否かを確認する対象となる診療行為、医薬品、又は特定器材等を指定する。
図6の条件指定F9に示される項目:「チェック方式」の設定値は、図3に示されるチェック方式F5210に相当し、条件セット定義における「チェック方式」に相当する。「チェック方式」の設定値は、「AND」又は「OR」のいずれかが設定される。図3及び図6においては、「OR」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「回数/個数識別」の設定値は、図3に示される個数F526に相当し、条件セット定義における「算定チェック個数識別」に相当する。「回数/個数識別」の設定値は、「回数」、又は「数量×回数」のいずれかが設定される。図3及び図6においては、「数量×回数」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「回数/個数」の設定値は、図3に示される数量F527に相当し、条件セット定義における「算定チェック個数」に相当する。「回数/個数」の設定値は、0〜99999.99999のいずれかが設定される。図3及び図6においては、「1」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「回数/個数判定区分」の設定値は、図3に示される数量F528に相当し、条件セット定義における「算定チェック個数判定区分」に相当する。「回数/個数判定区分」の設定値は、「品目がn回数以上」、又は「品目がn回数未満」のいずれかが設定される。図3及び図6においては、「品目がn回数以上」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「0点区切対象制御」の設定値は、条件セット定義における「0点区切の対象制御」に相当する。「0点区切対象制御」の設定値は、「0点区切対象外」、又は「0点区切対象」のいずれかが設定される。図6においては、「0点区切対象」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「チェック期間区分」の設定値は、図3に示される区分F522に相当し、条件セット定義における「算定チェック区分」に相当する。「チェック期間区分」の設定値は、「無し」、「期間」、「初回入院日」、「今回入院日」、「今回退院日」、「退院日」、「初診日」、「手術日」、「埋込術日」、「移植術日」、「心大血管リハ」、「脳血管リハ」、「運動器リハ」、「呼吸器リハ」、「障害児リハ」、「癌リハビリ」、又は「発症日」のいずれかが設定される。「期間」では、処理日からの算定期間(n月、n週、n日)毎にチェックされる。「初回入院日」では、処理日に属する入院履歴の起算日を基準日にチェックされる。「今回入院日」では、処理日に属する入院履歴の入院日を基準日にチェックされる。「今回退院日」では、処理日に属する入院履歴の退院日を基準日にチェックされる。「退院日」では、処理日以前の退院日を基準日にチェックされる。「初診日」は、処理日以前の初診日を基準日にチェックされる。「手術日」、「埋込術日」、及び「移植術日」では、処理日以前の手術日を基準日にチェックされる。「心大血管リハ」、「脳血管リハ」、「運動器リハ」、「呼吸器リハ」、「障害児リハ」、「癌リハビリ」、及び「発症日」では、処理日以前の発症日を基準日にチェックされる。図3及び図6においては、「期間」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「チェック単位」の設定値は、図3に示される期間F523に相当し、条件セット定義における「算定チェック単位」に相当する。「チェック単位」の設定値は、「日数」、「月数」、「暦月」、「週数」、又は「暦週」のいずれかが設定される。図3及び図6においては、「暦月」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「チェック期間数」の設定値は、図3に示される期間F524に相当し、条件セット定義における「算定チェック期間数」に相当する。「チェック期間数」の設定値には、算定チェックの期間数が設定される。図3及び図6においては、「1」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「チェック条件」の設定値は、図3に示される期間F525に相当し、条件セット定義における「算定チェック条件」に相当する。「チェック条件」の設定値には、「以内」、又は「以降」が設定される。図3及び図6においては、「以内」が設定されている。
図6の条件指定F9に示される項目:「包括品目対象有無」の設定値は、図3に示される包括F529に相当し、条件セット定義における「包括品目対象有無」に相当する。「包括品目対象有無」は、品番指定F10で指定される品目が包括評価の対象であるか否かを表す。「包括品目対象有無」の設定値には、「包括品目対象」、又は「包括品目対象外」のいずれかが設定される。図3及び図6においては、「包括品目対象」が設定されている。
図6の品番指定F10で示される、「品番」、及び「品名」についての入力値は、図3に示される品番指定F5211に相当し、品目定義における「内部品番」に相当する。「品番」、及び「品名」についての入力値は、診療行為、医薬品、又は特定器材等が対象となる。図3及び図6においては、例えば、「品番:150」、「品名:ウィルス疾患指導料1」が設定されている。
品目条件1F52における複数の項目に必要事項を入力することにより、条件セット定義及び品目定義が登録されることになる。すなわち、図3に示される例によれば、「パターン番号:13000001」、「チェック区分:併用不可条件」、「チェック方式:OR」、「算定チェック区分:期間」、「算定チェック単位:暦月」、「算定チェック期間数:1」、「算定チェック条件:以内」、「算定チェック個数識別:数量×回数」、「算定チェック個数:1」、「算定チェック個数判定区分:品目がn回数以上」、及び「包括品目対象有無:包括品目対象」と設定され、条件セット定義が登録されることになる。また、図3に示される例によれば、「パターン番号:13000001」、「内部品番:150」、「内部品番:454」、・・・、「内部品番:325」と設定され、品目定義が登録されることになる。
なお、図3に示される品目条件2では、何も規定されていないが、パターンによっては、「併用算定条件」が登録されてもよい。併用算定条件では、算定対象となる医薬品、診療行為、及び特定器材等が定められた指導料及び管理料が指定される。「併用算定条件」についてのタブを選択すると、併用算定条件についての項目へ所定事項を入力可能な、例えば、図7の画面が表示される。図7は、条件セット部に登録される併用算定条件を設定する画面の例を示す図である。
図7に示される設定画面には、「併用算定条件」についての条件指定F101、及び品番指定F102が含まれる。条件指定F101は、品番指定F102において指定される品番の算定条件を指定する。条件指定F101に示される各項目については、図6に示される条件指定F9と同様である。
品番指定F102は、診療情報データベース22から読み出される診療行為、医薬品、又は特定器材等に含まれているか否かを確認する対象となる診療行為、医薬品、又は特定器材等を指定する。図7の品番指定F102で示される、「品番」、及び「品名」についての入力値は、診療行為、医薬品、又は特定器材等が対象となる。図7においては、例えば、「品番:400377」、「品名:人工腎臓(慢性維持透析)(4時間未満)」が設定されている。
併用算定条件における複数の項目に必要事項を入力することにより、条件セット定義及び品目定義が登録される。
なお、図3乃至図6では、既に登録されている「パターン番号:13000001」について、パターン定義、条件セット定義、品目定義及び病名定義を具体的に説明した。図3乃至図6で示される画面は、パターンを新規に登録する際にも用いられる。パターンを新規に登録する場合においては、信号処理回路11は、図3乃至図6で説明した項目についての入力を受け付け、入力された内容に基づいてパターン定義、条件セット定義、品目定義及び病名定義を登録する。例えば、図3に示される共通パターン部F3、基本チェック部F4、及び算定ナビ設定F6が含む項目へ必要事項を入力することで、パターン定義が登録される。また、図3に示される条件セット部F5が含む項目へ必要事項を入力することで、条件セット定義、品目定義、及び病名定義が登録される。なお、パターンを新規に登録する必要が生じる場合には、請求漏れに関する新たな報告を受けた場合、及び、法律が改正された場合等がある。
診療内容入力機能112は、診療情報を診療情報データベース22へ入力するための機能である。診療情報入力装置10の操作者(医療事務担当者)は、例えば、電子カルテ・オーダシステムから送信される電子カルテを参照し、入力インタフェース回路13から診療情報を信号処理回路11へ入力する。信号処理回路11は、入力された診療情報を、通信インタフェース回路12を介してサーバ20へ格納する。
入力誘導機能113は、算定ナビマスタ151に基づき、操作者に対し、算定可能な診療行為、医薬品、又は特定器材等の入力を誘導する機能である。入力誘導機能113において信号処理回路11は、操作者からの指示に応じ、診療情報データベース22に既に記憶されている診療情報に加え、算定可能な項目があるか否かを、算定ナビマスタ151に記憶されているパターン毎に確認する。信号処理回路11は、さらに算定可能と判断した項目を、表示回路16に表示させる。信号処理回路11は、表示した項目に対して操作者からの承諾を受けると、承諾を受けた項目を診療情報データベース22に記憶させる。
算定可能な診療情報の入力を誘導する際の信号処理回路11の具体的な動作を、図8を用いて説明する。図8は、図1に示される信号処理回路11が算定可能な項目を提示し、提示した項目を診療情報データベース22に格納する際の処理の例を示すフローチャートである。
まず、信号処理回路11は、算定誘導の開始指示を受信する(ステップS81)。開始指示には、診療情報を入力している患者を識別可能な情報、例えば、患者IDが含まれる。信号処理回路11は、算定誘導の開始指示を受信すると、受信した患者IDに基づき、この患者IDに関する患者基本情報を、患者基本情報データベース21から読み出す(ステップS82)。ここで、患者IDに関する患者基本情報とは、例えば、患者の性別、年齢等である。
信号処理回路11は、登録されているパターン定義、条件セット定義、品目定義、及び病名定義において設定されている情報を、算定ナビマスタ151から読み出す(ステップS83)。例えば、信号処理回路11は、登録されているパターン定義について、「パターン番号」、「適用開始日」、「適用終了日」、「パターン名称」、「点検対象有無」、「表示優先順」、「病診区分」、「入外区分」、「医科歯科区分」、「点検期間」、「診療科」、「年齢チェック区分」、「年齢(下限)」、「年齢(上限)」、「性別」、「処理方式」、及び「誘導指摘文章」を読み出す。また、信号処理回路11は、登録されている条件セット定義について、「パターン番号」、「チェック区分」、「チェック方式」、「算定チェック区分」、「算定チェック単位」、「算定チェック期間数」、「算定チェック条件」、「算定チェック個数識別」、「算定チェック個数」、「算定チェック個数判定区分」、「包括品目対象有無」、「病名チェック方法」、及び「主病名チェック」を読み出す。また、信号処理回路11は、登録されている品目定義について、「パターン番号」、及び「内部品番」を読み出す。また、信号処理回路11は、登録されている病名定義について、「パターン番号」、及び「病名コード」を読み出す。
信号処理回路11は、患者IDに関連付けられる診療情報を診療情報データベース22から読み出す。また、信号処理回路11は、患者IDに関連付けられる傷病名を傷病名データベース23から読み出す(ステップS84)。このとき、信号処理回路11は、パターン毎に定義される「点検期間」に相当する期間分の診療情報及び傷病名を読み出す。
信号処理回路11は、読み出した患者基本情報及び診療情報と、パターン定義の設定内容とを比較することで、登録されているパターンのうち、患者基本情報及び診療情報と一致するパターンを抽出する(ステップS85)。例えば、現状の年月が「平成27年10月」であり、当該医療機関が「病院(200床未満)」であり、患者基本情報により「年齢:13」及び「性別:男」が示され、診療情報により、「入外区分:外来」、「医科歯科区分:医科」、「診療科:内科」が示される場合、これらの情報は、図3に示される「パターン番号:13000001」についての設定内容、すなわち、「適用開始日:H24−4」、「適用終了日:未設定」、「点検対象有無:点検対象」、「病診区分:全て」、「入外区分:外来」、「医科歯科区分:医科」、「診療科:01,02」、「年齢チェック区分:診療月の年齢」、「年齢(下限):0」、「年齢(上限):15」、及び「性別:チェック無し」と一致する。信号処理回路11は、「パターン番号:13000001」のパターンを抽出する。
信号処理回路11は、パターンを抽出できたか否かを判断する(ステップS86)。抽出できなかった場合(ステップS86のNo)、信号処理回路11は、処理を終了させる。抽出できた場合(ステップS86のYes)、信号処理回路11は、ステップS84にて読み出した診療情報及び傷病名と、ステップS85にて抽出したパターンに対応する条件セット定義、品目定義、及び病名定義の設定内容とを比較する。信号処理回路11は、読み出した診療情報及び傷病名により条件が満たされるパターンを抽出する(ステップS87)。
例えば、傷病名データベース23から読み出した病名が「B150(A型肝炎劇症肝炎)」である場合、読み出した病名は、「パターン番号:13000001」の傷病名条件F51を満たす。また、診療情報データベース22から読み出した診療情報が、「算定チェック区分:期間」、「算定チェック単位:暦月」、「算定チェック期間数:1」、「算定チェック条件:以内」、「算定チェック個数識別:数量×回数」、「算定チェック個数:1」、「算定チェック個数判定区分:品目がn回数以上」、及び「包括品目対象有無:包括品目対象」において、「品番:150(ウィルス疾患指導料1)」、「品番:454(ウィルス疾患指導料2)」、…、及び「品番:325(小児科療養指導料)」と一致しない場合、読み出した診療情報は、「パターン番号:13000001」の品目条件1F52を満たす。信号処理回路11は、傷病名条件F51と、品目条件1F52とを満たす「パターン番号:13000001」を抽出する。
信号処理回路11は、ステップS87にて抽出したパターンにおいて設定される、「処理方式」及び「誘導指摘文章」を参照し、誘導指摘文章を表示回路16に表示させる(ステップS88)。例えば、ステップS87にて「パターン番号:13000001」が抽出された場合、「パターン番号:13000001」において設定される、「『ウィルス疾患指導料1』が算定可能ではないですか?」が、表示回路16に表示される。図9は、誘導指摘文章が表示される表示回路16の表示例を示す図である。図9において、「指摘項目」には、例えば、「A型劇症肝炎」が表示され、「指摘文章」には、パターン定義にて設定されている「誘導指摘文章」が表示される。なお、「指摘項目」には、例えば、「傷病名条件」にて提示される病名、すなわち、病名定義において設定される病名のうち、傷病名データベース23から読み出される傷病名と一致する病名が記載される。また、「指摘項目」には、例えば、「併用算定条件」にて提示される診療行為、医薬品、又は特定器材等、すなわち、品目条件において設定される診療行為、医薬品、又は特定器材等のうち、診療情報データベース22から読み出される診療行為、医薬品、又は特定器材等と一致する診療行為、医薬品、又は特定器材等が記載される。
信号処理回路11は、表示する誘導文章に対して操作者からの承諾があるか否かを判断する(ステップS89)。操作者からの承諾がある場合、信号処理回路11は、承諾のあった誘導文章と対応する品目名を診療情報データベース22へ格納し(ステップS810)、処理を終了させる。例えば、図9に示される「指摘項目:A型劇症肝炎」、「指摘文章:『「ウィルス疾患指導料1」が算定可能ではないですか?』」に対して操作者が承諾した場合、「ウィルス疾患指導料1」が、「A型劇症肝炎」が診断された診療年月、及び「ウィルス疾患指導料1」の点数と関連付けられて診療情報データベース22へ格納される。
以上のように、上記実施形態では、診療情報入力装置10は、診療情報データベース22に記憶される診療情報を読み出す。診療情報入力装置10は、読み出した診療情報を、算定ナビマスタ151に記憶される、請求漏れの可能性があるパターンについて規定される条件と比較する。診療情報入力装置10は、読み出した診療情報が条件を満たす場合、パターンに該当すると判断し、算定可能な診療情報の入力を誘導する文章を表示する。そして、診療情報入力装置10は、算定可能な診療情報の入力を医療事務の担当者が承諾した場合、この診療情報を診療情報データベース22へ格納するようにしている。これにより、担当者が有する知識に関わらず、診療情報データベース22に記憶されている診療情報に基づき、算定可能な診療情報が診療情報データベースに格納されることになる。
したがって、本実施形態に係る医事会計システムによれば、担当者間の個人差を解消しつつ、効率的に診療内容を入力できる。
また、本実施形態では、診療情報入力装置10は、傷病名データベース23に記憶される傷病名をさらに読み出す。診療情報入力装置10は、読み出した診療情報及び傷病名を、算定ナビマスタ151に記憶される、請求漏れの可能性があるパターンについて規定される条件と比較する。診療情報入力装置10は、読み出した診療情報及び傷病名が条件を満たす場合、パターンに該当すると判断し、算定可能な診療情報の入力を誘導する文章を表示する。そして、診療情報入力装置10は、算定可能な診療情報の入力を医療事務の担当者が承諾した場合、この診療情報を診療情報データベース22へ格納するようにしている。これにより、担当者が有する知識に関わらず、診療情報データベース22に記憶されている診療情報及び傷病名データベース23に記憶されている傷病名に基づき、算定可能な診療情報が診療情報データベースに格納されることになる。
また、本実施形態では、パターンをパターン定義により規定し、パターンに関する条件を条件セット定義、品目定義及び病名定義により規定する。これにより、複数のパターンを効率的に登録することが可能となる。
また、本実施形態に係る診療情報入力装置10は、診療情報データベース22から読み出した診療情報と、傷病名データベース23から読み出した傷病名とを、パターン定義、条件セット定義、品目定義、及び病名定義と比較するようにしている。これにより、複数のパターンが登録されている場合であっても、算定可能な診療情報をパターン毎に効率的に提示することが可能となる。
また、本実施形態では、条件セット定義を、傷病名条件、併用算定条件、及び併用不可条件により表すようにしている。これにより、条件が複雑なパターンであっても効率的に登録することが可能となる。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(central processing unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC))、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは記憶回路15に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…医事会計システム、10…診療情報入力装置、11…信号処理回路、12…通信インタフェース回路、13…入力インタフェース回路、14…出力インタフェース回路、15…記憶回路、151…算定ナビマスタ、16…表示回路、20…サーバ、21…患者基本情報データベース、22…診療情報データベース、23…傷病名データベース、111…マスタ登録機能、112…診療内容入力機能、113…入力誘導機能、114…表示制御機能

Claims (8)

  1. 診療情報を、患者を識別する識別情報と関連付けて記憶する第1の記憶部と、
    患者基本情報を、前記識別情報と関連付けて記憶する第2の記憶部と、
    前記診療情報及び前記患者基本情報が予め設定される条件を満たす場合に算定することが可能である診療行為、医薬品、又は特定器材を規定する類型を複数記憶する第3の記憶部と、
    入力される識別情報に基づき、前記第1の記憶部から前記診療情報を読み出し、前記第2の記憶部から前記患者基本情報を読み出し、前記診療情報及び前記患者基本情報が、前記類型毎に設定される条件を満たすか否かを判断し、前記条件を満たす類型で規定される診療行為、医薬品、又は特定器材の入力を促す誘導情報を出力する入力誘導部と、
    前記誘導情報を表示する表示部と
    を具備する医事会計システム。
  2. 前記第3の記憶部に記憶される前記類型は、前記類型に該当するか否かを判断するための前提条件を定義するパターン定義と、前記条件を定量的に評価するための条件セット定義とを用いて定義され、
    前記入力誘導部は、前記診療情報及び前記患者基本情報が、前記前提条件を満たすか否かを判断し、前記前提条件を満たすパターン定義について規定される前記条件セット定義により定量的に評価される条件を、前記診療情報及び前記患者基本情報が満たすか否かを判断する請求項1記載の医事会計システム。
  3. 前記条件セット定義は、併用算定可能な品目に関する条件、及び併用算定不可能な品目に関する条件のうち少なくともいずれかを規定する請求項2記載の医事会計システム。
  4. 傷病名を、患者を識別する識別情報と関連付けて記憶する第4の記憶部をさらに具備し、
    前記入力誘導部は、前記入力される識別情報に基づき、前記第4の記憶部から前記傷病名をさらに読み出し、前記診療情報、前記傷病名、及び前記患者基本情報が、前記類型毎に設定される条件を満たすか否かを判断し、前記条件を満たす類型で規定される診療行為、医薬品、又は特定器材の入力を促す誘導情報を出力する請求項1記載の医事会計システム。
  5. 前記第3の記憶部に記憶される前記類型は、前記類型に該当するか否かを判断するための前提条件を定義するパターン定義と、前記条件を定量的に評価するための条件セット定義とを用いて定義され、
    前記入力誘導部は、前記診療情報、前記傷病名、及び前記患者基本情報が、前記前提条件を満たすか否かを判断し、前記前提条件を満たすパターン定義について規定される前記条件セット定義により定量的に評価される条件を、前記診療情報、前記傷病名、及び前記患者基本情報が満たすか否かを判断する請求項4記載の医事会計システム。
  6. 前記条件セット定義は、併用算定可能な品目に関する条件、併用算定不可能な品目に関する条件、及び傷病名に関する条件のうち少なくともいずれかを規定する請求項5記載の医事会計システム。
  7. 患者を識別する識別情報が入力されると、前記識別情報と関連付けて第1の記憶部に記憶されている診療情報を読み出す第1の読出処理と、
    前記識別情報が入力されると、前記識別情報と関連付けて第2の記憶部に記憶されている患者基本情報を読み出す第2の読出処理と、
    前記診療情報及び前記患者基本情報が、第3の記憶部に記憶される類型毎に設定される条件を満たすか否かを判断する判断処理と、
    前記診療情報及び前記患者基本情報が前記条件を満たす場合、前記条件と関連付けられ、算定することが可能である診療行為、医薬品、又は特定器材の入力を促す誘導情報を出力する出力処理と、
    前記誘導情報を表示する表示処理と
    を医事会計システムのコンピュータに実行させる医事会計プログラム。
  8. 前記識別情報が入力されると、前記識別情報と関連付けて第4の記憶部に記憶されている傷病名を読み出す第3の読出処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記判断処理は、前記診療情報、前記傷病名、及び前記患者基本情報が、第3の記憶部に記憶される類型毎に設定される条件を満たすか否かを判断し、
    前記出力処理は、前記診療情報、前記傷病名、及び前記患者基本情報が前記条件を満たす場合、前記条件と関連付けられ、算定することが可能である診療行為、医薬品、又は特定器材の入力を促す誘導情報を出力する請求項7記載の医事会計プログラム。
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