JP2017102717A - メモリ制御システム及びメモリ制御方法 - Google Patents

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【課題】メモリに対する実際の書き込み頻度に応じてメモリ全体で書き込み回数を平準化することができるメモリ制御システムを提供する。【解決手段】メモリに供給されるアドレス信号のビット毎に対応する複数のカウンタと、割り当てるメモリ領域を決定する制御部とを有し、メモリに対してデータの書き込みが行われる毎に、各カウンタが、対応するビットの値が“1”であればカウント値を増加させ、対応するビットの値が“0”であればカウント値を減少させ、メモリのメモリ領域の割り当てを行う際に、制御部が、複数のカウンタのカウント値を参照して割り当てるメモリ領域を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、メモリ制御システム及びメモリ制御方法に関する。
PCM(Phase Change Memory)やReRAM(Resistive Random Access Memory)等のメモリは、書き込み回数の増加に伴ってデータ保持性能等のメモリ特性が劣化するため、一部の領域に書き込みが集中すると、メモリ特性の劣化が小さい領域を残したままメモリ全体として寿命を尽きてしまう。この対策として、論理アドレスとセル(物理アドレス)との対応関係を適宜変化させてメモリの一部のセル(物理アドレス)に集中しないように分散させる方法(第1の方法)やアプリケーションにメモリを割り当てる際にアドレス領域の割り当て頻度が集中しないように選択する方法(第2の方法)がある。
また、メモリに対する書き込み回数を計数し、書き込み回数が所定値以上になったとき、アドレスを別アドレスにシフトさせるように制御する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、データ更新の度にメモリ上のデータ書き込み領域を更新する書き込み方式において、各書き込み領域に最新データであることを示すポインタビットを設けることで、最新データのアドレス情報を毎回同じ領域を上書きすることなしに記録し、疑似的に書き込み制限回数を増加させる技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
実開昭63−47500号公報 特開平4−21999号公報
前記第1の方法では、論理アドレスと物理アドレスとの対応関係を変化させる際、論理アドレスに対応するデータが同じになるように変化後の物理アドレスで指定される領域(メモリセル)にデータをコピーする。しかし、データをコピーするための書き込みが発生するとともに多くの時間を要し、メモリ特性やアクセス性能を低下させてしまう。また、前記第2の方法では、メモリに対する書き込み頻度はアプリケーションによって異なるため、アプリケーションに対するメモリの領域割り当てを平準化しても、実際の書き込み回数については十分に平準化されないことがある。1つの側面では、本発明の目的は、メモリに対する実際の書き込み頻度に応じてメモリ全体で書き込み回数を平準化することができるメモリ制御システムを提供することにある。
メモリ制御システムの一態様は、メモリに供給されるアドレス信号のビット毎に対応する複数のカウンタと、割り当てるメモリ領域を決定する制御部とを有する。メモリに対してデータの書き込みが行われる毎に、各カウンタは、(A)対応するビットの値が“1”であればカウント値を増加させ、対応するビットの値が“0”であればカウント値を減少させる、または、(B)対応するビットの値が“0”であればカウント値を増加させ、対応するビットの値が“1”であればカウント値を減少させ、制御部は、メモリのメモリ領域の割り当てを行う際に、複数のカウンタのカウント値を参照して割り当てるメモリ領域を決定する。
発明の一態様においては、書き込み回数が少ない領域から選択してメモリ領域を割り当てることができ、メモリ全体での書き込み回数を平準化することが可能となる。
本発明の実施形態におけるメモリ制御システムの構成例を示す図である。 本実施形態におけるメモリ領域の割り当て処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるメモリ領域の割り当て処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるメモリ領域の割り当て処理を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるメモリ制御システムの構成例を示すブロック図である。図1(A)に示すように本実施形態におけるメモリ制御システムは、制御部としてのCPU(Central Processing Unit)10、メモリ20、及びカウンタ群30を有する。
CPU10は、供給されるアプリケーションプログラム等の処理プログラムに従って各種処理を実行する。CPU10は、例えばメモリ制御信号CTL及びアドレス信号ADを出力するとともにデータ信号DTを入出力することによりメモリアクセスを実行し、メモリ20に対するデータの書き込みや読み出しを行う。また、CPU10は、例えばアプリケーションが使用するメモリ領域の割り当て処理を行う。メモリ領域の割り当て処理では、CPU10は、カウンタ群30からのカウント値CNTに基づいて、メモリ20全体で書き込み回数の偏りが低減され平準化されるように、アプリケーションに割り当てるメモリ領域を決定する。
メモリ20は、CPU10での各種処理の実行に係るデータ等を記憶する。メモリ20は、CPU10からのメモリ制御信号CTLに応じて、アドレス信号ADにより指定される領域にデータ信号DTに応じたデータを書き込んだり、アドレス信号ADにより指定される領域から読み出したデータをデータ信号DTによりCPU10に供給したりする。
カウンタ群30は、CPU10から出力されるメモリ制御信号CTLの書き込み制御信号WCTL及びアドレス信号ADが供給され、メモリ20に対してデータの書き込みが行われる毎にアドレス信号ADに応じた計数動作を行う。カウンタ群30は、図1(B)に示すように、CPU10から出力されるアドレス信号ADの各ビットに対応した複数のカウンタ32を有する。
カウンタ<p>32−pは、メモリ20に対してデータの書き込みが行われる度に、アドレス信号ADのpビット目AD<p>について計数を行う。また、カウンタ<p>32−pは、カウント値CNT<p>を出力する。なお、pは添え字であり、図1(B)に示す例では、p=1〜Nの自然数である。本実施形態では、カウンタ<p>32−pは、メモリ20に対するデータ書き込みの発生時に、書き込みアドレスのpビット目AD<p>の値が“1”であればカウント値をアップカウント(1インクリメント)し、“0”であればダウンカウント(1デクリメント)するものとする。
各カウンタ32のビット数(計数可能なカウント値の最小値及び最大値)は任意であり、例えばカウント値がアンダーフローあるいはオーバフローした場合にはそのカウント値を2で除して計数動作を継続するようにしてもよい。また、各カウンタ32は、電源の供給が遮断された場合にカウント値CNTを保持するために不揮発性メモリ等を用いて構成されることが好ましい。なお、不揮発性のカウント値用メモリ31を別に設けて電源の供給が遮断される前に各カウンタ32のカウント値CNTをカウント値用メモリ31に退避させ、電源を投入した後にカウント値用メモリ31から各カウンタ32にカウント値CNTを復元するようにしてもよい。
ここで、前述した本実施形態におけるメモリ制御システムが有する各構成要素の実装形態は任意であり、カウンタ群30が、単独で1つのチップ上に搭載されていても良いし、CPU10又はメモリ20と同じチップ上に搭載されていても良い。また、CPU10、メモリ20、及びカウンタ群30が1つのチップ上に搭載されていても良い。
次に、本実施形態におけるメモリ制御システムでのメモリ領域の割り当て処理について説明する。図2A及び図2Bは、本実施形態におけるメモリ領域の割り当て処理の一例を示すフローチャートである。図2A及び図2Bに示すメモリ領域の割り当て処理は、CPU10が、カウンタ群30からのカウント値CNTを参照して処理を実行する。以下では、アプリケーションが使用するメモリ20のメモリ領域として、アドレス値0〜(2N−1)のメモリ領域からサイズMのメモリ領域を選んで割り当てる場合を例に説明する。
図2Aに示すように、CPU10は、アプリケーションが使用するメモリ領域としてサイズMのメモリ領域を選ぶ際、ステップS11にて、アドレス値0〜(2N−1)のメモリ領域からサイズMのメモリ領域を割り当てるメモリ領域の割り当て処理を実行する。
ここで、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域からサイズMのメモリ領域を割り当てるメモリ領域の割り当て処理について、図2Bを参照して説明する。i、k、及びMは、メモリ領域の割り当て処理の呼び出しにおいて指定される変数(引数)である。
まず、ステップS101にて、CPU10は、割り当てるメモリ領域のサイズMが(2k−1)より大きいか否かを判断する。すなわち、CPU10は、割り当てるメモリ領域のサイズMが、このメモリ領域の割り当て処理において検索するメモリ領域の半分より大きいか否かを判断する。
割り当てるメモリ領域のサイズMが(2k−1)より大きいと判断した場合(ステップS101のYES)、ステップS102にて、CPU10は、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域からサイズMの未使用領域を探す。その結果、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域においてサイズMの未使用領域があった場合(ステップS103のYES)、ステップS104にて、CPU10は、見つかった未使用領域をアプリケーションが使用するメモリ領域として割り当て、処理成功として戻る。一方、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域においてサイズMの未使用領域がなかった場合(ステップS103のNO)、CPU10は、処理失敗として戻る。
ステップS101での判断の結果、割り当てるメモリ領域のサイズMが(2k−1)より大きくないと判断した場合(ステップS101のNO)、ステップS105にて、CPU10は、カウンタ群30のk番目のカウンタ32−kのカウント値CNT<k>が正であるか否かを判断する。すなわち、CPU10は、割り当てるメモリ領域のサイズMが、このメモリ領域の割り当て処理において検索するメモリ領域の半分より大きくない場合、検索するメモリ領域をさらに半分の領域に制限するためにカウント値CNT<k>が正であるか否かの判断を行う。
ステップS105での判断の結果、k番目のカウンタ32−kのカウント値CNT<k>が正であると判断した場合(YES)、ステップS106へ進む。言い換えれば、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域を2分割したときのアドレス高位側(kビット目のアドレスの値“1”)である後半部に対する書き込み回数が、アドレス低位側(kビット目のアドレスの値“0”)である前半部に対する書き込み回数より多い場合、ステップS106へ進む。
ステップS106にて、CPU10は、アドレス値i〜(i+2k-1−1)のメモリ領域からサイズMのメモリ領域を割り当てるメモリ領域の割り当て処理を再帰呼出して実行する。すなわち、CPU10は、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域を2分割した場合に書き込み回数が少ない前半部のメモリ領域において、アプリケーションに割り当てるサイズMのメモリ領域を決定する処理を行う。ステップS106でのメモリ領域の割り当て処理の結果、処理成功である場合(ステップS107のYES)、すなわち割り当てるサイズMのメモリ領域が決定した場合、CPU10は、処理成功として戻る。
一方、ステップS106でのメモリ領域の割り当て処理の結果、処理成功でない(処理失敗である)場合(ステップS107のNO)、ステップS108にて、CPU10は、アドレス値(i+2k-1)〜(i+2k−1)のメモリ領域からサイズMのメモリ領域を割り当てるメモリ領域の割り当て処理を再帰呼出して実行する。すなわち、CPU10は、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域を2分割した場合の残りの後半部のメモリ領域において、アプリケーションに割り当てるサイズMのメモリ領域を決定する処理を行う。
ステップS108でのメモリ領域の割り当て処理の結果、処理成功である場合(ステップS109のYES)、すなわち割り当てるサイズMのメモリ領域が決定した場合、CPU10は、処理成功として戻る。一方、ステップS108でのメモリ領域の割り当て処理の結果、処理成功でない(処理失敗である)場合(ステップS109のNO)、ステップS102へ進む。そして、CPU10は、前述したステップS102以降の処理を行い、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域からサイズMの未使用領域を探す。
ステップS105での判断の結果、k番目のカウンタ32−kのカウント値CNT<k>が正ではないと判断した場合(YES)、ステップS110へ進む。言い換えれば、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域を2分割したときのアドレス低位側である前半部に対する書き込み回数が、アドレス高位側である後半部に対する書き込み回数より多い場合、ステップS110へ進む。
ステップS110にて、CPU10は、アドレス値(i+2k-1)〜(i+2k−1)のメモリ領域からサイズMのメモリ領域を割り当てるメモリ領域の割り当て処理を再帰呼出して実行する。すなわち、CPU10は、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域を2分割した場合に書き込み回数が少ない後半部のメモリ領域において、アプリケーションに割り当てるサイズMのメモリ領域を決定する処理を行う。ステップS110でのメモリ領域の割り当て処理の結果、処理成功である場合(ステップS111のYES)、すなわち割り当てるサイズMのメモリ領域が決定した場合、CPU10は、処理成功として戻る。
一方、ステップS110でのメモリ領域の割り当て処理の結果、処理成功でない(処理失敗である)場合(ステップS111のNO)、ステップS112にて、CPU10は、アドレス値i〜(i+2k-1−1)のメモリ領域からサイズMのメモリ領域を割り当てるメモリ領域の割り当て処理を再帰呼出して実行する。すなわち、CPU10は、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域を2分割した場合の残りの前半部のメモリ領域において、アプリケーションに割り当てるサイズMのメモリ領域を決定する処理を行う。
ステップS112でのメモリ領域の割り当て処理の結果、処理成功である場合(ステップS113のYES)、すなわち割り当てるサイズMのメモリ領域が決定した場合、CPU10は、処理成功として戻る。一方、ステップS112でのメモリ領域の割り当て処理の結果、処理成功でない(処理失敗である)場合(ステップS113のNO)、ステップS102へ進む。そして、CPU10は、前述したステップS102以降の処理を行い、アドレス値i〜(i+2k−1)のメモリ領域からサイズMの未使用領域を探す。
図3を参照して、本実施形態におけるメモリ制御システムでのメモリ領域の割り当て処理の例を説明する。図3において、メモリ領域M101〜M116は、それぞれ4KBの大きさを有するメモリ領域であるとする。メモリ領域M101〜M116の内、メモリ領域M101〜M103、M105〜M107、M111、M113、及びM116が使用している領域であり、メモリ領域M104、M108〜M110、M112、M114〜M115が未使用領域であるとする。
メモリ領域M101〜M104が、アドレスAD<15,14>=“00”の領域に対応し、メモリ領域M105〜M108が、アドレスAD<15,14>=“01”の領域に対応する。また、メモリ領域M109〜M112が、アドレスAD<15,14>=“10”の領域に対応し、メモリ領域M113〜M116が、アドレスAD<15,14>=“11”の領域に対応する。
以下では、カウンタ群30において15ビット目のアドレスAD<15>に対応するカウンタ値が負であり、14ビット目のアドレスAD<14>に対応するカウンタ値が正であるときに、サイズ9KBのメモリ領域を割り当てる場合を例に説明する。
まず、メモリ領域の割り当て処理を開始すると、アドレスAD<15>に対応するカウンタ値が負であるので、アドレスAD<15>の値に応じて2分割したときのアドレスAD<15>=“1”に対応する後半部のメモリ領域M109〜M116を検索する領域に設定する(P11)。また、メモリ領域M109〜M116が32KBであり、割り当てるメモリ9KBの2倍よりも大きいので、さらにメモリ領域M109〜M116を2分割して検索する領域を設定する。
このとき、アドレスAD<14>に対応するカウンタ値が正であるので、さらにアドレスAD<14>の値に応じて2分割したときのアドレスAD<15,14>=“10”に対応する前半部のメモリ領域M109〜M112を検索する領域に設定する(P12)。しかし、メモリ領域M109〜M112には9KB分の連続する未使用領域がないので、残りのアドレスAD<15,14>=“11”に対応する後半部のメモリ領域M113〜M116を検索する領域に設定する(P13)。
メモリ領域M113〜M116においても9KB分の連続する未使用領域がないので、続いて、アドレスAD<15>=“1”に対応する前半部と後半部とを跨いだメモリ領域M109〜M116の全体を検索する領域に設定する(P14)。ここでも、9KB分の連続する未使用領域がないので、次にアドレスAD<15>の値に応じて2分割したときのアドレスAD<15>=“0”に対応する前半部のメモリ領域M101〜M108を検索する領域に設定する(P15)。また、メモリ領域M101〜M108が32KBであり、割り当てるメモリ9KBの2倍よりも大きいので、さらにメモリ領域M101〜M108を2分割して検索する領域を設定する。
このとき、アドレスAD<14>に対応するカウンタ値が正であるので、さらにアドレスAD<14>の値に応じて2分割したときのアドレスAD<15,14>=“00”に対応する前半部のメモリ領域M101〜M104を検索する領域に設定する(P16)。しかし、メモリ領域M101〜M104には9KB分の連続する未使用領域がないので、残りのアドレスAD<15,14>=“01”に対応する後半部のメモリ領域M105〜M108を検索する領域に設定する(P17)。
メモリ領域M105〜M108においても9KB分の連続する未使用領域がないので、続いて、アドレスAD<15>=“0”に対応する前半部と後半部とを跨いだメモリ領域M101〜M108の全体を検索する領域に設定する(P18)。ここでも、9KB分の連続する未使用領域がないので、次にアドレスAD<15>=“0”に対応する前半部と後半部とを跨いだメモリ領域M101〜M116を検索する領域に設定する(P19)。ここで、メモリ領域M108〜M110により割り当てる9KBの未使用のメモリ領域101が見つかり、処理成功として終了する。
なお、処理P19の前に割り当てるメモリ領域が途中で決定した場合には、そこで処理成功として終了する。また、処理P19においても割り当てる未使用のメモリ領域が見つからないときは、処理失敗として終了する。
本実施形態によれば、カウンタ群30の各カウンタ32のカウント値に基づいて、メモリ20に対する書き込み回数の偏りを判別し、アプリケーションに割り当てるメモリ領域を選ぶ際に書き込み回数の少ない領域から優先して選ぶことができ、メモリにおける書き込み回数を平準化させることができる。また、本実施形態では、データのコピー等を行うことがないので、メモリ特性やアクセス性能を低下させることもない。
なお、前述した実施形態とは逆に、カウンタ群30の有する複数のカウンタ<p>32−pは、メモリ20に対するデータ書き込みの発生時に、書き込みアドレスのpビット目AD<p>の値が“0”であればカウント値をアップカウント(1インクリメント)し、“1”であればダウンカウント(1デクリメント)するようにしても良い。この場合には、図2Bに例示したメモリ領域の割り当て処理において、ステップS105での判断の結果、k番目のカウンタ32−kのカウント値CNT<k>が正ではないと判断した場合にはステップS106へ進み、正であると判断した場合にはステップS110へ進むようにすれば良い。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 CPU
20 メモリ
30 カウンタ群
31 カウント値用メモリ
32 カウンタ

Claims (4)

  1. メモリに供給されるアドレス信号のビット毎に対応し、前記メモリに対してデータの書き込みが行われる毎に、
    (A)対応するビットの値が“1”であればカウント値を増加させ、対応するビットの値が“0”であればカウント値を減少させる、または、
    (B)対応するビットの値が“0”であればカウント値を増加させ、対応するビットの値が“1”であればカウント値を減少させる、
    複数のカウンタと、
    前記メモリのメモリ領域の割り当てを行う際に、前記複数のカウンタのカウント値を参照して割り当てるメモリ領域を決定する制御部と、
    を有することを特徴とするメモリ制御システム。
  2. 前記制御部は、
    (A)前記カウンタの対応するビットの値が“1”に対応する第1の領域と、該カウンタの対応するビットの値が“0”に対応する第2の領域とに分割し、または、
    (B)前記カウンタの対応するビットの値が“0”に対応する第1の領域と、該カウンタの対応するビットの値が“1”に対応する第2の領域とに分割し、
    割り当てるメモリ領域を選択する処理を行う順序を該カウンタのカウント値に応じて決定する、ことを特徴とする請求項1記載のメモリ制御システム。
  3. 前記制御部は、前記カウンタのカウント値が正であれば該カウンタに対応するビットにおける前記第1の領域及び前記第2の領域の内の前記第2の領域に対して先にメモリ領域を選択する処理を行い、前記カウンタのカウント値が負であれば該カウンタに対応するビットにおける前記第1の領域及び前記第2の領域の内の前記第1の領域に対して先にメモリ領域を選択する処理を行う、ことを特徴とする請求項2記載のメモリ制御システム。
  4. プロセッサが、
    メモリに供給されるアドレス信号のビット毎に対応して設けた複数のカウンタのカウント値を、前記メモリに対してデータの書き込みが行われる毎に、
    (A)対応するビットの値が“1”であればカウント値を増加させ、対応するビットの値が“0”であればカウント値を減少させ、または、
    (B)対応するビットの値が“0”であればカウント値を増加させ、対応するビットの値が“1”であればカウント値を減少させ、
    前記メモリのメモリ領域の割り当てを行う際に、前記複数のカウンタのカウント値を参照して割り当てるメモリ領域を決定する、ことを特徴とするメモリ制御方法。
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