JP2017102533A - 電子機器用ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器を外部からの衝撃から保護する性能が高い、電子機器用ケースを提供する。【解決手段】電子機器を収容可能に形成された第1のケース10と、第1のケース10より硬度が低く、第1のケース10の外側を覆うように形成された第2のケース12と、第1のケース10と第2のケース12との間の少なくとも一部に配置され、第2のケース12より硬度が低い衝撃吸収層14とを備えた電子機器用ケース、であり、第1のケース10、第2のケース12及び衝撃吸収層14は、略同一の屈折率を有しているのが好適である。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器用ケースに関する。
近年、様々な形態を有する電子機器が種々の用途に使用されている。例えば多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)、タブレット型PCのような携帯型端末や、コンピュータ等に接続される外付けハードディスクドライブ等、多種多様な電子機器が存在する。これらの電子機器は、落下、他の物体との衝突等の際に、外部からの衝撃から保護する必要がある。
電子機器を保護する技術として、例えば下記特許文献1には、前面に表示画面を有する電子機器の後面及び側面を覆い、かつ当該側面の前記前面に近い縁部が露出するように配置される補強板と、当該補強板の前記電子機器が配置される面と反対側の表面に積層一体化された弾性層とからなり、前記弾性層が、前記補強板が覆っていない前記電子機器の側面の縁部の露出部分を覆うように配置されることを特徴とする電子機器カバー部材が開示されている。
また、下記特許文献2には、透明粘着性樹脂で構成された第1樹脂層の両主面側に、高硬度透明樹脂で構成された第2樹脂層と、透明プラスチックシート、偏光フィルムで構成された支持フィルムとが配置されているモバイル機器用ウインドーが開示されている。
特開2012−209353号公報 特開2013−130854号公報
本発明の目的の一つは、電子機器を外部からの衝撃から保護する性能が高い、電子機器用ケースを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、電子機器用ケースであって、電子機器を収容可能に形成された第1のケースと、前記第1のケースより硬度が低く、前記第1のケースの外側を覆うように形成された第2のケースと、前記第1のケースと前記第2のケースとの間の少なくとも一部に配置され、前記第2のケースより硬度が低い衝撃吸収層とを備える。
上記衝撃吸収層は、前記第1のケースの頂点と前記第2のケースとの間に少なくとも配置されているのが好適である。
また、上記衝撃吸収層は、前記第1のケースの辺の一部と第2のケースとの間に少なくとも配置されているのが好適である。
また、上記衝撃吸収層は、前記第1のケースの最も広い面と前記第2のケースとの間に平面視で所定の形状が連続するように配置されていてもよい。
また、上記第2のケースは、一の面が開放されており、前記開放された面を囲む辺の少なくとも一部に、収容される電子機器を固定する固定爪が形成されているのが好適である。
また、上記第1のケース及び第2のケースの少なくとも一方と衝撃吸収層とを貫通する切欠部が形成されており、該切欠部には、前記衝撃吸収層を覆う被覆部が形成されているのが好適である。
また、上記第1のケースのロックウエル硬度が75〜130であり、前記第2のケースのロックウエル硬度が40〜70であり、前記衝撃吸収層のロックウエル硬度が15〜30であるのが好適である。
また、上記衝撃吸収層は、粘着性を有するのが好適である。
また、上記第1のケース、第2のケースおよび衝撃吸収層は、屈折率が略同一であるのが好適である。
本発明によれば、電子機器を外部からの衝撃から保護する性能が高い、電子機器用ケースを提供できる。
実施形態にかかる電子機器用ケースをスマートフォン用ケースに適用した場合の斜視図及び断面図である。 実施形態にかかる衝撃吸収層の配置場所に関して、図1の実施形態の変形例を示す図である。 実施形態にかかる衝撃吸収層の配置場所に関して、図1の実施形態の他の変形例を示す図である。 第1のケース及び第2のケースに、内部に収容する電子機器に対する操作が可能な領域を形成した例を示す図である。 図4(b)に示された、内部に収容する電子機器の押しボタンスイッチに対応した領域における第2のケースの構成例を示す図である。 実施形態にかかる電子機器用ケースを外付けハードディスクドライブ用ケースに適用した場合の斜視図及び断面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1(a)、(b)には、実施形態にかかる電子機器用ケースをスマートフォン用ケースに適用した場合の斜視図及び断面図が示される。図1(a)が斜視図であり、図1(b)が断面図(図1(a)のb-b断面図)である。
なお、図1(a)、(b)の例は、辺Eで囲まれた複数の面(曲面を含む)により構成された立体形状のケースが示されているが、これはスマートフォン用ケースの例であるからであり、このような形状には限定されない。ケースの用途に応じて適宜形状を設計することができる。
図1(a)では、見えている側がスマートフォンの背面側である。
図1(b)において、第1のケース10は、電子機器を収容可能に形成され、スマートフォンの表示画面を除いて、スマートフォンの周囲の面及び辺の全部または一部と接触することによりスマートフォンとの相対的な位置を規制するように形成されている。また、第2のケース12は、上記第1のケース10より硬度が低い材料で構成されており、上記第1のケース10の外側を覆うように形成されている。また、上記第1のケース10と第2のケース12との間の少なくとも一部には、上記第2のケース12より硬度が低い材料で構成された衝撃吸収層14が配置されている。
ここで、上記第1のケース10、第2のケース12及び衝撃吸収層14の厚みは均等とすることができるが、これには限定されない。例えば、上記第1のケース10、第2のケース12及び衝撃吸収層14を重ね合わせたときの厚みを変更することなく、衝撃吸収層14の厚みを厚くし、第2のケース12を薄くすることで、外部より衝撃が加えられた場合に第2のケースが変形しやすくなり、衝撃吸収層14へ積極的に衝撃を伝えることで、衝撃をより吸収させやすくすることができ、電子機器用ケースの厚みを増加させることなく、内部に収容した電子機器を外部の衝撃から保護することができる。
上記第1のケース及び第2のケースは、重ね合わされたときに、同じ側すなわちスマートフォンの表示画面側の面が開放されている。これにより、使用者がスマートフォンの表示画面を見ることができる。また、第2のケース12には、上記開放された面を囲む辺の少なくとも一部に、収容される電子機器(スマートフォン等)を固定する固定爪16が形成されている。なお、固定爪16は、第1のケース10に形成されていてもよい。これにより、スマートフォンをより強く電子機器用ケースに固定することができる。この場合、スマートフォンを表示画面の側から落下させた場合にも衝撃を吸収させるために、第2のケース12が固定爪16を覆うように形成されていてもよい。
図1(b)の例では、衝撃吸収層14は、上記開放された面(スマートフォンの表示画面)を除いた面(スマートフォンの背面側)、側面及び辺において、第1のケース10と第2のケース12との間に配置されている。
また、図1(a)に示されるように、上記第1のケース10及び第2のケース12並びに必要な場合には衝撃吸収層14に、開放された面に対向する面、すなわちスマートフォンの背面側(スマートフォンの表示画面と反対側)の面の一部が開放され、窓18が形成されていてもよい。この窓18により、スマートフォンのカメラ機能による撮影等が可能となる。
なお、図1(a)、(b)は、スマートフォン用のケースであるので、スマートフォンの表示画面側の面が開放された構造となっているが、収容される電子機器の全ての面(例えば、直方体の電子機器であれば6面)を第1のケース10が覆い、接触することにより電子機器を固定する構成とすることもできる。
図2(a)、(b)には、衝撃吸収層14の配置場所に関して、図1の実施形態の変形例が示される。図2(a)が斜視図であり、図2(b)が断面図(図2(a)のb-b断面図)である。なお、説明の簡略化のために、図2(a)では、第1のケース10と衝撃吸収層14のみを示している。
図2(a)、(b)において、衝撃吸収層14は、第1のケース10と第2のケース12との間であって、第1のケース10の各辺Eと第2のケース12の各辺Eとの間およびその近傍領域に配置されている。すなわち、図2(a)に示されるように、衝撃吸収層14は、スマートフォン用ケースの辺Eに沿って、第1のケース10と第2のケース12の広い面(スマートフォンの背面側の面)を囲むように形成されている。なお、衝撃吸収層14は、第1のケース10の各辺Eと第2のケース12の各辺Eとの間の少なくとも一部およびその近傍領域に配置されていればよい。
ここで、近傍領域とは、図2(a)、(b)に示されるように、辺Eと接する領域であり、互いに平行に伸びる辺Eに接する衝撃吸収層14同士が連続しない範囲の領域をいう。
なお、図2(a)の例では、衝撃吸収層14が辺Eに沿って第1のケース10と第2のケース12の広い面を囲むように形成されているが、第1のケースと第2のケースの角部(図1(a)にRで示す)およびその近傍領域に配置されていてもよい。ここで角部Rは、第1のケース10の頂点の近傍領域である。
また、図2(b)の例では、衝撃吸収層14が第2のケース12に包み込まれている(第2のケース12の一部に凹部が形成され、ここに衝撃吸収層14が嵌り込む)状態となっているが、これには限定されない。衝撃吸収層14が第1のケース10に包み込まれている(第1のケース10の一部に凹部が形成され、ここに衝撃吸収層14が嵌り込む)状態であってもよい。
図3(a)、(b)には、衝撃吸収層14の配置場所に関して、図1の実施形態の他の変形例の平面図が示される。図3(a)、(b)の例では、第1のケース10の最も広い面と第2のケース12との間に衝撃吸収層14が配置されている。図3(a)では、衝撃吸収層14が平面視略ハニカム状に配置され、図3(b)では、衝撃吸収層14が略井桁状に配置されている。なお、この衝撃吸収層14は、図3(a)、(b)の例には限定されず、第1のケース10の最も広い面と第2のケース12との間に平面視所定の形状が連続するように配置されていてもよい。
このような構成により、電子機器用ケースの最も広い面に対して相対的に小さい物体が外部より衝突した場合などにも、衝撃吸収層14へ衝撃を伝えることが可能になる。また、側面から落下した場合にも、連続した所定の形状同士で外部からの衝撃を分散することができ、衝撃吸収層14の耐衝撃機能を十分に発揮させることができる。
図4(a)、(b)には、第1のケース10及び第2のケース12の少なくとも一面に、内部に収容する電子機器に対する操作が可能な領域を形成した例が示される。図4(a)が斜視図であり、図4(b)が断面図(図4(a)のb-b断面図)である。図4(b)に示されるように、第1のケース10及び第2のケース12は、図4(a)の下側の面が開放されている。なお、この場合の操作には、上記図1(a)で説明したスマートフォンのカメラ機能による撮影等も含まれる。
図4(a)に示されるように、本実施形態にかかる電子機器用ケースには、第1のケース10及び第2のケース12並びに必要な場合には衝撃吸収層14の一部が切欠かれており、スマートフォンの電源スイッチ(ボタン)S等を露出させるための窓20が形成されている。この窓20は、電源スイッチSを押下する等の操作が可能な領域として機能する。
また、図4(b)に示されるように、本実施形態にかかる電子機器用ケースには、第1のケース10及び第2のケース12並びに必要な場合には衝撃吸収層14の一部が切欠かれており、電源等のコネクタCを挿すための窓22が形成されている。この窓22は、コネクタCを挿すという操作が可能な領域として機能する。
上記窓20、22においては、第1のケース10の一部が窓20、22の断面方向に延長され、該窓20、22の断面(特に、断面を形成する衝撃吸収層14)を覆う被覆部24が形成されていてもよい。この被覆部24により、窓20、22の断面の破損を防止することができる。また、電子機器にコネクタCを挿した状態で外部から衝撃が加わった場合には、コネクタCの周りに衝撃吸収層14が存在するので、コネクタC及びコネクタCと電子機器との接続部分の周囲に衝撃が集中することを抑制することができる。
また、図4(b)には、スマートフォン等の電子機器の押しボタンスイッチBに対応した領域に、第1のケース10及び衝撃吸収層14が存在しない例が示される。本例では、当該領域に第2のケース12が存在している。なお、当該領域に第1のケース10または衝撃吸収層14のいずれか一方を第2のケース12とともに存在させる構成としてもよい。
図5(a)、(b)には、図4(b)に示された、押しボタンスイッチBに対応した領域における第2のケース12の構成例が示される。
図5(a)において、本実施形態にかかる電子機器用ケースの内部に収容する電子機器(スマートフォン等)のボタンスイッチBに対応した領域には、第2のケース12に、ケース外面に向けて(ボタンスイッチBが存在する側とは反対方向に)ボタンスイッチBと略同一の形状の外側凸部12aが形成されている。これにより、使用者はボタンスイッチBの位置を容易に把握でき、容易に操作することができる。
また、図5(b)において、上記ボタンスイッチBに対応した領域には、第2のケースに、ケース内面に向けて(ボタンスイッチBが存在する側の方向に)ボタンスイッチBと略同一またはボタンスイッチBより小さい形状の内側凸部12bが形成されている。これにより、比較的柔らかい素材である第2のケースの外側から使用者がボタンスイッチBを押下した場合に、内側凸部12bが「潰れしろ」を確保する機能を奏することができる。
上述したように、第2のケース12は、上記第1のケース10より硬度が低い材料で構成されており、衝撃吸収層14は、第2のケース12より硬度が低い材料で構成されている。具体的には、上記第1のケース10は、ロックウエル硬度が75〜130であるのが好適であり、第2のケースは、ロックウエル硬度が40〜70であるのが好適であり、衝撃吸収層14のロックウエル硬度が15〜30であるのが好適である。本実施形態にかかる電子機器用ケースは、上記硬度を有する第1のケース10と第2のケース12との間に衝撃吸収層14を配置した構造となっており、電子機器用ケースに外部から加わる衝撃に対して高い保護性能(耐衝撃性)を発揮することができる。
なお、上記構成とは逆に、第1のケース10の硬度が第2のケース12の硬度より低い材料で構成されていてもよい。これにより、電子機器と接する第1のケース10が変形しやすくなり、電子機器へのケースの着脱を容易にすることができる。
また、上記衝撃吸収層14は、粘着性を有することが好適である。これにより、第1のケース10及び第2のケース12との接着性を向上することができる。
また、第1のケース10、第2のケース12および衝撃吸収層14は、屈折率が略同一であるのが好適である。一般に、透過性を有した硬度の異なる材料は、その特性の違いから屈折率が異なっている。この場合、屈折率の異なる材料を重ねると材料同士の境界面で外部から入射した光の反射光が発生することになり、該反射光により複数の材料を重ねていることが使用者から視認することができてしまうが、硬度の異なる材料の屈折率を略同一とすることで、反射光の発生を抑制することができ、複数の材料を重ねていることが使用者から視認できないようにすることができる。これにより、透明性の高い電子機器用ケースを実現することができる。このように、ロックウエル硬度が異なっても、屈折率が略同一である材料としては、例えば株式会社クラレ製のクラリティ(登録商標)(屈折率1.48)等を使用することができる。
以上に述べた実施形態は、主としてスマートフォン用のケースを例として説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、スマートフォン以外のタブレット型電子機器、外付けハードディスクドライブ等、外部からの衝撃から保護する必要がある電子機器を収容するケースであれば、いずれにも適用可能である。
図6(a)、(b)は、図1の実施形態のさらに他の変形例を示す図であり、本実施形態にかかる電子機器用ケースを外付けハードディスクドライブの筐体(ケース)に適用した例が示される。図6(a)が斜視図であり、図6(b)が断面図(図6(a)のb-b断面図)である。これまでの実施形態と異なり、第1のケース10及び第2のケース12は、図6(a)の下側の面が開放されておらず、内部に記憶媒体であるHDD25及びHDD25を実装する電子基板26を収容している。また、電子基板26には記憶媒体であるHDD25へアクセスするためのインタフェースコネクタや外部より電源の供給を受けための電源コネクタ(図示せず)、及び各コネクタを覆うコネクタハウジングHが実装されている。
また、図6(b)に示されるように、本実施形態にかかる電子機器用ケースには、第1のケース10及び第2のケース12並びに必要な場合には衝撃吸収層14の一部が切欠かれており、電源等の各コネクタCを挿すための窓27が形成されている。この窓27は、コネクタCを挿すという操作が可能な領域として機能する。さらに、本変形例では、コネクタハウジングHは、外部からのコネクタを挿すことを容易にし、電子機器用ケースとコネクタの相対位置を規制するために、窓27を通じてケース外面に向けてケース内面から突出している。上記窓27においては、第2のケース12の一部が窓27の断面方向に延長され、該窓27の断面を覆う被覆部28が形成されており、被覆部28は、コネクタハウジングHの表面と接していてもよい。
一般に、通常の外付けハードディスクドライブでは、外部からの衝撃に備え、筐体内部に収容した電子基板や記憶媒体に衝撃緩衝部材を配置することがある。ここで、電子機器に外部から衝撃が加わった場合には内部のHDDや電子基板は衝撃により振動するが、上記衝撃緩衝部材により振動が減衰されることで外部からの衝撃から保護されている。しかし、通常の外付けハードディスクドライブでは、コネクタハウジングは電子基板及び筐体の双方に固定されているため、電子基板の振動によりコネクタハウジング周辺に応力が集中し、コネクタハウジング本体や、電子基板への実装部分が破損することがある。
しかし、本実施形態にかかる電子機器用ケースでは、外部から衝撃が加わり、内部のHDD25や電子基板26が振動した場合には、第1のケース10より硬度の低い被覆部28の第2のケース12によってコネクタハウジングHも同様に振動することで、コネクタハウジングH周辺に応力が集中することを抑制し、コネクタハウジングH本体や、電子基板26への実装部分が破損することを防止できる。
なお、本実施形態における電子機器用ケースでは、外付けハードディスクドライブの筐体として説明しているが、既存の外付けハードディスクドライブの筐体をさらに収容するケースに適用してもよい。
10 第1のケース、12 第2のケース、12a 外側凸部、12b 内側凸部、14 衝撃吸収層、16 固定爪、18、20、22、27 窓、24、28 被覆部、25 HDD、26 電子基板。

Claims (9)

  1. 電子機器を収容可能に形成された第1のケースと、前記第1のケースより硬度が低く、前記第1のケースの外側を覆うように形成された第2のケースと、前記第1のケースと前記第2のケースとの間の少なくとも一部に配置され、前記第2のケースより硬度が低い衝撃吸収層とを備える、電子機器用ケース。
  2. 前記衝撃吸収層は、前記第1のケースの頂点と前記第2のケースとの間に少なくとも配置されている、請求項1に記載の電子機器用ケース。
  3. 前記衝撃吸収層は、前記第1のケースの辺の一部と前記第2のケースとの間に少なくとも配置されている、請求項1又は2に記載の電子機器用ケース。
  4. 前記衝撃吸収層は、前記第1のケースの最も広い面と前記第2のケースとの間に平面視で所定の形状が連続するように配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器用ケース。
  5. 前記第2のケースは、一の面が開放されており、前記開放された面を囲む辺の少なくとも一部に、収容される電子機器を固定する固定爪が形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器用ケース。
  6. 前記第1のケース及び前記第2のケースの少なくとも一方と、前記衝撃吸収層とを貫通する切欠部が形成されており、該切欠部には、前記衝撃吸収層を覆う被覆部が形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器用ケース。
  7. 前記第1のケースのロックウエル硬度が75〜130であり、前記第2のケースのロックウエル硬度が40〜70であり、前記衝撃吸収層のロックウエル硬度が15〜30である、請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器用ケース。
  8. 前記衝撃吸収層が粘着性を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器用ケース。
  9. 前記第1のケース、前記第2のケースおよび前記衝撃吸収層は、屈折率が略同一である、請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器用ケース。
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