JP2017102271A - ブルーライトカット用眼鏡 - Google Patents

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川本 修一
Shuichi Kawamoto
修一 川本
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【課題】 眼鏡正面からはもちろん、周辺からのブルーライトもカットすることのできる眼鏡を提供する。【解決手段】 レンズ3、フレーム2及びこのフレーム2から着用者側に突出する内方突出部26,27が、ブルーライトカット剤を含有する合成樹脂で形成されていることを特徴とする眼鏡である。ブルーライトカット剤としてはブルーライト吸収剤及びブルーライト反射剤のいずれか又は両方を使用することができる。ブルーライト吸収剤及びブルーライト反射剤としては特に限定されず、市販の製品が使用可能である。【選択図】 図1

Description

本発明は眼鏡、特にブルーライトカット用として好適な眼鏡に関する。
ブルーライトは、波長が380〜500nm(ナノメートル)の青色光のことをいう。ヒトの目で見ることのできる光(可視光線)の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達する。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれている。
これらのデバイスから発せられるブルーライトは、眼や身体に大きな負担をかけるといわれており、厚生労働省のガイドラインでも「1時間のVDT(デジタルディスプレイ機器)作業を行った際には、15分程度の休憩を取る」ことが推奨されている。
省エネ化でLEDが普及したことにより日常生活におけるブルーライトの暴露量が増えている。ブルーライトの放出量は各デバイスによっても異なり、パソコンのみならず、スマートフォンから発せられるブルーライトにも注意が必要である。
その対策の一つとして、近年はブルーライトカット用の組成物が開発されており(例えば、特許文献1〜3)、眼鏡レンズにも取り入れられている(例えば、特許文献4)。
特開2014-231592 特開2014-199285 特開2015-087549 特開2013-083839
従来の眼鏡は装着時、眼鏡レンズと顔面との間にかなりのスペースが形成されるため、正面からのブルーライトはカットできても、眼鏡周辺からのブルーライトはカットし得ないという問題があった。
本発明は、上記のような従来の問題と実状に鑑みてなされたものであり、眼鏡周辺からのブルーライトもカットすることのできる眼鏡を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく種々研究を重ねた結果、フレームから着用者側に突出する内方突出部を形成し、レンズのみならず、フレーム及び当該内方突出部を、ブルーライトカット剤を含有する合成樹脂で形成すれば、装着時眼鏡前方からのみならずその周辺からのブルーライトをカットできることを発見し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、レンズ、フレーム及びフレームから着用者側に突出する内方突出部が、ブルーライトカット剤を含有する合成樹脂で形成されていることを特徴とする眼鏡である。ここで「ブルーライトカット剤」とは、可視光領域(380〜780nm)の中から青色領域(380〜500nm)をカットする能力を有する物質を意味する。ブルーライトカット剤としてはブルーライト吸収剤及びブルーライト反射剤のいずれか又は両方を使用することができる。
本発明の眼鏡において、レンズのみならず、フレーム及びフレームから着用者側に突出する内方突出部にもブルーライトカット剤を含有しているので、装着時眼鏡前方からのみならずその周辺からのブルーライトも大幅にカットできる。
本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
本発明実施例の眼鏡の斜視図である。 同平面図である。 同底面図である。 同側面図である。
図1〜図4において、本発明の眼鏡1は、フレーム2とレンズ3から構成されている。フレーム2はブリッジ21、リム22、智23、テンプル24及びモダン25からなり、そのリム22及び智23には内方突出部26が形成されている。内方突出部26はリム22及び智23のみに形成しても良いが、更にそのテンプル24の一部、特に智23側寄りの一部にも突出部27を形成するのがブルーライト侵入防止効果上より有利である。
これらフレーム2、レンズ3、内方突出部26,27は合成樹脂で形成されている。フレーム2、内方突出部26,27及びレンズ3のすべてを合成樹脂で一体形成することもできるが、レンズ3は合成樹脂のものも別成形してはめ込むことが美観上好ましい。ここで合成樹脂としては特に限定されないが、例えば、ポリカーボネート系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、などが使用可能である。
これらフレーム2、内方突出部26,27及びレンズ3のすべてについて、ブルーライトカット剤を含有する合成樹脂で形成する。ブルーライトカット剤としてはブルーライト吸収剤及びブルーライト反射剤のいずれか又は両方を使用することができる。
ブルーライト吸収剤としては特に限定されず、市販の製品が使用可能である。例えば、特開2014-231592ではナフタルイミド骨格を有する化合物及び/又はペリレン骨格を有する化合物を含有する組成物が紹介されている。ナフタルイミド骨格を有する化合物の市販品としては、例えば、ルモゲン F Violet 570(BASF社製)が挙げられている。ペリレン骨格を有する化合物の市販品としては、例えば、ルモゲン F Yellow 083(BASF社製)が挙げられている。
ブルーライト吸収剤の含有量は、ブルーライトカット機能により優れ、透明性、溶解性に優れ、密着性を損なわないという観点から、当該不揮発成分の量の1.0〜2.0質量%であるのが好ましい、とされている。このブルーライト吸収剤を使用したことによるブルーライトの平均カット率が同公報の表1に記載されている。
ブルーライト反射剤についても特に限定されず、市販の製品が使用可能である。例えば、特開2014-199285では、光反射性微粒子に含まれているカルシウム、カリウム及びマグネシウムの金属元素の合計量を40〜800μg/gとすることが紹介されている。ここで光反射性微粒子は、入射した光を反射させて光反射板に光反射性を付与することができるものであれば、特に限定されず、例えば、金、銀、アルミニウム、ニッケルなどの金属微粒子、酸化チタン(TiO2)、酸化珪素(SiO2)、酸化アルミニウム(Al23)などの金属酸化物微粒子、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系単量体とスチレン系単量体との共重合体などから構成された合成樹脂微粒子などが挙げられている。中でも金属酸化物微粒子が好ましく、酸化チタンがより好ましい、とされている。
内方突出部26,27の突出長は、眼鏡装着時内方突出部の突出端部が顔面には接触しない寸法とするのが、接触による不快感等を防止する上で望ましく、具体的には3〜15mm、特に5〜10mm範囲で装着者の顔面及び側頭部形状に対応せしめて適宜選択するのが好ましい。なお、内方突出部26,27の厚さは特に限定されないが、通常1.5〜3mm程度で十分である。
内方突出部26,27は、別部材として成形した後、リム22、智23及びテンプル24に取り付けて一体化してもよいが、内方突出部26はリム22及び智23と共に一体成形、また内方突出部27はテンプル24と一体成形するのが、生産効率性に優れるので望ましい。
本発明の眼鏡には、目的を損なわない範囲でさらに別の添加剤を含有させることができる。例えば、紫外線カット剤、老化防止剤、帯電防止剤、難燃剤、接着性付与剤、分散剤、酸化防止剤、消泡剤、レベリング剤、艶消し剤、光安定剤、染料、顔料などである。
1:眼鏡
2:フレーム
21:ブリッジ
22:リム
23:智
24:テンプル
25:モダン
26:内方突出部
27:内方突出部
3:レンズ

Claims (3)

  1. レンズ(3)、フレーム(2)及びこのフレーム(2)から着用者側に突出する内方突出部(26,27)が、ブルーライトカット剤を含有する合成樹脂で形成されていることを特徴とする眼鏡。
  2. ブルーライトカット剤がブルーライト吸収剤である請求項1記載の眼鏡。
  3. ブルーライトカット剤がブルーライト反射剤である請求項1記載の眼鏡。

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