JP2017101974A - データロガーおよび該データロガーに適用されるプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリーによって駆動されるデータロガーを提供する。
【解決手段】所定の物理量を計測するセンサー12と、所定の物理量に基づき、ログを作成するログ作成手段21と、ログの作成を、別のデータロガーへ引き継ぐべき状態を検出する検出手段24と、データロガー10と同期された別のデータロガーと通信する通信手段14と、引き継ぐべき状態が検出された場合、通信手段14によって、別のデータロガーとの間で通信を行うことによって、別のデータロガーにログの作成を引き継がせるための処理を行う制御手段20と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】所定の物理量を計測するセンサー12と、所定の物理量に基づき、ログを作成するログ作成手段21と、ログの作成を、別のデータロガーへ引き継ぐべき状態を検出する検出手段24と、データロガー10と同期された別のデータロガーと通信する通信手段14と、引き継ぐべき状態が検出された場合、通信手段14によって、別のデータロガーとの間で通信を行うことによって、別のデータロガーにログの作成を引き継がせるための処理を行う制御手段20と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、バッテリーによって駆動されるデータロガーおよび該データロガーに適用されるプログラムに関する。
通常、様々な環境においてデータを取得するために、取得したデータをログとして記録可能なデータロガーが広く用いられている。この種のデータロガーは、充電できないような状況で使用されるために、バッテリーによって駆動される。
この種のデータロガーに関して、連続して稼働する時間や日数等、すなわち連続稼働時間は、データロガーの性能を示す重要な指標の1つである。そのため、そのバッテリーの容量を大きくすることによって、その連続稼働時間を長くする手法が用いられている。
しかしながら、近年、データロガーの小型化が求められており、単純にバッテリーの容量を大きくした場合、小型化することが困難である。また、単純にバッテリーの容量を大きくすることは、データロガー本体の大型化を伴うために、データロガーとしての商品価値を低下させることになる。
また、どんなにバッテリーの容量を大きくしても、いずれバッテリーの容量が無くなり、単一のデータロガーでは、ログの作成を継続できなくなる時が来る。
また、データロガーによって作成されたログを記録するためのストレージの容量に関しても、大容量のストレージが求められている。しかしながら、大容量のストレージを用いた場合、コストが高くなる。そして、この場合も、データロガーとしての商品価値を低下させることになる。
実施形態によれば、バッテリーによって駆動されるデータロガーであって、所定の物理量を計測するセンサーと、所定の物理量に基づき、ログを作成するログ作成手段と、ログの作成を、別のデータロガーへ引き継ぐべき状態を検出する検出手段と、データロガーと同期された別のデータロガーと通信する通信手段と、引き継ぐべき状態が検出された場合、通信手段によって、別のデータロガーとの間で通信を行うことによって、別のデータロガーにログの作成を引き継がせるための処理を行う制御手段と、を備える。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照してこの発明に係る第1の実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、第1の実施形態の概要について説明する。図1は、第1の実施形態におけるロガー制御システム1を示す図である。
以下、図面を参照してこの発明に係る第1の実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、第1の実施形態の概要について説明する。図1は、第1の実施形態におけるロガー制御システム1を示す図である。
第1の実施形態において、センシングロガー10aは、例えば、貨物用のデータロガーとして貨物とともに貨物として荷物等が入っている箱内等に設置され、そこでのセンシング情報を取得し、取得したセンシング情報をログとして取得するデータロガーである。センシング情報は、例えば、気圧、温度、湿度等の気候に関する気候情報、振動、加速度等の環境情報、および、衝撃、光量等の後述するイベントに関するイベント情報を含む情報である。ログは、例えば、センシング情報が記録されたデータのことを称する。したがって、センシングロガー10aは、例えば、防水性や耐圧性等を有しており、水中や気圧が高い場所等の通常の環境と異なる環境でも使用できるような構成を有する。
このようなセンシングロガー10aは、センシングロガー10aに内蔵された図示しないバッテリーによって駆動される。そして、センシングロガー10aは、ログを作成している間に、バッテリー残量7が低下した場合、別のセンシングロガー10bと無線通信8を行うことによって、別のセンシングロガー10bに対してログの作成を引継ぐための処理を行う。したがって、センシングロガー10bも、センシングロガー10aと同様に、同じ環境下に設置される。センシングロガー10bも、センシングロガー10aと同様の構成をしており、例えば、防水性や耐圧性等を有しており、水中や気圧が高い場所等の通常の環境と異なる環境でも使用できるような構成を有する。以下、本明細書では、センシングロガー10aとセンシングロガー10bとを総称して説明する場合には、単に、センシングロガー10と称するものとする。
例えば、センシングロガー10を充電ができないような環境、例えば船舶等における貨物内の環境において、1つのセンシングロガー10aだけで長時間継続してログの作成を行おうとしても、途中でバッテリー残量7が無くなることが懸念されるので、バッテリー残量7が無くなる前の適切なタイミングにおいて、別のセンシングロガー10bにログの作成を引継ぐ必要がある。
また、例えば、センシングロガー10aおよびセンシングロガー10bが貨物とともに設置されている場合を想定する。このような場合において、例えば、センシングロガー10aによるログの作成を開始してから、一定期間後に、タイマー等を用いて、センシングロガー10bのログの作成を開始することによってログの作成を引継ぐように計画しても、予想よりもセンシングロガー10aのバッテリー消耗が激しい場合には、センシングロガー10bによるログの作成を開始するよりも前に、センシングロガー10aによるログの動作が停止し、ログの作成ができなくなってしまう。そのようなことを避けるため、ログの作成を途切れることなく、センシングロガー10aからセンシングロガー10bへとログの作成を引継ぐための別の対策が必要となる。
そこで、第1の実施形態では、センシングロガー10aのバッテリー残量7の低下をトリガーとして、センシングロガー10aから、センシングロガー10bへと、ログの作成を引き継ぐ。
具体的には、図示するように、センシングロガー10aのバッテリー残量7が、バッテリー残量7aよりも少ないバッテリー残量7b(例えば、残り40%)に減少し、その後、バッテリー残量7bよりも少ないバッテリー残量7c(例えば、残り20%)に減少した場合を想定する。この場合、例えば、バッテリー残量7が、バッテリー残量7bからバッテリー残量7cに減少したことをトリガーとして、センシングロガー10bに対して無線通信8を行う。そして、センシングロガー10bは、センシングロガー10aとの無線通信8を確立したことをトリガーとして、ログの作成を開始する。すなわち、センシングロガー10aによって行われていたログの作成の引き継ぎを開始する。
また、センシングロガー10は、センシングロガー10a、センシングロガー10bともに、図10を参照して詳細に説明するような、センシング情報等の様々な情報を表示するための表示画面6を備えている。
次に、図2を参照して、第1の実施形態におけるセンシングロガー10の構成例について説明する。なお、センシングロガー10a,10bは、前述したように同様の構成であるが、本実施形態の最後に説明するように異なる構成であってもよい。
センシングロガー10は、バッテリー部11、センサー12、ログデータ格納部13、通信部(RF)14、リアルタイムクロック(RTC)15、外部インターフェース部16、表示部17、および制御部20を備えてなる。
センシングロガー10は、後述するセンサー12によって計測される所定の物理量に基づきログを作成し、作成したログを記録する。なお、所定の物理量は、例えば、気圧、温度、湿度、振動、加速度、衝撃度、および光量である。
バッテリー部11は、センシングロガー10を駆動するためのバッテリー(図示せず)を有する。バッテリーは、制御部20と接続されており、外部の電力源と接続されている外部インターフェース部16を介して、充電可能である。しかしながら、第1の実施形態では、ログの作成中は、充電を行わない場合を想定している。
また、バッテリー部11は、バッテリーの状態を示す情報、例えばバッテリー残量7に関する情報を制御部20に送る。
センサー12は、センシングロガー10によって作成されるログに関する所定の物理量を計測する。センサー12は、例えば、気圧センサー、温度センサー、湿度センサー、振動センサー、加速度センサー、センシングロガー10に対する衝撃を検出するための衝撃センサー、および、光量を検出するための光量センサーを含む。そして、センサー12によって計測された所定の物理量は、電気信号として、制御部20に出力される。
ログデータ格納部13は、制御部20と接続されており、後述する制御部20に設けられたログ作成部21によって作成されたログに関するデータ(以下、「ログデータ」と称す。)を格納する。ログデータ格納部13は、例えば不揮発性の記録素子としてログデータを記録するストレージでもある。
また、ログデータ格納部13は、例えば、ログデータの空き容量を示す情報を制御部20に送る。
通信部(RF)14は、別のセンシングロガー10(例えば、センシングロガー10が、センシングロガー10aである場合、センシングロガー10b)との無線通信を行う。無線通信は、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wifi(登録商標)、または、Transfer Jet(登録商標)である。通信部14は、例えば、制御部20からの指示に応じて起動し、無線通信を開始する。なお、以下、無線通信可能な状態を「RFモード」と称す。RFモードは、センシングロガー10の電源ONの状態(以下、「電源ONモード」と称す。)とは異なり、例えば、無線通信を行うために必要な機能だけ有効である状態である。
また、通信部14は、例えば、Bluetooth(登録商標) low energyを用いても通信する。Bluetooth(登録商標) low energyは、例えばバージョン4以上のBluetooth(登録商標)である。そのため、例えば、ログの作成を引き継ぐセンシングロガー10bは、常に電源ONモードでなくてもよく、消費電力を抑えたRFモードで駆動された状態でも、センシングロガー10aからログの作成を引き継ぐことができる。
RTC15は、一般的なコンピュータに設けられている現在時刻を刻み続ける機能を有する。例えば、センシングロガー10が電源OFFの状態(以下、「電源OFFモード」と称す。)でも、現在時刻を刻み続ける。
また、RTC15は、通信部14によってセンシングロガー10aがセンシングロガー10bと無線通信を行うために必要な同期処理を行うために使用される。具体的には、後述する制御部20は、センシングロガー10aのRTC15の時刻をセンシングロガー10bのRTC15の時刻に同期させる。
外部インターフェース部16は、外部機器と接続するためのインターフェースである。例えば、センシングロガー10を充電するためにUSB機器等の外部機器を接続するためのインターフェースである。また、USBハブ等のUSB機器を用いて上述したような同期処理を行うこともできる。
表示部17は、表示画面6上に様々な情報を表示させるための機能を有する。なお、表示部17は制御部20に設けられていてもよい。
制御部20は、ログ作成部21、バッテリーレジスタ22、引継状態検出部24、およびモード切替部25を備える。
また、制御部20は、バッテリー部11、センサー12、ログデータ格納部13、通信部14、RTC15、外部インターフェース部16、および表示部17と接続されている。
制御部20は、センシングロガー10bへログの作成を引き継ぐべき状態(以下、「引継状態」と称する。)が検出された場合、通信部14によって、センシングロガー10bとの間で通信を行うことによって、センシングロガー10bにログの作成を引き継がせるための処理を行う。制御部20は、例えば、マイコンとして実現される。
ログ作成部21は、センサー12によって計測された所定の物理量に基づき、ログを作成する。具体的には、所定の物理量をデータとして、そのデータに対して所定の処理を行いながら、ログ作成部21に備えられたレジスタ(図示せず)等に蓄積する。そして、この蓄積されたデータに基づき、ログを作成する。作成されたログは、ログデータ格納部13に格納するために、ログデータ格納部13に送られる。より詳細には、所定の物理量と時間とを関連付けたログデータを作成し、作成したログデータをログデータ格納部13に格納する。
バッテリーレジスタ22は、バッテリー部11から取得されたバッテリー残量7に関する情報に基づき、バッテリー残量7を記憶する。バッテリー残量7を示す情報は、例えば、バッテリーの電圧値またはその電圧値の変化量である。また、バッテリー残量7を示す情報は、バッテリー残量7の時系列的な変化を示す情報を含んでもよい。また、例えば、取得されたバッテリー残量7に関する情報または検出されたバッテリー残量7を示す情報を保持する。
なお、バッテリーレジスタ22は、リアルタイムにバッテリー残量7を検出していなくてもよい。また、バッテリーレジスタ22は、一定の記憶容量を有しており、例えば、電圧値が低下したことを示すフラグを立て、例えば「0」から「1」に変更して記録する。
引継状態検出部24は、上述したような引継状態を検出する。例えば、バッテリー残量7が低下していることを、引継状態として検出する。より詳細には、バッテリーレジスタ22によって検出されたバッテリー残量7に応じて、引継状態を検出する。例えば、バッテリー残量7が所定の閾値よりも低い場合、引継状態を検出する。
ここで、所定の閾値は、予め設定されているバッテリーの電圧値、例えば3.6Vである。例えば、引継状態検出部24は、バッテリーの全容量が例えば4.1Vの場合、検出されたバッテリー残量7が3.6Vよりも低い場合、引継状態にあるとみなす。
また、所定の閾値は、例えば、バッテリーの全容量に対して予め設定されている割合等によって決定される値でもよい。この場合、例えば、引継状態検出部24は、約50日間使用し続けることが可能なバッテリーの全容量に対して所定の閾値が50%の割合で設定されている場合、約25日間使用可能なバッテリーを、引継状態にあるとみなす。
また、所定の閾値は、例えば、バッテリー残量7の減少率に応じて設定される値でもよい。ここで、バッテリー残量7の減少率は、例えば、一定期間内に減少するバッテリーの容量のバッテリーの全容量に対する割合を意味する。この場合、例えば、引継状態検出部24は、バッテリー残量7の減少率が予め設定されている減少率よりも高い場合、または、予め設定されている減少率よりも高い減少率が所定期間継続した場合、引継状態にあるとみなす。
また、引継状態検出部24は、センサー12によって異常なイベントが検出されると、引継状態として認識する。例えば、想定されている衝撃以上の衝撃が、センサー12のうちの衝撃センサーによって検出されたり、または、想定されていない光量が、センサー12のうちの光量センサーによって検出された場合、これらを異常なイベントであるとみなすことによって、引継状態にあるとみなす。
なお、引継状態検出部24は、衝撃センサーまたは光量センサー以外のセンサーを用いて、上述したような異常なイベントを検出した場合でも、引継状態にあるとみなしてもよい。
そして、制御部20は、引継状態検出部24によって引継状態が検出された場合、ログの作成を行っている間、通信部14による無線通信を一定間隔で試みるための処理を行う。
また、制御部20は、通信部14がセンシングロガー10bと無線通信できなかった場合、通信部14による無線通信を試みることを停止するための処理を行ってもよい。
モード切替部25は、電源OFFモード、RFモード、および電源ONモードを、それぞれ、互いに切替えるための処理を行う。
なお、請求項において、所定の物理量を計測するセンサーは、例えば、センサー12に対応する。前記所定の物理量に基づき、ログを作成するログ作成手段は、例えば、ログ作成部21に対応する。前記ログの作成を、別のデータロガーへ引き継ぐべき状態を検出する検出手段は、例えば、引継状態検出部24に対応する。前記データロガーと同期された別のデータロガーと通信する通信手段は、例えば、RTC15に対応する。前記状態が検出された場合、前記通信手段によって、前記別のデータロガーとの間で通信を行うことによって、前記別のデータロガーにログの作成を引き継がせるための処理を行う制御手段は、例えば、制御部20に対応する。
次に、図3及び図4を参照して、第1の実施形態のロガー制御処理手順の一例について説明する。なお、ここでは、図1に示したようにセンシングロガー10aからセンシングロガー10bにログの作成が引き継がれる場合を想定して説明する。
図3は、第1の実施形態におけるセンシングロガー10aによるロガー制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
センシングロガー10aによるロガー制御処理は、例えば、センシングロガー10aが電源OFFモードから電源ONモードに遷移することによって開始される。より詳細には、図10を参照して後述するようなセンシングロガー10aに設けられた電源ボタン98が押下されることによって開始される。
なお、センシングロガー10aとセンシングロガー10bは、各センシングロガー10のRTC15によって予め時刻が同期されている。同期されていることによって、例えば、後述するようにセンシングロガー10aとセンシングロガー10bが同時刻に無線通信を行うことができる。また、ログの作成を引き継ぎ、各センシングロガー10で作成されたログの時系列的な変化を容易に把握できる。
また、センシングロガー10aとセンシングロガー10bとは、Bluetooth(登録商標)を用いて予めペアリングしている必要はない。
ロガー制御処理が開始されることによって、ログ作成部21によるログの作成が開始される(ステップS20)。
次に、バッテリー部11によって検出され、バッテリー部11からバッテリーレジスタ22に送られ、バッテリーレジスタ22に記録されているバッテリー残量7に応じて、制御部20によって引継状態であるか否か、すなわちバッテリー残量7が低下している否かが判定される(ステップS22)。なお、バッテリーレジスタ22は、インジケータとしてバッテリー残量7が低下したことを表示画面6等に示すような機能も有していてもよい。そして、ステップS22において、インジケータとして示されたバッテリー残量7が低下しているか否かが判定されてもよい。
ステップS22において、バッテリー残量7が低下していないと判定された場合(ステップS22:No)、ステップS20に戻り、ログの作成が継続される。一方、バッテリー残量7が低下していると判定された場合(ステップS22:Yes)、ログ作成部21よるログの作成を継続したまま、制御部20によって、通信部14による無線通信を一定間隔で試みるための処理が行われる(ステップS24)。なお、ステップS24における一定間隔は、例えば、数分または数時間でもよいし、1日でもよい。つまり、例えば、1日に数分の間隔でしか無線通信を試みない。これにより、各センシングロガー10の消費電力を抑えることができる。
例えば、モード切替部25によって、電源ONモードとRFモードとが一定間隔で切替えられ、各モードを遷移する。なお、センシングロガー10aにおけるRFモードは、例えば、Bluetooth(登録商標) low energyのクライアントとして立ち上がり、ホストとしてのセンシングロガー10bに無線通信を確立するための要求を送るモードである。また、センシングロガー10aにおけるRFモードは、電源ONモードにおいて無線通信可能な状態を含むモードでもある。
そして、制御部20によって、センシングロガー10bを検出したか否かが判定される(ステップS26)。センシングロガー10bが検出されないと判定された場合(ステップS26:No)、ステップS24に戻る。なお、制御部20によって、センシングロガー10bが検出されないと判定された回数が所定回数に達した場合、通信部14による無線通信を試みることを停止するための処理が行われてもよい。このように、所定回数に達した場合、タイムアウトし、無線通信を試みることを停止することによって、例えば、センシングロガー10aのバッテリー残量7の低下を抑えることができる。例えば、センシングロガー10bが予め設置されていないように、ログの作成を引継ぐ必要がない場合、バッテリー残量7の低下を抑えることができる。
また、上述したように、センシングロガー10a,10bは同期されているため、各センシングロガー10は、例えば同時刻に無線通信を行い接続を確立することができる。
一方、センシングロガー10bが検出されたと判定された場合(ステップS26:Yes)、センシングロガー10aによって、センシングロガー10bとの無線通信が開始される(ステップS28)。そして、センシングロガー10aによって、センシングロガー10bとの無線通信の接続が確立された後、センシングロガー10bとの無線通信が終了される(ステップS30)。
なお、ステップS28およびステップS30において、センシングロガー10aによって、例えば、センシングロガー10bとの無線通信の接続が確立されることによって、センシングロガー10bに対してログの作成の引き継ぎが完了する。そのため、センシングロガー10aは、センシングロガー10bと無線通信の接続が確立された後、例えば、センシングロガー10aによって既に作成されているログに関する情報等をセンシングロガー10bに送らなくてもよい。つまり、無線通信の接続が確立されることをトリガーとして、センシングロガー10bによるログの計測が開始される。
そして、センシングロガー10aのログ作成部21によって、ログの作成が可能な限り継続される。すなわち、バッテリー残量7が、無くなるまで、センシングロガー10aによるログの作成が継続される(ステップS32)。
なお、ステップS30の後、ステップS32の処理を行うことなくロガー制御処理を終了してもよい。すなわち、センシングロガー10bとの無線通信が終了したことによって、ロガー制御処理を終了してもよい。
図4は、第1の実施形態におけるセンシングロガー10bによるロガー制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
センシングロガー10bによるロガー制御処理は、センシングロガー10aによるロガー制御処理と異なり、電源OFFモードから開始される(ステップS40)。なお、上述したように、電源OFFモードでは、RTC15による現在時刻を刻み続ける機能はアクティブな状態である。そのため、ステップS40の後、一定期間経過したか否かが判定される(ステップS42)。なお、ステップS42における判定処理は、例えば、電源OFFモードを維持したまま、行われる。
一定期間経過してないと判定された場合(ステップS42:No)、ステップS40に戻り、電源OFFモードを維持する。一方、一定期間経過したと判定された場合(ステップS42:Yes)、モード切替部25によって電源OFFモードからRFモードに遷移される(ステップS44)。このように、モード切替部25によって、電源OFFモードとRFモードとが一定間隔で切替えられ、各モードを遷移する。なお、センシングロガー10bにおけるRFモードは、例えば、Bluetooth(登録商標) low energyのホストとして立ち上がり、クライアントとしてのセンシングロガー10aを探知するモードである。
そして、制御部20によってセンシングロガー10aが検出されたか否か判定される(ステップS46)。センシングロガー10aが検出されないと判定された場合(ステップS46:No)、ステップS40に戻り、モード切替部25によってRFモードから電源OFFモードに遷移される。なお、バッテリー残量7が無くなるまでに、例えば、バッテリー残量7がRFモードで無線通信を行うために必要なバッテリーの容量よりも小さくなるまでに、センシングロガー10aが検出されない場合、センシングロガー10bによるロガー制御処理を終了してもよい。
一方、センシングロガー10aが検出されたと判定された場合(ステップS46:Yes)、センシングロガー10aとの無線通信が開始される(ステップS48)。
そして、センシングロガー10aとの無線通信を開始したこと、または、センシングロガー10aとの無線通信の接続が確立されたこと、に応じて、モード切替部25によってセンシングロガー10bをRFモードから電源ONモードに遷移させ、センシングロガー10bによるログの作成が開始される(ステップS50)。このように、RFモードにおいて、センシングロガー10bとの無線通信の接続が確立すること、つまり、無線通信の接続が確立したことをトリガーとして、センシングロガー10bのセンサー12による所定の物理量の計測が開始される。
次に、センシングロガー10aとの無線通信が終了される(ステップS52)。なお、ステップS52の処理は、ステップS50において電源ONモードに遷移された後で、センシングロガー10bによるログの作成が開始される前に、行ってもよい。
そして、センシングロガー10bのログ作成部21によって、ログの作成が可能な限り継続される。すなわち、センシングロガー10bのバッテリー残量7が、無くなるまで、ログの作成が継続される(ステップS54)。
なお、センシングロガー10aおよびセンシングロガー10bは、それぞれ、図2に示すような構成であるが、例えば、センシングロガー10bは、バッテリーレジスタ22または引継状態検出部24を備えていなくてもよい。
例えば、センシングロガー10bの制御部20は、センシングロガー10bの通信部14が、Bluetooth(登録商標) low energyを用いてセンシングロガー10aと通信するために、RFモードにおいて、Bluetooth(登録商標) low energyにおけるセントラルとして立ち上がる。一方、センシングロガー10aの制御部20は、センシングロガー10aの通信部14が、Bluetooth(登録商標) low energyを用いてセンシングロガー10bと通信するために、Bluetooth(登録商標) low energyにおけるペリフェラムとして立ち上がる。
また、センシングロガー10aおよびセンシングロガー10bが、それぞれ、図2に示すような構成を有している場合、例えば、センシングロガー10bは、センシングロガー10aからログの作成を引き継いだ後、さらに別のセンシングロガー10(例えば、図示しないセンシングロガー10c)に対してログの作成を引き継ぐこともできる。つまり、3つ以上のn個のセンシングロガー10に関しても上述したようなロガー制御処理を行うことによって、各センシングロガー10間でログの作成を引き継ぐこともできる。
また、本実施形態では、複数のセンシングロガー10を同様な環境に同時に設置することを想定しているが、例えば、センシングロガー10a,10bを所定の環境に設置し、その後、ログの作成が引継がれた後、センシングロガー10aをユーザ等によって他の環境に設置し、センシングロガー10aの代わりに図示しないセンシングロガー10cをセンシングロガー10bと同様な環境に設置するような場合も想定できる。
ここで、引継状態検出部24によって検出される引継状態についてより詳細に説明する。引継状態は、次のような状態を含む。
第1の引継状態は、例えば、バッテリー残量7、またはストレージ残量が想定していたように低下し、そして所定の閾値よりも低下した自然低下状態である。この自然低下状態は、例えば、バッテリー残量7またはストレージ残量を示すアラームを、引継状態検出部24がバッテリーレジスタ22または後述するストレージレジスタ23から取得することによって、検出される。
第2の引継状態は、バッテリー残量7、またはストレージ残量が想定したよりも早く低下した異常低下状態である。第2の実施形態において詳述するが、ストレージとしてのログデータ格納部13のストレージ残量が異常低下した状態では、例えば、センサー12によって所定の物理量の計測はできるが、ログを記録できない場合が想定されるため、ログの作成を引継ぐ必要がある。
第3の引継状態は、バッテリー、ストレージとしてのログデータ格納部13、またはセンサー12の故障を原因とし、例えばバッテリー残量7が低下するような、故障状態である。この故障状態は、例えば、バッテリー部11から制御部20に送られるバッテリーの状態を示す情報に、バッテリーの故障を示す情報が含まれている場合が想定される。また、例えば、センサー12が故障した場合、ログの作成を継続できないため、ログの作成を引継ぐ必要がある。また、故障状態は、バッテリー等が異常な状態を示し、バッテリー等が正常に機能しない状態も含む。
第4の引継状態は、上述したような、衝撃センサー等により異常なイベントが検出された異常イベント検出状態である。異常イベント検出状態では、例えば、異常なイベントが検出されたセンシングロガー10aは、センシングロガー10としての正常な動作が可能な期間が短くなると推定されるため、ログの作成を引継ぐ必要がある。
第5の引継状態は、センシング情報に異常があるデータ異常状態である。例えば、制御部20は、ログデータに含まれるデータに修復できず壊れたような異常がある場合、エラー等を検知し、引継状態検出部24に、データ異常状態であることを通知する。
以上のように、第1の実施形態によれば、センシングロガー10aからセンシングロガー10bへとログの作成を適切なタイミングで引継ぐことによって、バッテリー駆動式のセンシングロガー10のログ作成期間を延ばすことが可能となる。具体的には、1台目のセンシングロガー10aのバッテリー残量7が低下したことによって、2台目のセンシングロガー10bにログの作成を引き継ぐことが可能となる。例えば、センシングロガー10aのバッテリー残量7が想定していたよりも早く低下した場合であっても、ログを作成できない期間が生じることを回避することが可能となる。
(第2の実施形態)
以下、図5乃至図8を参照してこの発明に係る第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成または内容については、同じ参照番号および同じステップ番号を付すことによって、説明を省略する。
(第2の実施形態)
以下、図5乃至図8を参照してこの発明に係る第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成または内容については、同じ参照番号および同じステップ番号を付すことによって、説明を省略する。
まず、図5を参照して、第2の実施形態の概要について説明する。図5は、第2の実施形態におけるロガー制御システム1を示す図である。
第2の実施形態において、センシングロガー10aは、ログを作成している間に、ストレージ残量9が低下した場合、センシングロガー10bと無線通信8を行うことによって、センシングロガー10bに対してログの作成を引継ぐための処理を行う。
つまり、第2の実施形態では、センシングロガー10aのストレージ残量9の低下をトリガーとして、センシングロガー10aから、センシングロガー10bへと、ログの作成を引き継ぐ。
具体的には、図示するように、センシングロガー10aのストレージ残量9が、ストレージ残量9aよりも少ないストレージ残量9b(例えば、残り50%)に減少し、その後、ストレージ残量9bよりも少ないストレージ残量9c(例えば、残り20%)に減少した場合を想定する。なお、図5では、ストレージ残量9a,9b,9cは、それぞれ、ストレージ全容量から使用済みの容量5a,5b,5cを除いた容量として示している。
そして、この場合、例えば、ストレージ残量9が、ストレージ残量9bからストレージ残量9cに減少したことをトリガーとして、センシングロガー10bに対して無線通信8を行う。そして、センシングロガー10bは、センシングロガー10aとの無線通信8を確立したことをトリガーとして、ログの作成を開始する。すなわち、センシングロガー10aによって行われていたログの作成の引き継ぎを開始する。
次に、図6を参照して、第2の実施形態におけるセンシングロガー10の構成例について説明する。
センシングロガー10は、図2に示した構成要素に加えて、さらに制御部20にストレージレジスタ23を備える。なお、第2の実施形態では、バッテリーレジスタ22を備えていなくてもよい。
ストレージレジスタ23は、ストレージとしての機能も有するログデータ格納部13から取得されたログデータの空き容量(ストレージ残量9)を示す情報に基づき、ストレージ残量9を記憶する。ストレージ残量9は、例えば、ログデータ格納部13の全容量から既に格納されているログデータの容量、すなわち使用済みのログデータの容量5、を除いた容量である。また、ストレージ残量9を示す情報は、例えば、ストレージ残量9の時系列的な変化を示す情報を含んでもよい。そして、ストレージレジスタ23は、例えば、ストレージ残量9を示す情報を保持する。
引継状態検出部24は、ストレージレジスタ23によって検出されたストレージ残量9が所定の閾値よりも低いことを、引継状態として検出する。
ここで、所定の閾値は、例えば、ログデータ格納部13の全容量に対して予め設定されている割合等によって決定される値でもよい。この場合、例えば、引継状態検出部24は、約50日間でログデータ格納部13の全容量の約100%を使用すると推定される場合では、約25日間で使用されると推定される容量の約50%の割合に達した場合、引継状態にあるとみなす。
また、所定の閾値は、例えば、ストレージ残量9の減少率に応じて設定される値でもよい。この場合、例えば、引継状態検出部24は、ストレージ残量9の減少率が予め設定されている減少率よりも高い場合、または、予め設定されている減少率よりも高い減少率が所定期間継続した場合、引継状態にあるとみなす。
次に、図7を参照して、第2の実施形態のロガー制御処理手順の一例について説明する。なお、ここでは、図5に示したようにセンシングロガー10aからセンシングロガー10bにログの作成が引き継がれる場合を想定して説明する。また、第1の実施形態と同様の処理を行うステップについては、同じステップ番号を付すことによって説明を省略する。
図7は、第2の実施形態におけるセンシングロガー10aによるロガー制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態におけるロガー制御処理は、以下に示すステップS60およびステップS70における処理が、第1の実施形態におけるロガー制御処理と異なる。
ステップS60において、ストレージレジスタ23によって検出されたストレージ残量9に応じて、制御部20によって引継状態であるか否か、すなわちストレージ残量9が低下しているか否かが判定される(ステップS60)。
ストレージ残量9が低下していないと判定された場合(ステップS60:No)、ステップS20に戻り、ログの作成が継続される。一方、ストレージ残量9が低下していると判定された場合(ステップS60:Yes)、ステップS24に進む。
また、ステップS30の後、センシングロガー10aのログ作成部21によって、ログの作成が可能な限り継続される。すなわち、ストレージの残量が、無くなるまで、ログの作成が継続される(ステップS70)。
次に、図8を参照して、第2の実施形態のロガー制御処理手順の別の一例について説明する。なお、ここでも、図5に示したようにセンシングロガー10aからセンシングロガー10bにログの作成が引き継がれる場合を想定して説明する。また、第1の実施形態と同様の処理を行うステップについては、同じステップ番号を付すことによって説明を省略する。
図8は、第2の実施形態におけるセンシングロガー10aによるロガー制御処理手順の別の一例を示すフローチャートである。
図8に示すロガー制御処理は、バッテリー残量7およびストレージ残量9に応じて、センシングロガー10bに対してログの作成を引継ぐための処理を行う場合を想定している。
図7に示したロガー制御処理におけるステップS60の処理の前に、ステップS22の処理を行う。具体的には、ステップS20の後、バッテリーレジスタ22によって検出されたバッテリー残量7に応じて、制御部20によって引継状態であるか否か、すなわちバッテリー残量7が低下している否かが判定される(ステップS22)。
そして、バッテリー残量7が低下していると判定された場合(ステップS22:Yes)、ステップS24に進む。一方、バッテリー残量7が低下していないと判定された場合(ステップS22:No)、ステップS60に進み、ストレージレジスタ23によって検出されたストレージ残量9に応じて、制御部20によって引継状態であるか否か、すなわちストレージ残量9が低下している否かが判定される(ステップS60)。
そして、ストレージ残量9が低下していないと判定された場合(ステップS60:No)、ステップS20に戻る。つまり、バッテリー残量7およびストレージ残量9の何れも低下していない場合は、センシングロガー10bにログの作成を引き継ぐことなく、センシングロガー10aによるログの作成を継続する。
一方、ストレージ残量9が低下していると判定された場合(ステップS60:Yes)、ステップS24に進む。
なお、図8において、ステップS60の処理の代わりにステップS22の処理を行い、ステップS22の処理の代わりにステップS60の処理を行ってもよい。
また、ステップS30の後、センシングロガー10aのログ作成部21によって、ログの作成が可能な限り継続される。すなわち、バッテリー残量7またはストレージ残量9が、無くなるまで、ログの作成が継続される(ステップS80)。
なお、図8において、バッテリー残量7が低下していると判定された場合、または、ストレージ残量9が低下している場合、の何れかの場合に、ステップS24乃至ステップS80の処理を行ってもよい。
以上のように、第2の実施形態によれば、センシングロガー10aからセンシングロガー10bへとログの作成を適切なタイミングで引継ぐことによって、バッテリー駆動式のセンシングロガー10のログ作成期間を延ばすことが可能となる。具体的には、1台目のセンシングロガー10aのストレージ残量9が低下したことを検出することによって、2台目のセンシングロガー10bにログの作成を引き継ぐことが可能となる。例えば、センシングロガー10aのストレージ残量9が想定していたよりも早く低下した場合であっても、ログを作成できない期間が生じることを回避することが可能となる。
また、例えば、1台目のセンシングロガー10aのバッテリー残量7およびストレージ残量9が低下したことを検出することによって、2台目のセンシングロガー10bにログの作成を引き継ぐことも可能となる。
次に、第1の実施形態および第2の実施形態に適用される、ログデータ格納部13に格納されているログデータについて説明する。図9は、ログデータを示すログデータテーブル80a,80bの一例を示している。
ログデータテーブル80aは、ログ番号項目81、日時項目82、環境データ項目83、衝撃イベントデータ項目84、および光量イベントデータ項目85を有する。
ログ番号項目81は、作成されたログを識別するための番号に関する情報を示している。
日時項目82は、ログが作成された年月日または時刻を含む日時に関する情報、または、ログデータがログデータ格納部13に格納された年月日または時刻を含む日時に関する情報、を示している。
環境データ項目83は、センシングロガー10によって取得されたセンシング情報のうちの気候情報または環境情報を示している。また、環境データ項目83は、図示するように、温度項目83a、湿度項目83b、照度項目83c、および気圧項目83dを有する。温度項目83aは、センサー12のうちの温度センサーによって計測された温度を示している。湿度項目83bは、センサー12のうちの湿度センサーによって計測された湿度を示している。照度項目83cは、センサー12のうちの光量センサー等の照度センサーによって計測された照度を示している。気圧項目83dは、センサー12のうちの気圧センサーによって計測された気圧を示している。
衝撃イベントデータ項目84は、センサー12のうちの衝撃センサーによって異常なイベントとして取得された衝撃に関する情報を示している。また、図9では、衝撃イベントデータ項目84は、センシングロガー10に対して予め定められたX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向の各々における衝撃に関する情報を示しているX軸衝撃項目84a、Y軸衝撃項目84b、およびZ軸衝撃項目84cを有する。
光量イベントデータ項目85は、センサー12のうちの光量センサーによって異常なイベントとして取得された光量に関する情報を示している。
具体的には、図9のログデータテーブル80aに示すように、ログ番号項目81、日時項目82、環境データ項目83、衝撃イベントデータ項目84、および光量イベントデータ項目85は、それぞれ、1対1に対応づけられている。
例えば、ログ番号#「1」に関するログデータは、「yy−mm−dd hh:mm:ss1」の日時に取得されたことを示しており、環境データとして、温度「28.5(°C)」、湿度「47.41(%)」、照度「727(Lux)」、および気圧「1020.78(hPa)」を示している。
また、ログ番号#「2」に関するログデータは、「yy−mm−dd hh:mm:ss2」の日時に取得されたことを示しており、光量イベントデータとして、光量「727(Lux)」を示している。
また、ログ番号#「4」に関するログデータは、「yy−mm−dd hh:mm:ss4」の日時に取得されたことを示しており、衝撃イベントデータとして、X軸方向に対する衝撃の大きさ「0.01(G)」、Y軸方向に対する衝撃の大きさ「0.05(G)」、およびZ軸方向に対する衝撃の大きさ「1.01(G)」を示している。
なお、環境データ項目83に関するデータは、例えば一定間隔で取得され、ログとして作成される。一方、衝撃イベントデータ項目4に関するデータまたは光量イベントデータ項目85に関するデータは、例えば、異常なイベントが発生した場合、ログとして作成される。
次に、ログデータテーブル80bに関して説明する。
ログデータテーブル80bは、ログデータテーブル80aに示す情報を集計した情報を示している。具体的には、環境データログカウント数、衝撃イベントカウント数、光量イベントカウント数、およびトータルログカウント数を示している。
ログデータテーブル80bは、ログデータテーブル80aに示す情報を集計した情報を示している。具体的には、環境データログカウント数、衝撃イベントカウント数、光量イベントカウント数、およびトータルログカウント数を示している。
環境データログカウント数「xx1」は、環境データ項目83に記録されたログカウント数を示している。例えば、図9では、「xx1」は「3」に相当する。
衝撃データログカウント数「xx2」は、衝撃イベントデータ項目84に記録されたログカウント数を示している。例えば、図9では、「xx2」は「1」に相当する。
光量データログカウント数「xx3」は、光量イベントデータ項目85に記録されたログカウント数を示している。例えば、図9では、「xx3」は「1」に相当する。
トータルログカウント数「xx4」は、環境データログカウント数「xx1」、衝撃イベントカウント数「xx2」、および光量イベントカウント数「xx3」の合計のログカウント数を示している。例えば、図9では、「xx4」は「5」に相当する。
なお、図9に示すログデータテーブル80a,80bは、例えば、バイナリデータで記録されているログをCSV等のデータに変換するためのコミュニケーションツール等を用いて作成される。
次に、図10を参照して、センシングロガー10の外観について説明する。図10は、センシングロガー10の外観の一例を示す斜視図である。
センシングロガー10は、例えば、2つの領域90および領域91を有する。領域90は、表示画面6および光量センサー92を有する。領域91は、センシングロガー10を起動させるための電源ボタン98、および、温度センサー(図示せず)等のように、空気から所定の物理量を計測するセンサー12のために設けられた空気孔97を有する。なお、図10は、センシングロガー10の外観の一例であるため、例えば、光量センサー92が領域91に含まれてもよい。
光量センサー92は、例えば、センシングロガー10が設置された環境における光量の変化を検出可能なように、外部から見えるように配置されている。
表示画面6は、Bluetooth(登録商標)等の無線通信の接続が確立しているか否かを示す無線通信接続表示領域93、ログが作成されているか否かを示すログ作成中表示領域94が、バッテリー残量7を示すバッテリー残量表示領域95、およびセンシングロガー10によって取得されたセンシング情報を表示するセンシング情報表示領域96を有する。
電源ボタン98は、センシングロガー10を起動させ電源ONモードにするための機能だけでなく、例えば、センシングロガー10を電源OFFモードにするための機能、または、無線通信が有効な有効状態と無線通信が無効な無効状態とを切替える等のファンクション機能を有していてもよい。
また、以上のような第1の実施形態および第2の実施形態のロガー制御システム1は、例えば、磁気ディスク等の記録媒体に記録されたプログラムや、インターネット等の通信ネットワークを介してダウンロードしたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されるサーバ等のコンピュータによって実現される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…ロガー制御システム、6…表示画面、7…バッテリー残量、8…無線通信、9…ストレージ残量、10…センシングロガー、11…バッテリー部、12…センサー、13…ログデータ格納部、14…通信部(RF)、15…RTC、16…外部インターフェース部、17…表示部、20…制御部、21…ログ作成部、22…バッテリーレジスタ、23…ストレージレジスタ、24…引継状態検出部、25…モード切替部、80…ログデータテーブル、81…ログ番号項目、82…日時項目、83…環境データ項目、84…衝撃イベントデータ項目、85…光量イベントデータ項目、90,91…領域、92…光量センサー、93…無線通信接続表示領域、94…ログ作成中表示領域、95…バッテリー残量表示領域、96…センシング情報表示領域、97…空気孔、98…電源ボタン。
Claims (11)
- バッテリーによって駆動されるデータロガーであって、
所定の物理量を計測するセンサーと、
前記所定の物理量に基づき、ログを作成するログ作成手段と、
前記ログの作成を、別のデータロガーへ引き継ぐべき状態を検出する検出手段と、
前記データロガーと同期された前記別のデータロガーと通信する通信手段と、
前記状態が検出された場合、前記通信手段によって、前記別のデータロガーとの間で通信を行うことによって、前記別のデータロガーにログの作成を引き継がせるための処理を行う制御手段と、
を備えたデータロガー。 - 前記ログを記録するためのストレージをさらに備え、
前記検出手段は、前記バッテリーの残量が低下していること、前記ストレージの残量が所定の値よりも低いこと、または、前記センサーの故障を、前記引き継ぐべき状態として検出する、請求項1記載のデータロガー。 - 前記制御手段は、前記ログ作成手段がログを作成している間、前記通信手段による通信を一定間隔で試みる請求項1または2に記載のデータロガー。
- 前記制御手段は、前記通信手段が、前記別のデータロガーと通信できなかった場合、前記通信手段による通信の試みを停止する請求項1乃至3の何れか1項に記載のデータロガー。
- 前記センサーは、前記データロガーに対する衝撃を検出する衝撃センサー、または、光量を検出する光量センサーを含み、
前記検出手段は、前記衝撃センサーによって前記衝撃が検出されたことまたは前記光量センサーによって光量が検出されたことを、前記引き継ぐべき状態として検出する、請求項1乃至4の何れか1項に記載のデータロガー。 - バッテリーによって駆動されるデータロガーに組み込まれたコンピュータに、
所定の物理量をセンサーに計測させることと、
前記所定の物理量に基づき、ログを作成させることと、
前記ログの作成を、別のデータロガーへ引き継ぐべき状態を検出することと、
前記状態が検出された場合、前記データロガーと同期された前記別のデータロガーと通信することによって、前記別のデータロガーにログの作成を引き継がせるための処理を行うことと、
を実行させるためのプログラム。 - 前記検出することは、前記バッテリーの残量が低下していることを、前記ログを記録するためのストレージの残量が所定の値よりも低いこと、または、前記センサーの故障を、前記引き継ぐべき状態として検出する、請求項6記載のプログラム。
- 前記引き継がせるための処理を行うことは、前記ログの作成が行われている間、前記通信を一定間隔で試みる請求項6乃至7の何れか1項に記載のプログラム。
- 前記引き継がせるための処理を行うことは、前記別のデータロガーと通信できなかった場合、前記通信の試みを停止する請求項6乃至8の何れか1項に記載のプログラム。
- 前記センサーが、前記データロガーに対する衝撃を検出する衝撃センサー、または、光量を検出する光量センサーである場合、前記検出することは、前記衝撃センサーによって前記衝撃が検出されたことまたは前記光量センサーによって光量が検出されたことを、前記引き継ぐべき状態として検出する、請求項6乃至9の何れか1項に記載のプログラム。
- バッテリーによって駆動されるデータロガーであって、
所定の物理量を計測するセンサーと、
前記所定の物理量に基づき、ログを作成するログ作成手段と、
前記データロガーと同期された別のデータロガーと通信する通信手段と、
当該データロガーの電源OFFモードと、前記別のデータロガーと通信可能な通信モードと、を一定間隔で切替える切替手段と、
前記通信モードにおいて、前記別のデータロガーとの通信が確立すると、前記センサーによる前記所定の物理量の計測を開始する制御手段と、
を備えたデータロガー。
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