JP2017100238A - 液体ホーニング加工方法および装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、上記従来技術が有する問題点に鑑みなされたものであって、研磨材を含む液体の噴射を受けて飛び散ったワークが落下したときの衝撃を緩和し、ワークに欠けなどの発生を低減することが可能な液体ホーニング加工方法および装置を提供することを目的としている。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかる液体ホーニング加工装置を示す。図2は、ワークWが収容されるバレルを示す。参照番号10は、バレルを示し、参照番号12は、研磨材が混入された水(以下、スラリーという)を噴射するノズルを示している。
バレル10の回転によって、ワークWが撹拌されると、図4に示されるように、回転方向側にワークWが寄って盛り上がった部分が必ずできる。ワークWの盛り上がった部分は、スラリーの液面から露出するようになっており、残余の部分はスラリーの液中に沈んでいる。本実施形態の液体ホーニング加工方法では、バレル10が回転している間、常に、バレル10内がこのような状態になっているように、スラリーの液量、回転数などが調整される。
加工条件は次の通りである。
噴射ノズル :内径8.3mm
エア圧力 :0.2MPa
ノズル距離 :230mm
加工時間 :50min
バレル回転数 :3/min
ワーク :1cm×1cmの焼結金属片
ワーク投入個数:1000個
この条件で実施した液体ホーニング加工後、無作為に抽出した5個の試験片のうち、欠けのあるものは無かった。
他方、バレル中にスラリー液を溜めずに、気中にて同条件で加工を行った場合には、無作為に抽出した5個の試験片のうち、欠けのあるものが2個あった。
以上のことから、欠けなどの不良品の発生率を40%からかなりの程度で低減できることが判明した。
次に、本発明の第2実施形態による液体ホーニング加工方法および装置について、図6を参照して説明する。なお、第1実施形態の図1乃至2と同一の参照番号は、同一の構成要素を示し、その詳細な説明は省略する。
Claims (6)
- バレル内に収容したワークを前記バレルの回転により撹拌し、研磨材と水が混合した液体からなるスラリーを噴射ノズルからエアとともに前記バレル内に噴射し、前記ワークの表面を研磨する液体ホーニング加工方法において、
あらかじめ前記バレル内に前記スラリーの液体を溜めておき、
前記バレルを低速度で回転させ、前記スラリーの液面から露出する一群のワークに向けて、または前記液面近くの液中にある一群のワークに向けて前記噴射ノズルから前記スラリーを噴射し、
飛び散ったワークを前記バレル内の液中に落下させることを特徴とする液体ホーニング加工方法。 - 前記スラリーの液面から露出する一群のワークの液際に前記噴射ノズルを照準し、前記噴射ノズルから前記スラリーを噴射することを特徴とする請求項1に記載の液体ホーニング加工装置。
- 前記バレルは、気中に設置され、前記噴射ノズルから供給されるスラリーの液量と、前記バレルから抜けるスラリーの液量とのバランスにより、前記バレル内の液面のレベルを維持することを特徴とする請求項1に記載の液体ホーニング加工方法。
- 前記バレルは、水で満たされたタンク内に部分的に浸漬された状態で設置されることを特徴とする請求項1に記載の液体ホーニング加工方法。
- 収容したワークを回転によって撹拌するバレルと、
前記バレルを回転させる回転駆動機構と、
研磨材と水が混合した液体からなるスラリーをエアとともに前記バレル内に噴射する噴射ノズルと、
ノズル位置、噴射方向が調整可能なように前記噴射ノズルを固定するノズル固定治具と、を備え、
前記バレルは、気中に設置され、前記噴射ノズルから供給されるスラリーの液量と、前記バレルから抜けるスラリーの液量とのバランスにより、前記噴射ノズルから噴射された前記スラリーを受けて飛び散った前記ワークが前記バレル内の液中に落下するように、前記バレル内の液面のレベルが維持される
ことを特徴とする液体ホーニング加工装置。 - 収容したワークを回転によって撹拌するバレルと、
前記バレルを回転させる回転駆動機構と、
研磨材と水が混合した液体からなるスラリーをエアとともに前記バレル内に噴射する噴射ノズルと、
ノズル位置、噴射方向が調整可能なように前記噴射ノズルを固定するノズル固定治具と、を備え、
前記バレルは、水で満たされたタンク内に部分的に浸漬された状態で設置され、
前記噴射ノズルから噴射された前記スラリーを受けて飛び散った前記ワークが前記バレル内の液中に落下するように、前記バレル内の液面のレベルが維持されることを特徴とする液体ホーニング加工装置。
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JP2015235111A JP2017100238A (ja) | 2015-12-01 | 2015-12-01 | 液体ホーニング加工方法および装置 |
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