JP2017100114A - スカム拡散装置 - Google Patents

スカム拡散装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017100114A
JP2017100114A JP2015238099A JP2015238099A JP2017100114A JP 2017100114 A JP2017100114 A JP 2017100114A JP 2015238099 A JP2015238099 A JP 2015238099A JP 2015238099 A JP2015238099 A JP 2015238099A JP 2017100114 A JP2017100114 A JP 2017100114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
gas
scum
sewage
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015238099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6583888B2 (ja
Inventor
雅丈 片平
Masatake Katahira
雅丈 片平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp
Original Assignee
Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp filed Critical Tokyo Metropolitan Sewerage Service Corp
Priority to JP2015238099A priority Critical patent/JP6583888B2/ja
Publication of JP2017100114A publication Critical patent/JP2017100114A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6583888B2 publication Critical patent/JP6583888B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)
  • Removal Of Floating Material (AREA)

Abstract

【課題】専用ポンプを汚水内に設置することなく、簡単に浮遊スカムと堆積スカムの双方を拡散させることができるスカム拡散装置を提供する。【解決手段】スカム拡散装置(1)は、汚水中のポンプ(2)の近傍に配置され、汚水の水面下に気体吐出位置(4)を有し、少なくとも下向きに気体を吐出するように構成された気体装置(3)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、スカム拡散装置に関する。
生活や工場などから排出された汚水は、浄化して再利用するために下水道を経由して下水道処理場に送られる。地下には、下水道から下水道処理場まで緩やかな勾配をつけた汚水路を、汚水が自然に流れてくるように、下水道管が埋設されている。
下水道管の途中には、汚水を一旦採水し、汲み上げて再度勾配をつけた汚水路に流し込むための中継ポンプ場が設置されている。また、汚水の水質試験や水処理施設の保守・点検のため様々な箇所でポンプにより汚水を汲み上げることがある。
下水道に排出された汚水には、ごみなどの固形物や油脂類など粘性のある物質が含まれている。水の流れが緩くなったり、滞留したりする場所の水面には、粘り気のある油脂類にごみ等の固形物が吸着したスポンジ質の厚い膜状の浮きかすなどを含むスカムが形成される(以下、浮遊スカム)。浮遊スカムは硫化水素を発生し、下水道施設の劣化や汚臭といった問題を生じる。
また、汚水中に含まれる大きなごみなどの固形物には、水面に浮上せずに汚水中に沈殿するもの(しさ)もある。そのため、水の流れが緩くなったり、滞留したりする場所の汚水路底面には、これらが堆積することによってもスカムが形成される(以下、堆積スカム)。堆積スカムは、ポンプの吸水口を閉塞し、採水不良の原因となる。
このため、汚水内に水中ポンプを設置し、下水の水面の上方より下水の水面に向けて下水を噴射するスカム分解ノズルと、下水中に下水を噴射する水流発生ノズルとを設けたスカム除去装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−288537号公報
ところが、上述した特許文献1に記載のスカム除去装置では、水中ポンプが浮遊スカムの破壊と下水撹拌に専用され、採水に用いられる圧送ポンプとは別個に設けられている。そのため、この専用ポンプの設置や維持管理を行わなければならず、運用コストや設置コストが高くなるという問題があった。
本発明は、専用ポンプを汚水内に設置することなく、簡単に浮遊スカムと堆積スカムの双方を拡散させることができるスカム拡散装置を提供するものである。
本発明に係るスカム拡散装置は、汚水中のポンプの近傍に配置され、前記汚水の水面下に気体吐出位置を有する気体装置を備えることを特徴とする。
このように構成することで、吐出された気体が汚水内に水流を発生させ、ポンプ周辺の汚水を撹拌することで、汚水路底面の堆積スカムを拡散させる。また、吐出された気体が気泡となって浮力により上昇し、ポンプ周辺の水面のスカムに衝突することで、浮遊スカムを拡散させる。
このため、専用ポンプを汚水内に設置することなく、簡単に浮遊スカムと堆積スカムの双方を拡散させることができ、また、採水ポンプの閉塞を防止できる。
本発明に係るスカム拡散装置において、前記気体装置は、前記ポンプの近傍において互いに離間して配置される複数のノズルを有していてもよい。
このように構成することで、異なる複数の箇所から同時に気体を吐出することができる。よって、スカムが形成され易い範囲を網羅するように気体を吐出することにより、効果的にスカムを拡散させることが可能となる。
本発明に係るスカム拡散装置において、前記気体装置は、少なくとも下向きに前記気体を吐出するように構成されていてもよい。
このように構成することで、ノズルから汚水中に下向きに吐出された気体により、下向きの水流が発生する。一方で、気泡の上昇により同時に上向きの水流も発生する。そのため、汚水を上下に循環させることができる。よって、更に効果的にスカムを拡散させることができる。
本発明に係るスカム拡散装置において、前記気体吐出位置は、前記水面に比較的近くてもよい。
このように構成することで、気泡は水面に近い位置で発生する。また、下向きの水流が深さ方向の広範囲に形成される。よって、スカムをより効率的に拡散させることができる。
本発明に係るスカム拡散装置において、前記気体装置は、バルブと、前記バルブを制御して、前記気体装置からの気体吐出量及び気体吐出タイミングの少なくとも1つを調節する、制御装置と、をさらに有していてもよい。
このように構成することで、気体装置からの気体吐出を、スカムの滞留量、滞留状態、水量、水温など様々な条件に合わせて最適化することができる。また、気体装置の稼働時間、稼働サイクル、稼働モードなど様々な設定が可能となる。よって、スカム拡散に必要な最低限の稼働を行うため、無駄がなく、エネルギー消費量を抑えることができる。
本発明に係るスカム拡散装置において、汚水中のポンプの近傍に配置され、少なくともポンプに対向する面を設けた壁を有するポンプガイドをさらに備えていてもよい。
このように構成することで、拡散したスカムや、拡散が不十分な一部塊状のスカムがポンプには接近しないため、塊状のスカムがポンプに吸引されることなく、ポンプ閉塞を防止することができる。
本発明に係るスカム拡散装置において、前記ポンプガイドの前記壁は、前記気体吐出位置と前記ポンプとの間に配されてもよい。
このように構成することで、気体吐出位置から吐出された気体が、ポンプガイドの壁に沿って下向きの水流を発生させるため、スカムが堆積し易い位置で効率よくスカムを拡散させることができる。
本発明に係るスカム拡散装置において、前記ポンプガイドの前記壁は、前記ポンプを少なくとも部分的に囲むように配される外周面を有し、前記気体装置は、前記外周面の周方向に沿った軸を有しかつ前記複数のノズルが取り付けられる気体パイプを有してもよい。
このように構成することで、ポンプガイドの壁周囲に効率よく気体を吐出し、ポンプ周囲のスカムを拡散するため、ポンプの閉塞を防止することができる。
本発明によれば、スカム拡散のための専用ポンプを汚水内に設置することなく、簡単に浮遊スカムと堆積スカムの双方を拡散させることができ、ポンプ閉塞を防止できるスカム拡散装置を提供できる。
本発明の実施形態におけるスカム拡散装置を示す一部透明正面図である。 本発明の実施形態におけるスカム拡散装置の設置状態を示す一部透明部分側面図である。 本発明の実施形態におけるポンプガイドの分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるポンプガイドとフレームの一部透明斜視図である。 本発明の実施形態における気体パイプの一部透明斜視図である。 本発明の実施形態におけるノズルと気体パイプの一部の断面図である。
本発明の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるスカム拡散装置1を示す一部透明正面図である。図1において、X−Xは下水道の汚水路を流れる汚水の水面(水面位置の一例)を示し、Y−Yは汚水路底面を示している。また、図1において、奥行き側は汚水路の壁側(第1壁側)を示し、手前側は汚水路の壁とは反対側(第2壁側)を示している。
図1に示すように、スカム拡散装置1は、2つの気体装置3(図面左側の第1気体装置3aと、図面右側の第2気体装置3b)を有する。第1気体装置3aと第2気体装置3bとの双方には、共通のエア配管13が接続されている。以下、特に記載のない限り、第1気体装置3aと第2気体装置3bとは区別せず、同一のものであるとして説明する。
スカム拡散装置1の気体装置3は、破線で示す採水用のポンプ2を囲むように水中に配置される略円筒状に形成されたポンプガイド8を有している。ポンプガイド8の背面側には、上下方向に延びる一対のガイドレール18が配置されている。本実施形態において、ポンプ2として、ノンクロッグ型の水中ポンプが用いられる。ポンプ2は、ポンプ本体が配管部に対して脱着可能に配される。配管部から外れたポンプ本体は、ガイドレール18に沿って上下方向に移動可能である。他の実施形態において、ポンプ2として、他の様々なタイプのポンプが使用可能である。
また、気体装置3は、水面付近の汚水中でポンプガイド8の外周面を囲うように取り付けられた気体パイプ12と、気体パイプ12に取り付けられた複数のノズル5とを有している。ノズル5からは、気体パイプ12を通じて供給された気体が気体吐出位置4から汚水中に吐出される。ノズル5の気体吐出位置4は、水面下(汚水中)に配されるとともに、上下方向(重力方向)において、汚水路底面よりも、水面に比較的近い位置に配置されている。
気体パイプ12は、エアホース14を通じて、エア配管13と接続されている。エアホース14には、エア配管13から供給されるエアの流量調整バルブ6が設けられている。また、エア配管13には、エア配管内の気体の流量を測定する流量計17が設けられている。エア配管13は、第1気体装置3aと第2気体装置3bとの双方に気体を供給できるように、第1気体装置3aのエアホース14aと第2気体装置3bのエアホース14bとに接続されている。
流量調整バルブ6は手動又は自動で制御される。一例において、エア配管13に設けられた流量計17は制御装置7に接続される。流量計17で測定された流量データが、制御装置7に送信される。制御装置7は、エアホース14に設けられた流量調整バルブ6を制御するための信号を送信する。流量調整バルブ6は、制御装置7から受信した信号に基づいて、エアホース14のエア流量を調整する。
次に、図2、図3および図4に基づいて、本発明の実施形態におけるスカム拡散装置1の設置構造を説明する。
図2は、本発明の実施形態におけるスカム拡散装置1の設置状態を示す一部透明部分側面図である。図2において、Y−Yは汚水路底面を示している。また、右側は汚水路の壁側(第1壁側)を示し、左側は汚水路の壁とは反対側(第2壁側)を示している。つまり、図2においては、スカム拡散装置1の第2気体装置3bの側面が示されている。図3は、本発明の実施形態におけるポンプガイド8の分解斜視図である。図4は、本発明の実施形態におけるポンプガイドとフレームの一部透明斜視図である。
図2に示すように、破線で示すポンプ2は、排水管フランジ20と排水管コネクション21を経由して排水管22に接続される排水口19を有する。ポンプ2は、採水した汚水を排水口19から吐出する。汚水は、ポンプ排水管22内を流れ、不図示の下水道施設に排出される。
ポンプ2は、ガイドレール18に係合され、ガイドレール18の軸方向(上下方向、重力方向)に沿って移動可能に配されるガイドブラケット23を有する。ポンプ2の本体は、ガイドブラケット23によってガイドレール18に対する水平方向の位置が定められる。ポンプ2の最上部にはフック26が設けられており、フック26に接続されたチェーン等の吊り部材を介してポンプ本体を昇降することができる。ポンプ2の配管部は、固定具24等を用いてフレーム45に固定されている。ポンプ本体と配管部とが接続された状態において、ポンプ本体は、配管部及び/又は吊り部材に重力方向に支持される。
ここで、図3を用いてポンプガイド8の構成について説明する。
図3に示すように、ポンプガイド8は、円筒形の壁9を有し、壁9の外周面10には強度を高めるために周方向に沿ったポンプガイドフランジ30が、軸方向に互いに離間した4か所に設けられている。より具体的には、ポンプガイドフランジ30は、最上段から順にポンプガイドフランジ30a、ポンプガイドフランジ30b、ポンプガイドフランジ30c、及びポンプガイドフランジ30dを含む。また、外周面10は、これらのポンプガイドフランジ30により、最上段から順に第1外周面10aと、第2外周面10bと、第3外周面10cと、第4外周面10dと、に仕切られている。
ポンプガイド8は、ポンプガイド本体28と、ポンプガイド本体28に対して着脱可能なブラケット29とを有する。ポンプガイド本体28は、軸方向に沿った全長に亘って切欠き部31を有している(以下、ポンプガイド本体28)。ポンプガイドフランジ30もまた、切欠き部31により周方向の一部が欠けており、平面視において略C字状に形成されている。
本実施形態において、第1外周面10aにおける切欠き31aの長さLa(幅)と、第2外周面10bにおける切欠き31bの長さLb(幅)とは略同一である。また、第3外周面10cにおける切欠き31cの長さLc(幅)と、第4外周面10dにおける切欠き31dの長さLd(幅)とは略同一である。さらに、これら4か所の切欠き部31の長さ(幅)は、幅方向(ポンプガイド8の軸方向と直交する方向)において
La≒Lb<Lc≒Ld・・・(1)
を満たすように設定されている。他の実施形態において、切欠き31aは、別の形状を有することができる。
切欠き部31aが設けられた第1外周面10aの周方向の2つの端部の各々において、径方向外方に向けて延びる締結具固定片35aが設けられている。締結具固定片35aには、締結具固定用の締結具固定孔32aが設けられている。締結具固定片35aは、ポンプガイド28の軸方向において、ポンプガイドフランジ30aからポンプガイドフランジ30bに至るまで延びて形成されている。
締結具固定片35の切欠き31a側には、第1締結面33が設けられている。ポンプガイド本体28にブラケット29が装着された状態において、第1締結面33は、ブラケット29に設けられた第2締結面34と対向する。ブラケット29において、第2締結面34を一面とする締結具固定片35bには、締結具固定用の締結具固定孔32bが設けられている。
締結具固定孔32aおよび締結具固定孔32bを介して締結具固定片35aと締結具固定片35bとが不図示の締結具により締結されることにより、ポンプガイド本体28とブラケット29とが接合される。
ブラケット29は、ポンプガイド本体28に装着時に第1外周面10aの延長上の曲面に位置するブラケット外周片38を有する。また、ブラケット29は、ブラケット29の強度を高めるために、ブラケット外周片38の周方向の略中央に設けられ、径方向に沿った面を有するブラケット強化片39を有する。
さらに、ブラケット29は、ブラケット上部片36とブラケット下部片37とを有する。ブラケット上部片36は、ポンプガイド本体28にブラケット29を装着時に、ポンプガイドフランジ30aと略同一幅で同心円の円弧を成す部分(以下、円弧部41a)を含んで形成されている。ブラケット下部片は、ポンプガイド本体28にブラケット29を装着時に、ポンプガイドフランジ30bと略同一幅で同心円の円弧を成す部分(以下、円弧部41b)を含んで形成されている。
ブラケット上部片36は、円弧部41aの外周から径方向に突出する箇所と、同箇所から更に周方向の両側に突出する箇所と、からなるT字部40aをさらに含んで形成されている。円弧部41aとT字部40aの外周側の間には、ブラケット中央側に向けて周方向に窪んだブラケット凹部42aが形成されている。また、ブラケット下部片37は、円弧部41bの外周から径方向に突出する箇所と、同箇所から更に周方向の両側に突出する箇所と、からなるT字部40bをさらに含んで形成されている。円弧部41bとT字部40bの外周側の間には、ブラケット中央側に向けて周方向に窪んだブラケット凹部42bが形成されている。
ポンプガイド8の内周面の最上部には、チェーン等の吊下げ具を固定するための、吊下げ具固定片43が円筒の直径の両端に対応する2か所に設けられており、それぞれに吊下げ具固定孔44が設けられている。
ここで、図2及び図3を参照して、ポンプガイド8の設置の一例について説明する。
ポンプ2は、不図示の電源ケーブル25を有し、電源ケーブル25は汚水面上の電源と接続される。そのため、ポンプガイド8を、ポンプ2の周囲に配置するにあたっては、ポンプガイド8の切欠き部31をガイドレール18と対向させて設置する。そして、ポンプ2の電源ケーブル25(不図示)を切欠き部31からポンプガイド8の外径側に引き出す。その後、ブラケット29をポンプガイド本体28に装着し、締結具によりそれらを固定する。これにより、ポンプガイド8の内径側に配置されたポンプ2の電源ケーブル25を、ポンプガイド8の外径側に位置するガイドレール18に沿わせて上方に伸ばすことができる。ブラケット29とポンプガイド本体28との間の締結は、通常はポンプガイド本体28が水面より高い位置に配置された状態で行われる。
電源ケーブル25が所定の状態に配置された後、図3に破線の矢印で示すように、ブラケット29のブラケット凹部42b及びブラケット凹部42aがガイドレール18に係合される。ポンプガイド8は、吊下げ具固定孔44に吊下げ具を装着した状態で、クレーンなどで吊下げながら、水平位置でポンプの周囲に配置される。ポンプガイド28の下降/上昇において、ポンプガイド28は、ブラケット29を介してガイドレール18に案内される。
図2の右側には、汚水路の壁(不図示)の近傍に設けられたフレーム45が示されている。フレーム45は、汚水路の壁に沿って上下方向に延びるフレーム柱47と、フレーム柱47の下側の端部から水平方向にポンプガイド8に向かって延びるフレーム梁48と、フレーム梁48と略直角を成し(図4参照)、汚水路の壁と平行に水平方向に延びるポンプガイド支持部材50と、を備えている。
図2に示すように、フレーム柱47は、汚水路底面から一定の高さの位置に設けられている。また、フレーム梁48の汚水路底面と対向する面は、ポンプガイド8が汚水路底面から間隔を空けて配置されるように、汚水路底面から一定の高さの位置に設けられている。
ポンプガイド支持部材50の上側には、ポンプガイド8のフランジ30cを載置する載置面49が設けられている。また、ポンプガイドフランジ30cの下側には、フレーム設置面46が設けられている。ポンプガイド8のフレーム設置面46を、フレーム45におけるポンプガイド支持部材50のフランジ載置面49に対向させた状態で、ポンプガイド8がフレーム45に載置される。これにより、ポンプガイド8は、フレーム45によって重力方向に支えられる。一例において、ポンプガイド8は、汚水路底面との間に間隔を空けて配置される。
ここで、前述したように、第2外周面10bにおける切欠き31bの長さLbに比べて、第3外周面10cの切欠き31cの長さLcが大きい。これにより、フランジ載置面49によって重力方向に支えられるポンプガイド8のフレーム設置面46の幅を、汚水路の壁に沿って長く確保することができる。したがって、切欠き31を短く設定する場合と比べて、ポンプガイド8を、フレーム45により安定した状態で重力方向に支えることができる。
図2に示すように、ポンプガイド8の最上位に位置するポンプガイドフランジ30aのやや下側であり、第1外周面10aの上下方向における中央よりも上側に位置する箇所には、第1外周面10aの周方向に沿って鎖線で示される軸11を有する気体パイプ12が設けられている。気体パイプ12には、第1外周面10aに沿うように複数のノズル5が取り付けられている。気体パイプ12は、エアホース14と接続されており、複数のノズル5の気体吐出位置4から汚水中に気体を吐出するように構成されている。複数のノズル5の気体吐出位置4は、水面下(汚水中)に配されるとともに、上下方向(重力方向)において、汚水路底面よりも、水面に比較的近い位置に配置されている。これによりポンプガイド8の近傍の水面に浮遊する浮遊スカムを効果的に拡散することができる。
次に、図5および図6に基づいて、気体パイプ12とノズル5について説明する。図5は、本発明の実施形態における気体パイプ12の一部透明斜視図である。図6は、本発明の実施形態におけるノズル5と気体パイプ12の一部の断面図である。
図5に示すように、気体パイプ12は、上下方向に延びるエアホース接続管52を備えている。エアホース接続管52の上側の一端には、エアホース固定部54がパイプの外周に沿って厚みのあるフランジ状に設けられている。一例において、エアホース固定部54は、エアホース接続管52がゴム製のエアホース14に挿入された状態で、エアホース14を周方向に拡張した状態で維持することにより、エアホース接続管52とエアホース14とが外れないように固定する。
エアホース接続管52の下側の一端にはパイプ始端57が設けられている。パイプ始端57からは、ポンプガイド8の外周面10の周方向に沿って湾曲し、鎖線で示される軸11を中心として気体パイプ本体51が伸びている。気体パイプ本体51は、ポンプガイド8の外周面10を一周するに至らない箇所にパイプ終端56が設けられており、パイプ終端56は閉塞されている。換言すれば、気体パイプ本体51は、平面視においてC字状に形成された軸11を有し、C字の両先端に位置するパイプ始端57およびパイプ終端56は、パイプ離間部55を隔てて互いに離間するように形成されている。
ここで、スカム拡散装置1の平面視において、ポンプガイド8に設けられた各切欠き部31に対応する箇所は、気体パイプ12に設けられたパイプ離間部55に対応する。これら切欠き部31およびパイプ離間部55に平面視において対応する箇所には、ガイドレール18とガイドレール18を固定するブラケット29が配置されている。
ガイドレール18がポンプ2の汚水路壁面側に設置されることにより、ポンプガイド8の壁9の代わりに、ガイドレール18が水の流れに対する壁となり、スカムがポンプ2に接近することを防ぐことができる。このように構成することにより、スカム拡散装置1の効果を損なうことなく、スカム拡散装置1全体の汚水路壁側方向への奥行寸法を小さくすることができる。
気体パイプ本体51の下側には、複数のノズル5が設けられている。本実施形態においては、1つの気体パイプ本体51に18個のノズル5が等間隔に配置されている。ノズルの数、間隔は任意に変更可能である。別の実施形態において、ノズルの数は18以外にできる。
本実施形態において、図6により詳細に示すように、ノズル5は、ノズル頸部53aとノズル頭部53bとを有する。ノズル頸部53aの一端が気体パイプ本体51に接続され、他端がノズル頭部53bに接続される。ノズル頭部53は、エア出口としての気体排出口(開口)を有する。ノズル頸部53aは、気体パイプ本体51に比べて小径の流路を有し、気体パイプ本体51からの気体をノズル頭部53bに導くように構成される。ノズル頭部53bは、釣鐘形状(ベル型)を有する。すなわち、ノズル頭部53bは、開口(気体吐出位置4)に向かって徐々に拡大する流路断面を有する。複数のノズル5は、すべての開口が下向きになるように、気体パイプ本体51に取り付けられる。ノズルの形状、配置は任意に変更可能である。別の実施形態において、ノズル5は、釣鐘形状とは異なる形状を有することができる。また、複数のノズル5は、開口の少なくとも1部が下向きとは異なる向きになるように、気体パイプ本体51に取り付けることができる。また、複数のノズル5は、第1ノズルと、第1ノズルとは異なる形状及び/又は仕様を有する第2ノズルを有することができる。
次に、本実施形態のスカム拡散装置1の動作について説明する。
スカム拡散装置1は、必要に応じて稼働させることができるように、待機状態で汚水路に常設されている。制御装置7は、例えば内蔵タイマーのアラームを検知し、或いは、スカム拡散装置を稼働させるコマンドをネットワークから受信すると、スカム拡散装置1を稼働させるタイミングであると判断する。
一例において、制御装置7は、まずエア配管13における直近の気体流量を特定する。例えば、流量計17が定期的に制御装置7に無線通信機構15を通じてエア配管13における気体流量データを送信している場合には、制御装置7が受信した流量データのうち最新の流量データを直近の気体流量のデータであると特定する。あるいは、制御装置7は、必要に応じて流量データを送信するよう要求し、取得することにより、エア配管13における直近の気体流量を特定する。
一例において、制御装置7は、下水道設備のネットワークを通じて、スカム拡散装置1を稼働させるための下水道設備の他の情報を取得する。他の情報とは、例えば、ポンプ2の採水圧に基づくフィルターの閉塞度合や推定されるスカムの量、スカムの状態、スカムの成分、水温、汚水量など様々である。制御装置7は、上述のように特定されたエア配管13における気体流量と、上述の下水道設備の他の情報に基づいて、スカム拡散に必要な気体の吐出量や吐出タイミング、吐出時間など、スカム拡散装置1の最適な稼働状態を算出する。
一例において、制御装置7は、算出されたスカム拡散装置1の最適な稼働状態に基づき、エアホース14に設けられた流量調整バルブ6を開くように要求する。具体的には、制御装置7は、流量調整バルブ6に対し、バルブの開度、開口時間、開閉タイミングなどを含む制御指示を送信する。流量調整バルブ6は、バルブ駆動用のアクチューエータを操作し、制御装置7が指示する気体の流量調整を行う。このように必要に応じて、制御装置7は流量調整バルブ6を制御し、気体吐出量や気体吐出タイミングなどを調整する。
エアホース14に設けられた流量調整バルブ6が開口することにより、気体はエアホース14から気体パイプ12に供給される。気体パイプ12に供給された気体は、エアホース接続管52を経由し、ポンプガイド8の外周面に沿った気体パイプ本体51に設けられた複数のノズル5に導かれる。複数のノズル5は、気体吐出位置4から、複数箇所で同時に汚水の水面下に下向きに気体を吐出する。
汚水内では、ノズル5から下向きに吐出された気体の圧力により、少なくとも下向きの水流が発生する。また、ノズル5から大量の気泡が発生する。水流及び泡は、気体パイプ本体51が位置するポンプガイド8の壁9の外側で、壁9に沿って配置された複数の異なるノズル5の箇所から同時に発生する。水流は、スカムが堆積しやすいポンプガイド8の壁9の外周面に沿って集中的に発生する。また、ノズル5からの大量の泡がポンプガイド8の壁9の外周面付近で様々に動く。こうした水流及び泡により、特に、スカムが堆積しやすいポンプガイド8の壁9の付近の汚水が撹拌され、その結果、スカムが拡散される。
なお、ポンプ2の周囲に、ポンプガイド8の壁9(及びガイドレール18)が配置されていることから、ポンプ2にスカムが近づくことが抑制される。ポンプガイド8の壁近傍での汚水撹拌効果と、ポンプガイド8によるバリア効果とにより、塊状のスカム吸引によるポンプの閉塞が防止される。
ノズル5の気体吐出位置4から汚水の水面下に下向きに吐出された気体は、下向きの水流を発生させて汚水を撹拌する一方、吐出された気体自体は気泡となって浮力により汚水面に向けて上昇し、上向きの水流を発生させる。そのため、気泡の上昇と共に発生する上向きの水流と、下向きに発生した水流とが合流することにより、ポンプガイド8の外周面に沿って汚水内には上下に循環する汚水の水流(旋回流)が発生する(図1の矢印参照)。
水面では、連続的な泡の動きや破壊に伴って、浮遊スカムが拡散される。また、大量の泡により、浮遊スカムはその浮力が奪われて沈降しやすくなる。水中に降下したスカムは、前述したように、水流及び泡により拡散される。
このようにして、ノズル5の気体吐出位置4から吐出される気体は、堆積スカムと浮遊スカムの双方を効率よく拡散させる。一例において、スカム拡散装置1が、堆積スカムと浮遊スカムの双方を効率よく拡散させるために、気体吐出位置4の上下方向の位置は、汚水面と水路底面との間において汚水面から略4分の一より上の位置に配置される。他の例において、気体吐出位置4は、水面から、汚水深さの略4分の一から略2分の一の間の位置、汚水深さの略2分の一から略4分の三の間の位置、又は汚水深さの略4分の三から水路底面の間の位置に配置される。
このように、本実施形態のスカム拡散装置1は、汚水中のポンプ2の近傍に配置され、前記汚水の水面下に気体吐出位置4を有する気体装置3を備える。
したがって、吐出された気体が汚水内に水流を発生させ、汚水路底面の堆積スカム(しさ)を拡散させる。また、吐出された気体が気泡となって浮力により上昇し、ポンプ周辺の水面のスカムに衝突することで、浮遊スカム拡散させる。
このため、専用ポンプを汚水内に設置することなく、簡単に浮遊スカムと堆積スカムの双方を拡散させることができるスカム拡散装置1を提供できる。
また、スカム拡散装置1は、気体装置3が、ポンプ2の近傍において互いに離間して配置される複数のノズル5を有する。
したがって、異なる複数の箇所から同時に気体を吐出することができ、スカムが形成され易い範囲に集中して向けて気体を吐出することにより、効果的にスカムを拡散させることができる。
また、スカム拡散装置1は、気体装置3が、少なくとも下向きに気体を吐出するように構成される。
したがって、ノズルから汚水中に下向きに吐出された気体により、下向きの水流が発生し、一方で、気泡の上昇により同時に上向きの水流も発生する。これにより汚水を上下に循環させることができるため、更に効果的にスカムを拡散させることができる。
また、スカム拡散装置1は、気体吐出位置が前記水面に比較的近い。
したがって、気泡は水面に近い位置で発生する。また、下向きの水流が深さ方向の広範囲に形成される。よって、スカムをより効率的に拡散させることができる。
また、スカム拡散装置1は、気体装置3が、流量調整バルブ6と、流量調整バルブ6を制御して、気体装置3からの気体吐出量及び気体吐出タイミングの少なくとも1つを調節する、制御装置7と、をさらに有する。
したがって、気体装置3からの気体吐出を、スカムの滞留量、滞留状態、水量、水温など様々な条件に合わせて最適化することができる。また、気体装置3の稼働時間、稼働サイクル、稼働モードなど様々な設定が可能となる。よって、スカム拡散に必要な最低限の稼働を行うため、無駄がなく、エネルギー消費量を抑えることができる。
また、スカム拡散装置1は、汚水中のポンプ2の近傍に配置され、少なくともポンプに対向する面を設けた壁9を有するポンプガイド8を備える。
したがって、拡散したスカムや、拡散が不十分な一部塊状のスカムがポンプに接近しないため、塊状のスカムがポンプに吸引されることなく、ポンプ閉塞を防止ことができる。
また、スカム拡散装置1は、ポンプガイド8の壁9が、気体吐出位置4とポンプ2との間に配される。
したがって、気体吐出位置4から吐出された気体が、ポンプガイド8の壁9に沿って下向きの水流を発生させるため、スカムが堆積し易い位置で効率よくスカムを拡散させることができる。
また、スカム拡散装置1は、ポンプガイド8の壁9が、ポンプ2を少なくとも部分的に囲むように配される外周面10を有し、気体装置3は、外周面10の周方向に沿った軸11を有しかつ複数のノズル5が取り付けられる気体パイプ12を有する。
したがって、ポンプガイド8の壁9の周囲に効率よく気体を吐出し、ポンプ2周囲のスカムを拡散するため、ポンプ2の閉塞を防止することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、本実施形態においては、2台の気体装置3を備えるスカム拡散装置1について説明したが、気体装置3の台数は1台であっても、逆に3台以上であってもよい。また、エア配管13ならびにエアホース14と、気体装置3との接続も本実施形態の例に限らず、下水道設備の仕様や要求に応じて、様々なバリエーションがあってもよい。
また、本実施形態においては、同一形状の複数のノズル5を備える気体パイプ12について説明したが、ポンプ2の形状やスカム拡散装置1の設置場所の特性などにより、吐出させる気体の特性を変化させるように、ノズル5に様々な異なる形状や機能の変形を加えてもよい。
具体的には、ノズル5の気体の吐出口のサイズを変形したり、1つのノズル5に対して複数の吐出孔を備えたり、気体の吐出方向を斜め下向きに変化させたり、複数のノズル5の個々を独立して制御できる機構を備えたりといった変形を加えてもよい。
また、本実施形態においては、エアホース14に設けられた流量調整バルブ6を備えるスカム拡散装置1について説明したが、流量調整バルブ6以外にも、複数のバルブを併用することにより複数のノズル5に対してより複雑な制御を行ってもよい。また、一部のノズル5のみから気体を吐出させるように構成してもよく、その場合に使用しないノズル5への配管やホースについては逆流防止弁などを利用して、より精密な制御を行ってもよい。
また、本実施形態においては、エア配管13の気体流量に応じた流量調整バルブ6の制御について説明したが、スカム拡散装置1の稼働時にはエア配管13の気体をさらに圧縮して使用してもよい。また、スカム拡散装置1の稼働に備えて、下水道設備内で取得可能な様々なエネルギー源(熱、水力、夜間電力)を用いて、エア配管13に供給する気体を圧縮しておいてもよい。
また、本実施形態においては、気体装置3の1台につき気体パイプ12が1つ設置されている場合について説明したが、複数の気体パイプ12を異なる高さ毎に備えてもよい。また、気体パイプ12はポンプガイド8の切欠き部31に合わせたパイプ離間部55を備える場合について説明したが、ポンプ2の全周にわたってノズル5が配置された気体パイプが備えられていてもよい。
また、スカム拡散装置1は、無線通信ネットワークに接続されてもよい。また、接続形態は、ケーブルなどの有線による接続であってもよい。また、スカム拡散装置1は、通信を通じて制御に使用される様々なセンサーやアクチュエータをさらに備えていてもよい。
また、制御装置7は、流量計17が測定した気体流量に基づいて流量調整バルブ6を制御してもよい。スカム拡散装置1は、別の様々なセンサーが取得する値に基づく制御を行うものであってもよい。また、制御装置7は、流量調整バルブ6以外のアクチュエータを制御するものであってもよい。
また、本実施形態においては、スカム拡散に必要な気体の吐出量や吐出タイミング、吐出時間などについて制御する場合について説明した。しかしこれに限らず、間欠稼働や様々な動作モードを可能にし、スカム拡散装置1が備える様々なセンサーの検出する値に基づき、個別設定やモード切替えなどの諸設定が行えるものであってもよい。
1 スカム拡散装置
2 ポンプ
3 気体装置
3a 第1気体装置(気体装置)
3b 第2気体装置(気体装置)
4 気体吐出位置
5 ノズル
6 流量調整バルブ(バルブ)
7 制御装置
8 ポンプガイド
9 壁
10 外周面
10a 第1外周面(外周面)
10b 第2外周面(外周面)
10c 第3外周面(外周面)
10d 第4外周面(外周面)
11 軸
12 気体パイプ

Claims (8)

  1. 汚水中のポンプの近傍に配置され、前記汚水の水面下に気体吐出位置を有する気体装置を備える、スカム拡散装置。
  2. 前記気体装置は、前記ポンプの近傍において互いに離間して配置される複数のノズルを有する、請求項1に記載のスカム拡散装置。
  3. 前記気体装置は、少なくとも下向きに気体を吐出するように構成される、請求項1又は2に記載のスカム拡散装置。
  4. 前記気体吐出位置は、前記水面に比較的近い、請求項1から3のいずれか一項に記載のスカム拡散装置。
  5. 前記気体装置は、
    バルブと、
    前記バルブを制御して、前記気体装置からの気体吐出量及び気体吐出タイミングの少なくとも1つを調節する、制御装置と、
    をさらに有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のスカム拡散装置。
  6. 汚水中のポンプの近傍に配置され、少なくともポンプに対向する面を設けた壁を有するポンプガイドをさらに備える、請求項1から5のいずれかに記載のスカム拡散装置。
  7. 前記ポンプガイドの前記壁は、前記気体吐出位置と前記ポンプとの間に配される、請求項6に記載のスカム拡散装置。
  8. 前記ポンプガイドの前記壁は、前記ポンプを少なくとも部分的に囲むように配される外周面を有し、
    前記気体装置は、前記外周面の周方向に沿った軸を有しかつ前記複数のノズルが取り付けられる気体パイプを有する、請求項6または7に記載のスカム拡散装置。
JP2015238099A 2015-12-04 2015-12-04 スカム拡散装置 Active JP6583888B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015238099A JP6583888B2 (ja) 2015-12-04 2015-12-04 スカム拡散装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015238099A JP6583888B2 (ja) 2015-12-04 2015-12-04 スカム拡散装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017100114A true JP2017100114A (ja) 2017-06-08
JP6583888B2 JP6583888B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=59016179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015238099A Active JP6583888B2 (ja) 2015-12-04 2015-12-04 スカム拡散装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6583888B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5385955A (en) * 1977-01-10 1978-07-28 Sogo Pump Seisakusho Scum pulverizer
JPH10165951A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Hausutenbosu Kk 汚水槽内のスカム除去方法およびスカム除去装置
JP2003170163A (ja) * 2001-09-25 2003-06-17 Asahi Tec Corp スカム破砕装置
JP2011144616A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Torao Inoue ポンプによる揚泥方法及び揚泥設備

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5385955A (en) * 1977-01-10 1978-07-28 Sogo Pump Seisakusho Scum pulverizer
JPH10165951A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Hausutenbosu Kk 汚水槽内のスカム除去方法およびスカム除去装置
JP2003170163A (ja) * 2001-09-25 2003-06-17 Asahi Tec Corp スカム破砕装置
JP2011144616A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Torao Inoue ポンプによる揚泥方法及び揚泥設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP6583888B2 (ja) 2019-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101050182B1 (ko) 직물 매체 여과 시스템
US5941273A (en) Drain trap apparatus
KR101285605B1 (ko) 역류방지 기능을 갖는 정수필터의 필터 헤드
JP6583888B2 (ja) スカム拡散装置
KR100820226B1 (ko) 개폐 가능한 봉수 장치를 구비하는 하수 장치
TW201720996A (zh) 閥裝置
KR100767964B1 (ko) 배수관 소음저감을 위한 이음장치
JP6067371B2 (ja) 固液分離装置の集水孔形成方法
JP3983712B2 (ja) 汚水中継ポンプ設備
WO2015159203A1 (en) Waste water pump lying dry in a liquid tight insert which can be removably lowered into a sump
JP5348543B2 (ja) 排水用トラップ
KR102019422B1 (ko) 원수분산이 용이한 낙수판이 구비된 정수 시스템
JP2008025514A (ja) 水中ポンプ装置
JP4834564B2 (ja) フロート式排水トラップ
KR101567042B1 (ko) 자동 역세척 및 산소버블 공급 기능을 갖는 여과장치
KR101937611B1 (ko) 하수도 악취 제거 시스템
JP5041921B2 (ja) 排水ポンプ装置
KR20100131564A (ko) 시스템의 정지 없이 조 상부에서 손쉬운 탈부착이 가능한 산기장치
KR101703241B1 (ko) 용수의 분기 단속이 가능한 다단분기용 급수분배기의 벽체 매립 설치구조
JP3136579U (ja) 排水処理設備における曝気槽のエアー供給装置
KR101846821B1 (ko) 회전식 산기장치
JP7440873B2 (ja) フロート式レベルスイッチユニット及びそれを備えた原水槽
JP2012050944A (ja) 濾過装置およびストレ−ナ
KR20180137366A (ko) 하수구의 악취 및 역류 방지 장치
KR102287425B1 (ko) 논두렁용 수위조절장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180914

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6583888

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250