JP2017099501A - Rfコイル及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

Rfコイル及び磁気共鳴イメージング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017099501A
JP2017099501A JP2015233610A JP2015233610A JP2017099501A JP 2017099501 A JP2017099501 A JP 2017099501A JP 2015233610 A JP2015233610 A JP 2015233610A JP 2015233610 A JP2015233610 A JP 2015233610A JP 2017099501 A JP2017099501 A JP 2017099501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
frequency coil
connector
loop
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015233610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017099501A5 (ja
JP6687375B2 (ja
Inventor
石井 学
Manabu Ishii
学 石井
貞範 冨羽
Sadanori Fuha
貞範 冨羽
信二 光井
Shinji Mitsui
信二 光井
三男 高木
Mitsuo Takagi
三男 高木
美幸 太田
Miyuki Ota
美幸 太田
聡志 今井
Satoshi Imai
聡志 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Medical Systems Corp
Priority to JP2015233610A priority Critical patent/JP6687375B2/ja
Priority to US15/362,247 priority patent/US10816619B2/en
Publication of JP2017099501A publication Critical patent/JP2017099501A/ja
Publication of JP2017099501A5 publication Critical patent/JP2017099501A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6687375B2 publication Critical patent/JP6687375B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
    • G01R33/34007Manufacture of RF coils, e.g. using printed circuit board technology; additional hardware for providing mechanical support to the RF coil assembly or to part thereof, e.g. a support for moving the coil assembly relative to the remainder of the MR system
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/30Sample handling arrangements, e.g. sample cells, spinning mechanisms
    • G01R33/307Sample handling arrangements, e.g. sample cells, spinning mechanisms specially adapted for moving the sample relative to the MR system, e.g. spinning mechanisms, flow cells or means for positioning the sample inside a spectrometer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/34Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR
    • G01R33/341Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR comprising surface coils
    • G01R33/3415Constructional details, e.g. resonators, specially adapted to MR comprising surface coils comprising arrays of sub-coils, i.e. phased-array coils with flexible receiver channels
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/32Excitation or detection systems, e.g. using radio frequency signals
    • G01R33/36Electrical details, e.g. matching or coupling of the coil to the receiver
    • G01R33/3642Mutual coupling or decoupling of multiple coils, e.g. decoupling of a receive coil from a transmission coil, or intentional coupling of RF coils, e.g. for RF magnetic field amplification

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】第1エレメントと第2エレメントとのカップリングの発生を抑制することができるRFコイル及び磁気共鳴イメージング装置を提供すること。
【解決手段】実施形態のRFコイルは、第1エレメントと、第2エレメントとを備える。前記第2エレメントのループの一部分が屈曲し、当該屈曲した一部分から延びた延伸部分が前記第1エレメントと重なるように配置されている。実施形態のRFコイルは、前記第1エレメントと前記第2エレメントとを含んで形成されており、被検体の1つの撮像部位に対応する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、RFコイル及び磁気共鳴イメージング装置に関する。
静磁場中に置かれた被検体の原子核スピンをラーモア周波数(Larmor frequency)のRF(Radio Frequency)パルスで磁気的に励起し、この励起に伴って発生するMR(Magnetic Resonance)信号から画像を再構成する磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置がある。
特開2005−087523号公報
本発明が解決しようとする課題は、第1エレメントと第2エレメントとのカップリングの発生を抑制することができるRFコイル及び磁気共鳴イメージング装置を提供することである。
実施形態のRFコイルは、第1エレメントと、第2エレメントとを備える。前記第2エレメントのループの一部分が屈曲し、当該屈曲した一部分から延びた延伸部分が前記第1エレメントと重なるように配置されている。実施形態のRFコイルは、前記第1エレメントと前記第2エレメントとを含んで形成されており、被検体の1つの撮像部位に対応する。
図1は、実施形態に係るMRI装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、実施形態に係る天板の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る天板の他の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る受信コイルの一例を示す図である。 図5は、単純に、2つのコネクタを嵌合させた場合の一例を説明するための図である。 図6は、単純に、2つのコネクタを嵌合させた場合の一例を説明するための図である。 図7は、実施形態におけるデカップリングを説明するための図である。 図8は、実施形態におけるデカップリングを説明するための図である。 図9は、実施形態に係る受信コイルの他の一例を示す図である。 図10は、実施形態におけるデカップリングを説明するための図である。 図11は、実施形態におけるデカップリングを説明するための図である。 図12は、延伸部分によって形成される領域の面積について説明するための図である。 図13は、実施形態に係る受信コイルの他の一例を示す図である。 図14は、第1の変形例に係る受信コイルの一例を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(以下、適宜「MRI装置」)を説明する。なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。
図1は、実施形態に係るMRI装置100の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、MRI装置100は、静磁場磁石1と、傾斜磁場コイル2と、傾斜磁場電源3と、送信コイル(RF(Radio Frequency)送信コイル)4と、送信回路5と、受信コイル(RF受信コイル)6と、受信回路7と、寝台8と、入力回路9と、ディスプレイ10と、記憶回路11と、処理回路12〜15とを備える。なお、MRI装置100に、図1に示す被検体S(例えば、人体)は含まれない。また、図1に示す構成は一例に過ぎない。
静磁場磁石1は、中空の略円筒形状(円筒の中心軸に直交する断面が楕円状となるものを含む)に形成され、内周側に形成される撮像空間に一様な静磁場を発生させる。例えば、静磁場磁石1は、永久磁石や超伝導磁石等によって実現される。
傾斜磁場コイル2は、中空の略円筒形状(円筒の中心軸に直交する断面が楕円状となるものを含む)に形成され、静磁場磁石1の内周側に配置される。傾斜磁場コイル2は、互いに直交するx軸、y軸及びz軸それぞれに沿った傾斜磁場を発生させる3つのコイルを有する。ここで、x軸、y軸及びz軸は、MRI装置100に固有の装置座標系を構成する。例えば、x軸の方向は、鉛直方向に設定され、y軸の方向は、水平方向に設定される。また、z軸の方向は、静磁場磁石1によって発生する静磁場の磁束の方向と同じに設定される。
傾斜磁場電源3は、傾斜磁場コイル2が有する3つのコイルそれぞれに個別に電流を供給することで、x軸、y軸及びz軸それぞれに沿った傾斜磁場を撮像空間に発生させる。x軸、y軸及びz軸それぞれに沿った傾斜磁場を適宜に発生させることによって、互いに直交するリードアウト方向、位相エンコード方向、及びスライス方向それぞれに沿った傾斜磁場を発生させることができる。ここで、リードアウト方向、位相エンコード方向、及びスライス方向それぞれに沿った軸は、撮像の対象となるスライス領域又はボリューム領域を規定するための論理座標系を構成する。なお、以下では、リードアウト方向に沿った傾斜磁場をリードアウト傾斜磁場と呼び、位相エンコード方向に沿った傾斜磁場を位相エンコード傾斜磁場と呼び、スライス方向に沿った傾斜磁場をスライス傾斜磁場と呼ぶ。
各傾斜磁場は、静磁場磁石1によって発生する静磁場に重畳され、磁気共鳴(Magnetic Resonance:MR)信号に空間的な位置情報を付与するために用いられる。具体的には、リードアウト傾斜磁場は、リードアウト方向の位置に応じてMR信号の周波数を変化させることで、MR信号にリードアウト方向に沿った位置情報を付与する。また、位相エンコード傾斜磁場は、位相エンコード方向に沿ってMR信号の位相を変化させることで、MR信号に位相エンコード方向の位置情報を付与する。また、スライス傾斜磁場は、撮像領域がスライス領域の場合には、スライス領域の方向、厚さ、枚数を決めるために用いられ、撮像領域がボリューム領域である場合には、スライス方向の位置に応じてMR信号の位相を変化させることで、MR信号にスライス方向に沿った位置情報を付与する。
送信コイル4は、中空の略円筒形状(円筒の中心軸に直交する断面が楕円状となるものを含む)に形成され、傾斜磁場コイル2の内側に配置される。送信コイル4は、送信回路5から出力されるRFパルスを撮像空間に印加する。
送信回路5は、ラーモア周波数に対応するRFパルスを送信コイル4に出力する。例えば、送信回路5は、発振回路、位相選択回路、周波数変換回路、振幅変調回路、及び、RF増幅回路を有する。発振回路は、静磁場中に置かれた対象原子核に固有の共鳴周波数のRFパルスを発生する。位相選択回路は、発振回路から出力されるRFパルスの位相を選択する。周波数変換回路は、位相選択回路から出力されるRFパルスの周波数を変換する。振幅変調回路は、周波数変換回路から出力されるRFパルスの振幅を例えばsinc関数に従って変調する。RF増幅回路は、振幅変調回路から出力されるRFパルスを増幅して送信コイル4に出力する。
受信コイル6は、被検体Sの近傍に設置され、RFパルスの影響によって被検体Sから発せられるMR信号を受信する。受信コイル6は、MR信号を受信すると、受信したMR信号を受信回路7へ出力する。本実施形態に係る受信コイル6の詳細については後述する。なお、受信コイル6は、特許請求の範囲に記載のRFコイルの一例である。
受信回路7は、受信コイル6から出力されるMR信号に基づいてMR信号データを生成し、生成したMR信号データを処理回路13に出力する。例えば、受信回路7は、選択回路、前段増幅回路、位相検波回路、及び、アナログデジタル変換回路を有する。選択回路は、受信コイル6から出力されるMR信号を選択的に入力する。前段増幅回路は、選択回路から出力されるMR信号を増幅する。位相検波回路は、前段増幅器から出力されるMR信号の位相を検波する。アナログデジタル変換回路は、位相検波器から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換することでMR信号データを生成し、生成したMR信号データを処理回路13に出力する。
なお、ここでは、送信コイル4がRFパルスを印加し、受信コイル6がMR信号を受信する場合の例を説明するが、送信コイル及び受信コイルの形態はこれに限られない。例えば、送信コイル4が、MR信号を受信する受信機能をさらに有してもよい。また、受信コイル6が、RF磁場を印加する送信機能をさらに有していてもよい。送信コイル4が受信機能を有している場合は、受信回路7は、送信コイル4によって受信されたMR信号からもMR信号データを生成する。また、受信コイル6が送信機能を有している場合は、送信回路5は、受信コイル6にもRFパルスを出力する。
寝台8は、被検体Sが載置される天板8aを備え、被検体Sの撮像が行われる際に、静磁場磁石1及び傾斜磁場コイル2の内側に形成される撮像空間へ天板8aを挿入する。例えば、寝台8は、長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように設置される。本実施形態に係る天板8aの詳細については後述する。
入力回路9は、操作者から各種指示及び各種情報の入力操作を受け付ける。例えば、入力回路9は、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、タッチパネル等によって実現される。入力回路9は、処理回路15に接続されており、操作者から受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路15へ出力する。
ディスプレイ10は、各種情報及び各種画像を表示する。例えば、ディスプレイ10は、液晶モニタやCRT(Cathode Ray Tube)モニタ、タッチパネル等によって実現される。ディスプレイ10は、処理回路15に接続されており、処理回路15から送られる各種情報及び各種画像のデータを表示用の電気信号に変換して出力する。
記憶回路11は、各種データを記憶する。例えば、記憶回路11は、MR信号データや画像データを被検体Sごとに記憶する。例えば、記憶回路11は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子やハードディスク、光ディスク等によって実現される。
処理回路12は、寝台制御機能12aを有する。例えば、処理回路12は、プロセッサによって実現される。寝台制御機能12aは、寝台8に接続されており、制御用の電気信号を寝台8へ出力することで、寝台8の動作を制御する。例えば、寝台制御機能12aは、入力回路9を介して、天板8aを長手方向、上下方向又は左右方向へ移動させる指示を操作者から受け付け、受け付けた指示に従って天板8aを移動するように、寝台8が有する天板8aの駆動機構を動作させる。
処理回路13は、実行機能13aを有する。例えば、処理回路13は、プロセッサによって実現される。実行機能13aは、各種のプロトコルを実行する。具体的には、実行機能13aは、処理回路15から出力されるシーケンス実行データに基づいて傾斜磁場電源3、送信回路5及び受信回路7を駆動することで、各種プロトコルを実行する。
ここで、シーケンス実行データは、MR信号データを収集するための手順を示すプロトコルを定義した情報である。具体的には、シーケンス実行データは、傾斜磁場電源3が傾斜磁場コイル2に電流を供給するタイミング及び供給される電流の強さ、送信回路5が送信コイル4に供給するRFパルス電流の強さや供給タイミング、受信回路7がMR信号を検出する検出タイミング等を定義した情報である。
また、実行機能13aは、各種パルスシーケンスを実行した結果として、受信回路7からMR信号データを受信し、受信したMR信号データを記憶回路11に格納する。なお、実行機能13aによって受信されたMR信号データの集合は、前述したリードアウト傾斜磁場、位相エンコード傾斜磁場、及びスライス傾斜磁場によって付与された位置情報に応じて2次元又は3次元に配列されることで、k空間を構成するデータとして記憶回路11に格納される。
処理回路14は、画像生成機能14aを有する。例えば、処理回路14は、プロセッサによって実現される。画像生成機能14aは、記憶回路11に格納されたMR信号データに基づいて画像を生成する。具体的には、画像生成機能14aは、実行機能13aによって記憶回路11に格納されたMR信号データを読み出し、読み出したMR信号データに後処理すなわちフーリエ変換等の再構成処理を施すことで画像を生成する。また、画像生成機能14aは、生成した画像の画像データを記憶回路11に格納する。
処理回路15は、制御機能15aを有する。例えば、処理回路15は、プロセッサによって実現される。制御機能15aは、MRI装置100が有する各構成要素を制御することで、MRI装置100の全体制御を行う。例えば、制御機能15aは、入力回路9を介して操作者からパルスシーケンスに関する各種のパラメータの入力を受け付け、受け付けたパラメータに基づいてシーケンス実行データを生成する。そして、制御機能15aは、生成したシーケンス実行データを処理回路13に送信することで、各種のパルスシーケンスを実行する。また、例えば、制御機能15aは、操作者から要求された画像の画像データを記憶回路11から読み出し、読み出した画像をディスプレイ10に出力する。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(central preprocess unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC))、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。なお、記憶回路11にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むように構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。
以上、実施形態に係るMRI装置100の全体構成について説明した。
次に、本実施形態に係る天板8aについて説明する。図2は、実施形態に係る天板の一例を示す図である。
図2の例に示すように、天板8aには、複数の高周波コイルエレメント6bが埋め込まれている。図2の例では、Z軸方向に1列14個の高周波コイルエレメント6bがX軸方向に5列並んでいる。すなわち、図2の例では、天板8aには、70個の高周波コイルエレメント6bが埋め込まれている。高周波コイルエレメント6bの形状は、ループ状である。高周波コイルエレメント6bは、ケーブルを介して、受信回路7に接続されている。なお、高周波コイルエレメント6bは、高周波コイルである受信コイル6を構成する各部分(各コイルエレメント)のうち主要(メイン)な部分であるため、高周波コイルメイン部分6bとも称される。高周波コイルメイン部分6bは、RFパルスの影響によって被検体Sから発せられるMR信号を受信する。高周波コイルメイン部分6bは、MR信号を受信すると、受信したMR信号を受信回路7へ出力する。
また、図2の例に示すように、所定数(ここでは56個)の高周波コイルメイン部分6bのループの内側に、後述する高周波コイルサブ部分6aを着脱可能なコネクタ6cが配置されている。なお、高周波コイルメイン部分6bは、特許請求の範囲に記載された第1エレメントの一例である。
図3は、実施形態に係る天板の他の一例を示す図である。図3の例に示す天板8aにも、図2の例に示す天板8aと同様に、複数の高周波コイルメイン部分6bが埋め込まれており、Z軸方向に1列14個の高周波コイルメイン部分6bがX軸方向に5列並んでいる。
また、図3の例に示すように、所定数(ここでは、34個)の高周波コイルメイン部分6bのループの内側に、コネクタ6cが配置されている。また、図3の例では、Z軸方向における両端に位置する6個のコネクタ6cの向きが他のコネクタ6cの向きと異なる。
次に、本実施形態に係る受信コイル6について説明する。図4は、実施形態に係る受信コイル6の一例を示す図である。図4の例に示すように、受信コイル6は、高周波コイルエレメント6aと上述した高周波コイルメイン部分6bとを備えた高周波コイルエレメントを複数備える。
高周波コイルエレメント6aの形状は、ループ状である。高周波コイルエレメント6aは、高周波コイルメイン部分6bと異なり、ケーブルに接続されておらず、コネクタ20を備える。すなわち、高周波コイルエレメント6aは、ケーブルレスである。なお、図4の例において、高周波コイルメイン部分6bのループの中心を基準とすると、この中心に対してコネクタ6cがある側と、撮像対象が存在する側とは異なる。また、高周波コイルエレメント6aは、高周波コイルである受信コイル6を構成する各部分(各コイルエレメント)のうち、補助的(サブ)な部分であるため、高周波コイルサブ部分6aとも称される。なお、高周波コイルサブ部分6aは、特許請求の範囲に記載された第2エレメントの一例である。
本実施形態では、高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20を、被検体Sの撮像部位から発せられるMR信号を高周波コイルサブ部分6aが受信することが可能な位置にあるコネクタ6cに嵌合させる。例えば、コネクタ20を、高周波コイルサブ部分6aが撮像部位に密着することができるような位置にあるコネクタ6cに嵌合させる。これにより、高周波コイルメイン部分6bと高周波コイルサブ部分6aとを含んで、被検体Sの1つの撮像部位に対応する1つの高周波コイルエレメントが形成される。
例えば、高周波コイルサブ部分6aが頭部を撮像するためのコイルエレメントである場合には、この高周波コイルサブ部分6aと、この高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20と嵌合したコネクタ6cがループ内に配置された高周波コイルメイン部分6bとを含んで構成された高周波コイルエレメントは、頭部を撮像するためのコイルエレメントとなる。また、高周波コイルサブ部分6aが肩を撮像するためのコイルエレメントである場合には、この高周波コイルサブ部分6aと、この高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20と嵌合したコネクタ6cがループ内に配置された高周波コイルメイン部分6bとを含んで構成された高周波コイルエレメントは、肩を撮像するためのコイルエレメントとなる。また、高周波コイルサブ部分6aが胸部を撮像するためのコイルエレメントである場合には、この高周波コイルサブ部分6aと、この高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20と嵌合したコネクタ6cがループ内に配置された高周波コイルメイン部分6bとを含んで構成された高周波コイルエレメントは、胸部を撮像するためのコイルエレメントとなる。すなわち、高周波コイルメイン部分6bは、対応する高周波コイルサブ部分6aが撮像対象とする撮像部位の種類に応じて、撮像対象とする撮像部位の種類が変化する。本実施形態では、高周波コイルサブ部分6aが撮像対象とする撮像部位の種類が少なくとも2種類あるので、高周波コイルメイン部分6bは、少なくとも2種類の撮像部位に対応する。すなわち、先の図2及び図3に示す天板8aには、少なくとも2つの撮像部位に対応するように、複数の高周波コイルメイン部分6b群が埋め込まれている。
そして、本実施形態では、高周波コイルメイン部分6bのループの内側に配置されたコネクタ6cと、高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20とが嵌合することで、電気的に、高周波コイルサブ部分6aと受信回路7とが結合される。このような構成により、高周波コイルサブ部分6aにケーブルを接続せずに、受信コイル6を構成することができる。
なお、図4の例に示すように、コネクタ20がコネクタ6cに嵌合された場合には、高周波コイルサブ部分6aは、部分30において、撮像対象である撮像部位に対して近づく方向に屈曲している。
ここで、単純に、高周波コイルメイン部分6bのループの内側に配置されたコネクタ6cと、高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20とを嵌合させた場合について説明する。図5及び図6は、単純に、2つのコネクタを嵌合させた場合の一例を説明するための図である。
図5の例に示すように、単純に、コネクタ6cと、コネクタ20とを嵌合させた場合には、図6の例に示すように、高周波コイルサブ部分6aの表側から鎖交する鎖交磁束21と裏側から鎖交する鎖交磁束22とで大きさが異なるため、高周波コイルサブ部分6aのループ内での高周波磁場の総和が0又は略0とならない場合がある。このため、高周波コイルサブ部分6aと高周波コイルメイン部分6bとのカップリングが生じる場合がある。
そこで、本実施形態では、上述したカップリングの発生を抑制することができるように、すなわち、デカップリングが行われるように、受信コイル6を以下の説明のとおり構成する。
図4の説明に戻り、本実施形態では、受信コイル6の部分23が屈曲しており、この部分23から延伸部分24が延びている。延伸部分24が延びる方向は、上述の部分30から先端にかけての部分が延びる方向と略同一である。このような形状は、例えば、コの字型(又は、U字型若しくはC字型)と称される。図7及び図8は、実施形態におけるデカップリングを説明するための図である。コネクタ6cとコネクタ20とを嵌合させた場合には、図7の例に示すように、高周波コイルメイン部分6bのループにより形成される領域と延伸部分24により形成される領域とが重なるように、延伸部分24が配置される。この際、延伸部分24によって形成される領域の面積等は、高周波コイルサブ部分6aの表側から鎖交する鎖交磁束21と裏側から鎖交する鎖交磁束22とで大きさが同一又は略同一となるように、高周波コイルメイン部分6bのループ内でのコネクタ6cの位置や、このループにより形成される領域の面積の大きさ等に基づいて設計されている。これにより、図6の例に示す場合と比較して、図7の例に示すように鎖交磁束22が大きくなり、鎖交磁束21と鎖交磁束22とで大きさが同じ又は略同じになり、高周波コイルサブ部分6aのループ内での高周波磁場の総和が0又は略0となる。
ここで、図8を参照して、デカップリングについてより詳しく説明する。図8の例は、図7の例において矢印Aの方向から見た場合の受信コイル6を示す。図8の例に示すように、高周波コイルメイン部分6bにより発生した磁界の磁束30が、高周波コイルサブ部分6aのループを貫く場合には、この磁束30を打ち消すように、上述した矢印Aが示す方向から見た場合の高周波コイルサブ部分6aの手前側の部分に、矢印31が示す方向に電流(電流E1)が流れる。一方、図8の例に示すように、高周波コイルメイン部分6bにより発生した磁界の磁束32が、高周波コイルサブ部分6aの延伸部分24によって形成される領域を貫く場合には、この磁束32を打ち消すように、上述した矢印Aが示す方向から見た場合の手前側の延伸部分24に、矢印33が示す方向に電流(電流E2)が流れる。そして、本実施形態では、電流E1と電流E2とが相殺されるように、延伸部分24によって形成される領域の面積などが調整されているため、高周波コイルサブ部分6aと高周波コイルメイン部分6bとのデカップリングを行うことができる。すなわち、高周波コイルサブ部分6aと高周波コイルメイン部分6bとのカップリングの発生を抑制することができる。
次に、本実施形態に係る受信コイル6の他のコイルエレメントの例について説明する。図9は、実施形態に係る受信コイル6の他のコイルエレメントの一例を示す図である。図4及び図7の例に示す受信コイル6の高周波コイルエレメントと異なる点について説明する。まず、図4及び図7の例に示す受信コイル6の高周波コイルエレメントでは、高周波コイル6bのループの中心を基準とすると、この中心に対してコネクタ6cがある側と、撮像対象が存在する側とは異なる。一方、図9の例に示す受信コイル6の高周波コイルエレメントでは、高周波コイル6bのループの中心を基準とすると、この中心に対してコネクタ6cがある側と、撮像対象が存在する側とは同一である。次に、図4及び図7の例に示す受信コイル6の高周波コイルエレメントと、図9の例に示す受信コイル6の高周波コイルエレメントとでは、部分23により屈曲している方向が異なる。
図9の例に示す受信コイル6の高周波コイルエレメントにおいて、高周波コイルサブ部分6aの部分23が屈曲しており、この部分23から延伸部分24が延びている。延伸部分24が延びる方向は、上述の部分30から先端にかけての部分が延びる方向と略逆である。このような形状は、例えば、S字型と称される。図10及び図11は、実施形態におけるデカップリングを説明するための図である。コネクタ6cとコネクタ20とを嵌合させた場合には、図10の例に示すように、高周波コイルメイン部分6bのループにより形成される領域と延伸部分24により形成される領域とが重なるように、延伸部分24が配置される。この際、延伸部分24によって形成される領域の面積等は、高周波コイルサブ部分6aの表側から鎖交する鎖交磁束37と裏側から鎖交する鎖交磁束38とで大きさが同一又は略同一となるように、高周波コイルメイン部分6bのループ内でのコネクタ6cの位置や、このループにより形成される領域の面積の大きさ等に基づいて設計されている。これにより、図10の例に示すように鎖交磁束37と鎖交磁束39とで大きさが同一又は略同一となり、高周波コイルサブ部分6aのループ内での磁場の総和が0又は略0となる。
ここで、図11を参照して、デカップリングについてより詳しく説明する。図11の例は、図10の例において矢印Bの方向から見た場合の受信コイル6を示す。図11の例に示すように、高周波コイルメイン部分6bにより発生した磁界の磁束40が、高周波コイルサブ部分6aのループを貫く場合には、この磁束40を打ち消すように、上述した矢印Bが示す方向から見た場合の高周波コイルサブ部分6aの手前側の部分に、矢印41が示す方向に電流(電流E3)が流れる。一方、図11の例に示すように、高周波コイルメイン部分6bにより発生した磁界の磁束43が、高周波コイルサブ部分6aの延伸部分24によって形成される領域を貫く場合には、この磁束43を打ち消すように、上述した矢印Bが示す方向から見た場合の手前側の延伸部分24に、矢印44が示す方向に電流(電流E4)が流れる。そして、本実施形態では、電流E3と電流E4とが相殺されるように、延伸部分24によって形成される領域の面積などが調整されているため、高周波コイルサブ部分6aと高周波コイルメイン部分6bとのデカップリングを行うことができる。すなわち、高周波コイルサブ部分6aと高周波コイルメイン部分6bとのカップリングの発生を抑制することができる。
次に、延伸部分24によって形成される領域の面積について説明する。図12は、延伸部分24によって形成される領域の面積について説明するための図である。図12は、高周波コイルメイン部分6bのループの重心からの距離と、この重心からの距離だけ重心から離れた位置に配置されたコネクタ6cに、コネクタ20を嵌合させた場合の延伸部分24によって形成される領域の面積との関係の一例を示す。
なお、ここでいう重心とは、例えば、高周波コイルメイン部分6bのループによって形成される領域の空間的な重心、又は、感度重心を指す。図12の例に示すように、重心からの距離が「0」の場合は、延伸部分24によって形成される領域の面積は「0」である。また、重心からの距離が比較的短いと、延伸部分24によって形成される領域24aの面積は比較的小さい。また、受信からの距離が長くなるにつれて、延伸部分24によって形成される領域24b、領域24cの面積が大きくなる。これは、重心からの距離が長くなるにつれて、延伸部分24により形成された領域を貫く、高周波コイルメイン部分6bにより発生した磁界の磁束が小さくなるので、より多くの磁束を延伸部分24により形成された領域を貫くようにさせるためである。
また、高周波コイルサブ部分6aのループにより形成される領域の面積が大きくなるにつれて、デカップリングを行うために、より多くの磁束が延伸部分24により形成された領域を貫くように設計する必要がある。このため、本実施形態では、高周波コイルサブ部分6aのループにより形成される領域の面積が大きくなるにつれて、延伸部分24によって形成される領域の面積を大きくするように設計する。すなわち、高周波コイルサブ部分6aにおける延伸部分24の大きさは、高周波コイルメイン部分6bのループ全体の大きさに対応して設計されている。
ここで、上述したように、図12の例では、重心からの距離が「0」の場合は、延伸部分24によって形成される領域の面積は「0」である。すなわち、重心からの距離が「0」のような、高周波コイルサブ部分6aのループ内の中央又は中央付近に高周波コイルサブ部分6aを配置する場合には、高周波コイルサブ部分6aが、部分23で屈曲されている必要がなく、更に、延伸部分24を備える必要がない。そこで、このような場合の受信コイル6の高周波コイルエレメントについて図13を参照して説明する。
図13は、実施形態に係る受信コイル6の高周波コイルエレメントの他の一例を示す図である。図13の例に示す受信コイル6の高周波コイルエレメントは、延伸部分24を有さない高周波コイルサブ部分6aと、高周波コイルメイン部分6bとを備える。高周波コイルメイン部分6bのループ内の中央又は中央付近には、コネクタ6cが配置されている。
また、図13の例に示す高周波コイルサブ部分6aは、上述のコネクタ20を備える。このコネクタ20がコネクタ6cと嵌合される。図13の例では、高周波コイルメイン部分6bと高周波コイルサブ部分6aとを含んで、被検体Sの1つの撮像部位に対応する受信コイル6の高周波コイルエレメントが形成される。そして、高周波コイルメイン部分6bのループの内側の中央又は中央付近に配置されたコネクタ6cと、高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20とが嵌合することで、電気的に、高周波コイルサブ部分6aと受信回路7とが結合される。このような構成により、高周波コイルサブ部分6aにケーブルを接続せずに、受信コイル6を構成することができる。
また、高周波コイルメイン部分6bのループの内側の中央又は中央付近に配置されたコネクタ6cと、高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20とが嵌合する場合には、そもそもカップリングが、発生しにくい。そのため、コネクタ20をループの内側の中央又は中央付近に配置することにより、カップリングの発生を抑制することができる。
以上、実施形態に係る受信コイル6及びMRI装置100について説明した。実施形態に係る受信コイル6及びMRI装置100によれば、上述したように、カップリングの発生を抑制することができる。
(実施形態に係る第1の変形例)
ここで、受信コイル6の高周波コイルエレメントにおいて、上述した実施形態に係る高周波コイルサブ部分6aが延伸部分24を備えず、延伸部分24に相当するコイルエレメントが、天板8aに埋め込まれており、コネクタ6c及びコネクタ20を介して、このコイルエレメントと、高周波コイルサブ部分6aとが接続可能な構成であってもよい。そこで、このような実施形態を実施形態に係る第1の変形例として説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図14は、第1の変形例に係る受信コイル6の高周波コイルエレメントの一例を説明するための図である。図14の例に示すように、第1の変形例に係る受信コイル6の高周波コイルエレメントは、延伸部分24を備えない高周波コイルサブ部分6aと、高周波コイルメイン部分6bと、高周波コイルメイン部分6bと重なるように配置された、延伸部分24に相当するコイルエレメント24´とを備える。
図14の例において、コネクタ6cに高周波コイルサブ部分6aのコネクタ20が接続された場合に、コイルエレメント24´は、高周波コイルサブ部分6aと1つのループを形成するように接続される。また、図14の例において、高周波コイルメイン部分6bのループによって形成される領域とコイルエレメント24´によって形成される領域とが重なるように、コイルエレメント24´が天板8aに埋め込まれて配置されている。そして、コイルエレメント24´は、上述した延伸部分24と同様の機能を発揮する。このため、高周波コイルサブ部分6aと、コイルエレメント24が接続された高周波コイルメイン部分6bとのデカップリングを行うことができる。すなわち、高周波コイルサブ部分6aと高周波コイルメイン部分6bとのカップリングの発生を抑制することができる。
以上、第1の変形例に係る受信コイル6について説明した。第1の変形例に係る受信コイル6、及び、第1の変形例に係る受信コイル6を備えるMRI装置100によれば、上述したように、カップリングの発生を抑制することができる。
なお、上述した実施形態において、高周波コイルメイン部分6bが天板8aに埋め込まれている場合について例示したが、高周波コイルメイン部分6bは、天板8aに埋め込まれていなくてもよい。
以上述べた少なくとも1つの実施形態又は変形例に係る受信コイル6及びMRI装置100によれば、高周波コイルサブ部分6aと高周波コイルメイン部分6bとのカップリングの発生を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
6 受信コイル
6a 高周波コイルサブ部分
6b 高周波コイルメイン部分
20 コネクタ
24 延伸部分
100 MRI装置

Claims (11)

  1. 第1エレメントと、
    第2エレメントと、
    を備え、
    前記第2エレメントのループの一部分が屈曲し、当該屈曲した一部分から延びた延伸部分が前記第1エレメントと重なるように配置され、
    前記第1エレメントと前記第2エレメントとを含んで形成された、被検体の1つの撮像部位に対応する、RFコイル。
  2. 前記第1エレメントのループの内側に、前記第2エレメントを着脱可能なコネクタが配置されている、請求項1に記載のRFコイル。
  3. 前記第2エレメントは、ケーブルレスである、請求項2に記載のRFコイル。
  4. 前記コネクタは、前記第2エレメントのコネクタと嵌合することで、電気的に、前記第2のエレメントと、当該第2のエレメントにより受信された前記被検体から発せられるMR信号に基づいてMR信号データを生成する受信回路とを結合する、請求項2又は3に記載のRFコイル。
  5. 前記第2エレメントは、撮像対象に対して近づく方向に屈曲している、請求項1〜4の何れか一つに記載のRFコイル。
  6. 前記第2エレメントにおける延伸部分の大きさは、前記第1エレメントのループ全体の大きさに対応して設計されている、請求項1〜5の何れか一つに記載のRFコイル。
  7. 前記第1エレメントは、前記被検体が載置される天板に埋め込まれている、請求項1〜6の何れか一つに記載のRFコイル。
  8. 前記天板には、少なくとも2つの撮像部位に対応するように、複数の前記第1エレメント群が埋め込まれている、請求項7に記載のRFコイル。
  9. 第1エレメントと、
    第2エレメントと、
    を備え、
    前記第1エレメントのループの内側の中央付近に、前記第2エレメントを着脱可能なコネクタが配置され、
    前記第1エレメントと前記第2エレメントとを含んで形成された、被検体の1つの撮像部位に対応する、RFコイル。
  10. 第1エレメントと、
    第2エレメントと、
    を備え、
    前記第1エレメントのループの内側に、前記第2エレメントを着脱可能なコネクタが配置され、
    前記コネクタに前記第2エレメントが接続された場合に、前記第2エレメントと1つのループを形成するように接続される第3エレメントが前記第1エレメントと重なるように配置され、
    前記第1エレメントと前記第2エレメントとを含んで形成された、被検体の1つの撮像部位に対応する、RFコイル。
  11. 第1エレメントと、第2エレメントと、を有し、前記第2エレメントの一部分が屈曲し、当該屈曲した一部分から延びた延伸部分が前記第1エレメントと重なるように配置され、前記第1エレメントと前記第2エレメントとで形成された、被検体の1つの撮像部位に対応する、RFコイルと、
    前記第1エレメントが埋め込まれた、前記被検体が載置される天板と、
    を備える、磁気共鳴イメージング装置。
JP2015233610A 2015-11-30 2015-11-30 Rfコイル及び磁気共鳴イメージング装置 Active JP6687375B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015233610A JP6687375B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 Rfコイル及び磁気共鳴イメージング装置
US15/362,247 US10816619B2 (en) 2015-11-30 2016-11-28 Couchtop attachment-detachment type RF coil and magnetic resonance imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015233610A JP6687375B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 Rfコイル及び磁気共鳴イメージング装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017099501A true JP2017099501A (ja) 2017-06-08
JP2017099501A5 JP2017099501A5 (ja) 2019-01-31
JP6687375B2 JP6687375B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=58777441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015233610A Active JP6687375B2 (ja) 2015-11-30 2015-11-30 Rfコイル及び磁気共鳴イメージング装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10816619B2 (ja)
JP (1) JP6687375B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018212311A1 (ja) 2017-05-19 2018-11-22 株式会社アルファ 車両のハンドル装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3347597A1 (de) * 1983-12-30 1985-07-18 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Hochfrequenz-spulenanordnung zum erzeugen und/oder empfangen von wechselmagnetfeldern
JP2003116816A (ja) * 2001-10-18 2003-04-22 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc Rfコイルおよび磁気共鳴撮影装置
JP4601933B2 (ja) 2003-09-18 2010-12-22 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置及び高周波受信コイル
JP4564292B2 (ja) 2004-06-30 2010-10-20 株式会社東芝 高周波コイル及び磁気共鳴イメージング装置
JP5063107B2 (ja) * 2006-12-28 2012-10-31 株式会社日立製作所 磁気共鳴検査装置
JP5550212B2 (ja) 2007-03-22 2014-07-16 株式会社東芝 Rfコイルおよびmri装置
US7642779B2 (en) 2007-03-22 2010-01-05 Kabushiki Kaisha Toshiba MRI RF coil configured to decouple coil elements and MRI apparatus employing the same
CN101498771B (zh) * 2008-01-29 2011-12-07 西门子(中国)有限公司 磁共振成像系统的分离式线圈
DE102010004515B4 (de) * 2010-01-13 2015-01-08 Siemens Aktiengesellschaft Wirbelsäulenspulenanordnung (spine coil array) für MRI Anwendungen mit verbesserten Bildgebungsmöglichkeiten für dedizierte Körperregionen
JP5784300B2 (ja) * 2010-11-17 2015-09-24 株式会社東芝 Rfコイル装置、および、磁気共鳴イメージング装置
US8823378B2 (en) * 2010-12-23 2014-09-02 General Electric Company System and method for inductively communicating data
DE102010064096B4 (de) * 2010-12-23 2014-11-27 Siemens Aktiengesellschaft Magnetresonanzspulenvorrichtung
JP5858662B2 (ja) 2011-03-31 2016-02-10 東芝メディカルシステムズ株式会社 Rfコイルユニット及びmri装置
DE102011082190B4 (de) * 2011-09-06 2015-11-19 Siemens Aktiengesellschaft Magnetresonanzeinrichtung mit Empfangsspulen und Verfahren zum Betrieb einer Magnetresonanzeinrichtung
JP5832627B2 (ja) * 2012-02-22 2015-12-16 株式会社日立製作所 磁気共鳴撮像装置
DE102012211658B4 (de) * 2012-07-04 2014-02-13 Siemens Aktiengesellschaft Patientenlagerungsvorrichtung mit einer Transferplatte sowie eine Magnetresonanzvorrichtung mit der Patientenlagerungsvorrichtung
JP6021652B2 (ja) * 2013-01-16 2016-11-09 東芝メディカルシステムズ株式会社 磁気共鳴イメージング装置、及び、rfコイル装置
CN105190341B (zh) * 2013-05-02 2019-05-28 皇家飞利浦有限公司 用于系列局部rf线圈的包括数字转换器的可拆卸接收器块
CN105247380B (zh) * 2013-05-02 2019-05-17 皇家飞利浦有限公司 能拆卸的连接器和能分裂的rf线圈外壳
DE102013214285A1 (de) * 2013-07-22 2015-01-22 Siemens Aktiengesellschaft Verwendung mehrerer TX-Spulen
JP2017099502A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 東芝メディカルシステムズ株式会社 磁気共鳴イメージング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018212311A1 (ja) 2017-05-19 2018-11-22 株式会社アルファ 車両のハンドル装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20170153304A1 (en) 2017-06-01
JP6687375B2 (ja) 2020-04-22
US10816619B2 (en) 2020-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5975779B2 (ja) 撮像システムのための局部コイル並びに局部コイルを備えている撮像システムにおける磁場をシミング及び/又は均一化するための方法
JP2012239903A (ja) 局所表面コイルを用いて対象を撮像するための方法及び装置
JP6463608B2 (ja) 磁気共鳴トモグラフィシステムおよび該磁気共鳴トモグラフィシステムを用いたmriイメージング方法
KR101417781B1 (ko) 자기공명영상장치 및 그 제조방법
JP2015020075A5 (ja)
JP2017012742A (ja) 磁気共鳴画像化システムおよび方法
KR20160056303A (ko) Mr 로컬 코일 시스템, mr 시스템 및 그를 동작시키기 위한 방법
US10884082B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus
US10353024B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus
EP3737955B1 (en) Active b1+ shimming of transmission coils
CN102713656A (zh) 具有能去除的导体的用于mri 的rf 天线
JP6687375B2 (ja) Rfコイル及び磁気共鳴イメージング装置
US11061090B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and RF coil
JP2015061584A (ja) 傾斜磁場コイル保持具、及び、磁気共鳴イメージング装置
JP5771354B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル装置、およびそれを用いた磁気共鳴イメージング装置
JP7199836B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2017077301A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2010119740A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US8362777B2 (en) Optimized flat/saddle coil cooling system
JP6560680B2 (ja) Mriシステム用電磁干渉シールドコイル
JP7250476B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置及びrfコイル
JP2019146789A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP4236595B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置
US11360170B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus
JP7066381B2 (ja) 磁気共鳴イメージング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160513

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160929

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20161021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6687375

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150