JP2017096918A - レーダーシステムを用いて関心領域の画像を生成する方法 - Google Patents

レーダーシステムを用いて関心領域の画像を生成する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017096918A
JP2017096918A JP2016173514A JP2016173514A JP2017096918A JP 2017096918 A JP2017096918 A JP 2017096918A JP 2016173514 A JP2016173514 A JP 2016173514A JP 2016173514 A JP2016173514 A JP 2016173514A JP 2017096918 A JP2017096918 A JP 2017096918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
antennas
roi
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016173514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017096918A5 (ja
JP6660857B2 (ja
Inventor
デホン・リウ
Dehong Liu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JP2017096918A publication Critical patent/JP2017096918A/ja
Publication of JP2017096918A5 publication Critical patent/JP2017096918A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6660857B2 publication Critical patent/JP6660857B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/88Radar or analogous systems specially adapted for specific applications
    • G01S13/89Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/88Radar or analogous systems specially adapted for specific applications
    • G01S13/89Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S13/90Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging using synthetic aperture techniques, e.g. synthetic aperture radar [SAR] techniques
    • G01S13/9004SAR image acquisition techniques
    • G01S13/9019Auto-focussing of the SAR signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】自動レーダーフォーカス撮像を行うためのデータ駆動型の関心領域の画像生成方法を提供する。【解決手段】1組の1つ又は複数のアンテナを含むレーダーシステムによって、関心領域(ROI)の画像が生成される。レーダーシステムは、未知の位置摂動を有する。この1組のアンテナを異なる位置で用いて、パルスがソース信号としてROIに送信され、異なる位置の1組のアンテナによってエコーが反射信号として受信される。反射信号はソース信号を用いてデコンボリューションされ、デコンボリューションされたデータが得られる。デコンボリューションされたデータは、反射信号間のコヒーレンスに従って補償され、補償されたデータが得られる。次に、補償されたデータにプロシージャが適用され、再構成データが得られる。これらを用いてオートフォーカス画像が再構成される。【選択図】図3

Description

この発明は、包括的にはレーダー撮像に関し、より詳細には、オートフォーカスレーダー撮像に関する。
関心領域(ROI)におけるオブジェクトを検出するために、レーダーアンテナは、ROIを照射するパルスを送信し、撮像プロセスのために反射エコーを受信する。受信エコーは、送信パルスの遅延したバージョンの加重和として近似することができ、重みはオブジェクト反射率に関係し、遅延はアンテナに対するオブジェクトのレンジに関係する。レーダー撮像は、基本的に、送信パルス及び受信エコーを所与とした重み及び遅延について解くための逆問題である。送信アンテナ及び受信アンテナのロケーションが既知であるとき、単純な遅延和(delay-and-sum)方法により、十分なレーダー開口サイズでROIの十分な分解能の画像を生成することができる。
一方、レーダー用途では、環境干渉、又はレーダープラットフォームの精密でない動き制御に起因して、アンテナロケーションが正確に知られていないことが非常に一般的である。グローバルポジショニングシステム(GPS)等の最近のナビゲーションシステムは、高い正確度で位置を測定することができるが、生じ得る位置誤差は依然として高分解能レーダー撮像の要件を超えている。
例えば、車両に搭載されたモノスタティックレーダーシステムの場合、車両が何らかの事前に設計された軌道に沿って動いているとき、平滑でない路面又は変動する運転速度に起因して位置摂動が生じる可能性がある。これらの位置摂動は、レーダーの中心周波数の波長の数倍大きい可能性がある。そのような状況では、仮想レーダーアレイはもはや一様ではなく、撮像プロセスにおいて位置誤差を補償する必要がある。そうでない場合、位置摂動が中心周波数の波長よりも大きいとき、検出されるオブジェクトがフォーカスされないか、又は更には分解不可能になる。したがって、特にアンテナ摂動が比較的大きいとき、オートフォーカス撮像を実行して、十分にフォーカスを合わせたレーダー画像を達成することが望ましい。
オートフォーカス(AF)は、レーダー撮像、及び様々なセンサーモダリティを用いた他のアレイ撮像用途において、困難な問題である。既存のAF方法は、概ね2つのカテゴリにグループ化することができる。一方は位相補償に基づくものであり、他方は位置又は動き補償に基づくものである。
位相補償に基づくAF方法は、最小エントロピー又は最小二乗等の異なる利点の観点でデータ位相を補償し、十分にフォーカスを合わせた画像を生成する。位相補償に基づく方法は、通常、環境により生じる位相の歪みを補償する際に良好に機能する。一方、アンテナの位置により生じる位相誤差の場合、この位相誤差はオブジェクトごとに変化し、単純な位相補償では十分にフォーカスを合わせた画像を生成することができない。特に、撮像領域のエリアサイズが増大するとき、位相補償方法は特定のエリアにおいて十分にフォーカスを合わせることができるが、他のエリアではデフォーカスとなる。他方で、動き補償に基づく方法は、位置により生じる様々な位相誤差を補正することができるように位置を補償しようとする。一方、AF撮像のためのアンテナ位置の推定において大域最適解を達成することは困難である。
圧縮センシング(CS)に基づくAF方法は、AF撮像の実行、及び再構成される画像のスパース性を課すことによる位置誤差の補償を同時に行うことができる。位置誤差は未知であるため、CSに基づくAF方法は、撮像問題を、摂動する射影行列を有する最適化問題としてモデル化する。一方、対応する最適解は、位置誤差に関する誤差限界を有する。大域最適解は、位置誤差が波長よりもはるかに小さく、良好な初期化を有するときにのみ達成可能である。位置誤差が約数波長であるとき、これらの方法はフォーカスを合わせた画像に収束することができない。
この発明の実施の形態は、最大で数波長の未知の位置摂動を有するレーダーシステムを用いたモノスタティックレーダー撮像のための方法及びシステムを提供する。
撮像性能を改善するために、フォーカスを合わせた撮像の実行及び未知のアンテナ位置の推定を同時に行う、データ駆動型のオートフォーカス(AF)方法を提供する。通常、大きな位置誤差を伴う不良な性能を呈する従来技術による他のAF方法と比較して、このAF方法は、レーダー中心周波数の波長の最大10倍の摂動の下であっても撮像性能を大幅に改善し、ROI内に分散したオブジェクトの十分にフォーカスを合わせた画像をもたらす。
この発明の実施の形態によるオートフォーカスレーダー撮像セットアップの概略図である。 この発明の実施の形態による、時間領域におけるレーダーパルスの概略図である。 この発明の実施の形態による、周波数領域におけるレーダーパルスの概略図である。 この発明の実施の形態によるレーダー撮像システム及び方法の概略図である。 この発明の実施の形態によるレーダー撮像方法のための擬似コードのブロック図である。
この発明の実施の形態は、最大で数波長の未知の位置摂動を有するレーダーシステムを用いたモノスタティックレーダー撮像のための方法及びシステムを提供する。
データ取得モデル及び逆撮像
データ取得モデル
図1に概略的に示すように、モノスタティックレーダーシステムが関心領域(ROI)内に位置するオブジェクトを検出するために予め設計された軌道に沿って移動する2Dレーダー撮像アプリケーションを検討する。レーダーシステムは1組のアンテナを備える。組は1つ又は複数のアンテナを含むことができる。アンテナの各組は、パルスを送信し、例えば、ROI内に位置するオブジェクトによって反射されたエコーを受信することができる。パルスはソース信号を形成し、エコーは反射信号を形成する。通常、1つのアンテナがパルスを送信し、1つ又は複数のアンテナがエコーを受信する。
単純にするために、レーダーシステムが直線状に移動して、システムがドット110によって表される、線形の一様な仮想アレイとして動作するようにすることを仮定する。これと同等に、十分に較正されていないロケーションにおいて直線に沿って分散した、レーダーシステムの複数の物理的アンテナも有することができる。×印120は未知の位置摂動に起因した実際の真のアンテナ位置を表す。三角形、円形及び菱型の形状を有する3つのオブジェクトが関心領域(ROI)130内にランダムに位置する。
図2A及び図2Bは、時間領域及び周波数領域におけるパルスをそれぞれ示している。p(t)を用いて、モノスタティックレーダーアンテナによって放出される時間領域パルスを表す。周波数領域において、パルスを以下のように表すことができる。
Figure 2017096918
ここで、ωは位相を表し、tは時間を表す。
i=1,2,…,Iであるlにおけるローカライズされたオブジェクトについて、IはROIの画像内の複数のピクセルであり、rに位置するn番目の送信機アンテナによって送信される励起信号に起因して、r’に位置決めされたn番目のアンテナによって受信される対応する散乱場は、
Figure 2017096918
であり、ここで、n=1,2,…,Nであり、Nはアンテナの数であり、S(ω,l)は、インパルス励起のためのロケーションlにおけるオブジェクトの複素値散乱場であり、oはlにおけるオブジェクトに対応する受信ノイズであり、G(ω,l,r)は、lからrまでのグリーン関数であり、
Figure 2017096918
によって表すことができ、ここで、a(r,l)は、アンテナビームパターン及びrとlとの間のパルス伝搬によって生じる大きさの減衰を表し、
Figure 2017096918
は、速度cで距離||r−l||を伝搬した後のソース信号に対する反射信号の位相変化を表す。レーダーシステムにおける速度はcよりもはるかに低速であり、このため、撮像性能を劣化させることなくrからr’への変位を無視することができること、すなわち、r’=rであることを仮定する。したがって、離散周波数ω(m=1,2,…,M)における反射信号は、lに位置するオブジェクトに起因して、以下のように表すことができる。
Figure 2017096918
ここで、単純にするためにノイズ項を省く。
反射信号全体を、ROI内に位置する全ての物体によって反射されるエコーの重ね合わせとして以下のようにモデル化することができる。
Figure 2017096918
ソース信号を用いて反射信号をデコンボリューションすることによって、圧縮された反射信号は、
Figure 2017096918
である。
Figure 2017096918
を、n番目のアンテナによって受信される圧縮反射信号の離散周波数成分のベクトルとする。ここで、ロケーションlにおけるi番目のオブジェクトに対応する部分は、
Figure 2017096918
である。ここで、シンボル
Figure 2017096918
は2つのベクトル又は2つの行列の要素ごとの積を表す。上記の式を単純化するために、
Figure 2017096918
とする。
式(8)〜式(11)を結合することによって、式(7)を以下のように書き換える。
Figure 2017096918
ここで、Γ(n)は、i番目の列ベクトルが
Figure 2017096918
である、n番目のアンテナの射影行列であり、x(n)は、散乱係数のベクトルである。ベクトルφがアンテナから独立したオブジェクトシグネチャベクトルであり、i番目のオブジェクトのインパルス応答の周波数スペクトルを表すことに留意されたい。ベクトルΨ (n)は、速度cにおける伝搬距離||r−l||に起因する位相変化を反映する。
実際には、図1における×印120で示すように、アンテナ位置は未知の位置誤差を伴って摂動する。n番目の摂動するアンテナ位置を
Figure 2017096918
とする。ここで、εはn番目のアンテナの未知の位置摂動である。
本明細書においてシンボルを統一するために、文字を用いて理想的な位置のパラメーターを表し、シンボル「〜(チルダ)」を有する文字は、摂動する位置のパラメーターを表し、シンボル「^(ハット)」を有する文字は、再構成されたパラメーターを表す。式(12)と同様に、ノイズによる干渉を受ける実際の反射信号は、行列−ベクトル形式で以下のように表すことができる。
Figure 2017096918
ここで、(チルダ)o(n)はノイズスペクトルのベクトルである。
遅延和撮像
画像形成プロセスは、n=1,…,Nの反射信号(チルダ)y(n)を所与として、ROIの画像を生成する。複数の撮像方法が利用可能である。一方、ほとんどの方法は、高速撮像プロセスのために一様アレイを必要とする。したがって、一様アレイ及び非一様アレイの双方に適した従来の遅延和撮像方法を用いる。
アンテナが厳密な既知の位置rで一様に配列されるとき、遅延和方法によって生成されるN個の画像をコヒーレントに合算することによって、逆撮像問題を近似的に解くことができる。
Figure 2017096918
ここで、Ψ(n)は、式(11)に示すように、i番目の列がΨ (n)であるM×I行列であり、上付き文字Hはエルミート転置を表す。
摂動するアンテナアレイについて、正確な位置(チルダ)r(n)がわかっている場合、画像は以下のように再構成される。
Figure 2017096918
ここで、(チルダ)Ψ(n)は、rが(チルダ)rと置き換えられていることを除いて、Ψ(n)と表現が同じである。
アンテナ位置(チルダ)rが厳密にわかっていない場合、摂動するアンテナアレイを一様アレイとして扱うことによって、撮像プロセスにおける位置の摂動を無視することができる。このとき、対応する画像は以下のように再構成される。
Figure 2017096918
式(15)及び式(16)におけるように既知のアンテナ位置を有する、対応する遅延和撮像プロセスは、マッチするフィルタリングプロセスであるのに対し、式(17)における未知のアンテナ位置を有する遅延和撮像プロセスは、マッチしないフィルタリングプロセスである。マッチしないフィルタリングプロセスによって、通常、位置摂動に関係する画像品質を有するデフォーカス画像が得られる。位置摂動が大きいほど、画像のフォーカスが劣ったものとなる。中心波長の最大10倍の摂動の場合、オブジェクトは分解することができない。したがって、特に摂動が比較的大きいときに、摂動誤差の推定及びフォーカスを合わせた撮像の実行を同時に行う自動フォーカス方法を提供することが必要である。
データ駆動型オートフォーカス撮像方法
スパース性及びコヒーレンス
オブジェクトを効率的に検出するために、データコヒーレンス解析及び再構成される画像に対するスパース性制約を用いたデータ駆動型のAF方法を提供する。
一般性を損なうことなく、それぞれがROI内の単一の散乱中心を有する最大でK個のローカライズされたオブジェクトが存在すると仮定する。ローカライズされたオブジェクトの画像を再構成するために、以下の最適化問題を解くことを試みる。
Figure 2017096918
ここで、n=1,2,…,Nである。
Figure 2017096918
がk番目のオブジェクトのロケーションであるものとする。ここで、i∈{1,…,I}は画像領域における対応するピクセルインデックスである。式(14)における散乱係数ベクトル(チルダ)x(n)はアンテナごとに異なるが、係数は非ゼロエントリの同じサポートを共有する。これは、圧縮センシングのグループスパース性問題と同様であり、ここで、全ての未知のベクトルは、同一の非ゼロサポートを異なる値で共有する。一方、ここでこの発明者らが解決しようとしているAF問題は、グループスパース性問題よりも一般的である。なぜなら、射影行列は全てのアンテナについて同じではないが、互いに関係しているためである。射影行列間の関係は、コヒーレンス解析によって利用される。
上記のように、射影行列(チルダ)Γ(n)のi番目の列ベクトルγ (n)は、2つのベクトルφ及びψ (n)の要素ごとの積である。ベクトルφは周波数領域におけるi番目のオブジェクトの散乱シグネチャを記憶する。ベクトル(チルダ)ψ (n)は、距離||(チルダ)r−l||に関係する位相変化を記憶する。異なるアンテナのこれらの射影行列は互いに異なるが、それらの対応する列ベクトルは、位相変化項(チルダ)ψ (n)が適切に補償されている場合、同じオブジェクトシグネチャφを共有することによって、アンテナ間でコヒーレントである。
この発明によるAF方法の着想は、任意のオブジェクトについて、アンテナ信号ごとに、異なるアンテナによって測定される対応する信号が、時間補償後に互いに対して最もコヒーレントになるような時間遅延を求めることである。この発明によるAF方法は、オブジェクトロケーション
Figure 2017096918
を反復的に利用し、対応する位相変化項
Figure 2017096918
を補償し、オブジェクトシグネチャ
Figure 2017096918
を抽出し、散乱係数
Figure 2017096918
を推定することによって実現される。
初期位置誤差補償
オブジェクトは、アンテナ位置の大きな摂動に起因して分解することができないため、信号が概ねアラインされていることを確実にするには、初期位置誤差補償を用いた前処理が必要である。まず、隣接するアンテナによって受信される反射信号のコヒーレンスを解析することによってアンテナ位置を初期化する。レイリー散乱レジームにおけるレーダー撮像に対する理論上の解析及び実験に基づいて、不均一な媒体において2つのアンテナによって収集されるデータのコヒーレンスは、2つのアンテナ間の距離の増大と共に減少する。距離が、デコヒーレンス長とも呼ばれる或る特定の値まで増大すると、2つのデータセットは互いに対して相関しなくなる。このデコヒーレンス長は、レーダー周波数、伝搬距離、及び媒体の不均一性に関係する。
距離||(チルダ)r−(チルダ)rn+1||<<||(チルダ)r−l||における2つの隣接したアンテナの場合、それらの距離がデコヒーレンス長に入るのに十分小さいと仮定することが妥当であるが、理想的なアレイに対するそれらのオフセットは、数波長よりも大きくなり得る。したがって、2つの隣接するアンテナによって受信される反射信号は、互いに対し高度にコヒーレントである。換言すれば、時間領域において、2つの信号は互いに非常に類似しているが、時間シフトを有する。この時間シフトは、2つの圧縮された時間領域エコー間の相互相関(CC)を求めることによって効率的に推定することができる。相互相関関数の最大値は、信号が最も良好にアラインされる時点を示す。これと同等に、周波数領域において、時間領域相互相関を、逆フーリエ変換を用いて以下のように求めることができる。
Figure 2017096918
ここで、y(t,(チルダ)r)は(チルダ)y(n)の対応する時間領域信号であり、上付き文字*は共役プロセスを表し、F−1は逆フーリエ変換を表す。
(ハット)τ (n)が(チルダ)rとlとの間の未知のラウンドトリップパルス伝搬時間を表すものとする。ここで、lはROIの中心である。このとき、以下の近似が得られる。
Figure 2017096918
未知の(ハット)τ (n)、n=1,2,…N、の場合、N−1個の式しか存在しないが、N個の未知の値が存在するため、上記の問題は劣決定となる。問題を決定可能にするために、理想的な一様アレイの場合と総伝搬時間が同じであること、すなわち、
Figure 2017096918
を仮定する別の制約を検討する。
式(20a)及び式(20b)におけるN個の式を用いると、n=1,…,Nについて(ハット)τ (n)を求めることは簡単である。解に基づいて、初期距離補償データ
Figure 2017096918
を得る。ここで、
Figure 2017096918
であり、Ψ (n)は、(ハット)τ (n)
Figure 2017096918
と置き換えられていることを除いて、式(22)における(チルダ)Ψ (n)と同じ表現を有する。補償データを有する初期画像は、
Figure 2017096918
によって再構成される。
各サブ開口が単一のアンテナで構成されるとき、式(21)における初期補償プロセスは、サブ開口AFと同様である。初期距離補償を用いて、式(21)における補償データは、ROI中心において同期される。ROIの中心にオブジェクトが存在する場合、このオブジェクトは、式(23)に従って画像内で十分にフォーカスを合わせられている。一方、中心を外れたオブジェクトの場合、位相変化はロケーションごとに異なるので、画像はフォーカスから外れ得る。様々な位置におけるオブジェクトにフォーカスを合わせるために、以下の反復方法を用いる。
反復オブジェクトローカライゼーション及びコヒーレント信号抽出
この発明では、反復的に、オブジェクトロケーションを求め、対応する位相変化を補償し、オブジェクト信号を抽出し、次に、次の反復のために残余データに対する撮像を実行する。はじめに、まず残余信号を、摂動するアンテナによって測定される時間領域信号として初期化し、
Figure 2017096918
式(23)に示される初期画像(ハット)x=(オーバーバー)xを初期化する。
k番目の反復において、残余データyres,k-1 (n)(t)を用いて再構成画像(ハット)xk−1を得ると仮定する。これに基づいて、(ハット)xk−1の最大絶対値が観察されるロケーション、すなわち、
Figure 2017096918
であるロケーション
Figure 2017096918
において新たなオブジェクトが検出される。
Figure 2017096918
を所与とすると、各アンテナの対応するオブジェクト応答は、時間ゲーティングプロセスによって抽出される。
Figure 2017096918
ここで、
Figure 2017096918
は、i番目のオブジェクトに関連付けられていない信号をフィルタリング除去するための、
Figure 2017096918
を中心とする時間ゲートを有する時間ゲート関数である。式(26)における時間ゲートプロセスは、伝搬時間に基づく単なる近似であることは明らかである。時間ゲート信号は、対応するオブジェクト信号を表すための更なるプロセスを必要とする。このために、
Figure 2017096918
番目のアンテナ、又はNが奇数の整数であるときは
Figure 2017096918
番目のアンテナを基準としてとり、式(26)における抽出された信号を、式(18)に類似したCCによって推定される時間シフトとアラインする。
Figure 2017096918
式(19)及び式(20)と同様に、
Figure 2017096918
において信号がコヒーレントとなるように、式(26)において信号の未知の時間シフト
Figure 2017096918
について解くための以下の式を得る。
Figure 2017096918
アラインされた信号は、
Figure 2017096918
によって表すことができる。ここで、
Figure 2017096918
である。
全てのアラインされた信号を結合することによって、同じオブジェクトに対応するが異なるアンテナによって収集された列ベクトルで構成される行列を形成する。
Figure 2017096918
次に、以下の目的関数を最小化することによってオブジェクトシグネチャが抽出される。
Figure 2017096918
これは、
Figure 2017096918
に対する特異値分解(SVD)によって解くことができる。
Figure 2017096918
のSVDを
Figure 2017096918
とする。
Figure 2017096918
が得られる。ここで、
Figure 2017096918
は、
Figure 2017096918
の最大特異値であり、
Figure 2017096918
はアンテナパターンを表す対応する左特異ベクトルであり、
Figure 2017096918
はオブジェクトシグネチャを表す対応する右特異ベクトルであり、すなわち、
Figure 2017096918
である。
Figure 2017096918
は異なるアンテナに関する単一のオブジェクトの信号を表すので、理想的には、ノイズのない信号の場合、1つの優勢特異値しか有しない。ノイズを有する信号の場合、ターゲット強度に関係する最も大きな特異値
Figure 2017096918
は、背景ノイズレベルに関係する2番目に大きな特異値
Figure 2017096918
よりもはるかに大きいことが予期される。ROI内にオブジェクトがない場合、
Figure 2017096918
はクラッター背景のノイズを表す。そのような状況では、優勢特異値は存在せず、特異値スペクトルは比較的平坦である。したがって、1つの(複数の)オブジェクトが存在するか否かを判断する反復方法において、2つの最も大きな特異値間の比を停止基準として設定する。
基底ベクトル
Figure 2017096918
及び距離補償ベクトル
Figure 2017096918
を所与として、問題は、一般的な基底追跡問題となる。M×k射影行列
Figure 2017096918
を定義する場合、散乱係数は、直交マッチング追跡(OMP)方法によって求めることができ、
Figure 2017096918
ここで、(ハット)x (n)は、検出されたk個のオブジェクトの散乱強度を表すk次元ベクトルであり、上付き文字
Figure 2017096918
は、擬似逆演算を表す。連続基底の場合、(ハット)Φ (n)の擬似逆行列は、(ハット)Γk−1 (n)の擬似逆行列を利用することによって効率的に求めることができる。
アンテナ位置推定
k番目の反復において、合計k個のオブジェクトが位置特定される。各アンテナと検出されたオブジェクトとの間の距離に基づいて、アンテナ位置を求めることができる。より多くの距離制約を有する、より正確なアンテナロケーションを有することも妥当である。一方、オブジェクト数が増大すると、オブジェクト強度が減少する。幾つかの例では、新たに検出されるオブジェクトは誤報であり、すなわち、いかなるオブジェクトにも対応しない。その結果、この誤報は、アンテナロケーションの精度を低下させる。
これに対処するために、より強力な散乱オブジェクトの重みが、より弱い散乱オブジェクトよりも大きくなるような重み付け方式を用いる。したがって、以下のコスト関数を最小化することによってn番目のアンテナのロケーションを求める。
Figure 2017096918
上記の最適化問題は、2つの項で構成される。第1の項は、摂動するアンテナの、その理想位置からのアジマスシフトを最小にする。第2の項は、式(37)に従って求められた重み|(ハット)x (n)(k’)|を有する伝搬時間に従ってレンジ方向における距離を制限する。1つのオブジェクトしか存在しない、すなわち、k=1であるとき、第1の項は、この最適化問題のための一意の解を保証する。式(38)に従ってアンテナロケーションを求めることが望ましいが、コスト関数は非凸である。したがって、大域最適解を得る保証はない。一方、大域最適解は、良好な初期化を用いて達成することができる。
アンテナロケーションは、距離測定に基づき、距離測定は並進不変かつ回転不変であることに留意することが重要である。したがって、オブジェクトロケーションにもたらされる誤差が存在するとき、全てのアンテナロケーションはバイアスされている。距離測定の並進及び回転による効果を除去するために、実際のアレイの平均及び向きが、理想的な一様アレイと同じであると仮定することによって、摂動するアレイの向き及び並進に対し制約を課す。
アンテナロケーションが式(38)によって推定されるとき、推定されたアンテナ位置に対し線形並進及び回転変換を行って、理想線形アレイとアラインする。同時に、同じ変換を推定オブジェクトロケーションに対し実行し、アンテナとオブジェクトとの間の距離が変化しないようにする。線形並進(オーバーバー)ρは以下のように求めることができ、
Figure 2017096918
回転角θは、理想アンテナ方向と、推定アンテナロケーションの優勢方向との間の角度であり、
Figure 2017096918
ここで、Δは優勢方向における単位ベクトルであり、主成分解析を用いて以下の問題を解くことによって達成することができる。
Figure 2017096918
これに対応して、推定オブジェクトロケーションを以下のように並進及び回転し、距離測定値が変化しないようにする。
Figure 2017096918
ここで、
Figure 2017096918
は、回転及び並進プロセスの前の再構成されたアレイの中心であり、k’=1,2,…,kであり、Tθは、角度θを有し、原点を中心とする回転演算子を表す。アンテナロケーションの良好な初期値を有するので、式(38)について合理的解を達成することができるが、ローカライゼーション問題は非凸である。
画像再構成
オブジェクトの推定信号強度、及び更新されたオブジェクトロケーションを所与として、ROIのスパース画像を再構成することができる。(オーバーバー)x (n)を、
Figure 2017096918
であるI×1スパースベクトルとする。
このとき、スパース画像再構成
Figure 2017096918
を得る。
式(44)に表されるスパース画像は、オブジェクトをローカライズする際に比較的高い分解能を呈するが、レーダーオブジェクト認識のために非常に重要な、オブジェクトに関するシグネチャ情報を含まない。最終的なオートフォーカスレーダー画像内のオブジェクトシグネチャを保持するために、オブジェクトシグネチャが含まれるデータに対し撮像を実行する。
非一様アレイが通常、レーダー撮像において、同じサイズの一様アレイよりも大きいサイドローブを呈することはよく知られている。撮像分解能を改善し、レーダー画像サイドローブを低減するために、まず、理想的な一様アレイにおいて以下のようにデータを再構築する。
Figure 2017096918
再構成データに基づいて、次に、従来の遅延和撮像を用いて撮像を実行する。
Figure 2017096918
n番目のアンテナのための周波数領域残余信号は以下によって求められ、
Figure 2017096918
次に、残余データを用いて画像が再構成される。
Figure 2017096918
ここで、(ハット)Ψ (n)は、r(n)が新たに更新されたアンテナロケーション(ハット)r (n)と置き換えられることを除き、式(11)における同じ式を用いてi番目の列が求められるM×I行列である。
方法概要
図3は、この発明の実施の形態によるレーダー撮像方法を示す。1組のアンテナ303を異なる位置で用いて、パルス301がソース信号としてROI302に送信される(310)。エコー304が反射信号として受信される(320)。
反射信号はソース信号を用いてデコンボリューションされ(330)、デコンボリューションされたデータ331が得られる。デコンボリューションされたデータは、受信信号におけるコヒーレンスに従って補償され(340)、補償されたデータ341が得られる。補償されたデータから再構成データ351が生成される(350)。次に、再構成データを用いてオートフォーカス画像370が再構成される(360)。ステップ330、340、350及び360は、当該技術分野において既知のバスによって、メモリ、I/Oインタフェース及びアンテナに接続されたプロセッサ300において実行することができる。
図4は、この発明によるAF方法のための擬似コードのブロック図である。全ての変数及びステップは上記で説明されている。
この発明は、自動レーダーフォーカス撮像を行うためのデータ駆動型の方法を提供する。AF方法は、データコヒーレンス及び撮像エリアの空間スパース性を利用することによる位置誤差補正に基づく。本方法は、アンテナ放射パターン及びオブジェクトシグネチャを考慮に入れて、中心周波数の数波長分までの位置誤差を有するアンテナアレイに対処する際に利点を有する。シミュレートされたノイズのあるデータでの撮像結果が、本方法が数回の反復のみでローカライズされたオブジェクトの撮像における性能を大幅に改善したことを実証している。この発明の方法は、撮像及びアンテナ位置推定を同時に行うので、自然なシーンの撮像にも適用することができる。

Claims (10)

  1. レーダーシステムを用いて関心領域(ROI)の画像を生成する方法であって、前記レーダーシステムは、1組の1つ又は複数のアンテナを備え、前記レーダーシステムは未知の位置摂動を有し、該方法は、
    前記1組のアンテナを異なる位置で用いて、パルスをソース信号として前記ROIに送信するステップと、
    前記1組のアンテナによって前記異なる位置でエコーを反射信号として受信するステップと、
    を含み、コンピューターによって実施される、
    前記反射信号を、前記ソース信号を用いてデコンボリューションして、デコンボリューションされたデータを得るステップと、
    前記反射信号間のコヒーレンスに従って前記デコンボリューションされたデータを補償して、補償されたデータを得るステップと、
    前記補償されたデータにプロシージャを適用して、再構成データを得るステップと、
    前記再構成データを用いて画像を再構成するステップであって、前記画像はオートフォーカスされるものと、
    を更に含む、方法。
  2. 前記デコンボリューションされたデータは残余信号として初期化され、前記画像は、前記ROI内のロケーションに対応するピクセルを含み、前記プロシージャは、終了条件に達するまで、
    ターゲットロケーションを、前記画像にわたる非ゼロサポートとして推定するステップであって、前記画像の各々が前記アンテナのうちの1つに対応するものと、
    コヒーレンス解析及びグループスパース性に基づいて射影行列を更新するステップと、
    更新された射影行列を用いて前記画像を再構成するステップと、
    収集されたデータからターゲット信号を除去することによって、次の反復のための前記残余信号を求めるステップと、
    の反復ステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記位置摂動は未知である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記位置摂動は最大10波長である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記画像は、前記ROI内のローカライズされたオブジェクトのものである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1組のアンテナは一様アレイを形成する、請求項1に記載の方法。
  7. 各画像はアンテナ位置に対応し、前記方法は、
    最終画像を前記画像のコヒーレントな和として生成すること、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記画像は前記ROI内のオブジェクトのロケーションを共有する、請求項1に記載の方法。
  9. 前記射影行列は、異なるアンテナについて異なる、請求項2に記載の方法。
  10. 前記射影行列は、位置誤差補償とコヒーレントである、請求項3に記載の方法。
JP2016173514A 2015-11-24 2016-09-06 レーダーシステムを用いて関心領域の画像を生成する方法 Active JP6660857B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/950,378 US10209356B2 (en) 2015-11-24 2015-11-24 Method and system for autofocus radar imaging
US14/950,378 2015-11-24

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017096918A true JP2017096918A (ja) 2017-06-01
JP2017096918A5 JP2017096918A5 (ja) 2019-07-11
JP6660857B2 JP6660857B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=58720834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016173514A Active JP6660857B2 (ja) 2015-11-24 2016-09-06 レーダーシステムを用いて関心領域の画像を生成する方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10209356B2 (ja)
JP (1) JP6660857B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101857133B1 (ko) * 2017-10-24 2018-05-11 엘아이지넥스원 주식회사 Iir 영상 탐색기 및 w대역 밀리미터파 탐색기를 이용한 rcs 예측 기반 표적 탐지 방법 및 기록매체에 저장된 컴퓨터 프로그램
KR101858583B1 (ko) * 2017-10-11 2018-05-16 엘아이지넥스원 주식회사 밀리미터파 탐색기 및 iir 영상 탐색기를 이용한 다중 표적 추적 방법 및 기록매체에 저장된 컴퓨터 프로그램
JP2019517673A (ja) * 2016-08-24 2019-06-24 三菱電機株式会社 未知の位置摂動を受ける分散移動プラットフォームを用いたレーダー撮像のシステム及び方法
JP2021517651A (ja) * 2018-06-24 2021-07-26 三菱電機株式会社 レーダシステム、レーダ画像を生成する方法及びコンピュータ可読メモリ
CN113508308A (zh) * 2019-03-07 2021-10-15 三菱电机株式会社 通过融合天线集合的测量的雷达成像
JP2023525938A (ja) * 2020-06-11 2023-06-19 三菱電機株式会社 摂動合成開口レーダーのグラフベースのアレイ信号ノイズ除去

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10677915B2 (en) 2018-02-07 2020-06-09 Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. System and method for fused radar imaging under position ambiguity of antennas
CN109709549A (zh) * 2019-02-28 2019-05-03 电子科技大学 一种前视雷达超分辨率成像方法
WO2020240720A1 (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 日本電気株式会社 合成開口レーダの信号処理装置および信号処理方法
CN110146881B (zh) * 2019-06-18 2021-05-04 电子科技大学 一种基于改进全变差的扫描雷达超分辨成像方法
US11580725B2 (en) * 2019-10-31 2023-02-14 Vayyar Imaging Ltd. Systems, devices and methods for imaging objects within or behind a medium using electromagnetic array
CN111308438B (zh) * 2020-03-06 2021-11-02 中国人民解放军海军航空大学 一种回波数据散射特征提取方法及系统
CN111708024B (zh) * 2020-08-20 2020-11-10 湖南雷远电子科技有限公司 拼接式稀疏平面阵列毫米波成像装置及方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5021789A (en) * 1990-07-02 1991-06-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Real-time high resolution autofocus system in digital radar signal processors
US5043734A (en) * 1988-12-22 1991-08-27 Hughes Aircraft Company Discrete autofocus for ultra-high resolution synthetic aperture radar
US5943006A (en) * 1996-10-25 1999-08-24 Patrick E. Crane RF image reconstruction and super resolution using fourier transform techniques
US6037892A (en) * 1998-05-28 2000-03-14 Multispec Corporation Method for automatic focusing of radar or sonar imaging systems using high-order measurements
JP2004198275A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Mitsubishi Electric Corp 合成開口レーダ装置および画像再生方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6518915B2 (en) * 2000-11-15 2003-02-11 Geophysical Survey Systems, Inc. Impulse radar security system
US6466155B2 (en) * 2001-03-30 2002-10-15 Ensco, Inc. Method and apparatus for detecting a moving object through a barrier
US6661369B1 (en) * 2002-05-31 2003-12-09 Raytheon Company Focusing SAR images formed by RMA with arbitrary orientation
US6781541B1 (en) * 2003-07-30 2004-08-24 Raytheon Company Estimation and correction of phase for focusing search mode SAR images formed by range migration algorithm
US7714782B2 (en) * 2004-01-13 2010-05-11 Dennis Willard Davis Phase arrays exploiting geometry phase and methods of creating such arrays
US7145496B2 (en) * 2004-11-23 2006-12-05 Raytheon Company Autofocus method based on successive parameter adjustments for contrast optimization
US7145498B2 (en) * 2004-11-23 2006-12-05 Raytheon Company Efficient autofocus method for swath SAR
WO2008021374A2 (en) * 2006-08-15 2008-02-21 General Dynamics Advanced Information Systems, Inc Methods for two-dimensional autofocus in high resolution radar systems
FR2960300B1 (fr) * 2010-05-18 2014-01-03 Thales Sa Procede de construction d'images radar focalisees.
US9329264B2 (en) * 2013-02-15 2016-05-03 Raytheon Company SAR image formation

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5043734A (en) * 1988-12-22 1991-08-27 Hughes Aircraft Company Discrete autofocus for ultra-high resolution synthetic aperture radar
US5021789A (en) * 1990-07-02 1991-06-04 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Real-time high resolution autofocus system in digital radar signal processors
US5943006A (en) * 1996-10-25 1999-08-24 Patrick E. Crane RF image reconstruction and super resolution using fourier transform techniques
US6037892A (en) * 1998-05-28 2000-03-14 Multispec Corporation Method for automatic focusing of radar or sonar imaging systems using high-order measurements
JP2004198275A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Mitsubishi Electric Corp 合成開口レーダ装置および画像再生方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JUNGANG YANG ET AL.: ""Compresssed Sensing Radar Imaging With Compensation of Observation Position Error"", IEEE TRANSACTIONS ON GEOSCIENCE AND REMOTE SENSING, vol. 52, no. 8, JPN6019034249, August 2014 (2014-08-01), pages 4608 - 4620, XP011541536, ISSN: 0004109618, DOI: 10.1109/TGRS.2013.2283054 *
LIJUAN LIU ET AL.: ""SAR Autofocus Using Wiener Deconvolution"", 2010 FIRST INTERNATIONAL CONFERENCE ON PERVASIVE COMPUTING, SIGNAL PROCESSING AND APPLICATIONS, JPN6019034250, 2010, pages 1256 - 1259, XP031801864, ISSN: 0004109619 *

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019517673A (ja) * 2016-08-24 2019-06-24 三菱電機株式会社 未知の位置摂動を受ける分散移動プラットフォームを用いたレーダー撮像のシステム及び方法
KR101858583B1 (ko) * 2017-10-11 2018-05-16 엘아이지넥스원 주식회사 밀리미터파 탐색기 및 iir 영상 탐색기를 이용한 다중 표적 추적 방법 및 기록매체에 저장된 컴퓨터 프로그램
KR101857133B1 (ko) * 2017-10-24 2018-05-11 엘아이지넥스원 주식회사 Iir 영상 탐색기 및 w대역 밀리미터파 탐색기를 이용한 rcs 예측 기반 표적 탐지 방법 및 기록매체에 저장된 컴퓨터 프로그램
JP2021517651A (ja) * 2018-06-24 2021-07-26 三菱電機株式会社 レーダシステム、レーダ画像を生成する方法及びコンピュータ可読メモリ
CN113508308A (zh) * 2019-03-07 2021-10-15 三菱电机株式会社 通过融合天线集合的测量的雷达成像
JP2022509558A (ja) * 2019-03-07 2022-01-20 三菱電機株式会社 アンテナのセットの測定値を融合することによるレーダ撮像
JP7090815B2 (ja) 2019-03-07 2022-06-24 三菱電機株式会社 アンテナのセットの測定値を融合することによるレーダ撮像
JP2023525938A (ja) * 2020-06-11 2023-06-19 三菱電機株式会社 摂動合成開口レーダーのグラフベースのアレイ信号ノイズ除去
JP7351040B2 (ja) 2020-06-11 2023-09-26 三菱電機株式会社 摂動合成開口レーダーのグラフベースのアレイ信号ノイズ除去

Also Published As

Publication number Publication date
US20170146651A1 (en) 2017-05-25
US10209356B2 (en) 2019-02-19
JP6660857B2 (ja) 2020-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6660857B2 (ja) レーダーシステムを用いて関心領域の画像を生成する方法
US10545232B2 (en) System and method for radar imaging using distributed moving platforms under unknown position perturbations
EP3364212A1 (en) A method and an apparatus for computer-assisted processing of sar raw data
JP6873327B2 (ja) レーダーシステム、及びレーダーシステムのための方法
Pu et al. Joint sparsity-based imaging and motion error estimation for BFSAR
CN108776342B (zh) 一种高速平台sar慢速动目标检测与速度估计方法
KR101024123B1 (ko) 고유벡터 엔트로피에 기초한 레이더 영상 자동초점 방법
Liu et al. An adaptively weighted least square estimation method of channel mismatches in phase for multichannel SAR systems in azimuth
JP2017096918A5 (ja)
Pu et al. A rise-dimensional modeling and estimation method for flight trajectory error in bistatic forward-looking SAR
RU2661941C1 (ru) Способ построения радиолокационного изображения с помощью радиолокационной станции с синтезированной апертурой
JP2023525938A (ja) 摂動合成開口レーダーのグラフベースのアレイ信号ノイズ除去
CN109541597A (zh) 一种多站雷达isar图像配准方法
US8798359B2 (en) Systems and methods for image sharpening
Wei et al. Sparse autofocus via Bayesian learning iterative maximum and applied for LASAR 3-D imaging
Liu et al. Robust sensor localization based on euclidean distance matrix
CN112505693B (zh) 干涉逆合成孔径雷达成像配准方法、系统和存储介质
Liu et al. Coherent distributed array imaging under unknown position perturbations
CN114488142A (zh) 一种基于差-和波束的雷达二维角成像方法及系统
Liu Sparsity-driven radar auto-focus imaging under over-wavelength position perturbations
Bonnett et al. Registration of images from a hull mounted, low frequency synthetic aperture sonar
US20230129025A1 (en) System and Method for Generating a Radar Image of a Scene
RU2284548C1 (ru) Способ наблюдения за поверхностью и воздушной обстановкой на базе бортовой рлс
Bialer et al. Performance Analysis of Automotive SAR With Radar Based Motion Estimation
Wu et al. Performance Characterization of Sparse Array Angle Finding Algorithms for Automotive Radars

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190610

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190610

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190610

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6660857

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250