JP2017096789A - 貯炭温度測定装置及び貯炭温度測定方法 - Google Patents

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貴志 市川
秀明 島本
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秀明 島本
敏明 片岡
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敏明 片岡
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純二 西谷
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【課題】簡易な構成で精度良く貯炭山の温度を測定することが可能な貯炭温度測定装置及び貯炭温度測定方法を提供する。【解決手段】貯炭場10の貯炭山11の温度を検出する温度検出部35と、貯炭山11との距離を検出する距離検出部36Bと、貯炭場10における飛行位置を検出する位置検出部36Aとを備える飛行体30と、飛行体30の飛行を制御する制御装置とを有し、制御装置は、距離検出部36Bの情報及び位置検出部36Aの情報を受け取って、高さ方向において貯炭山11と所定の距離を設けて貯炭山11の表面形状に沿って飛行体30を飛行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、貯炭山の温度を監視するための貯炭温度測定装置及び貯炭温度測定方法に関する。
火力発電所に供給するための石炭を貯蔵する貯炭場において、貯蔵された石炭の貯炭山の自然発火を防止するために、温度管理を適切に実施して安全性を確保する必要がある。特許文献1には、赤外線を検出する温度検出器を用いて、貯炭山の上方に所定の高さに温度検出器を支持し走行させる構造体を設けて貯炭山の温度を検出する装置が記載されている。また、貯炭山の温度を測定する方法として、熱電対等の温度センサを貯炭山の測定箇所に差し込んで温度を測定する方法が知られている。
実開昭58−99636号公報
しかし、貯炭山は石炭の受入れと払出しにより形状が変化するため、貯炭山の温度の高い箇所を特定することが困難となる場合がある。よって、温度センサを貯炭山の測定箇所に差し込んで測定する方法では、測定された温度と実際の貯炭山の温度とのずれが大きくなる場合がある。また、貯炭山の上方に、石炭の受入れのためのコンベヤ等の設備が設置される場合があり、特許文献1に記載の装置では、温度検出器を走行させる構造体を設けることが困難となる場合がある。
本発明は、上記課題を解決して、簡易な構成で精度良く貯炭山の温度を測定することが可能な貯炭温度測定装置及び貯炭温度測定方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様による貯炭温度測定装置は、貯炭場の貯炭山の温度を検出する温度検出部と、前記貯炭山との距離を検出する距離検出部と、前記貯炭場における飛行位置を検出する位置検出部とを備える飛行体と、前記飛行体の飛行を制御する制御装置とを有し、前記制御装置は、前記距離検出部の情報及び前記位置検出部の情報を受け取って、高さ方向において前記貯炭山と所定の距離を設けて前記貯炭山の表面形状に沿って前記飛行体を飛行させる。
これによれば、飛行体により温度の測定が可能であるため、温度検出部を設置するための構造体を貯炭山の上に設ける必要がなく、簡便な構成で貯炭山の温度を測定することができる。また、飛行体が貯炭山の表面形状に沿って飛行するため、石炭の受入れや払出しにより貯炭山の形状が変化した場合であっても、精度よく貯炭山の温度を測定することができる。
本発明の望ましい態様として、前記位置検出部は、前記貯炭場の複数の柱に設けられた標識を撮像して、前記制御装置は、前記位置検出部から取得した前記標識の撮像データに基づいて、前記飛行体の位置を検出する。これによれば、制御装置は、柱の位置を基準として飛行体の位置を精度よく検出することができるため、飛行体の飛行経路を精度よく制御することができる。
本発明の望ましい態様として、前記貯炭場は、前記貯炭山に石炭を供給するためのコンベヤが設けられており、前記飛行体は、平面視で前記コンベヤと交差する経路で飛行する。これによれば、貯炭場にコンベヤ等の装置が設けられている場合であっても、飛行体の飛行経路や貯炭山との高さ距離は適宜変更することが容易であるため、コンベヤ等の装置を避けて飛行体を飛行させることができる。したがって、簡易な構成で精度よく貯炭山の温度を測定することができる。
本発明の望ましい態様として、前記飛行体は、複数のプロペラと、複数の前記プロペラをそれぞれ駆動するための複数のモータを備える。これによれば、飛行体の飛行制御が容易であるため、制御装置は、貯炭山の表面形状に沿って飛行体を飛行させることができる。したがって、精度よく温度を測定することができる。
本発明の一態様による貯炭温度測定方法は、貯炭場の貯炭山の温度を検出する温度検出部と、前記貯炭山との距離を検出する距離検出部と、前記貯炭場における飛行位置を検出する位置検出部とを備える飛行体と、前記飛行体の飛行を制御する制御装置とを有し、前記制御装置は、前記距離検出部の情報及び前記位置検出部の情報を受け取って、高さ方向において前記貯炭山と所定の距離を設けて前記貯炭山の表面形状に沿って前記飛行体を飛行させる。
本発明の一態様による貯炭温度測定装置及び貯炭温度測定方法によれば、簡易な構成で精度良く貯炭山の温度を測定することが可能である。
図1は、実施形態に係る貯炭温度測定装置における屋内貯炭場を模式的に示す正面図である。 図2は、屋内貯炭場を模式的に示す側面図である。 図3は、屋内貯炭場を模式的に示す平面図である。 図4は、実施形態に係る貯炭温度測定装置に係るマルチコプターの一構成例を示す斜視図である。 図5は、実施形態に係るマルチコプター及び制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図6は、第1の変形例に係る貯炭温度測定装置のマルチコプターの飛行経路の一例を示す平面図である。 図7は、第2の変形例に係る貯炭温度測定装置のマルチコプターの飛行経路の一例を示す平面図である。
以下、本発明に係る貯炭温度測定装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施形態に記載された方法、装置及び変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る貯炭温度測定装置における屋内貯炭場を模式的に示す正面図である。図2は、屋内貯炭場を模式的に示す側面図である。図3は、屋内貯炭場を模式的に示す平面図である。
本実施形態の屋内貯炭場10は、火力発電所に供給するための石炭を一時的に貯蔵する建造物である。図1及び図2に示すように、外部から石炭12を受入れるための受入れコンベヤ13が、屋内貯炭場10内の上方に設置されている。受入れコンベヤ13で搬送されてきた石炭12は、移動式スクレーパ(図示しない)等の装置により、屋内貯炭場10の所定位置で落下される。石炭12が受入れコンベヤ13の両側から落下して、貯炭山11が形成される。貯炭山11の正面形状は、図1に示すように、受入れコンベヤ13を挟んで2つの頂点を有している。図2に示すように、貯炭山11は、受入れコンベヤ13の搬送方向に沿って連続して設けられる。
貯炭山11の下方には、貯炭山11の石炭を屋内貯炭場10の外部に搬出するための払出し部14が設けられている。例えば、屋内貯炭場10の床面に開口部(図示しない)が設けられており、貯炭山11の一部が、開口部(図示しない)から払出し部14の内部に落とされて、払出しコンベヤ15によって外部に搬出される。
以上のように、貯炭山11は、石炭12の受入れと払出しが行われるため形状が変化する。また、貯炭山11の温度が上昇した場合には、ブルドーザ等を用いて貯炭山11を転圧して、石炭粒子の間の空気を押し出すことで温度管理が行われる。この場合も貯炭山11の形状が変化する。石炭12の種類は特に限定されないが、例えば亜瀝青炭は酸素に触れることで自然発熱しやすいため、温度管理を精度よく行う必要がある。
図4は、実施形態に係る貯炭温度測定装置に係るマルチコプターの一構成例を示す斜視図である。図5は、実施形態に係るマルチコプター及び制御装置の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態のマルチコプター30は、プロペラ31a−31dが複数設けられた飛行体である。マルチコプター30は、無線で外部の制御装置と接続されて遠隔操作が可能となっており、自動操縦による自動飛行及び外部からの飛行指令に基づく飛行が可能である。マルチコプター30は、胴体部34と、胴体部34から放射状に延出する複数のアーム33a−33dと、アーム33a−33dに設けられたモータ32a−32d及びプロペラ31a−31dと、胴体部34よりも下方に設けられた脚部37とを有する。
4つのプロペラ31a−31dは略同一平面内に配置されており、胴体部34を中心に約90℃間隔で配置される。プロペラ31a−31dにモータ32a−32dがそれぞれ接続されている。モータ32a−32dは、プロペラ31a−31dを回転駆動させる駆動部であり、図示しないシャフトを介してプロペラ31a−31dに動力を伝達する。胴体部34は、後述する外部の制御装置と通信するための通信部や、モータ32a−32d等を制御する制御部等を内部に備える。
さらにマルチコプター30は、胴体部34の下方に、貯炭山11の温度を検出するための温度検出部35と、マルチコプター30の姿勢や屋内貯炭場10における位置を検出するための位置検出部36Aと、貯炭山11との高さ距離を検出する距離検出部36Bとを備える。温度検出部35は、非接触で温度を検出することが可能な、赤外線サーモグラフィや赤外線放射温度計等を用いることができる。位置検出部36Aは、屋内貯炭場10内に設置された標識等を撮像してマルチコプター30自身の位置を検出するための撮像部や、マルチコプター30の姿勢を検出するための角速度センサ及び加速度センサを含む。距離検出部36Bは、例えば光センサ等の測距センサが用いられる。
胴体部34の内部に、モータ32a−32dや各検出部に電力を供給するための電源(図示しない)を備えている。電源として、例えばリチウムイオンバッテリ、リチウムポリマーバッテリ、ニッケル水素バッテリ等の繰り返し充電可能な充電池が用いられる。充電池は、胴体部34に取り外し可能に固定されていてもよい。
図5に示す制御装置40は、マルチコプター30に制御信号を出力して飛行を制御する。また、制御装置40は、マルチコプター30からの温度データ、位置データに基づいて貯炭山11の温度分布を演算する。制御装置40は、デスクトップ型PC(パーソナルコンピュータ)、ノートブックPC、タブレットPC、スマートフォン等である。
図5に示すように、制御装置40は、記憶部41と、演算部42と、モータ制御部44とを有する。記憶部41は、マルチコプター30の飛行経路の情報や、測定された貯炭山11の温度情報等を記憶する。記憶部41は、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。演算部42は、マルチコプター30から受け取った各種データに基づいて飛行位置や温度を演算する。演算部42は、CPU(Central Processing Unit)である。モータ制御部44は、マルチコプター30のモータ32a−32dの駆動を制御する。マルチコプター30が検出した各種データは、制御装置40に接続された表示装置45に表示される。なお、表示装置45は、例えば液晶表示装置等であり、制御装置40の外部に設けられたモニターであってもよく、制御装置40と一体に設けられていてもよい。また、操作者が各種の入力を行うための入力部46が制御装置40に接続されている。操作者は、入力部46から、マルチコプター30の情報や、後述するマルチコプター30の飛行経路についての情報を制御装置40に入力する。入力部46は、キーボードやタッチパネル等の入力装置である。
制御装置40とマルチコプター30とは、通信部38、通信部48によって、互いに無線で通信可能とされている。制御装置40からの各種制御信号は通信部38、通信部48を介してマルチコプター30に出力され、マルチコプター30からの各種情報は通信部38、通信部48を介して制御装置40に出力される。通信部38、通信部48は、例えば、無線LAN(Local Area Network)により無線通信可能となっている。
マルチコプター30は、上述した位置検出部36A、距離検出部36B、温度検出部35、モータ32a−32d、プロペラ31a−31d及び通信部38に加えて、制御部50とモータ駆動回路39a−39dとを含む。制御部50は、位置検出部36A、距離検出部36B、温度検出部35、モータ駆動回路39a−39dに制御信号を出力して、各種制御を行う。また、制御部50は、位置検出部36A、距離検出部36B、温度検出部35から受け取った情報を制御装置40に出力する。制御部50は、位置検出部36A、距離検出部36B、温度検出部35から受け取った情報を記憶するための記憶部(図示しない)を備えている。制御部50の記憶部はRAMやROM等のメモリである。モータ駆動回路39a−39dは、モータ32a−32dに駆動信号を出力して、プロペラ31a−31dの回転駆動を制御する。
次に本実施形態の貯炭温度測定装置について、図3、図5を参照して説明する。まず、制御装置40は、図3に示す飛行開始地点21からマルチコプター30の飛行を開始させる。マルチコプター30の制御部50は、制御装置40から制御信号を受け取ると、モータ駆動回路39a−39dに制御信号を出力して、プロペラ31a−31dを回転させて飛行を開始する。さらに制御部50は、位置検出部36A、距離検出部36B、温度検出部35に制御信号を出力して、各検出部の検出を開始させる。マルチコプター30の位置検出部36Aからの情報が制御部50に入力される。制御部50は、通信部38、通信部48を介して位置情報及び姿勢に関する情報を演算部42に送信し、演算部42は、飛行時のマルチコプター30の位置及び姿勢を演算する。
制御装置40の記憶部41には、あらかじめマルチコプター30の飛行経路20の情報が格納されている。図3に示すように、本実施形態の飛行経路20は、貯炭山11の長手方向に沿ってミアンダ状に進行し、飛行開始地点21と同一箇所の飛行終了地点22に戻る。飛行経路20は、例えば、図3に示すように、柱17a−17nの位置を基準にマルチコプター30の進行方向を変化させるようにすることができる。飛行経路20は、柱17aの近傍の飛行開始地点21から飛行を開始し、柱17bの位置で進行方向を90°変化させ、貯炭山11の長手方向を横切るように柱17iに向かって進行する。そして、柱17iの近傍の位置で進行方向を90°変化させ、貯炭山11の長手方向に沿った方向に進行する。柱17iと柱17jとの途中で進行方向を90°変化させて、貯炭山11の長手方向を横切るように折り返して進行する。そして、柱17bと柱17cとの間で進行方向を90°変化させて、貯炭山11の長手方向に沿った方向に進行する。このように飛行経路20は、4本の柱17b、17c、17i、17jの間で、貯炭山11の長手方向を2回横切るように設定され、これを貯炭山11の長手方向に沿って各柱17c−17g、17j−17nで繰り返される。飛行経路20は、柱17gの近傍の位置で終了し、貯炭山11の長手方向に沿って飛行終了地点22に戻る。
柱17a−17nには、数字やマーク等の標識が設けられており、マルチコプター30の飛行中に、位置検出部36Aの撮像部が、柱17a−17nの標識を撮像する。制御部50は撮像部の撮像データを受け取り、通信部38、48を介して撮像データを演算部42に送信する。演算部42は、受け取った撮像データから屋内貯炭場10におけるマルチコプター30の進行方向及び位置座標を演算する。位置検出部36Aはさらに、マルチコプター30の姿勢に関する情報を検出して、制御部50に出力する。演算部42は、この姿勢に関する情報を受け取って、マルチコプター30の姿勢を演算する。ここで、マルチコプター30の姿勢とは、例えば、図3に示す4つのプロペラ31a−31dの中心点を通り、4つのプロペラ31a−31dを含む平面と直交する軸が、重力方向となす角度及び方向である。
ここで、基準位置とする柱の数、つまり標識を設ける柱の選択は、飛行経路20に応じて適宜変更することが可能である。また、標識を設ける箇所は柱17a−17nに限定されず、屋内貯炭場10内に適宜設置することができる。なお、本実施形態において撮像部はマルチコプター30に設置されているが、これに限定されない。例えば、屋内貯炭場10内に撮像部を設置して、マルチコプター30の飛行位置を撮像することで位置を検出してもよい。
このように、制御装置40は、位置検出部36Aの撮像部から取得した画像データに基づいて、柱17a−17nの位置を基準としてマルチコプター30の位置を精度よく検出することができる。したがって、制御装置40はマルチコプター30の飛行を精度よく制御することができる。
制御装置40のモータ制御部44は、演算部42からマルチコプター30の位置の情報、及び姿勢の情報を受け取り、記憶部41から受け取った飛行経路20の情報と合わせて、モータ32a−32dの駆動を制御するための駆動信号を発生する。制御部50は、受け取った駆動信号をモータ駆動回路39a−39dに供給する。モータ駆動回路39a−39dがモータ32a−32dを駆動させることにより、プロペラ31a−31dが回転する。モータ制御部44は、モータ32a−32dをそれぞれ個別に制御することができ、マルチコプター30の飛行方向や姿勢等を制御することができる。これにより、マルチコプター30が飛行経路20に沿って飛行する。
図1及び図2に示すように、マルチコプター30は、高さ方向において貯炭山11と所定の距離を設けて、貯炭山11の形状に沿って飛行する。距離検出部36Bが貯炭山11とマルチコプター30との高さ距離に関する情報を検出し、演算部42は距離検出部36Bの情報から貯炭山11とマルチコプター30との間の距離を演算する。モータ制御部44は、演算部42から受け取った距離情報に基づいてマルチコプター30の高度を制御する。マルチコプター30と貯炭山11との高さ距離は、例えば1m以上、2m以下である。
マルチコプター30は、高さ方向において貯炭山11と所定の距離を設けて飛行経路20に沿って飛行しつつ、温度検出部35が、貯炭山11の表面の温度を検出する。演算部42は、温度検出部35の温度データと位置検出部36Aの位置データに基づいて、貯炭山11の温度分布を演算する。貯炭山11の温度分布は、記憶部41に保存される。また、温度検出部35の温度データは、逐次、制御装置40に送信され、貯炭山11の温度分布は、2次元画像又は3次元画像で、表示装置45に表示される。これにより、操作者はリアルタイムで温度分布を確認することができる。制御装置40は、温度検出部35から取得した温度データがしきい値以上である場合、貯炭山11の温度上昇を警告するアラームを表示装置45に表示せてもよい。
マルチコプター30が、図3に示す飛行経路20に沿って飛行しつつ、貯炭山11の全体の温度を検出し、飛行経路20に沿って柱17gの近傍まで達すると、制御装置40は、飛行終了地点22に戻るように制御信号を出力する。マルチコプター30は、飛行終了地点22に着陸するとモータ32a−32dの駆動を停止して飛行を終了するとともに、各検出部の検出動作を停止する。飛行終了地点22には、マルチコプター30のバッテリを充電するための充電装置が設けられており、充電装置が飛行停止時にバッテリを充電することができる。
以上のように、本実施形態の貯炭温度測定装置によれば、距離検出部36Bが貯炭山11との距離を検出することで、マルチコプター30は、高さ方向において貯炭山11と所定の距離を設けて飛行しつつ、貯炭山11の温度を測定することができる。したがって、石炭の受入れや払出しにより貯炭山11の形状が変化した場合であっても、制御装置40は、所定の距離を設けて貯炭山11の形状に沿ってマルチコプター30を飛行させて、精度よく貯炭山11の温度を測定することができる。
また、屋内貯炭場10に受入れコンベヤ13等の装置が設けられている場合であっても、マルチコプター30の飛行経路20や貯炭山11との高さ距離は、適宜変更することが容易である。図3に示す飛行経路20は、平面視で受入れコンベヤ13(図3では省略して示す)と交差するように設けられるが、図1及び図2に示すように、飛行経路20は、受入れコンベヤ13と異なる高さに設定される。このように、本実施形態の貯炭温度測定装置は、温度検出部を設置するための構造体を貯炭山11の上に設ける必要がなく、受入れコンベヤ13等の装置を避けてマルチコプター30を飛行させて貯炭山11の温度を測定することが容易である。したがって、本実施形態の貯炭温度測定装置によれば、簡便な構成で精度よく屋内貯炭場10の貯炭山11の温度測定を行うことができる。
制御装置40は、マルチコプター30を特定の箇所でホバリングさせて温度を測定することも可能である。図1に示すように、貯炭山11の高さAに対して、矢印Bで示す中間部よりも下部(例えば、矢印Cで示す箇所)は、石炭の粗粒が集まるため、空気が流通しやすく酸化発熱が大きくなるが、空気の流通による放熱も大きい。また、矢印Bで示す中間部よりも上部では、粒径の小さい石炭が集まって空気の流通経路が塞がれるため、石炭の酸化発熱が小さい。すなわち、矢印Bで示す中間部において、上部よりも酸化発熱しやすく、かつ下部よりも蓄熱し易くなっている。このような酸化発熱しやすい箇所を特定して、マルチコプター30により貯炭山11の温度管理を行うことも可能である。こうすれば、貯炭山11の最大温度部を測定することにより昇温温度管理の信頼性が向上する。また、石炭の自然発火を防止できることから、自然発熱しやすい亜瀝青炭等の貯炭山11の安全性を向上させることができる。
また、矢印Dで示す、屋内貯炭場10の床面から高さ2m程度の位置において、貯炭山11の内部に熱電対を差し込んで貯炭山11の内部温度を測定してもよい。これにより、マルチコプター30による貯炭山11の表面温度と熱電対による内部温度により、貯炭山11の温度管理の精度が向上する。
(第1の変形例)
図3に示す飛行経路20は、貯炭山11の長手方向に沿ってミアンダ状に進行するが、これに限られない。図6は、第1の変形例に係る貯炭温度測定装置のマルチコプターの飛行経路の一例を示す平面図である。本変形例の飛行経路20は、柱17aの近傍の飛行開始地点21から飛行を開始し、柱17bの位置で進行方向を90°変化させ、貯炭山11の長手方向を横切るように柱17iに向かって進行する。そして、柱17iの近傍の位置で進行方向を変化させ、柱17cに向かって斜め方向に進行する。柱17cの近傍の位置で進行方向を変化させ、柱17jに向かって進行する。これを繰り返してマルチコプター30は、柱17b−17f及び柱17i−17mの間をジグザク線状に飛行する。飛行経路20は、柱17gの近傍の位置で終了し、貯炭山11の長手方向に沿って飛行終了地点22に戻る。
このような飛行経路20であっても、マルチコプター30は、高さ方向において貯炭山11と所定の距離を設けて飛行しつつ、貯炭山11の温度を測定することができる。したがって、石炭の受入れや払出しにより貯炭山11の形状が変化した場合であっても、制御装置40は、貯炭山11の形状に適した飛行経路20でマルチコプター30を飛行させて、精度よく貯炭山11の温度を測定することができる。
(第2の変形例)
図7は、第2の変形例に係る貯炭温度測定装置のマルチコプターの飛行経路の一例を示す平面図である。図7に示す飛行経路20は、貯炭山11の等高線に沿って設けられている。飛行経路20は、柱17bの近傍で貯炭山11に向かって進行し、貯炭山11の等高線に沿った飛行経路20a、20b、20cを順番に進行する。飛行経路20aは、例えば、図1に示す矢印Dに示す高さに沿った経路である。飛行経路20bは、例えば、図1に示す矢印Bに示す高さに沿った経路である。飛行経路20cは、例えば、図1に示す矢印Bよりも貯炭山11の頂上側の高さに沿った経路である。制御装置40(図5参照)は、距離検出部36Bから取得した高さの情報と、位置検出部36Aから取得した位置情報に基づいて、マルチコプター30を飛行経路20a、20b、20cに沿って飛行させることができる。
このように、マルチコプター30は、貯炭山11の等高線に沿って飛行しつつ、貯炭山11の温度を測定することができる。したがって、本変形例の貯炭温度測定装置は、貯炭山11の温度が上昇しやすい特定の高さ位置について温度を測定することにより、貯炭山11の温度管理の精度が向上する。
以上のように、本実施形態の貯炭温度測定装置は、屋内貯炭場10の貯炭山11の温度を検出する温度検出部35と、貯炭山11との距離を検出する距離検出部36Bと、屋内貯炭場10における飛行位置を検出する位置検出部36Aとを備えるマルチコプター30(飛行体)と、マルチコプター30の飛行を制御する制御装置40とを有し、制御装置40は、距離検出部36Bの情報及び位置検出部36Aの情報を受け取って、高さ方向において貯炭山11と所定の距離を設けて貯炭山11の表面形状に沿ってマルチコプター30を飛行させる。
また、本実施形態の貯炭温度測定方法は、屋内貯炭場10の貯炭山11の温度を検出する温度検出部35と、貯炭山11との距離を検出する距離検出部36Bと、屋内貯炭場10における飛行位置を検出する位置検出部36Aとを備えるマルチコプター30と、マルチコプター30の飛行を制御する制御装置40とを有し、制御装置40は、距離検出部36Bの情報及び位置検出部36Aの情報を受け取って、高さ方向において貯炭山11と所定の距離を設けて貯炭山11の表面形状に沿ってマルチコプター30を飛行させる。
これによれば、マルチコプター30により温度の測定が可能であるため、温度検出部35を設置するための構造体を貯炭山11の上に設ける必要がなく、簡便な構成で貯炭山11の温度を測定することができる。また、マルチコプター30が貯炭山11の表面形状に沿って飛行するため、石炭の受入れや払出しにより貯炭山11の形状が変化した場合であっても、精度よく貯炭山11の温度を測定することができる。
本実施形態の貯炭温度測定装置において、位置検出部36Aは、貯炭場11の複数の柱17a−17nに設けられた標識を撮像して、制御装置40は、位置検出部36Aから取得した標識の撮像データに基づいて、マルチコプター30の位置を検出することが好ましい。これによれば、制御装置40は、柱17a−17nの位置を基準としてマルチコプター30の位置を精度よく検出することができるため、マルチコプター30の飛行経路を精度よく制御することができる。
本実施形態の貯炭温度測定装置において、屋内貯炭場10は、貯炭山11に石炭12を供給するための受入れコンベヤ13が設けられており、マルチコプター30は、平面視で受入れコンベヤ13と交差する経路で飛行することが好ましい。これによれば、屋内貯炭場10に受入れコンベヤ13等の装置が設けられている場合であっても、マルチコプター30の飛行経路20や貯炭山11との高さ距離は適宜変更することが容易であるため、受入れコンベヤ13等の装置を避けてマルチコプター30を飛行させることができる。したがって、簡易な構成で精度よく貯炭山11の温度を測定することができる。
本実施形態の貯炭温度測定装置において、マルチコプター30は、複数のプロペラ31a−31dと、複数のプロペラ31a−31dをそれぞれ駆動するための複数のモータ32a−32dを備えることが好ましい。これによれば、マルチコプター30の飛行制御が容易であるため、制御装置40は、貯炭山11の表面形状に沿ってマルチコプター30を飛行させることができる。したがって、精度よく温度を測定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態の内容によりこの発明が限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、貯炭山11の形状は図1から図3に示すものに限定されない。例えば、1つの屋内貯炭場10内に複数の貯炭山が設けられている場合であってもよい。この場合、複数の貯炭山に渡って飛行経路20を設定して温度を測定してもよいし、貯炭山を一つずつ温度測定するように飛行経路20を設定してもよい。また、温度を測定するためのマルチコプター30のプロペラ31a−31dの数、及びアーム33a−33dの形状等は適宜変更することが可能である。温度検出部35及び位置検出部36Aは、胴体部34の下部に設けているが、例えば撮像部は胴体部34の上方に設置する等、各センサを異なる箇所に設置してもよい。また、温度測定に用いる飛行体は、マルチコプター30以外の例えばラジコンヘリコプター等であってもよい。
10 屋内貯炭場
11 貯炭山
12 石炭
13 受入れコンベヤ
14 払出し部
15 払出しコンベヤ
17a−17n 柱
20、20a、20b、20c 飛行経路
21 飛行開始地点
22 飛行終了地点
30 マルチコプター
31a−31d プロペラ
32a−32d モータ
33a−33d アーム
34 胴体部
35 温度検出部
36A 位置検出部
36B 距離検出部
37 脚部
38、48 通信部
39a−39d モータ駆動回路
40 制御装置
41 記憶部
42 演算部
44 モータ制御部
45 表示装置
46 入力部
50 制御部

Claims (5)

  1. 貯炭場の貯炭山の温度を検出する温度検出部と、前記貯炭山との距離を検出する距離検出部と、前記貯炭場における飛行位置を検出する位置検出部とを備える飛行体と、前記飛行体の飛行を制御する制御装置とを有し、
    前記制御装置は、前記距離検出部の情報及び前記位置検出部の情報を受け取って、高さ方向において前記貯炭山と所定の距離を設けて前記貯炭山の表面形状に沿って前記飛行体を飛行させる貯炭温度測定装置。
  2. 前記位置検出部は、前記貯炭場の複数の柱に設けられた標識を撮像して、
    前記制御装置は、前記位置検出部から取得した前記標識の撮像データに基づいて、前記飛行体の位置を検出する請求項1に記載の貯炭温度測定装置。
  3. 前記貯炭場は、前記貯炭山に石炭を供給するためのコンベヤが設けられており、
    前記飛行体は、平面視で前記コンベヤと交差する経路で飛行する請求項1又は請求項2に記載の貯炭温度測定装置。
  4. 前記飛行体は、複数のプロペラと、複数の前記プロペラをそれぞれ駆動するための複数のモータを備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の貯炭温度測定装置。
  5. 貯炭場の貯炭山の温度を検出する温度検出部と、前記貯炭山との距離を検出する距離検出部と、前記貯炭場における飛行位置を検出する位置検出部とを備える飛行体と、前記飛行体の飛行を制御する制御装置とを有し、
    前記制御装置は、前記距離検出部の情報及び前記位置検出部の情報を受け取って、高さ方向において前記貯炭山と所定の距離を設けて前記貯炭山の表面形状に沿って前記飛行体を飛行させる貯炭温度測定方法。
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