JP2017095509A - 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤 - Google Patents

脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2017095509A
JP2017095509A JP2017012130A JP2017012130A JP2017095509A JP 2017095509 A JP2017095509 A JP 2017095509A JP 2017012130 A JP2017012130 A JP 2017012130A JP 2017012130 A JP2017012130 A JP 2017012130A JP 2017095509 A JP2017095509 A JP 2017095509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surfactant
fatty acid
composition
starch
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2017012130A
Other languages
English (en)
Inventor
リエン・シエン・ツアー
Liang Sheng Tsaur
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unilever NV
Original Assignee
Unilever NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=34634707&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2017095509(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Unilever NV filed Critical Unilever NV
Publication of JP2017095509A publication Critical patent/JP2017095509A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/10Washing or bathing preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/36Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
    • A61K8/361Carboxylic acids having more than seven carbon atoms in an unbroken chain; Salts or anhydrides thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • A61K8/732Starch; Amylose; Amylopectin; Derivatives thereof

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

【課題】安定な個人向け製品(例えば、個人向けの洗浄または頭髪)の洗浄組成物の提供。【解決手段】(1)アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤またはこれらの混合物から選択される、2重量%から30重量%の界面活性剤、(2)0から30重量%の有益剤、ならびに(3)(i)C8〜C13線状脂肪酸、および(ii)0.5重量%から15重量%の合計組成の変性または非変性デンプンを含む構造化系、を含み、線状脂肪酸対前記界面活性剤の比は、1.0/9.0から3.5/6.5であり、前記界面活性剤および脂肪酸は、4.5から7.5の範囲におけるpHで測定して、界面活性剤および脂肪酸の合計15重量%で界面活性剤/脂肪酸粒子を含む曇り溶液を形成し、形成された界面活性剤/脂肪酸粒子の量は、界面活性剤および脂肪酸の合計を基準にして少なくとも15重量%である液体洗浄組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、個人向け製品の液体洗浄組成物であって、その様な組成物において皮膚有益
剤(例えば、皮膚軟化剤および/または粒子)を安定化(例えば、相分離を防ぐ)するた
めの新規な構造化系を含む個人向け製品の液体洗浄組成物に関する。更に詳しくは、対象
組成物は、良好な安定性(例えば、目に見える相分離を伴わずに、室温および45℃の両
方において3週間にわたり安定である)を維持しながら、良好な、消費者が要望する性質
(例えば、泡立ち、糸引きなし、塊のない外観)を提供する。
洗浄に加えて、個人向けの洗剤/シャワーゲルタイプ組成物のその他の特に要望される
特性は、消費者が知覚できる(例えば、感覚または視覚的)利益を、組成物から皮膚へ配
達することである。この結果を達成する1つの重要な方法は、有益剤(例えば、皮膚軟化
油および/または界面活性剤不溶性無機粒子)の堆積による方法である。しかしながら、
これには、洗剤/シャワーゲル組成物中に、高水準のその様な油または無機粒子の導入を
必要としよう。
残念ながら、その様な二重の洗浄および保湿組成物は、洗浄成分が、一般には、保湿成
分と非相溶性の傾向にあるので組成することが困難である。例えば、乳化された油滴、特
に炭化水素油滴は、貯蔵中に液体から相分離する傾向があり、液体洗剤の頂部に分離層を
形成する。
また、皮膚軟化油は、多くの場合、洗浄成分の発泡/泡立ちを、特に液体洗剤における
界面活性剤の水準が相対的に低い(例えば、約25重量%未満)場合に、低下させる傾向
にある。しかしながら、界面活性剤の相対的に低い水準を含み、良好な泡立ち性を有する
液体洗剤は、低い界面活性剤水準が、組成物を更に柔らかくし、コストを下げ、処理を促
進するので大いに望まれるものである。
したがって、当該技術分野においては、低水準の洗浄成分を含み、柔らかく、十分な泡
立ちの生成ができ、また、保湿もしくはその他の活性成分を配達することのできる組成物
に対する要求が存在する。更に、その様な組成物は、周囲および高い貯蔵温度の両方にお
いて物理的に安定したままでなければならない。
ある種の皮膚の利益を与えるために皮膚有益剤を配達することのできる液体洗剤は、当
該技術分野において知られている。例えば、皮膚または頭髪への有益剤の配達を高めるた
めの1つの方法は、Amerchol社のPolymer JR(登録商標)またはRh
one Poulenc社のJaguar(登録商標)等のカチオン性ポリマーを使用す
ることである。この方法は、例えば、米国特許第3580853号(Parran他)、
米国特許第5085857号(Reid他)、米国特許第5439682号(Wivel
l他);または、WO94/03152(Unileverに譲渡された)、WO92/
18100(Procter & Gambleに譲渡された)もしくはWO97/48
378(Procter & Gambleに譲渡された)において開示されている。
皮膚または頭髪への有益剤の配達を高めるための他の方法は、米国特許第566118
9号(Grieveson)(Unileverに譲渡された)および米国特許第585
4293号(Procter & Gambleに譲渡された)において記載されている
様な粘稠油の大きな油滴を使用することである。
更に、当該技術分野は、例えば、皮膚軟化油洗剤系の物理的安定性が、幾つかの種類の
懸濁剤または安定剤の存在を必要とすることを開示している。米国特許第5308526
号(Dias他)および米国特許第5439682号(Wivell他)は、液体からの
油滴の分離を防ぐために、懸濁剤として結晶性エチレングリコール長鎖エステル(例えば
、エチレングリコールジステアレート)の使用を教示している。そこには、高められた安
定性を与えるための構造化系として、脂肪酸との組合せにおける水溶性または水膨潤性デ
ンプンについての開示は存在しない。
米国特許第5518647号(Zocchi)(Colgateに譲渡された)は、液
体洗剤における油滴の物理的安定性を達成するために、長鎖エトキシ化アルコール、遊離
脂肪族カルボン酸および水溶性カチオンポリマーを組み合わせたエマルション系を教示し
ている。そこには、本発明の脂肪酸およびデンプンポリマーを特別の組合せにおいて使用
することについての教示または示唆は存在しない。
液体洗剤における油滴を安定化させるために使用されるよく知られた懸濁剤のその他の
タイプは、例えば、米国特許第5661189号(Grieveson他)および米国特
許第5854293号(R.W.Glenn、Jr.)(Procter & Gamb
leに譲渡された)において広く開示されている、ポリアクリレート、変性セルロースお
よびグアーポリマー(guar polymer)等の高分子量水溶性ポリマーである。
これらのポリマー性安定剤は、また、例えば、液体安定性のために疎水性に変性された非
イオンセルロースに言及している米国特許第5905062号(Elliott他)(P
&G)、2つの別々のポリアクリル酸ポリマーの組合せを使用する米国特許第61720
19B1号(Dehan他)(Colgate−Palmolive)、および安定な液
体洗浄組成物のための新規な構造化系として、キサンタンガムおよびCarbopol(
登録商標)の組合せを使用する米国特許第6001344号(Villa他)(Unil
ever)において特に記載されている。
これらのポリマー物質は、個人向けの液体洗剤において油滴を懸濁させるのに有用であ
るが、これらの増粘/構造化性は、液体洗剤組成物、即ち、界面活性剤のタイプ、界面活
性剤の水準、皮膚軟化油およびその他の添加剤に依存する。本発明の比較例において示さ
れるとおり、これらの水溶性ポリマーは、界面活性剤溶液から分離し、これらのポリマー
増粘剤と界面活性剤との非相溶性により、高温貯蔵条件では、これらの増粘/構造化性を
失う傾向にある。液体洗剤を安定化させるためには、高水準のポリマーを必要とするが、
これはかえって、処理における困難性の原因となり、望ましくないゴツゴツした外観およ
び製品の使用中のネバネバ感を与えることになる。
重要な洗剤の性質(外観、泡立ち、使用中/使用後の感覚およびその処理可能性)につ
いてマイナスの効果を与えることなしに、本出願人は、皮膚軟化油および/または粒子を
含む(例えば、1〜30重量%)貯蔵安定液体洗剤が、線状C〜C13脂肪酸と組み合
わせた特定の水可溶性/または膨潤性デンプンポリマーを含む構造化系を使用して組成す
ることができることを見出した。本発明において記載されているポリマー/脂肪酸構造化
系を使用することにより、糸引きなし、ゴツゴツ感のない外観、ローションの様なレオロ
ジー、優れた泡立ちおよび貯蔵安定性を伴う個人向け液体洗剤が容易に組成できる。
脂肪酸を含む液体洗剤は、WO94/17166(Giret他)、WO94/187
37(Cothran他)(P&G)、米国特許第5132037号(Green他)、
米国特許第5234619号(Green他)および米国特許第5290470号(Gr
een他)(Unilever)等における様に、当該技術分野において広く記載されて
いる。これらの特許は、皮膚有益剤または構造化剤として結晶化脂肪酸の使用を開示して
いる。米国特許第5360580号(Rizvi他)は、液体安定性を増加させるために
、ポリエチレンアミンを伴う長鎖飽和脂肪酸の使用を教示している。オレイン酸等の液体
脂肪酸は、米国特許第5952286号および米国特許第6077816号(Puvva
da他)(Unilever)において記載されているとおり、特定の界面活性剤組成物
を伴う層状構造を形成するための構造剤として使用されている。
再度、これら従来の参考文献のいずれも、個人向け液体洗剤のための有効な構造化系と
して、特定の水可溶性または膨潤性デンプンと組み合わせた本発明の脂肪酸の使用を開示
していない。更に、本発明の実施例において示されるとおり、これら従来の参考文献にお
いて教示された液体洗剤組成物を構造化している脂肪酸の幾つかは、高温において不安定
であり、特に、合計の界面活性剤の水準が20重量%未満、更に好ましくは、15重量%
未満の場合に不安定である。
米国特許第3580853号明細書 米国特許第5085857号明細書 米国特許第5439682号明細書 国際公開第94/03152号 国際公開第92/18100号 国際公開第97/48378号 米国特許第5661189号明細書 米国特許第5854293号明細書 米国特許第5308526号明細書 米国特許第5518647号明細書 米国特許第5905062号明細書 米国特許第6172019号明細書 米国特許第6001344号明細書 国際公開第94/17166号 国際公開第94/18737号 米国特許第5132037号明細書 米国特許第5234619号明細書 米国特許第5290470号明細書 米国特許第5360580号明細書 米国特許第5952286号明細書 米国特許第6077816号明細書
脂肪酸およびデンプンポリマーを組み合わせることにより、本出願人は、安定な、皮膚
軟化剤および/または粒子を含む組成物を与えると同時に、発泡、非糸引き性または非塊
性および柔らかで滑らかな洗浄後の保湿皮膚感覚等の良好な消費者要望性を維持する構造
化系を創り出した。好ましい実施形態においては、これは、比較的に低い(25重量%以
下、好ましくは、20重量%以下)界面活性剤水準で行われる。
特に、本願は、安定な個人向け製品(例えば、個人向けの洗浄または頭髪)の液体洗浄
組成物であって、
(1)アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性
剤またはこれらの混合物を含む群から選択される、2重量%〜30重量%、好ましくは、
3重量%〜25重量%、更に好ましくは、5重量%〜20重量%の界面活性剤、
(2)0〜30重量%(例えば、場合による)、好ましくは、1.0重量%〜25重量
%の皮膚有益剤(例えば、皮膚軟化油または有益剤粒子)、ならびに
(3)(i)約8〜13の炭素鎖長の線状脂肪酸および
(ii)0.5重量%〜15重量%、好ましくは、0.5重量%〜10重量%の合
計組成の変性または非変性デンプンを含む構造化系、
を含み、
脂肪酸対前記界面活性剤の比が、1.0/9.0〜3.5/6.5、好ましくは、1.
5/8.5〜3.0/7.0であり、
前記界面活性剤および線状脂肪酸が、4.5〜7.0の範囲におけるpHで測定した場
合に、界面活性剤および脂肪酸の合計15重量%で曇り溶液を形成し、前記液体組成物に
おいて形成された脂肪酸/界面活性剤粒子(および脂肪酸−界面活性剤複合体)の量が、
界面活性剤および脂肪酸の合計重量を基準にして20重量%を超え、好ましくは、30重
量%を超え、
前記組成物のpHが、4.5〜7.5、好ましくは、5.0〜7.0であり、
前記組成物が、室温および45℃の両方において、3週間にわたり明らかな相分離なし
で安定である組成物に関する。
これらのおよびその他の局面、特徴ならびに利点は、以下の詳細な記述および添付の特
許請求の範囲の解釈から当業者には明らかとなる。疑念の回避のために、本発明の1つの
局面の任意の特徴が、本発明の任意のその他の局面において利用されてもよい。以下の記
述において与えられる実施例は、本来、本発明を明確にするためのものであって、本発明
を、それらの実施例に限定しようとするものではない点に注意されたい。実験的実施例に
おいて、または別途指示されているところ以外では、本明細書において使用される成分の
量または反応条件を表示する全ての数字は、「約」という用語により全ての場合において
修飾されるものと理解されるべきものである。同様に、全ての%は、別段の指示がなけれ
ば、全組成物の重量/重量%である。
「x〜y」という形式において表現される数値範囲は、xおよびyを含むものと理解さ
れる。特定の特徴の複数好適範囲が、x〜yの形式において記載される場合は、別々の端
点を結ぶ全ての範囲が考慮されることが理解される。「含む」という用語が本明細書また
は特許請求の範囲において使用される場合は、それは、任意の用語、工程または特に列挙
されていない特徴を排除することを意図するものではない。全ての温度は、別途特定され
ていない限り、摂氏温度(℃)である。全ての測定値は、別途特定されていない限り、S
I単位におけるものである。引用される全ての文献は、関連部分において、参照により本
明細書に組み込まれる。
本発明は、皮膚軟化油および/または粒子の両方を含み、極めて安定な、個人向け製品
(例えば、個人向け洗浄)の液体洗剤組成物に関する。更に、安定性は、ゴツゴツした外
観および/またはネバネバした感触の組成物を避けると与えられるものではない。特に、
画定された範囲(例えば、脂肪酸対界面活性剤の比)における特定のデンプンおよび脂肪
酸の組合せは、製品のマイナス面を避けながら安定性を生成する構造化系を提供する。
特に、本願は、安定な個人向け製品(例えば、個人向けの洗浄または頭髪)の液体洗浄
組成物であって、
(1)アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性
剤またはこれらの混合物を含む群から選択される、2重量%〜30重量%、好ましくは、
3重量%〜25重量%、更に好ましくは、5重量%〜20重量%の界面活性剤、
(2)0〜30重量%、好ましくは、1.0重量%〜25重量%の皮膚有益剤(例えば

皮膚軟化油または有益剤粒子)、ならびに
(3)(i)約8〜13の炭素鎖長の線状脂肪酸および
(ii)0.5重量%〜15重量%、好ましくは、0.5重量%〜10重量%の合
計組成の変性または非変性デンプンを含む構造化系、
を含み、
脂肪酸対前記界面活性剤の比が、1.0/9.0〜3.5/6.5、好ましくは、1.
5/8.5〜3.0/7.0であり、
前記界面活性剤および線状脂肪酸が、4.5〜7.0の範囲におけるpHで測定した場
合に、界面活性剤および脂肪酸の合計15重量%で曇り溶液を形成し、前記液体組成物に
おいて形成される脂肪酸/界面活性剤粒子(および脂肪酸−界面活性剤複合体)の量が、
界面活性剤および脂肪酸の合計重量を基準にして20重量%を超え、好ましくは、30重
量%を超え、
前記組成物のpHが、4.5〜7.5、好ましくは、5.0〜7.0であり、
前記組成物が、室温および45℃の両方において、3週間にわたり明らかな相分離なし
で安定である、個人向け製品の液体洗浄組成物に関する。
この組成物は、以下で更に詳細に定義される。
界面活性剤系は、アニオン界面活性剤を含んでもよく、これは、例えば、脂肪族スルホ
ネート、例えば、第一級アルカン(例えば、C〜C22)スルホネート、第一級アルカ
ン(例えば、C〜C22)ジスルホネート、C〜C22アルケンスルホネート、C
〜C22ヒドロキシアルカンスルホネートもしくはアルキルグリセリルエーテルスルホネ
ート(AGS)等;または、アルキルベンゼンスルホネート等の芳香族スルホネートであ
ってもよい。
アニオン界面活性剤は、また、アルキルスルフェート(例えば、C12〜C18アルキルスルフェート)またはアルキルエーテルスルフェート(アルキルグリセリルエーテルスルフェートを含む)であってもよい。アルキルエーテルスルフェート中では、式:
RO(CH2CH2O)nSO3M
[式中、Rは、8〜18個の炭素、好ましくは12〜18個の炭素を有する、アルキルまたはアルケニルであり、nは、0.5より大きく、好ましくは、1〜3の平均値を有し、Mは、ナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換されているアンモニウム等の可溶化カチオンである。]を有するものである。アンモニウムおよびナトリウムラウリルエーテルスルフェートが好ましい。
アニオン界面活性剤は、また、アルキルスルホスクシネート(モノ−およびジアルキル
、例えば、C〜C22スルホスクシネートを含む);アルキルおよびアシルタウレート
、アルキルおよびアシルサルコシネート、スルホアセテート、アルキルグリシネート、ア
ルキルグルタメート、C〜C22アルキルホスフェート、アルキルホスフェートエステ
ルおよびアルコキシアルキルホスフェートエステル、アシルラクテート、C〜C22
ノアルキルスクシネートおよびマレエート、スルホアセテートならびにアシルイセチオネ
ートであってもよい。
スルホスクシネートは、式:
CCHCH(SOM)CO
を有するモノアルキルスルホスクシネート;式:
CONHCHCHCCHCH(SOM)CO
[式中、Rは、C〜C22アルキルの範囲であり、Mは、可溶化カチオンである。]
のアミド−MEAスルホスクシネート;および、式:
RCONH(CH)CH(CH)(SOM)CO
[式中、Mは、上で定義されたとおりである。]のアミド−MIPAスルホスクシネート
であってもよい。
また、アルコキシ化シトレートスルホスクシネート;および、次式:
Figure 2017095509

[式中、n=1〜20;およびMは、上で定義されたとおりである。]等のアルコキシ化
スルホスクシネートも含まれる。
サルコシネートは、一般に、式RCON(CH)CHCOM(ここで、Rは、C
〜C20アルキルの範囲であり、Mは、可溶化カチオンである。)により示される。
タウレートは、一般に、式:
CONRCHCHSO
[式中、Rは、C〜C20アルキルの範囲であり、Rは、C〜Cアルキルの範
囲であり、Mは、可溶化カチオンである。]により同定される。
その他のクラスの適当なアニオン界面活性剤は、次式:
R−(CHCHO)CO
[式中、Rは、C〜C20アルキルであり、nは、0〜20であり、Mは、上で定義さ
れたとおりである。]等のカルボキシレートである。
使用することのできるその他の適当なカルボキシレートは、例えば、Seppic社の
Monteine LCQ(登録商標)等のアミドアルキルポリペプチドカルボキシレー
トである。
使用されてよいその他の界面活性剤は、C〜C18アシルイセチオネートである。こ
れらのエステルは、アルカリ金属イセチオネートと、6〜18個の炭素原子および20未
満のヨウ素価を有する混合脂肪族脂肪酸との反応により調製される。混合脂肪酸の少なく
とも75重量%は、12〜18個の炭素原子を有し、25重量%までが、6〜10個の炭
素原子を有する。
アシルイセチオネートは、存在する場合は、一般に、全組成物の約0.5重量%〜15
重量%の範囲である。好ましくは、この成分は、約1重量%〜約10重量%で存在する。
アシルイセチオネートは、この対象出願に参照により組み込まれる、Ilardi他(
米国特許第5393466号)において記載されているアルコキシ化イセチオネートであ
ってもよい。
一般に、アニオン成分は、組成物の約1重量%〜25重量%、好ましくは、組成物の2
重量%〜15重量%を構成する。
両性イオン界面活性剤は、脂肪族第4級アンモニウム、ホスホニウム、およびスルホニ
ウム化合物の誘導体として広く記載することのできる、脂肪族基が直鎖または分岐鎖であ
ることができ、脂肪族置換基の1つが、約8〜約18個の炭素原子を含み、1つが、アニ
オン基、例えば、カルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェートまたはホスホ
ネートを含むものにより例示される。これらの化合物の一般式は:
Figure 2017095509

[式中、Rは、約8〜約18個の炭素原子、0〜約10個のエチレンオキシド部分およ
び0〜約1個のグルセリル部分のアルキル、アルケニル、またはヒドロキシアルキル基を
含み、Yは、窒素、リン、および硫黄原子を含む群から選択され、Rは、約1〜約3個
の炭素原子を含むアルキルまたはモノヒドロキシアルキルであり、Xは、Yが硫黄原子で
ある場合は1であり、Yが窒素またはリン原子である場合は2であり、Rは、約1〜約
4個の炭素原子のアルキレンまたはヒドロキシアルキレンであり、Zは、カルボキシレー
ト、スルホネート、スルフェート、ホスホネート、およびホスフェート基から成る群から
選択される基である。]である。
その様な界面活性剤の例としては、
4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−オクタデシルアンモニオ]−ブタン
−1−カルボキシレート;
5−[S−3−ヒドロキシプロピル−S−ヘキサデシルスルホニオ]−3−ヒドロキシ
ペンタン−1−スルフェート;
3−[P,P−ジエチル−P−3,6,9−トリオキサテトラデキソシルホスホニオ]
−2−ヒドロキシプロパン−1−ホスフェート;
3−[N,N−ジプロピル−N−3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピルアンモニオ
]−プロパン−1−ホスホネート;
3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)プロパン−1−スルホネート

3−(N,N−ジメチル−N−ヘキサデシルアンモニオ)−2−ヒドロキシプロパン−
1−スルホネート;
4−[N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−N−(2−ヒドロキシドデシル)アンモ
ニオ]−ブタン−1−カルボキシレート;
3−[S−エチル−S−(3−ドデコキシ−2−ヒドロキシプロピル)スルホニオ]−
プロパン−1−ホスフェート;
3−[P,P−ジメチル−P−ドデシルホスホニオ]−プロパン−1−ホスホネート;
および、
5−[N,N−ジ(3−ヒドロキシプロピル)−N−ヘキサデシルアンモニオ]−2−
ヒドロキシペンタン−1−スルフェート、
が挙げられる。
本発明において使用されてもよい両性界面活性剤は、少なくとも1つの酸基を含む。こ
れは、例えば、カルボン酸基またはスルホン酸基であってもよい。これらは、第4級窒素
を含み、したがって、第4級アミド酸である。これらは、一般に、7〜18個の炭素原子
のアルキルまたはアルケニル基を含む。これらは、通常、全体の構造式:
Figure 2017095509

[式中、Rは、7〜18個の炭素原子のアルキルまたはアルケニルであり、Rおよび
は、それぞれ独立に、1〜3個の炭素原子のアルキル、ヒドロキシアルキルまたはカ
ルボキシアルキルであり、nは、2〜4であり、mは、0〜1であり、Xは、ヒドロキシ
ルで場合により置換されている、1〜3個の炭素原子のアルキレンであり、Yは、−CO
−または−SO−である。]に適合する。
上記一般式内の適当な両性界面活性剤は、式:
Figure 2017095509

の単純なベタインおよび式:
Figure 2017095509

[式中、mは、2または3である。]のアミドベタインを含む。
両方の式において、R、RおよびRは、以前に定義されたとおりである。R
、特に、基Rの少なくとも半分、好ましくは、少なくとも3/4が、10〜14個の炭
素原子を有する、ココナッツから誘導されるC12およびC14アルキル基の混合物であ
ってもよい。RおよびRは、好ましくは、メチルである。
更なる可能性は、両性界面活性剤が、式:
Figure 2017095509

または、
Figure 2017095509

[式中、mは、2または3である。]のスルホベタインであり、または、−(CH
SO が、
Figure 2017095509

により置き換えられているこれらの変異体であることである。
これらの式において、R、RおよびRは、以前に検討されたとおりである。
両性アセテートおよびジ両性アセテートは、また、できるだけ、使用されてもよい両性
イオンおよび/または両性化合物に転換されることが意図される。
両性/両性イオン界面活性剤は、使用される場合は、一般に、組成物の0〜15重量%
、好ましくは、1重量%〜10重量%を構成する。
1つまたは複数のアニオンおよび場合による両性および/両性イオンに加えて、界面活
性剤系は、非イオン界面活性剤を場合により含んでもよい。
使用されてもよい非イオン界面活性剤としては、特に、疎水性基および反応性水素原子
を有する化合物、例えば、脂肪族アルコール、酸、アミドもしくはアルキレンオキシド、
特に、エチレンオキシド単独もしくはプロピレンオキシドを伴うエチレンオキシドを伴う
アルキルフェノールの反応生成物が挙げられる。特定の非イオン界面活性剤化合物は、ア
ルキル(C〜C22)フェノール−エチレンオキシド縮合物、脂肪族(C〜C18
第一級もしくは第二級線状または分岐アルコールとエチレンオキシドとの縮合生成物、な
らびにエチレンオキシドと、プロピレンオキシドおよびエチレンジアミンとの反応生成物
との縮合により作られる生成物である。その他のいわゆる非イオン界面活性剤化合物とし
ては、長鎖第三級アミンオキシド、長鎖第三級ホスフィンオキシドおよびジアルキルスル
ホキシドが挙げられる。
非イオン界面活性剤は、また、多糖類アミド等の糖アミドであってもよい。特に、この
界面活性剤は、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第5389279号(Au他
)において記載されているラクトビオンアミドの1つであってもよく、または、参照によ
り対象出願に組み込まれる米国特許第5009814号(Kelenberg)において
記載されている糖アミドの1つであってもよい。
使用されてもよいその他の界面活性剤は、参照により対象出願に組み込まれる米国特許
第3723325号(Parran Jr.)において記載されているものおよび米国特
許第4565647号(Llenado)において記載されているアルキル多糖類非イオ
ン界面活性剤である。
好ましいアルキル多糖類は、式:
O(C2nO)(グリコシル)
[式中、Rは、アルキル基が、約10〜約18個、好ましくは、約12〜約14個の炭
素原子を含む、アルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルキル
フェニルおよびこれらの混合物から成る群から選択され、nは、0〜3、好ましくは2で
あり、tは、0〜約10、好ましくは0であり、xは、1.3〜約10、好ましくは、1
.3〜約2.7である。]のアルキルポリグリコシドである。グリコシルは、好ましくは
、グルコースから誘導される。これらの化合物を調製するためには、アルコールまたはア
ルキルポリエトキシアルコールを初めに形成し、次いで、グルコースまたはグルコース源
と反応させてグルコシド(1−位置に結合)を形成する。次いで、追加のグリコシル単位
は、これらの1−位置および先のグリコシル単位2−、3−、4−および/または6−位
置、好ましくは主に2−位置との間に結合することができる。
この液体洗剤組成物における合計界面活性剤は、2重量%〜30重量%、好ましくは、
3重量%〜25重量%、最も好ましくは、5重量%〜20重量%の範囲にあることができ
る。良好な泡立ちのためには、アニオン界面活性剤および両性/両性イオン界面活性剤の
組合せは、本発明の液体洗剤組成物において、合計界面活性剤の40重量%を超え、最も
好ましくは、合計界面活性剤の60重量を超えるのが好ましい。
適当な皮膚有益剤は、この液体洗剤組成物において不溶(即ち、液体組成物において1
重量%未満可溶)である化粧品品質の有機、無機またはポリマー物質と定義される。種々
のクラスの油類を含むことのできる有益剤の例は、以下において示される。
植物性油:落花生油、ヒマシ油、カカオ脂、ココナッツ油、トウモロコシ油、綿実油、
オリーブ油、パーム核油、菜種油、ヒマワリ種子油、ゴマ油および大豆油、ならびにアボ
カド油。
エステル:ブチルミリステート、セチルパルミテート、デシルオレエート、グリセリル
ラウレート、グリセリルリシノレエート、グリセリルステアレート、グリセリルイソステ
アレート、ヘキシルラウレート、イソブチルパルミテート、イソセチルステアレート、イ
ソプロピルイソステアレート、イソプロピルラウレート、イソプロピルリノレエート、イ
ソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、イソプロピルステアレート、プロ
ピレングリコールモノラウレート、プロピレングリコールリシノレエート、プロピレング
リコールステアレート、およびプロピレングリコールイソステアレート。
動物性油:アセチル化ラノリンアルコール、ラノリン、ラード、ミンク油および獣脂。
脂肪酸およびアルコール:ベヘン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニルアルコー
ル、セチルアルコール、エイコサニルアルコールおよびイソセチルアルコール;およびス
レアリン酸カルシウムまたはステアリン酸亜鉛等の脂肪酸の不溶性塩。
油/皮膚軟化剤のその他例としては、ペトロラタム、鉱油、天然または合成ワックス、アロエ、およびジメチルポリシロキサン、シリコーンエラストマー、ポリブテンなどのアルキレンもしくはイソアルキレンの水素化もしくは非水素化ポリマー、ポリアルファオレフィン、ポリエステルまたはポリアクリレート、ならびに上記の混合物などの高分子有益剤が挙げられる。
この剤は、また、変性または非変性雲母、タルクもしくはTiO等の無機粒子を含む
こともできる。有益剤(例えば、皮膚軟化剤/油)は、一般に、組成物の約0.1重量%
〜30重量%、好ましくは、1重量%〜25重量%の量において使用される。
有益剤の粒径は、0.01〜500μmまで、好ましくは、0.1〜200μmの範囲
にあることができる。
本発明の液体個人向け洗剤組成物の鍵となる成分は、増粘/安定化系であってもよい構
造化系である。本発明の増粘/安定化系は、脂肪酸および変性または非変性デンプンの組
合せである。脂肪酸およびデンプンとの間の相乗効果により、液体洗剤は、デンプンまた
は脂肪酸単独の使用よりも、脂肪酸およびデンプンの組合せを使用して更に効果的に増粘
および安定化することができる。更に重要なことには、この新規な増粘/安定化系は、広
範囲の合成界面活性剤および液体洗剤に対して働き、系に添加されるデンプンまたは脂肪
酸の量を変えることにより、簡単に容易に組成することのできる、注入できるものからロ
ーション状までの範囲の粘度を組成物に持たせることができる。
この個人向け液体組成物を増粘/安定化する以外に、この系は、また、合成界面活性剤
の泡立ち性を助ける。例えば、この新規な増粘/安定化系を含む洗剤は、本発明の新規な
安定化系を伴わない洗剤よりも一層クリームのような泡立ちを生成する。この増粘/安定
化系の各成分は、以下に詳細に記載される。
本発明にとって特に有用な脂肪酸は、8〜13、好ましくは、10〜12の範囲におけ
る炭素鎖長を有する線状脂肪酸である(例えば、Unigema社のPrifrac(登
録商標)2906またはPrifrac(登録商標)2920)。分岐脂肪酸、不飽和脂
肪酸または更に長い鎖長脂肪酸(C14以上)は、これらを使用することはできるが、こ
れらの抗発泡性、特に、この液体組成物における合成界面活性剤水準が15重量%未満で
ある場合の抗発泡性により好ましくない。したがって、構造化系の好ましい実施形態は、
〜C13線状脂肪酸および15重量%未満の界面活性剤を含む。
好ましい線状脂肪酸は、低濃度の界面活性剤液体洗剤組成物を構造化するため、および
柔らかい合成界面活性剤に対して有効な発泡補助剤として機能するために、水分散性また
は水可溶性デンプンと一緒に働く。構造化剤および発泡補助剤として両方で働くためには
、言及されている液体組成物における好ましい線状脂肪酸は、部分的に中和されなければ
ならない。中和の程度は、脂肪酸の10重量%〜80重量%、好ましくは20重量%〜6
0重量%の範囲でなければならない。中和の程度は、この液体洗剤組成物のpHにより調
節することができ、このpHは,4.5〜7.5、好ましくは、5.0〜7.0の範囲で
なければならない。
理論に拘泥するつもりはないが、好ましい液体洗剤組成物の優れた泡立ち性は、この液
体洗剤組成物が、この製品の使用の間に水で希釈される場合に、界面活性剤溶液における
中和されている線状C〜C13脂肪酸の良好な溶解度によるものと考えられる。
この液体洗剤組成物における好ましい線状脂肪酸の水準は、この液体組成物における合
成界面活性剤の量に依存する。良好な泡立ち性および優れた安定性のためには、脂肪酸対
合計合成界面活性剤の重量比は、1.0/9.0〜3.5/6.5、好ましくは、1.5
/8.5〜3.0/7.0の範囲になければならない。
更に、この個人向け液体洗剤を増粘しおよび安定化するためにデンプンと一緒に効果的
に働くためには、脂肪酸は、4.5〜7.5、好ましくは、5.0〜7.0の範囲におけ
るpHにおいて、合成界面活性剤を伴う濁り溶液を形成しなければならない。これは、約
5.5〜6.5のpHで、12重量%の所望の合成界面活性剤および3重量%の所望の好
ましい線状脂肪酸を含む、界面活性剤/脂肪酸混合物を作ることにより決定することがで
きる。pHは、KOHまたはクエン酸溶液で調整される。調製された界面活性剤/脂肪酸
溶液が透明である場合、そのときは、合成界面活性剤組成物を変えるか、または、脂肪酸
の水準を、溶液が曇るまで増加させねばならない。
液体における脂肪酸の水準は、液体のpHを下げるか、または脂肪酸対合成界面活性剤
の比を増加することにより増加することができる。曇りは、脂肪酸−誘発界面活性剤/脂
肪酸粒子の形成によるものと考える。液体において形成される、脂肪酸−誘発界面活性剤
/脂肪酸粒子の重量%は、液体から界面活性剤/脂肪酸粒子を分離する前後で液体の固形
分%を測定することにより決定することができる。曇った脂肪酸/界面活性剤溶液からの
脂肪酸/界面活性剤粒子の分離は、遠心分離により行うことができる。
脂肪酸−誘発界面活性剤粒子の量は、界面活性剤/脂肪酸の合計の少なくとも15重量
%、好ましくは25重量%以上で85重量%以下でなければならない。液体洗剤の安定性
は、空間を充填することによる、これらの界面活性剤/脂肪酸粒子とデンプン粒子の相互
作用により達成されるものと考える。即ち、複合体構造は、界面活性剤/脂肪酸粒子およ
び安定性を与えるデンプン粒子との間で形成されるものと考える。
本発明のデンプンは、好ましくは、トウモロコシ、ワキシートウモロコシ、タピオカ、
ポテト、小麦または米等の植物から得られる高分子量多糖類である。植物はデンプンを合
成し、それを、植物源によって、1〜100μmの範囲におけるサイズを有する小さな別
々の粒子、いわゆるデンプン粒において蓄積する。非変性デンプン粒は、40℃未満の温
度で水において不溶である。デンプンは、デンプン粒が溶解した後、または、水により高
度に膨潤した後でのみ増粘剤または構造化剤として働くことができる。これは、デンプン
粒の加熱によりまたは化学的もしくは物理的変性により達成することができる。
多くのデンプン粒(特に、非変性のもの)にとって、加熱は、デンプン粒子を膨潤また
は可溶性にするために必要とされる。デンプン粒を溶解または完全に膨潤するために必要
とされる温度は、植物源または変性、もしあれば、特定のデンプンの変性に伴って変動す
る。非変性デンプン粒では、一般に、ポテトデンプンは、通常のトウモロコシデンプン(
約75℃)より低い温度でゲル化するワキシートウモロコシデンプン(約70℃)より低
い温度(約65℃)でゲル化する。デンプン粒のゲル化温度(粒を一緒に保持する分子間
水素結合が弱く、粒が、水による急速な不可逆膨潤を受ける臨界温度)は、デンプン粒を
低温処理に適したものとするためにデンプン粒を物理的にまたは化学的に変性することに
より劇的に減少させることができる。
変性デンプンには、広義に、2つのタイプのデンプン粒または粉末が存在する。1つは
、親水性イオン性または/および非イオン性基、例えば、ホスフェート、スルフェート、
スルホネート、カルボキシレート、ジアルキル/トリアルキルアミノもしくは第4級アン
モニウム、ヒドロキシルエチルもしくはヒドロキシプロピル基等で化学的に変性されてい
る。化学的に変性されたデンプン粒は、元のデンプン粒より低いゲル化温度を有する。一
般に、ゲル化温度は、置換の水準の増加と共に減少する。置換の程度が高いと、化学的に
変性されたデンプン粒は、冷水においても膨潤できるようになる。
他のタイプのデンプンは、アルファ化冷水可溶または膨潤可能なデンプン粉末であり、
これは、加熱の必要なしに冷水において容易に分散および溶解する。これらの冷水可溶デ
ンプン粉末は、デンプン粉末を形成するためにゲル化および乾燥されているもので、した
がって、冷水において分散および膨潤する。
非変性デンプン粒および化学的にまたは物理的に変性されたデンプンは共に、本発明の
個人向け液体洗剤用途のために上述の脂肪酸と組み合わせて、増粘/構造化剤として適切
なものである。
対象発明においては、デンプン粒の膨潤または溶解は、界面活性剤の存在または不存在
で、特定のデンプン粒のゲル化温度よりも高い温度で行うことができる。高い処理温度は
、一般に、これらのデンプン粒の高度の膨潤もしくは良好な可溶化により、高粘度もしく
は良好な懸濁性を伴う液体洗剤を生成する。デンプン粒または粉末を、界面活性剤の存在
において処理することが好ましい。界面活性剤の存在においては、これらのデンプン粒ま
たは粉末は、膨潤して、本発明の液体洗剤組成物を増粘し、構造化しおよび安定化するた
めに、そのゲル化温度よりも高い温度で処理された後にデンプンゲル粒子を形成する。こ
の方法により、液体洗剤は、膨潤したデンプンゲル粒子により安定化され、本発明の液体
洗剤は、真の剪断薄化レオロジー、非糸引き性、塊のない滑らかな外観を有し、この製品
の使用の間に、水において分散することが容易である。
一般に、どのようなデンプンが使用されようとも、デンプン粒は、最終組成物における
使用によって、少なくとも200容量%、好ましくは、少なくとも400容量%、更に好
ましくは、少なくとも600容量%、最も好ましくは、少なくとも800容量%膨潤して
、2〜300μmの範囲におけるサイズを伴う膨潤したデンプンゲル粒子を形成すること
が好ましい。
水を増粘するために、水において膨潤または溶解するための加熱を必要とするデンプン
粒の例は、National 1545、Amiocaトウモロコシデンプン、Stru
cture Soaln(変性ポテトデンプン)、Clearjel、Hi Flo、N
ational 1333、Colflo 67、National Frige、No
vation 1600、Novation 2700またはPurity 420であ
る。冷水膨潤変性デンプン粉末の例は、Ultra−Sperse(変性タピオカまたは
ワキシートウモロコシデンプン)、Stir−N−set(変性タピオカデンプン)、N
ational 5717(アルファ化変性ワキシートウモロコシデンプン)、Nati
onal 1215(アルファ化非変性トウモロコシデンプン)またはStructur
e ZEA(ヒドロキシプロピル変性トウモロコシデンプン)である。上で言及された全
てのデンプンは、National Starch and Chemical社から市
販されている。その他の市販の化学的に変性されたデンプン粒の例は、Grain Pr
ocessing社のPureGel B990、PureGel B992、Pure
Gel B980であり、または非変性デンプンは、PureDentデンプンである。
処理温度、デンプン増粘効率、この洗剤において使用される界面活性剤の量および組成
、液体のpH、この液体洗剤組成物における添加剤および所望の最終液体粘度によって、
液体における変性および/または非変性デンプン粒もしくはデンプン粉末の量は、0.5
重量%〜15重量%、好ましくは、1重量%〜10重量%、最も好ましくは、1重量%〜
6重量%の範囲であることができる。この液体の最終粘度は、SVlSTスピンドルを伴
うHaake RV20 Rotoviscoレオメーターを使用して25℃で測定した
場合、1秒当たり10〜400Paの範囲、好ましくは、20〜300Paの範囲、最も
好ましくは、40〜200Paの範囲でなければならない。
粘度が10Paより低い場合は、調製された組成物は、室温で不安定であり、デンプン
ゲル粒子がこの組成物の外に沈殿して、液体の底に、分離ゲル相を形成する。粘度が40
0Paより高い場合は、液体は、この製品の使用の間に、容易に処理するためおよび分散
するためにはあまりにネバネバしすぎる。
更に、本発明の組成物は、以下の様な任意の成分を含んでもよい:
水溶性皮膚有益剤、この液体組成物において含まれることが好ましい任意の成分。種々
の水溶性皮膚有益剤が使用でき、この水準は、1重量%〜30重量%、好ましくは、1重
量%〜20重量%であることができる。堆積した油の皮膚の状態調節効果は、これらの水
溶性皮膚有益剤の添加により高めることができる。材料としては、グリセロール、プロピ
レングリコール、ソルビトール、ペンテノールおよび糖等のポリヒドロキシアルコール;
尿素;グリコール酸または乳酸等のアルファ−ヒドロキシ酸およびこの塩;ならびに20
,000未満の分子量を持つ低分子量ポリエチレングリコールが挙げられるがこれらに限
定されない。液体組成物における使用のために好まれる水溶性皮膚有益剤は、グリセロー
ル、ソルビトールおよびプロピレングリコールである。
カチオンポリマー(その他の非常に望ましい任意の成分)は、好ましい皮膚感触を与え
るためおよび10μm未満の粒径を伴う皮膚有益剤の堆積を高めるために組成物において
使用されてもよい。適当なカチオンポリマーの例は、Jaguar C13S、Jagu
ar C14S、Jaguar C17、またはJaguar C16の商標名でRho
ne Poulenc社から入手できるカチオングアーを含む変性多糖類;Amerch
ol社のUCARE Polymer JR 30もしくはJR 40等のカチオン変性
セルロース;Hercules社のN−Hance 3000、N−Hance 319
6、N−Hance GPX 215もしくはN−Hance GPX 196;Nal
co社のMerQuat 100、MerQuat 280、Merquat 281お
よびMerquat 550等の合成カチオンポリマー;例えば、Staley社製のS
taLok(登録商標)100、200、300および400等のカチオン性デンプン;
Henkel社のGalactasol 800シリーズのグアーガムをベースとしたカ
チオン性ガラクトマンナン;Quadrosoft Um−200;ならびにPolyq
uaternium−24である。
補助増粘剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム、マグネシウムア
ルミニウムシリケート、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボポール
(carbopol)、グルカミド、またはRhone Poulenc社のAntil
(登録商標)等;香料;0.01重量%〜1重量%、好ましくは、0.01重量%〜0.
05重量%の量における金属イオン封鎖剤、例えば、テトラナトリウムエチレンジアミン
テトラアセテート(EDTA)、EHDPまたはこれらの混合物等;ならびに、ステアリ
ン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、TiO、EGMS(エチレングリコールモノス
テアレート)またはLytron 621(スチレン/アクリレートコポリマー)等の着
色剤、乳白剤および真珠光沢付与剤;これらの全ては、製品の外観または化粧性を高める
ことにおいて有用である。
この組成物は、更に、2−ヒドロキシ−4,2’,4’−トリクロロジフェニルエーテ
ル(DP300)等の抗菌薬;ジメチロールジメチルヒダントイン(Glydant X
L1000)、パラベン(paraben)、ソルビン酸等の防腐剤を含んでもよい。
この組成物は、また、泡補助剤としてココナッツアシルモノ−またはジエタノールアミ
ドを含んでもよく、塩化ナトリウムおよび硫酸ナトリウム等の強力にイオン化する塩が、
便宜のために使用されてもよい。
耐酸化剤、例えば、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)およびビタミンA、Cおよ
びEまたはこれらの誘導体が、適切な場合は、約0.01重量%以上の量において都合よ
く使用されてもよい。
使用されてもよいポリエチレングリコールとしては、
Figure 2017095509

が挙げられる。
使用されてもよい増粘剤としては、Amerchol Polymer HM 150
0(ノノキシニルヒドロエチルセルロース);Glucam DOE 120(PEG
120 メチルグルコースジオレエート);Rewo Chemicals社のRewo
derm(登録商標)(PEG変性グルセリルココエート、パルメートまたは牛脂脂肪酸
);Antil(登録商標)141(Goldschmidt社)が挙げられる。
含まれてもよいその他の成分は、ポリオキシエチレンビーズ、クルミのシートおよびア
プリコットの種ならびにタルクおよびシリケート等の固体無機粒子等のエクスフォリアン
ト(ex−foliants)である。香料カプセルまたは油カプセルなどのカプセルも
使用することができる。
(実施例)
実施例および比較例、または別途明示的に指示されている場所における以外は、量また
は材料比または条件または反応、材料の物性および/または使用を示す本明細書の記載に
おける全ての数は、「約」という用語で修飾されているものと理解されるべきである。
本明細書において使用される「含む」という用語は、言及されている特徴、整数、工程
、成分の存在を含むことを意図するものであるが、1つまたは複数の特徴、整数、工程、
成分またはこれらのグループの存在または付加を排除することを意図するものではない。
以下の実施例は、本発明を更に例示することを意図するものであり、決して本発明を限
定することを意図するものではない。
別段の指示がなければ、全ての%は、重量%であることを意図するものである。
(実施例1〜9;液体安定性に対する脂肪酸およびデンプン間の相乗効果)
液体を安定化するためのデンプンおよび脂肪酸との間の相乗効果を示すために、本出願人
は、以下の表1において記載されている実施例1〜9を示す。
Figure 2017095509
液体のpHは、30%クエン酸または40%KOH溶液を使用して、6.7〜6.9に
調整した。
この新規な脂肪酸/デンプン増粘/安定化系は、極めて頑丈で、広範囲の界面活性剤組
成物、界面活性剤水準および種々のタイプの有益剤(例えば、皮膚軟化油)に対して働く
。これらの実施例において示された全ての液体は、良好な泡立ち、素敵な外観、および優
れた貯蔵安定性を有する。
実施例1〜8は、初めに、脱イオン水、界面活性剤および脂肪酸を、75〜80℃で混
合し、均一混合物を形成することにより調製された。次いで、デンプン粒(Nation
al 1545、実施例1〜8のための変性蝋質トウモロコシ)を、脱イオン水において
30%分散体として、界面活性剤/脂肪酸混合物に添加し、75〜80℃で5分間混合し
た(添加の順序は限定されない)。KOHの計算量を、6.7〜6.9の範囲までpHを
調整するために添加した。デンプンを、75〜80℃で20〜30分間混合を続けて界面
活性剤溶液において膨潤/または溶解し、溶液を冷却した。Jaguar C13Sを、
使用する場合は、グリセリンに予備分散し、冷却中に界面活性剤/脂肪酸/デンプン混合
物に添加した。
香料、Glydant Plusおよびその他の成分を、35℃未満の温度で添加した
。皮膚軟化油を、35℃未満の温度で液体と混合した。最終pHをチェックし、KOHま
たはクエン酸溶液で約6.8まで調整した。
実施例9は、デンプン粉末(Structure XL、アルファ化デンプン)を添加
する方法以外は、上述の手順と同じ手順を使用して調製された。デンプン粉末を、脱イオ
ン水、界面活性剤および脂肪酸と一緒に、混合物を加熱する前に添加し、75℃〜80℃
で混合した。調製した全ての実施例は、1ヶ月にわたって、45℃および室温の両方にお
いて安定であることが分かった。
(比較例1A〜5B)
線状C〜C13脂肪酸およびデンプンの両方が使用される場合にのみ相乗効果が存在す
ることを示すために、実施例1、2、3、4、5、6および9と同じ組成物であって、脂
肪酸またはデンプンだけを含み、両方一緒には含まない組成物を伴う8つの液体を比較の
ために調製した。実施例2と同じ組成物を伴うその他の液体(比較例2C)を、液体の安
定性について脂肪酸鎖長の効果を示すために、ミリスチン酸(14の炭素鎖長を伴う線状
脂肪酸)およびデンプンの組合せを使用して調製した。調製は、実施例1〜9と同様であ
った。これらの比較例の組成物は、以下の表2において示される。
比較例1A〜5B;デンプンもしくは脂肪酸のいずれか(両方ではない)、またはC
鎖長脂肪酸を含む液体
Figure 2017095509
液体のpHは、30%クエン酸または40%KOH溶液を使用して、6.7〜6.9に
調整した。全て重量%において測定した。
これらのサンプルのいずれも、高温または室温貯蔵条件で安定ではなかった。これらは
、全て、45℃で14日未満において相分離を示した。
(実施例10〜16)
実施例10〜16は、本発明の液体の性質について、処理温度およびデンプンのタイプの
効果を示す。実施例10は、比較のために調製される。National 1545デン
プンは、50℃未満の温度で溶解も膨潤もしない変性蝋質トウモロコシデンプン粒である
。Ultra−Sperse Aは、蝋質トウモロコシデンプンから得られた冷水可溶の
ものである。両方のデンプンは、National Starch & Chemica
l社から入手できる。Grain Processing社のPureGel B990
は、約55℃のゲル化温度を持つ化学的に変性されたトウモロコシデンプン粒である。
実施例10、11、12および14は、デンプン粒子を膨潤/または溶解するために、
処理温度を除いて、実施例1〜9で記載された手順と同じ手順を使用して調製された。即
ち、デンプンを、最初に水と予備混合せずに、界面活性剤、脂肪酸および水の混合物に添
加した。各実施例10〜14に対する、デンプン粒子を膨潤または溶解するための処理温
度は、以下の表3において示される。実施例13は、デンプン粒を脱イオン水と、80〜
83℃で混合して、初めにペースト状デンプン溶液を形成するために調製された。次いで
、界面活性剤、脂肪酸およびその他の成分を添加し、完全に水和したデンプンと混合した
実施例10および11は、注入可能な粘稠液体であり、その他の3つのサンプル(実施
例12、13および14)は、全てローション状外観を有する。高いデンプン膨潤処理温
度で調製したサンプルは、高い粘度および良好な安定性を有していた。例えば、73℃で
処理された実施例12は、実施例12と同じ組成物を有するが低温で処理された実施例1
0よりもかなり高い粘度を有していた。
実施例12の粘度は、実施例10の20〜25Paに対して、1秒当たり約65Paで
ある。粘度は、Haaker R20粘度計を使用して、室温(25℃)で測定した。実
施例10を除く全てのサンプルは、1ヶ月にわたり、室温および45℃の両方で安定であ
った。実施例10(比較)は、45℃において4週後に相分離を示した。これらの実施例
は、個人向け液体洗剤組成物におけるデンプン粒子の膨潤の程度が、液体の物理的安定性
にとって重要な要素であることを示す。この液体組成物におけるデンプン粒子の膨潤の程
度は、デンプン粒の処理温度および変性に依存する。
したがって、実施例10は、例えば(水溶性ではなく、42〜45℃で処理されるデン
プンを伴う)、実施例13(水溶性デンプンが使用される)よりも僅かに少ない安定性を
与える。液体組成物におけるデンプン粒の膨潤の程度は、少なくとも200容量%、最も
好ましくは600容量%であったことが好ましい。効果を伴って、膨潤の程度、少ないデ
ンプン(実施例13対実施例10)または低い処理温度(実施例14対実施例10)が、
高い粘度および良好な貯蔵安定性を伴う個人向け洗浄液体を作るのに使用することができ
る。
Figure 2017095509
液体のpHは、30%クエン酸または40%KOH溶液を使用して、6.7〜6.9に
調整した。
(比較例6A〜13A;ポリマー増粘剤で構造化された液体)
これらの比較例は、液体の安定剤としてポリマー増粘剤(本発明の脂肪酸/デンプン増粘
系ではなく)のみを含む個人向け液体洗剤の貯蔵安定性を示す。当該技術分野において考
えられる種々のポリマー増粘剤を評価した。比較例8Aを除く全ての例は、1ヶ月間、4
5℃の貯蔵条件で安定ではなかった。全てが、2週間未満において相分離を示した。
液体洗剤の安定性は、比較例8Aにおいて認められる様に、ポリマー増粘剤の水準を増
加することにより高めることができるが、得られる液体は極めて濃く、ペースト状であり
、ボトルの外に注ぐことが困難である(例えば、本明細書において検討される10〜40
0Paの範囲を超える)。使用中に、液体は皮膚上で塊になり、使用中に均等に伸ばすこ
とが困難である。更に、これらの比較例は、本発明のデンプンおよび線状脂肪酸の組合せ
を使用する場合のその優れた増粘/安定化性を明確に証明している。
Figure 2017095509

Claims (22)

  1. (1)アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性
    剤またはこれらの混合物から選択される、2重量%から30重量%の界面活性剤、
    (2)0から30重量%の有益剤、ならびに
    (3)(i)C〜C13線状脂肪酸、および
    (ii)0.5重量%から15重量%の合計組成の変性または非変性デンプンを含
    む構造化系、
    を含み、
    線状脂肪酸対前記界面活性剤の比は、1.0/9.0から3.5/6.5であり、
    前記界面活性剤および脂肪酸は、4.5から7.5の範囲におけるpHで測定して、界
    面活性剤および脂肪酸の合計15重量%で界面活性剤/脂肪酸粒子を含む曇り溶液を形成
    し、形成された界面活性剤/脂肪酸粒子の量は、界面活性剤および脂肪酸の合計を基準に
    して少なくとも15重量%であり、
    液体洗剤組成物のpHは、5.0〜7.5であり、
    前記組成物は、室温および45℃の両方において、3週間にわたり明らかな相分離なし
    で安定であり、
    変性デンプンは、水におけるデンプンの溶解または膨潤を高めるための化学的または物
    理的変性を指す、
    個人向け製品の液体洗浄組成物。
  2. 3重量%から20重量%の界面活性剤を含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 5重量%から20重量%の界面活性剤を含む、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 15重量%以下の界面活性剤を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記有益剤水準が、0.5重量%から25重量%の範囲にある、請求項1から4のいず
    れか一項に記載の組成物。
  6. 前記有益剤が、液体洗剤において不溶の、化粧品品質の有機、無機またはポリマー物質
    である、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 不溶が、前記液体洗剤における活性成分の1重量%未満の溶解度であると定義される、
    請求項6に記載の組成物。
  8. 前記有益剤が、皮膚軟化油または界面活性剤不溶無機粒子である、請求項6に記載の組
    成物。
  9. 前記粒子が、変性または非変性雲母、タルク、二酸化チタン、またはこれらの混合物か
    ら選択される、請求項8に記載の組成物。
  10. 前記脂肪酸が、C〜C13線状脂肪酸およびこれらの混合物である、請求項1から9
    のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記脂肪酸が、C10〜C12脂肪酸である、請求項10に記載の組成物。
  12. 脂肪酸対界面活性剤の比が、1.5:8.5から3.0:7.0である、請求項1から
    11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. pHが、5.5から7.0である、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 0.5から10重量%の変性または非変性デンプンを含む、請求項1から13のいずれ
    か一項に記載の組成物。
  15. 前記変性デンプンが、30℃から75℃の範囲におけるゲル化温度を得るために、イオ
    ン性および/または非イオン性親水性基で化学的にまたは物理的に変性されている、請求
    項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 前記親水性イオン性または非イオン性基が、ホスフェート、スルフェート、スルホネー
    ト、カルボキシレート、ジアルキル/トリアルキルアミノまたは第4級アンモニウム、ヒ
    ドロキシプロピル、ヒドロキシエチル基、およびこれらの混合物から選択される、請求項
    15に記載の組成物。
  17. 前記変性デンプンが、冷水アルファ化デンプン粉末である、請求項1から16のいずれ
    か一項に記載の組成物。
  18. 界面活性剤/脂肪酸粒子の量が、界面活性剤および脂肪酸の合計の25重量%〜85重
    量%の範囲にある、請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。
  19. 前記デンプンが、最終組成物において、少なくとも200容量%まで膨潤する、請求項
    1から18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. デンプン粒が、液体組成物において、3から200μmのサイズまで膨潤する、請求項
    1から19のいずれか一項に記載の組成物。
  21. 10重量%から80重量%の脂肪酸が中和されている、請求項1から20のいずれか一
    項に記載の組成物。
  22. 粘度が、1秒当たり約10から400Paの範囲にある、請求項1から21のいずれか
    一項に記載の組成物。
JP2017012130A 2004-05-19 2017-01-26 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤 Withdrawn JP2017095509A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/849,100 US6906016B1 (en) 2004-05-19 2004-05-19 Personal product liquid cleansers comprising combined fatty acid and water soluble or water swellable starch structuring system
US10/849,100 2004-05-19

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012247098A Division JP6144895B2 (ja) 2004-05-19 2012-11-09 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017095509A true JP2017095509A (ja) 2017-06-01

Family

ID=34634707

Family Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007517011A Active JP5676838B2 (ja) 2004-05-19 2005-04-25 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤
JP2012247098A Expired - Fee Related JP6144895B2 (ja) 2004-05-19 2012-11-09 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤
JP2014219529A Withdrawn JP2015042666A (ja) 2004-05-19 2014-10-28 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤
JP2017012130A Withdrawn JP2017095509A (ja) 2004-05-19 2017-01-26 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤

Family Applications Before (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007517011A Active JP5676838B2 (ja) 2004-05-19 2005-04-25 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤
JP2012247098A Expired - Fee Related JP6144895B2 (ja) 2004-05-19 2012-11-09 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤
JP2014219529A Withdrawn JP2015042666A (ja) 2004-05-19 2014-10-28 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤

Country Status (13)

Country Link
US (1) US6906016B1 (ja)
EP (1) EP1814632B1 (ja)
JP (4) JP5676838B2 (ja)
CN (1) CN100584305C (ja)
AR (1) AR048966A1 (ja)
AT (1) ATE503456T1 (ja)
AU (1) AU2005244485B2 (ja)
BR (1) BRPI0510908B1 (ja)
CA (1) CA2566907C (ja)
DE (1) DE602005027237D1 (ja)
MX (1) MXPA06013378A (ja)
WO (1) WO2005110355A2 (ja)
ZA (1) ZA200609589B (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1645568A4 (en) * 2003-07-11 2007-06-27 Asahi Kasei Chemicals Corp FUNCTIONAL AMYLACEE POWDER
US6906016B1 (en) * 2004-05-19 2005-06-14 Unilever Home & Personal Care Usa, A Division Of Conopco, Inc. Personal product liquid cleansers comprising combined fatty acid and water soluble or water swellable starch structuring system
US20070032393A1 (en) * 2005-08-04 2007-02-08 Conopco, Inc. D/B/A Unilever Rinse-off conditioner comprising non-pregelatinized starch and fatty acid system for improved properties
CN101299987B (zh) * 2005-11-01 2014-05-07 宝洁公司 包含稳定香料组合物的多相个人护理组合物
US20070141001A1 (en) 2005-12-15 2007-06-21 The Procter & Gamble Company Non-migrating colorants in multi-phase personal cleansing compositions
US7476395B2 (en) 2006-04-11 2009-01-13 Conopco, Inc. Cosmetic composition with soft focus properties
US20080081776A1 (en) * 2006-09-28 2008-04-03 Conopco, Inc., D/B/A Unilever Mild foaming personal cleansing composition with high levels of hydrocarbon wax and oil emollients
US20090036548A1 (en) * 2007-07-30 2009-02-05 Julie Wardleigh Mascara and liquid eyeliner enhancer
EP2216010A1 (en) 2009-02-05 2010-08-11 Rhodia Opérations Aqueous composition suitable as shampoo
US8105994B2 (en) * 2010-03-31 2012-01-31 Conopco, Inc. Personal wash cleanser comprising defined alkanoyl compounds, defined fatty acyl isethionate surfactant product and skin or hair benefit agent delivered in flocs upon dilution
US8105995B2 (en) * 2010-05-05 2012-01-31 Conopco, Inc. Specific mild low surfactant, high emollient systems which retain foaming and phase stability
US8697041B2 (en) 2010-08-10 2014-04-15 Conopco, Inc. Anti-dandruff compositions with citrus fibers
CA2805704A1 (en) 2010-08-18 2012-02-23 Unilever Plc Anti-dandruff shampoo
US8133853B1 (en) 2010-09-28 2012-03-13 Conopco, Inc. Fragranced soap compositions
US8110533B1 (en) 2010-09-28 2012-02-07 Conopco, Inc. Liquid soap compositions
CA2819851C (en) 2010-12-09 2015-11-24 Colgate-Palmolive Company Liquid cleaning compositions containing long-chain fatty alcohols
MY160678A (en) 2010-12-09 2017-03-15 Colgate Palmolive Co Liquid cleaning composition containing long-chain fatty acid
CN104202987B (zh) 2011-08-15 2017-09-01 宝洁公司 个人护理方法
US9763547B2 (en) 2011-08-15 2017-09-19 The Procter & Gamble Company Personal care articles having multi-zone compliant personal care compositions
WO2014070689A1 (en) 2012-10-29 2014-05-08 The Procter & Gamble Company Personal care compositions having a tan delta of 0.30 or more at 10°c
US20150060322A1 (en) * 2013-08-27 2015-03-05 The Dial Corporation Cleaning product exhibiting increased stability with crystalline particles
EP3494957A1 (en) * 2013-11-22 2019-06-12 Colgate-Palmolive Company Liquid hand soaps and body washes
AU2014360701B2 (en) 2013-12-03 2019-09-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wet wipes for personal care
US12059488B2 (en) * 2016-02-16 2024-08-13 Specialty Operations France Oil in water personal care emulsions comprising a sulfosuccinate/lauramphoacetate surfactant mixture
CN110325169A (zh) 2016-12-21 2019-10-11 欧莱雅 清洁组合物
WO2019086275A1 (en) 2017-11-03 2019-05-09 Unilever Plc Skin cleansing composition and method of use
EP3703646B1 (en) 2017-11-03 2024-09-04 Unilever IP Holdings B.V. Antidandruff composition and method of use
WO2019086276A1 (en) 2017-11-03 2019-05-09 Unilever Plc Shampoo composition and method of use
WO2019230083A1 (ja) 2018-05-29 2019-12-05 ライオン株式会社 皮膚洗浄剤組成物
CN112533575B (zh) * 2018-07-30 2023-12-01 联合利华知识产权控股有限公司 在含有疏水改性或非疏水改性的阴离子聚合物的清洁液中增强的保湿剂沉积
WO2020144060A1 (en) 2019-01-09 2020-07-16 Unilever Plc Shampoo composition and method of use
EP3714946A1 (en) 2019-03-29 2020-09-30 Applechem Inc. Topical preparations comprising polyalkoxylated polyols polyester with guerbet acid
EP3714945A1 (en) 2019-03-29 2020-09-30 Applechem Inc. Liquid thickener composition comprising polyalkoxylated polyols polyester having guerbet acid moieties
JP2020180062A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 ロレアル 加工デンプン/c13〜c15脂肪酸/クレイの組合せ
EP4292580A1 (en) 2022-06-13 2023-12-20 Applechem Inc. Preparations comprising biodegradable polyalkoxylated polyols polyester
WO2024135543A1 (en) * 2022-12-21 2024-06-27 L'oreal Composition comprising modified starch, c13-c15 fatty acid, and powdery organic salt
FR3145283A1 (fr) * 2023-01-30 2024-08-02 L'oreal Composition comprenant de l’amidon modifié, un acide gras en c13-c15 et un sel organique en poudre

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3580853A (en) 1967-09-27 1971-05-25 Procter & Gamble Detergent compositions containing particle deposition enhancing agents
US5234619A (en) 1989-05-05 1993-08-10 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Aqueous based personal washing cleanser
US5132037A (en) 1989-05-05 1992-07-21 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Aqueous based personal washing cleanser
CA2031382C (en) 1989-12-04 1995-09-19 Euan Stuart Reid Hair treatment composition
AU1881792A (en) 1991-04-15 1992-11-17 Procter & Gamble Company, The Antibacterial mild liquid skin cleanser
AU3136593A (en) 1991-11-22 1993-06-15 Richardson-Vicks Inc. Combined personal cleansing and moisturizing compositions
US5290470A (en) 1992-11-25 1994-03-01 Agri-Products Special Markets, Inc. Aqueous cleaning composition containing a chlorinated bleach, an alcohol and a surfactant
GB9202568D0 (en) * 1992-02-07 1992-03-25 Unilever Plc Cosmetic composition
US5360580A (en) 1992-04-08 1994-11-01 Dotolo Research Corporation Cleaning composition
US5308526A (en) 1992-07-07 1994-05-03 The Procter & Gamble Company Liquid personal cleanser with moisturizer
GB9216758D0 (en) 1992-08-07 1992-09-23 Unilever Plc Detergent composition
GB9301295D0 (en) 1993-01-23 1993-03-17 Procter & Gamble Cleansing compositions
US5369540A (en) 1993-02-11 1994-11-29 General Electric Company Electric vehicle drive train with contactor protection
US5518647A (en) 1993-12-20 1996-05-21 Colgate-Palmolive Company Foaming liquid emulsion composition
GB9414574D0 (en) 1994-07-19 1994-09-07 Unilever Plc Detergent composition
US5905062A (en) 1994-12-03 1999-05-18 The Procter & Gamble Company Cleansing compositions technical field
AU4367396A (en) * 1994-12-05 1996-06-26 Permethyl Specialties L.L.C. Water soluble, biodegradable polymeric materials for skin care, hair care and cosmetic applications
EP0818984B1 (en) * 1995-04-04 2002-01-30 Imperial Chemical Industries Plc Surfactant compositions
US6077816A (en) 1995-08-07 2000-06-20 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Liquid cleansing composition comprising soluble, lamellar phase inducing structurant
BR9609893A (pt) 1995-08-07 1999-05-25 Unilever Nv Composição liquida de limpeza e processo para a indução de uma fase lamelar numa composição
GB9602611D0 (en) * 1996-02-09 1996-04-10 Unilever Plc Cosmetic composition
US6001344A (en) 1996-03-06 1999-12-14 Lever Brothers Company Liquid cleansing compositions comprising xanthan gum and cross-linked polyacrylic acid polymers for enhanced suspension of large droplet oils
US5891833A (en) 1996-06-20 1999-04-06 The Procter & Gamble Company Process for preparing liquid personal cleansing compositions which provide enhanced perfume deposition
DE19627498A1 (de) * 1996-07-08 1998-01-15 Nat Starch Chem Invest Stärkehaltige Reinigungs- und Pflegemittel
US5854293A (en) 1996-09-23 1998-12-29 The Procter & Gamble Company Liquid personal cleansing composition which contain a lipophilic skin moisturizing agent comprised of relatively large droplets
JP2002500621A (ja) * 1996-09-24 2002-01-08 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 安定性を向上させる界面活性剤を含む液体組成物及びその低温安定性を向上させる方法
US5965500A (en) * 1997-07-24 1999-10-12 Levers Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Stable liquid composition comprising high levels of emollients
US6172019B1 (en) 1999-09-09 2001-01-09 Colgate-Palmolive Company Personal cleanser comprising a phase stable mixture of polymers
US7749523B2 (en) * 2001-09-25 2010-07-06 Crabtree & Evelyn, Ltd. Emollient skin conditioning cream and method
DE10216502A1 (de) * 2002-04-11 2003-11-06 Beiersdorf Ag Nachschäumendes kosmetisches Gel
DE10216509A1 (de) * 2002-04-11 2003-10-23 Beiersdorf Ag Fließfähige kosmetische und dermatologische Reinigungsgele enthaltend ein oder mehrere vorgelatinisierte, quervernetzte Stärkederivate
DE10216507A1 (de) * 2002-04-11 2003-10-23 Beiersdorf Ag Geformtes Waschprodukt, enthaltend ein oder mehrere synthetische Tenside und ein oder mehrere vorgelatinisierte, quervernetzte Stärkederivate
US6906016B1 (en) * 2004-05-19 2005-06-14 Unilever Home & Personal Care Usa, A Division Of Conopco, Inc. Personal product liquid cleansers comprising combined fatty acid and water soluble or water swellable starch structuring system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007538020A (ja) 2007-12-27
BRPI0510908A (pt) 2007-11-13
US6906016B1 (en) 2005-06-14
ZA200609589B (en) 2008-06-25
WO2005110355A2 (en) 2005-11-24
WO2005110355A3 (en) 2007-07-19
EP1814632B1 (en) 2011-03-30
ATE503456T1 (de) 2011-04-15
BRPI0510908B1 (pt) 2015-09-15
EP1814632A2 (en) 2007-08-08
AU2005244485A1 (en) 2005-11-24
JP2015042666A (ja) 2015-03-05
AU2005244485B2 (en) 2008-09-25
JP5676838B2 (ja) 2015-02-25
CA2566907C (en) 2014-01-28
CN1997342A (zh) 2007-07-11
CN100584305C (zh) 2010-01-27
CA2566907A1 (en) 2005-11-24
JP2013067627A (ja) 2013-04-18
AR048966A1 (es) 2006-06-14
JP6144895B2 (ja) 2017-06-07
MXPA06013378A (es) 2007-01-23
DE602005027237D1 (de) 2011-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6144895B2 (ja) 脂肪酸および水溶性または水膨潤性デンプンを組み合わせた構造化系を含む個人向け製品の液体洗剤
US6903057B1 (en) Personal product liquid cleansers stabilized with starch structuring system
JP5639472B2 (ja) 脂肪アシルイセチオネート界面活性剤を含有する安定な液体クレンジング組成物
JP5845087B2 (ja) 10重量%を上回る脂肪酸/脂肪セッケン含量を有している脂肪アシルイセチオネート界面活性生成物を含有しており高レベルのポリオールを使用している安定なクレンジング組成物およびその安定化方法
JP5941408B2 (ja) 低レベルの脂肪イセチオネート製品と低含量の全脂肪酸および/または脂肪酸セッケンとを含む刺激の少ない起泡性液体洗浄剤
JP2001507710A (ja) 非消泡性の疎水性ポリマーによって予じめ増粘された低粘度の油を含む身体洗浄用液体組成物
KR20100106974A (ko) 장쇄 및 단쇄 지방산/지방 비누의 혼합물로 안정화된 지방 아실 이세티오네이트 제품-함유 액체 세정 조성물
HU226082B1 (en) Solid cleansing bar composition and an adjuvant chip composition
JP6453665B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP6334508B2 (ja) 粘性洗浄剤組成物
KR20070023752A (ko) 배합된 지방산 및 수용성 또는 수팽윤성 전분 구조화시스템을 포함하는 개인용 제품 액상 세정제

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20170601