JP2017093922A - 付爪用出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、携帯に適した付爪用出力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】付爪用出力装置Mは、電子ペーパを有する付爪に対して出力部(出力端子22a)を介して画像データを出力する制御部と、筒状の第1部材(筒状部材1)と、第1部材内に配置され、出力部を有する第2部材(進退部材2)とを備える。第2部材は、出力部が第1部材の一端部から外側に突出する突出位置と、出力部が第1部材内に配置される退避位置とに進退可能となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子ペーパを有する付爪に対して画像データを出力する付爪用出力装置に関する。
従来、付爪用出力装置として、断面視略コ字状の筐体と、筐体内に設けられ、付爪の電子ペーパに対して画像データを非接触で出力するための無線通信部や制御部などを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この付爪用出力装置では、筐体の凹部に、電子ペーパを貼り付けた爪を通過させる若しくは爪を配置することで、電子ペーパに画像を表示させている。
特開2012−20035号公報
しかしながら、従来技術では、様々なユーザの指が凹部内に入ることができるように、凹部をある程度大きく形成する必要があるため、付爪用出力装置が大型化し、携帯には適さないといった問題があった。
そこで、本発明は、携帯に適した付爪用出力装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る付爪用出力装置は、電子ペーパを有する付爪に対して出力部を介して画像データを出力する制御部と、筒状の第1部材と、前記第1部材内に配置され、前記出力部を有する第2部材と、を備える。
前記第2部材は、前記出力部が前記第1部材の一端部から外側に突出する突出位置と、前記出力部が前記第1部材内に配置される退避位置とに進退可能となっている。
この構成によれば、付爪用出力装置を鞄などに入れて携帯する場合には、第2部材を退避位置に移動させることで、付爪用出力装置をコンパクトにすることができるので、ユーザが付爪用出力装置を良好に携帯することができる。また、第2部材を退避位置に移動させることで筒状の第1部材によって出力部を保護することができるので、例えば鞄内に入っている物によって出力部が傷付くのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記第2部材の進退動作に基づいて前記制御部をON・OFFする電源スイッチを備えていてもよい。
これによれば、第2部材の進退動作によって制御部をON・OFFすることができるので、付爪用出力装置の外面にON・OFFスイッチを設ける必要がなく、外観を向上させることができる。また、制御部をOFFし忘れることを抑制することができる。
また、前記した構成において、前記第1部材の他端部側に配置され、前記第1部材に対して回転可能な第3部材を備え、前記第2部材は、前記第1部材および前記第3部材の一方に対して螺合され、他方に対して回転方向への移動が規制されるとともに前記第1部材の軸線方向に移動可能となっていてもよい。
これによれば、口紅やリップクリームを使うときと同じ動作で付爪用出力装置を操作することができる。
また、前記した構成において、前記第3部材の回転動作に基づいて前記制御部をON・OFFする電源スイッチを備えていてもよい。
これによれば、第3部材の回転操作によって制御部をON・OFFすることができるので、付爪用出力装置の外面にON・OFFスイッチを設ける必要がなく、外観を向上させることができる。また、制御部をOFFし忘れることを抑制することができる。
また、前記した構成において、前記第3部材の回転動作に基づいて前記制御部から前記出力部に出力する画像データを切り替える切替スイッチを備えていてもよい。
これによれば、第3部材の回転操作によって画像データを選択することができるので、付爪用出力装置の外面に画像データの選択用のスイッチを設ける必要がなく、外観を向上させることができる。
また、前記した構成において、前記第2部材は、前記画像データを表示する第1表示部を備えていてもよい。
これによれば、ユーザが使用時に第1表示部で表示された画像データを見ることができるので、付爪の電子ペーパにどのような画像が表示されるのかを事前に確認することができる。
また、前記した構成において、前記第3部材は、前記画像データを特定する情報を表示する第2表示部を備えていてもよい。
これによれば、似通った画像データがある場合であっても、ユーザは、画像データを特定する情報を見て画像データを認識することができる。
また、前記した構成において、前記出力部は、前記付爪に設けられる入力端子との接触により前記電子ペーパに画像データを出力する出力端子であってもよい。
これによれば、出力端子を入力端子に接触させなければ画像データが付爪の電子ペーパに出力されないので、例えばユーザが画像データを選択している際などにおいて誤って画像データが付爪の電子ペーパに出力されてしまうのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記第2部材は、先端部が楔形状となり、前記出力端子は、少なくとも前記先端部の先端に設けられていてもよい。
付爪の入力端子は、外部から視認できないように、付爪の先端部の裏側に設けるのが好ましい。この場合、出力端子が設けられる部分の形状によっては、当該部分が付爪の先端または指の先端と干渉し、出力端子を入力端子に接触させる作業が非常に煩雑になるおそれがある。これに対し、前記した構造では、楔形状の先端部の先端に出力端子を設けているので、先端部の先端を付爪の先端と指の先端との間の隅部に容易に差し込むことができ、出力端子を入力端子に容易に接触させることができる。
本発明によれば、携帯に適した付爪用出力装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る付爪用出力装置を示す斜視図である。 進退部材が筒状部材から突出した状態を示す斜視図である。 進退部材を先端側から見た平面図(a)と、図3(a)のI−I断面図(b)である。 筒状部材と進退部材を分解して示す側面図である。 進退部材が退避位置に位置するときの付爪用出力装置を示す断面図である。 進退部材が突出位置に位置するときの付爪用出力装置を示す断面図である。 筐体内に設けられた第3切替用端子を示す断面図である。 スマートフォンから付爪用出力装置に色データを送信する状態を示す図である。 電子ペーパを有する付爪に付爪用出力装置を接触させた状態を示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、付爪用出力装置Mは、図9に示す電子ペーパEPを有する付爪Nに画像データを出力する装置であり、第1部材の一例としての筒状部材1と、筒状部材1内に配置される、第2部材の一例としての進退部材2と、第3部材の一例としての筐体3と、蓋4とを備えている。筐体3および蓋4は、それぞれ矩形の有底筒状に形成されており、蓋4は、筒状部材1を覆った状態で筐体3の上部に嵌合して取り付けられるようになっている。また、筐体3の一側面には、第2表示部の一例としての第2電子ペーパP2が貼り付けられている。
筐体3は、筒状部材1の下端部側に配置されており、その内周面は円筒状になっている。筒状部材1は、筐体3の円筒状の内周面で回転可能に支持されている。そして、筒状部材1および筐体3の一方を他方に対して回転させると、図2に示すように、進退部材2が上方に移動して筒状部材1の上端から突出するようになっている。つまり、進退部材2は、図2に示す突出位置と、図1に示す退避位置とに進退可能となっている。
進退部材2は、樹脂などからなる部材であり、筒状部材1の上端から上方に突出して外部に露出可能な円柱状の露出部21を有している。露出部21の先端部21aは、上方に向かうにつれて先細となる楔形状となっている。詳しくは、露出部21は、円柱を斜めに切ったような形状となっている。そして、露出部21の表面には、画像データを表示する第1表示部の一例としての第1電子ペーパP1が貼り付けられている。
ここで、電子ペーパとしては、例えばエレクトロクロミズムを利用したものを使用することができる。なお、電子ペーパは、エレクトロクロミズムを利用したものに限らず、コレステリック液晶、強誘電性液晶、エレクトロウエッティング、エレクトロデポジションなどを利用したものであってもよい。
詳しくは、第1電子ペーパP1は、露出部21の外周面と先端面とに貼り付けられている。図3(a),(b)に示すように、露出部21の先端面には、出力部の一例としての一対の出力端子22aを有する透明部22が設けられている。透明部22は、所定の透過性を有する樹脂などからなり、その上面が三次元曲面となっている。ここで、所定の透過性とは、露出部21の先端面にある第1電子ペーパP1を外部から視認可能な程度の透過性をいう。
出力端子22aは、露出部21の楔形状の先端部21aの先端から基端にわたって設けられ、その上面が透明部22の表面に沿って外部に露出している。出力端子22aは、配線を介して後述する制御部5(図6参照)に接続されている。そして、出力端子22aは、図2に示す突出位置において筒状部材1の上端から外側に突出し、図1に示す退避位置において筒状部材1内に配置される。
図4に示すように、進退部材2は、前述した露出部21の他に、露出部21の下に配置される円柱状部23と、円柱状部23の下に配置されるフランジ部24とを有している。円柱状部23は、露出部21の直径(詳しくは、第1電子ペーパP1を含んだ直径)よりも大径となる円柱状の部位であり、その外周面の上端部に雄ネジ部23aが形成されている。円柱状部23内には、後述する制御部5(図6参照)が設けられている。
フランジ部24は、円柱状部23よりも大径となる略円板状の部位であり、その上面には、波型の第1係合突起24aが円柱状部23を囲うように環状に形成されている。また、フランジ部24の外周面には、径方向外側に突出する一対のガイド片24b(1つのみ図示)が設けられている。各ガイド片24bは、進退部材2の回転中心を挟んで設けられている。
筒状部材1は、円筒状の円筒部材11と、円筒部材11に対して回転可能な環状のリング部材12とを備えている。リング部材12の下部には、進退部材2の波型の第1係合突起24aに係合する波型の第2係合突起12aが形成されている。これにより、進退部材2が突出位置まで移動したときに、第1係合突起24aと第2係合突起12aとが係合することで、進退部材2とリング部材12が一体に回転するようになっている。
円筒部材11は、円筒状の基部11aと、基部11aの外周面から径方向外側に突出するリング状のフランジ部11bとを有している。
図5に示すように、基部11aの内周面には、前述した進退部材2の雄ネジ部23aが捩じ込まれる雌ネジ部11dが形成されている。これにより、基部11aが進退部材2に対して相対的に回転すると、進退部材2が上下に進退するようになっている。なお、図5においては、便宜上、後述する制御部5の図示を省略している。
雌ネジ部11dは、基部11aの上端から下方に離れた位置から下端まで形成されている。基部11aの上端から雌ネジ部11dの上端までの距離は、進退部材2の雄ネジ部23aの上端から下端までの距離以上の大きさに設定されている。これにより、雄ネジ部23aが雌ネジ部11dの上に外れた際に、雄ネジ部23aが円筒部材11の上端から突出しないので(図6参照)、外観を向上させることが可能となっている。
なお、雄ネジ部23aが雌ネジ部11dから外れた状態においては、ユーザが、筒状部材1に対して筐体3を一方向(進退部材2が上昇する方向)に回転させても、進退部材2は、上方に移動せずに、その場で回転するようになっている。また、雄ネジ部23aが雌ネジ部11dから外れた状態において、ユーザが、筒状部材1に対して筐体3を他方向に回転させた場合には、雄ネジ部23aと雌ネジ部11dが再度噛み合って、進退部材2が下降する。
フランジ部11bは、筐体3の上部の内周面に設けられた環状の支持溝31に係合し、当該支持溝31によって回転可能に支持されている。基部11aの下端部は、他の部位よりも外径が小さくなっており、その外周面には、径方向外側に突出する複数の突起11cが設けられている。複数の突起11cは、回転方向に等間隔に配置されている。なお、突起11cの数は、1つであってもよい。
リング部材12は、基部11aの下端部、つまり小径部分に回転可能に取り付けられており、その内周面には、基部11aの複数の突起11cのそれぞれと係合可能な複数の係合穴12cが形成されている。複数の係合穴12cは、回転方向において等間隔に配置されており、リング部材12を所定角度回転させることで、所定の係合穴12cが、所定の突起11cから外れ、所定の突起11cの回転方向下流側にある次の突起11cに係合するようになっている。これにより、円筒部材11をリング部材12に対して相対的に回転させると、係合穴12cと突起11cとの解除・係合によるクリック感をユーザに感じさせることが可能となっている。
筐体3のうち円筒部材11よりも下側の内周面は、進退部材2のフランジ部24の外周面を上下方向(円筒部材11の軸線方向)に移動可能に支持するガイド面となっている。筐体3の下側の内周面には、進退部材2のフランジ部24に形成された各ガイド片24bを上下方向に移動可能に支持するとともに、各ガイド片24bの回転方向への移動を規制する一対のガイド溝32(1つのみ図示)が形成されている。また、筐体3には、制御部5(図6参照)に電力を供給するバッテリ6が設けられている。
なお、バッテリ6の充電方式は、どのような方式であってもよく、例えば、バッテリ6側の端子と充電器側の端子とが接触する方式であってもよいし、バッテリ6に対して充電器が非接触で充電を行うものであってもよい。
次に、図6を参照して、各電子ペーパP1,P2、制御部5およびバッテリ6の配線構造について説明する。
付爪用出力装置Mは、その内部に、電源スイッチ7と、切替スイッチ8とを備えている。電源スイッチ7は、進退部材2の進退動作に基づいて制御部5をON・OFFするスイッチ、言い換えると筐体3の筒状部材1に対する相対的な回転動作に基づいて制御部5をON・OFFするスイッチである。電源スイッチ7は、進退部材2のフランジ部24の外周面に設けられる第1端子71と、筐体3の内周面に設けられる第2端子72とを備えている。なお、第1端子71と第2端子72は、プラスとマイナスとでそれぞれ2つずつ必要であるが、図6では便宜上、プラスとマイナスのいずれか一方の第1端子71および第2端子72を図示している。つまり、例えば図示されている第1端子71および第2端子72をプラス側の端子とすると、マイナス側の第1端子および第2端子は、図の奥に配置されていることとし、図示を省略する。
第1端子71は、配線を介して制御部5に接続され、第2端子72は、配線を介してバッテリ6に接続されている。第1端子71と第2端子72は、進退部材2が突出位置に位置するときに接触し、進退部材2が退避位置に位置するときに上下方向に間隔を空けて配置されている(図5参照)。
また、進退部材2のフランジ部24の外周面と筐体3の内周面には、制御部5から第2電子ペーパP2に所定の情報を送信するための第3端子91および第4端子92が設けられている。ここで、所定の情報は、画像データを特定する情報であり、本実施形態では、色の種類を特定するための数字とする。
なお、第3端子91および第4端子92も、前述した第1端子71および第2端子72と同様に、少なくともプラスとマイナスとでそれぞれ2つずつ必要であるが、図6では便宜上、プラスとマイナスのいずれか一方の第3端子91および第4端子92を図示している。つまり、例えば図示されている第3端子91および第4端子92をプラス側の端子とすると、マイナス側の第3端子および第4端子は、図の奥に配置されていることとし、図示を省略する。
第3端子91は、進退部材2のフランジ部24の外周面に設けられ、配線を介して制御部5に接続されている。第4端子92は、筐体3の内周面に設けられ、配線を介して第2電子ペーパP2に接続されている。そして、第3端子91と第4端子92は、進退部材2が突出位置に位置するときに接触し、進退部材2が退避位置に位置するときに上下方向に間隔を空けて配置されている(図5参照)。
切替スイッチ8は、筐体3の筒状部材1に対する相対的な回転動作に基づいて制御部5から出力端子22aに出力する画像データを切り替えるためのスイッチであり、第1切替用端子81と、第2切替用端子82と、第3切替用端子83とを備えている。第1切替用端子81は、円筒部材11の外周面に設けられ、円筒部材11内に配置された配線と、円筒部材11の下端部の外周面に設けられた第1接続端子101と、進退部材2の第1係合突起24aの下部の内周面に設けられたリング状の第2接続端子102と、進退部材2内に配置された配線を介して制御部5に接続されている。第2切替用端子82は、円筒部材11の外周面に設けられ、円筒部材11内に設けられた配線と、円筒部材11の下面に設けられた第3接続端子103と、進退部材2のフランジ部24の上面に設けられたリング状の第4接続端子104と、進退部材2内に配置された配線を介して制御部5に接続されている。
図7に示すように、第3切替用端子83は、筐体3の内周面において回転方向に間隔を空けて並ぶように設けられる複数の接点部83aと、複数の接点部83aの下に配置され、各接点部83aを繋ぐ環状のベース部83bとを有している。複数の接点部83aは、図6に示すリング部材12の複数の係合穴12cと同じ数で、かつ、同位相で設けられている。そして、係合穴12cが突起11cに係合したときに、2つの接点部83aが、第1切替用端子81と第2切替用端子82に接続するようになっている。
以上のように構成される切替スイッチ8は、リング部材12の係合穴12cが突起11cに係合するたびにONとなり、係合穴12cが突起11cから外れるたびにOFFとなる。
制御部5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、入出力回路および無線通信部を備えている。RAMには、初期状態においては、所定数の画像データが当該画像データを特定する特定情報とともに記憶されている。ここで、本実施形態では、画像データを、単色の色データとし、特定情報を、色の種類ごとに設定されているカラーナンバとする。
制御部5は、図8に示すスマートフォンSPやタブレット端末などの無線通信部を有する端末機器から新たな色データがカラーナンバとともに送信されてくると、新たな色データとカラーナンバをEEPROMに追加登録する機能を有している。また、制御部5は、電源スイッチ7がONされると、初期画像として設定されている色データを第1電子ペーパP1に出力して表示するとともに、当該色データのカラーナンバを第2電子ペーパP2に出力して表示する機能を有している。
さらに、制御部5は、切替スイッチ8がOFFからONに切り替わった場合に、第1電子ペーパP1に出力する色データと、第2電子ペーパP2に出力するカラーナンバを切り替える機能を有している。また、制御部5は、図9に示すように、出力端子22aが、付爪Nの先端の裏側に設けられた電子ペーパEPの入力端子に接続された場合に、第1電子ペーパP1に出力している色データを、出力端子22aを介して付爪Nの電子ペーパEPに出力する機能を有している。
次に、付爪用出力装置Mの使用方法について説明する。
図1に示すように、付爪用出力装置Mを使用する場合には、ユーザは、また、筐体3から蓋4を外す。その後、ユーザは、例えば筒状部材1に対して筐体3を回転させることで、進退部材2を筒状部材1から上方に突出させる。上方に移動する進退部材2が最上方の突出位置に到達すると、制御部5がONとなって作動することで、第1電子ペーパP1に初期の色データが表示されるとともに、第2電子ペーパP2に当該色データに対応したカラーナンバが表示される。
その後、ユーザが筐体3をさらに回転させていくと、各電子ペーパP1,P2に表示される色データとカラーナンバが順次切り替わっていく。この際、ユーザは、色データ等が切り替わるたびにクリック感を感じることができるので、色の切り替わりを、視覚と触感で容易に認識することができる。
ここで、非常に似通った色の複数の色データが順次切り替わる場合には、ユーザは、第1電子ペーパP1に表示された色データのみでは、色の種類を正確に認識できない場合がある。これに対し、本実施形態では、第2電子ペーパP2に色の種類を示すカラーナンバが表示されるので、ユーザは、色の種類を正確に知ることができる。
色の選択の終了後、ユーザは、図9に示すように、付爪用出力装置Mの出力端子22aを、付爪Nの入力端子に接触させる。これにより、第1電子ペーパP1で表示されている色データと同じ色データが、付爪Nの電子ペーパEPに出力されて表示される。
付爪用出力装置Mに登録されている色データを増やす場合には、図8に示すように、ユーザは、スマートフォンSPにダウンロードしたアプリを用いて、色データを選択して付爪用出力装置Mに送信する。この際、付爪用出力装置Mは、電源スイッチ7をONにした状態、つまり進退部材2を突出位置に位置させた状態にしておけばよい。
なお、この場合において、制御部5は、スマートフォンSPから色データおよびカラーナンバを受信したときに、当該色データおよびカラーナンバを各電子ペーパP1,P2に表示させるように構成されていてもよい。これによれば、ユーザが、新たな色データが付爪用出力装置Mに登録されたか否かを確実に知ることができる。
以上、本実施形態によれば、前述した効果に加え、以下のような効果を得ることができる。
付爪用出力装置Mを鞄などに入れて携帯する場合には、進退部材2を退避位置に移動させることで、付爪用出力装置Mをコンパクトにすることができるので、ユーザが付爪用出力装置Mを携帯しやすい。
また、進退部材2を退避位置に移動させることで筒状部材1によって出力端子22aを保護することができるので、例えば蓋4を外した状態の付爪用出力装置Mを落とした場合であっても、出力端子22aが傷付くのを抑えることができる。さらに、本実施形態では、出力端子22aを覆う蓋4を備えているので、蓋4によっても出力端子22aを保護することができる。
筒状部材1に対して筐体3を相対的に回転させることで、進退部材2が筒状部材1から突出する構造としたので、口紅やリップクリームを使うときと同じ動作で付爪用出力装置Mを操作することができる。
筒状部材1に対する筐体3の相対的な回転動作によって制御部5をON・OFFすることができるので、付爪用出力装置Mの外面にON・OFFスイッチを設ける必要がなく、外観を向上させることができる。また、制御部5をOFFし忘れることを抑制することができる。
筒状部材1に対する筐体3の相対的な回転動作によって色データを選択することができるので、付爪用出力装置Mの外面に色データの選択用のスイッチを設ける必要がなく、外観を向上させることができる。
進退部材2に色データを表示する第1電子ペーパP1を設けることで、ユーザが使用時に第1電子ペーパP1で表示された色データを見ることができるので、付爪Nの電子ペーパEPにどのような色が表示されるのかを事前に確認することができる。
出力端子22aを入力端子に接触させなければ色データが付爪Nの電子ペーパEPに出力されないので、例えばユーザが色データを選択している際などにおいて誤って色データが付爪Nの電子ペーパEPに出力されてしまうのを抑えることができる。
進退部材2の楔形状の先端部21aの先端に出力端子22aを設けているので、先端部21aの先端を付爪Nの先端と指の先端との間の隅部に容易に差し込むことができ、出力端子22aを入力端子に容易に接触させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、第2部材(進退部材2)が、第1部材(筒状部材1)に対して螺合され、第3部材(筐体3)に対して回転方向への移動が規制されるとともに軸線方向に移動可能となるように、付爪用出力装置Mを構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第2部材が、第3部材に対して螺合され、第1部材に対して回転方向への移動が規制されるとともに軸線方向に移動可能となるように、付爪用出力装置を構成してもよい。
前記実施形態では、蓋4を設けたが、本発明はこれに限定されず、蓋を設けなくてもよい。
前記実施形態では、出力部として、入力端子に接触する出力端子22aを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、付爪の電子ペーパに対して非接触で画像データを送信する送信部であってもよい。
前記実施形態では、画像データとして色データを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば模様や文字などの画像データであってもよい。
前記実施形態では、第1表示部や第2表示部として電子ペーパP1,P2を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば電子ペーパよりも可撓性が低い液晶パネルやLEDなどであってもよい。
また、付爪用出力装置の機械的構成は限られず、例えば、筒状の第1部材に対して第2部材が直線的に移動可能に構成され、第2部材がスライド操作で進退するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、付爪用出力装置Mに第2電子ペーパP2を設けたが、本発明はこれに限定されず、付爪用出力装置に第2電子ペーパを設けなくてもよい。
1 筒状部材
2 進退部材
5 制御部
22a 出力端子
EP 電子ペーパ
M 付爪用出力装置
N 付爪

Claims (9)

  1. 電子ペーパを有する付爪に対して、出力部を介して画像データを出力する制御部を備える付爪用出力装置であって、
    筒状の第1部材と、
    前記第1部材内に配置され、前記出力部を有する第2部材と、を備え、
    前記第2部材は、前記出力部が前記第1部材の一端部から外側に突出する突出位置と、前記出力部が前記第1部材内に配置される退避位置とに進退可能となっていることを特徴とする付爪用出力装置。
  2. 前記第2部材の進退動作に基づいて前記制御部をON・OFFする電源スイッチを備えたことを特徴とする請求項1に記載の付爪用出力装置。
  3. 前記第1部材の他端部側に配置され、前記第1部材に対して回転可能な第3部材を備え、
    前記第2部材は、前記第1部材および前記第3部材の一方に対して螺合され、他方に対して回転方向への移動が規制されるとともに前記第1部材の軸線方向に移動可能となることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の付爪用出力装置。
  4. 前記第3部材の回転動作に基づいて前記制御部をON・OFFする電源スイッチを備えたことを特徴とする請求項3に記載の付爪用出力装置。
  5. 前記第3部材の回転動作に基づいて前記制御部から前記出力部に出力する画像データを切り替える切替スイッチを備えたことを特徴とする請求項4に記載の付爪用出力装置。
  6. 前記第2部材は、前記画像データを表示する第1表示部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の付爪用出力装置。
  7. 前記第3部材は、前記画像データを特定する情報を表示する第2表示部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の付爪用出力装置。
  8. 前記出力部は、前記付爪に設けられる入力端子との接触により前記電子ペーパに画像データを出力する出力端子であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の付爪用出力装置。
  9. 前記第2部材は、先端部が楔形状となり、
    前記出力端子は、少なくとも前記先端部の先端に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の付爪用出力装置。
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