JP2017093501A - 保育器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 臥床架上に寝かされている児がガード用壁部を内側から外側に向かって押しても、ガード用壁部が外側に向かって移動させられる恐れが特にない保育器を提供する。
【解決手段】 ガード用壁部33、34、35に設けられた取り付け用突出部61が臥床架16の外周囲の付近に設けられた取り付け用凹部72に係合することができ、取り付け用突出部61と取り付け用凹部72とのうちのいずれか1方に、係合用突起部77が設けられるとともに、他方に、係合用突起部77を係合させることができる係合用穴部71が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、その上に児を寝かせることができる臥床架と、上記臥床架の外周囲の付近の少なくとも一部分を囲むことができる少なくとも1つのガード用壁部とを備えている保育器に関するものである。
特許文献1に開示されている保育器(以下、「特許文献1の保育器」という。)においては、扁平な容器形状の臥床架が保育器基台上に配設されている。また、児の頭側の壁部を一般的に構成している固定壁部(いわゆる、固定型ベビーガード)と、児の脚側の壁部を一般的に構成している脚側の可動壁部(いわゆる、可動型ベビーガード)と、児の左側の壁部を一般的に構成している左側の可動壁部(いわゆる、可動型ベビーガード)と、児の右側の壁部を一般的に構成している右側の可動壁部(いわゆる、可動型ベビーガード)とが、平面的に見て全体としてほぼ長方形状になるように、保育器基台にそれぞれ配設されている。そして、臥床架(換言すれば、この臥床架上のマットレス)と、それぞれほぼ長方形状であってよくかつほぼ透明であってよい1枚の固定型ベビーガードおよび3枚の可動型ベビーガードとによって、上面が開口したほぼ直方体形状の児収容空間が構成されている。また、3枚の可動型ベビーガードおよび1枚の固定型ベビーガードのそれぞれは、そのほぼ全体をほぼ透明なプラスチック板から構成されている。そして、3枚の可動型ベビーガードのそれぞれは、ほぼ上方に向ってほぼ直立した状態(以下、「上記直立状態」という。)における下辺側の部分の付近に配設された左右両側または前後両側の回動支軸を回動中心として、上記直立状態とほぼ下方に垂れ下がった状態(以下、「上記下垂状態」という。)との間を往復回動可能なように、構成されている。
特開2012−223320号公報
しかし、特許文献1の保育器においては、臥床架上に配置されているマットレス上に新生児などの児を寝かせた状態において、取扱者などが、脚側の可動型ベビーガード、左側の可動型ベビーガードおよび右側の可動型ベビーガードのうちの少なくとも1枚の可動型ベビーガードを上記下垂状態にすることがある。この場合、児の脚側、左側および右側のうちの少なくとも1つの側には上記ベビーガードが存在しなくなるために、児が自分の腕や脚を臥床架から食み出させることがあり、極端な場合には、児が臥床架から食み出すぎて保育器の外側に落下する恐れまで生じる。
本発明は、特許文献1の保育器における上述のような欠点を比較的簡単な構成でもって効果的に解決するようにしたものである。
特開2012−223320号公報
本発明は、その上に児を寝かせることができる臥床架と、上記臥床架の外周囲の付近の少なくとも一部分を囲むことができる少なくとも1つのガード用壁部とを備え、上記ガード用壁部の少なくとも1つが、少なくとも1つの第1の取り付け用突出部と、少なくとも1つの第2の取り付け用突出部とを備え、上記臥床架が、上記少なくとも1つの第1の取り付け用突出部を係合させるための少なくとも1つの第1の取り付け用凹部と、上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部を係合させるための少なくとも1つの第2の取り付け用凹部とを備え、上記第1の取り付け用突出部と、上記第1の取り付け用突出部を係合させるための上記第1の取り付け用凹部とのうちのいずれか一方に、係合用突起部が設けられるとともに、他方に、上記係合用突起部を係合させることができる係合用穴部が設けられていることを特徴とする保育器に係るものである。
また、本発明は、その第1の観点においては、上記少なくとも1つのガード用壁部が、前側のガード用壁部、左側のガード用壁部および右側のガード用壁部である。そして、本発明は、その第2の観点においては、上記少なくとも1つの第1の取り付け用突出部が、1つであり、上記少なくとも1つの第1の取り付け用凹部が、1つであり、上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部が2つであり、上記少なくとも1つの第2の取り付け用凹部が、2つである。
また、本発明は、その第3の観点においては、上記第1の取り付け用凹部および上記第2の取り付け用凹部のそれぞれが、上記臥床架の外周囲の外側面に配設されている。そして、本発明は、その第4の観点においては、上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部が上記第2の取り付け用凹部からほぼ側方に向かって抜け出すのを防止するためのくびれ部が、上記第2の取り付け用凹部に設けられている。さらに、本発明は、その第5の観点においては、上記臥床架が、側壁部を備え、上記側壁部の内側面に当接させることができる下垂部を有する少なくとも1つの第3の取り付け用突出部をさらに備えている。さらに、本発明は、上記第5の観点の第1の態様においては、上記少なくとも1つの第3の取り付け用突出部が、2つである。
また、本発明は、上記第1の観点の第1の態様においては、上記前側のガード用壁部よりも外側に設けられた前側のガード用外側壁部と、上記左側のガード用壁部よりも外側に設けられた左側のガード用外側壁部と、上記右側のガード用壁部よりも外側に設けられた右側のガード用外側壁部と、上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部と共同して、ほぼ直方体形状の児収容空間を構成することができる後側のガード用外側壁部とをさらに備え、上記前側のガード用壁部、左側のガード用壁部および右側のガード用壁部のそれぞれが、上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部のそれぞれの内側に設けられ、上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部のそれぞれが、ほぼ上方に向ってほぼ直立した状態と、ほぼ上方に向ってほぼ直立していない状態との間を個別に往復回動することができるように構成されている。
さらに、本発明は、その第6の観点においては、上記保育器が、開放型保育器である。
請求項1に係る発明によれば、臥床架上に寝かされている児が自分の手で少なくとも1つのガード用壁部を内側から外側に向って押しても、上記ガード用壁部が外側に向って移動させられる恐れが特にない。したがって、児が上記ガード用壁部を倒すことによって、自分の腕や脚を臥床架から食み出させたり、児が臥床架から食み出しすぎて保育器の外側に落下したりする恐れが特にない。
また、請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明によって奏する上述の効果をさらに良好に奏することができる。そして、請求項3に係る発明によれば、請求項1に係る発明によって奏する上述の効果を比較的簡単な構成でもって比較的良好に奏することができる。さらに、請求項4に係る発明によれば、第1の取り付け用凹部および第2の取り付け用凹部のそれぞれが、臥床架の外周囲の外側面に配設されているので、係合用突起部が臥床架の外周囲において係合用穴部と係合することになる。このために、ガード用壁部は、臥床架上に寝かせられている児の手、脚などでもって、外方、斜め外方などに向かって押されることがあっても、ほぼ上方に向かって往動するのを阻止されるので、この場合でも、臥床架から取り外されるようなことがない。
また、請求項5に係る発明によれば、第2の取り付け用突出部が臥床架の外側に向って不測に往動するのをほぼ確実に阻止することができる。そして、請求項6に係る発明によれば、ガード用壁部が外側に向って移動させられる可能性をさらに少なくすることができる。さらに、請求項7に係る発明によれば、請求項6に係る発明によって奏する上述の効果を比較的簡単な構成でもって比較的良好に奏することができる。
また、請求項8に係る発明によれば、前側、左側および右側のガード用壁部(換言すれば、内側壁部)が前側、左側、右側および後側のガード用外側壁部によってほぼ囲まれる空間に配設されているから、保育器の児収容空間に児を収容したときに、ガード用内側壁部とガード用外側壁部との両方によって児を確実にかつ安全に保育器に収容することが可能である。そして、請求項9に係る発明によれば、請求項1〜8のそれぞれに係る発明によって奏する効果を、比較的簡単な構成でもって、確実に奏することができる。
本発明を適用した一実施例における開放型保育器の通常使用状態での斜視図である。(実施例1) 図1に示す開放型保育器の児収容機構の、ほぼ前面から見た、前側で左側の角部の下方部分の付近の側面図である。(実施例1) 図2に示す壁部着脱用操作機構の、操作部材をまだ操作していない状態での部分的な横断面図である。(実施例1) 図3Aに示す壁部着脱用操作機構の、操作部材の第1の操作状態での図3Aと同様の横断面図である。(実施例1) 図3Aに示す壁部着脱用操作機構の、操作部材の第2の操作状態での図3Aと同様の横断面図である。(実施例1) 図1に示す開放型保育器の児収容機構の斜視図である。(実施例1) 図4に示す児収容機構の、前側および左側の外側壁部をそれぞれ開放した状態での斜視図である。(実施例1) 図4に示す児収容機構の、全部の外側壁部をいずれも省略しかつ前側、左側および右側の内側壁部のいずれをも臥床架から分離させた状態での分解斜視図である。(実施例1) 図6に示す内側壁部の第1の取り付け用突出部の付近の、第1の取り付け用突出部が臥床架に係合している状態を示す縦断面図である。(実施例1) 図6に示す内側壁部の第2の取り付け用突出部の付近の、第2の取り付け用突出部が臥床架に係合している状態を示す縦断面図である。(実施例1) 図6に示す内側壁部の第3の取り付け用突出部の付近の、第3の取り付け用突出部が臥床架に係合している状態を示す縦断面図である。(実施例1) 図7に示す第1の取り付け用突出部の付近の、第1の取り付け用突出部が臥床架との係合を解除し始めた状態を示す縦断面図である。(実施例1) 図6にそれぞれ示す第1の取り付け用突出部の付近および第1の取り付け用凹部の付近の拡大斜視図である。(実施例1) 図6にそれぞれ示す第2の取り付け用突出部の付近および第2の取り付け用凹部の付近の拡大斜視図である。(実施例1)
つぎに、本発明を開放型保育器(いわゆる、インファントウオーマ)に適用した一実施例を、「1、保育器全体の概略的な説明」、「2、外側壁部構造の説明」、「3、内側壁部構造の構成の説明」および「4、内側壁部構造の動作の説明」に項分けして、図面を参照しつつ説明する。
1、保育器全体の概略的な説明
開放型保育器11は、図1に示すように、車輪12と主柱13とがそれぞれ取り付けられている台車14を備えている。具体的には、車輪12は、台車14の四隅の下方に取り付けられ、主柱13は、台車14上に取り付けられている。そして、主柱13上には、保育器基台15が配設されている。また、この保育器基台15上には、図1、図2および図4に示すように、平面的に見てほぼ長方形状であってよい扁平な容器形状の臥床架(換言すれば、臥床台)16が配設されている。さらに、この臥床架16上には、新生児などの児をその上に寝かせることができるマットレス21を配置することができる。なお、臥床架16は、その全体をABS樹脂などのプラスチック材料から構成されていてよい。
保育器基台15上に取り付け固定されて配設されている臥床架16には、図1、図2および図4に示すように、主柱13に配設されている付属品支持用の支柱22に隣接していて児の頭側の外側壁部を一般的に構成している外側壁部(換言すれば、外側のベビーガードまたはガード用外側壁部)23と、児の脚側の外側壁部を一般的に構成している外側壁部(換言すれば、外側のベビーガードまたはガード用外側壁部)24と、児の左側の外側壁部を一般的に構成している外側壁部(換言すれば、外側のベビーガードまたはガード用外側壁部)25と、児の右側の外側壁部を一般的に構成している外側壁部(換言すれば、外側のベビーガードまたはガード用外側壁部)26とが、平面的に見て全体としてほぼ長方形状になるように、それぞれ配設されている。また、臥床架16(換言すれば、マットレス21)と、それぞれほぼ長方形状であってよくかつほぼ透明であってよい外側壁部23〜26とによって、上面が開口しているほぼ直方体形状の児収容空間27が構成されている。なお、左側の外側壁部25と右側の外側壁部26とは、互いにほぼ同一の寸法であってよい。そして、外側壁部25、26に較べてそれぞれの長さ方向(換言すれば、水平方向)における長さがそれぞれ多少小さい外側壁部23と外側壁部24とは、切り欠き形状の凹部31が外側壁部23の上辺部のほぼ中央部分から下辺部に向かって途中まで延在するように設けられていることを除いて、互いにほぼ同一の寸法であってよい。
図1に示す外側壁部23〜26のそれぞれは、そのほぼ全体をほぼ透明なポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などのプラスチックの弾性板状体から構成されていてよい。また、外側壁部24〜26のそれぞれは、図1および図2に示すようにほぼ上方に向ってほぼ直立した状態(以下、「上記直立状態」という。)における下辺側の部分の付近に配設されている左右両側または前後両側の回動支軸32を回動中心として、図1に示す上記直立状態と、図5に示すほぼ下方に垂れ下がった状態(以下、「上記下垂状態」という。ただし、この図5においては、外側壁部26は、上記直立状態で示されている。)との間を、往復回動可能なように構成されている。なお、図2および図3A〜図3Cに示す回動支軸32は、操作部材47を往動操作することによって、図2および図3Aに示す取り付け部材52との係合状態から、図3Bに示す中間状態を経て、図3Cに示す取り付け部材52との非係合状態まで往動することができる。また、回動支軸32は、上記非係合状態の操作部材47を復動操作することによって、上記往動操作の場合とは逆に、上記係合状態まで復動することができる。
臥床架16の外周囲には、図5に示すように平面的に見て全体としてほぼU字形状になるように、この臥床架16の外周囲に沿って内側壁部(換言すれば、ガード用壁部またはガード用内側壁部)33、34、35がそれぞれ配設されている。なお、内側壁部33〜35のそれぞれは、そのほぼ全体をほぼ透明なポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などのプラスチックの弾性の板状体から構成されていてよい。そして、脚側の内側壁部(換言すれば、前側の内側壁部または前側のガード用壁部)33は、臥床架16の脚側の端部の付近からほぼ上方に向って突出するように、臥床架16に着脱可能(換言すれば、着脱自在)に取り付けられていてよい。また、左側および右側の内側壁部(換言すれば、左側および右側のガード用壁部)34、35のそれぞれは、臥床架16の左側および右側の端部のそれぞれからほぼ上方に向って突出するように、臥床架16に着脱可能(換言すれば、着脱自在)に取り付けられていてよい。
外側壁部23のうちの切欠き形状の凹部31の部分と、この部分の左右両側の部分とのそれぞれには、図1および図5に示すように、ケーブル保持用の切れ目41を有する適当な個数(この実施例においては、3個)のグロメット部材42を取り付けることができる。そして、切れ目41には、酸素供給用チューブなどの長手状部材(図示せず)がグロメット部材42を貫通した状態でもって保持されることができる。また、付属品支持用の支柱22の上端部には、赤外線加熱器43が配設されている。さらに、付属品支持用支柱22には、前方から見て赤外線加熱器43と児収容空間27との間にほぼ位置するように、体温用、SpO用などの各種の計測・制御手段44が配設されている。具体的には、これらの計測・制御手段44のうちの体温用制御手段は、児の体温を計測する体温プローブからの信号を入力して上記体温を表示したり、赤外線加熱器43の加熱温度などを制御したりすることができるように、構成されている。
2、外側壁部構造の説明
外側壁部23〜26のそれぞれは、図1、図2、図5などに示すように、壁部本体45と、これらの壁部本体45のそれぞれのほぼ下端部がねじ止めなどによって固定されている支持部材46とを備えている。そして、壁部本体45のそれぞれのほぼ下端部46の内側面のほぼ全面は、カバー部材51によって被覆されている。また、外側壁部23〜26のそれぞれは、図1および図2に示すように、これらの外側壁部23〜26のそれぞれの支持部材46の下端部の左右または前後の両側端部の付近において、一対の回動支軸32によって取り付け部材52に回動可能に取り付けられている。なお、取り付け部材52のそれぞれは、臥床架16のほぼ四隅にそれぞれ取り付け固定されている。そして、一対の連結部材53のそれぞれは、外側壁部23〜26のほぼ水平方向における両側にそれぞれ配設されている取り付け部材52の被係合部54に着脱可能に係合されている。なお、外側壁部23〜26のそれぞれの壁部本体45のうちの支持部材46の上側面にほぼ上方から隣接する部分は、図1、図2などに示すように、縦断面がほぼ三角形状の肉厚部55に構成されている。そして、この肉厚部55は、壁部23〜26のそれぞれのほぼ水平方向(換言すれば、ほぼ長さ方向)におけるほぼ全長にわたって配設されている。したがって、汚水、塵埃などが壁部本体45の下端部と支持部材46との間や壁部本体45の下端部とカバー部材51との間に入り込むのを防止するために、肉厚部55の厚み方向における両側部分のそれぞれの下端面の一方の側部は、支持部材46のほぼ上面に当接するとともに、上記下端面の他方の側部は、カバー部材51のほぼ上面に当接している。
外側壁部23は、図1、図5などに示すように、この外側壁部23が切欠き形状の凹部31およびグロメット部材42を有することを除いて、脚側の外側壁部24とほぼ同一の形状であってよい。そして、左側の外側壁部25は、右側の外側壁部26とほぼ同一の形状であってよい。なお、外側壁部23〜26のそれぞれの支持部材46の両端部には、4個の取り付け部材52に対する逃げ部を構成するために、これらの取り付け部材52に対応する部分に切欠き部56がそれぞれ設けられている。したがって、支持部材46のそれぞれのほぼ水平方向の長さが外側壁部23〜26の壁部本体45のそれぞれのほぼ水平方向の長さよりも多少短く構成されている。そして、外側壁部23〜26の壁部本体45の上記直立状態における左右両側または前後両側のそれぞれの下端部の付近にも、切欠き部56にそれぞれ連なる切欠き部57が設けられている。さらに、外側壁部23〜26のそれぞれは、図1および図4に示すように、上記直立状態においてほぼ平面的に見て、内側から外側に向って弧状に多少突出するように弯曲している。この場合、上記直立状態における外側壁部23〜26のそれぞれをほぼ平面的に見たときに、これらの外側壁部23〜26のそれぞれの長さ方向における中央部分は、径が比較的大きいほぼ円弧状(換言すれば、湾曲の程度が比較的小さいほぼ円弧状)であり、これら外側壁部23〜26のそれぞれの長さ方向における両端部分は、径が比較的小さいほぼ円弧状(換言すれば、湾曲の程度が比較的大きいほぼ円弧状)である。そして、外側壁部23〜26のそれぞれは、上記両端部分のうちの一端部分から上記中央部分を経て上記両端部分のうちの他端部分まで、角部をほぼ有していない連続した曲面体になっている。
脚側の外側壁部24および左右両側の外側壁部25、26のそれぞれが、図1に示す上記直立状態から図5において外側壁部24、25について例示している上記下垂状態まで往回動させられるときには、外側壁部24〜26のそれぞれを復回動状態にロックしているロック手段(換言すれば、図2に示す連結部材53および被係合部54)によるロックをまず解除する。ついで、取扱者は、図2に示す一対の回動支軸32をそれぞれ回動支点として外側壁部24〜26を必要に応じて往回動させることによって、外側壁部24〜26のそれぞれを上記直立状態から上記下垂状態まで往回動させることができる。なお、外側壁部24〜26のそれぞれの上記往回動は、上記往回動の回動速度を抑制することができるダンパ(図示せず)のダンパ機能によって低速で行われるようにすることもできる。そして、上記下垂状態の外側壁部24〜26のそれぞれを上記直立状態に復回動させるときには、取扱者は、外側壁部24〜26の一対の回動支軸32を支点として、外側壁部24〜26のそれぞれを手動によって復回動させればよい。なお、上記直立状態における外側壁部24〜26のそれぞれの上端は、内側壁部33〜35のそれぞれの上端よりも高くて、ほぼ垂直方向における両者の高さの差H1(図1参照)は、図示の実施例においては、約84.5mmである。
3、内側壁部構造の構成の説明
脚側の内側壁部33は、図5および図6に示すように、臥床架16の脚側の端部の付近のほぼ全長にわたって延在していてよい。そして、左側の内側壁部34は、臥床架16の左側の端部の付近のほぼ全長にわたって延在していてよい。また、右側の内側壁部35は、臥床架16の右側の端部の付近のほぼ全長にわたって延在していてよい。さらに、内側壁部33の左右両端部は、内側壁部34、35のそれぞれの前端部とは分離されているので、内側壁部33〜35のそれぞれは、個別の部品として構成されている。しかし、内側壁部33の左右両端部は、内側壁部34、35の前端部と連結されていてもよい。この場合には、内側壁部33〜35が、全体として、ほぼU字形状の単一の枠体として構成されることができる。
内側の壁部33〜35のそれぞれは、図5および図6に示すように、下方に向ってそれぞれ突出しかつそれぞれほぼ逆L字形状であってよい例えば5つの取り付け用突出部61、62a、62b、63a、63bを具備することができる。具体的には、内側壁部33〜35のそれぞれには、その外側面においてその下方に向って突出している例えば3つの取り付け用突出部61、62a、62bが、一体成形などによって配設されている。また、内側壁部33〜35のそれぞれには、その内側面においてその下方に向って突出している例えば2つの取り付け用突出部63a、63bが、一体成形などによって配設されている。そして、内側壁部33〜35が臥床架16の側壁部64に取り付けられたときには、内側壁部33〜35の突出部61、62a、62bのそれぞれが、臥床架16の側壁部64の外側面に当接するとともに、内側壁部33〜35の突出部63a、63bのそれぞれが、臥床架16の側壁部64の内側面に当接する。このために、側壁部64が突出部61、62a、62bと突出部63a、63bとによって内外両側から挟み込まれるので、内側壁部33〜35のそれぞれが、臥床架16の側壁部64に着脱可能(換言すれば、着脱自在)に取り付け固定される。なお、突出部61、62a、62b、63a、63bのそれぞれの下端は、臥床架16に接触していてもよいが、このように接触している必要性は特にないので、臥床架16に接触していなくてよい。
具体的には、第1の取り付け用突出部61は、図6、図7および図11に示すように、ほぼ逆L字状の断面(換言すれば、ほぼ水平な部分68および下垂部66)を有している。そして、突出部61は、脚側、左側および右側の内側壁部33〜35のそれぞれの内側壁部本体65の長さ方向におけるほぼ中央部分のほぼ下端に、この内側壁部本体65と一体的にまたはこの内側壁部本体65とは別体に、形成されていてよい。また、これらの突出部61の下垂部66のそれぞれには、係合用穴部としての貫通孔71または凹部が形成されている。なお、図示の実施例においては、貫通孔71が形成されているが、上記凹部が形成される場合には、この凹部は、突出部61の内側面に形成される必要がある。そして、臥床架16の側壁部64の外側面には、脚側、左側および右側の内側壁部33〜35のそれぞれの突出部61にそれぞれ対向するように、第1の取り付け用凹部72がそれぞれ形成されている。また、この第1の取り付け用凹部72には、貫通孔71に係合することができる係合用突起部77が突設されている。
第2の取り付け用突出部62a、62bは、図6、図7および図12に示すように、ほぼ逆L字状の断面(換言すれば、ほぼ水平な部分74および下垂部75)を有している。そして、突出部62a、62bは、脚側、左側および右側の内側壁部33〜35のそれぞれの内側壁部本体65の長さ方向における左右両側または前後両側に、突出部61とほぼ同様にして形成されていてよい。また、これらの突出部62a、62bの下垂部75のそれぞれの左右両側または前後両側の端部には、段部67がそれぞれ形成されている。そして、臥床架16の側壁部64の外側面には、脚側、左側および右側の内側壁部33〜35のそれぞれの突出部62a、62bにそれぞれ対応するように、第2の取り付け用凹部73a、73bがそれぞれ形成されている。また、第2の取り付け用の凹部73a、73bのそれぞれの外側面には、突出部62a、62bの下垂部75のそれぞれにほぼ対応して、くびれ部76が形成されている。このために、第2の取り付け用凹部73a、73bのそれぞれは、第2の取り付け用突出部62a、62bが第2の取り付け用凹部73a、73bから離脱するのを防止することができるくびれ部76を有することを除いて、第1の取り付け用凹部72とほぼ同形に構成されている。
第3の取り付け用突出部63a、63bは、図5、図6および図9に示すように、ほぼ逆L字状の断面(換言すれば、ほぼ水平な部分81および下垂部82)を有している。そして、突出部63a、63bは、脚側、左側および右側の内側壁部33〜35のそれぞれの内側壁部本体65の長さ方向における左右両側または前後両側(具体的には、第1の取り付け用突出部61と第2の取り付け用突出部62a、62bとのほぼ中間の位置)にそれぞれ形成されていてよい。また、ほぼ逆L字状の断面を有する突出部63a、63bのほぼ水平な部分81のそれぞれは、側壁部64の上面に当接している。さらに突出部63a、63bの下垂部82は、臥床架16の側壁部64の内側面に当接している。
4、内側壁部構造の動作の説明
内側壁部33〜35のそれぞれが、図5に示すように、臥床架16の側壁部64の前側の部分、左側の部分および右側の部分にそれぞれ取り付けられるときには、内側壁部33〜35のそれぞれを、図6に示すように、臥床架16のほぼ上方からほぼ下方に向かって移動させればよい。この場合、内側壁部33〜35のそれぞれの第1の取り付け用突出部61および第2の取り付け用突出部62a、62bのそれぞれが、図5、図7、図8などに示すように、第1の取り付け用凹部72および第2の取り付け用凹部73a、73bのそれぞれに係合(換言すれば、嵌合)する。これとともに、内側壁部33〜35のそれぞれの第3の取り付け用突出部63a、63bのそれぞれが、図5、図9などに示すように、臥床架16の側壁部64の前側の部分、左側の部分および右側の部分のそれぞれに当接する。このために、臥床架16の側壁部64が、内側壁部33〜35のそれぞれの第1および第2の取り付け用突出部61、62a、62bと、第3の取り付け用突出部63a、63bとの間に挟み込まれるので、内側壁部33〜35のそれぞれが、側壁部64に取り付け固定される。
具体的には、内側壁部33〜35のそれぞれの第1の取り付け用突出部61が、側壁部64の上面および外側面(換言すれば、第1の取り付け用凹部72の側面)にそれぞれ当接する。そして、このときには、臥床架16の第1の取り付け用凹部72の係合用突起部77のそれぞれが第1の取り付け用突出部61の貫通孔71のそれぞれに相対的に係合する。また、内側壁部33〜35の第2の取り付け用突出部62a、62bのそれぞれが、くびれ部76によって図8における右方への抜け出しを防止された状態でもって、第2の取り付け用凹部73a、73bのそれぞれに係合する。さらに、内側壁部33〜35の第3の取り付け用突出部63a、63bのそれぞれが、側壁部64の内側面のそれぞれに当接する。したがって、内側壁部33〜35のそれぞれが、図5などに示すように、臥床架16に正確にかつ確実に取り付けられることができる。
図5に示すように臥床架16上に配置されているマットレス21上に新生児などの児を寝かせた状態において、児が例えば左側の内側壁部34の内側面を児の手または脚で外方や斜め外方に向かって押すことがある。しかし、この場合には、臥床架16の第2の取り付け用凹部73a、73bのそれぞれがくびれ部76を有しているために、内側壁部34の前後一対の第2の取り付け用突出部62a、62bが臥床架16の外側に向かって往動するのを阻止される。また、下垂部82が側壁部64の内側面に強く当接するので、内側壁部本体65が臥床架16の外側に向かって往動するのが、さらに良好に阻止される。これとともに、臥床架16の第1の取り付け用凹部72に設けられている突起部77が内側壁部34の貫通孔71に係合しているために、内側壁部34の第1の取り付け用突出部61がほぼ上方に向かって往動するのも阻止される。したがって、児が左側の内側壁部34の内側面を外方に押した場合や、斜め上方でかつ外方に押した場合にも、左側の内側壁部34が児によって外方や斜め外方に移動させられる恐れが特にない。
取扱者が、図6などに示すように、内側壁部33〜35のうちの例えば左側の内側壁部34を臥床架16から取り外したいときには、取扱者は、手などで内側壁部34の内側壁部本体65の長さ方向における中央部の付近(換言すれば、第1の取り付け用突出部61よりも或る程度上方の部分)を掴んでから、図10に示すように、内側壁部34をほぼ内側に向かって多少とも傾斜させればよい。この場合、臥床架16の係合用突起部77が内側壁部34の貫通孔71から相対的に抜け出すので、内側壁部本体65をほぼ上方に引っ張り上げることによって、内側壁部34を臥床架16から取り外すことができる。そして、この取り外しにおいては、内側壁部34の第2の取り付け用突出部62a、62bのそれぞれを、臥床架16の第2の取り付け用凹部73a、73bのそれぞれから、同時に取り外すことができる。この場合、下垂部82は、側壁部64からほぼ内側に向かって押されるだけであるから、上記取り外しに特に支障を生じる恐れはない。
以上、本発明の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可能である。
例えば、上述の実施例においては、本発明を開放型保育器に適用している。しかし、本発明は、開放型保育器だけでなく、閉鎖型兼用の開放型保育器や閉鎖型保育器にも適用することができる。なお、閉鎖型兼用の開放型保育器に適用した場合には、児収容空間27を上方から選択的に覆うことができかつほぼ上下動が可能であるほぼ箱蓋形状の天面フードが設けられることができる。そして、上記天面フードが、ほぼ透明であってよい天面部と、この天面部の外周囲付近からほぼ下方に向って突出していてほぼ透明であってよくかつ平面的に見てほぼ長方形状である外側壁部とから構成されることができる。また、上記天面フードが上昇しているときには、児収容空間27の上面が開放されることによって、保育器が開放型保育器になるとともに、上記天面フードが下降しているときには、児収容空間27の上面が閉塞されることによって、保育器が閉鎖型保育器になるように構成されることができる。
また、上述の実施例においては、臥床架16が平面的に見てほぼ長方形状に構成されている。しかし、臥床架16は、平面的に見てほぼ円形状、ほぼ楕円形状、ほぼ長円形状などに構成されていてもよく、また、平面的に見てほぼ長方形状以外のほぼ多角形状などに構成されていてもよい。
また、上述の実施例においては、貫通孔71を第1の取り付け用突出部61に設けるとともに、係合用突起部77を第1の取り付け用凹部72に設けた。しかし、係合用突起部77を第1の取り付け用突出部61に設けるとともに、貫通孔71に相当する凹部を第1の取り付け用凹部72に設けることもできる。
さらに、上述の実施例においては、内側壁部として、3つの内側壁部33〜35が設けられている。しかし、これら3つの脚側、右側および左側の内側壁部33〜35に加えて、頭側の内側壁部も必要に応じて設けられることができる。
11 開放型保育器(保育器)
16 臥床架
23 頭側の外側壁部(後側のガード用外側壁部)
24 脚側の外側壁部(前側のガード用外側壁部)
25 左側の外側壁部(左側のガード用外側壁部)
26 右側の外側壁部(右側のガード用外側壁部)
33 脚側の内側壁部(前側のガード用壁部)
34 左側の内側壁部(左側のガード用壁部)
35 右側の内側壁部(右側のガード用壁部)
61 第1の取り付け用突出部
62a 第2の取り付け用突出部
62b 第2の取り付け用突出部
63a 第3の取り付け用突出部
63b 第3の取り付け用突出部
64 側壁部
71 貫通孔(穴部、係合用穴部)
72 第1の取り付け用凹部
73a 第2の取り付け用凹部
73b 第2の取り付け用凹部
76 くびれ部
77 係合用突起部
82 下垂部

本発明は、その上に児を寝かせることができる臥床架と、上記臥床架の外周囲の付近の少なくとも一部分を囲むことができる少なくとも1つのガード用壁部とを備え、上記ガード用壁部の少なくとも1つが、少なくとも1つの第1の取り付け用突出部と、少なくとも1つの第2の取り付け用突出部とを備え、上記臥床架が、上記少なくとも1つの第1の取り付け用突出部を係合させるための少なくとも1つの第1の取り付け用凹部と、上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部を係合させるための少なくとも1つの第2の取り付け用凹部とを備え、上記少なくとも1つのガード用壁部が、前側のガード用壁部、左側のガード用壁部および右側のガード用壁部であると共に上記前側のガード用壁部よりも外側に設けられた前側のガード用外側壁部と、上記左側のガード用壁部よりも外側に設けられた左側のガード用外側壁部と、上記右側のガード用壁部よりも外側に設けられた右側のガード用外側壁部と、上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部と共同して、ほぼ直方体形状の児収容空間を構成することができる後側のガード用外側壁部とをさらに備え、上記前側のガード用壁部、左側のガード用壁部および右側のガード用壁部のそれぞれが、上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部のそれぞれの内側に設けられ、上記第1の取り付け用突出部と、上記第1の取り付け用突出部を係合させるための上記第1の取り付け用凹部とのうちのいずれか一方に、係合用突起部が設けられるとともに、他方に、上記係合用突起部を係合させることができる係合用穴部が設けられていると共に上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部のそれぞれが、ほぼ上方に向ってほぼ直立した状態と、ほぼ上方に向ってほぼ直立していない状態との間を個別に往復回動することができるように構成されていることを特徴とする保育器に係るものである。
また、本発明は、その第1の観点においては、上記少なくとも1つの第1の取り付け用突出部が、1つであり、上記少なくとも1つの第1の取り付け用凹部が、1つであり、上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部が2つであり、上記少なくとも1つの第2の取り付け用凹部が、2つである。
また、本発明は、その第の観点においては、上記第1の取り付け用凹部および上記第2の取り付け用凹部のそれぞれが、上記臥床架の外周囲の外側面に配設されている。そして、本発明は、その第の観点においては、上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部が上記第2の取り付け用凹部からほぼ側方に向かって抜け出すのを防止するためのくびれ部が、上記第2の取り付け用凹部に設けられている。さらに、本発明は、その第の観点においては、上記臥床架が、側壁部を備え、上記側壁部の内側面に当接させることができる下垂部を有する少なくとも1つの第3の取り付け用突出部をさらに備えている。さらに、本発明は、上記第の観点の第1の態様においては、上記少なくとも1つの第3の取り付け用突出部が、2つである。
さらに、本発明は、その第の観点においては、上記保育器が、開放型保育器である。
請求項1に係る発明によれば、臥床架上に寝かされている児が自分の手で少なくとも1つのガード用壁部を内側から外側に向って押しても、上記ガード用壁部が外側に向って移動させられる恐れが特にない。したがって、児が上記ガード用壁部を倒すことによって、自分の腕や脚を臥床架から食み出させたり、児が臥床架から食み出しすぎて保育器の外側に落下したりする恐れが特にない。また、前側、左側および右側のガード用壁部(換言すれば、内側壁部)が前側、左側、右側および後側のガード用外側壁部によってほぼ囲まれる空間に配設されているから、保育器の児収容空間に児を収容したときに、ガード用内側壁部とガード用外側壁部との両方によって児を確実にかつ安全に保育器に収容することが可能である。
して、請求項に係る発明によれば、請求項1に係る発明によって奏する上述の効果を比較的簡単な構成でもって比較的良好に奏することができる。さらに、請求項に係る発明によれば、第1の取り付け用凹部および第2の取り付け用凹部のそれぞれが、臥床架の外周囲の外側面に配設されているので、係合用突起部が臥床架の外周囲において係合用穴部と係合することになる。このために、ガード用壁部は、臥床架上に寝かせられている児の手、脚などでもって、外方、斜め外方などに向かって押されることがあっても、ほぼ上方に向かって往動するのを阻止されるので、この場合でも、臥床架から取り外されるようなことがない。
また、請求項に係る発明によれば、第2の取り付け用突出部が臥床架の外側に向って不測に往動するのをほぼ確実に阻止することができる。そして、請求項に係る発明によれば、ガード用壁部が外側に向って移動させられる可能性をさらに少なくすることができる。さらに、請求項に係る発明によれば、請求項に係る発明によって奏する上述の効果を比較的簡単な構成でもって比較的良好に奏することができる。
して、請求項に係る発明によれば、請求項1〜のそれぞれに係る発明によって奏する効果を、比較的簡単な構成でもって、確実に奏することができる。

Claims (9)

  1. その上に児を寝かせることができる臥床架と、上記臥床架の外周囲の付近の少なくとも一部分を囲むことができる少なくとも1つのガード用壁部とを備え、
    上記ガード用壁部の少なくとも1つが、少なくとも1つの第1の取り付け用突出部と、少なくとも1つの第2の取り付け用突出部とを備え、
    上記臥床架が、上記少なくとも1つの第1の取り付け用突出部を係合させるための少なくとも1つの第1の取り付け用凹部と、上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部を係合させるための少なくとも1つの第2の取り付け用凹部とを備え、
    上記第1の取り付け用突出部と、上記第1の取り付け用突出部を係合させるための上記第1の取り付け用凹部とのうちのいずれか一方に、係合用突起部が設けられるとともに、他方に、上記係合用突起部を係合させることができる係合用穴部が設けられていることを特徴とする保育器。
  2. 上記少なくとも1つのガード用壁部が、前側のガード用壁部、左側のガード用壁部および右側のガード用壁部であることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
  3. 上記少なくとも1つの第1の取り付け用突出部が、1つであり、
    上記少なくとも1つの第1の取り付け用凹部が、1つであり、
    上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部が2つであり、
    上記少なくとも1つの第2の取り付け用凹部が、2つであることを特徴とする請求項1または2に記載の保育器。
  4. 上記第1の取り付け用凹部および上記第2の取り付け用凹部のそれぞれが、上記臥床架の外周囲の外側面に配設されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の保育器。
  5. 上記少なくとも1つの第2の取り付け用突出部が上記第2の取り付け用凹部からほぼ側方に向かって抜け出すのを防止するためのくびれ部が、上記第2の取り付け用凹部に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の保育器。
  6. 上記臥床架が、側壁部を備え、
    上記側壁部の内側面に当接させることができる下垂部を有する少なくとも1つの第3の取り付け用突出部をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の保育器。
  7. 上記少なくとも1つの第3の取り付け用突出部が、2つであることを特徴とする請求項6に記載の保育器。
  8. 上記前側のガード用壁部よりも外側に設けられた前側のガード用外側壁部と、上記左側のガード用壁部よりも外側に設けられた左側のガード用外側壁部と、上記右側のガード用壁部よりも外側に設けられた右側のガード用外側壁部と、上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部と共同して、ほぼ直方体形状の児収容空間を構成することができる後側のガード用外側壁部とをさらに備え、
    上記前側のガード用壁部、左側のガード用壁部および右側のガード用壁部のそれぞれが、上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部のそれぞれの内側に設けられ、
    上記前側のガード用外側壁部、上記左側のガード用外側壁部および上記右側のガード用外側壁部のそれぞれが、ほぼ上方に向ってほぼ直立した状態と、ほぼ上方に向ってほぼ直立していない状態との間を個別に往復回動することができるように構成されていることを特徴とする請求項2〜7のうちのいずれか1つに記載の保育器。
  9. 上記保育器が、開放型保育器であることを特徴とする請求項1〜8のうちのいずれか1つに記載の保育器。

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