JP2017092885A - 信号処理回路および方法 - Google Patents

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博章 安茂
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Abstract

【課題】環境の変化を受けにくく、特性劣化の小さい、安定性のあるPUF(Physical Unclonable Function)を提供する。【解決手段】差動回路11には容量であるDUT21-1およびDUT21-2が配置される。2つのVDDは、交互に反転する電圧である。2つのVDDは、一方がオンであると他方がオフとなる充放電を行い、切り替えの際(反転の際)に、エッジのところで差分だけ電流が流れる。そのとき出力されるI1は、一対のDUTの容量値差に比例しており、fを入力パルス周波数として、ΔC=ΔI/(VDD*f)より、一対のDUTの容量値差を求めることができる。容量値差の正負により1ビットのPUFとして用いることができる。【選択図】図1

Description

本開示は、信号処理回路および方法に関し、特に、環境の変化を受けにくく、特性劣化の小さい、安定性のあるPUF(Physical Unclonable Function)を生成することができるようにした信号処理回路および方法に関する。
近年、ICタグ、認証セキュリティシステム、LSIの偽造防止等にPUF(Physical Unclonable Function)が用いられている。例として、SRAMを用いたSmart Card(非特許文献1)やアービターPUFがある。
また、製品化には至っていないものとして、RTN(Random Telegraph Noise)を利用したPUF技術(非特許文献2)が報告されている。
一方、aFレベルという非常に微小な容量差検出能力を有するDCBCM(Difference Charge-Based Capacitance Measurement)法(特許文献1および非特許文献3参照)が提案されている。
国際公開第2013/091909号
<Protecting next-generation Smart Card ICs with SRAM-based PUFs,Document order number: 9397 750 17366,www.nxp.com,February 2013> <Jiezhi Chen, Tetsufumi Tanamoto, Hiroki Noguchi and Yuichiro Mitani,"Further Investigations on Traps Stabilities in Random Telegraph Signal Noise and the Application to a Novel Concept Physical Unclonable Function (PUF) with Robust Reliabilities", Toshiba Corporation,VLSI Technology (VLSI Technology), 2015 Symposium on,T40 - T41,16-18 June 2015> <Ken Sawada1, Geert Van der Plas2, Yuichi Miyamori3, Tetsuya Oishi4,Cherman Vladimir2, Abdelkarim Mercha2, Verkest Diederik2, and Hiroaki Ammo41,"Characterization of Capacitance Mismatch Using Simple Difference Charge-Based Capacitance Measurement (DCBCM) Test Structure", Sony Corporation to IMEC,Microelectronic Test Structures (ICMTS), 2013 IEEE International Conference on,49 - 52,25-28 March 2013>
しかしながら、SRAM PUFは、PUF読み出しに際し、電源のOFF/ONが必要であり、アービターPUFは、電源電圧、温度等の環境によって PUF の出力が変動してしまう。また、RTNを用いたPUFは、ゲート酸化膜および界面のTrapを活用しており、高温で特性劣化が見られてしまう。そのため、Renewが必要となり、安定ではなかった。
そこで、PUFの生成に、環境変化に強い容量を用いるDCBCM法を用いることを提案する。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、環境の変化を受けにくく、特性劣化の小さい、安定性のあるPUFを生成することができるものである。
本技術の一側面の信号処理装置は、差動対をなす一対の容量と、前記一対の容量の容量値差分を検出し、PUF(Physical Unclonable Function)として利用するために出力する出力部とを備える。
交互に反転する電圧をさらに備え、前記容量値差分は、前記一対の容量を前記電圧で充放電することで検出される。
前記一対の容量は、列もしくは縦横に配列された容量で構成される容量アレイのうちの任意の2つの容量からなる。
前記容量アレイを構成する容量に対応してそれぞれ設けられる配線容量をさらに備え、前記配線容量は、複数の電圧を用いて補正される。
前記一対の容量は、ゲート容量、またはMIS型である。
前記容量アレイを構成する容量に対して並列に配置されるスイッチをさらに備え、前記配線容量は、前記スイッチのオンオフを用いて補正される。
前記一対の容量は、ゲート容量、MOM型配線、またはMIS型である。
前記出力部は、前記容量値差分の正負を判定して、1bitのデジタル信号化して、前記容量値差分を出力することができる。
前記出力部は、前記容量値差分を多値化して、前記容量値差分を出力することができる。
本技術の一側面の信号処理方法は、信号処理回路が、差動対をなす一対の容量の容量値差分を検出し、PUF(Physical Unclonable Function)として利用するために出力する。
本技術の一側面においては、差動対をなす一対の容量の容量値差分が検出され、PUF(Physical Unclonable Function)として利用するために出力される。
本技術によれば、環境の変化を受けにくく、特性劣化の小さい、安定性のあるPUF(Physical Unclonable Function)を生成することができる。
なお、本明細書に記載された効果は、あくまで例示であり、本技術の効果は、本明細書に記載された効果に限定されるものではなく、付加的な効果があってもよい。
本技術の差動対回路の構成例を示す回路図である。 図1の差動対回路の電圧および容量の変化タイミングを示す図である。 本技術の差動対回路の他の構成例を示す回路図である。 本技術の差動対回路のさらに他の構成例を示す回路図である。 図4の差動対回路の電圧および容量の変化タイミングを示す図である。 ΔCの電圧依存性を求めるグラフを示す図である。 本技術の差動対回路の他の構成例を示す回路図である。 図7の差動対回路の電圧および容量の変化タイミングを示す図である。
以下、本開示を実施するための形態(以下実施の形態とする)について説明する。
<本技術の差動対回路の例>
図1は、本技術の差動対回路の構成例を示す回路図である。
図1の例において、差動対回路11は、VDD23−1に接続されるDUT21−1およびTr22−1と、その対であるVDD23−2に接続されるDUT21−2およびTr22−2と、出力部24とからなる差動対回路である。
差動対回路11には、DUT21−1およびDUT21−2として、容量(MOS-C(ゲート容量),MIS-C(MIS型),Comb-C(MOM型配線)など)が配置されている。Tr22−1およびTr22−2は、トランジスタであり、Tr22−1およびTr22−2には、それぞれ、Vset1およびVset2のパルスが印加される。VDD23−1およびVDD23−2は、電源電圧である。出力部24は、I1またはI2の少なくともどちらか一方を図示せぬ後段に出力する。
図2のタイミングチャートに示されるように、VDD23−1,VDD23−2,Vset1,Vset2のパルスを印加する。VDD23−1およびVDD23−2は、交互に反転する電圧である。VDD23−1およびVDD23−2は、一方がオンであると他方がオフとなる充放電を行い、切り替えの際(反転の際)に、エッジのところで差分だけ電流が流れる。そのとき出力されるI1は、DUT21−1およびDUT21−2の容量値差に比例しており、ΔC=ΔI/(VDD*f)より、DUT21−1およびDUT21−2の容量値差を求めることができる。なお、fは、入力パルス周波数である。
出力部24からのDUT21−1およびDUT21−2の容量値差は、DUT21−1>DUT21−2を0、DUT21−1<DUT21−2を1として、1bitのPUFとして用いることができるので、セキュリティレベルを鑑みた個数の差動対回路11を設けて、PUFを形成する。
なお、差動対に冗長を持たせ、測定結果がΔC≒0にガードバンドを持たせ、DUT21−1≒DUT21−2となる差動対を使用しないことで、測定精度を緩和したり、安定性を高めたりすることができる。
また、図1の差動対回路11の場合、この差動対回路11をPUFのBit数形成する必要があり、面積効率がよくない。そこで、図3を参照して、面積効率を向上させたアレイ状のDUTを有する差動対回路について説明する。
<本技術の差動対回路の例>
図3は、本技術の差動対回路の他の構成例を示す回路図である。
図3の例において、差動対回路51は、Tr22−1およびTr22−2、VDD23−1およびVDD23−2、並びに出力部24を含む点は、図1の差動対回路11と共通している。差動対回路51は、DUT21−1およびDUT21−2が、アレイ状のDUT21−n,mに変更された点と、制御部61、Rowデコーダ62、Colデコーダ63が追加された点が図1の差動対回路11と異なっている。
すなわち、制御部61は、n個の列から、I1、I2としてそれぞれ出力する2個のDUT21−(n,m)を選択するための2つのRowアドレスを、Rowデコーダ62に供給する。また、制御部61は、m個の行から、I1、I2としてそれぞれ出力する2個のDUT21−(n,m)を選択するための2つのColアドレスを、Colデコーダ63に供給する。
Rowデコーダ62は、制御部61からの2つのRowアドレスのDUT21−(n,m)を選択する。Colデコーダ63は、制御部61からの2つのColアドレスのDUT21−(n,m)を選択する。
図3の例においては、VDD23−1には、Rowデコーダ62およびColデコーダ63により選択されたDUT21−(2,2)、トランジスタ22−1が接続されている。また、VDD23−2には、Rowデコーダ62およびColデコーダ63により選択されたDUT21−(n−1,m−1)、トランジスタ22−2が接続されている。
この場合も、図1の例と同様に、VDD23−1, VDD23−2, Vset1, Vset2のパルスを印加する。VDD23−1およびVDD23−2は、一方がオンであると他方がオフとなる充放電を行い、切り替えの際(反転の際)に、エッジのところで差分だけ電流が流れる。そのとき出力されるI1は、DUT21−(2,2)およびDUT21−(n−1,m−1)の容量値差に比例しており、ΔC=ΔI/(VDD*f)より、DUT21−(2,2)およびDUT21−(n−1,m−1)の容量値差を求めることができる。
以上のように、DUT21−(n,m)をアレイ状に配置し、Rowデコーダ62およびColデコーダ63で任意の2個を選択して、差動対回路51で大小を比較することで、面積効率を向上させることができる。
例えば、図1の例の場合、DUT21−1≒DUT21−2となってしまう場合、1つの差動対回路11が使用できなくなるが、図3の例の場合、選択の組み合わせを変えればよいので、面積を無駄にすることなく、面積効率を向上させることができる。
なお、アレイのサイズが大きくなると、選択した2個の、DUT21−(n,m)のアレイ中における位置の差によって生じる配線容量が無視できなくなる場合、位置毎に付加される配線容量値を予め算出しておき、補正することもできる。
ただし、その補正を行ったとしても、配線容量自体の製造ばらつきの影響を取り除くことはできない。そこで、図4を参照して、配線容量のばらつきの影響を取り除くようにした差動対回路について説明する。
<本技術の差動対回路の例>
図4は、本技術の差動対回路の他の構成例を示す回路図である。なお、図4の例においては、説明の便宜上、1つの行ラインDUT21−1乃至DUT21−nのみ示されているが、図3のアレイ状のDUT21−(1,1)乃至DUT21−(n,m)のうち、m−1ライン分のDUT21−1乃至DUT21−nと、行ラインのスイッチング回路との図示が省略されている。よって、実際の差動対回路101では、DUT’121−1乃至DUT’121−nも、DUT’121−(1,1)乃至DUT’121−(n,m)で構成される。
図4の例において、差動対回路101は、Tr22−1およびTr22−2、VDD23−1およびVDD23−2、並びに出力部24を含む点は、図1の差動対回路11と共通している。差動対回路101は、DUT21−1およびDUT21−2が、容量C1乃至Cnであるアレイ状のDUT21−1乃至DUT21−nに変更された点と、スイッチング回路111、配線寄生成分用の容量C1’乃至Cn’であるDUT’121−1乃至DUT’121−nが追加された点が図1の差動対回路11と異なっている。
すなわち、スイッチング回路111は、VDD23−1と、DUT21−1乃至DUT21−nのいずれか1つと、Tr22−1を接続し、VDD23−2と、DUT21−1乃至DUT21−nのいずれか他の1つと、Tr22−2を接続する。また、スイッチング回路111は、接続する電圧を切り替え、例えば、VDD23−2と、DUT21−1乃至DUT21−nの、上述したいずれか1つと、Tr22−1を接続し、VDD23−1と、DUT21−1乃至DUT21−nの、上述したいずれか他の1つと、Tr22−2を接続する。このように、スイッチング回路111は、DUT21−1乃至DUT21−nを、それぞれ、複数の電圧に接続させる。
なお、ここで、簡便のため、例えば、DUT21−1およびDUT21−2を用いて説明する。それぞれ接続後に、図5に示されるように、VDD23−1,VDD23−2,Vset1,Vset2のパルスを印加する。VDD23−1およびVDD23−2は、交互に反転する電圧である。VDD23−1およびVDD23−2は、一方がオンであると他方がオフとなる充放電を行い、切り替えの際(反転の際)に、エッジのところで差分だけ電流が流れる。そのとき出力されるI1は、DUT21−1とDUT’121−1との差およびDUT21−2とDUT’121−2との差の容量値差{(C1+C1’)-(C2+C2’)}に比例している。
ここで、図6に示されるように、ΔCの電圧依存性を求めることで、電圧依存性がない配線容量C1’とC2’を分離することができる。これにより、DUT21−1およびDUT21−2間の容量差を求めることができる。
なお、図4の配線容量除去法は、DUTがComb-Cなどバイアス依存がない容量の場合には、使用することができない。そこで、図7を参照して、DUTがComb-Cなどバイアス依存がない容量の場合に、配線容量のばらつきの影響を取り除くようにした差動対回路について説明する。
<本技術の差動対回路の例>
図7は、本技術の差動対回路の他の構成例を示す回路図である。なお、図7の例においては、図4の例の場合と同様に、説明の便宜上、1つの行ラインDUT21−1乃至DUT21−nのみ示されているが、図3のアレイ状のDUT21−(1,1)乃至DUT21−(n,m)のうち、m−1ライン分のDUT21−1乃至DUT21−nと、行ラインのスイッチング回路との図示が省略されている。よって、実際の差動対回路151では、DUT’121−1乃至DUT’121−nも、DUT’121−(1,1)乃至DUT’121−(n,m)で構成され、スイッチ161−1乃至スイッチ161−nも、スイッチ161−(1,1)乃至スイッチ161−(n,m)で構成される。
図7の例において、差動対回路151は、容量C1乃至Cnであるアレイ状のDUT21−1乃至DUT21−n、Tr22−1およびTr22−2、VDD23−1およびVDD23−2、並びに出力部24、スイッチング回路111、配線寄生成分用の容量C1’乃至Cn’であるDUT’121−1乃至DUT’121−nを含む点は、図4の差動対回路101と共通している。差動対回路151は、容量C1乃至Cnであるアレイ状のDUT21−1乃至DUT21−nと並列に、それぞれ、スイッチ161−1乃至スイッチ161−nが追加された点が、図4の差動対回路101と異なっている。
すなわち、図4の例の場合と同様に、スイッチング回路111は、DUT21−1乃至DUT21−nを、それぞれ、複数の電圧に接続させる。その際、図8に示されるように、並列に配置されるスイッチ161−1乃至161−nをオン、オフすることで、スイッチオフ時と、スイッチオン時の2度測定する。オフ時には、DUT容量と、配線容量を合わせたものの差分値、オン時には、配線容量のみの差分が測定対象となる。したがって、両者により、DUT21−1およびDUT21−2間の容量差を求めることができる。
なお、上記説明においては、2つのDUTの大小によって、0,1の1BitのPUFを生成する例を説明したが、2つのDUTの差分を多値化するようにしてもよく、これにより、面積効率を向上させることができる。
以上のように、本技術によれば、環境などの影響を受けにくく、特性劣化も小さい安定なPUFを比較的面積効率よく、低消費電力で形成することが可能である。また、本技術の回路は、標準プロセスにて形成可能であるので、SoC(System-on-a-chip)などに内蔵することができる。
なお、本開示における実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、以上において、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。つまり、本技術は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有するのであれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例また修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1) 差動対をなす一対の容量と、
前記一対の容量の容量値差分を検出し、PUF(Physical Unclonable Function)として利用するために出力する出力部と
を備える信号処理回路。
(2) 交互に反転する電圧を
さらに備え、
前記容量値差分は、前記一対の容量を前記電圧で充放電することで検出される
前記(1)に記載の信号処理回路。
(3) 前記一対の容量は、列もしくは縦横に配列された容量で構成される容量アレイのうちの任意の2つの容量からなる
前記(1)または(2)に記載の信号処理回路。
(4) 前記容量アレイを構成する容量に対応してそれぞれ設けられる配線容量を
さらに備え、
前記配線容量は、複数の電圧を用いて補正される
前記(3)に記載の信号処理回路。
(5) 前記一対の容量は、ゲート容量、またはMIS型である
前記(4)に記載の信号処理回路。
(6) 前記容量アレイを構成する容量に対して並列に配置されるスイッチを
さらに備え、
前記配線容量は、前記スイッチのオンオフを用いて補正される
前記(3)に記載の信号処理回路。
(7) 前記一対の容量は、ゲート容量、MOM型配線、またはMIS型である
前記(1)乃至(3)、および(6)のいずれかに記載の信号処理回路。
(8) 前記出力部は、前記容量値差分の正負を判定して、1bitのデジタル信号化して、前記容量値差分を出力する
前記(1)乃至(7)のいずれかに記載の信号処理回路。
(9) 前記出力部は、前記容量値差分を多値化して、前記容量値差分を出力する
前記(1)乃至(7)のいずれかに記載の信号処理回路。
(10) 信号処理回路が、
差動対をなす一対の容量の容量値差分を検出し、PUF(Physical Unclonable Function)として利用するために出力する
信号処理方法。
11 差動対回路, 21−1,21−2,21−3乃至21−n VDD, 22−1,22−2 Tr, 23−1,23−2 VDD, 24 出力部, 51 差動対回路, 61 制御部, 62 Rowデコーダ, 63 Colデコーダ, 101 差動対回路, 111 スイッチング回路, 121−1乃至121−n DUT’, 151 差動対回路, 161−1乃至161−n スイッチ

Claims (10)

  1. 差動対をなす一対の容量と、
    前記一対の容量の容量値差分を検出し、PUF(Physical Unclonable Function)として利用するために出力する出力部と
    を備える信号処理回路。
  2. 交互に反転する電圧を
    さらに備え、
    前記容量値差分は、前記一対の容量を前記電圧で充放電することで検出される
    請求項1に記載の信号処理回路。
  3. 前記一対の容量は、列もしくは縦横に配列された容量で構成される容量アレイのうちの任意の2つの容量からなる
    請求項2に記載の信号処理回路。
  4. 前記容量アレイを構成する容量に対応してそれぞれ設けられる配線容量を
    さらに備え、
    前記配線容量は、複数の電圧を用いて補正される
    請求項3に記載の信号処理回路。
  5. 前記一対の容量は、ゲート容量、またはMIS型である
    請求項4に記載の信号処理回路。
  6. 前記容量アレイを構成する容量に対して並列に配置されるスイッチを
    さらに備え、
    前記配線容量は、前記スイッチのオンオフを用いて補正される
    請求項3に記載の信号処理回路。
  7. 前記一対の容量は、ゲート容量、MOM型配線、またはMIS型である
    請求項1に記載の信号処理回路。
  8. 前記出力部は、前記容量値差分の正負を判定して、1bitのデジタル信号化して、前記容量値差分を出力する
    請求項1に記載の信号処理回路。
  9. 前記出力部は、前記容量値差分を多値化して、前記容量値差分を出力する
    請求項1に記載の信号処理回路。
  10. 信号処理回路が、
    差動対をなす一対の容量の容量値差分を検出し、PUF(Physical Unclonable Function)として利用するために出力する
    信号処理方法。
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