JP2017092867A - 情報処理装置、制御プログラム、および情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、制御プログラム、および情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが外出する可能性がある場合に、即時に置き忘れを報知する。【解決手段】外部の状況を撮像する撮像部(20)と、撮像部(20)による撮像画像に基づき、ユーザを認識するユーザ認識部(110)と、認識されたユーザが自装置から遠ざかっている場合に、自装置が置き忘れられていると判定する置き忘れ判定部(109)と、自装置が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する報知部(103)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、制御プログラム、および情報処理装置の制御方法に関する。
携帯端末を家に置き忘れて外出した場合、外出先で携帯端末を使用することができないため、非常に不便である。このような携帯端末の置き忘れを防止する技術として、特許文献1に開示された技術がある。
この技術では、装置本体が衝撃を受けてから所定時間が経過したか否かを判別することによって装置本体が放置されている(置き忘れられている)可能性があるか否かを判別し、放置の可能性があれば、その旨を知らせるアラーム報知処理を実行するようになっている。
特開2008−244537号公報(2008年10月9日公開)
しかしながら、上述のような従来技術では、装置本体が衝撃を受けてから所定時間が経過しないとアラーム報知処理が実行されないため、その所定時間の間にユーザが装置本体を置き忘れて外出してしまう可能性があるという問題点がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが外出する可能性がある場合に、即時に置き忘れを報知することができる情報処理装置などを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、外部の状況を撮像する撮像部と、上記撮像部による撮像画像に基づき、ユーザを認識するユーザ認識部と、認識されたユーザが自装置から遠ざかっている場合に、自装置が置き忘れられていると判定する置き忘れ判定部と、自装置が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する報知部と、を備えていることを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法は、情報処理装置が備える外部の状況を撮像する撮像部による撮像画像に基づき、ユーザを認識するユーザ認識ステップと、認識されたユーザが上記情報処理装置から遠ざかっている場合に、当該情報処理装置が置き忘れられていると判定する置き忘れ判定ステップと、上記情報処理装置が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する報知ステップと、を含んでいることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、ユーザが外出する可能性がある場合に、即時に置き忘れを報知することができるという効果を奏する。
本発明の実施の一形態に係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 上記携帯端末に関し、アラーム報知処理の流れを示すフローチャートである。 上記携帯端末に関し、置き忘れ報知処理の流れを示すフローチャートである。 上記携帯端末の外観構成を示す図である。 上記携帯端末に関し、外出判定の具体例を示す図である。 アラームデータテーブルの具体例を示す図である。 スケジュールデータテーブルの具体例を示す図である。
本発明の実施の形態について図1〜図7に基づいて説明すれば、次の通りである。以下、説明の便宜上、特定の項目にて説明した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。
〔携帯端末1〕
図1に基づき、本発明の実施の一形態に係る携帯端末(情報処理装置)1の構成について説明する。図1は、携帯端末1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、携帯端末1は、制御部10(制御装置)、撮像部20(カメラ)、記憶部30、駆動部40(モータ)、表示部50〔ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)〕、音出力部60(スピーカ)、および姿勢検知部70(加速度センサ)を備える。
なお、携帯端末1の具体例としては、タブレットPC(Personal Computer)、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)などを例示することができる。また、これらの装置は、ロボットの形態をとっても良い。
制御部10は、携帯端末1を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)で構成される。制御部10は、携帯端末1にて実行される各種処理を統括的に制御するものである。
図1に示すように、制御部10は、発生条件判定部101、報知イベント発生部102、報知部103、報知イベント検知部104、駆動制御部105、表示制御部106、音出力制御部107、外出予定判定部108、置き忘れ判定部109、およびユーザ認識部110を備える。
発生条件判定部101は、記憶部30に格納されたアラームデータテーブル31およびスケジュールデータテーブル32(図6、7参照)に登録している各データ(ユーザの予定を示す予定情報)のアラーム発生日時を参照して、アラーム発生の条件を充足しているか否かを判定するものである。アラーム発生の条件を充足している場合、報知イベントの発生を報知イベント発生部102に要求する。
「報知イベント」は、予定情報(例えば、アラーム情報またはスケジュール情報)に関して予め登録された時刻に達するとユーザに報知されるイベントのことである。
報知イベント発生部102は、報知イベントを発生させて、報知部103へ報知を要求するものである。
報知部103は、報知イベント発生部102や、後述する置き忘れ判定部109から要求があると報知に関する制御を行うものである。例えば、報知部103は、置き忘れ判定部109により携帯端末1が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する。報知方法としては、駆動部40、表示部50、および音出力部60のうち少なくとも1つを利用して報知を行う(これらの複数のブロックを組み合わせて報知してもよい)。
報知イベント検知部104は、報知イベントの発生を検知し、検知結果を外出予定判定部108に通知するものである。
駆動制御部105は、報知部103からの指示により、駆動部40を制御するものである。駆動部40は、携帯端末1における可動部位を駆動するものであり、例えば、サーボモータで構成されている。その他のアクチュエータを用いてもよい。具体的には、携帯端末1が、例えば、図4に示すようなロボットの形態をとるとき、図示しない各サーボモータ(ロボットの各関節部に配置)の駆動を制御することにより、当該ロボットの姿勢を制御する。
表示制御部106は、報知部103からの指示により、表示部50を制御するものである。表示部50は、携帯端末1における各種情報を表示するためのものであり、例えば、液晶ディスプレイで構成されている。その他有機ELなどのディスプレイを用いてもよい。また、表示部50は、LEDで構成されている場合も含み、LEDの点滅や色の変化などが制御される。例えば、図4に示すロボット形態の携帯端末1では、ロボットの目の位置にLEDが設けられており、このLEDが、表示部50の一形態を為す。
音出力制御部107は、報知部103からの指示により、音出力部60を制御するものである。音出力部60は、音を出力するためのものであり、例えば、スピーカで構成される。
外出予定判定部108は、予定情報(例えば、アラーム情報やスケジュール情報)に基づいて、ユーザが外出予定であるか否かを判定するものである。具体的には、外出予定判定部108は、予定情報にユーザの外出意図を示す情報が含まれている場合、ユーザが外出予定であると判定する。予定情報にユーザの外出意図を示す情報が含まれている場合、ユーザが外出予定である蓋然性が高い。よって、ユーザが外出予定である蓋然性が高い場合に、ユーザが外出予定であると判定することができる。
また、外出予定判定部108は、予定情報に関して予め登録された時刻(予定情報に対応付けられた時刻)に達したとき、ユーザが外出予定であると判定しても良い。予定情報に関して予め時刻が登録されている場合、ユーザが外出予定である蓋然性が高い。このため、ユーザが外出予定である蓋然性が高い場合に、ユーザが外出予定であると判定することができる。なお、「予定情報に関して予め登録された時刻」には、ユーザが設定したアラーム時刻だけでなく、例えば、その時刻の15分前や5分後のようなアラーム時刻を基準に相対的に決まる時刻も含まれる。
置き忘れ判定部109は、後述するユーザ認識部110で認識したユーザが携帯端末1から遠ざかっているかどうかを判定することにより、携帯端末1が置き忘れられているか否かを判定するものである。なお、置き忘れ判定部109は、外出予定判定部108によってユーザが外出予定であると判定された場合に、ユーザが携帯端末1から遠ざかっているか否かを判定することが好ましい。これにより、ユーザに外出予定が無い場合、すなわちユーザに外出の意図が無い場合に、無駄なユーザの検知および無駄な置き忘れ判定が行われることを回避することができる。
また、置き忘れ判定部109は、姿勢検知部70で検出した携帯端末1の姿勢の変化に基づいて、置き忘れ状態が解消されたかどうかを判定する。姿勢検知部70は、姿勢を検知するものであり、例えば、加速度センサで構成される。
ユーザ認識部110は、外部の状況を撮像する撮像部20による撮像画像に基づき、ユーザを認識(特定)するものである。撮像部20は、携帯端末1の周囲の状況を認識(撮像)するためのものであり、例えば、デジタルカメラやデジタルビデオカメラで構成される。
記憶部30は、各種テーブル(例えば、アラームデータテーブル31およびスケジュールデータテーブル32;予定情報;図6、7参照)や、制御部10が処理を行うための各種情報を記憶するものである。例えば、記憶部30は、ハードディスクやフラッシュメモリ等で構成される。各種テーブルに含まれるデータはユーザが任意に設定、変更できる。
図6にアラームデータテーブル31の具体例を示す。「○」は外出属性「あり」、「×」は外出属性「なし」、「−」は「判定不可」を示す。
「アラーム発生日時」は、アラームが発生する日時の情報である。少なくとも時間情報をもっている。日情報としては、年月日、毎週、毎日等が指定できてもよい。
「内容」は、アラームで報知すべき内容に関する情報である。「カテゴリ(オプション)」は、「内容」をカテゴリ化したものである。カテゴリはあらかじめ定められた数だけ用意されている。ユーザは「内容」を入力するのが手間な場合に、「カテゴリ」のみを設定することもできる。
図6に示す例では、「内容(情報)」の「病院」および「映画」、「カテゴリ(情報)」の「外出」がユーザの外出意図を示す情報となっている。外出予定判定部108は、予定情報(アラームデータテーブル31に含まれる情報)にユーザの外出意図を示す情報が含まれているか否かによって、ユーザが外出予定にあるか否か(外出属性があるか否か)を判定する。
図7にスケジュールデータテーブル32の具体例を示す。「○」は外出属性「あり」、「×」は外出属性「なし」、「−」は「判定不可」を示す。「日時」は、スケジュールの日時に関する情報である。「内容」は、スケジュールの内容に関する情報である。「アラーム発生日時」は、アラームが発生する日時の情報である。日時を保持してもよいし、スケジュール日時を基準にした差分の情報(ex.「5分前」、「1時間前」等)を保持してもよい。その場合、スケジュール日時情報と差分情報とを利用して、アラーム発生日時を算出することになる。「カテゴリ(オプション)」は、「内容」をカテゴリ化したものである(アラームデータテーブル31のカテゴリと同等のものを用いてもよいし、異なるカテゴリを用いてもよい)。「場所(オプション)」は、スケジュールの場所に関する情報である。例えば、施設名、地名、住所、および座標(緯度、経度)などである。
図7に示す例では、「内容(情報)」の「待ち合わせ」および「映画」、「カテゴリ(情報)」の「病院」および「映画」、ならびに、「場所(情報)」の「○○歯科医院」および「△△映画館」がユーザの外出意図を示す情報となっている。外出予定判定部108は、予定情報(スケジュールデータテーブル32に含まれる情報)にユーザの外出意図を示す情報が含まれているか否かによって、ユーザが外出予定にあるか否かを判定する。
(携帯端末1の効果)
携帯端末1によれば、携帯端末1が備える撮像部20による撮像画像に基づき、ユーザを認識し、認識されたユーザが携帯端末1から遠ざかっている場合に、携帯端末1が置き忘れられていると判定し、携帯端末1が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する。ユーザが携帯端末1から遠ざかっている場合、ユーザが外出する可能性がある。このため、携帯端末1によれば、ユーザが外出する可能性がある場合に、即時に置き忘れを報知することができる。
〔アラーム報知処理〕
次に、図2に基づき、携帯端末1のアラーム報知処理の流れについて説明する。図2は、アラーム報知処理の流れを示すフローチャートである。アラーム報知処理では、アラーム情報やスケジュール情報に関する通常のアラーム報知が行われる。
ステップS(以下、「ステップ」は省略する)101では、発生条件判定部101がアラームデータテーブル31およびスケジュールデータテーブル32に登録している各データのアラーム発生日時を参照して、アラーム発生の条件を充足しているか否かを判定する。アラーム発生の条件を充足している場合、報知イベントの発生を報知イベント発生部102に要求して、S102に進む。
次に、S102では、報知イベント発生部102が、報知部103に報知を要求する。次に、報知部103が、駆動制御部105、表示制御部106、および音出力制御部107のうち少なくとも1つを利用して(駆動部40、表示部50、および音出力部60のうち少なくとも1つを介して)報知を行う。
〔置き忘れ報知処理〕
次に、図3に基づき、携帯端末1の置き忘れ報知処理の流れについて説明する。図3は、置き忘れ報知処理の流れを示すフローチャートである。
ここでは、例えば、図2に示すアラーム報知処理後に、置き忘れに関する報知処理が行われる場合について説明するが、置き忘れ報知処理はこのような場合に限定されない。
なお、本フローでは、外出予定の判定の後に、ユーザが携帯端末1から遠ざかっているか否かの判定を行っているが、これらの判定は、並列に行っても良く、また、ユーザが携帯端末1から遠ざかっているか否かの判定を行った後に、外出予定の判定を行っても良い。
S110では、外出予定判定部108は、アラームデータテーブル31に含まれるアラーム情報、または、スケジュールデータテーブル32に含まれるスケジュール情報に、外出意図を示す情報が含まれているか否かを判定(確認)する。その結果、アラーム情報、またはスケジュール情報に、外出意図を示す情報が含まれている場合、S111に進む。一方、アラーム情報、またはスケジュール情報に、外出意図を示す情報が含まれていない場合、動作終了となる。
具体的には、以下の(A1)〜(A3)の判定方法の何れか1つを用いてもよいし、複数組み合わせてもよい。複数組み合わせる場合いずれかの判定方法が条件をみたせば「外出予定あり」といった判断が可能である。
(A1)アラーム情報やスケジュール情報の「内容」情報に、あらかじめ外出属性として定められたキーワード(ユーザの外出意図を示すキーワード)を含むかどうかを確認する。例えば、「内容」に「会社」「病院」「出かける」「待ち合わせ」または「行く」などの、ユーザの外出意図を示す特定のキーワードを含む場合には「外出予定あり」と判断する。
(A2)アラーム情報やスケジュール情報の「カテゴリ」情報に、あらかじめ外出属性として定められたカテゴリを含むかどうかを確認する。例えば、「カテゴリ」に「会社」「病院」などの外出を示す特定の属性がある場合には「外出予定あり」と判断する。
(A3)スケジュール情報に「場所」情報が付与されているかを確認する。例えば、スケジュール情報の「場所」という項目になんらかの場所情報が登録されていれば、「外出予定あり」と判断する。
(補足)
さらに、携帯端末1がGPS(Global Positioning System)機能を備え、自己位置を検出できる場合、以下のような条件を含んでもよい。
(1)現在地があらかじめ定められた地点(ex.自宅、職場)の場合にのみ(A1)〜(A3)で外出予定を判断する。
(2)(A3)で場所の判定が可能な場合、現在地と場所(目的地)とが一定距離以上離れている場合に外出予定を判断する。
S111では、ユーザ認識部110が、撮像部20によって撮像された撮像画像に基づいてユーザを認識(検出)する。
具体的には、以下の(B1)および(B2)の何れかの方法を用いる。
(B1)撮像部20によって撮像された撮像画像に一人の人物のみが含まれている場合、ユーザ認識部110は、撮像画像からフレーム間差分を利用して動いているものを検出し、それをユーザとみなす。
(B2)撮像画像に複数の人物が含まれている場合、ユーザ認識部110は、撮像画像からあらかじめ定められたユーザの顔画像を検出し、ユーザを認識(特定)する。
(補足)
撮像部20を用いてユーザを認識できなかった場合は、携帯端末1に備えられた駆動部40を駆動させることでユーザを探索するようにしてもよい。また、一旦ユーザを認識したら駆動部40を駆動させて撮像画像からユーザを逃さないようにユーザを追従するようにしてもよい。
携帯端末1がGPS機能を備え、自装置の現在位置である自己位置を検出できる場合、自己位置によって判定方法を変えてもよい。例えば、自己位置が自宅の場合は上記(B1)の方法を用い、会社の場合は上記(B2)の方法を用いるなど。
次に、S114では、置き忘れ判定部109が、姿勢検知部70で検出した携帯端末1の姿勢の変化から、携帯端末1がユーザにより持ち上げられたかどうかを判断する。その結果、携帯端末1が持ち上げられていなければ、「置き忘れが解消されていない」と判断しS112へ進む。一方、携帯端末1が持ち上げられていれば、「置き忘れが解消された」と判断し処理は終了する。
次に、S112では、置き忘れ判定部109が、ユーザ認識部110が認識したユーザが携帯端末1から遠ざかっているか否かを判定する。ユーザが携帯端末1から遠ざかっていれば「置き忘れ あり」と判定し、報知部103に報知を要求し、S113に進む。一方、ユーザが携帯端末1から遠ざかっていなければ、「置き忘れ なし」と判定し、S114に戻る。
例えば、以下の(1)または(2)の場合に遠ざかっていると判定する。
(1)認識(検出)したユーザのサイズがあらかじめ定められたサイズ(または画面に対する比率)より小さくなった場合。
(2)認識(検出)したユーザのサイズが当初検出したサイズよりもあらかじめ定められたサイズ(または比率)だけ小さくなった場合。
例えば、図5の(a)〜(c)に示すように、ユーザが歩いてドアから出て行くシーンを考える。図5の(a)〜図5の(b)の過程では、ユーザのサイズはあまり変わっていない。一方、図5の(b)〜図5の(c)の過程では、上記(1)および(2)の何れかの方法によりユーザが「小さくなった」とし、携帯端末1から遠ざかっていると判定する。
次に、S113では、報知部103が、駆動制御部105、表示制御部106、および音出力制御部107のうち少なくとも1つを利用して(駆動部40、表示部50、および音出力部60のうち少なくとも1つを介して)報知を行う。
(携帯端末1の外観構成)
次に、図4に基づき、携帯端末1の外観構成について説明する。携帯端末1は、例えば図4に示すような二足歩行ロボットであっても良い。
顔の正面に撮像部20を備えている。撮像部20の撮像画像に基づいてユーザを認識する。目にLED(表示部50)を備えておりLEDの点灯状態(色、点滅パターン等)を変えることができるようになっている。胴の部分に音出力部60を備えており、音を出力できるようになっている。また、図示しないタッチパネルやマイクを介した音声対話によりアラーム機能やスケジュール機能を設定できるようになっていても良い。報知イベントが発生した場合、音声や動き、LEDの点灯状態等で報知しても良い。
図4に示すロボット形態の携帯端末1は、例えば、以下のように動作するよう、構成しても良い。
(1)携帯端末1(ロボット)が「幼稚園お迎えの時間だよー」と言う(アラーム報知)。
(2)お母さんがあわてて迎えに行こうとして携帯端末1の目の前を通りすぎる。
(3)携帯端末1は自分が置き忘れられていると判断する。
(4)携帯端末1は「おいていかないでよ。僕も連れて行って」と言う(置き忘れ報知)。
〔変形例1〕
予定表のアプリケーションによるアラーム(スケジュールアラーム)では、実際の予定時刻よりも前(例えば15分前や1時間前等)にアラームを設定することが可能となっている。そのような機能と同じように、携帯端末1では、実際にはまだ通常アラームの報知時刻ではないが、その時刻の前から置き忘れ報知機能を実行しておくという設定をもたせても良い(置き忘れ報知機能を有効にする時刻は「予定のX分前から」という設定を可能とする。X分はあらかじめ設定されていてもよいし、ユーザが任意に変更可能でもよい。また、置き忘れ報知機能を有効にする時刻は、「予定のX分後」という設定があっても良い)。携帯端末1では、図2に示すフローのように「通常アラームで報知すること」は必ずしも必要ではなく、「通常アラームで報知する時刻に基づいて定められた時刻」から報知機能を有効にしても良い。「通常アラームで報知する時刻に基づいて定められた時刻」は、通常アラームで報知する時刻を基準に決定すればよく、その時刻の前後かどうかは問わない。また、携帯端末1では、通常アラームの報知の有無にかかわらず、予定時刻に基づいて定められた時刻から置き忘れ報知機能を有効にしても良い。
〔変形例2〕
置き忘れ報知アラームの開始時間は、直前の居場所から目的地までの移動時間を考慮して、自動的に決められることが望ましい。
予定の開始時間そのものを設定するユーザもいれば、前にいる場所(直前の居場所)からの移動時間を考慮して実際に自分が外出する時間を設定するユーザもいると考えられる。
前者のユーザに対しては、置き忘れ報知アラームの開始時間は、上記のように前にいる場所(直前の居場所)からの移動時間を考慮して決められることが望ましい。カーナビの目的地設定機能、地図検索機能、乗り換え検索機能では、出発地と到着地を設定すれば移動に要する予測時間が表示される。このような技術を利用すると、携帯端末1は、GPSで計測した自己位置を出発地として設定し、スケジュールデータテーブル32の場所オプションの情報を目的地として設定することで移動時間を予測することができる。この移動時間に任意のマージン(報知してもすぐに外出できるとは限らないので、例えば移動時間に10分加算する)を設けて、置き忘れ報知機能を開始しても良い。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御部(制御装置)10の制御ブロック(特にユーザ認識部110、外出予定判定部108、置き忘れ判定部109および報知部103)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御部10は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(1)は、外部の状況を撮像する撮像部(20)と、上記撮像部による撮像画像に基づき、ユーザを認識するユーザ認識部(110)と、認識されたユーザが自装置から遠ざかっている場合に、自装置が置き忘れられていると判定する置き忘れ判定部(109)と、自装置が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する報知部(103)と、を備えている構成である。上記構成によれば、情報処理装置が備える撮像部による撮像画像に基づき、ユーザを認識し、認識されたユーザが自装置から遠ざかっている場合に、自装置が置き忘れられていると判定し、自装置が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する。ユーザが自装置から遠ざかっている場合、ユーザが外出する可能性がある。このため、上記構成によれば、ユーザが外出する可能性がある場合に、即時に置き忘れを報知することができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置は、上記態様1において、ユーザの予定を示す予定情報に基づいて、ユーザが外出予定であるか否かを判定する外出予定判定部(108)を備え、上記置き忘れ判定部は、ユーザが自装置から遠ざかっている場合、かつ、上記外出予定判定部によってユーザが外出予定であると判定された場合に、自装置が置き忘れられていると判定することが好ましい。上記構成によれば、置き忘れ判定部は、ユーザが自装置から遠ざかっている場合、かつ、外出予定判定部によってユーザが外出予定であると判定された場合に、自装置が置き忘れられていると判定する。このため、ユーザに外出の意図が無い場合に、無駄な置き忘れ報知が行われることを回避することができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様2において、上記外出予定判定部は、上記予定情報に関して予め登録された時刻に達したとき、ユーザが外出予定であると判定しても良い。予定情報に関して予め時刻が登録されている場合、ユーザが外出予定である蓋然性が高い。このため、上記構成によれば、ユーザが外出予定である蓋然性が高い場合に、ユーザが外出予定であると判定することができる。なお、「予定情報に関して予め登録された時刻」には、ユーザが設定したアラーム時刻だけでなく、例えば、その時刻の15分前や5分後のようなアラーム時刻を基準に相対的に決まる時刻も含まれる。
本発明の態様4に係る情報処理装置は、上記態様2において、上記外出予定判定部は、上記予定情報にユーザの外出意図を示す情報が含まれている場合、ユーザが外出予定であると判定しても良い。予定情報にユーザの外出意図を示す情報が含まれている場合、ユーザが外出予定である蓋然性が高い。このため、上記構成によれば、ユーザが外出予定である蓋然性が高い場合に、ユーザが外出予定であると判定することができる。
本発明の態様5に係る情報処理装置は、上記態様1〜4の何れかにおいて、携帯端末であってもよい。上記構成によれば、ユーザが外出する可能性がある場合に、即時に置き忘れを報知することができる携帯端末を実現できる。
本発明の態様6に係る情報処理装置の制御方法は、情報処理装置が備える外部の状況を撮像する撮像部による撮像画像に基づき、ユーザを認識するユーザ認識ステップと、認識されたユーザが上記情報処理装置から遠ざかっている場合に、当該情報処理装置が置き忘れられていると判定する置き忘れ判定ステップと、上記情報処理装置が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する報知ステップと、を含んでいる方法である。上記方法によれば、上記態様1と同様の効果を得ることができる。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 携帯端末(情報処理装置)
20 撮像部
103 報知部
108 外出予定判定部
109 置き忘れ判定部
110 ユーザ認識部

Claims (7)

  1. 外部の状況を撮像する撮像部と、
    上記撮像部による撮像画像に基づき、ユーザを認識するユーザ認識部と、
    認識されたユーザが自装置から遠ざかっている場合に、自装置が置き忘れられていると判定する置き忘れ判定部と、
    自装置が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する報知部と、を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザの予定を示す予定情報に基づいて、ユーザが外出予定であるか否かを判定する外出予定判定部を備え、
    上記置き忘れ判定部は、ユーザが自装置から遠ざかっている場合、かつ、上記外出予定判定部によってユーザが外出予定であると判定された場合に、自装置が置き忘れられていると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記外出予定判定部は、上記予定情報に関して予め登録された時刻に達したとき、ユーザが外出予定であると判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 上記外出予定判定部は、上記予定情報にユーザの外出意図を示す情報が含まれている場合、ユーザが外出予定であると判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 携帯端末であることを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 請求項1に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記ユーザ認識部、上記置き忘れ判定部、および上記報知部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
  7. 情報処理装置が備える外部の状況を撮像する撮像部による撮像画像に基づき、ユーザを認識するユーザ認識ステップと、
    認識されたユーザが上記情報処理装置から遠ざかっている場合に、当該情報処理装置が置き忘れられていると判定する置き忘れ判定ステップと、
    上記情報処理装置が置き忘れられていると判定された場合に、その旨を報知する報知ステップと、を含んでいることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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