JP2017090686A - 光学系及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影倍率が高く、高い光学性能を有する光学系を得ること。【解決手段】 開口絞りと、光路に対して挿脱可能であり、開口絞りより像側に配置される光学部材を有する光学系であって、光学部材は、無限遠と第1の有限距離との間の第1のフォーカス領域においては、光路から退避し、第1の有限距離よりも近距離の第2の有限距離と、第2の有限距離よりも近距離の第3の有限距離との間の第2のフォーカス領域においては、光路に挿入されるように構成され、光学部材の光軸上の厚み、光学部材の焦点距離をそれぞれ適切に設定する。【選択図】 図1

Description

本発明はマクロレンズをはじめとする光学系及びそれを有する撮像装置に関し、例えばデジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視カメラ、放送用カメラ等の撮像素子を用いた撮像装置、或いは銀塩写真フィルムを用いたカメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置を用いた撮影において、雪の結晶や昆虫の顔等の小さな被写体を大きく拡大して撮影するマクロ撮影のニーズが高まっている。このようなマクロ撮影を実現させるためには、撮影倍率の高い光学系が必要である。
撮影倍率を高めるための構成として、撮影レンズの像側に装着するリアコンバージョンレンズが知られている。特許文献1は、主レンズ系と像面の間に挿入されるリアコンバージョンレンズを開示している。リアコンバージョンレンズを挿入することにより、主レンズ系単体のときと比較して撮影倍率を高めている。
特開昭63−205627号公報
一般に、撮影倍率を高めると光学系の光学性能が低下しやすいため、光学系の撮影倍率を高めつつ良好な光学性能を維持することは困難である。特許文献1の撮影レンズにおいては、リアコンバージョンレンズの屈折力を高めると共に、リアコンバージョンレンズを構成するレンズ枚数を増やすことで、撮影倍率の増加と良好な光学性能の維持を図っている。
特許文献1の撮影光学系は、リアコンバージョンレンズを構成するレンズ枚数を増やしているため、リアコンバージョンレンズが厚くなり、撮影光学系が大型化しやすい。また、リアコンバージョンレンズの屈折力が強いため、像面湾曲等の収差が残存しやすい。
本発明は、撮影倍率が高く、高い光学性能を有する光学系及びそれを有する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の光学系は、開口絞りと、光路に対して挿脱可能であり、前記開口絞りより像側に配置される光学部材を有する光学系であって、無限遠と第1の有限距離との間の第1のフォーカス領域においては、前記光学部材は前記光路から退避し、前記第1の有限距離よりも近距離の第2の有限距離と、該第2の有限距離よりも近距離の第3の有限距離との間の第2のフォーカス領域においては、前記光学部材は前記光路に挿入され、前記光学部材の光軸上の厚みをdA、前記光学部材の焦点距離をfAとしたとき、
|dA/fA|<0.10
なる条件式を満足することを特徴とする。
本発明によれば、撮影倍率が高く、高い光学性能を有する光学系を得ることができる。
実施例1の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例1の光学系の広角端、中間のズーム位置、望遠端それぞれにおける無限遠物体にフォーカスしているときの収差図である。 実施例1の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。 実施例1の光学系の望遠端における第2のフォーカス領域での収差図である。 実施例2の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。 実施例2の光学系の望遠端における第2のフォーカス領域での収差図である。 実施例3の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。 実施例3の光学系の望遠端における第2のフォーカス領域での収差図である。 実施例4の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例4の光学系の広角端、中間のズーム位置、望遠端それぞれにおける無限遠物体にフォーカスしているときの収差図である。 実施例4の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。 実施例4の光学系の望遠端における第2のフォーカス領域での収差図である。 実施例5の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。 (A)、(B)、(C)実施例5の光学系の広角端、中間のズーム位置、望遠端それぞれにおける無限遠物体にフォーカスしているときの収差図である。 実施例5の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。 実施例5の光学系の望遠端における第2のフォーカス領域での収差図である。 本発明の撮像装置の要部概略図である。 光学部材Aの駆動機構を示す概略図である。
以下、本発明の光学系及びそれを有する撮像装置について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明の光学系は、開口絞りと、開口絞りより像側に配置され、光学系の光路に対して挿脱可能な光学部材Aを有する。
無限遠と第1の有限距離との間の第1のフォーカス領域においては、光学部材Aは光学系の光路から退避した状態となる。一方、第1の有限距離よりも近距離の第2の有限距離と、第2の有限距離よりも近距離の第3の有限距離との間の第2のフォーカス領域においては、光学部材Aは光学系の光路に挿入された状態となる。第2のフォーカス領域では光学系の撮影倍率が高くなるため、光学部材Aを光路中に挿入することにより収差補正を行う。図18に示すように、光学部材Aは、駆動機構Bによって駆動される。例えば、撮像装置に対して取り外し可能な交換レンズに本発明の光学系が適用される場合、駆動機構Bは交換レンズに含まれる。駆動機構Bはボイスコイルモータやステッピングモータ等のアクチュエータにより構成される。
図1は、実施例1の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。図2は、実施例1の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときの収差図である。実施例1は、ズーム比4.71、Fナンバー1.85〜5.87程度の光学系である。
図3は、実施例1の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。望遠端において第3レンズ群よりも像側の位置に光学部材Aが配置された状態を示している。図4は、実施例1の光学系の第2のフォーカス領域における収差図である。図4は、望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態での収差図を示している。
実施例2の光学系は、実施例1の光学系と比較して光学部材Aの構成が異なる。光学部材A以外の構成は実施例1の光学系と同一である。図5は、実施例2の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。望遠端において第3レンズ群よりも像側の位置に光学部材Aが配置された状態を示している。図6は、実施例2の光学系の第2のフォーカス領域における収差図である。図6は、望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態での収差図を示している。
実施例3の光学系は、実施例1の光学系と比較して光学部材Aの構成が異なる。光学部材A以外の構成は実施例1の光学系と同一である。図7は、実施例3の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。望遠端において第3レンズ群よりも像側の位置に光学部材Aが配置された状態を示している。図8は、実施例2の光学系の第2のフォーカス領域における収差図である。図8は、望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態での収差図を示している。
図9は、実施例4の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。図10は、実施例4の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときの収差図である。実施例4は、ズーム比2.88、Fナンバー2.06〜4.90程度の光学系である。
図11は、実施例4の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。望遠端において第3レンズ群よりも像側の位置に光学部材Aが配置された状態を示している。図12は、実施例4の光学系の第2のフォーカス領域における収差図である。図12は、望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態での収差図を示している。
図13は、実施例5の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。図14は、実施例5の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときの収差図である。実施例5は、ズーム比11.40、Fナンバー3.67〜7.19程度の光学系である。
図15は、実施例5の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図である。望遠端において第4レンズ群よりも像側の位置に光学部材Aが配置された状態を示している。図16は、実施例5の光学系の第2のフォーカス領域における収差図である。図16は、望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態での収差図を示している。
図17は、本発明の光学系を備えるデジタルスチルカメラ(撮像装置)の要部概略図である。各実施例の光学系はビデオカメラやデジタルスチルカメラ、銀塩フィルムカメラ、テレビカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。レンズ断面図において左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。またレンズ断面図において、iを物体側から像側へのレンズ群の順番とするとLiは第iレンズ群を示す。SPは開口絞りであり、FSはフレアカット絞りである。
Gは光学フィルター、フェースプレート、ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。IPは像面である。ビデオカメラや監視カメラの撮像光学系として本発明の光学系を使用する際には、像面IPはCCDセンサやCMOSセンサといった固体撮像素子(光電変換素子)に相当する。銀塩フィルムカメラの撮像光学系として本発明の光学系を使用する際には、像面IPはフィルム面に相当する。
球面収差図においてFnoはFナンバーであり、d線(波長587.6nm)、g線(波長435.8nm)に対する球面収差を示している。非点収差図においてSはサジタル像面、Mはメリディオナル像面である。歪曲収差はd線について示している。色収差図ではd線及びg線における色収差を示している。ωは撮像半画角である。
本発明では、撮影倍率が高い第2のフォーカス領域において、光学部材Aを光学系の光路中に挿入している。光学部材Aを挿入することにより、像面湾曲等の諸収差を良好に補正することができるため、撮影倍率を高めつつ、光学性能の低下を抑制することができる。
ここで、光学部材Aの光軸上の厚みをdA、光学部材Aの焦点距離をfAとしたとき、各実施例の光学系は、
|dA/fA|<0.10…(1)
なる条件式を満足している。
条件式(1)は、光学部材Aの光軸上の厚みdAと光学部材Aの焦点距離fAの比を規定した条件式である。条件式(1)の上限値を超えると、光学部材Aの屈折力が強くなり過ぎて、ペッツバール和が大きくなり、像面湾曲を十分に補正することが困難になるため好ましくない。また、条件式(1)の上限値を超えると、光学部材Aの厚みdAが大きくなり過ぎて、光学系の大型化を招くため好ましくない。
各実施例では以上説明したように、条件式(1)を満足するように各要素を適切に設定している。これにより撮影倍率が高く、高い光学性能を有する光学系を得ることができる。
なお、各実施例において、好ましくは、条件式(1)の数値範囲を次のように設定するのが良い。
|dA/fA|<0.09…(1a)
また、さらに好ましくは、条件式(1)の数値範囲を次のように設定するのが良い。
|dA/fA|<0.08…(1b)
本発明の光学系では、開口絞りSPよりも像側にフォーカス群が配置されている。開口絞りSPよりも像側の位置では光線の高さが比較的低くなるため、フォーカス群の小型化を実現しやすい。
また、光学部材Aは、2枚以下のレンズから構成される。光学部材Aの構成するレンズをできる限り少なくすることで、光学系の小型化や軽量化を実現しやすくなる。
さらに、各実施例において、次の条件式のうち1つ以上を満足することがより好ましい。
0.30<|βK|<2.70…(2)
0.01<KA/LTK<0.19…(3)
0.005<dA/LTK<0.100…(4)
−15.0<LTK/rA<−0.1…(5)
0.85<|βA|<1.25…(6)
0.75<LT/LTK<1.20…(7)
ここで、第2のフォーカス領域における光学系の撮影倍率をβK、第2のフォーカス領域における光学系の全長をLTK、光学部材Aの最も物体側のレンズ面頂点から像面までの光軸上の距離をKA、光学部材Aの最も物体側のレンズ面の曲率半径をrAとする。また、光学部材Aの横倍率をβA、無限遠にフォーカスしているときの光学系の全長をLTとする。ここで、光学系の全長は、光学系の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離にバックフォーカスを加えたものである。
条件式(2)は、第2のフォーカス領域における光学系の撮影倍率βKを規定した条件式である。第2のフォーカス領域では光学部材Aが光路中に挿入され、光学系の撮影倍率が高くなる。第2のフォーカス領域に、条件式(2)を満足するフォーカス状態が含まれることが好ましい。
条件式(2)の下限値を超えて、撮影倍率βKが低くなると、小さな被写体を十分に拡大して撮影することが困難になるため好ましくない。条件式(2)の上限値を超えて、撮影倍率βKが高くなると、像面湾曲等の収差を良好に補正することが困難になるため好ましくない。
条件式(3)は、第2のフォーカス領域における光学系の全長LTKと、第2のフォーカス領域における光学部材Aの最も物体側のレンズ面頂点から像面までの光軸上の距離KAの比を規定した条件式である。ここで、第2のフォーカス領域におけるフォーカシングに際して光学部材Aは不動であり、距離KAは不変であるものとする。第2のフォーカス領域に、条件式(3)を満足するフォーカス状態が含まれることが好ましい。
条件式(3)の下限値を超えて、第2のフォーカス領域における光学部材Aの最も物体側のレンズ面頂点から像面までの光軸上の距離KAが短くなると、十分なバックフォーカスを確保することが困難になるため好ましくない。条件式(3)の上限値を超えて、第2のフォーカス領域における光学部材Aの最も物体側のレンズ面頂点から像面までの光軸上の距離KAが長くなると、像面湾曲や非点収差を十分に補正することが困難になるため好ましくない。
条件式(4)は、第2のフォーカス領域における光学系の全長LTKと、光学部材Aの光軸上の厚みdAの比を規定した条件式である。第2のフォーカス領域に、条件式(4)を満足するフォーカス状態が含まれることが好ましい。条件式(4)の下限値を超えて、光学部材Aの厚みdAが小さくなると、光学部材Aによる像面湾曲等の収差補正効果が小さくなり、光学系全体として像面湾曲等の収差を良好に補正することが困難になるため好ましくない。条件式(4)の上限値を超えて、光学部材Aの厚みdAが大きくなると、光学部材Aが大型化して、光学系全体としての大型化を招くため好ましくない。
条件式(5)は、光学部材Aの最も物体側のレンズ面の形状を規定した条件式である。光学部材Aの最も物体側のレンズ面は凹形状である。これにより、非点収差を良好に補正することができる。条件式(5)は、第2のフォーカス領域における光学系の全長LTKと、光学部材Aの最も物体側のレンズ面の曲率半径rAの比を規定した条件式である。第2のフォーカス領域に、条件式(5)を満足するフォーカス状態が含まれることが好ましい。
条件式(5)の下限値を超えて、光学部材Aの最も物体側のレンズ面の曲率半径rAが短くなると、光学部材Aの最も物体側のレンズ面の屈折力が強くなり過ぎる。その結果、非点収差を過剰に補正してしまうため好ましくない。条件式(5)の上限値を超えて、光学部材Aの最も物体側のレンズ面の曲率半径rAが長くなると、光学部材Aの最も物体側のレンズ面の屈折力が弱くなり過ぎる。その結果、非点収差を十分に補正することが困難になるため好ましくない。
条件式(6)は、光学部材Aの横倍率βAを規定した条件式である。第2のフォーカス領域に、条件式(6)を満足するフォーカス状態が含まれることが好ましい。条件式(6)の下限値を超えて、光学部材Aの横倍率βAが低くなると、光学系全体としての撮影倍率が低くなり、小さな被写体を十分に拡大して撮影することが困難になるため好ましくない。条件式(6)の上限値を超えて、光学部材Aの横倍率βAが高くなると、像面湾曲等の収差を良好に補正することが困難になるため好ましくない。
条件式(7)は、無限遠にフォーカスしているときの光学系の全長LTと、第2のフォーカス領域における光学系の全長LTKの比を規定した条件式である。第2のフォーカス領域に、条件式(7)を満足するフォーカス状態が含まれることが好ましい。条件式(7)の下限値を超えて、第2のフォーカス領域における光学系の全長LTKが長くなると、光学系の大型化を招くため好ましくない。条件式(7)の上限値を超えて、第2のフォーカス領域における光学系の全長LTKが短くなると、第2のフォーカス領域におけるフォーカシングを実行するための空間が狭くなり、フォーカス動作を行うことが困難になるため好ましくない。
なお、好ましくは、条件式(2)乃至(7)の数値範囲を次のように設定するのが良い。
0.35<|βK|<2.60…(2a)
0.02<KA/LTK<0.17…(3a)
0.007<dA/LTK<0.090…(4a)
−14.0<LTK/rA<−0.2…(5a)
0.87<|βA|<1.22…(6a)
0.77<LT/LTK<1.15…(7a)
さらに好ましくは、条件式(2)乃至(7)の数値範囲を次のように設定するのが良い。
0.39<|βK|<2.50…(2b)
0.03<KA/LTK<0.15…(3b)
0.010<dA/LTK<0.080…(4b)
−13.0<LTK/rA<−0.3…(5b)
0.90<|βA|<1.20…(6b)
0.80<LT/LTK<1.10…(7b)
続いて、各実施例におけるレンズ構成について説明する。実施例1の光学系は、第1のフォーカス領域においては、物体側より像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3から構成される。第2のフォーカス領域においては、第3レンズ群の像側に、負の屈折力の光学部材Aが配置される。光学部材Aは、物体側より像側へ順に、物体側に凹面を向けた負レンズ、正レンズから構成される。図3で示したフォーカス状態における光学系の撮影倍率は−1.0倍である。
広角端に比べて望遠端において、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が狭くなり、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔が広くなるように、ズーミングに際して第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3が移動する。開口絞りSPはズーミングに際して各レンズ群とは異なる軌跡で移動し、フレアカット絞りFSはズーミングに際して第2レンズ群L2と一体的に移動している。第1のフォーカス領域においては、無限遠から近距離物体へのフォーカシングに際して第3レンズ群L3が物体側に移動する。一方、第2のフォーカス領域においては、フォーカシングに際して第2レンズ群L2が像側に移動し、第3レンズ群L3が物体側に移動する。フォーカシングに際して複数のレンズ群を移動させることで、撮影倍率を高めながら、良好な光学性能を維持することができる。
実施例2の光学系は、実施例1の光学系と比較して光学部材Aの構成が異なる。光学部材A以外の構成は実施例1の光学系と同一である。光学部材Aは、物体側に凹面を向けた負レンズから構成される。第2のフォーカス領域においては、フォーカシングに際して第3レンズ群L3が物体側に移動する。図5で示したフォーカス状態における光学系の撮影倍率は−0.5倍である。
実施例3の光学系は、実施例1の光学系と比較して光学部材Aの構成が異なる。光学部材A以外の構成は実施例1の光学系と同一である。光学部材Aは、物体側より像側へ順に、物体側に凹面を向けた負レンズ、正レンズから構成される。第2のフォーカス領域においては、フォーカシングに際して、第1レンズ群L1が物体側に移動し、第2レンズ群L2が物体側に移動し、第3レンズ群L3が物体側に移動する。図7で示したフォーカス状態における光学系の撮影倍率は−2.1倍である。フォーカシングに際して複数のレンズ群を移動させることで、撮影倍率を高めながら、良好な光学性能を維持することができる。
実施例4の光学系は、第1のフォーカス領域においては、物体側より像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3から構成される。第2のフォーカス領域においては、第3レンズ群の像側に、正の屈折力の光学部材Aが配置される。光学部材Aは、物体側より像側へ順に、物体側に凹面を向けた正レンズ、負レンズから構成される。図11で示したフォーカス状態における光学系の撮影倍率は−0.7倍である。
広角端に比べて望遠端において、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が狭くなり、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔が広くなるように、ズーミングに際して第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第3レンズ群L3が移動する。開口絞りSPはズーミングに際して各レンズ群とは異なる軌跡で移動し、フレアカット絞りFSはズーミングに際して第2レンズ群L2と一体的に移動している。第1のフォーカス領域においては、無限遠から近距離物体へのフォーカシングに際して第3レンズ群L3が物体側に移動する。一方、第2のフォーカス領域においては、フォーカシングに際して第2レンズ群L2が像側に移動し、第3レンズ群L3が物体側に移動する。フォーカシングに際して複数のレンズ群を移動させることで、撮影倍率を高めながら、良好な光学性能を維持することができる。
実施例5の光学系は、第1のフォーカス領域においては、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群から構成される。第2のフォーカス領域においては、第4レンズ群の像側に、負の屈折力の光学部材Aが配置される。光学部材Aは、物体側に凹面を向けた負レンズと正レンズが接合された接合レンズから構成される。図15で示したフォーカス状態における光学系の撮影倍率は−0.4倍である。
広角端に比べて望遠端において、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間隔が広くなり、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の間隔が狭くなり、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔が広くなるように、ズーミングに際して各レンズ群が移動する。開口絞りSPはズーミングに際して各レンズ群とは異なる軌跡で移動する。第1のフォーカス領域においては、無限遠から近距離物体へのフォーカシングに際して第4レンズ群L4が物体側に移動する。一方、第2のフォーカス領域においては、フォーカシングに際して第3レンズ群L3が像側に移動し、第4レンズ群L4が物体側に移動する。フォーカシングに際して複数のレンズ群を移動させることで、撮影倍率を高めながら、良好な光学性能を維持することができる。
次に、本発明の実施例1乃至5にそれぞれ対応する数値実施例1乃至5のレンズデータを示す。各数値実施例において、iは物体側からの光学面の順序を示す。riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、ndiとνdiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。
またKを離心率、A4、A6、A8、A10、A12を非球面係数、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
x=(h/r)/[1+[1−(1+K)(h/r)1/2]+A4h+A6h+A8h+A10h10+A12h12
で表示される。但しrは近軸曲率半径である。また「e−Z」の表示は「10−Z」を意味する。
各実施例において、バックフォーカス(BF)は、レンズ系の最も像側の面から像面までの距離を、空気換算長により表したものである。また、各数値実施例における上述した条件式との対応を表1に示す。
[数値実施例1]
(1)無限遠物体にフォーカスした状態
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1* -126.177 0.85 1.85104 40.3
2* 7.048 2.93
3 13.616 1.60 1.95906 17.5
4 26.806 (可変)
5(絞り) ∞ (可変)
6* 6.790 2.67 1.76753 49.3
7* 18.546 0.21
8 6.754 1.65 1.48749 70.2
9 13.961 0.51 1.85478 24.8
10 4.278 0.91
11* 6.751 1.77 1.69350 53.2
12 33.956 1.46
13 ∞ (可変)
14 22.424 1.93 1.48749 70.2
15 -38.354 (可変)
16 ∞ 1.30 1.51633 64.1
17 ∞ 0.87
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.02625e-004 A 6= 7.87010e-006 A 8=-1.26746e-007 A10= 7.76461e-010
第2面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.77965e-004 A 6= 1.90614e-006 A 8= 5.66789e-008 A10=-4.59701e-009
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.98216e-004 A 6=-4.10038e-006 A 8=-5.92404e-008
第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.58162e-004 A 6= 7.11715e-006 A 8=-3.73866e-009
第11面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.15595e-004 A 6= 4.42038e-006 A 8= 1.67647e-006
各種データ
ズーム比 4.71
広角 中間 望遠
焦点距離 5.36 15.23 25.24
Fナンバー 1.85 4.26 5.87
半画角 35.78 16.98 10.44
像高 3.86 4.65 4.65
レンズ全長 44.28 41.62 50.50
BF 4.79 4.63 4.47
d 4 18.30 1.94 1.51
d 5 1.00 2.63 -0.10
d13 3.71 15.93 28.15
d15 3.06 2.90 2.74
ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -12.35
2 6 12.23
3 14 29.33
・フォーカス群 第3レンズ群
(2)望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1* -126.177 0.85 1.85104 40.3
2* 7.048 2.93
3 13.616 1.60 1.95906 17.5
4 26.806 3.89
5(絞り) ∞ -0.10
6* 6.790 2.67 1.76753 49.3
7* 18.546 0.21
8 6.754 1.65 1.48749 70.2
9 13.961 0.51 1.85478 24.8
10 4.278 0.91
11* 6.751 1.77 1.69350 53.2
12 33.956 1.46
13 ∞ 6.92
14 22.424 1.93 1.48749 70.2
15 -38.354 18.89
16 -7.379 0.60 1.77250 49.6
17 -11.219 0.10
18 -38.690 1.00 1.84666 23.8
19 -17.777 1.00
20 ∞ 1.30 1.51633 64.1
21 ∞ 0.87
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.02625e-004 A 6= 7.87010e-006 A 8=-1.26746e-007 A10= 7.76461e-010
第2面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.77965e-004 A 6= 1.90614e-006 A 8= 5.66789e-008 A10=-4.59701e-009
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.98216e-004 A 6=-4.10038e-006 A 8=-5.92404e-008
第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.58162e-004 A 6= 7.11715e-006 A 8=-3.73866e-009
第11面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.15595e-004 A 6= 4.42038e-006 A 8= 1.67647e-006
ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -12.35
2 6 12.23
3 14 29.33
4 16 -192.12
・フォーカス群 第2レンズ群、第3レンズ群
・撮影倍率 −1.0倍
[数値実施例2]
(1)無限遠物体にフォーカスした状態
数値実施例1と同一である。
(2)望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1* -126.177 0.85 1.85104 40.3
2* 7.048 2.93
3 13.616 1.60 1.95906 17.5
4 26.806 1.51
5(絞り) ∞ -0.10
6* 6.790 2.67 1.76753 49.3
7* 18.546 0.21
8 6.754 1.65 1.48749 70.2
9 13.961 0.51 1.85478 24.8
10 4.278 0.91
11* 6.751 1.77 1.69350 53.2
12 33.956 1.46
13 ∞ 12.01
14 22.424 1.93 1.48749 70.2
15 -38.354 17.28
16 -7.405 0.60 1.76182 26.5
17 -8.710 1.00
18 ∞ 1.30 1.51633 64.1
19 ∞ 0.87
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.02625e-004 A 6= 7.87010e-006 A 8=-1.26746e-007 A10= 7.76461e-010
第2面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.77965e-004 A 6= 1.90614e-006 A 8= 5.66789e-008 A10=-4.59701e-009
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.98216e-004 A 6=-4.10038e-006 A 8=-5.92404e-008
第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.58162e-004 A 6= 7.11715e-006 A 8=-3.73866e-009
第11面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.15595e-004 A 6= 4.42038e-006 A 8= 1.67647e-006
ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -12.35
2 6 12.23
3 14 29.33
4 16 -80.97
・フォーカス群 第3レンズ群
・撮影倍率 −0.5倍
[数値実施例3]
(1)無限遠物体にフォーカスした状態
数値実施例1と同一である。
(2)望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1* -126.177 0.85 1.85104 40.3
2* 7.048 2.93
3 13.616 1.60 1.95906 17.5
4 26.806 1.21
5(絞り) ∞ -0.10
6* 6.790 2.67 1.76753 49.3
7* 18.546 0.21
8 6.754 1.65 1.48749 70.2
9 13.961 0.51 1.85478 24.8
10 4.278 0.91
11* 6.751 1.77 1.69350 53.2
12 33.956 1.46
13 ∞ 0.15
14 22.424 1.93 1.48749 70.2
15 -38.354 34.23
16 -6.592 0.60 1.48749 70.2
17 -17.264 0.50
18 -10.299 1.00 1.95906 17.5
19 -9.796 3.51
20 ∞ 1.30 1.51633 64.1
21 ∞ 0.87
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.02625e-004 A 6= 7.87010e-006 A 8=-1.26746e-007 A10= 7.76461e-010
第2面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.77965e-004 A 6= 1.90614e-006 A 8= 5.66789e-008 A10=-4.59701e-009
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.98216e-004 A 6=-4.10038e-006 A 8=-5.92404e-008
第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.58162e-004 A 6= 7.11715e-006 A 8=-3.73866e-009
第11面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.15595e-004 A 6= 4.42038e-006 A 8= 1.67647e-006
ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -12.35
2 6 12.23
3 14 29.33
4 16 -30.57
・フォーカス群 第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群
・撮影倍率 −2.1倍
[数値実施例4]
(1)無限遠物体にフォーカスした状態
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1* -101.530 1.00 1.85135 40.1
2* 11.563 2.59
3 17.158 1.68 2.00272 19.3
4 34.327 (可変)
5(絞り) ∞ (可変)
6* 11.513 2.45 1.88202 37.2
7* -158.863 0.20
8 12.241 2.10 1.88300 40.8
9 -46.577 0.50 1.85478 24.8
10 6.040 2.24
11 -17.396 0.50 1.80610 33.3
12 15.807 2.21 1.85135 40.1
13* -13.421 0.37
14 ∞ (可変)
15 44.289 3.17 1.59201 67.0
16* -33.829 (可変)
17 ∞ 1.09 1.51633 64.1
18 ∞ 1.61
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.65961e-005 A 6= 8.04510e-007 A 8=-5.60379e-009 A10=-1.81010e-011 A12= 2.63709e-013
第2面
K = 1.32245e-001 A 4=-9.53359e-005 A 6=-4.31947e-007 A 8= 2.83384e-008 A10=-6.45846e-010 A12= 3.74432e-012
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.14474e-004 A 6=-6.39836e-007 A 8=-4.86347e-009 A10=-3.57225e-011
第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.86274e-006 A 6= 2.50952e-007 A 8=-3.51576e-009
第13面
K = 0.00000e+000 A 4=-7.75182e-005 A 6= 1.40589e-007 A 8=-1.78341e-007
第16面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.07327e-005 A 6=-1.89462e-007 A 8= 8.61167e-010
各種データ
ズーム比 2.88
広角 中間 望遠
焦点距離 10.40 15.85 30.00
Fナンバー 2.06 3.75 4.90
半画角 32.34 26.49 14.75
像高 6.59 7.90 7.90
レンズ全長 51.68 49.51 55.25
BF 7.45 6.18 5.03
d 4 17.46 6.72 1.44
d 5 0.00 2.63 -0.18
d14 7.77 14.97 29.95
d16 5.12 3.85 2.70
ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -21.26
2 6 17.13
3 15 32.89
・フォーカス群 第3レンズ群
(2)望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1* -101.530 1.00 1.85135 40.1
2* 11.563 2.59
3 17.158 1.68 2.00272 19.3
4 34.327 5.44
5(絞り) ∞ -0.18
6* 11.513 2.45 1.88202 37.2
7* -158.863 0.20
8 12.241 2.10 1.88300 40.8
9 -46.577 0.50 1.85478 24.8
10 6.040 2.24
11 -17.396 0.50 1.80610 33.3
12 15.807 2.21 1.85135 40.1
13* -13.421 0.37
14 ∞ 5.68
15 44.289 3.17 1.59201 67.0
16* -33.829 17.47
17* -100.000 2.30 1.85135 40.1
18 -16.402 0.40
19 -26.776 1.20 1.69895 30.1
20 83.575 1.60
21 ∞ 1.09 1.51633 64.1
22 ∞ 1.61
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.65961e-005 A 6= 8.04510e-007 A 8=-5.60379e-009 A10=-1.81010e-011 A12= 2.63709e-013
第2面
K = 1.32245e-001 A 4=-9.53359e-005 A 6=-4.31947e-007 A 8= 2.83384e-008 A10=-6.45846e-010 A12= 3.74432e-012
第6面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.14474e-004 A 6=-6.39836e-007 A 8=-4.86347e-009 A10=-3.57225e-011
第7面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.86274e-006 A 6= 2.50952e-007 A 8=-3.51576e-009
第13面
K = 0.00000e+000 A 4=-7.75182e-005 A 6= 1.40589e-007 A 8=-1.78341e-007
第16面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.07327e-005 A 6=-1.89462e-007 A 8= 8.61167e-010
第17面
K = 0.00000e+000 A 4=-7.99946e-005 A 6=-3.84014e-007
ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -21.26
2 6 17.13
3 15 32.89
4 17 101.80
・フォーカス群 第2レンズ群、第3レンズ群
・撮影倍率 −0.7倍
[数値実施例5]
(1)無限遠物体にフォーカスした状態
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 17.262 0.65 1.84666 23.8
2 13.278 3.76 1.59201 67.0
3* -154.322 (可変)
4* -121.831 0.50 1.88202 37.2
5* 5.695 2.47
6 -31.357 0.30 1.77250 49.6
7 19.113 0.05
8 9.552 1.31 1.95906 17.5
9 29.113 (可変)
10(絞り) ∞ -0.20
11* 4.835 1.45 1.59201 67.0
12* -13.140 0.10
13 3.868 1.24 1.58144 40.8
14 53.705 0.30 2.00100 29.1
15 3.101 (可変)
16 10.660 1.72 1.60311 60.6
17 92.498 (可変)
18 ∞ 0.80 1.51633 64.1
19 ∞ 0.99
像面 ∞
非球面データ
第3面
K =-2.06794e+002 A 4= 6.57153e-006 A 6=-6.93126e-009 A 8= 2.42994e-011
第4面
K =-3.19343e+003 A 4=-3.86449e-005 A 6= 3.74941e-007 A 8=-2.06972e-009
第5面
K =-2.98780e-002 A 4= 2.58045e-004 A 6= 1.93724e-006 A 8= 1.60099e-007
第11面
K =-3.89688e-001 A 4=-4.72376e-004 A 6=-2.12855e-006
第12面
K =-6.13957e+000 A 4= 7.76455e-005
各種データ
ズーム比 11.40
広角 中間 望遠
焦点距離 4.62 24.52 52.64
Fナンバー 3.67 5.41 7.19
半画角 34.22 8.98 4.21
像高 3.14 3.88 3.88
レンズ全長 38.46 44.54 51.71
BF 4.14 9.17 4.73
d 3 0.34 11.69 15.20
d 9 15.38 2.97 0.56
d15 4.94 7.06 17.58
d17 2.63 7.66 3.22
ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 29.68
2 4 -6.26
3 10 9.45
4 16 19.82
・フォーカス群 第4レンズ群
(2)望遠端における第2のフォーカス領域の中の特定のフォーカス状態
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 17.262 0.65 1.84666 23.8
2 13.278 3.76 1.59201 67.0
3* -154.322 15.20
4* -121.831 0.50 1.88202 37.2
5* 5.695 2.47
6 -31.357 0.30 1.77250 49.6
7 19.113 0.05
8 9.552 1.31 1.95906 17.5
9 29.113 3.56
10(絞り) ∞ -0.20
11* 4.835 1.45 1.59201 67.0
12* -13.140 0.10
13 3.868 1.24 1.58144 40.8
14 53.705 0.30 2.00100 29.1
15 3.101 1.44
16 10.660 1.72 1.60311 60.6
17 92.498 13.13
18 -5.625 0.50 1.60311 60.6
19 -17.001 1.23 1.69895 30.1
20 -7.134 1.50
21 ∞ 0.80 1.51633 64.1
22 ∞ 0.99
像面 ∞
非球面データ
第3面
K =-2.06794e+002 A 4= 6.57153e-006 A 6=-6.93126e-009 A 8= 2.42994e-011
第4面
K =-3.19343e+003 A 4=-3.86449e-005 A 6= 3.74941e-007 A 8=-2.06972e-009
第5面
K =-2.98780e-002 A 4= 2.58045e-004 A 6= 1.93724e-006 A 8= 1.60099e-007
第11面
K =-3.89688e-001 A 4=-4.72376e-004 A 6=-2.12855e-006
第12面
K =-6.13957e+000 A 4= 7.76455e-005
ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 29.68
2 4 -6.26
3 10 9.45
4 16 19.82
5 18 -267.09
・フォーカス群 第3レンズ群、第4レンズ群
・撮影倍率 −0.4倍
Figure 2017090686
次に、本発明の光学系を用いたデジタルカメラ(撮像装置)の実施例について、図17を用いて説明する。図17において、20はデジタルカメラ本体、21は実施例1乃至5のいずれかの光学系によって構成された撮影光学系である。22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。23は撮像素子22が受光した被写体像を記録するための記録手段である。24は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。
このように本発明の光学系をデジタルカメラ等の撮像装置に適用することにより、撮影倍率が高く、高い光学性能を有する撮像装置を得ることができる。
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
A 光学部材
SP 開口絞り
FS フレアカット絞り
G ガラスブロック
IP 像面

Claims (10)

  1. 開口絞りと、光路に対して挿脱可能であり、前記開口絞りより像側に配置される光学部材を有する光学系であって、
    無限遠と第1の有限距離との間の第1のフォーカス領域においては、前記光学部材は前記光路から退避し、前記第1の有限距離よりも近距離の第2の有限距離と、該第2の有限距離よりも近距離の第3の有限距離との間の第2のフォーカス領域においては、前記光学部材は前記光路に挿入され、
    前記光学部材の光軸上の厚みをdA、前記光学部材の焦点距離をfAとしたとき、
    |dA/fA|<0.10
    なる条件式を満足することを特徴とする光学系。
  2. 前記開口絞りよりも像側に、フォーカシングに際して移動するフォーカス群を有することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記光学部材は、2枚以下のレンズにより構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
  4. 前記光学系の撮影倍率をβKとしたとき、前記第2のフォーカス領域に、
    0.30<|βK|<2.70
    なる条件式を満足するフォーカス状態が含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 前記第2のフォーカス領域におけるフォーカシングに際して、前記光学部材は不動であり、
    前記光学系の全長をLTK、前記光学部材の最も物体側のレンズ面頂点から像面までの光軸上の距離をKAとしたとき、前記第2のフォーカス領域に、
    0.01<KA/LTK<0.19
    なる条件式を満足するフォーカス状態が含まれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 前記光学系の全長をLTKとしたとき、前記第2のフォーカス領域に、
    0.005<dA/LTK<0.100
    なる条件式を満足するフォーカス状態が含まれることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学系。
  7. 前記光学部材の最も物体側のレンズ面は凹形状であり、前記光学部材の最も物体側のレンズ面の曲率半径をrA、前記光学系の全長をLTKとしたとき、前記第2のフォーカス領域に、
    −15.0<LTK/rA<−0.1
    なる条件式を満足するフォーカス状態が含まれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学系。
  8. 前記光学部材の横倍率をβAとしたとき、前記第2のフォーカス領域に、
    0.85<|βA|<1.25
    なる条件式を満足するフォーカス状態が含まれることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学系。
  9. 無限遠にフォーカスしているときの前記光学系の全長をLT、前記第2のフォーカス領域における前記光学系の全長をLTKとしたとき、前記第2のフォーカス領域に、
    0.75<LT/LTK<1.20
    なる条件式を満足するフォーカス領域が含まれることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学系。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光学系と、該光学系によって形成される像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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