JP2017090160A - 傾斜監視装置、及び傾斜監視システム - Google Patents
傾斜監視装置、及び傾斜監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017090160A JP2017090160A JP2015218564A JP2015218564A JP2017090160A JP 2017090160 A JP2017090160 A JP 2017090160A JP 2015218564 A JP2015218564 A JP 2015218564A JP 2015218564 A JP2015218564 A JP 2015218564A JP 2017090160 A JP2017090160 A JP 2017090160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclination
- information
- sensor
- pressure sensor
- tilt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
Description
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態によるモニタリングシステム1の適用例を示す図である。また、図2は、第1の実施形態によるモニタリングシステム1の一例を示す機能ブロック図である。
図1及び図2に示すように、モニタリングシステム1(傾斜監視システムの一例)は、モニタリング装置100と、管理装置200とを備えている。
なお、本実施形態では、モニタリングシステム1を、構造物の一例として橋梁OB1に適用した例について説明する。
また、モニタリング装置100は、管理装置200と無線通信により通信可能になっている。モニタリング装置100は、図2に示すように、傾斜センサ110と、電源部120と、無線通信部130と、制御部140とを備えている。
電源部120は、モニタリング装置100が備える各部を動作させるための電源電圧を生成し、生成した電源電圧を各部に供給する。なお、電源部120は、制御部140からの指示に基づいて、電源電圧の各部への供給又は遮断を制御可能な構成であってもよい。また、電源部120は、例えば、電池(不図示)を有し、電池から供給される電力に基づいて電源電圧を生成する。
制御部140は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含むプロセッサであり、モニタリング装置100を統括的に制御する。制御部140は、例えば、傾斜センサ110によって検出された橋梁OB1の傾斜角を取得し、取得した橋梁OB1の傾斜角を管理装置200に送信する制御を行う。すなわち、制御部140は、取得した橋梁OB1の傾斜角を、無線通信部130を介して、管理装置200に送信する。なお、制御部140は、所定の検出間隔により定期的に傾斜センサ110に傾斜角を検出させ、検出した傾斜角を、一定時間(所定の期間)経過するごとに管理装置200に送信する。
警報出力部220は、モニタリング装置100からの異常アラームに応じて、管理制御部240による指示に基づいて、警報を出力する。警報出力部220は、例えば、音により警報を出力するスピーカ、光で警報を出力する警告灯、警報を示すメッセージなどを表示する表示部などである。
図3は、本実施形態による傾斜センサ110の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、傾斜センサ110は、圧力センサ10と、移動機構20と、磁石31と、回転検出部32と、同期クロック信号生成部33と、電源部34と、スリップリング35と、傾斜情報検出部40とを備えている。
また、移動機構20は、回転板21と、モータ制御部22と、モータ23とを備えている。移動機構20は、回転板21を回転させることよって圧力センサ10を円状に移動させる。
モータ制御部22は、例えば、モータドライバを含み、モータ23を制御する。モータ制御部22は、回転板21を所定の回転速度で回転させて、圧力センサ10を円状に移動させる。
モータ23は、回転軸C1を介して回転板21と接続され、回転板21を回転させる。また、モータ23は、例えば、モニタリング装置100の筐体に固定されているものとし、さらにモニタリング装置100(の筐体)が橋梁OB1に所定の角度(例えば、水平)になるように固定されているものとする。
回転検出部32(移動情報検出部の一例)は、圧力センサ10の移動情報を検出する。なお、圧力センサ10の移動情報とは、例えば、圧力センサ10の移動位置(回転位置)、移動量、速度、方向、及び位相などの情報であり、ここでは、一例として、圧力センサ10の回転位置を示す情報(回転位置情報)として説明する。回転検出部32は、例えば、ホール素子などの磁気検出素子であり、回転板21に配置された磁石31が接近することにより、回転板21の基準位置を検出し、検出信号を出力する。
スリップリング35は、回転している回転板21上の圧力センサ10に、電源部34が生成した電源電圧(電源電力)を供給するとともに、圧力センサ10から出力された出力信号を傾斜情報検出部40に伝送する信号伝送手段である。スリップリング35を用いることにより、傾斜センサ110は、回転している回転板21上に配置されている圧力センサ10の出力信号を適切に傾斜情報検出部40に伝送することが可能になる。
なお、同期検波部41及び傾斜角生成部42による傾斜角の検出原理の詳細については、図4及び図5を参照して後述する。
図4は、本実施形態における圧力センサ10の水平時における出力信号の一例を説明する図である。
図4(a)において、傾斜センサ110は、橋梁OB1が水平である場合(橋梁OB1の水平時)の状態を示している。また、図4(b)は、橋梁OB1の水平時における圧力センサ10の出力信号を示している。
図4(a)に示すように、橋梁OB1が水平状態である場合、回転板21とともに、円状に移動する圧力センサ10は、水平に移動するため、図4(b)の波形W1に示すように、一定の電圧を出力する。
図5(a)において、傾斜センサ110は、橋梁OB1がX軸方向に傾斜角θだけ傾斜している場合(橋梁OB1の傾斜時)の状態を示している。また、図5(b)は、橋梁OB1の傾斜時における圧力センサ10の出力信号を示している。
なお、図5(b)において、縦軸は、圧力センサ10の出力信号の電圧を示し、横軸は、時間を示している。また、波形W2は、圧力センサ10の出力信号の波形を示している。
また、傾斜情報検出部40は、上述した式(1)を利用して、傾斜角θを傾斜情報として生成する。
まず、本実施形態による傾斜センサ110の動作について説明する。傾斜センサ110は、橋梁OB1の傾斜角を検出する場合に、まず、移動機構20のモータ制御部22が、モータ23を所定の回転速度で回転するように駆動させる。モータ23は、回転軸C1を介して、回転板21を回転させる。回転板21が回転すると、回転板21に配置されている圧力センサ10及び磁石31が、所定の回転速度で円状に移動する。
傾斜情報検出部40の同期検波部41は、同期クロック信号生成部33が生成した同期クロック信号により、圧力センサ10の出力信号を同期検波して、例えば、X軸方向の傾斜による圧力センサ10の出力信号の振幅に比例する直流信号を出力する。
図6に示す例は、橋梁OB1がX軸方向に傾斜している場合の一例を示している。この図において、各グラフの縦軸は、各出力信号の電圧を示し、各グラフの横軸は、時間を示している。また、波形W3〜波形W6は、順に、圧力センサ10の出力信号、同期クロック信号、同期検波後の出力信号、及びLPFの出力信号の各波形を示している。
図7に示す例は、橋梁OB1がY軸方向に傾斜している場合(X軸方向は傾斜していない場合)の一例を示している。この図において、各グラフの縦軸は、各出力信号の電圧を示し、各グラフの横軸は、時間を示している。また、波形W7〜波形W10は、順に、圧力センサ10の出力信号、同期クロック信号、同期検波後の出力信号、及びLPFの出力信号の各波形を示している。
例えば、上述した図4に示す例では、傾斜角生成部42は、波形W6の電圧V1に基づいて、X軸方向の傾斜角θを生成する。また、上述した図6に示す例では、傾斜角生成部42は、X軸方向は傾斜していない場合であり、波形W10の電圧が0Vであるため、X軸方向の傾斜角θを0度として生成する。
このように、本実施形態による傾斜情報検出部40は、同期検波を利用することにより、所定の方向(ここでは、X軸方向)の傾斜角θを適切に検出することができる。
図8は、実施形態によるモニタリング装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、モニタリング装置100は、まず、傾斜センサ110が、傾斜角を検出する(ステップS101)。すなわち、モニタリング装置100の制御部140は、傾斜センサ110に橋梁OB1の傾斜角を検出させる。
次に、制御部140は、取得した傾斜角が、規格値以下(所定の範囲内)であるか否かを判定する(ステップS103)。制御部140は、規格値以下(所定の範囲内)である場合(ステップS103:YES)に、処理をステップS104に進める。また、制御部140は、規格値を超える(所定の範囲から外れる)場合(ステップS103:NO)に、処理をステップS106に進める。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100は、圧力センサ10を用いて傾斜情報(例えば、傾斜角)を検出するため、加速度の影響を受けることがない。例えば、風などによる橋梁OB1(構造物)の揺れが発生した場合でも、傾斜センサ110は、揺れによる慣性力の影響を受けることがない。よって、本実施形態によるモニタリング装置100は、慣性力の影響を受けることなく橋梁OB1の傾斜情報(例えば、傾斜角)を正確に検出することができる。また、本実施形態によるモニタリング装置100は、橋梁OB1の異常を早期に発見することができる。
これに対して、本実施形態による傾斜センサ110では、圧力センサ10を使用しているため、上述したような積分処理により誤差の蓄積がなく、傾斜角の検出精度を向上させることができる。また、本実施形態による傾斜センサ110は、上述した式(1)を利用して、簡易な演算処理により、傾斜角を検出することができる。よって、本実施形態によるモニタリング装置100は、橋梁OB1の傾斜角の検出精度を向上させることができるとともに、応答処理を速めることができるため、リアルタイムにより傾斜角の変化を検出することができる。
これにより、圧力センサ10が、所定の移動経路を移動するため、本実施形態による傾斜センサ110は、位置情報(例えば、回転位置情報)を検出することで、容易に圧力センサ10の移動距離を算出することが可能になる。すなわち、傾斜センサ110は、移動情報の算出を簡略化することができる。よって、本実施形態によるモニタリング装置100は、橋梁OB1の傾斜角の検出処理を簡略化させることができる。
これにより、傾斜センサ110は、正弦波状の周期的な出力信号を圧力センサ10から容易に得ることができるため、例えば、同期検波などの簡易な検出手法を利用することができる。また、傾斜センサ110は、圧力センサ10の回転半径Rsから圧力センサ10の移動距離を容易に算出することできる。よって、本実施形態によるモニタリング装置100は、橋梁OB1の傾斜角の検出処理を簡略化することができるため、橋梁OB1の傾斜角の検出処理において応答処理を速めることができる。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100は、同期検波を利用するため、橋梁OB1の傾斜角の検出処理を簡略化することができる。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100は、橋梁OB1の異常を適切に検出するとともに、橋梁OB1の異常を管理装置200に通知することができる。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100は、定期的に橋梁OB1の傾斜角を検出するので、橋梁OB1を監視して橋梁OB1の異常を適切に検出することができる。
これにより、本実施形態によるモニタリングシステム1は、上述したモニタリング装置100と同様の効果を奏する。すなわち、本実施形態によるモニタリングシステム1は、慣性力の影響を受けることなく橋梁OB1の傾斜角を正確に検出することができる。
次に、第2の実施形態によるモニタリングシステム1について、図面を参照して説明する。第2の実施形態では、基本的な処理は、第1の実施形態と同様であるが、橋梁OB1の傾斜角を検出する制御が一部異なる変形例である。
本実施形態では、橋梁OB1の傾斜角を検出するタイミングが一部異なる点と、橋梁OB1の傾斜角を検出していない期間を低消費電力モードにする点とが第1の実施形態と異なる。
本実施形態における制御部140は、傾斜センサ110から橋梁OB1の傾斜角を取得した後に、傾斜センサ110を低消費電力モードに移行させるとともに、傾斜センサ110に橋梁OB1の傾斜角を検出させる前に、低消費電力モードを解除させる。制御部140は、例えば、電源部34を制御して傾斜センサ110の圧力センサ10を除く各部への電源電圧の供給を停止させる。ここで、低消費電力モードは、例えば、傾斜センサ110の圧力センサ10を除く各部への電源電圧の供給が停止され、傾斜センサ110の動作を停止した状態である。また、制御部140は、傾斜センサ110に橋梁OB1の傾斜角を検出させる前に、例えば、電源部34を制御して、傾斜センサ110の各部へ電源電圧を供給させて、回転板21を回転させる。
図9は、本実施形態によるモニタリング装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
図9において、モニタリング装置100の制御部140は、まず、傾斜センサ110の圧力センサ10以外、及び無線通信部130を低消費電力モードにする(ステップS201)。制御部140は、例えば、電源部34を制御して、傾斜センサ110の圧力センサ10以外の各部への電源電圧の供給が停止させる。また、制御部140は、例えば、電源部120を制御して、無線通信部130への電源電圧の供給を停止させる。なお、無線通信部130が、内部クロックを停止する又は内部の電源供給を停止するなどの低消費電力モードを備えている場合には、制御部140は、無線通信部130に電源電圧を供給したままで、低消費電力モードにさせる制御を行ってもよい。
なお、ステップS207において、制御部140は、傾斜角が規格値以下である場合(ステップS207:YES)に、処理をステップS208に進め、傾斜角が規格値を超える場合(ステップS207:NO)に、処理をステップS209に進める。
ステップS209において、制御部140は、無線通信部130の低消費電力モードを解除して、検出した傾斜角及び異常アラームを管理装置200に送信する。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100は、例えば、地震や強風などにより橋梁OB1に異常な振動(揺れ)が発生した場合に、橋梁OB1の異常をより迅速に検出することが可能になる。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100及びモニタリングシステム1は、橋梁OB1の傾斜角を検出しない大部分の期間を、傾斜センサ110を低消費電力モードにするため、モニタリング装置100の平均消費電力を低減することができる。また、本実施形態によるモニタリング装置100は、例えば、太陽電池などの発電による自立電源駆動を適用し易くなる。
次に、第3の実施形態によるモニタリングシステム1aについて、図面を参照して説明する。
図10は、第3の実施形態によるモニタリングシステム1aの一例を示す機能ブロック図である。
図10に示すように、モニタリングシステム1aは、モニタリング装置100aと、管理装置200とを備えている。また、モニタリング装置100aは、傾斜センサ110aと、電源部120と、無線通信部130と、制御部140とを備えている。
なお、この図において、図2に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
傾斜センサ110aは、圧力センサ10が出力する周期的な出力信号と、第1の同期クロック信号(第1の参照信号)とに基づいて同期検波を実行するとともに、同一の周期的な出力信号と、第2の同期クロック信号(第2の参照信号)とに基づいて同期検波を実行する。傾斜センサ110aは、この2つの同期検波の実行結果に基づいて、傾斜角θxと、傾斜角θyとを検出する。なお、第1の同期クロック信号は、第1の実施形態と同様に、X軸方向の傾斜を同期検波するように生成したクロック信号である。また、第2の同期クロック信号は、第1の同期クロック信号と位相が90度ずれたクロック信号である。
図11に示すように、傾斜センサ110aは、圧力センサ10と、移動機構20と、磁石31と、回転検出部32と、同期クロック信号生成部33aと、電源部34と、スリップリング35と、傾斜情報検出部40aとを備えている。
なお、この図において、図3に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
同期検波部41aは、圧力センサ10の出力信号と、第1の同期クロック信号とに基づいて同期検波を実行するとともに、圧力センサ10の出力信号と、第2の同期クロック信号とに基づいて同期検波を実行する。
傾斜角生成部42aは、例えば、上述した式(1)を利用して、X軸方向の傾斜角θxと、Y軸方向の傾斜角θyとをそれぞれ算出する。
次に、第4の実施形態によるモニタリングシステム1bについて、図面を参照して説明する。
図12は、第4の実施形態によるモニタリングシステム1bの一例を示す機能ブロック図である。
図12に示すように、モニタリングシステム1bは、モニタリング装置100bと、管理装置200とを備えている。また、モニタリング装置100bは、傾斜センサ110bと、電源部120と、無線通信部130と、制御部140aと、温度センサ150と、絶対圧センサ160と、補正情報記憶部170とを備えている。
なお、この図において、図2に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
温度センサ150は、傾斜センサ110bの周辺の気温を検出する。
絶対圧センサ160は、傾斜センサ110bの周辺の大気圧を検出する。
補正情報記憶部170は、例えば、温度情報と温度補正情報とを対応付けた温度補正テーブルと、大気圧情報と大気圧補正情報とを対応付けた大気圧補正テーブルとを記憶する。ここで、温度補正情報、及び大気圧補正情報は、例えば、傾斜センサ110bにおける圧力センサ10の出力、又は同期検波の実行結果を補正する、補正係数及びオフセット値である。
図13に示すように、傾斜センサ110bは、圧力センサ10と、移動機構20と、磁石31と、回転検出部32と、同期クロック信号生成部33と、電源部34と、スリップリング35と、傾斜情報検出部40bとを備えている。また、傾斜情報検出部40bは、同期検波部41と、傾斜角生成部42と、温度補正部43と、大気圧補正部44とを備えている。
なお、図13において、図3に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、温度補正部43による補正と、大気圧補正部44による補正とは、どちらを先に実行してもよい。また、制御部140aの指示に基づいて、温度補正部43による補正と、大気圧補正部44による補正とのうちの一方の補正を実行するようにしてもよい。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100b及びモニタリングシステム1bは、温度変化に応じて、橋梁OB1の傾斜角をさらに正確に検出することが可能になる。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100b及びモニタリングシステム1bは、大気圧変化(例えば、天候の変化、場所の高度の変化など)に応じて、橋梁OB1の傾斜角をさらに正確に検出することが可能になる。
次に、第5の実施形態によるモニタリングシステム1cについて、図面を参照して説明する。
図14は、第5の実施形態によるモニタリングシステム1cの一例を示す機能ブロック図である。
図14に示すように、モニタリングシステム1cは、モニタリング装置100bと、管理装置200とを備えている。また、モニタリング装置100bは、傾斜センサ110cと、電源部120と、無線通信部130と、制御部140とを備えている。
なお、この図において、図2に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図15に示すように、傾斜センサ110cは、圧力センサ10と、移動機構20aと、磁石31と、回転検出部32と、同期クロック信号生成部33と、電源部34と、スリップリング35と、傾斜情報検出部40とを備えている。
なお、図15において、図3に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
このように、移動機構20aは、自然エネルギーに基づいて、圧力センサ10を所定の移動経路で移動させる風力回転機構23a(駆動部)を備える。本実施形態による傾斜センサ110cは、風力回転機構23aが風力により、回転板21を回転させて、橋梁OB1の傾斜角を検出する。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100c及びモニタリングシステム1cは、例えば、風力などの自然エネルギーに基づいて、圧力センサ10を移動させるため、橋梁OB1の傾斜角を検出するための消費電力を低減することができる。そのため、本実施形態によるモニタリング装置100cは、低消費電力化を実現するとともに、慣性力の影響を受けることなく橋梁OB1の傾斜情報(例えば、傾斜角)を正確に検出することができる。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100c及びモニタリングシステム1cは、風力により、圧力センサ10を移動させるため、橋梁OB1の傾斜角を検出するための消費電力を低減することができる。
次に、第6の実施形態によるモニタリングシステム1dについて、図面を参照して説明する。
図16は、第6の実施形態によるモニタリングシステム1dの一例を示す機能ブロック図である。
図16に示すように、モニタリングシステム1dは、モニタリング装置100dと、管理装置200とを備えている。また、モニタリング装置100dは、傾斜センサ110cと、自立電源部120aと、無線通信部130と、制御部140とを備えている。
なお、この図において、図14に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
自立電源部120aは、自然エネルギーに基づいて発電を行い、モニタリング装置100dに電源電圧(電源電力)を供給する。自立電源部120aは、例えば、発電部121と、蓄電部122とを備えている。
蓄電部122は、例えば、発電部121が発電した電力を蓄電する二次電池である。蓄電部122は、蓄電した電力を電源電力として、モニタリング装置100dの各部に供給する。
これにより、本実施形態によるモニタリング装置100dは、外部から電源を供給してもらう必要がなく、電源の供給のない構造物に対しても適用することができる。また、本実施形態によるモニタリング装置100d及びモニタリングシステム1dは、自然エネルギーを利用して動作するので、省エネルギー化を図ることができる。また、本実施形態によるモニタリング装置100d及びモニタリングシステム1dは、電池交換の必要もないため、メンテナンスの負荷やコストを削減することができる。
次に、第7の実施形態によるモニタリングシステム1eについて、図面を参照して説明する。
図17は、第7の実施形態によるモニタリングシステム1eの一例を示す図である。
図17に示すように、モニタリングシステム1eは、モニタリング装置100−1〜100−5と、管理装置200とを備えている。
なお、モニタリング装置100−1〜100−5は、上述したモニタリング装置100と同一の構成であり、本実施形態において、モニタリングシステム1eが備える任意のモニタリング装置を示す場合、又は特に区別しない場合には、モニタリング装置100として説明する。
管理装置200は、モニタリング装置100−1〜100−5のそれぞれが検出した橋梁OB1の各箇所の傾斜角を受信し、受信した橋梁OB1の各箇所の傾斜角をデータ記憶部230に記憶させる。すなわち、管理装置200の管理制御部240は、各モニタリング装置100から無線通信部210を介して、橋梁OB1の各箇所の傾斜角を取得する。なお、モニタリングシステム1eにおいて、各モニタリング装置100には、モニタリング装置100を識別する識別情報が付与されており、管理制御部240は、識別情報とともに、橋梁OB1の各箇所の傾斜角を各モニタリング装置100から取得する。管理制御部240は、例えば、取得した橋梁OB1の各箇所の傾斜角と、識別情報とを対応付けてデータ記憶部230に記憶させる。
また、管理制御部240は、データ記憶部230が記憶する橋梁OB1の各箇所の傾斜角に基づいて、橋梁OB1の異常を判定してもよい。管理制御部240は、橋梁OB1の各箇所の傾斜角に基づいて、例えば、各傾斜角は基準値に達していないが、各箇所の傾斜角が異なっており、橋梁OB1に歪が生じている等の異常を判定してもよい。
これにより、モニタリングシステム1eは、橋梁OB1(構造物)の各箇所の傾斜を把握することが可能になり、例えば、橋梁OB1の全体が一様に傾いているのか、もしくは場所(箇所)ごとで傾きが違っておりどこかに歪が生じているのか、等を判定することが可能になる。
例えば、傾斜センサは、上述した形態に限定されるものではなく、傾斜センサ110(110a、110b)の代わりに、下記の第1の変形例から第3の変形例を適用してもよい。
図18は、第1の変形例の傾斜センサ110dを示すブロック図である。
図18に示すように、傾斜センサ110dは、圧力センサ(11、12)と、移動機構20と、磁石31と、回転検出部32と、同期クロック信号生成部33と、電源部34と、スリップリング35と、傾斜情報検出部40cとを備えている。また、傾斜情報検出部40cは、同期検波部41bと、傾斜角生成部42aとを備えている。
なお、図18において、図3及び図11に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、圧力センサ(11、12)は、上述した圧力センサ10と同一の構成であり、傾斜センサ110dが備える任意の圧力センサを示す場合、又は特に区別しない場合には、圧力センサ10として説明する。
圧力センサ11(第1の圧力センサ)と圧力センサ12(第2の圧力センサ)とは、回転板21上で回転軸C1における回転角が互いに90度ずれるように、回転板21上に配置されている。これにより、圧力センサ11と圧力センサ12とは、回転板21の回転により、位相が90度ずれた正弦波状の出力信号を出力する。
傾斜角生成部42aは、同期検波部41bによる2つの同期検波の実行結果に対して、第3の実施形態と同様の処理を実行することで、傾斜角θx及び傾斜角θyを生成する。
図19は、第2の変形例の傾斜センサ110eを示すブロック図である。
図19に示すように、傾斜センサ110eは、圧力センサ10と、移動機構20bと、磁石31と、位置検出部32aと、同期クロック信号生成部33と、電源部34と、フレキシブル基板35aと、傾斜情報検出部40とを備えている。
なお、図21において、図3に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
移動機構20bは、圧力センサ10が配置され、直線状に移動可能な移動板25(直線移動体)を備え、移動板25を直線状に移動させることによって圧力センサ10を直線移動させる。すなわち、移動機構20bは、圧力センサ10を直線状に往復移動させる直線移動を可能にする。また、移動機構20bは、例えば、リニアトラッキング機構50と、モータ制御部22と、モータ23とを備えている。
クランクシャフト24は、回転板21の回転運動を、移動板25に伝達し、直線移動(例えば、X軸方向(水平時)の直線移動)に変換する。
移動板25(直線移動体の一例)は、圧力センサ10及び磁石31が配置され、モータ23によって、回転板21が回転されることによって、クランクシャフト24を介して、水平時にレール26上をX軸方向に直線状に移動する。
位置検出部32a(移動情報検出部の一例)は、圧力センサ10の移動情報を検出する。位置検出部32aは、例えば、ホール素子などの磁気検出素子であり、移動板25に配置された磁石31が接近することにより、移動板25の基準位置を検出し、検出信号を同期クロック信号生成部33に出力する。
以上のように、第2の変形例では、移動機構20bは、圧力センサ10が配置され、直線状に移動可能な移動板25(直線移動体)を備え、移動板25を直線状に移動させることによって圧力センサ10を直線移動させる。
これにより、傾斜センサ110eは、第1の実施形態の傾斜センサ110と同様に、傾斜情報の検出精度を向上させることができる。
図20は、第3の変形例の傾斜センサ110fを示すブロック図である。
図20に示すように、傾斜センサ110fは、圧力センサ10と、移動機構20bと、磁石31と、位置検出部(32a−1、32a−2)と電源部34と、フレキシブル基板35aと、傾斜情報検出部40dとを備えている。
なお、図20において、図19に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
位置検出部(32a−1、32a−2)は、位置検出部32aと同一の構成であり、移動板25に配置された磁石31が接近することにより、移動板25の移動位置を検出し、検出信号を傾斜情報検出部40dに出力する。第3の変形例において、位置検出部(32a−1、32a−2)は、傾斜センサ110fが備える任意の位置検出部を示す場合、又は特に区別しない場合には、位置検出部32aとして説明する。
位置検出部32a−1は、例えば、圧力センサ10が第1の位置に移動したことを検出し、第1の位置において検出信号を傾斜情報検出部40dに出力する。また、位置検出部32a−2は、例えば、圧力センサ10が第2の位置に移動したことを検出し、第2の位置において検出信号を傾斜情報検出部40dに出力する。なお、第1の位置と第2の位置とは、レール26と平行に移動する圧力センサ10の移動距離ΔDだけ離れているものとする。
これにより、第3の変形例による傾斜センサ110fは、上述した同期検波を使用する場合に比べて、簡易な構成により、傾斜情報を検出することができる。
また、上記の各実施形態及び各変形例において、圧力センサ10は、差圧センサである例を説明したが、例えば、絶対圧センサなどの他の方式の圧力センサを用いてもよい。
また、上記の第2の変形例及び第3の変形例においても、フレキシブル基板35aの代わりに、上述した電源電圧(電源電力)を供給する手段、及び信号伝送手段を用いるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、傾斜情報検出部40(40a〜40c)は、同期検波を利用して、圧力センサ10の出力信号の変化量を検出する例を説明したが、これに限定されるものではない。傾斜情報検出部40(40a〜40c)は、例えば、整流回路やピークホールド回路を利用してもよいし、移動前後の差分により、圧力センサ10の出力信号の変化量を検出するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、警報出力部220は、管理装置200が設置されている場所で異常アラームを出力する例を説明したが、例えば、橋梁管理会社のサーバ装置などの外部装置に異常アラームを送信するようにしてもよい。
また、モニタリング装置100(100a、100c〜100d)は、2つの方向(2軸方向)の傾斜角を検出する場合には、直交する異なる方向の傾斜を検出するように配置された2つの傾斜センサ110(110b、110c、110e、110f)を備えるようにしてもよい。
また、傾斜センサ110cは、風力回転機構23aの代わりに、振動、揺れなどの他の自然エネルギーを利用して、圧力センサ10を移動させるようにしてもよい。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、上述したモニタリング装置100(100a〜100d)が備える機能の一部又は全部を、コンパレータなどのディスクリート部品(例えば、単機能部品、単体素子など)を用いた簡易な回路として実現してもよい。
10、11、12 圧力センサ
20、20a、20b 移動機構
21 回転板
22 モータ制御部
23 モータ
23a 風力回転機構
24 クランクシャフト
25 移動板
26 レール
31 磁石
32 回転検出部
32a、32a−1、32a−2 位置検出部
33、33a 同期クロック信号生成部
34、120 電源部
35 スリップリング
35a フレキシブル基板
40、40a、40b、40c、40d 傾斜情報検出部
41、41a、41b 同期検波部
42、42a、42b 傾斜角生成部
43 温度補正部
44 大気圧補正部
50 リニアトラッキング機構
100、100−1、100−2、100−3、100−4、100−5、100a、100b、100c、100d モニタリング装置
110、110a、110b、110c、110d、110e、110f 傾斜センサ
130、210 無線通信部
120a 自立電源部
121 発電部
122 蓄電部
140、140a 制御部
150 温度センサ
160 絶対圧センサ
170 補正情報記憶部
200 管理装置
220 警報出力部
230 データ記憶部
240 管理制御部
OB1 橋梁
Claims (16)
- 構造物の傾斜情報を検出する傾斜センサと、
前記傾斜センサによって検出された前記傾斜情報を取得し、取得した前記傾斜情報を管理装置に送信する制御を行う制御部と
を備え、
前記傾斜センサは、
前記構造物に対して相対的に移動可能に配置され、流体の圧力を検出する圧力センサと、
前記圧力センサの出力と、前記圧力センサの移動情報とに基づいて、前記傾斜情報を検出する傾斜情報検出部と
を備えることを特徴とする傾斜監視装置。 - 前記傾斜センサは、前記構造物に対して、前記圧力センサを所定の移動経路で移動させる移動機構を備え、
前記傾斜情報検出部は、前記移動機構によって前記所定の移動経路を移動された前記圧力センサの移動情報と、前記圧力センサの出力とに基づいて、前記傾斜情報を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の傾斜監視装置。 - 前記移動機構は、自然エネルギーに基づいて、前記圧力センサを前記所定の移動経路で移動させる駆動部を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の傾斜監視装置。 - 前記駆動部は、風力によって得られるエネルギーに基づいて、前記圧力センサを前記所定の移動経路で移動させる
ことを特徴とする請求項3に記載の傾斜監視装置。 - 前記移動機構は、
前記圧力センサが配置される回転体を備え、前記回転体を回転させることよって前記圧力センサを円状に移動させる
ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の傾斜監視装置。 - 前記傾斜情報検出部は、
前記所定の移動経路を移動されて前記圧力センサから出力される周期的な出力信号と、前記移動情報に基づく参照信号とに基づいて同期検波を実行し、当該同期検波の結果に基づいて、前記傾斜情報を検出する
ことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の傾斜監視装置。 - 前記傾斜情報には、第1の方向の傾斜情報と、前記第1の方向に直交する第2の方向の傾斜情報とが含まれ、
前記傾斜情報検出部は、
前記周期的な出力信号と、前記移動情報に基づく第1の参照信号とに基づいて同期検波を実行し、当該同期検波の結果に基づいて、前記第1の方向の傾斜情報を検出するとともに、前記周期的な出力信号と、前記第1の参照信号と位相が90度ずれた第2の参照信号とに基づいて同期検波を実行し、当該同期検波の結果に基づいて、前記第2の方向の傾斜情報を検出する
ことを特徴とする請求項6に記載の傾斜監視装置。 - 前記制御部は、前記傾斜センサによって検出された傾斜情報に基づいて、前記構造物の異常を示す警報を前記管理装置に送信する制御を行う
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の傾斜監視装置。 - 前記制御部は、前記傾斜情報が示す検出値が、所定の範囲から外れる場合に、前記構造物の異常を示す警報を前記管理装置に送信する制御を行う
ことを特徴とする請求項8に記載の傾斜監視装置。 - 前記制御部は、定期的に前記傾斜センサに前記傾斜情報を検出させる
ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の傾斜監視装置。 - 前記制御部は、前記圧力センサによって異常な振動を検出した場合に、前記傾斜センサに前記傾斜情報を検出させる
ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の傾斜監視装置。 - 前記制御部は、前記傾斜センサから前記傾斜情報を取得した後に、前記傾斜センサを低消費電力モードに移行させるとともに、前記傾斜センサに前記傾斜情報を検出させる前に、前記低消費電力モードを解除させる
ことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の傾斜監視装置。 - 温度を検出する温度センサと、
前記温度センサが検出した前記温度に基づいて、前記傾斜情報を補正する温度補正部と
を備えることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の傾斜監視装置。 - 大気圧を検出する絶対圧センサと、
前記絶対圧センサが検出した前記大気圧に基づいて、前記傾斜情報を補正する大気圧補正部と
を備えることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の傾斜監視装置。 - 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の傾斜監視装置と、
前記傾斜監視装置から取得した前記傾斜情報を、記憶部に記憶させる前記管理装置と
を備えることを特徴とする傾斜監視システム。 - 前記傾斜監視装置を複数備えることを特徴とする請求項15に記載の傾斜監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015218564A JP6587239B2 (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 傾斜監視装置、及び傾斜監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015218564A JP6587239B2 (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 傾斜監視装置、及び傾斜監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017090160A true JP2017090160A (ja) | 2017-05-25 |
JP6587239B2 JP6587239B2 (ja) | 2019-10-09 |
Family
ID=58769036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015218564A Active JP6587239B2 (ja) | 2015-11-06 | 2015-11-06 | 傾斜監視装置、及び傾斜監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6587239B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110108279A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-08-09 | 河南理工大学 | 一种杆塔倾斜测量系统及倾斜解算方法 |
JP2020016115A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 一般財団法人首都高速道路技術センター | 道路監視システム |
JP2020084419A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | 富士通株式会社 | 劣化評価プログラム、劣化評価装置および劣化評価方法 |
WO2020209468A1 (ko) * | 2019-04-10 | 2020-10-15 | (주)대동계측 | 지진 및 위험지역 구조물을 위한 스마트 재난방지 시스템 |
CN116012998A (zh) * | 2022-10-31 | 2023-04-25 | 武汉逗享科技有限公司 | 一种自适应平衡的智能租赁柜 |
CN117105094A (zh) * | 2023-08-31 | 2023-11-24 | 徐州建机工程机械有限公司 | 一种塔机的调平控制系统和方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0361813A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-03-18 | Tokyo Metropolis | 埋設管路の勾配を測定する装置 |
JPH11241919A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-09-07 | Azuma Systems:Kk | 傾斜監視装置および傾斜監視装置の取付方法 |
JP2001153650A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-08 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 傾斜センサ |
JP2002107204A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Sony Corp | 水位測定装置 |
JP2005043313A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Koden Electronics Co Ltd | 傾斜角検出装置 |
JP2007108112A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Denso Corp | 傾斜変動検出装置および盗難防止装置 |
JP2011257145A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Kyocera Corp | 電子機器及び電子機器の傾斜角の測定方法 |
JP2012018045A (ja) * | 2010-07-07 | 2012-01-26 | Yamatake Corp | センサ異常診断装置及びセンサシステム |
-
2015
- 2015-11-06 JP JP2015218564A patent/JP6587239B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0361813A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-03-18 | Tokyo Metropolis | 埋設管路の勾配を測定する装置 |
JPH11241919A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-09-07 | Azuma Systems:Kk | 傾斜監視装置および傾斜監視装置の取付方法 |
JP2001153650A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-08 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 傾斜センサ |
JP2002107204A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Sony Corp | 水位測定装置 |
JP2005043313A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Koden Electronics Co Ltd | 傾斜角検出装置 |
JP2007108112A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Denso Corp | 傾斜変動検出装置および盗難防止装置 |
JP2011257145A (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-22 | Kyocera Corp | 電子機器及び電子機器の傾斜角の測定方法 |
JP2012018045A (ja) * | 2010-07-07 | 2012-01-26 | Yamatake Corp | センサ異常診断装置及びセンサシステム |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020016115A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 一般財団法人首都高速道路技術センター | 道路監視システム |
JP7060470B2 (ja) | 2018-07-27 | 2022-04-26 | 一般財団法人首都高速道路技術センター | 監視システム |
JP2020084419A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | 富士通株式会社 | 劣化評価プログラム、劣化評価装置および劣化評価方法 |
WO2020209468A1 (ko) * | 2019-04-10 | 2020-10-15 | (주)대동계측 | 지진 및 위험지역 구조물을 위한 스마트 재난방지 시스템 |
CN110108279A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-08-09 | 河南理工大学 | 一种杆塔倾斜测量系统及倾斜解算方法 |
CN116012998A (zh) * | 2022-10-31 | 2023-04-25 | 武汉逗享科技有限公司 | 一种自适应平衡的智能租赁柜 |
CN116012998B (zh) * | 2022-10-31 | 2023-09-22 | 武汉逗享科技有限公司 | 一种自适应平衡的智能租赁柜 |
CN117105094A (zh) * | 2023-08-31 | 2023-11-24 | 徐州建机工程机械有限公司 | 一种塔机的调平控制系统和方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6587239B2 (ja) | 2019-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6587239B2 (ja) | 傾斜監視装置、及び傾斜監視システム | |
CN106483497B (zh) | 一种信号接收装置及三维空间定位系统 | |
KR102477526B1 (ko) | 지터 극을 갖는 자석 링 | |
WO2005071347A3 (en) | Gyroscopic system for boresighting equipment | |
JP2008267898A (ja) | 光位置検出装置および電子機器 | |
EP2533011A3 (en) | Gyroscope dynamic motor amplitude compensation for enhanced rate estimation during startup | |
JP2009115559A (ja) | 角速度センサ及び角速度センサを備えた電子機器 | |
MX2021000103A (es) | Sensor de movimiento con correccion de deriva. | |
US9164124B2 (en) | Apparatus and method for controlling automatic gain of inertial sensor | |
CN107463187A (zh) | 云台增稳系统 | |
CN103471590A (zh) | 一种运动惯性追踪系统 | |
JP6485826B2 (ja) | 傾斜センサ | |
KR20140034997A (ko) | 변위 측정 장치 및 방법 | |
WO2011128605A3 (fr) | Mesure gyroscopique dans un systeme de navigation | |
CN101926227B (zh) | 具有倾斜或指向校正光电传感器以用于氛围产生的传感器设备 | |
US9534586B2 (en) | Device for measuring deformations of a rotor blade and method for installing such a device | |
JP2010230442A (ja) | 外力方向検出システム | |
CN109443333B (zh) | 一种陀螺阵列反馈加权融合方法 | |
WO2011128606A3 (fr) | Mesure gyroscopique par un gyroscope vibrant en precession | |
EP3101804A3 (en) | Hybrid architecture and method for absolute position to quadrature synthesis for motion detection and control | |
JP2017090448A (ja) | 移動体制御システム及び移動体 | |
CN105719986A (zh) | 基片校准装置及半导体加工设备 | |
JP2016052137A (ja) | 振動検出装置及び振動検出方法 | |
Guo et al. | Attitude measurement of permanent magnet spherical motors based on adaptive mahony complementary filtering | |
US20150033851A1 (en) | Apparatus for driving gyro sensor and method for controllong thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180910 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190612 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190813 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20190903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190903 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6587239 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |