JP6070339B2 - 音解析装置、音解析システムおよびプログラム - Google Patents

音解析装置、音解析システムおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6070339B2
JP6070339B2 JP2013063617A JP2013063617A JP6070339B2 JP 6070339 B2 JP6070339 B2 JP 6070339B2 JP 2013063617 A JP2013063617 A JP 2013063617A JP 2013063617 A JP2013063617 A JP 2013063617A JP 6070339 B2 JP6070339 B2 JP 6070339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
sound acquisition
acquisition terminal
angle
sound source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013063617A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014192546A (ja
Inventor
啓 下谷
啓 下谷
洋平 西野
洋平 西野
米山 博人
博人 米山
藤居 徹
徹 藤居
靖 飯田
靖 飯田
原田 陽雄
陽雄 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2013063617A priority Critical patent/JP6070339B2/ja
Publication of JP2014192546A publication Critical patent/JP2014192546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070339B2 publication Critical patent/JP6070339B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

本発明は、音解析装置、音取得装置、音解析システム、プログラムに関する。
特許文献1には、マイクロフォンアレー間での距離が既知であるとして、マイクロフォンアレー各々で音源S方向が探索され得れば、これら情報から容易に音源S位置が探索され得る音源方向探索方法が開示されている。
また特許文献2には、無指向性の第1のマイクロフォンで音の到来を検知し、水平方向に指向性を持つ第2のマイクロフォンを回転架台で1回転させて第2のマイクロフォンの出力が最大となる方位をコンパスで求めるようにした音源方向探知装置が開示されている。
特開2003−156552号公報 特開2001−153941号公報
音取得手段により取得された音の音源の位置をより精度良く把握することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、音源から発した音を取得する音取得手段が3個以上配される音取得端末を互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群から、音に関する情報を取得する音情報取得手段と、前記音取得端末毎に得た、前記音取得手段のうち最も音源からの距離が近い2つの音取得手段同士を結ぶ仮想直線と当該2つの音取得手段の中間点および音源を結ぶ仮想直線とがなす角度が、全て予め定められた角度範囲から外れたときに、少なくとも1つの音取得端末について、当該角度当該予め定められた角度範囲内となるように当該音取得端末を回転させる制御を行う回転制御手段と、前記音取得端末毎に得られた音源の当該音取得端末に対する方向から音源の位置を導出する音源位置導出手段と、を備えることを特徴とする音解析装置である。
請求項2に記載の発明は、前記回転制御手段は、前記音取得端末群のうち最も前記角度範囲から外れた角度となる音取得端末について、当該角度が当該角度範囲内となるように当該音取得端末を回転させる制御を行う請求項1に記載の音解析装置である。
請求項に記載の発明は、音源から発した音を取得する音取得手段が3個以上配される音取得端末を、互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群と、複数の前記音取得端末の少なくとも1つを回転させる回転手段と、前記音取得手段のうち最も音源からの距離が近い2つの音取得手段同士を結ぶ仮想直線と当該2つの音取得手段の中間点および音源を結ぶ仮想直線とがなす角度を、当該音取得端末毎に導出する方向導出手段と、前記音取得端末毎に得た角度全て予め定められた角度範囲から外れたときに、少なくとも1つの音取得端末について、当該角度当該予め定められた角度範囲内となるように当該音取得端末を前記回転手段により回転させる制御を行う回転制御手段と、前記音取得端末毎に得られた音源の当該音取得端末に対する方向から音源の位置を導出する音源位置導出手段と、を備えることを特徴とする音解析システムである。
請求項に記載の発明は、コンピュータに、音源から発した音を取得する音取得手段が3個以上配される音取得端末を互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群から、音に関する情報を取得する機能と、前記音取得端末毎に得た、前記音取得手段のうち最も音源からの距離が近い2つの音取得手段同士を結ぶ仮想直線と当該2つの音取得手段の中間点および音源を結ぶ仮想直線とがなす角度が、全て予め定められた角度範囲から外れたときに、少なくとも1つの音取得端末について、当該角度当該予め定められた角度範囲内となるように当該音取得端末を回転させる制御を行う機能と、前記音取得端末毎に得られた音源の当該音取得端末に対する方向から音源の位置を導出する機能と、を実現させるプログラムである。
請求項1の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、音取得手段により取得された音の音源の位置をより精度良く把握することができる音解析装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、音取得手段により取得された音の音源の位置をより精度良く把握することができる音解析システムを提供することができる。
請求項の発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して、本構成を採用しない場合に比較して、音取得手段により取得された音の音源の位置をより精度良く把握することができる機能をコンピュータにより実現できる。
本実施形態による音解析システムの構成例を示す図である。 本実施形態における音取得端末およびホスト装置の機能構成例を示した図である。 音取得端末と音源との位置関係を説明した図である。 2つのマイクロフォンの組と音源との角度について説明した図である。 2つのマイクロフォンの距離が8cmだったときに生じる時間差と角度との関係を説明した図である。 本実施形態の音取得端末において角度が75°〜105°となる範囲について説明した図である。 2つの音取得端末である音取得端末を使用したときに、角度と音源の位置との関係を説明した図である。 本実施形態の音解析システムの動作について説明したフローチャートである。 実施例1の結果を示した図である。 比較例1の結果を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<システム構成例>
図1は、本実施形態による音解析システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の音解析システム1は、音取得装置の一例である音取得端末100を互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群10と、音解析装置の一例であるホスト装置20とを備えて構成される。音取得端末100とホスト装置20とは、予め定められた通信回線を介して接続されている。この通信回線は、有線通信回線でも無線通信回線でも良い。無線通信回線を使用する場合、Wi−Fi(Wireless Fidelity)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、UWB(Ultra Wideband)等の既存の方式による回線を用いることができる。
図2は、本実施形態における音取得端末100およびホスト装置20の機能構成例を示した図である。なお図2では、音取得端末100は、1つのみ例示されているが、実際には、図1で示したように複数配される。
図示するように音取得端末100は、音源から発した音を取得し音信号とする音取得手段として3つのマイクロフォン111、112、113(第1マイクロフォン111、第2マイクロフォン112、第3マイクロフォン113)と、増幅器114、115、116とを備える。また、音取得端末100は、取得した音を解析する音解析部117と、取得した音について音に関する情報をホスト装置20に送信するためのデータ送受信部118と、音取得端末100を回転させる回転手段119と、電源部120とを備える。
マイクロフォン111、112、113は、詳しくは図3で説明するが、正三角形の頂点位置に配される。またマイクロフォン111、112、113は、例えば、水平面に沿って配される。本実施形態のマイクロフォン111、112、113として用いられるマイクロフォンの種類としては、ダイナミック型、コンデンサ型等、既存の種々のものを用いて良い。とくに無指向性のMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)型マイクロフォンが好ましい。
増幅器114、115、116は、それぞれマイクロフォン111、112、113が取得した音に応じて出力する電気信号(音信号)を増幅する。本実施形態の増幅器114、115、116として用いられる増幅器としては、既存のオペアンプ等を用いて良い。
音解析部117は、増幅器114、115、116から出力された音に関する情報としての音信号を解析する。具体的には、音信号等の音に関する情報を基にして音源の方向を導出する。よって音解析部117は、方向導出手段として機能する。この事項については後で詳しく説明を行う。
データ送受信部118は、音に関する情報を上記通信回線を介してホスト装置20へ送信する。ホスト装置20へ送信する情報としては、音解析部117で導出された音源の方向の情報の他に、ホスト装置20において行われる処理の内容に応じて、例えば、音取得端末100の端末ID、マイクロフォン111、112、113による音の取得時刻、取得音の音圧等の情報を含めて良い。また音に関する情報を蓄積するデータ蓄積部を設け、一定期間の保存データを一括送信しても良い。
またデータ送受信部118は、回転手段119により音取得端末100を回転させるための制御信号を回転制御部24から受信する。
回転手段119は、ホスト装置20の回転制御部24により制御され、マイクロフォン111、112、113を互いの位置関係を保持したまま音取得端末100を回転させる。本実施形態では、回転手段119により、音取得端末100に配されるマイクロフォン111、112、113は、マイクロフォン111、112、113が配される正三角形の頂点位置を結ぶ平面に沿って回転する。本実施形態では、マイクロフォン111、112、113は、水平面に沿って配されるため、マイクロフォン111、112、113は、水平面に沿って回転する。また回転手段119は、マイクロフォン111、112、113の各々との距離がほぼ等しくなる位置を回転中心としてマイクロフォン111、112、113を回転させる。これは、例示した音取得端末100の場合では、回転手段119は、マイクロフォン111、112、113が位置する箇所を頂点とする正三角形の重心位置を回転中心として音取得端末100を回転させると言い換えることもできる。回転手段119は、例えば、モータ等の駆動源とギア等を組み合わせることで実現することができる。
電源部120は、マイクロフォン111、112、113、増幅器114、115、116、音解析部117、データ送受信部118、回転手段119に電力を供給する。電源部120としては、例えば、AC電源、乾電池、充電池等の既存の電源が用いられる。また、電源部120は、必要に応じて、電圧変換回路および充電制御回路等の周知の回路を含む。
ホスト装置20は、音取得端末100から送信されたデータを受信するデータ送受信部21と、受信したデータを蓄積するデータ蓄積部22と、蓄積したデータを解析するデータ解析部23と、回転手段119を制御する回転制御部24と、解析結果を出力する出力部25とを備える。このホスト装置20は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置により実現される。また、上記のように本実施形態では複数の音取得端末100が使用され、ホスト装置20は、その複数の音取得端末100の各々からデータ(音に関する情報)を受信する。
データ送受信部21は、各音取得端末100からデータを受信してデータ蓄積部22へ送る。本実施形態では、データ送受信部21は、音取得端末群から、音に関する情報を取得する音情報取得手段として機能する。またデータ送受信部21は、回転手段119を回転させるための回転制御部24からの制御信号をデータ送受信部118に対し送信する。
データ蓄積部22は、例えばパーソナルコンピュータの磁気ディスク装置等の記憶装置により実現され、データ送受信部21から取得した受信データを蓄積する。
データ解析部23は、例えばパーソナルコンピュータのプログラム制御されたCPUにより実現され、データ蓄積部22に蓄積されたデータを解析する。具体的な解析内容としては、本実施形態では、データ解析部23は、音源の音取得端末100に対する方向から音源の位置を求める。つまりデータ解析部23は、音取得端末100毎に得られた音源の音取得端末100に対する方向から音源の位置を導出する音源位置導出手段として機能する。この事項については後で詳しく説明を行う。
回転制御部24は、回転制御手段の一例であり、例えばパーソナルコンピュータのプログラム制御されたCPUにより実現される。そして回転制御部24は、音源の音取得端末100に対する方向が、予め定められた範囲から外れたときに、方向が予め定められた範囲内となるように音取得端末100を回転手段119により回転させる制御を行う。この事項についても、後で詳しく説明を行う。
出力部25は、データ解析部23による解析結果を出力したり、解析結果に基づく出力を行う。この解析結果等を出力する手段は、システムの利用目的や利用態様、解析結果の内容や形式等に応じて、ディスプレイ表示、プリンタによる印刷出力、音出力等、種々の手段を取り得る。
<2つのマイクロフォンの組と音源との角度についての説明>
図3は、音取得端末100と音源との位置関係を説明した図である。
図3では、複数の音取得端末100として、音取得端末100aと音取得端末100bの2個が配される。また音源として音源Sを図示している。上述したように音取得端末100aは、正三角形の頂点位置に配されるマイクロフォン111a、112a、113aを備える。また同様に音取得端末100bは、正三角形の頂点位置に配されるマイクロフォン111b、112b、113bを備える。なお図3では、回転手段119についても併せて図示している。音取得端末100a、100bは、回転手段119により実線で示した矢印方向にそれぞれ独立に回転が可能である。
このとき音源Sから発した音は、音取得端末100aのマイクロフォン111a、112a、113a、および音取得端末100bのマイクロフォン111b、112b、113bにそれぞれ取得される。ただし、音源Sとマイクロフォン111a、112a、113a、およびマイクロフォン111b、112b、113bのそれぞれとの距離は、各々異なるため、音源Sから発した音の到達時間に差が生ずる。
本実施の形態では、この到達時間の差を利用して2つのマイクロフォンの組と音源Sとの角度を求め、そしてこの角度を基にして音源Sの位置を求める。
以下、この事項について詳しく説明を行う。
図4は、2つのマイクロフォン111a、112aの組と音源Sとの角度について説明した図である。
なおここでは、マイクロフォン111a、112a、113a、およびマイクロフォン111b、112b、113bのうち、音取得端末100aのマイクロフォン111a、112aの組と音源Sとの角度について説明を行う。ただし同一の音取得端末から選択される他の2つのマイクロフォンの組についても同様のことが言える。即ち、音取得端末100aのマイクロフォン112a、113aの組、およびマイクロフォン113a、111aの組についても同様である。さらに音取得端末100bにおけるマイクロフォンの組である、マイクロフォン111b、112bの組、マイクロフォン112b、113bの組、およびマイクロフォン113b、111bの組についても同様である。
本実施形態では、図4に示すようにマイクロフォン111a、112aの組と音源Sとの角度として、マイクロフォン111aとマイクロフォン112aとを結ぶ線分と、この線分の中点Mと音源Sとを結ぶ線分との角度αを採用する。これにより対面角度の数学的取り扱いがより簡単になる。そしてこの定義を採用した場合、例えば、マイクロフォン111aとマイクロフォン112aとを結ぶ線分に対し、音源Sが正面にあるときは、角度αは、90°となる。またマイクロフォン111aとマイクロフォン112aとを結ぶ線分の延長線上に音源Sがあるときは、角度αは、0°または180°となる。
<角度αを求める方法の説明>
次に図4を使用して角度αを求める方法について説明を行う。
ここで、音源Sから発した音は、音源Sから同心円状に広がる。ただし音は有限の速度である音速で広がるため音がマイクロフォン111aに到達した時間とマイクロフォン112aに到達した時間とは異なり、音の行路差δに対応した到達時間の差(時間差Δt)が生じる。そしてマイクロフォン111aとマイクロフォン112aとの間の距離をD、マイクロフォン111aとマイクロフォン112aとを結ぶ線分の中点Mと音源Sの間の距離をLとするとこれらの間には次の(1)式が成立する。
δ=(L+LDcosα+D/4)0.5−(L−LDcosα+D/4)0.5 …(1)
この(1)式は、L>Dの場合、Lによる影響が小さいため、下記(2)式に近似できる。
δ≒Dcosα …(2)
また音速cと時間差Δtを使用すると、下記(3)式が成立する。
δ=cΔt …(3)
この(2)式および(3)式を使用することで、角度αを求めることができる。つまり2つのマイクロフォンであるマイクロフォン111aとマイクロフォン112aのそれぞれに音が到達する時間差Δt、およびマイクロフォン111aとマイクロフォン112aとが離間する距離Dに基づいて、角度αを計算することができる。
このように、音取得端末100aにおけるマイクロフォン111a、112a、113aのうち何れか2つの組を用いて、音源Sの音取得端末100aに対する方向を求めることができる。図3では、この方向をマイクロフォン111a、112aの組と音源Sとの角度αで例示している。さらに音取得端末100bにおけるマイクロフォン111b、112b、113bのうち何れか2つの組を用いることで、音源Sの音取得端末100bに対する方向を求めることができる。図3では、この方向をマイクロフォン113b、111bの組と音源Sとの角度βで例示している。
そして音源Sの位置は、図3に示すように、音取得端末100aに対する音源Sの方向を示す直線と音取得端末100bに対する音源Sの方向を示す直線との交点となる。よって図3に示す例では、音源Sの位置は、マイクロフォン111a、112aの位置、角度α、マイクロフォン113b、111bの位置、角度βがわかれば求めることができる。
しかしながら音源Sの位置によっては、上記角度αや角度βが、精度良く求まらない場合がある。
図5は、2つのマイクロフォンの距離が8cmだったときに生じる時間差Δtと角度α(β)との関係を説明した図である。図5では、横軸を時間差Δtとし、縦軸を角度α(β)としている。
図示するように角度α(β)が90°に近い領域では、時間差Δtの変動に対し、角度α(β)は、あまり大きく変動しない。一方、角度α(β)が0°または180°に近い領域では、時間差Δtが少し変動しただけで大きく角度α(β)が、変動する。これは、角度α(β)が90°に近い領域では、時間差Δtから角度α(β)が精度良く求まるが、角度α(β)が0°または180°に近い領域では、時間差Δtから角度α(β)が精度良く求めるのが困難であることを意味する。つまり後者の場合、導出した時間差Δtの誤差がわずかでも角度α(β)が本来の値から大きくずれることを意味する。
実際には、角度α(β)が0°〜40°および140°〜180°の範囲では、角度α(β)の測定は困難である。さらに角度α(β)をより精度良く求めるためには、角度α(β)が75°〜105°の範囲であることが望ましい。
本実施形態では、音取得端末100におけるマイクロフォン111、112、113を正三角形の頂点位置に配している。この場合、音源Sがこの正三角形により規定される平面(この場合、水平面)上の何れの位置にあってもマイクロフォン111、112、113のうちの何れか2つのマイクロフォンの組と音源Sとの角度α(β)が、60°〜120°となるものが必ず1組は存在する。ただし、この範囲は、角度α(β)をより精度良く求めることができる75°〜105°の範囲より広く、角度α(β)が60°〜75°、105°〜120°の範囲であったときは、角度α(β)が精度良く求まりにくい。
図6は、本実施形態の音取得端末100において角度α(β)が75°〜105°となる範囲について説明した図である。
図中、領域Aは、マイクロフォン111、112の組により角度α(β)が75°〜105°になる範囲である。同様に領域Bは、マイクロフォン112、113の組により角度α(β)が75°〜105°になる範囲であり、領域Cは、マイクロフォン113、111の組により角度α(β)が75°〜105°になる範囲である。そしてこの領域A、B、C以外の範囲に音源Sが存在したときは、角度α(β)を精度良く求めにくくなる。
図7は、2つの音取得端末である音取得端末100a、100bを使用したときに、角度α(β)と音源Sの位置との関係を説明した図である。
図7において、「○」で示した領域は、この領域に音源Sが存在したときに、音取得端末100a、100bの双方について、それぞれの角度α、角度βが75°〜105°となる領域である。また「△」で示した領域は、この領域に音源Sが存在したときに、音取得端末100a、100bの何れか一方で、角度α、角度βが75°〜105°となる(角度α、βの何れか一方が、60°〜75°、105°〜120°となる)領域である。さらに「×」で示した領域は、この領域に音源Sが存在したときに、音取得端末100a、100bの両方で、角度α、角度βが75°〜105°から外れる(角度α、βがともに60°〜75°、105°〜120°となる)領域である。
そして「×」で示した領域に音源Sが存在したときは、音源Sの位置を精度良く求めにくくなる。
<音解析システムの動作の説明>
そこで本実施の形態では、音取得端末100a、100bを使用し、角度α、角度βを求めたときに、音源Sの方向を示す角度α、角度βが、予め定められた範囲である75°〜105°から共に外れたときは、音取得端末100a、100bの少なくとも一方を回転手段119(図2参照)により回転させ、角度α、角度βの少なくとも一方を75°〜105°となるようにする。
図8は、本実施形態の音解析システム1の動作について説明したフローチャートである。
以下、図3と図8を用いて音解析システム1の動作について説明を行う。
まず音取得端末100a、100bのそれぞれに配されるマイクロフォン111a、112a、113aおよびマイクロフォン111b、112b、113bを使用して音源Sから発した音を取得する(ステップ101)。これらのマイクロフォン111a、112a、113a、マイクロフォン111b、112b、113bが取得した音は、音信号に変換され、音取得端末100a、100bのそれぞれの増幅器114、115、116により増幅される(ステップ102)。
次に音取得端末100a、100bのそれぞれの音解析部117が、増幅器114、115、116により増幅された音信号から時間差Δtを導出する(ステップ103)。具体的には、音取得端末100aの音解析部117は、マイクロフォン111a、112a、113aにより取得された音の音信号の波形を比較することで、マイクロフォン111a、112aの組、マイクロフォン112a、113aの組、マイクロフォン113a、111aの組のそれぞれについての3通りの時間差Δtを導出する。さらに音取得端末100bの音解析部117は、マイクロフォン111b、112b、113bにより取得された音の音信号の波形を比較することで、同様に3通りの時間差Δtを導出する。
そして音取得端末100aの音解析部117は、音取得端末100aについての3通りの時間差Δtの中から最も小さいものを選択する。さらに同様にして音取得端末100bの音解析部117は、音取得端末100bについての3通りの時間差Δtの中から最も絶対値が小さいものを選択する(ステップ104)。つまり図5に示したように時間差Δtの絶対値が小さいほど、この後求められる角度α、βは、90°に近づくことを意味し、その結果、図6で説明したように角度α、βがより精度よく求まる範囲である75°〜105°となる可能性が高いためである。
さらに音取得端末100aの音解析部117は、音取得端末100aについて選択された時間差Δtを基にして、図4で説明した方法で、角度αを求め、音取得端末100bの音解析部117は、音取得端末100bについて選択された時間差Δtを基にして、図4で説明した方法で、角度βを求める(ステップ105)。
この角度αおよび角度βの情報は、音取得端末100a、100bのそれぞれのデータ送受信部118を介してホスト装置20へ送られる(ステップ106)。
ホスト装置20では、データ送受信部21が角度αおよび角度βの情報を受信する(ステップ107)。この音信号は、いったんデータ蓄積部22に蓄積される。
次にデータ解析部23は、角度αおよび角度βの何れか一方が、75°〜105°の範囲内にあるかを判定する(ステップ108)。
そして角度α、βの何れか一方が、75°〜105°の範囲内であったとき(ステップ108でYes)は、この角度α、βを使用して音源Sの位置を求める(ステップ109)。なおこの場合は、音源Sは、図7で示した「○」または「△」の何れかの領域に存在している。
一方、角度α、βの双方が、75°〜105°の範囲から外れたとき(ステップ108でNo)は、音源Sは、図7で示した「×」の領域に存在している。この場合、回転制御部24が、音取得端末100a、100bの何れか一方の回転手段119を制御し、角度α、βの一方が、75°〜105°の範囲内に入るように(例えば、90°となるように)音取得端末100a、100bの何れか一方を回転させる(ステップ110)。回転制御部24からの制御信号は、データ送受信部21から送信され、データ送受信部118により受信される。これにより音源Sは、図7で示した「△」の領域に存在することになる。なおこのとき回転させる音取得端末の選択を行ってもよい。具体的には、角度αと角度βを比較し、75°〜105°の範囲からより大きく外れた方を回転させる音取得端末として選択すればよい。
そして以後は、ステップ101に戻り、時間差Δtの再測定が行われ、新たな角度α、βが求まる。この再測定では、音源Sは、図7で示した「△」の領域に存在するため、角度α、βの一方は、75°〜105°の範囲内となる。よってこの角度α、βを使用して音源Sの位置を求められる(ステップ109)。なお測定誤差等により新たな角度α、βの双方が、75°〜105°の範囲から再度外れたときは、再びステップ110に進み、さらに新たな角度α、βを求めればよい。
本実施形態の場合、回転制御部24は、マイクロフォン111a、112a、113aおよびマイクロフォン111b、112b、113bのそれぞれの中から2個を選択してマイクロフォンの組を構成したときに、マイクロフォンの組の位置関係を基準にして規定される音源Sの方向(角度α(β))が、何れのマイクロフォンの組についても予め定められた範囲から外れるときに音取得端末100を回転させる。
なお上述した例では、ステップ110において、回転制御部24は、音取得端末100a、100bの何れか一方を回転させていたが、これに限られるものではなく、音取得端末100a、100bの両方を回転させてもよい。これにより角度α、βを双方とも75°〜105°の範囲内に入るように(例えば、90°となるように)することができ、音源Sを図7で示した「○」の領域内とすることができる。
また上述した例では、音取得端末100に配されるマイクロフォンは、正三角形の頂点位置に配されるマイクロフォン111、112、113の3つであったが、これに限られるものではない。ただし本実施形態では、マイクロフォンが一直線上に配されない形態であることが好ましい。具体的には、例えば、多角形の頂点に対応する箇所に配される3つ以上のマイクロフォンとすることができる。なお多角形としては、凹多角形であってもよいが、凸多角形であることが好ましい。さらに正多角形であることが好ましい。
そして回転手段119は、マイクロフォン111、112、113が位置する箇所を頂点とする正三角形の重心位置を回転中心として、音取得端末100を回転させていたが、これに限られるものではなく、角度α(β)を回転により変更することができれば、回転中心は、何れの位置でもよい。
また回転手段119は、マイクロフォン111、112、113を水平面に沿って回転させていたが、これに限られるものではなく、水平面に対し傾斜した面に沿って回転させてもよい。
さらに上述した例では、音源Sは、マイクロフォン111、112、113が配置する平面上に位置するとしていたが、必ずしもこれに限られるものではなく、この平面近くの位置に音源Sが位置してもよい。
また上述した例では、音取得端末は、音取得端末100a、100bの2つであったが、3つ以上としてもよい。
またさらに上述した例では、角度α、βは、音取得端末100a、100bの音解析部117で求めていたが、ホスト装置20のデータ解析部23で行っても良い。この場合データ解析部23は、データ送受信部21により取得された音に関する情報を基にして、音源Sの音取得端末100に対する方向を、音取得端末100毎に導出する方向導出手段として機能する。
また本実施形態のホスト装置20は、音源Sから発した音を取得するマイクロフォンが3個以上配される音取得端末100を互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群10から、音に関する情報を取得するデータ送受信部21と、データ送受信部21により取得された音に関する情報を基に得られる音源Sの音取得端末100に対する方向が、予め定められた範囲から外れたときに、方向が予め定められた範囲内となるように音取得端末100を回転させる制御を行う回転制御部24と、音取得端末100毎に得られた音源Sの音取得端末100に対する方向から音源Sの位置を導出するデータ解析部23と、を備えることを特徴とする音解析装置として捉えることもできる。
<プログラムの説明>
なお本実施形態におけるホスト装置20が行なう処理は、図2で上述したようにソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。
よってホスト装置20が行なう処理は、コンピュータに、音源Sから発した音を取得するマイクロフォンが3個以上配される音取得端末100を互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群10から、音に関する情報を取得する機能と、取得された音に関する情報を基に得られる音源Sの音取得端末100に対する方向が、予め定められた範囲から外れたときに、方向が予め定められた範囲内となるように音取得端末100を回転させる制御を行う機能と、音取得端末100毎に得られた音源Sの音取得端末100に対する方向から音源Sの位置を導出する機能と、を実現させるプログラムとして捉えることもできる。
<実験方法>
(実施例1)
図1、図2で説明した音解析システム1を使用して、複数の音源の位置を測定する実験を行った。
このとき図3で説明した配置で、音取得端末100a、100bを設置した。具体的には、一辺8cmの正三角形の頂点位置にマイクロフォン111a、112a、113aを配した音取得端末100aと、同様の位置関係でマイクロフォン111b、112b、113bを配した音取得端末100bとをテーブルの上に2.5m離して設置した。
そして9つの音源S1〜S9から個々に音を発生させ、音解析システム1により、それぞれの音源について位置を、図4〜図8で説明した方法で100回ずつ測定した。なお音取得端末100a、100bの回転位置は、1回の測定毎に元の位置に戻した。
(比較例1)
回転手段119および回転制御部24を備えないことを除き、実施例1と同様の音解析システムを用いて、それぞれの音源S1〜S9について位置を、100回ずつ測定した。つまりこの場合、音源S1〜S9が図7で示した「×」の領域に存在していたときでも、音取得端末100a、100bは、回転することはない。そして図8で説明したステップ107で受信した角度α、βをそのまま使用することで音源S1〜S9のそれぞれの位置を求める。
<実験結果>
実験の結果を図9および図10に示す。
図9は、実施例1の結果を示した図である。また図10は、比較例1の結果を示した図である。
図9および図10では、テーブルの位置を中央部の矩形形状で図示している。また音取得端末100a、100bがそれぞれテーブル上に設置されていることを図示している。また音源S1〜S9は、実際には円形形状で図示した箇所の中心部にそれぞれ位置する。そして円形の面積が大きいほど導出された音源の位置の測定誤差が大きかったことを意味する。なお測定誤差は、ここでは導出された音源位置の平均値と実際の音源の位置との差とした。またそれぞれの円形の近くに記載されている数字は、測定誤差の数値であり、単位は、メートル(m)である。
図9の場合に比較して図10の場合の方が、円形の面積が大きく、導出された音源の位置の測定誤差が大きい場合があることがわかる。具体的には、音源S4、S8、S9について図9の場合と図10の場合とで、差が大きい。これは音源S4、S8、S9が、図7で説明した「×」の領域に位置していたためと考えられる。そのため図9で示した実施例1では、音取得端末100a、100bの回転を行い、再測定を行ったため、導出された音源S4、S8、S9の位置について測定誤差が少なくなったものと考えられる。
一方、他の音源については、図9と図10とで差は、ほとんどない。これはこれらの音源が、図7で説明した「○」または「△」の領域に位置し、実施例1でも音取得端末100a、100bの回転が行われなかったためと考えられる。
また図9に示した実施例1の場合では、測定誤差を加味しても音源S1〜S9のそれぞれについて識別することができる。一方、図10に示した比較例1の場合では、音源S4について、音源S5の位置まで、測定誤差の範囲が及ぶため、音源S4と音源S5との識別をすることができない。
1…音解析システム、10…音取得端末群、20…ホスト装置、21…データ送受信部、23…データ解析部、24…回転制御部、100…音取得端末、111、112、113…マイクロフォン、117…音解析部、119…回転手段

Claims (4)

  1. 音源から発した音を取得する音取得手段が3個以上配される音取得端末を互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群から、音に関する情報を取得する音情報取得手段と、
    前記音取得端末毎に得た、前記音取得手段のうち最も音源からの距離が近い2つの音取得手段同士を結ぶ仮想直線と当該2つの音取得手段の中間点および音源を結ぶ仮想直線とがなす角度が、全て予め定められた角度範囲から外れたときに、少なくとも1つの音取得端末について、当該角度当該予め定められた角度範囲内となるように当該音取得端末を回転させる制御を行う回転制御手段と、
    前記音取得端末毎に得られた音源の当該音取得端末に対する方向から音源の位置を導出する音源位置導出手段と、
    を備えることを特徴とする音解析装置。
  2. 前記回転制御手段は、
    前記音取得端末群のうち最も前記角度範囲から外れた角度となる音取得端末について、当該角度が当該角度範囲内となるように当該音取得端末を回転させる制御を行う請求項1に記載の音解析装置。
  3. 音源から発した音を取得する音取得手段が3個以上配される音取得端末を、互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群と、
    複数の前記音取得端末の少なくとも1つを回転させる回転手段と、
    前記音取得手段のうち最も音源からの距離が近い2つの音取得手段同士を結ぶ仮想直線と当該2つの音取得手段の中間点および音源を結ぶ仮想直線とがなす角度を、当該音取得端末毎に導出する方向導出手段と、
    前記音取得端末毎に得た角度全て予め定められた角度範囲から外れたときに、少なくとも1つの音取得端末について、当該角度当該予め定められた角度範囲内となるように当該音取得端末を前記回転手段により回転させる制御を行う回転制御手段と、
    前記音取得端末毎に得られた音源の当該音取得端末に対する方向から音源の位置を導出する音源位置導出手段と、
    を備えることを特徴とする音解析システム。
  4. コンピュータに、
    音源から発した音を取得する音取得手段が3個以上配される音取得端末を互いに異なる位置に複数配することで構成される音取得端末群から、音に関する情報を取得する機能と、
    前記音取得端末毎に得た、前記音取得手段のうち最も音源からの距離が近い2つの音取得手段同士を結ぶ仮想直線と当該2つの音取得手段の中間点および音源を結ぶ仮想直線とがなす角度が、全て予め定められた角度範囲から外れたときに、少なくとも1つの音取得端末について、当該角度当該予め定められた角度範囲内となるように当該音取得端末を回転させる制御を行う機能と、
    前記音取得端末毎に得られた音源の当該音取得端末に対する方向から音源の位置を導出する機能と、
    を実現させるプログラム。
JP2013063617A 2013-03-26 2013-03-26 音解析装置、音解析システムおよびプログラム Active JP6070339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013063617A JP6070339B2 (ja) 2013-03-26 2013-03-26 音解析装置、音解析システムおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013063617A JP6070339B2 (ja) 2013-03-26 2013-03-26 音解析装置、音解析システムおよびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014192546A JP2014192546A (ja) 2014-10-06
JP6070339B2 true JP6070339B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=51838487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013063617A Active JP6070339B2 (ja) 2013-03-26 2013-03-26 音解析装置、音解析システムおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6070339B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108307259A (zh) * 2018-01-24 2018-07-20 腾讯科技(深圳)有限公司 噪音消除处理方法、装置、计算机设备、存储介质和音箱

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117232639B (zh) * 2023-11-15 2024-03-19 国网山西省电力公司超高压变电分公司 特高压交流变压器广域声纹采集装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4669150B2 (ja) * 2001-04-09 2011-04-13 キヤノン株式会社 主被写体推定装置及び主被写体推定方法
JP3929863B2 (ja) * 2002-09-20 2007-06-13 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 マイクロホンアレーにおけるマイクロホン受信信号の補正方法および補正装置
JP5089198B2 (ja) * 2007-03-09 2012-12-05 中部電力株式会社 音源位置推定システム
JP5702160B2 (ja) * 2011-01-20 2015-04-15 中部電力株式会社 音源推定方法及び音源推定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108307259A (zh) * 2018-01-24 2018-07-20 腾讯科技(深圳)有限公司 噪音消除处理方法、装置、计算机设备、存储介质和音箱
CN108307259B (zh) * 2018-01-24 2019-08-23 腾讯科技(深圳)有限公司 噪音消除处理方法、装置、计算机设备、存储介质和音箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014192546A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10088295B2 (en) Interactive spatial orientation method and system
EP3356841B1 (en) Cloud-coordinated location system using ultrasonic pulses and radio signals
US10024952B2 (en) Self-organizing hybrid indoor location system
US9609468B1 (en) Inter-device bearing estimation based on beam forming and motion data
JP5183833B1 (ja) 再帰反射器プローブアダプタ装置、レーザ追跡装置で点を測定する方法
CN107290723B (zh) 声源定位方法、装置和电子设备
US20130057260A1 (en) Method and apparatus for measuring a location of a terminal using magnetic field
US9681268B2 (en) Mobile device position detection
US10613211B2 (en) Virtual angle-of-arrival/angle-of-departure tracking
CN112261669A (zh) 网络波束定向控制方法及装置、可读介质和电子设备
KR102121537B1 (ko) 상대 장치의 위치 측정 장치 및 상대 장치의 위치 측정 방법
US20170126488A1 (en) Use of motion language for network commands in 60ghz networks
US11991594B2 (en) Terminal interaction method and terminal
JP6070339B2 (ja) 音解析装置、音解析システムおよびプログラム
KR101962398B1 (ko) 레이더의 표적 정보 오차 보상 방법 및 장치
WO2014038003A1 (ja) 判定方法、判定プログラム、判定装置および判定システム
JP2009037143A (ja) 測定用補助器具
CN110366104B (zh) 定位方法、装置、系统及电子设备及计算机可读存储介质
JP2010230442A (ja) 外力方向検出システム
Chakraborty et al. Autonomous vehicle for industrial supervision based on google assistant services & IoT analytics
CN102305923A (zh) 微型机器人集群的相对定位方法
CN112313538A (zh) 目标检测方法、雷达、设备及存储介质
JP2016177680A (ja) 情報処理システム、情報処理端末、情報処理方法、及びプログラム
CN115728771A (zh) 对象检测设备及其操作方法
US10107676B2 (en) Adaptive acoustic intensity analyzer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350