JP2017089649A - タービンブレード取り付け機構 - Google Patents

タービンブレード取り付け機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2017089649A
JP2017089649A JP2016217715A JP2016217715A JP2017089649A JP 2017089649 A JP2017089649 A JP 2017089649A JP 2016217715 A JP2016217715 A JP 2016217715A JP 2016217715 A JP2016217715 A JP 2016217715A JP 2017089649 A JP2017089649 A JP 2017089649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine rotor
pin
rotor blade
blade
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016217715A
Other languages
English (en)
Inventor
マシュー・マーク・ウィーバー
Matthew Mark Weaver
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2017089649A publication Critical patent/JP2017089649A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/28Selecting particular materials; Particular measures relating thereto; Measures against erosion or corrosion
    • F01D5/282Selecting composite materials, e.g. blades with reinforcing filaments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/147Construction, i.e. structural features, e.g. of weight-saving hollow blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/30Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/30Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
    • F01D5/3053Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers by means of pins
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/30Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
    • F01D5/3069Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers between two discs or rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/30Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
    • F01D5/3084Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers the blades being made of ceramics
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/10Two-dimensional
    • F05D2250/11Two-dimensional triangular
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

【課題】ガスタービンエンジン(10)用のタービンロータブレード組立体(75)を提供する。
【解決手段】タービンロータブレード組立体(75)は、タービンロータブレード(74)及び取り付けピン(110)を含み、タービンロータブレード(74)及び取り付けピン(110)は、ブレード(74)とピン(110)との間の表面界面を提供するための特徴を有する。具体的には、取り付けピン(110)は、三角形の断面形状を有し、ブレード(74)は、取り付けピン(110)を受け入れるためのピン孔(90)を画成する。タービンロータブレード(74)をガスタービンエンジン(10)のタービンロータディスク(94)に取り付けるための取り付けピン(110)も提供される。取り付けピン(110)は、1以上の平坦な表面を画成する本体(112)を含み、平坦な表面は、取り付けピン(110)とタービンロータブレード(74)との間の表面接触界面を提供する。
【選択図】図1

Description

本主題は、一般的にはガスタービンエンジンに関し、特にガスタービンエンジンのブレードのための取り付け機構に関する。最も具体的には、本主題は、ガスタービンエンジンのセラミックマトリックス複合ブレードをタービンロータディスクに取り付けるための取り付け機構に関する。
ガスタービンエンジンは、一般に、互いに流体連通するように配置されたファン及びコアを含む。さらに、ガスタービンエンジンのコアは、一般的に、流れの順に、圧縮機セクション、燃焼セクション、タービンセクション、及び排気セクションを含む。動作時には、ファンから圧縮機セクションの入口に空気が供給され、空気が燃焼セクションに到達するまで、1以上の軸流圧縮機が漸進的に空気を圧縮する。燃料が圧縮空気と混合され、燃焼セクション内で燃焼して、燃焼ガスを提供する。燃焼ガスは、燃焼セクションからタービンセクションまで送られる。タービンセクションを通る燃焼ガスの流れは、タービンセクションを駆動し、次に、排気セクションを通って、たとえば大気中に送られる。
より一般的には、セラミックマトリックス複合(CMC)材料などの非伝統的な高温材料が、ガスタービンエンジン内の様々な部品に使用されつつある。たとえば、CMC材料は、比較的極端な温度に耐えることができるので、燃焼ガスの流路内の部品をCMC材料に置き換えることが特に関心を集めている。具体的には、ガスタービンエンジンのタービンセクションのロータブレードは、より一般的に、CMC材料で形成されるようになっている。
CMCタービンロータブレードは、一般的に、CMC材料の複数のプライから形成される。理想的には、プライは連続したCMC繊維、すなわち、プライの長さに沿って連続したCMC繊維を利用する。CMC材料は、通常、CMC繊維の方向に最も強いので、連続したCMC繊維プライを利用したタービンロータブレードは、タービンの運転中の応力により良好に耐えることができる。
しかし、連続した繊維プライを利用したCMCブレードは、ピン及びクレビス型のアタッチメントを介してタービンロータディスクに取り付けられることが多い。より具体的には、ピンは、ロータディスクの一方の側面にあるピン孔に挿入され、ロータブレードに形成されたピン孔を貫通して、ディスクの反対側の側面にあるピン孔を貫通することができる。通常、ピンは、丸い又は円形の断面を有し、ブレードと線接触しているので、ピンとブレードとの間の接触、破砕、及び/又は他の応力が望ましくなく高くなることがある。
したがって、CMC材料の層間能力に依存することを回避する、CMCロータブレードをロータディスクに取り付けるための取り付け機構が有用であろう。さらに、取り付け機構とブレードとの間の応力を最小にする、CMCロータブレードをロータディスクに取り付けるための取り付け機構が有益であろう。より具体的には、ピンとブレードとの間に面接触が提供されるように、CMCロータブレードをロータディスクに取り付けるためのピンが有利であろう。
米国特許出願公開第2013/0064668号明細書
本発明の態様及び利点は、以下の説明において部分的に記載され、或いは説明から明らかになり、或いは本発明の実施を通して知ることができる。
本開示の例示的な一実施形態では、ガスタービンエンジン用のタービンロータブレード組立体が提供される。ガスタービンエンジンは、軸方向を規定し、タービンロータブレード組立体は、翼形部及びシャンク部分を有するタービンロータブレードを含む。翼形部及びシャンク部分は、セラミックマトリックス複合材料の複数のプライから形成されている。タービンロータブレード組立体は、取り付けピンをさらに含み、タービンロータブレードの翼形部及びシャンク部分を形成する複数のプライは、ブレードの正圧側面から、取り付けピンを受け入れるためのピン孔の周囲を回って、ブレードの負圧側面まで延在する。取り付けピンは、取り付けピンとブレードとの間の表面界面を形成するために三角形の断面形状を有する本体を含む。
本開示の別の例示的な実施形態では、ガスタービンエンジンのタービンロータディスクにタービンロータブレードを取り付けるための取り付けピンが提供される。ガスタービンエンジンは、軸方向を規定し、取り付けピンは、第1の端部と第2の端部との間に延在する本体を有する。本体は、第1の端部と第2の端部との間に延在する1以上の平坦な表面を画成する。平坦な表面は、取り付けピンとタービンロータブレードとの間の表面接触界面を提供する。
本発明のこれらの、並びに他の特徴、態様及び利点は、以下の説明及び添付の図面を参照すれば、よりよく理解されよう。添付の図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成しており、本発明の実施形態を例示し、説明と共に、本発明の原理を説明するのに役立つ。
本発明の完全かつ可能な開示は、その最良の形態を含み、当業者に向けられて、本明細書に記載されており、以下の添付の図面を参照している。
本主題の様々な実施形態による例示的なガスタービンエンジンの概略的な断面図である。 本主題の例示的な実施形態によるタービンロータブレードの斜視図である。 本主題の例示的な実施形態によるタービンロータディスクの斜視図である。 本主題の例示的な実施形態による、図3のタービンロータディスクに取り付けられたタービンロータブレード組立体の断面図である。 本主題の例示的な実施形態による、図4のタービンロータブレード組立体の横方向の断面図である。 本主題の例示的な実施形態による、図4及び図5のタービンロータブレード組立体の取り付けピンの側面図である。 本主題の例示的な実施形態による、図6の取り付けピンの正面図である。 本主題の別の例示的な実施形態による、図6の取り付けピンの正面図である。
本発明の実施形態を示すために、ここで詳細に参照を行うが、それの1以上の実施例を添付の図面に示す。詳細な説明は、図面の特徴を参照するために、数字及び文字の符号を用いる。図面及び説明の同様の又は類似の符号は、本発明の同様の又は類似の部材を指すために用いている。本明細書において、「第1の」、「第2の」、及び「第3の」という用語は、1つの構成部品と別の構成部品とを区別するために交換可能に用いることができ、個々の構成部品の位置又は重要性を示すことを意図しない。「上流」及び「下流」という用語は、流体経路における流体の流れについての相対的方向を示す。たとえば、「上流」は流体がそこから流れる方向を示し、「下流」は流体がそこへ流れる方向を示す。
ここで図面を参照するが、図面全体を通して同一符号は同一要素を示しており、図1は、本開示の例示的な実施形態によるガスタービンエンジンの概略的な断面図である。より具体的には、図1の実施形態では、ガスタービンエンジンは、高バイパスターボファンジェットエンジン10であり、本明細書では「ターボファンエンジン10」と呼ぶ。図1に示すように、ターボファンエンジン10は、軸方向AD(参照のために設けた長手方向中心線12に対して平行に延びる)及び半径方向RDを規定する。一般に、ターボファン10は、ファン部14、及びファン部14の下流に配置されたコアタービンエンジン16を含む。
図示する例示的なコアタービンエンジン16は、一般的に環状入口20を画成する実質的に管状の外側ケーシング18を含む。外側ケーシング18は、直列の流れの関係で、ブースタもしくは低圧(LP)圧縮機22及び高圧(HP)圧縮機24を含む圧縮機セクションと、燃焼セクション26と、高圧(HP)タービン28及び低圧(LP)タービン30を含むタービンセクションと、ジェット排気ノズル部32とを収容する。高圧(HP)シャフト又はスプール34は、HPタービン28をHP圧縮機24に駆動的に連結する。低圧(LP)シャフト又はスプール36は、LPタービン30をLP圧縮機22に駆動的に連結する。
図示する実施形態では、ファン部14は、間隔を置くようにディスク42に結合された複数のファンブレード40を有する可変ピッチファン38を含む。図示するように、ファンブレード40は、ほぼ半径方向RDに沿ってディスク42から外向きに延在する。各ファンブレード40は、ファンブレード40のピッチを同時にまとめて変化させるように構成された適切な作動部材44に動作可能に結合されたファンブレード40により、ピッチ軸Pを中心としてディスク42に対して回転することができる。ファンブレード40、ディスク42、及び作動部材44は共に、動力ギヤボックス46を横切るLPシャフト36によって長手方向軸12を中心として回転することができる。動力ギヤボックス46は、LPシャフト36の回転速度をより効率的な回転ファン速度に低下させる複数のギヤを含む。
さらに図1の例示的な実施形態を参照すると、ディスク42は、複数のファンブレード40を通る空気流を促進するために空気力学的に輪郭づけされた回転可能なフロントナセル48で覆われている。さらに、例示的なファン部14は、ファン38及び/又はコアタービンエンジン16の少なくとも一部を円周方向に取り囲む環状ファンケーシング又は外側ナセル50を含む。ナセル50は、円周方向に間隔を置いて配置された複数の出口案内翼52により、コアタービンエンジン16に対して支持されるように構成することができることを理解されたい。さらに、ナセル50の下流部54は、コアタービンエンジン16の外側部分を覆うように延在してもよく、それらの間にバイパス空気流路56を画成することができる。
ターボファンエンジン10の動作時には、ある量の空気58が、ナセル50及び/又はファン部14の関連する入口60を通ってターボファン10に入る。ある量の空気58がファンブレード40を通過する際に、空気58の第1の部分は、矢印62で示すように、バイパス空気流路56内に導かれ又は送られ、空気58の第2の部分は、矢印64で示すように、LP圧縮機22内に導かれ又は送られる。空気の第1の部分62と空気の第2の部分64との比は、バイパス比として一般的に知られている。次に、空気の第2の部分64が高圧(HP)圧縮機24を通って燃焼セクション26内に送られる際にその圧力が増加し、燃焼セクション26で燃料と混合され、燃焼して、燃焼ガス66を提供する。
燃焼ガス66はHPタービン28を通って送られ、そこで燃焼ガス66からの熱及び/又は運動エネルギーの一部は、外側ケーシング18に結合されたHPタービンステータベーン68と、HPシャフト又はスプール34に結合されたHPタービンロータブレード70と、の連続段を通して抽出され、HPシャフト又はスプール34を回転させ、それによってHP圧縮機24の動作を支援する。次に燃焼ガス66はLPタービン30を通って送られ、そこで熱及び運動エネルギーの第2の部分は、燃焼ガス66から、外側ケーシング18に結合されたLPタービンステータベーン72と、LPシャフト又はスプール36に結合されたLPタービンロータブレード74と、の連続段を通して抽出され、LPシャフト又はスプール36を回転させ、それによってLP圧縮機22の動作及び/又はファン38の回転を支援する。
燃焼ガス66は、次に、コアタービンエンジン16のジェット排気ノズル部32を通って送られ、推進力を提供する。同時に、空気の第1の部分62がターボファン10のファンノズル排気セクション76から排出される前にバイパス空気流路56を通って送られる際に、空気の第1の部分62の圧力が実質的に増加し、また推進力を提供する。HPタービン28、LPタービン30、及びジェット排気ノズル部32は、コアタービンエンジン16を通って燃焼ガス66を送るための高温ガス経路78を少なくとも部分的に画成する。
図2を参照すると、本主題の例示的な実施形態によるLPタービンロータブレード74が示されている。図示する実施形態では、タービンロータブレード74は、高温能力を有する非金属材料であるセラミックマトリックス複合(CMC)材料で構成されている。このようなロータブレード74に使用される例示的なCMC材料は、炭化ケイ素、ケイ素、シリカ、もしくはアルミナを母材とする材料及びそれらの組合せを含むことができる。セラミック繊維は、母材内に埋め込むことができ、たとえば、サファイア及び炭化ケイ素などのモノフィラメント(たとえば、Textron社のSCS−6)、並びに、炭化ケイ素(たとえば、日本カーボンのNICALON(登録商標)、宇部興産のTYRANNO(登録商標)、ダウコーニング社のSYLRAMIC(登録商標))、アルミナケイ酸塩(たとえば、Nextel社の440及び480)、及びチョップされたホイスカーと繊維(たとえば、Nextel社の440及びSAFFIL(登録商標))を含むロービングと糸、並びに任意選択的にセラミック粒子(たとえば、Si、Al、Zr、Y、及びこれらの組合せの酸化物)及び無機充填剤(たとえば、パイロフィライト、ウォラストナイト、マイカ、タルク、カイヤナイト、及びモンモリロナイト)を含む酸化安定強化繊維などのセラミック繊維である。CMC材料は、約1000〜1200°Fの温度範囲で約1.3×10-6in/in/°F〜約3.5×10-6in/in/°Fの範囲の熱膨張係数を有することができる。
図2に示すように、ロータブレード74は、CMC材料の複数のプライ84から製造された翼形部80及びシャンク部分82を含む。以下でより詳細に説明するように、シャンク部分82は、タービンロータディスク94(図3)に固定されるように構成される。翼形部80は、一般的に、シャンク部分82から半径方向外向きに延在し、タービンセクション30を通って流れる燃焼ガス66の高温ガス経路内に突出している。たとえば、翼形部80は、シャンク部分82から翼形部先端(図示せず)まで半径方向外向きに延在することができる。さらに、翼形部80は、一般的に空気力学的形状を画成することができる。例として、翼形部80は、燃焼ガスの運動エネルギーを取り込んで使用可能な回転エネルギーに変換することを容易にするように構成された正圧側面86及び負圧側面88を有するように成形することができる。
図2について続けると、複数のプライ84の各々は、ブレード74の正圧側面86からブレード74の負圧側面88まで延在する。図示する実施形態では、各プライ84は、正圧側面86から負圧側面88まで包み込んで、ブレード74を画成する。好ましくは、プライ84は、連続したCMC繊維がピン孔90を包み込むように、その長さに沿って連続したCMC繊維を含んでいる。連続した繊維のCMCプライは、ブレードにかかる応力に耐えるためにブレード材料の層間能力に依存することを回避するのを助けることができ、連続した繊維は、ピン孔90を各プライで包み込むことによって保持されるが、これについては以下でより詳細に説明する。一実施形態では、複数のプライ84は、1以上のフィラーパック109が中に配置されたほぼ涙滴形状の開口部を形成するマンドレルの周りに巻き付けることができる。フィラーパック109は、たとえば、ロールアップしたプライ、母材内にチョップされたCMCファイバ、又は他の任意の適切な材料を含むことができる。フィラーパック109がプライ84により形成された開口部内に配置された後に、ピン孔90を画成するようにフィラーパック109を機械加工することができるが、ピン孔90は他の方法によってブレード74に形成してもよい。いずれにしても、ブレード74は、ブレード74のシャンク部分82を貫通して、ブレード74の第1の側面81から第2の側面83まで延在するピン孔90を画成する。
シャンク部分82は、最下点又は部分92、すなわち、ブレード74の半径方向最も内側の点又は部分を規定することができる。例示的な実施形態では、最下点92は、ブレードの先端(図示せず)から最も遠いブレード74の点であってもよい。平面P(図4)は、平面Pが軸方向ADに対してほぼ平行に延在するように、最下点92を通って規定することができる。図2に示すように、フィラーパック109の少なくとも一部は、ピン孔90の一部に隣接する平面Pに対して平行であってもよい。すなわち、フィラーパック109は、ピン孔90の一側面又は一部を画成するほぼ平坦な平面であるピン表面91を画成することができる。
図3は、本主題の例示的な実施形態によるタービンロータディスク94を示す。図3に示すように、タービンロータディスク94は、外縁部96に沿って外周Cを画成し、ディスク94は、外周Cに沿って第1の側面100と第2の側面102との間に延在するスロット98を画成する。第1の側面100は、ロータディスク94の後方側面であってもよいし、第2の側面102は、ロータディスク94の前方側面であってもよい。複数の第1の開口部104が第1の側面100に画成され、複数の第2の開口部106が第2の側面102に画成されている。第1の開口部104及び第2の開口部106は、図示するようにほぼ円形であってもよいが、他の実施形態では、第1の開口部104及び第2の開口部106は、別の形状、たとえば、取り付けピン110の断面形状と相補的な及び/又は対応した形状などを有することができる(図4)。取り付けピン110については、以下でより詳細に説明する。さらに、いくつかの実施形態では、第1の開口部104の形状は、第2の開口部106の形状と異なってもよい。さらに他の実施形態では、第1及び第2の開口部104、106は、同じ形状であってもよいが、異なるサイズであってもよく、たとえば、第1及び第2の開口部104、106がほぼ円形の形状である場合に、第1の開口部104が第2の開口部106よりも大きい半径(したがって、より大きな直径及び断面積)を有してもよい。第1及び第2の開口部104、106は、他の構成も有することができる。
図4は、本開示の例示的な実施形態による、タービンロータディスク94に取り付けられたタービンロータブレード組立体75を示す。図示する実施形態では、タービンロータブレード組立体75は、タービンロータブレード74及び取り付けピン110を含む。ピン110は、ブレード74をディスク94に取り付ける又は結合するために使用される。より具体的には、ブレード74のシャンク部分82は、スロット98内に配置され、ブレード74は、取り付けピン110によりスロット98内の定位置に保持される。ピン110は、適切な剪断強度を有する材料などの任意の適切な材料から作製することができる。一般に、ロータディスク94を製造するために通常使用される金属合金、たとえば、Rene108、そのファミリーとの合金、又は別の適切な合金は、ピン110の製造に適した材料であり得るが、他の材料を用いることもできる。
図4にさらに示すように、スロット98のシャンク部分82と半径方向最も内側の表面108との間に隙間Gがあってもよい。ピン110は、ディスク94の第1の側面100から、ブレード74のピン孔90を貫通して、ディスク94の第2の側面102まで延在する。以下でより完全に説明するように、ピン110は、第1の側面100の第1の開口部104に挿入され、ピン孔90を貫通し、第2の側面102の第2の開口部106に向かうことができる本体112を有する。この結果、ブレード74のディスク94への取り付けは、ピン−クレビス構成として説明することができ、ディスク94が一般的にクレビスを形成し、ディスク94の各側面に形成された開口部に挿入されたピン110によりディスク94の側面100、102の間にブレード74が固定される。
ここで図5を参照すると、タービンロータブレード組立体75の断面図を示し、ピン110の本体112は、三角形の断面形状を有している。三角形の断面形状は、二等辺三角形又は正三角形にほぼ対応することができるが、他の三角形の形状を適切に用いてもよい。さらに、本体112の断面形成する三角形の角は、ほぼ丸くすることができ、そうすることでピン110の本体112内及び/又はブレード74の応力を最小にするのを助けることができるので、本体112の三角形の断面は、丸みを帯びた角又は角部を有している。図2、図4及び図5に示すように、ピン孔90は、一般的に、取り付けピン110の本体112に対して相補的な形状である。より具体的には、図示する実施形態では、ピン孔90も三角形の断面形状を有するように、ピン孔90は実質的に本体112と同一の断面形状を有する。さらに、ピン孔90は、取り付けピン110とブレード74との間に最小の隙間が形成されるように構成される。
図5にさらに示すように、半径Rを有する円Iは、本体112の三角形の断面に内接してもよい。内接円Iの少なくとも一部は、本体112の外周部111沿っている、又は交差する。図示する実施形態では、内接円Iの一部は、本体112の三角形の断面を形成する三角形の丸みのある角を含む外周部111の一部に沿っており、かつ、丸みのある角の反対側の三角形の辺まで延在している。すなわち、三角形の断面は、円の直径すなわち半径Rの2倍(2R)に実質的に等しい高さを有する。
本主題の例示的な実施形態によれば、図6は、図4及び図5に示す取り付けピン110の側面図である。図6に示すように、取り付けピン110の本体112は、第1の端部116と第2の端部118との間に延在する。本体112の断面形状は、図4に示すように、少なくともブレード74のシャンク部分82の長さLshankについては一定である。ピン110の本体112は、ブレード74のシャンク部分82と面接触する、より具体的には、シャンク部分82のピン表面91と面接触する底面114をさらに含む。底面114は、シャンク部分82の長さLshankに実質的に等しい長さを有する。より具体的には、底面114は、第1の端部116と第2の端部118との間で本体112に沿って延在し、軸方向ADに実質的に平行である。
図5を再び参照すると、底面114は、本体112の三角形状の断面の丸みのある角のうちの2つを結ぶ線分によって規定される幅Wsurfaceを有する。図示するように、底面114の幅Wsurfaceは、本体112の三角形状の断面に内接する円Iの半径Rの約2倍である、すなわち、底面114の幅Wsurfaceは2R、すなわち内接円Iの直径に実質的に等しい。底面114は寸法Lshank及びWsurfaceを有し、ほぼ平坦な表面であり、底面114は、シャンク部分82の最下点92によって規定される平面Pに対して平行に延在する。
より具体的には、図5及び図6に示すように、取り付けピン110の本体112は、第1の端部116と第2の端部118との間に延在する3つの実質的に平坦な表面、すなわち底面114、第1の表面115、及び第2の表面117を画成する。図示するように、第1の表面115及び第2の表面117は半径方向RDに対して傾斜しており、底面114は半径方向RDに対して垂直に延在する。各平坦な表面は、ピン110がブレード74内に挿入された場合に、ピン110とブレード74との間の表面接触界面を提供する。他の実施形態では、取り付けピン110は、ピン110の本体112が3より少ない、又は3より多い接触表面を画成するように、他の形状を有してもよい。さらに、第1の端部116から第2の端部118まで延在するものとして示しているが、代替的な実施形態では、本体112によって画成される1以上の平坦な表面が第1の端部116と第2の端部118との間の長さの一部のみに沿って延在してもよい。
いくつかの実施形態では、図6に示す実施形態のように、ピン110は、第1の端部116に隣接する第1のプラグ部分120と第2の端部118に隣接する第2のプラグ部分122とを含むことができる。第1のプラグ部分120は第1の開口部104の形状に対応することができ、第2のプラグ部分122は第2の開口部106の形状に対応することができる。第1のプラグ部分120は、第1の開口部104を充填して、たとえばシャンクを横切ってロータの後方へのロータパージリークを防止するのを助けることができる。すなわち、第1の開口部104の形状は円形であり、第1のプラグ部分120の形状を円柱状にして、第1の開口部104を充填するのに十分な断面積を有することができる。同様に、第2のプラグ部分122は第2の開口部106を充填することができ、すなわち、第2の開口部106の形状は円形であって、第2のプラグ部分122の形状を円柱状にして、第2の開口部106を充填するのに十分な断面積を有することができる。他の実施形態では、第1及び第2のプラグ部分120、122は、他の形状又は構成を有してもよく、さらに他の実施形態では、プラグ部分120、122を省略してもよい。
図7は、例示的な実施形態によるピン110の端面図を示す。図示するように、ピン110の本体112は第1の断面積A1を有することができ、第1のプラグ部分120は第2の断面積A2を有することができ、第2のプラグ部分122は第3の断面積A3を有することができる。図示する実施形態では、第2の断面積A2は第1の断面積A1より大きく、第2の断面積A2及び第1の断面積A1は両方とも第3の断面積A3より大きい。さらに、プラグ部分120、122は、図7に示すように、ほぼ円形状の断面形状を有することができるが、他の実施形態では、プラグ部分120、122は、本体112の三角形状の断面形状と同様の断面形状を有してもよい。さらに他の実施形態では、第1及び第2のプラグ部分120、122は、たとえば図8に関して後述するように、他の形状又は構成を有してもよいし、別の実施形態では、プラグ部分120、122を省略してもよい。
さらに図7を参照すると、図示する実施形態では、第2のプラグ部分122の形状は、図5に示す内接円Iに実質的に対応している。したがって、図示する実施形態では、第2のプラグ部分122は、半径R、すなわち内接円Iと同じ半径を有する。
戻って図4を参照すると、タービンロータブレード組立体75はまた、第1及び第2の開口部104、106並びにピン孔90内にピン110を保持するための分割リング保持機構124を含むことができる。タービンの動作中にディスク94が回転すると、ピン110は、ピン110がピン孔90及び開口部104、106から抜けることを引き起こすおそれのある様々な力又は振動などを受ける場合がある。したがって、分割リング保持機構124などの機構は、ピン110を定位置に保持するのを助ける。
図4に示すように、分割リング保持機構124は、第1の側面100に隣接して配置される。タービンロータディスク94の第1の側面100は、リップ126が第1の側面100と一体になるように、リップ126を含む。リップ126は、半径方向内向きに延在して、波形の部分128を画成し、ピン110を挿入するための、第1の開口部104へのアクセスを可能にする。ピン110を挿入した後、分割リング保持機構124は、ピン110とリップ126との間に配置される。より具体的には、機構124の分割リング設計は、たとえば、ピン110とリップ126との間に機構124を設けるために機構124が収縮又は変形し、次にピン110が開口部104、106及びピン孔90から外れるのを防止するために拡大又は変形することを可能にする。当然のことながら、ピン110を開口部104、106及びピン孔90内に保持するために、他の適切な保持機構を使用することができる。
或いは、開口部104、106及びピン孔90内にピン110を保持するために、他の適切な手段を用いてもよい。一例として、開口部を覆うために、第1の開口部104及び/又は第2の開口部106に隣接するロータディスク94の表面に材料のストリップを取り付けてもよく、材料のストリップは、材料のストリップが隣接するブレード74のピン110を定位置に保持するのに役立つように、ディスク94の表面の周りに延在することができる。ピン110を定位置に固定するための他の手段を用いてもよい。
上述したように、ロータブレード74をロータディスク94に取り付け又は結合するために使用されるタービンロータブレード組立体75の取り付けピン110は、たとえば底面114などの1以上の平坦な表面を有しており、ブレード74のピン孔90を画成する複数のプライ84は、ピン孔90の一部を画成するピン表面91を有している。図4及び図5に示すように、ピン110がピン孔90に挿入されると、ピン110の底面114はピン孔90のピン表面91に隣接する。このようにして、ピン110及びブレード74が底面114及びピン表面91に沿って接続するので、ピン110とブレード74との間の接触応力は表面に沿って担持される。より具体的には、半径方向RDに沿った接触応力の一部は、底面114とピン表面91との間の面接触界面にわたって分散され得る。したがって、取り付けピンとブレードとの間の線接触を有する代替的な設計、たとえば円形状の断面の本体を有するピンを用いた設計などでは、半径方向に沿った応力の成分が表面にわたって分散するのではなく、線接触に沿って集中するが、そのような設計と比較して、ピン110とブレード74との間の接触応力を低減することができる。したがって、例示的な実施形態では、本体112は、1以上の平坦な表面を画成し、具体的には、本体112は、半径方向RDに対して垂直に延在する1以上の平面状の表面を画成する。他の実施形態では、本体112は3以上の平坦な表面を画成し、たとえば、本体112は図5及び図7に示す実質的に三角形の断面形状又は他のほぼ多角形の断面形状を有するが、本体112は他の断面形状を有してもよい。このような実施形態では、本体112は、好ましくは、半径方向RDに対して垂直に延在する1以上の平坦な表面を有しているが、他の実質的に平坦な表面が半径方向に対してある角度で延在してもよい。
1以上の平坦な表面、より具体的には、半径方向RDに対して垂直に延在する底面114を有する本体112のもう1つの利点は、平坦な表面が、たとえば、ブレード74は、ピン110の長手方向の中心線に沿って延在するピン110の軸の周りで回転することができないように、動作中にブレード74の位置を一定に保持する選択肢を与えることである。図8に示す一例として、第1のプラグ部分120は、ほぼ平坦な表面121を画成することができ、第1の開口部104は、表面121を画成する第1のプラグ部分120の形状に対応する形状を有することができる。表面121は、ピン110が第1の開口部104内で回転することを防止する、すなわち、表面121は、ブレード74がタービンロータディスク94に対して回転することを防止する。このような位置の制約は、断面が円形のピンでは不可能である。さらに、図8に示す第1のプラグ部分120の形状の変形例はまた、ピン110及びブレード74の回転を防止し、それによってブレード74の位置を一定に保持するために使用できることが容易に理解されよう。
前述に基づいて、ピン110及びブレード74の様々な形状の具体的な寸法は、ブレード74に加わる種々の応力、たとえば、ブレード74に加わる接触/破砕応力及び/又はシャンク応力を所望のレベルまで低減し、CMC材料の層間能力に依存することを回避するように選択することができる。一例として、CMCブレード74に加わる接触/破砕応力を、取り付けピン110の剪断応力とほぼ等しい値にまで制限することが望ましい場合がある。ピンの剪断応力とほぼ同等な接触応力を得るために、底面114の幅Wsurfaceは、内接円Iの半径Rの約2倍にすべきであり、説明したように半径Rはまた第2のプラグ部分122の半径であり、ピン110の底面114の長さLshankは、半径Rの2π倍にほぼ等しくすべきである。すなわち、
shank≒2πR
surface≒2R
別の例としては、シャンク応力、すなわちシャンク部分82に加わる引張応力をピンの剪断応力の約3分の1(1/3)に制限することが望ましい。このような実施形態では、シャンク部分82(図5)の幅Wshankは半径Rの約3倍とすべきであり、シャンク部分82(図4)の長さLshankは半径Rの約2π倍とすべきである。すなわち、
shank≒3R
shank≒2πR
これらの形状の幾何学的スケーリング、すなわち、ピン110の底面114の長さLshank、シャンク部分82の幅Wshank、及びシャンク部分82の長さLshankは、ブレード74、ディスク94、及びピン110の他の設計上の制約の範囲内で容易に対応することは容易に理解できよう。さらに、ブレード74、ピン110、及び/又はディスク94内の又はそれに加わる種々の応力に対する他の所望される制限によって、各部品の種々の寸法間の異なる関係が生ずる可能性がある。
以上、ターボファンエンジン10のLPタービンロータブレード74について説明したが、前述の説明は他のガスタービンエンジン部品にも適用されることが容易に理解されよう。具体的には、以上の説明は、ターボファンエンジン10のHPタービンロータブレード70及び他の適切な部品にも適用されることが理解されよう。
この明細書は、本発明を開示するために実施例を用いており、最良の形態を含んでいる。また、いかなる当業者も本発明を実施することができるように実施例を用いており、任意のデバイス又はシステムを製作し使用し、任意の組み込まれた方法を実行することを含んでいる。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到するその他の実施例を含むことができる。このような他の実施例が請求項の字義通りの文言と異ならない構造要素を含む場合、又は、それらが請求項の字義通りの文言と実質的な差異がない等価な構造要素を含む場合には、このような他の実施例は特許請求の範囲内であることを意図している。
10 ターボファンジェットエンジン
12 長手方向又は軸方向中心線
14 ファン部
16 コアタービンエンジン
18 外側ケーシング
20 入口
22 低圧圧縮機
24 高圧圧縮機
26 燃焼セクション
28 高圧タービン
30 低圧タービン
32 ジェット排気ノズル部
34 高圧シャフト/スプール
36 低圧シャフト/スプール
38 ファン
40 ブレード
42 ディスク
44 作動部材
46 動力ギヤボックス
48 ナセル
50 ファンケーシング又はナセル
52 出口案内翼
54 下流部
56 バイパス空気流路
58 空気
60 入口
62 空気の第1の部分
64 空気の第2の部分
66 燃焼ガス
68 ステータベーン
70 タービンロータブレード
72 ステータベーン
74 タービンロータブレード
75 タービンロータブレード組立体
76 ファンノズル排気セクション
78 高温ガス経路
80 翼形部
81 第1の側面
82 シャンク部分
83 第2の側面
84 複数のプライ
86 正圧側面
88 負圧側面
90 ピン孔
91 ピン表面
92 最下点
94 タービンロータディスク
96 外縁部
98 スロット
100 第1の側面
102 第2の側面
104 第1の開口部
106 第2の開口部
108 スロットの最も内側の表面
109 フィラーパック
110 取り付けピン
111 本体の外周部
112 本体
114 底面
115 第1の表面
116 第1の端部
117 第2の表面
118 第2の端部
120 第1のプラグ部分
122 第2のプラグ部分
124 分割リング保持機構
RD 半径方向
AD 軸方向
P 平面
C ディスクの外周
G 隙間
body 本体の長さ
surface 底面の長さ
surface 底面の幅
I 内接円
R 内接円の半径
1 第1の断面積
2 第2の断面積
shank シャンク部分の長さ
shank シャンク部分の幅

Claims (10)

  1. ガスタービンエンジン(10)用のタービンロータブレード組立体(75)であって、ガスタービンエンジン(10)は軸方向(AD)を規定し、タービンロータブレード組立体(75)は、
    翼形部(80)及びシャンク部分(82)を含むタービンロータブレード(74)であって、翼形部(80)及びシャンク部分(82)は、セラミックマトリックス複合材料の複数のプライ(84)から形成されている、タービンロータブレード(74)と、
    取り付けピン(110)とを含み、
    タービンロータブレード(74)の翼形部(80)及びシャンク部分(82)を形成する複数のプライ(84)は、ブレードの正圧側面(86)から、取り付けピン(110)を受け入れるためのピン孔(90)の周囲を回って、ブレードの負圧側面(88)まで延在し、
    取り付けピン(110)は、取り付けピン(110)とブレード(74)との間の表面界面を形成するために三角形の断面形状を有する本体(112)を含む、タービンロータブレード組立体(75)。
  2. 取り付けピン(110)の本体(112)は、タービンロータディスク(94)の第1の側面(100)にある第1の開口部(104)内に挿入され、タービンロータブレード(74)のピン孔(90)を貫通して、タービンロータディスク(94)の第2の側面(102)にある第2の開口部(106)に向かって延在する、請求項1に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
  3. 取り付けピン(110)の本体(112)は、軸方向(AD)と平行に延在する平面(P)に対して平行に延在する底面(114)を含む、請求項1に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
  4. ピン表面(91)を画成する1以上のフィラーパック(109)をさらに含み、ピン表面(91)はピン孔(90)の一部分を画成し、取り付けピン(110)は、ピン表面(91)に隣接する底面(114)を含み、底面(114)及びピン表面(91)は、取り付けピン(110)とブレード(74)との間の表面界面を画成する、請求項1に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
  5. 本体(112)の三角形の断面に内接する円(I)は半径Rを有し、底面(114)の幅(Wsurface)は半径の約2倍である、請求項4に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
  6. 底面(114)の長さは、本体の第1の端部(116)と本体の第2の端部(118)との間の取り付けピン(110)の本体(112)によって規定され、底面(114)の長さは、軸方向(AD)に対して実質的に平行である、請求項4に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
  7. 取り付けピン(110)の本体(112)は、第1の端部(116)及び第2の端部(118)を含む、請求項1に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
  8. ピン孔(90)は、取り付けピン(110)の本体(112)と同じ断面形状を有する、請求項1に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
  9. タービンロータブレード(74)のシャンク部分(82)は、タービンロータディスク(94)に画成されたスロット(98)内に配置され、スロット(98)は、ディスク(94)の第1の側面(100)と第2の側面(102)との間のタービンロータディスク(94)の外周(C)に沿って画成される、請求項1に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
  10. ピン孔(90)は、取り付けピン(110)とブレード(74)との間に最小の隙間が形成されるように構成される、請求項1に記載のタービンロータブレード組立体(75)。
JP2016217715A 2015-11-10 2016-11-08 タービンブレード取り付け機構 Pending JP2017089649A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/936,777 US10227880B2 (en) 2015-11-10 2015-11-10 Turbine blade attachment mechanism
US14/936,777 2015-11-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017089649A true JP2017089649A (ja) 2017-05-25

Family

ID=57281129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016217715A Pending JP2017089649A (ja) 2015-11-10 2016-11-08 タービンブレード取り付け機構

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10227880B2 (ja)
EP (1) EP3168424A1 (ja)
JP (1) JP2017089649A (ja)
CN (1) CN106812554B (ja)
CA (1) CA2947438A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10941665B2 (en) 2018-05-04 2021-03-09 General Electric Company Composite airfoil assembly for an interdigitated rotor
US10677075B2 (en) 2018-05-04 2020-06-09 General Electric Company Composite airfoil assembly for an interdigitated rotor
US10822969B2 (en) * 2018-10-18 2020-11-03 Raytheon Technologies Corporation Hybrid airfoil for gas turbine engines
US11092020B2 (en) * 2018-10-18 2021-08-17 Raytheon Technologies Corporation Rotor assembly for gas turbine engines
PL3874145T3 (pl) * 2018-11-01 2023-07-24 General Electric Company Złącze łopaty wirnika turbiny wiatrowej skonstruowane z różnych materiałów
US11215064B2 (en) 2020-03-13 2022-01-04 Raytheon Technologies Corporation Compact pin attachment for CMC components
US11156110B1 (en) 2020-08-04 2021-10-26 General Electric Company Rotor assembly for a turbine section of a gas turbine engine
CN113530607B (zh) * 2021-04-07 2022-07-05 西北工业大学 一种具有u型叶片对的涡轮叶盘
US11655719B2 (en) 2021-04-16 2023-05-23 General Electric Company Airfoil assembly

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120301317A1 (en) * 2011-05-26 2012-11-29 Ioannis Alvanos Hybrid rotor disk assembly with ceramic matrix composites platform for a gas turbine engine
JP2013510994A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト タービンブレード又は圧縮機ブレード

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2859936A (en) * 1954-03-03 1958-11-11 Cincinnati Testing & Res Lab Compressor blade and method of forming same
US3487879A (en) * 1967-08-02 1970-01-06 Dowty Rotol Ltd Blades,suitable for propellers,compressors,fans and the like
US4037990A (en) 1976-06-01 1977-07-26 General Electric Company Composite turbomachinery rotor
US5017092A (en) * 1989-10-16 1991-05-21 United Technologies Corporation Rotor blade retention
US5163817A (en) 1989-10-16 1992-11-17 United Technologies Corporation Rotor blade retention
US7510379B2 (en) 2005-12-22 2009-03-31 General Electric Company Composite blading member and method for making
US8206118B2 (en) 2008-01-04 2012-06-26 United Technologies Corporation Airfoil attachment
US8408874B2 (en) 2008-04-11 2013-04-02 United Technologies Corporation Platformless turbine blade
US8251651B2 (en) 2009-01-28 2012-08-28 United Technologies Corporation Segmented ceramic matrix composite turbine airfoil component
US8231354B2 (en) 2009-12-15 2012-07-31 Siemens Energy, Inc. Turbine engine airfoil and platform assembly
US20110206522A1 (en) 2010-02-24 2011-08-25 Ioannis Alvanos Rotating airfoil fabrication utilizing cmc
US20130011271A1 (en) 2011-07-05 2013-01-10 United Technologies Corporation Ceramic matrix composite components
US10287897B2 (en) 2011-09-08 2019-05-14 General Electric Company Turbine rotor blade assembly and method of assembling same
US9051845B2 (en) * 2012-01-05 2015-06-09 General Electric Company System for axial retention of rotating segments of a turbine

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013510994A (ja) * 2009-11-17 2013-03-28 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト タービンブレード又は圧縮機ブレード
US20120301317A1 (en) * 2011-05-26 2012-11-29 Ioannis Alvanos Hybrid rotor disk assembly with ceramic matrix composites platform for a gas turbine engine

Also Published As

Publication number Publication date
CN106812554B (zh) 2019-11-05
EP3168424A1 (en) 2017-05-17
CA2947438A1 (en) 2017-05-10
US20170130593A1 (en) 2017-05-11
US10227880B2 (en) 2019-03-12
CN106812554A (zh) 2017-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017089649A (ja) タービンブレード取り付け機構
EP3081759B1 (en) Shroud assembly and shroud for gas turbine engine
US20220205392A1 (en) Piston ring assembly for a turbine engine
US20190137101A1 (en) Combustor assembly for a turbine engine
CN106482152B (zh) 用于涡轮发动机的燃烧器组件
EP3683405B1 (en) Composite stator vane with frustic load transmission feature
EP3115690A1 (en) Thermally coupled cmc combustor liner
JP2017025916A (ja) ガスタービンエンジン用のノズル及びノズル組立体
JP5855831B2 (ja) セグメント化タービンバケットアセンブリの方法及び装置
CN106482157B (zh) 用于涡轮发动机的燃烧器组件
JP6360140B2 (ja) 燃焼器アセンブリ
JP2013227968A (ja) ターボ機械ブレード用の抵抗バンド
US20190203611A1 (en) Combustor Assembly for a Turbine Engine
JP2019178861A (ja) 燃焼器アセンブリ
CN110863865B (zh) 涡轮叶片末梢围带
EP2570605B1 (en) Ceramic matrix composite rotor disk for a gas turbine engine and corresponding rotor module
US20210087936A1 (en) Detuned turbine blade tip shrouds
US11454118B2 (en) Gas turbine engine rotor blade having a root section with composite and metallic portions
US11674403B2 (en) Annular shroud assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180703