JP2013227968A - ターボ機械ブレード用の抵抗バンド - Google Patents

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Abstract

【課題】ターボ機械のブレードの耐久性を向上させること。
【解決手段】ターボ機械システムは、ターボ機械システムの長手方向軸線を定めるロータを含む。第1のブレードがロータに結合され、第1のブレードが第1及び第2の積層プライを有する。第1のバンドは、第1のブレードに結合され、第1及び第2の積層プライの分離を抑制するよう構成されている。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示される主題は、ターボ機械に関し、より具体的には、ターボ機械のブレードの耐久性を向上させるシステムに関する。
圧縮機及びタービンなどのターボ機械は、ロータと流体間でエネルギーを伝達するのに用いる。例えば、タービンエンジンは、航空機、船舶、及び発電機を作動させる推力を提供する。ターボ機械は一般に、シャフト又はロータの周りで回転してロータと流体間でエネルギーを伝達するブレードを含む。加えて、ブレードは、ロータによって支持することができる。例えば、ターボ機械ブレードは、ロータに取り付けられ、又は装着することができる。ターボ機械の運転中、ブレードは、ブレードの急速な回転及び/又は高い作動温度により高応力を受ける場合がある。残念ながら、高応力によりブレーの劣化を生じ、特定の状況では機械的故障を生じる場合がある。
米国特許第5,759,321号明細書
最初に請求項に記載された本発明の範囲内にある特定の実施形態について以下で要約する。これらの実施形態は、特許請求した本発明の技術的範囲を限定することを意図するものではなく、むしろそれらの実施形態は、本発明の実施可能な形態の簡潔な概要を示すことのみを意図している。当然のことながら、本発明は、下記に説明した実施形態と同様のもの又は該実施形態と異なるものとすることができる様々な形態を含むことができる。
第1の実施形態において、システムはターボ機械を含む。ターボ機械は、ターボ機械システムの長手方向軸線を定めるロータを含む。第1のブレードは、ロータに結合され、第1のブレードは、第1及び第2の積層プライを有する。第1の抵抗バンドは、第1のブレードに結合され、第1及び第2の積層プライの分離を抑制するよう構成されている。
第2の実施形態において、装置は、ターボ機械の流路内に装着されるよう構成されたターボ機械ブレードを含む。本装置はまた、ターボ機械ブレードに結合された抵抗バンドを含み、該抵抗バンドは、ターボ機械ブレードの分離を抑制するよう構成されている。
第3の実施形態において、ガスタービンエンジンは、圧縮機、燃焼器、及びタービンを含む。圧縮機は、複数の圧縮機ブレードを有し、空気を加圧するよう構成されている。燃焼器は、圧縮機から加圧空気を受け取り、加圧空気及び燃料の混合気を燃焼して燃焼生成物にするよう構成されている。タービンは、複数のタービンブレードを有し、燃焼器から燃焼生成物を受け取るよう構成されている。抵抗バンドは、複数の圧縮機ブレード又は複数のタービンブレードの第1のブレードに結合される。第1のブレードは、第1及び第2の積層パイルを有する。抵抗バンドは、第1及び第2の積層プライの分離を抑制するよう構成されている。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、図面全体を通じて同様の参照符号が同様の要素を示す添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むと更に理解できるであろう。
本開示の1つの態様による、抵抗バンドを備えたタービンブレードを有するガスタービンエンジンシステムの1つの実施形態の概略ブロック図。 本開示の1つの態様による、抵抗バンドを備えた円周方向に装着されたターボ機械ブレードを有する、図1のロータの1つの実施形態を示す、図1の線2−2に沿ったターボ機械の部分軸方向断面図。 本開示の1つの態様による、抵抗バンドを有するターボ機械ブレードの1つの実施形態を示す、図2の線3−3で囲まれたターボ機械の概略斜視図。 本開示の1つの態様による、ターボ機械ブレードのパイルの分離を抑制するよう構成された抵抗バンドをターボ機械ブレードが有する1つの実施形態を示す、線4−4に沿った図3のターボ機械ブレードの概略正面図。 本開示の1つの態様による、複数の抵抗バンドを有するターボ機械ブレードの1つの実施形態の概略正面図。 本開示の1つの態様による、貫通孔と、貫通孔内に配置された1つ又はそれ以上の抵抗バンドとをターボ機械ブレードが有する1つの実施形態を示す、線3−3に沿った図3のターボ機械ブレードの概略正面図。 本開示の1つの態様による、複数の抵抗バンドを有するターボ機械ブレードの1つの実施形態の概略正面図。
本発明の1つ又はそれ以上の特定の実施形態について、以下に説明する。これらの実施形態の簡潔な説明を行うために、本明細書では、実際の実施態様の全ての特徴については説明しないことにする。何れかの技術又は設計プロジェクトと同様に、このような何らかの実際の実装の開発において、システム及びビジネスに関連した制約への準拠など、実装毎に異なる可能性のある開発者の特定の目標を達成するために、多数の実装時固有の決定を行う必要がある点は理解されたい。更に、このような開発の取り組みは、複雑で時間を要する可能性があるが、本開示の利点を有する当業者にとっては、設計、製作、及び製造の日常的な業務である点を理解されたい。
本発明の種々の実施形態の要素を説明する際に、冠詞「a」、「an」、「the」、及び「said」は、要素の1つ又はそれ以上が存在することを意味するものとする。用語「備える」、「含む」、及び「有する」は、包括的なものであり、記載した要素以外の付加的な要素が存在し得ることを意味する。
上述のように、ターボ機械のブレードは、熱膨張及び収縮、圧力、摩擦、回転力、及び/又は同様のものによって引き起こされる応力のような、比較的高いレベルの機械的応力を受ける可能性がある。また、これらの応力によってブレードが劣化する可能性がある。ブレードが複合材料から形成されている構成では、ブレードは、隣接する材料間(例えば、隣接するパイル間又は母材とフィラーとの間)に形成される粒界にて亀裂又は分離を生じる場合がある。亀裂又は分離は、ブレードを脆弱にし、土砂又は水分の出入り口となり、ブレードの劣化を加速させる可能性がある。例えば、一部の構成において、各ターボ機械ブレードは、各々が互いに実質的に平行に配置された2つ又はそれ以上の積層プライの複合組立体とすることができる。残念ながら、ブレードの回転中のように、積層プライが局所的に加圧されたときには、パイルは、その平行位置に対して横方向に分離される可能性がある。
以上のことから、現在のところ、パイルの亀裂形成又は分離の発現又は発生を低減し、ターボ機械ブレードの耐久性を向上させることが望ましいと考えられている。従って、以下で詳細に考察するように、本開示は、ブレードに結合され、上述の横方向分離を抑制するよう構成された抵抗バンドを提供する。加えて、抵抗バンドは、層間引張(ILT)を低減し、ブレードにおける亀裂の可能性又は大きさを低減し、また、ターボ機械ブレードの耐久を改善する局所的加圧荷重をもたらすことができる。本明細書で考察されるように、用語「抵抗バンド」は、ブレード全体の周りを囲む形状、ブレードの一部の周りを囲む形状、ブレードの1つ又はそれ以上の表面に延びる形状、及び/又はブレード全体に延びる形状を含むことを意図している。
ここで図面を参照すると、図1は、抵抗バンドを備えたターボ機械を有するガスタービンシステム10の1つの実施形態の概略ブロック図である。また、特定の実施形態において、これらのバンドは、ターボ機械内のブレードの耐久性を向上させることができる。図示のように、ガスタービンシステム10は、圧縮機12、燃料ノズル16を有する燃焼器14、及びタービン18を含む。燃料ノズル16は、液体燃料及び/又はガス燃料(天然ガス又はシンガスのような)を燃焼器14内に送る。燃焼器14は、燃料−空気混合気を点火して燃焼させ、次いで、高温加圧燃焼ガス20(例えば、排出ガス)をタービン18内に送る。以下で検討するように、タービンブレード22は、ロータ24(例えば、回転ブレード)に結合され、このロータ24は、ガスタービンシステム10全体の幾つかの他の構成要素に結合される。タービンブレード22の一部は、タービン18のステータ構成要素(例えば、固定ブレード)に装着することができる。本発明の実施形態によれば、タービンブレード22は、以下で検討するように、タービンブレード22の分離を抑制する1つ又はそれ以上の抵抗バンド23を含むことができる。燃焼ガス20がタービン18のタービンブレード22を通過すると、タービンブレード22は、回転駆動される。回転ブレード22は、この回転エネルギーをロータ24に伝達し、これによりロータ24が回転軸25に沿って回転するようになる。最終的には、燃焼ガス20は、排気出口26(例えば、排出ダクト、排気スタック、サイレンサ、その他)を介してタービン18から流出する。
図示の実施形態において、圧縮機12は圧縮機ブレード28を含む。圧縮機12内の圧縮機ブレード28はまた、ロータ24(例えば、回転ブレード)に結合され、上述のようにロータ24がタービン18によって回転駆動されたときに回転する。圧縮機ブレード28の一部は、圧縮機12のステータ構成要素(例えば、固定ブレード)に装着することができる。圧縮機ブレード28はまた、以下で検討するように、圧縮機ブレード28における分離又は亀裂形成を抑制する1つ又はそれ以上の抵抗バンド23を含むことができる。圧縮機ブレード28が圧縮機12内で回転すると、圧縮機ブレード28は、空気吸入口からの空気を加圧して加圧空気30にする。図示のように、加圧空気30は、燃焼器14、燃料ノズル16、及びガスタービンシステム10の他の部分に送られる。次いで、燃料ノズル16は、加圧空気30及び燃料を混合して好適な燃料−空気混合気を生成し、該混合気が燃焼器14にて燃焼して燃焼ガス20を生成し、ロータ24及びタービン18を駆動する。加えて、ロータ24は、負荷31に結合することができ、該負荷には、ロータ24の回転によって動力を供給することができる。負荷31は、発電プラント又は外部の機械負荷のような、ガスタービンシステム10の回転出力により出力を生成することができるあらゆる好適な装置とすることができる。例えば、負荷31は、発電機、航空機のプロペラ、その他を含むことができる。以下の検討では、タービン18の軸線25に沿った軸方向32、軸線25から離れる半径方向34、軸線25の周りの円周方向36など、様々な方向又は軸線について参照することができる。
図2は、図1の線2−2で囲まれた、円周方向に装着されたターボ機械ブレード(例えば、圧縮機ブレード28又はタービンブレード22)を備えたロータ24を示す部分軸方向断面図である。明確にするために、以下ではタービンブレード22について説明する。しかしながら、以下の検討はまた、圧縮機ブレード28及び圧縮機12にも適用可能である。実際には、本明細書で提示される実施形態は、本明細書で記載される亀裂進展又はプライ分離を生じ易いあらゆるターボ機械ブレード又は翼形部にも適用することができる。上述のように、タービンブレード22は、該タービンブレード22の分離又は亀裂形成を抑制する1つ又はそれ以上の抵抗バンド23を含むことができる。図示の実施形態において、ある特定のタービンブレード22が1つの抵抗バンド23を有し、他のタービンブレード22は2つの抵抗バンド23を有する。一般に、タービンブレード22の各々は、1、2、3、4、又はそれ以上の抵抗バンド23を含むことができる。加えて、現在のところ、ターボ機械は、異なる数の抵抗バンドを有する様々な数のタービンブレードを組み込むことができることも企図される。その上、タービンブレード22の一部は、抵抗バンド23を含まなくてもよい。
図2は、ロータ24の軸方向32に沿った共通の位置(例えば、タービン段)に配置されたタービンブレード22のセットを示す。しかしながら、抵抗バンド23を備えたタービンブレード22は、図1に示すように、異なるタービン段に配置してもよい。例えば、タービン18の段の何れか又はその組み合わせは、抵抗バンド23を有するタービンブレード22を含むことができる。理解できるように、タービン18の温度及び圧力は、タービン18の軸方向32に沿って変わる可能性があり、各タービンブレード22上の抵抗バンド23の数は、タービン18の動作パラメータに対応することができる。
図示のように、タービンブレード22は、近位端58から遠位端60までロータ24の長手方向軸線25から離れて半径方向34に延びる。本明細書で検討するように、近位端58は、長手方向軸線25に向けて配置され、遠位端60は、長手方向軸線25から離れて配置される。図示の実施形態において、タービンブレード22は、ロータ24の外周64の開口62を通ってロータ24に装着される。開口62は、方形、円形、ダブテール形、又はタービンブレード22の装着に対応する他の好適な形状を有することができる。より具体的には、タービンブレード22の近位端58とロータ24の開口62は、界接領域66にて当接することができる。界接領域66は、開口62と同様の形状(例えば、方形、円形、ダブテール、又は他の好適な形状)を有することができる。すなわち、タービンブレード22は、ロータ24内に装着され、又は他の方法で取り付けることができる。従って、タービンブレード22の一部は、ロータ24の界接領域66内に配置される。加えて、タービンブレード22の別の部分(例えば、露出部分68)は、界接領域66から半径方向34外向きに配置される。タービン18の作動中、露出部分68を通過する燃焼ガス20の流れにより、ロータ24が回転してタービン18を駆動するようにすることができる。理解されるように、燃焼ガス20は、タービンブレード22を高い機械的又は熱的応力に曝し、抵抗バンド23は、圧縮又は同様の力を提供することによりブレード22の分離又は亀裂形成を抑制することによって、これらの応力の影響を軽減又は低減することができる。
各タービンブレード22の露出部分68は、タービンブレード22の近位端70から遠位端60に延びる。露出した近位端は、ロータ24の界接領域66から半径方向34に沿って外向きにある。加えて、露出近位端70と遠位端60との間の距離は、露出部分68のスパン72を定める。スパン72は、その0パーセントが露出した近位端70に相当し、その100パーセントが遠位端60に相対するように定めることができる。特定の実施形態において、抵抗バンド23は、以下で詳細に検討するように、タービンブレード22の耐久性及び耐用年数を改善するためにスパン72の種々のパーセント(例えば、約10〜60、15〜55、又は20〜50パーセント)に相当する半径方向位置に配置することができる。
抵抗バンド23がタービンブレード22の耐久性を改善することができる様態が図3に概略的に示されており、図3は、図2の線3−3から見た、ターボ機械ブレード(例えば、回転又は固定圧縮機ブレード28、或いは、回転又は固定タービンブレード22)の1つの実施形態の斜視図である。この場合も同様に、明確にするために、以下ではタービンブレード22について説明するが、以下の検討はまた、圧縮機ブレード28及び圧縮機12にも適用可能である。一般に、タービンブレード22は、2つ又はそれ以上の積層プライ82(例えば、2、3、4、5、6、又はそれ以上)の複合組立体80とすることができ、積層プライ82の各々は、タービンブレード22の近位端58から遠位端60まで半径方向34に延びている。図示のように、タービンブレード22は、ほぼ円周方向36に沿って互いに隣接して配置された(互いに対して積層された)5つの積層プライ82を含む。従って、境界部83は、積層プライ82間に形成され、パイル82に対してほぼ平行で且つ円周方向36に対し横方向の向きになっている。しかしながら、他の実施形態では、積層プライ82は、ほぼ軸方向32に沿うような、異なる向きで互いに隣接して配置することができる。これらの境界部83での積層プライ82の分離を抑制するために、抵抗バンド23は、積層プライ82の半径方向34に対して横方向の向きにすることができる。実際に、抵抗バンド23は、円周方向36の積層プライ82の横分離を抑制することにより、タービンブレード22の耐久性を改善することができる。
積層プライ82は各々、軸方向32に深さD1、半径方向34に高さH1、及び円周方向36に幅W1を有する。積層プライ82のこれらの寸法、積層プライ82の材料組成、又は積層プライ82の他の特性は同一とすることができ、或いは、タービンブレード22内もしくはタービンブレード22の間で異なることもできる。図示のように、積層プライ82の各々は、他の積層プライ82と同様の深さD1、高さH1、幅W1、及び材料組成を有する。従って、積層プライ82の耐荷重能力は同様とすることができる。しかしながら、ターボ機械の作動中に生じるタービンブレード22の応力又は加圧荷重は、軸方向32、半径方向34、又は円周方向36で均一ではない場合がある。従って、積層プライ82の特性は、タービンブレード22内で変わるよう設計することができる。例えば、積層プライ82は、円周方向端部85にて大きい幅と、中心プライ87にて小さな幅とを有することができる。加えて、積層プライ82の幅W1は、円周方向端部85から中心プライ87まで漸次的に変化することができる。
積層プライ82の変化する寸法に加えて、或いは代替として、積層プライ82の材料組成は、タービンブレード22が比較的大きな機械的又は熱的応力に耐えるよう設計することができる。一般に、積層プライ82は、セラミック、金属、ポリマー、ガラス繊維、エポキシ、又は別の好適な材料、或いはこれらの組み合わせを含む材料組成を有することができる。例えば、1つの実施形態において、積層プライ82は、セラミックマトリックス複合材(CMC)から構成することができる。しかしながら、材料組成は、タービンブレード22の積層プライ82間で変えることができる。例えば、材料組成は、隣接する積層プライ82間でセラミックと金属で交互に変えることができる。加えて、又は代替として、材料組成の特性は、積層プライ82間で変えることができる。例えば、積層プライ82は、繊維88(例えば、炭化ケイ素繊維)から構成することができ、中心プライ87の繊維88は、半径方向34に向けることができ、残りの積層プライ82の繊維88は、中心プライ87の繊維88に対して横方向(例えば、軸方向32又は円周方向36)に配向することができる。更に、繊維88の方向は、隣接する積層プライ82間で半径方向34か円周方向36まで交互に変えることができる。特定の実施形態において、繊維88は、ロータ24に対して角度を付けることができる。実際には、積層プライ82のあらゆる特性を変えることができ、本開示の範囲内と見なされる。
図示のように、タービンブレード22は、積層プライ82の分離(例えば、境界部83において)を抑制することによりタービンブレード22の耐久性及び耐用年数を増大させることができる抵抗バンド23を有する。一部の実施形態において、抵抗バンド23と積層プライ82が変形及び機械的強度に対する抵抗力のような同様の構造的特性を有するように、抵抗バンド23とタービンブレード22の材料組成を同様にすることが望ましいとすることができる。従って、抵抗バンド23は、セラミック、金属、ポリマー、ガラス繊維、エポキシ、又は別の好適な材料、或いはこれらの組み合わせから構成することができる。例えば、1つの実施形態において、抵抗バンド23及びタービンブレード22は共に、炭化ケイ素から構成することができる。上述のように、積層プライ82は、繊維88(例えば、複合繊維)から構成することができ、繊維88は、隣接する積層プライ82の繊維が横方向、又は実質的に平行、或いはこれらの組み合わせであるように配向することができる。抵抗バンド23もまた、繊維91(例えば、複合繊維)から構成することができる。繊維91は、実質的に1つの方向(例えば、軸方向32、半径方向34、又は円周方向36)に、又は複数の方向に配向することができる。一部の実施形態では、抵抗バンド23の繊維91は、積層プライ82の繊維88に対して特定の方向に向けられ、耐分離性を増強することができる。例えば、1つの実施形態において、抵抗バンド23の繊維91は、積層プライ82の各々の繊維88に対して横方向であるように配向することができる。
加えて、又は代替として、積層プライ82及び抵抗バンド23の材料の選択は、熱膨張係数αのような、材料の種々の熱物理特性に少なくとも部分的に基づくことができる。例えば、抵抗バンド23のαは、タービンブレード22のαよりも小さいか又はほぼ等しいのが望ましいとすることができる。理解されるように、抵抗バンド23及びタービンブレード22は、それぞれの温度が室温からタービンの通常作動温度まで上昇すると膨張することができる。抵抗バンド23は、タービンブレード22よりも膨張を少なくすることができ(例えば、約0〜20、2〜18、又は5〜15パーセント少ない)、これにより積層プライ82の横分離を更に抑制し、タービンブレード22の耐久性を改善することができる。他の実施形態では、材料の選択は、熱伝導率、密度、ヤング係数、又は別の好適な材料特性など、他の特性に少なくとも部分的に基づくことができる。実際に、材料の選択は、あらゆる好適な特性に基づくことができる。
図3に示す実施形態において、抵抗バンド23は、タービンブレード22の全周囲86の周りを円周方向36及び軸方向32に延びる。一般に、全周囲86は、タービンブレード22の横断面を通る断面により定められる形状を有することができる。特定の実施形態において、形状は、矩形、円形、ダブテール、又は別の好適な形状とすることができる。1つの実施形態において、全周囲86は、ロータ24の開口62にほぼ相当する形状を有することができる。従って、抵抗バンド23は、積層プライ82の機械的及び/又は熱応力に起因する横(例えば、円周方向36及び/又は軸方向32)分離を抑制することができる。抵抗バンド23は、層間引張を低減することによりタービンブレード22の耐久性及び耐用年数を改善することができ、これによりタービンブレード22の亀裂の可能性又は大きさが同時に低減され、タービンブレード22への局所的加圧荷重がもたらされる。特定の実施形態において、タービンブレード22は、タービンブレード22の耐久性を更に改善するために1つよりも多い抵抗バンド23を含むことができる。実際に、このような実施形態において、抵抗バンドは、図4に関して以下で更に詳細に説明するように、半径方向34に沿った種々の位置に配置することができる。
図4は、線4−4から見た、複合組立体80の積層プライ82の分離を抑制するよう構成された抵抗バンド23を有する、ターボ機械ブレード(例えば、回転又は固定圧縮機ブレード28、或いは回転又は固定タービンブレード22)の実施形態を示す正面図である。この場合も同様に、図示の実施形態は、タービンブレード22の関連で検討されているが、以下の検討はまた、図1の圧縮機ブレード28のようなあらゆるターボ機械ブレードにも適用可能である。図示のように、抵抗バンド23は、タービンブレード22の界接領域66と遠位端60との間の半径方向位置90に配置される。半径方向位置90は、スパン72のパーセンテージにより表すことができる。例えば、一部の実施形態において、パーセンテージは、約1〜60、5〜50、又は20〜40パーセントとすることができる。理解できるように、ブレードへの機械的及び/又は熱応力は、ロータ24又はタービンブレード22の軸方向32位置に応じて変わる可能性がある。従って、抵抗バンド23の半径方向位置90は、タービンブレード22の各々で変わる可能性がある。例えば、抵抗バンド23の半径方向位置90は、あるタービンブレード22のスパン72の10パーセントであり、別のタービンブレード22のスパン72の20パーセントとすることができる。代替として、又はこれに加えて、抵抗バンド23は、図7に関して更に検討するように、界接領域66内などのタービンブレード22のスパン72の外に配置することができる。このような実施形態において、抵抗バンド23は、積層プライ82の分離を防ぐことにより、及び/又はタービンブレード22にかかる圧縮/安定化力を提供することにより、タービンブレード22の耐久性及び耐用年数を同時に改善しながら、抵抗バンド23がスパン72内に配置された構成と比べて曝される高温燃焼ガスを少なくすることができる。
抵抗バンド23は、例えば、タービンブレード22及び抵抗バンド23に使用される材料、使用時にタービンブレード22が受けることになる予想される力、タービンブレード22の予想作動温度、その他に応じて、あらゆる好適な方法を用いて半径方向位置90でタービンブレード22に結合することができる。例えば、一部の実施形態において、抵抗バンド23は、タービンブレード22に接着結合、機械的結合、又はこれらの組み合わせで結合することができる。実際に、このような取付方法により、ターボ機械ブレードの初期製造中、又は抵抗バンド23が既存のターボ機械ブレードに後付けされる再製造プロセス中に抵抗バンド23をターボ機械ブレードに取り付けることを可能にすることができる。
抵抗バンド23がタービンブレード22に接着結合される実施形態において、抵抗バンド23は、複合接着剤を用いて積層プライ82に接着することができる。これらの実施形態のうちの幾つかにおいて、複合接着剤は、抵抗バンド23及びタービンブレード22の材料組成と実質的に同様の材料組成を有することができる。例えば、タービンブレード22及び/又は抵抗バンド23が炭化ケイ素などのCMCを用いて構成された実施形態では、複合接着剤は、炭化ケイ素、元素状ケイ素、又はこれらの組み合わせを含むことができる。更に、複合接着剤は、抵抗バンド23によるタービンブレード22の分離及び亀裂形成に対する抵抗を強化する特定の特性を有することができる。例えば、複合接着剤は、積層プライ82又は抵抗バンド23の熱膨張係数αよりも小さいか又はほぼ等しい熱膨張係数αを有することができる。従って、複合接着剤は、タービン18がタービンの通常作動温度に達したときに抵抗バンド23がタービンブレード22に結合されたままであるように膨張することができる。
加えて又は代替として、上述のように、抵抗バンド23はタービンブレード22に機械的に結合することができる。例えば、抵抗バンド23は、タービンブレード22の積層プライ82にボルト締め、溶接、ろう付け、又は機械的に取り付けることができる。例えば、特定の実施形態において、ブレード22は、中実又は中空のリベット又はネジ組立体(例えば、タイロッド、ボルト、又は他のネジ締結具)を含むことができる。従って、抵抗バンド23は、既存のブレード(例えば、圧縮機ブレード28又はタービンブレード22)に接着で又は機械的に結合することにより、既存のターボ機械(例えば、圧縮機28又はタービン18)に後付けすることができる。一部の実施形態において、抵抗バンド23は、単一部品構造としてタービンブレード22と一体的に形成することができる。実際に、このような実施形態において、抵抗バンド23及びタービンブレード22は、同じ材料(例えば、炭化ケイ素などのCMC材料)から、又は異なる材料(例えば、第1及び第2のCMC材料、或いは、CMC材料と金属)から形成することができる。従って、一体的に形成された抵抗バンド23を有するタービンブレード22の1つ又はそれ以上はまた、既存のターボ機械に後付けすることができる。
図示のように、抵抗バンド23は、タービンブレード22の全周囲86の周りに延びる。抵抗バンド23は、積層プライ82の各々に加圧荷重をもたらし、これにより積層プライ82の全ての分離を抑制することができる。抵抗バンドは、軸方向32に深さ、半径方向34に高さ(例えば、厚み92)、及び円周方向36に幅93を有する。特定の実施形態において、抵抗バンド23の厚み92は変わることができる。例えば、厚み92は、タービンブレード22のスパン72の約1〜30、5〜20、又は10〜15パーセントとすることができる。加えて、又は代替として、厚み92は、複合組立体の円周方向36の幅の約1〜150、30〜100、又は50〜70パーセントとすることができる。特定の実施形態において、抵抗バンドの厚み92対幅93の比率は、約0.05〜1、0.1〜0.9、又は0.2〜0.8とすることができる。更に、特定の実施形態において、厚み92は、タービンブレード22の円周方向端部85間で変わることができる。例えば、厚み92は、中心プライ87において最小となり、円周方向端部85において最大となることができる。従って、抵抗バンド23の断面形状94は、軸方向32、半径方向34、又は円周方向36で変わることができる。断面形状94は、図示のようなあらゆる好適な幾何形状を有することができるが、円周方向36の断面形状94は実質的に矩形である。しかしながら、特定の実施形態において、断面形状94は、三角形又は他の多角形、楕円形、もしくは湾曲していてもよい。理解できるように、タービンブレード22への加圧荷重は、軸方向32、半径方向34、又は円周方向36で非均一とすることができ、抵抗バンド23の断面形状94は、タービンブレード22の応力分布に少なくとも部分的に基づいて設計することができる。従って、抵抗バンド23の断面形状94は、タービンブレード22間で変わることができる。上記で検討したように、タービン18の温度及び圧力は、軸方向32に沿って変わることができ、抵抗バンド23の断面形状94は、タービン18の温度及び/又は圧力プロファイルに少なくとも部分的に基づくことができる。特定の実施形態において、図5〜7に関して以下で更に説明するように、タービンブレード22は、積層プライ82の分離を更に抑制するために追加の抵抗バンドを含むことができる。
図5は、積層プライ82の分離を抑制し且つターボ機械ブレードの耐久性を改善するよう構成された複数の抵抗バンド23を有するターボ機械ブレード(例えば、圧縮機ブレード28又はタービンブレード22)の1つの実施形態の正面図である。明確にするために、タービンブレード22を説明する。しかしながら、以下の検討は、圧縮機ブレード28にも適用することができる。一般に、抵抗バンド23は、タービンブレード22の異なる半径方向位置90又は同様の半径方向位置90に配置することができる。更に、抵抗バンド23は、タービン18に沿った同じ又は異なる軸方向32位置でタービンブレード22状に配置することができる。
図示のように、タービンブレード22は、複数の抵抗バンド23(例えば、抵抗バンド100、102、104、及び105)を含む。上述のように、タービンブレード22は、1、2、3、4、又はそれよりも多い抵抗バンド23を含むことができる。更に、抵抗バンド100、102、104、及び105は、上記で検討したように、軸方向32の深さ、半径方向34の高さ(例えば、厚み92)、円周方向36の幅、又は材料組成など、特定の特性を変えることができる。特定の実施形態において、タービンブレード22の応力プロファイルが半径方向34で均一ではない場合があるので、複数の抵抗バンド23を用いることが望ましいとすることができる。実際に、抵抗バンド100、102、104、及び105の特性の変動は、抵抗バンド100、102、104、及び105の半径方向位置90(例えば、半径方向位置106、108、110)に少なくとも部分的に基づくことができる。図示のように、抵抗バンド100、105は、共通の半径方向位置106を共用する。半径方向位置106は、界接領域66に最も近く、半径方向位置110は最も遠くにあり、半径方向位置108は、これらの間に配置される。例えば、半径方向位置106は、スパン72の約10パーセントにあり、半径方向位置108は、スパン72の約30パーセントにあり、半径方向位置110は、スパン72の約60パーセントにある。特定の実施形態において、半径方向位置106、108、110は変わることができる。
加えて、抵抗バンド100、102、104、及び105の各々は、タービンブレード22の全周囲86の一部(例えば、部分周囲116、118、120、122)の周りに延びる。従って、抵抗バンド100、102、104、及び105は、積層プライ82のサブセット(例えば、約10〜90、20〜80、又は40〜60パーセント)の周りに延びることができ、積層プライ82のサブセットの分離を抑制することができる。例えば、部分周囲116は、円周方向端部85から中心プライ87に延びる。部分周囲116は、タービンブレード22の円周方向端部85内に含まれる。非限定的な例証として、部分周囲116、118、120、122は、全周囲86の約10〜90、20〜80、又は30〜60パーセントとすることができる。換言すると、部分周囲116、118、120、122は、全周囲86の幾らかの要因又はパーセンテージとすることができる。例えば、部分周囲116、122の各々は、全周囲86よりも小さい。しかしながら、部分周囲116、122の組み合わせは、全周囲86よりも大きい。従って、抵抗バンド100、102、104、105による加圧荷重の量は変わることができる。
抵抗バンド100、102、104、105は、タービンブレード22を通って又はその周囲を軸方向32に延びることができる。例えば、抵抗バンド100の円周方向端部124は、タービンブレード22の周りを軸方向32に延びることができ、抵抗バンド100の対向する円周方向端部126は、タービンブレード22を通って軸方向32に延びることができる。例えば、一部の実施形態において、抵抗バンド100、102、104、105の何れか又はその組み合わせは、タービンブレード22の外部の周り(例えば、半円周方向端部85の一方の周り)で且つ積層プライ82間の境界部83のうちの何れかの間に延びて、これにより少なくとも2つの隣接するプライ83の円周方向及び軸方向の断面外周を包含することができる。加えて、又は代替として、タービンブレード22は、図6に示すように、抵抗バンド100、102、104、105を収容する1つ又はそれ以上の貫通孔130を含むことができる。実際には、このような構成は、特定の実施形態において、又は個のような構成に加えて、境界部83の間にバンドを配置させるのを避けるのに望ましいとすることができる。従って、抵抗バンド120は、貫通孔130を通って円周方向36に延びることができる。貫通孔130は、抵抗バンド100、102、104、105をほぼ収容できるプライ83の向きによって定められる平面を貫通する断面により定められた形状131を有することができる。例えば、形状131は、円形、楕円、矩形、又は別の好適な形状とすることができる。
図6に示すように、タービンブレード22は、タービンブレード22の周りに完全ループを形成しない抵抗バンド132を含むことができる。むしろ、抵抗バンド132は、タービンブレード22の1つの平面上の一方向(例えば、円周方向)にのみ延びることができる。従って、抵抗バンドは、積層プライ82のサブセットの分離を抑制することができる。抵抗バンド118と比べて、抵抗バンド132は、より小さな質量及び/又は体積を有することができ、タービンブレード22の全体の質量及び/又は堆積が低減され、これによりタービン効率を向上させることができる。特定の実施形態において、タービンブレード22は、タービンブレード22の周りに完全ループを形成しない抵抗バンド132と、タービンブレード22の周りに完全ループを形成する抵抗バンド23との組み合わせを含むことができる。
図7は、積層プライ82の分離を抑制し且つターボ機械ブレードの耐久性を改善するよう構成された複数の抵抗バンド23(例えば、140、142)を有する、ターボ機械ブレード(例えば、回転又は固定圧縮機ブレード28、或いは回転又は固定タービンブレード22)の正面図である。明確にするために、タービンブレード22について説明する。しかしながら、以下の検討は、圧縮機ブレード28などのあらゆるターボ機械ブレードにも適用できる。図示のように、抵抗バンド140は、半径方向位置144に配置され、抵抗バンド142は、半径方向位置146に配置される。半径方向位置144は、界接領域66から半径方向34外向きに配置され、タービンブレード22のスパン72内にある。しかしながら、抵抗バンド142は、界接領域66内に配置され、スパン72の外にある。上記で検討したように、抵抗バンド142は、タービン18の作動状態から相対的に隔離(例えば、抵抗バンド140と比べて)することができると同時に、積層プライ82の分離を抑制することができる。
開示された実施形態の技術的効果は、ターボ機械のブレードの耐久性を改善する抵抗バンドを含む。抵抗バンドは、ターボ機械ブレードの積層プライの分離を抑制することができる。加えて、ターボ機械ブレードは、積層プライの分離を更に抑制するために、ブレードの種々の半径方向位置に配置された、異なる特性を各々が有する複数の抵抗バンドを含むことができる。抵抗バンドは、層間引張を低減し、ブレードにおける亀裂の可能性又は大きさを低減し、局所的加圧荷重を提供して、ターボ機械のブレードの耐久性を改善することができる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、更に、あらゆる当業者があらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること及びあらゆる包含の方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
10 ガスタービンシステム
12 圧縮機
14 燃焼器
16 燃料ノズル
18 タービン
20 燃焼ガス
22 タービンブレード
23 抵抗バンド
24 ロータ
25 回転軸
26 排気出口
28 圧縮機ブレード
30 加圧空気
31 負荷
32 軸方向
34 半径方向
36 円周方向
58 近位端
60 遠位端
62 開口
64 外周
66 界接領域
68 露出部分
70 露出した近位端
72 スパン
80 複合組立体
82 積層パイル
83 境界部
85 円周方向端部
86 周囲
87 中心パイル
88 繊維
90 半径方向位置
91 繊維
92 厚み
93 幅
94 形状
100 抵抗バンド
102 抵抗バンド
104 抵抗バンド
105 抵抗バンド
106 半径方向位置
108 半径方向位置
110 半径方向位置
116 部分周囲
118 部分周囲
120 部分周囲
122 部分周囲
124 円周方向端部
126 円周方向端部
130 貫通孔
131 形状
132 抵抗バンド
140 抵抗バンド
142 抵抗バンド
144 半径方向位置
146 半径方向位置

Claims (20)

  1. ターボ機械を含むシステムであって、前記ターボ機械が、
    前記ターボ機械の長手方向軸線を定めるロータと、
    前記ロータに結合され、第1及び第2の積層プライを含む第1のブレードと、
    前記第1のブレードに結合され且つ前記第1及び第2の積層プライの分離を抑制するよう構成された第1の抵抗バンドと、
    を備える、システム。
  2. 前記第1の抵抗バンドが、前記第1のブレードに接着、機械的、或いはこれらの組み合わせで結合されている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1のブレードが、前記長手方向軸線から離れて半径方向に延び、前記第1の抵抗バンドが、前記第1のブレードの外周の周りに該第1のブレード上の第1の半径方向位置に配置される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1のブレードに結合され且つ前記第1及び第2の積層プライの分離を抑制するよう構成された第2の抵抗バンドを備え、前記第1の抵抗バンドが、前記第1のブレードの全周囲の第1の部分の周りに延びており、前記第2の抵抗バンドが、前記第1のブレードの全周囲の第2の部分の周りに延びている、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記第1の部分及び第2の部分の組み合わせが、前記第1のブレードの全周囲よりも大きいか、又は等しい、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記第1及び第2の抵抗バンドが、前記第1のブレード上で異なる半径方向位置に配置される、請求項4に記載のシステム。
  7. 前記第1のブレードが前記長手方向軸線から離れて半径方向に延びており、前記長手方向軸線に向いて配置された近位端と、前記長手方向軸線から離れて配置された遠位端とを含み、前記第1のブレード及び前記ロータが、前記第1のブレードの近位端と前記ロータの外周内の開口とを含み界接領域において結合されている、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記第1のブレードが、露出した前記近位端と前記遠位端との間の距離により定められるスパンを含み、前記第1の抵抗バンドは、前記近位端と間隔を定める半径方向位置にて前記第1のブレード上に配置され、前記間隔が、前記スパンの20パーセントよりも小さいか又はほぼ等しい、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記第1の抵抗バンドが、前記界接領域と前記第1のブレードの遠位端との間の第1の半径方向位置にて前記第1のブレード上に配置される、請求項7に記載のシステム。
  10. 第2の半径方向位置にて前記第1のブレード上に配置された第2の抵抗バンドを備え、前記第2の抵抗バンドが、前記第1及び第2の積層プライの分離を抑制するよう構成されている、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記第2の半径方向位置が、前記界接領域内にある、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記第1のブレードの前記第1及び第2の積層プライが、前記半径方向に沿った向きにされ、前記第1の抵抗バンドが前記半径方向に対して横方向の向きにされる、請求項7に記載のシステム。
  13. 前記第1のブレードが前記ターボ機械の第1の軸方向位置にて前記ロータに結合され、
    前記第1の軸方向位置からオフセットした第2の軸方向位置にて前記ロータに結合された第2のブレードと、
    前記第2のブレードに結合され且つ第3及び第4の積層プライの分離を抑制するよう構成されている第2の抵抗バンドと、
    を更に備える、請求項1に記載のシステム。
  14. ターボ機械の流路内に装着するよう構成されたターボ機械ブレードと、
    前記ターボ機械ブレードに結合され且つ前記ターボ機械ブレードの分離を抑制するよう構成された抵抗バンドと、
    を備える装置。
  15. 前記ターボ機械が前記ターボ機械ブレードを有する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記ターボ機械ブレード及び前記抵抗バンドの材料組成が、セラミック、金属、ポリマー、ガラス繊維、エポキシ、又は何らかの組み合わせの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の装置。
  17. 前記抵抗バンドの第1の熱膨張係数が、前記ターボ機械ブレードの第2の熱膨張係数よりも小さいか、又はほぼ等しい、請求項14に記載の装置。
  18. 前記抵抗バンド及び前記ターボ機械ブレードが、単一部品構造体として一体的に形成される、請求項14に記載の装置。
  19. 前記抵抗バンドが、前記ターボ機械ブレードの近位端と遠位端との間の半径方向位置にて前記ターボ機械ブレード上に配置され、前記ターボ機械ブレードが、前記ターボ機械ブレードに接着、機械的、又はこれらの組み合わせで結合される、請求項14に記載の装置。
  20. ガスタービンエンジンであって、
    複数の圧縮機ブレードを有し且つ空気を加圧するよう構成された圧縮機と、
    前記圧縮機からの前記加圧空気を受けて、加圧空気及び燃料の混合気を燃焼して燃焼生成物にするよう構成された燃焼器と、
    複数のタービンブレードを有し且つ前記燃焼器からの燃焼生成物を受けるよう構成されたタービンと、
    複数の圧縮機ブレード又は複数のタービンブレードの第1のブレードに結合された抵抗バンドと、
    を備え、前記第1のブレードが、第1及び第2の積層プライを含み、前記抵抗バンドが、前記第1及び第2の積層プライの分離を抑制するよう構成されている、装置。
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