JP6367525B2 - 湾曲装着形状のブレードセグメントを有するシステム - Google Patents

湾曲装着形状のブレードセグメントを有するシステム Download PDF

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Description

本明細書で開示される主題は、ターボ機械のブレードに関する。より詳細には、本明細書で開示される主題は、ターボ機械の複合材料のブレードにおけるロータ接合部分の形状に関する。
圧縮機やタービンなどのターボ機械は、軸又はロータの周りを回転してロータと流体との間でエネルギーを伝達するブレードを備えている。例えば、タービンエンジンは、推力を提供して、航空機、船舶、及び発電機に動力を供給する。ブレードは、通常、ロータによって支持され得る。例えば、ターボ機械のブレードは、ロータに取り付けられてもよいし、又は、ロータに装着されてもよい。ターボ機械の運転中、ブレードは、高速で回転するため、並びに/又は、高い運転温度のため、大きな応力を受ける可能性がある。残念なことに、大きな応力は、ブレードを劣化させてしまう可能性があり、状況によっては、機械的に損傷させてしまう可能性がある。
米国特許出願公開第2012/0073304号
当初請求された発明の範囲に相応するいくつかの実施形態が以下に簡潔に説明される。それらの実施形態は、請求された発明の範囲を限定することを意図しているのではなく、むしろ、これらの実施解体は、本発明の可能な態様を簡潔にまとめることだけを意図している。実際には、本発明は、以下に説明される実施形態と同様又は異なる様々な態様を包含している可能性がある。
第1の実施形態では、システムは、ブレードを有するブレードセグメントと、ブレードに連結されている装着セグメントとを備え、装着セグメントの少なくとも一部が、ロータのスロット内に挿入されて継手を形成するように構成されている。また、装着セグメントは、近位端及び遠位端を各々有する第1の接触面及び第2の接触面を有し、近位端の各々はスロット内に挿入されるように構成されており、遠位端の各々は、継手の形成時にスロットの外にあるように構成されている。装着セグメントはさらに、第1の接触面及び第2の接触面の各々の近位端に連結している下側面を有し、その下側面は、ブレードから概して半径方向に離れるように突出している。
第2の実施形態では、システムは、ブレードを有する複合材料ターボ機械ブレードセグメントと、ブレードに連結される装着セグメントとを備える。また、装着セグメントは、第1の接触面及び第2の接触面を有し、それら第1の接触面及び第2の接触面は、ターボ機械ブレードセグメントの長手軸に対して凹面をなす。装着セグメントはさらに、第1の接触面と第2の接触面とを連結する下側面を有し、その下側面は、ターボ機械ブレードセグメントの長手軸をまたいでブレードから離れるように湾曲している。
第3の実施形態では、システムは、ターボ機械ロータの周りで周方向に間隔の空けられた複数のスロットと、ターボ機械ロータの周りで周方向に間隔の空けられた複数のディスクポストとを備える。また、ディスクポストの各々は、複数のスロットのうちの第1のスロットを第2のスロットから分離し、また、ディスクポストの各々は、第1のスロット内で、第1のターボ機械ブレードセグメントの第1の部分と係合するように構成されている第1保持面及び第2のスロット内で、第2のターボ機械ブレードセグメントの第2の部分と係合するように構成されている第2保持面を有しており、第1の保持面及び第2の保持面は、ターボ機械ロータの回転軸から離れるように湾曲している上面によって連結されている。
本開示のこれらの及び他の特徴、態様、及び有利性は、以下の詳細な説明を添付の図面を参照しながら読むことで、より良く理解されることになる。図面において、同様の符号は、図面を通して同様の部品を表している。
湾曲装着セグメント、蒸気タービン、及び排熱回収ボイラ(HRSG)システムを備えており、かつ、ターボ機械ブレードセグメントを使用することができるガスタービンシステムを備えている複合サイクル発電システムの実施形態の概略図である。 図1の線2−2における軸線周りでの部分断面図であり、本開示の実施形態による、湾曲装着セグメントを備えており、周方向装着式ターボ機械ブレードセグメントを有するタービンのロータの実施形態を示す図である。 図2の線3−3における斜視図であり、本開示の実施形態による、湾曲装着セグメントを備えているターボ機械ブレードセグメントを示す図であり、また、湾曲装着セグメントを保持するように構成されたロータのスロットの部分的な斜視図である。 図3の線4−4における湾曲装着セグメントの部分断面図であり、本開示の実施形態による、層の構成を示す図である。 図2の線3−3における軸方向での部分断面図であり、本開示の実施形態による、ロータのスロット内に挿入された湾曲装着セグメントを備えているターボ機械ブレードセグメントを示す図である。 図2の線3−3における軸方向での部分断面図であり、本開示の実施形態による、ロータのスロット内に挿入された湾曲装着セグメントを備えているターボ機械ブレードセグメントを示す図である。 図2の線3−3における軸方向での部分断面図であり、本開示の実施形態による、ロータのスロット内に挿入された湾曲装着セグメントを備えているターボ機械ブレードセグメントを示す図である。
本開示の1以上の具体的な実施形態を以下に説明する。それら実施形態を簡潔に説明することを目的として、実際の実施におけるすべての特徴を詳細に説明しない可能性がある。そのような実際の実施の進行においては、どんな技術的計画又は設計計画でも、実施ごとに変わる可能性のあるシステム上の制約及び事業上の制約への適合など、開発者の具体的な目的を達成するために、実施上の多くの具体的な決定がなされることになることは理解されるべきである。さらに、このような開発の努力は、複雑であって時間を必要とするかもしれないが、本開示の恩恵を有する通常の当業者にとっては、設計、組立、及び製造における通常の業務であろうことは理解されるべきである。
本発明の様々な実施形態の構成要素について紹介する際に、単数形で記載したものは、その構成要素が1以上であることを意味することが意図されている。用語「備える」、「含む」及び「有する」は、包含的であり、記載した構成要素以外のさらなる構成要素が存在し得ることを意味する。
前述のように、ターボ機械ブレードセグメント、より具体的には、ターボ機械ブレード装着セグメントは、ターボ機械の運転中に応力を受ける可能性があり、その応力は、ブレードセグメント及び/又は装着セグメントを劣化する可能性がある。具体的には、ロータが回転すると、装着セグメントは大きな圧縮荷重を受ける可能性があり、装着セグメントの最も細いネック領域の中心に大きな引張応力を生じさせる可能性がある。張力は、装着セグメントを亀裂又は分裂させる可能性がある。亀裂又は分裂は、装着セグメントを脆弱にする可能性があり、また、ほこりや水分の侵入口となるかもしれず、それらほこりや水分が装着セグメントをさらに脆弱にする可能性がある。したがって、現在、装着セグメントにおける張力を低減又は最小限とするように設計されたターボ機械ブレードセグメントを提供することが望ましいであろうことが認識されている。
前述のことを念頭におきつつ、開示された実施形態は、ターボ機械ブレードをターボ機械のロータに連結するための、湾曲されたターボ機械ブレード装着セグメントを備えている。具体的には、装着セグメントの底は、ブレードに対して外側に湾曲していてもよい(例えば、円弧形又はキノコ形)。装着セグメントの湾曲は、ターボ機械ブレードセグメントの荷重を支える能力を増大するように機能することができ、また、ブレードが引っ張られることで生じる荷重に対抗するように機能することができる。加えて、ある実施形態は、装着セグメントと係合するように構成されているスロット及び/又はディスクポストを備えるターボ機械ロータを具備する。スロット及び/又はディスクポストの1以上の面も、湾曲していてもよい(例えば、円弧形又はキノコ形)。その結果、装着セグメント、ターボ機械のロータ、及びターボ機械ブレードの受ける応力を低減することができ、それによって、装着セグメント、ロータ、及びターボ機械ブレードの耐用年数を延ばせる。本実施形態は、ロータに装着されたターボ機械ブレードセグメントを備えたターボ機械という状況において詳解されるが、同様の構成を備えるあらゆるシステムにも適用可能であることに注意されたい。例えば、本実施形態は、航空機、風力タービンなどにおけるプロペラにも適用可能である。
ここで図面を見ると、図1は、改良されたブレード装着システム(例えば、ダブテール継手)を備えている様々なターボ機械を有する複合サイクルシステム8の実施形態の概略的なブロック図である。具体的には、ターボ機械は、湾曲装着セグメント(例えば、ダブテール継手の第1の蟻継ぎ部)を備えたターボ機械ブレードセグメントを備え、その湾曲装着セグメントをロータのスロット又は凹部(例えば、ダブテール継手の第2の蟻継ぎ部)に連結することができる。図示するように、複合サイクルシステム8は、圧縮機12と、燃料ノズル16を具備する燃焼器14と、タービン18を備えるガスタービンシステム10とを含んでいる。以下により詳細に説明するように、圧縮機12は、圧縮空気を生成し、その圧縮空気を燃焼器14に供給する。同様に、燃料ノズル16は、天然ガス又は合成ガスなどの液体燃料及び/又は気体燃料を燃焼器14へと導く。燃焼器14は、圧縮空気と液体燃料及び/又は気体燃料とを混合して生成された燃料空気混合物を点火して燃焼し、次に、その結果生じた高温の圧縮燃焼ガス20をタービン18へと移す。
タービン18では、高温の圧縮燃焼ガスは、連続するターボ機械ブレードセグメント22を通過する。それらターボ機械ブレードセグメント22はロータ24に連結されている。図2に関連して以下により詳細に説明されるように、各ターボ機械ブレードセグメント22は、それぞれの湾曲装着セグメントを介してロータ24に連結されている(図2)。したがって、燃焼ガス20がタービン18においてターボ機械ブレードセグメント22を通過するとき、ターボ機械ブレードセグメント22は、ロータ24を回転軸26の周りに回転させる。最終的に、燃焼ガス20は、排気出口28(例えば、排気ダクト、排気筒、消音器など)を通ってタービン18を出ていく。
例示の実施形態では、圧縮機12は圧縮機ブレード30を備える。圧縮機12における圧縮機ブレード30も、例えば、本開示による湾曲装着セグメントを用いて、ロータ24に連結されている。圧縮機ブレード30は、前述のようにロータ24がターボ機械ブレードセグメント22によって回転するように駆動されるときに回転する。したがって、ターボ機械ブレードセグメント22への高温の燃焼ガスによって発生される仕事の少なくとも一部は、圧縮機12を駆動するように利用することができる。圧縮機ブレード30が圧縮機12において回転するとき、圧縮機ブレード30は空気入口からの空気を圧縮して圧縮空気32とし、その圧縮空気32は、燃焼器14、燃料ノズル16及び複合サイクルシステム8の他の部分へと導かれる。そして、燃料ノズル16は、圧縮空気と燃料とを混合し、適切な燃料空気混合物を生成する。燃料空気混合物は、燃焼器14において燃焼し、燃焼ガス20を生成し、タービン18を駆動する。さらに、ロータ24は第1の負荷34に連結されていてもよく、第1の負荷34はロータ24の回転によって動力が与えられてもよい。例えば、第1の負荷34は、発電設備や外部の機械的負荷など、複合サイクルシステム8の回転出力によって動力を発生することができる任意適切な装置であり得る。例えば、第1の負荷34は、発電機、航空機のプロペラなどを含んでいてもよい。
システム8はさらに、排熱回収ボイラ(HRSG)システム36を備えていてもよい。タービン18からの加熱された排気38は、HRSGシステム36に移送され、水を加熱し、蒸気タービン42に動力を与えるために用いられる蒸気40を生成する。HRSGシステム36は、蒸気タービン42に動力を与えるために使われる蒸気40を発生及び加熱するために、様々なエコノマイザ、凝縮器、蒸発器、ヒータなどを備えていてもよい。HRSGシステム36によって生成された蒸気40は、蒸気タービン42のタービンブレードを通過する。蒸気タービン42のタービンブレードは、例えば、湾曲装着セグメントを備えているターボ機械ブレードセグメント22であってもよい。蒸気40が、蒸気タービン42においてタービンブレードを通過するとき、蒸気タービン42は駆動されて回転し、その回転は軸44を回転させ、それによって第2の負荷46に動力を与える。
以下の説明においては、例えば、回転軸26に沿う軸方向48、軸線26から離れる半径方向50及びタービン18又は蒸気タービン36の軸線26の周りの周方向52など、様々な方向又は軸線を参照することがある。また、前述のように、以下に説明される装着セグメント(例えば、ダブテール継手の第1の蟻継ぎ部)は、様々なターボ機械(例えば、圧縮機12、ガスタービン18、又は蒸気タービン36)のいずれとも、又は、ブレードを用いる他の機械とも使用することができるが、以下の詳解は、タービン18(例えば、ガスタービン)の状況において、湾曲装着セグメント(例えば、ダブテール継手の第1の蟻継ぎ部)を説明する。
図2は、図1の線2−2におけるタービン18の軸線周りでの部分断面図である。具体的には、図2は、継手54(例えば、ダブテール継手)によってロータ24に連結されているターボ機械ブレードセグメント22を具備するタービン18の一つの段53の実施形態を示す。前述のように、各ブレードセグメント22は、タービンブレード56及び装着セグメント58を備えている。また、各ブレードセグメント22には、長手軸76がある。各装着継手54は、各ブレードセグメント22に配置されている第1の継手部60(例えば、第1の蟻継ぎ部)と、ロータ24に配置されている第2の継手部62(例えば、第2の蟻継ぎ部)とを備える。例えば、第1の継手部60はオス継手部であってもよいし、第2の継手部62はメス継手部であってもよく、又は、それらは逆であってもよい。例示の実施形態において、第1の継手部60は、オスである装着セグメント58を備え、第2の継手部62は、メスである凹部すなわちスロット64を備える。
具体的には、装着セグメント58の各々は、ロータ24の外面66に形成されており、かつ、ロータ24の周りで周方向52に間隔を空けられているスロット64(例えば、軸方向のスロット)のうちの一つに一部が配置されている。例えば、複数のスロット64は、ロータ24を取り囲んでいてもよい。図示するように、各装着セグメント58の第1の部分68は、ロータ24のスロット64内に配置されており、一方、各装着セグメント58の第2の部分70は、半径方向50において、ロータ24の外面66から外向きに延在しており、それぞれのタービンブレード56に連結されている。したがって、装着セグメント58の第2の部分70は、スロット64の外部に全体が配置されていてもよいし、スロット64の内部に一部が配置されていてもよい。 各ターボ機械ブレードセグメント22を組み込むために、各装着セグメント58は、軸方向48に沿って、それぞれのスロット64内に挿入されてもよい。
図3は、図2の線3−3における分解斜視図であり、タービンブレード56及び装着セグメント58が単一のもの(例えば、一体に形成されているもの)であるターボ機械ブレードセグメント22の実施形態を示す。また、図3には、装着セグメント58とロータ24のスロット64との相対的な配置が描かれている。例えば、前述のように、装着セグメント58は、ロータ24のスロット64に少なくとも一部挿入されるように構成されている。装着セグメント58は、スロット64に軸方向48で挿入されるという状況で例示されて説明されているが、装着セグメント58がロータ24の周囲のスロット64に半径方向50で挿入されてもよいと考えられることに注意されたい。描写されるように、装着セグメント58及びスロット64は、ターボ機械ブレードセグメント22及びロータ24を互いに連結させることができる相補的な形状を有していてもよい。
例示の実施形態では、スロット64は2つのディスクポスト78の間に形成されている。ディスクポスト78は、ロータ24の周りで周方向52に間隔を空けられており、半径方向50において、ロータ24から外向きに延在している。ロータ24は、複数のスロット64を定める複数のディスクポスト78を備えていてもよく、それらディスクポスト78は複数の装着セグメント58と連結するように構成されていてもよい。そのため、特定のスロット64又は特定のディスクポスト78が、明確にするために説明され得るが、以下に説明される実施形態は、複数のスロット64又は複数のディスクポスト78のいずれにも適用可能である。
前述のことを念頭におきつつ、例示の実施形態において、スロット64は、第1のディスクポスト80及び第2のディスクポスト82の間の間隔として形成されている。第1のディスクポスト80は第1の保持面84を有しており、また、第2のディスクポスト82は第2の保持面86を有しており、それら保持面は底面88によって連結されている。保持面84、86は、装着セグメント58がスロット64内に保持されるように、装着セグメント58の一部に当接するように構成されている。第1の保持面84及び第2の保持面86の具体的な構成は、以下においてより詳細に説明される。底面88はスロット64の内底の周囲に配置されていてもよいし、保持面84、86はスロット64の内側の周囲に配置されていてもよい。また、第1の保持面84は、第1のディスクポスト80の上面90に連結されていてもよく、第2の保持面86は、第2のディスクポスト82の上面92に連結されていてもよい。底面88は、第1の保持面84及び第2の保持面86と連続する面として描写されている(例えば、端又は角によって分けられていない)が、ディスクポスト80、82は、1つより多くの面によって連結されていてもよいことに注意されたい。
ディスクポスト78は、継手54が形成されたときに、装着セグメント58の少なくとも一部と係合するように構成されていてもよい。つまり、ディスクポスト78は、ターボ機械ブレードセグメント22がタービン18に組み込まれるときに、スロット64内で装着セグメント58の少なくとも一部を保持するように設計されてもよい。例えば、第1の保持面84及び第2の保持面86は、第1の上面90及び第2の上面92と共に、装着セグメント58の一部に当接するように構成されていてもよい。具体的には、例示の実施形態において、第1の保持面84及び第2の保持面86は、装着セグメント58の第1の接触面94及び第2の接触面96に当接するように構成されている。本明細書で定められるように、面は、端(例えば、角)によって輪郭の定められる表面として定義されている。さらに、本明細書で定められているように、接触面は、タービンが回転しているときに、表面の少なくとも一部がディスクポストに当接する表面である。また、各接触面94、96は、スロット64の外にあるように構成されている遠位端98と、スロット64に挿入されるように構成されている近位端100とを有している。本実施形態によれば、継手54が形成されて(図2)、タービン18が回転すると、第1の保持面84は、第1の接触面94の近位端100と少なくとも当接することができる。同様に、第2の保持面86は、第2の接触面96の近位端100と少なくとも当接することができる。また、上面90は、第1の接触面94の遠位端98と少なくとも当接することができ、一方、上面92は、第2の接触面96の遠位端98と少なくとも当接することができる。
装着セグメント58は、第1の接触面94及び第2の接触面96を概して連結する下側面102をさらに有していてもよい。下側面102は、第1の接触面94及び第2の接触面96から、角104によって分けられていてもよい。具体的には、角104の各々は、2つの面が合流する、角のある部分であってもよく、より具体的には、角104の各々は、内向き湾曲された面(例えば、第1の又は第2の接触面96)から外向きに湾曲された面(例えば、下側面102)への移行部であってもよい。例示の実施形態では、下側面102は、装着セグメント58の底において、葉状又はU字形の突出部を作り出すように湾曲している。同様に、底面88及び上面90、92は、湾曲していてもよい。ブレードの歪み(例えば、層間張力(ILT)に起因するもの)を低減するために、ターボ機械ブレードセグメント22の構造、さらにはディスクポスト78を強固にするように湾曲していない装着セグメント(例えば、角のある、及び/又は平らな装着セグメント)と比較したときに、湾曲された面は、装着セグメント58の荷重を支える能力を高めることができる。実際、以下にさらに詳細に説明されるように、上記の列挙した面のいずれも、ブレードの歪みを低減するために、様々な弧度を持つように変形されてもよい。
前述のように、ターボ機械ブレードセグメント22は、応力を受ける可能性がある。これらの応力は、タービン18(図1)の運転中に、装着セグメント58における亀裂の可能性又は亀裂の規模を増加する可能性がある。概して、金属のターボ機械ブレードセグメント22は、半径方向50(例えば、半径方向上向き)において応力を受ける。対照的に、複合材料のターボ機械ブレード22は、ILTなど、異なる種類の応力をより受けやすい。実際、ILTは、複合材料のブレードに対して特に悪影響をもたらす可能性があり、それについては以下により詳細に説明する。しかしながら、セラミックスマトリックス複合材料(CMC)のターボ機械ブレードセグメント22などの、複合材料の装着セグメント58を備える複合材料のターボ機械ブレードセグメント22は、エンジンにおける場合など、高温ガスの通路内に位置される構成部品内での使用に対して有利であり得るが、それは、複合材料のターボ機械ブレードセグメント22が、ガスタービンの高温ガスの通路内に冷却空気を入れなくても機能することができるためである。したがって、装着セグメント58は、1以上の積層プライの複合材料アセンブリであってもよい。
図4は、図3の線4−4における装着セグメント58の部分断面図であり、装着セグメント58の大部分を形成する積層プライ108の複合材料アセンブリ106の実施形態を示す。ある実施形態においては、図示されるように、積層プライ108は、半径方向50において、装着セグメント58の近位端100から遠位端98(図3)へと延在していてもよい。さらに、積層プライ108は、互いに対して実質的に平行に配向されていてもよく、以下に説明されるように、母材内に配置された複数の繊維14を含んでいてもよい。
積層プライ108は、装着セグメント58の内部において、又は、装着セグメント58同士の間で、均一又は不均一であり得る特性(例えば、形状及び/又は材料組成)を有していてもよい。例えば、装着セグメント58の応力又は圧縮荷重は、半径方向50、軸方向48、又は周方向52において均一でない可能性があり、そのため、積層プライ108の特性は、装着セグメント58の内部において変わるように設計されてもよい。
ある実施形態では、積層プライ108の材料組成は、装着セグメント58が大きな機械応力又は熱応力に耐えるように設計されていてもよい。例えば、積層プライ108は、セラミック、金属、高分子化合物、繊維ガラス、エポキシ樹脂、他の適切な材料、又は、それらの組合せから構成されていてもよい。ある実施形態では、積層プライ108はセラミックスマトリックス複合材料であってもよい。例えば、材料組成は、隣接する積層プライ108の間でセラミックと金属とで交互に代わっていてもよい。他の実施形態では、前述のように、積層プライ108は、複数の繊維114(例えば、炭化ケイ素繊維)が母材材料内に配置されたCMC材料であってもよい。母材材料は、繊維114を構成するのに使用される材料と同じであってもよく、繊維114を構成するのに使用される材料の成分(例えば、ケイ素/炭化ケイ素)の1つもしくは複数を含んでいてもよく、又は、繊維114と異なっていてもよい。また、積層プライ108がこのような繊維114を含む場合の実施形態において、繊維114は任意の相対配向であってもよい。例えば、例示のように、第1組の繊維116は第1の配向である一方で、第2組の繊維118は第2の配向である。実際には、第1の配向及び第2の配向は、任意の配置形態を取ることができ、互いに対して任意の配置関係を取ることができる。したがって、第1組の繊維116及び第2組の繊維118は、互いに実質的に平行となる配向であってもよく、互いに交差する配向(例えば、合流する、分岐する、直交する、又は同様の関係)であってもよく、又は、弓形、円形、もしくは半円形の態様の配向とされていてもよい。ある実施形態においては、繊維114は、運転中の装着セグメント58のせん断、歪み、及び張力に耐える能力を増大するように、半径方向50において、装着セグメント58内で実質的に整列されることが望ましい可能性がある。
複合材料の装着セグメント58は、少なくとも、先に説明した理由によって有利であり得る一方で、複合材料の引張強度を超える層間応力を受ける可能性がある。具体的には、複合材料のタービンブレードセグメント22が回転するとき、複合材料の装着セグメント58は、装着セグメント58の最小ネック領域110において大きなILTを受ける可能性がある。より具体的には、歪みが、矢印112によって示される方向において発生する可能性がある。ILTは、積層プライ108を横方向に(例えば、周方向52に)分裂させる、又は、層を裂いてしまう可能性がある。積層プライ108が分裂すると、装着セグメント58に前からあった亀裂を作り出すか、又は、悪化させてしまう可能性がある。さらに、装着セグメント58は、接触面94、96の一部117に沿って大きな半径方向の荷重を受ける可能性があり、その荷重は積層プライ114を破断する可能性がある。これらの問題に対処するために、開示された実施形態は、湾曲装着セグメント58及びディスクポスト78で弧度に変化を持たせており、そのような弧度の変化は、構造を強固にし、かつ、装着セグメント58の歪みを低減するように機能することができ、そのため、ターボ機械ブレードセグメント22の応力を低減する。
図5は、ターボ機械ブレードセグメント22及びスロット64の、図2の線3−3における軸方向での部分断面図であり、装着セグメント58及びディスクポスト78の実施形態を示す。例示の実施形態では、装着セグメント58の第1の接触面94及び第2の接触面96は、ターボ機械ブレードセグメント22の長手軸76に対して内向きに湾曲している。したがって、例示の実施形態においては、第1の接触面94及び第2の接触面96は、長手軸76に対して凹面をなす。実際には、本明細書で定義されるように、装着セグメント58に関して、凹面をなすとは、ターボ機械ブレードセグメント22に向かって湾曲しているとして定義され、凸面をなすとは、ターボ機械ブレードセグメント22から離れるように湾曲しているとして定義される。したがって、継手54が形成されたときに第1の接触面94及び第2の接触面96に当接するように構成されていてもよい第1の保持面84及び第2の保持面86も、ターボ機械ブレードセグメント22に対して窪んでいてもよい。さらに、第1の保持面84は、第1のディスクポスト80の長手軸120から離れるように、すなわち出っ張るように湾曲していてもよい。同様に、第2の保持面86は、第2のディスクポスト82の長手軸122から離れるように湾曲していてもよい。
例示の実施形態では、接触面94、96の各々は、その遠位端98から近位端100へと湾曲している。したがって、上面90、92も、第1の接触面94及び第2の接触面96とそれぞれ係合するように湾曲している。具体的には、上面90、92の各々は、ロータ24の回転軸26から離れるように湾曲していてもよい。別の言い方をすると、上面90、92は、それぞれ長手軸120、122をまたいで湾曲していてもよい。長手軸120、122は、継手54が形成されたときに、ターボ機械ブレードセグメント58の長手軸76と実質的に平行であってもよい。つまり、長手軸120、122は、長手軸76から、ある程度の距離までずれていてもよい。他の実施形態では、長手軸120、122は、平行でなくてもよい。例示の実施形態では、上面90、92は円弧面124として湾曲している。一実施形態では、第1のディスクポスト80及び第2のディスクポスト82の頂部(例えば、回転軸26から最も遠い部分)が、長手軸120、122と実質的に整列するように、円弧面124は湾曲している。さらに、弧度は、ある実施形態については変化してもよい。例えば、各円弧面124は、4分の1、3分の1、2分の1、3分の2、又は、4分の3の円であってもよい。各円弧面124は、約0度より大きく約270度より小さい円弧角を有していてもよい。非限定的な例により、各円弧面124は、約30度と約240度との間、約60度と約210度との間、約90度と約180度との間、又は、約120度と約150度との間の円弧角を有していてもよい。
例示の実施形態では、装着セグメント58の下側面102も湾曲している。具体的には、下側面102は、ターボ機械ブレードセグメント22から半径方向に離れるように湾曲している。より具体的には、下側面102は、角104同士の間で湾曲して、凸状円弧面126を作り出している。また、凸状円弧面126は、ロータ24の回転軸26に対して凹面をなす。前述のように、円弧面126は、装着セグメント58の最も底の部分(例えば、ブレード56から最も遠い部分)が長手軸76と実質的に整列するように湾曲している。円弧面126は、円弧面124と同じ弧度又は異なる弧度であってもよい。つまり、円弧面126は、約0度より大きく約270度より小さい円弧角を有していてもよい。非限定的な例により、円弧面126は、約30度と約240度との間、約60度と約210度との間、約90度と約180度との間、又は、約120度と約150度との間の円弧角を有していてもよい。
前述のように、上面90、92及び下側面102の湾曲は、継手54が形成されたときに、ターボ機械ブレードセグメント22の構造を強固にするのが望ましいかもしれない。具体的には、湾曲は、ブレードセグメント22の荷重を支える能力を増大し、運転中に、ILTに対抗、又は、ILTを低減することができる。さらに、弧度は、荷重を支える能力に関係されていてもよい。例えば、90度と270度との間、又は、100度と200度との間の円弧角は、荷重を支える能力にとって最適であり得る。
ある実施形態においては、底面88も、ロータ24の回転軸26に向かって内向きに湾曲するように、湾曲していてもよい。実際には、底面88の形状が下側面102の形状と実質的に一致し、それらの面の間の何らかの動きを可能にする一方で、実質的に均一に嵌まり合うようにもすることが望ましいかもしれない。したがって、例示の実施形態では、底面88は、凸状円弧面126の形状と実質的に一致する形状128を有している。さらに、例示の実施形態では、スロット64は、継手54が形成されるときにキャビティ130が底面88と下側面102との間に配置され得るように、装着セグメント58の差し込み部よりも深くなっている。一実施形態においては、キャビティ130は、冷却空気(例えば、圧縮空気)を入れ、ターボ機械ブレードセグメント22を冷却することができるように構成されていてもよい。しかしながら、ある実施形態では、スロット64及び装着セグメント58は、キャビティ130が最小となるように、又は、下側面102が底面88に当接するように構成されていてもよい。
図6は、ターボ機械ブレードセグメント22及びスロット64の、図2の線3−3における軸方向での部分断面図であり、装着セグメント58及びディスクポスト78の実施形態を示す。例示の実施形態において、下側面102及び底面88は、図4に関連して説明したように、それぞれ、凸状円弧面126、128として設計されていてもよい。しかしながら、上面90、92は、それぞれ長手軸120、122をまたいで実質的に平坦であってもよい。したがって、第1の接触面94の遠位端98及び第2の接触面96の遠位端98も、それぞれ、平坦な上面90、92と係合するように平坦であってもよい。
図7は、ターボ機械ブレードセグメント22及びスロット64の、図2の線3−3内における軸方向での部分断面図であり、装着セグメント58及びディスクポスト78の実施形態を示す。例示の実施形態では、下側面102は、概して、ターボ機械ブレードセグメント22から半径方向に離れるように突出していてもよい。つまり、下側面102の少なくとも一部は、ターボ機械ブレードセグメント22に対して外向きに湾曲していてもよく、下側面の一部は、平坦であってもよいし、又は、ターボ機械ブレードセグメント22に対して離れるように傾斜していてもよい。ある実施形態では、下側面102は、長手軸76をまたいで、湾曲していてもよいし、又は、出っ張っていてもよい。例えば、下側面102は、下側面102の0超乃至100%、10超乃至90%、20超乃至80%、30超乃至70%、又は40超乃至60%において湾曲していてもよい。また、例示の実施形態では、上面90、92は、上面90、92の各々の少なくとも一部が回転軸26に対して半径方向に外向きに突出するように、概して湾曲していてもよい。具体的には、上面90、92は、それぞれ長手軸120、122をまたいで湾曲している。さらに、上面90、92は、それぞれの面の0超乃至100%、10超乃至90%、20超乃至80%、30超乃至70%、又は40超乃至60%において湾曲していてもよい。
底面88は、概して、ターボ機械ブレードセグメント22から半径方向に外向きに突出するように設計されていてもよい。下側面102も同様に、底面88の少なくとも一部が回転軸26に向かって湾曲していてもよく、下側面の一部は平坦であってもよいし、又は、回転軸26に対して離れるように傾斜していてもよい。ある実施形態においては、底面88は、継手54が形成されたときに、長手軸76をまたいで、湾曲していてもよいし、又は、出っ張っていてもよい。また、長手軸は、継手54が形成されたときに、底面88の中央領域120と実質的に整列してもよい。ある実施形態においては、底面88は、中央領域120をまたいで湾曲していてもよい。さらに、底面88は、底面88の0超乃至100%、10超乃至90%、20超乃至80%、30超乃至70%、又は40超乃至60%において湾曲していてもよい。
この記載した説明は、最良な形態を含め、本発明を開示するために、また、何らかの装置又はシステムの製作及び使用、並びに、取り入れられた何らかの方法の実施を含めて、当業者が本発明を実施することができるように、例を用いている。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者の思いつく他の例を含むことがある。そのようは他の例は、特許請求の範囲の文言と異ならない構造的要素を備える場合、又は、特許請求の範囲の文言と非実質的に異なる同等の構造的要素を備える場合には、特許請求の範囲内にあると意図される。

Claims (6)

  1. ロータ(24)及びブレードセグメント(22)を備えるシステムであって、
    前記ロータは、
    前記ロータの外面(66)に形成された第1の保持面(84)を備える第1のディスクポスト(80)と、
    前記ロータの外面(66)に形成された第2の保持面(86)を備える第2のディスクポスト(82)と、
    前記ロータの外面(66)に形成され前記第1及び第2の保持面間に位置するスロットと
    を備え、
    前記ブレードセグメントが、
    ブレード(56)と、
    前記ブレードに連結され、前記ロータの前記スロット内に挿入されて継手を形成するように構成されている装着セグメント(58)と
    を備えており、
    前記装着セグメントが、
    第1の近位端(100)及び第1の遠位端(98)を有する第1の接触面(94)と、
    第2の近位端(100)及び第2の遠位端(98)を有する第2の接触面(96)と
    を備え、
    前記第1及び第2の近位端は前記スロット内に挿入されて前記継手を形成し、前記第1及び第2の遠位端は、該継手の形成時に前記スロットの外にあるように構成されており、
    前記第1及び第2の近位端が前記スロットに挿入されて前記ブレードセグメントを備えるターボ機械が運転されるとき、該第1及び第2の近位端は、それぞれ、前記第1のディスクポストの前記第1の保持面及び前記第2のディスクポストの前記第2の保持面に当接するよう構成されており、
    前記第1の接触面及び前記第2の接触面の前記第1及び第2の近位端は、前記ブレードセグメントの長手軸に対して外側に湾曲しており、
    前記装着セグメントが、前記第1の接触面及び前記第2の接触面の前記第1及び第2の近位端にそれぞれ第1及び第2の角(104)で連結している下側面(102)をさらに備え、
    前記下側面は、前記ブレードから半径方向に離れるように湾曲する湾曲表面を前記第1及び第2の角(104)間に備え、
    前記第1の接触面は、前記第1の角まで延びる第1の湾曲表面を備え、前記第2の接触面は、前記第2の角まで延びる第2の湾曲表面を備え
    前記ブレードセグメントはセラミックスマトリックス複合材料を含み、前記装着セグメントは、複数の積層プライから形成され、
    前記複数の積層プライの各々は、複数の繊維(14)が配置された母材材料を含み、
    前記複数の積層プライの1以上の第1のプライは、第1の軸に沿って延びる複数の繊維を含み、前記複数の積層プライの1以上の第2のプライは、前記第1の軸と交差する第2の軸に沿って延びる複数の繊維を含む、システム
  2. 前記複数の積層プライの各々は前記ブレードセグメントの長手方向軸(76)について前記装着セグメント内で長手方向に延び、
    前記下側面の前記湾曲表面は、前記複数の積層プライの隣接する積層プライ同士の間における前記長手方向軸に交わる方向の歪み及び分裂を低減する、請求項記載のシステム。
  3. 前記第1のディスクポスト及び前記第2のディスクポストの各々がロータの回転軸から半径方向外向きに延在しており、
    前記スロットが、前記ロータの外側表面に形成され、前記第1及び第2保持面を連結する底面(88)を備え、
    前記ブレードセグメントの長手軸が、継手の形成時に、前記底面の中央領域と実質的に整列し、該底面は、該中央領域をまたいで前記ロータの前記回転軸に向けて湾曲している、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記底面の第1の形状は、前記装着セグメントの前記下側面の前記湾曲表面の第2の形状に実質的に一致している、請求項記載のシステム。
  5. 前記第1の接触面は前記第1の近位端及び前記第1の遠位端との間で凹面をなし、前記第2の接触面は前記第2の近位端及び前記第2の遠位端との間で凹面をなし、前記底面の前記湾曲表面は前記ブレードセグメントの長手方向軸を横切って湾曲する、請求項3又は4に記載のシステム。
  6. 前記装着セグメント(58)の歪みを低減するため、該装着セグメントの前記第1及び第2の接触面が変化する弧度を有する、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシステム。
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