JP2017087459A - 三次元造形装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の処理空間内で三次元造形物11を造形する造形手段2を備えた三次元造形装置1において、前記造形手段による造形途中の未完造形物についての測定対象データの測定を前記処理空間内で行う測定手段12を有する。これにより、造形された三次元造形物あるいは造形途中の未完造形物の測定作業を簡単化することができる。
【選択図】図1
Description
なお、本発明は、熱溶解積層法(FDM)に限定されるものではなく、層状の造形構造物を順次積層することにより三次元造形物を造形する他の造形方法や、これとは全く別の造形方法により、三次元造形物を造形する三次元造形装置にも適用可能である。
図2は、本実施形態における三次元造形装置1の内部構造を示す平面図である。
図3は、本実施形態における三次元造形装置1の内部構造を示す正面図である。
左右ガイド部材5には、造形ヘッド2のスライド位置を検知する左右ポジション検知機構21が設けられている。左右ポジション検知機構21の検知結果は、制御部100に送られる。制御部100は、その検知結果に基づいて左右移動機構22を制御して、造形ヘッド2を目標の装置左右方向位置へ移動させる。
本実施形態の三次元造形装置1により造形する三次元造形物の三次元形状データ31pが、本三次元造形装置1に対して有線あるいは無線でデータ通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部装置30から入力されると、制御部100に三次元形状データ31pが送られる。
図7は、本実施形態における三次元造形装置1に設けられる測定装置12の構成を示す平面図である。
本実施形態の測定装置12は、造形ヘッド2に搭載されており、造形ヘッド2とともに載置台7に対して相対移動可能に構成されている。測定装置12は、レンズや画像センサなどから構成されるカメラを内蔵しており、その測定結果が制御部100に送られるようになっている。
図8(b)は、従来の三次元造形装置による造形方法における一連の処理工程の流れを示すフロー図である。
図8(c)は、本実施形態の三次元造形装置1による造形方法における一連の処理工程の流れを示すフロー図である。
次に、本実施形態における測定装置の一変形例(本変形例を「変形例1」という。)について説明する。
図11は、本変形例1における測定装置を示す正面図である。
本変形例1における測定装置12は、三次元造形装置1の筐体10に測定装置12を取り付けており、造形ヘッド2とは一体的に移動しない構成となっている。なお、測定装置12も、未完造形物11’を撮像手段により撮像して得られる撮像画像に基づいて未完造形物11’の形状を測定するものである。
また、上述した実施形態のように測定装置12が造形ヘッド2に搭載されている構成では、造形ヘッド2による造形工程の直後において測定装置12と載置台7上の未完造形物11’との距離が近い。そのため、測定装置12の画角内に載置台7上の未完造形物11’の全体を収めることが困難である場合があり、その場合には複数回の撮像動作が必要となって測定時間が長くなる。これに対し、本変形例1のように測定装置12を造形ヘッド2とは別の箇所に固定配置する構成によれば、測定装置12と載置台7上の未完造形物11’との距離を確保でき、測定装置12の画角内に載置台7上の未完造形物11’の全体を収めるように構成することが容易である。したがって、1回の撮像動作で測定を完了することができ、測定時間が長くなるのを回避しやすい。
次に、本実施形態における測定装置の他の変形例(本変形例を「変形例2」という。)について説明する。
図12は、本変形例2における測定装置を示す正面図である。
本変形例2における測定装置13は、未完造形物11’の形状を、光学的手段を利用するレーザ方式で測定するものである。なお、本変形例2における測定装置13は、上述した実施形態と同様、造形ヘッド2に搭載されており、造形ヘッド2とともに載置台7に対して相対移動可能に構成されている。
次に、本実施形態における測定装置の更に他の変形例(本変形例を「変形例3」という。)について説明する。
図13は、本変形例3における測定装置を示す正面図である。
本変形例3における測定装置14は、パターン照射部14bから未完造形物11’へパターン画像を投射し、未完造形物11’上に映し出されたパターン画像を撮像手段としてのステレオカメラ14aで撮像する。なお、本変形例3における測定装置14は、上述した実施形態と同様、造形ヘッド2に搭載されており、造形ヘッド2とともに載置台7に対して相対移動可能に構成されている。
本変形例3における測定装置14のステレオカメラ14aは、主に、センサ15A,15B及びレンズ16A,16Bをそれぞれ備えた基準カメラと比較カメラによって構成されている。基準カメラで撮像された基準画像と比較カメラで撮像された比較画像には、測定対象物上の同一地点11pが、各カメラの画像センサ上の異なる位置に結像される。画像センサ上での結像位置の差(視差)をdとし、これらのカメラの距離をBとし、各カメラの光学系における射出瞳位置からセンサ面までの距離をfとしたとき、センサ面から測定対象物までの距離Zは、下記の式(1)から求めることができる。Bとfは予め決まっているため、基準画像と比較画像から視差dを算出することにより、測定対象物上の各地点までの距離を算出することができる。
Z = B × f/d ・・・(1)
また、本変形例3によれば、最終造形物である三次元造形物11の三次元形状データを、1回あるいは数回の撮像動作で測定することができる。
次に、本実施形態における測定装置の更に他の変形例(本変形例を「変形例4」という。)について説明する。
本変形例4も、前記変形例3と同様、異なる複数の地点から未完造形物11’を撮像して、基準画像と比較画像を取得し、三角測量の原理に基づいて、未完造形物11’の三次元形状データを測定するものである。ただし、本変形例4では、ステレオカメラを用いず、カメラを移動させて基準画像と比較画像を取得するものである。
本変形例4における測定装置14’は、単一の撮像手段としてのカメラを備え、上述した実施形態と同様、造形ヘッド2に搭載されており、造形ヘッド2とともに載置台7に対して相対移動可能に構成されている。測定の際、制御部100は、まず、図16(a)に示す第一撮像位置に造形ヘッド2を移動させ、その位置で測定装置14’のカメラで未完造形物11’を撮像し、その撮像画像を基準画像として取得する。その後、制御部100は、図16(b)に示す第二撮像位置に造形ヘッド2を移動させ、その位置で測定装置14’のカメラで未完造形物11’を撮像し、その撮像画像を比較画像として取得する。その後の処理は、上述した変形例3と同様である。
(態様A)
所定の処理空間内で三次元造形物11を造形する造形ヘッド2等の造形手段を備えた三次元造形装置1において、前記造形手段による造形途中の未完造形物11’についての形状データ等の測定対象データの測定を前記処理空間内で行う測定装置12,13,14,14’等の測定手段を有することを特徴とする。
本態様によれば、造形途中の未完造形物11’を処理空間内に位置させたまま、その未完造形物11’の測定を行うことができる。よって、最終造形物である三次元造形物11の状態では測定が困難な箇所(三次元造形物11の内部構造など)についても測定を行うことが可能となり、より詳細な三次元造形物11の測定結果を得ることが可能となる。
前記態様Aにおいて、前記測定手段は、前記未完造形物の形状データを前記測定対象データとし、該形状データを撮像手段やレーザ測定装置などの光学的手段により測定するものであることを特徴とする。
これによれば、三次元造形物11の形状データを容易に得ることができる。
前記態様A又はBにおいて、前記測定手段は、前記測定を異なる造形段階で複数回行い、前記測定手段が測定した複数回の測定結果を記憶する記憶部100a等の記憶手段を有することを特徴とする。
これによれば、より詳細な三次元造形物11の測定結果を得ることが可能となる。
前記態様A〜Cのいずれかの態様において、前記造形手段は、層状の造形構造物を順次積層することにより三次元造形物を造形するものであり、前記測定手段は、所定の造形構造物を積層したときに前記測定を行うことを特徴とする。
これによれば、造形途中の未完造形物を測定することで、最終造形物である三次元造形物11の状態では当該三次元造形物11を切断しないと測定できない断面の形状等も測定することが可能となる。
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記造形手段により造形される三次元造形物11を載置する載置台7を有し、前記造形手段は、前記載置台に対して相対移動可能に構成されており、前記測定手段は、前記造形手段とともに前記載置台に対して相対移動可能に構成されていることを特徴とする。
これによれば、測定手段を移動させることが可能であり、適した測定位置に測定手段を移動させて測定を実施することができる。しかも、造形手段の移動手段とは別個に測定手段の移動手段を設ける必要がなく、構成を簡素化できる。
前記態様A〜Eのいずれかの態様において、前記測定手段は、非接触方式であることを特徴とする。
これによれば、未完造形物11’に接触することなく測定を行うことができる。
前記態様Fにおいて、前記測定手段は、前記三次元造形物又は前記未完造形物を、異なる複数の地点から撮像手段により撮像し、得られる複数の撮像画像に基づいて前記測定を行うことを特徴とする。
これによれば、複数の地点から撮像した複数の撮像画像における視差情報を利用することで、未完造形物11’の三次元形状を測定することができる。
前記態様A〜Gのいずれかの態様において、前記造形手段により造形される三次元造形物11を載置する載置台7と、前記三次元造形物又は前記未完造形物が前記造形手段による造形時の姿勢とは異なる第二の姿勢となるように前記載置台を傾斜させる台傾斜手段とを有し、前記測定手段は、前記台傾斜手段により前記第二の姿勢になった前記三次元造形物又は前記未完造形物に対して前記測定を行うことを特徴とする。
これによれば、造形時の姿勢では測定が困難な箇所についての測定結果を得ることができる。
2 造形ヘッド
3 造形材料
4 供給経路
5 左右ガイド部材
6L,6R 前後ガイド部材
7 載置台
8 射出ノズル
10 筐体
11 三次元造形物
11’ 未完造形物
12,13,14,14’ 測定装置
14a ステレオカメラ
14b パターン照射部
15A,15B 画像センサ
16A,16B レンズ
20 フック
30 外部装置
100 制御部
Claims (8)
- 所定の処理空間内で三次元造形物を造形する造形手段を備えた三次元造形装置において、
前記造形手段による造形途中の未完造形物についての測定対象データの測定を前記処理空間内で行う測定手段を有することを特徴とする三次元造形装置。 - 請求項1に記載の三次元造形装置において、
前記測定手段は、前記未完造形物の形状データを前記測定対象データとし、該形状データを光学的手段により測定するものであることを特徴とする三次元造形装置。 - 請求項1又は2に記載の三次元造形装置において、
前記測定手段は、前記測定を異なる造形段階で複数回行い、
前記測定手段が測定した複数回の測定結果を記憶する記憶手段を有することを特徴とする三次元造形装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の三次元造形装置において、
前記造形手段は、層状の造形構造物を順次積層することにより三次元造形物を造形するものであり、
前記測定手段は、所定の造形構造物を積層したときに前記測定を行うことを特徴とする三次元造形装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の三次元造形装置において、
前記造形手段により造形される三次元造形物を載置する載置台を有し、
前記造形手段は、前記載置台に対して相対移動可能に構成されており、
前記測定手段は、前記造形手段とともに前記載置台に対して相対移動可能に構成されていることを特徴とする三次元造形装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の三次元造形装置において、
前記測定手段は、非接触方式であることを特徴とする三次元造形装置。 - 請求項6に記載の三次元造形装置において、
前記測定手段は、前記三次元造形物又は前記未完造形物を、異なる複数の地点から撮像手段により撮像し、得られる複数の撮像画像に基づいて前記測定を行うことを特徴とする三次元造形装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の三次元造形装置において、
前記造形手段により造形される三次元造形物を載置する載置台と、
前記三次元造形物又は前記未完造形物が前記造形手段による造形時の姿勢とは異なる第二の姿勢となるように前記載置台を傾斜させる台傾斜手段とを有し、
前記測定手段は、前記台傾斜手段により前記第二の姿勢になった前記三次元造形物又は前記未完造形物に対して前記測定を行うことを特徴とする三次元造形装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020153718A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社リコー | 測定装置及び造形装置 |
JP2020183106A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-12 | 伊福精密株式会社 | 3次元造形物関連データの作成方法及び3次元造形物の製造方法 |
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JP2002115004A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 三次元形状造形物の製造方法及びその装置 |
JP2015077754A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | ローランドディー.ジー.株式会社 | 三次元造形装置 |
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