JP2017087210A - エタノール製品、エタノール製品の製造方法、エタノール製品の販売方法、及びエタノールの販売方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価すること。【解決手段】廃棄物から製造されたエタノールが容器に収容されて成るエタノール製品であって、エタノールの製造時に取得したエタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された廃棄物中のバイオマス系のごみの量が、容器に表示されている。【選択図】図2

Description

本発明は、エタノール製品、エタノール製品の製造方法、エタノール製品の販売方法、及びエタノールの販売方法に関する。特に本発明は、廃棄物から製造されたエタノールが容器に収容されて成るエタノール製品、当該エタノール製品の製造方法、当該エタノール製品の販売方法、並びに当該エタノールの販売方法に関する。
液体シンチレーションカウンタは、通常は液体状又は液体に抽出した測定試料を液体シンチレーターと混合し、低エネルギーのβ線やα線を測定する放射線検出器の一種である。液体シンチレーションカウンタは、トリチウム、炭素14等の測定に適している。
このような背景に関連する技術としては、様々なものが知られている(例えば、非特許文献1〜3参照。)。
例えば、非特許文献1には、バイオディーゼル燃料をカラムクロマトグラフで精製し、液体シンチレーション測定によって燃料中の炭素14を測定することが記載されている。
また、例えば、非特許文献2には、化成品中の炭素14濃度は、液体シンチレーションカウンタと加速器質量分析装置により求めることができることが記載されている。
また、例えば、非特許文献3には、対象をバイオエタノールガソリンに限定し、炭素14含有量を簡易な濃縮操作だけで直接液体シンチレーション測定することが記載されている。
斎藤 正明、「液体シンチレーションカウンタによるバイオディーゼル燃料の放射性炭素測定」、Radioisotopes、日本アイソトープ協会、平成21年7月15日、Vol.58(7)、p.455−460 国岡 正雄、「加速器質量分析によるバイオマス炭素14の含有率の測定方法」、Radioisotopes、日本アイソトープ協会、平成21年11月15日、Vol.58(11)、p.767−779 斎藤 正明、外2名、「天然放射性炭素C−14を用いたバイオ燃料の由来判別技術」、研究報告、地方独立行政法人東京都産業技術研究センター、平成21年12月22日、第4号、p.16−19
ところで、近年、エタノール等の化成品は、廃棄物を原料として製造されることがある。このようなエタノールの価値は、原料となった廃棄物中のバイオマス系のごみの量によって変わることがある。そのため、エタノールの価値を適正に評価するには、エタノールの原料となった廃棄物中のバイオマス系のごみの量を適正に評価する必要がある。
廃棄物は、固体の物が多く、液体シンチレーションカウンタをそのまま用いて炭素14の量を測定することができない。また、清掃工場に運ばれる廃棄物は、種類や量が様々であり、不均一性が極めて高い。したがって、サンプリングした場所や時間でのバイオマス系のごみの比率のばらつきも非常に大きくなってしまう。
また、固形物中の炭素14の量を測定する方法としては、グラファイトに変換した後に測定する方法や、加速器を用いる方法もあるが、前処理が必要であり、設備がとても大きく高価であるため適用しづらい。加えて、オンラインの計測は、困難である。
以上より、液体シンチレーションカウンタをはじめとする従来の測定方法によって、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を適正に評価することは難しい。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によると、廃棄物から製造されたエタノールが容器に収容されて成るエタノール製品であって、エタノールの製造時に取得したエタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された廃棄物中のバイオマス系のごみの量が、容器に表示されている。
本発明の第2の形態によると、廃棄物から製造されたエタノールが容器に収容されて成るエタノール製品の製造方法であって、エタノールの製造時に取得したエタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された廃棄物中のバイオマス系のごみの量を、容器に表示する。
本発明の第3の形態によると、廃棄物から製造されたエタノールが容器に収容されて成るエタノール製品の販売方法であって、エタノールの製造時に取得したエタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された廃棄物中のバイオマス系のごみの量を、容器に表示して販売する。
本発明の第4の形態によると、廃棄物から製造されたエタノールの販売方法であって、エタノールの製造時に取得したエタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された廃棄物中のバイオマス系のごみの量を、提示して販売する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以上の説明から明らかなように、この発明によっては、化成品を製造するのに原料となった廃棄物中のバイオマス系のごみの量を適正に評価することができる。
一実施形態に係るバイオマス量評価装置110のブロック構成の一例を示す 図である。 バイオマス量評価装置110の動作フローの一例を示す図である。 本実施形態に係るバイオマス量評価装置110を構成するコンピュータ80 0のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
廃棄物からエタノールを製造する製造工程は、廃棄物からガスを得る第1の工程と、第1の工程において得られたガスを原料として触媒を用い化学物質に合成する第2の工程とを含む。ここで、廃棄物は、例えば、紙屑、木屑、下水汚泥、繊維屑、剪定枝、動植物残渣、動植物油、肉骨粉、廃棄物固形燃料、糞尿、木質チップ、有機性汚泥等の生物資源由来の廃棄物と、プラスチック等の石油由来の廃棄物とに大別することができる。なお、エタノールは、この発明における「化成品」の一例であってよい。
第1の工程は、高温場において熱分解と化学反応によって、廃棄物を、一酸化炭素と水素とを含むガス状態に変換するプロセスである。ここで、高温場としては、例えば、熱分解炉、溶融炉等が挙げられる。第1の工程においては、廃棄物が完全にガス状態に変換されずに、残渣が排出されることがある。また、第1の工程においては、助燃剤が使用されることもある。ここで、助燃剤としては、例えば、液化石油ガス、軽油、コークス、鉱物油、重油、石炭、天然ガス、灯油、廃食用油等が挙げられる。
第2の工程は、第1の工程において生成されたガスに含まれる一酸化炭素と水素との組成比を調整した合成ガスを、各種の触媒が充填された反応器に導入して、金属触媒下で加熱、又は微生物触媒下で加熱又は冷却して合成反応を行うプロセスである。ここで、エタノールは、金属触媒を用いる場合、高温にて合成反応が行われるため、気体の状態で生成されて、微生物触媒を用いる場合、微生物が死滅しない程度の温度にて合成反応が行われるため、液体の状態で生成される。また、第2の工程においては、エタノールの他に、アセトアルデヒド、酢酸、メタノール、メタン等の様々な副反応生成物が生成される。化成品の主成分としては、エタノールの他に、イソプレン、ブタジエン、酢酸、アセトアルデヒド、炭素6個以下の炭化水素、炭素6個以下の含酸素炭化水素等であってもよい。
図1は、一実施形態に係るバイオマス量評価装置110のブロック構成の一例を示す。バイオマス量評価装置110は、廃棄物からエタノールを製造するにあたり、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価する装置である。
バイオマス量評価装置110は、化成品中含有率取得部111、助燃剤中含有率取得部112、バイオマス量評価部113、回収対価算出部114及び化成品対価算出部115を備える。以下の説明においては、各構成要素の機能及び動作を詳述する。
化成品中含有率取得部111は、エタノール中の炭素14の含有率を取得する。ここで、炭素14は、炭素の放射性同位体である。
助燃剤中含有率取得部112は、エタノールの製造工程において、廃棄物からガスを得るにあたり廃棄物に加えられた助燃剤中の炭素の含有率を取得する。ここで、助燃剤として使用される物質が化石燃料系の石油や石炭である場合は必要ない。例えば、助燃剤には、紙屑、木屑、下水汚泥、繊維屑、剪定枝、動植物残渣、動植物油、肉骨粉、廃棄物固形燃料、糞尿、木質チップ、有機性汚泥等のバイオマス系のものが含まれていてもよい。その場合には、その中に含まれる炭素14の割合を、後述する既知の測定方法によって測定しておく必要がある。
バイオマス量評価部113は、化成品中含有率取得部111が取得したエタノール中の炭素14の含有率に基づいて、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価する。また、例えば、バイオマス量評価部113は、助燃剤中含有率取得部112が取得した助燃剤中の炭素の含有率に更に基づいて、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価する。
回収対価算出部114は、バイオマス量評価部113が評価した廃棄物中のバイオマス系のごみの量に基づいて、廃棄物の回収料金を算出する。なお、回収料金は、この発明における「回収に対する対価」の一例であってよい。
化成品対価算出部115は、バイオマス量評価部113が評価した廃棄物中のバイオマス系のごみの量に基づいて、エタノールの販売価格を算出する。なお、エタノールの販売価格は、この発明における「エタノールの対価」の一例であってよい。
図2は、バイオマス量評価装置110の動作フローの一例を示す。この動作フローの説明においては、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価する処理について詳述する。なお、この動作フローの説明においては、図1を共に参照する。
エタノール中の炭素14の量は、ガスプロポーショナルカウンティング、液体シンチレーションカウンティング、加速器質量分析により測ることができる。ガスプロポーショナルカウンティングは、エタノールを二酸化炭素に変え、ガスプロポーショナルカウンタによって炭素14の濃度を測定する。液体シンチレーションカウンティングは、液体に調製されたエタノールにシンチレーターと呼ばれる光を発生する物質が加えられる。シンチレーターは、ベータ粒子が入ると光る。エタノールは、2つの光電子増倍管の間に置かれ両方の光電子増倍管に光が記録された時のみカウントされる。加速器質量分析法では、炭素14の炭素12、炭素13に対する比が直接測定される。ただし、測定方法を比較した場合、液体シンチレーションカウンタは、その操作性や補正が簡便であり、精度が高いという利点を有し、測定方法としてより好ましい。
バイオマス量評価装置110の化成品中含有率取得部111は、このようにして得られたエタノール中の炭素14の含有率を取得する(S101)。例えば、化成品中含有率取得部111は、ガスプロポーショナルカウンタや液体シンチレーションカウンタ、加速器質量分析装置から出力されたデータの入力を受け付けることにより、エタノール中の炭素14の含有率を取得する。また、例えば、化成品中含有率取得部111は、バイオマス量評価装置110の入力装置を介して、エタノール中の炭素14の含有率を取得する。ここで、入力装置は、バイオマス量評価装置110にデータや情報、指示等を与えるための装置である。そして、化成品中含有率取得部111は、このようにしてエタノール中の炭素14の含有率を取得すると、その値を示すデータを、バイオマス量評価部113へ送る。
一方、エタノールの製造工程において、廃棄物からガスを得るにあたり廃棄物に加えられた助燃剤中の炭素の含有率は、助燃剤の組成に基づいて算出することができる。
バイオマス量評価装置110の助燃剤中含有率取得部112は、このようにして得られた助燃剤中の炭素の含有率を取得する(S102)。例えば、助燃剤中含有率取得部112は、バイオマス量評価装置110の入力装置を介して、助燃剤中の炭素の含有率を取得する。そして、助燃剤中含有率取得部112は、このようにして助燃剤中の炭素の含有率を取得すると、その値を示すデータを、バイオマス量評価部113へ送る。
バイオマス量評価装置110のバイオマス量評価部113は、化成品中含有率取得部111から送られたデータと、助燃剤中含有率取得部112から送られたデータとをそれぞれ受け取ると、化成品中含有率取得部111から受け取ったデータによって示されるエタノール中の炭素14の含有率と、助燃剤中含有率取得部112から受け取ったデータによって示される助燃剤中の炭素の含有率とに基づいて、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価する(S103)。例えば、助燃剤中の炭素の含有率をX(%)とすると、エタノール中の炭素のうち、廃棄物由来の炭素の含有率は、100−X(%)となる。そして、エタノール中の炭素14の含有率をY(%)とすると、廃棄物中の炭素14の含有率は、Y/(100−X)(%)となる。ここで、石油系のごみには、炭素14は含まれないことから、バイオマス量評価部113は、このようにして算出される廃棄物中の炭素14の含有率を、廃棄物中のバイオマス系のごみの量として評価する。そして、バイオマス量評価部113は、このようにして廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価すると、その値を示すデータを、回収対価算出部114及び化成品対価算出部115へ送る。
バイオマス量評価装置110の回収対価算出部114は、バイオマス量評価部113から送られたデータを受け取ると、そのデータによって示される廃棄物中のバイオマス系のごみの量に基づいて、廃棄物の回収料金を算出する(S104)。例えば、回収対価算出部114は、バイオマス系のごみの量を独立変数とし、廃棄物の回収料金を従属変数とする所定の関数を用いて、廃棄物の回収料金を算出する。また、例えば、回収対価算出部114は、廃棄物中のバイオマス系のごみの量の情報と、廃棄物の回収料金の情報とが対応付けられて格納されたデータベースを参照して、廃棄物の回収料金を算出する。ここで、回収対価算出部114は、廃棄物中のバイオマス系のごみの量が多いほど、廃棄物の回収料金を高く算出することも、低く算出することもある。例えば、バイオマス系のごみを積極的に回収しようとする場合、廃棄物の回収料金は、低く算出される。また、例えば、バイオマス系のごみそのものに価値を見出そうとする場合、廃棄物の回収料金は、高く算出される。なお、場合によっては、助燃剤中の炭素14の割合を別の変数として組み入れ、算出結果を補正する必要がある。
一方、バイオマス量評価装置110の化成品対価算出部115は、バイオマス量評価部113から送られたデータを受け取ると、そのデータによって示される廃棄物中のバイオマス系のごみの量に基づいて、エタノールの販売価格を算出する(S105)。例えば、化成品対価算出部115は、バイオマス系のごみの量を独立変数とし、エタノールの販売価格を従属変数とする所定の関数を用いて、エタノールの販売価格を算出する。また、例えば、化成品対価算出部115は、廃棄物中のバイオマス系のごみの量の情報と、エタノールの販売価格の情報とが対応付けられて格納されたデータベースを参照して、エタノールの販売価格を算出する。ここで、化成品対価算出部115は、廃棄物中のバイオマス系のごみの量が多いほど、エタノールの販売価格を高く算出することも、安く算出することもある。例えば、バイオマス系のごみの量が多い廃棄物を原料としていることに価値を見出そうとする場合、エタノールの販売価格は、高く算出される。また、例えば、バイオマス系のごみの量が多い廃棄物を原料としているエタノールを積極的に販売しようとする場合、エタノールの販売価格は、低く算出される。なお、場合によっては、助燃剤中の炭素14の割合を別の変数として組み入れ、算出結果を補正する必要がある。
以上、説明したように、バイオマス量評価装置110は、エタノール中の炭素14の含有率を取得する。そして、バイオマス量評価装置110は、取得したエタノール中の炭素14の含有率に基づいて、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価する。
このようにして、バイオマス量評価装置110によっては、エタノールを製造するのに原料となった廃棄物中のバイオマス系のごみの量を適正に評価することができる。ただし、様々な清掃工場のスケールを想定した場合、一業者の運び込んだ廃棄物により廃棄物を貯めるピッドが埋まらない状況も考えられる。本発明においては、各業者の持ち込んだ廃棄物中のバイオマス系のごみの量を適正に評価する必要があるため、複数の業者の廃棄物を個別に焼却することも場合によっては必要である。また、焼却してからバイオマス系のごみの量を評価するまでにタイムラグが生じる場合には、それを適正に補正する手段も場合によっては必要である。具体的には、タイムラグを求めるために、試験的に予め廃棄物を投入してから、エタノール等の化成品が流出するまでの時間を測定しておき、その時間を以てタイムラグとする。
また、上述したように、バイオマス量評価装置110は、エタノールの製造工程において、廃棄物からガスを得るにあたり廃棄物に加えられた助燃剤中の炭素の含有率を取得する。そして、バイオマス量評価装置110は、取得した助燃剤中の炭素の含有率に更に基づいて、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価する。
このようにして、バイオマス量評価装置110によっては、廃棄物から製造されたエタノール中の炭素の中に、廃棄物からガスを得るにあたり廃棄物に加えられた助燃剤由来の炭素が混入していても、エタノールを製造するのに原料となった廃棄物中のバイオマス系のごみの量を適正に評価することができる。
また、上述したように、バイオマス量評価装置110は、評価した廃棄物中のバイオマス系のごみの量に基づいて、廃棄物の回収料金を算出する。
このようにして、バイオマス量評価装置110によっては、エタノールを製造するための原料となる廃棄物を回収するにあたり、その目的に応じて、適切な回収料金を算出することができる。
また、上述したように、バイオマス量評価装置110は、評価した廃棄物中のバイオマス系のごみの量に基づいて、エタノールの販売価格を算出する。
このようにして、バイオマス量評価装置110によっては、廃棄物から製造されたエタノールを販売するにあたり、その目的に応じて、適切な販売価格を算出することができる。
図3は、本実施形態に係るバイオマス量評価装置110を構成するコンピュータ800のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ800は、ホストコントローラ801により相互に接続されるCPU(Central Processing
Unit)802、RAM(Random Access Memory)803、グラフィックコントローラ804及びディスプレイ805を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ806により相互に接続される通信インターフェース807、ハードディスクドライブ808及びCD−ROM(Compact Disk Read OnlyMemory)ドライブ809を有する入出力部と、入出力コントローラ806に接続されるROM(Read Only Memory)810、フレキシブルディスクドライブ811及び入出力チップ812を有するレガシー入出力部とを備える。
ホストコントローラ801は、RAM803と、高い転送レートでRAM803をアクセスするCPU802及びグラフィックコントローラ804とを接続する。CPU802は、ROM810及びRAM803に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ804は、CPU802等がRAM803内に設けたフレームバッファ上に生成する画像データを取得し、ディスプレイ805上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ804は、CPU802等が生成する画像データを格納するフレームバッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ806は、ホストコントローラ801と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェース807、ハードディスクドライブ808及びCD−ROMドライブ809を接続する。ハードディスクドライブ808は、コンピュータ800内のCPU802が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ809は、CD−ROM892からプログラム又はデータを読み取り、RAM803を介してハードディスクドライブ808に提供する。
また、入出力コントローラ806には、ROM810と、フレキシブルディスクドライブ811及び入出力チップ812の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM810は、コンピュータ800が起動時に実行するブートプログラム、及び/又はコンピュータ800のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスクドライブ811は、フレキシブルディスク893からプログラム又はデータを読み取り、RAM803を介してハードディスクドライブ808に提供する。入出力チップ812は、フレキシブルディスクドライブ811を入出力コントローラ806へと接続すると共に、例えばパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ806へと接続する。
RAM803を介してハードディスクドライブ808に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク893、CD−ROM892又はIC(Integrated Circuit)カード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM803を介してコンピュータ800内のハードディスクドライブ808にインストールされ、CPU802において実行される。
コンピュータ800にインストールされ、コンピュータ800をバイオマス量評価装置110として機能させるプログラムは、コンピュータ800を、ステップS101において、エタノール中の炭素14の含有率を取得する化成品中含有率取得部111と、化成品中含有率取得部111が取得したエタノール中の炭素14の含有率に基づいて、ステップS103において、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価するバイオマス量評価部113として機能させる。
更に、当該プログラムは、コンピュータ800を、ステップS102において、エタノールの製造工程において、廃棄物からガスを得るにあたり廃棄物に加えられた助燃剤中の炭素の含有率を取得する助燃剤中含有率取得部112と、助燃剤中含有率取得部112が取得した助燃剤中の炭素の含有率に更に基づいて、ステップS103において、廃棄物中のバイオマス系のごみの量を評価するバイオマス量評価部113として機能させてもよい。
更に、当該プログラムは、コンピュータ800を、バイオマス量評価部113が評価した廃棄物中のバイオマス系のごみの量に基づいて、ステップS104において、廃棄物の回収料金を算出する回収対価算出部114として機能させてもよい。
更に、当該プログラムは、コンピュータ800を、バイオマス量評価部113が評価した廃棄物中のバイオマス系のごみの量に基づいて、エタノールの販売価格を算出する化成品対価算出部115として機能させてもよい。
これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ800に読み込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段である化成品中含有率取得部111、助燃剤中含有率取得部112、バイオマス量評価部113、回収対価算出部114及び化成品対価算出部115として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ800の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有のバイオマス量評価装置110が構築される。
一例として、コンピュータ800と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU802は、RAM803上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェース807に対して通信処理を指示する。通信インターフェース807は、CPU802の制御を受けて、RAM803、ハードディスクドライブ808、フレキシブルディスク893又はCD−ROM892等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェース807は、ダイレクトメモリアクセス方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU802が転送元の記憶装置又は通信インターフェース807からデータを読み出し、転送先の通信インターフェース807又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
また、CPU802は、ハードディスクドライブ808、CD−ROM892、フレキシブルディスク893等の外部記憶装置に格納されたファイル又はデータベース等の中から、全部又は必要な部分をダイレクトメモリアクセス転送等によりRAM803へと読み込ませ、RAM803上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU802は、処理を終えたデータを、ダイレクトメモリアクセス転送等により外部記憶装置へと書き戻す。
このような処理において、RAM803は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM803及び外部記憶装置等をメモリ、記憶部又は記憶装置等と総称する。本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なお、CPU802は、RAM803の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM803の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM803、メモリ及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
また、CPU802は、RAM803から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索、置換等を含む各種の処理を行い、RAM803へと書き戻す。例えば、CPU802は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種の変数が、他の変数又は定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下又は等しい等の条件を満たすかどうかを判断し、条件が成立した場合、又は不成立であった場合に、異なる命令列へと分岐し、又はサブルーチンを呼び出す。
また、CPU802は、記憶装置内のファイル又はデータベース等に格納された情報を検索することができる。例えば、第1属性の属性値に対し第2属性の属性値がそれぞれ対応付けられた複数のエントリが記憶装置に格納されている場合において、CPU802は、記憶装置に格納されている複数のエントリの中から第1属性の属性値が指定された条件と一致するエントリを検索し、そのエントリに格納されている第2属性の属性値を読み出すことにより、所定の条件を満たす第1属性に対応付けられた第2属性の属性値を得ることができる。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク893、CD−ROM892の他に、DVD(Digital Versatile Disk)又はCD(Compact Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto−Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶媒体を記録媒体として使用して、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ800に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書及び図面中において示したシステム、方法、装置、プログラム及び記録媒体における動作、手順、ステップ及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現し得ることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
110 バイオマス量評価装置
111 化成品中含有率取得部
112 助燃剤中含有率取得部
113 バイオマス量評価部
114 回収対価算出部
115 化成品対価算出部
800 コンピュータ
801 ホストコントローラ
802 CPU
803 RAM
804 グラフィックコントローラ
805 ディスプレイ
806 入出力コントローラ
807 通信インターフェース
808 ハードディスクドライブ
809 CD−ROMドライブ
810 ROM
811 フレキシブルディスクドライブ
812 入出力チップ
892 CD−ROM
893 フレキシブルディスク

Claims (4)

  1. 廃棄物から製造されたエタノールが容器に収容されて成るエタノール製品であって、
    前記エタノールの製造時に取得した前記エタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された前記廃棄物中のバイオマス系のごみの量が、前記容器に表示されている
    ことを特徴とするエタノール製品。
  2. 廃棄物から製造されたエタノールが容器に収容されて成るエタノール製品の製造方法であって、
    前記エタノールの製造時に取得した前記エタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された前記廃棄物中のバイオマス系のごみの量を、前記容器に表示する
    ことを特徴とするエタノール製品の製造方法。
  3. 廃棄物から製造されたエタノールが容器に収容されて成るエタノール製品の販売方法であって、
    前記エタノールの製造時に取得した前記エタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された前記廃棄物中のバイオマス系のごみの量を、前記容器に表示して販売する
    ことを特徴とするエタノール製品の販売方法。
  4. 廃棄物から製造されたエタノールの販売方法であって、
    前記エタノールの製造時に取得した前記エタノール中の炭素14の含有率に基づいて評価された前記廃棄物中のバイオマス系のごみの量を、提示して販売する
    ことを特徴とするエタノールの販売方法。
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