JP2017086676A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、図1〜図21を参照しつつ、本発明の第1の実施形態に係る遊技機10について説明する。
ここに、図1は遊技機10の外観斜視図、図2及び図3は遊技機10の展開図、図4は遊技機10の遊技盤31の正面図である。以下、本実施形態で使用する前後左右及び上下の表現は、図1〜図3に示されている前後方向D1、上下方向D2、及び左右方向D3により定義されるものとする。
前面枠11は、図1及び図2に示すように、発射ハンドル21、操作ボタン22、上皿23、下皿24、パネル25、スピーカ26、及び電飾部27などを備える。
内枠12は、図2及び図3に示すように、遊技盤31、遊技球発射機構32、及び制御ユニット33を備える。なお、図2では図示の簡略化のために遊技盤31の盤面上の記載を省略している。
裏パックユニット13は、図3に示すように、払出機構130及び周辺制御ユニット140を備える。
次に、図5を参照しつつ、遊技機10のシステム構成について説明する。
メイン制御ユニット331は、遊技機10における遊技の主たる制御を実行する主制御装置4(主制御手段の一例)を備える。主制御装置4には、MPU41及び入出力I/F42などが搭載されている。MPU41は、1チップマイコンとして構成された演算装置である。また、MPU41には、ROM411及びRAM412が内蔵されている。
図5に示すように、サブ制御ユニット332は、音声ランプ制御装置5及び表示制御装置6を備える。なお、音声ランプ制御装置5及び表示制御装置6は、サブ制御ユニット332に設けられた個別又は同一の制御基板に搭載されている。
音声ランプ制御装置5は、MPU51及び入出力I/F52などを備える。MPU51は、1チップマイコンとして構成された演算装置である。また、MPU51には、ROM511及びRAM512が内蔵されている。
表示制御装置6は、音声ランプ制御装置5から入力される各種のコマンド(制御信号)に基づいて図柄表示部341の表示を制御する。具体的に、表示制御装置6は、音声ランプ制御装置5から入力される表示変動パターンコマンドに基づいて図柄表示部341の表示を制御することにより図柄変動及び演出表示を実行する。
払出制御装置7には、MPU71及び入出力I/F72などが搭載されている。MPU71は、1チップマイコンとして構成された演算装置である。また、MPU71には、ROM711及びRAM712が内蔵されている。
発射制御装置8は、遊技球発射機構32の駆動を制御する発射制御IC81を備える。具体的に、発射制御IC81は、発射ハンドル21が回転操作されている間、遊技球発射機構32の球送り装置322を駆動させることにより、上皿23に貯留されている遊技球を発射レール321上に供給させる。そして、発射制御IC81は、発射ハンドル21の操作量を検出し、その操作量に応じて遊技球発射機構32のソレノイド323を駆動させることにより、発射レール321上の遊技球を遊技盤31に向けて発射させる。このとき、発射制御IC81は、予め設定された周期(例えば0.6sec)でON/OFFが切り替わるクロック信号を駆動信号として球送り装置322及びソレノイド323を駆動させる。これにより、遊技機10では、0.6secごとに1個の遊技球が遊技領域に向けて発射される。
電源制御装置9は、各種のセンサ及び駆動部などを駆動するための+12V電圧、各種の制御装置で使用されるロジック用の+5V電圧などを生成する。そして、電源制御装置9は、生成した+12V又は+5Vの電圧を、主制御装置4、音声ランプ制御装置5、表示制御装置6、払出制御装置7、及び発射制御装置8などに供給する。
次に、図8〜図10のフローチャートを参照しつつ、主制御装置4のMPU41によって実行される各種の処理について説明する。具体的に、遊技機10において、MPU41は、電源投入に伴い起動される立ち上げ処理、立ち上げ処理後に実行されるメイン処理、定期的に起動されるタイマ割込処理、及び停電時に実行されるNMI割込処理などを実行する。なお、本実施形態では、前記立ち上げ処理及び前記NMI割込処理については説明を省略する。
まず、ステップS701では、主制御装置4に接続されている各種のセンサ又はスイッチの検出状態を判断するセンサ検出処理を実行する。例えば、入球センサ313a〜317a、磁気センサ35、及び電波センサ36などの検出状態を判断する。このとき、入球センサ313a〜317aのいずれかへの遊技球の入球が検出された場合には、その情報を入賞検知情報としてRAM412に保存する。
次に、ステップS702では、乱数初期値カウンタCIN1の更新を実行する。具体的には、乱数初期値カウンタCIN1を1加算し、そのカウンタ値が最大値に達した場合は当該カウンタ値を0にクリアする。
続いて、ステップS703では、大当たり乱数カウンタC1、大当たり種別カウンタC2、リーチ乱数カウンタC3、及び電動役物開放カウンタC4の更新を実行する。具体的には、大当たり乱数カウンタC1、大当たり種別カウンタC2、リーチ乱数カウンタC3、及び電動役物開放カウンタC4をそれぞれ1加算し、それらのカウンタ値が最大値に達した場合は当該カウンタ値を0にクリアする。
その後、ステップS704では、上作動口314又は下作動口315への入賞に伴う後述の始動入賞処理(図9参照)を実行し、ステップS705では、発射制御処理を実行した後、当該タイマ割込処理を終了させる。
ここで、図9を参照しつつ、前記ステップS704でMPU41により実行される始動入賞処理を説明する。
まず、ステップS801では、遊技球が上作動口314又は下作動口315のいずれかの作動口に入賞したか否かを判断する。ここで、遊技球が上作動口314又は下作動口315に入賞したと判断すると(S801:Yes)、処理がステップS802に移行し、遊技球が上作動口314又は下作動口315に入賞していないと判断すると(S801:No)、当該始動入賞処理を終了させる。
ステップS802では、RAM412の保留数記憶エリアNAに記憶されている保留球数Nが上限値(本実施形態では4)未満であるか否かを判断する。ここで、保留球数Nが上限値未満であれば(S802:Yes)、処理がステップS803に移行し、保留球数Nを1加算する。一方、保留球数Nが上限値以上であれば(S802:No)、当該始動入賞処理を終了させる。
ステップS804において、前記ステップS703(図8参照)で更新した大当たり乱数カウンタC1、大当たり種別カウンタC2、及びリーチ乱数カウンタC3の各値を、RAM412における保留格納エリア412bの空き保留エリアのうち最初のエリアに格納し、当該始動入賞処理を終了させる。
次に、図10を参照しつつ、MPU41によって実行されるメイン処理について説明する。前記メイン処理では遊技の主要な制御処理が実行される。前記メイン処理では、ステップS901〜S906の処理が4msec周期の定期処理として実行され、その残余時間でステップS908、S909のカウンタ更新処理が実行される。
まず、ステップS901では、前記タイマ割込処理又は前回のメイン処理で設定されたコマンド等の出力データをサブ側の各制御装置に送信する外部出力処理を実行する。具体的には、RAM412における前記入賞検知情報の有無を判断し、前記入賞検知情報があれば払出制御装置7に対して賞球コマンドを送信する。
次に、ステップS902では、変動種別カウンタCS1の値を更新する。具体的には、変動種別カウンタCS1を1加算し、そのカウンタ値が最大値に達した場合は当該カウンタ値を0にクリアする。
その後、ステップS903では、払出制御装置7に出力する賞球コマンドを設定する。具体的に、RAM412に記憶されている入賞検知情報に基づいて、一般入賞口313等に入賞が発生したか否かを判断する。そして、入賞が発生している場合は、その入賞に応じて払い出す賞球数を示す賞球コマンドを設定する。
そして、ステップS904では、各遊技回における遊技を制御するための遊技回制御処理を実行する。遊技回制御処理では、前述の大当たり抽選を実行し、図柄表示部341による図柄変動表示に必要な変動パターンコマンドを音声ランプ制御装置5に送信する。このとき、MPU41は、前記ステップS703(図8参照)で更新した大当たり乱数カウンタC1、大当たり種別カウンタC2、リーチ乱数カウンタC3、及びステップS909で更新される変動種別カウンタCS1の各値に基づいて、変動表示時間及び抽選結果を示す変動パターンコマンドを設定し、その変動パターンコマンドを音声ランプ制御装置5に送信する。
次に、ステップS905では、ステップS904における大当たり抽選の結果などに基づいて遊技状態を移行させるための遊技状態移行処理を実行する。遊技状態移行処理では、遊技状態を、開閉実行モード、高確率モード、低確率モード、高頻度サポートモードなどに移行させる。例えば、開閉実行モードは、可変入賞口316の開閉扉316bを開放した後、可変入賞口316の開閉扉316bの最大開放時間が経過すること、又は可変入賞口316に遊技球が規定数入賞することのいずれかの条件が成立した場合に可変入賞口316の開閉扉316bを閉鎖する1ラウンドの開閉処理を所定ラウンド数繰り返し実行する。
続いて、ステップS906では、メイン表示部37の前記7セグメント表示器の表示制御処理を実行する。前記表示制御処理では、遊技球がスルーゲート317を通過したことを条件に、その通過したタイミングで電動役物開放カウンタC4の値を取得し、メイン表示部37における一方の前記7セグメント表示器では図柄の変動表示が実施される。そして、電動役物開放カウンタC4の値により図柄の抽選が実施され、図柄の当たり状態になると、下作動口315に付随する電動役物315bを所定時間開放する。また、メイン表示部37における他方の前記7セグメント表示器では、変動パターンコマンドに対応する変動表示時間の間だけ変動表示が実行され、その変動表示は抽選結果を示す図柄で停止する。
そして、ステップS907では、次のメイン処理の実行タイミングが到来したか否か、即ち前回のメイン処理の開始から所定時間(本実施形態では4msec)が経過したか否かを判断する。ここで、次のメイン処理の実行タイミングが到来したと判断すると(S907:Yes)、処理がステップS901に移行し、前述したS901以降の各処理が繰り返し実行される。一方、次のメイン処理の実行タイミングが到来していないと判断すると(S907:No)、次のメイン処理の実行タイミングが到来するまでの間、即ち次の前記メイン処理の実行タイミングに至るまでの残余時間の間は、ステップS908及びステップS909を繰り返し実行する。
ステップS908では、乱数初期値カウンタCIN1を更新する。具体的には、乱数初期値カウンタCIN1を1加算し、そのカウンタ値が最大値に達した場合には当該カウンタ値を0にクリアする。
ステップS909では、変動種別カウンタCS1を更新する。具体的には、変動種別カウンタCS1を1加算し、それらのカウンタ値が最大値に達した場合には当該カウンタ値を0にクリアする。そして、変動種別カウンタCS1を更新した後、処理は前記ステップS907に戻される。
次に、図11〜図20を参照しつつ、音声ランプ制御装置5でMPU51によって実行される各種の処理について説明する。
ここに、図11は、MPU51によって実行されるタイマ割込処理の手順の一例を示すフローチャートである。MPU51は、前記タイマ割込処理を1msec周期の定期処理として実行する。
ここに、図12は、前記操作検出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記操作検出処理では、操作ボタン22の操作状態を検出し、過去3回分の操作履歴を順次更新するための処理を実行する。遊技機10では、MPU51によって前記操作検出処理が実行されることにより、予め定められた間隔(本実施形態では1msec間隔)で操作ボタン22の操作の有無が判断されることになる。
図12に示すように、前記操作検出処理において、ステップS1101では、第2検出フラグ512bの値を第1検出フラグ512aにシフト(上書き)させる。また、ステップS1102では、第3検出フラグ512cの値を第2検出フラグ512bにシフト(上書き)させる。その後、ステップS1103では、操作スイッチ22aにより検出される操作ボタン22の操作状態を第3検出フラグ512cに記憶(上書き)させ、当該操作検出処理は終了する。
ここに、図13は、前記検出パターン判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記検出パターン判定処理では、第1検出フラグ512a、第2検出フラグ512b、及び第3検出フラグ512cの記憶情報に基づいて、操作ボタン22の操作履歴に発生している検出パターンを判定する。
図13に示すように、前記検出パターン判定処理において、ステップS1201では、3回前の操作ボタン22の操作状態を示す第1検出フラグ512aがオンであるか否かを判断する。ここで、第1検出フラグ512aがオンである場合(S1201:Yes)、処理がステップS1202に移行し、第1検出フラグ512aがオフである場合(S1201:No)、処理がステップS1205に移行する。
次に、ステップS1202では、2回前の操作ボタン22の操作状態を示す第2検出フラグ512bがオンであるか否かを判断する。ここで、第2検出フラグ512bがオンである場合(S1202:Yes)、処理がステップS1203に移行し、第2検出フラグ512bがオフである場合(S1202:No)、処理がステップS1208に移行する。
さらに、ステップS1203では、直近の操作ボタン22の操作状態を示す第3検出フラグ512cがオンであるか否かを判断する。ここで、第3検出フラグ512cがオンである場合(S1203:Yes)、処理がステップS1204に移行し、第3検出フラグ512cがオフである場合(S1203:No)、処理がステップS1210に移行する。
ステップS1204では、第1パターンフラグ512dをオン、第2パターンフラグ512e及び第3パターンフラグ512fをオフに設定し、当該検出パターン判定処理を終了させる。即ち、操作ボタン22の3回分の操作状態に、「ON」、「ON」、「ON」の操作パターンが発生した場合に、第1パターンフラグ512dがオンになる。そして、第1パターンフラグ512dは、操作ボタン22の操作状態が継続しているか否かを判断するための指標として利用される。
また、ステップS1201で、第1検出フラグ512aがオンでないと判断した場合(S1201:No)、続くステップS1202では、2回前の操作ボタン22の操作状態を示す第2検出フラグ512bがオンであるか否かを判断する。ここで、第2検出フラグ512bがオンである場合(S1205:Yes)、処理がステップS1206に移行し、第2検出フラグ512bがオフである場合(S1205:No)、処理がステップS1210に移行する。
さらに、ステップS1206では、直近の操作ボタン22の操作状態を示す第3検出フラグ512cがオンであるか否かを判断する。ここで、第3検出フラグ512cがオンである場合(S1206:Yes)、処理がステップS1207に移行し、第3検出フラグ512cがオフである場合(S1206:No)、処理がステップS1210に移行する。
ステップS1207では、第2パターンフラグ512eをオン、第1パターンフラグ512d及び第3パターンフラグ512fをオフに設定し、当該検出パターン判定処理を終了させる。即ち、操作ボタン22の3回分の操作状態に、「OFF」、「ON」、「ON」の操作パターンが発生した場合に、第2パターンフラグ512eがオンになる。そして、第2パターンフラグ512eは、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化したか否かを(操作ボタン22が操作されたか否か)を判断するための指標として利用される。このように、第2パターンフラグ512eを用いて、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化したか否かを判断すれば、電波又は静電気などのノイズに起因する操作ボタン22の操作開始の誤検出が防止され、遊技者が意図しないタイミングで操作ボタン22の操作開始が演出表示に反映されることが防止される。
また、ステップS1202で、第2検出フラグ512aがオンでないと判断した場合(S1202:No)、続くステップS1208では、直近の操作ボタン22の操作状態を示す第3検出フラグ512cがオンであるか否かを判断する。ここで、第3検出フラグ512cがオンである場合(S1208:Yes)、処理がステップS1210に移行し、第2検出フラグ512bがオフである場合(S1208:No)、処理がステップS1209に移行する。
ステップS1209では、第3パターンフラグ512fをオン、第1パターンフラグ512d及び第2パターンフラグ512eをオフに設定し、当該検出パターン判定処理を終了させる。即ち、操作ボタン22の3回分の操作状態に、「ON」、「OFF」、「OFF」の操作パターンが発生した場合に、第3パターンフラグ512fがオンになる。そして、第3パターンフラグ512fは、操作ボタン22が操作状態から非操作状態に変化したか否かを(操作ボタン22の操作が終了したか否か)を判断するための指標として利用される。このように、第3パターンフラグ512fを用いて、操作ボタン22が操作状態から非操作状態に変化したか否かを判断すれば、電波又は静電気などのノイズに起因する操作ボタン22の操作開始の誤検出が防止され、遊技者が意図しないタイミングで操作ボタン22の操作終了が演出表示に反映されることが防止される。
一方、ステップS1210では、第1パターンフラグ512d、第2パターンフラグ512e、及び第3パターンフラグ512fをオフに設定し、当該検出パターン判定処理を終了させる。
カウンタ更新処理S1003では、演出種別カウンタ512pの更新を実行する。具体的には、演出種別カウンタ512pを1加算し、そのカウンタ値が最大値に達した場合は当該カウンタ値を0にクリアする。ここで更新される演出種別カウンタ512pは、主制御装置4から受信する変動パターンコマンドに基づいて変動種別及び演出種別を決定するために使用される。
ここに、図14は、前記コマンド判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記コマンド判定処理では、主制御装置4から受信するコマンドを判定し、そのコマンドに対応する処理を実行する。
図14に示すように、前記コマンド判定処理において、ステップS1301では、主制御装置4からコマンドを受信したか否かを判断する。ここで、コマンドを受信した場合は(S1301:Yes)、処理がステップS1302に移行し、コマンドを受信していない場合は(S1301:No)、当該コマンド判定処理を終了させる。
次に、ステップS1302では、受信したコマンドが変動パターンコマンドであるか否かを判断する。ここで、コマンドが変動パターンコマンドでない場合は(S1302:No)、処理がステップS1321に移行し、変動パターンコマンドである場合は(S1302:Yes)、処理がステップS1303に移行する。なお、主制御装置4から受信したコマンドは、RAM512に格納されており、ステップS1301で読み出されたときに消去される。
ステップS1321では、主制御装置4から受信したその他のコマンドに基づく処理を実行した後、当該コマンド判定処理を終了させる。例えば、ステップS1321では、保留球数コマンドが入力された場合に、図柄表示装置341における保留球数Nを示す保留図柄の数を保留球数コマンドに基づいて変更する保留球数表示処理が実行される。また、大当たり開始コマンドを受信した場合には、その大当たり開始コマンドに対応して予め設定されている大当たり開始処理が実行され、大当たり終了コマンドを受信した場合には、その大当たり終了コマンドに対応して予め設定されている大当たり終了処理が実行される。
ステップS1303では、主制御装置4から受信した変動パターンコマンドに基づいて変動種別及び演出種別を決定する。具体的に、MPU51は、変動パターンコマンドと、予めROM511に記憶されている変動種別テーブル511a及び演出種別テーブル511bと、RAM512pに記憶されている演出種別カウンタ512pの値とに基づいて変動パターンを特定する。演出種別テーブル511bには、ノーマルリーチに対応するノーマルリーチ演出テーブル、特殊リーチに対応する特殊リーチ演出テーブル、及びスーパーリーチに対応するスーパーリーチ演出テーブルが含まれる。
ステップS1304では、表示変動パターンコマンドが単発操作演出を伴う演出種別を示すものであるか否かを判断する。前記単発操作演出とは、図柄表示部341で行われる演出表示の実行中に、予め設定された操作有効期間内における操作ボタン22の1回の操作に応じて、単発操作結果画像が演出結果として表示されるタイプの演出である。ここで、表示変動パターンコマンドが単発操作演出を伴う演出種別を示す場合は(S1304:Yes)、処理がステップS1305に移行し、表示変動パターンコマンドが単発操作演出を伴う演出種別でない場合は(S1304:No)、処理がステップS1306に移行する。
ステップS1305では、単発操作演出を実行するための単発操作設定処理を実行し、処理はステップS1310に移行する。前記単発操作設定処理では、単発演出フラグ512gをオンに設定し、今回の単発操作演出に対応する単発操作結果を決定する。具体的に、ROM511の単発操作テーブル511cには、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果ごとに対応する単発操作結果が定められている。そして、単発操作設定処理では、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果と、ROM511に記憶されている単発操作テーブル511cとに基づいて、今回の単発操作演出に対応する単発操作結果が決定される。
また、ステップS1306では、表示変動パターンコマンドが連打操作演出を伴う演出種別を示すものであるか否かを判断する。前記連打操作演出とは、図柄表示部341で行われる演出表示の実行中に、予め設定された操作有効期間内における操作ボタン22の断続操作(連打操作)に応じて連打演出画像が表示された後、操作ボタン22の操作回数に応じた操作値を示す連打カウンタ512kが第1規定値に達した場合に連打操作結果画像が演出結果として表示されるタイプの演出である。ここで、表示変動パターンコマンドが連打操作演出を伴う演出種別である場合は(S1306:Yes)、処理がステップS1307に移行し、表示変動パターンコマンドが連打操作演出を伴う演出種別でない場合は(S1306:No)、処理がステップS1308に移行する。
ステップS1307では、連打操作演出を実行するための連打操作設定処理を実行し、処理はステップS1310に移行する。具体的に、前記連打操作設定処理では、連打演出フラグ512hをオンに設定し、今回の連打操作演出に対応する第1規定値を決定する。具体的に、ROM511の連打操作テーブル511dには、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果ごとに対応する第1規定値が定められている。そして、連打操作設定処理では、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果と、ROM511に記憶されている連打操作テーブル511dとに基づいて、今回の連打操作演出に対応する第1規定値が決定される。前記第1規定値は、前記連打操作演出処理の終了条件として必要な操作ボタン22の操作回数に対応する操作値である。例えば、抽選結果が大当たりである場合、第1規定値は、連打操作テーブル511dと所定の乱数値とに基づいて、5/100の確率で「20回」、10/100の確率で「10回」、85/100の確率で「5回」に決定される。一方、抽選結果が外れである場合、第1規定値は、連打操作テーブル511dに基づいて、5/100の確率で「50回」、10/100の確率で「100回」、85/100の確率で「200回」に決定される。なお、前記第1規定値は、前記変動パターンコマンドに含まれる抽選結果が外れである場合には、前記連打操作演出における操作ボタン22の連打可能回数よりも大きい値であることが考えられる。
また、ステップS1308では、表示変動パターンコマンドが長押し操作演出を伴う演出種別を示すものであるか否かを判断する。前記長押し操作演出とは、図柄表示部341で行われる演出表示の実行中に、予め設定された操作有効期間内における操作ボタン22の長押し操作に応じて長押し演出画像が表示された後、操作ボタン22の操作時間を示す長押しカウンタ512mが第2規定値に達した場合に長押し操作結果画像が演出結果として表示されるタイプの演出である。ここで、表示変動パターンコマンドが長押し操作演出を伴う演出種別である場合は(S1308:Yes)、処理がステップS1309に移行し、表示変動パターンコマンドが長押し操作演出を伴う演出種別でない場合は(S1308:No)、処理がステップS1310に移行する。なお、長押しカウンタ512mは、操作ボタン22の操作が継続している操作時間を示すために用いられる数値の一例であり、操作ボタン22の操作時間が時間(msec)の単位で管理されてもよい。
ステップS1309では、長押し操作演出を実行するための長押し操作設定処理を実行し、処理はステップS1310に移行する。具体的に、長押し操作設定処理では、長押し演出フラグ512iをオンに設定し、今回の長押し操作演出に対応する第2規定値を決定する。具体的に、ROM511の長押し操作テーブル511eには、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果ごとに対応する第2規定値が定められている。そして、長押し操作設定処理では、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果と、ROM511に記憶されている長押し操作テーブル511eとに基づいて、今回の長押し操作演出に対応する第2規定値が決定される。前記第2規定値は、前記長押し操作演出処理の終了条件として使用される操作ボタン22の操作時間に対応する値である。例えば、抽選結果が大当たりである場合、第2規定値は、長押し操作テーブル511eと所定の乱数値とに基づいて、5/100の確率で「1000」、10/100の確率で「600」、85/100の確率で「300」に決定される。一方、抽選結果が外れである場合、第2規定値は、長押し操作テーブル511eに基づいて、5/100の確率で「3000」、10/100の確率で「6000」、85/100の確率で「10000」に決定される。なお、前記第2規定値は、前記変動パターンコマンドに含まれる抽選結果が外れである場合には、前記長押し操作演出における操作ボタン22の長押し可能時間よりも大きい値であることが考えられる。
ステップS1310では、図柄表示部341における変動種別及び演出種別の内容を特定するための表示変動パターンコマンドを表示制御装置6に出力し、当該コマンド判定処理を終了させる。表示変動パターンコマンドは、ステップS1303で決定された変動種別及び演出種別を識別するための情報であって、表示制御装置6のROM611には、表示変動パターンコマンド各々に対応する変動画像及び演出画像などが記憶されている。これにより、表示制御装置6では、MPU61が、表示変動パターンコマンドに対応する変動種別及び演出種別に応じて図柄表示部341における変動表示及び演出表示を実行する。
ここに、図16は、前記単発操作演出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記単発操作演出処理では、前記単発操作演出を図柄表示部341に表示させるための処理を実行する。なお、表示制御装置6のROM611には、単発操作演出において図柄表示部341に表示される単発操作予告画像、単発操作開始画像、単発操作結果画像、及び演出終了画像などの画像がそれぞれ複数種類記憶されている。
図16に示すように、ステップS1401では、表示変動パターンコマンドに単発操作演出を示す情報が含まれる場合に前記ステップS1305でオンにされる単発演出フラグ512gに基づいて単発操作演出を実行するか否かを判断する。ここで、単発演出フラグ512gがオンである場合(S1401:Yes)、処理がステップS1402に移行し、単発演出フラグ512gがオンでない場合(S1401:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
ステップS1402では、前記単発操作演出の開始タイミングが到来したか否かを判断する。具体的に、ROM511には、図柄表示部341における変動表示開始後から前記単発操作演出が開始されるまでの開始待機時間が前記単発操作演出の種類ごとに記憶されている。そして、前記ステップS1402では、図柄表示部341における変動表示開始後から前記単発操作演出の種類に対応する前記開始待機時間が経過した場合に前記単発操作演出の開始タイミングが到来したと判断する。ここで、前記単発操作演出の開始タイミングが到来している場合は(S1402:Yes)、処理がステップS1403に移行し、前記単発操作演出の開始タイミングが到来していない場合は(S1402:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
ステップS1403では、操作ボタン22の操作の受付が開始済であるか否かを受付開始フラグ512nがオンであるか否かに応じて判断する。受付開始フラグ512nは、操作ボタン22の操作の受付を開始したか否かを示すフラグであり、後述するように、ステップS1408でオンにされ、ステップS1417でオフにされる。ここで、受付開始フラグ512nがオンである場合は(S1403:Yes)、処理がステップS1411に移行し、受付開始フラグ512nがオンでない場合は(S1403:No)、処理がステップS1404に移行する。
ステップS1404では、前記単発操作演出の種類に対応する前記操作ボタン22の操作目的又は操作方法などを伝えるための単発操作予告画像が既に図柄表示部341に表示されているか否かを判断する。ここで、前記単発操作予告画像が表示されていない場合は(S1404:No)、続くステップS1405において、前記単発操作演出の種類に対応する前記単発操作予告画像を図柄表示部341に表示させる。例えば、前記単発操作予告画像として、「ボタンを押して〜を揃えろ」又は「ボタンを押して〜をゲットしろ」のようなミッションを伝えるメッセージが表示される。なお、前記単発操作予告画像に代えて、又は前記単発操作予告画像の表示と併せて操作ボタン22の操作目的又は操作方法がスピーカ26を用いて音声で通知されることも考えられる。一方、前記単発操作予告画像が既に表示されている場合は(S1404:Yes)、処理が前記ステップS1405をスキップしてステップS1406に移行する。
ステップS1406では、前記単発操作予告画像ごとに対応して予め設定され、ROM511に記憶されている予告継続時間が経過したか否かを判断する。前記予告継続時間は、前記単発操作予告画像の表示後に遊技者が前記単発操作予告画像の内容を認識可能な時間として予め設定された待ち時間である。なお、前記予告継続時間は、複数の演出内容又は複数の単発操作予告画像について共通の時間であってもよい。ここで、前記単発操作予告画像に対応する前記予告継続時間が経過している場合は(S1406:Yes)、処理がステップS1407に移行し、前記予告継続時間が経過していない場合は(S1406:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
ステップS1407では、操作ボタン22の操作開始タイミングが到来したことを通知するための単発操作開始画像を図柄表示部341に表示させる。このように、遊技機10では、操作ボタン22の操作目的や操作方法を通知した後に時間差を設けて操作ボタン22の操作開始指示を通知する処理が実行される。ここに、係る処理を実行するときの音声ランプ制御装置5が操作通知手段の一例である。
そして、ステップS1408では、操作ボタン22の操作の受付を開始するため、受付開始フラグ512nをオンにする。これにより、次に当該単発操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS1403において処理がステップS1411に移行することになる。なお、受付開始フラグ512nは、後述のステップS1417でオフとなる。
次に、ステップS1409では、前記ステップS1407における操作開始指示の通知時点で遊技者による操作ボタン22の操作が継続しているか否かを判断する。即ち、ステップS1409では、前記操作開始指示の通知前後に亘って操作ボタン22が操作されているか否かが判断される。具体的には、第1パターンフラグ512dがオンであるか否かに応じて、操作ボタン22が既に操作されているか否かを判断する。遊技機10では、前述したように操作ボタン22の操作開始タイミングの到来よりも前にその操作ボタン22の操作方法などを遊技者に通知するために、「ボタンを押して〜を揃えろ」のような前記単発操作通知画像が表示されることがある。この場合、遊技者が、前記単発操作通知画像が表示された時点で操作ボタン22の操作を開始してしまうおそれがある。但し、前記単発操作通知画像が表示されても前記単発操作開始画像が表示されるまでの間は、受付開始フラグ512nがオンになっておらず、操作ボタン22の操作の受付が開始していない。そのため、前記単発操作通知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に遊技者が操作ボタン22の操作を開始し、その状態が前記単発操作開始画像の表示後も継続している場合には、操作ボタン22の操作の受付開始後に(S1403:Yes)、操作スイッチ22aの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないため(S1415:No)、その操作ボタン22の操作が演出に反映されない。これに対し、遊技機10では、前記単発操作開始画像が表示される前から遊技者による操作ボタン22の操作が開始されている場合にもその操作を演出に反映させるために、前記ステップS1409において前記単発操作開始画像の表示時点における操作ボタン22の操作の継続の有無が判断される。ここで、操作ボタン22の操作が継続している場合は(S1409:Yes)、処理がステップS1410に移行し、既操作フラグ512jをオンにして、当該単発操作演出処理を終了させる。また、操作ボタン22がまだ操作されていない場合は(S1409:No)、そのまま当該単発操作演出処理を終了させる。
一方、前記ステップS1403で操作ボタン22の操作の受付が開始済であると判断された場合、続くステップS1411では、操作ボタン22の操作有効期間内であるか否かを判断する。具体的に、ROM511には、前記単発操作演出の種類ごとに予め設定された有効待ち時間(例えば1〜5秒)が記憶されている。そして、MPU51は、前記単発操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過していない場合に操作有効期間内であると判断する。ここで、前記操作有効期間内である場合は(S1411:Yes)、処理がステップS1412に移行し、前記操作有効期間内でなければ(S1411:No)、処理がステップS1418に移行する。
ステップS1412では、前記既操作フラグ512jがオンであるか否かを判断する。ここで、前記既操作フラグ512jがオンでない場合は(S1412:No)、処理がステップS1415に移行する。即ち、前記単発操作開始画像が表示されて前記受付開始フラグ512nがオンになった時点で、まだ遊技者が操作ボタン22を操作しておらず、前記ステップS1410がスキップされた場合、又は前記単発操作開始画像の表示後にまだ操作ボタン22が操作されていない場合には、処理がステップS1415に移行する。
ステップS1413では、操作ボタン22の操作が終了したか否かを判断する。具体的には、前記第3パターンフラグ512fがオンである場合に、操作ボタン22が操作状態から非操作状態に変化し、操作ボタン22の操作が終了したと判断する。即ち、前記ステップS1413は、遊技者が単発操作開始画像の表示時点で操作ボタン22を押下していた場合に、その操作ボタン22の押下をやめたことを検出するための処理である。ここで、操作ボタン22の操作が終了した場合は(S1413:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1416に移行する。また、操作ボタン22の操作が終了していない場合は(S1413のNo側)、処理がステップS1414に移行する。
ステップS1414では、前記単発操作開始画像の表示後、予め設定された判定時間が経過したか否かを判断する。前記判定時間は、前記単発操作開始画像が表示されてから、遊技者による操作ボタン22の操作を強制的に確定させるまでの待ち時間であって、少なくとも前記操作有効期間に対応する前記操作待ち時間よりも短い時間(例えば0.5〜1秒)である。遊技機10では、前述したように操作ボタン22の操作開始タイミングの到来よりも前にその操作ボタン22の操作方法などを遊技者に通知するために、「ボタンを押して〜を揃えろ」のような前記単発操作通知画像が表示されることがある。この場合、遊技者が、前記単発操作通知画像が表示された時点で操作ボタン22の操作を開始してしまうおそれがある。但し、前記単発操作通知画像が表示されても前記単発操作開始画像が表示されるまでの間は、受付開始フラグ512nがオンになっておらず、操作ボタン22の操作の受付が開始していない。そのため、前記単発操作通知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に遊技者が操作ボタン22の操作を開始し、その状態が前記単発操作開始画像の表示後も継続している場合には、操作ボタン22の操作の受付開始後に(S1403:Yes)、操作スイッチ22aの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないため(S1415:No)、その操作ボタン22の操作が演出に反映されない。特に、このような場合、遊技者が、操作ボタン22の操作が受け付けられないと思い、操作ボタン22を押したままにするおそれがある。このとき、操作ボタン22を操作しているにもかかわらず、いつまでもその操作が演出に反映されないと遊技者が不快に思うおそれがある。これに対し、遊技機10では、前記単発操作開始画像の表示前後に遊技者による操作ボタン22の操作が継続している状態がある程度の時間継続した場合にその操作を演出に反映させるために、前記ステップS1409において前記判定時間の経過の有無が判断される。ここで、前記判定時間が経過した場合は(S1414:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1416に移行する。なお、前記判定時間が経過していない場合は(S1414:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
また、前記ステップS1412において前記既操作フラグ512jがオンでない場合、続くステップS1415では、操作ボタン22が操作されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ512eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタンが操作されたと判断する。ここで、操作ボタン22が操作されたと判断すると(S1415:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1416に移行する。また、操作ボタン22が操作されていないと判断すると(S1415:No)、当該単発操作演出処理を終了させる。
そして、ステップS1416では、操作ボタン22の操作を反映させた単発操作結果画像を図柄表示部341に表示する。具体的に、ROM611には、前記単発操作演出の種類ごとに対応する複数の単発操作結果画像が記憶されている。そして、前記ステップS1416では、前記単発操作演出に対応する複数の単発操作結果画像のうち、前記ステップS1305において前記表示変動パターンコマンドに含まれる大当たり発生の有無などの情報に応じて選択された単発操作結果に対応する単発操作結果画像を表示する。
その後、ステップS1417では、単発操作演出処理で使用される単発演出フラグ512g、既操作フラグ512j、及び受付開始フラグ512nをオフにする。
なお、前記ステップS1411で前記操作有効期間内でないと判断された場合(S1411:No)、即ち前記操作有効期間内に操作ボタン22が操作されなかった場合、続くステップS1418では、前記単発操作演出の終了を示す演出終了画像を図柄表示部341に表示する。なお、前記演出終了画像の表示に代えて前記単発操作開始画像の表示明度を低下させることにより、操作有効期間の終了を遊技者に認識させることも考えられる。また、ステップS1418では、音声ランプ制御装置5に演出終了コマンドが送信され、音声ランプ制御装置5は、スピーカ26による演出音声の再生を停止し、電飾部27による演出点灯を終了させる。
ここに、図17は、前記連打操作演出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記連打操作演出処理では、前記連打操作演出を図柄表示部341に表示させるための処理を実行する。なお、表示制御装置6のROM611には、連打操作演出において図柄表示部341に表示される連打操作予告画像、連打操作開始画像、連打演出画像、連打操作結果画像、及び演出終了画像などの画像がそれぞれ複数種類記憶されている。
図17に示すように、ステップS1501では、表示変動パターンコマンドに連打操作演出を示す情報が含まれる場合に前記ステップS1307でオンにされる連打演出フラグ512hに基づいて連打操作演出を実行するか否かを判断する。ここで、連打演出フラグ512hがオンである場合(S1501:Yes)、処理がステップS1502に移行し、連打演出フラグ512hがオンでない場合(S1501:No)、当該連打操作演出処理を終了させる。
ステップS1502では、前記連打操作演出の開始タイミングが到来したか否かを判断する。具体的に、ROM511には、図柄表示部341における変動表示開始後から前記連打操作演出が開始されるまでの連打待機時間が前記連打操作演出の種類ごとに記憶されている。そして、前記ステップS1502では、図柄表示部341における変動表示開始後から前記連打操作演出の種類に対応する前記連打待機時間が経過した場合に前記連打操作演出の開始タイミングが到来したと判断する。ここで、前記連打操作演出の開始タイミングが到来している場合は(S1502:Yes)、処理がステップS1503に移行し、前記連打操作演出の開始タイミングが到来していない場合は(S1502:No)、当該連打操作演出処理を終了させる。
ステップS1503では、操作ボタン22の操作の受付が開始済であるか否かを受付開始フラグ512nがオンであるか否かに応じて判断する。受付開始フラグ512nは、操作ボタン22の操作の受付を開始したか否かを示すフラグであり、後述するように、ステップS1508でオンにされ、ステップS1515でオフにされる。ここで、受付開始フラグ512nがオンである場合は(S1503:Yes)、処理がステップS1509に移行し、受付開始フラグ512nがオンでない場合は(S1503:No)、処理がステップS1504に移行する。
ステップS1504では、前記連打操作演出の種類に対応する前記操作ボタン22の操作目的又は操作方法などを伝えるための連打操作予告画像が既に図柄表示部341に表示されているか否かを判断する。ここで、前記連打操作予告画像が表示されていない場合は(S1504:No)、続くステップS1505において、前記連打操作演出の種類に対応する前記連打操作予告画像を図柄表示部341に表示させる。
ステップS1506では、前記連打操作予告画像ごとに対応して予め設定され、ROM511に記憶されている予告継続時間が経過したか否かを判断する。前記予告継続時間は、前記連打操作予告画像の表示後に遊技者が前記連打操作予告画像の内容を認識可能な時間として予め設定された待ち時間である。なお、前記予告継続時間は、複数の演出内容又は複数の連打操作予告画像について共通の時間であってもよい。ここで、前記連打操作予告画像に対応する前記予告継続時間が経過している場合は(S1506:Yes)、処理がステップS1507に移行し、前記予告継続時間が経過していない場合は(S1506:No)、当該連打操作演出処理を終了させる。
ステップS1507では、操作ボタン22の操作開始タイミングが到来したことを通知するための連打操作開始画像を図柄表示部341に表示させる。このように、遊技機10では、操作ボタン22の操作目的や操作方法を通知した後に時間差を設けて操作ボタン22の操作開始指示を通知する処理が実行される。ここに、係る処理を実行するときの音声ランプ制御装置5が操作通知手段の一例である。例えば、前記連打操作開始画像として、「スタート!」又は「Ready Go!」のようなメッセージが表示される。なお、前記連打操作開始画像が、さらに複数段階に分けられていることも考えられる。例えば、前記連打操作開始画像として「Ready」が表示され、その後に「Go!」が表示されることが考えられる。なお、前記連打操作開始画像に代えて、又は前記連打操作開始画像の表示と併せて操作ボタン22の操作開始指示がスピーカ26を用いて音声で通知されることも考えられる。
そして、ステップS1508では、操作ボタン22の操作の受付を開始するため、受付開始フラグ512nをオンにする。これにより、次に当該連打操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS1503において処理がステップS1509に移行することになる。なお、受付開始フラグ512nは、後述のステップS1515でオフとなる。
一方、前記ステップS1503で操作ボタン22の操作の受付が開始済であると判断された場合、続くステップS1509では、操作ボタン22の操作有効期間内であるか否かを判断する。具体的に、ROM511には、前記連打操作演出の種類ごとに予め設定された有効待ち時間(例えば1〜5秒)が記憶されている。そして、MPU51は、前記連打操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過していない場合に操作有効期間内であると判断する。ここで、前記操作有効期間内である場合は(S1509:Yes)、処理がステップS1510に移行し、前記操作有効期間内でなければ(S1509:No)、処理がステップS1516に移行する。
ステップS1510では、操作ボタン22が操作されたか否かを第2パターンフラグ512eがオンであるか否かに応じて判断する。ここで、操作ボタン22が操作されたと判断すると(S1510:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1511に移行する。また、操作ボタン22が操作されていないと判断すると(S1510:No)、当該連打操作演出処理を終了させる。
ステップS1511では、連打カウンタ512kを予め設定された所定値である1ずつ加算する。これにより、連打カウンタ512kには、連打操作演出における操作有効期間内の操作回数が操作値として記憶されることになる。なお、操作ボタン22の操作時に連打カウンタ512kに加算される前記所定値は1に限らず2以上の値であってもよい。
そして、ステップS1512では、連打カウンタ512kの値に対応する連打演出画像を図柄表示部341に表示させる。具体的に、ROM611には、連打カウンタ512kの値の増加に伴って内容が変化する複数の連打演出画像が記憶されており、ステップS1512では、連打カウンタ512kの値に対応する前記連打演出画像が読み出されて表示される。例えば、前記連打操作演出が、操作ボタン22の連打操作に応じて扉を開く演出である場合には、その扉が徐々に開く画像が図柄表示部341に表示され、操作ボタン22の連打操作に応じて物を破壊する演出である場合には、その物が徐々に破壊される画像が図柄表示部341に表示される。
次に、ステップS1513では、連打カウンタ512kが連打操作演出に対応する前記第1規定値以上に達したか否かを判断する。なお、前記第1規定値は、演出内容が連打操作演出であると判断された場合に(S1306:Yes)、前記ステップS1307で設定される値である。ここで、連打カウンタ512kが前記第1規定値以上である場合は(S1513:Yes)、処理がステップS1514に移行し、連打カウンタ512kが前記第1規定値以上でない場合は(S1513:No)、当該連打操作演出処理は終了する。
そして、ステップS1514では、操作ボタン22の連打操作の結果として前記連打操作結果画像を図柄表示部341に表示する。具体的に、ROM611には、前記連打操作演出の種類ごとに対応する複数の連打操作結果画像が記憶されている。そして、前記ステップS1514では、前記連打操作演出に対応する複数の連打操作結果画像のうち、前記表示変動パターンコマンドに含まれる大当たり発生の有無の情報に応じて選択される連打操作結果画像を表示する。
その後、ステップS1515では、連打操作演出処理で使用される連打演出フラグ512h及び受付開始フラグ512nをオフにし、連打カウンタ512kを0にクリアして、当該連打操作演出処理を終了させる。
なお、前記ステップS1509で前記操作有効期間内でないと判断された場合(S1509:No)、即ち前記連打操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過した場合、続くステップS1516では、前記連打操作演出の終了を示す演出終了画像を図柄表示部341に表示する。なお、前記演出終了画像の表示に代えて前記連打操作開始画像の表示明度を低下させることにより、操作有効期間の終了を遊技者に認識させることも考えられる。また、ステップS1516では、音声ランプ制御装置5に演出終了コマンドが送信され、音声ランプ制御装置5は、スピーカ26による演出音声の再生を停止し、電飾部27による演出点灯を終了させる。
ここに、図18は、前記長押し操作演出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記長押し操作演出処理では、前記長押し操作演出を図柄表示部341に表示させるための処理を実行する。なお、表示制御装置6のROM611には、長押し操作演出において図柄表示部341に表示される長押し操作予告画像、長押し操作開始画像、長押し操作演出画像、長押し操作結果画像、及び演出終了画像などの画像がそれぞれ複数種類記憶されている。
図18に示すように、ステップS1601では、表示変動パターンコマンドに長押し操作演出を示す情報が含まれる場合に前記ステップS1309でオンにされる長押し演出フラグ512iに基づいて長押し操作演出を実行するか否かを判断する。ここで、長押し演出フラグ512iがオンである場合(S1601:Yes)、処理がステップS1602に移行し、長押し演出フラグ512iがオンでない場合(S1601:No)、当該長押し操作演出処理を終了させる。
ステップS1602では、前記長押し操作演出の開始タイミングが到来したか否かを判断する。具体的に、ROM511には、図柄表示部341における変動表示開始後から前記長押し操作演出が開始されるまでの長押し待機時間が前記長押し操作演出の種類ごとに記憶されている。そして、前記ステップS1602では、図柄表示部341における変動表示開始後から前記長押し操作演出の種類に対応する前記長押し待機時間が経過した場合に前記長押し操作演出の開始タイミングが到来したと判断する。ここで、前記長押し操作演出の開始タイミングが到来している場合は(S1602:Yes)、処理がステップS1603に移行し、前記長押し操作演出の開始タイミングが到来していない場合は(S1602:No)、当該長押し操作演出処理を終了させる。
ステップS1603では、操作ボタン22の操作の受付が開始済であるか否かを受付開始フラグ512nがオンであるか否かに応じて判断する。受付開始フラグ512nは、操作ボタン22の操作の受付を開始したか否かを示すフラグであり、後述するように、ステップS1608でオンにされ、ステップS1617でオフにされる。ここで、受付開始フラグ512nがオンである場合は(S1603:Yes)、処理がステップS1609に移行し、受付開始フラグ512nがオンでない場合は(S1603:No)、処理がステップS1604に移行する。
ステップS1604では、前記長押し操作演出の種類に対応する前記操作ボタン22の操作目的又は操作方法などを伝えるための長押し操作予告画像が既に図柄表示部341に表示されているか否かを判断する。ここで、前記長押し操作予告画像が表示されていない場合は(S1604:No)、続くステップS1605において、前記長押し操作演出の種類に対応する前記長押し操作予告画像を図柄表示部341に表示させる。例えば、前記長押し操作予告画像として、「ボタンを長押ししてパワーをためろ」のようなミッションを伝えるメッセージが表示される。なお、前記長押し操作予告画像に代えて、又は前記長押し操作予告画像の表示と併せて操作ボタン22の操作目的又は操作方法がスピーカ26を用いて音声で通知されることも考えられる。一方、前記長押し操作予告画像が既に表示されている場合は(S1604:No)、処理が前記ステップS1605をスキップしてステップS1606に移行する。
ステップS1606では、前記長押し操作予告画像ごとに対応して予め設定され、ROM511に記憶されている予告継続時間が経過したか否かを判断する。前記予告継続時間は、前記長押し操作予告画像の表示後に遊技者が前記長押し操作予告画像の内容を認識可能な時間として予め設定された待ち時間である。なお、前記予告継続時間は、複数の演出内容又は複数の長押し操作予告画像について共通の時間であってもよい。ここで、前記長押し操作予告画像に対応する前記予告継続時間が経過している場合は(S1606:Yes)、処理がステップS1607に移行し、前記予告継続時間が経過していない場合は(S1606:No)、当該長押し操作演出処理を終了させる。
ステップS1607では、操作ボタン22の操作開始タイミングが到来したことを通知するための長押し操作開始画像を図柄表示部341に表示させる。このように、遊技機10では、操作ボタン22の操作目的や操作方法を通知した後に時間差を設けて操作ボタン22の操作開始指示を通知する処理が実行される。ここに、係る処理を実行するときの音声ランプ制御装置5が操作通知手段の一例である。例えば、前記長押し操作開始画像として、「スタート!」又は「Ready Go!」のようなメッセージが表示される。なお、前記長押し操作開始画像が、さらに複数段階に分けられていることも考えられる。例えば、前記長押し操作開始画像として「Ready」が表示され、その後に「Go!」が表示されることが考えられる。なお、前記長押し操作開始画像に代えて、又は前記長押し操作開始画像の表示と併せて操作ボタン22の操作開始指示がスピーカ26を用いて音声で通知されることも考えられる。
そして、ステップS1608では、操作ボタン22の操作の受付を開始するため、受付開始フラグ512nをオンにする。これにより、次に当該長押し操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS1603において処理がステップS1611に移行することになる。なお、受付開始フラグ512nは、後述のステップS1619でオフとなる。
ステップS1609では、前記ステップS1607における操作開始指示の通知時点で遊技者による操作ボタン22の操作が継続しているか否かを判断する。即ち、ステップS1609では、前記操作開始指示の通知前後に亘って操作ボタン22が操作されているか否かが判断される。具体的には、第1パターンフラグ512dがオンであるか否かに応じて、操作ボタン22が既に操作されているか否かを判断する。遊技機10では、前述したように操作ボタン22の操作開始タイミングの到来よりも前にその操作ボタン22の操作方法などを遊技者に通知するために、「ボタンを長押ししてパワーをためろ」のような前記長押し操作通知画像が表示されることがある。この場合、遊技者が、前記長押し操作通知画像が表示された時点で操作ボタン22の操作を開始してしまうおそれがある。但し、前記長押し操作通知画像が表示されても前記長押し操作開始画像が表示されるまでの間は、受付開始フラグ512nがオンになっておらず、操作ボタン22の操作の受付が開始していない。そのため、前記長押し操作通知画像が表示されてから前記長押し操作開始画像が表示されるまでの間に遊技者が操作ボタン22の操作を開始し、その状態が前記長押し操作開始画像の表示後も継続している場合には、操作ボタン22の操作の受付開始後に(S1603:Yes)、操作スイッチ22aの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないため(S1614:No)、その操作ボタン22の操作が演出に反映されない。これに対し、遊技機10では、前記長押し操作開始画像が表示される前から遊技者による操作ボタン22の操作が開始されている場合にもその操作を演出に反映させるために、前記ステップS1609において前記長押し操作開始画像の表示時点における操作ボタン22の操作の継続の有無が判断される。ここで、操作ボタン22の操作が継続している場合は(S1609:Yes)、処理がステップS1610に移行し、長押しカウンタ512kを1つ加算して、当該長押し操作演出処理を終了させる。また、操作ボタン22がまだ操作されていない場合は(S1609:No)、そのまま当該長押し操作演出処理を終了させる。
一方、前記ステップS1603で操作ボタン22の操作の受付が開始済であると判断された場合、続くステップS1611では、操作ボタン22の操作有効期間内であるか否かを判断する。具体的に、ROM511には、前記長押し操作演出の種類ごとに予め設定された有効待ち時間(例えば1〜5秒)が記憶されている。そして、MPU51は、前記長押し操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過していない場合に操作有効期間内であると判断する。ここで、前記操作有効期間内である場合は(S1611:Yes)、処理がステップS1612に移行し、前記操作有効期間内でなければ(S1611:No)、処理がステップS1620に移行する。
ステップS1612では、前記長押しカウンタ512kが0より大きいか否かを判断する。ここで、前記長押しカウンタ512kが0である場合は(S1612:No)、処理がステップS1614に移行する。即ち、前記長押し操作開始画像が表示されて前記受付開始フラグ512nがオンになった時点で、まだ遊技者が操作ボタン22を操作しておらず、前記ステップS1610がスキップされた場合、又は前記長押し操作開始画像の表示後にまだ操作ボタン22が操作されていない場合には、処理がステップS1614に移行する。
ステップS1613では、操作ボタン22の操作が終了したか否かを判断する。具体的には、前記第3パターンフラグ512fがオンである場合に、操作ボタン22が操作状態から非操作状態に変化し、操作ボタン22の操作が終了したと判断する。即ち、前記ステップS1613は、遊技者が操作ボタン22の押下をやめたことを検出するための処理である。ここで、操作ボタン22の操作が終了した場合は(S1613:Yes)、当該長押し操作演出処理は終了する。一方、操作ボタン22の操作が終了していない場合は(S1613のNo側)、即ち操作ボタン22の操作が継続している場合は、処理がステップS1615に移行する。
また、ステップS1614では、操作ボタン22が操作されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ512eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタンが操作されたと判断する。ここで、操作ボタン22が操作されたと判断すると(S1614:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS1615に移行する。また、操作ボタン22が操作されていないと判断すると(S1614:No)、当該長押し操作演出処理を終了させる。
ステップS1615では、長押しカウンタ512kを1ずつ加算する。これにより、長押しカウンタ512kには、長押し操作演出における操作有効期間内の操作時間に対応するカウンタ値が記憶されることになる。
そして、ステップS1616では、長押しカウンタ512kの値に対応する長押し操作演出画像を図柄表示部341に表示させる。具体的に、ROM611には、長押しカウンタ512kの値の増加に伴って内容が変化する複数の長押し操作演出画像が記憶されており、ステップS1616では、長押しカウンタ512kの値に対応する前記長押し操作演出画像が読み出されて表示される。例えば、前記長押し操作演出が、操作ボタン22の長押し操作に応じてパワーゲージのパワー量が増加する演出である場合には、そのパワー量が徐々に増加する画像が図柄表示部341に表示される。
次に、ステップS1617では、長押しカウンタ512kが長押し操作演出に対応する前記第2規定値以上に達したか否かを判断する。なお、前記第2規定値は、演出内容が長押し操作演出であると判断された場合に(S1308:Yes)、前記ステップS1309で設定される値である。ここで、長押しカウンタ512kが前記第2規定値以上である場合は(S1617:Yes)、処理がステップS1618に移行し、長押しカウンタ512kが前記第2規定値以上でない場合は(S1617:No)、当該長押し操作演出処理は終了する。
そして、ステップS1618では、操作ボタン22の長押し操作の結果として前記長押し操作結果画像を図柄表示部341に表示する。具体的に、ROM611には、前記長押し操作演出の種類ごとに対応する複数の長押し操作結果画像が記憶されている。そして、前記ステップS1618では、前記長押し操作演出に対応する複数の長押し操作結果画像のうち、前記表示変動パターンコマンドに含まれる大当たり発生の有無の情報に応じて選択される長押し操作結果画像を表示する。
その後、ステップS1619では、長押し操作演出処理で使用される長押し演出フラグ512i及び受付開始フラグ512nをオフにし、長押しカウンタ512mを0にクリアして、当該長押し操作演出処理を終了させる。
なお、前記ステップS1609で前記操作有効期間内でないと判断された場合(S1609:No)、即ち前記長押し操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過した場合、続くステップS1620では、前記長押し操作演出の終了を示す演出終了画像を図柄表示部341に表示する。なお、前記演出終了画像の表示に代えて前記長押し操作開始画像の表示明度を低下させることにより、操作有効期間の終了を遊技者に認識させることも考えられる。また、ステップS1620では、音声ランプ制御装置5に演出終了コマンドが送信され、音声ランプ制御装置5は、スピーカ26による演出音声の再生を停止し、電飾部27による演出点灯を終了させる。
以下、本発明に係る遊技機10の他の実施形態について説明する。また、下記の他の実施形態において、前記第1の実施形態で説明した遊技機10と同様の構成及び処理機能については説明を省略する。なお、前記第1の実施形態及び下記の他の実施形態の各構成及び各処理機能を取捨選択して任意に組み合わせることも可能である。
前記第1の実施形態では、前記連打操作演出処理(図17参照)において、操作ボタン22の操作ごとに連打カウンタ512kが加算され、その連打カウンタ512kの値が前記第1規定値以上に達した場合に前記連打操作演出処理の演出結果が表示される場合について説明した。一方、近年では、前記連打操作演出において、遊技者によって操作ボタン22の長押し操作が行われた場合に、連打操作と同様に連打カウンタ512kが加算される所謂オート連打機能が知られている。このように、前記連打操作演出では、遊技者各々にとって操作ボタン22の操作態様の自由度を向上させることにより、操作ボタン22の操作意欲の向上を図ることや遊技の興趣を高めることが可能である。
以下、本実施形態に係る遊技機10において、MPU51によって実行される連打操作演出処理の一例について説明する。ここに、図21は、前記連打操作演出処理の一例を示すフローチャートである。なお、図17に示された連打操作演出処理と同様の処理手順については同じ符号を付してその説明を省略する。
前記ステップS1508において操作ボタン22の操作の受付が開始されると、続くステップS5201において、連打時間カウンタ512qの値を、現在の連打操作演出の前記操作有効期間として設定された時間に対応する値に設定する。そして、前記連打時間カウンタ512qは、後述のステップS5202で減算され、前記ステップS1515で0にリセットされる。これにより、MPU51は、連打時間カウンタ512qの値に基づいて前記操作有効期間の残り時間を判断することが可能である。
ステップS5202では、連打時間カウンタ512qの値が減算されることにより、現在の前記連打操作演出における前記操作有効期間の残り時間が減算される。より具体的に、前記連打操作演出処理の前記ステップS5202が実行されるごとに、前記連打時間カウンタ512qの値が、前記タイマ割込処理の実行間隔である4msに対応する所定値ずつ減算される。
ステップS5203では、現時点が前記操作有効期間内における最後の予め設定された特定期間であるか否かが判断される。具体的に、前記特定期間は、前記操作有効期間のうち、前記操作有効期間の残り時間が当該遊技回で実行される前記連打操作演出の種別に対応する前記加算変更時間以下に達した後から、前記操作有効期間が終了するまでの期間である。即ち、連打時間カウンタ512qの値が、前記加算変更時間に対応するカウンタ値以下に達した場合に、現時点が前記特定期間であると判定される。ここで、現時点が前記特定期間であると判断されると(S5203:Yes)、処理がステップS5231に移行し、前記特定期間ではないと判断されると(S5203:No)、処理がステップS1510に移行する。
ステップS5231では、前記特定期間の開始の報知が必要であるか否かが判断される。具体的に、MPU51は、次のステップS5232で報知済みでない場合であって、操作決定フラグ512rがオフである場合に、前記特定期間の開始の報知が必要であると判断し、次のステップS5232で報知済みである場合、又は操作決定フラグ512rがオンである場合には、前記特定期間の開始の報知が必要ないと判断する。例えば、RAM512には、次のステップS5232の報知時にオンに設定され、前記ステップS1515でオフにリセットされる報知フラグが設けられており、前記報知フラグに基づいて次のステップS5232における報知が行われているか否かが判断される。ここで、前記特定期間の開始の報知が必要であると判断された場合には(S5231:Yes)、処理がステップS5232に移行し、前記特定期間の開始の報知が必要ないと判断された場合には(S5231:No)、処理がステップS1510に移行する。
ステップS5232では、前記特定期間の開始が遊技者に報知される。具体的に、MPU51は、操作ボタン22の単発操作によって前記連打操作演出処理の演出結果が表示される旨のメッセージなどを表示させることにより前記特定期間の開始を遊技者に報知する。例えば、前記メッセージは、「一発で決めるなら今だ!押せ!」のようなメッセージである。前記特定期間の開始を報知するための手法は表示に限らず、音声又は照明などを用いて行われてもよい。さらに、前記ステップS5232では、前記メッセージの表示に代えて、又は前記メッセージの表示と併せて、前記操作有効期間の残り時間などを示す画像(後述の画像F1)の色などの表示態様を変化させることも考えられる。例えば、前記表示態様の変化としては、配色の変更、配色の濃淡の反転、点滅の開始などが考えられる。なお、前記連打操作演出処理において、前記ステップS5203、S5231、S5232は省略されてもよい。
そして、前記連打操作演出処理では、前記ステップS1510において、操作ボタン22が操作されたと判断されると(S1510:Yes)、処理がステップS5204に移行する。ステップS5204では、操作決定フラグ512rがオンであるか否かが判断される。操作決定フラグ512rは、当該連打操作演出における操作ボタン22の操作時の処理内容が変更されたか否かを判断するために用いられるものであり、後述のステップS5206でオンに設定され、前記ステップS1515でオフにリセットされる。ここで、操作決定フラグ512rがオンであると判断した場合(S5204:Yes)、処理がステップS1511に移行し、操作決定フラグ512rがオフであると判断した場合(S5204:No)、処理がステップS5205に移行する。
ステップS5205では、前記ステップS5203と同様に、現時点が前記特定期間内であるか否かが判断される。ここで、前記特定期間であると判断されると(S5205:Yes)、処理がステップS5251に移行し、前記特定期間ではないと判断されると(S5205:No)、処理がステップS5206に移行する。
ステップS5206では、操作決定フラグ512rがオンに設定され、処理はステップS1511に移行して連打カウンタ512kが1加算される。即ち、本実施形態に係る前記連打操作演出処理では、前記操作有効期間の残り時間が前記加算変更時間以下になるまでの間に操作ボタン22が操作された場合に、操作決定フラグ512rがオンに設定される。一方、前記操作有効期間の残り時間が前記加算変更時間以下になるまでの間に操作ボタン22が操作されていなければ、操作決定フラグ512rはオフのままである。
一方、ステップS5251では、連打カウンタ512kが、少なくとも前記第1規定値以上となる加算値だけ加算される。例えば、前記加算値は、前記連打操作演出の前記第1規定値として設定される値の上限値である。これにより、連打カウンタ512kに前記加算値が加算されると、連打カウンタ512kが前記第1規定値以上の値となる。
前記第2の実施形態では、前記連打操作演出において、操作ボタン22の連打操作をしたい遊技者を優先しており、操作ボタン22が操作されることなく前記操作有効期間の残り時間が前記加算変更時間以下に達した場合に、操作ボタン22の1回の操作によって前記連打操作演出処理の演出結果が表示される場合について説明した。この場合、1回の操作ボタン22の操作によって演出結果を表示させたい遊技者は、前記操作有効期間が前記加算変更時間以下に達するまで待ってから操作ボタン22を操作することになる。これに対し、本実施形態では、1回の操作ボタン22の操作によって演出結果を表示させたい遊技者を優先させることが可能な遊技機の10の構成について説明する。なお、前記第2の実施形態と同様の構成及び処理については説明を省略する。
ここに、図24は、本実施形態に係る前記連打操作演出処理の一例を示すフローチャートである。なお、図17及び図21に示された連打操作演出処理と同様の処理手順については同じ符号を付してその説明を省略する。具体的に、本実施形態に係る前記連打操作演出処理では、操作ボタン22の受付開始時にステップS5301が実行される。また、前記ステップS5231〜S5232に代えてステップS5233〜S5234が実行され、前記ステップS5205に代えてステップS5302が実行される。
まず、前記ステップS5201において、前記操作有効期間が設定されると、処理がステップS5301に移行する。そして、ステップS5301では、前記ステップS5232と同様に、前記連打操作演出処理において、操作ボタン22の単発操作によって前記演出結果が表示されることを報知するためのメッセージなどを表示させ、遊技者に前記特定期間の開始を報知する。例えば、「一発で決めるなら今だ!押せ!」のようなメッセージであることが考えられる。前記単発操作変更表示は、遊技者に操作ボタン22の単発操作によって演出結果が表示されることを認識させることが可能であればその内容は特に限定されない。なお、前記連打操作演出処理において、前記ステップS5301は省略されてもよい。
また、前記ステップS5203において、現時点が前記操作有効期間内における最初の予め設定された特定期間であるか否かが判断される。具体的に、前記特定期間は、前記操作有効期間のうち、前記操作有効期間が開始してから、前記操作有効期間の残り時間が当該遊技回で実行される前記連打操作演出の種別に対応する前記加算変更時間以下に達するまでの期間である。即ち、連打時間カウンタ512qの値が、前記加算変更時間に対応するカウンタ値以下に達していない場合に、現時点が前記特定期間であると判定される。ここで、現時点が前記特定期間であると判断されると(S5203:Yes)、処理がステップS5233に移行し、前記特定期間ではないと判断されると(S5203:No)、処理がステップS1510に移行する。
ステップS5231では、前記特定期間の終了の報知が必要であるか否かが判断される。具体的に、MPU51は、次のステップS5234で報知済みでない場合であって、操作決定フラグ512rがオフである場合に、前記特定期間の終了の報知が必要であると判断し、次のステップS5234で報知済みである場合、又は操作決定フラグ512rがオンである場合には、前記特定期間の終了の報知が必要ないと判断する。例えば、RAM512には、次のステップS5234の報知時にオンに設定され、前記ステップS1515でオフにリセットされる報知フラグが設けられており、前記報知フラグに基づいて次のステップS5234における報知が行われているか否かが判断される。ここで、前記特定期間の終了の報知が必要であると判断された場合には(S5233:Yes)、処理がステップS5234に移行し、前記特定期間の終了の報知が必要ないと判断された場合には(S5234:No)、処理がステップS1510に移行する。
ステップS5232では、遊技者に前記特定期間の終了が遊技者に報知される。具体的に、MPU51は、操作ボタン22の連打操作によって前記連打操作演出処理の演出結果が表示される旨のメッセージなどを表示させることにより前記特定期間の終了を遊技者に報知する。例えば、前記メッセージは、「連打しろ!」のようなメッセージであることが考えられる。前記特定期間の終了を報知するための手法は表示に限らず、音声又は照明などを用いて行われてもよい。さらに、前記ステップS5234では、前記メッセージの表示に代えて、又は前記メッセージの表示と併せて、前記操作有効期間の残り時間などを示す画像(後述の画像F1)の色などの表示態様を変化させることも考えられる。例えば、前記表示態様の変化としては、配色の変更、配色の濃淡の反転、点滅の開始などが考えられる。なお、前記連打操作演出処理において、前記ステップS5203、S5233、S5234は省略されてもよい。
ステップS5302では、前記ステップS5203と同様に、現時点が前記特定期間内であるか否かが判断される。ここで、前記特定期間であると判断されると(S5302:Yes)、処理がステップS5251に移行し、前記特定期間ではないと判断されると(S5302:No)、処理がステップS5206に移行する。
ステップS5206では、操作決定フラグ512rがオンに設定され、処理はステップS1511に移行して連打カウンタ512kが1加算される。即ち、本実施形態に係る前記連打操作演出処理では、前記操作有効期間の残り時間が前記加算変更時間以下になるまでの間に操作ボタン22が操作された場合に、操作決定フラグ512rがオンに設定される。一方、前記操作有効期間の残り時間が前記加算変更時間以下になるまでの間に操作ボタン22が操作されていなければ、操作決定フラグ512rはオフのままである。
一方、ステップS5251では、連打カウンタ512kが、少なくとも前記第1規定値以上となる加算値だけ加算される。例えば、前記加算値は、前記連打操作演出の前記第1規定値として設定される値の上限値である。これにより、連打カウンタ512kに前記加算値が加算されると、連打カウンタ512kが前記第1規定値以上の値となる。
前記第2の実施形態では、前記連打操作演出において、前記操作有効期間内における操作タイミングによって、操作ボタン22の連打操作と単発操作とのいずれかを遊技者が選択可能である場合について説明した。このような構成では、遊技者が前記連打操作演出処理においても連打操作と単発操作とを自由に選択して遊技を行うことが可能であるが、前記操作有効期間における前記特定期間の開始や終了のタイミングを遊技者に報知する必要がある。これに対し、本実施形態では、前記連打操作演出において、前記操作有効期間における操作ボタンの操作タイミングに応じて前記加算値を変更することにより、操作タイミングが遅くなるほど少ない操作回数で前記連打操作演出処理の演出結果を見ることができる遊技機の10の構成について説明する。
以下、本実施形態に係る遊技機10において実行される連打操作演出処理の一例について説明する。ここに、図27は、前記連打操作演出処理の一例を示すフローチャートである。なお、図21に示された連打操作演出処理と同様の処理手順については同じ符号を付してその説明を省略する。具体的に、本実施形態に係る前記連打操作演出処理では、前記ステップS5251(図21参照)に代えて、ステップS5401が実行される。
まず、本実施形態に係る前記連打操作演出処理では、前記ステップS5205において、現在の前記操作有効期間の残り時間が前記残り時間に対応する前記加算変更時間以下であるか否かが判断される。例えば、MPU51は、前記操作有効期間の残り時間が、加算変更テーブル511fにおいて当該連打操作演出の種別に対応して設定された定められた前記加算変更時間のうち最も長い加算変更時間以下であるか否かを判断する。ここで、前記残り時間が前記加算変更時間以下であると判断されると(S5205:Yes)、処理がステップS5401に移行する。
ステップS5401では、連打カウンタ512kが、前記操作有効期間の残り時間に応じた加算量だけ加算される。具体的に、MPU51は、加算変更テーブル511fと現在の前記操作有効期間の残り時間(連打時間カウンタ512q)とに基づいて前記加算量を決定し、前記加算量を連打カウンタ512kに加算する。即ち、前記ステップS5401で連打カウンタ512kに加算される前記加算値は、前記操作有効期間の残り時間の減少に伴って段階的に増加するように変更される。例えば、演出Y03の場合、前記残り時間が2s以下なら加算値が8であり、前記残り時間が1s以下なら32である。特に、前記残り時間が0.5s以下なら加算値は前記第1規定値と同じ又は前記第1規定値より大きい値である。
本実施形態では、前記第4の実施形態で用いられる加算変更テーブル511fの他の例について説明する。
本実施形態では、前記第4の実施形態又は前記第5の実施形態で説明した加算変更テーブル511fに代えて、予め設定された一次関数又は二次関数などの演算式が用いられる遊技機の10の構成について説明する。具体的に、本実施形態に係る遊技機10では、加算変更テーブル511fに代えて、前記操作有効期間の残り時間が減少するほど前記加算値が増加するように前記残り時間と前記加算値との関係が定められた演算式がROM511に記憶されている。ここに、図29は、前記演算式の一例をグラフで示した図である。図29に示されるように、前記演算式では、前記操作有効期間の残り時間が前記加算変更時間以下に達すると前記残り時間の減少に伴って前記加算値が徐々に大きくなっている。
前記第6の実施形態では、前記操作有効期間の残り時間が前記加算変更時間以下になった後、前記加算値が徐々に増加する場合について説明した。一方、前記加算変更時間以下であるか否かを判定することなく、前記操作有効期間の開始から徐々に加算値を増加させてもよい。ここに、図30は、前記演算式の他の例をグラフで示した図であり、図31は、前記連打操作演出処理の他の例を示すフローチャートである。
具体的に、前記ステップS1510において、操作ボタン22が操作されたと判断されると(S1510:Yes)、処理がステップS5501に移行する。そして、ステップS5501では、前記ステップS5401と同様に、連打カウンタ512kが前記操作有効期間の残り時間に応じた加算量だけ加算される。具体的に、MPU51は、前記操作有効期間の残り時間と前記演算式とに基づいて前記加算量を算出し、前記加算量を連打カウンタ512kに加算する。そして、前記加算値は、前記演算式により、前記操作有効期間の開始直後から前記残り時間の減少に伴って段階的に増加することになる。
遊技者は、前記連打操作演出処理の演出結果を見たい場合であっても、遊技者が疲れた場合や他の用事がある場合には、前記連打操作演出の途中で操作ボタン22の連打操作を止めることが考えられる。本実施形態では、遊技者が前記連打操作演出処理の演出結果を見る意思がある場合には、操作ボタン22の連打操作が終了した場合でも、自動的に連打操作が行われた場合と同様の処理を実行することが可能な遊技機の10の構成について説明する。
まず、前記ステップS1510において、操作ボタン22が操作されていないと判断されると(S1510:No)、処理がステップS5601に移行する。そして、ステップS5601では、前記操作有効期間の残り時間が予め設定された下限値以下であるか否かが判断される。前記下限値は、前記連打操作演出処理の演出結果を表示させるためのタイミングを決定するために用いられる時間であり、例えば0.5s又は1sのように、前記操作有効期間の経過直前であることを判断するための時間として定められる。なお、前記下限値は、前記加算変更時間と同じであってもよい。
ステップS5602では、操作決定フラグ512rがオンであるか否かが判断される。即ち、前記特定期間内に遊技者によって操作ボタン22が操作されていたか否かが判断される。ここで、操作決定フラグ512rがオンであると判断されると(S5602:Yes)、処理がステップS5401に移行して連打カウンタ512kが加算され、操作決定フラグ512rがオフであると判断されると(S5602:No)、当該連打操作演出処理が終了する。
前述したように、操作ボタン22の長押し操作を操作ボタン22の連打操作として受け付けることにより遊技者の連打操作の負担を軽減する所謂オート連打機能は一般に知られている。これに対し、本実施形態では、操作ボタン22の長押し操作ではなく、前記操作有効期間における予め設定された特定期間に最初の操作ボタン22の操作が行われた場合にオート連打機能を有効にして連打カウンタ512kの自動加算を開始することが可能な遊技機の10の構成について説明する。
まず、前記ステップS1509において、現時点が前記操作有効期間内であると判断されると(S1509:Yes)、処理がステップS5701に移行する。そして、ステップS5701では、後述のオート連打フラグがオンであるか否かが判断される。前記オート連打フラグは、RAM512に設けられており、前記連打操作演出における前記オート連打機能の有効又は無効を判断するために用いられ、後述のステップS5702でオンに設定され、前記ステップS1515でオフにリセットされる。
また、前記ステップS5205において、現時点が前記特定期間内であると判断されると(S5205:Yes)、処理がステップS5702に移行する。そして、ステップS5702では、前記オート連打フラグがオンに設定される。これにより、前記オート連打機能が有効となり、次に前記連打操作演出処理が実行される際には、前記ステップS5701において処理が前記ステップS1511に移行し、連打カウンタ512kの自動加算が開始される。これにより、遊技者は、前記操作有効期間の残り時間が前記加算変更時間以下の状態で操作ボタン22を一度操作するだけで前記連打操作演出処理の演出結果を見ることが可能である。
前記第1の実施形態で説明した前記連打操作演出処理(図17参照)では、前記抽選結果が外れである場合には、操作ボタン22の連打操作によって連打カウンタ512kが到達しない前記第1規定値が設定されることがある。このような場合、例えば前記連打演出画像が前記パワーゲージであれば、前記パワーゲージの満タンの少し手前まで貯まった状態が長時間継続することになる。ここで、前記パワーゲージが満タンになることを期待して操作ボタン22の連打操作が継続されることがあるが、その場合、結果として前記パワーゲージが満タンにならなかった場合に、連打操作後に遊技者に大きな脱力感を与えるおそれや次回以降の前記連打操作演出における操作意欲が低減するおそれがある。
前記第1の実施形態では、前記単発操作演出処理(図16参照)において、前記単発操作開始画像の表示前後に亘って操作ボタン22の操作状態が継続している場合に(S1409:Yes)、その操作を前記単発操作開始画像の表示後に演出に反映させる場合について説明した。一方、操作ボタン22の操作方法などを示す前記単発操作通知画像が表示されたときにその操作ボタン22の操作の受付を開始することが考えられる。当該第11の実施形態では、前記単発操作通知画像が表示されたときに操作ボタン22の操作の受付を有効にすることにより、前記単発操作通知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間における遊技者の操作ボタン22の操作を演出に反映させる構成について説明する。
図34に示すように、前記ステップS1405において前記単発操作予告画像を表示すると、続くステップS1801では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S1801:Yes)、操作ボタン22の操作を受け付けて、処理を前記ステップS1416に移行させる。ここに、前記ステップS1801を実行することにより前記単発操作予告画像の表示による操作方法の通知以後の操作ボタン22の操作を受け付けるときのMPU51が操作受付手段の一例である。
前記第11の実施形態では、前記単発操作通知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作があった場合に、その時点で操作を演出に反映させる場合について説明した。一方、このような場合には、前記単発操作開始画像が表示されないことがあるため、操作ボタン22を早期に操作してしまった遊技者に対して本来の単発操作演出を見せることができない。そこで、当該第12の実施形態では、前記単発操作通知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作があった場合であっても、その操作を前記単発操作開始画像が表示されるまでの間は保留し、前記単発操作開始画像の表示以後に前記操作を演出に反映させる構成について説明する。
図35に示すように、前記ステップS1405において前記単発操作予告画像を表示すると、続くステップS1901では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ512eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタンの操作が開始したと判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S1901:Yes)、処理がステップS1902に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S1901:No)、処理が前記ステップS1406に移行する。
ステップS1902では、既操作フラグ512jをオンにする。これにより、前記単発操作予告画像の表示後、前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に、操作ボタン22の操作が行われたか否かを既操作フラグ512jの状態に応じて判断することが可能になる。
その後、前記ステップS1411で、前記操作有効期間内であると判断されると(S1411:Yes)、続くステップS1903では、前記ステップS1412と同様に、既操作フラグ512jがオンであるか否かを判断する。ここで、既操作フラグ512jがオンでない場合には(S1903:No)、処理が前記ステップS1415に移行する。一方、既操作フラグ512jがオンである場合には(S1903:Yes)、処理が前記ステップS1416に移行して前記単発操作結果画像が表示される。即ち、前記単発操作予告画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作が受け付けられて既操作フラグ512jがオンにされている場合には、その後に、前記単発操作開始画像の表示により操作開始指示が通知されるタイミングで、その操作ボタン22の操作が演出に反映される。即ち、前記単発操作開始画像の表示から前記単発操作開始画像の表示までの間に操作ボタン22の操作が受け付けられている場合は、前記操作開始指示の通知直後に操作が演出に反映される。
前記第12の実施形態では、前記単発操作通知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作があった場合に、その操作を前記単発操作開始画像の表示直後に演出に反映させる構成について説明した。この場合には、前記単発操作開始画像が瞬時的に表示されることになる。一方、前記単発操作開始画像の表示を一定時間確保することにより前記単発操作開始画像の内容を遊技者に十分に認識させる構成が考えられる。当該第13の実施形態では、前記単発操作通知画像が表示されてから前記単発操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の操作があった場合に、その操作を前記単発操作開始画像がある程度の時間表示された後に演出に反映させる構成について説明する。
図36に示すように、前記ステップS1903において既操作フラグ512jがオンであると判断された場合(S1903:Yes)、続くステップS2001では、前記単発操作開始画像の表示後に予め設定された待機時間が経過したか否かが判断される。そして、前記待機時間が経過すると(S2001:Yes)、処理が前記ステップS1416に移行し、前記単発操作結果画像が表示される。即ち、前記単発操作開始画像の表示から前記単発操作開始画像の表示までの間に操作ボタン22の操作が受け付けられている場合は、前記単発操作開始画像の表示から前記待機時間が経過した時点で前記操作が前記演出に反映される。一方、前記待機時間が経過していなければ(S2001:No)、処理が前記ステップS1415に移行する。
ところで、遊技機10では、前記単発操作開始画像が表示された時点で操作ボタン22が操作されている場合には、その後に操作ボタン22の操作を検出する操作スイッチ22aからの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないことが問題である。そこで、当該第14の実施形態では、前記単発操作開始画像の表示時に強制的に操作スイッチ22aからの入力信号を「OFF」、「OFF」、「OFF」にすることにより操作ボタン22の操作開始を検出可能とする構成について説明する。
図37に示すように、前記ステップS1408において操作ボタン22の操作の受付が開始されたとき、続くステップS2101において、第1検出フラグ512a、第2検出フラグ512b、及び第3検出フラグ512cをオフにする。即ち、前記ステップS2101では、MPU51により、遊技者による操作ボタン22の操作が行われていない状態が疑似的に作り出される。
前記第1の実施形態では、前記連打操作演出処理(図17参照)において、前記連打操作開始画像の表示前後に亘って操作ボタン22の操作状態が継続している場合であっても、その操作を無視する場合を例に挙げて説明した。一方、前記連打操作通知画像の表示後から操作ボタン22の連打操作を受け付ける構成も考えられる。当該第15の実施形態では、前記連打操作通知画像が表示されたときから操作ボタン22の連打操作を受け付け、その連打操作を前記連打操作開始画像の表示後に演出に反映させる構成について説明する。
図38に示すように、前記ステップS1505において前記連打操作予告画像を表示すると、続くステップS2201では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S2201:Yes)、処理がステップS2202に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S2201:No)、処理が前記ステップS1506に移行する。
ステップS2202では、事前連打カウンタ512raを1ずつ加算する。これにより、連打操作演出処理では、前記連打操作予告画像が表示されてから前記連打操作開始画像が表示されるまでの間に行われた操作ボタン22の操作回数が事前連打カウンタ512raに記憶されることになる。なお、事前連打カウンタ512raは前記ステップS1515において0にクリアされる。
そして、前記ステップS1509で、前記操作有効期間内であると判断されると(S1509:Yes)、続くステップS2203では、事前連打カウンタ512raが0より大きいか否かを判断する。ここで、事前連打カウンタ512raが0より大きい場合は(S2203:Yes)、処理がステップS2204に移行し、事前連打カウンタ512raが0である場合は(S2203:No)、処理が前記ステップS1510に移行する。
ステップS2204では、連打カウンタ512kを1ずつ加算し、続くステップS2205では、事前連打カウンタ512raを一つ減算する。即ち、前記ステップS2203〜S2205では、事前連打カウンタ512raの値が0になるまで、事前連打カウンタ512raを連打カウンタ512kとして加算するための処理が繰り返し実行される。そして、前記ステップS2205の後、処理は前記ステップS1512に移行する。これにより、ステップS1512では、事前連打カウンタ512raによりカウントされた連打カウンタ512kに対応する前記連打操作演出画像が表示されることになる。
前記第15の実施形態では、前記連打操作通知画像が表示されてから前記連打操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の連打操作があった場合に、その連打操作を前記連打操作開始画像の表示直後に演出に反映させる場合について説明した。この場合には、前記ステップS1512における連打操作演出画像の遷移が、遊技者による操作ボタン22の通常の連打速度よりも格別に早い速度で行われる。当該第16の実施形態では、前記連打操作通知画像が表示されてから前記連打操作開始画像が表示されるまでの間に操作ボタン22の連打操作があった場合に、その連打操作を前記連打操作演出画像に反映させる間隔をある程度確保する構成について説明する。
図39に示すように、前記ステップS1903において事前連打カウンタ512raが0より大きい場合、ステップS2301では、一つ前に前記ステップS1904が実行された後、予め設定された待機時間が経過しているか否かを判断する。ここで、前記待機時間が経過していなければ(S2301:No)、処理が前記ステップS1510に移行する。一方、前記待機時間が経過していれば(S2301:Yes)、処理が前記ステップS1904に移行する。なお、前記待機時間は、前記連打操作結果画像の遷移を遊技者が把握することができる程度の時間として予め設定された時間であり、少なくとも連打操作演出処理の実行間隔よりも長い時間である。例えば、前記待機時間が400msecであって、400回の前記連打操作演出処理に対して前記ステップS1904が1回実行されることが考えられる。
前記第1の実施形態では、前記長押し操作演出処理(図18参照)において、前記長押し操作開始画像の表示前後に亘って操作ボタン22の操作状態が継続している場合に(S169:Yes)、その操作を前記長押し操作開始画像の表示後に演出に反映させる場合について説明した。一方、操作ボタン22の操作方法などを示す前記長押し操作通知画像が表示されたときにその操作ボタン22の操作の受付を開始することが考えられる。当該第17の実施形態では、前記長押し操作通知画像が表示されたときに操作ボタン22の操作の受付を有効にすることにより、前記長押し操作通知画像が表示されてから前記長押し操作開始画像が表示されるまでの間における遊技者の操作ボタン22の操作を演出に反映させる構成について説明する。
図40に示すように、前記ステップS1605において前記長押し操作予告画像を表示すると、続くステップS2401では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ512eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタンの操作が開始したと判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S2401:Yes)、処理がステップS2402に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S2401:No)、処理がステップS2403に移行する。
ステップS2402では、事前長押しカウンタ512rbを1ずつ加算する。これにより、長押し操作演出では、前記長押し操作予告画像が表示されてから前記長押し操作開始画像が表示されるまでの間に行われた操作ボタン22の操作時間が事前長押しカウンタ512rbに記憶されることになる。
一方、ステップS2403では、操作ボタン22の操作が継続中であるか否かを判断する。具体的には、第1パターンフラグ512dがオンである場合に、操作ボタン22の操作が継続中であると判断する。ここで、前記操作ボタン22の操作が継続中である判断すると(S2403:Yes)、処理が前記ステップS2402に移行し、事前長押しカウンタ512rbが加算される。また、操作ボタン22の操作が継続していないと判断すると(S2403:No)、処理が前記ステップS1606に移行する。
そして、前記ステップS1611で、前記操作有効期間内であると判断されると(S1611:Yes)、続くステップS2404では、事前長押しカウンタ512rbが5以上であるか否かを判断する。ここで、事前長押しカウンタ512rbが5以上である場合は(S2404:Yes)、処理がステップS2405に移行し、事前長押しカウンタ512rbが5未満である場合は(S2404:No)、処理が前記ステップS1612に移行する。
ステップS2405では、長押しカウンタ512mを5ずつ加算し、続くステップS2406では、事前長押しカウンタ512rbを5ずつ減算する。即ち、前記ステップS2404〜S2406では、事前長押しカウンタ512rbの値が0になるまで、事前長押しカウンタ512rbを長押しカウンタ512mとして加算するための処理が繰り返し実行される。そして、前記ステップS2406の後、処理は前記ステップS1616に移行する。これにより、ステップS1616では、事前長押しカウンタ512rbによりカウントされた長押しカウンタ512mに対応する前記長押し操作演出画像が表示されることになる。特に、事前長押しカウンタ512rbを演出に反映させる場合は、長押しカウンタ512mが5ずつ増加するため、通常よりも早い速度で前記長押し操作演出画像を変化させることができる。
ところで、前記長押し操作演出処理において、前記長押し操作通知画像の表示から前記長押し操作開始画像の表示までの間に操作ボタン22が操作された場合の対応として、その操作を演出に反映させる場合の他に、その操作ボタン22の操作に意味を持たせることが考えられる。当該第18の実施形態では、記長押し操作通知画像の表示から前記長押し操作開始画像の表示までの間に操作ボタン22が操作された場合に、その操作に応じて大当たりの期待度を遊技者に通知することが可能な構成について説明する。
図42に示すように、前記ステップS1605において前記長押し操作予告画像を表示すると、続くステップS2501では、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S2501:Yes)、処理がステップS2502に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S2501:No)、処理が前記ステップS1606に移行する。このように、前記長押し操作予告画像の表示から前記長押し操作開始画像の表示までの間における操作ボタン22の操作を受け付けるときのMPU51が第1操作受付手段の一例である。また、前記長押し操作画像の表示後に前記ステップS1614で操作ボタン22の操作を受け付けるときのMPU51は第2操作受付手段の一例である。
そして、ステップS2502では、操作ボタン22の振動通知処理を実行する。具体的に、前記振動通知処理は、表示変動パターンコマンドに大当たり発生ありの情報が含まれている場合には、前記振動手段を駆動させて操作ボタン22を振動させ、表示変動パターンコマンドに大当たり発生なしの情報が含まれている場合は、前記振動手段を振動させない。ここに、前記ステップS2501で操作ボタン22の操作が受け付けられた場合に操作ボタン22を振動させるときのMPU51が振動制御手段の一例である。
ところで、遊技機10では、前記長押し操作開始画像が表示された時点で操作ボタン22が操作されている場合には、その後に操作ボタン22の操作を検出する操作スイッチ22aからの入力信号が「OFF」、「ON」、「ON」にならないことが問題である。そこで、当該第19の実施形態では、前記長押し操作開始画像の表示時に強制的に操作スイッチ22aからの入力信号を「OFF」、「OFF」、「OFF」にすることにより操作ボタン22の操作開始を検出可能とする構成について説明する。
図42に示すように、前記ステップS1608において操作ボタン22の操作の受付が開始された後、続くステップS2601では、第1検出フラグ512a、第2検出フラグ512b、及び第3検出フラグ512cをオフにする。即ち、前記ステップS2701では、MPU51により、遊技者による操作ボタン22の操作が行われていない状態が疑似的に作り出される。
ところで、遊技機10における1回の遊技回について、前記単発操作演出、前記連打操作演出、及び前記長押し操作演出などの操作演出が複数選択され、その複数の操作演出が並行して実行される構成も考えられる。但し、遊技機10において、複数の操作演出に関する制御(表示制御、音声制御、照明制御など)が並行して実行されると、操作ボタン22の操作が反映される各操作演出の内容が交錯して遊技者に違和感を与えるおそれがある。
次に、図44を参照しつつ、MPU51によって実行される前記コマンド対応処理(図14参照)の他の例について説明する。具体的に、本実施形態に係る遊技機10では、操作演出として、前記単発操作演出、前記連打操作演出、前記長押し操作演出の他に、前記リズム操作演出及び前記告知操作演出が含まれるため、前記コマンド対応処理におけるステップS1303において、前記リズム操作演出及び前記告知操作演出が選択されることがある。即ち、前記ステップS1303において設定される前記表示変動パターンコマンドには、前記単発操作演出、前記連打操作演出、前記長押し操作演出、前記リズム操作演出、又は前記告知操作演出のいずれかの演出種別を示す情報が含まれることがある。
そして、図44に示されるように、前記ステップS1308において、前記表示変動パターンコマンドが前記長押し操作演出を伴う演出種別でないと判断されると(S1308:No)、処理がステップS3001に移行する。ステップS3001では、前記表示変動パターンコマンドが前記リズム操作演出を伴う演出種別を示すものであるか否かを判断する。ここで、表示変動パターンコマンドがリズム操作演出を伴う演出種別である場合は(S3001:Yes)、処理がステップS3002に移行し、前記表示変動パターンコマンドが前記リズム操作演出を伴う演出種別でない場合は(S3001:No)、処理がステップS3003に移行する。
ステップS3002では、リズム操作演出を実行するためのリズム操作設定処理が実行された後、処理がステップS1310に移行する。具体的に、前記リズム操作設定処理では、リズム演出フラグ512Cをオンに設定し、今回のリズム操作演出処理に対応する前記第3規定値を決定する。具体的に、ROM511のリズム操作テーブル511Aには、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果ごとに対応する前記第3規定値が定められている。そして、リズム操作設定処理では、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果と、ROM511に記憶されているリズム操作テーブル511Aとに基づいて、今回のリズム操作演出処理に対応する前記第3規定値が決定される。前記第3規定値は、前記リズム操作演出の終了条件として使用される操作ボタン22のポイント値に対応する値である。例えば、抽選結果が大当たりである場合、前記第3規定値は、リズム操作テーブル511Aと所定の乱数値とに基づいて、5/100の確率で「1000」、10/100の確率で「600」、85/100の確率で「300」に決定される。一方、抽選結果が外れである場合、前記第3規定値は、リズム操作テーブル511Aと所定の乱数値とに基づいて、5/100の確率で「3000」、10/100の確率で「6000」、85/100の確率で「10000」に決定される。
ステップS3003では、前記表示変動パターンコマンドが前記告知操作演出を伴う演出種別を示すものであるか否かを判断する。ここで、前記表示変動パターンコマンドが前記告知操作演出を伴う演出種別を示す場合は(S3003:Yes)、処理がステップS3004に移行し、前記表示変動パターンコマンドが前記告知操作演出を伴う演出種別でない場合は(S3003:No)、処理がステップS1310に移行する。
ステップS3004では、告知操作演出を実行するための告知操作設定処理が実行された後、処理がステップS1310に移行する。具体的に、前記告知操作設定処理では、告知演出フラグ512Dをオンに設定し、今回の告知操作演出処理に対応する告知内容を決定する。具体的に、ROM511の告知操作テーブル511Bには、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果ごとに対応する告知結果画像が定められている。そして、告知操作設定処理では、変動パターンコマンドに含まれる抽選結果と、ROM511に記憶されている告知操作テーブル511Bとに基づいて、今回の告知操作演出処理に対応する告知内容が決定される。例えば、抽選結果が大当たりである場合には、告知操作テーブル511Bと所定の乱数値とに基づいて、5/100の確率で「告知M1」、10/100の確率で「告知M2」、85/100の確率で「告知M3」に決定される。一方、抽選結果が外れである場合は、告知操作テーブル511Bと所定の乱数値とに基づいて、5/100の確率で「告知M4」、10/100の確率で「告知M5」、85/100の確率で「告知M6」に決定される。
次に、図45を参照しつつ、MPU51によって実行される前記タイマ割込処理(図11参照)の他の例について説明する。具体的に、図45に示されているように、本実施形態に係る遊技機10では、各種の操作演出を追加で選択するための追加演出抽選処理(S3101)が実行される。その後、各種の操作演出に対応する処理として、告知操作演出処理(S3102)、リズム操作演出処理(S3103)、連打操作演出処理(S1006)、長押し操作演出処理(S1007)、及び単発操作演出処理(S1005)がこの順で実行される。
まず、ステップS3101では、前記ステップS1303とは別に、前記単発操作演出、前記連打操作演出、前記長押し操作演出、前記リズム操作演出、前記告知操作演出各々の実行の有無を個別に判定するための追加操作演出抽選処理が実行される。これにより、前記単発操作演出、前記連打操作演出、前記長押し操作演出、前記リズム操作演出、前記告知操作演出のいずれか複数の操作演出が選択されて並行して実行されることがある。ここに、係る処理を実行するときのMPU51が演出判定手段の一例である。
ここで、図46を参照しつつ、前記追加操作演出抽選処理の手順の一例について説明する。なお、当該追加操作演出抽選処理と同様の機能が達成できれば、処理手順の具体的内容はここで説明する態様に限定されない。
まず、ステップS3201では、既に前記単発操作演出が選択されているか否かを判断する。具体的には、前記単発操作演出の実行の有無を示す単発演出フラグ512gがオンであるか否かを判断する。ここで、前記単発操作演出が選択されていないと判断されると(S3201:No)、処理はステップS3202に移行し、前記単発操作演出が選択されていると判断されると(S3201:Yes)、処理はステップS3204に移行する。
ステップS3202では、現在の遊技回における残りの変動時間を示す残時間カウンタ512Aが予め定められた時間T1以上であるか否かを判断する。時間T1は、前記単発操作演出を実行するために必要な時間として予め定められた値である。即ち、ステップS3202では、現在の遊技回において、現時点から前記単発操作演出が実行可能であるか否かが判断される。そして、残時間カウンタ512Aが時間T1以上であると判断すると(S3202:Yes)、処理はステップS3203に移行し、残時間カウンタ512Aが時間T1以上でなければ(S3202:No)、処理はステップS3204に移行する。
ステップS3203では、前記単発操作演出を実行するか否かを抽選するための単発操作演出抽選処理を実行する。具体的には、前記単発操作演出の実行の有無を、変動パターンコマンドと、追加演出カウンタ512Bと、ROM512に記憶されている単発操作演出テーブル511Cとに基づいて判断する。ここに、図47(A)は、単発操作演出テーブル511Cの一例を示す図である。なお、前述したように、追加演出カウンタ512Bは、例えば前記ステップS1003(図11参照)において更新される。
次に、ステップS3204では、既に前記連打操作演出が選択されているか否かを判断する。具体的には、前記連打操作演出の実行の有無を示す連打演出フラグ512h、前記長押し操作演出の実行の有無を示す長押し演出フラグ512i、前記リズム操作演出の実行の有無を示すリズム演出フラグ512Cのいずれかがオンであるか否かを判断する。ここで、前記連打操作演出が選択されていないと判断されると(S3204:No)、処理はステップS3205に移行し、前記連打操作演出が選択されていると判断されると(S3204:Yes)、処理はステップS3207に移行する。
ステップS3205では、現在の遊技回における残りの変動時間を示す残時間カウンタ512Aが予め定められた時間T2以上であるか否かを判断する。時間T2は、前記特殊操作演出を実行するために必要な時間として予め定められた値である。即ち、ステップS3205では、現在の遊技回において、現時点から前記特殊操作演出が実行可能であるか否かが判断される。そして、残時間カウンタ512Aが時間T2以上であると判断すると(S3205:Yes)、処理はステップS3206に移行し、残時間カウンタ512Aが時間T2以上でなければ(S3205:No)、処理はステップS3207に移行する。
ステップS3206では、前記特殊操作演出を実行するか否かを抽選するための特殊操作演出抽選処理を実行する。具体的には、前記特殊操作演出に属する前記連打操作演出、前記長押し操作演出、及び前記リズム操作演出の実行の有無を、変動パターンコマンドと、追加演出カウンタ512Bと、予めROM511に記憶されている特殊操作演出テーブル511Dとに基づいて判断する。ここに、図47(B)は、特殊操作演出テーブル511Dの一例を示す図である。
ステップS3207では、既に前記告知操作演出が選択されているか否かを判断する。具体的には、前記告知操作演出の実行の有無を示す告知演出フラグ512Dがオンであるか否かを判断する。ここで、前記告知操作演出が選択されていないと判断されると(S3207:No)、処理はステップS3208に移行し、前記告知操作演出が選択されていると判断されると(S3207:Yes)、当該追加操作演出抽選処理を終了する。
続いて、ステップS3208では、現在の遊技回における残りの変動時間を示す残時間カウンタ512Aが予め定められた時間T3以上であるか否かを判断する。時間T3は、前記告知操作演出を実行するために必要な時間として予め定められた値である。即ち、ステップS3208では、現在の遊技回において、現時点から前記告知操作演出が実行可能であるか否かが判断される。そして、残時間カウンタ512Aが時間T3以上であると判断すると(S3208:Yes)、処理はステップS3209に移行し、残時間カウンタ512Aが時間T3以上でなければ(S3208:No)、当該追加操作演出抽選処理を終了する。
ステップS3209では、前記告知操作演出を実行するか否かを抽選するための告知操作演出抽選処理を実行する。具体的には、前記告知操作演出の実行の有無を、変動パターンコマンドと、追加演出カウンタ512Bと、ROM511に記憶されている告知操作演出テーブル511Eとに基づいて判断する。ここに、図47(C)は、告知操作演出テーブル511Eの一例を示す図である。
図45の説明に戻り、前記追加演出抽選処理(S3101)の実行後、MPU51は、続くステップS3102において告知操作演出処理を実行し、ステップS3103においてリズム操作演出処理を実行する。その後、MPU51は、前記連打操作演出処理(S1006)、前記長押し操作演出処理(S1007)、及び前記単発操作演出処理(S1005)を順に実行する。
ここに、図48は、前記告知操作演出処理の手順の一例を示すフローチャートである。前記告知操作演出処理では、前記告知操作演出を図柄表示部341に表示させるための処理を実行する。なお、表示制御装置6のROM611には、告知操作演出において図柄表示部341に表示される告知操作開始画像及び告知結果画像などの画像がそれぞれ複数種類記憶されている。また、前記告知操作演出には、図柄表示部341による表示の他に、MPU51によって実行されるスピーカ26による音声再生や電飾部27による点灯制御なども含まれる。
ステップS3401では、前記告知操作演出を実行するか否かを判断する。具体的に、MPU51は、告知演出フラグ512Dに基づいて告知操作演出を実行するか否かを判断する。ここで、前記告知操作演出を実行すると判断した場合(S3401:Yes)、処理がステップS3402に移行し、前記告知操作演出を実行しないと判断した場合(S3401:No)、当該告知操作演出処理は終了する。
ステップS3402では、前記告知操作演出の開始タイミングが到来したか否かを判断する。具体的に、ROM511には、図柄表示部341における変動表示開始後から前記告知操作演出が開始されるまでの開始待機時間が前記告知操作演出の種類ごとに記憶されている。そして、前記ステップS3402では、図柄表示部341における変動表示開始後から前記告知操作演出の種類に対応する前記開始待機時間が経過している場合に前記告知操作演出の開始タイミングが到来したと判断する。なお、MPU51は、残時間カウンタ512Aに基づいて変動表示開始後からの経過時間を判断することが可能である。ここで、前記告知操作演出の開始タイミングが到来している場合は(S3402:Yes)、処理がステップS3403に移行し、前記告知操作演出の開始タイミングが到来していない場合は(S3402:No)、当該告知操作演出処理は終了する。
ステップS3403では、前記告知操作演出における操作ボタン22の操作の受付が開始済であるか否かを、告知受付開始フラグ512n5がオンであるか否かに応じて判断する。告知受付開始フラグ512n5は、操作ボタン22の操作の受付を開始したか否かを示すフラグであり、後述のステップS3406でオンに設定され、後述のステップS3434でオフに設定される。ここで、告知受付開始フラグ512n5がオンである場合は(S3403:Yes)、処理がステップS3431に移行し、告知受付開始フラグ512n5がオンでない場合は(S3403:No)、処理がステップS3404に移行する。
ステップS3404では、前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が有りに設定されているか否かが判断される。具体的に、本実施形態では、前記単発操作演出、前記連打操作演出、前記長押し操作演出、前記リズム操作演出のそれぞれの実行の有無(オン:有り、オフ:無し)を示す単発演出フラグ512g、連打演出フラグ512h、長押し演出フラグ512i、リズム演出フラグ512Cのいずれかがオンであるか否かが判断される。ここで、前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が有りに設定されていると判断されると(S3404:Yes)、処理はステップS3406に移行し、前記単発操作演出及び前記特殊操作演出が無しに設定されていると判断されると(S3404:No)、処理はステップS3405に移行する。即ち、前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が実行される場合には、前記告知操作開始画像は表示されず、告知受付開始フラグ512n5がオンに設定される。
ステップS3405では、操作制御装置6に表示コマンドを送信することにより、前記告知操作演出の種類に対応する告知操作開始画像を図柄表示部341に表示させる。具体的には、前記ステップS3004又は前記ステップS3209において設定された告知内容に対応する前記告知操作開始画像が表示される。例えば、前記告知操作開始画像として、キャラクタ画像又は空白のメッセージ枠画像などが表示される。なお、前記告知操作開始画像の表示に代えて、又は前記告知操作開始画像の表示と共に、操作ボタン22の操作開始タイミングをスピーカ26により音声で通知すること、又は、電飾部27の点灯態様で通知することも考えられる。
そして、ステップS3406では、前記告知走査演出における操作ボタン22の操作の受付を開始するため、告知受付開始フラグ512n5をオンにする。これにより、次に当該告知操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS3403において処理がステップS3431に移行することになる。なお、告知受付開始フラグ512n5は、後述のステップS3434でオフとなる。
一方、前記ステップS3403で操作ボタン22の操作の受付が開始済であると判断された場合、続くステップS3431では、操作ボタン22の操作有効期間内であるか否かを判断する。具体的に、ROM511には、前記告知操作演出の種類ごとに予め設定された有効待ち時間(例えば1〜5秒)が記憶されている。そして、MPU51は、前記告知操作開始画像の表示後から前記有効待ち時間が経過していない場合に操作有効期間内であると判断する。ここで、前記操作有効期間内である場合は(S3431:Yes)、処理がステップS3432に移行し、前記操作有効期間内でなければ(S3431:No)、処理がステップS3435に移行する。
ステップS3435では、操作制御装置6に表示コマンドを送信することにより、前記告知操作開始画像を図柄表示部341から消去して非表示にする。これにより、遊技者に前記告知操作演出の終了が認識される。
一方、ステップS3432では、操作ボタン22が操作されたか否かを判断する。具体的には、第2パターンフラグ512eがオンである場合に、操作ボタン22が非操作状態から操作状態に変化し、操作ボタン22の操作が開始したと判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S3432:Yes)、操作ボタン22の操作を演出に反映させるため、処理がステップS3433に移行する。また、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S3432:No)、当該告知操作演出処理を終了させる。
そして、ステップS3433では、操作制御装置6に表示コマンドを送信することにより、操作ボタン22の操作に応じて告知結果画像を図柄表示部341に表示させるための告知演出制御処理が実行される。その後、ステップS3434では、前記告知操作演出処理で使用される告知演出フラグ512D及び告知受付開始フラグ512n5がオフに設定される。なお、前記告知結果画像の表示は、予め定められた時間の経過後に終了する。一方、前記告知操作演出と前記特殊操作演出とが並行して実行される場合には、操作ボタン22の操作が前記特殊操作演出にも反映される。また、前記告知操作演出と前記単発操作演出とが並行して実行される場合には、操作ボタン22の操作が前記単発操作演出にも反映される。
ここで、図49を参照しつつ、前記ステップS3433でMPU51によって実行される告知演出制御処理の手順の一例について説明する。
まず、ステップS3501では、前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が前記告知操作演出と並行して実行されるか否かを判断する。即ち、前記ステップS3501では、前記告知操作演出よりも優先度が高い前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が実行されるか否かが判断される。具体的には、単発演出フラグ512g、連打演出フラグ512h、長押し演出フラグ512i、リズム演出フラグ512Cのいずれかがオンであるか否かを判断する。ここで、前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が実行されると判断されると(S3501:Yes)、処理はステップS3502に移行し、前記単発操作演出及び前記特殊操作演出が実行されないと判断されると(S3501:No)、処理はステップS3511に移行する。
ステップS3502では、当該告知演出制御処理において、後述の第1対応告知表示又は第2対応告知表示などのように、単発操作演出又は特殊操作演出の演出結果に連動した告知内容を表示する対応告知表示を実行するか否かを判断する。例えば、MPU51は、所定のタイミングで更新される所定の乱数値に応じて所定の確率で前記対応告知表示を実行するか否かを判断する。そして、前記対応告知表示を実行すると判断すると(S3502:Yes)、処理はステップS3503に移行し、前記対応告知表示を実行しないと判断すると(S3502:No)、処理はステップS3511に移行する。これにより、1回の遊技回において告知操作演出と単発操作演出又は特殊操作演出とが実行される場合でも、前記対応告知表示が実行される場合と実行されない場合とが存在し、演出の多様性が実現されるため遊技に対する注目度を高めることができる。なお、前記第2対応告知表示と同様の内容については、後述の通常告知表示で表示されてもよい。
ステップS3503では、今回の遊技回について大当たり抽選の結果が大当たりであるか否かを判断する。具体的には、変動パターンコマンドが示す変動種別に基づいて大当たりの有無を判断する。ここで、大当たりであると判断されると(S3503:Yes)、処理はステップS3504に移行し、大当たりでないと判断されると(S3503:No)、処理はステップS3505に移行する。
ステップS3511では、前記告知操作演出に対応してROM611に記憶されている複数の告知結果画像のうち、前記ステップS3004又は前記ステップS3209において設定された告知内容に対応する告知結果画像を選択し、その告知結果画像を示す表示コマンドを表示制御装置6に送信し、図柄表示部341に表示させる通常告知表示が実行される(図69(C)又は図69(D)参照)。
ステップS3504では、前記告知操作演出に対応してROM611に記憶されている複数の告知結果画像のうち、大当たり抽選の結果が大当たりである場合に対応して予め定められた第1対応告知画像を選択し、その第1対応告知画像を示す表示コマンドを表示制御装置6に送信し、図柄表示部341に表示させる。即ち、本実施形態に係る遊技機10では、前記ステップS3004又は前記ステップS3209において告知内容が設定されている場合であっても、その告知内容に対応する告知結果画像に代えて、大当たり抽選の結果に対応する第1対応告知画像が表示される。前記第1対応告知画像は、例えば「やったね!」や「確定!」などのように、遊技者に対して大当たりを示唆することのできるメッセージである(図70(D)、図70(E)参照)。
一方、ステップS3505では、前記告知操作演出に対応してROM611に記憶されている複数の告知結果画像のうち、大当たり抽選の結果が外れである場合に対応して予め定められた第2対応告知画像を選択し、その第2対応告知画像を示す表示コマンドを表示制御装置6に送信し、図柄表示部341に表示させる。即ち、本実施形態に係る遊技機10では、前記ステップS3004又は前記ステップS3209において告知内容が設定されている場合であっても、その告知内容に対応する告知結果画像に代えて、大当たり抽選の結果に対応する前記第2対応告知画像が表示される。前記第2対応告知画像は、例えば「諦めるな!」や「まだまだ!」などのように期待感の低下を抑制するためのメッセージである(図70(F))。その後、図柄変動表示部343の図柄変動表示が終了したときに、大当たり抽選の結果が表示される(図70(G))。これにより、例えば前記単発操作演出又は前記特殊操作演出の結果画像の表示による遊技者の遊技への注目度の低下を、前記告知操作演出における告知内容によって抑制することができる。
次に、図50を参照しつつ、前記リズム操作演出処理の手順の一例について説明する。前記リズム操作演出処理では、MPU51が、前記リズム操作演出を図柄表示部341に表示させるための処理を実行する。なお、表示制御装置6のROM611には、リズム操作演出において図柄表示部341に表示されるリズム操作予告画像、リズム操作動画、リズム操作演出画像、リズム操作結果画像、及び演出終了画像がそれぞれ複数種類記憶されている。
ステップS3601では、前記リズム操作演出を実行するか否かを判断する。具体的に、MPU51は、リズム演出フラグ512Cに基づいてリズム操作演出を実行するか否かを判断する。ここで、前記リズム操作演出を実行する場合(S3601:Yes)、処理がステップS3602に移行し、前記リズム操作演出を実行しない場合(S3601:No)、当該リズム操作演出処理を終了させる。
ステップS3602では、前記リズム操作演出の開始タイミングが到来したか否かを判断する。具体的に、ROM511には、図柄表示部341における変動表示開始後から前記リズム操作演出が開始されるまでの開始待機時間が前記リズム操作演出の種類ごとに記憶されている。そして、前記ステップS3602では、図柄表示部341における変動表示開始後から前記リズム操作演出の種類に対応する前記開始待機時間が経過している場合に前記リズム操作演出の開始タイミングが到来したと判断する。ここで、前記リズム操作演出の開始タイミングが到来している場合は(S3602:Yes)、処理がステップS3603に移行し、前記リズム操作演出の開始タイミングが到来していない場合は(S3602:No)、当該リズム操作演出処理を終了させる。
ステップS3603では、前記リズム操作演出における操作ボタン22の操作の受付が開始済であるか否かをリズム受付開始フラグ512n4がオンであるか否かに応じて判断する。リズム受付開始フラグ512n4は、操作ボタン22の操作の受付を開始したか否かを示すフラグであり、後述のステップS3608でオンに設定され、ステップS3618でオフに設定される。ここで、リズム受付開始フラグ512n4がオンである場合は(S3603:Yes)、処理がステップS3609に移行し、リズム受付開始フラグ512n4がオンでない場合は(S3603:No)、処理がステップS3604に移行する。
ステップS3604では、前記リズム操作演出の種類に対応する前記操作ボタン22の操作目的又は操作方法などを伝えるためのリズム操作予告画像が既に図柄表示部341に表示されているか否かを判断する。ここで、前記リズム操作予告画像が表示されていない場合は(S3604:No)、続くステップS3605において、前記リズム操作演出の種類に対応する前記リズム操作予告画像を図柄表示部341に表示させる。
ステップS3606では、前記リズム操作予告画像ごとに対応して予め設定され、ROM511に記憶されている予告継続時間が経過したか否かを判断する。前記予告継続時間は、前記リズム操作予告画像の表示後に遊技者が前記リズム操作予告画像の内容を認識可能な時間として予め設定された待ち時間である。なお、前記予告継続時間は、複数の演出内容又は複数のリズム操作予告画像について共通の時間であってもよい。ここで、前記リズム操作予告画像に対応する前記予告継続時間が経過している場合は(S3606:Yes)、処理がステップS3607に移行し、前記予告継続時間が経過していない場合は(S3606:No)、当該リズム操作演出処理を終了させる。
ステップS3607では、当該リズム操作演出における操作ボタン22の操作タイミングを示すためのリズム操作動画の出力コマンドを表示制御装置6に送信し、図柄表示部341に前記リズム操作動画を表示させる。また、ステップS3607において、MPU51は、スピーカ26を用いて、前記リズム操作動画に対応するリズム音声の出力を開始する。これにより、遊技者は、前記リズム操作動画及び前記リズム音声により当該リズム操作演出における操作ボタン22の操作タイミングを認識することが可能である。
そして、ステップS3608では、操作ボタン22の操作の受付を開始するため、リズム受付開始フラグ512n4をオンに設定する。これにより、次に当該リズム操作演出が実行される場合には、前記ステップS3603において処理がステップS3609に移行することになる。なお、リズム受付開始フラグ512n4は、後述のステップS3618でオフに設定される。
ステップS3609では、当該リズム操作演出の演出時間が経過したか否かが判断される。具体的に、ROM511には、前記リズム操作演出の種類ごとに、前記演出時間が記憶されており、MPU51は、前記リズム操作動画の表示開始後にカウントがスタートするタイマ値に基づいて、前記演出時間が経過したか否かを判断する。ここで、前記演出時間が経過したと判断した場合は(S3609:Yes)、処理がステップS3619に移行し、前記演出時間が経過していなければ(S3609:No)、処理がステップS3610に移行する。
ステップS3610では、当該リズム操作演出における有効操作期間内であるか否かを判断する。例えば、ROM511には、前記リズム操作演出の種類ごとに、一又は複数の最適操作タイミングの前後の所定時間を含む期間が前記有効操作期間として予め設定されている。そして、MPU51は、前記リズム操作動画の表示開始時にスタートするタイマ値に基づいて、前記有効操作期間であるか否かを判断する。なお、前記ステップS3609は、操作ボタン22の操作をリズム操作演出における操作として受け付けるか否かを判断することができれば、他の手法であってもよい。ここで、前記操作有効期間内である場合は(S3610:Yes)、処理がステップS3611に移行し、前記操作有効期間内でなければ(S3610:No)、当該リズム操作演出処理は終了する。
ステップS3611では、前記単発操作演出が並行して実行されるか否かを判断する。具体的には、前記単発操作演出の有無を示す単発演出フラグ512gがオンであるか否かを判断する。ここで、前記単発操作演出が実行されると判断されると(S3611:Yes)、処理はステップS3613に移行し、前記単発操作演出が実行されないと判断されると(S3611:No)、処理はステップS3612に移行する。即ち、前記単発操作演出と前記リズム操作演出とが並行して実行されるか否かに応じて、前記リズム操作演出の内容が変更される。
より具体的に、1回の遊技回で前記リズム操作演出及び前記単発操作演出が並行して実行されない場合には、ステップS3612において、操作ボタン22の操作が開始されたか否かを判断する。具体的に、MPU51は、第2パターンフラグ512eがオンであるか否かに応じて操作ボタン22の操作開始の有無を判断する。ここで、操作ボタン22の操作が開始したと判断すると(S3612:Yes)、処理がステップS3614に移行し、操作ボタン22の操作が開始していないと判断すると(S3612:No)、当該リズム操作演出処理を終了させる。なお、MPU51は、前記有効操作期間ごとに操作ボタン22の操作を1回のみ受け付ける。例えば、前記有効操作期間の開始時に開始フラグがオフにリセットされ、操作ボタン22の操作に応じて前記開始フラグがオンにセットされ、前記開始フラグがオンである場合は前記ステップS3610により当該リズム操作演出処理が終了されることが考えられる。
一方、1回の遊技回で前記リズム操作演出及び前記単発操作演出が並行して実行される場合には、ステップS3613において、現時点が前記操作有効期間における前記最適操作タイミングであるか否かを判断する。具体的に、前記最適操作タイミングは、その時点で操作ボタン22が操作された場合に最もリズムカウンタに加算されるポイント値が大きくなるタイミングとして予め定められている。例えば、前記最適操作タイミングは、前記操作有効期間の中間時点である。ここで、現時点が前記最適操作タイミングであると判断すると(S3613:Yes)、処理がステップS3614に移行し、現時点が前記最適操作タイミングでないと判断すると(S3613:No)、当該リズム操作演出処理を終了させる。即ち、MPU51は、相対的に優先度が高い単発操作演出処理には操作ボタン22の操作を反映させ、相対的に優先度が低いリズム操作演出処理には操作ボタン22の操作を伴わない予め設定された疑似リズム操作を反映させる。なお、前記優先度を用いる手法に限らず、前記単発操作演出と前記リズム操作演出との組み合わせについては、前記単発操作演出が前記操作ボタン22の操作が反映される演出として予め設定されていることも他の実施形態として考えられる。
そして、ステップS3614では、現時点と前記最適操作タイミングとの差分に対応するポイント値をリズムカウンタ512Eに加算する。例えば、操作ボタン22の操作タイミングが前記最適操作タイミングに近いほど高い前記ポイント値が加算される。なお、前記現時点及び前記最適操作タイミングは、前記リズム操作動画の表示開始時からの経過時間により判断される。
ステップS3615では、表示制御装置6に表示コマンドを送信し、操作ボタン22の操作に対応するリズム操作演出画像を図柄表示部341に表示させる。例えば、ROM611には、リズムカウンタ512Eの値の増加に伴って内容が変化する複数のリズム操作演出画像が記憶されており、ステップS3615では、リズムカウンタ512Eの値に対応する前記リズム操作演出画像が読み出されて表示される。
次に、ステップS3616では、リズムカウンタ512Eが前記第3規定値以上に達したか否かを判断する。なお、前記第3規定値は、前記ステップS3002又は前記ステップS3206で設定される値である。ここで、リズムカウンタ512Eが前記第3規定値以上である場合は(S3616:Yes)、処理がステップS3617に移行し、リズムカウンタ512Eが前記第3規定値以上でない場合は(S3616:No)、当該リズム操作演出処理は終了する。
そして、ステップS3617では、操作ボタン22のリズム操作の結果として前記リズム操作結果画像を図柄表示部341に表示する。具体的に、ROM611には、前記リズム操作演出の種類ごとに対応する複数のリズム操作結果画像が記憶されている。そして、前記ステップS3617では、前記リズム操作演出に対応する複数のリズム操作結果画像のうち、前記変動パターンコマンドに含まれる大当たり発生の有無の情報に応じて選択されるリズム操作結果画像を表示させるための表示コマンドが表示制御装置6に送信される。
その後、ステップS3618では、リズム操作演出処理で使用されるリズム演出フラグ512C及びリズム受付開始フラグ512n4をオフにし、リズムカウンタ512Eを0にクリアして、当該リズム操作演出処理を終了させる。
なお、前記ステップS3609で前記リズム操作演出の演出時間が経過したと判断された場合(S3609:Yes)、続くステップS3619において、MPU51は、前記リズム操作演出の終了を示す演出終了画像を図柄表示部341に表示させる。なお、前記演出終了画像の表示に代えて前記図柄表示部341の表示明度を低下させることや前記リズム操作演出に関する表示を消去することにより、前記リズム操作演出の終了を遊技者に認識させることも考えられる。また、ステップS3619では、MPU51が、スピーカ26による前記リズム操作演出用の演出音声の再生を停止し、電飾部27による前記リズム操作演出用の点灯態様を終了させる。
続いて、図51を参照しつつ、前記連打操作演出処理(図17参照)の手順の他の例について説明する。具体的に、図51に示す前記連打操作演出処理では、前記操作有効期間内であると判断された場合(S1509:Yes)、処理がステップS3701に移行する。
ステップS3701では、前記単発操作演出が並行して実行されるか否かを判断する。具体的には、前記単発操作演出である単発操作演出の有無を示す単発演出フラグ512gがオンであるか否かを判断する。ここで、前記単発操作演出が実行されると判断されると(S3701:Yes)、処理はステップS1511に移行し、前記単発操作演出が実行されないと判断されると(S3701:No)、処理はステップS1510に移行する。即ち、MPU51は、前記単発操作演出と前記連打操作演出とが並行して実行されるか否かに応じて、前記連打操作演出の内容を変更する。
続いて、図52を参照しつつ、前記長押し操作演出処理(図18参照)の手順の他の例について説明する。具体的に、図52に示す前記長押し操作演出処理では、前記操作有効期間内であると判断された場合(S1611:Yes)、処理がステップS3801に移行する。
ステップS3801では、前記単発操作演出が並行して実行されるか否かを判断する。具体的には、前記単発操作演出の有無を示す単発演出フラグ512gがオンであるか否かを判断する。ここで、前記単発操作演出が実行されると判断されると(S3801:Yes)、処理はステップS1615に移行し、前記単発操作演出が実行されないと判断されると(S3801:No)、処理はステップS1612に移行する。即ち、前記単発操作演出と前記長押し操作演出とが並行して実行されるか否かに応じて、前記長押し操作演出の内容が変更される。
前記第20の実施形態で説明したように、前記単発操作演出と前記特殊操作演出とが並行して実行される場合、前記特殊操作演出については自動的に最適な操作が行われたと仮定して処理が進行することが考えられる。但し、この場合には、前記単発操作演出における操作ボタン22のユーザー操作を受け付ける前に特殊操作演出による演出結果が表示されることがある。そこで、本実施形態では、前記単発操作演出と前記特殊操作演出とが並行して実行される場合に、操作ボタン22のユーザー操作によって演出結果を表示させる構成について説明する。
ここに、図53は、前記リズム操作演出処理(図50参照)の他の例を説明するためのフローチャートである。図53に示すように、前記ステップS3616において、リズムカウンタ512Eが前記第3規定値以上であると判断されると、続くステップS3901では、前記単発操作演出が並行して実行されるか否かを判断する。具体的には、前記単発操作演出の有無を示す単発演出フラグ512gがオンであるか否かを判断する。なお、リズムカウンタ512Eが前記第3規定値以上に達することが、前記リズム操作演出処理における演出結果の表示条件の一例である。
前記第20の実施形態では、前記特殊操作演出及び前記告知操作演出が並行して実行される場合、最初の操作ボタン22の操作に応じて(S3432:Yes)、続くステップS3433において前記告知操作演出における各種の告知表示が実行される場合について説明した。一方、前記特殊操作演出と前記告知操作演出とが並行して実行される場合に、前記特殊操作演出における演出結果画像の表示のタイミング、即ち前記演出結果画像が表示されるまでの間の最後の操作ボタン22の操作時に、前記告知操作演出における各種の告知表示が実行されることが考えられる。
図56に示すように、前記操作有効期間内である場合には(S3431:Yes)、処理がステップS4200に移行する。
ステップS4200では、前記特殊操作演出が実行されるか否かが判断される。具体的には、前記連打操作演出の実行の有無を示す連打演出フラグ512h、前記長押し操作演出の実行の有無を示す長押し演出フラグ512i、前記リズム操作演出の実行の有無を示すリズム演出フラグ512Cのいずれかがオンであるか否かを判断する。
一方、図57に示すように、リズム操作演出処理では、前記リズムカウンタ512Eが前記第3規定値以上に達した場合であって(S3616:Yes)、前記単発操作演出が実行されない場合(S36901:No)、処理はステップS4201に移行する。
ステップS4201では、前記告知操作演出が実行されるか否かが判断される。具体的には、前記告知操作演出の有無を示す告知演出フラグ512Dがオンであるか否かを判断する。ここで、前記告知操作演出が実行されると判断されると(S4201:Yes)、処理はステップS4202に移行し、前記告知操作演出が実行されないと判断されると(S4201:No)、処理はステップS3617に移行する。
ステップS4202では、前記告知演出制御処理(図49参照)が実行される。即ち、前記リズム操作演出と前記告知操作演出とが並行して実行される場合には、前記リズム操作演出における演出結果が表示される前の最後の操作ボタン22の操作時、即ちリズムカウンタ512Eが前記第3規定値に達したときに、前記告知操作演出における告知表示が実行されることになる。なお、前記告知演出制御処理の終了後は、ステップS4203において、前記ステップS3434と同様に、前記告知操作演出処理で使用される各種のフラグがオフに設定される。
また、前記リズム操作演出処理に限らず、前記連打操作演出処理についても同様である。具体的に、図58は、前記連打操作演出処理の他の例を示すフローチャートである。図58に示すように、前記連打カウンタ512kが前記第1規定値以上に達した場合であって(1513:Yes)、前記単発操作演出が実行されない場合(S4101:No)、処理はステップS4301に移行する。
そして、ステップS4301では、前記告知操作演出が実行されるか否かが判断される。具体的には、前記告知操作演出の有無を示す告知演出フラグ512Dがオンであるか否かを判断する。ここで、前記告知操作演出が実行されると判断されると(S4301:Yes)、処理はステップS4302に移行し、前記告知操作演出が実行されないと判断されると(S4302:No)、処理はステップS1514に移行する。
ステップS4302では、前記告知演出制御処理(図49参照)が実行される。即ち、前記連打操作演出と前記告知操作演出とが並行して実行される場合には、前記連打操作演出における演出結果が表示される前の最後の操作ボタン22の操作時に、前記告知操作演出における告知表示が実行されることになる。なお、前記告知演出制御処理の終了後は、ステップS4303において、前記ステップS3434と同様に、前記告知操作演出処理で使用される各種のフラグがオフに設定される。
さらに、前記リズム操作演出処理に限らず、前記長押し操作演出処理についても同様である。具体的に、図59は、前記長押し操作演出処理の他の例を示すフローチャートである。図59に示すように、前記長押しカウンタ512mが前記第2規定値以上に達した場合であって(1617:Yes)、前記単発操作演出が実行されない場合(S4101:No)、処理はステップS4401に移行する。
そして、ステップS4401では、前記告知操作演出が実行されるか否かが判断される。具体的には、前記告知操作演出の有無を示す告知演出フラグ512Dがオンであるか否かを判断する。ここで、前記告知操作演出が実行されると判断されると(S4401:Yes)、処理はステップS4402に移行し、前記告知操作演出が実行されないと判断されると(S4402:No)、処理はステップS1618に移行する。
ステップS4402では、前記告知演出制御処理(図49参照)が実行される。即ち、前記長押し操作演出と前記告知操作演出とが並行して実行される場合には、前記長押し操作演出における演出結果が表示される直前に、前記告知操作演出における告知表示が実行されることになる。なお、前記告知演出制御処理の終了後は、ステップS4403において、前記ステップS3434と同様に、前記告知操作演出処理で使用される各種のフラグがオフに設定される。
前記第20の実施形態〜前記第22の実施形態では、前記単発操作演出、前記特殊操作演出、及び前記告知操作演出のいずれかが並行して実行される場合について説明した。一方、遊技機10において、前記単発操作演出、前記特殊操作演出、及び前記告知操作演出が並行して実行されないように制御されることも考えられる。但し、この場合でも、遊技機10では、遊技への注目度や遊技の興趣を高めて遊技者の遊技意欲を向上させることが重要である。そこで、本実施形態では、前記単発操作演出、前記特殊操作演出、及び前記告知操作演出が並行して実行されない構成を極力簡単な処理で実現しつつ、遊技への注目度や遊技の興趣を高めて遊技者の遊技意欲を向上させることが可能な構成について説明する。
まず、図60を参照しつつ、前記単発操作演出抽選処理の他の例について説明する。
ステップS4501では、既に前記単発操作演出が有りに設定されているか否かが判断される。具体的に、本実施形態では、前記単発操作演出の実行の有無(オン:有り、オフ:無し)を示す単発演出フラグ512g又は例外単発演出フラグ512Fのいずれかがオンであるか否かが判断される。なお、例外単発演出フラグ512Fは、後述のステップS4506でオンに設定され、前記ステップS1417でオフに設定される。ここで、前記単発操作演出が有りに設定されていると判断されると(S4501:Yes)、当該単発操作演出抽選処理は終了し、前記単発操作演出が無しに設定されていると判断されると(S4501:No)、処理はステップS4502に移行する。
ステップS4502では、前記単発操作演出の実行の有無が判定される。具体的に、MPU51は、前記単発操作演出テーブル511C(図47(A)参照)と追加演出カウンタ512Bとに基づいて前記単発操作演出の実行の有無を判定する。これにより、前記単発操作演出の実行の有無が予め定められた確率で選択される抽選処理が実現される。
ステップS4503では、前記ステップS4502において前記単発操作演出が有りと判定されたか否かが判断される。そして、前記単発操作演出が有りと判定されている場合(S4503:Yes)、処理はステップS4504に移行し、前記単発操作演出が無しに設定されていると判断されると(S4503:No)、当該単発操作演出抽選処理は終了する。
ステップS4504では、前記特殊操作演出又は前記告知操作演出が有りに設定されているか否かが判断される。具体的に、本実施形態では、前記特殊操作演出として、前記連打操作演出、前記長押し操作演出、及び前記リズム操作演出が含まれる。そのため、前記ステップS4504では、前記連打操作演出、前記長押し操作演出、前記リズム操作演出、前記告知操作演出のそれぞれの実行の有無(オン:有り、オフ:無し)を示す連打演出フラグ512h、長押し演出フラグ512i、リズム演出フラグ512C、告知演出フラグ512D、例外連打演出フラグ512G、例外長押し演出フラグ512H、特殊リズム演出フラグ512Jのいずれかがオンであるか否かが判断される。
ステップS4505では、前記単発操作演出を実行するための単発操作設定処理を実行する。具体的に、前記単発操作設定処理では、前記ステップS1305と同様に、単発演出フラグ512gをオンに設定し、今回の単発操作演出に対応する単発操作結果を決定する。
ステップS4506では、前記単発操作演出を実行するための例外単発操作設定処理を実行する。具体的に、前記例外単発操作設定処理では、単発演出フラグ512gに代えて例外単発演出フラグ512Fをオンに設定し、前記ステップS1305と同様に、今回の単発操作演出に対応する単発操作結果を決定する。
次に、図61を参照しつつ、前記特殊操作演出抽選処理について説明する。
ステップS4601では、既に前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が有りに設定されているか否かが判断される。具体的に、本実施形態では、前記単発操作演出、前記連打操作演出、前記長押し操作演出、前記リズム操作演出のそれぞれの実行の有無(オン:有り、オフ:無し)を示す単発演出フラグ512g、連打演出フラグ512h、長押し演出フラグ512i、リズム演出フラグ512C、例外単発演出フラグ512F、例外連打演出フラグ512G、例外長押し演出フラグ512H、特殊リズム演出フラグ512Jのいずれかがオンであるか否かが判断される。ここで、前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が有りに設定されていると判断されると(S4601:Yes)、当該特殊操作演出抽選処理は終了し、前記単発操作演出及び前記特殊操作演出が無しに設定されていると判断されると(S4601:No)、処理はステップS4602に移行する。即ち、1回の遊技回において前記単発操作演出が先に選択されている場合、その遊技回において前記特殊操作演出が選択されることはない。
ステップS4602では、前記特殊操作演出の実行の有無が判定される。具体的に、MPU51は、変動パターンコマンドと、前記特殊操作演出テーブル511D(図47(B)参照)と、追加演出カウンタ512Bとに基づいて前記特殊操作演出の実行の有無を判定する。これにより、前記特殊操作演出の実行の有無が予め定められた確率で選択される抽選処理が実現される。
ステップS4603では、前記ステップS4602において前記特殊操作演出が有りと判定されたか否かが判断される。そして、前記特殊操作演出が有りと判定されている場合(S4603:Yes)、処理はステップS4604に移行し、前記特殊操作演出が無しに設定されていると判断されると(S4603:No)、当該特殊操作演出抽選処理は終了する。
ステップS4604では、前記告知操作演出が有りに設定されているか否かが判断される。具体的に、本実施形態では、前記告知操作演出に分類されている前記告知操作演出の実行の有無(オン:有り、オフ:無し)を示す告知演出フラグ512Dがオンであるか否かが判断される。ここで、前記告知操作演出が有りに設定されていると判断されると(S4604:Yes)、処理はステップS4606に移行し、前記告知操作演出が無しに設定されていると判断されると(S4604:No)、処理はステップS4605に移行する。
ステップS4605では、前記ステップS4602で選択された前記特殊操作演出を実行するための特殊操作演出設定処理を実行する。
ステップS4606では、前記ステップS4602で選択された特殊操作演出を実行するための特殊第2操作設定処理を実行する。具体的に、前記特殊操作演出が連打操作演出である場合は、前記特殊第2操作設定処理において、連打演出フラグ512hに代えて例外連打演出フラグ512Gがオンに設定され、前記ステップS1307と同様に今回の連打操作演出に対応する前記第1規定値が決定される。前記特殊操作演出が長押し操作演出である場合は、前記特殊第2操作設定処理において、長押し演出フラグ512iに代えて例外長押し演出フラグ512Hがオンに設定され、前記ステップS1309と同様に今回の長押し操作演出に対応する前記第2規定値が決定される。前記特殊操作演出がリズム操作演出である場合は、前記特殊第2操作設定処理において、リズム演出フラグ512Cに代えて例外長押し演出フラグ512Jがオンに設定され、前記ステップS3002と同様に今回のリズム操作演出に対応する前記第3規定値が決定される。
次に、図62を参照しつつ、前記告知操作演出抽選処理について説明する。
ステップS4701では、既に前記単発操作演出、前記特殊操作演出、又は前記告知操作演出などの操作演出が有りに設定されているか否かが判断される。具体的に、本実施形態では、具体的に、本実施形態では、前記単発操作演出、前記連打操作演出、前記長押し操作演出、前記リズム操作演出、前記告知操作演出のそれぞれの実行の有無(オン:有り、オフ:無し)を示す単発演出フラグ512g、連打演出フラグ512h、長押し演出フラグ512i、リズム演出フラグ512C、告知演出フラグ512D、例外単発演出フラグ512F、例外連打演出フラグ512G、例外長押し演出フラグ512H、特殊リズム演出フラグ512Jのいずれかがオンであるか否かが判断される。ここで、前記単発操作演出、前記特殊操作演出、又は前記告知操作演出のいずれかがが有りに設定されていると判断されると(S4701:Yes)、当該告知操作演出抽選処理は終了し、前記単発操作演出、前記特殊操作演出、及び前記告知操作演出が無しに設定されていると判断されると(S4701:No)、処理はステップS4702に移行する。即ち、1回の遊技回において前記単発操作演出又は前記特殊操作演出が先に選択されている場合、その遊技回において前記告知操作演出が選択されることはない。
ステップS4702では、前記告知操作演出の実行の有無が判定される。具体的に、MPU51は、前記変動パターンコマンドと、告知操作演出テーブル511E(図47(C)参照)と、追加演出カウンタ512Bとに基づいて前記告知操作演出の実行の有無を判定する。これにより、前記告知操作演出の実行の有無が予め定められた確率で選択される抽選処理が実現される。即ち、遊技機10では、前記単発操作演出、前記特殊操作演出、及び前記告知操作演出の実行の有無を決定する抽選処理が個別に実行される。
ステップS4703では、前記ステップS4702において前記告知操作演出が有りと判定されたか否かが判断される。そして、前記告知操作演出が有りと判定された場合は(S4703:Yes)、処理がステップS4704に移行し、前記告知操作演出が無しと判定された場合は(S4703:No)、当該告知操作演出抽選処理が終了する。
その後、ステップS4704では、前記ステップS3004と同様に、前記告知操作演出を実行するための告知操作演出設定処理を実行する。
次に、図63を参照しつつ、前記単発操作演出処理(図16参照)の他の例について説明する。
図63に示すように、前記単発操作演出処理では、まずステップS4801において、前記例外単発操作演出を実行するか否かを判断する。前述したように、MPU51は、前記特殊操作演出処理又は前記告知操作演出処理の実行が先に決定した後に、前記単発操作演出処理が実行されることが決定した場合に前記ステップS4506で例外単発演出フラグ512Fをオンに設定する(S4506)。そのため、前記ステップS4801では、例外単発演出フラグ512Fがオンであるか否かに応じて前記例外単発操作演出の実行の有無を判断する。ここで、前記例外単発操作演出が有りに設定されていると判断されると(S4801:Yes)、処理はステップS4802に移行し、前記例外単発操作演出が無しに設定されていると判断されると(S4801:No)、処理はステップS1401に移行する。
ステップS4802では、前記単発操作演出が実行されることをユーザーに示唆するための処理が実行された後、処理がステップS1415に移行する。例えば、MPU51は、スピーカ26から予め定められた音声を再生すること、及び電飾部27を用いて予め定められた点滅などの点灯状態を実現すること等によって前記単発操作演出の実行を示唆することが考えられる。即ち、MPU51は、前記ステップS1407における単発操作開始画像の表示とは異なる方法により、前記単発操作演出が実行されることをユーザーに示唆する。
次に、図64を参照しつつ、前記リズム操作演出処理(図50参照)の他の例について説明する。なお、図64に示す前記リズム操作演出処理では、前記ステップS3611が実行されない。
図64に示すように、前記リズム操作演出処理では、まずステップS4901において、前記特殊リズム操作演出を実行するか否かを判断する。前述したように、MPU51は、前記告知操作演出の実行が先に決定した後に、前記リズム操作演出の実行が決定した場合、前記ステップS4606で特殊リズム演出フラグ512Jをオンに設定する。そのため、前記ステップS4901では、特殊リズム演出フラグ512Jがオンであるか否かに応じて前記特殊リズム操作演出の実行の有無を判断することが可能である。ここで、前記特殊リズム操作演出が有りに設定されていると判断されると(S4901:Yes)、処理はステップS4902に移行し、前記特殊リズム操作演出が無しに設定されていると判断されると(S4901:No)、処理はステップS3601に移行する。
ステップS4902では、前記ステップS1415と同様に、操作ボタン22が操作されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22が操作されたと判断すると(S4902:Yes)、処理がステップS4903に移行し、操作ボタン22が操作されなければ(S4902:No)、処理がステップS3601に移行する。
ステップS4903では、特殊リズム演出フラグ512Jがオフに設定され、リズム演出フラグ512Cがオンに設定される。これにより、次に当該リズム操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS4901では、前記特殊リズム演出が実行されないと判断され(S4901:No)、前記ステップS3601では、前記リズム操作演出が実行されると判断される(S3601:Yes)。そして、前記リズム操作演出の演出開始タイミングが経過し(S3602:Yes)、前記リズム操作演出における操作ボタン22の操作の受付が開始されると(S3603:Yes)、処理は前記ステップS3609に移行することになる。
次に、図65を参照しつつ、前記連打操作演出処理(図17参照)の他の例について説明する。
図65に示すように、前記連打操作演出処理では、まずステップS5001において、前記例外連打操作演出を実行するか否かを判断する。前述したように、MPU51は、前記告知操作演出の実行が先に決定した後に、前記連打操作演出が実行されることが決定した場合に前記ステップS4606で例外連打演出フラグ512Gをオンに設定する。そのため、前記ステップS5001では、例外連打演出フラグ512Gがオンであるか否かに応じて前記例外連打操作演出の実行の有無を判断することが可能である。ここで、前記例外連打操作演出が有りに設定されていると判断されると(S5001:Yes)、処理はステップS5002に移行し、前記例外連打操作演出が無しに設定されていると判断されると(S5001:No)、処理はステップS1501に移行する。
ステップS5002では、前記ステップS1415と同様に、操作ボタン22が操作されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22が操作されたと判断すると(S5002:Yes)、処理がステップS5003に移行し、操作ボタン22が操作されなければ(S5002:No)、処理がステップS1501に移行する。
ステップS5003では、例外連打演出フラグ512Gがオフに設定され、連打演出フラグ512hがオンに設定される。これにより、次に当該連打操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS5001では、前記例外連打演出が実行されないと判断され(S5001:No)、前記ステップS1501では、前記連打操作演出が実行されると判断される(S1501:Yes)。そして、前記連打操作演出の演出開始タイミングが経過し(S1502:Yes)、前記連打操作演出における操作ボタン22の操作の受付が開始されると(S1503:Yes)、処理がステップS1509に移行することになる。
次に、図66を参照しつつ、前記長押し操作演出処理(図18参照)の他の例について説明する。
図66に示すように、前記長押し操作演出処理では、まずステップS5101において、前記例外長押し操作演出を実行するか否かを判断する。前述したように、MPU51は、前記告知操作演出の実行が先に決定した後に、前記長押し操作演出が実行されることが決定した場合に前記ステップS4606で例外長押し演出フラグ512Hをオンに設定する。そのため、前記ステップS5101では、例外長押し演出フラグ512Hがオンであるか否かに応じて前記例外長押し操作演出の実行の有無を判断することが可能である。ここで、前記例外長押し操作演出が有りに設定されていると判断されると(S5101:Yes)、処理はステップS5102に移行し、前記例外長押し操作演出が無しに設定されていると判断されると(S5101:No)、処理はステップS1601に移行する。
ステップS5102では、前記ステップS1415と同様に、操作ボタン22が操作されたか否かを判断する。ここで、操作ボタン22が操作されたと判断すると(S5102:Yes)、処理がステップS5103に移行し、操作ボタン22が操作されなければ(S5102:No)、処理がステップS1601に移行する。
ステップS5103では、例外長押し演出フラグ512Hがオフに設定され、長押し演出フラグ512iがオンに設定される。これにより、次に当該長押し操作演出処理が実行される場合には、前記ステップS5101では、前記例外長押し演出が実行されないと判断され(S5101:No)、前記ステップS1601では、前記長押し操作演出が実行されると判断される(S1601:Yes)。そして、前記長押し操作演出の演出開始タイミングが経過し(S1602:Yes)、前記長押し操作演出における操作ボタン22の操作の受付が開始すれば(S1603:Yes)、処理がステップS1611に移行することになる。
ところで、遊技機10は、前記第20の実施形態〜前記第22の実施形態のように前記単発操作演出、前記特殊操作演出、前記告知操作演出が並行して実行される第1演出モードと、前記第23の実施形態のように前記単発操作演出、前記特殊操作演出、前記告知操作演出が並行して実行されない第2演出モードとのいずれか一方のみを実行可能な構成であってもよい。一方、遊技機10が前記第1演出モードと前記第2演出モードとを切り換えて実行することが可能な構成も考えられる。
以下、上述の各実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、各付記と各実施形態との対応関係の理解に供するために便宜上符号を付して説明することがあるが、当該付記に係る発明はその符号を付した具体的構成に限定されるものではない。また、以下で説明する各構成及び各処理機能を取捨選択して任意に組み合わせることも可能である。
遊技者により操作可能な操作手段(22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(41)と、
前記操作手段(22)の連打操作を前記主制御手段(41)による判定結果に基づく演出表示に反映させる連打操作演出処理を実行するか否かを判定する処理を前記各遊技回について実行する演出判定手段(51)と、
前記演出判定手段(51)によって前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合に前記主制御手段(41)による判定結果に基づいて前記連打操作演出処理を実行可能な演出実行手段(51)と、
を備え、
前記演出実行手段(51)は、前記連打操作演出処理において、予め設定された操作有効期間における前記操作手段(22)の操作タイミングに応じて、演出結果を表示させるために必要な前記操作手段(22)の操作回数を変更することを特徴とする遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(41)と、
前記操作手段(22)の連打操作を前記主制御手段(41)による判定結果に基づく演出表示に反映させる連打操作演出処理を実行するか否かを判定する処理を前記各遊技回について実行する演出判定手段(51)と、
前記演出判定手段(51)によって前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合に前記主制御手段(41)による判定結果に基づいて前記連打操作演出処理を実行可能な演出実行手段(51)と、
を備え、
前記演出実行手段(51)は、前記連打操作演出処理において、予め設定された操作有効期間内における最初の前記操作手段(22)の操作が、予め設定された特定期間に行われた場合はその操作時に前記連打操作演出処理の演出結果を表示させ、前記特定期間外に行われた場合は前記操作手段(22)の操作に応じて加算される操作値が予め設定された規定値以上に達した場合に前記演出結果を表示させることを特徴とする遊技機。
前記特定期間は、前記操作有効期間内における最後の予め設定された期間である付記B1に記載の遊技機。
前記特定期間は、前記操作有効期間内における最初の予め設定された期間である付記B1に記載の遊技機。
前記演出実行手段(51)は、前記操作有効期間における最初の前記操作手段(22)の操作が前記特定期間に行われた場合、前記操作値が前記規定値以上に達する加算値を前記操作値に加算することにより、前記連打操作演出処理の演出結果を表示させる付記B1〜付記B3のいずれかに記載の遊技機。
前記演出実行手段(51)は、前記特定期間の開始又は終了を報知する付記B1〜付記B4のいずれかに記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(41)と、
前記操作手段(22)の連打操作を前記主制御手段(41)による判定結果に基づく演出表示に反映させる連打操作演出処理を実行するか否かを判定する処理を前記各遊技回について実行する演出判定手段(51)と、
前記演出判定手段(51)によって前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合に前記主制御手段(41)による判定結果に基づいて前記連打操作演出処理を実行可能な演出実行手段(51)と、
を備え、
前記演出実行手段(51)は、前記連打操作演出処理において、予め設定された操作有効期間内における前記操作手段(22)の操作に応じた加算値を操作値として加算し、前記操作値が予め設定された規定値以上に達した場合に前記連打操作演出処理の演出結果を表示させるものであって、前記操作有効期間における前記操作手段(22)の操作タイミングに応じて前記加算値を変更することを特徴とする遊技機。
前記演出実行手段(51)は、前記操作有効期間の残り時間が少なくなるに従って前記加算値を増加させる付記C1に記載の遊技機。
前記演出実行手段(51)は、前記操作有効期間の終了直前の予め設定された特定期間において、前記操作有効期間の残り時間が少なくなるに従って前記加算値を増加させる付記C2に記載の遊技機。
前記演出実行手段(51)は、前記操作有効期間の残り時間と前記加算値との対応関係が予め設定されたテーブル情報に基づいて前記加算値を段階的に変更する付記C1〜付記C3のいずれかに記載の遊技機。
前記演出実行手段(51)は、前記操作有効期間の残り時間と予め設定された演算式とに基づいて前記加算値を算出する付記C1〜付記C3のいずれかに記載の遊技機。
前記演出実行手段(51)は、前記主制御手段(41)による判定結果の種別ごとに対応して予め設定された前記操作有効期間の残り時間と前記加算値との対応関係に従って、当該遊技回における前記加算値を変更する付記C1〜付記C5のいずれかに記載の遊技機。
前記演出実行手段は、前記操作有効期間における予め設定された特定期間内に前記操作手段(22)が操作されていた場合は、前記操作有効期間の残り時間が予め設定された下限時間以下に達した後、前記操作有効期間が終了するまでの間に、前記操作値を前記規定値以上まで自動的に加算する付記C1〜付記C6のいずれかに記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(41)と、
前記操作手段(22)の連打操作を前記主制御手段(41)による判定結果に基づく演出表示に反映させる連打操作演出処理を実行するか否かを判定する処理を前記各遊技回について実行する演出判定手段(51)と、
前記演出判定手段(51)によって前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合に前記主制御手段(41)による判定結果に基づいて前記連打操作演出処理を実行可能な演出実行手段(51)と、
を備え、
前記演出実行手段(51)は、前記連打操作演出処理において、予め設定された操作有効期間内における前記操作手段(22)の操作に応じた加算値を操作値として加算し、前記操作値が予め設定された規定値以上に達した場合に前記連打操作演出処理の演出結果を表示させるものであって、前記操作有効期間における予め設定された特定期間内に前記操作手段(22)が操作されていた場合は、前記操作有効期間の残り時間が予め設定された下限時間以下に達した後、前記操作有効期間が終了するまでの間に、前記操作値を前記規定値以上まで自動的に加算することを特徴とする遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(41)と、
前記操作手段(22)の連打操作を前記主制御手段(41)による判定結果に基づく演出表示に反映させる連打操作演出処理を実行するか否かを判定する処理を前記各遊技回について実行する演出判定手段(51)と、
前記演出判定手段(51)によって前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合に前記主制御手段(41)による判定結果に基づいて前記連打操作演出処理を実行可能な演出実行手段(51)と、
を備え、
前記演出実行手段(51)は、前記連打操作演出処理において、予め設定された操作有効期間内における前記操作手段(22)の操作に応じた加算値を操作値として加算し、前記操作値が予め設定された規定値以上に達した場合に前記連打操作演出処理の演出結果を表示させるものであって、前記操作有効期間における予め設定された特定期間に前記操作手段(22)の操作が行われた場合に、前記操作値の自動加算を開始することを特徴とする遊技機。
前記特定期間は、前記操作有効期間の終了直前の予め設定された期間である付記E1に記載の遊技機。
前記特定期間は、前記操作有効期間の開始直後の予め設定された期間である付記E1に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(41)と、
前記操作手段(22)の連打操作を前記主制御手段(41)による判定結果に基づく演出表示に反映させる連打操作演出処理を実行するか否かを判定する処理を前記各遊技回について実行する演出判定手段(51)と、
前記演出判定手段(51)によって前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合に前記主制御手段(41)による判定結果に基づいて前記連打操作演出処理を実行可能な演出実行手段(51)と、
を備え、
前記演出実行手段(51)は、前記連打操作演出処理において、予め設定された操作有効期間内における前記操作手段(22)の操作に応じた加算値を操作値として加算して前記操作値に対応する画像を順次表示させ、前記操作値が予め設定された規定値以上に達した場合に前記連打操作演出処理の演出結果を表示させるものであって、前記画像のうち予め設定された特定の画像が予め設定された継続時間以上連続して表示されている場合に、前記操作値の自動加算を開始することを特徴とする遊技機。
前記演出実行手段(51)は、前記連打操作演出処理において、予め設定された操作有効期間内における前記操作手段(22)の操作に応じた加算値を操作値として加算し、前記操作値が予め設定された規定値以上に達した場合に前記連打操作演出処理の演出結果を表示させるものであって、前記操作有効期間における予め設定された特定期間に前記操作手段(22)の操作が行われた場合に、前記操作値の自動加算を開始する付記F1に記載の遊技機。
前記特定期間は、前記操作有効期間の終了直前の予め設定された期間である付記F2に記載の遊技機。
前記特定期間は、前記操作有効期間の開始直後の予め設定された期間である付記F2に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU51)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU51)と、
を備え、
前記演出実行手段が、
前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知後に前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したことを条件に前記操作手段の操作を受け付ける第1操作受付手段(MPU51)と、
前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知前後に亘って前記操作手段の操作状態が継続している場合に、前記操作方法に対応して予め定められた条件に従って前記操作手段の操作を受付可能な第2操作受付手段(MPU51)と、
を含むことを特徴とする遊技機。
前記第1操作受付手段が、前記操作検出手段による複数回の検出結果において、少なくとも1回の非操作状態の後に少なくとも2回の操作状態が続いたことを条件に、前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したと判断するものである付記1に記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合は、前記操作手段が操作状態から非操作状態に変化したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記AA1又はAA2に記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合は、前記操作手段の操作状態が所定時間継続したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記AA1〜AA3のいずれかに記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の長押し操作である場合は、前記操作開始指示の通知前後に亘って前記操作手段の操作状態が継続していると判断したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記AA1〜AA4のいずれかに記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作手段が操作状態から非操作状態に変化したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記AA1〜AA5のいずれかに記載の遊技機。
前記第2操作受付手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知前後に亘る前記操作手段の操作状態を無視する付記AA1〜AA5のいずれかに記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU51)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU51)と、
を備え、
前記演出実行手段が、前記操作通知手段による前記操作方法の通知以後の前記操作手段の操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作を前記演出に反映させる操作反映手段とを含むことを特徴とする遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合は、前記操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた時点で前記操作を前記演出に反映させるものである付記AB1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作開始指示の通知前に前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作回数を記憶し、前記操作開始指示の通知後に前記操作回数を前記演出に反映させるものである付記AB1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作開始指示の通知前に前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作回数を記憶し、前記操作開始指示の通知後に前記操作回数を前記演出に反映させ、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作に応じた前記操作回数の加算頻度を低下させるものである付記AB3に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作回数が前記操作開始指示の通知前における前記操作手段の操作回数に達するまでの間だけ、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作に応じた前記操作回数の加算頻度を低下させるものである付記AB4に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の断続操作である場合は、前記操作開始指示の通知前に前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作回数を記憶し、前記操作開始指示の通知後に前記操作回数を所定時間経過ごとに前記演出に反映させるものである付記AB3〜AB5のいずれかに記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の長押し操作である場合は、前記操作受付手段により受け付けられる前記操作手段の操作時間を記憶し、前記操作開始指示の通知後に前記操作時間を前記演出に反映させるものである付記AB1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の長押し操作である場合は、前記操作受付手段により受け付けられる前記操作手段の操作時間を記憶し、前記操作開始指示の通知後に前記操作時間を前記演出に反映させ、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作に応じた前記操作時間の加算頻度を低下させるものである付記AB7に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作時間が前記操作開始指示の通知前における前記操作手段の操作時間に達するまでの間だけ、前記操作開始指示の通知後における前記操作手段の操作に応じた前記操作時間の加算頻度を低下させるものである付記AB8に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU51)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU51)と、
前記操作通知手段により前記操作開始指示が通知される際に前記操作検出手段による検出結果を前記操作手段の非操作状態に変更する状態変更手段(MPU51)と、
を備えることを特徴とする遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知後に前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したことを条件に前記操作手段の操作を受け付けるものである付記AC1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作検出手段による複数回の検出結果において、少なくとも1回の非操作状態の後に少なくとも2回の操作状態が続いたことを条件に、前記操作手段が非操作状態から操作状態に変化したと判断するものである付記AC2に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段を振動させる振動手段と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU51)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU51)と、
前記操作方法の通知から前記操作開始指示の通知までの間における前記操作手段の操作を受け付ける第1操作受付手段(MPU51)と、
前記操作開始指示の通知以後の前記操作手段の操作を受け付ける第2操作受付手段(MPU51)と、
を備え、
前記演出実行手段が、前記第1操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に前記振動手段を駆動して前記操作手段を振動させる振動制御手段(MPU51)と、前記第2操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作を前記演出に反映させる操作反映手段(MPU51)と、を含む遊技機。
前記振動制御手段が、前記第1操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合における前記操作手段の振動の有無を前記主制御装置から出力される前記制御信号に基づいて切り換え可能である付記AD1に記載の遊技機。
前記振動制御手段が、前記主制御装置から出力される前記制御信号に大当たり発生の情報が含まれる場合に前記操作手段を振動させるものである付記AD2に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記第1操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に、前記振動手段を駆動して前記操作手段を振動させ、前記操作手段を操作するべき操作開始タイミングに達していない旨を報知するものである付記AD1に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段を振動させる振動手段と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU51)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU51)と、
前記操作方法の通知から前記操作開始指示の通知までの間における前記操作手段の操作を受け付ける第1操作受付手段(MPU51)と、
前記操作開始指示の通知以後の前記操作手段の操作を受け付ける第2操作受付手段(MPU51)と、
を備え、
前記演出実行手段が、前記第1操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に前記操作手段を操作するべき操作開始タイミングに達していない旨を報知する操作反映手段(MPU51)と、前記第2操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作を前記演出に反映させる操作反映手段(MPU51)と、を含む遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
前記操作手段の操作の有無を所定間隔で検出する操作検出手段(MPU51)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(主制御装置4)と、
予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を受け付けた場合に前記操作手段の操作を演出に反映させる操作演出を前記主制御手段から出力される制御信号に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
前記操作方法を通知した後に時間差を設けて操作開始指示を通知する操作通知手段(MPU51)と、
を備え、
前記演出実行手段が、前記操作通知手段による前記操作方法の通知以後の前記操作手段の操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段により受け付けられた前記操作手段の操作を前記演出に反映させる操作反映手段とを含み、
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合であって前記操作通知手段により前記操作方法が通知されてから前記操作開始指示が通知されるまでの間に前記操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知以後に前記操作を前記演出に反映させることが可能であることを特徴とする遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合であって前記操作通知手段により前記操作方法が通知されてから前記操作開始指示が通知されるまでの間に前記操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知直後に前記操作を前記演出に反映させるものである付記AF1に記載の遊技機。
前記操作反映手段が、前記操作方法が操作有効期間内における前記操作手段の1回の操作である場合であって前記操作通知手段により前記操作方法が通知されてから前記操作開始指示が通知されるまでの間に前記操作受付手段により前記操作手段の操作が受け付けられた場合に、前記操作通知手段による前記操作開始指示の通知から予め定められた待機時間が経過した時点で前記操作を前記演出に反映させるものである付記AF1に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(MPU41)と、
前記操作手段の操作を前記主制御手段による判定結果に基づく演出表示に反映させる複数の操作演出処理を実行するか否かを前記操作演出処理ごとに判定する処理を、前記各遊技回について実行する演出判定手段(MPU51)と、
前記演出判定手段によって実行すると判定された一又は複数の前記操作演出処理を前記主制御手段による判定結果に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
を備え、
前記演出実行手段は、1回の前記遊技回について前記演出判定手段によって複数の前記操作演出処理を実行すると判定された場合に、前記操作演出処理の組み合わせに応じて、前記遊技回で実行される前記操作演出処理の内容を変更することが可能であることを特徴とする遊技機。
前記演出実行手段は、1回の前記遊技回について前記演出判定手段によって複数の前記操作演出処理を実行すると判定された場合に、複数の前記操作演出処理のうち予め設定された前記操作演出処理に前記操作手段の操作を反映させ、他の前記操作演出処理には前記操作手段の操作を伴わない予め設定された疑似操作を反映させるものである付記AG1に記載の遊技機。
前記演出実行手段は、1回の前記遊技回について前記演出判定手段によって複数の前記操作演出処理を実行すると判定された場合に、複数の前記操作演出処理のうち予め設定された優先度が高い前記操作演出処理に前記操作手段の操作を反映させ、前記優先度が低い前記操作演出処理には前記操作手段の操作を伴わない予め設定された疑似操作を反映させるものである付記AG2に記載の遊技機。
前記操作演出処理に対応する前記優先度は、前記主制御手段により前記特定遊技状態に移行すると判定された場合に前記操作演出処理が実行される確率が高い方が高くなるように設定されている付記AG3に記載の遊技機。
複数の前記操作演出処理は、前記操作手段の1回の操作に応じて演出結果を表示させる第1操作演出処理と、前記操作手段の複数回の操作又は前記操作手段の長押し操作に応じて演出結果を表示させる第2操作演出処理とを含み、
前記第1操作演出処理の前記優先度が前記第2操作演出処理の前記優先度よりも高く設定されている付記AG3又はAG4に記載の遊技機。
前記第2操作演出処理は、前記操作手段の連打操作に応じて演出結果を表示させる連打操作演出処理を含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合、前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理に反映させ、前記操作手段の操作を伴わない予め設定された疑似連打操作を前記連打操作演出処理に反映する付記AG5に記載の遊技機。
前記演出実行手段は、前記連打操作演出処理において前記操作手段の操作回数をカウントするものであって、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合、前記操作回数を予め設定された間隔で自動的にカウントする付記AG6に記載の遊技機。
前記第2操作演出処理は、前記操作手段の長押し操作に応じて演出結果を表示させる長押し操作演出処理を含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記長押し操作演出処理を実行すると判定された場合、前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理に反映させ、前記操作手段の操作を伴わない予め設定された疑似長押し操作を前記長押し操作演出処理に反映する付記AG5〜AG7のいずれかに記載の遊技機。
前記演出実行手段は、前記長押し操作演出処理において前記操作手段の操作時間をカウントするものであって、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記長押し操作演出処理を実行すると判定された場合、前記操作時間を予め設定された間隔で自動的にカウントする付記AG8に記載の遊技機。
前記第2操作演出処理は、前記操作手段の予め定められた一又は複数のタイミングに合わせた操作に応じて演出結果を表示させるリズム操作演出処理を含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記リズム操作演出処理を実行すると判定された場合、前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理に反映させ、前記操作手段の操作を伴わない予め設定された疑似リズム操作を前記リズム操作演出処理に反映する付記AG5〜AG9のいずれかに記載の遊技機。
前記演出実行手段は、前記リズム操作演出処理において前記操作手段の操作タイミングと前記タイミングとの差に応じたポイント値をカウントするものであって、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記リズム操作演出処理を実行すると判定された場合、一又は複数の前記タイミングで前記操作手段の操作が行われた場合に応じた前記ポイント値を自動的にカウントする付記AG10に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(MPU41)と、
前記操作手段の操作を前記主制御手段による判定結果に基づく演出表示に反映させる複数の操作演出処理を実行するか否かを前記操作演出処理ごとに判定する処理を、前記各遊技回について実行する演出判定手段(MPU51)と、
前記演出判定手段によって実行すると判定された一又は複数の前記操作演出処理を前記主制御手段による判定結果に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
を備え、
複数の前記操作演出処理は、前記操作手段の1回の操作に応じて演出結果を表示させる第1操作演出処理と、前記操作手段の1回の操作に応じて予め設定されたメッセージを表示させる第2操作演出処理とを含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理を実行すると判定された場合、1回の前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理に反映することが可能であることを特徴とする遊技機。
前記演出実行手段は、前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理に反映する際、前記第2操作演出処理によって表示される前記メッセージを前記第1操作演出処理の演出結果に応じて変更する付記AH1に記載の遊技機。
前記演出実行手段は、前記第1操作演出処理の演出結果が前記特定遊技状態への移行有りに対応するものである場合、前記第2操作演出処理における前記操作手段の操作に応じて、予め定められた確率で前記特定遊技状態への移行有りを示唆するメッセージを表示させる付記AH2に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(MPU41)と、
前記操作手段の操作を前記主制御手段による判定結果に基づく演出表示に反映させる複数の操作演出処理を実行するか否かを前記操作演出処理ごとに判定する処理を、前記各遊技回について実行する演出判定手段(MPU51)と、
前記演出判定手段によって実行すると判定された一又は複数の前記操作演出処理を前記主制御手段による判定結果に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
を備え、
複数の前記操作演出処理は、前記操作手段の複数回の操作又は前記操作手段の長押し操作に応じて演出結果を表示させる第1操作演出処理と、前記操作手段の1回の操作に応じて予め設定されたメッセージを表示させる第2操作演出処理とを含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理を実行すると判定された場合、前記操作手段の最初の操作を前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理に反映し、その後の前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理に反映することが可能であることを特徴とする遊技機。
前記演出実行手段は、前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理に反映する際、前記第2操作演出処理によって表示される前記メッセージを、予め定められた確率で前記第1操作演出処理の演出結果に応じて変更する付記AI1に記載の遊技機。
前記演出実行手段は、前記第1操作演出処理の演出結果が前記特定遊技状態への移行有りに対応するものである場合、前記第2操作演出処理における前記操作手段の操作に応じて、予め定められた確率で前記特定遊技状態への移行有りを示唆するメッセージを表示させる付記AI2に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(MPU41)と、
前記操作手段の操作を前記主制御手段による判定結果に基づく演出表示に反映させる複数の操作演出処理を実行するか否かを前記操作演出処理ごとに判定する処理を、前記各遊技回について実行する演出判定手段(MPU51)と、
前記演出判定手段によって実行すると判定された一又は複数の前記操作演出処理を前記主制御手段による判定結果に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
を備え、
複数の前記操作演出処理は、前記操作手段の1回の操作に応じて演出結果を表示させる第1操作演出処理と、前記操作手段の複数回の操作又は前記操作手段の長押し操作に応じて演出結果を表示させる第2操作演出処理とを含み、
前記演出実行手段は、1回の前記遊技回について前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理を実行すると判定された場合に、前記第1操作演出処理に前記操作手段の操作を反映させ、前記第2操作演出処理には前記操作手段の操作を伴わない予め設定された疑似操作を反映させるものであり、前記疑似操作によって前記第2操作演出処理の演出結果の表示条件が充足し、前記操作手段が操作された後に前記第2操作演出処理の演出結果を表示させることを特徴とする遊技機。
前記演出実行手段は、前記疑似操作によって前記第2操作演出処理の演出結果の表示条件が充足しても、前記操作手段が操作されるまでの間は前記第1操作演出処理の演出結果を表示させず、前記操作手段が操作された後に前記第1操作演出処理の演出結果を表示させ、前記第2操作演出処理の演出結果を表示させる付記AJ1に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(MPU41)と、
前記操作手段の操作を前記主制御手段による判定結果に基づく演出表示に反映させる複数の操作演出処理を実行するか否かを前記操作演出処理ごとに判定する処理を、前記各遊技回について実行する演出判定手段(MPU51)と、
前記演出判定手段によって実行すると判定された一又は複数の前記操作演出処理を前記主制御手段による判定結果に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
を備え、
複数の前記操作演出処理は、前記操作手段の複数回の操作又は前記操作手段の長押し操作に応じて演出結果を表示させる第1操作演出処理と、前記操作手段の1回の操作に応じて予め設定されたメッセージを表示させる第2操作演出処理とを含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理を実行すると判定された場合、前記第1操作演出の演出結果の表示直前までの前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理に反映し、前記第1操作演出の演出結果の表示直前の前記操作手段の操作を前記第2操作演出処理に反映することを特徴とする遊技機。
前記演出実行手段は、前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理に反映する際、前記第2操作演出処理によって表示される前記メッセージを、予め定められた確率で前記第1操作演出処理の演出結果に応じて変更する付記AK1に記載の遊技機。
前記演出実行手段は、前記第1操作演出処理の演出結果が前記特定遊技状態への移行有りに対応するものである場合、前記第2操作演出処理における前記操作手段の操作に応じて、予め定められた確率で前記特定遊技状態への移行有りを示唆するメッセージを表示させる付記AK2に記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段(MPU41)と、
前記操作手段の操作を前記主制御手段による判定結果に基づく演出表示に反映させる複数の操作演出処理を実行するか否かを前記操作演出処理ごとに判定する処理を、前記各遊技回について実行する演出判定手段(MPU51)と、
前記演出判定手段によって実行すると判定された一又は複数の前記操作演出処理を前記主制御手段による判定結果に基づいて実行する演出実行手段(MPU51)と、
を備え、
前記演出実行手段は、1回の前記遊技回について前記演出判定手段によって、予め設定された優先度が異なる複数の前記操作演出処理を実行すると判定された場合であって、複数の前記操作演出処理のうち前記優先度が低い第1操作演出処理が先に実行されている場合、前記第1操作演出処理よりも前記優先度が高い第2操作演出処理に前記操作手段の操作を反映させることが可能であることを特徴とする遊技機。
前記第1操作演出処理は、前記操作手段の1回の操作に応じて予め定められたメッセージを表示させる告知操作演出処理であり、前記第2操作演出処理は、前記告知操作演出処理よりも前記優先度が高く前記操作手段の1回の操作に応じて演出結果を表示させる単発操作演出処理である場合、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記告知操作演出処理及び前記単発操作演出処理を実行すると判定され、前記操作手段が操作された場合に、前記単発操作演出処理に対応する演出結果を表示させる付記AL1に記載の遊技機。
前記第1操作演出処理は、前記操作手段の長押し操作に応じて演出結果を表示させる長押し操作演出処理であり、前記第2操作演出処理は、前記長押し操作演出よりも前記優先度が高く前記操作手段の1回の操作に応じて演出結果を表示させる単発操作演出処理である場合、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記単発操作演出及び前記長押し操作演出を実行すると判定され、前記操作手段が操作された場合に、前記単発操作演出に対応する演出結果を表示させる付記AL1又はAL2に記載の遊技機。
前記第1操作演出処理は、前記操作手段の連打操作に応じて演出結果を表示させる連打操作演出処理であり、前記第2操作演出処理は、前記連打操作演出よりも前記優先度が高く前記操作手段の1回の操作に応じて演出結果を表示させる単発操作演出処理である場合、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記単発操作演出及び前記連打操作演出を実行すると判定され、前記操作手段が操作された場合に、前記単発操作演出に対応する演出結果を表示させる付記AL1〜AL3のいずれかに記載の遊技機。
前記第1操作演出処理は、予め定められた複数のタイミングの前記操作手段の操作に応じて演出結果を表示させるリズム操作演出処理であり、前記第2操作演出処理は、前記リズム操作演出よりも前記優先度が高く前記操作手段の1回の操作に応じて演出結果を表示させる単発操作演出処理である場合、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記単発操作演出及び前記リズム操作演出を実行すると判定され、前記操作手段が操作された場合に、前記単発操作演出に対応する演出結果を表示させる付記AL1〜AL4のいずれかに記載の遊技機。
遊技者により操作可能な操作手段(操作ボタン22)と、
遊技の主たる制御を実行する主制御手段(MPU41)と、
少なくとも前記主制御手段から出力される制御コマンドに基づいて、予め定められた操作方法に従った前記操作手段の操作を演出表示に反映させる複数の操作演出処理の実行有無を個別に判定する演出判定手段(MPU51)と、
前記演出判定手段によって実行すると判定された一又は複数の前記操作演出処理を前記制御コマンドに対応する遊技中に実行する演出実行手段(MPU51)と、
を備え、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって複数の前記操作演出処理を実行すると判定された場合に、複数の前記操作演出処理の組み合わせに応じて、複数の前記操作演出処理を並行して実行する第1演出モードと複数の前記操作演出処理を並行して実行しない第2演出モードとを選択して実行することが可能であることを特徴とする遊技機。
前記演出実行手段は、1回の前記遊技回について前記演出判定手段によって複数の前記操作演出処理を実行すると判定された場合であって、前記第1演出モードを実行する場合、複数の前記操作演出処理のうち予め設定された優先度が高い前記操作演出処理に前記操作手段の操作を反映させ、前記優先度が低い前記操作演出処理には前記操作手段の操作を伴わない予め設定された疑似操作を反映させるものである付記AM1に記載の遊技機。
複数の前記操作演出処理は、前記操作手段の1回の操作に応じて演出結果を表示させる第1操作演出処理と、前記操作手段の1回の操作に応じて予め設定されたメッセージを表示させる第2操作演出処理とを含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理を実行すると判定された場合であって、前記第1演出モードを実行する場合、1回の前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理に反映することが可能である付記AM1又はAM2に記載の遊技機。
複数の前記操作演出処理は、前記操作手段の複数回の操作又は前記操作手段の長押し操作に応じて演出結果を表示させる第1操作演出処理と、前記操作手段の1回の操作に応じて予め設定されたメッセージを表示させる第2操作演出処理とを含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理を実行すると判定された場合であって、前記第1演出モードを実行する場合、前記操作手段の最初の操作を前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理に反映し、その後の前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理に反映することが可能である付記AM1又はAM2に記載の遊技機。
複数の前記操作演出処理は、前記操作手段の複数回の操作又は前記操作手段の長押し操作に応じて演出結果を表示させる第1操作演出処理と、前記操作手段の1回の操作に応じて予め設定されたメッセージを表示させる第2操作演出処理とを含み、
前記演出実行手段は、前記演出判定手段によって前記第1操作演出処理及び前記第2操作演出処理を実行すると判定された場合であって、前記第1演出モードを実行する場合、前記第1操作演出の演出結果の表示直前までの前記操作手段の操作を前記第1操作演出処理に反映し、前記第1操作演出の演出結果の表示直前の前記操作手段の操作を前記第2操作演出処理に反映することが可能である付記AM1又はAM2に記載の遊技機。
5 :音声ランプ制御装置
6 :表示制御装置
61:MPU
611:ROM
612:RAM
62:入出力I/F
7 :払出制御ユニット
8 :発射制御装置
9 :電源制御装置
10:遊技機
11:前面枠
12:内枠
13:裏パックユニット
14:外枠
21:発射ハンドル
22:操作ボタン(操作手段の一例)
22a:操作スイッチ
26:スピーカ
27:電飾部
341:図柄表示部
Claims (7)
- 遊技者により操作可能な操作手段と、
各遊技回について特定遊技状態への移行の有無を判定する主制御手段と、
前記操作手段の連打操作を前記主制御手段による判定結果に基づく演出表示に反映させる連打操作演出処理を実行するか否かを判定する処理を前記各遊技回について実行する演出判定手段と、
前記演出判定手段によって前記連打操作演出処理を実行すると判定された場合に前記主制御手段による判定結果に基づいて前記連打操作演出処理を実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記演出実行手段は、前記連打操作演出処理において、予め設定された操作有効期間内における前記操作手段の操作に応じた加算値を操作値として加算し、前記操作値が予め設定された規定値以上に達した場合に前記連打操作演出処理の演出結果を表示させるものであって、前記操作有効期間における前記操作手段の操作タイミングに応じて前記加算値を変更することを特徴とする遊技機。 - 前記演出実行手段は、前記操作有効期間の残り時間が少なくなるに従って前記加算値を増加させる請求項1に記載の遊技機。
- 前記演出実行手段は、前記操作有効期間の終了直前の予め設定された特定期間において、前記操作有効期間の残り時間が少なくなるに従って前記加算値を増加させる請求項2に記載の遊技機。
- 前記演出実行手段は、前記操作有効期間の残り時間と前記加算値との対応関係が予め設定されたテーブル情報に基づいて前記加算値を段階的に変更する請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
- 前記演出実行手段は、前記操作有効期間の残り時間と予め設定された演算式とに基づいて前記加算値を算出する請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
- 前記演出実行手段は、前記主制御手段による判定結果の種別ごとに対応して予め設定された前記操作有効期間の残り時間と前記加算値との対応関係に従って、当該遊技回における前記加算値を変更する請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
- 前記演出実行手段は、前記操作有効期間における予め設定された特定期間内に前記操作手段が操作されていた場合は、前記操作有効期間の残り時間が予め設定された下限時間以下に達した後、前記操作有効期間が終了するまでの間に、前記操作値を前記規定値以上まで自動的に加算する請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機。
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