JP2017086468A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】互いに直交する上下方向と横方向と前後方向とを有し、腹側部と背側部と胴回り開口と一対の脚回り開口とを有するパンツ型使い捨ておむつである。前記腹側部及び前記背側部は、前記横方向の伸縮性を有する。前記腹側部と前記背側部とは前記前後方向に重なっている。前記横方向の各端部において前記腹側部と前記背側部とは連続している。前記腹側部において前記胴回り開口となる上縁部及び前記背側部において前記胴回り開口となる上縁部のうちの少なくとも一方の上縁部は、前記各端部よりも前記横方向の内側の位置に、下方に延びたカット部を一つだけ有している。前記おむつを前記前後方向から見た場合に、前記腹側部の前記上縁部及び前記背側部の前記上縁部が、それぞれ、前記横方向の全長に亘って、前記各端部における上端同士を結ぶ仮想直線よりも下方の位置又は前記仮想直線上に位置している。
【選択図】図4A
Description
互いに直交する上下方向と横方向と前後方向とを有し、腹側部と背側部と胴回り開口と一対の脚回り開口とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部は、前記横方向の伸縮性を有し、
前記腹側部と前記背側部とは前記前後方向に重なっており、
前記横方向の各端部において前記腹側部と前記背側部とは連続し、
前記腹側部において前記胴回り開口となる上縁部及び前記背側部において前記胴回り開口となる上縁部のうちの少なくとも一方の上縁部は、前記各端部よりも前記横方向の内側の位置に、下方に延びたカット部を一つだけ有し、
前記おむつを前記前後方向から見た場合に、前記腹側部の前記上縁部及び前記背側部の前記上縁部が、それぞれ、前記横方向の全長に亘って、前記各端部における上端同士を結ぶ仮想直線よりも下方の位置又は前記仮想直線上に位置していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
互いに直交する上下方向と横方向と前後方向とを有し、腹側部と背側部と胴回り開口と一対の脚回り開口とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部は、前記横方向の伸縮性を有し、
前記腹側部と前記背側部とは前記前後方向に重なっており、
前記横方向の各端部において前記腹側部と前記背側部とは連続し、
前記腹側部において前記胴回り開口となる上縁部及び前記背側部において前記胴回り開口となる上縁部のうちの少なくとも一方の上縁部は、前記各端部よりも前記横方向の内側の位置に、下方に延びたカット部を一つだけ有し、
前記おむつを前記前後方向から見た場合に、前記腹側部の前記上縁部及び前記背側部の前記上縁部が、それぞれ、前記横方向の全長に亘って、前記各端部における上端同士を結ぶ仮想直線よりも下方の位置又は前記仮想直線上に位置していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつである。
また、上記のおむつは、上縁部にカット部を有している。よって、おむつを横方向に広げると、当該カット部が横方向に開くことから、その開く分だけ胴回り開口を更に大きく広げることができて、その結果、おむつを更に履かせ易くなる。
前記腹側部及び前記背側部のうちで前記カット部を有する方の部材は、当該部材に前記伸縮性を付与するための前記横方向に沿った弾性部材を前記上下方向に複数並んで有し、
前記複数の前記弾性部材のうちの少なくとも一つの弾性部材は、前記横方向における前記カット部の位置で非連続となっているとともに、前記非連続の前記弾性部材の前記上下方向の配置位置は、前記カット部が存在する前記上下方向の範囲に含まれているのが望ましい。
前記非連続の前記弾性部材は、前記カット部から前記端部まで前記横方向に連続しているのが望ましい。
排泄物を吸収する吸収性本体を有し、
前記吸収性本体の上端は、前記カット部の下端よりも下方に離間して位置しているのが望ましい。
前記腹側部及び前記背側部のうちで前記カット部を有する方の部材は、当該部材に前記伸縮性を付与するための前記横方向に沿った弾性部材を前記上下方向に複数並んで有し、
前記カット部の前記下端と前記吸収性本体の前記上端との間の位置には、前記複数の前記弾性部材のうちの少なくとも一つの弾性部材が、前記横方向における前記カット部の位置を前記横方向に跨ぐように延在しているのが望ましい。
前記吸収性本体は、液体吸収性の吸収性コアを有し、
前記吸収性コアの上端は、前記吸収性本体の前記上端よりも下方に離間して位置し、
前記吸収性本体の前記上端と前記吸収性コアの前記上端との間の位置には、前記複数の前記弾性部材のうちの少なくとも一つの弾性部材が、前記横方向における前記カット部の位置を前記横方向に跨ぐように延在しているのが望ましい。
前記吸収性本体は、前記おむつにおける前記横方向の中央部に位置し、
前記横方向における前記カット部の配置位置は、前記吸収性本体における前記横方向の両端よりも内側に収まっているのが望ましい。
前記腹側部及び前記背側部のうちで前記カット部を有する方の部材は、当該部材に前記伸縮性を付与するための前記横方向に沿った弾性部材を前記上下方向に複数並んで有し、
排泄物を吸収する吸収性本体を有するとともに、前記吸収性本体は、液体吸収性の吸収性コアを有し、
前記部材は、前記吸収性コアが位置する第1領域と、前記第1領域の前記横方向の両側に位置して前記吸収性コアが位置しない第2領域と、を有し、
前記第1領域における少なくとも所定領域に前記弾性部材から付与される前記横方向の収縮力の大きさは、前記弾性部材から前記第2領域に付与される前記横方向の収縮力の大きさよりも小さく、
前記横方向における前記カット部の少なくとも一部の配置位置は、前記所定領域における前記横方向の両端よりも内側に収まっているのが望ましい。
前記横方向における前記カット部の配置位置は、前記所定領域における前記横方向の両端よりも内側に収まっているのが望ましい。
前記カット部は、前記腹側部に設けられているのが望ましい。
前記カット部は、前記おむつにおける前記横方向の中央部に位置しているのが望ましい。
前記カット部は、下方にへこんだ凹部であるのが望ましい。
前記カット部は、前記腹側部における前記横方向の中央部に位置しつつ、下方にへこんだ凹部であるのが望ましい。
前記カット部は、前記腹側部と前記背側部とに、それぞれ一つずつ設けられているのが望ましい。
また、カット部は、腹側部と背側部とでそれぞれ一つずつ設けられている。よって、少なくとも一方の上縁部に二つ以上のカット部が設けられた場合に起こり得る不具合、すなわち、当該上縁部のうちのカット部同士の間の部分に引っ張り力が伝達し難くなるという不具合を防ぐことができる。そして、これにより、横方向の各端部に付与される引っ張り力を、腹側部及び背側部の各上縁部に対してそれぞれ横方向の略全長に亘って速やかに伝達することができて、その結果、胴回り開口をより円滑に広げることができる。
前記上縁部が、前記端部から前記カット部の上端までに亘って直線状に形成されているのが望ましい。
前記腹側部及び前記背側部のうちで前記凹部を有する方の部材は、前記カット部を有するカット部含有部分を有し、
前記カット部含有部分は、前記カット部の縁部に沿って、周囲の色と異なる色の色違い領域を有しているのが望ましい。
前記伸縮性が無いと仮想した状態での前記上縁部の前記横方向の寸法を型紙寸法と定義し、
前記おむつに外力が作用せずに前記伸縮性に基づいて前記おむつが収縮した状態を自然状態と定義した場合に、
前記自然状態の前記おむつを前記横方向の前記各端部で前記横方向の両側に引っ張った際の、前記カット部を有する前記上縁部の前記横方向の寸法は、前記型紙寸法よりも大きいのが望ましい。
図2は、本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1の一例としての3ピースタイプのおむつ1を腹側から見た概略斜視図である。また、図3Aは、展開状態のおむつ1を肌側から見た概略平面図であり、図3Bは、図3A中のB−B断面図である。
一方、図3A及び図3Bの展開状態においては、おむつ1は、互いに直交する三方向として縦方向と横方向と厚さ方向とを有している。そして、以下では、この展開状態において縦方向の一方側及び他方側のことをそれぞれ「腹側」及び「背側」とも言い、また、厚さ方向の一方側及び他方側のことをそれぞれ「肌側」及び「非肌側」とも言う。
ちなみに、横方向については、パンツ型状態と展開状態とで互いに同じ意味である。一方、展開状態の縦方向は、パンツ型状態の上下方向に沿っているとともに、展開状態の厚さ方向は、パンツ型状態の前後方向に沿っている。
そして、この略H形状の展開状態から、吸収性本体10の縦方向の所定位置CL10(縦方向におけるおむつ1の中央位置CL1に相当する位置)を折り位置として同吸収性本体10が二つ折りされるとともに、この二つ折りの状態において互いに対向する帯部材31,41同士が横方向の各端部31e,41eにて溶着等で接合されると、これら帯部材31,41同士が環状に繋がって、これにより、図2に示すような胴回り開口BH及び一対の脚回り開口LH,LHが形成されたパンツ型状態のおむつ1となる。すなわち、上記端部31e,41e同士が接合されることにより、おむつ1の横方向の端部1ewが形成されると、当該端部1ewにおいて腹側帯部材31と背側帯部材41とは連続した状態となって、これにより、上方には胴回り開口BHが形成され、下方には、一対の脚回り開口LH,LHが形成された状態となる。
図4Aは、本実施形態のパンツ型状態のおむつ1を腹側から見た概略平面図である。
本実施形態では、先ず、このパンツ型状態且つ自然状態(又は型紙状態)のおむつ1を前後方向から見た場合に、腹側部30に属する腹側帯部材31の上縁部31BH及び背側部40に属する背側帯部材41の上縁部41BHが、それぞれ、横方向の全長に亘って、前述の各端部1ew,1ewにおける上端1ewu,1ewu同士を結ぶ仮想直線Luよりも下方の位置又は仮想直線Lu上に位置している。詳しくは、この図4Aの例では、腹側帯部材31の上縁部31BHは、切り欠き部37の位置では、仮想直線Luよりも下方に位置し、切り欠き部37以外の位置では仮想直線Lu上に位置し、また、背側帯部材41の上縁部41BHは、横方向の全長に亘って仮想直線Lu上に位置している。そして、これにより、腹側帯部材31及び背側帯部材41は、横方向の各端部1ew,1ewにおける上端1ewu,1ewuよりも上方に突出する突出部分(図1の突出部分40up’を参照)を有していない。
よって、当該各端部1ew,1ewに手をかける等して横方向に広げると、その際に各端部1ew,1ewに付与される横方向の引っ張り力Fは、腹側帯部材31及び背側帯部材41の各上縁部31BH,41BHに速やかに伝わって、各上縁部31BH,41BHは横方向に伸びる。そして、これにより、胴回り開口BHを横方向に円滑に広げることができて、その結果、おむつ1を履かせ易くなる。
また、腹側帯部材31の上縁部31BHは、カット部の一例として、周囲の部分よりも下方にへこむように切り欠かれた切り欠き部37(凹部に相当)を有している。すなわち、当該上縁部31BHは、上記各端部1ew,1ewよりも横方向の内側の位置に、下方に延びた切り欠き部37を有している。
よって、おむつ1を横方向に広げると、当該切り欠き部37が横方向に開くことから、その開く分だけ胴回り開口BHを更に大きく広げることができる。すなわち、前述の型紙状態での腹側帯部材31BHの上縁部31BHの横方向の寸法L31BHを型紙寸法L31BHK(図3A)と定義した場合に、図4Aのパンツ型状態且つ自然状態のおむつ1を上記各端部1ew,1ewで横方向の両側に引っ張った際には、切り欠き部37の横方向の開きに基づいて、腹側帯部材31の上縁部31BHの横方向の寸法L31BHは、上記の型紙寸法31BHKよりも大きくなる。よって、胴回り開口BHを横方向に大きく広げることができて、おむつ1を更に履かせ易くなる。
更に、このように切り欠き部37を腹側帯部材31における横方向の中央部に設ければ、着用者のお臍におむつ1を当てないようにすることもできる。よって、着用者のお臍におむつ1を当てたくない場合、例えば、新生児の臍が湿潤している場合や出血防止用のクリップが臍に取り付けられているような場合に好適なおむつ1となる。
そして、このようになっていれば、切り欠き部37の開き状況を目視確認し易くなることから、これを目安に、胴回り開口BHの広がり具合を把握し易くなる。
また、この色違い領域A37ipを着色によって切り欠き部含有部分37ipに形成する場合には、上記のような理由から、当該着色を非肌側から行っても良いし肌側から行っても良い。但し、この例では、腹側帯部材31は、不織布32,33で形成されている。そのため、当該腹側帯部材31を透かす形で、非肌側又は肌側に存在するものを、その逆側からも視認可能である。よって、切り欠き部含有部分37ipを非肌側及び肌側のどちらから着色しても、色違い領域A37ipを非肌側及び肌側の両側から視認可能である。
かかるスリット部37sの上下方向の長さL37sは、例えば型紙状態で5mm〜50mmの範囲から選択され、望ましくは10mm〜30mmの範囲から選択される。また、スリット部37sの形状は、何等上述の直線状に限らず、例えば、円弧などの曲線状でも良いし、ジグザク線状や波線状でも良い、
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
10 吸収性本体、10p1 部分、10p2 部分、10p3 部分、
10LG 部分、10ea 端部、10eb 端部、10eu 上端、
11 吸収体、11c 吸収性コア、11ceu 上端、
13 トップシート、15 バックシート、15a 防漏シート、15b 外装シート、
16 弾性部材、
17 レッグサイドギャザーシート、17LSG 部分、
18 弾性部材、
20 股下部、
30 腹側部、31 腹側帯部材、31BH 上縁部、
31BHPB 部分、31BHS 部分、31e 端部、31eL 端部、
32 不織布、33 不織布、
35 弾性部材、35a 弾性部材、35b 弾性部材、35c 弾性部材、35d 弾性部材、
37 切り欠き部(カット部、凹部)、37ed 下端、37eu 上端、
37ip 切り欠き部含有部分(カット部含有部分)、
37s スリット部(カット部)、37sc コーナー部分、
40 背側部、41 背側帯部材、41BH 上縁部、41eL 端部、
42 不織布、43 不織布、45 弾性部材、
47 切り欠き部(カット部)、
51 帯部材、51f 折り返された部分、51c 部分、51bn 折り曲げ部、
A1 第1領域、A1a 所定領域、A1aew 両端、A2 第2領域、
A10 位置、A37 範囲、A37ip 色違い領域、
BH 胴回り開口、LH 脚回り開口、
CL1 中央位置、CL10 所定位置、
Lu 仮想直線、LG レッグギャザー、LSG レッグサイドギャザー、
LB37sc 折れ線、
P10w 両端、P11cw 両端、
F 引っ張り力、
Claims (17)
- 互いに直交する上下方向と横方向と前後方向とを有し、腹側部と背側部と胴回り開口と一対の脚回り開口とを有するパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部は、前記横方向の伸縮性を有し、
前記腹側部と前記背側部とは前記前後方向に重なっており、
前記横方向の各端部において前記腹側部と前記背側部とは連続し、
前記腹側部において前記胴回り開口となる上縁部及び前記背側部において前記胴回り開口となる上縁部のうちの少なくとも一方の上縁部は、前記各端部よりも前記横方向の内側の位置に、下方に延びたカット部を一つだけ有し、
前記おむつを前記前後方向から見た場合に、前記腹側部の前記上縁部及び前記背側部の前記上縁部が、それぞれ、前記横方向の全長に亘って、前記各端部における上端同士を結ぶ仮想直線よりも下方の位置又は前記仮想直線上に位置していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部のうちで前記カット部を有する方の部材は、当該部材に前記伸縮性を付与するための前記横方向に沿った弾性部材を前記上下方向に複数並んで有し、
前記複数の前記弾性部材のうちの少なくとも一つの弾性部材は、前記横方向における前記カット部の位置で非連続となっているとともに、前記非連続の前記弾性部材の前記上下方向の配置位置は、前記カット部が存在する前記上下方向の範囲に含まれていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項2に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記非連続の前記弾性部材は、前記カット部から前記端部まで前記横方向に連続していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至3の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
排泄物を吸収する吸収性本体を有し、
前記吸収性本体の上端は、前記カット部の下端よりも下方に離間して位置していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項4に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部のうちで前記カット部を有する方の部材は、当該部材に前記伸縮性を付与するための前記横方向に沿った弾性部材を前記上下方向に複数並んで有し、
前記カット部の前記下端と前記吸収性本体の前記上端との間の位置には、前記複数の前記弾性部材のうちの少なくとも一つの弾性部材が、前記横方向における前記カット部の位置を前記横方向に跨ぐように延在していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項4又は5に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記吸収性本体は、液体吸収性の吸収性コアを有し、
前記吸収性コアの上端は、前記吸収性本体の前記上端よりも下方に離間して位置し、
前記吸収性本体の前記上端と前記吸収性コアの前記上端との間の位置には、前記複数の前記弾性部材のうちの少なくとも一つの弾性部材が、前記横方向における前記カット部の位置を前記横方向に跨ぐように延在していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項4乃至6の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記吸収性本体は、前記おむつにおける前記横方向の中央部に位置し、
前記横方向における前記カット部の配置位置は、前記吸収性本体における前記横方向の両端よりも内側に収まっていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至7の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部のうちで前記カット部を有する方の部材は、当該部材に前記伸縮性を付与するための前記横方向に沿った弾性部材を前記上下方向に複数並んで有し、
排泄物を吸収する吸収性本体を有するとともに、前記吸収性本体は、液体吸収性の吸収性コアを有し、
前記部材は、前記吸収性コアが位置する第1領域と、前記第1領域の前記横方向の両側に位置して前記吸収性コアが位置しない第2領域と、を有し、
前記第1領域における少なくとも所定領域に前記弾性部材から付与される前記横方向の収縮力の大きさは、前記弾性部材から前記第2領域に付与される前記横方向の収縮力の大きさよりも小さく、
前記横方向における前記カット部の少なくとも一部の配置位置は、前記所定領域における前記横方向の両端よりも内側に収まっていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項8に記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記横方向における前記カット部の配置位置は、前記所定領域における前記横方向の両端よりも内側に収まっていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至9の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記カット部は、前記腹側部に設けられていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至10の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記カット部は、前記おむつにおける前記横方向の中央部に位置していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至11の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記カット部は、下方にへこんだ凹部であることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至12の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記カット部は、前記腹側部における前記横方向の中央部に位置しつつ、下方にへこんだ凹部であることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至13の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記カット部は、前記腹側部と前記背側部とに、それぞれ一つずつ設けられていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至14の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記上縁部が、前記端部から前記カット部の上端までに亘って直線状に形成されていることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至15の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記腹側部及び前記背側部のうちで前記凹部を有する方の部材は、前記カット部を有するカット部含有部分を有し、
前記カット部含有部分は、前記カット部の縁部に沿って、周囲の色と異なる色の色違い領域を有していることを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。 - 請求項1乃至16の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつであって、
前記伸縮性が無いと仮想した状態での前記上縁部の前記横方向の寸法を型紙寸法と定義し、
前記おむつに外力が作用せずに前記伸縮性に基づいて前記おむつが収縮した状態を自然状態と定義した場合に、
前記自然状態の前記おむつを前記横方向の前記各端部で前記横方向の両側に引っ張った際の、前記カット部を有する前記上縁部の前記横方向の寸法は、前記型紙寸法よりも大きいことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
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