JP2017086242A - 交換用トップリフト - Google Patents

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若芽 橋口
Wakame Hashiguchi
若芽 橋口
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Abstract

【課題】靴のヒール底部に装着されるトップリフトに関し、幾度となくトップリフトの交換を可能とし、さらに交換用トップリフトを装着する金属製パイプが備えられていない既存の靴にも適用可能な交換用トップリフトを提供する。
【解決手段】靴のヒール底部に螺合可能な支軸11と、この支軸11に螺合可能なトップリフト12から構成し、支軸11とトップリフト12を互いに螺合させて1の部材と成して、これを靴のヒールの底部からヒール内へと螺進させ、ヒールにトップリフト12を装着するよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、靴のヒール底部に装着されるトップリフトに関し、とくに幾度となくトップリフトを交換することが可能な交換用トップリフトに関する。
従来、靴のヒール底部を保護する、または靴が接地した際の衝撃緩和を目的として、靴のヒール底部にトップリフトが装着されている。トップリフトは、靴の使用により摩耗又は損傷すると適宜新たなトップリフトと交換され、靴の長期使用が図られている。
一般的にトップリフトは、硬質ゴム等の軟質部材からなり、ヒール底部に釘、ネジ、又は接着剤により固定されている。そのため、トップリフトの交換は、まずカッターやペンチ等の工具を用いて摩耗又は損傷したトップリフトをヒール底部から引き離し、新たなトップリフトを釘、ネジ、又は接着剤によりヒール底部に再度固定する方法が一般的にとられている。トップリフトは、ヒールから離脱しないようしっかりと固定されており、トップリフトの着脱には、熟練した技術や専用の工具を必要とするため、靴の修理店や販売店に靴を持参して交換しているのが実情であった。しかしながら、近年では、熟練した技術や専用の工具を必要とせず、素人でも交換作業を容易に行えるように構成された補修用のトップリフトが種々提案されている。
例えば特許文献1には、ヒール底部の取付け孔に挿入される棒状体をトップリフトの上面に設け、さらに棒状体の基部に窪みを設けてトップリフト交換修理時に生じたバリや研磨屑を窪みに収容させ、交換作業の効率を向上させたトップリフトが先に提案されている。
また例えば、特許文献2には、靴の底板からヒール内まで貫通させた金属製パイプをあらかじめ靴に設けて、金属製パイプの一旦側に雌ネジを螺刻し、トップリフトの交換を可能とする靴が開示されている。
実用新案登録第3153064号公報 特開2005−237615号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたトップリフトは、ヒール底部に設けられた取付け孔にトップリフトの上面に設けられた棒状体を挿入し、取付け孔と棒状体の密着力によりトップリフトをヒールに固定させているため、取付け孔の孔径が棒状体の外径より小径、もしくはほぼ同径でなければ密着力を得ることができなかった。したがって、取付け孔径が棒状体の径より大きい際には、トップリフトを装着できなかった。また、ヒールの材質は、一般的に木や樹脂などが用いられているため、トップリフトの棒状体を一度取付け孔に挿入すると、取付け孔の孔形状が棒状体の外形に合わせて変形し、再度トップリフトを交換した際には、密着度が低下するという問題があった。
さらに、特許文献2に記載された靴は、あらかじめ靴自体に金属製パイプを設ける必要があるため、金属製パイプが設けられた専用靴のみがトップリフトを交換可能となり、あらかじめ金属製ポイプを備えていない靴においてトップリフトの交換を可能とするものではなかった。また、特許文献2に記載された手法を、専用靴以外の靴に適用しようとしても、金属製パイプが貫通する孔が設けられていない靴に、新たに金属製パイプを貫通させることが困難である上に、靴底に金属製パイプが見え、靴の美観を損ねる。
本発明は、上記のような従来技術の課題に鑑みなされたものであり、靴のヒール底部に装着されるトップリフトに関し、幾度となくトップリフトの交換を可能とし、さらに既存の靴にも適用可能な交換用トップリフトを提供することを目的とする。
このため本発明の交換用トップリフトは、靴のヒール底部に螺合可能な支軸と、この支軸に螺合可能なトップリフトからなることを第1の特徴とする。
また、靴のヒール底部に螺合可能な第1のボルトと、この第1のボルトに螺合可能な第2のボルトからなり、この第2のボルトの下端にトップリフトが設けられていることを第2の特徴とし、前記第1のボルトが、ドリル形状であることを第3の特徴とする。
本発明は、以下の優れた効果を有する。
(1)靴のヒール底部に螺合可能な支軸と、この支軸に螺合可能なトップリフトを備えているため、ヒールにトップリフトを取付ける孔が無くともトップリフトを取り付けることができる。
(2)トップリフトが支軸に対して螺合し、互いに着脱可能に構成されており、トップリフトを交換した際にヒール自体の摩耗、損傷を防ぐことができるため、靴そのものの長期使用が可能になる。
(3)特別な取付け工具等は不要であり、誰でも簡便にトップリフトの交換が可能となる。
本発明の交換用トップリフトの第一の実施形態を示す正面図である。 本発明の交換用トップリフトの第一の実施形態を装着した状態を示す縦断面図である。 本発明の交換用トップリフトの第一の実施形態において、トップリフトを交換する状態を説明する縦断面図である。 本発明の交換用トップリフトの第二の実施形態を示す正面図である。 本発明の交換用トップリフトの第三の実施形態を示す正面図である。
(第一の実施形態)
最初に本発明の交換用トップリフトの第一の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。本発明における交換用トップリフト1の第一の実施形態は、図1に示すように、靴のヒール底部に螺合可能な支軸11と、この支軸11に螺合可能なトップリフト12から構成されている。
支軸11は、図1に示すように、外周面にネジ山111が形成された軸部113と、その上端に一体的に形成された穿孔用の剣先部112から構成され、ヒール底部に螺合可能な軸体である。剣先部112は、その先端中央を剣先のように鋭角状に尖らせて、鋭角面を斜めにカッティングすることで刃物状に形成されている。剣先部112は、一般的にドリルの先端に使用される先端切れ刃形状や、円錐、角錐などのキリ状に形成されても良く、支軸11の求心性を高める役割を担う。これによりヒール底部を穿孔する際に生じる摩擦抵抗を低減し、ヒールに深く穿孔されるため穿孔開始時に支軸11が横滑する、又はフラつくことを防止できる。支軸11は、金属材を用いて一体成形にて形成されているが、これに限定されるものではなく、用途に合わせて、ステンレス、マグネシウム、チタン、アルミ、真鍮、樹脂などの金属材、又は合成樹脂材から選択してよい。また、製造及び加工方法も圧造および切削、転造、鋳造、鍛造、溶接などから適宜選択してよい。このように構成された支軸11は、ヒール底部から回転圧入されることでヒール内を螺進し、図2に示すように、ヒール内に配備される。
軸部113は、図2に示すように、軸方向に沿って孔部114が設けられている。孔部114の内周面にはネジ接合可能な雌ネジが螺刻され、後述するボルト部121が螺合される。したがって、孔部114の孔径は、ボルト部121の外径とほぼ同径に設けられている。
トップリフト12は、図1に示すように、トップリフト本体122と、トップリフト本体122の上面中央から上方に向けて直立して設けられ、トップリフト12と支軸11を螺合させる役割を担うボルト部121から構成されている。トップリフト本体122は、靴のヒール底面に装着されるもので、そのサイズや形状は、使用する靴に応じて適宜選択することができ、図1に示す形状に限定されるものではない。また、トップリフト本体122の下面は接地することから、トップリフト本体122の下面に滑り止め加工が施されてもよい。トップリフト本体122は、一般的に使用される耐摩耗性、防滑性、耐衝撃性、防音性等を有する素材が用いられ、例えば、合成樹脂材、合成又は天然のゴム材、及びこれらを組合せた素材が用いられる。
以上のように構成された交換用トップリフトは、次の手順を経てトップリフトが交換される。まずは、支軸11とトップリフト12を互いに螺合させて1の部材と成し、これを靴2のヒール21の底部からヒール21内へと螺進させ、図2に示すように、ヒール21にトップリフト12と装着する。この際に、トップリフト12を把持して回転挿入させるため、特別な工具などは不必要となる。次に、トップリフト12が摩耗、又は損傷した際には、図3に示すように、トップリフト12のみを回転させて取り外し、新たなトップリフト12と交換作業を行う。この際に、支軸11がヒール21内に残置され、トップリフト12のみが取り外しできるように、支軸11とヒール21の摩擦力に対し、支軸11とトップリフト12の摩擦力が小となるように構成されることが好ましい。通常、ヒール21は木製、又は合成樹脂製で構成されており、ネジ山111が食い込み易い素材であるため、係合する力は比較的強いものである。これに対して、支軸11とトップリフト12が共に金属製で構成されている場合は、互いの摩擦力が比較的低く、滑らかに着脱され、支軸11のみをヒール21内に残すことが可能となる。このように、支軸11とトップリフト12は、互いの係合力が、支軸11とヒール21との係合力より小となる素材で構成されていることが好ましい。
(第二の実施形態)
次に、本発明の交換用トップリフトの第二の実施形態について、図4を参照して説明する。尚、第一の実施形態と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では第一の実施の形態との相違点を主に説明する。
第二の実施形態において支軸11は、図4に示すように、外周面にネジ山111が形成された軸部113と、その上端に一体的に形成された穿孔用の剣先部112から構成され、ヒール底部、及びトップリフト12に螺合可能な軸体である。第一の実施形態では、軸部113が孔部114を有していたことに対し、第二の実施形態では、軸部113が中実の軸体である点が挙げられる。
トップリフト12は、支軸11の基端側が螺合可能な雌ネジ部123が形成されており、支軸11に対して着脱可能に構成されている。したがって、支軸11にトップリフト12を螺合させて1の部材と成し、これをヒールへ螺進させてヒールにトップリフトを装着することができる。
(第三の実施形態)
次に、本発明の交換用トップリフトの第三の実施形態について、図5を参照して説明する。尚、第一の実施形態と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では第一の実施の形態との相違点を主に説明する。
第三の実施形態において支軸11は、図5に示すように、外周面に螺旋状の溝部114が形成された軸部113と、その上端に一体的に形成された穿孔用の剣先部112から構成され、全体としてドリル形状に形成されている。本実施の形態では、支軸11は、他の実施形態と比較して螺進性が高く、ヒールの材質が硬い際にも、比較的容易に支軸11を埋入させることができる。支軸11は、第一の実施形態と同様、孔部を有した中空状(図示せず)に形成されており、トップリフト12に設けられたボルト部121と螺合可能とされている。
1 交換用トップリフト
11 支軸
111 ネジ山
112 剣先部
113 軸部
114 孔部
12 トップリフト
121 ボルト部
122 トップリフト本体
123 雌ネジ部
2 靴
21 ヒール

Claims (3)

  1. 靴のヒール底部に螺合可能な支軸と、この支軸に螺合可能なトップリフトからなることを特徴とする交換用トップリフト。
  2. 靴のヒール底部に螺合可能な第1のボルトと、この第1のボルトに螺合可能な第2のボルトからなり、この第2のボルトの下端にトップリフトが設けられていることを特徴とする交換用トップリフト。
  3. 前記第1のボルトが、ドリル形状であることを特徴とする請求項2に記載の交換用トップリフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111329182A (zh) * 2020-03-12 2020-06-26 浙江理工大学 一种高度可调的高跟鞋

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CN111329182A (zh) * 2020-03-12 2020-06-26 浙江理工大学 一种高度可调的高跟鞋
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